呉市消防局不正採用!!

★HOME
◆裏金は潤滑油 ★厚生労働省の問題・不正 ◆公務員不祥事 2005 ◆公務員不祥事 2006
◆ 広島労働局裏金 ◆ 兵庫労働局カラ出張で裏金 ★もう社保庁職員はいらない!
◆大分県教委の教員採用汚職!!

呉市の職員不正採用事件があったのに、また不祥事!悪しき体質が呉には残っているのかもしれない?

公選法違反:呉市消防局長ら、容疑で県警が書類送検 職員、一様に沈黙 市長謝罪も /広島 12/29/12(毎日新聞 朝刊)

 衆院選広島5区で当選した寺田稔氏(自民党)の陣営を巡る公職選挙法違反の疑いで、呉市消防局の幹部職員3人が書類送検された28日、呉市では小村和年市長が謝罪のコメントを発表するなど対応に追われた。渦中の消防局では職員が一様に「何も話せない」と沈黙し、衝撃の大きさを物語っていた。

 小村市長は同日午前、書類送検を受けて「市民の皆様に深くおわび申し上げる」とするコメントを発表。午後には市役所で報道陣の取材に応じ、「中立である公務員が(嫌疑をかけられる)事態を招いたことは大変遺憾。検察庁の処分がはっきりした時点で厳正に対応する」と謝罪した。さらに「選挙になると、後援会用紙への記入をお願いしたり、されることはよくある。公選法の『地位の利用』に当たるという認識がそれほどなかったのでは」と見解を述べた。

 一方、消防トップの局長が選挙違反の疑いをかけられるという異例の事態にも関わらず、同市は詳細な説明を拒否。消防局は一切の取材に応じなかった。局長は今後も通常通り勤務するという。

 ある消防関係者は、疑惑浮上後に局長から「やましいことはない」と連絡を受けたという。「まじめな人。なぜこんなことになったのか」と驚いていた。

 広島5区は返り咲きを狙った寺田氏が、次点の民主党前職、三谷光男氏に約5万票差を付けて3選を果たした。【吉村周平、石川裕士】

公選法違反疑い、書類送検 広島・呉市消防局長ら 12/26/12(産経新聞)

 広島県警は28日、衆院選広島5区で当選した自民党の寺田稔氏の後援会に入るよう部下を勧誘したとして公選法違反の疑いで、広島県呉市の消防局長ら3人を書類送検した。

 送検容疑は、消防局長が衆院選の公示前、立候補予定だった寺田氏の支持者カードを市内の消防署長と同局課長に渡し、2人が部下に数十枚のカードを配り後援会に勧誘するなどした疑い。

部下に後援会入会働きかけ? 呉市の消防局幹部、公選法違反疑い 広島県警が任意聴取 12/26/12(産経新聞)

 広島県呉市消防局の幹部職員ら3人が16日投開票で行われた衆院選で、広島5区から立候補し当選した自民党の寺田稔氏の後援会へ入会するよう、部下に働きかけた疑いがあるとして、広島県警が公職選挙法違反(公務員の地位利用)の疑いで、任意で事情聴取していることが26日、捜査関係者への取材でわかった。容疑が固まり次第、3人を同容疑で書類送検する方針。

 捜査関係者によると、事情聴取を受けているのは同市消防局長や同市内の消防署長ら男性の幹部職員3人で、投票日前に寺田氏の後援会の入会申込書を部下に配布するなどしたという。

 呉市は産経新聞の取材に対し、3人が県警から事情聴取を受けていることを認めたが「詳細がわからないのでコメントできない」としている。

広島・呉市の職員不正採用事件、小笠原前市長を逮捕

呉の体質は腐りきっていた証拠だろう。 「不正のあった2人は採用され、同市職員として勤務している。」 不正に採用されたのだから、辞めさすべきである。 誰が小笠原前市長に不正採用を働きかけたのか、警察の捜査を見守りたい。

「小笠原容疑者は容疑を否認しているが、広田、宮久保容疑者は認めているという。」 呉市長や広島県副知事を勤めてもただの人間。欲のほうが、プライドよりも上なのであろう。

背後の関係や市長へ圧力をかけた組織や人間がいたのかも調べる必要がある。 市長へ圧力をかける事が出来るのであれば、そのような組織や人間はここで断ち切って おかなければならない。

呉の環境自体が、古く腐りきっているのかもしれない。大和も時代の流れに乗り遅れた戦艦。 結局は、撃沈。小笠原前市長の撃沈とともに、呉の腐った体質との決別が必要。

朝日新聞(2007年1月27日)より

呉市 退職金6500万円「返納を」市職員不正採用 有罪の前市長らに

「不正は全く知らなかった。納得できない」と弁明した職員は、 誰が採用依頼をしたのか、どのような方法で採用依頼をしたのか、 公にして、戦ってほしい。全てを公にすることにより、誰がどのように 依頼したのか、依頼した人と依頼された人との関係も明らかになる。 がんばれ!問題のある呉市職員や議員の浄化の起爆剤となってくれ!

中国新聞(2007年1月27日)より

小村市長3割減給 来月分 呉市不正採用で処分 市挙げた意識改革

中国新聞(2007年1月11日)より

呉市不正採用 前助役2人に猶予判決

広島地裁6被告すべてに有罪

中国新聞(2006年12月16日)より

呉市 不正採用

1人の採用取消し もう一人は辞職願提出 

中国新聞(2006年12月16日)より

呉市不正採用

小村市長自ら処分検討 前総務部長ら4人は減給

中国新聞(2006年12月16日)より

職員不正採用

前呉市長に猶予判決 広島地裁 市民の期待裏切る

中国新聞(2006年12月16日)より

前呉市長有罪判決

許せぬ口利きの常態化

呉市の職員不正採用事件、前市長に有罪判決 12/15/06(読売新聞)

 広島県呉市の職員不正採用事件で、地方公務員法違反(任用基準違反)罪に問われた前市長小笠原臣也被告(71)の判決が15日、広島地裁であった。

 細田啓介裁判官は、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑・懲役1年6月)を言い渡した。

 判決などによると、小笠原被告は、前助役2人(公判中)と共謀し、昨年7〜8月の採用試験の1次試験で、成績に基づかずに不合格となった11人を合格させ、このうち2人の採用を決めるなどした。

中国新聞(2006年12月7日)より

呉市不正採用

前消防局長ら3人有罪

中国新聞(2006年11月18日)より

前呉市長1年6月求刑

職員不正採用 広島地裁公判 地検「重大な背信」

中国新聞(2006年11月9日)より

呉市消防局不正採用  

前局に1年6月求刑

広島地裁 前次長・課長は1年

全容の解明は地検の能力とやる気次第。 少なくとも関与したのは日本人、証拠や書類も日本語で書かれていると思われる。 そうであるならば、やはり全容の解明は地検の能力とやる気次第。 地検の人間がどの人間から調書を取るのか判断するし、押収した書類や証拠等の重要性に ついても地検の担当者の判断。徹底的に調べるのも担当者と地検の上層部の判断。 適当に幕引きしたければ、それなりの言い訳も作れる。徹底的に調べる気があれば、 嫌われるが権限を持って調べればよい。矛盾や容疑者の言いたくない様子などを見抜くのか、 見抜けぬふりをするのかも、地検次第。徹底的に調べるのであれば、自殺者を出さないように 注意するべきだろう。

中田前議長も関与した証拠が取れれば、立件すべき。 呉市議会の中田清和前議長の口利きで不正に職員を採用した詳細が 明らかになった。

前議長の人脈から圧力がなければ、地検は立件できるのか??

要望を伝えただけで、呉市前助役が簡単に動くと考えるのはおかしい。 やはりいろいろとあったと思う。今後、このようなことが起きないように するためにも、不正採用に関与した全ての人間を処分するべきだ。

中国新聞(2006年11月2日)より

呉市助役・前助役を逮捕  

消防局不正採用

前議長が口利き 広島地裁 公判 検察冒陳で指摘

テレビで呉市の職員不正採用事件に関する市議会に関するニュースを見た。 なんだ??市議からの口利きはない???市民と職員が近いからお願いを断りにくい。 つまり、一部の力やコネを持っている人間が、採用だけでなくいろいろな件についても 口を出していた、影響力を及ぼしていたと言っているように聞こえる。

市議は何も出来ない。いや何も証拠が出ない以上は何も対応しない。 警察や検察の捜査が 深く入らない限り、対応しないと言っているように聞こえる。 もし、政治家やその他の人間から、間接的に圧力があったならばどうするのか? 政治的に力がある幹部職員が逮捕されていいる人間は、警察や検察の人間とも 会う機会があったはずだ。逮捕された前市長は広島県の副知事の経験を持つ。 何処からか圧力やいろいろな力が働いてもおかしくない。また、テレビを見る限り 呉の体質は古く、叩けばいろいろと出そうな体質に感じる。そうであれば、 いろいろと関与したい人間がいてもおかしくはない。

市議からの口利きが慣例との発言が職員からあったことについて、インタビューを受けた 市議から調査を行う発言がなかったこともおかしい。問題はかなり深いと感じる。 そうなれば、やはり警察や検察の捜査能力とやる気次第と言うことになる。

広島・呉市の職員不正採用事件、小笠原前市長を逮捕(フィクションということで)

20人中11人に便宜、成績上位選ばず 呉市職員不正採用 08/26/06(中国新聞)

 呉市職員の不正採用事件で、前市長の小笠原臣也容疑者(71)と前助役二人が受験成績に基づかずに一次試験を合格させたのは、全合格者二十人のうち半数以上の十一人に上る疑いが二十五日、広島地検特別刑事部の調べなどで明らかになった。

 地検などによると、地方公務員法違反容疑で逮捕された小笠原容疑者と前助役の広田左一(62)、宮久保憲治(58)の両容疑者らは、百七十二人が受験した昨年六月の一次試験の合格者を決める際、受験者名などが書かれた一覧表を基に協議。成績が合格枠の上位二十番以内に入っていなかった十一人を選び、二次試験に進ませたという。十一人のうち、最終的に採用された十人に入ったのは二人とされる。

 地検は二十四日の捜索で、小笠原容疑者の自宅に加え、採用された受験者の自宅からも関係資料を押収。前市長らが、多数の受験者を意図的に一次試験合格とした上で、二人を採用した動機や経緯などについて、受験者側からも事情を聴き捜査しているもようだ。

 小笠原容疑者は逮捕前に中国新聞社などに送った手紙で、「職員は能力と適性に基づいて任用しなければならない」と強調。「外部からの介入」の排除を徹底してきたとしている。調べに対しても、引き続き違法性を否認しているとみられる。

ご意見欄

市職員、不正採用が常態化?(共同通信) 08/25/06(共同通信)

 広島県呉市の職員不正採用事件で、地方公務員法違反容疑で逮捕された前市長小笠原臣也容疑者と当時の助役2人は、不正に合格させた受験生らの点数を改ざんすることなく、低い点数のまま上位者と入れ替えていた疑いのあることが25日、広島地検特別刑事部の調べで分かった。簡単に発覚するような手口であることから、試験結果を無視した採用が常態化していた可能性があるとみて追及する。

不正採用 呉市に激震三たび 08/25/06(中国新聞)

▽前呉市長逮捕 募る市民の不信感

 「呉市消防局の職員だけでなく、一般行政職にも不正があったなんて信じられない」「まじめな前市長がなぜ」―。前市長の小笠原臣也容疑者(71)が逮捕された二十四日、呉市に三たび激震が走った。小村和年市長は緊急記者会見を開くなど対応に追われ、度重なる不祥事に市民の不信感は一層募った。(吉村明、増田咲子、新山創)

 会見した小村市長は「一般職の採用試験にも疑いが向けられ、驚いている。市政の最高責任者だった前市長の逮捕は市民の信頼を著しく失わせ、誠に遺憾だ」と述べ、「市の採用形態全体を見直し、二度と起こらない土壌をつくりたい」と沈痛な表情を浮かべた。

 市役所は駆け付けた報道陣で物々しい雰囲気に包まれたが、職員は淡々と業務をこなした。男性職員(43)は「うわさが現実になり、本当に情けない。信頼回復に向け、全職員が誠意ある対応を継続していくしかない」と肩を落とした。

 窓口を訪れた呉市東塩屋町の無職若狭京子さん(60)は「市のために一生懸命尽くした人だけに残念。行政のトップとして、もっと責任を持ってほしかった」と表情を曇らせた。

 広島地検による捜索を受けた同市八幡町の小笠原容疑者の自宅周辺にも、驚きが広がった。無職石田叔昭さん(78)は「市長を十二年間務め、市民の信頼があっただけに、あぜんとするしかない」と言葉少なに語った。

 旧蒲刈町の柴崎龍雄前町長(69)は「合併の大事業を成し遂げるなど、尊敬していただけに信じられない。人柄も良く、行政の教科書のような人物だったのに…。何かの間違いではないか」と驚きを隠せない様子だった。

 小泉曙臣副議長(59)は「まさか一般行政職の採用まで、捜査が及ぶとは。外圧で左右される人ではないと思っていたのに」。呉商工会議所の奥原征一郎会頭(66)は「市民に選ばれた市のトップが、不正に手を染めていたことに驚いている。徹底的な究明をしてもらいたい」と話した。

前市長逮捕 対応に追われる呉市 08/25/06(中国新聞)

▽広島地検、背景を本格追及

 呉市の職員不正採用事件で前市長の小笠原臣也容疑者(71)と前助役二人が地方公務員法違反容疑で広島地検に逮捕され一夜明けた二十五日、市役所では小村和年市長が議会への説明をするなど、慌ただしい雰囲気に包まれた。一方、広島地検は事件の背景などについて、小笠原容疑者らの本格的な追及を始めたもようだ。

 市役所では小村市長が市議会の中田清和議長を訪れ、二十四日に開かれた緊急記者会見の内容や事件の経緯などについて説明した。議会側も事件の状況把握のため、代表者会議を早急に開く検討に入った。

 男性職員(47)は「厳しい競争を勝ち抜かないと合格できない中で、不正があるとは思っていなかった。行政のトップが関与していたなんて…」と、平常心を保ちながら業務をこなしていた。

 呉市中通にある前市長小笠原容疑者の後援会事務所は午前中、職員不在でドアは閉まったまま。

 近くで生花店を営む浦辻加代子さん(58)は「以前から花を買いに来られていた。穏やかな方だったのに、どうしてこんなことになったのか」と残念がっていた。

 地検はこの日朝から、逮捕した小笠原容疑者らの取り調べを再開。当時の呉市の中枢にいた三人が、なぜ不正な採用に手を染めたのか、何らかの見返りの有無を含め、動機や背景などを本格的に追及しているとみられる。

広島・呉市の職員不正採用事件、小笠原前市長を逮捕 08/24/06(読売新聞)

 広島県呉市消防局の不正採用事件に絡み、市の昨年の一般行政職採用試験でも職員の不正採用を行っていたとして、広島地検特別刑事部は24日、前市長の小笠原臣也容疑者(71)を地方公務員法違反(任用基準違反)容疑で逮捕、前市助役の広田左一(62)、宮久保憲治(58)両被告(虚偽有印公文書作成罪などで起訴)を同容疑で再逮捕した。

 小笠原容疑者は容疑を否認、他の2人は認めているという。地検は受験者側から小笠原容疑者らへの見返りの有無について追及する。

 調べでは、3人は共謀し、昨年7〜8月の間に、一般職員採用試験の成績に基づかず、1次試験で不合格だった受験者2人を合格させ、採用候補者名簿に記載、採用を決めた疑い。

 6月の1次試験(一般教養など)に172人が受験し、20人が合格。2次試験(面接、小論文など)で10人が採用された。

 小笠原容疑者は呉市出身。1958年に自治省(現総務省)に入り、広島県副知事などを歴任。93年の市長選で初当選し、3期務めたが、昨年11月に落選した。

職員不正採用:前呉市長も逮捕 広島地検 08/24/06(毎日新聞)

 広島地検は24日、広島県呉市の一般行政職員採用試験で不正が行われたとして、地方公務員法違反(不正任用の企て)容疑で、前同市長の小笠原臣也容疑者(71)を逮捕、当時の助役だった広田左一(62)、宮久保憲治(58)両被告=虚偽有印公文書作成・同行使罪で起訴=を再逮捕し、小笠原容疑者の自宅など3カ所を家宅捜索した。小笠原容疑者は容疑を否認しているが、広田、宮久保容疑者は認めているという。

 調べでは、小笠原容疑者ら3人は共謀し、昨年6月にあった一般行政職員採用試験の1次試験(筆記試験)で、受験者172人のうち成績上位20人までの合格ラインに達していない2人以上を1次合格とした。さらにその2人を2次試験(小論文など)通過の最終合格者10人に入れ、同市の職員採用候補者名簿に登載するなどした疑い。

 不正のあった2人は採用され、同市職員として勤務している。

 同市を巡っては、消防局職員不正採用事件で、広田、宮久保容疑者ら6人が虚偽有印公文書作成・同行使容疑で逮捕されている。

 小笠原容疑者は93年から同市長を3期務め、昨年11月の市長選で敗れた。【下原知広】

中国新聞(2006年7月22日)より

呉市助役・前助役を逮捕  

消防局不正採用

得点改ざん共謀 広島地検 市役所を捜索

中国新聞(2006年7月22日)より

不正採用 本庁にメス 

呉市助役・前助役逮捕

消防局かあら「飛び火」職員ら驚き隠せず

「両容疑者に不正を働きかけた人物がいないか、金品の介在はなかったのかなども詳しく調べる。」 ここがポイントだろう。親戚や友人関係からの依頼でない限り、黒幕が存在するはず。 しかも、助役に依頼するだけの力や人脈を持つ人間でない限り、幹部職員が動く理由が見当たらない。 容疑者が自殺しないように注意し、事件の全容を解明してほしい。

不正採用で呉市助役ら取り調べ 07/22/06(中国新聞)

 呉市消防局の不正採用事件で、広島地検特別刑事部は二十二日、虚偽有印公文書作成、同行使の疑いで二十一日に逮捕した呉市助役広田左一(62)=同市苗代町、同市前助役の会社員宮久保憲治(58)=同市広大新開一丁目=両容疑者の本格的な取り調べを始めた。二人は容疑を否認しているというが、地検は部下との具体的なやり取りなどを追及し、動機や背景などの全容解明を急ぐ。

 調べでは、両容疑者は同容疑で十日に逮捕された呉市消防局前局長佐々木孝之(60)ら四容疑者と共謀。今春採用の消防士の一次試験(昨年九月実施)の結果を改ざんし、少なくとも二人を不正に合格させた疑いが持たれている。

 両容疑者は逮捕前、中国新聞の取材に「特定の人物を合格させろといった指示はしていない」などと説明していた。地検にも同様の説明をしているとみられるが、地検は佐々木容疑者らの供述などから個別具体的な指示があったとみており、厳しく追及する方針だ。

 また、両容疑者に不正を働きかけた人物がいないか、金品の介在はなかったのかなども詳しく調べる。

 一方、呉市役所では休日にもかかわらず、総務課や人事課の職員数人が出勤し、広島地検による捜索後の書類整理などを淡々とこなしていた。議会事務局も市議からの問い合わせなどに対応するため、職員五人が出勤した。

 二十一日から対応のため、市役所で一夜を過ごした幹部職員は「職員は非常事態という意識を持っている。信頼回復できるように、仕事を粛々とやっていくしかない」と疲労した様子で話した。

 人事課の職員は市民からの問い合わせに備えていたが、目立った苦情や要望などは寄せられなかった。

 市助役にまで波及した今回の事件について、呉市中通の理美容師祝健司さん(34)は「市役所が信用されなくなってしまう。早期の再発防止をしてもらいたい」と願っていた。

中国新聞(2006年7月22日)より

他に関与者?駆け巡る疑念

腐敗の構図 全容見えず

消防局幹部が逮捕された事件で、消防士を美化していないか。 確かに人命救助する職業である。しかし、 警察が治安を守る職業だから不祥事が起きていない と言えば、ウソになる。事実は、国民の知るところである。

呉市助役と前助役まで逮捕されたことによる、公務員の腐敗。幹部職員による 不正に注目するべきだあろう。市の行政、方針や企画まで同じように 自己利益又は特定団体又は人間の利益のために圧力や介入していた可能性も考えられる。

単なる消防局不正採用として見るだけでなく、その他の不正や働きかけや不正に関与した職員 がいるのか調査するべきだ。今回は運が悪かっただけ、上手くやれば問題ないと思わせない ためにも、関係者を全て探し出すべきだ。

中国新聞(2006年7月21日)より

呉市消防局 責任思い

中国新聞(2006年7月21日)より

呉市消防局不正採用 成績一覧表改ざんか 元幹部職員証言 順位を並び替え

ちらつく仲介者の影

外圧 頼まれ、断れず? 市、権限集中防止策急ぐ

公務員の不正が止まらない!!前呉市消防局長、消防局次長、前総務課長らが逮捕! いろいろあるにしても、局長が関与した。どんな顔をしていろんな会合や行事で 紹介されていたのだろう。

中国新聞(2006年7月15日)より

呉市消防局不正採用 腐敗の構図

ちらつく仲介者の影

外圧 頼まれ、断れず? 市、権限集中防止策急ぐ

外部からの要請や依頼があったのか、徹底的に調べるべきだ。 公になったのであるから当然であろう。 報告は公表し、要請や依頼があったのであれば、要請者や依頼者の 名前を公表すべきだ。

大和が建造された市なのだから、大和の名に恥じないように 大胆に、勇気を持って真実を追究してほしい。

中国新聞(2006年7月14日)より

呉市消防局不正採用 腐敗の構図

ちらつく仲介者の影

外圧 頼まれ、断れず? 市、権限集中防止策急ぐ

結局は単なる火消し。「冷静な判断と人並み以上の使命感が求められる職業」 と言っても、やはり火消し。人命を救助できるだけの知識と身体能力があれば 十分。それ以上を求めなくても良い。消防局長や幹部職員に専門的な仕事以外の 権限を与える必要はない。

教育の問題が指摘されている。昔の教育は今よりも良かったのであろう。 しかし、消防局長の立場の人間でもおかしな事をする。しかも、単独ではない。 規則や罰則で防止するしかないだろう。

公務員に対しても厳しい処分が必要な時代と言っても間違いないだろう。 日本の政治レベルを見てもわかるだろう。田舎政治である。 お金だけを持っている成金政治。金のばら撒き外交。 しかし、国民の負担が増えている。問題の先送りで、若い人ほど 犠牲になる可能性が高い。税金の無駄使いや問題のある制度を指摘しないと 負担はますます増えるだろう。

中国新聞 社説(2006年7月14日)より

呉市消防局の不正採用

動機と背景の解明急げ

中国新聞(2006年7月13日)より

呉市前消防局長逮捕 

「詳細は不明」市長沈痛 外部関与など憶測も

消防職員採用で得点水増し、広島・呉市の元局長ら逮捕 07/13/06(読売新聞)

 広島県呉市消防局の職員採用試験で、虚偽の成績表を作成したとして、前市消防局長で団体役員の佐々木孝之(60)ら3容疑者を虚偽有印公文書作成、同行使の疑いで広島地検特別刑事部が逮捕したことが、12日分かった。

 地検は、受験生側からの見返りの有無についても3人を追及する。

 他に逮捕されたのは、市消防局次長の池本誠一(59)、前市消防局総務課長補佐で市安全対策課長補佐の谷本義伸(50)の両容疑者。

 調べによると、3人は昨年9月の1次試験で、応募者192人のうち数人の受験者について、受験者一覧表に記載する得点を水増しし、試験結果とは異なる虚偽の成績表を作成するなどした疑い。3人は容疑を認めているという。

 市消防局は、筆記の1次試験(一般教養、消防適性)を財団法人「日本人事試験研究センター」(東京)に委託。3人は当時、同センターから送付された結果を基に成績表を作成したり、決裁したりする立場にあった。1次試験では21人が合格し、水増しされた受験者を含む10人が今春、採用されているという。

 10月に行われた2次試験(小論文、面接)でも佐々木、池本両容疑者が面接官を務めていた。地検は、2次試験でも同様の不正がなかったか調べる。

 採用権限があった佐々木容疑者は昨年4月から消防局長を務め、今年3月に定年退職した。

朝日新聞(2006年7月13日)より

呉市前消防局 

採用で得点を水増し 05年度幹部ら3容疑者逮捕

次の更新まで続く。

(上)カネ積んでも“優良企業”へ (2006年7月22日) (読売新聞)

就職難と権限集中 不正助長

 「(採用で便宜を図ったことは)ない。思い当たる節はない」――。16日午後の石川町役場前。ベトナム視察から帰国した西牧容疑者は、報道陣を前に疑惑を否定した。しかし、この時すでに県警は関係者の事情聴取や資料の押収に乗り出しており、西牧容疑者が現金収受を認めて逮捕されたのは、そのわずか5日後だった。

 山形県村山市で昨年、消防職員の採用を巡って当時の市長が逮捕されるなど、各地で採用試験を巡る不正が後を絶たない。石川町民にとっても今回の事件は「寝耳に水」ではなく、ある町民は「ここでは役場勤務は最高の栄誉。10年以上前から採用をめぐる様々なうわさがあった」と明かす。

 石川地方は基幹産業に乏しく「地域には求職に見合う求人がない」(須賀川公共職業安定所石川出張所)のが現状。長男の就職先に役場を望む親は少なくなく、21日に取材に応じた大平容疑者の長男は「(現金の授受は)全く知らなかった。普通にテストを受けただけで、知らない所で話が動いていた」と話す。“親心”が越えてはならない一線を越えたのが、今回の事件だったようだ。

 昨年の試験で採用されたのは、大平、大竹両容疑者の長男2人のみ。県警の調べでは、共に成績は上位ではなく、西牧容疑者の意思で採点結果に手心が加えられた可能性が高いという。公平無私とされる採用試験で、不正が入り込む余地はどこにあったのか。

 同町の採用試験は、1次で財団法人が作成した各町村共通の試験が行われ、2次では町長や助役らによる面接と小論文の結果を点数化して加算。昨年は18人のうち9人が2次試験に進んだ。同町の鈴木信夫・前町長は2次試験について「私の時代は持ち点制で100点あったら町長が50点というような感じで、町長に特権があった」と証言する。

 今回の事件からは、町の最高権力者である西牧容疑者が職員採用でも大きな権限を持っていた実態が伺える。具体的な不正の経緯は判明していないが、公平性が求められる採用試験が、形がい化していたことは紛れもない事実のようだ。

 21日に庁舎内で会見した矢内竹士総務課長は「採用のシステムについて抜本的に見直し、町民に説明できる方法を作りたい」と述べた。町政を担う職員の不正採用は、町政そのものの信用に直結する。町民が受けた衝撃や憤りを思えば、信頼を取り戻す道のりは平たんではない。

職安のヒミツ

ハローワーク求刑情報ゼロ・シュナイダー

組織内で「不正、告発」の起こるメカニズム (PresidentのHPより)

不祥事スクラップ

不正はいろいろな組織で存在する!

不正の記事:リンク集

★HOME


リンク先の情報については一切責任を負いかねますことを申し添えます。
リンク先の中には繋がらないものもあると思いますが、ご容赦ください。