世界平和統一家庭連合(旧統一教会)&サンクチュアリ教会関連

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知床 観光船「KAZU I(カズワン)」沈没


「カルト」とは何か(消費者法ニュース)

技術倫理について書かれたHPがあります。少なくとも虚偽の内容を書くような造船所は このような技術倫理などないのでしょう。また、これに関与したと推測される検査会社にも 技術倫理など関係ないのでしょう。国立大学を卒業しても、卒業の事実と倫理やモラルが あるかは関係のないことです。日本の不祥事を起こしている企業を見ればわかると思います。 トヨタでさえ、業績(合格者を増やす)のためには試験問題の漏えいが正当化される思う 従業員が存在するのですから。行政が厳しく対応しなければならないでしょう。行政自体にも 問題が存在するのが問題の解決を困難にしているようにも思えます。

昔から行われていれば、それは良いことか?
指摘されなければ、問題ない!!古い体質は、どの業界も同じか??

「カルト」とは何か(消費者法ニュース)

1 カルトとは何か

 本特集はカルト対策についての特集ですが、では、私たちが対策を打つべきカルトとは具体的には何を指すのでしょうか。

 皆さんがカルトと聞いて思い浮かべるのはオウム真理教でしょう。オウム真理教は、ハルマゲドン(世界滅亡の日)がやってくると主張し、地下鉄サリン事件を引き起こした過激なテログループです。傍から見れば、奇異で非常識な集団に見えます。また、報道などでカルトとして紹介される事例の多くは過激な団体であることから、カルトとはエキセントリックで狂信的な集団を指すと考えているかもしれません。実際に、カルトを「特定の宗教や教祖を熱狂的に信じる新奇小の宗教集団」と定義する場合もあります1。

 確かに宗教団体の教義が社会一般の倫理に反し、団体が熱狂的に指導者を礼賛する行動はカルトの外形的な特徴をよく捉えています。しかし、カルト対策において、このような「カルト」の定義を用いては、誰にも迷惑を掛けていない個人や集団にカルトとのレッテルを貼り、彼らの行動を理由なく非難し、場合によっては権利を制約することになりかねません。集団の理念や教義が社会一般の倫理に反していたり、指導者(教祖)を礼賛する団体は世の中にたくさんありますが、そのような団体が一律に問題となるわけではありません。またそのような集団は、自己啓発セミナーのように、必ずしも宗教団体に限定されるわけではありません。指導者を熱狂的に信奉する奇異な集団といった外形的な特徴に基づいて、ある集団をカルトと認定し、カルト対策を行うことは避けるべきです。

 では、カルト対策を提唱する私たちは一体何から学生たちを守るべきだと主張しているのか分からないと思われるでしょう。

 私たちは、カルトの害悪から学生を守るためにカルト対策が必要だと主張しています。したがって、教育機関における「カルト」とは、学生や社会に対して大きな害悪をもたらす行為を行う集団を指すことになります。

2 カルトの害悪

 カルトの害悪には以下のようなものがあります。

  • 信教や思想信条の自由を侵害する
  • カルトの価値観から抜け出せなくなり、自律的な意思決定ができなくなる
  • 構成員や一般の人々に対して献金等の名目で経済的収奪を行う
  • 構成員に対して暴力や性的虐待を行う
  • 病気が治るなどと称して生命や身体を害する
  • 集団自殺や犯罪行為に及ぶ
  • カルト集団のために奉仕を強制される
  • 児童の虐待やネグレクト、家族関係の断絶


 このような害悪を整理すると、次のように言うことができます。

 カルトが①構成員の思想信条の自由や信教の自由を侵害し、その結果②構成員の自律的な思考や行動が損なわれることになり、破滅的な損害を被ることになる。

 この観点で、ある宗教団体の信者達が行っているネットでの発信を例にとってみましょう。「◯◯は狂信的ではない」「自由意志に基づいている」「強要する団体ではない」「罪を犯す団体ではない」「脱会も自由」といった主張です。彼らが強調するのは、その団体は「カルトではない」という主張で、団体の活動が誰にも迷惑を掛けていないと発信しています。要は、世の中に存在する当該団体への評価や非難が実態を反映したものではなく、不当だというのです。

 確かに、これらの主張が正しければその団体をカルトと称するのは不当だと言えるでしょう。しかし、ある団体がカルトと呼ばれるにはそれなりの根拠があるのが通常です。例えば、指導者が構成員に対して詐欺や性的暴行に及んだために有罪が確定しているだとか、強引な勧誘や欺罔的な勧誘を繰り広げている、脱会すると不幸になるなどと信じ込ませて脱会が困難になるといった実態がある場合です。そして、このようなカルトの正当化を試みる信者は、教祖の性犯罪を陰謀である、自身の信仰の選択が自己の自由意志や神や運命の導きであると信じ込んで(あるいは、信じ込まされて)います。

 カルト問題の深刻さは、被害を受けた者が被害を受けたと認識できず、寧ろ積極的に信仰や信条を選択したと確信している点にあります。例えば、ある宗教的指導者の犯罪行為について有罪判決が確定したがそれは実は冤罪であったなどということを、その宗教団体と何らの関わりがない段階で告げられたとしても、それを信じる人はほとんどいません。先の宗教団体の正当性を発信している信者も、そんな陰謀論を大真面目に信じるような人物であったはずはありません。普通に常識を持っていた青年が、カルトに関係し、活動に参加することによって、カルトの価値観が浸透し、やがて価値観を受け容れるようになった結果、世間でいう陰謀論を大真面目に信じるようになったのです。

 勿論、信条や信仰を持つということは価値観の変容を伴いますし、信仰とは敢えて一定の規範を信じそれに基づいて行動をすることですから、価値観の変容が生じること自体が問題とされる訳ではありません。しかし、価値観の変容が、自身の選択ではなく、カルトによってもたらされる場合には、それは思想信条や信仰の自由に対する重大かつ不当な侵害となります。人は一度ある価値観を受け入れると、その価値観に基づいて行動し、その価値観から自力で脱することが困難となるからです。オウム信者の多くが教祖の指示に抗えず、犯罪に加担してしまったことはそのことを物語っています。

 カルトと呼ばれる集団は、その集団の構成員とする目的で学生に近寄り2、構成員の生活に細かに干渉し、影響を与え、そして構成員を利用して、勢力を拡大し、様々な利益を得ようとします。カルトに絡み取られると、人は自律的な選択をすることができなくなり、自分の人生をカルトに奪われます。自己決定権が大きく損なわれ、場合によれば完全に失います。

 私たちは、若い学生たちが誰かの言いなりになるような人生を歩むことを止めるために、カルト対策が必要だと考えています。

3 偽装勧誘が問題となる理由

 人は、周囲の環境に大きな影響を受けます。普段の生活や活動の中で、少しずつ関係する者達の意見を取り入れ、価値観を受け容れていきます。特に、その周囲の人物が、自分にとって尊敬すべき人物であったり、とりわけ深い信頼を寄せている人物である場合には強く影響を受けます。

 カルトはこのような人間の心理的な特性を利用してカルトの価値観を受け容れさせ、集団の構成員を増やそうとします3。ただ、他人(学生)をそのような人間関係の中に取り込むことは通常困難ですし、価値観を受け容れさせるために真実を伝える訳にはいきませんので、嘘や強制を用いて接点を持とうとします。強引な勧誘、そして正体を隠した偽装勧誘がこれにあたります。

 先ずカルトによる強引な勧誘ですが、このような行為はもちろん存在し、問題になっています。しかし、目に見える行為ですので教育機関の側が対応をするため、この手法を使うカルトは少数派です。

 他方、偽装勧誘はカルトが学生に対して行う一般的な手法です。留学準備の助言、ボランティア体験、大学受験のキャンパス体験、新入学時の大学案内、就職活動のOB訪問、偽装サークルの先輩・後輩の関係、進路選択の相談など、一方が不安を抱いている状況で親切を装ってその者を助けることにより、人間関係を構築することができ、しかも先輩や友人として信頼を勝ち取ることができるのです。これらの親切な行為は、勧誘した者をカルト集団の構成員とする目的のためになされたものであり、そのためにカルトへの勧誘の意図は隠されます。カルト団体は、勧誘した者がメンバーに共感的になり、価値観を受け容れるように段階的に親しくなり、勉強会を行い、共同生活を行い、勧誘した者がカルトの価値観に染まる時期を待つのです。こうして、当初は指導者の性犯罪が陰謀だなどと考えるはずもなかった学生が、真剣に陰謀だと主張する「人格」が出来上がります。しかも、多くの場合、構成員がその集団を脱したり、思想信条や信仰に反する行動をとると、破滅的な損害(不幸になる、満たされない、地獄の苦しみを味わう)を被ると教え込むため、カルトから離脱することが困難となります。カルトの価値観や集団から離脱することが困難な状況では、カルト集団や指導者からの指示に抗うことは困難となり、その結果様々な損害を被ることになるのです。

 彼の思想信条や信仰の選択が、彼の自発的な選択であれば、それは彼の思想信条や信教の自由です。しかし、意図的に価値観を変えられた場合、ましてや欺罔や強制によって勧誘されて価値観を変えられた場合にはなおさら、彼が信仰を自分の意思で選択したとは言えず、彼の信教の自由や思想信条の自由が侵害されたことになります。彼には、このような思想信条や信仰を持たない自由があったのであり、これが侵害されているからです。

 このような信教の自由や思想信条の自由の侵害を防ぐために、そしてそれによって自身の人生を自身の意思に基づいて歩むことを阻害されないためにも、カルト対策が必要とされるのです。

4 カルトとは人権侵害に及ぶ集団

 人が何を信じ、どのような行動を行おうがそのことで他者から非難をされたり、行動を抑制されたりする理由はありません。思想信条や信仰の自由は日本国憲法が保障するところです。単に熱狂的で新奇な思想信条の集団を排除することはできません。

 私たちが、学生のためにすべきことは、学生が人生の選択の自由を確保することです。学生たちが自分の選択で、思想信条や信仰を選択できる環境を護り、意図的に一定の価値観を植え付けられ、自己決定を損ね、その結果損害を被るようなことがないようにすることです。そして、そのような価値観の植え付けの方法として用いられる偽装勧誘に対抗することが必要となります。

 カルトが問題視されるのは、カルトが人権を蔑ろにするからです。他者の思想信条の自由を侵害し、影響力を利用して構成員や第三者に損害を与えるからです。カルトに対して対策が求められる理由はそこにしかありません。

 カルトとは何かという問いに対しては、外形的な特徴に加え、構成員に対して強い影響力を確立し、それを利用して人権侵害に及ぶ団体と定義することになります。偽装勧誘や強制による勧誘、団体内部での暴力や性的虐待、構成委員に対する経済的な収奪、組織的な詐欺商法などそして刑事事件となるような犯罪行為に及んだ集団、及んでいる集団こそ教育機関が対策を講ずべきカルトとなります。

 このような活動を行う団体は何も宗教団体に限りません。これらの人権侵害は、マルチ商法や過激な環境団体、ニセ医学といった活動を繰り広げる集団に共通する特徴でもあります。フランスの反セクト法(反カルト法)はセクト的団体(カルト的団体)を「法的形態若しくは目的がなんであれ、その活動に参加する人の精神的又は身体的依存を作り出し、維持し、利用することを目的または効果とする活動を行うあらゆる法人」と定義しています4。

 例えば、薬を身体に対する害悪だと考える極端な集団にあっては、構成員が例え病気になって重篤な状態になっても薬を摂取することを認めません。これ自体極めて不適切ないし違法な活動ですが、そこに物理的・心理的強制があれば、それは身体生命を直接侵害する行為となります。したがって、カルトと呼ぶにふさわしいでしょう。

 これら問題のある集団が、教育現場において行う活動の最たるものが、正体を隠した勧誘や強引な勧誘です。私たちは、この問題のある行動に対して学生に注意を喚起し、問題のある行動に対しては是正を促していかなければなりません。カルトのメンバーの多くは、その集団に所属させ活動に引き入れることが勧誘をされた者の利益だと真剣に信じています。ですので、大学や高校が第三者としてこの問題行動を是正しなければ、一般の学生が被害に遭うことを防止することはできません。

 私たちは、カルト団体に対抗するのではなく、カルトが行う不適切な行為に対抗しなければなりません。カルトの手口を学び、その手口を伝えながら、学生に注意を促し、カルトの被害に遭うことのないように努めるべきなのです。

東京都暴力団排除条例 Q&A(警視庁)

Q4
契約の相手方が暴力団関係者であることが判明した場合に「催告することなく契約を解除することができる」ようにするためには、どのようにすればよいのですか?

A
契約を締結する際に契約の相手方から、自己が暴力団員、暴力団関係者でないことを表明する書面(表明確約書)を徴するようにして、暴力団でないことを確約するよう求めてください。
さらに、この様な書面とあわせて、契約締結後に契約相手が暴力団員等であることが分かった場合には、その契約を解除することができるように、契約書に特約条項を設けておけば、後に相手方が暴力団関係者であると判明したときに、関係遮断を行うことができます。(Q3を参照)

表明確約書とは
契約する際に、相手方から現在又は将来にわたって、「自分は暴力団員ではないこと」、「暴力団との関係がないこと」及び「暴力的な要求行為等を行わないこと」を表明させ、これに違背した場合や虚偽の申告をした場合には、無催告で解約に応じ、これによって生じた損害を自分の責任とすることを確約させる文書です。なお、詳しい事項については、(公財)暴力団追放運動推進都民センターのホームページで確認してください。

「法の華は01年に破産宣告を受けて宗教法人を解散した」けれど、今も活動中らしい。だったら現・世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が解散しても、信仰の自由は大丈夫じゃないのか?

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

zio*****9/3(土)

(記事本文)
「法の華は01年に破産宣告を受けて宗教法人を解散した」

このように、法人の消滅理由は破産であって宗教法人法81条の 発動ではない。
組織的詐欺罪で立件され代表者が長期懲役食らうような事案 やらかしても、制度運用の現実はこうなのである。
つまり、宗教法人法81条の発動条件としてオウム事件が ある意味で「変な前例」になっており、それと同レベルか 凌駕する程度の悪事でもないと発動は見込めない。


*****8/31(水)

宗教法人、認可取り消しても、活動自体を止めさせられるわけではないんですね。
オウムも後継団体ありますし、どうしたらいいんでしょう…


zio*****9/3

>>認可取り消しても、活動自体を止めさせられるわけではないんですね。
もとより、法人格を持たない宗教活動グループも普通にありますので。
そもそも契約や事業実施の主体になるための便宜を図るために 法人格の設定があるだけで、宗教活動グループとしての 格付けや活動可否の区別を付ける意味はないんですよ。

>>取り消されたらただの法人扱いだから税金納めんと、鬼の国税に尻の毛までむしられる。
んなワケないわ馬と鹿。法人格を失えば「任意団体」だ。

「最高ですか~!」の「法の華三法行」は今も活動中…逮捕の教祖は公の場から姿消す(藤倉善郎) 08/31/22(毎日新聞)

【検証 令和の新興宗教】#12

「最高ですか~!」

「最高で~す!」

 長身で白髪の教祖と信者たちのこんなかけ合いがワイドショーで繰り返し報道された宗教団体を覚えているだろうか。2000年に教祖・福永法源が詐欺容疑で逮捕された「法の華三法行」だ。その後、福永は懲役12年の実刑が確定した。

出家した清水富美加の気になる今後 教団での役職や待遇は(2017年)

 法の華三法行は福永が「天の声(天声)が聞こえた」として設立した団体で、1987年に静岡県で宗教法人の認証を受けた。以後、信者の足の裏を見て病気などの悩みを言い当てる“足裏診断”を行い、福永自身は「天行力」という特別なエネルギーを他人に授けることができると称した。病気などをかかえる人にそのための研修(修行)や献金を勧め、1000万円もの献金をした信者もいるといわれる。

 96年、信者290人が法の華に対して12億8000万円の損害賠償を求めて静岡地裁に提訴。その後、全国で民事訴訟が起こされた。99年に警視庁と神奈川県警が教団施設を詐欺容疑で家宅捜索し、00年にかけて福永や幹部らが同容疑で逮捕された。

 当時の新聞報道によると、約3万人から1000億円近いカネを集めていたという。歴史に残る巨額詐欺事件だ。ただ、立件されたのは被害者31人、約1億5000万円分だった。

 宗教団体が詐欺罪に問われるケースはそれほど多くない。詐欺罪は相手をだまして金銭を取る犯罪だ。教祖や幹部が「だましていない。自分たちも信仰している」と言い張ってしまうと、詐欺を立証しにくい。

 ところが法の華の場合、民事訴訟の過程で、信者や相談者を脅してだますための教団内のマニュアルの存在が発覚した。

〈足裏を見てまず第一声を吐いて相手をびっくりさせる。『あなたこのままだとガンに成るよ!』『汚い足裏ですね!』〉

 こんな調子で足裏診断の結果と関係なく、脅し方を指示する内容だ。ハナから相手をだます意図があったことは明らかだった。

 法の華は01年に破産宣告を受けて宗教法人を解散したが、福永の服役中も「よろこび家族の和」「天華の救済」の名称で別団体を継続。14年3月に刑期を終えて出所した福永は、翌15年に再び信者たちの前に立った。

「復活祭」と銘打ったそのイベントに筆者は潜入取材した。数百人の信者たちと福永が「最高ですか~!」「最高で~す!」の掛け合いを繰り返した後、福永はこう言い放った。

「いまでも絶対に罪は認めません。天は『弾圧は絶対に許さない』と。どこまでも筋を通せば勝ちですよ! おどおどしていたら負けですよ!」

 全く反省していなかった。

 福永はこの復活祭を開催した15年に自身の半生を描いた映画「塀の中の神様」の制作を発表。そのPRでメディアの取材などを受ける場面もあったが、以降は公の場に姿を現していない。存命なら77歳だ。

 それでも団体は活動を続けている。現在の団体名は「第3救済 慈喜徳会」。公式サイトで福永の過去の法話音声などを配信し、昨年末には都内で「第3救済 天空超天行力天授大祭2021」という大仰なタイトルのイベントを開催している。 (敬称略=つづく)

(藤倉善郎/ジャーナリスト)

旧統一教会主張と被害証言に大きな落差 息子の貯金を“偽造の委任状”で下ろして献金 元信者「この教団は組織でしか動けない」【報道特集】 (1/5) (2/5) (3/5) (4/5) (5/5) 11/11/22 (TBS NEWS DIG Powered by JNN)

今週会見を行った「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)は、解散命令の要件とされる組織性・継続性・悪質性を真っ向から否定しましたが、被害者の訴えとは大きな落差があります。いま教団内に何が起きているのか、取材しました。

【写真を見る】旧統一教会主張と被害証言に大きな落差 息子の貯金を“偽造の委任状”で下ろして献金 元信者「この教団は組織でしか動けない」【報道特集】

■田中会長と交流あった元信者「なんでそうなる」「お詫びはするけど謝罪はしないって…被害者いること重々知っている」

世界平和統一家庭連合 田中富広 会長
「心からお詫びいたします」

11月7日の会見で“お詫び”と頭を下げた田中会長。一方で…

記者 「お詫びの言葉は“謝罪”という認識でよいですか?」

世界平和統一家庭連合 田中富広 会長
「被害者が特定されて初めて“謝罪”という言葉が使われる。今は裁判が始まりまして、“謝罪”という言葉には距離を置かなきゃいけないと考えております」

旧統一教会 元信者
「なんでそうなるのかなって。お詫びはするけど謝罪はしないって…」

こう話すのは、田中会長と交流のあった元信者の男性だ。

旧統一教会 元信者
「被害者がいることはもう重々知っているし、自分たちがやってきたことはわかっているわけですよ。重々わかっているのにそこは言えないっていう、苦しみと言うか…」

解散命令の要件とされる組織性・継続性・悪質性について、旧統一教会は、2009年の組織改革後に訴訟件数が減少していることなどを根拠に、該当しないと主張。

社会的に問題となった行き過ぎた行為は、現場の伝道者の説明不足などによるものであって、組織的には問題を引き起こす体制ではないと強調した。

■「この教団は組織でしか動けない」「自分で考えることは全部間違いという教え」「コンプラどうこうではない」

一方で、元信者は…

旧統一教会 元信者
「この教団というのは組織でしか動けないんですよ、自分では発想するな、っていう教えなので。

自分自体はサタン(悪)なんですよね。サタンの血統なので、自分で考えることは全部間違っていると教えられるわけですよ。

マニュアルとか何かに従わなきゃ生きていけないということなので、教団の文化というか、教義も含めて変わらないと、いくらコンプライアンスがどうのこうの…ではないんですよね」

(Q.そういう文化だとすると、個人が勝手に無理な献金を集めたんだというのは考えられない?)

旧統一教会 元信者
「考えられないですね。・・・どうやってやるんですか?」

国会では、教団側が被害者救済に充てるべき財産を海外に移転させる恐れがあるとして、財産を保全するための法案について審議する方針だ。

元信者らへの補償が必要になった場合の原資として、教団側は会見で、最大100億円を国に預ける案を示した。だが政府は、法的な根拠がなく応じられないとしている。

旧統一教会 元信者
「(供託金について)率直に言って訳がわからないというか、よっぽど何か圧力が、韓国とか誰かからかかってやっているとしか思えない非常識なことですよね。

韓国本部とか総裁から『絶対負けるな』と指示が出ているとは思いますね」

■献金は「自由意志によって行ったもの」との念書にサイン。返金を受けると「地獄に落ちるということなんでしょうね」

元信者の女性
「ここ1か所ですね、ここ」

富山県に住む、旧統一教会元信者の女性。庭の土を掘ると…

元信者の女性
「これ、出てきました」

出てきたのは水晶玉。

元信者の女性 「この水晶パワーで、この家の運勢が全部良いほうに変わっていくというようなものです」

記者
「いくらぐらいですか?」

元信者の女性
「全部で120万円だったかなと思うんですけど」

女性は2022年11月、教団を脱会した。

水晶玉は家の運勢を良くするためと勧められて、5年ほど前に教団の信者から購入。自宅の敷地の四隅に埋めたという。

元信者の女性
「これ埋めたら、今度こそうまくいくかなと思って。『今度こそ今度こそ』と思いながら、深みにはまっていったかなという感じですね」

女性は9年前に入信。これまで献金や物品の購入で、あわせて約2500万円を使った。

信者だった2022年9月、女性は教会の区域長ら信者2人に求められ、献金は自分の意思だとする念書にサインをした。教団への多額の献金が問題になり、新法で規制すべきとの動きが出始めたころだ。

念書 「これらは、すべて私が信仰心に基づき、自由意志によって行ったものであり、一切違法、不当な働きかけではありませんでした。返金を請求しないし、訴訟する意思は一切ありません」

元信者の女性
「自分の本心で、進んで(サインを)したわけでもないし、周りから指図されてしたことがたくさんあるものですから」

その後、女性がサインをしたことを後悔していると、教団側から、返金を求めた別の信者の話をされたという。

元信者の女性
「(別の信者から)『全部、献金したものを返してくれ』と言われたと。そして返したら、そこの息子さんが自死されたという話をされた。

だからそういうお金を、捧げたものを返してくれということは『せっかく上に上っていっているのに落ちてしまう』と言われる。結局、地獄に落ちるということなのでしょうね」

JNNが教団側に念書について質問状を送ると、「把握しておりません」と回答。しかしこの直後、女性のもとに念書が返送されてきた。

また、献金の一部は「悪質な手口」によるものだったという。

■「息子さんのお金は?」“偽造の委任状”に長男の名前 息子の貯金182万円を下ろし…

2018年8月、通っていた教会で、献金を巡って話し合いが行われた。女性はこのとき、すでに2000万円以上を献金(物品購入含む)していて、貯金が底をついていたという。

元信者の女性
「『お金を使い果たしてしまってもうない』と言ったら、婦人部長に『息子さんのお金は?』と聞かれた。『郵便局に定期はあるけど、私はそれは下ろすことができない』と言ったんです。

そうしたら、教団の男性に『委任状を書いてもらえば下ろせる』と言われたんです」

この画像は、教団側に偽造されたという委任状だ。女性が白紙の委任状を教会の女性スタッフに渡すと、後日、長男の名前が書かれた委任状が返ってきた。

すぐに女性は偽造された委任状で、息子の貯金182万2000円を引き出し、献金したという。

元信者の女性
「詐欺だと思っていますけどね。自分も罪を犯したと思っています。

私が『(献金)できない』『お金がないからできない』と言うと、『あなたのそういうところが駄目なんだ』と言われるんです。『神様には喜んで捧げなさい』と」

松澤光聡記者(富山県内のホテルで)
「元信者の女性です。(出迎えたのは)文化庁の担当者でしょうか。これから(文化庁による)聞き取りが行われるとみられます」

2023年5月、解散命令請求を検討していた文化庁が委任状の偽造などについて女性からヒアリングを行い、こう話したという。

元信者の女性
「『大きい罪ですね』『犯罪ですね』と言っていた」

女性は脱会後、教団との間で示談が成立。慰謝料300万円を加えた2800万円が、解決金として女性側に支払われた。

教団側に委任状の偽造などについて認識を聞いたが、「今回のご質問の件は、既に解決しております」と回答した。

■1億6000万円献金“全財産失った”元2世信者の怒り…高齢両親を夜間に呼び出し3000万円の返金で合意 難病の母は“混乱状態”で

献金の返金について、田中会長は…

世界平和統一家庭連合 田中富広 会長
「返金を要請された方々に対しては、現時点においても、ご事情を説明していただければ、誠意をもって対応させていただいているところでございます」

しかし返金を巡って、対応が不誠実だと憤る元2世信者がいる。鈴木みらいさん(仮名)だ。

元2世信者 鈴木みらいさん
「(会見は)デタラメだなというふうに感じました。私の思いを聞いてくれた教会の人たちはいませんでした」

みらいさんの両親は20年前、1億6000万円を献金し、すべての財産を失った。

元2世信者 鈴木みらいさん
「10代後半だったんですけれども、たとえば教科書とかノート・学用品・交通費・携帯、自分の洋服とか美容室代とか髪・その他もろもろ、全部自分でバイトで賄いながら払っていた」

極度の経済的困窮を招いたという、1億6000万円の献金。2022年10月、みらいさんや、今も信者である両親は、全額の返金を教団に求めた。

しかし教団は、夜間にみらいさんの両親を本部に呼び出し、3000万円で合意するよう求めてきたという。

そのとき、両親からかかってきた電話の音声がある。

元2世信者 鈴木みらいさん
「1億6000万円返金でしょう」

元2世信者 鈴木みらいさんの父
「いま話し合いの中で途中なんです」

元2世信者 鈴木みらいさん
「全額返金請求じゃないの?」

元2世信者 鈴木みらいさんの父
「家族の一致としてはそうですね」

元2世信者 鈴木みらいさん
「その3000万円がどこから出て来たのよ」

元2世信者 鈴木みらいさんの父
「詳しいところまではわからないですね。教会としては3000万円ということで」

元2世信者 鈴木みらいさん
「全額返さないってどういうことよ。きょうサインしないでね。決めないでね。

今までお母さんたちが(私より)教会を取ってきた姿をみて傷ついてきました。小学校1年生ぐらいのときからあるけどね」

両親は高齢で、母は難病を抱えている。返金を巡る交渉は、3時間以上にわたった。

元2世信者 鈴木みらいさん
「お母さん今さっきさ、電話で疲れたって、手が震えて、あまり考えが整理できないって言って、その混乱している状態で決めるの?

今日もう帰ったら?なんでこんな平日の夜中にお父さんとお母さんを呼び出しているのか、私はわからない」

元2世信者 鈴木みらいさんの父
「すみません、ちょっと足つってきた」

元2世信者 鈴木みらいさんの母
「パパと話をして、これで決めようと思っているので。ちょっとパパが動けない状態になってしまったので。きょうはこれでおしまいにしますので、おやすみなさい」

元2世信者 鈴木みらいさん
「サインしないんだよね、今日?(両親が電話を切る音)…切ったよ」

この日両親は、3000万円の返金額で教団と合意をしたという。

そして数日後、母からみらいさんへ一通の手紙が届いた。

元2世信者 鈴木みらいさんの母の手紙
「献金を捧げたのは、真の父母様が再臨主だと確信したからです。献金を捧げる事ができて、本当に良かったし、感謝しています」

元2世信者 鈴木みらいさん
「本当に家庭を壊す宗教だなというのは、私は感じています」

私たちは、みらいさんの一家に対する返金の経緯について適切だったかなど教団に質問したが、「悪意報道を目的とした取材にはお答えしかねます」と回答しなかった。



ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

niq********

まぁ解散命令されても地下で活動出来れば、税金優遇が無くなるだけだし、今度は資金が教団名義から個人名義になってどれが教団の資産なのかわからなくなるから余計取り締まりづらくなる。早く財産保全命令を出して韓国への送金を止めて被害者へ還元させるとともに破防法を適用して国内の全ての活動を止めることが出来るようにして、布教したら逮捕出来る体制にしなければ地下で拡がるだけだろう

jia********

教団の暗躍は、無視できない。自民議員との癒着は、信者からの強制献金に始まり、今まで続いてきた。
今では、表立って活動できないまでも、癒着構造は、資産の流動を防ぐ法案を認めないように働きかけている動きで分かるだろう。教団の暗躍は、日常的に行われ、報酬もあるのかは判らないが、今までに、自民議員の懐に収まった信者からの献金は、幾らになるのだろうか?教団の保有する一千億以上とも言われる巨額の献金の一部が被害者の補償に使用されるかもしれない供託金として、軽く、懐から百億円出せる事から、普通の宗教法人の゙域を超えているとしか言えない。これに群がる守銭奴がどれほどいるのかも、また計り知れない。

jmk********

税金優遇措置には上限を設けるべき。税金制度がこの法律制定時とは激変している。しかもこの宗教団体は高額会費を集めてきて幹部が贅沢三昧これでは会員は奴隷である。しかも幹部は日本人ではない。そんな100億すぐ出せる組織が今の日本で宗教団体として税金優遇措置されているなど馬鹿げている。これではさすがに政治家も法律家も日本人が馬鹿にされている事実に気付くのではないでしょうか。

kib********

「最大100億円を国に供託」って、これで裁判所にいい印象を与えて、解散を阻止しようとしているだけで、別に供託してくれなくても、今、訴えられている裁判で相手に納得する和解金を支払えばいいだけで、こんなことで裁判所もまどわかされないとは思うけど。ただ、これだけ世の中を騒がしたのだから、とりあえず解散させるべきと考える人が多いとは思うけど。ここで、このままにしておけば、日本は裕福だから、数年後には、また、洗脳された信者により、また、今回と同じことが起こり始めるかも知れないし、また、選挙で利用する議員も出てくるだろうし、裁判所がどうゆう判断をするか注目ですね!

tpjgwjmgwp

自民党と旧統一教会との癒着はまだ終わっていない。少し金を出すから、大金は見逃して欲しい、と聞こえる。そもそも自民党が対応をしていない間にお金は韓国に移され、送金を止めても国外から韓国へ送金、もしくは直接韓国へお金を上限まで持参することができる。自民党はあえて旧統一教会を生かしているのでは無いかと感じる。その証拠が今回の国への賄賂100億。この額で見逃してくれ、という、4万減税並みにケチな解決方法だ。

nhw********

100億円を国に供託と。
教団からすれば、100億円以内で話がつけば安いものなのだろう。
数万人の教団でもこんなに集めるのだ。
日本には、公称1000万人以上、数百万人の信者を誇る教団もいくつかある。年間にいくら集めるのか。
国民もこれから大増税なのだ。
宗教法人への課税も検討する時だ。

ite********

まずは宗教団体が一定以上の流動資産を持つことと、海外送金を制限する法律を制定すべき

普通に考えて、非営利団体のはずの宗教法人が1000億以上の資産形成をしてるのはおかしいだろ

喜捨が教義にあるというなら、教団以外に寄付すればいい

教団が受け取れる一人当たりの寄付の上限を決めて、それ以上は受け取り不可にすれば、破産レベルで搾り取るなんてこともできなくなる

建物を建立する際の寄進は別口にし、余ったら寄進者に返金するか、宴会代などのイベントに換えて還元すればいい

ともかく、流動資産を多額に持つ理由はない

海外送金は、宗教法人のお金の使い道と規定している、布教や宗教儀式にちゃんと使われているのか監視が出来ないので禁止すべき もしくは、送金時に税金をかけるべき

hjt********

狙いは洗脳が抜けない現役信者と解散命令を出された事による社会からの増幅する非難をかわす事だろう。信者から騙し取った金で被害者に真摯に対峙するポーズを取る姿にあざとさを感じる。騙される方もレベルが低いがこのカルトをここまで増長させたのは政治家、マスコミのせいでもあり、猛省を持って強くしっかりと対峙、対応してもらいたい。

tnb********

「100億円を出す」ということは、100億円なんて微々たるお金なわけだ。
税金が優遇されているから、これだけ蓄財できるわけだ。

これに対して、普通の一般企業は「防衛費のために法人税増税をお願い」と言われているくらいだ。
さらに「内部留保課税」なんかも検討されている。法人税を払って内部留保をしているに「貯めているなら、課税する」ということだ。 宗教法人ならいくら貯め込んでも非課税のまま。

もう宗教法人の税額優遇はやめよう。
やるとしても、きちんと累進課税方式にしよう。
零細な宗教法人には課税しなくてもいいが、大規模宗教法人の税金をゼロにする必要はない。

まあ政権与党をサポートしている宗教法人がいくつもあるから、議案にすら挙がらないだろうけど。そもそも、この旧統一教会だって、自民党議員をいろいろサポートしていたわけだし。

100億円を国に供託すると言い出した旧統一教会の“本音”…「全国弁連」の弁護士はこう見る 11/07/23(日刊ゲンダイDIGITAL)

 何が「狙い」なのか――。

 旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)が、被害を訴える元信者らへの補償の原資として、最大100億円を国に供託する制度の整備を政府に提案するという。田中富広会長がきょう(11月7日)、東京都内の教団本部で記者会見を開き、方針を表明する。

 旧統一教会は文科省による解散命令請求に対し、全面的に争う姿勢を鮮明にしている。そのため、法的責任を認めるのではなく、あくまで信者らへの指導が不十分だったとして、田中会長が道義的責任について謝罪する見通し。

■日本教団の資産は1000億円以上とも

 解散命令請求を巡っては、命令の確定前に「1000億円以上」ともいわれる日本教団の財産を現金化して関連団体に移したり、韓国の本部に送金する恐れがあり、国会で財産保全策が議論されている。慌てた教団側は先月下旬、岸田首相や一部の自民党議員の事務所に「財産保全法案」を提出しないよう求めるファクスを送っている。今回の「供託制度の提案」には、どういう意図があるのか。

「全国霊感商法対策弁護士連絡会」の渡辺博弁護士は、「解散命令請求について裁判所の結論を有利に進め、財産保全の法律制定を牽制するためではないか」と、こう続ける。

「昨年7月の安倍元首相襲撃事件後、統一教会は現金100億円を用意し、すでに30億円を高額献金被害者との和解金に使っています。残りの70億円と、信者からの新たな献金を加え、補償の原資に充てようとしているのではないか。和解のために準備していた資金を、供託金という形に変えただけだろう」

■教団内部には財団設立案も

 関係者によると、教団は被害者救済のため、解決金として60億円~100億円を国に供託する案を打診する意向。現行では供託制度がないため、政府に法整備を要求するという。

「1000億円以上の資産がある統一教会にしてみれば、100億円でカタがつけば安いものという考えなのかもしれません。『私どもは100億円程度の金なら、いつでも用意できる』ということなのでしょう。とはいえ、供託するには法整備の必要があり、政府が応じるとは考えられません。現実にはできませんから、供託なんて単なる口先だけの話でしょう。内部から聞いた話では財団のようなものを設立し、そこに100億円を保管するという案が出ているそうです」(渡辺弁護士)

 文科省は解散命令請求の時点で判明した旧統一教会による被害規模について、民事訴訟や和解、示談を含め、約1550人、約204億円に上ると指摘している。「全国統一教会被害弁護団」は今月2日、潜在的な被害額は1200億円程度との推計を明らかにした。

 田中会長が記者会見に出てくるのは昨年の8月以来、解散命令以降は初めてのこと。教団内部ではこれまでも「田中会長が記者会見を開いて謝罪すべきだ」という声が上がっていたが、一部の強硬派の「そんなことをしたら教団の非を認めることになる」という反対意見に押し切られ、見送られたという。

 今さら「謝罪」と「現金100億円」を用意して恭順の意を示したところで、風向きが変わるとは思えない。

「旧統一教会トップ謝罪へ、最大100億円拠出案も 法的責任は認めず」は解散命令を回避しようする悪あがきだと思う。元ジャニーズ事務所と同じ。口だkで本音は違うと疑うような行動や対応。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

nor********

統一教会は日本の信者から集めている献金によって成り立っている。
これを解散請求で絶たれてしまえば組織は崩壊の危機に陥る。それを防ぐためなら謝罪でも何でもすると言う事。日本政府もこんな事ぐらい分かっているだろう。ここでどの様に対応するかで自民党が統一教会をどう考えているか判断できる。これも次の選挙の焦点になるし要注目ですな。


roo********

国民の目を欺くために解散命令はデキレースでしょう。
安倍勧めで教会名変更してんだから今回も自民との話し合いの上の謝罪と思ってます。
何故か?教会との関わり調査を進めないし安倍や麻生など大物に関しては一切触れない情報出さないからね。
統一教会と自民が切れている事は絶対に無いと思いますよ。


zxs********

それじゃすぐにでも100億を拠出して政府に預けてほしい。2世や被害者の救済を政府主導でやったらいいだろう。それと解散は別問題、解散はさせなきゃ自民党の弔いにならないだろう。いかに保護された宗教と言えど、日本の大首相を殺害した罪は重いだろう。


Cvn001

100億円って普通に考えたらこんなに宗教法人が現金を持っているのもおかしな話だよなぁ
全資産は1000億円ぐらいあるのか?
宗教法人にはやはり法改正し課税すべきだと思う
創価学会も宗教法人で良いのか?


ts1********

山上徹也被告があのようなことをしなければ動かなかった山。
ということを重く受け止め無ければならない、この世界にはこういった膿はまだまだあると思う。
自浄作用のある社会作りをしていくことが、先の凶行の防止に繋がると私は思います。


isp*****

宗教という組織に三権が浸透されるとこの国の民主主義では太刀打ちできない、この事実を国民は深刻に受け止め、再発を防止しなければならない。 法治国家として国民の信頼を回復するには何十年もかかると思う。


buc********

結局はトカゲのシッポ切りですよ。
国会議員にはいくつもの宗教の信者を公言している人沢山いるし、その宗教の祭祀に参加して、いかにも信者でございますという雰囲気を出し、票を稼いでいるのは周知の事実。
他にもいくらでも集票装置の宗教はある訳で、市民の監視が緩くなればまた同じことをするでしょう。


gou********

>旧統一教会トップ謝罪へ、最大100億円拠出案も 法的責任は認めず

法的責任を認めず、上限100億円に設定すること自体、アウトだと思う。

解散総選挙を見据えて、
自民党議員の旧統一教会の残党が教会の選挙協力欲しさに暗躍したと言われたくないなら、 特措法の成立を急いで、財産の国外散逸を防ぐためにも、 宗教法人の解散審理を急いで、特措法の成立も急いで、 正攻法で司法の関与が必要だと思う。


********

「最大100億円を政府側にあずけることも検討している」

この問題はきのう今日はじまったものではなく、何十年も前から続いていたもので、今さら謝罪や巨額の資金を拠出して改革の姿勢をアピールしたところで何ら説得力もないと思います。

そもそも、家庭が崩壊しようがお構いなしに集めた資金を、政府へ預けること自体、政府を共犯者に仕立てる試みに映ります。

本来、その資金の全額を被害者へ返金するべきであり、被害総額からすれば100億は、あまりにも少額すぎると思います。


pzu********

つまり「100億あげるから解散だけは勘弁してくれ」って事でしょ?

そもそも金額とかの問題じゃなくて、金払ったら許すわとかマジで狂ってるよね ただの賄賂じゃん

そんなんあり得んでしょ


pap********

100億円出せるってことに驚く、それだけの資金を集めた事実だけで、どれだけ苦しめられた信者や家族がいとことか物語っている…想像を絶する! 拠出するならば動きが悪い政府にではなく、被害者へ支援している弁護団へ支払い公平に救済の資金としてほしい。


JID*****

今までの統一教会のやってきたことを徹底的に追い詰めるしか無いと思う。霊感商法やら国を乗っ取ろうとしたんだから、法的責任くらいは取って欲しい。私は謝罪ではなくて、この反日カルトには解散させるしか無いんですよ。金で解決しようとしてるのが見え見えだな。でもこんな団体を野放しにしておいて、連携していた自民とその関係のあった政治家は断罪すべきだと思う。


eoq********

韓国本部の財政事情が悪化し、教団施設の土地建物を整理している中、現金がすぐ用意できるのだろうか。被害額拠出案は解散命令を不当とする裁判係争を有利にするために打ち出したもので、いざ解散命令が確定してしまえば実際の返還額は大幅に絞ってくるのではないか。


rwd********

怪しげな情報を未確認のまま記事にするのは軽率だと思います。100億円拠出といっても法的な根拠のない金は受け取れません。これから解散に向けて裁判が始まりますが、話し合いや和解の道はありえないと思います。謝罪をするということは、解散命令の理由を認めるということになると思います。法的責任を認めない謝罪とは何のことでしょうか。全体として新聞記事に全くふさわしくありません。


mic*****

被害救済を目的として60億~100億円規模を拠出する案

・・・このお金はどこから出て、どのような経緯で教団にあるのだろうか。
信者を騙したお金が、まだまだ豊富にあるということか。
どちらにしても、まっとうなお金ではないだろう。


wel********

最大100億円だろうと、さらに最大上限が上がろうとも法的責任を認めてない時点で、教団への解散命令阻止のために必死なだけとしか思えない。
日本の市民を霊感商法で騙し、安倍さんの命が奪われてしまった事件を引き起こした原因を作った反社会的な教団など解散以外に選択肢はない。
とにかく、政府はこんな自己の存続のために策動する教団に騙されず、断固として解散に向けた行動を続けるべき。そして教団の資金が海外に流出しないための法整備も進めてほしい。

旧統一教会トップ謝罪へ、最大100億円拠出案も 法的責任は認めず 11/06/23(朝日新聞)

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が近く、高額献金などの被害を訴える元信者らに田中富広会長が謝罪の意思を表明する記者会見を開く方針であることが、関係者への取材でわかった。献金問題についてのトップの公式謝罪となれば、教団への批判が高まった昨年の安倍晋三元首相銃撃事件以降、初めてとなる。政府が教団の解散命令を請求したことで教団が財産を隠すのではないかという批判を受け、最大100億円を政府側にあずけることも検討しているという。

【写真】余裕だった旧統一教会幹部が一変した瞬間 「我々はなめられている」

 教団をめぐっては、文部科学省が10月、解散命令を東京地裁に請求し、教団側は解散要件には該当しないと主張して争う姿勢を示している。こうしたなか、謝罪や巨額の資金の拠出を表明するのは、改革の姿勢をアピールして解散命令に向けた審理を有利に進めたいという思惑や、信者離れを防ぐ狙いがありそうだ。資金の拠出は被害救済が目的とされるが、どのような形で実現可能なのか不透明な点もあり、実際に賠償にあてられるのかは見通せない。

 関係者によると、教団は近く開く記者会見で、高額献金などの被害を訴える元信者や2世信者ら向けに田中会長が謝罪する方針。ただ教団としての法的な責任は認めず、信者らへの指導が不十分だったという監督責任に言及するとみられる。献金をめぐる信者の説明が不適切で不安を招いたことや、献金する側の経済的な事情を考慮していなかったことなどに触れる方向で検討している。

 また、被害救済を目的として60億~100億円規模を拠出する案を政府側に打診するという。解散命令請求をきっかけに、教団の資産が散逸するのではないかという指摘が出ていることを受け、巨額の現金をあずけることでこうした懸念を払拭(ふっしょく)したい狙いがあるとみられる。

解散命令請求は宗教団体の死刑判決ではないと言う事だと思うが、デメリットになる事は確かだと思う。集団での活動が制限される破壊活動防止法(破防法)の適用を考えれば、大したことはないと言う事だと思う。政府はこの事を考えて、解散命令請求と破壊活動防止法(破防法)の中間になる処分を新たに設置する必要があると思う。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

k*****

なるほどどうやら根本的西谷法改正が必要なようですね。例えば破防法が重たいので適応が難しいならそれに準ずるものを何段階かに分けて作るとか、法人名義口座がなくなり賠償が不明瞭となるならその対応の法も必要。要するに国も議員も本当に大切な対応策についてはオウム以降も目を瞑ってきたわけだ。その理由が恐らく統一だったり選挙協力を得られる宗教団体が多かったからではないだろうか。また連立与党の宗教もあるのでここは相当嫌がるだろう。つまり連立与党党がある限り本当に大切な法は絶対に通らないと言う事だ。

元オウム真理教上祐幹部 旧統一教会への解散命令請求「何も変わらない」【報道1930】 (1/4) (2/4) (3/4) (4/4) 11/01/23 (TBS NEWS DIG Powered by JNN)

旧統一教会(世界平和統一家庭連合)に対して政府が出した解散命令請求。教団側は「宗教法人に対する死刑の求刑」として全面的に争う姿勢だ。しかし請求が通り解散命令が下ったとしても“何も変わらない”“何の解決にもならない”といった声もある。 かつて解散命令を出された側にいた人物、元オウム真理教・アレフの幹部だった上祐史浩氏と旧統一教会側にいた人物への独自のインタビューを通して解散命令がどんな意味を持つのか議論した。

【写真を見る】元オウム真理教上祐幹部 旧統一教会への解散命令請求「何も変わらない」【報道1930】

■「解散命令請求が“解散”だと思っている方がいる」

旧統一教会側が言うように解散命令請求は死刑求刑、つまり“解散命令=死刑”なのか? 過去に解散命令を受けた宗教法人は2つ。その一つである元オウム真理教。オウム真理教は解散命令を受け任意団体となり、その後アレフと名称を変えた。このアレフから分かれ、別団体『ひかりの輪』の代表となった上祐氏。当時オウム真理教の幹部として解散命令請求について感じていたことは、恐れる“以前の問題”だったという。

『ひかりの輪』 上祐史浩 代表 「解散命令請求が教団の“解散”だと思っている方がいるんじゃないかと思いましたね。でも教団は丸々残って(解散命令請求というのは)“法人格剝奪請求”だというのはあまり知られていないかと…」

確かに解散命令が確定したとしても“宗教法人”が“任意団体”となり、税の優遇措置などが受けられなくなることや銀行口座が作れなくなることなど不都合は生じても、団体は存続し活動も継続される。オウム真理教は27年前に解散命令を受け、免税特権などは失われたが道場などは賃貸が多く、固定資産税の影響も小さかったという。幹部だった上祐氏らが恐れたのは解散命令ではなかった。宗教法人を自主解散してでも回避したかったのは集団での活動が制限される破壊活動防止法(破防法)の適用だった。

『ひかりの輪』 上祐史浩 代表 「解散命令への具体的な影響は信者も幹部も実感はなかったんじゃないかと…。(あの時)同時並行で“本当の解散”を実現する破防法適用申請がありまして、結局は棄却され適用されなかったんですが、信者としては凄く意識したと思います。破防法が適用されるかされないか…。しかし宗教法人の解散命令は多くの信者は記憶もないと思います」

■「地下化に追いやることが解散命令請求のデメリット」

解散命令による影響はさほど感じなかったと語ったうえで、宗教法人として解散したことで、逆に動きやすくなった面もあったと上祐氏は言う。

『ひかりの輪』 上祐史浩 代表 「一つ目に所轄官庁が無くなる。二つ目に宗教法人法に基づく報告義務がなくなる。三つ目、どれが教団資産かわからなくなるということで経済的・財務的透明性が無くなる。まぁ強い言葉で言うと地下化してしまう」

法人格を失うことで口座は誰かの個人名義となり、施設などの不動産も個人名義となるためどれが教団資産かわからなくなる。事実オウム真理教の場合、関連会社が経営する秋葉原のパソコンショップなどで数十億円を売り上げていたが教団との関係性を立証できず被害者救済には当てられなかった。

『ひかりの輪』 上祐史浩 代表 「オウム真理教の場合、破防法は適用されなかったので活動は活発化して、パソコンショップで大金を稼いでも賠償もせず、いろんなところで不動産を取得した。その物件を取った先の地域の住民が不安を覚え…。そこで新たな規制の法律…、機運が盛り上がって解散の4年後の1999年、団体規制法が導入された。そこで資産報告義務とか信徒の名簿を報告するとか新たな規制が出来ました。しかし旧統一教会に同じことが当てはまるかというと別問題かと…」

オウム真理教の賠償責任はアレフが引き継ぎ、10億円を5年かけて支払うことになったが、結局それも現在滞ったままだ。

『ひかりの輪』 上祐史浩 代表 「アレフでも今、賠償が進まないことが問題になってますが、どれがアレフの資産かわかんないんです。“宗教法人アレフ”っていう名義は無いですから。幹部の名義だったり、関連会社だったり…。教団のものか、そうじゃないかわからないから、どう差し押されていいかわからない。(旧統一教会でも)そういう問題が出てくると思います。地下化に追いやることが解散命令請求のデメリットだと思います」

そして上祐氏は旧統一教会がいまだに自分たちは「被害者である」という主張をすることで、教団の結束を強化するのではと訝る。なぜならそれはオウム真理教も同じやり方をとったからだという。

『ひかりの輪』 上祐史浩 代表 「今回の(世界平和統一世界連合への)解散命令請求前後で教団は公式見解で『これは日本憲政史上の汚点になる』とまで厳しい批判をしている。つまり『悪いのはそっちだ』みたいな…元々は日本が悪いんだという教団ですから、そこに火が付く可能性はある。教団の中の人にとっては安倍さんの事件の前と後で教団が大きく変わったわけではない。自民党が批判される中で自民党が方針を変えた…外部からの攻撃によって信者が逆に信仰を悪い意味で深めてしまうかもしれない」

旧統一教会は信仰=“集金”であり、被害も殆どがお金に関することだ。実際、旧統一教会は日本国内に285か所の教団施設を有する。賃貸物件もあろうが、固定資産税だけでも高額になるだろう。旧統一教会の被害者救済に取り組む阿部克臣弁護士に聞いた。

阿部克臣弁護士 「所有する不動産は我々の調査でもかなり多いのでオウムとは違うと…。固定資産税の負担はかなり大きくなるかと…。(中略~関連団体もオウムより多いが…)教団本体が解散命令を受けても、関連団体を実質的な後継団体として活動は続けていく可能性はあると考えられる…」

税金は厳しくなるが、活動自体は変わらないということか。特に旧統一教会の場合、おおもとは韓国の宗教団体だ。日本で解散命令が出たところで献金システムは何ら変わることはないと語る元教団幹部の一人を取材した。

■「日本にストローをさした。ずーっとお金を吸い上げ続けられる」

旧統一教会には日本人からお金を吸い上げるための献金システムが確立されている。 韓鶴子代表をトップとした教団本部が韓国にあり、その下に日本とのパイプとなる総会長がいる。総会長の下に日本の会長。その下に日本の各教会をエリアごとに管理する教区長がいる。今回インタビューしたのは元教区長の韓国人男性だ。彼は90年代、布教活動のつもりで日本に来たはずだった…。

旧統一教会 韓国人元教区長 「これはなんだ…と。私は牧会者(牧師)として日本に来たのに、まるで集金係じゃないかって…。(中略~日本の信者の献金額は韓国の信者と全く違った)この教会の献金ノルマを決めたから、いついつまでにノルマを達成しろ…ひたすらその連絡が来るんです。信者の給料では賄えない程の献金ノルマが課される。結局借金して献金する、そんな状況を目の当たりにして“あんまりだ”“間違ってる”って思った」

献金の名分は、日本がかつて韓国を迫害し強奪したから罪滅ぼしを子孫がすべきという教団独自の論理だ。だから韓国の信者に比べ法外な献金を日本人がするのは当然だという…。 献金させるには日本人の先祖を敬う気持ちも利用したという。

旧統一教会 韓国人元教区長 「先祖の問題を引き合いに恐怖を与える。日本人の大半は恐れたり“そうか”って納得したりする。日本人の特性をうまく利用してきたんです。文鮮明氏は若い時にそれを把握していたんだと思います。だから日本にストローをさした。ずーっとお金を吸い上げ続けられる。“こりゃ随分吸えるなぁ”って…」

番組が入手した内部資料からは教区ごとの献金ノルマの達成率がランキングされ、それは教団がコンプライアンス宣言をした後も続いていたことが伺えた。この献金ノルマは誰が出しているのか…元教区長は胸を叩き涙を流しながら、私たちにこう答えた。

旧統一教会 韓国人元教区長 「指示は総会長から下ります。総会長は常に韓国人です。日本人はなれません。結局指示は全て韓国から下るんです。日本人はただついていきます。(中略)どれだけたくさんのお金が韓国に渡ったでしょうか。全て文鮮明たちの私利私欲に使われた。…私が献金を促した人たちに本当に申し訳ない」

この献金システムがある限り、日本で解散命令が確定しても何も変わることはないと語った。 ということは、これからも被害者は出続けるということか…。

北海道大学大学院 櫻井義秀教授 「被害者は今後も出続けると思います。任意の宗教団体から入る人もいるし、献金させられる人もいるし、関連団体からも…そういうルートが残ってるわけです。なので被害者は出続ける。 結局、旧統一教会っていうのはこの大きな組織に乗っかって日本を金の成る木として利用している韓国の幹部とかあるいは日本の幹部信者もいる。彼らはこのシステムが無くなったら食えないわけです。だから何としてでも維持しようとする。そのために一般の信者たちを駒として使うという構造がある。これが旧統一教会の一番の問題だと思う」

(BS-TBS 『報道1930』 10月24日放送より)

TBS NEWS DIG Powered by JNN



ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

tot********

竹田氏って元々怪しさ満載の人でしかないけどね。
皇族ブランドで売り込んでる癖に、皇室の歴史とか???発言多いし 統一教会ネタでは至る所で彼の影が見え隠れしてるのは有名な話。
彼の父の疑惑ではお得意の口はしっかりとチャックされてるし、私の中では元パソナ竹中と同じくらい胡散臭い人物の認識。


ish*****

>《私は男系による皇位継承を確保するため、講演依頼があれば、各政党、各種政治団体、各種宗教法人などに講話しにいく》と憲法学者としてどこであろうと講演に行っていると、堂々と反論した。

この人を憲法学者と見なしている憲法学者はほぼいないでしょうし、ご自身もここ数年はそのように自称するのをやめたように思います。


損正義

竹田氏、聡明な方だと尊敬に値すると理解しておりました。 統一教会との関係が有ったことは誠に残念です、結果論ですが利用されたという事になりますが今後は今以上に相手を良く調べてから講演会等に出席なさった方が良いように存じます。


hitsuji7

天皇をひれ伏させると教えていた教団に、皇室を尊重する報道をしていると語る竹田さんの釈明は苦しすぎる。
講演を頼まれれば、日本をサタンの国と説いている団体でも出かけていくとか、脳味噌大丈夫と言いたい。


J.B.

読売TVのそこまで言って委員会で名前を売り、 更には皇室とも関係あることで取り上げられ、 かなり天狗になっている。
統一教会関連やワシントンタイムズとなれば、 怪しさしかない。


ido*****

竹田っていう人は皇室や皇族のイメージをことごとく破壊してる感じ。こういう人とその父親を見てたら、旧皇族の復帰などとんでも無いと思う。

竹田恒泰氏「鈴木エイト氏とバトル」のウラで、旧統一教会との“疑惑の関係”暴かれるも「堂々反論」 10/26/23(FRIDAY)

旧統一教会などの宗教問題を20年以上にわたり追及するジャーナリストの鈴木エイト氏が10月15日放送の『そこまで言って委員会NP』(読売テレビ)に出演。自著を紹介した際に、安倍晋三元首相を銃撃し起訴された山上徹也被告を巡り作家の竹田恒泰氏と“バトル”となり話題になった。

【衝撃…写真あり】突然白い煙が…安倍元総理 衝撃の「発砲瞬間の連続現場写真」

竹田氏が鈴木氏について

「違和感しか感じない。関係ないのに、一生懸命関係を作っていて、ジャーナリストとしての名声を高めようとした軌跡に見えます」

と売名目的のような発言をし、岸田首相が襲われた事件も“第二の山上”が現れたと主張した。対して鈴木氏は

「今おっしゃっているような“ストローマン論法”、“思う壺論”って出尽くしてるんですよ。それは全く根拠のない」

と反論し、激しい舌戦を繰り広げた。その後も竹田氏はSNSのXで

《鈴木氏のお考えをとくとお聞きしたいので、ぜひまた番組に出ていただきたいと思います》

と再戦を申し出ている。

一方で竹田氏と統一教会のつながりを訝しんでいる声が上がり物議を醸している。竹田氏のXの返信欄には一般ユーザーから

《2011年4月9日。統一教会ダミーの「世界戦略総合研究所」で講演する竹田恒泰さん。こういう背景をおさえてから、彼の言動を見ましょう》

と写真付きで投稿があった。

その団体が開催した講演会のタイトルは

『日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか』

と書かれ、竹田恒泰先生と大きく表記されている。数十人があつまる集合写真の真ん中に竹田氏は鎮座しているのだ。これが投稿されると竹田氏は

《私は男系による皇位継承を確保するため、講演依頼があれば、各政党、各種政治団体、各種宗教法人などに講話しにいく》

と憲法学者としてどこであろうと講演に行っていると、堂々と反論した。

さらに他の一般ユーザーからは

《文鮮明が創立したワシントン・タイムズでも紹介されていますね》

と統一教会の創始者である文鮮明氏が立ち上げたワシントン・タイムズ・ジャパンの記事に竹田氏が紹介されているページを画像付きで貼っている。他にも本サイトで調べてみると、文氏の指示により統一教会と国際勝共連合が出資して’75年に設立された新聞『世界日報』に40周年のお祝いメッセージを、’15年に竹田氏は寄せている。

《皇室に対して不敬な表現が見受けられる昨今、『世界日報』の皇室を尊重した報道姿勢には敬意を表しています》

《今後も『世界日報』が、それら重要な話題について的確な報道・論評を発信して下さることを期待しています》

と敬意を表明している。

だが、文鮮明氏「御言葉集」381巻96ページにはこう書かれている。

《(皇居の)二重橋を私の手で破壊してしまおうと思いました》

これのどこが皇室に敬意を払っているというのだろう。むしろ皇室を壊そうとしていた団体に竹田氏は寄り添っていることになるのだが……。

「関係の“濃淡”は不明ですが、統一教会の信者たちは明治天皇の玄孫である竹田氏の“お墨付き”として認識するでしょう。いわば知らぬ間に広告塔として利用されていたと言われても仕方ない。

新規で入信する人の背中を押してしまう可能性もありますからね。これは安倍晋三元首相が関連団体にメッセージ動画を送り、山上被告が殺害することを決意した構造と同じではないでしょうか……」(全国紙記者)

文部科学省は旧統一教会に対する解散命令の請求を東京地方裁判所に行っている。この問題を風化させないためにも、鈴木氏と竹田氏の激しい“論戦”を期待したいが――。

FRIDAYデジタル

宗教の自由は理解できるけど、宗教とカルトの定義を作るべきだと思う。カルトがマインドコントロールで洗脳を強化する事は良くない。宗教であっても、違う宗教の対立による戦闘や戦争は起きている。日本のメディは簡単に多様性と強調しているが、今、現在進行形のハマスとイスラエルの衝突、又は、戦闘は多様性の一つ。話し合いが出来ないのなら、多くの犠牲者が出ても決着を付けるのも一つの選択。多くの人が死亡するとしても、理由があるから現在進行形なのだと思う。
個人的には直接的な影響を受けるわけではないので、決着を付けたいのならやれば良いと思う。パレスチナの人々がイスラエルの攻撃を批判したり、多くの人々が死亡したり、苦しむとメディアにアピールしているけど、イスラエルが受け入れなければ意味がない。ハマスが何をやるのか一般市民は知る事は出来ないし、影響力はないだろう。しかし、今回のような事が起きれば、報復としてどのような事になるかぐらいは想像できると思う。
憎しみと憎しみの衝突には終わりがない。ハマスだって今回の実行による報復は予測できたと思うから、他の国からの支援があるのか、報復は覚悟の上だと思う。
何が正しいのか当事者でないので何とも言えない。なるようにしかならない。
話は統一教会(現・世界平和統一家庭連合)に戻るけど、統一教会(現・世界平和統一家庭連合)に解散命令が出たとしても心の中で信仰は出来る。誰もそれを止める事は出来ない。信仰したければ信仰すれば良いと思う。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

Sin

信仰する宗教は自由なんで何も強制は出来ないけども、洗脳されてる信者は何故に家族を巻き込んでまで信仰し続けるのか理解出来ないわ。無宗教の自分としては、神は居ないけど亡くなった親族を仏様だと思って線香あげて手を合わせている事だけで十分やし、それ以上の幸せや欲を仏様にお願いする事もない。昔TVで統一教会の合同結婚式の映像を観た時に、正直ゾッとしたのを覚えてるわ。会った事も無い人間を結婚相手にしている宗教って悍ましいとしか言えないわ。出会いが無く自力で結婚相手を見つけられない人からしたら、ちょっとした強制出会い系宗教って感じなんかな。


jis********

信仰の自由の基に自分自身で祈りを捧げるのはいいですが、信仰に他人を巻き込むねずみ講のような事はしないでほしい。信仰には金銭そもそも必要ないでしょう、日本円に限れば紙切れやコインに日本銀行銘を入れて付加価値付けてるだけですよ。何なら野菜等の生産物を寄付したっていいわけですよ。神憑りで余命伸びたり絶望から救われますか?愚痴言える仲間や趣味でもあるほうが救われますよ。


chi********

>洗脳されてる信者は何故に家族を巻き込んでまで信仰し続けるのか理解出来ないわ。

家族も巻き込んで信仰せよという教えだからじゃないですかね。
これはもう無宗教の人間には理解できない領域だと思います。
イスラエルとパレスチナの争いが日本人に理解できないのと根本は一緒だと思います。

基本的に統一教会の言ってることは歴史をちゃんと勉強してれば、何言ってんだコイツら?ってなると思いますので、客観的に俯瞰して歴史を見る事を幼少期から学ばせた方が良いと個人的には思います。


tof********

大体、多額のお金が絡んでくる宗教にまともなものはない。
お金は人々が暮らしやすい様に人間が決めた事。

この世の物は全て神の物らしいが、そんな物欲に飢えた神などいない。

家族に迷惑をかけ、世の中に迷惑をかけるような者達が救われたいなど笑止千万。

金など貢がなくとも正しく生きる事は自分自身の問題で他人は関係ない。
それは子供であろうが先祖であろうが同じ事。
人間は柔軟な心を持って正しい事、間違っている事を見極める事。

それは自分にとって都合の悪い事を遮断するのではなく何故?何故?と答えを見つける努力をする事です。 

洗脳させないと成り立たないような宗教は自分を破滅へと向かわせているだけ。


hid********

宗教って信心する方もいれば、利益に執着する組織性もあって怖いですよね。場合によっては脅迫めいたこともやってくる布教もあったりする。色んな宗教があり過ぎて訳がわからない。家にピンポーンって来て浄霊だの言ってくるところもあるよね。家に入っていないのに分かるのか!ってwその力を他に使えよ!って。中には今回の統一教会ではないところでも、財産を没収されている様な宗教も聞くし、不況なのか、洗脳なのか、ねずみ講なのか、金儲けなのか、わけが分からないものが多い。
日本人は、たまに先祖を敬い感謝して手を合わせていれば良い。たまに近所の神社に賽銭していればいい。慶事でお世話になればいい。そんな程度のものが心地いい気がします。


iau********

今日テレビで見たけど日本から金を吸い上げられなくなって来て今教団は火の車だと言っていた。然し韓国人にいい様に日本人と日本はカモにされて又それを知っていながら長い年月見過ごしていた日本の政治家って本当にどうなのかって思う。自国民が食い尽くされているのを知っていながら票欲しさに見て見ぬ振りをしていたわけだからね。こんな事許されるのか。


gsh********

マインドコントロールですね。オウム真理教の事件を知っている人が見れば、同じことをやっている。旧統一教会は解散以外道はないけど、韓国の本部は完全に叩き潰す以外答えはない。洗脳合宿という事実が出たから、どんどん悪行を報道しないといけないのだ。


iit********

洗脳ってかくも恐ろしいものか、2世信者が6000名もの合宿とは誠に恐れ入った。
入信し幸福を享受できているとは言え洗脳の呪縛によるところが大であることに全く気づいてはいない。
いまだ覚醒できず正気を取り戻せないでいることに驚きを隠せないと同時に、悲哀のような同情すら感じられてならない。

「“解散命令請求報道”から目を逸らさせるため」統一教会が日本人2世信者6000人を韓国に呼び寄せて“洗脳合宿”を開催していた! 日本の若者を現地で直撃すると……《ついに解散命令請求》 (2/2) 10/13/23(文春オンライン)

 統一教会(現・世界平和統一家庭連合)をめぐり、文部科学省は10月13日、教団に対する解散命令を東京地方裁判所に請求したと発表した。

【写真】「アボニム!オモニム!サランヘヨ!」拍手を送る2世信者たち

「法人への死刑宣告」といわれる解散命令。その請求に至るまでの数か月間、教団と政府の内側では何が起きていたのか。「 週刊文春 」のスクープ速報を再公開する(初公開:2023年9月14日/年齢・肩書きは当時のまま)。

◆◆◆

 岸田文雄首相が10月にも統一教会(現・世界平和統一家庭連合)への解散命令を請求する方針を固める中、教団が6000人にも及ぶ日本人の2世信者を韓国・京畿道加平郡清平にある本部に呼び寄せ、9月12日から20日の日程でイベントを開催中であることが「 週刊文春 」の取材で分かった。

 昨年11月以降、政府は「質問権」を行使し、統一教会の調査を進めてきた。教団トップの韓鶴子総裁(80)は「岸田をここ(韓国の本部)に呼びつけて、教育を受けさせなさい」と発言するなど反発してきたが、ここにきて急転直下、解散命令請求を行う方向で調整が進められている。

 統一教会関係者が語る。

「強気の発言とは裏腹に、韓総裁は岸田政権の解散命令請求に相当な危機感を持っています。だからこそ、日本の“2世信者”を韓国に集めたのです」

2世信者6000人が集まる“洗脳合宿”を開催  目下、2世信者たちが参加しているのは「真の父母様主管 HJ天苑特別修練 Japan TOP GUN College(JTGC)」という教団イベントだ。9月12日から20日の日程で開催され、クライマックスは17日午前9時30分から行われる「神日本 2世圏総会」と題された特別集会だ。

「総会には全ての2世信者が集まります。その数なんと6000人。清平の教団施設の中でも特に広大な2万5000人が収容可能な『清心平和ワールドセンター』という場所で開催され、韓総裁も登場する予定です。“お言葉恩賜集会”のような雰囲気となるでしょう」(同前)

 なぜこのタイミングで2世信者を“狙い撃ち”する形で一大イベントを開催したのか。前出の統一教会関係者は「解散命令請求対策です」と明かす。

「実際に解散命令請求が行われれば、統一教会はオウム真理教レベルの“犯罪者集団”のような扱いを日本社会で受けるでしょう。その影響を最も敏感に受けるのは2世信者たち。教団は彼らの大量離脱を懸念しているのです。

実際に、昨年7月の安倍晋三元首相銃撃事件以降、多くの2世信者が脱会した。教団はこれを何としてでも防ぎたい。そこで“解散命令請求報道”から目を逸らさせ、『私たちは大丈夫だ』と洗脳するために韓国に集めることになったのです」(同前)

現地の日本人を直撃すると…  記者はJTGC初日の9月12日、教団本部がある韓国・清平を訪ねた。周辺一帯は“統一教会タウン”となっており、広大な敷地内に複数の建物が存在している。

「大聖殿」と呼ばれる建物に若者たちが早足で出入りしていた。中を覗いてみると、1000人は収容できそうな大教室に整然と椅子が並べられ、大勢の若い男女が壇上の男性牧師の話を聴いていた。

 若者たちは大きな声でこう叫んでいた。

「アボニム!(お父様の意味、文鮮明氏のこと)、オモニム!(お母様の意味、韓鶴子氏のこと)、サランヘヨ!(愛しています)」

 彼らは日本人の2世信者なのだろうか。建物から出てきた若者に声をかけた。首には日本の姓が記されたネームプレートが下がっている。

 ――日本から来たのですか?

「はい、そうです。昨日、(韓国に)入りました」

 ――大学生ですか?

「そうです。大学1年生です」

 ――日本の学生は何人くらい来るのですか。

「昨日1000人入ってきました。私は1人で参加しました」

 周囲を見渡すと、日本語で会話をする多くの若者たちがリラックスした様子で過ごしているのだった。

 今、韓国の教団本部で何が起きているのか。現在配信中の「 週刊文春電子版 」では、韓鶴子総裁が6000人もの日本人2世信者を集結させた“もう1つの理由”、現地で過ごしている2世信者たちの様子、独自に入手したJTGCのスケジュール表、さらに別の参加者との一問一答などを詳しく報じている。

「週刊文春」編集部/週刊文春 電子版オリジナル

旧統一教会の献金被害者170人超に聞き取り、文科相「多くの人の生活害した」…きょう解散命令請求 (2/2) 10/13/23(読売新聞)

 盛山文部科学相は12日の宗教法人審議会(文科相の諮問機関)で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対する解散命令を東京地裁に請求すると表明した。高額献金被害などのトラブルを巡り、元信者らの証言などを精査した結果、教団の活動に法令違反があり、解散を求めるべきだと判断した。審議会も全会一致で「解散命令請求が相当」とした。13日に請求する。

【表】一目でわかる…旧統一教会との関わりが明らかになった主な与野党議員

 民法上の不法行為を理由とした解散命令請求は初のケースとなる。盛山氏は審議会後の記者会見で、「1980年頃から長期間にわたって継続的に多額の損害を生じさせ、多くの人の生活の平穏を害した。家族関係が悪化するなど精神的な損害も相当甚大だ」と語った。宗教法人法に定める解散事由の「法令に違反して、著しく公共の福祉を害すると明らかに認められる行為」に加え、「宗教団体の目的を著しく逸脱した行為」にも該当すると説明した。

 過去に法令違反を理由にした解散命令はオウム真理教など2件で、いずれも幹部らによる刑事事件が根拠となった。旧統一教会は幹部による刑事事件は確認されておらず、政府は「組織性、悪質性、継続性」の3要件を満たせば、解散命令請求できるとの基準を設け、昨年11月以降、同法に基づく質問権を行使するとともに、証拠集めを進めていた。

 盛山氏は、過去の民事訴訟や和解した事案のほか、170人超の献金被害者への聞き取り調査などを合わせ、被害規模は計204億円(約1550人)に上ったことを明らかにした。全国的に画一的な方法で献金を集めていることから、「宗教法人の業務として行われている」と判断した。教団が信者らに法令順守を徹底させるとした2009年の「コンプライアンス宣言」以降も不法行為が続いている実態も把握し、3要件に該当すると認定した。

 岸田首相は盛山氏から報告を受けた後、首相官邸で記者団に対し、「宗教法人法に基づいて手続きを進め、客観的な事実に基づき厳正に判断した」と語った。

 請求後は地裁が非公開で審理する。解散命令が確定すれば教団は宗教法人格を失い、任意団体として活動は継続できるが、税制上の優遇は受けられなくなる。

 旧統一教会は12日、「極めて残念であり、遺憾。偏った情報に基づいて政府がこのような重大な決断を下したことは痛恨の極みで、今後は裁判において私たちの法的な主張を行っていく」とする見解を発表した。

日本からの献金減ったのが影響?韓国の教団本部は“財政危機”…旧統一教会に解散命令請求へ 元信者「政府の動きに感謝」1/2) (2/2) 10/13/23(FNNプライムオンライン)

さまざまな問題が明らかになっている旧統一教会。教団に対し、大きな影響を及ぼす国の判断が正式に決定された。

【画像】ソウル市内の旧統一教会が拠点としている教会には、キリスト像と仏像と孔子像が並ぶ

解散命令請求を正式決定
「宗教法人 世界平和統一家庭連合に対し、解散命令請求を行うことについて、相当であるとの全会一致のご意見でありました」

盛山文科相は12日午後に会見を行い、旧統一教会への解散命令の請求を決定したことを明らかにした。

きっかけとなったのは、2022年7月に演説中の安倍元首相が銃撃された事件で、山上徹也被告が旧統一教会への恨みを犯行動機として挙げたことだった。

1950年代に韓国で創設された旧統一教会は、合同結婚式などで世間の注目を浴びる一方、強引な勧誘や高額な献金、つぼや印鑑などの霊感商法が問題として指摘されてきた。

文科省は、元信者への聞き取りや教団への質問権の行使などを重ね、12日に解散命令請求を決定。その理由として、信者に献金などをさせる行為が「教団に財産を得させること」にあり、「本部から各教会に指示が出されていた」ことなどを挙げている。

過去に500万円もの金を旧統一教会に献金、借金を背負ってうつ病になったという元信者の鈴木さん(仮名)は、「政府はよくそこまで動いてくれたなと感謝しております」と話した一方で、「“統一教会”の信者の人たちが暴走して、何か起こしたりするんじゃないか」と不安ものぞかせた。

一方の旧統一教会側は、解散命令請求を出さないよう、信者ら5万人分の嘆願書を文科省に提出していた。

現役信者は何を思うのか。FNNは今回、教団側が取材を指定した信者に話を聞いた。

現役信者(二世)の小嶌希晶氏は、「(政府は)今の教会に通っていない人たちばかりの声を聞いて、現役信者の声はなんで聞いてくれないのか」と不満をあらわにした。一方、現役信者(二世)の成田紗弥香氏は「教会が今、本当に変わろうとしていて、これからの家庭連合を期待してほしいというか、その姿を見てほしい」と語った。

日本からの献金減少か?資金繰りに苦心 教団本部のある韓国では、ある異変が起きていた。12日、ソウルの教団施設を緊急取材すると、資金繰りに苦心する教団の窮状が見えてきた。

ソウル市内にある旧統一教会が拠点としている教会。入り口にはキリストの像に加え、仏教の銅像、そして、儒教の孔子像が並んでいた。12日も信者らしき人の出入りがある一方で、この教会の土地と建物について、日本円で約220億円で売却の手続きが進められているという。

「教会職員ですが...日本から来ましたか? 道中でどこを撮ろうとかまいませんが、でも、うちの教会を撮ってますから」。われわれの取材に気付いたのか、職員らしき人物がこちらの様子をうかがう。

韓国の宗教ジャーナリストのオ・ミョンオク氏は、「国内(韓国)にある不動産を売却することがしばしばです。日本からの献金が減っているため、財政危機に陥っているようです」と語り、教団の窮状は、日本からの献金が減っていることと関係していると指摘した。

今回の解散命令請求の決定を受け、旧統一教会側は12日午後、「このような決定がなされたことは、当法人として極めて残念であり、遺憾に思っております。今後は、裁判において、私たちの法的な主張を行っていく予定です」とコメントを発表。

文科省は13日にも解散命令を東京地裁に請求する見通しで、裁判所からの解散命令が出た場合、教団は宗教団体としての活動は続けられるものの、税制上の優遇措置はなくなるという。
(「イット!」10月12日放送より)

イット!

解散命令は「法人への死刑宣告」 旧統一教会は活動続けられる? 09/12/23(毎日新聞)

 政府は、宗教法人法に基づき、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の解散命令を13日にも東京地裁に請求する方針だ。「宗教法人に対する死刑宣告」ともいわれる解散命令とは、どのようなものなのかを解説する。【李英浩】

【図解】解散命令請求後はどうなる?

 ◇どんな時に出せるのか?

 「解散命令」は、裁判所の判断で宗教法人格を奪う手続きだ。具体的には①法令に違反し、著しく公共の福祉を害すると明らかに認められる②宗教団体の目的を著しく逸脱した③代表役員が1年以上いない――などの要件がある。

 所轄庁(文部科学省または都道府県)や検察官がいずれかの要件を満たしたと判断すれば、裁判所に解散命令を請求できる。

 ◇宗教法人とは?

 そもそも宗教法人とは、どんな組織なのか。宗教法人法では、礼拝施設を持ち、教義を広めたり、儀式行事をしたりする組織を宗教団体と定めている。

 所轄庁の認証を経て法人格を取得した場合、その団体の宗教活動には公益性があるとみなされ、さまざまな税制優遇が受けられる。

 境内には、固定資産税が課されず、法人税もかからない。さい銭やお布施などの収入も非課税だ。一般企業のように「不動産販売業」や「旅館業」など34業種の収益事業を営む場合は、課税の対象になるものの、税率は優遇される。

 ◇「質問権」とは?

 宗教法人の行為が解散要件を満たす疑いがあれば、所轄庁は、宗教法人法に基づく「質問権」を使い、教団の運営実態を尋ねたり、関連資料を求めたりすることができる。ただ、宗教施設などへ立ち入るには同意を要するといった制限もある。法人側が質問に答えなかったり、うその報告をしたりすると、行政罰の一つである過料(10万円以下)が科される。

 ◇高いハードルの背景

 宗教法人法が、解散要件に高いハードルを設け、所轄庁による権限行使も抑制的にしか認めていない背景には、「信教の自由」を保障する日本国憲法の精神がある。宗教団体の関係者が相次いで検挙されるなど、政府が宗教弾圧を進めた戦前の反省もあり、同法ではいかなる規定も「(宗教行為を)制限するものと解釈してはならない」としている。

 ◇「法令違反」で解散 前例は?

 文科省が旧統一教会の解散請求を判断するまでには、霊感商法や高額献金の要求など、教団側が民事裁判で賠償責任を問われた数々の金銭トラブルが、要件①の「法令違反」に当たるかどうかが、ポイントとされてきた。

 ただ、①の「法令違反」に基づいて過去に解散命令が確定したのは、地下鉄サリン事件を起こしたオウム真理教と、霊視商法詐欺事件を起こした明覚寺(和歌山県)のみ。旧統一教会と異なり、いずれも教団の役員が刑事責任を問われている。

 岸田文雄首相は昨年10月、「組織性、悪質性、継続性」が確認できれば、民法上の不法行為も解散の要件に含まれうるとする解釈を示した。文科省は昨年11月以降、7回にわたる質問権の行使によって、組織体制や財産状況、献金の実態などにまつわる資料の提出を教団側に求めた。これに並行して金銭トラブルを巡る被害者への聞き取りも重ね、解散請求に向けた証拠の積み上げを進めてきた。

 ◇解散したらどうなる?

 裁判所の命令を受けて宗教法人の解散が確定した後も、任意団体として活動を続けることは可能だ。しかし、税制上の優遇措置は受けられなくなり、組織運営が困難になる可能性もある。専門家の中には「(解散命令は)宗教法人に対する死刑宣告のようものだ」とする見方もある。

 解散請求について、旧統一教会側は、過去10年以上にわたって法令順守を徹底してきたとし、政府が解散要件に示した「組織性、悪質性、継続性」についてはいずれも「全く該当しない」と反論。文科省の質問権行使も違法であるとの見解を示している。

旧統一教会“違反軽微でない” 「過料」を東京地裁に通知へ 09/07/23(FNNプライムオンライン(フジテレビ系))

旧統一教会に対し、文部科学省は7日にも行政罰である「過料」を科すよう、東京地裁に通知する方針。

文科省は、旧統一教会に対し7回にわたって質問権を行使し、献金や教団の財産などについて報告を求めてきた。

しかし、全体のおよそ2割にあたる100項目以上について教団から回答がなく、「違反の程度が軽微でない」として、文科省は6日、宗教法人審議会を開き、10万円以下の過料を科すことを求め、東京地裁に通知することを決めた。

文科省はさらに、「違法な献金・勧誘行為が繰り返し行われ、損害賠償額は総額15億円を超え、重大だ」と指摘していて、政府関係者によると、法律の要件を満たせば、早ければ10月にも教団への解散命令を請求する方向で検討しているという。

社会部

爆笑問題の太田光氏が何を本当は考えているのかは知らない。彼を批判した人達に頭にきて世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を擁護するような立場を取っているのか、それとも批判を浴びるような発言を理解して言っているのだろうか?

太田光 旧統一教会の養子縁組問題に「どこまで社会が踏み込めるか」 11/20/22(東スポWEB)

 20日放送の「サンデージャポン」(TBS系)で世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の養子縁組あっせん問題が取り上げられた。

 旧統一教会で信者の子どもの養子縁組が数多く行われていたことが問題視されている。旧統一教会はこれまでに745人の養子縁組があったとしているが、あっせんは否定している。

 タレントの岡田結実は「生まれる前から親や親じゃない人に人生を決められるのは悲しいこと。心がざわざわしました」と語った。ジャーナリストの鈴木エイト氏は「合同結婚式で生まれた子が必要というのが教義なので、子宝に恵まれないところに融通する形が教義上正しいとされている。教団内の常識が(世間の)非常識になっている」と解説した。

 司会を務める爆笑問題の太田光は「現代から考えると岡田結実ちゃんが言ったようにモヤモヤするけど、同時に考えないといけないのは、かつての日本で家制度を守るために親同士が次男をお宅にとかってことは(していた)。徐々に価値観が変わってきて教団のやっていることが時代遅れになった。それに社会がどこまで否定できるかという問題がある」と訴えた。

 鈴木氏が「養子に出される子の人権が守られているのか」という問題点も指摘。太田は「社会がどこまで踏み込めるか、統一教会問題に限らず全体で考えないといけない」とまとめた。

東スポWEB

山上容疑者の暴走がなければ、多くの日本自国民が知る事はなかった事実?韓国語で記された文氏の発言録全615巻に「 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の創始者・文鮮明(ムンソンミョン)氏が2005年に信者に向けて行った説教で、自民党の中曽根弘文元外相(77)を当選させるため『統一教会のメンバーら300世帯が選挙に参加した』と選挙支援に言及していた。」に関して事実なのか個人レベルでは確認出来ない。
事実だと仮定すれば、フェイクニュースはだめだと言われているが、事実を隠ぺいしたり、不都合な事実がメディアで流れないように要請や圧力があったのなら日本のジャーナリズムやメディアを簡単に信用してはいけないと思う。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

boinboin

日本人のほとんどが「おかしい」と思う事に政治家が 「見ざる・聞かざる・言わざる」を貫いてるのは この統一教会同様で「選挙協力や献金」があるからでしょう
宗教法人の無税やNHKの受信料や日本の国力低下や低所得など の根源にある派遣法を撤廃しない所など全てにおいて 国民生活や日本の未来を一切考えない政治家の私利私欲の 為ですよね
若い子が闇バイトなどに走る原因もココにある様に思うけど 正直マジメに働くの嫌になりますから


the*****

>(統一の)支援を「受け入れた」と回答した議員が19人いたとしたが、その中に中曽根氏の名前はなかった

最初に素直に答えていれば、記事になることもなかったのに。

中曽根家が統一教会と関係があると見られるのが嫌だったのかな?

フジがやたら中曽根元首相を持ち上げるなと思ったら、これだけ統一と関係が深かったとはね。


ggm*****1時間前 非表示・報告 保守派とかタカ派とか言われる自民党の一部議員が事もあろうに自身の票獲得のために反日の統一教会を支え、統一教会に賛辞を捧げるなんてブラックジョークにも程がある。 それが今の自民党の姿でもある。


go1*****

半島に本部を置く反日思想のカルト宗教にここまで汚染されてたとはね
絶縁宣言なんてクチだけなら何とでも言える
さっさと統一教会に解散命令なりカルト規制なり反社認定なりして、日本で活動できなくしないと全く信用できないよ
旧統一教会やその関連組織がピンピンしてる限り、愛国心のある日本人は自民党には投票しないようにしないといけないね


jgn*****

さっさと解散命令を出してたらよいのでは?
そもそもこんな宗教に多大な影響力があるのは信者を洗脳して多額の お金を献金させたこと

それを監視するうえかつ税収にするうえでも 宗教法人の寄付お布施に課税に多額の課税をすべきだと思う。

それを嫌がるのは 宗教法人の教祖 幹部 だけ。

さっさと実行してほしいね。

わかりましたか? 総理!!


tak*****

中曽根康弘元首相なんてタカ派・保守派と呼ばれていた人じゃん。

その息子がハト派・リベラル派って事は無いしねぇ。

それにしても安倍元首相といい、中曽根氏といい「愛国」だの「保守」を声高に叫んでいた連中が実は反日思想の塊の韓国の宗教団体と長年ズブズブだったって、どんなブラックジョークだよって思う。


tek*****

中曽根元外相の選挙に「統一教会300世帯が参加」
中曽根さん答えて下さーぃ。
萩生田政調会長もコメント下さーぃ。
自民党としてコメントして下さーぃ。
メディア突撃取材ではないのか?
オフレコではなく事実を国民へ。
あっやらんか、視聴率取れるが忖度優先か。。。


nam*****

人を騙し人を泣かせば我が身に原因と結果である。嘘は泥棒である。嘘は罪となり滅びる。何事もうまくいかず重大罪が病気になる。我が身の作った原因を繰り返し罪となり悪い事が継続になり(蜘蛛の糸)地獄池の我が身に刻まれた命は堕ちる結果である。我が身で作った悪さの原因は(正直な重大罪)が現れた事実になる。胸に隠しても無駄になる。

<旧統一教会>中曽根元外相の選挙に「旧統一教会300世帯が参加」 教祖発言 02/16/23(毎日新聞)

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の創始者・文鮮明(ムンソンミョン)氏が2005年に信者に向けて行った説教で、自民党の中曽根弘文元外相(77)を当選させるため「統一教会のメンバーら300世帯が選挙に参加した」と選挙支援に言及していた。韓国語で記された文氏の発言録全615巻の中から毎日新聞が当該部分の記述を翻訳・確認し、判明した。【田中裕之、ソウル坂口裕彦、渋江千春】

 ◇父・中曽根康弘氏は歴代首相で最多言及

 中曽根氏は、1982~87年に首相を務めた中曽根康弘元首相の長男。康弘氏が首相だった86年の参院選で初当選し、現在7期目で参院憲法審査会長を務める。発言録全巻の中で父康弘氏は、日本の歴代首相で最も多く言及されていたことが毎日新聞の調査で既に判明しており、「親子2代」にわたって教団と接点を持っていた可能性が浮かんだ。

 発言録483巻80ページの記述によると、文氏は05年1月16日に韓国内で行った説教で次のように語った。

 「『中曽根』(の名字)は、重大な立場の者が真ん中に立って根をつないでいくという意味だ。重大な使命を失ってしまうと一族が、子孫が、滅びていく。今回、その(一族の)中曽根弘文を選挙で当選させようと、統一教会のメンバーら300世帯以上が記録的に選挙に参加した。だから当選した。金持ちが一つになって援助をしなければ、切られてしまう。統一教会は怖いところなのだ」

 康弘氏は戦後第5位の長期政権を担うなど保守政界で「重大な立場」を築き、03年に衆院議員を引退した。文氏は、康弘氏の引退で中曽根家が衰退する可能性に触れ、長男の中曽根氏が臨んだ04年の参院選に言及したとみられる。だが実際、教団側が支援したのかは不明だ。

 ◇2004年参院選群馬選挙区は激戦

 当時、群馬選挙区(改選数2)は中曽根氏と自民現職が立候補する保守分裂の激戦。中曽根氏は、旧民主党新人に次いで2番目に多い27万6229票を獲得して4選を果たしたが、次点で落選した自民現職とは約8000票差で厳しい戦いだった。

 自民党は22年9月、党所属国会議員と教団との接点について、自己申告式の調査結果を公表。組織的な選挙支援や動員、ボランティア支援を「受け入れた」と回答した議員が19人いたとしたが、その中に中曽根氏の名前はなかった。

 中曽根氏の事務所は取材に「これまでの選挙で、(旧統一教会に)当方として選挙支援の依頼をしたり、支援を受けたという記憶も記録も全くない。従って党に報告することもない」と文書で回答した。

 教団広報担当者は「組織として特定の政党、候補者と関係を持つことはない」と答えた。教団系政治団体「国際勝共連合」は期限までに回答はなかった。

 発言録は、文氏が56~09年に韓国内で信者に説教した言葉を韓国語で収録した「文鮮明先生マルスム(御言(みこと))選集」。文氏が死去した12年まで発行された。毎日新聞は全615巻・計約20万ページで日本の歴代首相31人に文氏が言及した回数を調べ、計1330回の中で康弘氏が最多693回だった。

年を重ねたせいなのかよくわからないが、日本がこんな国だなんて知らなかったし、思わなかった。子供には政府やメディアを信じるな、間違っていても自分で判断するようになれと言っている。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

pdc*****

旧統一教会がなぜこれほどの信者を獲得できたのかを検証する必要がある。旧統一教会はキリスト教を自称しているが実態はシャーマニズムである。かつての日本では真言宗が拝みやの役割を果たしてきたが、次第に教義に忠実になっていった。しかし、知的でない人々の間では拝み屋に対するニーズが存在し、昔の真言宗よりさらに原始的なシャーマニズムを教義とする旧統一教会に頼らざるを得なかったようである。 先祖に対する恨みや、それに伴う祟りなどの理不尽なことは有り得ないことを説明すべきである。日本はどこかの国のような原始的な国ではないはずだ。


tmy*****

宗教法人法の改正が必要ではないか。
疑惑があり、それに対して回答せず訂正して報告することを認めては、何をしても隠して告発から逃れることができるではないか。 養子縁組申請書があること自体、養子縁組あっせんがあったことを物語っている。
ハンドブックを改訂しようが、養子縁組推奨を削除しようが、これまでやってきた罪に関しては償ってもらわなければならない。
実際被害にあった人の証言もあるわけなので、それを元に統一教会側に回答させて、虚偽の回答をした場合罪に問うようにしなければ、今後宗教法人を隠れ蓑にしたビジネスや違法な行為の実行を企てる素地を残してしまうことにならないか。


********

『「天から子宝の恵みを受けた家庭は、その恩恵を子女の授からない家庭にも分かち合う責任があります」などの記載も削除し、大幅に修正したということです。』

まことのお父母さまの教えよりも、国からの指導が正しく、それに従うという、まことのお父母さまの教えも結構いい加減なものだったのですね。

そこは、我が国の政府をサターンと決めつけることは得策では無いとの大人の事情の判断でもしたのでしょうか。

そのようないい加減な教えを信じ込んでしまって、多くのみなさんがよくもまあ、預金を解約したり、資産を売却して献金し続けてきたものですね。

子どもの人権侵害を続けてきたものですね。目を覚ますべきだと思います。

それにしても、細田衆議院議長、萩生田政調会長、山際本部長など、神の国の実現に向けた鉄壁の体制を政治業を営む人たちは、いつまで続けるつもりなのでしょうか。

国民を軽く見るのにも程があると思います。


tec4gc11

新規信者を獲得の為のチームがもう作られている。セミナーや会合が幹部の間で粛々と隠れて行われている。寮やアパート周辺でローラかけている。引っ越しした後が危ない。組織的に行なっている。お金になるバイト探してます。が彼等の手段である。これからは、住宅街でも昼間も危ない。最近引っ越しして来て何ま分からないも注意。何せ統一教会は、ノルマがあり信者の数と資金獲得の為情報を集めている。今日本で活動ができる様制限掛けられない様にスパイ活動防止法や宗教法人税掛けられない様工作している。それには署名と金がかかる。


chq*****

統一教会はアダムとサタンを例に出して自由恋愛を禁止。具体的には自由恋愛は罪=恋愛は神が決めなければ不幸になる=統一教会が決める。コレが有名な合同結婚式だ。信者の日本人女性は統一教会に言われるがままにKに連れて行かれてくじ引きのようにKの男性との結婚。全員が不幸になった訳ではないが殆どの日本人女性が夫からのDVや借金の押し付けに苦しめられたとされている。 さらに霊感商法で17万円の印鑑や77万円の水晶を買わされ生活苦になり足りない分は児童手当や生活保護で支払えと脅されたようだ。そのお金は統一教会幹部が贅沢に使い一部はKや北朝鮮に送金。そしてそのお金でミサイル核開発が行われている。 統一教会の目的が対共産主義なのは有名な話ですが日本からの送金や日韓トンネルの建設,Kと母の国と言われている日本人女性の結婚も目的の1つである。搾取の理由として過去に植民地支配をした日本の償いだと。舐められた酷い話だ


pek*****

結局のところ旧統一教会は解散させないんでしょ?
政治家たちとつながりも強いし、結果的に人を不幸にする
宗教団体をこのまま存続させるのでしょうね。

おカネの流れが明確に異常だと出ているにも関わらず
明らかに健全な団体じゃないでしょ?
また、質問状などを送り、それに回答させてるだけでしょ?
グタグタやっている間に国民の記憶から消えるの待ってる感じ。

そもそも安倍氏さつがいの犯人とされるやまがみからの 流れですが、一連の流れに違和感しかないですよ。


“統一教会”ハンドブック改訂 養子縁組推奨を“削除” 02/01/23(日テレNEWS)

いわゆる統一教会の信者同士で行われている養子縁組に関して、教団が、信者に提出を求めていた「養子縁組申請書」を廃止し、教団のハンドブックから養子縁組を奨励する文言を削除したことがわかりました。

“統一教会”養子縁組 妊娠中に「誰々さんにあげる」 “組織的に行われている”指摘も

世界平和統一家庭連合、いわゆる統一教会は、これまで信者が「養子縁組申請書」提出し、教団側に報告することを求めていましたが、これを廃止し、教団のハンドブックからも記載を削除したということです。

また、ハンドブックにあった「天から子宝の恵みを受けた家庭は、その恩恵を子女の授からない家庭にも分かち合う責任があります」などの記載も削除し、大幅に修正したということです。

厚労省は、先月ハンドブックの記載などがあっせん法や児童福祉法の趣旨に反するとして、教団を行政指導しており、先月31日、教団側から受け取った修正されたハンドブックの内容を精査中だということです。

同法は、憲法が保障する「信教の自由」に配慮し、宗教法人に対する公権力の介入には抑制的で、施設への一方的な立ち入りや教義に関わる質問はできない。文化庁の関係者からは「捜査権限がないため、必要な資料が集まらない」との声も漏れる。


宗教法人が悪質な組織であれば、この欠点を突いてくる事が明らかになったと思う。憲法が保障する「信教の自由」は改正に必要があると思う。安部元首相が言っていた憲法改正に関して「信教の自由」に関する憲法改正であれば個人的に賛成する。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)だけの問題ではなく、悪質な宗教団体が急速に拡大しないとは限らない。今回の件を気に問題がある宗教団体やカルド宗教の定義をさだめてカルト教団を許さない環境を整えるべきだと思う。
憲法が保障する「信教の自由」の改正に関しては安部元首相が実現したかった憲法改正に多くの国民は賛成すると思うよ!今のままでは、カルト教団を野放しにするしかない憲法だと言う事がわかった。アメリカで存在したカルト教団のような宗教団体が日本で勢力を伸ばしたら、日本は終わりだと思う。防衛費とか言う間に、憲法の壁に阻まれて終わりだと思う。アメリカでは戦車まで出動する大騒ぎだった。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

多田文明
詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリスト

報告
以前から指摘しているように、教団のこれまでの傾向から見て、答えづらいところは回答を拒むか、その部分をスルーして回答していると思います。

ですが、その部分にこそ、教団にとって触れられては困る、重要な核心部分があるわけです。

不明確な回答部分は「教団の指示系統や資金の流れが明確ではない」とのことで、まさにここがアキレス腱といえます。 「法令に違反し、著しく公共の福祉を害すると明らかに認められる行為などの疑い」に結びつくところだと考えます。

今後も同じような対応を繰り返すとは思いますが、必ず組織性、悪質性を示す宝は眠っているはずです。

実際に弁護士と元信者らは、教団の違法性を問う民事裁判での闘いのなかで、手にした証拠と証言から、教団と信者らの不法行為責任を認めた、多くの判決を勝ち取っています。

来年1月6日を期限の再質問の回答しだいですが、解散命令請求に近づいていることを感じています。


されど我らが日々

捜査権がない、信仰の自由に関することは質問できない、などであって、最初から不十分な回答になることは容易に推測できた。再質問をしたと言うが同じ不十分な回答になろう。救済法にしてもザル法であり、質問権にも限界があり効を奏さない。被害者を救済できないこと・結果は出ないことを岸田政権はやっている振りをして国民を誤魔化しているに過ぎない。
あってはならぬことである。できないことはできないと真正面から説明するとか、救済するのであればもっと真剣に取り組んで貰いたいものだ。


憂える一匹狼

旧統一教会等の被害者救済は必要なことでスピード感を持ってやらなければならないと思う。
その一方で韓国では宗教リスクの高いという「新天地イエス教」という得体の知れない新興宗教団体が信者獲得のために10万人規模の集会を開き、その中には日本人も含まれ、名古屋でも名前を隠して活動しているらしい。
第二、第三の宗教被害者を出さない為にはこう言った怪しげな団体に対する監視と言えば語弊が有るかも知れないが、団体の活動等に注目し、動向を把握しておくことも大切だと思う。


クリムゾンフレア

質問権の行使と言っても強制執行とは違ってあくまで回答は教団側の任意であって、いくらでもはぐらかす事は可能であり、これでもって教団の全容解明が進むはずがない。強制権を伴う形での捜査ないしは誠実な回答が無ければ解散請求権も辞さないという強い態度で教団側に迫るべきだ。今のままだと教団側にとって不都合な事は証拠を隠滅する恐れもある。時間が経てば経つほど真相解明が困難となるだろう。日本を、そして日本人信者を喰い物にする様なカルト宗教を野放しにしたままではいずれその批判の矛先は政府に向かう事を自覚すべきだ


yos*****

いくら資料請求しても無駄です。
何とも思っていない。
これまで統一教会の政策決定への関与は否定し続けていたが、やっぱり、「ズブズブの関係」であることは明白なのに、解散請求にやる気が有るのか疑問です。
それよりも、以前から問題になっている、細田は衆院議長として、下村や萩生田等も旧統一教会との関係について国会で説明責任がある。 この件については、責任放棄か。


質問権行使の文化庁「回答は不十分」 旧統一教会に追加資料要求へ 12/31/22(毎日新聞)

 宗教法人法に基づく「質問権」を行使した世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への調査で、文化庁が初質問で教団から得た回答について、内容が不十分だと判断していることが政府関係者への取材で判明した。教団を巡る高額献金などの金銭トラブルについて、組織的関与を調べる際に必要となる教団の指示系統や資金の流れが明確でないという。不明な部分については、教団に追加資料の提出などの対応を求める構えだ。

【写真特集】信者に政界工作説いた旧統一教会教祖

 宗教法人法は、法人の解散要件である「法令に違反し、著しく公共の福祉を害すると明らかに認められる行為」などの疑いがあれば、質問権を行使できると規定。文化庁は、霊感商法や高額献金などを巡り、教団や信者らの不法行為責任を認めた民事訴訟の判決が22件あり、損害賠償額が少なくとも14億円に上ることが根拠になると判断し、1996年施行の改正宗教法人法に質問権が追加されて以来、初めて権限を行使した。

 文化庁は、金銭トラブルについて、教団の組織的関与や資金の流れを改めて解明し、裁判所への解散命令請求の要件となる「行為の組織性、悪質性、継続性」などを判断する方針だ。このため、初の質問では教団のガバナンス(組織統治)の仕組みや財産・収支などが分かる資料の提出を求め、12月9日に段ボール箱で8個分の関連資料を受け取って内容を精査している。

 だが、政府関係者によると、教団幹部から末端の信者に対する指揮命令系統の仕組みがはっきりせず、信者らからの高額献金や霊感商法といった行為が、法人による「法令違反」に該当すると明確に示す文書はなかった。これらで得た資金が教団の上層部などに流れたかどうかについても、回答からは確認できていない。

 文化庁は、独自に得ている情報を基に、教団が回答で出さなかったとみられる資料を見極めて、改めて対応を求める構えだ。ただ、同法は、憲法が保障する「信教の自由」に配慮し、宗教法人に対する公権力の介入には抑制的で、施設への一方的な立ち入りや教義に関わる質問はできない。文化庁の関係者からは「捜査権限がないため、必要な資料が集まらない」との声も漏れる。

 調査を巡っては、12月14日に質問権を再行使し、2回目の質問書を教団に送っている。教団に関係した訴訟全般の資料や、教団が法令順守を徹底するとした「コンプライアンス宣言」(2009年)をどう守ったのかが分かる資料などを、23年1月6日を期限に提出するよう求めている。【深津誠、国本愛、李英浩】

安部元首相が殺害されなければこのような事を知る事もなかったし、ある程度の自民党政治家達がこのような世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と深い関りを持っている事も知らなった。
日本の将来と日本の政治には期待が持てない。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

wvt*****

統一教会は養子縁組を推奨したが斡旋していないと主張する。しかし小川さんの証言では、6人兄弟の4番目以降を養子に出して、一人の養子先が教会の分派だったので1年経たずに帰ってきたと言う。これは教会が指導した経緯そのもので教会の関与を示す証拠だと思う。養子縁組制度は子供の養育環境を守るのが目的で、教会が子々孫々に渡る信者維持を図る目的でしてはならない。妊娠前から養子縁組を推奨するのは、生まれてくる子供が成長と共に獲得するはずの自己決定権を半ば否定する教義である。それは過去の奴隷制度と同じであり、必ず止めさせると共に、都道府県知事の許可を得ずに養子縁組を斡旋したのだから刑事罰を科して、宗教法人格をはく奪すべきだと思う。それにしても統一教会は何て悪い宗教なんだろう。文鮮明は自身が約束した地上天国を実現しないで肺炎であっけなく死んだと聞くし、それでも先祖解怨の高額献金で信者搾取を続けていると聞く。


ots*****

宗教団体が先鋭化し、わが教団の教義や教祖の主張が絶対的に正しい、他は間違いという価値観に染まれば、社会のルールや文化、倫理観と反し、社会問題になります。旧統一教会もその道、まっしぐらなことがこの養子縁組問題からもみてとれます。 以下のような報道特集をみつけました。安倍さんと旧統一教会の繋がりの深さに唖然としました。

Youtube 検証8弾・安倍三代と旧統一教会【報道特集9月24日放送】|TBS NEWS DIG

当然、信者の方々にはいろんな方がおられるでしょう。しかし、教祖や教義が狂えば社会的な問題を引き起こし、批判されるのは当然です。 そんな教団と日本の政権与党が肩を組んできた事実を国民の皆さんは早く気づき、次の選挙の投票先を決めるべきでしょうね。誰も、旧統一教会と創価学会の連立政権なんて望んでいませんよ。


「親は養子に出すこと前提に出産」旧統一教会・元2世信者小川さゆりさん(仮名)衝撃告白...鈴木エイト氏「多くの"神の子"産むために避妊しないケースも」 11/20/22(MBSニュース)

旧統一教会の国会ヒアリングで元2世信者の小川さゆりさん(仮名)は自らのきょうだいが次々と旧統一教会のもとで養子縁組に出されていたと告白しました。小川さんは「信者である親の事情で子どもの人権が無視されている」と問題提起しました。鈴木エイト氏は「旧統一教会では合同結婚式で結ばれた祝福カップルの子供は“神の子”」とされ、妊娠の段階から養子縁組のあっせんが推奨されるといいます。

【写真を見る】「妊娠時点であっせん推奨」「親子関係が崩壊…」教団が行う養子縁組の問題点を図解

“神の子”を産むため避妊しないケースも ーー旧統一教会が都道府県からの許可を受けずに養子縁組のあっせんを行っていた可能性があるとして、厚労省などは事実関係の確認を行う方向であることを明らかにしました。旧統一教会をめぐる養子縁組についてどのような問題点がありますでしょうか? 「『神の子』という概念があり、既に親子関係が崩壊している、信者は多くの『神の子』を産むために避妊をしないケースもあります。合同結婚式で祝福を受けた祝福カップルから生まれた子どもは『神の子』ということで非常に特別な地位にあるわけなんです。何らかの事情で子宝に恵まれないところに斡旋、融通する、捧げるという話もありましたね。まるで『神に捧げる生けにえ』のような形で神の子を大きな宗教団体の中の一つの家庭という概念で回しているという見方もできるんですよね」

ーーそして生まれた子どもは『妊娠の段階から、養子縁組のあっせんが推奨されている』ここが問題だということですか? 「養子を3人以上、差し出し、捧げた夫婦や7人以上子女を産んだ家庭が表彰されるなど教団側が推奨しているのが背景にあるんですよね」

教団メールでの生々しいやり取り「家族なら手差し伸べるのが当たり前」 ーー養子縁組に関する教団内部であった実際のメールのやり取りを今回鈴木エイトさんに提供していただきました。読んでいきますと『養子を求めている方がいます。私が所属している教会にはお子さんに恵まれていない家庭が多くいます。皆さんの周りで養子のことで前向きに考えてくださる方がいましたら個人メールをいただけませんでしょうか?』『子どもの生まれない祝福家庭のために養子縁組を積極的にすすめられました。自分の子どもをあげるというのは簡単にできることではありません。しかしここは家庭ではないか、家族ではないか、家族なら困っている人に手を差し伸べるのは当たり前、多くの人が喜んでそうしたのです』という文面を見ていると養子縁組の推奨が行われていたのではないかなと感じられますね。 「(このメールなどから)教団がどのように養子縁組を斡旋してきたかを如実に表れている文面だと思うんですよね」

ーー厚生労働省は『都道府県から許可を受けずに養子縁組のあっせんを継続的に行っている場合は、法律に違反する可能性もある』として、東京都と連名で質問書を提示し、今週中に回答を求める方向で調整しています。厚生労働省の対応はいかがでしょうか? 「先日も厚労省は、2世に対して宗教虐待が行われてるんじゃないかという通知を全国に出しています。その後、厚労省が非常に今回スピーディーに動いてるってことは評価できるところだと思います」

かつて解散になった宗教法人「法の華」「明覚寺」 ――その背景と統一教会との共通点(1/7) (2/7) (3/7) (4/7) (5/7) (6/7) (7/7) 09/16/22 (Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

旧統一教会をめぐる問題はいまなお議論されており、同教団に対する宗教法人の解散命令を要望する声もある。実際、過去に社会的な問題を起こしたことで裁判所から解散命令が出された団体はある。オウム真理教と明覚寺だ。また、法の華三法行にも検討されていた。オウムを除く2団体はどんな組織で、なぜ解散命令が出されたり、検討されたりしたのか。当時の関係者に尋ねた。(ジャーナリスト・森健/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部)

4泊5日の「生きざま修行」

あの時のことは振り返りたくないのが正直なところです──。埼玉県に住む吉田登美子さん(75・仮名)は小さな声で言う。言葉を選んで語るのは、かつて「法の華三法行(さんぽうぎょう)」という宗教団体に多額のお金を注ぎ込んでしまったときのことだ。

「総額で言うと、800万円くらいです。当時子どものためにためていた定期預金も解約して、(教団に)入れました。そのせいで夫や子どもたちと大変もめました……」

きっかけは1994年半ば、書店で見つけた本だった。福永法源という人物が書いた本には、天行力でどんな病気でも治ると書かれていた。その当時、吉田さんは毛髪が抜ける症状に悩んでいた。本に挟まれていたハガキを送ると、すぐに教団から電話がかかってきた。

指定された施設に行くと、天仕(てんじ)という出家信者に部屋に通され、足の裏を見せるように言われた。部屋の足裏診断士の女性は、吉田さんの足の裏を数分間眺めると、修行をつめば毛髪の減少など簡単に治ると断言した。だが、続けて「もっと重要な問題がある」と強い調子で言われた。

「先祖に悪い霊があり、それがあなたの人生に影響を及ぼしていると。また、このまま放っておくと、2人の子どもや夫もがんなどの病気になると言われたのです。恐ろしくなりました」

その日は8万円あまりを支払った。だが、数週間後に設定された修行は、そんな額ではすまなかった。静岡県富士市の教団本部で4泊5日、225万円。さすがに高いと吉田さんは思ったが、「いまやらなければどんどん悪くなる、死ぬ可能性も高い」と迫られ、応じてしまった。

数週間後、4泊5日の「生きざま修行」に参加した。道場には数百人の参加者がいた。吉田さんは、あれはつらかったけれど充実感もあったと振り返った。

「修行中は『健康にあふれた毎日です』など、大声で言い続けます。水も飲めません。気を抜くと、天仕が来て大声で叱られる。頭がボーッとして、倒れました。最後の一昼夜は眠れませんでした」

ところが、極限まで追い込まれた状況で、最後に教祖の福永法源から励まされると、「ものすごく解放された」気持ちになったという。涙を流し、充実した気持ちが溢れた。この体験が強く残り、2回目、3回目の修行にも参加した。

吉田家が紛糾したのは、4回目の修行に入金したあとだった。積み立て型定期預金500万円を吉田さんが引き出していたことに夫が気づき、吉田さんを問い詰めた。預金は、大学進学を控える長男の学費のためにためてきたものだった。夫、長女、長男も呆れ、吉田さんと大喧嘩となった。だが、その時の吉田さんには大学よりもはるかに大事だと思えたという。

「がんになったら終わり。命あっての物種です。だから、私は家族を助けるつもりで法の華に入れていたんです」

夫や子どもたちには詐欺にしか思えなかった。吉田さんは3人に責められ、また、多くの金を注ぎ込んでしまったことの自責の念で、その後数年間、心身のバランスを崩してしまったという。

解散命令前に破産した法の華

法の華三法行が宗教法人として静岡県から認証されたのは1987年。福永だけが聞くという「天声」や、相手の足の裏から人生や悩みを読み解くという「足裏診断」などの方法で活動を始めた。町中では広告のチラシを配り、書籍も販売。福永自身も積極的にメディアに出て悩む人たちの心を捉えた。教団に連絡してきた相手には、がんなどの病気のおそれを迫るなどして、高額な支払いに追い込んでいた。

前述の「修行」のほか、「右脳塾」が380万円以上、福永法源の手形の額縁(解脱法納)で1000万円……。1996年秋、東京の弁護士が中心になって「法の華被害110番」を実施すると、被害は全国に広がっていることが判明。法の華被害対策弁護団が結成された。1996年末から、法の華への返還請求の民事訴訟が全国各地で起きた。

同弁護団の事務局長だった釜井英法弁護士は、被害者1人につき平均500万円ほどの被害があったと振り返る。

「率直に言って、彼らは宗教とはほど遠い団体でした。『足裏診断』は『足裏を見たら、まず『このままだとガンになるよ!』など第一声を吐いてびっくりさせる』というようなマニュアルができていた。お金だけが目的で、教義らしきものもない。心理的に追い込まれてお金を払った人たちは、病気も治らないし、何も変わらない。後で気づいて訴訟に乗り出すことになったのです」

民事訴訟の原告は全国9地裁で約1200人まで増え、損害賠償の請求額は総額約69億円にのぼった。ただし、警察庁によると、実際の被害者数は約2万2千人(教団発表の信者数は10万人)で、被害総額は950億円とされるなど莫大だった。刑事事件にも発展した。1999年12月、警視庁と静岡県警は東京や静岡など教団施設を強制捜査。2000年5月以降、教祖の福永ほか幹部陣が詐欺容疑で逮捕された。その直前の4月には、福岡地裁で初の民事の判決がなされ、原告側の全面勝利となった。

こうした民事・刑事の訴訟を受け、文化庁では2000年9月の宗教法人審議会で、法の華への解散命令が議論になった。同審議会で宗務課長は、1999年12月の強制捜査やその後の15人の起訴に言及し、公判の状況を見極めながら、<できるだけ速やかに法務省等関係機関との協議を引き続き進めていきたい>と述べている。

だが、実際には解散命令請求には至らなかった。なぜか。請求を出す前に、教団そのものが破産してしまったからだ。釜井弁護士が言う。

「債権者であるわれわれ弁護団は、(民事裁判後に)損害賠償請求額を確保しなければいけない。一方、法の華側がこちらの請求額を支払えるか疑わしい状況も見えてきた。そこで、東京地裁に法の華の破産申し立てをしたのです。同時に、預貯金、不動産などの保全処分をし、法の華に売却させないようにした。その結果、債務超過になるとわかり、裁判所は2001年3月29日、法の華に対して破産宣告を下した。破産宣告は宗教法人法43条2項3号により宗教法人の解散事由になっているため、文化庁が解散命令請求を出す前に、法の華は解散に至ったのです」

重要なのは、この一連の裁判で教義などの宗教性についてはまったく問題になっていないことだという。

「裁判で問うていたのは、『病気が治る』や『足裏診断』など弱みに乗じて、高額のお金を騙し取る詐欺行為であったこと。そこにはマニュアルがあるなど組織的な活動もあった。何を信じるかという、憲法で保障する『信教の自由』に触れるような論点はありませんでした」

解散命令の要件は

宗教法人法81条1項は解散命令について記している。一つでも該当する要件があると認められたときは、所轄庁や検察官などによる請求、もしくは職権で解散を命じることができる。その要件で重要なのが1号だ。

<法令に違反して、著しく公共の福祉を害すると明らかに認められる行為をしたこと>

この要件が最初に適用されたのが、地下鉄サリン事件などを起こしたオウム真理教だ。1996年1月に最高裁で解散命令が確定。同年3月に東京地裁が教団に破産を宣告した。

ただ、このオウム事件と同時期、信者を騙して高額なお金を集めていた団体が複数あった。その一つが法の華であり、もう一つが明覚寺(みょうかくじ)だ。明覚寺には2002年1月、オウムに続いて解散命令が出された。

「水子の霊」で女性狙った明覚寺

明覚寺の霊視商法被害者弁護団で事務局長だった瀬戸和宏弁護士が言う。

「宗教は本来、人を幸せにするべきものだと思います。しかし、明覚寺がやっていたことは、ひたすら人を脅かし、お金を巻き上げ、人を不幸にさせることでした。民事だけでなく、詐欺の刑事事件でも立件され、幹部らは実刑判決となりました」

明覚寺事件には前段がある。本覚寺という名での事件だ。

教団トップの男は1982年にコンドームの訪問販売の会社を起こしたのち、1986年に真言宗醍醐派で僧籍を取得。翌年、茨城県に本覚寺を設立すると、同派から独立。首都圏各地のビルで霊視商法を展開しはじめた。1991年頃から首都圏の消費者センターに多数の苦情が寄せられるようになり、1992年に弁護団が結成。不法行為を理由に損害賠償請求訴訟が提起されていった。

1995年までの第5次訴訟で、被害額の96%の賠償を受ける和解が成立した。にもかかわらず、問題は一向に減らなかった。なぜなら別の名称の寺院が1992年以降につくられ、そちらで全国展開されていたからだ。そんな寺の一つが、和歌山県の明覚寺だった。

これはいまの旧統一教会の名称変更問題とも関連すると瀬戸氏は指摘する。

「1992年頃、週刊誌や新聞が追及キャンペーンを張り、本覚寺の名称は知られるようになりました。そこで、教団は新しい名の寺を複数つくり、そちらで活動していった。本覚寺から命源寺、そして明覚寺、あるいは満願寺。折り込みチラシも運命鑑定など表記を変えた。名称変更があると、それまでの問題とは別物だと誤解してしまうのです」

活動の内容は、法の華と非常に似ている。

<あらゆる悩みを解決します><霊障による苦しみや悩みを霊視によって原因を究明します>などと記した新聞の折り込み広告などで宣伝。問い合わせてきた人を「寺」と称するビルの一室などに勧誘し、やってくると「教師」という名の霊能者とされる人物が“霊視”を行い、「水子の祟り」「先祖霊の祟り」などと脅かす。その上で、供養しなければ「子どもが自殺する」「夫が交通事故に遭う」「結婚できない」など不幸を並べたて、供養に多額のお金を支払わせた。その額は少ない人で60万円、多い人では数千万円に及んでいた。

明覚寺は女性を多くターゲットにしていた。それは水子や先祖という話でつけこみやすかったからだと瀬戸氏は言う。

「先祖を何代も遡れば、誰だって水子もいるし、悪い病気や死もある。当たり前の話です。けれど、暗い部屋で逃げられないような状況で『お金と子どもとどちらが大切か』といった迫り方をされ、多くの人が支払いに追い込まれていた。これには組織的なマニュアルがありました」

事態は警察の摘発で動いた。1995年10月、愛知県警が詐欺の疑いで名古屋の満願寺の住職を逮捕。さらに、翌年には教団トップらも詐欺の疑いで逮捕され、実刑判決を受けた。民事でも1999年4月、和解金11億円を支払うことで、明覚寺側は被害者と和解した。

明覚寺に地裁が解散命令
瀬戸氏は、宗教であろうがなかろうが、社会通念から見て許容する範囲を逸脱した行為があれば違法だと言う。

「裁判では、お金を収奪するのにマニュアルがあるなど組織的な活動があったことやその金額の多寡にも焦点が当てられていました。宗教への寄付の要請はあると思いますが、その要請がいくら高くてもいいとはならないでしょう。社会通念から逸脱していた活動だったので、明覚寺は違法性が認定されたのです」

こうした経緯を経て、文化庁によって明覚寺に対する和歌山地裁への解散命令請求が出されたのは1999年12月。実際に地裁が解散命令を出したのは約2年後のことだった。

違法とされた統一教会の勧誘

2019年6月に施行された改正消費者契約法では、「不安をあおったり、霊感などを持ち出されたりした霊感商法的な契約や取引は取り消すことができる」という条件が第4条で付け加えられた。

だが、霊感商法に対する判例は、法の華やオウム、明覚寺などより早くに出ている。1994年5月27日に福岡地裁で言い渡された統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の判決だ。判決は統一教会への献金勧誘行為は<社会通念上相当と認められる範囲を著しく逸脱する勧誘行為であり、違法である>と断じている。

では、法の華や明覚寺はなぜ解散を検討されたのか。

解散命令が検討された1999~2000年当時、文化庁宗務課長だった戸渡速志・国立大学協会事務局長は、両団体の活動が宗教活動を装ったただの金集めだったことが大きいと振り返る。

「たとえば、願をかけて、お賽銭を出すのは日常的にあることです。でも、例えば、掛け軸に800万円、祈祷に1000万円という多額のお金を自発的に出すでしょうか。両団体の被害者は、団体のマニュアルでそう仕向けられていただけです。そこに違法性を見たからこそ、警察の捜査が入ったのだと思います」

両団体の解散命令請求について、新旧さまざまな法人の代表者が参加する宗教法人審議会でも異論はなかったという。

「みなさん、法の華と明覚寺については宗教法人法81条第1項第1号に違反しているという認識があったのだと思います。解散命令請求にまで至ったのは、民事だけではなく、刑事事件として捜査機関によって違法性の事実認定がなされていたことが大きかったと思います」

では、かつて旧統一教会が問題になったとき解散命令が請求されなかったのはなぜなのか。戸渡氏は自身が宗務課にいたときには議題に上らなかったとしたうえで、やはり刑事事件の有無が関係するのではないかと言う。

「いったん公的に認証された宗教法人に対して、国(裁判所)が解散を命じ、法人格を奪うことは簡単なことではありません。私が(宗務課に)いた頃はオウムの事件後で宗教法人に対して厳しい空気があり、それが影響したのも確か。それ以前は、文化庁の解散命令請求はなかった。もしいま解散を論じるとすれば、違法性のある行為をどれだけ認定できるかになるのではないかと思います」

法の華と統一教会の共通点

法の華と争った前出の釜井弁護士は、過去に霊感商法などで多くの被害が認定されてきた旧統一教会が解散命令を請求されなかったのは違和感を拭えないと言う。法の華も旧統一教会も執拗な勧誘と高価な宗教グッズの販売などで、多数の「信者」に多額の経済的被害とそれに伴う精神的損害を与えたという点では同様だった。また、法の華の当時の東京の本部拠点は、渋谷の旧統一教会のすぐ近くに設置していたほどだった。

「その法の華では幹部が実刑になり、解散にまで至った。なのに、旧統一教会は長く立件されず、生き残ってきた。これは、政治の力が働いたから以外には考えにくいです」

旧統一教会には2009年に警視庁の捜査が入り、印鑑販売をしていた関連会社などで幹部数人が実刑判決となった。裁判では<相当高度な組織性が認められる継続的犯行>と認定されたが、同会への解散命令請求にまでは至らなかった。

いま再び、旧統一教会に対して解散命令を求める声が上がっており、消費者庁では河野太郎消費者担当大臣のもと、霊感商法への新たな対策が講じられようとしている。今度はどこまで迫るのか。議論の行く末を国民が見守っている。

------ 森健(もり・けん) ジャーナリスト。
1968年東京都生まれ。早稲田大学卒業後、総合誌の専属記者などを経て独立。『「つなみ」の子どもたち』で2012年に第43回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。『小倉昌男 祈りと経営』で2015年に第22回小学館ノンフィクション大賞、2017年に第48回大宅壮一ノンフィクション賞、ビジネス書大賞2017審査員特別賞受賞

カルト教団の定義は法的に必要だと思う。昔はカルト教団は宗教ではないとの考えがなかった。宗教と呼べば信教の自由が適用されるとの解釈は法の抜け穴だと思う。
自民党や安部元首相はとんでもない宗教団体と関係を長期に持っていた事は問題だと思う。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

tmy*****

現在は生活が苦しかったり、先行きが不透明な世の中なので、不安を覚えている時に、白か黒かで物事を決めてくれる人が現れたら惹かれてしまう心境にあるのは仕方がないと思います。

だからこそ、統一教会の手口である知らない人が近寄ってくる時、そのことを頭に入れて十分に注意しておかなければいけないという警鐘だと思いました。

飯干さんはこのまま統一教会に精神的に隔離されたままで、家族の必死の執念がなければおそらく脱会できなかったと思います。このように運が良い人ばかりではないので、やはい入口が重要なのだと思います。

法律で規制されたとしても、人と人のかかわりの中で関係を気付いたうえで、起こることなので、統一教会も今後違法すれすれで、簡単に勧誘行為をやめるとは思えないので、飯干さんのこのような発言は貴重で参考にしたいとおもいますね。


unh

飯干さんは「え?自分はこんなアホなことしてたの?」ということを公にすることを恥ずかしく思っていた、と言われていますが、 飯干さんのような立場の方こそ、その経験を述べられて他の被害者救済や防止に協力されることが効果も高いと思うし、私はバカにする気にはなりません。
他にも顔を出し訴えておられる、2世信者の女性や信者のご主人だった方のTV等でのお話からも、大きな国民的問題の1つだと思っています。 80年代に20歳代だった私は、統一教会のことは学生時代から知っていましたが、これまでは他人事でした。
今、被害者のことを知ることは反省と共に必ず解決すべき問題だと思います。


ai***

本当に何が「宗教の自由」だよと思う。
今報道されている様子を聞くと彼女が言うように、入信してしまったが最後、一巻の終わり。
いやむしろ、自由に生きられる人間らしい人生の全てを奪われる、と言っても過言ではないじゃないか。ハッキリ言って、一見のオレオレ詐欺よりタチが悪いと思う。 建前は「本人が信じたのだ。自分自身や家族が救われる為に自ら献金したのだ」だけど、実際には「良いところを見せ説き伏せ少しずつ洗脳し、周りを遮断し孤立させ囲い込み、信じ切ったところで全ての金をむしり取る」ということをしている。
宗教という枠を遥かに逸脱しているでしょう。カルト集団と言ってもまだ表現が生ぬるい気がする。
この団体が宗教と認められて税金も優遇され、団体トップが政治家と繋がっているなんて世も末じゃないか。
善良な国民の財産が明らかに脅かされているのに、犯罪行為として認めないのはおかしい。


yaj*****

>飯星さんはこれまで「タレントという立場であり一般信者とは事情が異なるため、元信者を代表して話すことは出来ない」と、多くを語ることはなかったという

元ジャーナリストとして情報番組のMCとしても活躍していた彼女がこの問題に関しては語ることがなかったのはこういう理由からだったんですね。

その彼女が統一協会を宗教ではなくカルトと言い切ることは非常に意味がある。短期間とはいえ信者となりその中身に触れているので、その言葉には説得力がある。

彼女はプライドを失ったと言っているが、その代わりに多くのものが残った。それは財産的なものだけでなく、家族だったり友達だったりお金には代えられないものもある。もっと表舞台に出てこの団体の問題点を語ってほしい。


crn*****

カルトがいつの間にか心に浸透し自分の常識を塗り替え、一切の決断が不要になる心地良さ、脱会を最後に阻むのはプライドなど、明快な説明に例えも秀逸で、飯星景子さんの聡明さを感じるインタビューで、なぜこの方が入信してしまったのだろうと驚いた位。それだけに周到に準備された接点ときっかけさえあれば、誰もが統一教会などカルトの被害者になる可能性があるということだろうと思う。

勧誘手口は日々進化し巧妙になっている、自分だけは絶対に大丈夫と過信せずに、やはり周囲に相談したり、特定の価値観だけを絶対視せずにまず自分の頭で考える事が大切に感じた。


ビーバー

日本でも、フランスのような反セクト法が必要だと思う。飯星さんが語っているように、 辞める自由がない、自己決定権を奪う、人権を奪う、家庭を崩壊させる、そういう状態は、真に「信教の自由」が保障されているとは言えない。
真に信教の自由が守られ、旧統一教会につけいる隙を与えないよう、今後の法整備に期待します。


träume*****

飯星さんの >私は統一教会は宗教だとは思っていません。カルトだと思っています。

 という言葉に従えば、カルトは統一教会だけではないだろうし、カルトと宗教の境界線上にあるような組織も多いだろう。しかし統一教会ほど組織的にカルトと集金を組み合わせ、徹底して金銭を巻き上げる大規模な組織は存在しないだろう。特に海外への送金まで組み込まれている点は特別だ。
 今回の救済法でどの程度救済が実現するかは見てみないと分からない。また質問権の行使が最後にどこに行き着くかは分からない。しかし究極的には統一教会の組織的集金体制が解体されるまでは反社会的性格はなくならないだろう。

元信者・飯星景子さんが銃撃事件後初証言 「統一教会は宗教だと思っていません」【報道の日2022】 (1/3) (2/3) (3/3) 12/17/22 (TBS NEWS DIG Powered by JNN)

「私は統一教会は宗教だとは思っていません」ー

飯星景子さんは力を込めて、こう語った。

【写真を見る】元信者・飯星景子さんが銃撃事件後初証言 「統一教会は宗教だと思っていません」【報道の日2022】

1992年に旧統一教会に入信し、その後脱会したタレント・飯星景子さん。 キャスターやタレントとして活躍する真っ只中、一体、彼女に何があったのか。

安倍元総理の銃撃事件後初めて、飯星さんがTBSテレビ系「報道の日2022」の取材に応じ、ホラン千秋キャスターとのロングインタビューでその実体験を語った。

■なぜ飯星氏は沈黙を破り 旧統一教会を語る決心をしたのか ホランさん: 過去の経験をテレビカメラの前でお話しされることは、近年そこまでなかったと伺っていますが、今回ご自身の経験を話そうと思って頂けた理由は何でしょうか?

飯星さん:
統一教会を脱会してから長い年月が流れて、整理できていなかった私の気持ちをある程度言葉に出来るようになったからというのが大きいですね。それに、なぜ人はカルトに惹かれるのかを(安倍元総理の銃撃事件後)もう一度考える機会になったという気もしています。

飯星さんはこれまで「タレントという立場であり一般信者とは事情が異なるため、元信者を代表して話すことは出来ない」と、多くを語ることはなかったという。 しかし、旧統一教会に焦点が当たる中、自身がどのようにして旧統一教会に心を惹かれていったのか、その経験を話すことで何か役立てることがあればと、今回初めてカメラの前でインタビューに応じたと話す。

■入信のきっかけはスタイリスト ホランさん:
飯星さんが旧統一教会と出会ったきっかけは何だったのでしょうか?

飯星さん:
私の場合は、長い間お仕事でつきあってきたスタイリストさんが入り口でした。すごく聞き上手で話すのがとても楽しかったんですね。女同士だからその時々の悩みも話したりするじゃないですか、そういう悩み事を話してるうちにこういう団体があるんだけれどと言って、アジア平和女性連合の仕事を頂くのをきっかけに「私も勉強してるから行ってみない」みたいな形で誘われました。

■飯星さんが旧統一教会に惹かれた理由 ホランさん:
最初は仕事だったと思いますけど、その後個人として向き合うことになったのは何故ですか?

飯星さん:
スタイリストの女性のことをすごく信頼していましたし、やっぱり共感みたいなものが欲しかったんだと思いますね。それに世の中って人の心も移り変わるし、常識も法律も変わる、何もかも変化していくじゃないですか?言わばグレーゾーンの方が大きいわけですよね、(教団では)そこに判断基準が与えられる。世の中1から10まで全部決まるんですよ。本当に楽、この楽さが気持ちよかったんだろうなって思いますし、だからその楽さに皆惹かれるのだと思うんです。でも、人との繋がりを遮断し、家族にも会わせない、色んな価値観を全部白か黒に決める、これがカルトの世界なんですよ。

ホランさん:
旧統一教会に疑問を持つような心理状態ではなかったのでしょうか?

飯星さん:
そうですね・・・お風呂に入ってると思って下さい。そこにスポイトで一滴ずつ赤い染料を落とします。今日一滴入れただけでは色は変わりません。では1か月後はどうですか?少しピンクかもしれない。でも毎日入っているうちにピンクが普通だと思うようになるんですよ。それがいつの間にか真っ赤なお風呂になっていて、でも本人はもうそれがお風呂の色だと思うようになってしまっている、そういう感じです。

■脱会の経緯 飯星さんが見た父の姿
1992年9月、飯星さんはテレビのレギュラー番組など全て降板し、アメリカへと渡る。すると、この時立ち上がったのが、飯星さんの父でジャーナリストの飯干晃一さんだった。晃一さんは記者会見を開き、娘の奪還を誓う。

ホランさん:
大々的に報道もされましたが、今振り返って当時はどのように感じていたのでしょうか?

飯星さん:
当時はもう、私は逃げるみたいにアメリカに行っていたので、父の会見は見ていないんですよ。でも、教団もどうしていいかわからなくなったのか「実家に帰りなさい」と言われました。「これは教団の問題ではなく、親子問題だから」と。それまで教団からは私を周囲から遮断するため「改宗屋が来て、あなたを鎖でぐるぐる巻きにして、洗脳する」みたいなことを言われていました。家族に捕まったらそういう所へ連れて行かれると。だから夜寝る時はいつでも逃げられるように洋服を着て、靴を寝床に入れて寝てましたね。

ホランさん:
実家に帰ったら、ご家族から「目を覚まして」と言われたわけですよね?

飯星さん:
父は私がアメリカから帰ってくるのを手ぐすね引いて待ってたんですね。新約聖書、旧約聖書、外伝から統一教会の経典と言われる原理講論まで全部読んで私を論理的に論破しようと思っていたんですよね。でも私は全然聞く耳もたないで、「あなたと私は違う人間」って壊れたテープレコーダーみたいに繰り返して、父は万策尽きた様子でした。

ホランさん:
脱会に向け、心が動いたのには何かきっかけがあったのですか?

飯星さん:
ある日、父が私にドライブしないかって言ったんですよ。すごくバレバレな嘘なんですよ。ドライブしないかなんて言われたことなかったですし。それで後から「私に嘘をついた」ってなじるつもりで、ドライブについていったんです。目的地に着くと父がカウンセリングの先生に会ってもらいたくて私に下を向いたまま「会ってもらいたい人がいるんだ」って言ったんですね。その時の顔があまりに弱々しく10歳も20歳も年老いたお爺さんに見えて、その顔を見た時に「あぁ私のせいでこんなに苦しんでいる」っていうのが身にしみて分かったんですね。今まで見たことがない父の姿を見た時に、私を覆っていたものがほどけたんだと思います。

ホランさん:
勉強されて絶対に取り戻すというお父様の姿に心が動いたわけではないんですね

飯星さん:
はい、懇願すれば子供が帰ってくるのではなく、私が心を動かした瞬間は今まで見たことのない父の姿でした。それまで見せてきた父がいくらバージョンアップされても私の心は動きませんでした。180度違う父の姿を見たのが一番大きかったんだと思います。

■旧統一教会からの脱会 最後に残ったプライド ホランさん:
飯星さんは脱会して仕事に戻った時、失ったものがあったと思いますか?

飯星さん:
失ったもののことはよく分からないんですけど、最後の最後まで残ったのが本当ちょっとお恥ずかしい話しなんですけど、プライドなんですよ。旧統一教会が社会的な問題のある団体と分かった瞬間、「えっ!こんなアホなことしてたの私」みたいな。それを認めるのが1番辛かったです。色んな人に迷惑もかけ大騒ぎして、父もあんな顔になり家族にも迷惑をかけ、友人も散々心配させて、私ってこんなに馬鹿だったんだってことを何かこう認めるのが辛かったです。 でも、私のようにたかだか数か月の人だったら帰る家も、場所も、仕事だってありましたけど、それが5年、10年、15年、20年となると家族のもとにも帰れない、帰ろうにも元いた場所に家はない、家は売って献金してどうにもならない人もいる。第三者の助けが必要なんだと思います。

■飯星さんが旧統一教会に思うこと
ホランさん:
旧統一教会について目にする機会も増えたと思いますが、どのように感じますか?

飯星さん:
旧統一教会の不変さを感じますね。私は統一教会は宗教だとは思っていません。カルトだと思っています。信教の自由と言いながら辞める自由がないじゃないですか。自分の意思で何かを決定するという権利を奪い、人権を奪い、家庭を崩壊させ、出る自由もなく、心も時間も拘束する。私はそれは宗教とは思いません。

※日本では、カルト規制の法整備を求める声があがっているものの、現時点でカルトを定義するに至っていません。

<政府の動き>
旧統一教会などの被害者を救済するための法律が12月10日、参議院本会議で成立。
新法では、法人などが寄付を勧誘する際、「自由な意思を抑圧しない」ことや「生活の維持を困難にしない」ようにすることなどを「十分に」配慮する義務が盛り込まれ、配慮義務が守られなかった場合には、行政が勧告し、法人名を公表するとしている。
ただ、この過程で議論となったカルトやマインドコントロールについての定義付けは行われなかった。
政府は、宗教法人法に基づき、旧統一教会側に対し組織・運営に関する規定や、収支・財産に関する書類、帳簿について報告・提出を求めるなど調査中。

<旧統一教会の主張>
霊感商法や高額献金への批判に対し、教団側は「コンプライアンス宣言」を出した2009年以降、法令順守を徹底してきたと主張している。 また、「霊感商法」と指摘される訪問による販売活動は、信者が経営する会社においても、信者個人においても既に10年以上前から行われていないと強調している。

「TBSテレビ 報道の日2022」
番組プロデューサー・中島哲平

TBS NEWS DIG Powered by JNN

下記が事実なら宗教法人の取り消しどころの話ではない。そしてこのような組織と手を切れない自民党議員達と野党の議員達は政治家を辞めてほしい。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)は宗教団体と日本の憲法に記載されている信仰(信教)の自由を上手く使ってお金を集める団体なのではと思ってしまう。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

tes*****

カルトの本質は個人への集団ストーカー・ガスライティングや元の人間関係間を断絶させた後に財産の収奪や虐待もあるとすれば、集団ストーカー・ガスライティング規制法が必要だし、組織犯罪やテロ準備罪のなにがしにあたらないんだろうか…。

旧統一協会の件で芋づる式に注目されてきている創価学会だけではなく、他の新興宗教、解同、街宣右翼、NPO法人などの資金源や規模や活動内容もよく割らないのやら、政党の支持母体として機能していないのか、敵と認識した相手に直接面識のない組織員が付きまといや嫌がらせや脅し、個人情報や画像の無許可のやり取りをしていないのか。

企業や大学・学校や団体に入り込んで工作活動をしているのではないか。情報漏洩や守秘義務違反や誹謗中傷には、何らかの攻撃目的のある組織に属した工作員活動ではないか、属性を収集する必要があると思う。


waj*****

被害者の救済法案よりテロ組織か暴力団相応の認定して活動制限した方が良くないか?
信者の側に信教の自由はあるから制限が難しくても、教団の側を規制することはできるんじゃないのかな?
これも憲法上やっぱり難しい?
公安にマークされてても普通に活動している政党だってあるじゃん。


acr

創価学会を抱える与党が本気で取り組む訳がない。全て茶番。学会が支持母体の政党と連立組んでていいんですか?統一協会の信者という名の詐欺被害者のお金は全て海外に流れてます。日本企業が反社会的勢力と関わっていたら、その末路はどうなるでしょう。何故議員や政党は安泰なのか。統一協会と関わった議員は全員最低でも即刻議員辞職すべきでは?統一協会は解散させるべきでは?これからも被害者を出し続けさせるということですか?この法案は。本当に日本の政治は闇が深い。


bar*****

マインドコントロールを武器にしているところが、あのオウムのサリン事件と”本質”は、同じ。

サリンをまいた実行犯らは、自分たちの行いは「神の手助け、人類を救うために必要」なことをしている。そう心から思い込んでいたと、供述してました。 洗脳が解けた後に、自分がしたことの「恐ろしさ」に気がついて、死ぬより辛い後悔に苦しむわけです。死刑を望んだのに、無期懲役の判決。「わたしの罪は、死ぬことも許されないのですね。」と語ったとか。

マインドコントロールは、”定義が困難”という言い逃れを、ずっと隠れ蓑にして統一教会を悪用してきたのが、自民党の黒歴史。
配慮義務を禁止行為に変更するだけで、マインドコントロールは防げるのに、また、わざと逃がしている。
<配慮義務の内容>
①自由な意思を抑圧することで適切に判断することを困難にさせない
②個人や家族の生活の維持を困難にさせない
③勧誘する法人を明らかにする


spr*****

記事の通りだとすると、攻撃してる人たちは「自分たちのやってることは正義」と信じ込んでいる可能性が高い。
そうだとすると、説教や叱責でどうにかできるものではない。
説教する人を敵とみなして凝り固まる可能性の方がが高い。


nzu*****

統一教会は宗教ではなく,詐欺師集団ですね。カモを飼って,搾取している感じ。それって本当に合法なんですかねー?やっぱ,政治が絡んで黙認してきたのではないかな?その責は負うべきですね。


rai*****

宗教の皮を被った非道集団だな
こんな団体を生み出しておきながら
なんの行動も声明も取らない
韓国という国と民には呆れる
日本発の宗教が他国に迷惑をかけたら
多くの日本人は恥ずかしく思うものだが

元信者が旧統一教会を批判するとどんな目に遭うか…「一般人を装った信者」が送ってくる文面の共通点 (1/3) (2/3) (3/3) 11/11/22 (プレジデントオンライン)

「サタン側の人間は駆逐されなければならない」。旧統一教会の信者はしばしばこうした趣旨の発言をし、自分たちを批判するジャーナリストや弁護士らを執拗に攻撃する。元信者でジャーナリストの多田文明さんは「かつて教団と裁判をした際、法廷内で現役信者から『あんたも一時は加担したんだろ』などと圧力をかけられました。そうした言動は現在もSNSなどで継続しています」という――。

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■元信者の牧師「裏通りで罵倒され、腹を蹴られた」

 自分たちを批判する者に対して、旧統一教会の信者は敵とみなして激しい攻撃をしかけてくることがあります。例えば、被害者救済を行う弁護士などに誹謗(ひぼう)中傷のビラを配ったり無言電話をかけたり、といった手法はよく知られていますが、それだけではありません。

 元信者で、現在は日本基督教団白河教会の牧師である竹迫之(たけさこ・いたる、55歳)さんは、1980年代に脱会後、街頭で活動する信者らに声をかけたところ、「人気のない裏通りに連れこまれて『サタン(悪)』などと言われ、腹を含む複数個所を蹴られた経験がある」と証言します。

 同じく元信者である筆者自身は、暴力を振るわれたことはありません。しかし、かつて教団を相手に民事裁判を起こした時には、多くの信者が傍聴席に押し寄せ、証言台に立つ私に向かい「自分も加担していただろう」と被害者ヅラするなというような言葉を浴びせかけられました。

 旧統一教会の信者のさらなる卑劣な行為は後述しますが、なぜ彼らは敵対的な言動をすることに躊躇がないのか。それは彼らの心の根底にある教団の教えが大きく影響しています。

■サタン(悪)側の相手の行動を徹底的に敵視する

 拙著『信じる者は、ダマされる。~元統一教会信者だから書けた「マインドコントロール」の手口』(清談社Publico)でも触れましたが、信者は最初に「創造原理」という教義を叩きこまれます。それは、彼らが言うところの「神様が本来作るべき理想の世界」。人間社会はそうした世界とまったく違っており「堕落」していると教えられ、信者たちも罪意識を抱かせられます。そして、メシヤとして再臨した文鮮明教祖の救いに、あずかろうと必死に活動をするのです。

 旧統一教会の経典である「原理講論」の中には「二性性相」という教えがあります。簡単にいえば、この世の中はすべて2つに分けられて存在しているという考え方。人間は、男と女。動物はオスとメス、植物はおしべとめしべ……。教団ではすべて2つに分けて考えさせて、実践させていきます。その延長線上にあるのが「善と悪」の二極思想の考え方。この2つに極端に分けて考える思考こそが、旧統一教会が社会と軋轢を生む最大の原因になっています。

 教義では、人類が堕落したことで、この世の中はサタン(悪)の世になった、全人類がサタン側の人間になってしまった、と説きます。それゆえに、旧統一教会の教えを全人類に信じさせて、神様の世の中にしなければならない、と。彼らはそれを「善」としてとらえ、それを阻害する動きをすべてサタン側の行動としてとらえて敵視するわけです。

■「偏向報道はやめろ!」TV局に組織ぐるみで電話攻撃

 1990年代前半に合同結婚式や霊感商法などに関する報道が相次ぎました。当時、教団内で活動していた筆者は、上司にあたる人物から教団批判をするテレビ番組(筑紫哲也さんがキャスター)を放送する局に「抗議電話をしろ!」と命じられました。「こんな偏向報道はやめろ!」などと執拗(しつよう)に電話をかけ続け、組織ぐるみで攻撃をしかけました。

 このように、旧統一教会は相手をサタンの側と見て敵対視すると、組織的な攻撃をしかけてきます。

 安倍元首相が凶弾に倒れる前から、教団を裁判で訴えるなどの行動をしてきた筆者は、攻撃される側に立ってきましたが、今、彼らは「サタン側の人間で駆逐されなければならないもの」として、ネットなどを通じて、徹底した攻撃を仕掛け精神的なダメージを与えようとしてきます。信者らはそうした人の心を踏みにじる行為を「神の愛」の実践と正当化するのです。

 先日も、私のところにその種のものがやってきました。12月1日にプレジデントオンラインに掲載した記事(「旧統一教会元信者が告白『7日間断食と140万円献金』合同結婚式参加のための信じられないノルマ睡眠3、4時間で連日勧誘活動」)をSNSで紹介すると、次のような趣旨の書き込みがなされました。

■「あんたも加担したんだ。一番むかつく」

 「(旧統一教会の)組織の問題をあえて置いておいて言うけど、(筆者は)自分の意思で入信したんだから、自己責任だろ。クソ体験もこの人が選択した結果。マインドコントロールされたなんて言ってるけど、あんたも一時は加担したんだ。あんたみたいなのが一番むかつく」

 最初は教団と関係のない一般の方の書き込みだと思いましたが、調べると、この人物をフォローしている人は、ほぼすべて旧統一教会関係者であることが判明しました。こうした一般人を装ったステルス信者による書き込みは彼らの常とう手段です。

 彼らは組織的な攻撃を得意にしています。今回の書き込みにあった「あんたも一時は加担してた」の一文。これは先に私が裁判で散々浴びた言葉とほぼ同じです。つまり、しっかり組織内で指示された状況で書き込むので、文言も似通ったものになるのです。

 なぜ、一般人を装うのか。堂々と信者を名乗って、批判すればいいのですが、明確に教団関係者とわかる人物が「クソ体験」「ムカつく」といった書き込みをすれば、多くの人から批判を受けることは免れず、自分の首を絞めかねません。こうした言葉を垂れ流せば、コンプライアンス宣言を徹底していると自負する教団の言動が偽りであることを、自ら示してしまう。そこで一般人のふりをしての書き込みをしたと考えています。

■身内が死ぬと「保険金はいくら入る?」と聞いてくる

 教団は、これまで多くの人が人生をかけて貯めたお金を「神の国実現のために」という文句や霊感商法などを駆使して容赦なく奪っていきました。

 ターゲットにした人がどんなに生活に困窮していようとも、おかまいなしです。良心の呵責を覚えることなく、お金を払わせます。田畑も自宅も売ります。土地を担保にお金を借りさせます。

 驚くべきことに身内の信者が亡くなれば、間髪入れずに信者らがやってきて「保険金はいくら入るの?」と聞いて 、寄付をさせようとした事例もあります。遺族の悲しみにいっさい寄り添おうしない非道徳的な振る舞いが、教団を離れるきっかけになったと話す人もいます。ですが、教団にとってこれら神のためのすべての行為は「善」になります。

 旧統一教会の問題は、この教団の思想にあうか、あわないかという「善・悪」という2つにわけて考えさせるところから派生しています。これこそがマインドコントロールの恐ろしさといえます。

 教義そのものに対しては信教の自由があり、筆者はとやかく言うつもりはありません。しかし、マインドコントロールにより多くの人から多額のお金を巻き上げたのは紛れもない事実。教義を信じ込んだ人が、平穏に暮らす人たちに迷惑をかけ、人生を台無しにすることなど絶対に許されていいはずがないのです。

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多田 文明(ただ・ふみあき)
ルポライター
1965年生まれ。北海道旭川生まれ、仙台市出身。日本大学法学部卒業。雑誌『ダ・カーポ』にて「誘われてフラフラ」の連載を担当。2週間に一度は勧誘されるという経験を生かしてキャッチセールス評論家になる。これまでに街頭からのキャッチセールス、アポイントメントセールスなどへの潜入は100カ所以上。キャッチセールスのみならず、詐欺・悪質商法、ネットを通じたサイドビジネスに精通する。著書に『サギ師が使う交渉に絶対負けない悪魔のロジック術』、『迷惑メール、返事をしたらこうなった。』、『マンガ ついていったらこうなった』(いずれもイースト・プレス)などがある。
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ルポライター 多田 文明

旧統一教会「すべての質問に回答」 文化庁に回答送付 12/09/22(毎日新聞)

 宗教法人法に基づく世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対する「質問権」の行使を巡り、旧統一教会は8日、文化庁から求められていた回答を送ったと明らかにした。組織の運営体制や財務状況に関する書類の提出を求められていた。同庁は、内容を精査し2回目の質問をする方針だ。

【旧統一教会側との接点を認めた国会議員】

 旧統一教会によると、8日夕、段ボール箱約10箱分の資料を送った。文化庁からの質問は数十問だったとしている。回答期限の9日中に同庁に届くとみられる。広報担当者は「誠実に期限内に答えるべく対応した。回答が期待通りかは分からないが、すべての質問に回答した」と話した。

 文化庁は11月22日、旧統一教会の本部(東京都)に質問書を郵送し、1996年施行の改正宗教法人法で質問権が盛り込まれて以来、初めて権限を行使した。

 永岡桂子文部科学相は霊感商法や高額献金などを巡って、旧統一教会や信者の不法行為責任を認めた民事訴訟の判決が22件あり、損害賠償額が少なくとも14億円に及ぶことから、教団が質問権の行使対象になるとした。文化庁は回答などをもとに、教団による不法行為の組織性や資金の流れなどを調べる。【深津誠】

「養子縁組申請書」が存在し、申請書を提出させ教団本部の家庭教育局で保管しているのに「教団は、養子縁組の法的手続きには一切関与しておらず、金銭を受け取ったことはないとして、養子縁組であっせん事業を行っていることを否定している。」はかなり無理があると思う。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

多田文明

詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリスト

報告
養子縁組申請書が、「教団本部の家庭教育局で保管されている」ことがわかったとのことです。

より神に近い人に報告、連絡、相談をさせ、より厳格な信仰生活をさせてきた教団ですので、こうした申請書を保存して、徹底的な信者管理をしてきたことは、当然ともいえます。

これまで信者らは教祖の言葉や、教団の言葉に従って動いてきていますので、信者らが自主的に養子縁組をしていたことは考えられず、組織的なあっせん行為があったことは免れないと思っています。

次に注目されるのは、教団への献金行為があったかないかについてです。

教団は「金銭を受け取ったことはない」としていますが、これまでの高額献金の実態からも、疑念の目を持たれるのも当然です。

その辺りの解明がどのようになるのかも、注視すべきポイントになります。


tmy*****

養子縁組申請書があるということは、教会として積極的に養子縁組をすることで信者間の連帯を深め、2世世代からあとの世代についても献金や霊感商法による勧誘てお金儲けをしようという姿勢にほかならない。
知事による許可がないのなら養子縁組の斡旋はやることは法律違反で言い逃れはできないだろう。
行った回数まで残っているので、裁判になっている件数の多さや2世信者の証言などからも社会問題になっているので解散請求をするべきだと思います。


ポコちゃま

旧統一教会が信者の「養子縁組申請書」保管していたということは、監督官庁の許可もなく、そこに「寄付」と名を変えた金銭的な授受が行われたのであれば、著しい人権侵害であるとともに、「人身売買」とも捉えられるのではないでしょうか。
また、旧統一教会が「世界平和家庭統一連合」と組織の名称を変更して、現在も活動を継続していることには違和感が残ります。
更には、旧統一教会の「教義や意向」が、国政を始め地方行政に否定的な影響を及ぼすことを阻止する必要があるのではないでしょうか。
いずれにしても、岸田首相は、「骨抜き」とも言える被害者の救済法案を審議するとのことですが、フランスの反セクト法などを参考にして反社会的な特定宗教団体の存続を遮断する、つまり、解散命令を発出できるような法律を制定するべきだと思います。

宗教団体を支持母体とするする連立相手に忖度することは、国民への「裏切り行為」と言えます。


kfb*****

「あっせん事業」として報酬を設定して行った訳では無いかもしれないが、これまでの教団の報道された事柄から考えれば、養子縁組を推し進める「御礼」として通常より高い献金を得ていた可能性は十分にあると思う。
教団に入る金は霊感商法などの取り締まりが厳しくなって以降はほとんどが「献金」の体を装っても、内実は霊感商法的な物だったり、人身売買とも言えるような「養子あっせん」だったりしたのではないだろうか。
「献金」を挟まない、教団と信徒の関係は、この宗教においては想像し辛いものがある。

そして養子縁組は教団にとっても信仰が受け継がれていくことになるので、都合が良いのだろう。一般的な宗教より、より信者の生活に入り込んだ宗教、という印象を受ける。もちろん信者を支配する為に。


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「教団は、養子縁組の法的手続きには一切関与しておらず、金銭を受け取ったことはないとして、養子縁組であっせん事業を行っていることを否定している。」

あのような養子縁組を促す動画を使って促進していて、しかも養子縁組申請書まで提出させて保管し管理までして、あっせん事業を行っていないというのはどういうことなのでしょうか。

考えてみると、自民党の特定候補者の応援を否定していましたが、集会で応援していたことが明らかになっています。

生まれてきた赤ちゃんの人権を無視して、このようなことを行っていることに反省すらありません。

地方議員の調査も一切行わず、骨抜きの被害者救済法案で、被害者どころか自民党の支持母体の統一教会を救おうとしているのですから、本末転倒そのものです。


sha*****

自分は山上容疑者による事件の前まで、ネットとかで自民と統一教会の繋がりについては見聞きしたことがあった。
当時は本当に都市伝説の類だと思っていた。
まさか与党がカルト教団とこんなにも親密だとは思わなかったし、流石に有り得ないと思っていた。
正直、自民は信用できない。
(かと言って野党もあまり信用できない。)
結局のところ国会議員の給与が低過ぎてカルトに寄生されるような人材しか集まらないのだろう。
ただ、今となっては日本全体が貧しくなり、議員の給与を上げるということさえ民意を得られないだろうな。
無能な国会議員をそこそこの給与で雇って税金垂れ流すより、有能な国会議員を高い給与で雇って税金を有効活用する方がよほど良いのに。


ccf*****

統一教会が養子縁組を斡旋していたかいないかは後程解明されると思われるが、教団の小冊子に養子縁組を推奨する記述を書いてあることも問題です。多分、献上金名目で有料斡旋していたと思われるが、この統一教会は基本的人権の感覚が無いですね。極悪質宗教団体を擁護する自公政権も同罪です。
これだけの極悪質宗教団体を解散させられない自公政権には野党に交代してもらうしかない。

【独自】旧統一教会が信者の「養子縁組申請書」を保管…養子縁組あっせん疑惑 12/07/22(FNNプライムオンライン(フジテレビ系))

旧統一教会の養子縁組をめぐる問題で、教団が縁組を行った信者に「養子縁組申請書」を提出させ、保管していることがわかった。

旧統一教会は、信者同士の養子縁組がこれまでに745件あり、あっせん事業が許可制になった2018年4月以降は、31件確認されたとしている。

関係者によると、教団が養子縁組を行った信者に対し、「養子縁組申請書」という書類を提出させ、教団本部の家庭教育局で保管していることがわかった。

「養子縁組申請書」には、養子縁組を行った家族の生年月日や所属教会などの情報が記載され、さらに家族の写真などが添付されているという。

「申請書」の存在について、教団は、厚生労働省と東京都が出した質問書への回答書でも明らかにしている。

教団は、回答の中で「申請書」について、「養子縁組の許可を求めるものではなく事実を報告するものにすぎない」と説明している。

また教団は、養子縁組の法的手続きには一切関与しておらず、金銭を受け取ったことはないとして、養子縁組であっせん事業を行っていることを否定している。

社会部

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の回答を鵜呑みにするのか、厚生労働省は職員、又は、興信所みたいな調査機関に依頼して裏を取るのかで、やる気がわかると思う。

10人以上産めず「母は『申し訳ない』と」 “統一教会”の「養子縁組」実態は……質問状の回答期限 12/06/22(日テレNEWS)

いわゆる“統一教会”の信者による養子縁組の実態などを尋ねた質問書について、厚生労働省は5日、教団から回答書を受け取ったと明らかにしました。厚労省は、回答について「内容を精査している」とコメントしています。

     ◇

5日午後8時すぎ、いわゆる“統一教会”の元2世信者・小川さゆりさん(仮名・20代)が、教団の“養子縁組”についてコメントしました。小川さんは、2人の妹が別の信者の家庭へ養子に出されたといいます。

小川さゆりさん(仮名)
「実際に母も『本当はもっと産まなきゃいけない』『(10人以上産むことが)できないのが申し訳ない』って母は言っていた」

「『(母親が)養子前提に子作りをしたんじゃないか』って思われてもおかしくない。養子に出される子どもたち、2世の気持ちとか、そういう人たちの人権が侵害されている(家庭もある)ことが一番問題」

     ◇

厚生労働省は11月22日、東京都と共同で教団側に質問書を送り、「養子縁組のあっせんの有無」や、それに関連して「信者から金銭の授受があるか」などを尋ねていました。

教団によると、1981年以降、745人の養子縁組が行われているということです。信者向けの動画では、養子縁組を推奨していました。

教団作成の信者向け動画(YouTubeより)
「天から子宝の恵みを受けた祝福家庭は、その恩恵を子女の授からない祝福家庭にも、子女を分かち合う使命と責任があります。養子縁組という美しい伝統を、祝福家庭の中で受け継いでいきましょう」

12月5日午後、質問書の回答期限を迎え、厚労省は、教団側から回答を受け取りました。厚労省は「現在、回答内容を精査しており、精査の結果に基づいて、今後の適切な対応を検討したい」とコメントしています。

これまで日本テレビの取材に対し、教団側は「当法人は子どもに恵まれない信者の家庭が養子を迎えることを奨励していますが、養子縁組のあっせん等は一切行っていません」「信者同士の個人的なつながりや、信者が居住する地域内での付き合いなどを通して、それぞれの養子縁組が決まっています」と回答していました。

教団側は「養子縁組のあっせん等は一切なく、任意の取り組みであり、制度化されていない」とコメントしています。

一方、小川さんは「(国や都は)教団側の言い分だけをうのみにせずに、しっかりと事実を確認してほしいです」と話しています。

(12月5日放送『news zero』より)

記事が削除されるのがすごく早い事に驚き!つまり特定の人達や団体にとっては凄く困る内容と考えてよいと思う。

旧統一教会が極秘制作していた「鈴木エイト対策マニュアル」の中身 本人が証言 12/02/22(東スポWEB)

全国霊感商法対策弁護士連絡会(略称・全国弁連)の代表世話人で初代事務局長の山口広弁護士らによる著書「統一教会との35年の闘い」(旬報社、発売中)の刊行を記念して、緊急シンポジウム「統一教会の実態を徹底的に暴く」(主催・共同テーブル)が2日、衆議院第一議員会館大会議室で行われた。

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題を巡り、今国会に提出された被害者救済新法の法案と消費者契約法改正案について、全国弁連はこのシンポジウムで不足点があると指摘した。

「加害行為の実態からすれば、新法案は、本来、宗教法人ないしこれに類する団体の正体を隠した勧誘方法そのものを正面から規制する立法であるべきである。ところが、新法案は、対象行為については寄附に限定した上で、対象当事者を宗教法人に限定せずに広く寄附全般を規制対象にしているため、現在問題とされている家庭連合の加害実態に即した規制となっていない。そして、信者本人も被害者であり、その保護が必要であるとの視点にも欠けている」(全国弁連)

つまり、法案は寄付に限定されており、問題の本質は旧統一教会が正体を隠して近づき勧誘し、被害者は知らないうちに洗脳され、人生を壊されているという点なのだという。

正体隠しの勧誘は巧妙だ。アンケート、占い、結婚相談所、婚活、妊活、さらにはこども食堂などに入り込み、困った人に声をかけ、巧みに勧誘してくることがあるのだという。

旧統一教会と政治家の癒着を追って20余年のジャーナリスト・鈴木エイト氏は「救済法案が進んでいるのは歓迎すべき。ただし、まだまだ政治家との癒着など追及すべきことがあるのに、この変な状態の法案が通ってしまうと、旧統一教会問題が一応の決着をしてしまうのは困ったものです」と指摘した。

ちなみに旧統一教会問題を追及してきた鈴木氏に対して、旧統一教会は対策マニュアルを作っていたという。

「2017年に『鈴木エイト対策マニュアル』というものが作られていて、最近入手しました。『鈴木からこう言われたら、こう答えなさい』とか、『教団とは関係ありませんと言え』とか、『表向きは仲良くした写真を撮っておくように』などの内容でした」と明かした。 東スポWEB

言い方が良くないかもしれないが、やくざ、チンピラ、ハングレ、又は悪徳商売の会社のような事をやっている、又は、やっている事に足がつかないように巧妙なやり方をする宗教団体は宗教法人の資格をはく奪するべきだと思う。自民党はこのような宗教団体と関係を続けたい、又は、隠して付き合いたいのならごまかさずにどうどうと関係を続ければよいと思う。有権者は選挙で有権者の意思を示せばよいと思う。

【独自】「献金は自らの意思で行った」信者にサイン要求 被害者救済法案の裏で 12/01/22(TBS NEWS DIG Powered by JNN)

旧統一教会が2か月ほど前、富山県の信者に対して、「献金は自らの意思で行った」とする誓約書にサインをさせていたことがわかりました。教団の献金が社会問題になった後に行われていて、献金の返還阻止が目的とみられます。

富山県に住む元信者の女性。先月、旧統一教会を脱会しました。8年前に入信し、これまでの献金や物品の購入はおよそ2500万円。女性は2か月ほど前、教会の区域長らから誓約書へのサインを求められたといいます。

元信者の女性
「これ書いてほしいって言って持ってこられたんですね。私は強制されて献金したのではなくて、自分からすすんでしたような」

誓約書は過去の献金などについて、「自らの意思で行った」とする内容だったといいます。女性は現在、誓約書の撤回を求めていますが教団側は応じていません。

霊感商法問題に取り組む弁護士は、献金の返還阻止が目的ではないかとしています。

一方、旧統一教会は誓約書について、「把握していない」としています。

「寄付勧誘時に自由意思の抑圧禁止 旧統一教会を巡る救済新法の要綱案」は甘い。

寄付勧誘時に自由意思の抑圧禁止 旧統一教会を巡る救済新法の要綱案 11/27/22(毎日新聞)

 政府は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題を巡る被害者救済新法の要綱案をまとめた。法人の寄付勧誘時の配慮義務として、個人の自由意思を抑圧しないことや家族の生活維持を困難にさせないことなどを明記した。勧誘時に禁止行為があり、国が必要な措置を取るよう求める命令に違反した場合は、1年以下の懲役や100万円以下の罰金とする。

【旧統一教会との関係性を明かした主な政治家】

 要綱案は霊感等による知見として不安をあおるなどの寄付勧誘行為を禁止したほか、罰則付きの禁止行為とは別に、法人の勧誘時の配慮義務規定として①自由な意思を抑圧し、適切な判断をすることが困難な状況に陥らせない②寄付者や配偶者、親族の生活の維持を困難にさせない③勧誘する法人名を明らかにし、寄付される財産の使途を誤認させない――を設けた。

 国は法人に対して必要な報告を求めることができ、禁止行為があったと認められる場合は、停止勧告や命令が可能となる。命令に違反したときは1年以下の懲役や100万円以下の罰金とする。国への虚偽報告は50万円以下の罰金を科す。個人が寄付の取り消し権を行使できる期間は、最長で寄付の意思表示から10年とする。

 寄付の勧誘に際しては、借り入れや財産の処分による資金調達の要求も禁じた。財産の例として、個人や配偶者、親族が居住している建物や事業用の土地に加え「事業継続に欠くことができないもの」を挙げた。

 信教の自由に関しては「個人と法人の信教の自由と政治活動の自由に十分配慮しなければならない」という規定を設けた。付則で法施行後3年をめどとした見直し規定も盛り込んだ。

 政府は12月1日にも法案を閣議決定し、今国会での成立を図る方針だ。【花澤葵】

本当に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と接点がない自民党議員の方が少ないと言う事なのか?

激しく足ゆする...秋葉復興相 新たに判明“統一教会”と接点 「関係一切ない」発言と矛盾 11/25/22(FNNプライムオンライン(フジテレビ系))

政治資金の疑惑をめぐって、野党の追及を受ける秋葉復興相に、旧統一教会との接点があったことが、25日に明らかになった。

閣議が行われる前の25日の岸田首相。
閣僚の辞任ドミノが続く中、25日朝は薄く笑みを浮かべていた。

しかし、またしてもその任命責任を問われかねない問題が浮上している。

野党が照準をあわせる“4人目の大臣”。

25日、予算委員会の委員会室で激しく右足をゆすっていた秋葉賢也復興相。

選挙運動などをめぐる疑惑に加え、新たな事実が25日、明らかになった。 それは、旧統一教会との接点。

秋葉復興相は、2022年8月の大臣就任会見で、「旧統一教会が主催する会合に出席したり、関係団体に会費を支払ったりしたことは一切ない」と明言していた。

しかし、秋葉復興相が代表を務める自民党宮城県第二選挙区支部が2021年7月、旧統一教会の友好団体に会費2万4,000円を支出していたことが政治資金収支報告書でわかった。

この点を25日に問われた秋葉復興相は...。

秋葉復興相「けさ、取材依頼がきたところですので、今、事務所で事実関係を確認させていただいているところであります」

立憲民主党・後藤祐一議員「収支報告書上、明らかになったって、一瞬でわかりますよ、コレ。確認すればすぐできるじゃないですか? これ、間違いないですよね?」

秋葉復興相「きょう、朝から予算委員会でございましたので、(報告書を)まったく見ている暇がございませんでした」

そして、2022年9月に自民党の調査が発表された際には、事実関係を確認できなかったと釈明するが...。

立憲民主党・後藤祐一議員「うそついていたということですよね? 収支報告書なんて真っ先に調べるところじゃないですか?」

秋葉復興相「あのー今事務所でしっかり確認作業をさせていただいているところであります」

繰り返し「確認中」と答弁する秋葉復興相に、任命権者である岸田首相は...。

岸田首相「さまざまな疑念が指摘されているということなので、それに関しては丁寧に説明責任を果たしてもらわねばなりません」

野党は、秋葉復興相を更迭するよう求めるなど、追及を強めている。

その秋葉大臣は、週末に予定していた福島県の出張を急きょキャンセルした。

(フジテレビジョン)
(仙台放送)

宗教の自由とか、信仰の自由とか憲法に記載されているからと言っても、問題のある宗教団体やカルトと思わるような団体を野放しにする問題(副作用)の一部だと思う。
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の元信者の中には信者は良い人達が多いとニュースやテレビで言っているが、下記の記事の内容だと首をかしげてしまう。
〝宗教2世〟問題は親ガチャの問題とオーバーラップしていると思う。そう考えると宗教の自由とか、信仰の自由とか憲法に記載されているから親が信仰を続けるのは仕方のない事かもしれないが、〝宗教2世〟が信仰をしたくない、信者をやめたいと成人に達する年齢後に判断すれば宗教団体や親は圧力をかける事が出来ない法律が必要だと思う。
親や親戚に関わる問題は厄介であるが宗教団体や親は圧力をかけている、又は、かけた証拠があれば、警告してある一定以上の警告があれば、宗教法人の解散はもちろん、罰則を出せるようにするべきだと思う。親や親戚と縁を切るぐらいの覚悟がある〝宗教2世〟は必ず救済するべきだと思う。
自民党と公明党がどのような考えているのかは知らないし、他の有権者がどのように考えているのかわからない。個々が考えて個々が出来る事はやるべきだと思う。

旧統一教会〝2世〟が養子縁組の実態告白 政府の被害者救済法案の不備を指摘 11/20/22(東スポWEB)

立憲民主党は24日、国会内で世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の〝宗教2世〟被害者から養子縁組などの問題についてヒアリングを行った。

旧統一教会で行われてきた信者同士の養子縁組に法的な問題がある可能性が指摘されている。この日、天野ゆとりさん(仮名=統一教会祝福2世)は、養子縁組の問題や1世信者両親の老後破綻問題、与野党で協議中の被害者救済案などに言及した。

天野さんは、兄が養子に出されたことについて「声を聞いたこともない兄に会いたいけれど、会えない環境になってしまいました。教会内の養子縁組は、生みの親・育ての親、きょうだい、養子に出されたきょうだい全員が信仰を持っていないと成り立ちません。結局、振り回されるのは私たちきょうだい2世で、信仰をなくすと、まさに地獄のようになってしまいます」と訴えた。

次に〝1世信者両親の老後破綻問題〟は「両親がカードでめいっぱい借金をすると、献金どころか生活費も危うくなり、子供にお金の無心をします。統一教会では『為(ため)に生きなさい』という教えがあり、お金に対し、嫌な顔をすると『自己中心的な最低最悪』と父に怒鳴られ、泣きながら銀行に借りに行ったことが何度もあります」と告白した。

政府の被害者救済法案について「政府案の債権者代位権は扶養家族だけが対象です。私は両親の扶養を外れているどころか、きょうだいのサポートを受けながら両親を扶養する立場におり、救済対象に入りません。これは決して特殊な状況ではなく、同じく声を上げている〝被害者2世〟の多くが扶養から外れています」と問題点を指摘する。

最後に天野さんは被害者救済法案に動く立憲議員たちに「今一度、声を上げている被害者2世の実態に目を向けていただき、もう一歩二歩、踏み込んだ救済案をお願いします」と要請した。

全国霊感商法対策弁護士会の木村荘弁護士は「(被害者救済法案は)使える法案にしてもらいたい。(与野党に)こういう事例があると協力できることはしたいです」と語った。

東スポWEB

救済措置ではなく、問題のある宗教団体に踏み込める法律改正が必要。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

yas*****

「被害者救済に向けた新法で、悪質な勧誘による寄付によって扶養を受けられないなど重大な影響を受けた家族らが、被害者本人に代わって「取り消し権」を行使できるようにする仕組みを政府が検討していることが、複数の政府・与党関係者への取材で分かった。」

効力が無いと思う。
山上容疑者の母親も一度取り戻したお金も再び寄付している。
取り消し権を行使し お金を取り戻しても再び寄付してしまえば意味の無い法案。
そんな 抜けが有る様な法案は必要なく宗教団体を取り消し潰せば良いと思もう。


jpn*****

親が宗教団体に多額の寄付をして無資力になった、悪質な勧誘による寄付によって扶養を受けられないなど、定義づけがポイントになる。
無条件にすると本人の善意すらも奪われるケースも出てくる可能性もあり、あらゆる寄附に影響が及ぶ。
具体的で明快な条件設定ができるか、与党だけでなく野党もこの問題の解決のために議論できるかが問われる。
パフォーマンスじみた威勢のいい言葉はやめてもらいたい。


リベラルになりたい徳冨蘆花

この法案には重大な欠陥がある。親が無資力になって子供が扶養を受けられない場合に契約の取り消しを求めると言うものだが、親が扶養しないというのは金銭的なことだけでなく、統一教会の問題の場合は信仰のために長く韓国に滞在し、その間養育をしないというのも含まれる。
たとえお金があっても、子供が親に代わってお金を引き出せないなら、子供はネグレクトの状態と何ら変わらないのである。
子供の扶養の問題は、そもそも食べるものにも事欠く状態でありながら、なぜ施設などに保護されてこなかったのかという事だ。
児童保護施設と言うのは日本にはまだ少なすぎる。それで手が回らないのではないか。また働くにも求人が出ていなかったりする。構造的な問題があるだろう。
そして国民はなぜこの政権を信頼するのか。原子力規制委員会が原発の延命を概ね了承し 、新制度で敦賀浜岡泊島根高浜東海第二原発が稼働するが、住民の了承は得られたのか。

悪質寄付に取り消し権 信者家族が代わって行使も 新法で政府検討 11/17/22(朝日新聞)

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題を受けた今後の被害者救済に向けた新法で、悪質な勧誘による寄付によって扶養を受けられないなど重大な影響を受けた家族らが、被害者本人に代わって「取り消し権」を行使できるようにする仕組みを政府が検討していることが、複数の政府・与党関係者への取材で分かった。

【写真】「家族が1億円超を献金し破産」 相次ぐ相談

 政府は、18日に開かれる見通しの与野党6党幹事長・書記局長会談で新法の概要を説明する。

 新法は寄付を勧誘する際の禁止行為を定め、違反した場合は意思表示を取り消せるようにする制度を想定している。ただ、マインドコントロール状態にある宗教団体の信者は被害の認識がないため、本人の取り消し権行使が難しく、家族らがどう関与できるかが焦点の一つになっている。

 政府は、こうした信者家族の被害回復に、民法の「債権者代位権」の考え方を採用する方向で調整している。債務者が第三者に対して持つ権利を行使しない場合、債権者がその権利を代わって行使するものだ。

 親が宗教団体に多額の寄付をして無資力になったとしても、子どもが生活費などを受け取る権利があるとして、宗教団体に対して親の取り消し権を代わりに行使することができるようにする方向だ。将来にわたっての分を請求できるような特例を検討している。

安楽死に関与するのと同じで、安楽死を当人が望んでも事実が公になれば処分される。それと同じ。違法は違法。「金銭やりとりなく円満」は問題のすり替え。

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の養子縁組を巡り、厚生労働省が事実関係を調査することに、元教団幹部は16日、戸惑いを隠さなかった。養子縁組は長年行われてきたことを認めた上で「金銭のやりとりやトラブルはなかった」と振り返った。


少なくとも違法でありながら信者家庭間の養子縁組であったから問題が表に出てこなかった可能性は高いと思う。

元教団幹部、養子調査に戸惑い 「金銭やりとりなく円満」 11/16/22(毎日新聞)

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の養子縁組を巡り、厚生労働省が事実関係を調査することに、元教団幹部は16日、戸惑いを隠さなかった。養子縁組は長年行われてきたことを認めた上で「金銭のやりとりやトラブルはなかった」と振り返った。

 元幹部によると、教団では「三位基台」という考え方のもと、三つの家庭が支え合って生活することが求められた。その中で、子どもに恵まれない家庭がある場合、他の家庭が養子を出し、家族ぐるみで付き合う流れが定着したという。

 だが、徐々に当事者同士だけで「マッチング」することが難しくなり、教団本部が介在することに。

旧統一教会の養子縁組あっせん、信者間で745人 事業届け出せず 11/16/22(毎日新聞)

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)をめぐり、新たな問題が浮上した。元2世信者が16日、野党の会合で「教義のために養子縁組が行われている」と訴えた。加藤勝信厚生労働相は、これに先立つ同日の衆院厚生労働委員会で、事実関係を把握するために東京都と合同で教団本部に対して確認書を出す意向を示した。

【旧統一教会側との接点を認めた国会議員】

 2016年に成立、18年に施行された養子縁組あっせん法では事業を許可制としており、事前に都道府県知事らの審査を受ける必要がある。事業者に対しては、厚生労働省令で定める手数料以外の金銭の受け取りを禁じている。同法の施行以降も、あっせんを一定の目的で反復継続的に行っていた場合、報酬の受け渡しがなくても法に違反する可能性がある。

 ただ、確認書は任意での調査となり、事実関係がどこまで判明するかは不透明だ。

 教団広報部への取材によると、1981~2021年、信者家庭間で745人の養子縁組があった。成立した場合は「2世信者を把握し、祝福の意を伝えるため」にも報告を求めているという。教団は報酬や対価を得てはおらず「献金を求めることもない」と答えた。

 「かつては教団本部が主導してあっせんし、互いに面識がない信者同士をつなぐこともあった」と認める一方、「20年ほど前に、子どもを養子に出そうという家庭がなくなり自然消滅した」とした。ただ「各教会内で、子がいない信者と子だくさんの信者を引き合わせることは今でもあるかもしれない」と説明。あっせん事業者に求められる届け出は出していないと認め、「過去の行為が法的にどうかは厚生労働省に精査してもらうしかない」としている。【小鍜冶孝志、春増翔太】

厚労省、近く旧統一教会を任意聴取へ 養子縁組あっせん報道で 11/16/22(毎日新聞)

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)内で行われた養子縁組について、厚生労働省は近く、教団側に任意であっせんの有無など事実関係を確認する方向で調整に入った。

 NHKの15日の放送で、教団があっせんして養子縁組が行われている可能性が報じられた。知事らの許可を受けず、あっせんを一定の目的で反復継続的に行った場合、報酬のやり取りがなくても「養子縁組あっせん法」に違反する可能性がある。同省は、事実関係を教団から聴取したい考えたが、任意のため強制力はない。【小鍜冶孝志】

元2世信者・小川さん きょうだい3人養子に 11/16/22(FNNプライムオンライン(フジテレビ系))

旧統一教会が行ったとされる養子縁組をめぐり、加藤厚生労働相は、あっせんがあったのかなど、教団への調査を指示した。

元2世信者の小川さゆりさんは、野党の会合で、自分のきょうだい3人が、ほかの信者の家庭に養子に出されたと証言した。

元2世信者・小川さゆりさん(仮名)「自分のきょうだいが3人、養子に出された経験があります。養子に出すこと前提に、子をつくっている可能性もあるのではないか。この問題は、本当に重要な人権侵害の問題として考えていただきたい」

また、同席した弁護士も、組織的な養子縁組のあっせんの可能性があると警鐘を鳴らした。

この問題は日本政府が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に状況報告を提出させればよい。その後、報告書と政府による調査が一致しているのか調べて、問題があれば世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の宗教法人を取り消せばよいと思う。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

***t***

2022.8.29文春オンライン山本一郎氏記事を参考に

…解決するには、まずは何よりも
1)統一教会および関連組織を宗教法人法に基づいて裁判所からの解散命令の対象とすること
2)宗教事業の中に含まれている経済行為(寄付や献金と、それによる韓国への送金や日本国内での不動産売買・賃貸収入など)を経済・営利事業と認め、これへの監査と徴税を行うこと
3)統一教会の霊感商法や寄付・結婚強要など反社会的行為については消費者問題など民事で終わらせず、適切に捜査を行って刑事罰を与え、宗教行為と反社会的行為とを切り分けて対処を行うこと
4)一連の事項を岸田文雄政権の主導のもと不退転の決意で断行し、今後は統一教会との一切のかかわりを断ち、類似の事案に対する再発防止を宣言し実行すること に尽きると思います…

2と3に関わる被害者救済法の成立をまず目指す
本記事3関係であるが、1・2・4の本格実施を先にすべき


bar*****

***t***様に、はげしく同意。

まずは何よりも 1)の解散命令ですね。

某誌の記事より
「お相手は王子様。お前は”ものご・いコ〇キ”か”犬”なのだから。貰っていただけるだけ、ありがたいと思いなさい。」と言い聞かせるそうです。

カルトの恐ろしさは、正体を隠して接近してくるところ。
「映画研究会」だの「哲学研究会」だの「ヨガ」「星占い」「格安エステ」「マラソン大会」「日用品や食品の特売」「〇〇健康法」「〇〇親睦会」もう、本当に、誰が被害にあっても、おかしくないところに”賊”の罠の入口があった。

この点は、”違法伝道””違憲”と、すでに最高裁判所の判決が出てます。

継続して”暗示”をかけ続けないと「洗脳」は、だんだん解けます。正気に、なって自力で帰国した方も多いそうなので、団体を解散させた後には、まず実態調査が必要。

旧統一教会の合同結婚式で在韓の日本人妻7000人の中には帰国困難の場合も、元信者が支援訴え 11/14/22(日刊スポーツ)

 立憲民主党、共産党などの野党は14日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を巡る問題で合同結婚式で韓国人と結婚したが帰国して脱会した2人の元信者からヒアリングを行った。

 30代の元女性信者は「韓国で暮らす日本人妻には子どもがいるので帰国が困難。パスポートを韓国人の夫に取り上げられているケースもある。帰国したくてもできない日本人妻は約7000人(推定)の中に多数いるはず」などと説明。帰国時の政府の支援を訴えた。

 合同結婚式で韓国に渡った日本人妻の人数について外務省領事局担当者は「その数は把握していないが、一般の婚姻の方と、どう区別して把握できるかどうか検討している」とした。

弁護士じゃないから、法的にはどのように解釈されるのか、裁判でどのように判断されるのかわからない。ただ、これがまともな宗教団体がすることなのか?文科省はこのような宗教団体を宗教団体と認めているのだろうか?文科省の基準はこれは宗教法人として許容される行為なのか?許容されるのなら、「旭川中2女子凍死」で認定された加害生徒の陰湿手口、大人たちの許されぬ行為も 04/19/21(ダイヤモンド・オンライン)の「対応に当たった教頭は『加害者10人と、被害者1人の未来、どっちが大切ですか。1人のために10人をつぶしていいんですか。どちらが将来、日本のためになるか冷静に考えてください』と加害者側を擁護。」を文科省は容認したかもしれない?この教頭は厳しい処分を受けたのか?
下記のような対応を取る世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と完全に縁を切るような対応を取らない自民党の議員達は本当に罪悪感を感じたり、選挙のためとは言え、関係を持つ事にためらいはないのだろうか?通販にはクリーンオフがあるが、念書とビデオ撮影したらクリーンオフは無効になると言っているようにも感じる。寄付のクリーンオフが必要なのでは?本当に自分の意思で間違っていないと思って寄付したのなら、返してなんて言わないと思う。こんな事をして免罪符が自民党から貰えるのなら、無償の選挙支援は法律の抜け道か、欠陥だと思う。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

祝福二世****

個人の自由で捧げたものも、信仰を共有しない家族が反対して訴訟を起こしたり、なんの証拠もなければ献金した本人もその家族も、教団もお互いに困るはずです。 念書や遺言映像はあっても不思議ではないと思います。
実際はあってもあまり意味がないかもしれませんが、これだけマインドコントロールされてると偏見を持たれていたら、せめて自分の意志で捧げたという証拠は残しておかないといけません。


IMF裁定委員会

今国会ではマインドコントロールを定義すべきだ。一般にマインドコントロール下で行われる行為は高額献金、当事者が不利益で法人側が利益となる合意書、先祖解怨や不安を煽る献金、個人の意思を無視した結婚ガチャによる結婚、信者を派遣して強制労働、商品を対価とした献金等がある。高額献金だけではマインドコントロールと断定するには無理があるかもしれない。しかし、高額献金と合意書の事実があってマインドコントロール状態で行われる行為が複数あればマインドコントロールされた状態と断定することは問題ない。


kam****

念書の意味を捻じ曲げて報道してますね。動画撮影も悪意を持ってしているわけではないでしょう!宗教を信じない人間がいろいろ尾ビレ背ビレをつけて叩くのは気持ち悪いね。念書と動画撮影のなにが悪いのか、法的に説明しないで、ミヤネ屋はその程度なのかな!いろいろ言っているが、ミヤネ屋は法的根拠のないことを視聴率をあげて、煽動している感じだね。まあ、ワイドショーなんか、しょせんこんなものでしょう。話題がつくれたらそれでいいのだろう!被害者救済なんか真剣に考えていないでしょう。


怪盗二十面相

公序良俗に反した契約や念書は無効です。

それにしても統一教会が反社会的で宗教の衣を被った犯罪組織だと言う事の証明ですね。

1にも2にもお金!お金!
お金をむしり取る為なら何でも有り。


tya*****

契約じゃないでしょ。
寄付金なのに、なぜ念書が必要なんだい?
ここからして、「あやしい行為」でしょうに。

ご苦労様ですね。


C*****

> 高額な献金をする人に、自分の意思で献金したという念書をとることは、 >商売は契約書にサインをするのと同じような行為

だから商売と同じようだったら問題なんだって笑
ガチの霊感商法じゃん笑


fan*****

数億献金した信者が会えない向こうのトップと自民党の大臣が一緒に何度もいる。忖度なく考えれば何かしらの金銭的癒着か政治的癒着があったと思われても仕方ないですよね。加えて派閥のトップの1人である人は表立って釈明すらしませんし。1番の問題はこれまで作られた法案やこれから作られるかもしれない法案に外国のカルト勢力の意向があったのか、あった場合それを取り除くにはどうすればいいのかを真剣に考えるべきだと思います。うやむやにだけは絶対にできません。


tya*****

念書及びビデオでも撮ってたみたいだね。
そもそもだけど、こういうことをするということは、「後々トラブルになる」ということを見越してるという事で、つまるところ「いかがわしい献金」と言ってるようだよね。


hid*****

念書を取るとは 既に悪徳商法をしいる事を自覚しての行為と思います。
後々 訴訟時に優位に立つ手法です。
これって 宗教法人として体を成して無い団体ですな


momotarousamurai

認知症気味のお年寄りに献金させるとき、念書を取り、動画まで撮影。
あまりにもひどい仕打ち。
これは宗教団体のすることではない。
暴力団並みかそれ以上の悪質さだ。
裁判官は正しい判決を下すべき。


かける

fyz****

完全に宗教団体がよってたかってのゆすりをビデオにおさめた証やろ、笑笑、これが正当と言う裁判所?裁判官はこの宗教団体と関係があるのかな?マインドコントロールと言わないけど、よってたかってのコントロールは間違いなくしているだろうな、どう見てもね。恐ろしい日本やね。怖い怖い


ken*****

もうこれはその筋のプロの集金組織としか思えない。
しかも日本のお金を吸い上げて韓国へ流すという恐ろしいシステム。
相当あちこちに根っこ張っていそうでこわい。

旧統一教会 献金への「念書」「動画撮影」宮根誠司「宗教団体の体をなしてない」 11/10/22(デイリースポーツ)

 日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」が10日に放送され、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対して、信者が献金する際に念書を書かせたり、証言を動画撮影していたことなどが報じられた。

 母親が1億円を超える献金しているとし、損害賠償を求めている中野容子さん(仮名)は、体調が衰え始めていた母が献金について念書や陳述書にサインし、その際の動画も撮影されていたと明かした。念書では「献金は自由意思によって行ったもの」などとされていた。動画では旧統一教会の婦人部長が、念書、陳述書の内容について「ご自身の認識に一致するということですね」と質問。母親は「はい」と認めていた。

 司会の宮根誠司は「念書だとか陳述書、動画を撮影するということが宗教団体としての体(てい)をなしていない。裁判になった時の資料にしようっていうことですよね」とあきれていた。コメンテーターとして出演していたアンミカは「自覚があるんですよね、裁判になるようなことをしているって。宗教法人がこういうことをしているっていうのがにわかに信じられなくって」と驚くばかりだった。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

kaz*****

娘さんが献金に反対しているという事実がわかっていたのであれば、教団側としては献金がお母さん本人の自由意思によるものだという証拠を用意するのは当然だと思うけど。
人生を壊すような高額献金自体は断じてあってはならず、これを防ぐ法整備は当然必要だと思うが、これだけ揃った証拠を裁判所が簡単に無効と判断したら、それはそれで大問題でしょう。 この念書と動画を撮影した際のやり方が正当なものであったかが重要だろうけど、お母さんが亡くなられているとなると、この件はちょっと難しそうですね。


dx2*****

こういった念書は無効だという慣例を作るべき。人権の剥奪はどのような方法によっても無効にしなければ。

献金の上限を設けるのは確かに問題がある。だから家族の生存権として、生計を一にする家族ならいつでも取り消せるような手段の方が有効かな。


********

「経営していた果樹園を売るなどして、86歳までに約30回、1億8000万円もの献金をしていたのです。」

山上氏や高知県の男性と同じようなケースだと思います。教団を解散させるべきと思います。

大臣を辞任した山際氏の党本部長就任を決めたり、被害者救済法の新法提出を指示したのが、教団とずぶずぶの萩生田氏との報道があります。

この期に及んでも国民よりも支持母体の統一教会の意向を最優先に行動しているように思います。

萩生田氏は、一部報道で教団の集会で「政治の世界でみなさまの代表として、神の国の実現を果たしたい」と強調していたと報じられていますが、その神の仕事を有言実行しているように思います。

長期間、世代を越えて2世、3世などが被害にあい、今も困窮を強いられいる方々への救済策や、再発防止策として、合法的に解散命令や損害賠償命令をだせるようにする法整備を弱者救済の観点から急ぐべきだと思います


トト

献金額の上限を法律で1万から3万円くらいにしたらいいと思います。
念書があろうが額を越えたら違法にしてしまえば良いんです。

上限を超えて受け取った場合は、受け取った額の倍で返金とかにしてしまえば良いと思います。
献金額を規制したらマインドコントロールは関係無いし、シンプルでわかりやすいですよ。
新たな方法でまた被害者が現れたらその都度規制していくしかないです。

自民党が率先して厳しい法律を作らないとダメだし、公明党が邪魔をしてくるなら連立を解消したら良いだけ、救済法と反セクト法みたいなのを議論をしてなるべく早く法律を作らないといけない。 与野党共に旧統一教会と接点があるのだから、お互いにらみ合わずに協力して穴の無い法律を作れよ。お互いの法案への質問にも逃げずに答えて今ぐらい協力してやれよ。


h_h_h*****

ここまでくると日本の統一教会というより過剰な目標を与える韓国本部の問題にまでなってきますよね!日本は世界のため総裁を信じて身を粉にして献金してきた訳で、献金させる側をする側も決して騙そうという不純な思いでやっている訳ではない。教義上は捧げる事でより神と世界平和に貢献でき先祖も喜んでいると言われればそれはやりますよ!特に億を献金する人は、個人の救済でなく教義に共感し世界平和というビックワードがない限りできるものではない。ですが、それが分からない家族は騙されたと思う訳で当然です。家族のために信仰をもって最後は家族から反対されるというのは不幸なこと。統一教会は解散し過去の拭いきれない悪事を一掃するしかない。それしか道はない。


ahw*****

その一連の流れを裁判所は汲み取ることはできないのでしょうか?
いくら高額献金でも念書、撮影等は理解の範疇を超えているのでは?
そこに信仰による献金していただいたという感謝の念が芽生えてるとは思えません。
高額献金、撮影、念書等その流れが悪質行為に当たるのではないでしょうか?


sbq*****

キリスト教であろうが、仏教であろうが宗教と名の付くところは献金(名称はさまざま〕でその活動が成り立っている。
しかしながら、一個人で1億8千万円もの献金を強要するなどあり得ない。しかも将来、訴訟に発展しない様に、念書とビデオ撮影で対策を施すなど悪徳詐欺集団と何ら変らない。
その教義は献金すればするほど祖先が救われるなど、普通考えられないもので、信者の信仰心=拝金主義の餌食となっている。
その他にも多数の方々が自己破産に追い込まれている実態を聞くにつれ、何故この集団が宗教法人として認められて来たのかと思う。
これまで日本の行政や司法は「信教の自由」を過度に強調し、被害者を守ることが出来なかった。
政権与党の自民党は党存続の危機感を持ち、この集団の解散請求と被害者救済の新法成立に取り組むべきであろう。


ttt*****

念書を書かせること自体が、後でトラブルがあった際、教団側が有利になるように考えてのこと。真の愛や家庭・夫婦・親子の大切さを説くような資格は無い。いくら教義や教えが立派であってもやることがこれでは本当にだめだ。こんなことやっていたら、献金を稼ぐために教義や真の愛を利用しているようにしか見えないと思われても当たり前だろう。


jka*****

映画の闇金並みの卑劣さが有る、金をぶんどり、念書書かせて動画まで取るとか、ありえない。しかも裁判所がそれを採用して敗訴とかありえ無い。自民党に裁判所も人事を握られているので協会擁護の自民党の指示に従って敗訴にしたのかと勘繰ってします。
上告で返金されるとを願います。
この話を聞いても岸田総理は何にも思わず、救済もしないのであれば自民党とか与党とか総理大臣ですら存在の意味がないと思います。
被害者を助けずして何の新法、法律なのでしょう。


JRT007

>教団に損害賠償を求め提訴しましたが、“念書”の存在などが理由となり、敗訴。最高裁に上告しています。

そもそも、宗教なのに“念書”を書かせるか?って思います。

裁判所は、宗教法人という性格と霊感商法という性格をしっかり判断すべき。

信仰心って自由なものなのに、“念書”を書かせて縛るものなのか?

裁判所が献金ビジネスに加担することのないように願いたいです。


dvd*****

あまりにも悪質。
自民党はこんな所と協力関係にあったことを被害者や国民に謝罪するべきでは。

又、完全に関係を断ち.旧統一教会を悪質な詐欺グループとして認定し解散及び法的な責任を負わせるべき。
その結果、国民が選挙で自民党を許すかを判断するのが筋だと思う。


wtu*****

国家を乗っ取るために、元総理、閣僚、国家公安委員長、そうそうたるメンバーを取り込んだ団体です。

一人の財産を収奪するなど簡単なものです。

彼らの手法の1つに神体験があります。高額献金後に、大切な人の難しい手術が成功したとかの類です。それを互いに語らせます。「真のおかぁさまぁ~」と誰かが泣き出すと、全員がなみだを流します。元総理やトランプのビデオを見て、自分達がサタンから世界を守っていると信じ切ります。

作為的につくられた感動で、信徒はマインドコントロール下に堕ちます。

サタンは邪悪であり、どんな汚い手を使ってでも「献金」を取り戻しにくるので、それを防ぐには、予め「念書」を作成しなけらばならないと説明します。

他のカルト(例えば節理とか)が手本にする、完成されたカルトです。

法はこれほど狡猾な団体の発生を想定していませんでした。
法治国家として、対応する法整備が求められます。


木の葉

やり方が卑劣極まりない。旧統一教会の被害者って普通に億で献金させてるけど、家庭の主婦からよくこんな大金を巻き上げられるものだ。世界家庭崩壊連合へ名称変更せよ。例の3代に渡ってズブズブ関係だった政治家一家初め、シックな自民党国会議員。表面上、愛国を名乗り国民を騙してきたことへの説明を求む。票さえ取れれば日本がどうなろうと関心もないのだろう。富山はじめ、地方市議のレベルまですみずみ浸食されていることとに驚愕を覚える。教祖念願の日本への恨みはいままで果たせただろうか。日本をめちゃくちゃしてきた議員を許すことはできない。


ki_*****

裁判所に世界平和統一家庭連合の関係者はいませんよね?大勢の議員が教団と関わっていたので、疑ってしまうんですが。無関係の議員の皆さんに、最高裁が教団との繋がりがないことを確認していただきたいです。多くの人が心配しているのは、裁判所が教団と繋がっていた場合に、解散命令請求をしても、却下されたり解散命令が出せなくなることです。


ido*****

脱会した元信者の著作を読むと、やはり念書を取られてるんだよね。霊感商法や偽募金活動等を組織的にやっている社会的に問題のある団体から脱退したいというのは普通のこと。そういった団体から脱退させてもらうために、止むに止まれず、自分の意志とはかけ離れた念書を書かされたり誓約させられても無効だろう。


raf*****

信者の自発的行為とは聞いて呆れる。
このようなトラブルがあるからこそ念書を書かせ、録画までして裁判対策をしているのは明らか。
違法行為にならないよう気を付けてやっているからこそ脱法行為を取り締まらなければならない。


bcz*****

放っておくと支持率が下がるから法規制する考えの岸田首相。
真に、エセ宗教団体から信者を救う、守る気持ちが低いことが判るよ。
判断力と決断力が欠如していることも。
しっかりと信者、その先の国民、しいては国に対しての方向を示さなければ。
『日本を取り戻す』とか『他の政党には日本を任せられない』とか言いながら、韓国のエセ宗教団体と足並みを揃えていた安倍晋三の呪縛から日本を救え!

“念書”の存在で敗訴…母親が1億8000万円献金 旧統一教会・被害者救済の新法は 11/08/22(テレビ朝日系(ANN))

岸田総理は8日、公明党の山口代表と会談しました。会談後、今の国会を視野に、旧統一教会の被害者救済に向けた新たな法案を提出すると表明しました。

中野容子さん(仮名・66)は、7年前、母親から旧統一教会の信者になっていたことを告白されました。調べてみると、経営していた果樹園を売るなどして、86歳までに約30回、1億8000万円もの献金をしていたのです。母親は、容子さんの勧めを受け、脱会の意思を伝えたといいます。
母親が元信者の中野容子さん:「母親が、『辞めたい』と言ったら、婦人部長から『お金、返してほしいの』と。信仰の話は一切、出てこないわけです。心の問題が」

容子さんが、教団に返還を求めると、母親のサインが入った“念書”を示されました。
母親が元信者の中野容子さん:「『損害賠償請求しませんよ』『裁判もしないし、裁判じゃない交渉も一切しないとお約束します』と書かれている」

念書を交わした際、教団は動画の撮影も行っていました。母親の隣に座るのは、教団の婦人部長です。
旧統一教会・婦人部長「書類はどちらもご自身の認識に一致して作られたか」
中野さんの母親(当時86):「はい」
旧統一教会・婦人部長:「(娘さんが返金を求める)意向に対してどういう思いを持っていますか」
中野さんの母親(当時86):「絶対にやってもらったら困る」

容子さんは、この念書は、教団が返金させないために母親に書かせたとみています。教団に損害賠償を求め提訴しましたが、“念書”の存在などが理由となり、敗訴。最高裁に上告しています。

教団は取材に対し、「献金は本人が信仰心から自由意思で行ったものであり、不法行為はなかった」としています。

対策が急がれる高額献金などの問題。岸田総理は、新たな法案の柱として、“社会的に許容しがたい悪質な勧誘行為”の禁止、悪質な勧誘で行われた寄付の取り消しや損害賠償請求、子や配偶者に生じた被害の救済の3つを挙げました。さらに、被害者と直接、面会したことも明らかにしました。
岸田総理:「旧統一協会の被害者の方々と、内々にお会いをし、凄惨な経験を、直接、うかがいました。政治家として胸が引き裂かれる想い」

救済法案の策定に向けた与野党の協議では、今後もこの枠組みは維持するといいますが、論点は残っています。
日本維新の会・音喜多駿政調会長:「まさに旧統一教会の手法によって、献金被害にあっている方、その家族を救えるマインドコントロールの定義ができるか、慎重に見ていって、不十分であれば、改善を求めていかないといけない」
立憲民主党・長妻昭政調会長:「問題は中身ですよね。本当に救済のために本気で作っているのか。ほかの与党との関係を気にして、無難なものを作ろうという発表だったら、がっかり」

テレビ朝日

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

多田文明

詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリスト

報告 文鮮明教祖の言葉は絶対です。信者はこれを神の言葉として果たさなければならない使命として捉えています。
「安倍元首相の父親である、安倍晋太郎元外相が当時率いていた安倍派を中心に、国会議員との関係強化を図るよう、信者に語った」という内容が報じられています。
その当時、信者として、その種の話を何度も聞いていますので、その通りです。

この件に関して、すでに書籍や記事、番組でも話していますが、教団内では安倍晋太郎氏は当時の久保木修己会長と極めて親しいなかで、教団の政治的な布教活動は、この人が首相になることを通じて大きく進展すると言われていました。しかしながら、その思惑は中曽根裁定により、ついえることになります。当時の教団の信者らの落胆ぶりを、今でも覚えています。

教団側は「日本では使われておらず、信者の行動指針というわけではない」と言っていますが、苦しい言い訳にしか聞こえません。


hai*****

少なくとも統一教会側は、 日本の国会議員との関係を強化し、国会内に教会を作ろうとしていたようです。

これに日本の政治権力が影響を受けて来たか否か、しっかり検証する必要がありますね。

政党の自己点検ではなく、第三者委員会による政治家と教団の癒着ぶりの濃淡チェックが不可欠だと思いますよ。

統一教会問題に詳しいジャーナリスト、弁護士、学者、元信者等からなる第三者委員会が、統一教会と深い関係を築いてきた政治家を明らかにし、現職ならば辞職等のけじめを取っていただく必要があります。

「いつまで政治家と教団の関係を追求しているんだ。もっと大事なことを議論しろ」というムードを、御用テレビ番組や御用コメンテーターが醸成しようとしてくるでしょうが…

国民がそれに流されたら、もう政治の浄化は期待できません。

政治と統一教会の癒着の問題は、うやむやに済ませてよい「小さな問題」ではないはずです。


齢16にして永久歯が2本生えてこない人間

文鮮明氏の一連の発言は宗教上の考えではなく首相にまで言及しているわけですから立派な政治的プロパガンダではないでしょうか。

宗教によって政策が決められることは統一教会以外であってもあってはならないことですし、それらの宗教団体と関わりのあった議員は国民の声よりも宗教団体の声を優先していたことになります。

また、以前から霊感商法などで問題視されていた統一教会を多くの政治家が票獲得のために関わりを持っていたことは許されない行為ですし、その議員には説明責任が問われると思います。

フランスでは統一教会による行為により『反セクト法』が成立しました。日本もフランスのように法整備をするなりして反社的な宗教団体を厳しく取り締まるべきです。


Rei_Valieva

岸田総理大臣は安倍さんや細田衆議院議長に対する捜査は実施いたしませんと明言されていましたが、特に安倍さんに関しましては徹底的に調査しなければならないのではないでしょうか 統一教会と一心同体であった本丸の安倍さんを調査しなければ、全容解明は遠ざかる一方なのではないのかなと思われます
いずれに致しましても、安倍さんや細田衆議院議長らと統一教会との癒着を徹底的に調査し、自民党と統一教会を弱体化もしくは解体させることが出来れば、私達の国にもひとすじの希望の光が差し込んでくるのではないでしょうか
いずれに致しましても、私達の国の空を覆っている灰色の雲の隙間から、太陽の光が差し込んでくれることを願わずにはいられません


kakaka

無宗教の私からしたら申し訳ないけど宗教は金儲けと権力を手に入れるビジネスにしか思えない。
信じている方を否定する訳ではないが、子供への対応、生活が出来ない程の献金、その家族が将来生活保護を受ける等、社会にとってのメリットよりもデメリットが大きい。

宗教なので反社会的な教義が有っても誰も手出しが出来ず、献金と言えば税金の優遇が受けられる。まるで宗教の自由って言う打ち出の小槌がある様な状態です。 善良な宗教も有るでしょうがこれ程美味しいビジネスは無いと思いますね。

国が指針を作り、定期的な監査等が入り、反社会的な教義が行われていないかの確認ぐらいはしても良いと思うし、宗教団体の他の企業や団体への出資や役員への派遣を制限、政治団体への繋がりの規制をすべきですね。


qrc*****

自民党の憲法改正草案に統一教会の主張がマルマル採り入れられている。時代に合わせて国防、安全保証に関わる9条などは変える必要性があるかもしれないが、男女平等やジェンダー平等、個人平等に反する家を中心にする問題 、国民の権利を縮小し権力側の権利を増大を狙うなど、統一教会の主張をマルマル採り入れた自民党憲法草案は9条 以外は全て見直さないと実質的に韓国の思惑通りの属国になりさがることになる。日本会議も似たような政策提案が多く岸信介の時代から統一教会に毒されていた懸念が大きい。


fan*****

数億献金した信者が会えない向こうのトップと自民党の大臣が一緒に何度もいる。忖度なく考えれば何かしらの金銭的癒着か政治的癒着があったと思われても仕方ないですよね。加えて派閥のトップの1人である人は表立って釈明すらしませんし。1番の問題はこれまで作られた法案やこれから作られるかもしれない法案に外国のカルト勢力の意向があったのか、あった場合それを取り除くにはどうすればいいのかを真剣に考えるべきだと思います。うやむやにだけは絶対にできません。


SY

統一教会の問題は、「国民の生命、財産、国益を守る」国家最大の責務に反する行為を与党がしていたという大問題。
カルトの教義に沿った憲法改正をしようとしていたなんて、本当に国を乗っ取られるところだった。
国民は関心を持ち続けて世論と投票で政治を変えなければいけないと思う。

自民党以外政権を任せられないという人がいるが、国民が統一教会の被害にあう片棒を担いだ政党に政権を持たせておいて良いわけがない。
大体、こんな貧困の国にした政党をいつまでも支持しているのは、外国からは、不思議な国に見えていると思う。
他の政党を政権を担えるように国民が育てなければいけない。


the*****

反カルト法(反セクト法)が必要。 現状,旧統一教会を解散すれば問題解決のような空気になっているが,オウム真理教と同様に旧統一教会を解散しても名称変更で終わってしまう。

大事なのは反社会的活動や政治への浸透をやめてもらうこと。それに,旧統一教会だけが問題視されているけど創価学会や日本会議も政治に浸透しているし,野党にだって接近しているカルト団体はあるはず。
例えば旧統一教会が議員との関係を暴露すると脅迫すれば政権を操れてしまうし,実際に自民党は旧統一教会を解散させないようにコントロールされていると思う。他の団体も同様のことができるのでは?旧統一教会だけでなく他の団体の政治への浸透を止めなければならない。

政治と宗教の問題,政教分離は曖昧にしておくと一宗教団体による政治のコントロールを可能にしてしまう。
他宗教への信仰の自由を守るためにも反カルト法や政教分離の強化が必要だと思う。


めんどくさい

こんなの序の口だろうね。

統一教会が解散へ向かう過程で(実際には解散では解決にはならないんだけどね。世間が騒いでるだけ、本気で消滅させるなら新法律制定でカルト・反社壊滅法案でしかない)、自民の先生方はじめ、国会議員、地方自治体の先生方も統一教会の力を得てた方々は、今後、戦々恐々とする情報が持たされるだろうね。選挙に限らず、お金、人、何でもありだわね。

つぶされることを黙って受け入れるとは到底思えないでしょう。当然、先生方の秘密はすべて証拠含めて取ってあるでしょうね。

大変だ。

まぁ、それがないとしたら統一教会ってただのお人よしだけどね。つぶす必要など全くないだろうに。

どうなりますか?楽しみです。バトル期待!!


かける

旧統一教会と政治との関係がずっと問題となっています。
そもそも、本来の課題は、自民党をつぶすことではなく、旧統一教会と政界の関係をただし、一刻も早く被害者の方々を過去に遡ってでも救済するということのはずです。

しかし自民党の議員さんたちは後ろ向き。嘘やごまかし。なぜかというと、政界との関係が明るみになると、自分たちのクビが涼しくなるとともに、結果として自民党が崩壊する恐れがあるから。岸田さんも「被害者の救済=自民党の崩壊」という構図が見えているから、いつまでも議員本人任せにして、自民党としてのダメージを最小限に抑えたいと考えているのでしょう。

こういった物的な証拠については今後も出てくると思います。でも、よほど決定的な記載なり映像なりが判明しない限り、非常に心苦しいですが、被害者の方々の救済というのは難しいと思わざるを得ません。残念で悔しいです。

文鮮明氏“安倍派中心に数を” 旧統一教会の政界工作が判明 「1989年の発言録」に記録 11/07/22(FNNプライムオンライン(フジテレビ系))

旧統一教会と政治の関係が問われるきっかけとなった、安倍元首相の銃撃事件から、9日で4カ月。

10年前に死去した教団創始者・文鮮明(ムン・ソンミョン)氏が、信者に向けて残した発言録とされる文章の内容が明らかになった。

30年以上にわたる旧統一教会の政界工作の一端を示すものとして、物議を呼んでいる。

旧統一教会 創始者・文鮮明氏の発言録「(日本の)国会議員との関係強化です。国会内に教会を作る」

1956年から2009年にかけて、文氏の発言をまとめたものとして、韓国で出版されたとされる発言録。

岡山県内にある教団関連施設の映像を見ると、大きな本棚にずらっと並べられた書物が確認できる。

タイトルを見ると、文氏の発言録とみられ、全部で615巻が発行されたという。

その全文がファイル化され、教団とは関わりがない形で、ネット上で公開されていた。

468巻には、2004年9月の発言としてこう記載されていた。

旧統一教会 創始者・文鮮明氏の発言録(2004年9月16日より)「岸首相(の時)から私が(日本の政界に)手を出した」

文氏と近い間柄だったとされる、安倍元首相の祖父・岸信介元首相。

文氏の発言では、自ら、岸氏に接近したことを示唆していた。

1989年7月とされる発言。 安倍元首相の父親である、安倍晋太郎元外相が当時率いていた安倍派を中心に、国会議員との関係強化を図るよう、信者に語ったとされている。

旧統一教会 創始者・文鮮明氏の発言録「自民党の安倍派などを中心にして、超党派的にそうした議員たちを結成して、数を徐々に増やしていかないといけない」

文氏の発言録について、元2世信者は...。

元2世信者「御言葉集があるのは知っています。“神の言葉”ですよ。両親の言葉とか教師の言葉とか、そんな生やさしいものじゃなくて、“神の言葉”であり、絶対に守っていかないといけない言葉」

30年以上前の教団創始者の発言が、今になって報道されたことについて、質問を受けた松野官房長官。

松野官房長官「ご指摘の報道については承知しているが、宗教法人関係者の個々の発言について、政府としては答える立場にはない」

一方、野党幹部からは、批判の声が上がっている。

立憲民主党・山井和則議員「これだけ根が深くて、自民党安倍派の中に、旧統一教会との関係が非常に強固になるものが残念ながらできているとすれば、それを断ち切ることは容易なことではない」

教団側は、FNNの取材に対し、ネットで公開されているものが文氏の発言録であることを認めた一方で、日本では使われておらず、信者の行動指針というわけではないと説明している。

マインドコントロールの影響を受けていないと信者が思うのであれば世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を信仰したいと思えば信仰すればよいと思う。例え、解散命令が出たとしても信仰する事が禁止されるわけでも、罰則の対称になるわけでもない。単純に税金の免除がなくなるだけ。組織としてはデメリットにはなるが、信者が信仰したいと思うのであれば、信仰できる。本当の意味で信仰や崇拝している事が証明できる一例だと思う。

「礼拝に行かなくなりました」…統一教会の30代女性信者が語った「分断が強まる統一教会」の信仰の現場 (1/2) (2/2) 11/05/22(現代ビジネス)

礼拝に行かなくなった

 2世信者の苦しみや高額献金、果てには政治家との癒着が問題となっている世界平和統一家庭連合(旧統一教会)について、政府は年内に宗教法人法に基づく初の「質問権」を行使する。そのための専門家会議が10月25日から文化庁で始まった。

【写真】30代の「統一教会の元信者女性」が語る…「安倍銃撃で人間関係が崩壊した」

 自民党の選挙にかなり食い込んでいた教会だが、支持率降下が著しい岸田文雄政権にとっては、世論が求める方向に舵を傾けるしかなかったわけだが、質問権が解散命令にもつながるとあって、教会周辺はかなりの動揺を見せている。

 信者たちの間では、組織を運営する役員たちに不信感を持つ者もいるため、その動きを一部幹部らが監視し始めたようなのである。これは信者の脱会を食い止める動きと見ることもできるだろう。

 「最近、礼拝に行かなくなったんです。仲の良い信者さんとはZOOMで集まるようになりました。ほかでも、そういう動きがいろいろあるみたいですが、そこに幹部の人が強引に入ってきたり、何を話しているのかと聞かれたりするようになっていて、今までの連合とは違ってきています」

 こう話したのは10月9日を最後に礼拝に行かなくなったという30代女性だ。彼女は2世信者だが、父親はすでに他界。母親はいまも熱心な信者だという。首都圏のある支部では主に日曜日に教会で礼拝をする定期的な集まりがあったが、最近は参加者が「3割以上も減っている感じ」と女性。その代わりに増えているのがZOOMなどを使った動画での会合だという。

 「ちょうどコロナの問題でZOOMでやりとりする機会もあったので、礼拝に行かなくなった代わりにZOOM会合になっている感じです。私の母はやっていませんが、私のグループは6人で集まりました。

 まだ3回しかやっていませんが、最近の連合はおかしいね、とか、これからどうなるんだろうとか、信者であることで困ったこととか、雑談みたいな感じで連絡を取り合ってます。新たに参加者が増えるなら、歓迎はしようって言い合ってます」

 このZOOM会合はあくまで非公式、組織的なものではないため「うちの支部で分かっているだけでも7か8ぐらいのグループがそれぞれ集まっている」。小さなグループが細かく分かれているという。

 「前は礼拝で顔を合わせて、その後に気の合う仲間とファミレスに行って話したりしていました。でも、礼拝に行く人が減ったのと、連合の会見とか見ておかしいなっていう意見とか、幹部に聞かれたくないような話もあるのでZOOMがいいねってなりました」

幹部への不信感  最近、連合の田中富広会長、勅使河原秀行協会改革推進本部長が開いた記者会見は、まるで逆ギレみたいな対応がむしろ世間の批判を強めたが、一部信者たちの間でもこの会見によって組織への不信感が強まったのである。

 さらに10月7日、元2世信者の女性が堂々と顔を見せて記者会見を行なったこともまた反響が大きかった。精神を病んだ経験を持つというこの女性が涙を浮かべて教会の解散を訴え、それを教会側が中止するように働きかけていたことが判明した。

 また、10月16日には信者の元夫の自宅に、教会の勅使河原本部長が事前約束なしで訪れたという不気味な行動も伝えられた。やはり宗教組織というよりカルト団体のようなこうしたエピソードは、これまた教団のイメージダウンにつながった。

 「別に私たちは連合から洗脳されてるとかじゃないので、会員の私たちでも異様な対応だって思いますよ」と女性。結果として、信者ではあっても教会の礼拝やイベントと距離を置く人が出てきているわけだ。

 「母から聞く限り、ウチはまとまったお金を献金したことはなかったそうですが、この10年ぐらいは母と私の世帯収入から2割ぐらいを定期的に寄付してきました。ただ、安倍(晋三)さんが亡くなってからは信者間で目立った動きはしない方がいいという話があって、一度も献金はしていません。

 支部にはマスコミの取材がたくさん来たり、一般の人々からの嫌がらせみたいな電話があったり、状況が変わってきて、連合を辞める人も出ています。私たちはそうした嫌がらせの被害者みたいな感じではないので、信者であることに変わりはないんですが、勅使河原さんの行動とかはおかしいと感じますし、信仰心はあっても連合はおかしいなって印象が強くなりました。なにしろ私よりずっと熱心な信者の母も礼拝に行かなくなったのですから」

「引き止め」に必死な人も  ただ、ZOOMなどで集まるオンライン会合でも、グループによっては「引き止め系」のものもあるという。

 「知り合いの信者に、そっちの会合はどんな感じですか、って聞いたら、支部の幹部の奥さんが出入りしていて、世間に負けたらダメとか、抜けるのは地獄に落ちることだとか、引き止めに必死な感じだったそうです。

 その奥さんは他の信者の家にまで行って、自分が参加してないグループのZOOMにも強引に顔を出して、連合を辞めたら悪魔と見なされるし、恩知らずになって一生恨まれるとか、脅しみたいなことをしゃべっていたと聞きました。正直、怖いですね、そういうのは」

 つまりは信者の分断が起きているわけだ。

 連合では過去、こうした分断から「分派」と呼ばれる派閥が組織から分かれたこともあり、こうした分裂危機に対しては熱心な信者がヒステリックな態度を見せる傾向があるという。

 ZOOMなどで組織本体と距離を置くグループが増えるほど、当然その分裂リスクが増えるわけだが、連合はテレビ番組のコメンテーターを裁判で訴えたり反撃姿勢を緩めていない。

 そこに引き止め工作みたいなことまで起こってくると、むしろ逆効果な気もするのだが、いずれにしても信者にとっては、一連の社会的な問題と直接関係がなくても、動揺する日々が続きそうだ。

片岡 亮(フリージャーナリスト)

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

qo*****

大きくなったら信仰宗教、統一教会だけでなく多くの宗教団体の実情ってこんな感じなんでしょう
神様はお金を使いません
使うのは神様を神輿に乗せてる人です

韓国政府と統一教会のつながりも見えてきたようだが、日本政府においても統一教会と政治家の繋がりは、今後はもちろん、過去に関してもしっかり調査すべきだと思います


alt*****

私は92年の合同結婚式がらみの大騒ぎで当時、メディアは桜田淳子さんやら霊感商法やらの件を、どのチャンネルも、そればかり垂れ流してたのを体験し、以降、殆んどTVを観なくなった人間なんだが

あの当時、30年前に

安倍氏の祖父の岸信介氏と教団は盟友関係で 1950年代から日本の政界と協力し 岸氏の自宅付近に教団施設があり岸氏は交流会を行い 笹川良一氏も強力にックアップした等を「込み」で

メディアが30年前にきちんと報道し落ち着いた議論をしてれば 展開が変わったのではないかと思っている。

岸氏との古くからの関係は山上容疑者の供述で裏どり込みで少し大きく報道されWIKIにも最近追加されたが

これってメディアの幹部クラスにはずっと前から有名な事だったとか

30年前、92年にメディアは公共の電波で阿保みたいに桜田さんらを取材、報道し垂れ流す「前」に私たち庶民に知らせるべきだったと思う。


alt*****

これが事実なら日本教団は浮かばれないのでは?

俯瞰すると日本の統一教団は、なぜか内部のほうが、より経済的に困窮して見える。

その根拠の一つが二世被害者としてメディアに出ている小川さん(仮名)一家が酷い経済苦だったこと。

小川さん(仮名)のお父さんは教会長?という要職で幹部さんかと思うが

幹部一家なのに小川氏は子どもの頃に床屋さんにも行けず 「一家は酷く困窮していた」と泣きながら証言していた。

土地等を売り億のお布施をしたとされメディアに出た信者の橋田さん(奥さん)の子供さんが「床屋すら行けなかった」という声は漏れ聞かない。

億単位のお布施をした山上家も、(山上氏)は子どもの頃に床屋には行けてたと思う。

何百億もお金を集める教団なので内部の幹部は裕福なイメージを私は抱いていたが 小川氏の証言が嘘でないなら小川一家のように日本の教団内部(幹部)も経済的に過酷な可能性もあるから。


先送りの検討使

教祖一族のカジノ好きは筋金入りだ。文氏の長男・孝進氏の元妻・洪蘭淑氏が1998年に上梓した「わが父 文鮮明の正体」(小社刊)では、当時からカジノに入り浸る教祖夫妻の実像が描かれている。その原資が、信者による献金や霊感商法によって収奪された他者の財産であることは言うまでもない。今回、小誌が入手した資料によって明らかになった統一教会幹部らの豪遊の実態は、大きな波紋を呼びそうだ。  現在配信中の「 週刊文春 電子版 」および「週刊文春」11月10日号では、小誌が入手した機密文書の詳しい内容に加え、賭け事を厳格に禁じている統一教会で教祖一族が唱えてきた“カジノ摂理”の内容、カジノにも同行した“教団ナ

→自民党政権が終戦直後から宗教法人に対して非課税等の特権を与えてきてバーターで集票と選挙運動のボランティアを提供してもらう慣習が、こういう結果を招いています。本当に度しがたい。


yod*****

この記事を読み、統一教会への怒りが、改めて込み上げた。安倍元首相の命を奪った犯行自体は決して認められないが、そのことがなければ、統一教会問題は浮かび上がらなかった。その点には複雑な思いが残るが、経緯はさておき、とにかくこの教団をのさばらせてはおけない。きれい事を言っている場合じゃない。日本人を洗脳し、日本人の財産を献金の美名を被せて簒奪し、はては合同結婚式の名目で日本人女性をかんこくへ連れ去る…。統一教会が反日カルト教団に過ぎない以上、少なくとも日本国内での活動の一切を禁じるしかない。そのために新法が必要なら、その整備をためらう理由がない。与党が及び腰に見え、不甲斐ない。

〈機密文書入手〉韓鶴子総裁と統一教会幹部がラスベガスのカジノで64億円“豪遊” 9億円の損失を出していた 10/31/22(スポニチアネックス)

 統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の韓鶴子総裁(79)と教団幹部らが2008年から2011年にかけて米国ラスベガスのカジノを訪れ、日本円に換算して約64億円をギャンブルに注ぎ込み、約9億円の損失を出していた疑いがあることが「 週刊文春 」の取材でわかった。教団の機密文書を入手した。

【画像】韓鶴子氏や教団幹部たちの“カジノ豪遊記録”

 統一教会を巡っては、過度な献金などが問題となり、日本では解散命令請求へのカウントダウンが始まっている。そんな中、教団のトップである韓鶴子氏がギャンブルに興じていた疑いが明らかになった。

 小誌の手元にあるのは60枚にわたる文書。ラスベガスを拠点とする統合型リゾート運営会社「MGM」グループが統一教会側に発行した、教団幹部たちの“カジノ豪遊記録”といえる資料だ。

 韓国にある教団世界本部の元幹部が補足する。

「それは、税金を支払うにあたってカジノに発行してもらういわば“収支報告書”です」

 リストが発行されたのは2012年8月。最初に登場するのは、当時ラスベガスに居住していた「Mrs. Hak J Han」。統一教会の教祖・文鮮明氏(故人)の妻、韓鶴子氏その人である。

 リストでは、米12カ所のカジノごとに勝敗が記載されているが、直近の2011年、韓氏が興じていたのは、全てラスベガスの施設。驚愕すべきはその投入金額だ。賭け金の合計額を指す「Coin-In」は、約69万7000ドル。現在のレートで換算(以下同)すると約1億円に上る。対して、手元に戻ってきた「Coin-Out」は約56万ドル(約8300万円)で、諸々を総計した年間の最終収支は約4万5000ドル(約660万円)の損失となっている。

教団幹部ら12人で「約64億円」注ぎ込んだ

 リストに登場するのは韓氏のほか、直属の側近女性の鄭元周総裁秘書室長、当時の北米大陸長や秘書など、国外の教団幹部ら12人。彼らの勝敗が克明に記録され、各々がギャンブルに注ぎ込んだ合計金額は実に約64億円、損失額は約9億円にも上る。

 この文書について、韓国の世界本部に尋ねたが、締切までに回答はなかった。

 教祖一族のカジノ好きは筋金入りだ。文氏の長男・孝進氏の元妻・洪蘭淑氏が1998年に上梓した「わが父 文鮮明の正体」(小社刊)では、当時からカジノに入り浸る教祖夫妻の実像が描かれている。その原資が、信者による献金や霊感商法によって収奪された他者の財産であることは言うまでもない。今回、小誌が入手した資料によって明らかになった統一教会幹部らの豪遊の実態は、大きな波紋を呼びそうだ。

 現在配信中の「 週刊文春 電子版 」および「週刊文春」11月10日号では、小誌が入手した機密文書の詳しい内容に加え、賭け事を厳格に禁じている統一教会で教祖一族が唱えてきた“カジノ摂理”の内容、カジノにも同行した“教団ナンバー2”男性の正体、日本で批判が強まる中で韓氏が幹部の前で嘆いた言葉などを詳しく報じている。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2022年11月10日号

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

ynb*****

統一教会問題で教団に対して質問権の行使を表明してはいますが、もう一方の当事者である党所属の国会議員、とりわけ閣僚や党役職に対する処分が事実上手付かずの状態では岸田総理の本気を信じられないのは当然です。
旧統一教会に対する解散命令請求は当然ですが、これもそこに至るのかは疑問ですしそこに至ったとしても任意団体として存続するなら、政治家との関わりはそのまま残る可能性はあります。
権力の中枢にある者がそのまま残れば教団側の人間として、解散命令阻止のために動く可能性はあるでしょう。
解散命令の前段階としてそうした政治家の無力化を図る事もしなければ、この問題の解決を疑われるのは当然の事と思います。


zej*****

これだけ金銭をだまし取られたと声の上がる組織が、宗教法人として存立し、国から税制上の優遇を受けているのは、理解しがたい。法人格を剝奪する、解散命令を急ぐべきだと思います。
そして、今まで国民に多大な被害を、お墨付きによって、起こしたのだからずぶずぶ議員には辞職してほしいです。


rxt*****

旧統一教会問題は安倍・細田両氏の解明がないと解決しないと思う。
いわゆる安倍派と統一教会との関わりが深いという印象を国民は持っている。
早く解明して政治を安定させて欲しい。
岸田さんは他の重要課題も含めて何をやっているのか分からない。
もっと具体的な対策を言葉でなく実践しないと理解は得られないと思う。
日本の国力が日に日に落ちていくようで心配でならない。
小泉総理以前の自民党政権はもっと安定していた。
国民総中流と言われた時代が懐かしい。格差も少なく自由に生活を楽しめた。


tak*****

いま統一教会を解散に追い込むことを世論が要求し、そのために政府が動いているような印象を受けるが、それと同じくらい重要なのは、政治家の行動規範の強化ではないだろうか。

公人が、ある組織のイベントに参加したり、賛辞を送ったりすること自体、何らかの「利益供与」の意味が発生する。それにも関わらず、その事実の「記録がない」とか「忘れた」というのは、民間企業で言えば「経費を使ったのに領収書がない」と言っているのと同等の所業だと思う。

山際は「1年ごとにメモを捨ててる(だから思い出せない)」などと、非常に幼稚な言い訳をしていたが、今後は「10年間は活動記録を残すこと(「忘れた」は言い訳として認めない)」を義務化すればいいのでは。


i28*****

兼ねてより疑問なのだが、統一家庭連合(統一協会)を応援し選挙に利用していた政治家達は、その教義通り日本の政界にこの協会が入り込み、政治家を信者にし、日本の国教になることを、望んでいるのだろうか。それが本当に正しく、日本の国益に叶っているなら、声を大にしてその方針を打ち出し、政策にも掲げ国民に広く周知させるべきではないだろうか。元首相銃撃事件が無ければ、現在も協会の援助で選挙を行い、国政に入り込み、日韓トンネルに献金をつぎ込んで統一原理を教育機関で教える準備をしていたはずであり、何も隠す必要など無いのではないだろうか。政治家の皆さんの、本当の意見が伺いたいと思う。


かける

安倍さんや清和会が、支援団体からの票の割り振りを一手に担っていたことはもっと前から知れ渡っていました。それによって強大な勢力を築き上げてきた背景があります。 問題はその支援団体の一つがこの旧統一教会であったということ。協会員の人数(=票数)自体はしれたものですが、選挙時に莫大な費用のかかるのは人件費です。ましてや比例区で全国に跨るとなると、知名度の低い当落線上の議員、新人議員などはお金がまったく足りないのが現状でしょう。そこで暗躍してきたのが「無償支援」の教会部隊なのです。

旧統一教会だって、何のメリットもないのに自民党を支援するわけはありません。これは教会に関わらず、どの支援団体も同じ構図。お互いがwin-winだから無償で支援するのです。じゃあ、教会にとってのwinとは何か?それをどこまで追求できるかが一番の肝でしょうね。細田さんのクビもそうですが野党はそこを追求しないとダメですね。

自民党・細田博之衆議院議長 旧統一教会との「ズブズブ写真」 11/02/22(FRIDAY)


’18年3月、関連団体「世界平和女性連合」の会合に出席した細田議員。当時の会長など教団の大物と記念撮影


上写真の中央に、満面の笑みで収まる自民党・細田博之衆議院議長(78)。これは、’18年3月23日、都内で開かれた旧統一教会の関連団体「世界平和女性連合」主催の会合で撮られた一枚だ。

【画像】自民党議員の名がズラリ…!旧統一教会と関係があったとされる議員のリスト

かねてから旧統一教会との関係が取り沙汰されてきた細田議員だが、対応は9月29日と10月7日に公表した文書のみ。’18年3月の「世界平和女性連合」の会合への出席は、その文書のなかで触れてはいるものの、経緯や会合の内容については一切説明されていなかった。

だがやはり、その関係は「会合出席」だけにとどまらない深いものだった。本誌が入手した記念写真には、教団とのズブズブぶりがはっきりと示されている。

「『世界平和女性連合』は、文鮮明(ムンソンミョン)教祖とその妻の韓鶴子(ハンハクチャ)総裁が創設した組織です。その会合で細田議員が写真を撮ったのは、教団のトップ層とも言える大物たち。細田議員の右に写っているのは、旧統一教会の徳野英治会長(当時)で、左が世界平和女性連合の文妍娥(ムンヨナ)・世界会長(当時)。右端は世界平和女性連合の堀守子・日本会長、左端は『国際勝共連合』『世界平和連合』の会長、『UPFジャパン』の議長を務める梶栗(かじくり)正義氏です。関係が深くなければ、このメンバーと写真を撮る機会などありえないでしょう」(旧統一教会関係者)

当該の写真は、「世界平和女性連合」の韓国版ウェブサイトに掲載されていたが、すでに削除されている。

なぜ、ここまで細田議員は旧統一教会と深い関係を築いたのか。政治ジャーナリストの角谷浩一氏が語る。

「清和会、ひいては安倍晋三元首相を守るために、細田議員は旧統一教会との窓口になっていたんでしょう。当選がおぼつかない若手議員たちのために、どの団体の票をどれだけ割り振るか。安倍元首相とともに、細田議員はそれを決める立場にあった。票を持っている団体の一つである旧統一教会とは関係を繋いでおく必要があったが、安倍元首相を前面に出すわけにはいかない。そこで、細田議員が頻繁に会合に出席していたということだと推察しています」

所属議員と旧統一教会との関係が次々と発覚していることが、支持率低下に繋がっているのは明らかだ。しかし岸田文雄首相(65)は、自民党として新たに所属議員を調査することには否定的で、イマイチ真剣度が伝わってこない。この姿勢の背景には、自民党の党内政局が関係しているとみられる。

「向こう3年は国政選挙がないため、支持率低下にそこまで神経を尖らせなくていいこと。旧統一教会との関係があったのは清和会議員が大半で、自身の派閥はさほど影響がないことなど、岸田首相の本気度が見えない理由はいろいろ考えられます。しかし何より大きいのは、公明党の存在でしょう。公明党に飛び火させないためにも、岸田首相は旧統一教会問題をウヤムヤに終わらせたいと考えているのかもしれません」(角谷氏)

当然、野党は追及を続ける構えだ。細田議員について、立憲民主党の西村智奈美代表代行が語る。

「旧統一教会との関係について、細田議長は十分な説明責任を果たしていません。『紙対応』ではなく、言論の府の長として、自らの言葉で話すべきです」

10月24日には、細田議員と同じく関係が次々明らかになっていた山際大志郎経済再生担当相が辞任した。はたして細田議員は、このまま逃げ切れると思っているのだろうか。

『FRIDAY』2022年11月11日号より

FRIDAYデジタル

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

tya*****

「自民党と教団は癒着関係にあり、政策に影響もあったし、安倍氏も細田氏も関係があった」ということは、党内では周知のことで、これが明らかにならないように「調査しない」と言ってるのだろう。この問題への対応については、「やってる感をみせながらいかにごまかすか」が目的で、不祥事が明らかになるリスクのあることは「やりたくない」ということなのでしょう。

「政策協定書」のようなものが出てきて、政策に影響があったかどうかは重大問題のはずで、これを調査せず「影響がなかった」と言われ納得する国民がどれくらいいるのだろう。「各議員の説明」で終わる話でもないでしょう。

「やってる感見せながら、どうごまかすか」
目的は、ここにあるようにしか思えない。
国民の意識とはずれているのだが、聞こえないのかな?
そもそも、こういうもので契りを交わすこと自体が問題で、言い逃れできないことなんだけどね。


sho*****

忘れては駄目です。
自民党の支持率は今でも圧倒的です。
若者を中心とする岩盤支持層は、皆さんのコメントなど何の気にもしていません。
このことは、岸田総理も分かっていて、一喜一憂しないです。
民主主義の国では、選挙で勝った党の思い通りに国を運営出来ます。
何をしなくても、何の批判を受けても、耐えていれば、最低三年は持ちます。
と言うわけで、元々、統一教会対策など面倒でどうでも良いと思っている岸田さんは、何をやっても大丈夫だと言うことが分かっています。
現在の議員さんの大部分は失礼ながらレベルが劣化しています。
自分が当選できるかどうかにしか関心ありません。
国の事など、どうでも良いのです。
統一教会は本当は実に有難い存在です。
本心はずうと存続してもらいたいのです。
何とかして自分の利益より国のことを考える政治家を増やさなければ、日本は終わります


su*****

そもそも自民党は党としては統一教会汚染の基礎調査すらまだ行っていない。国民からの批判に押されて自民党がどうにか行ったのは、都合の悪い事はすぐ忘れる山際のような極めて記憶力の悪い所属議員の記憶力に頼った杜撰な「自己申告制のアンケート」だ。

党内調査すらロクに行おうとしないような連中が新たに出てきた推薦確認書の調査をやるとは思えないので、岸田が調査にいつもの否定スタンスを取るのは予想できた事ではあった。今更もう驚きもしないが、これは党内調査もできないぐらいズブズブに癒着していたという事のあらわれなのだろう。

所属議員の失態について党として調べられもしないような政党に正当性や存在意義などあるのか。


yui*****

点検だって次から次へと穴あきバケツだったんだから、やるわけがない。

実行しそうもないことを、したり顔で言うコメンテーターほど説得力無いよ。 右も支持しないが、左の青木理も支持しない。

来年の地方統一選挙で候補者は、世界平和統一家庭連合とその関連団体と繋がりがないことを必ず示す。
示さない候補者を当選させないよう、民意で示すしかない。

青木理氏 教団の推薦確認書調査に否定的な岸田首相に「どういう形で結びついていたのか、きちんと調査を」 10/31/22(スポニチアネックス)

 ジャーナリストの青木理氏が30日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。岸田文雄首相が28日の参院本会議で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体が自民党の一部議員と交わした「推薦確認書」について、党として調査する考えがないことを明らかにしたことに言及した。

 岸田首相は、野党からの調査要求に対し「議員本人から説明すべきものだと考える」と述べた。これまでに自民党の山田賢司外務副大臣(衆院・兵庫7区)、消費者担当副大臣を兼務する大串正樹デジタル副大臣(衆院・比例近畿ブロック)らが「推薦確認書」に署名したことを認めている。

 青木氏は「今回の推薦確認書って事実上の政策協定なので、選挙で支援することを前提として署名しているか、受領しているんですね。なので、実体として、選挙の時はどうだったんですかっていうのをやらなくちゃいけない」と自身の見解を述べた。そのうえで「あらためて確認しておきたいのは、一般的な宗教団体だったらこういうのがあっても別に問題ではないんですけれども、反日性も含めた反社会性みたいなもののある団体とこういう形で結びついていたということをきちんと摘出しなくちゃいけない」と自身の見方を述べ、憲法改正やLGBTの人権問題を挙げ「この協定っていうのが自民党の政策と結構一致しているんじゃないですかと。それはもともと一致しているから旧統一教会が支援しているのか、あるいは旧統一教会の影響があったのではないかというあたりも含めて、きちんと解明していただかないと」とコメント。

 「どういう形で結びついていたのか、歴史的な問題も含めてきちんと腰を据えて岸田さんに調査をしてもらわないと納得できないというのが少なくとも僕の考えではあります」と話した。

「6千件の名簿獲得」「信者獲得に使う」 旧統一教会の支部が昨年衆院選の選挙報告で「本音」〈dot.〉 (1/5) (2/5) (3/5) (4/5) (5/5) 10/27/22 (AERA dot.)

 国政選挙の際に事実上の「政策協定」を自民党議員と交わしていたと指摘され、「本部ではない」と答えていたのは世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の勅使河原秀行・教会改革推進本部長。では、地方組織はどうなのだろう?

【動画】自民党候補者の落選を涙ながらに悔しがる旧統一教会関係者はこちら(※画像は一部加工しています)

「昨日までの選挙、みなさまの大きな力を与えてくださいまして本当にありがとうございました。まず結果でありますが……」

 会場に集まった人たちを前に、マイクを手に選挙結果について説明しているのは、議員でも事務所の関係者でもない。世界平和統一家庭連合・久留米家庭教会(福岡県久留米市)の南宏彦渉外部長だ。

 昨年10月31日の衆院選で、同教会が支援していたという自民党候補者の当落結果などを、翌日の「南福岡教区孝情奉献礼式」で説明していた様子が動画で記録されている。

 動画によれば、同教会が支援したのは、元環境相の原田義昭(福岡5区)、鳩山二郎(同6区)、藤丸敏(同7区)、岩田和親(佐賀1区)、衛藤征士郎(大分2区)の各氏だ。

 まず、同教会は最も力を注いだという原田氏について、

「はじめに福岡5区です。みなさまに注目していただきましたが、惜しくも1万4609票の差で堤かなめ(立憲民主党)に負けてしまうという結果となってしまいました。最後までNHKの結果を待とうということで、家庭連合のメンバーとしては最後まで祈って待っていたんですけど、やはり出口調査の結果がそのまま出てしまったのかな、ということでありました。この票の動きとしましては、やはり『栗原票』と公明党の票を奪い返すことができなかったことが、一つの敗因となっております」

 と説明した。

「栗原」とは、自民党の栗原渉元県議。原田、栗原両氏は1年以上党公認を争ってきた。地元議員や主要団体の多くが栗原氏に付いていたが、党本部は「今回は原田氏、次は栗原氏」と強引に裁定。この公認争いが最後まで響いた。

 朝日新聞社が投開票日に実施した出口調査では自民支持層の約3割、自主投票とした公明は支持層の4割が堤氏に入れていた。

 南氏は、当選した堤氏を呼び捨てにし、原田氏のために「祈り」まで捧げたことを強調した上で、公認問題でもめた栗原元県議や公明党への不満をこぼしている。

 なぜ原田氏に力を注いだのか、南氏の発言から想起できるシーンがあった。

「私たちがお母さま(韓鶴子総裁)に近かった、日本会長(原田氏)を守れなかったというですね、すべての力を注げたか、と言われるとまだまだ足りないところがあって、本当に申し訳ない」

 南氏は、原田氏のことになると、時折、涙声で、

「家庭連合の婦人たちはですね、ともに涙しながらですね、悔しい、とですね、話をしておられました」

 と述べ、

「私からすれば、『なんで公明党動いてねーんだぁ。栗原ちゃんとしろよ』という思いは湧くんですが」

 と悔しさをにじませた。

 そして南氏は、

「世界平和連合といたしましては、原田先生と次の計画を立てていく段階にありますので、継続して原田先生を応援してあげていただきたいと思います」

 と、落選後も原田氏との関係を継続していくとしている。

 原田氏は、旧統一教会の関連団体の議連、「日本・世界平和議員連合懇談会」の会長だった(旧統一教会系団体に参院選の応援「希望する議員がいれば記入を」 自民党が幹部の議連でアンケート、も参照)。

 この団体の名誉会長には、細田博之衆院議長が就いていた。

 旧統一教会や関連団体のイベントなどで講演等をしている原田氏。今年7月に安倍晋三元首相が銃撃される直前の6月下旬、旧統一教会関連団体「ピースロード2022 in Japan」の中央実行委員会発足式にも出席している。

 そして、「日本・世界平和議員連合懇談会」の事務局次長を務める鳩山氏については、

「福岡6区、鳩山二郎先生はですね、見事に12万5366票を獲得いたしまして勝利しました。ありがとうございます」

「まだまだ選挙の余韻は続きますので、よろしくお願いします。いったん締めくくりとしてですね、鳩山二郎先生を迎えて勝利の報告をしてもらいます」

 藤丸氏についても同様に、

「福岡7区は、藤丸敏さんが9万2233票で、少し立憲が追い上げてきましたけど、勝ちました。ありがとうございました」

 と礼を述べると、会場からは拍手が湧きわき起こった。

 続けて、小選挙区で敗れて比例で復活当選した岩田氏については、

「佐賀1区、鳥栖の方々が関わっていたんですけども、立憲が勝ってしまいました。岩田さんがですね、133票差だったんです。非常に僅差(きんさ)でありました。鳥栖のメンバーに、岩田和親さんを応援してほしいという流れをつくれなかったんですね。そこが私の責任かなと思います。鳥栖のメンバーであればですね、130人くらいは獲得できたんじゃないかなと思いますけど、(小選挙区では)残念な結果になりました」

 と振り返っている。

 大分2区の衛藤氏についても、

「僅差で勝つことができました。ありがとうございました」

 などと謝意を示した。

 さらに、選挙戦では名簿の獲得にも力を入れた様子が伝わってくる。

「本当に多くの方々に、名簿獲得から力を注いでいただきまして、今までにない数を南福岡としてあげることができました。また、併せて大牟田の方にもがんばっていただきまして、最初は400くらいか、という声もあったんですけど、がんばって900を超える数をあげていただきました。トータルで教区としましてはですね、6007という名簿を獲得するということができました。今までは3千いくかどうかという闘いでした」

 また、「電話作戦」にも参加したとして、

「みなさまが時間を割いて、朝から夜まで電話かけに参加していただいた」

「若い信徒が本当に力を注いでくださり、選対のスタッフが時間の隙間をつくって電話をかけていただいた」

「今までにない、電話帳で電話するというですね、やり方に戸惑われた方もいらっしゃると思うのですけど、本当に尽くしていただいたので、久留米(福岡6区)、大牟田(福岡7区)のみなさまに感謝申し上げます」

 と自民党への「貢献」を強調した。

 その結果、

「すでに昨日、藤丸さんを教会に連れていきますと約束していただいています。今日、K市議が教会長にあいさつにいきますと、言っていましたので、何時かわかりませんが、あいさつに来られると思いますので、みなさん歓迎してください」

 鳩山氏、藤丸氏が同教会に支援のお礼のあいさつにやってくる、と紹介した。

 福岡県内に住むある現役の2世信者は取材に対し、

「教会が総力を挙げているような選挙で、ポスター貼り、電話作戦など、寝る暇もなくて大変だった。なんで仕事を休んでこんな選挙に駆り出されるのかと思った」

 と不満をこぼした。

 そして南氏は、選挙で集めた名簿を旧統一教会の活動に使うことを公にして「伝導勝利に向け、つながる名簿」と言い、選挙が信者獲得の場になっていると明かした。

 選挙への関与は、南氏の発言だけではない。その後に続いた女性信者は、

「昨日までの選挙戦ご苦労さまでした。教区全体、日本全体、神統一日本、すべてつながり、神統一韓国につながる。希望をもって電話かけをしました。ひとつになってがんばっていきたい」

 と話した。前出の2世信者に、この女性の言葉をわかりやすく解説してもらうと、

「日本と韓国、朝鮮半島を統一する目的で自民党の選挙応援をしたという意味です。日本は韓国の属国で、与党の自民党が統一のためにがんばるのが当たり前だと」

 旧統一教会が自民党の支援をする「本音」が垣間見える。この後、講演にきていた旧統一教会幹部も「選挙、お疲れ様でした」と述べ、自民党への支援が組織的であることをうかがわせる。

 ある自民党幹部がこう話す。

「こんな動画が表に出て、旧統一教会と自民党の“ズブズブ”の関係が明らかになったらヤバいんじゃないかという声が党内でも出ている。岸田政権は支持率が急落するばかりだ」

 そこで、名前の挙がった国会議員に話を聞いたところ、以下のような回答だった。

「数社から同じ取材が来ているが、これまで受けていない。ここで受けると、『なんで今になって』となるので、今回も受けません」(鳩山氏事務所)

「市議から話はあったものの疑念があり、統一教会との対応はしないと決めていた。あいさつなどに訪れてはいない」(藤丸氏事務所)

「当該教会含め旧統一教会に対し、選挙支援の依頼をした事実はございませんし、組織的な支援を受けたこともございません。また、選挙後に挨拶訪問は致しておりません」(岩田氏事務所)

「指摘されていることについては一切承知していない。応援も受けていない。付き合いがないので、あいさつもしていない」(衛藤氏事務所)

 原田氏の事務所からは、期限内に回答がなかった。

 一方、久留米家庭教会に詳しい話を聞こうとしたが、

「こちらではよくわからない。わかる人が来るかどうかも、なんとも言えない」

 との回答だった。

 9月に本部の広報部に、自民党議員への選挙支援について問い合わせをした際、担当者は、 「宗教法人世界平和統一家庭連合は、特定の政党、政治家、候補者に対して組織的に関与することはございません。個人の信者様の政治活動については把握しかねます」

 と回答していた。

 少なくとも久留米家庭教会は個人レベルではないはずだが。

(AERA dot.編集部・今西憲之、吉崎洋夫)

個人的には世界平和統一家庭連合(旧統一教会)は解散で良いと思うが、下記の記事の「島薗進・東大名誉教授ら宗教研究者25人」に関する情報が少ない。この人達がどのような人々なのか情報がない。このような事を許すと、政府などが強引に結果ありきで肩書がある人達の名前を使って、政府の方針を正当化する可能性がある。
自民党がセクト法のような法律、又は、カルト集団やカルト教団の定義及びカルト集団や教団を規制する法律に関して動くのかわからないが、必要な事を同時にやる必要があると思う。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と同じような、又は、似たような宗教団体が勢力を広げた時に適切な法律があれば速やかに対応できる。

「旧統一教会の解散請求を」 宗教研究者25人が声明 10/24/22(毎日新聞)

 島薗進・東大名誉教授ら宗教研究者25人が24日、宗教法人法に基づく世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への調査で、法令違反や公共の福祉を害する行為が確認されれば、裁判所に対し、速やかに解散命令を請求するよう文部科学省などに求める声明を発表した。

【写真】「入信した母」を映画に 一場面を紹介

 声明は、教団による「正体を隠した勧誘が信教の自由を侵害する」と指摘し、家計を逼迫(ひっぱく)させて破産に追い込む献金要請は「公共の福祉に反する」行為だと批判。同法に基づく質問権の行使で調査を急ぐよう求めた。教団による霊感商法の被害者救済や親の信仰で苦悩する「宗教2世」の支援も要望した。

 行使や請求について、有志代表の一人で北海道大の桜井義秀教授(宗教社会学)は「膨大な訴訟を抱える宗教法人は明らかに異常だが、誰もが納得できるよう議論の内容や資料を公表しながら進めてほしい」とも求めた。【深津誠】

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

ash*****

『良心の呵責を感じても、神様の立場に立って非情に徹しなさい』と教団内で教えられているのを知り、なぜ記者会見などで平然と嘘がつけるのか納得できました。その神様は、少なくとも日本人の事は考えていないようです。

神様の立場に立って考えていると思っていても、判断して行動したのは個人であり、それが宗教的に正しかったかは議論の余地があるでしょう。そして嘘をついた事実は残ります。こんなことやめて欲しいです。

近い親戚がある新興宗教の教会で、時折こちらの状況を宗教の教義に絡めて解説し信心を迫られることがあるのですが、その時の目が、どこか感情の無い恐ろしいものに感じます。神を信じ、信仰で救われると思いそうしているのかもしれませんが、神の願いではなく人としての思いでないとなかなか伝わらないでしょう。そして、宗教を抜きにしても納得できる理由でなければ、説得力は期待できません。


pjh*****

献金するお金がないときは、近親者に怪我・病気になったと嘘をついて借りなさいとの指示が出ていた時代がありました。

一世はマイクロ隊とか、街頭演説とか、海外不法就労とか、今より超絶に厳しい経験をしております。

万物復帰を優先させる為、30歳を過ぎないと祝福家庭を持てないとされ、婚期を逃した方々も少なくありません。

6500双以前の方で、N.Y.で不法就労を余儀なくされた女性信徒の方は、教祖から直接儀式を受けた方もおり、その信仰心の篤さは今の2世とは比較になりません。相当な世代間格差があります。2世の方には到底理解できないでしょう。

あの事件によりパンドラの扉が開きました。歪みのエネルギーは、既に相当溜まっていたので、他のきっかけでも爆発していたと思います。

内部崩壊が始まっています。 このままきっちり崩壊できるよう、我々も最後まで支援していきましょう。


pjh*****

金の卵を産むガチョウの国。日本

「聖本(天聖経)を売るのに一冊にいくらなのか知っていますか? 定めたとおりです。 3000万円であればいくらですか? 3億、30億ドルにもなります。・・・早く全部、売りなさい。先生が休まず徹夜しながらサインしたのです。」
文鮮明先生み言葉選集383巻より

「郭錠煥は(天聖経を)持ってるか? - はい - それではこっちは?- はい - こがっちは?  - あります - こっちも? ここのイムさんも持っていますか? 天聖経持っていますか? - いいえ、持ってないです - じゃあ買わなきゃ。 - はい - 」
文鮮明先生み言葉選集455巻より

韓鶴子総裁
日本人を「人間的に考えれば赦すことのできない民族」
日本国を「自分を顧みず全てを惜しみなく与える〝エバ国家〟」
2018年さいたまスーパーアリーナ2万人信者集会にて

【解説】旧統一教会では『良心の呵責を感じても神様の立場で非情に徹しなさい』元信者が実体験から読み解く記者会見「2世信者の教区長が束ねられるのか疑問」 (1/2) (2/2) 10/24/22(読売新聞)

10月20日、旧統一教会は緊急会見で、宗教2世に寄り添うために教区長の3分の1を2世信者にするなどの改革案を示しました。旧統一教会の元信者でジャーナリストの多田文明氏は「(2世の教区長が)ウラで操作される可能性がある」との見方を示しました。

【図解】元信者が読み解く旧統一教会「人情より天情」とは

―――勅使河原本部長は教区長といわれる宗教指導者のうち20人を、2世信者にすると発表し、本人たちが会見会場に現れました。

(多田文明氏) 教団は改革を進めているんだと。今は2世問題が非常に問題になっているので、我々はやっているというのを映像などを通じて見せたいのだと思います。

―――「教区長」とはどういう存在ですか。

今回、68に分かれているという発言もありましたが、その下に教会があって、そうした人たちを束ねていくのが教区長ですが、特に、1世信者と言われる人たちは本当に癖があるんです。文句も言うし、そういう人たちを、こういう2世信者たちが本当に束ねられるの?というのが率直なところです。

―――多田さんによりますと「2世問題は親子間だけではなく社会との孤立や親族との断絶など問題が根深いため、若い世代が対処できるか疑問」とのことです。

いろいろ取材していくと、若い世代、2世信者らは1世がやってきた結構汚い形でお金を集める方法とか知らない子もいるんですね。そういった現実も見ることになると思いますし、信者になった家族の問題とか、そうした人たちに自分たちは本当に対処できるのかとか、献金のノルマに対して適切に伝えられるんだろうかと。多分できないと思います。なので何かしら裏で操作するような人たちがつくのかなという気はしています。

―――元妻による高額献金などが理由で家庭が崩壊した高知県に住む橋田達夫さん。先日、勅使河原氏が家に来て「メディアに出ないでほしい」と直接言われた旨を明かしました。それに対し、会見で勅使河原氏は「言ってません。言論を封殺するような圧力はかけていない」としていて双方の主張は平行線となっています。これについては?

これまで教団の言ってきたこと。例えば「当法人は、霊感商法を過去にやったことありません」みたいなことも言いますからね。そうしたところを見てどっちに分があるのかなっていうと、やっぱり被害者の方に分があるのかなとは思いますけど、今後はっきりしていくんじゃないでしょうか。橋田さんのプライベートや息子さんの事を公の場で言うのはどうなのかと多分皆さん思われたんじゃないですか。そういうのは夫婦間でちゃんと話し合っていくべきです。

『人情より天情』私自身も麻痺していた 実際、教団内では『人情より天情』と言われていまして教会の活動中に嘘をついてお金を集める。例えば『良心の呵責を感じても、神様の立場に立って非情に徹しなさい』ということを言われているので、案外麻痺してしまい、相手を傷つけることを言ってしまいます。私自身も親に対しても、いま思うに申し訳ないけれども、傷つけるようなことを平気で言っていました。だから元妻の方も、言ってしまったことを、やめたときに本当に後悔しますよ。

―――多田さんが現役の信者だったときは「人情より天情」嘘を言ってもいいんだというようなことを教え込まれたのですか。

ボランティア活動で「車いすのために募金をお願いします」と言う。車いすではなく、献金のために行うんですけど家に行って小さい子供からも貯金をもらうわけですよ。その時に「えっ」って思うじゃないですか。そう思っちゃダメなんです。それより人情じゃなくて天情、神様の願いで教会に献金することが大事だと言われていますので、そうしたことを訓練されて、麻痺してしまいわからなくなってしまう、一種のマインドコントロールですね。

―――政治との繋がり。旧統一教会の関連団体は議員に対し『推薦確認書』を求めていたことがわかりました。推薦確認書というのは、関連団体の思想に合った政策を進める旨の賛同署名を求めるものなんです。自民党の斎藤洋明衆院議員は「賛同署名をした」と認め「一種の政策協定を結んだ」ということを明らかにしました。

(三澤解説委員) 政策協定というよりも要望を承るといった方がいいかもしれません。例えば農業や医師など自民党には支援団体がついてますよね。そういう団体に応援してもらい当選した議員は大勢います。団体から推薦・応援してもらうかわりに、要望を受け取り国政に反映するとことは、実際にやっています。族議員というのがいるでしょ、農業に強い族議員とか医療に強い族議員とか。後ろにバックアップする団体がいるから自民党は選挙に強いと言われています。

ところが、今回は旧統一教会の関連団体であった。一種普通の支援団体と同じような感覚でやってしまったと言っている人もいるんですね。

―――自民党の斎藤洋明衆院議員は推薦確認書によって自身の政策は影響を受けていないとのコメントは出しています。多田さんによると「教会のマニュアル化で多くの議員が推薦確認書を交わしていたのではないか」と言います。

旧統一教会って必ずマニュアル化するんですよ。例えば街頭で「手相を勉強してます」と言ったらみんなやってるんですよ。基本的にマニュアル化されていると思うんです。国会議員の問題もそうですし地方議員も、交わして実際に働きかけたっていうケースは多分相当昔からあるんじゃないだろうかと。ですので今回この問題が発覚しなかったら、私達いつの間にか統一教会の政策の影響を受けてですね。行動していたかもしれないっていうことなので、本当にこれは大きな問題だと思います。

―――自民党の斎藤洋明衆院議員が「自民党の点検」で答えなかったということに関しては「書く項目がなかった」っていうわけですよね。そうなると項目なかったから書かなかった、っていうことがいっぱいあるんじゃないかって思ってしまいますよね?

(三澤解説委員) 今になってこれが出てきたっていうのは非常に不思議で、党本部もこれを把握してなかったのかなと思うんですね。わかっていたのなら調査するときに項目を加えるべきですよ。私があちこち取材すると、関西選出のある衆議院議員にも「来ました」と。選挙前に紙を持ってきてサインしてくれって来たんだけど、中身を見ると、例えば日韓トンネルの推進とかLGBTに関しては慎重であるべきとか、いろいろ自分の政策とは違うところがあったんで、自分の政策曲げたくないからその人は断ったというふうに言ってます。中にはそういう議員もいるんですけども、そういった議員のところを結構回ってるんですね。調べると都道府県によって濃淡が違うんですよ。その県は回っているけれど、ほかの県はあまりないね、とか。おそらく教会の組織的なものとかやる気ある人とか、そういったところで濃淡があるのかなと気はしています。 (2022年10月21日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)

“統一教会”民法の法令違反5件の判例把握せず 岸田首相明らかに 10/24/22(日テレNEWS)

国会で24日、いわゆる「統一教会」の問題をめぐり岸田首相は、解散命令請求の要件である民法の法令違反について、把握していなかった判例があることを明らかにしました。

【動画】“統一教会”また会見 “家庭崩壊”男性の訴えに反論 元妻の映像まで… 「テレビに出て反論してほしい」

岸田首相は、文科省が把握していなかった判例が5件あることを認め、今後、被害者弁護団からも情報収集して実態把握に努める考えを示しました。

立憲民主党・長妻政調会長「被害者弁護団の資料等に基づいたものですけれども(判例は)29件になるんですよ。これ、29件ではないんですか」

岸田首相「22件、文部科学省において把握しているわけですが、残り7件については和解が成立したもの2件、文部科学省が判例データで検索したものの把握できなかったものが5件、これが含まれていると承知をしております」

長妻政調会長「なんか検索して把握できないから落としちゃだめですよ、総理。ちゃんと調べないと」

岸田首相「おっしゃるように判例についてはしっかり把握しなければなりません。この把握されていない判例についても文部科学省において、今後、統一教会問題をよく知る弁護士の皆さんなど情報収集を続けていきたいと思います」

また、野党側は選挙の際に教団の関連団体の「推薦確認書」に署名していた議員について、自民党として調査を行うのかただしました。

これに対し、岸田首相は明言を避け「各議員が説明責任を果たすべきことだ」と繰り返しました。

一方、岸田首相は、いわゆる統一教会問題の被害者と直接会って話を聞く考えを示しました。

答弁修正、参謀不在が起因 岸田首相、文化庁の意見「うのみ」 急転直下の舞台裏・旧統一教会 10/24/22(時事通信)

 宗教法人法に基づく世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への解散命令請求の要件を巡り、岸田文雄首相が一夜にして答弁を修正したのは、当初は請求に慎重な文化庁の意見を「うのみ」にしていたためだ。

 首相官邸が法解釈の変更は可能とする法務省とも事前に調整していれば避けられた「失態」だった。政府・与党内には政権中枢と霞が関をつなぐ参謀の不在を指摘する声がある。

 18日の衆院予算委員会。首相は解散命令請求に慎重な立場を崩さなかった。教団に絡むトラブルを巡っては民事責任を認めた判決もあるが、請求の要件はあくまで刑法などの規範違反という宗教法人法の解釈を曲げなかった。

 政府関係者によると、18日の答弁は事務方の首相秘書官が文化庁と調整して作成した。同庁は要件に「民法の不法行為は含まれない」との見解。だが、教団に刑事責任を認めた確定判決はなく、従来の法解釈のままだと請求は極めて困難だ。案の定、野党は首相答弁に「解釈を変えないと解散請求できない」と猛反発した。

 追い込まれた官邸は18日夜、法務省も交えて対応を協議。同省が「民法の不法行為も要件になる」との認識を示したことから、官邸側は法解釈を転換することにした。19日の参院予算委で答弁の修正を強いられることになった首相はいら立ちを隠さなかったという。

 文化庁とのやりとりは、もっぱら事務秘書官が当たってきた。一方、政府関係者は、松野博一官房長官と木原誠二官房副長官はほとんど関与しなかったと明かす。

 霞が関や与党との重要な調整は官房長官らが取り仕切ることが多い。事務秘書官は各省のエースだが、難局を乗り切る場合、最終的に首相を支えるのは政治家や腹心の役割とされてきたためだ。安倍政権では、菅義偉官房長官と政務秘書官の今井尚哉氏が永田町と霞が関の双方ににらみを利かせ、難しい案件をさばいた。

 政府・与党内では現在、松野、木原両氏に厳しい声が出ている。官邸関係者は「松野氏が舞台回しをできていない」と漏らす。参院自民党幹部は「木原氏が機能していない」と話し、参謀役の不在を嘆く。

 自民党内では「首相は孤立している」との見方も出ている。政府関係者は「交通整理できる人がいないから首相の一言でみんな右往左往している」と政権の内幕を明かした。

自民党が「統一教会の壺」国会持ち込みを「必死で阻止した」ヤバすぎる理由 10/24/22(現代ビジネス)

「さすがにこれは…」

 「実物を見せながら『この壺は100万円、経典と置物はそれぞれ400万円献金するともらえる』と説明すれば、論より証拠、統一教会がどんな宗教か一目瞭然です。それなのに自民党は『本物かどうかわからないから持ち込むな』の一点張り。まったく解せません」

【写真】岸田総理「消費税減税」は絶対ナシ…「ザイム真理教」のヤバすぎる洗脳

 こう憤るのは、立憲民主党で国対委員長代理を務める山井和則衆議院議員だ。山井氏は10月17日、統一教会の被害者が提供した壺・教典・置物を衆議院予算委員会に持ち込もうとしたが、理事会で待ったがかかった。

 昨今では中継映えを意識して、野党議員は国会へフリップを持ち込むことが当たり前になっている。だが今回は政権の泣き所の統一教会がらみ、しかも「モノ」の持ち込みとあって、与党側が神経を尖らせた。自民党中堅議員が明かす。

 「理事会では、とにかく政権批判のパワーを削ぐことが我々の仕事。フリップも精査し、少しでも間違いがあれば『持ち込み不可』と突き返します。

 ただ今回は壺の現物を出されてしまい、どうやって止めるか相当悩んだ。『さすがにこれが出ると支持率に響く』というのがホンネでしたが、そうも言えず『本物だと証明できるのか』と言うしかなかったんです」

議員事務所にも「壺」が  山井氏は「もちろん、どれも統一教会の被害に遭った人から直接提供された本物です」と語るが、結局許可は下りず、抗議も聞き入れられなかった。

 ある自民党ベテラン議員は、「過剰反応」の真の理由をこう語る。

 「自民党の議員には、何かしらの壺を議員会館の部屋に飾っている人がかなり多い。国会で壺を出されれば『あの議員が持っている壺は統一教会のじゃないか』とネットで詮索大会が始まり、収拾がつかなくなる」

 その中には当然「本物」もあるだろう。自民党議員の事務所から、壺が姿を消すことになりそうだ。

 「週刊現代」2022年10月29日号より

週刊現代(講談社)

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

多田文明

詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリスト

報告
「日本の信者と祝福家庭は、金の卵を産むガチョウとして見られていた」 教団の活動を中で見てきて「やはりそうか」の思いを強くします。

信者らは文鮮明教祖の教えを口にすれば全てのお金を出し、借金での献金もいといません。結果、自己破産する者もいます。資産のない者は、お金のある者を布教して多額のお金を出させます。教団内で活動をさせるだけされられて、身も心もボロボロになって辞めていく信者も多くいます。

問題になるのが、政治家たちです。彼らが教団や関連団体のイベントに出席等することで、信者たちに強い信仰を持たせ、多額の献金を通じた家庭崩壊をも促しました。「霊感商法の広告塔になって申し訳ない」という人もいますが、お金の問題だけではないのです。

二度とこのようなことを事態を繰り返さない為に、しっかりと元信者、2世、被害家族の事情を知った上で、実情に合った被害救済の法案を成立させて頂ければと思います。

*****

やっぱり最低ですね。こんなの宗教ではありません。早々に日本での活動をやめさせてほしいです。 そもそも宗教団体が過剰な献金を要求する時点でおかしい。国民の健康で文化的な最低限度の生活を脅かしているので完全にアウト。信仰の自由を盾に具体的な対策することを拒んでいるようですが、宗教法人だからと言って国民の生活を脅かす行為をOKとするのは国の対応として不信です。国が国民を守らないでどうする。 そして、1番被害に遭うのは信者自身よりも家族や友人など周囲の人間です。家庭崩壊や人間関係トラブルなど人生を変えるほどの被害を被っている。 不幸な日本人をこれ以上増やさないでほしい。

hmt*****

仮に裁判所で解散命令が出れば、法人格を失って宗教法人の免税もなくなるだろうから、統一教会には間違いなく痛手になるとは思う。 被害者救済はもちろんのこと、海外への送金についてもストップをかけさせることが必要になるんだろうけど、そのあたりの立法も必要になるかもしれない。 現状の統一教会の対応とそれに対する説明を聞く限り、被害者や家族の心情より組織防衛を優先しているように見えるので、国民の中に反対論が出るような空気にはならない。 それが分からない時点で、反省や改革などの言葉も信用されていないのだろうから、司法の適正な判断が出来るように政府の解散命令請求に妥当性のある調査が必要になるんだろう。


mor*****

個人的に宗教と霊感商法の分水嶺がどこにあるのかは判断できないが、この宗教を信仰することによって崩壊している家庭が多数あるという事実は問題だと思う。 とはいえ、これは元々の家庭不和や個人の信仰の自由など個人的な側面が強い。 それ以上に、この宗教が日本にとって大きな問題なのは、政治家と密接に関与していること、それゆえ長らく宗教法人として免税され、それらの多くお金がが海外に流出していること。これらがきっちり日本の税収になっていたと思うと、国費的にも非常に大きな損失だと思う。


sh****

海外の先進国では宗教法人は原則課税で、組織や活動状況の透明性、コンプライアンス、などを審査し、認定された法人だけが非課税の恩典を受けられます。日本の社団、財団の公益法人は現在そうなっていますね。 宗教法人も原則課税にすべきです。社団財団改革の次の本丸は宗教法人だと思っていましたが、日本は宗教が政治に大きく深く入り込んでいるので難しいのでしょうか。

税務監査が入れば、かなり内情が曝かれますので、実質的に政府や、世間の管理下に置かれます。
(現在でも源泉徴収税の調査には入れるはずですので、少しは調査できますがね。)

信教の自由を侵さない範囲で改正をすべきです。
現在の一般的な宗教は問題になっていませんので大丈夫でしょう。


shi*****

旧統一教会の信者は世界中に存在しているが、献金額は日本が断トツに多い。なぜそうなってしまうのか。それは、日本の法規制がいかに甘いかという証左だと思う。教団としては、他国ではやりたくてもやれないので、日本に一点集中するという戦略を取ったのだろう。
いずれにしても、他国で被害が少ないということは、、フランスのセクト法のような法規制が、一定の抑止力になっているということだ。 まずは教団を解散に追い込み、そして法整備に取り掛かるのが急務だと考える。


単純に日本から韓国へ流れたお金の額を考えれば「金の卵を産むガチョウだった」と思わない方がおかしいと思う。

日本の信者は「金の卵を産むガチョウだった」 元世界会長が教団批判 10/24/22(朝日新聞)

 「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)で、かつて創始者の故・文鮮明(ムンソンミョン)氏に次ぐ地位の「世界会長」を務めた郭錠煥(クァクジョンファン)氏が9月半ばに、朝日新聞の書面インタビューに応じた。郭氏は「文氏の教え」への忠誠を見せる一方で現在の教団に批判的な立場をとり、韓国で袂を分かつ形で活動する。日本で問題となってきた過度な献金の問題などについての見解を述べた。

【写真】「非常に簡単な献金収入源」などと書面インタビューに応じた元「世界会長」

 郭氏は書面での回答で、教団幹部の中に文氏の教えを否定する勢力がいると主張し、「こうした勢力にとって最も重要だったのが、日本の統一教会だった。日本の信者と祝福家庭は、金の卵を産むガチョウとして見られていたからだ」とした。

 日本ではすでに80年代に、霊感商法による被害が社会問題になり、教団に対する批判が高まっていた。

 2008年に今の教団本部側と袂を分かったという郭氏は、1990年代ごろから「経済的な責任だけが強調された」と主張した。

 「90年代半ばから、日本の統一教会はあらゆる分野で停滞し、衰退する姿を見せたにもかかわらず、課せられる『ノルマ』、すなわち献金総額はさらに増えていった」「あらゆる項目で、信者たちに献金の納付を増やした結果、献金に関係した様々な副作用が生じ、家庭の破綻(はたん)や信用破産など極端な事態が頻発する事態に至った」とし、日本の教団を「過度な献金の要求と、その結果生じた家庭問題について、いまだに認めず、謝罪もしていない」と批判した。

 また、「日本では、献金を指示して要求する指導部と、従順に献金を支払う信者たちの間に『相互依存症』の関係が定着している。指導部にとって非常に簡単な献金収入源であり、信者にとって自然な信仰生活であるかのようになっている」と主張した。

朝日新聞社

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

gwf*****

岸田が一転、宗教法人格の取り消しや解散請求にまで繋がりかねない調査の実施を文科大臣に指示したため、旧統一教会側がリークした自民党へのキツイ逆襲の一手だと思う。

自らを悪と思っていない、或いは自らの悪の部分を認めない統一教会にとってみれば、まさにこのような裏切りの時に使うべく、大事に取っておいた念書であり、自民党との血判状なのだ。

自民党議員の署名した教会との政策協力を 宣誓する書面が、全て明らかにされた場合は 何と言い訳しようとも、特定の宗教に特権を与えた罪で、その議員の政治生命間違いなくは絶たれる。

問題は、何人が署名したかと、まだ自己申告すらしていない議員が含まれているのではないか、その二点にまず注目だ。

また教会の反転攻勢により、岸田自民党が ポキッと折れるのか、キズを覚悟で身を切るかも注視したい。


pjh*****

統一教会の計画

真の目的を隠して政権与党トップに近づきます。
秘書・ボランティアを送り込み支援します。
組織票で任意の議員の当選を支援します。
祝電を手始めに議員からファイアウォール団体への賛同をもらいます。
信徒から先祖解怨で高額献金させ資金にします。
悪徳献金が問題になっても捜査対象から外れるよう工作活動します。信教の自由で保護を求めます。
信頼関係ができた時点で、LGBT、性教育、夫婦別姓などを手始めに特異な民族思想を浸透させます。 ↑今ココ 政治と宗教が統一するよう改憲します。
ファイアーウォール団体が教団の下部組織であることを証します。
内閣府は全て、また与党議員の過半数は統一信徒となり、閣議決定で統一教を国教と定め、教祖を神とする議論させない、絶対服従の独裁国家を誕生させます。

50年以上前に企てられたこの計画は、今日も着実に進行しており、日本の民主主義を確実に歪めている。


II.TT.OO.HH

もう故安倍晋三氏の統一教会へのビデオ挨拶から見ても、如何に岸政権以降、安倍政権が統一教会とズブズブな関係で有ったことが解る。しかし、不思議な事に二階氏や麻生氏の名前が上がって来ない。山際氏は麻生派、当然身勝手な行動は出来ないだろう。統一教会の会合に参加したのも、上からの支持が有ったと見るのが普通では無いか?だから記憶に無いと言えるのだ。岸田氏も麻生氏の部下に辞めろとは言い切れないのだろう。山際氏を更迭もしくは辞任させれば、当然、安倍派の細田氏、下村氏、萩生田氏の交代も党内から要求される。もっとも故安倍晋三継承者は萩生田氏である。萩生田氏は会見でも猛省しているとは言って居るが、断ち切るとは言って居ない。断ち切れば、萩生田氏本人が統一教会からの攻撃を受ける。次回の衆院選では断ち切った議員は落選させられるだろう。解散命令が出たとしても、関連団体に移行するだけで、今後も繋がりは続いて行く。


jmc*****

政治家と統一教会の関係性ばかりがクローズアップされていますが、なぜどこの民放もテレビで「皇族と統一教会の関係」を取り上げないのか疑問に思います。 政治家が統一教会の権威付けに加担したりなど、相互関係が明確に存在しているのは分かりますが、皇族も同じ事をおこなっています。 皇室万歳の自民党と皇族が結託し、そこに統一教会も加わっているのです。
この事は「小室 笹川良一」で調べれば詳細な記事がすぐに出てきます。
テレビで報道してもらいたいものです。


rbg*****

> 政治家と統一教会の関係性ばかりがクローズアップされていますが、なぜどこの民放もテレビで「皇族と統一教会の関係」を取り上げないのか疑問に思います。

皇族と教祖との写真もあり、追及報道しないのは何故かなと感じる
隠そうとしても今はネットで直ぐ国民が見れるよね


i*a*****

こうやって政治の中に深く深く入っていく旧統一教会 「統一教会は政治に関与していません」といくら言っても 旧統一教会に魂を売った議員の話を信用しろと言うのですか

日本で集めたマネーで日本ばかりか米国でも 似たような事を繰り返し政治家を味方にしていく これが宗教団体の真に恐ろしいところです
壺よりこっちが怖いですよ


山際経済再生相の言葉は信用できないと思う。このような状況になっても、今後も政治家を続けていくのだろうか?結局は、次の選挙で勝つか、負けるか次第と言う事なのだろうか?

自民党議員“統一教会”関連団体の“推薦確認書”に署名も… 山際氏には“新事実”総裁と笑顔で… 10/20/22(日テレNEWS)

いわゆる“統一教会”の関連団体と自民党の議員が、選挙前に事実上の政策協定を結んでいた事が分かりました。また、山際経済再生相には、教団トップと撮影した新たな写真も発覚するなど、新事実が続々と明らかになっています。
     ◇
10月18日には…
山際経済再生相 「これから何か新しい事実等々が、様々なことで出てくる可能性というものがございます」
翌日の19日にも…
山際経済再生相(19日) 「何か出てくる可能性を、全部否定するわけでは当然ありません」
連日、山際経済再生相が述べていた「新事実浮上の可能性」。その予告通り、教団との新たな接点が発覚しました。
2019年に名古屋市で撮影された写真には、自民党議員らが韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁を囲む中、総裁の隣に立ち、ほほ笑みを浮かべている山際経済再生相が写っていました。
共産党の志位委員長は、山際経済再生相が韓鶴子総裁の真横に立って写真を撮っていたことについて… 
共産党 志位委員長 「山際大臣について、私はですね、『まだこの人、大臣やってんのか』と。これ自体、驚きですよ。やめてないことが驚きです」
山際経済再生担当相は、これまで韓総裁との面会については、2018年のイベントのみ認めています。
山際経済再生担当相(3日) 「代表の方に、どこかでお会いした『記憶』があったんです。『こんにちは』ぐらいのことは言ったかもしれません」
なぜ、まとめて報告しなかったのでしょうか。
山際経済再生相の事務所は「資料がなく、写真を撮った覚えもありません。これまで確認することができなかったことについて、深く反省しております」と回答しています。
     ◇
一方、国会では、自民党に新たな疑惑が浮上しました。
立憲民主党 長妻政調会長 「政策がゆがめられた可能性がある」
いわゆる“統一教会”の関連団体が、選挙の際、一部の自民党議員に“実質的に政策協定”と言える「推薦確認書」への署名を求めていたことがわかりました。自民党の斎藤洋明議員は20日、教団から接触してきたことを認めました。
自民党 斎藤洋明議員 「世界平和統一家庭連合と関連団体との間で、推薦確認書という書面をとりかわしていました。確認しました。憲法改正ですとか、安全保障政策ですとか、LGBTQとか、同性婚の制度化に慎重にあってほしいとか。そういう政策が並べてあって、理解と協力を求めるという内容ですね」
斎藤議員は昨年の衆院選の際、「教団関係者が事務所に来て、推薦確認書を渡され、サインした」といい、今は反省しているということです。
日本維新の会 音喜多政調会長 「選挙前にこの推薦協定を結んでたということなんですが、自民党内の点検によって、総理は把握されていたかどうか。こちら伺います」
岸田首相 「自民党の議員のこれまでの当該団体との接点につきまして、政党として、しっかり整理をし、そして、実態を把握する」
以前行った自民党の調査では、「選挙での支援を受けていないか」、「会合出席の有無」など8項目について調査をしています。
岸田首相はこの党の調査で、20日に明らかになった「推薦確認書」についても調査をして、「結果に反映しているか」などを確認する考えを示しました。その上で、岸田首相は「それぞれの議員が、説明責任を果たしていくことが重要だ」と改めて述べました。

少し前と自民党の対応が変わってきた。ただ、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と深い関係を持ってきた自民党議員達を切るところまでやらないともう信用はしてもらないと思う。そしてカルト集団や教団の法的な定義とフランスの「反カルト法」のような法律に関して速やかに行動に移すべき。

自民・茂木幹事長「法令違反なら解散命令請求 調査途中でも」 10/20/22(テレビ朝日系(ANN))

旧統一教会に対する調査を巡り、自民党の茂木幹事長は法令違反が確認された場合は調査の途中でも解散命令の請求を行うべきとの考えを示しました。

 自民党・茂木幹事長:「調査の途中過程であっても違法性・組織性・継続性、この観点から法令違反が確認された場合には宗教法人としての解散命令の請求を行うべきだと」

 また、茂木幹事長は被害者の救済に関する自民党の提言を月内にも取りまとめる考えを示しました。

 今後、政府が進める被害者への対応に反映させる方針です。

テレビ朝日

旧統一教会側、「政策協定」を「聞いたことある」「問題なのか」 10/20/22(朝日新聞)

 宗教法人「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」は20日、東京都渋谷区の教団施設で、記者会見を開いた。教団の友好団体が自民党の国会議員に「推薦確認書」を提示し署名を求めていたと朝日新聞が報じたことについて、教団の勅使河原秀行・教会改革推進本部長は「(存在を)聞いたことがある」と認めた。

 勅使河原氏は2~3年前に推薦確認書の存在を教団の友好団体「世界平和連合」の職員から聞いたと明らかにした上で「政策が一致する政治家を応援するのは問題なのか」などと語った。

 また、政府が宗教法人法に基づく教団への「質問権」の行使を検討していることについては、行使された場合は「誠実に質問に対して対応する」と説明した。岸田文雄首相が、宗教法人の解散命令を裁判所に請求する根拠に民法の不法行為は入らないとした18日の解釈を翌日に変更したことにも言及し、「1日で急に変わるのかとびっくりした」と述べた。

 会見では、高額献金などの被害を訴える信者家族らに対する教団の対応についても質問が相次いだ。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

多田文明
詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリスト

報告
「家に来るなんて異常だ」とのお言葉は、おっしゃる通りです。

今回、抗議文を送ったとのことです。 今後、同じような目に遭う被害者もいるかもしれませんので、抗議文の行動により、教団の行き過ぎた訪問行為が他の方にも及ぼさないようにする一定の効果があると考えます。

それにしても、小川さんの会見での、両親と教団から事前にFAXを送って会見の中止を促そうした件や、今回の突然訪問を見て共通するのは、教団の焦りと空回りです。この行動は逆に、世論の旧統一教会への風当たりを強くする結果になっています。

これらの行動の理由には、教団が相手の気持ちを思いやれない点にあると考えています。突然の訪問を受けたら、どんな嫌な怖い思いをするのか、その辺りの配慮が感じられません。

いずれにしても被害者が教団と一人で交渉することは、避けて下さい。弁護士や教団をよく知る第三者や報道を入れて、臨むことが大事になります。


********

面会を断っているのに自宅を訪れて、しかも2人きりで話を強要しようとするのは、よほど後ろめたい上に焦っている教団ということだと思います。

男性は、教団のために家庭が崩壊してしまい、お子様が自ら命を絶った、明らかな統一教会の被害者です。この男性の被害だけでも解散命令に相当すると思います。教団がメディアの取材に応じないように指示するのも尋常ではありません。

与野党を問わず議員がみんな襟を正して、長期間、この男性の方のように家庭を無茶苦茶にされたり、世代を越えて2世、3世などが被害にあい、今も困窮を強いられいる方々への救済策や、再発防止策として、合法的に解散命令や損害賠償命令をだせるようにする法整備を、弱者救済の観点から急ぐべきだと思います。


hmt*****

この方の会見を見たときに、断ったのにアポなしのいきなりの訪問だったとのことで、教団側が明らかに隠ぺいしたいことでもあったように考えてしまう。 普通に考えれば、相手の心情を考慮してアポなしなど考えられないはずだけど、この教団では相手の心情より自分たちの評判の方が気になるのでしょうか。 報道に対する教団の姿勢がこのようなことでは、文科大臣の質問権に対して「誠実に対応する」とした教団側の発表にも100%疑念が生じてきそう。 文科大臣早いこと調査しないと、証拠が全て破棄される可能性があり、今から基準作りのための専門家会議を開いているようでは教団とグルと思われても仕方ない。 それにしても、教団側のやり方には度を越えたものがあり、個人的には嫌悪感しかない。


ツボウョは夜中に動く

その教義から、日本人は韓国に対し謝罪を繰り返さなければならず、それをしないと地獄に落ちるという完全洗脳されており、常人には到底理解できないことを平然とやってのけるのが信者の怖いところ。そこには個人の自由はなく、それは最大の罪とされる。教団が自民党に求める憲法草案というのがり、それらは殆ど自民党の改憲草案そのもので、これら原理主義団体からの立場で読むと、なるほどと思うくだりが非常に多いことに気付きます。教団の思想は全体主義そのものなのです。決して個人は認めたくない。この話は他の宗教団体にも当てはまります。さらに保険金の話では、親族に掛けられた多額の保険金を、そのまま家族が献金するという事も異常に多い。自殺とか不自然な死も多いですね。宗教がらみは行政は(憲法の関係で)基本的に動きませんので、これら不自然死に関して警察も及び腰のようです。もっと追及する必要があった事件性の高いものも多いようです。


今更金次郎

元妻が旧統一教会の信者で長男を自殺で亡くした男性が、幹部が約束なく自宅に来たことなどに抗議する文書を旧統一教会側に提出しました。 旧統一教会の幹部が、家に来たら、怖いですよね。
幹部は「メディアにはもう出ないでください」などと要望したということです。橋田さんは事前に家に来ないよう旧統一教会側に連絡していました。 この出来事の直近では、旧統一教会から小川さんの会見の中止を求めるファクスが送られてきました。教団は、違法行為すれすれのところを狙ってやってきます。 「何重もの悪質性がある」ということです。


tos*****

これが統一教会。 政治家は信教の自由というけど統一教会は宗教ではない。よって信教の自由の外であることを明確にする手立てを考えてもらいたい。 また、統一教会の関連団体は宗教法人ではないの文科省として手出しはできないと言っている。であれば国税が徹底的にカネの流れを調べて脱税行為をあぶりだして処罰すべき。 岸田総理及び岸田政権のなんと手ぬるい事か。法律法律というが解釈が統一教会寄りではないかと国民の多くが見ている。これが支持率低下にもつながっていることを知るべき。


宗教団体「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)は上記のコメントのように焦っているのかもしれないが、あっていても良い宗教団体だったらやるような事ではない。
元妻が旧統一教会の信者で長男を自殺で亡くした男性が事実なのか、嘘なのか判断できないが、会見を開いて発言したら、「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)としての説明をすれば良い。どう判断するのか、そして、どう思うのかは、個々の判断。発言が嘘で「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)が名誉棄損だと思うのであれば、訴えればよいと思う。それだけの事なのにこのような対応を取る必要があるのか?そして「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)と関係があった、そして、ある自民党の議員達はこのような団体である事を認識していたのか?間違った、又は、騙されたと思う議員達は踏み絵として全てを話すべきだと思う。

「あえて家に来るなんて異常だ」旧統一教会の幹部が突然自宅に… 長男自殺の父親が抗議文書を提出 10/18/22(テレビ朝日系(ANN))

元妻が旧統一教会の信者で長男を自殺で亡くした男性が、幹部が約束なく自宅に来たことなどに抗議する文書を旧統一教会側に提出しました。

高知県の橋田達夫(はしだ・たつお)さん(64)は、妻が旧統一教会信者で多額の献金をしていました。

離婚後、長男が自殺したということです。

橋田さんによりますと、おととい夕方、橋田さんの自宅に旧統一教会の幹部が訪れました。

幹部は「メディアにはもう出ないでください」などと要望したということです。橋田さんは事前に家に来ないよう旧統一教会側に連絡していました。

橋田さんはきょう、都内で会見を開き、「(長男が亡くなったのに)あえて家に来るなんて異常だ」などとして、旧統一教会側に抗議書を送ったことを明らかにしました。

旧統一教会はANNの取材に「抗議書を確認するまでわからない」とコメントしています。

テレビ朝日報道局

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

ポコちゃま

表題にある岸田首相の「旧統一教会、刑法規範に抵触可能性」とは、認識するのが遅すぎたと言っても過言ではないでしょう。それは、最高裁を始め札幌地裁でも旧統一教会の違法行為に関する有罪判決が下されていることからも明らかです。
また、議員側は「集票マシーン」として、教団側は「広告塔」として、双方が「ズブズブの関係」を築いていたことは、議員が自らの利益を優先して国民の利益を蔑ろにしてきたと言っても過言ではありません。

いずれにしても、岸田首相は、宗教関連法などの改訂をするなど、旧統一教会に対して「解散命令」を下せるよう、万全の姿勢で望むべきではないかと思います。

特定宗教団体の「教義や意向」が、国政を始め地方行政に否定的な影響を及ぼすことを阻止するべきです。
政権与党である公明党も、決して対象の例外ではないことを認識する必要があります。


rdu*****

統一教会の事はしっかり調べて・・問題があるようなら、法に照らして処置をして欲しいまた、献金等によって家庭を壊されるなどの人の救済をどうするかも大きな問題ですね。
そして、他の宗教団体にも類似してるトコロもあると思う・・現在の宗教法人は一度認定されると半永久的にその資格が得られている様に思う。 これはおかしいと思う・・税金を免除されてる団体がなんの調査もなく半永久的に無税でいられるというのは・・収支の報告はするべき出さし、数年に一度の調査は必要だと思う。
そうでないと・・活動停止した(しそうな)団体を買い取ったりして悪いことに利用する輩が出てくる気がします(実際にいるとも思う)。


hmt*****41分前 非表示・報告 >「警察につないだ案件が含まれている。刑法をはじめとするさまざまな規範に抵触する可能性があると認識している」 そこまでわかっていたなら、なぜここまで腰が重かったのか不思議でならない。
ついこの前まで解散命令にも否定的でありながら、今は違う答弁をして民意に沿うように答えているとしか思えない。
この時点で岸田を支持するかどうか決めるのは早計で、実際の動きが今後どうなっていくかを見極めるべきだろう。
あくまで、国民向けのリップサービスという見方もできるので、文科省はじめ動きの遅いことにでもなれば、聞く力同様肩透かしを国民は食らうことになるだろう。


n01*****

下の者がやった……が、まかり通る事は、旧統一教会に限らず、先日の業務改善命令のアムウェイや、その他ネズミ講やマルチ商法のような組織なども、決してトップクラスは手をくださないで、下の者に勝手にやらせるノルマ的な圧力をかける手法には、司法は手を出せなくなる!

手を出しにくい宗教法人格を隠れ蓑にしている旧統一教会は、ある意味ネズミ講やマルチ商法よりたちが悪い!

下の者の悪質な手法の多くの案件の積重ねで、トップクラスが介入した組織的な罪を問えるようになってほしい。


mad*****

この問題で、「日本国憲法20条:信教の自由」を課題に挙げている人いるけど、親をマインドコントロールした結果、その子供や家族に対して「日本国憲法25条:生存権(最低限度の生活を営む権利)」を侵害しているのならば、憲法違反に問えるのでは?、最も20条に関しても、政教分離を大原則とした上だが、政教分離とは言えない位の関係という事なら、25条の方を優先して、解散命令出せるでしょう。ただ、恐らく最高裁まで持ち込まれると思うので…、司法も出来るだけ早い判断が求められる。


旧統一教会、刑法規範に抵触可能性と首相 10/18/22(共同通信)

 岸田首相は、旧統一教会への宗教法人法に基づく調査を巡り、政府の相談窓口に寄せられた相談の中に「警察につないだ案件が含まれている。刑法をはじめとするさまざまな規範に抵触する可能性があると認識している」と述べた。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

xsd*****

確かに、救済が難しいケースもあるように思う。極めて残念だが…

一般論で恐縮だが、およそ詐欺被害の全てを救済することは出来ない。騙す側も、簡単には救済できない(返金されない)様に、際どくグレーゾーンを突いて来る。統一教会も例外ではないだろう。

とはいえ、同じ被害がこれ以上拡がらない様にする事は出来るはずなので、やれる事は全てやって欲しい。それに、人々から金銭を搾取しようとする宗教組織は統一教会だけではないはず。また、宗教組織以外にも、そうした悪徳な人々はいる。

いずれも、闘い続けるより他に道は無いと思う。


kai*****

教団に解散命令請求が出ても、二世を含めての献金被害者は救われない。解散命令が出れば、今後は(入信者が減少するので)献金被害者が減るかも・・・という期待はある。過去の献金被害者を救うには法律を制定して税金を投入するしかないと思う。これは過去に見て見ぬふりをして来た政治家と国民に「つけ」が回って来たと感じる。過去(数十年前)に解散命令請求のタイミングに圧力で制止したと思われる政治家の「罪」も重い。


mmh*****

ようやく動き出したが 教団だけではない 周りの関連団体にも一緒に手を入れて行かないと 今までの様に 上手に逃げられる隙を与えてしまうのでは無いのか? 時間が掛かってもまるっと活動を止められるのなら良いが 相手の隠蔽工作の時間稼ぎになってしまって無いのか? 30年以上悪さをしてきたんだから 証拠は山ほどあるのに 今一歩を本当に踏み出す気があるのか? 何処まで迅速に動けるのかがカギになって来るのに… まだまだ 岸田政権に不信感は拭えない。


ソースはオタフク

旧統一教会の問題は最近始まったことではない。
宗教を隠れ蓑にしたカルトであり、テロをやらないだけでオウム真理教と変わらない。

消費者金融のグレー金利ゾーンと同じで、国の不作為によって被害者が増え、長年にわたって苦しむことになった。

国がそれを認めて特別法を制定すれば損害賠償請求権の時効の壁はなくなる。


2026年 橋本環奈と結婚して子供を作る

私はまず統一教会を解散命令をするのであるのなら、他の幸福の科学や総会学会を初めて徹敵的に献金を含めて調査をしうて下さい。
そうでなければこれは宗教弾圧と言われてもしょうがない。
統一教会は間違いなく裁判を起こすと思います。
そうなると3年最長では5年近く掛かるかもしれません
今後は統一教会は単なる信仰団体と言うか格下げになるのでしょう。
そしてこれまで免除されていた固定資産税も支払われる。
あと収入含めて献金もですが全て国に報告しないといけません。
先ほど申し上げたように統一教会以外にも似たようなことをしている宗教団体は多くありますので、今後は厳しい姿勢で挑んでほしい。
それとこれは宗教法人は規模によっては課税をするのが一番いい
都内の一等地に堂々と大きな施設を建設するような宗教はそもそも無税と言うのはいくらなんでもおかしいです。そこが一番の問題


t*****

熱くなってきたな。でも、解散はなしという結論は出ていて、予定調和で手続き的要件だけを満たす政治的ショーにならないかとちょっと心配になる。

だって思想良心・内心の自由、信教の自由なんて憲法19条や20条テーマに入っていくと、官僚・公務員、絶対躊躇するって。人権派弁護士が参戦してくる可能性があるし、みんな自分がかわいいから。

それより以前に、統一教が、同じようなことは、自身のみならず、いろいろな新興宗教である、と他の宗教を巻き添えにする可能性もあるし、そうなると、宗教界そのものからアシストがくる可能性がある。統一教はそこにうまく乗っかってくんだろうなという気もする。これまでがそうだったように。


tai*****

もうこの状態を30年近く放置してきた。自民党の責任は重たい。また問題を放置してきた過去の国会議員も同様に責任は重たい。 悪質だとニュースで取り上げられていたにも関わらず調査も行わず30年以上。被害に苦しんだ方々のことを思うと心が痛い。 協会も30年前に取り締まっていたら今のようになることはなかった。文部科学省が管轄らしいがほんと今回の件で役に立たないことが露呈しろくに調査や立ち入り、ヒアリングも実施してない。このような状態では第二、第三の被害者を生んでしまう。また自民党の消極さもみてとれる。当面自民党に変わってほしいので選挙があれば自民党以外で考えます。ほんと反省してほしい。


「『どれだけ被害救済』懸念する男性も」について他のケースを見ればわかると思うが、完全な救済などない。宗教団体「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)に関して徹底的に調査して「解散命令」を出せるのなら出来るだけ早く出すべき。それでも名前を変えたり、宗教活動は出来るので問題は完全には解決できないと思う。しかし、「解散命令」を出す事が出来れば大きな前進だと思う。そして、カルト集団や教団の法的な定義とフランスの「反カルト法」のような法律に関して速やかに行動に移すべき。
このような問題を抱えた宗教団体「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)と関係を持っていた、又は、持っている与党及び野党の政治家達の責任は重いと思う。本当に反省しているのならカルト集団や教団の法的な定義とフランスの「反カルト法」のような法律に関して速やかに行動に移すべき。行動を起こさないのなら、やはり、二枚舌と言う事だろう。

元信者の女性「無理やり結婚、徹底調査を」…「どれだけ被害救済」懸念する男性も (1/2) (2/2) 10/18/22(読売新聞)

 宗教団体「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)の問題を巡り、政府が宗教法人法に基づく質問権を行使し、調査に乗り出す。消費者庁の有識者検討会は「解散命令」にも言及し、不当な献金を禁止する法規制を提言している。元信者や家族からは「ようやく国が動き出した」と期待の声が上がったが、具体的な被害救済に結びつくかどうかは、不確定な部分もある。

「大きな一歩」

 関西地方に住む元信者の女性(50歳代)は「国が調査に入ることは、実態解明の大きな一歩」と歓迎する。

 女性が旧統一教会に入信したのは20歳代だった1980年代。合同結婚式で初めて会った男性と結婚し、少ない収入から献金を重ね、生活は困窮した。十数年前に離婚して脱会したが、所在を知られないよう、それまでの知人とも連絡を絶っておびえながら暮らしているという。

 「旧統一教会は教義が全てだと信じ込ませ、多くの人の人生を壊してきた。高額献金だけでなく、本人の意思に反して無理やり結婚させるなどの問題も徹底的に調べてほしい」と訴える。

献金1500万円  一方、母親が信者だったいわゆる「宗教2世」の愛知県内の男性(30歳代)は、国の動きを前向きに受け止めつつ、「どれだけの被害が救済されるのか」との懸念も抱いている。

 消費者庁の有識者検討会が17日に公表した報告書は、マインドコントロール下で合理的な判断ができない場合、献金の取り消しを可能とする法整備を検討するよう求めた。

 しかし、男性の母親が入信したのは約40年前。献金総額は1500万円を超えるという。安倍晋三・元首相が銃撃されて死亡した事件の後、説得して母親を脱会させたが、今も信仰心は薄れておらず、旧統一教会に返金請求をすることは拒んでいるという。

 男性は「献金の多くはかなり以前。そもそも母親に返金を求める気がなく、家族でも返金請求できるようにしてほしい」と訴える。

 母親とともに20年以上信仰していた東京都の40歳代の女性は高額な壺(つぼ)や印鑑などを買わされ、1000万円以上献金したが、メモなどの記録は残していないという。「もし法が整備されても、被害回復できる人はわずかではないか」と話す。

解散命令求め署名  今後の焦点は、政府が旧統一教会の解散命令請求に踏み切るかどうかだ。

 支援団体「全国統一協会(教会)被害者家族の会」やジャーナリストなどは17日、文部科学相らに解散命令を裁判所に請求するよう求めるオンライン署名活動を始めた。同日午後8時時点で2万5000筆を超え、1か月後に関係省庁に提出するという。

 同会の担当者は「被害者からすれば、霊感商法が社会問題になった20~30年前から解散命令請求の要件を満たしていると思っている。証拠を隠滅される前に早く調査に入ってほしい」と話した。

 世界平和統一家庭連合の広報担当者は、読売新聞の取材に「質問権の行使は前例がないが、真摯(しんし)に受け止めて、誠実に対応していきたいと思います」とコメントした。

世論と支持率低下でしぶしぶかもしれないが、メディアやコメンテーターの発言に変化が起きているように思える。
旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の本部が韓国で、多くのお金(1000億円以上:確認は取っていない)が日本から韓国へ移動した事を考えると普通の宗教ではないと思う。それでも大きな動きがなかったのは自民党や安倍元首相と旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の関係が深かったからだったと思う。
宗教の自由が繰り返されてきたが、2世問題を考えると、少なくとも子供が成人して親が信仰する宗教から抜け出したいとの意思があれば、法的にペナルティやお金を払うことなく脱会が保証されるべきだと思う。宗教の自由なのだから選択権のない子供に対して親が入信させた場合は、脱会は保証されるべきだと思う。もし脱会出来ない場合は、相談を受け付ける機関を決めて、相談件数が増えれば、宗教の解散命令の発動を検討するべきだと思う。内容証明付き郵便で本部に退会届を出した後も、引き留めようとすれば処分検討の対象にすれば良いと思う。

石原良純 旧統一教会への質問権行使に「今まで、何でやらなかったの?」 10/17/22(東スポWEB)

 テレビ朝日系の情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」が17日放送され、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)問題を特集。コメンテーターの石原良純(60)が、政府が宗教法人法に基づき質問権を初めて活用した調査する方針を固めたことに「今まで、何でやらなかったの?」と疑問を呈した。

 質問権による調査次第では、旧統一教会の解散命令請求につながる可能性があるため、当初、岸田文雄首相は信教の自由を理由に行使に消極的だったが一転、前向きな姿勢に変わった。

 そもそも質問権は、法令違反などの疑いがある場合、宗教法人に対して報告を求めたり関係者に質問できるというもの。過去に岸田首相は「解散命令の事由等に該当する場合に限り行使できる」と話しており、今回、質問権を行使するということは、それに該当する疑いがあると政府が認めた形だ。

 政府の突然の質問権行使に、石原は「今まで、何でやらなかったのか? 何で早く進めなかったのか?」と、何十年も放置されてきた経緯を疑問視した。

 これに司会の羽鳥慎一アナも「確かになんで解散命令請求をしなかったのかと、疑問を持つ一般の方はたくさんいるワケですよね。何かあるんじゃないの?って」と同調すると、弁護士の山口真由氏は「過去の判例を見る限り、裁判所も宗教法人の代表が自ら刑事罰を犯した事案とか相当な事案がない限り解散命令を出してなくて、統一教会が過去の判例の基準に達してないという行政の判断もわかる」と指摘。

 一方で「ただ、これだけ判例が積みあがってる宗教法人はなかなかない。なので、これまで行政が司法に判断を委ねなかったのは果たして何なんだろう?」と首を傾げた。

岸田政権 マイナカード“義務化”も幹部2人が未取得のお粗末に「先に手本見せて」と疑問噴出 10/15/22(女性自身)

10月13日、政府は現行の健康保険証を2024年秋に廃止し、マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」に切り替える方針を正式に発表した。

河野太郎デジタル相(59)は同日に記者会見を行い、マイナ保険証のメリットについて「利便性が高まり、医療の質が向上する」と強調。旅行先や災害時に病気になっても、これまでの診断結果や処方された薬の情報を参考に、適切な診察を受けることが可能になるそうだ。

これまでも政府は「マイナポイントキャンペーン」実施などによってカード普及を促進してきたが、最終的なカードの取得の有無は個人の判断に任せていた。

しかし、医療機関の受診に必要な保険証を廃止してマイナンバーカードと一体化させることで、事実上の“義務化”となるのだ。

総務省が発表した9月末日時点の全国取得率は49.0%。まだ半数以上が取得していない状況のなか、あと2年で“義務化”することに対し、SNSでは不安を訴える声が相次いでいる――。

《任意と言っておきながら、手の平を返して無理矢理に国民に所持させようと躍起になること自体が極めて不自然》 《「マイナンバーカードがあれば、今より便利になりますよ」という方向で取得を促進すればよいものを「マイナンバーカードを持たないと不便になります」で押し切るのは良作とは言えないでしょう》

岸田政権が国民へ取得を急がせるなか、驚きの報道が飛び出した。14日、日テレNEWSは、内閣府の藤丸敏副大臣と中野英幸政務官の2人がまだマイナンバーカードを取得していないと報じたのだ。14日に閣議決定された政府の答弁書で明らかになり、2人はすでに取得申請を済ませているという。

現状、法律で取得が義務付けられているわけではないため、2人が未取得であること自体に問題はない。しかし、“義務化”を呼びかける立場の岸田政権の幹部が未取得であった“お粗末さ”に対してネット上では、疑問の声が相次いでいる。

《岸田内閣、脇が甘すぎ》
《公務員と議員は手本を先に見せてから、国民に指示・お願いを出したらいい》
《話しにならないわ!まず議員全員がもつ。口座、保険証、免許証、紐付けしてからその良さを国民に言っていただきたい。まずそこから》

下記の点は単なる宗教団体の問題でない事を調査して、事実を公表するべきだと思う。北朝鮮の脅威が防衛費アップと言うのなら間接的に旧統一教会関連会社が北朝鮮に潜水艦を仲介が事実なら世界平和統一家庭連合(旧統一教会)は解散だけでなく日本から追い出すべきだと思う。

旧統一教会関連会社が北朝鮮に潜水艦を仲介 日本人信者の献金が北の兵器開発に使われていないか 【報道1930】 (1/2) (2/2) 10/14/22(TBSテレビ 報道1930)

過去にないペースでミサイル実験を繰り返す北朝鮮。
自民党議員との関係と高額献金が社会問題となっている旧統一教会。
日本にとって悩みの種であるこの二つには深い関係がある。
北朝鮮と旧統一教会と日本…その知られざる関係性を読み解いた。

■お土産3000億円持参して訪朝
今年8月、旧統一教会の文鮮明教会創始者没後10年の式典に金正恩氏から花環と弔電が届いた。2019年には金正恩氏から韓鶴子氏に訪朝の招待状が届いている。結局コロナ禍で頓挫したものの実行されていれば、世界の国会議員900人が随行したという。その中には現在教会との関係が取り沙汰されている自民党の先生方が何人も名を連ねることになったのか…30年にわたり旧統一教会問題に取り組む渡辺弁護士

「1991年に文鮮明さんが訪朝した際は3000億円とか持参したといわれてます。今回も実現していればそれなりのお土産は持って訪朝したでしょう。統一教会は世界で活動していますが、献金額の8割は日本人の市民から献金と称して奪い取ったお金なんです。お土産で持っていくお金も殆どが日本の市民から奪い取ったお金ということです」

統一教会と北朝鮮の関係が表面化したのは、渡辺弁護士が3000億円のお土産を持参したという1991年の文鮮明創始者の訪朝だ。当時日本では統一教会による霊感商法や合同結婚式が社会問題化していた。バブルに沸いた日本人のお金が統一教会に流れ、北朝鮮へのお土産になったことは想像するに難くない。しかし、そもそも日本が統一教会を受け入れたのは“反共”がキーワードだった。反共産主義を謳っていた教会が何故、北朝鮮と親密な関係になったのか。

■「経済的に手を差しのべてくれるものは、今までの敵であろうと受け入れたい」 91年の訪朝では、渡辺弁護士は3000億のお土産といったが、当時のアメリカ国防省の報告書では文鮮明氏から金日成氏に4500億円が提供されたとある。この訪朝は文鮮明氏の方から働きかけたといわれている。

慶応義塾大学 礒崎敦仁教授
「これはソ連崩壊直前の時ですよ。東ヨーロッパのすべての社会主義体制が滅びていく中で、北朝鮮は孤立感を深めた。だから日本とも国交正常化を目指し、経済的に手を差しのべてくれるものは、今までの敵であろうと受け入れたいという思惑があった。(中略~統一教会の反共思想を受け入れた?)北朝鮮側はそういうところは割り切りますよね。統一教会側は“反共”ではなく、“勝共”という言葉をこだわって使っている。つまり“共産主義を超える”、北朝鮮のチュチェ思想を超えるものを金日成に教えに行ったという感覚なんですね。(中略)それが今、北朝鮮の国際的なホテルにいる日本人は、よど号メンバーか統一教会といわれるくらいに北に入り込んでいる」

■「統一教会に対する“北のおもてなし”」 北朝鮮に平和自動車という初の国産自動車会社がある。これは旧統一教会が作った合弁会社。社長は当然統一教会信者だ。この社長を金正恩氏が称える場にいた韓国系アメリカ人の牧師チェ・ジェヨン氏に話を聞いた。彼は統一教会とは関係がないが、北朝鮮で統一教会が特別扱いされていたのを目の当たりにしている。

チェ・ジェヨン牧師
「驚いたのは北(朝鮮)の人たちが統一教会を正当なキリスト教だと思っていたことです。そのくらい官僚も同胞もありがたがっていた。統一教会を悪く思ってはいけない、大変だった時に助けてくれたから。(中略)金正恩総書記は統一教会信者の平和自動車・パク社長だけをそばに呼び寄せ写真を1対1で撮って、さらに名誉平壌市民証も与えるという統一教会に対する“北のおもてなし”を目の当たりにしました」

統一教会は布教のために北朝鮮に投資する。平和自動車をはじめ、普通江ホテル、安山館ホテル、ツアー会社など十数の事業に投資。これによって北にドルが流入し、北朝鮮は統一教会に頭が上がらなくなった。現在、統一教会は北の流通業を掌握しようと事業を展開しているという。

■「1人100万持って行くとして、1000人で…」 思えば、文鮮明氏も韓鶴子氏も北朝鮮出身。旧統一教会と北朝鮮が深い関係であっても不思議ではない。統一教会側は文鮮明氏生誕の地を、北朝鮮から99年の租借地として認めさせ、世界平和公園として一大リゾートとして整備する予定だったという。しかし、租借まではできたものの、文鮮明氏の生誕地を開発することは許さなかったという。

チェ・ジェヨン牧師
「その地に実際行ってみると何も開発されてなくてただ生家だけがきれいに立て替えられ残りは手つかずのままなんです。なぜなら“首領”は一人で、北朝鮮は、やすやすと認めないから。太陽は二つはありえない。北朝鮮は緩急をつけていたということです」

しかし、ほぼ何もない場所に信者を連れた生地巡礼ツアーは行われ、日本から信者を連れていき多額の献金は集められていたという。

弁護士 渡辺博氏
「生地巡礼ツアーが90年代から行われて、日本人信者が年間1000人参加した。ツアーに行くだけじゃダメで、ちゃんと献金もしてくる。そのお金は生誕の地に捧げるという名目で北朝鮮に届く。1人100万持って行くとして、1000人で結構な金額ですよ。それをずーっと続けてた。10年くらい・・・」

1000人が100万円とすると毎年10億円。それを10年として100億円。その金は北朝鮮側に渡っていたとみるのが普通だろう。こうした多額の金が何に使われたのだろうか…

■北の潜水艦SLBMの開発にも旧統一教会が 旧統一教会と北朝鮮そして兵器開発…。この3つをつなぐ可能性のある出来事が94年にあった。ロシアから北朝鮮にミサイル発射装置が付いたままの潜水艦が売却される際に仲介していたのが東京杉並区にあった小さな商社。潜水艦を“鉄くず”と偽って申告して取引を成立させていたのだ。社員は4人。全員が旧統一教会の合同結婚式に出ていた信者だったのだ。これを取材していたのは前参議院議員でジャーナリストの有田芳生氏。

ジャーナリスト 有田芳生氏 
「びっくりした。家の近所だったので自転車で言ったらアパートの2階の一室なんです。(中略)韓国で入手した名簿に合同結婚式の名前があって4人が一致した。そこからが始まり」

旧統一教会はこの会社との関係を否定、この時も警察は刑事事件にできずに終わっている。しかしこの取引について韓国の国防部は2016年、北朝鮮がSLBM潜水艦発射型弾道ミサイルを打ち上げた際にこのロシアから統一教会の信者が仲介して北朝鮮の手に渡った“鉄くず”が、開発の元になっていたという報告を国会で行っている。

北朝鮮に流れる旧統一教会の資金。もとはと言えば日本人からの献金がほとんどだが、資金や、関係性が北の兵器開発に利用されていたとすれば、言語道断である。日本の保守政治家が中心になって徹底的な解明をしてくれるよう望みたい。

(BS-TBS 『報道1930』 10月12日放送より)

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

won*****

父親がカリスマ宗教家(詐欺師)で、没後その当時の信者が七男についていってできたのがサンクチュアリ教会だが、ホームはアメリカだし、今後規模が大きくなるとは思えない。 全世界の旧統一教会で日本人の占める割合は6割以上と言われている。br> 教会人事でアメリカに宣教に行った日本人は千人規模でいるが、話を聞くとアメリカでは過度な献金は要求されないそうだ。br> それだけ教団本部は日本人の金を当てにしてきた。br> 大体、教会の規模が大きくなると、教祖やその子供達は生活の拠点をアメリカに移している。教祖の子供も長女と長男は韓国で産まれたが、三男以降はアメリカ産まれでアメリカ人、韓国語も話せないようだ。br> 教祖は普段はアメリカで過ごし、たまに韓国。日本には滅多に来ない。だから教祖の実態を日本人が知らなかった。教祖の苦労話ばかり聞かされてきた。


pjh*****

7男さんですね。全身でカルトを表現されてます。とても分かりやすいです。この方は文鮮明氏の血分け儀式を認めてますね。

3男さんは信者を殴る蹴るの恫喝・暴行動画で、反社会的団体の名声をほしいままにしております。

米国で、高額所得者のご子息が出演する番組で、教祖一家の成金生活を暴露して全米からひんしゅくを買った娘とか他にもいらっしゃいますが、さすが教祖一家は際立ってますね。

家庭が中心?世界平和?br> 何か、悪い冗談ですか?

「母は悪魔」旧統一教会“創設者の息子”に単独取材 語られた“銃弾”の冠&「政治と宗教」 (1/3) (2/3) (3/3) 10/14/22 (FNNプライムオンライン)

旧統一教会=世界平和統一家庭連合から派生しつつも、対立している宗教団体がある。創設者・文鮮明(ムン・ソンミョン)氏と、妻の韓鶴子(ハン・ハクチャ)氏の7男・文亨進(ムン・ヒョンジン、通称:ショーン)氏がアメリカで立ち上げた、「サンクチュアリ教会」という教団だ。文鮮明氏の死後、亨進氏は自身が正当な後継者だと主張したものの、韓鶴子氏が教団トップに就いたという経緯があり、対立しているのだ。

【画像】黄金のライフルを持った文亨進氏

FNNは一連の旧統一教会をめぐる問題を受け、文亨進氏への単独インタビューを行った。その中で、亨進氏は母親を「悪魔」と呼ぶなど対立関係を明らかにしたほか、「宗教と政治の関係」についても語った。

黄金のライフルと“銃弾”の冠 今回取材したのは、「サンクチュアリ教会」が主催する年1回の大規模イベント。会場は、教団の本拠地があるペンシルベニア州北部にある亨進氏の兄が経営する銃器メーカーの敷地だ。会場には、いくつものテントが並んでいた。中にはフードトラックもあり、一見するとアメリカ郊外でよく見る「地元のお祭り」のようだ。しかし、テントを一つずつ見て回ると、銃の関連商品、さらにはライフルが何丁も並んでいるブースもあり、ライフルの射撃体験ができる場所も用意されていた。

サンクチュアリ教会の教義では、銃を持つ権利を強く主張している。メインステージに登壇した文亨進氏は、黄金のライフルを抱え、黄金の冠を頭につけていた。冠には銃弾の形をしたものが、ぐるりと取り囲んでいる。

この冠がどうしても気になり、単独インタビューの際に聞いてみた。

――冠についているものは、本物の銃弾ですか?

文亨進氏: 使用済みの“薬きょう”で、中に火薬は入っていません。これはアメリカ合衆国憲法修正第二条を、「楽しく祝福」するためのものだ。賛否両論はあると思うけれど。

「アメリカ合衆国憲法修正第二条」とは、武器保有の権利を認めたものだが、その解釈は政治理念により異なり、論争が続いていて、州によって銃の購入のハードルは様々だ。銃規制の世論が高まる中でも、サンクチュアリ教会は、銃、特に「AR15」と呼ばれるライフルを所有する権利を重要視している。

――米国では多くの人が犠牲となる銃乱射事件が相次ぎ、バイデン政権は銃規制を政策として掲げているが?

文亨進氏: それは悪魔のような政策だ。武器を持つ権利は人間が自然に持つ権利であり、神から与えられたものだ。政府から与えられた権利ではない。

亨進氏は、銃を持つ権利は人間の「自然権」であると繰り返したほか、銃規制では乱射事件を防ぐことができないとの持論を展開した。同じく銃規制に反対しているNRA=全米ライフル協会も、今回のイベントに出展していた。

母・韓鶴子氏は「サタン(悪魔)だ」 安倍元首相殺害事件以降の、「旧統一教会」をめぐる日本での議論についても聞いた。

――サンクチュアリ教会とは別教団ではあるがお尋ねする。山上容疑者は、母親が「旧統一教会」に多額の献金をしていたと供述したことが問題となっているが?

文亨進氏:  まず、安倍氏は共産主義と戦った素晴らしいヒーローだ。事件の詳細については、係争中だと思うので、詳細はよく知らない。(中略)一方で、事件を起こした人が責任を負うべきで、団体によって殺されたわけではない。

――日本で問題になっているのは「過度の献金」によるトラブルで、献金の負担に苦しんでいる人もいる。もしあなたが父親の文鮮明氏から教団を引き継いでいたら、そのようなトラブルは起きなかったと思うか?

文亨進氏: 今の旧統一教会は、母親が父のポジションについたことで、正反対の方向に進んでいる。(中略)旧統一教会は神の祝福を受けていない。なぜならサタン(悪魔)に乗っ取られたからだ。

母親の韓鶴子氏を「サタン」と呼んだほか、その後も「旧統一教会は呪われている」「宗教的に異端だ」と批判を繰り返した。しかし、「韓鶴子氏ではなく、あなたが旧統一教会を率いていればトラブルが起きなかったのか」「日本で起きているトラブルや批判は何が原因なのか」など、何度も尋ねたが、その点についての具体的な返答はなく、父の文鮮明氏がいかに共産主義と戦ったか、などの持論の展開に終始した。

イベント参加者に話を聞いたが、複数の信者が「サンクチュアリ教会では献金を強制されていない」と話した。一方で「ほかの人がこれだけ献金を出しているのに出さないのか、という目で周囲から見られることもあるだろうし、問題が全くないわけではないと思う。どの宗教でも起こりうる」という声も聞かれた。

「2世信者」や「元統一教会の日本人信者」も多数 イベント会場に訪れた人々を取材して、意外だと感じたことがある。「若い世代がいる」ということと、「日本語を話す人も多い」ということだった。

赤ちゃんを抱える女性は「私は親が旧統一教会の信者で、“2世信者”。なぜサンクチュアリ教会に入ったかというと、亨進氏が正当な後継者であり、キングだから。母親の韓鶴子氏は正当ではない」と話した。

また、「かつて統一教会の合同結婚式で結婚した」という日本人男性(米国在住)、「合同結婚式で日本人女性と結婚した」というアメリカ人男性もいた。こうした元統一教会信者が、のちにサンクチュアリ教会に“移った”のは、亨進氏が“正統な後継者だから”という理由によるものとのことだった。

ちなみに、サンクチュアリ教会では合同結婚式を行っていないという。夫婦のマッチングは文鮮明氏が行うもので、亨進氏は行わないのだそうだ。ただ、結婚が決まった、もしくは結婚をした夫婦を祝福するセレモニーは行われていて、白いドレスを着た女性と黒いスーツを着た男性らが出席していた。そこでも文亨進氏や出席者がライフル銃を携行する場面があった。

「宗教は政治に関与すべき」と主張 日本では、旧統一教会と政治との関わりが問題となっていることも質問した。

文亨進氏:  アメリカを含む多くの国で起きていることだが、政治家も宗教団体も「政教分離」を本当の意味で理解していない。「政教分離」とは、国家が宗教を強制してはいけないということであり、宗教家が政治に参加したり、政治家と話してはいけないということではない。牧師は当然、政治に関与すべきだ。なぜなら、悪い人たちがキリスト教の価値観を破壊するからだ。

母・韓鶴子総裁を「悪魔」と呼びながらも、宗教は政治に関与していくべきだ、と主張した亨進氏。その政治観は、銃所持、反LGBTなど様々な事柄について、かなりの「右派」であると言ってよいだろう。

トランプ・サポーターと思いきや…微妙な関係? 上記の主張から、トランプ前大統領を文句なしに支持しているだろう、と、私はインタビュー前に予想していた。現にイベント会場には「トランプ」と書かれた旗は数多くあったし、写真つきTシャツも販売されていた。さらに演説者として、トランプ政権でアドバイザーを務めていた人物も登壇していた。さらに、文亨進氏自身も、2021年1月の議会襲撃事件の日、首都ワシントンでのデモに参加し、「バイデン氏が勝利した2020年の大統領選は不正だ」というトランプ氏の主張に賛同している。

しかし話を聞いてみると、トランプ氏の主張では物足りないということがわかった。

――信者はトランプ氏を支持しているようですが?

文亨進氏:  私たちはトランプ氏のワクチン政策を支持していない。彼は大統領としてワクチン接種を推奨した。ワクチン推奨は共産国家のようで、異常なことだ。(中略)しかし、一般的に言えば、トランプ氏はワシントンの腐敗に目を向け、よく戦ったと思う

パンデミック開始以降、2020年から21年にかけて、どちらかというと共和党支持者がマスクやワクチンに抵抗があったのは事実だ。しかしそれでも、会場の雰囲気からして、多くの信者がトランプ氏を支持しているように見えていたため、この回答はいささか意外であった。

サンクチュアリ教会のトップ文亨進氏は、父親の文鮮明氏と同じく「反共産」を掲げているが、その度合いは父親のそれ以上かもしれない。さらに、母親を「悪魔」と評し、旧統一教会を批判しながらも、「安倍氏の殺害の責任は教団にはない」と述べたほか、「宗教は政治との関わりを持つべきだ」とも語っている。今後もアメリカの政治に積極的に関与していくのは間違いないが、その裾野や影響力が広がっていくのかどうかを注視したい。また、旧統一教会との対立軸がどう変化するのかについても、引き続き取材を続けたいと思う。

【執筆:FNNニューヨーク支局 中川真理子】

中川 眞理子

「解散命令」を出しても宗教活動は可能なようなので「信教の自由」に関して関係ないと思う。自民党の県議や市議が世界平和統一家庭連合(旧統一協会)にかなり関わっているし、国会議員達も結構深く関わっているから簡単には世界平和統一家庭連合(旧統一協会)とは本当の意味で関係を切れないと言っているに等しいと個人的には思う。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

minna

「宗教法人の法人格を略奪する極めて重い対応で、信教の自由を保障する観点から、判例も踏まえ慎重に判断する必要がある」

日本国民を巻き込む、極めて悪質で、反道徳的、反社会的な宗教法人に「宗教法人法」に基づいて、「解散命令」を請求することは、国として当然やるべきことだ。かりに「解散命令」が裁判所から出ても、一宗教として存続し、信者の信教の自由も保障される。判例は過去のもので、過去の判例のもとになった問題点と種類は違うが、同等かそれ以上の問題性があると思う。
オウム真理教の解散命令についての最高裁判決は、「解散命令」は信教の自由と何ら抵触するものではないとしているのだから、岸田総理や松野官房長官の発言がおかしいのは明らかだ。


sug*****

やる気の問題で現行法でも厳しい処罰と宗教法人の取り消しは出来たと思う。しかし、やれなかった。とすると、はっきりとした法律が必要なのかもしれない。

ところで、フランスの「反カルト法」はよく考えられている。 一言でいうと、カルト集団そのものを罰するのではなく、カルト的逸脱行為を罰するシステム。「信教(信仰)の自由」などを守りながら、カルト集団を抑止し、被害者を救う法となっている。


wtu*****

フランスやシンガポールなど、統一教会をカルトに指定して活動を制限している国が複数あります。

その国の人達は「信教の自由が奪われた」「左翼の陰謀により国が共産化される」などと訴えているでしょうか?

上記の国民は、いかがわしい団体より洗脳され人生を奪われたり、高額献金被害にあうことから守られていると高評価してます。 なぜ、日本で同じ事ができないのでしょうか?

投票してくれるから、ボランティアを送ってくれるから、政策・思想が近いから、そんな理由でカルト団体を支持母体にしていいんでしょうか?

政府には国民を守る義務があります。

どうしても岩盤支持層を裏切れないということであれば、国民は諦めるしかありません。

ただ、これまでのように、次の選挙までには忘れるということはなさそうです。

今回の騒動は、国民一人一人の遺伝子に刻み込まれたました。


bla*****

何度でもコメントしよう。首相や官房長官の説明は、解散命令という言葉の持つイメージをわざとミスリードしているとしか思えないのだ。解散命令が出ると宗教法人格がなくなり税制上の優遇といった「特典」はなくなるが、宗教団体としての活動は維持できるし、信教の自由も侵害されず、解散して終わりというわけではないのだ。解散請求を宗教法人の法人格を剥奪するという極めて重い対応と、非常に大袈裟で容易ではないことにしたくて仕方ないようだが、これだと、法人格を剥奪し、宗教団体としての活動が維持できなくなり、信教の自由も侵害される様な誤ったイメージを情弱な人々に与えかねず、端からやる気がないとしか思えないのだ。

松野官房長官、「解散命令」慎重に判断 旧統一教会 10/12/22(時事通信)

 松野博一官房長官は12日の記者会見で、全国霊感商法対策弁護士連絡会が世界平和統一家庭連合(旧統一協会)の解散命令を裁判所に請求するよう求める文書を永岡桂子文部科学相らに送ったことについて、「宗教法人の法人格を略奪する極めて重い対応で、信教の自由を保障する観点から、判例も踏まえ慎重に判断する必要がある」との認識を改めて示した。

 松野氏は「文科省が文書を受領したとの報告を受けていない」とした上で、「社会的に問題が指摘されている団体に関しては、厳正に対応していきたい」と語った。 

統一教会側に事実関係を尋ねると…
 こう語り、信者だったことは一度もなく、文鮮明氏の葬儀に関わったこともないと完全否定する小林氏。記者が「葬儀の実行委員には田中会長などの幹部が」と言うと、「田中会長って誰ですか?」と言い、勝手に名前を書き込まれたとして、「教会を訴えないといけない」と語った。


教会を訴えなかったら嘘つきになる。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

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小林議員は、統一教会との関係は認めています。信者ではなかったが選挙ての応援は受けていたと。ただ、問題となりそうな教団トップの葬儀委員であったことは完全否定し、訴えると。この経緯はヤブの中ですが続報が待たれます。 いずれにしても地方議員にも統一教会は深く浸透していることを感じます。そして高市氏などばかりでなく、多くの国会議員も日本会議などの講演では内輪ウケの底の浅い話をしているのでしょう。これからの日本のあり方には不幸と思えます。選挙のために偏った信条の組織団体とつながりを持ち続ける者が政治に携わることには危惧しかありません。基本的には政治家のモラルが問題なのですが、それを警戒しない有権者側にも問題があるのでしょう。今回は統一教会によって問題化しましたが、いずれまた他の団体も出て来ると思えます。やはり有権者の意識が重要と強く考えます。


********

先日、日本会議が主催した勉強会で講演した高市氏が「大陸8割」を発言したと報じられました。

それを指摘した県議員は、報道によれば実は統一教会の関連団体と長年ににわたり懇意にしているそうですね。

日本会議のしかも非公開の内容をあえて漏らしたのも不自然です。日本会議と高市氏を貶める意図の有無について、この県議員から詳しく事情を聞いた方が良いと思います。

よく判りませんが、まことのお父母さまの教えであり、神の仕事である神の国の実現と、日本会議の理念と目指すゴールが一緒ということなのでしょうか。不可解です。

これがアベノミクスとともに長期間続いた、セクトミクスによる選挙必勝戦略の3宗の矢の正体ということなのでしょうか。

自民党は、安倍氏、細田氏、それに全国の地方議員に対しても統一教会との関係を調査し、きちんと公表しない限り失われた信頼を回復できないと思います。


pjh*****

統一化進行中

「政治家との繋がりが弱かったから、政治家との絆がですね、弱かったから警察の摘発を受けた。今後は政治家と一生懸命繋がっていかなきゃいけない」

「うちの教会、うちの組織もたーくさんの問題があります。この問題を支援してくださる方が井上義行先生でございまーす!」

「第二次5カ年計画においてジェンダーという文言を使用させない。安倍晋三官房長官と山谷えり子内閣府政務官でチェックできるように関係省庁、議員に積極的に働きかける」

自民改憲案
「いかなる宗教団体も政治上の権力を行使してはならない」の文言削除
宗教活動を禁じた項に「社会的儀礼又は習俗的行為の範囲を超えないものについてはこの限りでない」を追記


num*****

〉勝手に名前を書き込まれたとして、「教会を訴えないといけない」と語った。

本当に勝手に名前を書き込まれたのであれば、当然訴えるべきだろう。逆に言えば、ここまで明確に否定しておいて訴えなければ、小林県議は実行委員に名を連ねていたということになる。ぜひ、すぐに提訴してみてほしいものだ。

ちなみに、高市大臣の会見によれば、小林県議は勝手に大臣の名前を語って、デマを広めたわけだが、それについて高市大臣はこれ以上何もしないのだろうか?

仮に発言の捏造があったのだとしたら、例え身内でも許されないと思うのだが…


crn*****

>マジか……ちょっと、今までで一番ショックだ
>できる限りのことをしてきたことを完全に裏切る行為ですね

→貢献を認めた上で、支離滅裂。日本国内なら政治活動で言い逃れできる可能性もあるが、韓国での文鮮明教祖の葬式の実行委員なら、統一教会に大貢献し信頼がないとなれなそう

安倍元首相がビデオメッセージを寄せたUPFで5年間働いた事実をなぜ認めないのか謎。やはり最終目標の韓国中心の世界統一の為に、正体を隠し日本政界に信者を送り込み牛耳る計画に真実味を感じてしまう

>信者だったことは一度もなく、文鮮明氏の葬儀に関わったこともない
>田中会長って誰ですか?
>教会を訴えないといけない

→かなりの動揺か、対応があまりに雑過ぎるし信憑性も感じられない。こんな適当な言い逃れでその場を逃れようとする人物が、三重県議として今後も自民党議員として居続けるのは、党の方針「一切関係は持たない」に反すると思う


chf*****

統一教会を訴える?
ほんとうに?絶対やってください、小林さん。
統一教会を怒らせたら怖いですよ。
その勢いで、すべて自民党他政治家とのつながりを、すべて暴露してもらいましょう。
あなたは、統一教会からというより、自民党に抹殺されますよ。
どうぞ、統一教会を訴えてください。よろしくお願いします。

「国葬反対の8割は大陸から」ツイート 小林貴虎県議は文鮮明葬儀の「実行委員」【文書入手】 (1/2) (2/2) 10/12/22(読売新聞)

 自民党の三重県議会議員、小林貴虎氏(48)が、統一教会の創始者・文鮮明氏の葬儀の「実行委員」に名を連ねていたことが「 週刊文春 」の取材で分かった。

【画像】文鮮明の葬儀で配られた冊子。実行委員には小林氏の名前も

統一教会との接点がたびたび指摘されていた

 小林氏は先日、ツイッターで〈国葬反対のSNS発信の8割が隣の大陸からだったという分析が出ている〉と発信。その根拠として、〈高市早苗先生が、政府の調査結果としてお伝えいただいた〉ともツイートし、物議を醸した。

「小林氏は4日、高市氏の事務所に電話で謝罪。翌日、県議会で小林氏が委員長を務める戦略企画雇用経済常任委員会が開かれましたが、ツイートをめぐり紛糾。結局、小林氏は委員長を辞任。釈明会見を開きツイートも撤回した」(地元記者)

 小林氏を巡っては、これまでも統一教会との接点がたびたび指摘されており、「実は統一教会の信者なのではないか」との疑惑が囁かれてきた。

 発端の一つが、立憲民主党がこの8月下旬に行ったヒアリング。ここに招かれた元2世信者の小川さゆりさん(仮名)がこう証言していたのだ。

「(三重県で)県議会議員をしている小林貴虎氏が、私の通っていた(津市の)教会の教会員でして、そこでよく挨拶したり、礼拝に参加しているのも見た」

「市議選に立候補した時、小林氏の選挙を教会員が手伝っていた」

「私の母が彼の選挙カーでウグイス嬢をしていた」

文鮮明氏の葬儀で配られていた冊子に小林氏の名前が  岸田文雄首相が「自民党は統一教会との関係を一切絶つ」と打ち出している最中だが、小林氏と統一教会との関係は、いかなるものなのか。

 元「週刊文春」記者で、長年統一教会問題を追い続けるライターの石井謙一郎氏から、今回、過去に入手した独自資料の提供を受けた。それが2012年9月に韓国で行われた文鮮明氏の葬儀で配られた冊子である。表紙にはハングルと英語で〈文鮮明 天地人真の父母 天宙聖和式〉と記されている。その冊子の「実行委員」の欄に「小林貴虎」と明記されているのだ。石井氏が語る。

「9月15日、統一教会の聖地である韓国・清平の清心平和ワールドセンターで挙行された創始者・文鮮明氏の葬儀(聖和式)には国内外から3万5千人の信者らが参列しました。私も現地に飛んで取材したのですが、そこで配られていたのがこの冊子です。葬儀委員長、事務総長、執行委員などの主催者側の役員の名前が並び、そのあとに実行委員の名前が多数書かれている。安倍晋三元首相銃撃後に会見を行った統一教会の田中富広会長や澤田拓也総務局長の名前もあります」 

 そこに小林氏の名前も明記されている。10月10日、津市内の事務所で小林氏が「週刊文春」の取材に応じた。

今までで一番ショック ――ご自身が統一教会の教会員だった時期はあるのか?

「ないです」

――津市内の教会に行かれたことは?

「教会には選挙と関係ないときに行ったかもしれない。信者さんに頼まれて、一回挨拶に来てくれって言われたことは多分あると思う」

――文鮮明氏の葬儀の「実行委員」だった?

「まったくない。紙があるということは、誰かが私の名前を載せたんでしょうけど。(記者が冊子の写真を見せると)マジか……ちょっと、今までで一番ショックだ。(統一教会とは)比較的、友好的な関係を築いてきたつもりです。これは、できる限りのことをしてきたことを完全に裏切る行為ですね」

統一教会側に事実関係を尋ねると…

 こう語り、信者だったことは一度もなく、文鮮明氏の葬儀に関わったこともないと完全否定する小林氏。記者が「葬儀の実行委員には田中会長などの幹部が」と言うと、「田中会長って誰ですか?」と言い、勝手に名前を書き込まれたとして、「教会を訴えないといけない」と語った。

 一方、統一教会側に事実関係を尋ねると、「韓国の本部の冊子の場合、日本側では分からない」と回答。韓国側にもメールで質問したが、回答はなかった。

 10月12日(水)12時配信の「 週刊文春 電子版 」および13日(木)発売の「週刊文春」では、小林氏の同僚議員からの評判や、過去の問題行動、教会の関連団体で働いていたことや信者に選挙を手伝ってもらっている理由などについて、さらに詳しく報じている。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2022年10月20日号

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

pjh*****

教団は直接的に人を殺めていないし、刑法上の犯罪も犯していないと主張される方がおります。

山上容疑者が自殺していればニュースにもならないで過ぎ去っていたことでしょう。

NYで、韓国で、南米で、そしてこの日本で、自殺した信徒の方、事件の当事者になってしまった方、巻き込まれてしまった方が沢山おります。 ほとんどがニュースにはなっていません。家族や近親者、親しい友人しかその事実を知りません。

残された者は山上容疑者にもあったであろう特別な感情が一生頭から離れません。

これほど多くの被害者がいる宗教法人が他にあるでしょうか?

安倍元総理も教会にかかわったことで命を落とされた1人でしょう。

問題は多いが宗教法人だから信教の自由があるから何もできない。

自殺するほどの苦しみを与え続ける団体を宗教と呼んでいいのでしょうか?

世間一般はこれを反社勢力と呼びます。公共の福祉を著しく害してます。


松竹梅干し

1.宗教法人法の「宗教団体」の定義は、『宗教の教義をひろめ、儀式行事を行い、及び信者を教化育成することを主たる目的』とする団体である。
2.韓国本部の目的は世界を統一して天一国を作ることである。また、企業グループを擁する小財閥でもある。
3.日本支部である旧統一教会は韓国企業グループへの資金提供を含め、天一国を作るための資金を日本人信者から宗教っぽい活動により集め韓国本部に送金することが「主な目的」である。
4.「宗教の教義をひろめ、儀式行事を行い、及び信者を教化育成すること」は「主たる目的」である韓国本部に資金を送金するための手段である。
5.従い、宗教法人法の81条1項の「法令に違反して、著しく公共の福祉を害すると明らかに認められる行為」だけでなく2項の「宗教団体の目的を著しく逸脱した行為」にも該当すると見ることができるので解散命令を出すことは妥当だと思う。


jzy*****

統一教会の犠牲者が多数いるのにアベが暗殺されるまで国民は知らずにいた、アベは国民の命よりも自民党の票を重く思い 国民の事など考えず政治家の私腹を肥やす独裁政治を行った
今さらながら、国賊でなければ非国民です


こんなにも実際は宗教がらみで問題が起きるのであるのなら、信仰は個人の自由だが、信仰熱心な人と信仰熱心な親との縁が切れない人との結婚は避けた方が良いと思う。差別ではなく、価値観や信じる者が違うのだから、上手くいかないのは当然だと思う。信仰する宗教が原因で喧嘩や戦闘が起きるのが個人的には理解しにくいが、信仰熱心であれば衝突するのは仕方がないかもしれない。良く日本人が外国人達を理解できないと言っているのを聞くが、言葉が通じる外国人と考えた方が良いかもしれない。
アメリカ人の友達の兄がキリスト教の考え方が違う分派を熱心に信仰する女性と結婚した。友達家族は反対したが、親子の縁を切るとまで言い出したので折れたらしい。ただ、事ある事に兄夫婦の事を話に出すからどんな人達だろうと思ったことがある。実際にあった時は悪い人達には思えなかったが、独特な考え方なのはわかった。宗教が悪いとは思わないが、宗教が教えが人々の価値観、人生そして選択に大きく影響する事があると強く感じたケースだった。
個々の自由であるが、宗教に熱心な人とは関わりあわない方が良いと個人的には思う。

「人生を翻弄された」旧統一教会に献金など約1億円 長男は自殺…元妻が信者の男性が訴え 10/12/22(FNNプライムオンライン)

元妻が旧統一教会に入信している64歳の男性が10月12日、国会内で野党が開いた会合に出席し、多額の献金などについて語り「人生を翻弄された」と述べた。

【画像】「長男は自ら命を絶った…」元妻が旧統一教会信者という男性

橋田達夫さん(64)は、単身赴任をしていた約30年前に元妻が旧統一教会に入信。

野党議員を前に、橋田さんは「旧統一教会自体すべてなくしてほしい。長男も次男も僕も、統一教会に人生を翻弄されました。本当に地獄でした」と訴えた。

元妻は子どもが小学校ころには教団の教会に頻繁に出入りし、本部のある韓国にも行くようにもなったという。

橋田さんによると、献金や印鑑、壺の購入など、旧統一教会に流れた金は約1億円。

橋田さんは9年前に離婚をするが、元妻と同居をしていた長男は2年前に自ら命を絶った。

橋田さんは「どうしたらいいかなという時に、お金持って行ったり、妻が問題を起こす。結局、僕はそっちの方に目が向いてしまって、子どものカバーをすることができなかった」と後悔を口にした。

会合に同席したジャーナリストの鈴木エイト氏は「決して特殊な事例ではない」と指摘し、「ちゃんとした行政など支援体制があればここまで追い込まれなかったのではないか」と述べた。

政治部

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

ren*****

オウムも当然許せないが、統一教会も信者や二世等、自殺者が出る、常識では考えられない多大な被害がある、外国勢力の介在を招いているなど、未だに宗教法人格を維持させている事は行政の怠慢以外何者でもない。行政の無策により、追い詰められた被害者が、安倍氏の広告塔のような行動を見て、殺人事件を起こした事も無理からぬことに思われる。自民党は萩生田氏はじめ、被害者意識が強いが、度重なる被害者弁護団の指摘を無視し続けて、被害者拡大に寄与したことは明白である。この父親の話を聞いても心を動かされないとしたら、国会議員である前に人として失格である。国政を任せる事はできない。


jjh*****

妻を庇っていた長男が、自宅庭で焼身自殺とは凄惨過ぎる。焼身自殺は死にたいだけでなく、周囲に強い抗議の気持ちがある場合が多いと聞く。
事実長男の部屋の壁に教団に対する恨みが書かれていた。長男さんは母親が脱会して元の平和な家族に戻れるように、自分を犠牲にし必死に母親に尽くして力尽きたのだろうか。
山上容疑者の兄も自殺しているし、信者の家族が自殺している家庭が他にもあるかもしれない。
多額献金の貧困、家族崩壊も悲惨だが実質上、死者が出ている事は、消費者問題を越えている。信教の自由を免罪符にしているが、解散しても団体が残るのだから、金の流れも公明正大にして清貧の中で信教を貫けばいい。出来ないのは、宗教を逸脱しているから。信者の数以上に家族を不幸にして、どこが宗教だろう。
これ以上、日本に不幸な家族を増やさないでほしい。それが政治の役割じゃないのか。


asa*****

宗教法人としての優遇制度を与え、多くの政治家が教団の広告塔になった結果、多くの日本人家庭が破滅させられ、数千億円の財産が海の向こうに収奪され続けている。 しかしながら、こういった状況が明らかになっても、政府与党は、信仰の自由などと言って、カルト教団から国民を守る義務を放棄している。収奪の自由を優先させるなどもってのほか。


pnw*****

本当に早くこのような宗教団体は排除してほしい。早く家宅捜査して逮捕してください。政治家は国民を守る気が無いのでしょうか。亡くなった人の気持ちを献金でどうにかできるわけない、完全なる詐欺集団ではないですか?日本はみんな仏教徒なんですから、定期的にお参りすれば良いのです。気持ちの問題です。それをビビらせて献金させる、そのような宗教は不要です。最近また韓国から新天地という新興宗教が入り込んでいます。どうか日本新の皆さんが騙されませんように。。。


reuenthal

離婚した奥さんが教会に通っているのを見たという地域に統一教会の教会はない
代わりに脱会を請け負う脱会屋が所属する日本基督教団の教会は複数ある
奥さんは強制脱会を受けている
誰の依頼で?
この人しかいないだろ!
脱会屋に依頼するには法外な依頼料が必要だ
失った1億円って献金?依頼料?
どちらも領収書を必要としません

息子さんが焼身自殺
焼身自殺は抗議の意味
奥さんと離婚してから
誰に対して抗議した
この人しかいないだろ

自分の責任を他人に押し付けようとする
これが強制脱会に関わる者たちの正体だよ


reuenthalのコメントには統一教会の教会はないと書いてある。どこの宗教か知らないが、時々、車で回ってきている。いつも興味はないと断っているし、配り物は受け取らないのでどこの宗教なのか知らない。統一教会の協会がなくても、統一教会の信者が布教活動でいろいろな地域を訪問していれば、接点はないとは言えないと思う。
実際に、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の信者達が物売りで日本各地を回っていたのだから接点があっても不思議ではないと思う。

高知県で農業を営む橋田達夫さんは、元妻による旧統一教会への高額献金などが原因で10年ほど前に離婚。高知県内で元妻と同居していた長男はおととし、自宅で焼身自殺しました。


自殺したのなら警察を呼んだと思うし、自殺か、事件なのかの判断を警察はしたと思う。そうなら調書にいろいろな情報を残している可能性はある。ただ、個人的には警察官の中には最小限の仕事しかしたくないと言う人達は存在すると思うので、どこまで質問したのか、自殺の経緯に旧統一教会の名前が残されているのかなどわからない。
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と元妻が関りがあった証拠があれば、メディアを通じて大々的に公表すればよいと思う。

「旧統一教会無くしてほしい」長男焼身自殺の父親が訴え 10/12/22(TBS NEWS DIG Powered by JNN)

旧統一教会への高額な献金などで家庭が崩壊し、長男が焼身自殺したという高知県の男性が野党合同ヒアリングに出席し、「旧統一教会を無くしてほしい」と涙ながらに訴えました。

【写真】長男自殺の現場と遺品 橋田さんの叫び「もう恨みどころじゃない」 「報道特集」旧統一教会検証第9弾

橋田達夫さん「庭で焼死をしました。自ら命を取りました」「これ以上、子供たち、特に若い命が取られるような感じの宗教というのはもうやめてほしい」「もう今止めないと。今もう止めないと、もうどうしようもないと思います」

高知県で農業を営む橋田達夫さんは、元妻による旧統一教会への高額献金などが原因で10年ほど前に離婚。高知県内で元妻と同居していた長男はおととし、自宅で焼身自殺しました。

12日、国会内で行われた野党合同ヒアリングに出席した橋田さんは、旧統一教会について「お金を取るだけで、信者なんかどうでもいい」と批判。「旧統一教会をなくしてほしい」と涙ながらに訴えました。橋田さんは旧統一教会側に面会を求めていますが、「一切、連絡がない」ということで、橋田さんは怒りをあらわにしています。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

********

「2年前に36歳で命を絶った。亡くなった部屋の壁には、周囲への恨み言とともに、教団への恨みの言葉も書かれていたという。」

ご主人もご長男もさぞかし無念だったと思います。

考えてみると自民党幹部が教団の集会で「政治の世界でみなさまの代表として、神の国の実現を果たしたい」と強調していたことが報じられています。

教団の影響を受けている議員たちは、神の国の実現を果たすまで、まことのお父母さまの教えに従い、神の仕事として、細田議長も山際大臣などもその地位に居座り続けるつもりなのだと思います。

せめて、我が国の司法だけは、教団の影響を受けていないことを心から願います。

与野党を問わず国会議員がみんな襟を正して、長期間、世代を越えて2世、3世などが被害にあい、今も困窮を強いられいる方々への救済策や、再発防止策として、合法的に解散命令や損害賠償命令をだせるようにする法整備を急ぐべきだと思います。


ons*****

日本の総理や政府や行政が、韓国の変な組織に手も足も出せないって こんな事ある?
日本の住人って何処のなに人?
もっと日本の国と国民を守ってくれる候補者に投票するし 自身も統一家庭連合に近付かない。


reuenthal

奥さんは何故離婚したんでしょうね
何故信者だった奥さんがいないのに息子さんが焼身自殺をしたんでしょうね
強制脱会って法外な依頼料が必要らしいですね
失った1億円とやらはどこに消えたんでしょうね

強制脱会、脱会依頼料、離婚、焼身自殺

強制脱会を依頼した父親は娘が性的被害を受けた事を知って自殺するという事がありました
焼身自殺って抗議ですよね
教会に抗議するなら教会の前で焼身自殺するじゃないですか?
自宅前で焼身自殺?
なら誰に抗議したんでしょうね!


qbn*****

> 所有していた田んぼを「悪霊がいる」と言われ売却してできた現金や、  橋田さんが渡していた給料など、約1億円を献金してきたという。

田んぼにまで悪霊がいると言って売却させるのか。どこが宗教団体なんだよ。
同じ父親として、自殺した我が子(長男)の敵を討ちたい気持ちがよく解る。
死んだ長男は旧統一教会が無くなるまで成仏できないだろう。頑張ってください。


霊は科学的には証明されていないので、霊を理由に言い始めたら裁判では混乱するだろう。それに霊が存在するとして、悪霊の定義は宗教によって違うのではないのか?
このような事が起きる宗教団体を宗教法人として認めるのは問題だと思う。

「関わったら人生終わり」 元妻が旧統一教会信者 翻弄された30年 10/12/22(毎日新聞)

 元妻が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)信者の高知県の橋田達夫さん(64)が12日に開かれた立憲民主党の国対ヒアリングで、約30年にわたって教団に翻弄(ほんろう)されてきたと訴えた。

 橋田さんによると、元妻は、約30年前に入信。それ以降、教会に通い詰め、所有していた田んぼを「悪霊がいる」と言われ売却してできた現金や、橋田さんが渡していた給料など、約1億円を献金してきたという。まだ子どもだった長男と次男に1週間分のカレーを作り、韓国に行ってしまうこともあった。

 橋田さんは「あれ(教団)に関わったら人生終わり」と強調。家族よりも教団への関わりを優先した元妻の姿について、安倍晋三元首相銃撃事件の山上徹也容疑者=殺人容疑で送検=の母親と「そっくりだ」と振り返った。

 夫婦げんかが毎日続く中、元妻をかばっていた長男は、中学生で不登校になった。成人後も短期の仕事しかできず、2年前に36歳で命を絶った。亡くなった部屋の壁には、周囲への恨み言とともに、教団への恨みの言葉も書かれていたという。

 橋田さんはこれまでに何度も警察や弁護士に相談したという。だが、旧統一教会の名前を出した途端、「ちょっとそれは……」と応じてもらえなくなったと説明。「30年前から、誰にも相談できなかった」と振り返った。元妻とは9年前に離婚したという。

 旧統一教会の教会改革推進本部の勅使河原秀行本部長は4日の記者会見で、橋田さんの件について「高知の問題に関しては、私の方で直接対応します」と話した。だが、勅使河原氏から橋田さんへの連絡は、12日時点ではないという。

 橋田さんはヒアリング後、記者団から今後、どんな支援を期待するかと聞かれ、「いま、生活に困っている子どもたちをまず、支援してほしい。そういう人になんとか手を伸ばしてあげてほしい」と話した。

日本政府が西暦に統一せずに、日本年号に拘ってプログラミングや書類の非効率を継続している。便利とか、効率とか言うのなら、まず、書類を西暦に統一して、天皇や皇室関係以外の書類では日本年号を使わない事にするべき。
役所など、昔からのやり方に拘る事が多い。 尼崎市、個人情報アクセスのカード、運用実態把握せず USB問題で 07/07/22(朝日新聞)などは典型的な例だ。地方自治体のシステムと連動出来ないのなら、マイナンバーカードの義務化によるメリットはそれほど期待できないと思う。地方自治体のシステムがマイナンバーカードのシステムと連動する環境を準備する方が優先事項だと思う。
デジタル庁だって信用や信頼できない。警察官の一部は目的外で情報にアクセスして情報を漏らしている。情報を目的外でアクセスしたり、情報を漏らした公務員に対して重い処分を下す規則や法律が必要。また、故意でなくても情報を漏洩した場合は、処分はするべきだと思う。
新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)はお金をどぶに捨てたようなもの。これが日本のレベルだし、実情。

マイナンバーカード原則義務化に「なぜ反対する人がいるのかわからない」 高橋洋一が利点を解説 10/12/22(ニッポン放送)

数量政策学者の高橋洋一が10月12日(水)、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』に出演。マイナンバーカード原則義務化し、紙の保険証を廃止する方針に理解を示した。

政府は紙の健康保険証を2024年秋にも原則廃止する方向で調整し、去年10月から導入したマイナンバーカードを保険証とする「マイナ保険証」に一本化する方針だという。これまで医療機関において、患者の受診の内容・処方薬などの情報は他の医療機関では共有されなかった。薬のことに関しても現在、お薬手帳などで患者自身が説明しているが、マイナ保険証によりデータ共有がすすみ、情報を自動的に他の医療機関と連携できる。

保険証と一本化されるマイナンバーカードの交付率を見てみると、2022年9月末の時点で49%で半分ほど。この数字については数量政策学者の高橋洋一は「私はこうしたデジタル化はものすごく好きなので、マイナンバーカードはすぐに作った」と明かしたうえで「なぜ反対する人がいるのかわからない」と疑問を投げかけた。

その理由について「普通の国なら、マイナンバーカードがないと生活が立ち行かない。アメリカならカードがないと銀行口座が開けない。ところが、日本はいまもマイナンバーカードなしで生活が出来る。それだけ進んでいないということだ」と指摘した。実際、日本以外の先進国ではすでに、マイナンバーカードを中心に様々な公共サービスを受けられる方式に転換している事例もある。

一方で高橋は「マイナ保険証の導入を病院が渋るのはまだわかる。システムを変えなくてはいけない分面倒くさい」と医療業界に一定の理解を示した。しかし「医療業界では20年前から電子カルテの導入が叫ばれているが、それが出来ないのは問題」と語り、マイナ保険証の導入の必要性を語った。

また高橋は、マイナ保険証の使い勝手に関して「一般の人たちにとって、導入することで医療費控除が簡単に出来るようになり、確定申告が簡単になるはずだ」と利点を説明。そして「マイナ保険証の前段階=マイナンバーカードの交付に反対している人に、どんな理由があるというのか。何か裏があるような気がしてならない」と訝しんだ。そして「他の国のシステムでも確立しているように、銀行口座との連動は当然のこと。セキュリティを問題視する人がいるが、他国が出来ることが出来ないというのは、日本は遅れている」と結んだ。

コロナ接触アプリ「COCOA」停止へ 全数把握簡素化で 河野太郎デジタル相が発表 09/13/22(日本経済新聞)

河野太郎デジタル相は13日の記者会見で、政府の新型コロナウイルスの接触確認アプリ「COCOA(ココア)」のサービスを近く停止すると発表した。感染者の詳細な情報を集める全数把握を26日から全国一律で簡素な方法に変えるのに伴う措置だと

河野氏は「活用する前提が変わるので機能停止になる。サーバーの維持を含めて全体を止める」と述べた。アプリ利用者にアンケートなどをとった上でアンインストールを要請し、サービスを停止する。

松野博一官房長官は記者会見で委託先企業などとの累計契約額はおよそ13億円で、ダウンロード数は4000万件程度だったと明らかにした。「行動変容を促す効果が一定程度あった」と評価した。

ココアはスマートフォンの近距離無線通信規格「ブルートゥース」を使い、新型コロナ陽性者との近距離での接触を知らせるアプリだ。2020年6月の提供開始の直後から不具合が相次いだ。

21年2月には接触しても通知されない状態が4カ月ほど続いていたことが発覚し、会計検査院が厚生労働省に是正改善を要求した。

河野氏は利用者アンケートなどを通じ「どこが失敗だったのかなど、次のパンデミック(世界的大流行)に備えて総括する」と話した。

国葬や世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対する政府や与党の対応を見る限り、日本政府は信用できない。
デジタル庁だって信用や信頼できない。警察官の一部は目的外で情報にアクセスして情報を漏らしている。情報を目的外でアクセスしたり、情報を漏らした公務員に対して重い処分を下す規則や法律が必要。また、故意でなくても情報を漏洩した場合は、処分はするべきだと思う。

【速報】「混乱生じる可能性、政府は手当てを」健康保険証廃止・マイナカード一本化で 日本医師会がクギ刺す 10/12/22(FNNプライムオンライン(フジテレビ系))

2024年にも、紙の健康保険証を原則廃止して、マイナンバーカードに一本化する方向で、調整が進められていることについて、日本医師会の松本会長は、きょうの定例会見で、「医療現場でも混乱が生じる可能性もある。しっかりと手当てをして頂きたい」と述べた。

複数の政府関係者によると、政府は、紙の健康保険証について、2024年の秋にも原則廃止する方向で検討を進めていて、マイナンバーカードを保険証として利用する「マイナ保険証」に一本化する方針。

この点について、日本医師会の松本会長は、きょう午後に行われた定例会見で、「健康保険証の廃止を決定するのであれば、まずは国民に理解をしていただく、その時点(2024年秋)で、マイナンバーカードを取得していない人がいるのであれば、その対応が、非常に大きな問題だ」と述べた。

さらに、医療機関などへの影響については、「やはり医療現場でも、負荷がかかったり、混乱が生じたりする可能性もある。それを含めて、しっかりと手当てをして頂きたい」などと、今後の政府の対応を求めた。

社会部

この不可解な事件の全容が知りたいが、容疑者からの言葉と携帯電話でのやり取りからしか事実を想像できない感じに思える。被害者の携帯電話は回収されたのだろうか?
外国人のように自己中心的なスタンスは周りに迷惑をかけるので問題だが、周りに迷惑をかけないように自分を内面から殺すような圧力を感じさせる日本社会にも問題はあると思う。どちらが正しいかは考え方や価値観の問題があるから、答えはないと思う。
自殺願望があったみたいな事を書いている記事がいくらかあるが、事実はどうなのだろう。最初の記事では、真面目で努力家みたいに印象を受けたが、後の記事では闇と言うか、自殺願望があるような記事が増えた。何が事実なのかわからないが、表の顔とは別に人生で悩んでいた、又は、人には見せない問題で悩んでいたと言う事なのか?
留学から帰ってきて日本の夢を強調する教育スタイルには違和感を感じた。夢と目標は違うと個人的には感じる。夢は実現しないもの。目標は達成できないかもしれないけど、達成するために努力が必要なもの。学校で、夢を強調しているが、夢が実現しない場合は、失望だったり、妥協する現実が伴う事を教育関係者達や教諭達は理解しているのだろうかと思う。生徒達を焚きつけて、後の結果は知らないは無責任だと思う。夢と目標の違いを教え、人生の現実、自由と自己責任、妥協をする時期はある事などを教えるべきだと思う。多少の偏差値のアップよりも人生の中で重要だと思う。期待だけが膨らむと、期待が現実にならない時の失望は大きくなると思う。
昔、住んでいた近くにひきこもりの人がいるなんて全く知らなかった。結局、事実とは関係なく、何を知っているのか、何を聞いたのかで判断するので、情報が少ないと判断や考え方がかなり影響される可能性はあると振り返って思う。
被害者は頑張りすぎて、周りのイメージから抜け出す勇気がなく、負担に感じていたのだろうか?だとすれば運が悪かったといえ、容疑者のような人間に出会えば、このようなような結果はありえるのかもしれない。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

hyd*****

小野勇容疑者が元自衛隊員だったことはネット上では話題になっているけどあまり報道されていないな。山上容疑者が元自衛隊員だったことを強調した報道をしたことの反省か。

女子大学生は「困った人の助けに」…家族 逮捕の男“遺棄”関与ツイートか 10/12/22(日テレNEWS)

小樽市に住む大学生の瀬川結菜さん(22)の死体を遺棄した疑いで、無職の小野勇容疑者(53)が逮捕されました。小野容疑者は、事件の後、SNSに「普段通りに生活してる やっぱ壊れてるなぁ」など犯行をほのめかす投稿をしていました。

   ◇

小樽市の大学生・瀬川結菜さん(22)の遺体を遺棄した疑いで、札幌市の無職・小野勇容疑者(53)が逮捕されました。

小野容疑者のものとみられるツイッターには、「元傭兵  人殺し  心優しき死神でありたい」といった自己紹介が掲載されていました。さらに、事件との関連をうかがわせる投稿もありました。

小野容疑者のものとみられるツイッター
「人の道ってどこだったっけ?
 また踏み外しちまったな
 でも役には立てた…のかな?」
「ちゃんと供養する」

司法解剖の結果、瀬川さんの死因は、首を絞められたことによる窒息死でした。

   ◇

その後の警察への取材で、瀬川さんの携帯電話の電波が、小野容疑者のアパートの近くで途切れていたことが、新たにわかりました。

小野容疑者は調べに対し、瀬川さんの殺害をほのめかす供述をしているということです。どのような人物なのでしょうか。

小野容疑者の知人
「ナイフをいつも持っていて、腰のポケットに持っている。お金、何回か『貸してくれと』言われたがずっと断っていた。自分のことしか考えてない」

   ◇

今年、瀬川さんは動画で、きょうだいの誕生日を祝ってくれた友人に、笑顔で手を振ってお礼をいっていました。瀬川さんは、札幌市内の大学でリハビリテーションを学んでいました。大学のパンフレットでは、「国家試験に向けては、過去10年分の問題集を何度も解いて地力を高め、これから模擬試験を受ける予定です」と意気込みを語っていました。

家族によると、瀬川さんは、小学生のころから作業療法士を目指していたといいます。その未来が、突然、断たれました。

11日夜、取材に応じた瀬川さんのきょうだいによると、家族は友達のように仲がよかったといいます。

瀬川結菜さんのきょうだい 「困っている人とか、人の助けになりたいとか、寄り添いたいと思ってやってきたと思います。人に対して優しすぎるので、時には自分のことで精いっぱいなのに、人のこと気にかけちゃったり」

「(結菜さんは)お誕生日にお財布を買ってくれたりとか、手作りケーキを作ってくれたりとか、普段からも料理作ってくれるんですけど…」

――どんな料理が得意?

瀬川結菜さんのきょうだい 「何でもつくれますね。ギョーザもつくれるし、アップルパイとか、野菜スープとか。一緒にご飯食べたりとか、カラオケで騒いだりしてました」

――好きな曲は?

瀬川結菜さんのきょうだい
「『流星ボーイ』という『Berryz工房』の曲が好きでした。キャラが立っていて、友達とかも『笑わせてもらったよ』とか言ってくれました」

   ◇

優しかったという22歳の瀬川さんと、30歳以上も年の離れた小野容疑者。2人の間に何があったのでしょうか。

瀬川さんは、小樽市の実家で暮らしていました。今月3日に自宅を出てから連絡がつかなくなり、7日に家族が交番に通報。その後、家族の話などから、“小野容疑者が瀬川さんを監禁しているのではないか”という話が浮上しました。小野容疑者の自宅は、約30キロ離れた札幌市にありました。

今月8日に警察が訪ねたところ、自宅の前に小野容疑者がいるのを発見。その際、折り畳みナイフを持っていたため、銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕しました。

その後、警察が小野容疑者の自宅の中を調べたところ、瀬川さんが亡くなっているのを発見。死亡したのは、家を出た翌日の今月4日ごろとみられています。

小野容疑者のものとみられるツイッターには5日、「任務は責任を持って果たす。」という投稿がされており、その翌日の6日には、「普段通りに生活してる やっぱ壊れてるなぁ」、「ちゃんと供養する」とあり、さらに翌7日には、「人の道ってどこだったっけ? また踏み外しちまったな でも役には立てた…のかな?」と、事件との関連をうかがわせる投稿を重ねていました。

瀬川結菜さんのきょうだい
「受け止めきれない部分もあるけど、本当に努力家で、ユーモアもあって、顔もかわいくて大好きでした」

警察は、小野容疑者について、殺人の疑いも視野に調べています。

(10月11日放送『news zero』より)



ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

wtu*****

政治アナリスト 「統一教会の会員は、いまも政界に深く入り込んでいますよ。議員会館の中にも、私設秘書だとか事務員といった形で、2桁単位の人員が潜り込んでいる」

30年前に教団内で聞いた言葉 「総理大臣以下、内閣は全員統一教徒になり、統一教は国教となる」 現状を見ると否定できなくなりました。

彼らの国を乗っ取るための手法・戦略の実行力・継続性の強固さには驚きを禁じえません。 教祖、教団は絶対善であり、一見誤っているような指示にも必ず意味があり疑問を持つてはいけません。絶対服従、すなわち議論することができない独裁なのです。

神側に立っていれば、嘘をつくことも善であると教えられます。 この思想はすでに日本全国、確実に浸透しておりますが、自民党は、改憲案も含めて統一教会そっくりになってきました。

相手は日本を敵性国家と呼んでいる国の団体です。

これは真の国益・国防をかけた問題です。


ryou

山際議員安倍派、東京大学卒業(獣医博士)?
統一教会との強い絆で結ばれた自民党の経済財政政策内閣府特命担当大臣。
このような人物が自民党大臣、岸田総理の任命責任が問われる。
自民党議員の大多数は、統一教会の支持母体がなければ当選できないのか?
次期選挙では、自民党、野党議員で統一教会関係議員は必ず落選させないと日本の将来はない。
韓国のカルト集団統一教会に、日本の将来が決められる程、統一教会関係議員は落ちぶれてしまってる。
議員バッジ欲しさに、政治家じゃなく 政治屋に成り下がった。


aki*****

統一教会問題の恐ろしいところは、国は対策を行うにあたって「まず被害を明らかにしないと」という態度だが、その「被害を明らかにする」という最初の入り口が宗教による洗脳という手法と、癒着した自民党の妨害によって塞がれてしまうことにある。例えば北朝鮮のミサイルが日本に着弾したら被害は目の当たりになるが、統一教会は被害が見えないまま日本の金や情報が韓国に流れ続けることになる。


dex*****

旧統一教会は、自民党の国会議員や地方議員に大量の訓練された「私設秘書(女性も)」をほぼ無償で送り込んで来たし、今でも相当数が在席していると聞く。となると、当然想像してしまうのがいわゆる「甘〜い罠」…
誰も確証がないから言い出せないが。
自民党がこの統一教会問題に及び腰なのは案外そういう所にあるのではないか。となるとこれはなかなか難しい。
戦後最大のスキャンダルなのに。


mot*****

山際大志郎は、麻生派の大臣ですよね。
山際大志郎の統一教会との関係を徹底的に調査することは当然ですが、その親分である麻生太郎の立ち位置もしっかりと調査しなければならない。
更に、萩生田光一は確信犯でしょうから、こちらもしっかりと調査しなければならない。
当然、安倍晋三や細田博之も。


国防とか、防衛費のアップと自民党議員は言っているが、多くのお金が日本から韓国に流れている事実と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と呼ばれる組織の体質や行動を考えると、国防とか、防衛費のアップと同等、又は、優先順位はカルト集団や教団の法的な定義と関連法の実現の方が重要。ただ、選挙の勝敗に関しては、自民党にとって世界平和統一家庭連合(旧統一教会)からの側面からの支援及び正体を隠した支援が必要なのであろう。
与党及び多くの政治家が宗教団体と親密な関係を持ち、いろいろな情報や事実をメディアの忖度なのか、それともメディアへの圧力なのかわからないが、情報が国民に伝えられない状況は非常に危ないと思う。第二次世界大戦のような事は起きないと言われながら、別の意味で、おかしな状況に国民が知らないままなっているのは本当に危ないと思う。

山際大臣とベッタリの信者、教会大幹部の運転手だった! 元秘書も告発「資料破棄は200%ウソ」 (1/5) (2/5) (3/5) (4/5) (5/5) 10/12/22 (デイリー新潮)

 本来、国会とは国民の意志を実現する最高機関のはずである。にもかかわらず、その議論を妨げるのは、統一教会との蜜月関係が明らかになった、かの大臣の存在。うそと弁解を繰り返し、滑稽な姿をさらす中、新たに教団幹部との接点が。これぞ「底なし癒着」――。

【写真を見る】統一教会信者が選挙スタッフに! 笑顔で記念写真を撮る山際大臣

 ***

「山際大臣が辞めなければこの臨時国会で一本も法案を通さない」

 そう周囲に息巻くのは、立憲民主党の安住淳国会対策委員長である。

 安倍晋三元総理が凶弾に斃(たお)れて3カ月。賛否渦巻く中、国民を分断した国葬も終わり、政治の舞台は10月3日に開会した臨時国会に移った。そこで、

「野党の格好の餌食」(政治部デスク)

 となるのが山際大志郎経済再生担当大臣(54)だ。すでに、安住氏は立憲の各議員に「委員会で山際を追及しろ」と大号令を発しているという。

 当の山際大臣はこれまで、統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との関係や関連する会合に出席したことを再三再四指摘されている。にもかかわらず、そのたびに会見で人ごとのように追認するという体たらく。3日の大臣会見では、2018年の統一教会のイベント出席時に韓鶴子総裁とあいさつを交わしたと発表し、本人は「当該団体と非常にニュートラルに付き合ってきた」と釈明した。しかし、地元の神奈川県川崎市で取材すると、ニュートラルどころではない濃密な関係が浮かび上がってくるのだ。

「10年ほど前から、統一教会の信者が山際さんの選挙スタッフに入り込んでいました。特に熱心だったのが、現在50代半ばの男性です」

 と語るのは、事情を知る地元政界関係者。

選挙のたびに事務所に出入り  仮にその男性の名を田中陽介氏としよう。

「田中さんは選挙のたびに事務所に出入りし、山際さんが辻立ちする時のビラ配りなどをやっていました。それこそ昨年の選挙の時も熱心に活動されていた。静岡県が地元なんですけども、ほとんど帰っておらず、若い頃から神奈川県に住んでいました。山際さんの選挙区である川崎市高津区に一軒家を構えていたこともあり、選対事務所に自転車で通っていた。ただ、安倍元総理が銃撃された7月以降、支援者の電話にまったく出なくなり、行方知れずになってしまったのです」(同)

 山際大臣は自民党による統一教会との関係に関する調査で、「選挙におけるボランティア支援」「選挙支援の依頼」の項目での申告がない。だが、14年12月の選挙前には山際大臣自身がフェイスブックで「チームやまぎわ」の一員として田中氏と共に写る写真を紹介している(本誌「週刊新潮」の取材後に削除)。これは「選挙支援」以外の何ものでもあるまい。

 山際大臣が統一教会と蜜月になったのは、09年、民主党への政権交代選挙で落選して以降のことだった。

落選以降、信者の出入りが本格的に  当時、後援会に所属していた元支援者が証言する。

「昔から、教団の機関紙を持ってくる信者が事務所に出入りしていました。だけど、私が後援会にいた落選前の時点では統一教会との関係は深くなかったな。当時の後援会は会長を置かず、副会長的な立場の4人の合議制でした。山際さんは酒も飲まず“金がない”“金は使わない”というのが口癖。自身が経営していた動物病院の役員を議員になった後もしばらく続けながら、野心家で財をなしたいという思いが強かった」

 それゆえなのか、

「普段は上から目線の発言が多く、プライベートもほとんど明かさないので人望がなかったんだよ。落選して、後援会は事実上の解散、6人くらいいた地元の秘書も全員辞めてしまった」(同)

 落選後、山際事務所に私設秘書としてある男性が入所。後に統一教会との窓口役を担うことになる。

 先の政界関係者が言う。

「統一教会の関連団体など、付き合い自体は初当選時からあったのですが、落選以降、私設秘書の男性を介して、山際事務所には複数の教団関係者や信者が本格的に出入りするようになりました。田中さんもその一人だったんです」

教会大幹部の運転手  この田中氏はただの信者にあらず。警視庁公安部の監視対象でもあった。

 本誌は警視庁公安部のカルト担当が極秘裏に作成した捜査資料を入手している。その資料を精査すると、C(Churchの意)と符牒された名簿に、マークすべき統一教会関係者の名前がズラリと並ぶのが確認できる。実は田中氏はその一人として列挙されていたのだ。

「勤め先や本籍地、入会の経緯に加え、引っ越し業などを手がける都内の統一教会系企業に勤めていたことも把握されていました」(警察庁関係者)

 田中氏に関して重要なのは、ある統一教会幹部との関係だ。その捜査資料に大要、こう記されている。

〈田中は1998年5月、澤田拓也が統一教会の街宣を行うために世田谷警察署に申請を提出したときの運転手である〉

 この「澤田拓也」とは、安倍元総理が殺害された直後の7月11日、都内のホテルで統一教会が会見を開いた際、壇上の田中富広会長の隣に座っていた澤田拓也総務局長のことだ。田中氏は統一教会の大幹部の運転手を務めるほどの人物だったのだ。

 澤田氏は1961年生まれ。早稲田大学政経学部に在学中に入信し、08年から教団本部渉外部長として広報を担当していた。ジャーナリストの鈴木エイト氏が解説する。

「かつては教団の関連団体で学生組織の原理研究会(CARP)本部に所属したこともあり、若手信者を束ねてきました。着実にステップアップし、いまは教団ナンバー4の立場にあるといえるのではないでしょうか」

 さらに付言すると、

「澤田氏は山際大臣の選挙区の高津区にある教会の教会長を務めた経験があり、高津区内に居住していたこともありました」(先の警察庁関係者)

「答えられないんで」  現在は都内に住む澤田氏に山際大臣の選挙を手伝っていたのか、聞こうとするも、

「あー、ちょっと答えられないんで。(取材は)やめてください」

 この点、統一教会の広報部は、

「山際大臣との関係はございません」

 一方の山際事務所はこう回答した。

「(田中氏は)駅周辺でボランティア活動をされていた際に知り合うこととなり、その後、政党のビラ配り等のお手伝いをしていただいたことがあります。すでに選挙区外にお引っ越しされたため、現在、なにかお手伝いをしていただくことはありません。(澤田氏は)存じ上げません」

 しかし、山際大臣には別の“幹部”との付き合いもあった。統一教会の関連団体である世界平和連合神奈川県連合会の事務局長だ。

「国際勝共連合の神奈川県本部の代表という肩書も持っていました。彼は川崎市議会で18年に可決した『家庭教育支援法の制定を求める意見書』を市議らに持ち込んできた人物で、夫婦別姓反対など、別の政治テーマについても積極的にロビー活動を行っていました。彼が山際さんとやり取りのある人物だったのです」(地元市議)

「空き家で気味が悪い」  また、カネにまつわる疑惑も燻っている。

 本誌はかねて、山際大臣が代表を務める政党支部と地元事務所が入居するマンションについての問題を報じてきた。先の私設秘書が代表を務め、山際大臣が全株を持つ21世紀株式会社がこのマンションを所有しており、相場を大きく超える月々44万円の家賃がこの会社、ひいては秘書と山際大臣に長年にわたり振り込まれてきたのだ。その原資は税金である。

 かたや、選挙区内の川崎市宮前区に建つ山際大臣の自宅にも別の問題が。

 約45坪の土地に建つ2階建てのその自宅は17年末に新築された。しかし、山際大臣は一度もここに住むことはなく、いまはなぜか、先の疑惑の会社「21世紀株式会社」の表札が掲げられている。

 近隣住民によれば、

「当初は山際さんが住むという話だったのに、ずっと空き家で気味が悪いんです。おかしいのは、自宅ができた後、川崎信用金庫が土地と建物を担保に計1億4580万円の抵当権を設定していることです。そんな巨額のお金を融資してもらえることなんてあるのでしょうか……」

不可解な融資  登記簿を確認すると3回に分け、山際大臣本人にその額が融資されていることが分かる。

「自宅を購入する際には川崎信用金庫から住宅ローンで借り入れており、資産公開資料にその旨を記載しています」(山際事務所)

 不動産鑑定士によれば、

「このくらいの坪数では一般的に自宅の建築費は4千万円にも届かないと思います。ただ、山際さんの場合は建物部分だけで7千万円も借り入れていることになっています」

 先の住民が困惑して、

「山際さんの自宅は2階建てなんですけども、実質的には4階建てくらいの巨大な一軒家なんです。この辺りは地域の協定で景観を壊さぬよう、2階建て住宅が推奨されているのですが、山際さんはそれを一切無視して、大きな家を建ててしまった。近所はみな迷惑していますよ」

 景観を破壊する豪華な自宅を建てるため、巨額の融資を川崎信用金庫から引き出したというわけなのだ。

山際大臣の「錬金術」  この自宅を建てた後、財を築いたのか山際大臣は急速に資産を増やしていく。過去の資産等報告書によれば、18年初頭に投資信託などの金銭信託が約1300万円だったのが、今年の2月には約4千万円にまで膨らんでいる。

 またこの間、ボーイング株など、海外の株式を多く買い増してもいるのである。

 自身の会社への“過剰家賃”だけではなかった大臣の「錬金術」。選挙スタッフをタダ働きしてくれる統一教会信者に任せ、節約と蓄財に励んだ果てにつかんだ大臣の座であった。まさに教会が生んだ大臣であり、カルト教団にとっても大願成就だったに違いない。

 だが、いまや野党の「標的」となり、支持率を落とす政権のお荷物に。しかも、冒頭の安住氏の発言の通り、野党は今国会で山際大臣と徹底的に戦う構えだ。

 野党幹部が言う。

「今国会では10増10減や補正予算案のほか、感染症法改正が控えています。この改正は新型コロナウイルス流行の反省を踏まえ、自治体が医療機関に対し病床確保の協定を結べるようにするもので、第8波に備えるための重要な改正です」

 山際大臣が居座れば、重要法案の審議がストップすることは避けられない。

「資料破棄は200%ウソ」  政治アナリストの伊藤惇夫氏が指摘する。

「山際さんのおかげで国会審議に影響が出る可能性があります。物価高の問題などしっかり議論しなければいけないことがありますし、増額される防衛費の問題も浮上してくる。この問題で責め立てられると、岸田政権にはボディーブローのように効いてくるでしょう」

 呆れるのは山際大臣の対応だと続ける。

「“資料を1年で整理している”“報道を見る限りそうかもしれません”といった答え方で国民が納得すると本当に思っているのでしょうか。国民をなめ切っているとしか思えません」

 資料の保管方法について、大臣の元秘書がこうささやく。

「1年ごとに資料を破棄しているなんて200%ウソですよ。私が在籍しているときはしっかり保管していたし、そのための倉庫のようなものも地元に借りていましたよ」

 統一教会が霊感商法などの過去の醜聞を隠すために改称したのと同様、山際大臣も臭いものには蓋で、徹底的に保身を図る。

 政権を支える大臣として、名誉は傷つくばかり。臨時国会で木っ端みじんに打ち砕かれる前に、世のため人のため、ぜひとも内閣からの「撤退」をお勧めしたい。

「週刊新潮」2022年10月13日号 掲載

新潮社

alt*****

私は、メディアも大概だと考える。

私が報道で初めて知り驚き混乱した情報に

「岸信介首相(安倍氏の祖父で麻生氏と遠戚)の私邸が反社・反日の統一教会本部のすぐ傍にあり昵懇で、当該団体の政治団体設立にも尽力した」というものがある。

この件をメディアは初めて知ったふうに伝えていた。

これを知り私は混乱した。

その後、この件を調べると

実は、このことは私たち庶民が知らされてなかっただけで

その筋のメディアの業界人(精通する方、ある意味幹部クラス)には有名なことだったのを知り二重のショックを受けた。

メディアが真剣にこの手の問題に取り組む意図があったなら

こういう情報も何十年も前に庶民に共有し落ち着いた議論ができたのではないか?

意図隠しの誘導は玉川氏が口を滑らせたが

俯瞰するとメディアは第四権力者として被害を真剣に訴える方を駒みたいに使ってるように錯覚することがあるのだが。

gif*****

統一教会と自民党の思う壺。
返す返す安倍晋三が統一教会と家族ぐるみで付き合いがあったとなると、統一教会からしたら、一番の理解者が長きにわたり総理大臣だったと言うことになる。
この国を本当に考えなければいけない。今更、左右なんてどうでもいい。
日本が、上に行けるか下がるかです。
上に行くには、今の政治家たちでは無理だと言うことも、みんな薄々気づいているのに。


日本のメディアは思ったよりも信用できないと思っているからそれほど驚きはしない。テレビの情報とかも視聴者をコントロールしているかもしれない、イメージをふりまいて視聴者がイメージを本当だと思うように情報操作をしているかもしれないと思うと、個人的にチェックする事は大変なので、昔のようにテレビを信用しなくなった。

ミヤネ屋10.11放送では旧統一教会問題を扱わず…「圧力か?」とネットざわつく 10/11/22(日刊ゲンダイDIGITAL)

《統一教会をやらないミヤネ屋なんて・・・》 

 11日放送の読売テレビの「情報ライブ ミヤネ屋」で、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の問題を扱わなかったことから、待機していた視聴者らがざわついている。

テレビ東京の人気番組「世界ナゼそこに?日本人」に旧統一教会信者が多数出演か

 番組表には『緊迫ウクライナ首都で爆発▽英国王室の女性たち「バトルと確執」真相▽気温差は?最新天気』と記載されており、珍しく“予告”はなかったものの、連日、旧統一教会問題を取り上げていた同番組に期待していたファンはガッカリした様子だ。

《10月11日 #ミヤネ屋 今日は統一教会問題をしない…昨日の小川さゆりさん(仮)の記者会見で終わらないでほしい》

《今日は統一教会関連はやらないのか。上に何か圧かかったのか?って疑ってしまう。 #ミヤネ屋》

《#ミヤネ屋 は統一教会のことやるから見てたけど、今日はどうでも良いことだからパス》

《今日は外国の事だけ?統一教会はやらないの?思う(壷の絵文字)になりそう メディアが取り上げ続けないとまた暗躍します #統一教会 #自民党 #ミヤネ屋》

《統一教会「しめしめ」 #ミヤネ屋》

《国葬儀が終わって統一教会報道も終わった感じ?・・・(ーдー) #ミヤネ屋 #ゴゴスマ》

 などと、同時間帯の情報番組「ゴゴスマ~GO GO!Smile!~」(TBS系)も含めて、トーンダウンしつつある情報番組を嘆く声が相次いでいる。

 旧統一教会との接点について、なんと自民党の富山県連が、「県連として調査しない」方針を決定してしまった。10日、富山県選出の国会議員や県議を集めた会議が開かれ、県連会長の野上浩太郎参院議員(安倍派)が、旧統一教会と県内議員との関わりについて調査しない方針を決めたという。しかし、わざわざ「調査しない」と決定するのは異様なことだ。

まあ、自民党の富山県連は正直なのか、それとも、横暴のどちらかだと思う。関わりを持っているのに関りがないと嘘を付くぐらいなら、調査しないと決定した方が良いと考えたのか?それとも、嘘を付いたことがバレれば印象は悪いし、追及されるから、最初から調査せずに無視すると考えているのだろうか?
少なくとも自民党の富山県連は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と関係があると考えて間違いないだろう。そうでなければ、疑われる判断を選択する理由がない。

自民富山県連「旧統一教会との接点調査せず」方針決定の異様…ズブズブすぎて見ないふり? 10/11/22(朝日新聞)

 関係が深すぎてフタをするしかない、ということなのか。

 旧統一教会との接点について、なんと自民党の富山県連が、「県連として調査しない」方針を決定してしまった。10日、富山県選出の国会議員や県議を集めた会議が開かれ、県連会長の野上浩太郎参院議員(安倍派)が、旧統一教会と県内議員との関わりについて調査しない方針を決めたという。しかし、わざわざ「調査しない」と決定するのは異様なことだ。

細田衆院議長は何サマ? 教団との接点追加説明も「ないない」尽くし「紙」対応のア然

 富山県連は、相当数の議員が旧統一教会に汚染されているため、調査したら大混乱となり、有権者の支持を失うと恐れて、調査しないと決定した可能性がある。

 富山政界では、県知事や富山市長、高岡市長が教団や関連団体と接点を持っていたことが発覚している。また、15市町村すべてが教団の関連団体が主催するイベントの後援をしていた。

 もちろん、旧統一教会と深い関係なのは富山県だけではない。全国34の地方議会が、旧統一教会が推し進めている「家庭教育支援法」の制定を求める意見書を可決している。

 岸田首相は「地方議員にも関係を持たない方針を徹底してもらう」と表明しているが、地方には1万人を超える自民系議員がいる。調査したら収拾がつかなくなるのではないか。

「統一教会は、国会議員よりも地方議員に深く食い込んでいるとみられています。当選ラインが数万、数千票の地方議員にとって手弁当で選挙運動をしてくれる統一教会はありがたい存在ですからね。でも、来年、統一地方選があるだけに、恐らく多くの自民党県連が富山県連と同じように“統一教会との接点は調査しない”となるはずです」(政界関係者)

 しかし、教団との関係を隠蔽するのは逆効果になるのではないか。政治ジャーナリストの角谷浩一氏が言う。

「自民県連が隠そうとしても、メディアに報じられる可能性があります。政務活動費の不正で分かったことは、自民党は地方議員にまで腐敗堕落が広がっていることです。いずれ、旧統一教会との癒着も暴かれることになるのではないか」

 50年以上続いてきた旧統一教会と自民党のつながりは闇が深い。

 ――教団との今後の関係は。

 私が付き合っていた範囲では、問題のあるカルト集団と感じたことはなく、(霊感商法などの)問題は過去の話だと思っていた。

上記のコメントが事実であるのなら世界平和統一家庭連合(旧統一教会)は表と裏の顔を使い分けている可能性があると思う。この点についてどうのように思うのだろうか?表と裏の顔があるのが事実であるのか確認する必要があると思うのか?「家庭教育の推進」が本物なら、なぜ信者の家族の一部が崩壊しているのか?なぜ山上容疑者の家族があのような状態になったと思うのか?山上容疑者の家族の崩壊について疑問を持ったことがあるのか?
自民党の小松良行・福島市議の「議員は宗教や思想信条にかかわらず、分け隔て無く市民と付き合うべきだという思いも持っている。」について事実を調べようとするつもりはあるのだろうか?このコメントは組織とは関係を持たないが、今後も信者達とは関係を持つと聞こえる。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と信者達が一体として動いていれば、関係は切る事は出来ないと思う。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。
pes*****

この証言から分かることは、旧統一教会サイドは選挙応援などを通じて議員と親しくなると普通に正体も明かすし、なんなら教義のレクチャーまでして、信者にならないかとストレートに勧誘までするということですよね。恐らく、現役の国会議員でもすでに信者だという方もいるのでは?井上氏のような例もあるわけだし。 もちろん信教の自由という観点から見れば旧統一教会に入信しようが勝手なのかもしれないけれど、問題は旧統一教会が非常に政治的な目的意識を持った団体で、政治的な影響力を及ぼす目的で議員を入信させている点。完全に政教分離に反している。しかも、日本人だけを罪深い存在として狙い撃ちして高額献金させている、他国に本部のある外国人が教祖の新興宗教である点もヤバすぎる。

kou****

第一世代教祖の家庭はまったく平和じゃない「お家騒動」状態だけど、そこは勧誘信者も同調者も無視。
それくらいなら、信念が合致する範囲で、自分と一緒に、宗教色がない政治団体をつくりましょう、脱会して支援団体メンバーになってください、と踏み込めばよかったのに。そういう「草の根」は自分ではしないまま、所詮は組織票が欲しかった。そこを、日本の政治慣習とかいう感覚で、まったく客観視できてなかったものと思う。
つぎの選挙でも、組織との付き合いはないですが昔からの支持者のボランティアとそのお友達です、って言うと思う。
それでも地方の市町村だからね。もともと顔見知りのコネ頼り票の比率が高い。逆に、統一教会と接点があった、という理由で否定されることは難しいだろうな。
mk*****

言ってることは家庭が大事とか反共とか共感を得る部分があるみたいですが、入信したらとんでもないことになるということが明らかになりましたよね。恋愛禁止して教会内で結婚しないといけないとか、もはや信仰の自由ではなく、信仰の強制ですよね。崩壊してる家庭が1つや2つではないようですよね。言ってることとやってることの辻褄があってない!放置しても新興宗教はこれから廃れていくようにも思うけど、やはり献金問題は早急に対策をするべきだと思います。

教団側に「突き動かされた」 意見書起草した自民市議がいま思うこと 10/10/22(朝日新聞)

 宗教法人「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」と地方議員は、どのように関わってきたのか。教団側の理念や「家庭教育の推進」「同性婚反対」といった主張に共感し、教団と付き合ってきたという自民党の小松良行・福島市議(60)=4期=がインタビューに応じた。

【写真】旧統一教会の友好団体からもらった「平和大使任命状」

 ――最初の接点は。

 2007年に市議になる前、福島県PTA連合会長を務めた。その時に(教団の友好団体の)世界平和女性連合に所属する女性と知り合った。市議当選後、「市政報告をしてほしい」「ディスカッションしませんか」と連絡があり、女性連合の集まりに顔を出すようになった。

 当初は「平和活動をしているんだな」といった程度の認識だった。ある時、女性から(教団の)教会が福島市にあると知らされた。「昔は統一教会だったが、今は問題ないので安心して」と言われた。教団主催のイベントに行くようになり、「家庭を大事にする」といった理念や(反共産主義を掲げる)「勝共(しょうきょう)」運動に共感し、教団メンバーと良き友として付き合うようになった。

 ――選挙での関わりは。

 19年6月の市議選で(教団の友好団体の)世界平和連合から推薦状をもらった。教団側から「お手伝いすることはないか」と聞かれ、ウグイス嬢(車上運動員)1人を派遣してもらった。教団メンバーが「勝手連」で選挙カーの後続車に乗り、盛り上げてくれた。

 ――信者になるよう誘われたことはあったのか。

 19年ごろ、当時の福島市の教会幹部から「教会員になりませんか」と声をかけられた。その前段として、男性講師から3時間ほどマンツーマンで教団の歴史や理念を説明された。教団の理念には共感していたが、私は仏教徒でもあるので「遠慮します」と断った。

 「関連団体が出す刊行物を購読しないか」と言われ、世界日報を購読するようになった。市議会で共産議員と議論する際の理論武装の参考になる。

 ――教団側と政策で歩調を合わせたことはあるか。

 教団の講師と話した時、「家庭教育支援」や「青少年健全育成」の話題を出された。自民党が法案成立を目指している政策だ。県PTA連合会長を務めていたころから、教育学者の高橋史朗氏が唱える「親学」に傾倒し、家庭教育支援の必要性は認識していた。私は認定こども園の運営法人理事長という立場であり、保育系の団体でも、家庭教育支援は話題になっていた。

 教団側からも言われて、自分としては突き動かされるものがあった。家庭教育支援法の制定を求める意見書を起草し、(19年9月の)市議会で所属会派から提出し可決させた。

 後日、(教団の友好団体の)「天宙平和連合」から「平和大使任命状」を受け取った。(20年7月の)福島県平和大使協議会の設立総会であった記念講演では、福島市の意見書可決が取り上げられた。平和大使の任命は意見書の件が評価されたからだと思う。

 私は彼らの洗脳を受けて動いているわけではない。政治に対する考え方や教義が合致しただけだ。

 ――同性婚や夫婦別姓などの政策について話題に出たか。

 家庭の概念が揺らぐ大きな問題だ。推進の動きに対する危機感は、教団側と共有していた。教団側から市議会の動きを尋ねられ、状況を説明したこともある。特に同性婚関係は、全国的に同性パートナーシップ制度の導入が進んでおり、話題になることが多かった。

 ――教団との今後の関係は。

 私が付き合っていた範囲では、問題のあるカルト集団と感じたことはなく、(霊感商法などの)問題は過去の話だと思っていた。

 今後は、教団とは関係を持たないという党の方針に沿った行動を原則としたい。一方で、議員は宗教や思想信条にかかわらず、分け隔て無く市民と付き合うべきだという思いも持っている。

岸田内閣支持率続落35%、不支持率48% 10/09/22(共同通信)

 共同通信社が8、9両日に実施した全国電話世論調査で、岸田内閣の支持率は35.0%だった。13.9ポイント急落した前回9月からさらに5.2ポイントの続落。今回、支持しないと答えたのは48.3%だった。

旧統一教会、自民の対応不十分83% 10/09/22(共同通信)

 共同通信社の全国電話世論調査によると、自民党が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と党所属議員の関係を公表した調査を巡り、自民党の対応が十分ではないと思うとの回答は83.2%だった。

山際経済再生相「閣僚辞任するべき」62% 10/09/22(共同通信)

 共同通信社の全国電話世論調査によると、旧統一教会側との関係が次々と判明した山際大志郎経済再生担当相が一連の問題の責任を取り閣僚を辞任するべきだとの回答は62.7%だった。

安倍元首相の国葬「評価せず」61% 10/09/22(共同通信)

 共同通信社の全国電話世論調査によると、安倍晋三元首相の国葬を「評価しない」「どちらかといえば評価しない」が計61.9%で、「評価する」「どちらかといえば評価する」の計36.9%を上回った。

元施設長「老人ホームに女性入居」装い、生活保護費を不正受給…ネットカフェで女性発見 10/09/22(読売新聞)

 女性が老人ホームに入居しているように装い、生活保護費を不正に受給したとして、埼玉県警川口署は8日、元老人ホーム施設長で住所不定の男(61)を詐欺容疑で逮捕した。

 発表によると、男は5月2日~9月5日、施設長を務めていた川口市の有料老人ホーム「サニーライフ川口赤井台」に入居を希望していた女性(81)が入居しているかのように装い、川口市役所で5回にわたって生活保護の住宅扶助費計28万6200円をだまし取った疑い。調べに対し、「受給したお金は女性のために使った。だまし取ったつもりはない」と話しているという。

 今月4日、「生活保護費を受給している女性と連絡が取れない」と市から署に相談があった。署員が捜したところ、JR大宮駅(さいたま市大宮区)付近のネットカフェで女性を発見し、男も付近にいた。女性は宿泊施設などを転々としていたとみられる。

 ホームを運営する川島コーポレーション(千葉県)によると、男は別の施設長として働いていたが、9月20日から無断欠勤が続き、今月7日付で懲戒解雇にした。同社は「元職員が在籍中の詐欺行為で逮捕され、大変遺憾に思う」とコメントした。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

momotarousamurai

昨日の小川さゆりさんの記者会見、とても立派だった。
夫君のサポートもよかった。
たくさんの人々に感動と勇気を与えた。
もしかしたしたら、流れを変える重要な転機となるのではないかと思う。
狡猾な教団が、なぜあのようなミスをしたのか不思議だ。

我が子を守るはずの親が、教団とグルになって小川さんは精神障害がある、嘘つきだと記者会見の中止を要求する。
これが「家庭」を大切にするという統一協会の実態。
しかも、自民党が持ちつ持たれつの協力関係であった。 闇は深い。

この会見の影響は大きい。
教団は墓穴を掘った。

t*****

どこが「平和」「家庭」連合なんだろう。
親が、お腹を痛めて産んだ我が子より宗教の言うことを聞きそれを守るために我が子を苦しめるこの状況。
我が子を守れない人間が平和な家庭も世界も作れるわけがない。
NHKの番組で、教義を理解させるために我が子に鞭打ってた親がいたこともわかった。
この一部分だけ見ても、宗教団体がどういう団体であるか見極めることができる。
私たちは、心が弱っていたとしても、見極める力をつけないと、大切な家族や友人を失うことになる。

nao*****

>bea 本当にその通りです。

実際問題、カルト信者をぱっと見ても分かる訳無いんですよ。

児童相談員の中にカルト信者がいるとした場合、今回のケースは黙認されてきた可能性は大だと思いますし、警察の相談員が信者の場合、教団に不都合な相談内容を上に上げず握り潰す事も、店の店員が嫌がらせの為に特定の個人を要注意人物として監視カメラに登録する事も可能なんです。

教団の為になるから、教団の上層部が言っているからと言う理由で私たちの常識を遥かに超えた行動をとれるのが信者ですから。

思ってるよりも本当に深刻な問題なんですよ。

何より今回の様な事が起こっても、旧統一以外のカルト信者は、自分達がカルト信者だと自認出来てない可能性が一番の問題ですけどね。

ken*****

彼女の記者会見内容でもわかるように旧統一教会は極々一般的な家庭をターゲットにくいものにしている庶民感情からして絶対に許せるもではない。。さきの安倍元首相の殺害犯人もなにもなければ平凡な家庭の子供として生活していたはずであり、殺人犯でありながら批判の声はそう上がらず、むしろ旧統一教会への批判が大きかったようにおぼえている。つまり庶民感覚では安倍元首相の殺害要因は旧統一教会であり、旧統一教会憎しという構図になっているのであるとおもわれる。この平凡な一般人の感情を気が付かない自民党は個人の説明責任で済まそうと大きな間違いをしている。これが岸田内閣支持率低下の最大要因となっているということが気づかないのである。一方野党はどうかと言うと攻めてはいるもののやはり庶民感情、国民感情を上手く利用していないようにみえる。与野党どちらかがの庶民感覚国民感情に早く気付き行動を起せば良い結果になると

********

表と裏が色々な所で垣間見えて、教団側もあの手・この手を
出してきていますが、政治家の方々はこれでも本腰を入れる気にはならないのでしょうか?統一教会という団体に容赦なくメス入れが出来る政治家がいたら その方は称賛されるでしょう。
2世信者の方々は、ネグレクトと同じ状態の方が多いと本当に感じます。
この方達をきちんと救える方法を自民党の方々が有言実行したら
支持率はまちがえなく上がるでしょう。


女性自衛隊員に対するセクハラ行為は、不起訴になったが、ニュースで取り上げられ注目を受けた。結局、周りが口裏を合わせをしていた事を判明し、自衛隊が謝罪。
組織的に口裏合わせは、宗教団体だと信者同士で口裏合わせはあると思う。警察はこの事を理解しているのかな?

「精神に異常をきたして嘘を」統一教会が元2世信者女性の会見を妨害…それでも会見を続ける勇姿に「細田も見習え」と怒りの声 10/08/22(SmartFLASH)

 統一教会の“2世”として、YouTubeなどで発信を行っている小川さゆりさん(仮名)。

【写真あり】『週刊文春』によるセクハラ報道をうけ、記者団の質問をさえぎる細田氏

 両親が統一教会の合同結婚式で出会い、そこから生まれた2世信者である小川さんは、熱心な信者である両親からの教育、そして教義への疑問から一時期乖離性同一障害やパニック障害などを発症し、6年前に教会を脱会して両親から離れて暮らしている。

 現在は国会のヒアリングに参加している小川さんが、10月7日、外国人記者に向けて会見を開いた。

 両親が献金を繰り返したことで非常に貧しい環境で育ち、いじめをうけていたこと、恋愛を禁止されていたこと、好きなアイドルや音楽を取り上げられたことなどを、涙ながらに伝えた。

 会見の開始から50分ほどが経過したところで、事件は起こった。

 小川さんの夫が交代して語ったところによると、会見の只中に、統一教会からメッセージが届いたという。

 会見の即時中止を求めたそのメッセージは、小川さんが精神に異常をきたしており、安倍元首相の銃撃事件以降その症状が悪化していることから、小川さんは多くの嘘を言ってしまう状態にあるとした。驚くべきことに、そのメッセージには小川さんの両親の署名が付されていたという。

 これを受け、焦燥した小川さんは涙を見せる場面も。

 しかし、会見を中止することはなく、気丈に記者団との質疑応答にも応じた。

 涙ながらの会見に、ネット上では小川さんを応援する声が多数寄せられた。

 中には、同日に細田博之衆院議長が行った、統一教会との関係を非公開での“説明”と比較する声も──。

《小川さゆりさんの会見聞いたあと、説明もしないこのジジイがとてつもなく卑怯に思える》

《元2世信者の小川さんの会見で統一教会の圧力によって人ひとりの人生が脅かされていることが可視化されている時に、説明しない細田に心からの怒りを感じる》

《細田は会見もしない秘密の説明会、小川さゆりさん(元2世信者)の会見には、統一教会から妨害が入ると。何だこの国は》

 傷ついた女性の一握りの勇気さえ踏みにじる自民党の対応に、国民は怒りを抱いている。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

fall

「彼女が言っているように精神に異常をきたしており、安倍元首相の銃撃事件以降、この症状がひどくなってしまい、多くの嘘を言うようになってしまっている」

彼女に対してこんなFAXをする旧統一教会は、完全に異常な組織だ。特派員協会に、こんな誹謗中傷、差別発言を送りつければ、海外に配信されて逆効果だってことも分からないのか。深く癒着した日本の与党(自民党)のことだって海外に流れるから、日本の信用はガタ落ち。逆に考えれば、自民党に圧力をかける意図があったのかもしれない。

明らかに酷い行為をする旧統一教会は、今後破れかぶれになるかもしれないから、一般人や子ども達も気を付けたほうがいい。何をするか分からない反日カルト宗教。深く癒着した自民党は、政権与党として早く政治的に決着を付けないと、日本でとんでもない事件が起こるかもしれない。自民党支持者の方々は、自民党に早く決着を付けろ、と突き上げて頂きたい。

ohs****

この会見がテレビに取り上げてられないのが腑に落ちない。何か力が働いてるのか? 政府は最後の一言、解散させて下さい を 重く受け止めて欲しい。聞く力から行動する力を見せて欲しい。

nin*****

YouTubeに動画あるけどすごいよこれ。
有名海外メディアがずらっと揃った記者会見の場にリアルタイムで脅迫状が届くんだぜ。
被害者女性は気の毒だし不謹慎だとは思うけど、あまりにあんまりすぎてちょっと笑ってしまったわ。
オウム騒動をリアタイで見てた世代だけど、オウムですらここまでではなかったよ。上祐とかもっと見え方を考えて動いてた。
権力者がバックに付いてるとここまで強気になれるんだな。

fuj*****

テレビや大手のネットニュースではほとんど取り上げられないのは統一教会との関係を忖度しているのかとおもわれるほど異常

海坊主

統一教会の会見はテレビで放送されるが、元2世信者の会見は なぜテレビで放送されないのか???そこが不思議だ。


日本のメディアは信用できない一例だろう。日本のメディアは公平なのか?違うと個人的には思う。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の対応を見る限り、宗教団体なのは間違いないけど、良い宗教団体とは思えない。彼女の会見を見て国民がどう思うのか心配なような事をやってきたと認識しているから、会見の中止を求めたように思えた。会見を見た他の人達はどう思っているのだろうか?

旧統一教会、元2世信者の会見中止要求 特派員協会にファクス 10/07/22(毎日新聞)

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が、日本外国特派員協会(東京)で7日にあった元2世信者の女性の記者会見について、事前に会見の中止を求めるファクスを協会に送っていたことが判明した。女性は会見中に要求の内容を伝えられたが「見てくれた方は分かってくれる」と話し、会見を続けた。

【写真】そこが「こども110番の家」…?旧統一教会

 会見を開いたのは、小川さゆりさん(活動名)。両親が旧統一教会の現役信者で、多額の献金による家計圧迫や宗教行為への強制参加といった2世の苦悩について実情を訴え続けている。

 協会や会見内容によると、ファクスは7日の午前と午後に計2通受信した。1通目は英語で書かれ、小川さんの両親の署名があった。2通目は日本語で、教団の顧問弁護士名だった。内容はいずれも「(小川さんは)精神に異常があり、真実に基づかない話をする恐れがあるので、会見を中止するように」という趣旨だった。

 協会は会見中にファクスの受信に気付き、小川さんに伝えた。協会は小川さんと協議したうえで、会見を続行した。小川さんは「両親からお金を要求されることなどが続いて、病んだことはあったが、すでに治った。自分と(教団の)どちらが悪なのか、これを見てくださっている多くの方は分かってくれていると信じている」と涙を浮かべながら語った。

 旧統一教会は毎日新聞の取材に「(小川さんの)両親と顧問弁護士が6日に送ったもので、教団としては事前に把握していなかったが、教団が送ったものと考えてもらっても構わない」(広報部)と説明した。特派員協会は「(今回の)会見への反論など主張があれば、教団側にも会見場を提供する」としている。

 ◇「組織で圧力、とんでもない話」

 全国霊感商法対策弁護士連絡会の川井康雄弁護士は「都合の悪い証言は封じたいという焦りの表れだろうが、組織の力で圧力をかけるとはとんでもない話」と話している。【春増翔太】

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題は最終的にどのようになるのだろうか?

旧統一協会問題 元2世信者が会見(2022年10月7日)(YOUTUBE)

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

fall

与党の自民党と公明党の議員、関係者の皆さん。この会見内容を受け止め、真面目に対策を講じて下さい。また、深く旧統一教会と癒着した議員は、己の浅はかな行動を反省し、確実に対策を行って下さい。 仮に旧統一教会に解散命令を突き付ければ、自民党議員が反撃を食らう可能性がありますが、自分でまいた種です。国民と旧統一教会のどちらが大切なのか?当然、国民こそ大切なのだから、返り血を浴びても国民を救うのが当たり前でしょう。 裁判で既に判決事例はあるのだから、文化庁が申し出れば、裁判所が最終判断を行います。仮に旧統一教会に解散命令が出ても、宗教としての活動はできますし、信者さんの信教の自由も保障されます。そして、優遇措置はなくなり旧統一教会側に納税義務が発生しますが、甚大な被害を出しているのだから、優遇措置の継続は考えられません。 今後、特に与党の自民党議員がどう対応するか、国民が監視する必要のある事案です。

ais*****

皆知っているはずだ、この問題はどれだけ大きくしようが何も変わらないと。 金も人手も沢山必要な選挙を無料で手伝ってくれ、パーティー券も買ってくれる宗教団体。 そんな団体を政治家が無視出来るはずもない。 宗教団体内でちょっとコメント動画出せば、引き続き選挙手伝ってくれる。 そういう金も人手も(もちろん票も)欲しいから、そうかの公明党と手を組んでるのが自民党。

皆知ってるはずだ。 自民党を支持する限りこの問題は永遠に続く。 統一教会との関係が終わっても新たな宗教団体が出るだけだ。

それでもあなたは自民党を支持してますよね?

kiz*****

そんな装置を税金使って付けるより、運転手が到着して降りた後車内を後ろまで歩いて確認すればいいだけ。たかだか1分も掛からないでしょう。この作業を義務化すればいい。 観光バス、路線バスとか、電車も車庫に回送される時などは普通に見回ってます。

cmi*****

自民党だけが関わってるわけじゃなく、野党だってポロポロと関係者出てきている。自民党支持だから続くというわけじゃない。 そもそも支持団体なんてどこの政党もキナ臭い団体との付き合いはある。団体の本拠地が日本国ではないこともザラにある。 自民党だけに矛先向けてるうちはそれこそ宗教と政治の問題は解決しない。 与党も野党も、しっかり問題に向き合うべである。

the*****

>教団側が会見中止を要求

外国特派員協会での会見なのだからNHKを含めてどこかのストレートニュースで報道されても不思議はないのに、どこも大して報道していないね。

こういう「表現の自由」の委縮を、マネロン西田や吉本興業のタレントたちは狙ってテレ朝に圧力をかけたのではないか?

しかし「内閣葬ではなく国葬になったから、これだけ報道された。これが国葬にした政治的意図」という表現が、なぜマネロン西田は公平ではないと言うのか?

もし「電通」一語の勘違いだけでアウトなら、失言で全自民議員を処分しているのか? 電通は五輪問題もあるから、誰か国会に呼んで電通の思いを聞けよ。

him*****

宗教を何故聖域視するのか、不思議で仕方がない。キリスト教はキリスト以前には無かった、釈迦仏教も同じこと。宗教はすべて人間が作ったもの。その昔レオ10世は宗教は金になると公言し免罪符なるものを売った。おかしいと思ったのはマルチン・ルター、彼は宗教改革を決心した。
先祖云々というが自分から見て知らない先祖は他人と同じ。何代も前の人間を先祖がどうのこうのといわれても責任など負えるはずもない。
気付けよ、儒教の国のいかがわしい人間の言うことが如何に可笑しいかを。

「多くの嘘を言うように...」旧統一教会側、元2世信者に会見中止要求 本人涙の続行「どうかこの団体を解散させて」(1/2) (2/2) 10/07/23(J-CASTニュース)

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の元信者が2022年10月7日に東京・丸の内の日本外国特派員協会で開いた記者会見に対して、教団側が会見中止を要求し、壇上で元信者が反論する場面があった。

【画像】教団側から届いた中止要求を読み上げる小川さんの夫(左)

 会見を開いたのは、旧統一教会信者の両親のもとで生まれ、後に脱会するまで教団の活動に参加していた、いわゆる元「2世信者」の小川さゆりさん(仮名)。小川さんは過去にストレスで精神疾患を患ったことを明らかにしている。教団側は、両親の署名入りのファクスを特派員協会に送り、小川さんが「多くの嘘を言うようになってしまっている」と主張して会見の中止を要求した。小川さんは、夫と出会った4年前の時点で症状は治ったとしており、両親に奪われた200万円が返金されていないことを指摘しながら、「自分とどちらが悪なのか」「私が正しいと思ってくださるなら、どうかこの団体を解散させてください」と訴えた。

■教団側主張「多くの嘘を言うようになってしまっている」

 小川さんは、「2世信者」が受けている被害の実態をアンケートの結果をもとに紹介しながら、(1)高額献金の規制(2)団体の規制・解散(3)虐待を受けている子どもを守る、といった立法措置を訴えた。さらに、教団側が政治家の権威を利用しているとして、政治家の行動基準を法律でルールとして定めて欲しいとも話した。

 会見終盤、事務方から壇上の司会者に紙が差し入れられ、中止要求が明らかになった。会見に同席していた小川さんの夫が読み上げた文面によると、

「彼女(小川さん)が言っているように精神に異常をきたしており、安倍元首相の銃撃事件以降、この症状がひどくなってしまい、多くの嘘を言うようになってしまっている」

として、会見の中止を求める内容だ。

 特派員協会の担当者によると、中止要求は日本語と英語で、ファクスで届いた。会見当日、会見が始まる前に届いたとみられるが、担当者が気付くまでに時間がかかり、会見中に内容が紹介されることになった模様だ。

 小川さんや特派員協会側は中止要求に応じず、会見を続行。司会者が「次の質問にしましょうか?」と進行を続けようとすると、小川さんは「ちょっとしゃべらせてください」。アルバイトでためた200万円を両親に奪われた経緯と、過去に患った精神疾患について説明した。

「そもそも両親は、私にお金を『必ず返すから貸して』と言って、200万円近く給料を取ってきました。渡さなかったときには、職場まで来て、そして、渡すまで職場から帰りませんでした。そしてそのお金は、張本人からは1円も返ってきていません。そういったことが積み重なって、私は精神を病みました。断定はされていませんが、解離性同一性障害、自分の人格がおかしくなってしまう、そういう病気でした」

「自分たちの主張だけを続けている人たちと、自分とどちらが悪なのか」  その後の病状について、涙を拭いながら

「何度も救急車で運ばれたり、入院も、もう一度しました。両親も面会に来ました。その時も、お金を1円も出してくれませんでした」

とも話した。ただ、4年前に出会った夫は「どんなに症状が出たりしても、私を見捨てずに、信じてくれました」。現時点の状況について「そういった心の症状について、人格がおかしくなる症状については、もう4年前の時点で治っています。なので、現在私は正常です」と説明した。その上で、会見を見ている記者や視聴者に団体の解散を訴えた。

「お金を返しもしないで『自分たちが正しい』という、自分たちの主張だけを続けている人たちと、自分とどちらが悪なのか。これを見てくださっている多くの方は、分かってくれていると私は信じています。私が正しいと思ってくださるなら、どうかこの団体を解散させてください」

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

cmc*****

否定的な意見があるのは何だろう?子供を育ててない世代かな? 正直、この件が起きて、通わせてる幼稚園から「うちはしっかり確認するから大丈夫!」とか言われても何の確証もないし信用ならない。 再発しようがないことを論理的に検討/説明してほしく、そのためには結局人はミスをするので、ハード・システムを導入するのは再発防止策を検討する上で基本中の基本。


org*****

そういうハードウェアに頼るのはどうかなと思う。人間と同じようにハードウェアも完璧とは言えない。そもそもが今回の事故はもっと違うレベルで起こったことだと思う。何人載せたから何人降りなきゃいけない、ってそれを徹底すればいいだけ。やり方の問題。単純に園児を載せるときにカウンターで数え、降りるときもカウンターで数え、それが合っていなかったら社内を調べればよい。(合っていても確認は必要だが)


kiz*****1時間前 非表示・報告 そんな装置を税金使って付けるより、運転手が到着して降りた後車内を後ろまで歩いて確認すればいいだけ。たかだか1分も掛からないでしょう。この作業を義務化すればいい。 観光バス、路線バスとか、電車も車庫に回送される時などは普通に見回ってます。


「通わせてる幼稚園から『うちはしっかり確認するから大丈夫!』とか言われても何の確証もないし信用ならない。」についてはそうであるが、信用できない事はこの世の中たくさんある。警察や公務員達を個人的には信用していない。警察だから信用できると言われても、何の確証はない。政治達を信用できるのか、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に関する与党(自民党)の議員達や野党の議員達の発言やコメントを信用できるか?発言やコメントに関して信用できない。
人間に限らず、通園バス安全装置に関しても信用はできない。通園バス安全装置の欠陥率、施工による問題の発生率、耐久性の問題、電気を必要する以上、バッテリー問題など完全ではない。沖縄で起きた置き去りのようにクラクションを鳴らしても誰も気付かなかったと言うケースだってある。クラクションだって、バッテリーの容量が少なくなればならなくなる。通園バス安全装置があるから大丈夫と思う人達が増える可能性は高い。そして事故があれば、通園バス安全装置があるから大丈夫だとチェックしなかったと言う運転手や保育士が増えるのは間違いない。
補助が出るので、通園バス安全装置の価格が高く設定される可能性がある。支払う以上に期待できる機能はないかもしれない。取り付け費用が高く設定される可能性がある。いろいろと考えると、税金を投入した割には保護者の安心感は上がるだろうが、本当に安全なのかは別問題なので、費用対効果は低いと思う。
点呼で確認することの義務化及び罰則は必要。そして点呼を確認した記録簿と記録簿の保管の義務化は必要。もちろん、記録簿の改ざんや虚偽はあるだろう。それでも記録及び保管がなければ、覚えていないと嘘を付く人達は増えるだろうと思う。実際にいろいろな件や事件で覚えていないと言う人達はニュースを読む限り増えている。

通園バス安全装置に9割補助 対象数万台、上限20万円 10/08/22(共同通信)

 政府は7日、静岡県の女児置き去り死事件を受け、全国の幼稚園や保育所、認定こども園の通園バスに設置する安全装置に関し、費用の9割を補助する方向で検討に入った。上限は1台20万円で、対象は数万台に上る見通し。来週にも関係府省会議を開き、再発防止の緊急対策を取りまとめた上で、必要経費を2022年度第2次補正予算案に計上する。

 通園バスに園児らが置き去りとなる事案は、静岡の事件以外にも各地で起きている。運転手が車内の確認を怠るケースがほとんどだが、子どもの安全確保に万全を期すため、政府は全ての通園バスに装置の設置を義務付ける方針。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

多田文明

詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリスト

今、国をあげて宗教2世の問題に真剣に向き合おうとしています。

多くの人がその声に耳を傾けようとするなか、勇気を持って、小川さんは声を上げました。 しかし、教団は両親の言葉を通じて、彼女があげた声を、やめさせようとしてきました。 しかも、メッセージの内容には精神疾患があり、「多くのウソを言ってしまう」などという、彼女の心を傷つける内容もありました。 親からこのような言葉を、言われて傷つかない人がいるでしょうか。

それでも、気丈に振る舞い、彼女は会見を果たしました。立派だと思います。

このことを通じて、外国人の記者たちも、教団や信者である親が、2世の元信者たちに対してどのような対応をしてくるかが、よくわかったと思います。

こうした言動を今も受け続けて、メンタルが追いやられてしまう2世たちを国や社会が、どう守り、どう救うのかを真剣に取り組むべき時がきています。


********

根拠もなく証明しようもない先祖の行いを信じこませて、多額の献金をしないと救われないという教えと、同じ考え方の政治家を応援しているという。

安倍氏や細田氏、地方議員などを対象外とした、形だけの党の調査で公表された内容が氷山の一角に過ぎず、幕引きのタイミングを模索し続けている岸田氏。

安倍氏の調査も行おうともせずに調査の限界があると拒否を続けているかと思えば、今度は教団への解散請求も難しいと言って何もしようとしません。

教団からの支援でも受けているのでしょうか。

与野党を問わず国会議員がみんな襟を正して、長期間、世代を越えて2世、3世などが被害にあい、今も困窮を強いられいる方々への救済策や、再発防止策として、合法的に解散命令や損害賠償命令をだせるようにする法整備を急ぐべきと思います。


wjc*****

国民に長年に渡り、 甚大な被害を与え続けてきた韓国の教団。わかってるだけでも1200億もの被害がでていて、多額の金が韓国に送金されているという。

愛国心のある議員なら普通は国民を守るために行動するはずである。

しかし、 安倍元総理はそれをする代わりに、選挙のためか国民に被害を与えた韓国の組織とつながり、統一教会の票を党内で分配していたと自民党の重鎮が証言している。

お亡くなりになったとしても、 安倍さんの調査は 過去の行動や周りの関係者を調べることでいくらでもできるはずだ!

岸田さんの大物後援者が統一教会関連組織の重役だったと報じられているが、調査しないということはあなたにも国民は疑惑の目を向ますよ!


fqz

そうですね、安倍さんは亡くなられたとはいえ、事務所の調査や周辺の証言、信者や元信者などから話を聞くだけでもしないと。
細田さんに至っては、ご自身の立場を悪用して調査対象から外れて会見すらしないとは、会見する能力がないか、口を滑らすから党が止めているのか定かではないですが、いずれにせよ卑怯です。
岸田首相はご自身が直接統一教会との関わりがなかったのだから、正々堂々と自民党議員と向き合い「自民党をぶっ壊す!」と小泉さんぐらい言ってみたら、国民の支持は得られるのに、何もせず幕引きしようなんて無理ですよ。
まぁ「自民党をぶっ壊す」と言われた方も色々ぶっ壊したというマイナス面もありましたが、それぐらいの気概を発揮しないと岸田政権はもう何をやっても信頼されないことになるでしょう。


❊❊❊

会見中止要求のFAXに会見者側に精神疾患を理由に虚偽の說明をする可能性があると記載をする。
万が一にも精神疾患が事実だとして、なぜ元教団側が私的なことを公にするのか。
精神疾患を元教団との関わりで患ってもおかしくないほど、様々なトラブルが露見してる。
元教団に言い分があるように、被害者側にも言い分はある。
元教団側も会見を開いているのだから、被害者側が会見を開くことに異議を唱える必要はない。
どちらの言い分が事実、真実かの判断は法も交えてしっかり判断したらいいのだから、会見を開く被害者に対し元教団側がとやかく言うことはない。


xve*****

本当に卑怯な団体だと思います。
消費者センターに行ったり元信者の会見の中止を求めたり逆効果という事が何故分からないのか。自分達に非がないなら堂々とテレビなどに出てきて論戦すればいいのに。


osf*****

元信者2世の小川さんは教会から脱会し教会からしたらサタンに唆され狂った人間という認識なのでしょうか
精神疾患とやらを理由に主張の場を奪おうと画策し
小川さんの社会的信用を失墜させ発言の信憑性を奪おうと工作した
信者であろう両親の署名まで添えるなど小川さんに対してあまりに残酷で非道な仕打ちだろう
こんな団体何があっても改善などするわけがないし
こんな団体を国が宗教法人として認めている現状は断固拒絶すべきだとより一層感じました


wkj*****

会見は統一教会の問題で病気になった人が病気にされた被害と経緯を報告している場
そこに直接統一教会側からこの人は病気で嘘を言っているから即刻会見を中止しろという構図
加害した側が原因の病気を理由に、加害者側が中止を求めるこのおかしさ
今後被害救済は絶対に統一教会側を関わらせてはならないことははっきりしたと思う

これがまかり通れば被害者は無限に増える上に一生救済されないどころか被害報告すら出来ないから

リアルタイムに見てたけど本当にグロテスクだった

統一教会は絶対に規制もしくは解散させるしかない


自民党は上記のような発言と行動を取る世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と長い間、関係を持ってきた。そして世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対する発言や行動は弱みでも握られているようなに思える。信仰や宗教の自由と擁護派の人間達は言うが、元2世信者の小川さゆりさん=仮名の自由の発言はどうなるのか?日本外国特派員協会が会見の機会を与えた、又は、会見を受け入れたのだから、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が妨害行為をする権利はない。
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の元2世信者の小川さゆりさん=仮名の会見を聞いて、日本外国特派員協会が質問したりして、整合性をを評価したり、判断したりすれば良いだけの事。メディアなのだから、後で裏を取ったりするかもしれない。
自民党、文科省、そして文化庁は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)のこのようなやり方をする宗教団体をどのように考えているのか?

教団が元信者の会見中止要求 ファクスで、予定通り実施 10/07/22(共同通信)

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が、日本外国特派員協会で7日に予定されていた元2世信者の記者会見の中止を求めるファクスを協会に送っていたことが同日、協会への取材で分かった。会見は実施された。教団も送信を認めた。

 会見したのは、元2世信者の小川さゆりさん=仮名。協会などによると、ファクスは7日に届いたとみられる。英語と日本語で書かれ、精神疾患を理由に小川さんの説明が虚偽の可能性があると主張。英語版には小川さんの両親の署名が添えられていた。

 小川さんは涙ながらに「どちらが悪なのか、これを見てくださっている多くの方は分かってくださると信じています」と話した。

「献金は自由」と旧統一教会、信者「求められ借金までしたのに」…相次ぐ脱会・返金相談 (1/2) (2/2) 10/07/22(読売新聞)

 安倍晋三・元首相が銃撃されて死亡した事件は、8日で発生から3か月となる。容疑者の供述などから、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の高額献金の問題がクローズアップされ、家庭連合は5度にわたって記者会見を開き、釈明に追われてきた。背景には信者が動揺し、脱会の動きが相次いでいることがある。

「宗教2世」が声

 9月22日、東京都渋谷区の本部で開かれた記者会見。家庭連合が新設したという「教会改革推進本部」の本部長に就任した勅使河原秀行氏は「断固として改革を推進していく」と語った。

 家庭連合に注目が集まったのは、事件で逮捕された山上徹也容疑者(42)(殺人容疑で送検、鑑定留置中)の母親(70)が、家庭連合に1億円以上献金し、破産していたことが明らかになったからだ。山上容疑者は家庭連合への恨みを供述し、生い立ちが報じられると、元信者や、親の信仰で苦しむ「宗教2世」らが声を上げ始めた。

 会見は、批判が集まる過度な献金の見直しを説明するためだった。しかし、勅使河原氏は「献金はあくまで信者の自由意思」と従来の主張を展開し、記者から「過度」の定義や実効性を繰り返し問われていら立つような場面もあった。改革をアピールするにはほど遠い内容だった。

 今月4日の事件後5度目の記者会見では「月収の10分の3以上の献金は記録する」といった改革の具体案を公表。だが、金額に上限を設けることは「信者の自由意思がある」と否定した。

返金相談114件

 家庭連合によると、事件後、脱会の申し出は数十件に上り、9月22日までに対応した返金相談は114件あるという。

 家庭連合は、信者の引き留めに動いている。各地の2世向けに「SEISYUN TV」と題した動画をネットで定期的に配信。8月7日の映像では、献金について幹部が「ささげることで喜びが得られる」と語り、2世が「献金は私たちを苦しめるものではなく、喜びであり、誇り、感謝だ」と笑顔で語る場面もあった。

 両親が信者だが、活動から距離を置く関西地方の男性(20歳代)は「多くの2世が容疑者に自分の境遇を重ねており、今後どんどん離れていくのでは」と語る。関東地方の60歳代の女性は、家庭連合が一連の会見で「献金は自由だ」と繰り返すのを見て信仰心が消えた。「献金を求められて、借金までした私は何だったのか」と憤った。

 家庭連合は取材に「信者が動揺しているのは事実。改革を着実に実行して安心してもらいたい」とした。

メディア批判

 家庭連合はメディア批判も繰り返し、9月29日には民放2社と番組に出演する弁護士らに損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。

 西田公昭・立正大教授(社会心理学)は「記者会見からは被害に向き合う姿勢が見えない。今後、組織の弱体化を防ぐため、信者への引き締めを強化することが懸念される。主張している改革が本当に実行されているのか、新たな被害者が生まれていないのか、社会全体で注視していく必要がある」と指摘している。

宗教の信仰と中毒性と言うか(脱会までの困難度)を世界平和統一家庭連合(旧統一教会)、オウム真理教やその他の宗教を含めて調査するべきだと思う。信仰や宗教の自由を利用して、心理学的な洗脳を実践している宗教を洗い出すべきだと思う。同時にカルト集団や教団の法的な定義を定めるべきだ。

旧統一教会、脱会までの苦難 元信者家族が証言「なくなった現金は総額6000万円以上」 10/07/22(NEWSポストセブン)

 旧統一教会の信者が行なう高額献金は、その家族にも甚大な被害を及ぼす。信者を脱会させるのは困難を極めるが、そこに立ち向かい説得に成功する家族も存在する。

 大阪府の40代男性・Aさんの母に異変が生じたのは2005年ごろだった。

「母さんの様子がおかしい」。父からの突然の電話に家族が実家に集まり、父親の銀行口座の通帳を開く。預金残高にはゼロと記され、借り入れを示すマイナスの表示がズラリと並んでいた。

「なくなった現金は総額6000万円以上でした。母はぜいたくするタイプではなく、誰かに取られているとしか思えませんでした。慌てて実家の押し入れや棚を調べると、宗教の教典や文鮮明・韓鶴子教祖夫婦の写真、多宝塔、花瓶や宝石が次から次へと出て来た。それを見て、『母は統一教会に献金しているんだ』と、愕然としました」(Aさん)

 Aさんの父は医師で多忙な生活を送り、3人の子供は独立していた。体調がすぐれず臥せっていた母の心の間隙を突いたのが、旧統一教会だった。

「信者が先祖や家系図を持ち出し、『いずれ子供が離婚を繰り返す。家族を守りたいなら、あなたが決めるしかない』と勧誘して、家族思いで情に厚い母に献金や物品購入を迫ったと後から聞きました」(Aさん)

 家族は母を脱会させるための方策を考えたが、話し合いは行き詰まった。

「弁護士の助言で金銭の返還請求をすることにしましたが、問題は母の心をどうすべきか。母は『大変なことをした』とつぶやくもののどこか他人事で、自分の知っている母とは別人のような印象を受けました」(Aさん)

 弁護士からプロテスタント系の牧師を紹介され、まずは母をキリスト教の日曜礼拝に誘い出した。しかし旧統一教会の教えが身についた彼女の信心は揺るがなかった。

 そこで牧師が提案したのが「外部をシャットアウトしての説得」だった。マンションなどに保護して外部との接触を断ち、説得を重ねる方法である。

「体が弱い母が過酷な環境に耐えられるか不安だったし、僕らも一定期間仕事を休んで一緒に引きこもらなければいけない。それでも最終的に『それ以外にない』と決断しました」(Aさん)

 マンションの一室に母を招き、Aさんと姉の3人で引きこもった。保護説得に詳しい牧師とカウンセラーがマンションに通い、説得を始める。

「毎日、統一教会の教理を解説する『原理講論』と聖書などの真っ当な教典を照らし合わせ、教えがいかにおかしいかを懇々と説きました。当初母は『教会の信者は親切なんや』と牧師さんらを警戒していましたが、約3か月に及ぶ説得で徐々に心変わりした。

 母は静かな環境もあってか教団で教えられたことに矛盾を感じ始め、最終的には『騙されてたんや』と口にしました。母の心には統一教会の“ことあるごとにカネ”という姿勢に心が安まらず、それも糸口になったように感じました」(Aさん)

 その後、Aさんの母は旧統一教会との関係を断ち、返還請求によって献金の一部も返ってきた。Aさんが振り返る。

「そもそもは多忙な父や家を離れた僕たち子供が、体調のすぐれない母にもう少し関心を持っていればと今では思います。僕と姉は自営業で、長期間仕事から離れて説得に没頭できたのは幸運でした」

※週刊ポスト2022年10月21日号

眞子さん NY学芸員として本格始動!名門美術館職員を引き連れ“大名視察” (1/3) (2/3) (3/3) 10/07/22 (女性自身)

ニューヨークの四大美術館の1つであるニューヨーク近代美術館(以下MoMA)。この世界的に有名な近現代美術の殿堂で、小室眞子さんが目撃されたのは9月下旬のこと。

MoMAは、ピカソの『アヴィニョンの娘たち』やゴッホの『星月夜』など美術史に残る多くの作品を所蔵しており、現在は著名な写真家であるヴォルフガング・ティルマンスの回顧展も開催中で、日々、多くの観客が足を運んでいる。

しかし眞子さんの、この日の目的は、そうした超有名作品群の鑑賞ではなかったようだ。彼女は個々の作品よりも、むしろ展示スペースのレイアウトなどに目を配っていたという。

何か思いついたことや、疑問に感じたことがあるたびに、同行者らと声を潜めながらも活発に意見を交わしていたのだ。

実は眞子さんと一緒にいたのは、彼女がつながりを持っているメトロポリタン美術館(以下MET)のスタッフたちだった。

眞子さんが夫・小室圭さんと渡米してから11カ月。ついに学芸員としての仕事を本格的に始動したようだーー。

このMoMAでの目撃情報をキャッチする以前から、NYの美術関係者への取材を進めてきたが、眞子さんがほぼ同時期に複数の美術館を“視察”していることが判明した。

NY在住の日本人ジャーナリストはこう語る。

「ホイットニー美術館やブルックリン美術館にも、眞子さんは訪れていました。いずれもNYでも有数の美術館です。

この2カ所にも1人ではなく、METのスタッフたちが同行していたのです。両美術館の職員たちも、眞子さんの顔で気づいたというより、METのスタッフがチームで動いていたので印象に残っていたそうです。同行スタッフたちは、“年下に見える”眞子さんにかなり気を使っている様子だったとか」

また眞子さんが現れたのは有名美術館だけではなかった。NYの有名ギャラリーや、美術関係者の会合、または食事会などにも顔を出すようになっているという。

■美術館スタッフたちは“プリンセス・マコ”と呼んでいて

実際に眞子さんと会ったNYの美術関係者は、彼女の印象について次のように語った。

「小柄で、若々しく、礼儀正しく、笑顔が美しいチャーミングな女性という印象を受けました。日本では皇族として、どのように人々と接していらしたのか……、そんなことも考えさせられました。

ただ失礼ながら、眞子さんがNYで道を歩いていたとしても、ほとんどの人が“日本のプリンセス”とは気がつかないと思います。

世界的大富豪、超人気スポーツ選手に映画スター……、それだけNYには著名人があふれているからです」

だが、そんな“一見ふつうの”眞子さんに、世界三大美術館の1つであるMETが、常に複数のスタッフをつけ、“大名視察”をサポートしているのも事実なのだ。

その破格の待遇と理由についてMETの関係者はこう明かす。

「METスタッフの間では、彼女は“プリンセス・マコ”と呼ばれることもあります。彼女は半年以上前にMETが所蔵する日本画の解説文を書いていますが、当時はいかにも“見習い”といった存在でした。

METが彼女に、いわゆる英才教育を施すため、“チーム・マコ”を結成したのはこの夏のことです。チームのメンバーのなかには日本美術部門のトップで、解説文の“翻案”を務めたキュレーターのジョン・T・カーペンター氏もいます。

現在、眞子さんはNY中の美術館の視察を行っています。それはどんな展覧会にどのような人々が訪れているのか? などを肌感覚で知ってもらうためです。

またスタッフたちも人脈を駆使して、自分が知る美術関係者に眞子さんを紹介しています。それだけ彼女の“将来性”にMETは期待しているのです」

眞子さんは日本では博物館に勤務していたが美術館職員の経験はない。だがこの関係者によれば、

「将来的に、眞子さんには日本の美術品の買い付けや、企画展の開催を担当してもらいたいというMETの思惑があるのです。

眞子さんは、元内親王であり、日本の人間国宝たちを中心に組織されている日本工芸会の元総裁です。その肩書は、日本での買い付けや美術品の借り出しの際にも威力を発揮すると、METは考えているのです」

また、この全面支援の陰には眞子さん自身の変化もあるようだ。

「“名門美術館の顔”となり、展覧会を開催するためには、パーティや食事会などに出席することも必要です。渡米当初、眞子さんはそうした生活を送ることに躊躇していたようですが、最近は“美術館職員としてNYで生きていく”ことの覚悟を決めたようなのです」

夫・小室さんの司法試験の合格発表は10月下旬だが、その結果を待たずに仕事を本格的にスタートしていた眞子さん。“もう夫はアテにしない”という意思表示にも思えるが、彼女の決断は今後の小室夫妻のNY生活をどう変えていくのだろうか。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

kun*****

多くの狂暴な事件の背後には、悲惨な生い立ちや出自の問題、個人的なこころの問題など、絡み合っているのだと思います。だからと言って無差別に人の命を奪って良いという事にはならないと思います。

殺人を犯した本人の救済も必要ですが、この母は、次男の殺意が自分ではなく、安倍さん、或いは教会の長に向いた事をどう思っているのでしょう?
多額の献金や母親自身の行いが、息子を殺人者にしてしまった、という後悔や自覚はないのでしょうか。
他人に向いた殺意の底には、母親を心底から憎めなかった、つまり母への愛情が優っていたからだと思います。教会とは縁をきっぱり切って、息子の心に寄り添って欲しいと思うのですが、難しいのでしょうね。


kvw*****

子供の人生の指針となるのが親の勤めではないでしょうか。
親が宗教に没入するのは、元二世としては止めて欲しい!
自分は未来の自分の為に見切りをつけて家を出て自立しました。その代償として学歴は失いましたが、それでも広い日本、行こうと思えばどこでも行けるものです!
元二世の方には家族や生まれ育った地域に縛られず生きて欲しいです。自分の人生を自由に生きる権利があるのですから。
二世はコミュ力で苦労はしますが少しずつ慣れるものです。


**********

宗教に信心深い人って、物事の思考、生活の中心に宗教があるから、宗教を中心としていない人の一般的な思考や正論を話したところで、ズレは埋められないし、わかり合うことも、同じ目線で物事を見るのも難しい。育ってきた環境が違いすぎるとかいうレベルではなく、見た目は同じ人間だけど、思考回路は全く違う人間と思っていいくらいに、相容れない。どちらが正しいとか間違ってるとかいうのもないし、基本、関わり合わない方がうまくいく。が、そうもいかないよね。家賃滞納はあかん。わたしには理解できないけど、宗教と家賃に使うお金の優先順位が先なのは宗教なんだろうね。信心深いからって皆がそうではないだろうけど女性自身と家族より、宗教が一番大事だったんだろうね。ま、何かに依存してしまう気持ちはわからなくもないけど囚われ過ぎて本当に大事なものを失っても気づかないって、怖い。


人間は考える動物だから、ロジカルな部分と感情の部分がある。それが環境、性格、過去の経験、そして過去と現在の人間関係などが加わって、個性になるので人を理解するのは難しい。その人の哲学が宗教の教えと似ているのなら、日本人であっても普通の日本人の考えでない可能性はある。
カウンセリングの経験がある心理学の専門家でなければ、山上容疑者を理解するのは無理だろう。運が悪かったと思うが、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が信者に対してもっと良心的な宗教団体であれば、このような事にはならなかった可能性は高い。そう言う意味ではブーメランだと思う。

国葬の裏で引っ越ししていた山上容疑者の母 前の貸主が語る「家賃滞納」と“無礼すぎる”振る舞い (2/2) 10/05/22 (デイリー新潮)

 山上徹也容疑者(42)の母親はこれまでメディアに姿を見せず、黙して語ってこなかった。その彼女の近しい関係者はひと月前、こう語っていた。「国葬のあたりがタイミングだ」と。

【画像8枚】自殺した父と兄、宗教に貢ぐ母 山上容疑者の複雑な家庭環境

 ***

 母親は事件直後に、奈良市内の自宅を脱出。大阪府内に住む義兄、すなわち山上容疑者の伯父の元に身を寄せていた。

「ですが、統一教会を巡る見解の相違から彼女は徹也君の伯父と言い争いになり、8月上旬にその家を出ています」

 とは、山上家を知る奈良市内の教会関係者。

 以来、彼女は統一教会奈良教会の元教会長の庇護下にあるという。

「母親が過度の献金で子供らや伯父ともめた際、元教会長は彼女の相談相手でした。そういうこともあり、彼女は彼を信頼しているんです」

 その元教会長は8月、母親が気持ちを述べる機会がいつ頃になるのかについて、本誌(「週刊新潮」)の取材に次のように語っていた。

「国葬のあたりがタイミングだと思います。その頃に何らかの発表をするか、あるいは実際に安倍さんに手を合わせたいという話もしています」

「特に準備できたものがない」
 先の教会関係者が明かす。

「コメントを出したいというので、私、原案を作成したんです。昭恵夫人をはじめとしたご遺族への謝罪に加えて、彼女がどのような経緯で教会に多額の献金を行い、子供らにどういう迷惑をかけたのか、という内容です。彼女がそれに目を通し、元教会長がさらに手を加えて発表する予定だったんですが……」

 そこで今回、元教会長にも改めて話を聞くと、

「特に準備できたものがないので(記者会見やコメントの発表は)やらない」

 という答え。では、この間、彼女がコメントの文面を仕上げる代わりに、何をやっていたかといえば、

「引っ越し作業です。彼女は事件後、仕事にも行けておらず、家賃の支払いもままならない。それで、もともと暮らしていた奈良市内の自宅を引き払わざるを得なくなったようなのです」(前出・教会関係者)

家賃の減額

 母親に一軒家を貸していた男性の話。

「彼女はあそこの家に17年間、住んでいたんやけど、いつだったか数カ月間、家賃を滞納したことがあってな。それで本当は7万円だった家賃を、5万円に減額してあげたんやけどね。事件の後、彼女が統一教会に多額のお布施をしていたって知って。そんなお金があるなら、なんで自分に家賃を支払ってくれなかったんやろな、とは思います」

 さらに、嘆息しながらこう続ける。

「本当は8月末に出て行く予定やったんやけど、引っ越しが間に合わないってなってな。それで結局、9月15日に出て行ったんや。自分にはあいさつの一つもなかったし、逃げるように出て行って。彼女が“迷惑をかけました”って言う相手は教会だけなんやろ」

 一方で彼女は、ご近所さんの4軒にだけは、ささやかながらあるお礼の品を贈っている。

「2週間くらい前やな。背の高い男性がワゴン車で来て、引っ越しの作業を手伝ってたわ。最後、母親があいさつにも来て“いろいろ、ありがとうございました”って、なんや、食器用の小さな洗剤を置いていった」(近隣住民)

 一連の出来事を洗い流してしまいたいとでも思ったのだろうか。

「週刊新潮」2022年10月6日号 掲載

新潮社

「統一教会へ『解散命令』請求をしない文化庁の謎」ではなく、与党である自民党と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関係があるから動けない、又は、動かない方が良いと判断したのだと思う。

統一教会へ「解散命令」請求をしない文化庁の謎、「信教の自由」を理由に及び腰な政府 (1/3) (2/3) (3/3) 10/05/22 (東洋経済オンライン)

安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件の背景には、「宗教」の影があった。10月3日発売の週刊東洋経済は「宗教 カネと政治」を特集。

【図表】トップの逮捕により解散になった宗教法人

「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会、以下、統一教会)をめぐっては、信教の自由を理由にした行政の及び腰な姿勢が浮き彫りになった。文化庁は野党のヒアリングにおいて、統一教会は現時点で解散命令を請求する対象に当たらないとの見解を示した。九州大学の南野森教授(憲法学)に信教の自由はどこまで保障されるのか、話を聞いた。

 ──宗教法人に対する解散命令請求は過去に2例しかなく、文化庁は慎重な姿勢です。

 大前提として、宗教法人を解散させることは、信教の自由の直接的な侵害には当たらない。1996年に解散命令が出されたオウム真理教の最高裁判所決定でも、同様の判断が示されている。

 宗教法人格がなくなると、税制上の優遇といった「特典」がなくなるが、宗教団体としての活動は維持できる。信教の自由と宗教法人としての特権が失われることは、切り分けて議論する必要がある。

 過去に解散命令が出された2例はオウム真理教と、2002年の明覚寺だ。明覚寺は霊視商法で一般の人を脅して献金を集めた。この点で統一教会と類似する。

■解散要件は抽象的

 ──宗教法人法の解散要件には、「法令に違反して、著しく公共の福祉を害すると明らかに認められる行為をしたこと」とあります。過去の2例と比較して、どう位置づけられますか。

 この解散要件は非常に抽象的だ。過去の2例は、教団の教祖や幹部が刑事事件で逮捕されている。そのため文化庁は、刑事裁判で宗教法人本体の役員などの責任が認められないと解散要件に当てはまらないと解釈している。

 文化庁の解釈は官庁の法解釈として一定の権威があるが、あくまで行政の基準だ。最終的な解散命令は裁判所の判断になる。その前の段階で、文化庁がふるいにかけすぎて裁判所の判断を仰がないでいる。はたしてそれでいいのか。

 ──2009年、霊感商法で印鑑販売をしていた統一教会傘下の販売会社「新世」の幹部が逮捕され、特定商取引法違反で懲役刑を下されています。それでも宗教法人本部には捜査が及びませんでした。 

 この事件の判決で、販売会社は全社員が信者であると認定され、統一教会の信仰と一体となったマニュアルを基にした組織的な犯行だと認定された。しかし、法的には販売会社は宗教法人である統一教会とは別法人になる。法人を分けている点こそが、統一教会のいわば巧妙な点だ。

 統一教会は過去の裁判で、霊感商法や献金強要が違法行為であると繰り返し認定されている。その判例の多さは、ほかの宗教団体の比ではない。統一教会の巧妙なやり方と、類を見ないほど多い判例をどう評価するか。その点が裁判所に問われることになる。統一教会の特殊性を考えると、2例に縛られない新しい判断をすべきだと思う。

 解散命令が難しいにしても、ほかにやるべきことはある。1つは優遇税制の見直しだ。おそらく、ほかの宗教団体の反発があるため、政治的合意を得るのはかなり難しいだろうが、そこにメスを入れるべきではないか。

■税制上の優遇に応じた責務

 税制上の優遇を享受しているならば、その特典に応じた責務がある。詐欺的な集金を行っていないか、外為法に触れるような海外送金をしていないか、こうしたお金の流れを明らかにする必要があるが、透明化されていない。

 献金額に具体的な上限を設けるといった案も出ているが、現実的には難しいだろう。しかし、文化庁あるいは税務当局がお金の流れを明らかにしたり、行政が相談窓口を設けて被害相談数を公表したりといったことで、一定程度の透明化はできる。消費者庁や消費生活センターが、相談件数や内容を公表しているのと同じで、宗教団体に関する相談やクレームの公開を検討すべきだ。

 ──統一教会だけでなく、文化庁に提出された宗教法人の財務諸表などの文書は公開されません。

 税制優遇を受けている場合や、ほかの公益法人であれば透明化されるべきお金の流れが、宗教法人になるとベールに包まれる。信教の自由が錦の御旗になっているからだ。しかし、行政がお金の流れを公開しても、信教の自由を侵害することにはならない。お金の流れを公開されて困るような宗教団体は、そもそも宗教法人として保護する必要性に欠ける。

 宗教法人法は宗教団体に対する性善説に基づいている。統一教会に限らず、宗教であることを隠れみのにして、反社会的な行為をする団体が紛れ込んでいる可能性がある。しかし信教の自由を盾にされると、どこまで介入していいのか、行政側も腰が引けてしまう。

 信教の自由は無制約ではない。心の信仰は守られても、外形的に違法行為や反社会的な行為をすれば制裁を受けるのは当然だ。憲法上の権利が無制約ではないことは、ほかの権利も同じ。表現の自由は名誉毀損やプライバシー侵害に当たれば制約されることは、よく理解されている。ところが、信教の自由になると急に及び腰になる。

■「カルトSOS」が必要

 ──宗教2世の当事者からは、子どもの信教の自由が侵害されているという声が上がっています。ただ、親が教育する権利も保障されています。

 そこは一番の難題だ。家庭の中に公権力がどれくらい踏み込めるのかという問題になる。児童虐待と同様に、虐待が疑われる、学校に行かせないなど外形的に見える部分にしか介入できないだろう。

 例えば、カトリックでは幼児洗礼がある。それを、成人になってから自分の意志で洗礼を受けるようにと国家が決めるのは、信教の自由を侵害すると教会側は反発するだろう。宗教や親の側からすると、信仰の継承はとても重要な価値だ。「子どもを洗脳してはダメ」と言うのは難しい。

 ただ、子どもが助けを求めたり、相談できたりする窓口は必要だ。フランスではカルト問題に悩む人が電話できる窓口がある。日本でも「カルトSOS」といった電話相談窓口を早急に設置する必要がある。子どもの異変に気づいた学校の先生など、周囲も相談できる窓口だ。こども家庭庁に窓口を一本化し、そこで2世問題に対応するのも一案だろう。

 ──行政機関に相談しても宗教が絡むと介入できないと聞きます。

 2世の人たちが、育児放棄に遭ったり、経済困窮に陥ったりしていても、行政や警察は「宗教の問題だから」と立ち入ろうとしない。だが、児童相談所の仕事は家庭の中に入ることだから、信教の自由があるからといって、ひるむ必要はない。宗教に対する知識不足や誤解が、さまざまな不幸を生んでいると思う。

井艸 恵美 :東洋経済 記者

山際大臣、選挙スタッフに統一教会信者が…「証拠写真」を入手 教会大幹部の運転手を務めた過去も 10/05/22(デイリー新潮)

驚きの証拠写真

 10月3日に開会した臨時国会で、野党の格好の餌食となるのが、これまで統一教会との数々の“癒着”を指摘されている山際大志郎経済再生担当大臣(54)。今回、本誌(「週刊新潮」)は統一教会の信者である男性が山際大臣の選挙スタッフに入り込んでいた“証拠写真”を入手。さらに、その男性信者は教会の大幹部とも関係していることが警視庁公安部の捜査資料によって判明した。

【写真】「合同結婚披露宴」を行った安倍晋三元首相

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 山際大臣はこれまで、統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との関係や関連する会合への出席を指摘され、そのたびに会見で人ごとのように追認する、ということを繰り返し、「更迭第1号になる」と目されている。そんな中、さらに統一教会との関係を裏付ける新情報が。

「10年ほど前から、統一教会の信者が山際さんの選挙スタッフに入り込んでいました。特に熱心だったのが現在50代半ばの男性です」

 と語るのは、事情を知る地元政界関係者。仮にその男性を田中氏とする。

「田中さんは選挙のたびに事務所に出入りし、山際さんが辻立ちする時のビラ配りなどをやっていました。それこそ昨年の選挙の時も熱心に活動されていた。山際さんの選挙区である川崎市高津区に一軒家を構えていたこともあり、選対事務所に自転車で通っていた。ただ、安倍元総理が銃撃された7月以降、支援者の電話にまったく出なくなり、行方知れずになってしまったのです」(同)

 山際大臣は自民党による統一教会との関係に関する調査で「選挙におけるボランティア支援」「選挙支援の依頼」の項目での申告がない。だが、2014年12月の選挙前には山際大臣自身がフェイスブックで「チームやまぎわ」の一員として田中氏と共に写る写真を紹介している(本誌の取材後に削除)。これは「選挙支援」以外の何ものでもないだろう。

大幹部の運転手  さらに、この田中氏はただの信者ではない。本誌が入手した警視庁公安部の極秘捜査資料には、田中氏に関する記述があるのだ。そこには大要こうある。

〈田中(原文では本名)は1998年5月、澤田拓也が統一教会の街宣を行うために世田谷警察署に申請を提出したときの運転手である〉

 この「澤田拓也」とは、安倍元総理が殺害された直後の7月11日、都内のホテルで統一教会が会見を開いた際、壇上の田中富広日本教会会長の隣に座っていた澤田拓也総務局長のことだ。田中氏は統一教会の大幹部の運転手を務めるほどの人物だったのだ。

 これらの問題について山際事務所はこう回答した。

「(田中氏は)駅周辺でボランティア活動をされていた際に知り合うこととなり、その後、政党のビラ配り等のお手伝いをしていただいたことがあります。すでに選挙区外にお引っ越しされたため、現在、なにかお手伝いをしていただくことはありません」

 10月6日発売の「週刊新潮」では、、山際大臣が選挙区に構える自宅の問題などと併せて詳報する。

「週刊新潮」2022年10月13日号 掲載

新潮社

旧統一教会への解散命令は困難 自民・萩生田政調会長 10/02/22(共同通信)

 自民党の萩生田光一政調会長は2日のNHK番組で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題を巡り、宗教法人法に基づく教団への解散命令は困難との見方を示した。「司法の判断ということになる。所轄庁から解散を請求できるが、法令に違反し著しく公共の福祉を害すると認められる行為をした場合などと規定されている。難しい」と述べた。

 立憲民主党の長妻昭政調会長は「最近も旧統一教会のトラブルが相当起きている。解散請求の是非を国会で問うていく」と強調した。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

今更金次郎

「最終的には、自民党は単独過半数を取りました。全体目標は達成することができました。さらにお母様(韓鶴子総裁)を支えていけるような家庭連合になっていければと思います」
自民党=旧統一教会、統一教会自民党、自民統一教会党などという表現を、ネットでよく見かけます。自民党が旧統一教会を利用しているのか?あるいは、自民党が旧統一教会に支配されているのか?というような疑惑もあります。
自民党員の皆様は、どのように受け止められているのでしょうか?
このまま旧統一教会が存続し、旧統一教会と自民党との友好関係が続いていけばよいと考えられているのでしょうか?
昔からの、資本主義、自由主義、民主主義の立場において覇者の政党である自民党の立場からすれば、答えは、絶対に「NO」のはずなのですが。


moj*****

日本国内の創価学会も問題あるけど、
外国しかも韓国、しかも北朝鮮ともつながりがあると思える統一教会が政治に影響を与える事にさらに恐ろしさを感じる。


カルト集団や教団は問題があるが、日本には定義はないが他の国の定義だとカルト教団と思われる宗教団体で本部が海外の韓国で北朝鮮ともつながりがあると思える統一教会が政治に影響を与えている、又は、与える可能性を考えるとかなり問題だと思う。オウム真理教の対応が遅れた結果、どうなったのか?知床観光船「KAZU I(カズワン)」沈没事故は行政が問題を放置した、又は、適切に対応してこなかった結果。個人的には家族や知人に犠牲者はいないから他人事として冷静にとらえる事が出来る。しかし、犠牲者の家族は元に戻せない悲しみを背負う事になった。
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)、自民党の関係議員達そして関係のある野党の議員以外には問題を放置したり、うやむやにして良い事などない。
日本政府(自民党)は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)は単なる宗教問題として考えてはだめだと思う。

【独自検証】組織で選挙支援か?“統一教会”施設内映像を入手 幹部が集会で「力を与えてくださりありがとう」 その内容を鈴木エイト氏と検証 (2/2) 10/02/22 (読売テレビ)

 “統一教会”の会長自らが法人としての組織的な選挙支援を否定する中、「ミヤネ屋」は、2021年の衆院選直後に“統一教会”の福岡の支部内部で撮影された映像を入手しました。そこには、組織として選挙支援したともとれる発言や名簿にまつわる気になる発言がありました。鈴木エイト氏と検証します。

“統一教会”が組織で選挙支援か?内部映像を入手

 2022年8月の会見で “統一教会”田中富広会長は、法人として組織的な選挙支援を否定していました。しかし「ミヤネ屋」が入手した、2021年の衆院選翌日の11月1日に“統一教会”「久留米家庭教会」で行われた「南福岡教区」の集会の映像では久留米家庭教会の幹部が、地元教会が「組織ぐるみで自民党議員を選挙支援した」ととれる発言をしていました。

 その映像内で、久留米家庭教会幹部は、「昨日まで選挙の応援、皆様、力を与えてくださいまして本当にありがとうございました」とお礼をしています。その後、南福岡教区が関わっていた選挙区の結果報告として、「福岡6区。鳩山二郎先生が見事に12万5366票を獲得し勝利いたしました。ありがとうございます」そして「福岡7区。藤丸敏さんが、9万2233票で勝ちました。 ありがとうございました」などと発言しています。そのほか、選挙支援したものの落選した候補者や他の教会が支援したという候補者の結果を語る場面もありました。

 そしてその幹部は、「時間を割いて朝から夜まで電話かけに参加していただいたり、若い信徒が力を注いでくださったり、様々なスタッフの方が電話かけをしていただいて、候補者を応援できたと思います」と支援内容を語っていました。

 また、「鳩山二郎先生を迎えて勝利の報告をしてもらうことと、また、藤丸先生も、桑原市議(大牟田市)から『何とか藤丸先生を教会に連れて行きます』と約束していただいております」と選挙支援し当選した2議員を教会に招きたい意向も示していました。

 さらに協会幹部は、「最終的には、自民党は単独過半数を取りました。全体目標は達成することができました。さらにお母様(韓鶴子総裁)を支えていけるような家庭連合になっていければと思います」と発言しています。

選挙応援で得た名簿を布教活動に転用?

 また、映像には気になる発言がありました。それは久留米家庭教会幹部の「教区として6007という数の名簿を獲得できました。今までは3000いくかどうかという戦いだったが、様々な部署が垣根を越えて結束していただいた結果かと思います。このつながりは、選挙というつながりではあるけれども、これから『天寶の勝利』へ向けて、『伝道の勝利』へ向けてつながっていく名簿になっていくと思います」というものです。

Q.選挙の応援で得た名簿を不正に使って布教・勧誘をするということでしょうか? (鈴木氏) 「『天寶の勝利』とは、『先祖解怨』といって信者が韓国に行き献金を納めた上で先祖430代の呪いをすべて解くことです。『伝道の勝利』が意味するのは、都道府県ごとに1万人の信者を獲得するように韓鶴子総裁からの指示があるので、そのノルマ達成の事だと思います。そのために選挙支援で得た一般人の名簿を布教に利用する可能性があると思います」

 亀井正貴弁護士によると「政治団体や宗教法人は、その活動において個人情報保護法の適用は除外されているが、選挙人名簿を布教する目的を隠して政治活動のためと偽って言って不正に入手した場合は、個人情報保護法違反となる可能性がある」とのことです。

名前の出た2議員に取材も「取材拒否」「回答なし」 協会側も組織的応援は否定

 映像内で名前の出た鳩山議員は自民党の“点検結果”では、名前の公表は、「関連団体の会合への出席で本人出席、挨拶有り」のみでした。また藤丸議員はすべての項目に名前はありませんでした。

Q.鳩山二郎議員は鳩山邦夫氏の息子さんですねよ? (鈴木氏) 「鳩山邦夫氏は2015年の幕張メッセで行われた教団の『名称変更式典』に電報を打っていて、私の取材にも『教団とは仲良くしている“勝共連合”と付き合いがある』と答えています。二郎議員は、邦夫氏の秘書をしていたので、邦夫氏と教団の関係は知っていたでしょうし、その流れでお付き合いをしていたのかなと思います」

 二人の議員に取材したところ。藤丸議員からは「教団からの打診はない、施設にも訪れていない。取材は面白おかしくされるので受けません」と回答がありました。鳩山議員からは「基本的にお答えしておりません」と回答はありませんでした。

 久留米家庭教会は取材に対して「教会組織として選挙応援をしていることはありません。あくまで個々の信者の判断に任せています」と回答しています。

Q.組織的な応援は違法ではありませんが、自民党はじめ国会議員は“統一教会”がどういう団体なので付き合いを断つのかという説明がないですね?

(鈴木氏) 「その説明が全くないです。そして、点検漏れもまだまだ出てくると思います」

(情報ライブミヤネ屋2022年10月3日放送)

教団が先月、過度な献金による被害を防ぐと発表して以降、具体的な基準が初めて明らかになった。一方、元信者からは「3割でも高く、生活できない」との声が上がる。
「3割でも高く、生活できない」が事実ならこれまでどうやって生活してきたのか?事実確認する必要がある。信者と元信者に対して調査する必要があると思う。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

fwv*****

「献金収入の規模が以前と比べ半減する」

収入の3割に制限すると献金収入が半減するということは、これまでは収入の6割ほど献金させていたということですね。

この事実だけでも、この教会のカネに関する異常な執着が分かります。 以前は入信時に全財産を献金させていたので、教会側からみたら、ありえないほどの譲歩なのでしょう。

韓鶴子は日本人のことを「人間的に考えれば赦すことのできない民族」と呼び、日本を「自分を顧みず全てを惜しみなく与えるエバ国家」と呼んでます。

遺産相続した土地家なんかも献金させていました。
こんな状態で破綻しない家庭なんてないでしょう。
こんな不条理を日本はいつまで宗教と認めるのでしょうか?

カルトを定義することができないのであれば、宗教を再定義するべきです。

献金で信者の家庭を破産・破綻させた場合はそれは宗教ではないと。

呆れてものが言えません。


tek*****

収入の3割献金って良くそんな「宗教」やってるね。
なんの為の献金?。
神はお金を求めない、何故なら使えないから。。。
では誰の為?、それは「神の名を」を利用して金集めのした教祖が裕福な生活をする為。
その証拠が韓国に「無税」で流れてる。
アメリカみたいに「海外の宗教」には規制かければいい。
文化庁は統一教会が浸透してそうだし。
文化庁は解体で公安に任せましょう。


minmin***

>元信者からは「3割でも高く、生活できない」

それでも信者を続ける理由がわからん。宗教など心の在り方だと思って信者で無くても教義を信じていれば良いのでは。無理して献金して教会を潤したい信者の気持ちが理解出来ない、洗脳と言うより依存症みたいなものか?

旧統一教会献金、収入3割で確認 元信者「高くて生活できない」 10/03/22(共同通信)

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が、過度な献金による被害を防ぐため、収入の3割超の献金をした信者について経緯を記録し、経済状況を確認することが3日までに、教団への取材で分かった。教団が先月、過度な献金による被害を防ぐと発表して以降、具体的な基準が初めて明らかになった。一方、元信者からは「3割でも高く、生活できない」との声が上がる。

 教団は献金収入の規模が以前と比べ半減するとして、文化庁に毎年提出する予算計画にも反映させる。広報担当者は「詳細な改革案は文化庁に既に提出した」とするが、文化庁は「確認していない」としている。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

riu*****

>旧統一教会にも世界日報社との関係を質問したところ、「世界日報社は教団関係者が設立し、友好団体であるが、両者に資本関係はない」という回答だった。

ということは設立当初は資本関係はあったという認識でいいのかな?いつまで資本関係があって(あるいはなかったとしても)、いつからなくなったのか、教会が会計資料を出してくれれば一発で解決する話。それが出ないなら水掛け論。
仲正氏がミヤネ屋でどのように話していたのかは確認していないが、「自分が見聞きした内容」という前提で話していたのなら、特に問題はない。
仲正氏が言うように、「抗議文を出せ」と上から言われて出しただけなんだろう。


tat*****

1978-9年ごろだったと思うが、世界日報は赤字続きで資金の補てんのため大変だった。社員の間で6-8にんづつのチームに分かれ、しょっちゅう経済部隊が組まれ、全国を回って、キーホルダーを訪問販売して回った。確か名目は、”恵まれない子に愛の手を”という紙切れがついていた。


bla*****

裁判にまでもちこんでくれたら、証拠があるかどうかわかるので、抗議文じゃなくて訴訟してほしいですよね。


Rui

世界日報の元幹部で統一教会を内部告発した副島さんは今はどうしているのでしょうか?
何者かに襲われて重傷を負い、その後に倒産したスーパーヤオハンに勤めていた事までは知っています。


s*****

>また、旧統一教会にも世界日報社との関係を質問したところ、「世界日報社は教団関係者が設立し、友好団体であるが、両者に資本関係はない」という回答だった。 もうこの時点で「アウト」だよね?
「教団関係者が設立」という時点で「資本関係が無い」とは思えないし、無いなら無いで「証拠」を見せるべきでは?
宗教団体が「普通(?)のマスコミのふり」をして「世論誘導をしたい」のはどこも同じだが、「資本関係はない」とか「関係ない」とか明らかにバレバレの「ウソ」を付くのはどうなんでしょうね?
「自分が正しい」と思うなら、堂々と「~教と関係あります!」って宣言したら良い。
それが出来ないのであれば、何か「後ろ暗い事」があると思われても仕方がないのでは?

世界日報社「旧統一教会と資本関係はない」と『ミヤネ屋』に謝罪要求 番組に出演した元社員は「白々しい抗議文にカチンと来た!」 10/04/22(SmartFLASH)

 旧統一教会の関係者が創刊に関わった日刊紙「世界日報」を発行する株式会社世界日報社は、10月1日付の「本紙、読売テレビ『ミヤネ屋』に抗議」と題する同紙記事で、教団との資本関係を否定した。

 同社は9月13日、『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)を制作する読売テレビに対し、事実に反する報道をしたとして抗議文を送付。8月16日に放送された同番組で、約30年前に同社で記者として働いていた金沢大学教授の仲正昌樹氏が出演し、「統一教会系の団体が資本を出している新聞」などと述べたが、同社と「統一教会系の団体」や「旧統一教会」との資本関係はないとして、番組内での訂正と謝罪を求めた。

 また、仲正氏は「記者を務めていた当時、文教祖のところに直接呼ばれて報告する人が幹部ということになっていた。編集局長は直接呼ばれて報告する幹部」などとも語ったが、同紙曰くそのような事実はなく、過去の編集局長に確認してもその事実は確認できなかったとして、視聴者に誤解を与えた仲正氏に対しても発言の訂正と謝罪を求める通知書を送った。

 さらに、同社は番組制作の過程で事実確認の問い合わせは一切受けておらず、これは報道の公平・公正性を著しく欠き、放送の倫理違反に相当するものだとして、その認識についても読売テレビに問い質したが、9月15日の回答期限までに連絡はなかったという。

 同社から通知書を受け取った仲正氏が、その内容について本誌に率直な思いを語った。

「発送者名が当時の上司となっており、それを見てカチンと来ましたよ。私が退社するときに揉めた張本人なのに、何も知らないかのような書きぶりで、よくもこんな白々しいものを自身の名前で送ってきたなと怒りが湧きました。

 上司は、私が入社したときに編集局の庶務部長を務めていて、のちに編集局次長になりました。当時の編集局では、幹部が会社のお金の話を大っぴらにしていて、狭い部署だったので上司も確実にそういう話を聞いていました。上司は口数の少ない人だったので、自身が財務状況について話したことはありません。

 もし私が間違った認識を得て退社したのだとしたら、上司は『私たちはそんなことを言った覚えはない』というふうに言わなきゃいけない立場のはずです。情報を伝えてきたのは上層部のほうなのだから、部下が認識を誤っているならば、まずは『それはおかしいぞ、なぜそんな間違った考えをしているんだ』と、私に尋ねるべきです。自分たちはきちんと伝えたという自信があり、まともな感覚の持ち主なら、いきなり抗議文を送ってくるようなことはしないはずです。そうしなかったということは、自信のなさの裏返しか、形だけの文書を仕方なく送らされたのでしょう」

 当時の編集局では、具体的にどのような話が飛び交っていたのか。

「はっきり覚えているのは、上司の前に次長を務めていた人物に対して私は『うちはなんで記者クラブに入れないんですか、クラブから拒否されてるんですか』と、率直に尋ねたことがあります。その人は、私を含めたその場の若手社員たちの前で、『うちの会計にはやっぱり統一教会が関わっていて、クラブに入るには会計から何からすべて開示しないといけない。そうすると、機関紙的な体質であることがバレちゃうから申請できないんだよ』と説明しました。その場にいれば私の上司も聞こえていたはずで、もしいなかったとしても、同様の話はしょっちゅう編集局でされていたので、上司は間違いなく耳にしていたはずです。

 またある時期に、3カ月くらい給料が出なかったことがあり、先輩から『ハッピーワールド(教団の関連団体)からお金がこなくて米櫃が空になった』と言われました。だから、給料が出ないのはハッピーワールドからのお金が滞っているせいだと、当時の社員たちは認識していて、みんな普段からそういった会話していたんです。

 もし社員同士でおかしな話をしていたら、それを聞いた上司は立場上『給料が出ない理由は、ハッピーワールドや統一教会が困っているせいではないんだ』と、正す責任があったはずです。でも、そういうことは一切なかったし、なんらかの説明があったという話も聞いたことはなかった。それどころか、幹部たちもお金がハッピーワールドからきているということを当然のように話していて、社長や編集局長も暗にそういうことを言っていました。

 私が会社をやめるときにも退職金が出ないと上司から言われ、その理由を説明してくれと楯突きました。上司がそれを覚えていないわけはありません。自分と揉めて部下にやめられた人間が、事情を知らない第三者が書いたような通知文を送ってくるのはあまりにも白々しい。本来なら『君がやめたときに聞いた内部事情は間違っている。なぜそういう考えをもっているのか』と、私に聞いてくるべきです。

 上司は私が入社するずっと前、四十数年前から会社にいる最古参なのに、文書では『30年も前のこと』などともう済んだ話のように書いていて、その感覚は人としてどうなのか、この人たちはどうしちゃったのかと感じました」

 1984年7月、月刊誌「文藝春秋」に旧統一教会の実態について内部告発する記事を寄稿し、その後、何者かに襲撃された当時の「世界日報」編集局長・副島嘉和氏も、この記事のなかで、同紙と教団との資金のやり取りについて綴っている。

「副島さんは、創刊当初の社員は事実上、全員が信者であり、自身の入社当時も赤字を教団から補填してもらっていたと書いています。現在、教団との資本関係がないというなら、資金提供を受けている状態が解消されたと『世界日報』は説明しなければなりません。

 おそらく『統一教会系団体』や『資本関係』についての定義の問題もあるのでしょう。それでも副島さんの手記で、現に赤字が補填されていたと書かれているし、私は在社当時、編集局長を含む幹部が統一教会系の団体からお金が入っていることを前提に、会話をしているのを何度も聞きました。現在は当時と状況が異なるというのであれば、疑いを一掃するため、株式や借入金、通常の運用資金はどこから得ているかなど、財政に関するあらゆる情報を開示すべきです。

 また副島さんは「愛のマグロ釣り研修」と称し、毎年、世界日報の3、4人の幹部が文氏と漁船に乗り込み、マグロ釣りをやりながら訓話を聞かされるという行事があったことにもふれています。さらに、神山威氏という元教会長は1991年、当時の編集局長・木下歡昭氏らとともに、文氏と会ったと世界日報の記事に書いています。

『世界日報』から私に送られてきた文書には『過去5代の編集局長に確認しても文教祖のところへ報告に行った事実はない』とあり、『過去5代の編集局長』に限ればそうなのかもしれません。しかし現に木下元編集局長は、我々に文氏のところに行って報告したという話を何回もしていたし、副島さんの記述にあるように、編集局長に限らず『世界日報』を代表する幹部の誰かが文氏と会っていました。

 私が虚偽の話をしたので謝罪しろと主張するのであれば、私が勤めていた約30年前に、上司を含む幹部たちは私を騙していたことになるので、『世界日報』のほうがそれを謝罪すべきです。そんなことさえ首脳部は分からなくなっているのかと思うと、元信者、元記者として情けない思いです」

 もし、かつて教団側が同社の赤字補填をおこなっていたが、今はそうではないというのであれば、仲正氏の言うように現在の財務状況を明らかにすべきではないか。また、木下元編集局長をはじめ、同社幹部が文氏と会っていたことについてはどのように説明するのだろうか。

 そこで本誌は世界日報社に「(過去と現在ともに)教団との資本関係の有無」と「編集局長が文氏と会ったことはあるか」について尋ねたところ、「10月1日付の記事内容以外のことは回答を控える」とのことだった。

 また、旧統一教会にも世界日報社との関係を質問したところ、「世界日報社は教団関係者が設立し、友好団体であるが、両者に資本関係はない」という回答だった。

作り話じゃないかと思うけど、本当だったら、海外を知らない怖いもの知らずだと思う。
言葉が通じないかもしれない海外に行ったら、生きて帰らないかもしれない。相手が日本人の女性にこだわりがなければ、単なるセックスの相手。国によっては知れた金の命。関係している組織や人達だって、日本とは桁違いに生まれ育った環境が酷い人達が多いと思う。
お金のために体を売る女性がどれくらいいるのか知らないが、結構な数がいるのなら、オランダのように合法的に政府が管理して風俗も良いかもしれない。お金さえ払えば女性とできるのなら喜ぶ男性達はけっこういるだろうし、政府が管理して性病とかをしっかりとチェックすれば、安心度は上がるだろう。強要ではなく、女性が望んで選択したのならそれは女性の人生。強要しなくても自ら選ぶ道なのだから問題ないと思う。ただ、義務教育の時に、しっかりと人生設計や人生の選択について教えるべきだと思う。バカバカしいと無視する生徒達はいるだろうが、それはそれで良い。全ての生徒が真剣に考えるとは思わないし、考えないのも個人の選択。
真面目に働いたり、節約した生活はみじめに感じるかもしれない。それで妥協する人はいるし、辛い環境をばねに上に這い上がる人はいる。今だけ良ければよい、アリとキリギリスの世界の人はいるだろう。いろんな選択がある。選ぶのは個々の判断。
顔が良くなくたって整形しても良いと思うなら見た目は変える事が出来る。昔と違って整形の技術は上がているように思える。そして体を売ってお金を稼ぐ事は出来るかもしれない。最近は、個人の自由を尊重する傾向が高い。ただね、日本は自己選択の結果を受ける事についてあまり言わない傾向があると思う。アメリカ留学中は、人の人生は人の人生、自分の人生は自分の人生と割り切っている人が多かった。日本のように「誰だれは・・・」と言えば、「お前も同じようにしたかったらやってみれば良い」とか、「俺はしないけど、彼や彼女の人生だから良いんじゃないのか。」的な事を言う人は多かった。
最悪、死んだとしても日本みたいに可哀そうとはあまりいわないと言う印象がある。まあ、文化の違いだから、そう言う文化に向かっているのなら、彼女の人生なので彼女が思うように生きればよいと思う。

海外の風俗に“出稼ぎ”する女子が急増している「ヤバすぎる背景」 10/04/22(FRIDAY)

パパ活や風俗の形態が多様化するなかで、海外へ”出稼ぎ”する女子が急増している。当然、リスクも多い。ホス狂のマイカ(仮名・21)は「海外の風俗店に出稼ぎに行って怖い思いをした」という。

【画像】低スペでも”3桁”引ける…?パパ活女子の間で出回る「驚きのマニュアル」…!

彼女が夜の仕事を始めたのは2年前。最初は”大学デビュー”のためだった。

「ほんっとーに何もないド田舎出身で。大学入ってメイクもおしゃれも頑張って、仲いい友達とスキーサークルに入ったんです。けど、スキーの用具って結構高いじゃないですか。奨学金借りてギリギリで通っている状況で親にも頼れなくて。最初はその資金が欲しくてパパ活に手を出しました。そこからパパ活用のアカウントをツイッターで作って、そこで仲良くなった子がホス狂で、自分もホストに……っていうパターンです」

若く、容姿も整っているマイカはパパ活市場で需要が高い。アプリでひたすらマッチし、3万~5万円の相場で「大人の関係」のパパ活を繰り返しながら、自分にガチ恋した「太パパ」から数十万円のお手当を受け取っていたという。

「ガチ恋パパとか本当に無理で。私の人生全部を手に入れようとしてきたり、私の周りの男との関係を全員切らせようとしてきたり。旅行1泊で30万円とかもらえても、行きたくなくて前日は泣きどおし。でもそれ以上に担当ホストが大好きだったので、頑張ってました」

パパ活によって得たカネから毎月100万~200万円をホストに注ぎ込んでいたマイカ。だが、今年の指名ホストの誕生月の目標額には届きそうにない。そこで、海外の風俗店で出稼ぎすることを決意した。

「初風俗で海外を選んだの、我ながらヤバかったですね(笑)。しかも大ハズレのヤバい現場引いちゃって。まず着いたらパスポート渡せ、って言われて。帰れなくなると思って断りましたけど、給料をその日に渡してくれなかったり、誘拐されそうになったりして、本当に身の危険を感じて……。同じ出稼ぎの日本人の子と一緒に『逃げよう』って、荷物全部諦めて、パスポートひとつ持って慌てて東京に戻ってきました。稼ぎはゼロどころかマイナス。考えが甘かったです」

某国に出稼ぎに行ったマイカは命からがら逃げてくることに成功した。だが、こうした海外出稼ぎのトラブルはかなり頻繁に起きているらしい。筆者が聞いた限りでは「拳銃を突きつけられた」「給料を全部とられた」「知り合いがクスリ漬けにされた」「一緒にいた子が消息不明になった」と語る者もいる。

赤字で日本に帰ってきたマイカだが、担当ホストのバースデーは近づいている。〝その日〟のために、彼女は日本で夜の仕事を再開した。

「パパ活は、詰めて稼げるときはめっちゃ稼げるけど、交渉が上手くいかなかったり、パパが払えなくなったりすることもある。確実に稼ぐには風俗だなと思って、今は格安店で稼いでます。店に寝泊まりしながら1日8~10人、毎日15時間くらい出勤して、だいたい12万円くらい。たまに空いた時間にはパパ活してます。キツいけど、海外出稼ぎの怖さを思い出せば耐えられる(笑)。担当の喜ぶ顔が見たいんで、残り1ヵ月くらい頑張ります。毎年担当の横でタワーするのは私、って決めてるので」

そう語るマイカの顔は生き生きとしていた。海外で危険な目に遭いながらも、帰国して再び風俗やパパ活で予定を埋めるたくましさ。彼女のようなホス狂たちが、ホストの売り上げを支えているのだ。

佐々木チワワ
’00年、東京生まれ。
小学校から高校まで都内の一貫校に通った後、慶應義塾大に進学。15歳から歌舞伎町に通っており、幅広い人脈を持つ。
大学では歌舞伎町を含む繁華街の社会学を研究している。

取材・文:佐々木チワワ

本当に確信があるのなら以前三重の政治大学院でもご講演いただいた事のある現職にお金を払って徹底的に調べてもらえばよいと思う。
これが事実なら外国人、又は、日本人が外国から情報操作を行い日本の政治を見出し、多くの日本国民に対して情報操作する事により事実を歪めた事になると思う。
自民党として徹底的に調べて公表するメリットはあると思う。

「国葬反対の8割、隣の大陸から」 三重の自民県議がツイート 10/03/22(毎日新聞)

 安倍晋三元首相の国葬への是非を巡り、三重県の小林貴虎県議(48)=自民=が2日、ツイッターに「国葬反対のSNS発信の8割が隣の大陸からだったという分析が出ているという」と投稿した。特定の国民や民族に対する差別を助長する恐れがある内容。3日に開かれた県議会の代表者会議では、他会派から「悪質なデマだ」「何の根拠に基づいた発信か明らかにすべきだ」などと批判が上がった。

 自民会派幹部は「議員はそれぞれの政治的な活動の一環として、感想や政治姿勢を示すことはある。会派として(ツイートの根拠などの)事実関係を確認したい」と述べた。小林氏は会議に出席していない。

 小林氏は投稿した内容の根拠について「ソースは以前三重の政治大学院でもご講演いただいた事のある現職」とも書き込んでいた。3日の取材に「隣の大陸」とは中国を指しているとしたうえで「政府の調査のデータだと講演者から聞いた」と語った。講演者の名前は明かさなかった。

 ヘイトスピーチに詳しい師岡康子弁護士(東京弁護士会)は「根拠がなく、差別の扇動にあたる内容だ。公人が差別を助長してはいけないと定めた人種差別撤廃条約にも反している。県議会としても責任を追及すべきだ」と指摘した。

 小林氏は2019年にもツイッターでヘイトスピーチにあたる投稿をして、県議会の正副議長による声明で非難された。21年には男性カップルの自宅住所をブログで公開し、県議会から議長名で厳重注意を受けている。【朝比奈由佳】

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

tan*****

自民党や愛国者さんは安倍さんの一連の流れを「民主主義に対する攻撃だ」と言ってましたね

で、先日押っ取り刀準備した政府の電話相談窓口で「13日間で約2000件の相談がありました!対応した我々の成果です!!」とかどやってましたが、政府与党様がちょっと本気を出せば、これだけ苦しんでいる人達がいたという事がわかるんですよね?この件について地道に活動してきたジャーナリストや弁護士がどれだけ声を上げても無視されてきた状況が、たった3ヶ月で劇的に変化してしまいました

だとするならば、これは間違いなく「民主主義の敗北」でしょう。山上が英雄なのではありません、権力者が民主主義を腐敗させており、非常の手段を用いないとそれが日の目を見ないという、より最悪な状況です


nnb*****

>確かに被害を訴えて居る人は気の毒ですが、世の中家族の依存症で借金まみれになり家庭崩壊した人はたくさん居ます。 ↑ 依存症とカルトを同列に語ると、 マインドコントロールで人の心を操り、金を巻き上げる、確信犯の悪者たちを野放しにする羽目になる。

マインドコントロールは、1950年代に中国軍が開発した人格改造技術に、1960年代アメリカで頻発した危険な心理操作実験の成果を加えた、ガチの精神破壊技術。

ただの依存症とはレベルが違う。

詳しくは、 【スティーヴン・ハッサン 「マインド・コントロールの恐怖」第3章、第4章(1993)の要約 - 体験と学びの会】を参照

1、環境コントロール 2、密かな操作または仕組まれた自発性 3、純粋性の要求 4、告白の儀式 5、聖なる科学 6、特殊用語の詰め込み 7、教義の優先 8、存在権の配分

と、いうのが基本テクなのだが、名称からしておぞましいだろ。


poverty

紀藤弁護士はじめとした全国霊感商法対策弁護士連絡会の陳情書や申入書を「受け取り拒否」したのは紛れもない安倍本人です。受け取りながらも無視したのが下村です。 知らなかったなんてことはあり得ず、明確に意図を持って「ズブズブの関係」を築いてきたのが与党自民党です。

山上事件は因果応報ですね。


世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が関与しているのか、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の信者が勝手になったのか、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関係者に依頼された人がやったのか、それとも関係ない人がおもしろいと思ってやったのか知る事は出来ないけど、もし、これが情報戦であるなら世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と実際は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と関係を裏で持っている自民党議員達は苦しいと感じていると思える。苦しくもなく、ダメージもないのなら、脅迫などやる必要はないと思う。

紀藤正樹弁護士「売り上げを落として経営がきついぐらい」届いた脅迫状に改めて思い語る 10/02/22(スポニチアネックス)

 全国霊感商法対策弁護士連絡会の紀藤正樹弁護士が2日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」(日曜後1・30)にリモート出演。「思想研究会一同」と名乗った脅迫状が届いたことに改めて言及した。

 紀藤弁護士は9月5日に自身のツイッターで脅迫状が届いたことを紹介。差出人は「思想研究会一同」と名乗り、「紀藤君 君は何十年も旧統一教会を食いものにしてめしを食って来たね 今回もテレビで見ました。君の身体の細胞が死んでいる 気をつけたまえ!!」と書かれていた。

 安倍晋三元首相が山上徹也容疑者によって銃撃で殺害されて以降、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)について取り上げるメディアが増えたことから、紀藤弁護士も露出機会が増えている。

 ただ、紀藤弁護士は「売り上げが立つ仕事をお断りして、むしろ自分としては売り上げを落としていて経営がきついぐらい。それが中々分かってもらえない」と身銭を切って被害者救済に取り組んでいると思いを打ち明けた。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

tak3

「困難」ではなく「やる気がない」というのが本音。
解散命令でなくても良い。公益事業以外の事業の停止命令(同法第79条)等少しでも活動にブレーキをかける対策。
さらには法人格の剥奪条件見直しの法改正でも良い。今なら野党も積極的に協力するだろうし短期間で成立可能。
やる気があるならできるはず。自衛隊の海外派遣や国葬を閣議決定で強行したところを見ている。多くの国民も求めている本件に限って弱腰なのか理解に苦しむ。


***

細田議長や萩生田政調会長のような、自民党の中でも大物議員が数多く、旧統一教会とズブズブな関係に陥っている。
関係ある議員は与野党にいますが、非常に異例であっても、彼らには旧統一教会に関する法案には採決を欠席して貰いたい。というより、旧統一教会に関する話に一切の口出しを自粛して貰いたい。

今回の萩生田氏の発言は、「現状では難しい」ということ。ならば「新たな法律を作るのか諦めるのか?」という話になるが、自民党は諦める方向に行こうとしている。それは絶対にダメだ。 安倍元総理を弔うのは、国葬ではなく、再発防止ではないのか?そう思うなら、この問題から逃げてはならないはずだ。


zio*****9/3

Deckard

なんか矛盾を感じるんですよね。

自民党 → 旧統一協会は社会的に問題が指摘されている団体だから関係を断ち切る。
萩生田氏 → 法令に違反し著しく公共の福祉を害すると認められる行為をした場合でないと解散命令は認められない。

萩生田氏の見解によれば、旧統一協会は宗教法人として普通に活動できることになる。それなら自民党の議員は、どうして教団と関係を断ち切るのだろう。 自民党は、旧統一協会のどういうところに問題性を感じているのか、そこを明確に説明してもらいたい。


shoumann

1解散 2法人格取り消し 3今は法的にどちらもできないなら、未来のために反カルト法を制定する  1 2 3のどれか以外にあり得ない。 何もしなければ、甘い蜜の味が忘れられない連中が、ほとぼりが冷めれば必ず同じことをやるだろう。


asx*****12時間前 非表示・報告 萩生田 お前が言うな 統一協会解散されたら困るんだろう 解散命令なんて出したら 統一協会側に 今までの事 みんな話される それは困るよね 萩生田さん


fuk*****

関わりの深かった人間が、党の役職に就いていてこのような発言をしていることは、統一教会を庇っているように見えるのではないだろうか?解散させるのは難しいのが事実だとしても、自民党がこの人にこんな発言をゆるしてることは、「関係を断つ」の言葉の本気度を疑ってしまう。この人が「政治と深く関わり世の中を混乱させてしまいました」と証言し、進んで違法性を強調したら解散に近づけることができるのではないですか?

旧統一教会への解散命令は困難 自民・萩生田政調会長 10/02/22(共同通信)

 自民党の萩生田光一政調会長は2日のNHK番組で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題を巡り、宗教法人法に基づく教団への解散命令は困難との見方を示した。「司法の判断ということになる。所轄庁から解散を請求できるが、法令に違反し著しく公共の福祉を害すると認められる行為をした場合などと規定されている。難しい」と述べた。

 立憲民主党の長妻昭政調会長は「最近も旧統一教会のトラブルが相当起きている。解散請求の是非を国会で問うていく」と強調した。

信者達はけっこう上手くコントロール出来たが、家族は上手くコントロール出来なかったと言う事かな? ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

tdr*****

日本から韓国の協会に流れた金の流れを過去から調査すればよい。それを暴けば如何に不当な献金をさせて来たか実態が把握出来るはず。 また、マネーロンダリングの観点からも異常送金でしょ。 いくらでも、調査出来るのに何故やらないのか。税務当局も法務省も文部科学省も頬かむりか。


日本政府(自民党)は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)は単なる宗教問題として考えてはだめだと思う。

統一教会 文鮮明7男は母親の韓鶴子を「魔女のような詐欺女」…理想の家庭とはほど遠い「文ファミリー」大分裂 (2/2) 10/02/22 (デイリー新潮)

 安倍晋三元首相が殺害されたことで、統一教会(現・世界平和統一家庭連合)による被害は2世信者にも及んでいることが続々と報じられている。もっとも、皮肉なことに「2世問題」は、統一教会自身も抱えている問題だという。ジャーナリストの藤倉善郎氏がレポートする。

【潜入撮】陰謀論集団「Qアノン」指導者・文亨進氏の祈祷を受ける信者たち

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 教祖・文鮮明(ムン・ソンミョン=1920~2012)が「理想家庭と世界平和を実現して幸福になるための道」(公式サイトより)として説いた「統一原理」を教義とする統一教会。しかし、教団は文鮮明の存命中から、霊感商法や高額献金、子供に信仰を強要する2世問題で、多くの家庭を破壊してきた。しかも「理想家庭」から程遠いのは、信者たちの家庭ばかりではない。そもそもその教祖一族からして、教団内での実権をめぐって骨肉の争いを繰り広げてきたのだ。

 現在、統一教会を率いるのは、文鮮明の妻・韓鶴子(ハン・ハクチャ=79)。これに対して、主に2つの分派が存在する。1つは、教団を離れた3男・顕進(ヒョンジン=53)が率いる「家庭平和協会」。もう1つは、同じく教団を離れた4男・國進(クッチン=52)が支援し、7男・亨進(ヒョンジン=43)が指導者を務める「サンクチュアリ教会」だ。ジャーナリストの鈴木エイト氏が言う。

「分派の原因は後継者争いです。もともと文鮮明は、顕進氏を後継者としていました。しかし、亨進氏は自身が後継者であると主張し、文鮮明が亨進氏を後継として認める書面にサインする映像を撮影した。3男と7男の対立が表面化し、結局、顕進氏は後継者争いから脱落。ところが文鮮明の死後は、妻の韓氏が統一教会の総裁となって実権を掌握します。関連企業群を統括する経済部門『統一教財団』のトップだった國進氏や宗教部門のトップで後継者だったはずの亨進氏を要職から外しました」

 顕進は米国内に複数の企業を擁する統一教会の資金管理団体「国際統一教会(UCI)」などを掌握し、2017年に「世界家庭教会」を設立して分派となった。亨進は2015年に「サンクチュアリ教会」を設立して分派。米国の銃器製造会社「カーアームズ」の創業者である國進がこれを支援している。

絡み合う親族間訴訟 「巨大コングロマリットである教団の資産や事業をめぐって、アメリカで訴訟も起こっています。顕進氏側がUCIの人事を変更したり、700億円以上の資産を移動させたことについて、現在では敵対している韓氏と亨進氏が提訴しています。一審では韓・亨進氏側が勝訴しましたが、今年8月の控訴審では一審判決が取り消され、差し戻し判決が下りました。今後もこの裁判は続きます」(鈴木氏)

 顕進(家庭平和協会)に対する訴訟では共闘しているかに見える韓鶴子(統一教会本家)と亨進(サンクチュアリ教会)だが、両者間の訴訟もある。

 統一教会における理想郷を意味する「天一国」という言葉を、2015年に統一教会側がアメリカで商標登録しようとしたため、サンクチュアリ教会側が商標審判部に申し立てを行った。今年6月、統一教会側が登録申請を取り下げると表明し、ようやく決着した。

 また2018年には統一教会がサンクチュアリ教会に対し、統一教会の旧マーク(日章旗のような放射線を用いたデザイン)の使用中止と損害賠償を求めて提訴した。こちらはサンクチュアリ側が勝訴し、「家庭連合(統一教会)側は上訴権を放棄した」と言っている。

 日本でも2つの分派が生まれると、一部の信者が統一教会本家を脱会して移籍している。

「2派とも日本でも活動しているのですが、たとえば2012年には3男(顕進=家庭平和協会)派が都内で集会を開こうとした際には、統一教会側が妨害を試みたこともある。7男(亨進=サンクチュアリ教会)派も、日本人信者が渋谷区松濤にある統一教会本部前で抗議活動をするなどしていた時期がありました」(鈴木氏)

 2018年、7男派の男性が、統一教会本部前で抗議活動中に暴行を受けたとして、犯行は統一教会信者によるものだとするブログ記事を掲載。これを否定する統一教会は、仮処分を申し立て、ブログの削除が認められたと発表した。

文鮮明を崇拝するのは分派のほう?  「後継者争いの核心部分は、アメリカの訴訟等では財産や利権争いなのですが、信仰上の対立もあります。文鮮明の死から2年後の2014年、韓氏は自身を“無原罪独生女(ドクセンニョ)”と宣言する説法を行いました。さらに、韓国の統一教会の本拠地である清平(チョンピョン)に巨大な韓氏の石像も建てられた。2つの分派は、こうした点でも韓氏や現在の教団に反発しています」(鈴木氏)

 もともと統一教会の教えでは、文鮮明こそが原罪のないメシアとされてきた。にもかかわらず、韓鶴子が文鮮明を差し置いて自らを神格化しようとしているというのだ。

 実際、亨進は、今年6月に都内で開催した来日講演で、こんな言葉で韓を激しく罵っている。

「魔女のような詐欺女! 韓鶴子バビロン。アボニム(父・文鮮明のこと)の敵たち!」

 この講演会場には統一教会本家の信者たちが潜り込んでおり、「お母様(韓鶴子氏)を悪く言うな!」などと大声で騒ぎ立て、スタッフによって会場の外につまみ出されていた。

「文鮮明色を薄め自らを神格化するかのような韓氏に対しては、分派だけではなく統一教会本家の中にも不満や不信感を抱いている信者がいるほど。教団を離れるほどではないにせよ、渋々従っている状態ではないでしょうか」(鈴木氏)

 とはいえ、80年代から日本で社会問題化した霊感商法も、2007年に関連業者の刑事摘発を受け「コンプライアンス宣言」を行ってからも被害を出し続けた偽装勧誘や高額献金も、全て文鮮明の指導下で行われてきた。2つの分派は文鮮明を崇拝し、韓鶴子体制の教団を批判するが、その文鮮明こそが、霊感商法等で教団を築き上げてきた張本人である。

 安倍元首相暗殺事件を受けて、韓国の統一教会の元ナンバー2、郭錠煥(カク・ジョンファン=86)が7月に記者会見を開き、「安倍元総理の死に責任がないとは思っていない」と謝罪した上で、高額献金問題も含め現在の教団を批判した。

 実は郭氏は、統一教会本家と対立する3男派の指導的立場にある人物である。3男派では「郭グループ」と呼ばれる勢力もあるほどだ。

 信者たちの家庭を破壊してまでカネを集め巨大化してきたのに、理想家庭を謳う教祖の一族が資産や教団内権力をめぐって骨肉の争いを繰り広げている。山上徹也容疑者もそんな統一教会に家庭を破壊された1人だが、彼の凶行の責任をめぐっても、統一教会本家と分派の対立が話をややこしくする。とことん罪深い一族だ。 (一部、敬称略)

藤倉善郎(ふじくら・よしろう)
ジャーナリスト。1974年生まれ。宗教団体以外も含めた「カルト」の問題を取材。2009年にはカルト問題専門のニュースサイト「やや日刊カルト新聞」を創刊し、カルト被害、カルト2世問題、カルトと政治の関係、ニセ科学やニセ医療、自己啓発セミナーの問題などの取材を続けている。著書に『「カルト宗教」取材したらこうだった』(宝島社新書)。

デイリー新潮編集部

新潮社

たまたま、 爆笑問題・太田光がMCを務める『サンデー・ジャポン』(TBS系)を見たけど、太田光は旧統一教会(世界平和統一家庭連合)側の言い訳としか聞こえなかった。全員を助ける事が出来なかったら、救出して一部の人を助けるのは不公平だから、救助しない方が良いと言っているような言い分だった。彼の番組で本当の討論は出来ないし、時間の無駄だと思った。
「信仰の自由」を乱用しているように思えた。薬物中毒の人間が自ら薬物を断つために施設に入ったが薬物の禁断症状のために拘束されたら監禁と言い始めたので拘束を解いた。その後、制御できずに行方不明になり、見つけた時にはかなり酷い状態だったとしても、個人が薬物に手を出したのが悪いのだから、仕方がないと思うのと同じ。
自由恋愛の結果、シングルマザーとなり貧困家庭の状態になっても、自由選択の結果だから仕方がないだろう。学校で恋愛と結婚について教えない文科省にも責任があるかもしれない。自由には責任がともなる。
外国人実習生が犯罪を犯した場合は、国か、使用している会社が責任を負うべきだと思う。責任を負わないのなら厳しい審査を行うべき。
安倍元首相と旧統一教会(世界平和統一家庭連合)は徹底的に調べて公表するべき。 自民・萩生田政調会長は安倍元首相が反論できないから調査するべきではないと言っているが、グレーな部分は反論できないだろうが、事実については反論など必要ない。事実は事実だから。
「宗教の自由」と安倍元首相と旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の事実に関しては関係ない。差別されようが、事実であれば、事実なのだから公表すればよい。宗教の中には悩み、苦しみ、そして真の信仰が何かを理解する場合がある。差別とは何か?他の人と違いがある事を選択するのだから、違いがあるのは仕方がない。
同じ国で宗教の違いから戦闘や殺しあう事がある。信仰の自由の結果であれば良くないが仕方がないリスク。日本ではそのような極端な事が起きていないだけ。
宗教が違う外国人達が増えれば、将来は何が起きるかわからない。
まあ、爆笑問題・太田光がMCを務める『サンデー・ジャポン』(TBS系)で、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)や、教団と自民党の関係について議論する事は時間の無駄。

太田光、有田芳生氏の前でまたも統一教会“擁護発言”「公平に報道すべき」「いい人も信者にいる」にネットであふれる疑問 10/02/22(SmartFLASH)

 今週も、「#太田光をテレビに出すな」という投稿がSNSに溢れた。

 爆笑問題・太田光がMCを務める『サンデー・ジャポン』(TBS系)で、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)や、教団と自民党の関係についての発言に批判が集まっている。

【画像あり】強引に脱会させることを懸念する太田

 10月2日の放送では、前回(9月25日)の放送での太田の発言を《すっかり統一教会の主張です》と批判した、ジャーナリストの有田芳生氏が出演。太田と“直接対決”することになった。

「前回の放送時に、太田さんはテレビプロデューサーのデーブ・スペクター氏に対して『デーブさんも、(旧統一教会の信者を)“救いたい”と思っているわけですよね。難しいのは、統一教会側も“救いたい”と思っている』ことだと、教団を擁護しました。

 また、信者を奪還しようとする家族たちの行動を『今までも、(信者を)拉致して閉じ込めたりとか、いろんな問題が起きている』と、教会の主張に沿った発言をしました」(スポーツ紙記者)

 有田氏は、太田に対して以下のように語り、「拉致・監禁」という言葉は「統一教会の主張」だから、使わないよう求めた。 「信者になった人に対する親御さん、兄弟の方々の『何とか脱会してもらいたい』という思いは、50年以上前からあるんです。親御さんたちは、人格の変わってしまった信者のために『保護・説得』を、ずっと努力してやってきたんです」

 太田は「たしかに『拉致・監禁』というのは、僕の言葉選びが間違っていた」と認めながらも、自らの主張は変えなかった。

「アメリカでは1970年代に、手錠や猿ぐつわをつけてマインドコントロールから解くという、乱暴で強引なやり方があった。統一教会の『保護・説得』でも、ある時期に、(信者を)マンションの一室に入れて、長時間説得するようなことがあった。

『保護・説得』の仕方が進化してきたとしても、“(安倍晋三元首相の銃撃事件が発生するまで、統一教会の問題が取り上げられなかった)空白の30年”があって、進化の過程を知らない人たちが、初期の乱暴な『保護・説得』に戻ってしまう危険性を僕は感じているんですよね」

 と、強引に脱会させることを懸念する太田に対し、ジャーナリストの鈴木エイト氏は、「現状は『保護』はしておらず、ちゃんと話し合いの場についてもらうという形をとっているんですが、親子が話し合いをすること自体を妨害してきたのが統一教会なんです」と太田の主張を否定した。しかし、太田はこう続けた。

「親が子供を愛ゆえに取り戻したいとしても、もう信じてしまっている人にとっては、『あなたのためを思って』と言っても『私のためを思うなら、私が信じているものを否定しないでよ』という行き違いがあったのは事実じゃないですか」

 先週と同じ主張を繰り返す太田。有田氏は、脱会させようとする家族たちの自宅を、統一教会の信者たちが数十人で取り囲み、妨害しようとしたエピソードを紹介すると、太田は「テレビは“白か黒か”を求めるが、公平に両方を報道するべきだ」と反論。

 これには、デーブ・スペクター氏は「太田さん、毎週同じことを言って恐縮なんですけど、やっぱり“公平”も“白黒”もないんですよ、この場合は。(統一教会の実態を)知らなすぎると思うんですよ」とあきれた。

 太田は「いい人、無垢な人がいまも信者にいる。テレビが『悪だ』『インチキだ』と報じていいのか」と語るが、有田氏は統一教会が“いい人”に対し、教団名を名乗らずに勧誘し、入信させた後は高額の献金を強いてきた事実を指摘。信者たちが「被害者」であることを強調した。

 これに対し、「東京新聞」記者の望月衣塑子記者はTwitterで以下のように疑問を呈した。

《批判を受けても毎度、統一教会を庇うような発言に終始するのはなぜなのか》

 ほかにも、ネット上では以下のような疑問の声が相次いでいる。

《太田が言ってる事が統一教会のトップとほぼ完全に被ってるやん…》

《何でそんなに統一教会を擁護する発言ばかりしているんですかね!?》

 番組冒頭で、これまでの“炎上”の歴史が紹介されると、太田は「なかなか難しい問題ですな」と他人事のように語った。本人はボケたつもりなのだろうが、スタジオに笑いが起こることはなかった。

アメリカに留学していたころアメリカ人生徒達が羽振りが良い教授は、大学での評価が良いか、企業が欲しがるような研究をしたり、優秀な生徒を使って企業から依頼されたプロジェクトを上手くやっている人だと言っていた。優秀な生徒はいろいろなプロジェクトに参加できるし、経験を詰めるし、就職する時に有利になるからウィンウィン。上手くいった企業はまた戻ってくるし、うわさが広まれば、営業しなくてもいろいろな話が来るらしい。
頭が良くても、学校の権力を持っている人達と上手くできなかったり、ビジネスのセンスがなかったり、企業が興味を持たない事を研究している人は単純に教授と言うだけのように思えた。
少しはお金になるような研究か、大ぼらはだめだが企業と上手くできないと頭が良いだけでは厳しいかもしれない。

理研、大量リストラまで半年、切迫の労使交渉、中座し戻らぬ人事部長、「4月1日」巡る攻防 (1/4) (2/4) (3/4) (4/4) 10/01/22 (東洋経済オンライン)

理研人事部長A氏「面接終わりました。雰囲気的に(労使交渉の席に)戻ったほうがいいですか?」 理研幹部B氏「戻らずに17:00で終わらせる方が、(会議を)長引かせないと思います」 理研幹部C氏「終わりましょう」 ※()内は編集で補足、他は原文ママ (研究員の苦境は本日配信の記事「迫る大量リストラ、理研研究者が募らせる危機感」に)

【写真】理研幹部が労組との交渉中にチャットで交わしたやりとり

 今春に発覚した、理化学研究所が有期雇用の研究者らを2023年3月末で大量にリストラする方針を巡り、撤回を求め続けている理研労組との秋の労使交渉が9月15日の夕方に行われた。開始から間もなくで2時間になる午後5時前ごろ。理研は組合が会議の続行を求めるのを遮り、「今日はこれで終わりにします」と打ち切った。

 理研関係者によると、交渉はリモート会議で行われた。理研側の出席者は個別のアカウントで出席しつつ、裏ではグループチャットを使って連絡を取り合っていたという。東洋経済は理研関係者から、その時のグループチャットのスクリーンショットを入手した。

 そこには、面接を理由に会議を早々に中座した後、会議に戻れたのに戻らなかった人事部長と、他の幹部の生々しいやり取りなどが記録されていた。その一部が冒頭の内容だ。

 この事実に対し、交渉に出席していた組合幹部は「少しでも早く話し合いを進めるべきだが、理研側には誠実さがない」と憤る。3月末で契約の更新を打ち切られる研究者は、「私たちには残されている時間がないのに」と悲しみの表情を浮かべた。

■3月31日、大量の研究者が雇い止めに

 理研は、2023年4月1日で有期雇用の通算期間が10年を超える研究者の雇用契約を、1日前の2023年3月31日で終了するとしている。

 組合によると今春の段階では、研究者の雇い止めで波及的な影響を受けるスタッフらを含め、約600人が職を失う見通しだった。その後、雇い止めを待たずに理研を去った人がいるため、現時点では約400人がリストラの危機にある状況だ。

 2013年4月1日に施行された改正労働契約法で、通算の有期雇用の期間が一般の会社員の場合は5年、研究者など一部の専門職の場合は10年を1日でも超えれば、労働者側は無期転換申込権を得られるようになった。雇用者側に拒む権利はない。

 無期転換申込権の発生に先立ち、理研は2つの手を打っている。1つ目が、2016年4月に施行した就業規則の改定だ。理研は有期雇用の研究者の雇用上限は最大で通算10年までとすることを決め、2018年には起算日を2013年4月1日に遡ることを新たに定めた。

 2つ目が、2017年2月頃に有期雇用の研究者らに書かせた「従事業務確認書」だ。この確認書では、毎年1年ごとの有期雇用の更新上限が2023年3月31日であることを記し、2023年4月1日に有期雇用の期間が10年を超える研究者らにサインさせた。翌年度以降の有期雇用の契約書にも毎回、2023年3月31日までしか更新しない旨を記している。

 複数の研究者らによると、この従事業務確認書は人事部から直接説明を受けて書いたものではない。研究室の上司にあたるPI(研究主催者)から「契約更新に必要な書類だから書いておいて」と言われたパターンが大半という。ある研究者は更新上限の内容に不安を感じてPIに意味を質問すると、「ただの形式的なものだから」と言われたという。

 研究者らは「PIは毎年の契約更新の判断権を持っている。逆らって関係を悪化させたくない。PIも、私たちにサインさせなければ理研から睨まれ、研究の予算を減らされる懸念があるのだろう」と語る。そのうえで、「理研から従事業務確認書を根拠に、『2023年3月末の更新上限に同意した』と言われるのは、だまし討ちされた気分だ」と訴える。

 背景はともかく、外形的に見れば、理研側は2023年3月31日で有期雇用が通算10年になる研究者らの契約更新を打ち切るうえで、上記の2つの理由を保持していることになる。

■ルール撤廃は雇い止め翌日から

 そのような中、新たに大きな動きがあった。理研は7月末、組合側に、就業規則の「有期雇用上限10年ルール」を2023年4月1日に撤廃する方針を伝えたのだ。この日以降に雇用されている有期雇用の研究者は、10年の上限を超えて理研での勤務が可能になる。

 理研は上限撤廃の理由について、「通算契約期間の上限があることで、来年度以降の新たな有期プロジェクトへの応募資格がなかった方々に対し、その規制を撤廃し応募の機会を提供するため」などとしている。

 ただ問題は、その前日の3月31日で雇い止めになる多くの研究者がいることだ。4月1日から有期雇用上限10年ルールを撤廃しても、そうした研究者の契約打ち切りには効力が及ばない。そのため、組合側は「就業規則の廃止は、3月31日までにするべきだ」と迫り、9月の労使交渉でも説明を求めている。

 理研は、労使交渉で合意しなくても4月1日からの撤廃で押し切る方針だ。

 撤廃は3月31日か、4月1日か。1日を巡る攻防は、果たしてどのような意味を持つのか。

 3月31日で雇い止めとなる研究者が4月1日以降に再び理研に採用されることは理論上可能だ。しかし、組合側は「雇い止め対象の研究者が4月1日以降の契約のポストに申し込んでも、理研がもし採用すれば有期雇用の通算が10年を超えて無期転換申込権を得るため、選考で不利な扱いを受けるのではないか」と疑義を呈する。

 理研が4月1日以降の雇用契約で、3月31日に雇い止めした研究者からはわずかな人数だけ採用してアリバイづくりにするのではないか―。研究者らは、そんな強い懸念も抱いている。

 一方の理研側は「(従事業務契約書などでの)最終年度契約があるので、3月31日までに就業規則の有期雇用10年上限ルールを撤廃しても、2023年3月31日での契約終了は有効だと思っている。ただ、変に期待をさせたり混乱を招いたりしないために、撤廃は4月1日からにする」「4月1日以降の雇用契約の募集で、不利益な扱いをしないように周知徹底する」などと主張し、一歩も譲る気配はない。

■そもそも効力の薄い上限ルール

 では、法的な面から「10年上限ルール」と従事業務確認書の妥当性を評価するとどうか。

 労働法に詳しい法政大学法学部教授の沼田雅之氏は「まず、そもそも従事業務確認書にサインしたからと言って、更新上限に同意したことにはならない。サインしなければ契約更新することが難しい状況であれば、本人の自由意思によるものとは言えないからだ。判例でも、博報堂が不更新条項を理由に行った雇い止めを無効としている」と話す。

 さらに、沼田氏は理研が2016年に改正・施行した就業規則の有期雇用上限10年ルールについても、「労働者にとっては不利益変更にあたる。労働契約法10条では、合理性がない限りは不利益変更を認めていない。起算日を2013年4月1日に遡及している点も大いに問題だ。不利益を遡及すると、法的安定性を害する」と指摘する。

 しかも、理研は東洋経済の取材に対し、「(有期雇用10年上限の)通算契約期間の起点については、改正労働契約法を参考に2013年4月とした」と回答した。これでは、無期雇用転換逃れが目的であると自白しているのに等しい。 

 タイムリミットの3月末までもう半年しかない。労使間の話し合いが双方納得する形で折り合う可能性は、今のところ極めて低い雰囲気だ。

 どのような結末になるにせよ、人事部長が労使交渉を早々に抜けたうえで、会議を早く終わらせるために戻らないような理研の姿勢からは、研究者1人ひとりの人生やキャリアに向き合う真摯さは感じられない。

 理研には、旬な研究をやる人材が座る席を確保するために流動性を確保したいという事情や、そもそも国から割り当てられる固定の人件費自体が、有期雇用者の無期転換に対応できる形では増えていないという事情もある。

 だが、理研が、「出口」において丁寧なプロセスを経ることなく多数の研究者を追い出す行為は今後、「入口」に影響し、有望な志望者の減少へと跳ね返る恐れがある。そうなれば、岸田文雄政権が掲げる科学技術立国がますます遠のく。割を食うのは国民だ。

奥田 貫 :東洋経済 記者

【解説】旧統一教会と関係認めた細田衆院議長 鈴木エイト氏「紙一枚に無い『票の差配』が傍証から浮かび上がる」臨時国会のカギは”立憲と維新の共闘”” (2/2) 9/30/22 (MBSニュース)

―――細田博之衆院議長は、このたび紙一枚で「関連団体の4つの会合に出席していたこと」「関連団体の名誉会長に就任していたこと」「関連団体から選挙の支持を得ていたこと」を認めました。旧統一教会との関係は2019年の関連イベントに出席をし「韓鶴子総裁の提唱によって実現したこの場は大変意義深い」「安倍総理に早速報告したいと考えております」と話していました。エイトさんによりますと、「細田議長と教会の関係はかなり深く、細田議長は安倍氏と教会の深い関係も把握していた」ということですが。

(鈴木エイト氏)
1990年に国際勝共連合の「思想新聞」にも勝共推進議員として名前が載っているんですよね。ここまでの経緯を見ていくとかなりいろんな面で連携していた、かなり教団に寄与していた形跡はありますよね。

―――今回の発表で、正直に伝えていないことがまだあるんじゃないかというのがエイトさんの取材です。「旧統一教会票の差配をしてきたことなどを話すべき」こういったことがあったということですか?

2016年の参院選で、宮島喜文さんへの票の差配をしたということが、いろんな傍証から浮かび上がってきてるんですよね。そういうことを経た上で、2019年のサミットでの発言。実際は「意義深い」なんて本心では思っていないと思うんですよ。あと、安倍さんの名前をこの場で出すことで、韓鶴子総裁も教団の幹部も喜ぶってことをわかった上で発言し、つまり、安倍晋三さんの名前を出すことがどういう影響であるかってことわかっているということは、安倍さんと統一教会との関係も、しっかり把握していらっしゃるってことなんですよね。

―――票の差配に細田議長は関わっていたということなんでしょうか?

2016年の参院選で、ある候補者が、統一教会票の差配を断って、宮島喜文に票が流れたと言われていて、当時私はその情報を得ていたんですけれども、それと全く同じことを青山繁晴さんが、今回の事件の後に、ブログに書いていらっしゃるんですね。「派閥の長からそういう打診があった。」状況からして明らかに細田さんだったのではないか、と思います。

―――もしもそれが本当であれば、非常に深い繋がりですね

(三澤肇解説委員)
安倍派の前は細田派だったので、派閥の領袖であったということで、当然派閥の領袖としていろんな議員の面倒を見るってことは入ってきますから、その中に差配というものが入っていてもおかしくはないとは思いますけれども、この内容は、もうちょっと検証が必要かなと思います。

―――昨日、立憲民主党の安住国対委員長は「細田議長による追加説明がなければ、臨時国会で円満に審議に入れない」と伝えています。きょう与野党の代表らが追加説明を要請すると、細田議長は「わかりました」と了承しています。ただ、自らの言葉で説明ということではなく、これまでも自民党で行われてきました8つの調査項目に従って、書面で説明する予定だと話しています。

(丸田佳奈医師)
被害者を一番に考えると、今後絶対に被害者を出さないっていう意味で、前向きな議論が必要なんじゃないのかと思いますが、旧統一教会が「悪いのか、いいのか」っていうところが、ずっと曖昧なままなので、この数か月、話が終わらないんだろうと思う。

―――なんで紙なんですか?自分で話さないんですか?

(三澤肇解説委員)
前例がないんでしょうね。だったら会見を開いて、記者に対して答えればいいじゃないか、って言ってるんですけども、お答えにならない。我々は「国会の信用、地に落ちますよ」って国会の廊下で叫び続けてるんですけど、完全無視です。

エイト氏「細田さんは僕の掴んでいない情報も出した」 ―――エイトさんは、自民党の調査項目に基づいて細田議長の関わりを明らかにすることに関してどう思われますか。

アンケートの8番の先には「票の差配」であるとか、もっと濃い関係が当然追及されるべきなんですけども、8番までと設定されてしまうと、これ以上のものは出てこないですよね。教団側に何かしらの便宜供与をしたり、取引をしてきた人は少なからずいると思われます。そういう人への追及はできない、そこまでさせないための質問項目だったので、これに沿って細田さんが出すのはちょっと問題です。今回、僕の掴んでない情報も、実は細田さん出しています。ということは、山際大臣のように、後から後から出てくるような状況だけは避けたかったのかなと思います。

―――来週からの臨時国会で注目のポイント、エイトさんは「立憲民主が議員立法の成立を目指す被害者救済の法案」いうことですね。

これはかなり立憲民主党が力を入れているので、被害者救済っていう視点であれば、超党派で協力できるはずなんですよね。だからこれはまず目指してほしいと思います。

―――丸田さんもおっしゃってる通り、被害者をちゃんと救うってことですね。

(丸田佳奈医師)
子どもたち、二世に対して「教育なのか、それとも洗脳なのか」が難しいです。明らかに虐待なら介入しやすいんですが、子どもを教育していく中で、親の価値観で教育するっていうのは、当たり前のことですよね。私は産婦人科で子どもとお母さんの関係を見ていますが、食生活で極端な例もやっぱりあって、これは児童相談所が介入しなきゃ、っていう事例もありました。ただ、それを親は良かれと思ってやっていることなので、どのぐらい介入できるのかすごく難しいというのは、日常から思っています。

(鈴木エイト氏) 様々な局面があると思うんですけど、そこで人権侵害が起こっているかっていうところで線引きをきちっとすべきだと思うんです。

(三澤肇解説委員)
被害者救済の法案は、実は立憲民主だけじゃなく維新も考えていて、ただちょっと法案に違いがあるんで、来週までに結論を出そうということになってるんですが、そういう一本化ですよね。やっぱり野党が一緒になって与党と対峙しているという構図、これが一番大事で、その中心が立憲と維新なんです。でもこの2党は、水と油って言われて、憲法観も全然違う。次の臨時国会では共闘を宣言したので、ひび割れができることなく、きっちりといけるかどうかが、巨大与党とどう向き合うのかというところが臨時国会のポイントかなと思っています。
(2022年9月30日MBSテレビ「よんチャンTV」より)

「安倍元首相の国葬は、日本のイメージを悪化させただけ」は部分的にそう思うが、国葬を決めた人達はそうとは思っていないだろうし、思っていても認めないだろう。
因果応報だとは思うが、どう思うかは個々の判断。安倍元首相及び一族が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に深くかかわっていなければ、このような展開にはならなかっただろうし、恨みかや妄想でも攻撃対象にはならないかったと思う。
安倍元首相と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関係を調査しない事は、調べると不都合な事実が出てくると思っていると感じる。
野党は中途半端で、期待できない。セクト法のような法律、又は、カルト集団やカルト教団の定義及びカルト集団や教団を規制する法律のため動いてほしいが、積極的には動いていない。今やらなきゃ、いつやるの?と思うけど、これが現実なのだろう。

安倍元首相の国葬は、日本のイメージを悪化させただけ (2/2) 9/30/22 (ニューズウィーク日本版)

*この記事は、現地発の情報プラットフォーム「WorldVoice(2022年9月30日付)」の投稿を一部編集して転載しています。

【動画】韓国に進出した日本のセクシー俳優たち

【RIKAママ(仏在住ブロガー)】

日本での安倍元総理の国葬にまつわる論争が激化していた中、私は、フランスではこの国葬がどのように報道されるのかを注目していました。ひととおりのフランスの報道機関による、この日本の国葬についての報道は、どれも似たり寄ったりで、国葬儀そのものよりも、その背景に焦点が当てられ、この国葬に対して国民の約6割が反対していること、またこの意見は日本では珍しい数千人単位のデモが起こり続けてきたこと、国葬儀の1週間ほど前には抗議のために首相官邸前でガソリンを被って火をつける人までいたこと、1,200万ユーロという税金がつぎ込まれたこと、日本政府が見込んでいた海外からの要人の弔問客もG7の現職の首脳は現れなかったこと、これにつれて、現首相の支持率が急落したことなどに言及しています。つまり、ポジティブな要素はまるでありません。

日本の国葬翌日の仏紙ル・モンドでは、「7月8日に選挙演説中に暗殺された安倍元首相の国葬は、国民の強い不満を呼び起こし、岸田現首相の支持率を著しく低下させた。誰からも何の疑問を抱くこともなく行われた世界的な影響力を持ったエリザベス女王の国葬は、イギリス国内だけでなく世界中の人々の感動を呼び起こし、この日本の国葬とのコントラストを際立たせた」と書いています。

<安倍元首相暗殺から国葬までのフランスでの報道の経緯>

安倍元総理が暗殺された日は、その当日からフランスでも速報が流され、日本から生中継の映像が流され、その衝撃の大きさは相当なものでした。安倍元首相は、近来の日本の首相の中では海外でも抜群に知名度があり、首相を退いた後もその発言には、現職の首相以上に注目されていた感じでした。しかも、それが選挙演説中の、世界一安全なはずの日本での銃による暗殺という事件はかなりセンセーショナルでもあり、マクロン大統領をはじめ、世界各国の首脳が弔意を示すメッセージを次々と発表している様子などが伝えられていました。

この事件直後の報道では、民主主義への攻撃は許されないという正論も手伝って、「日出ずる国は、日本の近代史における重要な家系の純粋な家系図を失い、日本の歴史に長い歴史を持つ日本の政府首脳が初めて暗殺された暗い日として、永遠に刻まれることになるであろう」、彼の出自についても「19世紀以降に大きな影響力を持った安倍、岸、佐藤という苗字を持つ家系であり、真の日本の王朝物語、安倍氏はその生涯を武勇伝として残した」と神格化されたような報道ぶりでした。

しかし、それからまもなく、事件の背景にある真相(統一教会との繋がり)が明らかになるにつれ、彼の評価が一転するだけでなく、この事件の真相に関わる重大な問題を選挙が終わるまで曖昧にして伏せてしまう日本の政府と警察、マスコミについての辛辣な批判が始まりました。「投票日までの48時間、日本の大手メディアは膨大な人的・物的資源(全国紙5社で9,355人の記者)を導入して、事件の情報収集に当たっており、事件現場にはヘリコプターが飛ばされ、事件現場は模型で再現され、きめ細かく検証されているかのごとく報道している一方で、堕落した日本のマスコミは、これだけの人的・物的資源を導入が単なる水増しされた動員、導入であるかを物語るかのごとく、愚かしいニュースを流し、驚くことに安倍晋三が殺害された翌日、日本の大手5大新聞は全て同じ記事を一面トップで掲載し、書体の大きさも含めて一言一句違わないのは、彼らの共犯関係を裏付けている。もはや日本の主要メディアは機能していない」と書かれていました。

そして、その後は、安倍晋三氏と統一教会の問題、日本での統一教会の被害について、また100人以上の現職の国会議員(その大半が自民党)が統一教会との関わりがあるという事実などが着々とフランスでも報道されていました。仏フィガロ紙では、「日本における統一教会の驚異的な影響力」と題して、「数千人の統一教会信者の前で晴れ晴れとスピーチする衆議院副議長は、日本で非難を浴び続けている宗教団体の集会に参加したということで、当然、本来ならば、彼の政治生命は絶たれるはずだが、安倍晋三の下ではそのような付き合いは無害どころか、高く評価されていた・・」と報道しています。

事件直後のフランスのツイッターのトレンド1位は「Shinzo Abe」でしたが、それからまもなくすると、「Shinzo Abe」と検索すると「Shinzo Abe secte moon」(安倍晋三 統一教会)と出てくるようになりました。

次の段階でこの話題に注目が集まり始めたのは、現在の民主主義体制では国葬は規定されておらず、この点に関する法的根拠はないにもかかわらず、国会も通さずに岸田首相が国葬を行う決断をしたことや、そのことに反発する国民の声が大きくなり、7月末に行われた世論調査で53%以上の国民が反対しているという段階で、岸田内閣が支持率の急激な低下に押されて、9月に行われるはずだった閣僚の入れ替えを早めたものの、依然として不評をかっていることなどが伝えられていました。

9月に入り、「マクロン大統領は安倍元首相の国葬には参加できない(しない)」と返答したというニュースが一瞬、流れましたが、その時には、上記した内容の報道がさんざんフランスでもなされていたので、至極、当然の成り行きであると思われていました。国葬を機に弔問外交を行うと見積もっていた日本政府にとっては大誤算で、結果として、G7(主要7カ国)の現職の首脳は一人も参加しないものとなりました。

<極め付けのエリザベス女王の国葬> そして、強硬に国葬を開催しようとしている日本政府にとっては、これでもかというタイミングでエリザベス女王がご逝去され、フランスでは、その国葬までの1週間ほど、まるで自分の国の女王か?と思われるほどのエリザベス女王・イギリス王室フィーバーが巻き起こり、非のうちどころのない国葬の様子を密着で報道しました。安倍元首相が暗殺された時には、エリザベス女王からの弔文が送られたというのに、このとんでもない顛末には、唖然とさせられるばかりです。もはや比較の対象にするのが失礼なレベルですが、もちろんエリザベス女王の国葬に関しては、きちんと国会で決議され、反対する国民どころか、女王の棺と対面するための一般の弔問客の列が4日半も途切れることなく行列したのは25万人、国葬当日に沿道に駆けつけた人約10万人、全世界からの現職首脳2,000人が参列、全世界で40億人がこの国葬の模様を視聴したと言われています。

そんな今世紀最大のため息が出るほど美しいイギリスの国葬の後の日本の国葬は、そのお粗末さどころか、日本の粗を露呈する以外のなにものでもなく、もはや報道に値するのはその国葬儀自体よりも、そのことによる日本国民の分断やスキャンダルでしかありえなくなったのです。

<スキャンダルの深掘りへ>

この日本の国葬儀と国民の反発、統一教会問題から、さらに、フランスのメディアは、統一教会以外の安倍氏に対する問題追求、批判はさらに厳しくなりました。「9年近くも政権を維持したのは記録的な長さであり、国際的にも多くの功績を残したが、内政面ではもっと複雑な問題を抱えている。安倍晋三は、その超保守的な姿勢、悪化したナショナリズム、労働者よりも大企業にはるかに有利な経済政策、そして彼の職務を汚す政治・金融スキャンダルなどで多くの批判を浴びており、分裂的な人物である。彼の首相引退も世間的には、健康上の理由ということになっているが、実際には、政治・金融スキャンダルによるものであった」など、当初は「真の日本の王朝物語、安倍氏はその生涯を武勇伝として残した」とまで言われた安倍元首相は、国葬によって、より過去のスキャンダルに注目され、それが印象づけられることとなりました。

そして、それは、安倍元首相だけには、留まらず、この国民の60%以上が反対する国葬を民主的な協議も行わずに強硬した現岸田首相への非難にも繋がっています。仏経済紙レゼコー紙は、「Fumio Kishida Mr Nobody」と題して、「日本の首相は国葬で自分の野望の喪失を悼むことになるだろう」「白い花壇の前で喪に服すとき、首相は自民党が自分に託した期待も喪うことになる」「保守派の仲間たちが岸田文雄を指名したのは、わずか1年前のことだったが、ほぼ企業だけが儲かったアベノミクスに対する改革もこの気弱なリーダーは、事実上、すべての改革プロジェクトを放棄している。そのため、彼の人気は野望とともに崩れてしまった。そこへ来て、安倍晋三の暗殺で明るみに出た、多くの自民党議員と統一教会とのつながりのツケも回ってきた。それに輪をかけるようにこの過半数を超える世論を無視し、野党の説得もできずに強硬した国葬は、さらに彼の支持率を奪った」とかなり辛辣に述べています。

だいたい、国民の半数以上が反対していることを強硬的に行うということはフランスでは考えられないことです。フランス政府がこのようなことを強行すれば、巻き起こるデモや氾濫は日本の非ではありませんから、フランス政府は非常に世論に対して敏感に対応します。同意を得られなければ、きっと何としてでも説得しようと試みるであろうし、それを無視して強行するなどということは、それこそ民主主義国として許されないと国民は大荒れに荒れることでしょう。今回の日本の国葬(国葬儀)の開催は、フランス人には理解できないことだったのです。

こうして、フランスでの安倍元首相の暗殺事件から国葬までの報道の経緯を辿っていくと、この事件をきっかけに、どんどん日本へのネガティブイメージが膨らんでいったように思います。安倍元総理を全否定するつもりはありませんが、その後の問題処理対応一つ一つで、みるみる日本のイメージを悪化させてしまった気がして残念でなりません。

安倍元首相の国葬は50億円は超えないが、増税優先なら反対すればよかった。数十億円だって稼ごうと思えば簡単ではない。防衛費の増額はなしにしろ。かなり増額しても、ロシアや中国が本気で動けば、効果はない。高額な兵器を購入せずに、既存の技術を組み合わせる事により効果を発揮できるドローンの応用のような安価で効果が出る平気で良い。愚かなイージスシステムのバージか、船はやめろ!お金をどぶに捨てるだけ。それにお金を捨てるような使い方はするなと言いたい。
下記の技能実習生の税金は免除は最初から却下にするべきだろう。
「技能実習生の税金は免除して」日本がベトナムに足下を見られてしまう本当の理由 (1/4) (2/4) (3/4) (4/4) 09/22/22 (ダイヤモンド・オンライン)

日本経済に「冷や水」浴びせる財務省 国民生活よりも増税優先か 根っからの〝ムラの一員〟岸田首相では危機的状況に 09/30/22(夕刊フジ)

【ニュース裏表 田中秀臣】

日本経済に冷や水を浴びせる名人がいる。財務省という組織だ。財務省の目的を簡単にいうと、「増税と予算節約」である。コロナ禍や「物価高」で生活に悩む国民が多い中では、まさに天敵である。

しかし財務省には手ごわい応援団が存在している。国会議員やマスコミ、財界などに固定ファンが多い。財務省から情報を得ることで、仕事の役に立つことが多い人たちだ。テレビのワイドショーなどを見ていると、まるで財務省の広報のような解説が多い。財務官僚からレクチャーを受けたまま流しているのだろう。

岸田文雄首相はこの財務省の最上位の〝推し〟として知られている。岸田首相は、本音では単なる増税派である。実際に、総理になる前に出した『岸田ビジョン』という著作には、主要な政策として緊縮財政がメニューとして並ぶ。根っからの財務省ムラの一員である。

「新しい資本主義」や「貯蓄から投資へ」、最近では「資産所得倍増」などとスローガンを掲げているが、その目的は財務省ががっちり増税することにある。国民生活よりも財務省ムラの利益が優先している。

具体的にみておこう。中国、ロシア、北朝鮮など周辺国との防衛バランスを考えれば、防衛費の拡大は当然だ。だが防衛費の財源で話題になっているのが、金融所得課税だ。これは財務省ムラからずっと出ている政策である。目的は資産所得の公平性を図ることだという。だが、そんな表向きの理由を信じる人は愚かである。

実際には、さらなる消費増税が政治問題化しやすい中で、さっと取れて、しかもそれなりに多額の税収が見込まれると踏んでのことだろう。金融所得課税をやれば日本の株式市場に深刻な冷や水を浴びせるが、そんなことは財務省ムラの知ったことではない。

そもそも防衛費のために特定の税収が必要だ、という議論自体がインチキだ。現状いわれている国内総生産(GDP)比2%程度の防衛費拡充ならば、景気を良くして自然増収で十分に賄えてお釣りがくる。初めから特定の税収とひも付けて防衛費を縛ると、安全保障をむしろ不安定なものにしてしまうだろう。

「物価高」で悩む日本だが、その実態は電気、ガス、ガソリンや一部の食料品の値上げだ。これにふさわしい政策は、まさに消費減税だ。だが、財務省ムラの一員である岸田首相にそれを望むのは無理だろう。今後は、日本銀行の総裁、副総裁人事でも増税派が送り込まれることが懸念される。まさに日本経済の危機だ。(上武大学教授・田中秀臣)

もったいないとは思うけど、まれに血栓症の副反応が起きることが報告された英製薬大手アストラゼネカ社製の新型コロナウイルスワクチンを打ちたい日本人は少ないだろう。アベノマスクを考えれば、無料でも送料や配送手続きの費用を結構かかったことを考えると、廃棄が安いのかもしれない。
「国は購入額や今後返金を受けるキャンセル分の額を公表していない。」については国民が驚くほどの額なのだろうなと思う。財務省は増税とか言っているが、無駄遣いをする前に止める方法を考えてほしい。国のシステムの問題なのだろうが、無駄遣いした後にお金がないと言われても困るし、改善が必要だと思う。

アストラゼネカ製ワクチン、1350万回分を廃棄 有効期限切れ 09/30/22(毎日新聞)

 厚生労働省は30日、英製薬大手アストラゼネカ社製の新型コロナウイルスワクチンについて、同日までに供給を受けたすべての製品の有効期限が切れ、約1350万回分を廃棄したと発表した。同社製ワクチンの国内での接種は終了する。

【脳血流に異常か】コロナ後遺症で考えられるメカニズム

 政府は2020年12月、同社から1億2000万回分を購入する契約を締結した。厚労省などによると、自治体に配送したのは約20万回分で、接種実績は約12万回分にとどまる。

 約6230万回分は契約をキャンセルし、提供を受けたワクチンのうち約4400万回分は海外に無償供与したが、残りは廃棄した。企業との秘密保持契約に基づき、国は購入額や今後返金を受けるキャンセル分の額を公表していない。

 同社製ワクチンは世界でも最速ペースで実用化されたが、海外でまれに血栓症の副反応が起きることが報告された。国内では接種対象を40歳以上に限定するなど活用が進まなかった。【村田拓也】

日本人は結構、外国語をカタカナで使うが、新しい言葉を使うのなら英語みたいには私の使っている○○の定義はとか、意味はとか説明して話を進めてほしい。セキュリティー・クリアランス(適格性評価)と言われても、理解できない。まあ、セキュリティー・クリアランス(適格性評価)はなんとなくしか理解できないが、そこまで言うのであれば、正体を隠して日本人を信者にして多くのお金を日本から持ち去っていく世界平和統一家庭連合(旧統一教会)は問題だと思う。他のカルト集団や教団を含めて、取り締まる新しい法律を作ってほしい。

高市氏「捨て身告発」の波紋 政府内に中国配慮?経済安保に後ろ向き 岸田首相は沈黙 「明日クビになったらすいません。ごきげんよう」 09/30/22(夕刊フジ)

高市早苗経済安全保障担当相の「捨て身の告発」が波紋を呼んでいる。経済安全保障の核となる機密情報の取り扱い資格「セキュリティー・クリアランス(適格性評価)」の制度化をめぐり、テレビ番組で、政府内の〝抵抗勢力の存在〟や〝親中派との闘争〟を示唆したのだ。岸田文雄首相は30日朝時点で、この件に沈黙している。高市氏の「真の狙い」とは。

【写真】入閣に「辛い気持ちで一杯」とツイートしていた高市氏

注目の「告発」は28日夜、BSフジ「プライムニュース」で行われた。

今年5月に成立した経済安保推進法では、「セキュリティー・クリアランス」制度の追加が焦点となっており、司会者はこの点を質問した。

高市氏は「経済安全保障推進法の改正案として、これを入れ込んだものを出したい」と強い意欲を示し、こう続けた。

「この秋は(提出は)全然間に合わない。それと、担当相に就任した日に『中国という言葉を出さないでくれ』と、『来年の通常国会に提出するとは、口が裂けてもいわないでくれ』といわれた」

高市氏は以前から、「経済安全保障推進法にスパイ防止法に近いものを入れ込んでいくことが大事」「(セキュリティー・クリアランスを)しっかりやらないと欧米のサプライチェーンから外される可能性もある」などと重要視していた。

それだけに、今回の「告発」には、永田町でも憶測を呼んでいる。

ある与党議員は「経済安保の懸念の筆頭は、『中国の脅威・浸透』だ。軍事的威圧だけでなく、官民の情報や先端技術の流出、サイバー攻撃も深刻な問題だ。高市氏の発言が事実なら、(政府内に)中国に配慮をして、法改正を妨げている存在がいることになりかねない」と警戒する。

ただ、政府関係者は「法改正は中国を刺激せずに、粛々と進めていく狙いがある。岸田首相は最重要施策と考えている。手法の違いではないか」と語った。

高市氏はBS番組で、「サイバーセキュリティーは経済安全保障の一環だ。『必要な法改正も、私の担当にしてください』と岸田首相に申し上げて、断られてしまった」「セキュリティー・クリアランスは、どうしても法改正して出したいというのが私の強い希望だ。しかし、内閣府の長は総理大臣だ。法律案を書きなさいと役所の人に命令する権利はない」とも語った。

首相周辺からは、「任された役回りに不満があるのかもしれない」との声もあがる。高市氏は番組で一連の発言後、「明日クビになったらすいません。ごきげんよう」と笑顔で一礼した。

高市氏は、サイバーセキュリティーも含めて経済安全保障の第一人者である。岸田首相は国益第一で、抵抗勢力を排除すべきではないか。

リスクとメリット、そして今後の視聴者が持つイメージを考えてどのような判断をするかだと思う。

旧統一教会に訴えられても「ミヤネ屋」がイケイケなワケ 09/30/22(東スポWeb)

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が29日、「情報ライブ ミヤネ屋」の読売テレビと「ひるおび」のTBS、さらに番組出演者で弁護士の紀藤正樹氏、本村健太郎氏、八代英輝氏を名誉棄損で提訴すると発表した。それでもファイティングポーズを取り続けている「ミヤネ屋」にひるむ様子はない。その理由とは――。

【写真】30年前の勅使河原秀行氏

 訴状などによると、3人の弁護士が番組内でした発言が名誉棄損になるとしている。紀藤氏の「信者に対して売春させていた事件まである」、本村氏の「司法の判断として布教活動自体が違法だと認定済み」、八代氏の「教団がやっている外形的な犯罪行為」といった発言が事実に反し、社会的評価を下げたと旧統一教会は主張。計6600万円の損害賠償と、放送局に対しては謝罪放送などを求めている。

 すぐさま紀藤氏はツイッターで反応。「私の発言は統一教会への発言ではなく統一教会の分派に対する発言です」と強調した上で、「私への訴訟は言論への萎縮効果を狙った恫喝訴訟、SLAPPの類です。自らの正当性を言うなら国を訴えるのが筋でしょう。自らの非を改めず民間を訴えること自体が、統一教会の問題をよく現しています」と非難した。

 また、本村氏は所属する浅井企画の公式サイトで「訴訟が届き次第、検討した上で、適切に対応してまいります」とコメントしている。

 8月下旬に旧統一教会は「事実に反する報道や不当に当法人等を貶める報道に対しては、法的手段を講じて厳重に対処させていただく所存です」との文書を発表していた。実際に提訴となったわけだが、実際に旧統一教会対策で活動する関係者の間ではそろそろ「反撃」があるのではないかとささやかれていた。

 少し前、法曹関係者は「旧統一教会の韓国の幹部たちは『日本の弁護士は被害者を助ける方面でばかり動いていて、教会側で動く弁護士がいないじゃないか』と不満をため込んでいたというのです。日本の教会としては反撃に動かざるを得ないでしょう」と指摘していた。

 旧統一教会によると、今後も第2、第3の訴訟があり得るといい、弁護士に対しては懲戒請求する方針を明かしている。

 一方、読売テレビは「訴状を確認し、今後の対応を検討する」とコメント。TBSは「訴状を受け取っていないので、コメントを差し控える」とした。

 反旧統一教会の急先鋒のミヤネ屋はこの日、提訴されたことをトップで速報。MCの宮根誠司は「我々『ミヤネ屋』、番組としましては、私も含めスタッフ一同、これまで通り、旧統一教会の過度な献金、被害者救済、政治・政治家とのかかわりなど、反社会性が指摘される教団の本質的な問題を、さまざまな声、意見を取りあげながら伝え続けたいと思います」と話し、報道姿勢に変化がないとした。

 同局の吉積伸介編成部長も、この日行われた番組改編会見で「現場と話しているのは、事実に基づいた報道を行うことに尽きる。発信したことに対していろんな反響はあるが、伝える根本は事実に基づくというのがモットー」と語った。

 提訴にも動じない姿勢について、在阪テレビ関係者は「もともとジャーナリズム感が強いというか、取材力には定評のある局です。ミヤネ屋には、かつて旧統一教会問題を報じていた『ザ・ワイド』の取材班が複数いますし、取材に絶対の自信を持っているのでしょう。そもそも提訴が怖ければ、こんなに報じてないですよ」。

 それだけではない。一連の報道で、多くのファンの獲得に成功した。「旧統一教会に対する『ミヤネ屋』の報道の反響はすごくて、『よく放送した』などと宮根さんが神格化されてるほど。関西では一人勝ちで営業面にも好影響をもたらしている」(同)

 さまざまな事情から、ミヤネ屋が引くことはなさそうだ。

    (本紙取材班)

東スポWeb

一般的な考えと個人的な考えが同じかわからないが、個人的には下記のような対策を取る宗教法人や宗教団体は、良い宗教法人、又は、宗教団体だとは思わない。 生かさず、殺さずのような対応を取っているように思える。与党の自由判断だが、このような宗教団体と深い関係があるのが、公になった今、どのような対応を取るかで政党の真の姿が判断されると思う。中途半端な対応は信頼と信用を失うだけである。
立憲民主党の辻元清美参院議員がなぜ今批判されているのか?言っている事とやっている事の間に、乖離があるからだと思っている。それを何度も繰り返すから言葉が伝わらなくなると思う。

内部資料で発覚 旧統一教会が高額献金者を「高度危険者」と呼んでいた卑劣な理由 09/30/22(日刊ゲンダイDIGITAL)

【安倍元首相銃撃で見えた 統一教会の実態】

「あの事件のお母さんが献金されたのは1990年代です。90年代です。90年代の話であって、コンプライアンス宣言以前のはるか以前の問題です。もう(質問を)切ってください」

【写真】髪形とメガネに時代を感じる…若かりし日の“テッシー”こと勅使河原秀行氏

 旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)が22日、東京・渋谷区の教団本部で開いた記者会見。「なぜ7月8日のような事件が起きたのか」という質問に教団顧問弁護士の福本修也氏は語気を荒らげてブチ切れ、「09年のコンプライアンス宣言以降、同様のケースはない」と言わんばかりだった。

 安倍元首相の銃撃事件後、信者による高額献金が明るみに出た旧統一教会は「09年のコンプライアンス宣言以降はない」というフレーズを強調しているが、本当に高額献金はなくなったのか。

「全国霊感商法対策弁護士連絡会」の渡辺博弁護士が入手した、2012年に作成されたとみられる教団の内部文書「高度危険者に対する緊急対策の取組みフィードバック」によると、12年の時点で900人以上が億を超える献金をしていた。

 渡辺弁護士が説明する。

「内部文書によれば、統一教会は山上被疑者の母親のような1億円を超える高額献金者を『高度危険者』と呼び、全国に911人いることが分かります。『AA』と『AAA』と分けてあり、『AAA』はおそらく10億円以上の献金者と思われます。911人の中には統一教会であることを隠して誘われ、脅され、だまされて家庭が崩壊状態になり、全財産を取り上げられた信者もいるはずです。そんな高額献金者に訴えられたら、教団は大変な事態になります。放っておくと危ない、何とか対策を講じなければいけないと考え、文書を作成した可能性があります」

■1億円以上の献金者は全国に911人

 資料を見ると全国を12のブロックに分け、1億円以上の献金者が796人、10億円以上の献金者は115人もいる。これまで多大な貢献をしてきた高額献金者を「高度危険者」扱いしている。

 教会改革推進本部長に就任した勅使河原秀行氏は会見で「献金のために借金したりするような過度な献金にならないよう指導するなど、09年にコンプライアンスを強化した際の対策を改めて徹底する」と表明。

 だが09年以降の過度な献金の額と件数を聞かれると「ちょっと分からない」と答えられず、献金額が高額かどうかの判断基準に関しては「各教会の教会長やスタッフがする」と、具体的な金額は明かさなかった。

 渡辺弁護士が続ける。

「教団は高額献金者にこれ以上、献金させないようにストップをかけるのではなく、献金を続けさせているとみられます。そうなると家庭の崩壊や自宅の差し押さえ、自己破産などのリスクが増していきます。内部文書は『そういった問題が表面化する前に対策を考えろ』と、全国の各教会長に指示するためのものでしょう。例えば高額献金者との間で『献金は私の自由意思です』『献金の返金を求めません』という公正証書や合意書を作成する。統一教会を相手に損害賠償請求をできなくなるよう、あるいは訴訟しても無駄だと思わせるよう、あらかじめ手を打っておくのです」

 勅使河原氏は「返金請求や被害を訴えるなどの申し出があった場合、一件一件誠意を尽くして対応し、自ら早期に解決を図る」と話したが、どこまで実行されるのだろうか。

三浦瑠麗氏と話した事はないので、ニュースやテレビでの発言からでしか判断できないが、彼女は彼女は一番な生き方なのではないのかな!彼女が思っている事を口に出し、彼女がしたい事をする。それだけの事だと思う。安倍晋三元首相サイドであるが、安倍晋三元首相よりも彼女の思いが優先されるので、安倍晋三元首相の国葬だからは関係ないと思う。彼女が一番で、その次に安倍晋三元首相の国葬であれば、彼女の行動に何らおかしい事はない。安倍晋三元首相の国葬に彼女が選んだ服装で出席する。安倍晋三元首相の国葬を優先するから彼女の服装に対して疑問を持つのだと思う。ドレスコードがないのなら、何を着ようが彼女の自由。そして彼女に招待状を送った側にも部分的に責任がある。

三浦瑠麗氏のスケスケ喪服に見る、国葬で目立ちたがる丸出しのエゴとは (1/3) (2/3) (3/3) 09/30/22 (女子SPA!)

 9月27日に安倍晋三元首相の国葬が執り行われました。国論を二分する中での開催はさらなる議論を呼びそうです。

【イラスト】ネット上では賛否両論となったシースルー喪服

三浦瑠麗氏のシースルー喪服に賛否
 そんな中、国際政治学者・三浦瑠麗氏の装いが話題を集めています。胸元と腕が四角くシースルーになった喪服で参列したのです。さらに、その喪服でポーズを取った写真をわざわざインスタグラムにアップ、「国葬に参列して参りました」と報告しました。

 この個性的なデザインに、ネット上では賛否両論。「さすがオシャレです」と賞賛する声の一方、「自己顕示欲の表れ」とか「弔意を表すなら慎ましく肌を隠すのがマナー」と厳しい指摘も見受けられました。

 いずれにせよ、三浦氏が国葬に強い思いを抱いていたことは確かだった様子。ここまで入れ込む背景には何があったのでしょうか?

 ここで三浦瑠麗氏と安倍晋三元首相の関係を振り返っておきましょう。

“安倍シンパ”文化人でもとくに強い支持コメントをした三浦氏
 三浦氏は2019年に安倍氏主催の桜を見る会に参加。ニュースやワイドショーでも安倍政権を支持するコメントを繰り返し、女性論客としての地位を確立しました。

 国葬についても一貫してその意義を主張。天皇陛下の“たいもの礼”(大喪の礼)を引き合いに出し、行政の長にも同等の見送り方があってしかるべきだと持論を展開しました。(注1)

 一方で、旧統一教会をはじめ、森友・加計学園や、桜を見る会での政治資金疑惑など、安倍氏に多くの問題があったのも事実です。また、国葬の決定に至るまでに与野党での議論がほとんどないままに決定した経緯があります。

 そうした“負の遺産”を理由に、SNSに招待状の写真をアップして欠席を表明した野党議員に対して、三浦氏はこう反論しています。 <はしたなく見えるのでやめたほうがいいと思いますよ。>(9月9日 自身のツイッターより)

 エリザベス女王の国葬とネガティブに比較される状況については、<女王が亡くなったときの国葬と、国に功績があった方の国葬では、英国でも国内の受け止めや儀式の厳かさは当然違う。>(9月20日 自身のツイッターより)と、こちらは国際政治学者らしく冷静にいなしているようですが。

 ともかく、“安倍シンパ”と目される文化人の中でも特に強い言葉で支持してきた三浦氏。しかし、その思いは衷心(ちゅうしん)から発せられたものだったのでしょうか? 厳粛な国葬の場で「オシャレ」とか「セレブ」とチヤホヤされることを望んでいたのでしょうか?

 ということで、三浦氏も言及したエリザベス女王の国葬の様子と比較して考えてみたいと思います。

(注1)7月31日放送『ワイドナショー』(フジテレビ系)での発言。反対意見が続出した安倍元首相の国葬について、以下のように語った。「日本で私が憂慮するのは、天皇陛下の国葬は当然だと、これはたいものれいだと。(筆者注・正しくは、たいそうのれい。大喪の礼)権威は認めるけど、民主主義で選んだ総理大臣に対して毀誉褒貶あろう、だけども政治はダメっていうのは、民主的にはおかしいと思っているんです」

エリザベス女王の国葬に見る、抑えたファッションの優雅さ  イギリス紙The Telegraph電子版が「女王の国葬における参列者の装いは我々に静謐(せいひつ)な威厳とは何かを教えてくれた」(The fashion on show at the late Queen’s funeral was a lesson in quiet dignity」Lisa Armstrong 2022年9月19日 以下全て筆者訳)という記事を掲載していました。

 コラムを書いたリサ・アームストロング氏はテレグラフ紙ファッション部門のトップ。参列者のブラックで統一したクラシックな装いについて論じています。

 ロイヤルファミリーとメーガン妃はもちろん、皇后雅子様、マクロン仏大統領のブリジット夫人やニュージーランドのアーダーン首相に至るまで、奇抜なデザインの服は誰も着ていませんでした。

 そのかわり、丈(たけ)の長さやシルエット、そして帽子とかアクセサリーなどの小物でわずかな違いを生み出していく。各々が歴史的な重みとプロトコルを理解したうえで自らを抑えたファッションで臨んでいたと論じているのですね。

 けれども、本質はファッションではないとしてアームストロング氏はこう結論づけています。

<心のこもった仕草、見事なジュエリー、そしていまだかつてないあふれんばかりの優雅さ。たしかにファッションショーではありませんでした。でもこれが今後の葬儀における新たなスタンダードになったとしても驚かないように>

 抑制された服装が心からの哀悼(あいとう)の意を如実に映し出した。それこそが女王の国葬にふさわしい荘厳さを生み出したということなのです。

国葬への出席は“私の晴れ舞台”
 そう考えると、明らかに他人とは異なる三浦氏がいかに突飛な存在だったかがわかると思います。世間が抱く国葬への懸念が、スタンドプレーとも言える三浦氏の服装にあらわれてしまったかのようです。

 その身なりから伝わるのは、国葬への出席が“私の晴れ舞台”であるという自我です。もちろん三浦氏は決して認めないでしょう。しかし、常識ある世間の目はごまかせません。

 スケスケ喪服姿でネコをあやすポーズを決めるインスタから、多くの国民は“やっぱ内輪向けイベントだったんだな”との感想を抱いたことでしょう。なぜなら、この写真の構図からは悲しみではなく気分の高揚が伝わってくるからです。ブロマイドでも撮影してるのかと。

 エリザベス女王の国葬において、そのような立ち居振る舞いをした人物はただの一人もいませんでした。あのメーガン妃でさえも。

“国葬”の場でも目立ちたがりという自我を発揮  9月20日のツイッターで、<戦後日本は国として人を悼むことを考えてこなかったので参照地点を海外に求めがち>と語った三浦氏。

 本当におっしゃる通りです。“国葬”の場でも目立ちたがりの自我を認めてしまうレベルなのだから、まだまだ参照地点を海外に求めなければなりません。

 それこそ三浦瑠麗氏が身をもって教えてくれたことなのでしょう。

<文/石黒隆之 イラスト/ZZZ>

【石黒隆之】
音楽批評の他、スポーツ、エンタメ、政治について執筆。『新潮』『ユリイカ』等に音楽評論を寄稿。『Number』等でスポーツ取材の経験もあり。いつかストリートピアノで「お富さん」(春日八郎)を弾きたい。Twitter: @TakayukiIshigu4

女子SPA!

【旧統一教会】「選挙で私を支持」細田氏が“接点”認める 関連団体の名誉会長にも 09/29/22(テレビ朝日系(ANN))

細田衆議院議長は旧統一教会との接点について、29日に初めてコメントを発表しました。関連イベントに4回出席していたとしたうえで、選挙の際に教団側から細田氏を支持するという意向が伝えられたことなどと明かしました。

 去年6月、旧統一教会の関連団体が開いた会合でガッツポーズする細田博之衆議院議長の写真。

 細田博之衆院議長:「(Q.細田議長、旧統一教会との関連で話を聞かせて頂けませんか?)…」

 教団との関係について、これまで一度も言及しなかった細田議長が文書を公表。

 細田衆院議長のコメント:「地元の関係団体が選挙において、私を支持するとの意向があったことは事実である」

 立憲民主党・安住淳国対委員長:「紙っぺら1枚出して、これで『はいサヨナラ』はないですよ」

 野党が憤りを表した細田氏の説明とは…。

 自民党が今月初めに発表した旧統一教会、現在の世界平和統一家庭連合と接点を持っていた所属国会議員は179人。

 この点検の際に「抜け穴」となっていたのが現在党籍を離れ、衆議院議長を務める細田氏です。

 細田氏は、2018年10月の政治団体「国際勝共連合」の記念大会など、合わせて4度の会合で「出席した記録があった」と説明。

 また、「日韓トンネル構想」の顧問や「日本・世界平和議員連合懇談会」で名誉会長も務め、2019年6月には関係団体からインタビュー取材を受けたといいます。

 さらに、選挙の際には地元である島根の関係団体から支持する意向があったことも認めました。

 細田衆院議長のコメント:「関係者は私が知る限りでは普通の市民であり、法令に反する行為を行っているとの認識はない。今後、社会的に問題があると指摘される団体等とは関係を持たないよう、適切に対応して参りたい」

 コメントを受けて、自民党内からは厳しい臨時国会になるとの見方も。

 自民党幹部:「あれくらいのことしか言えないだろう。国会は最初からもめるだろうけどしょうがない」

 細田議長がかつて率いた自民党最大派閥「安倍派」は29日、会合を開きました。

 清和会(安倍派)・塩谷立会長代理:「来月3日から国会が始まります。国葬の件やあるいは旧統一教会の件で大変波高しのことが予想されます」

 一方、野党側は臨時国会の召集を前に連日、細田議長が自ら説明するよう求めていました。

 立憲民主党・安住淳国対委員長:「細田議長はようやく安倍元総理の銃撃事件以来、ようやくですね、2カ月掛かって旧統一教会との関係を初めて認めたということになると思います。地元の関係団体が選挙において、私を支持するという意向があったことは事実だと。じゃあ、その意向を受けてボランティアで選挙協力してもらったのかなど、何も答えていないんです。直接これは本会議で問いただすような場面も作らざるを得ないのではないかと」

テレビ朝日

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

old******

こんな考えじゃ孫もこうなるわ
記事見た限りじゃ両親がまるで被害者に対して悪いことしたと思うより犯罪者の将来を心配してるようにしか読めん
こんな犯罪者に育てたんだよ


sdm*****

おじいちゃん、取材に応じないほうがよかったと思うよ。どれだけ謝罪の言葉を口にしても記事になったら切り取られるわけだし、実際、この記事は質問とそれに対する回答だけ で謝罪とかは読み取れないし。孫のした事なんだからそんなおじいちゃんがどうこうできる問題でもないし、大学生なんだから本人たちができなきゃいけない。家族だから悪く言 いづらいのはわかるけど本人たちの話は信用できないから公開しても意味ないよ。


sky

「スマホで画像」という証拠が揃っているし、 素直に反省して、罪を認めれば 「示談」という道もあったのだろうが、 「黙秘」では、起訴されても仕方ないだろう。

どうやって、裁判を戦うのだろう?

余罪があるのでは?と勘ぐってしまうが、 いずれにせよ、実刑判決は免れないだろう。


sdb*****

取材受けてもええけど一流企業へ口聞き出来る、別荘でのくだりは余計世間からの心象悪くなると思いますよ。
お孫さん可愛いのはわかります。
でも被害者がおられ、また未決の事件でもあるので取材での発言は気をつけた方がいいかと。


個人的に片井容疑者の祖父は取材を受けるべきでなかったと思うが、本人はそう思わなかったのだろう。

【4人揃って起訴】《同志社アメフト部性的暴行》「残念を通り越して…悲しい」容疑者の祖父も肩を落とす、エリート学生が傷つけた女性と自分の将来 (1/3) (2/3) (3/3) 09/29/22 (文春オンライン)

 20歳の女子大生を酩酊状態に追い込んだ上で性的暴行を加えたとして、同志社大学アメリカンフットボール部の片井裕貴被告(21)、山田悠護被告(21)、濱田健被告( 22)、牧野稜被告(21)の4人が、9月29日に準強制性交罪で起訴された。

【画像】起訴された浜田健容疑者

 関西の名門大学に通い、強豪の部活動で汗を流し、輝かしい未来を夢見ていたはずの4人はなぜ道を誤ったのか。事件の裏にあるものを追った当時の記事を再公開する。(初出 :2022年9月10日  肩書・年齢等は当時のまま)

◆◆◆

「初めて観たアメリカンフットボールはとても刺激的で興奮するスポーツでした。特に印象を受けた場面は、ボールを持って走っているプレーヤーの道を開けるように味方が敵を ブロックして突破していくところでした。野球とは違ったチームスポーツだと感じ、とてもかっこよく思いました」(同志社大アメフト部のFacebookより片井裕貴容疑者 のコメント)

 事件を起こす2年前、アメフトとの鮮烈な出会いを熱く語った青年は、今何を思うのか――。

 泥酔させた女子大学生(20)に性的暴行を加えたとして、京都府警は8日、同志社大学アメフト部に所属する片井裕貴容疑者(21)、山田悠護容疑者(21)、浜田健容疑 者(22)、牧野稜容疑者(21)の4人の4年生部員を、準強制性交の疑いで逮捕したと発表した。

古豪復活を期した矢先に  同志社大学アメリカンフットボール部「WILD ROVER」は121名の部員を抱え、関西学生リーグ1部に所属する強豪校のひとつ。リーグの優勝は過去2回、かつて大 学日本一を慶応大学と争ったこともある古豪だが、近年は戦績が低迷していた。今年2月には、2018年に起こった反則タックル問題で存続すら危うかった日大アメフト部を立 ち直らせた橋詰功氏(59)をヘッドコーチに招く。強豪復活を期して、今シーズンに賭ける、事件はそんな矢先に発覚した。

 アメフト部の小宮弘明監督は9日、部の無期限での活動停止とともに、今期のリーグ戦辞退を発表。同志社大学の植木朝子学長は謝罪の中で、学生が性的暴行で逮捕に至ったこ とを「深刻な事態」とした。2007年には、猥褻目的で女性を車内に連れ込もうとしたとして同大ラグビー部員が逮捕されたこともあった。今回の事件はアメフト部のみならず 、同志社という“西の名門”の信頼を揺るがしている。全国紙社会部記者が事件の概要を解説する。

「事件が起きたのは今年5月21日未明です。4人と女性は京都市内の繁華街のバーで出会い、この日が初対面でした。4人はカクテルなどの酒を約3時間、女性にしつこく飲ま せて泥酔させ、片井容疑者の自宅に連れ帰った。その後、午前4時半~午前5時半ごろ、性的暴行をした疑いが持たれています。複数の防犯カメラに女性を抱き上げる4人の姿が 映っていたことや、スマホで暴行の様子を撮影したことも判明しています。かなり悪質な犯行と言わざるを得ません」

チームの主戦力が起こした事件  逮捕された4人はチームの主戦力。チーム内の信頼も厚かった4年生だ。なかでも山田容疑者は今年度のチームで副将を務めている。アメフト部のFacebookで山田容疑 者は「私は副将として主将と共にチームを牽引し、『Go through』 を体現致します」と決意表明をしていた。逮捕5日前の9月3日に行われた今季の開幕戦では片井容疑者と共に先発で出場。浜田容疑者と牧野容疑者も主力メンバーだった。

 しかし結果は、対戦相手の関西大学に41対2の大差で敗北。次戦からの巻き返しを図ることなく、容疑者らは学生アメフト界を去る。

 名門大学に通い、アメフトに青春をかけた4人はなぜ道を誤ったのか。片井容疑者の祖父が文春オンラインの取材に応じ、容疑者の人柄について語った。

――事件の感想と片井容疑者の印象について教えてください。

「今回だけは信じられません。私は孫が7人おるけど、一番期待されとる孫やったんです。あんなに良い孫はおらん。小学校に入ってから野球をやりだして、中学、高校と続け、 アメフトは大学に入ってから始めたんです。礼儀正しい子やのに、こんな事件を起こして本当に残念。私自身ほんまに悔しい思いです。子供の頃から優しくて親孝行、気遣いもで きる子やった。3人きょうだいの長男で、下の子たちも尊敬していました」

一流商社への就職もパーに ――卒業後の進路は決まっていたのでしょうか。

「一流の商社に就職も決まっとったんや。私の商売でつながりがある会社なんやけど、『口きいたろか』と言うても、『自分なりに頑張っていきますから』言うて、ツテも使わん と実力で入ったんや。こんなに喜ばしいことはなかった。今回の事件があって、全部パーになるやろうけどね……」

――ご両親は何と?

「『マイナスからのスタートでも私が支援したる、そんな心配すんな!』と両親には言ったけど、息子の将来を危惧して心配しとった。やったことは本当に最悪最低やから、それ は戒めないかんけども。でも私はね、本人は後悔して必ず再起できると信じている」

――逮捕後、事件について片井容疑者はどう話していますか。

こんなに大きな事件になるとは… 「弁護士から聞いた話ではね、女の子は報道に流れているように酔っ払ってフラフラという状態じゃなくてね、しっかりとしとったように孫たちには見えたらしい。合意のうえで 飲んだ後、一緒についてきたと。そういう間違い(性的暴行)も合意のつもりやったんやて。でも最後に仲間の1人がスマートフォンを触ったんで、それで女の子が気分悪くして 『帰るわ』ゆうて帰った。帰りも、しっかり歩けていたと聞いた。女の子の気を損ねたけれども、こんなに大きな事件になるとは思ってなかったようや。でも女の子は怒ってその 日のうちに警察に届けたらしい。そら女の子にしたら無理もないことやと思う」

――それは事件を否認しているこということ?

「そうやないと思うけど…。本人たちの認識はどうあれ、とても庇えるもんやない。やったことは最低や。これから詳しくわかるやろうが、本当に迷惑をかけて申し訳ない。いず れにしても大の男がなぁ……。自分のやったことを恥じて、人に相談するなり、警察に申告してればこんなに大きくならなかったかもしれんのに。そうあって欲しかったなぁ」

――ご両親やお祖父さんは、片井容疑者から逮捕前に事件について相談を受けていませんでしたか?

「ニュースを見るまで全然知らなかった。両親も同じ。今年のお盆前、別荘で顔を合わせたんです。その時にでも相談してくれれば良かったんだけども」

――逮捕後に被害女性へのお詫びは口にしていたのでしょうか。

「それはしてるやろ。それはする子や。行き過ぎた行為やったって、本人たちは反省していると思うよ。ほんま残念やな。残念通り越してるわ。悲しい……」

 片井容疑者に限らず、逮捕された4人全員が将来を嘱望されていただろう。己の軽率な行為は周囲の期待も自身の未来をも損なった。だが、取り返しのつかない傷をつけられた のは、誰よりも被害女性である。犯した罪はあまりに重い。

「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班)

人生のターニングポイントなのかな?

給付金“詐取”1億円あまり不正受給か 厚木市長の息子ら3人逮捕 09/29/22(日テレNEWS)

新型コロナウイルス対策の国の持続化給付金をだまし取ったとして、45歳の男ら3人が逮捕されました。男は神奈川県厚木市の市長の息子で、1億円あまりを不正受給したとみられています。

詐欺の疑いで逮捕された小林伸吾容疑者ら3人は2020年7月、持続化給付金の対象ではないアルバイトの男性にウソの申請をさせ、100万円の給付金をだまし取った疑いが持たれています。

警察によりますと、小林容疑者らはSNSで「給付金の申請を代行します」などと呼びかけ、約100人にウソの申請をさせ、1億円あまりを不正受給したとみられています。調べに対し、小林容疑者は「答えたくありません」と話しているということです。

関係者によりますと、小林容疑者は厚木市の小林常良市長の息子で、市は「事実関係を確認中」としています。

医者になれるかどうかで人生が大きく変わってくる。だったらこんな事をしなければ良いのにと思うが、他の記事とかを読むと問題になっていないケースがあるようなので、そのような話を聞くとやって見ようか頭が良くても思うのかな?

集団で性的暴行の滋賀医大生、女子大生に拒否されたこと「記憶にない」…被告人質問 09/29/22(読売新聞)

 女子大学生(22)に集団で性的暴行を加えたとして、強制性交罪に問われた滋賀医科大医学部6年の被告の男(25)(大津市)の第2回公判が28日、地裁であった。被告人質問では反省の言葉を口にする一方、女性に性的行為を要求する一部の言動について「記憶にない」と述べた。

 起訴状では、被告は医学部6年の25歳、27歳の両被告(いずれも強制性交罪で起訴)と共謀し、3月15日深夜から16日未明にかけて、被告宅で女子大学生に性的暴行を加え、その様子を動画で撮影したとしている。

 被告は8月の初公判で、起訴事実を認めた。

 検察側の被告人質問で、被告は「嫌だ」と何度も拒絶されながら性的暴行の様子を撮影したことを認めた。一方、自宅に連れ込む前にエレベーターで、女子大学生に性的行為を要求し、拒否されたことは「覚えていない」と説明した。

 被害者の代理人から被害者が厳罰を望んでいることを聞かされると、「深く傷つけてしまった。本当に申し訳ない」と謝罪した。

【独自】LINE消去で証拠隠滅を図ったか…犯行後にグループトーク削除 同志社大アメフト部員ら女性に酒飲ませ”性的暴行”の疑い 09/28/22(MBSニュース)

 同志社大学アメフト部の学生4人が、女子大学生に性的暴行を加えたとされる事件で、4人が犯行後に「LINE」のグループトークを消去していたことが分かりました。

 同志社大学アメリカンフットボール部の片井裕貴容疑者(21)山田悠護容疑者(21)、濱田健容疑者(22)、牧野稜容疑者(21)(いずれも大学4年)は今年5月、酒を飲ませて20歳の女子大学生を酩酊状態にした上で、性的暴行を加えた疑いが持たれています。

 捜査関係者によりますと、携帯電話を解析した結果、4人が参加していた「LINE」のグループトークが、犯行後に消去されていたことが分かりました。

 被害を受けた女子大学生は事件当日、警察に「レイプされた」などと相談していたということで、警察は4人が証拠隠滅を図ったとみて調べています。

「少子化が加速する中、幅広い世代で負担し合う仕組みへと転換を図る。」に関して、これまでのように少子化を止める前提はあきらめて、お金をあまりかけずに効率的に教育できるようなシステムを取り、生徒が積極的に望めば、インターネットにアクセスして動画や本を読めるようにすれば良いと思う。これまでの教育法にこだわらず、部部的には廃棄し、改革するぐらいの覚悟が必要。
残念ながらどらくらいの割合の生徒が自主的に興味のある分野について学びたいと思っているのか知らない。いろいろな分野に関する動画や情報はこれまで以上に、簡単にアクセスできるようになるだろうし、情報の量は増えるだろう。ギフティッド教育よりは、普通の学校の教師で対応できない事は、無料でアクセスできる教室と無料で借りれる端末を準備すればよいと思う。公平性はあきらめて、学校単位や自治体単位で対応できるようにして上手く運用できている学校や自治体を参考にして基本的な部分を決めて行けばよいと思う。
少子化で空いている教室が多い学校は多いと思う。業者に任せずに興味がある子供達に修理や動かないPCから部品を取って、他のPCに使うなどするのも小学校の高学年や中学生であれば自由にやらせば良いと思う。事故や不適切な使用を防止するためにカメラを付けて教室の出入りだけは録画すれば良いと思う。教師の中には部品やPCを盗んで転売する人間もいるだろう。防止策にもなる。
業者としては面白くないだろう。金儲けができないから。田舎の学校の方が、校舎も大きいし、空いている教室は多いと思うから、倉庫としても使えるだろうし、トライアルのやってみる価値は高いと思う。
これまでの結果が出ない事を繰り返すのは愚かだし、本気でやる気がないとも思える。子供の出産が増えても、虐待、育児放棄、奨学金と呼ばれる借金の問題が改善しなければ、子供の将来は明るいとは言えない。また、大学入試のためだけの勉強や塾への投資は社会構造やシステムのために有効かもしれないが、総合的に考えると効率的とも思えないし、高学歴であっても、総合的には劣る大人を生み出すだけだと思う。
予算を取って、お金を無駄に使うので、良い結果は出せないと思う。お金が必要と言うのであれば、既に死んでいる安倍元首相の国葬にかけたお金は無駄だと思う。感傷的なイベントでしかない。国葬で使われた額を子供達に使えばたくさんの子供の未来を良い方向へ変える事が出来たはずだ。そして、実際に良い変化を体験できたと思う。安倍元首相が子供の将来を心配していたのか知らないが、心配していたのなら、国葬など望まなかったと思う。
日本経済は衰退していると思うし、昔には戻らないと思う。だからこそお金を効率的に使い、昔のようにお金を無駄に使うようなやり方を継続するべきではないと思う。

出産育児一時金の財源、75歳以上の高齢者も負担へ 政府検討 09/28/22(朝日新聞)

 岸田政権が増額方針を示している出産育児一時金について、政府は必要な財源の一部を高齢者にも負担してもらう検討に入った。これまでは原則、加入する国民健康保険や企業の健康保険組合などが支払い、75歳以上の高齢者の負担はなかった。少子化が加速する中、幅広い世代で負担し合う仕組みへと転換を図る。

【写真】増える出産費用、その理由は 東大研究者が出した結論

 政府の全世代型社会保障構築会議で28日、「医療保険全体の中で支え合う」との考え方を提示。厚生労働省が今後、具体的な制度見直しの議論を本格化させる。

 出産育児一時金は主に公的医療保険の保険料を原資に、原則42万円が支給される。ただ、出産費用の高額化で一時金では足りず、都市部で数十万円の自己負担が生じる事例も起きていた。

 このため、岸田文雄首相は来年度から一時金を大幅に増額すると表明。ただ、新たな負担が必要となるため、財源の確保が焦点となっていた。高齢者にも後期高齢者医療制度を通して負担を求め、幅広い世代で支えることへの理解を得たい考えだ。

セクト法のような法律、又は、カルト集団やカルト教団の定義及びカルト集団や教団を規制する法律のための動きで示したほしい。立憲民主党のの辻元清美参院議員のように口先だけのパフォーマンスはいらない。

旧統一教会問題「反社の定義ほしい」 高市経済安保相 09/27/22(朝日新聞)

■高市早苗・経済安保担当相(発言録)

 自民党としては今後、旧統一教会と関連団体も含めてお付き合いしませんと言っている。私も自民党員ですから、これはしっかりと守っていく。

 でもそれでは根本的な解決にならない。何が反社会勢力なのか、反社会団体なのか、まず定義がほしい。それに該当する団体や企業はどことどこなのか国会議員や地方議員、国民のみなさまにも周知してほしい。そういうことをやらないと、根本的な解決にならないというのが正直な私の率直な意見だ。

 (旧統一教会と)関連団体や、やっている行事が全部悪だと言うならば、根拠をきっちりと明らかにしないと。一方、高いものを売りつけられたり、自分の所得でとても払えないような寄付を要求されたり、ここには歯止めをかけないといけない。他の宗教団体も含めて。

 例えば、前年度の申告所得の1割を超える寄付はだめとか、何か基準を作らないと。(BSフジの番組で)

「何か悪いことが起こると『教会をやめたからなのかな』と思ってしまうんです。末端の信者はまじめで優しい人が多かったから、『世間の人より、教会の人たちのほうが温かく迎え入れてくれるのでは』と、何度も戻ることを考えてしまいました」

上記が正しいのなら末端の信者達は利用されている働きバチと言う事か?だとしたら、悪い奴らは幹部や権限を持っている人達なのでは?その権限を持った人達と関係を持っていた政治家達は水戸黄門の悪代官や金の亡者で違法もかまわない商人達と同じレベルと言う事か?利用されている信者達を事を知りながら、彼らを利用する政治家達は程度の違いはあれど、同じ次元の人間かもしれない。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

ちゃんごれおん

親がお金を使い込んだり、信仰に疑いを持ち宗教団体から抜けたいと思っても家族や友人のコミュニティからも抜ける事になり、辞めにくい宗教団体は他にも沢山あります。 家族間で信仰が異なれば、多額の献金は無駄遣いにしか見えませんし、旧統一教会と同様に生活が圧迫される事もあります。
献金額とカルト宗教の規制は信教の自由を縛るものではありませんが、公明党は非常に消極的です。より宗教が人々を救う為には必要だし、人権侵害を止めさせる為には必須な法律ですが、何故消極的なのでしょうか?
支持母体が宗教団体である弊害であると言われても仕方がないでしょう。


「信仰に疑いを持ち宗教団体から抜けたいと思っても家族や友人のコミュニティからも抜ける事になり、辞めにくい宗教団体」はカルト教団の特徴の一つを確実にカバーしていると思う。まあ、日本ではカルト教団の定義や特徴が法的に決められていないので、言い逃れをする事は簡単だと思う。

【後編】「安倍元首相と教団の関係を検証して被害者を救済を」 旧統一教会を脱会した“信仰2世”の願い 〈dot.〉 (1/3) (2/3) (3/3) 09/27/22 (AERA dot.)

「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)の元信者で、親が信者である「信仰2世」の冠木結心(かぶらぎけいこ)さん。合同結婚式で二度結婚し、いずれも相手の男性からひどい仕打ちを受けた。そして、韓国で10年もの間、極貧生活を送ることになる。【前編】ではその経緯を詳述したが、冠木さんの苦労は、洗脳が解けて日本に帰国してからも続いた。【後編】では、日本における「2世」としての生きづらさ、安倍晋三元首相と教団との関係性への思いなどを聞いた。

【写真】旧統一教会の「2世」としての苦悩を告白した冠木結心さん

*  *  * 「旧統一教会を脱会したときに、私はこれからどうやって生きていけばいいのかわかりませんでした。自分を否定したり、犠牲にしたりすることで成り立っていた世界だったので、自己否定する癖が染みついてしまっていたんです。そんな精神状態のまま、ずっと教会の命令に従って生きてきました。狭い世界の中でしか生きるすべがなかった宗教(信仰)2世の人たちは、外の世界に放り出されたらすんなりとは生きていけない。社会に適応できずに、精神を病んでしまう人も少なくありません」

 旧統一教会の「信仰2世」である冠木結心(かぶらぎけいこ)さんはこう語る。

 母親が信仰していた旧統一教会に自身も高校生で入信した冠木さんは、合同結婚式による二度の結婚と離婚を経験。娘2人を抱えながら、10年もの間、韓国での極貧生活を耐え忍んだ(詳細は【前編】を参照)。

 2013年、教祖である文鮮明が死去したことで洗脳が解けて、脱会。娘たちと日本に帰国することになった。その時の気持ちを冠木さんはこう振り返る。

「私の入信の動機は母への親孝行で、教義への信仰ではなかったので、洗脳が溶けやすかったのだと思います。実は頭の片隅には教会に対して不満がありましたが、母を悲しませたくなかったので受け入れていただけでした」(以下同)

 帰国後、まずは親族のアパートに身を寄せた。だが、そこにはまだ信者である母親が住んでいた。献金として教団に生活費を搾取されていた母親は、姉の稼ぎを頼りにしなければ生活がままならない状態になっていたのだ。

 旧統一教会では、合同結婚式を挙げて授かった子どもを「神の子」と呼ぶ。母親はすでに洗脳が解けた冠木さんには関心を示さず、「神の子」である娘たちに信仰を強要しようとした。娘たちが自分と同じ目にあうことは絶対に避けたい。私は母と絶縁しなければならない――冠木さんはこう心に決めた。

「親が信者である2世は、どんなに親と離れたいと思っても、経済的な自立ができないと縁を断ち切るのは難しい。だから、親がいないと生きていけない“子どもの2世”は、どんなに嫌でも信仰を受け入れざるを得ない。これは、子どもの人権に関わる問題です。私は身をもってそれを経験したし、娘たちのためにも、ここで私が“負の連鎖”を断ち切らなければいけないと思ったんです」

 冠木さんは、親族の家から引っ越す際に警察に相談し、親族による「児童虐待及びこれに準ずる行為」を理由に、住民票の閲覧制限をかけた。その後、安定的な仕事がなかった冠木さんは役所に生活保護を申し出たが、閲覧制限をかけていたことから、母親に居場所を知られずに済んだ。

「10年も韓国で暮らしていた私には、日本での生活基盤がなく、40歳手前のシングルマザーが仕事を見つけるのは困難でした。でも、娘2人はどうにかして育てなければならない。そこで、しばらくは生活保護を受けて暮らしを立て直すことにしたんです。そのおかげで娘たちを学校に通わせることができたし、私自身も心身が回復して、社会復帰することができました。生活保護には本当に助けてもらいました。心から感謝しています。ただ、もしこれが若い2世だったら、役所から『あなたは若いから働ける』と言われて門前払いされたかもしれない。今、宗教2世は社会問題となっていますが、彼らを救済する受け皿がなければ、自立していくことは難しいのではないでしょうか」

 社会復帰した冠木さんはすでに生活保護に頼らずに生活しており、娘たちは成人しているという。

 ただ、やはり「2世」として社会で生きていくのは困難がつきまとった。他人との距離感に戸惑いを感じることがあり、冠木さんは「教会に戻ろうかな」と何度も心が揺れたという。

「何か悪いことが起こると『教会をやめたからなのかな』と思ってしまうんです。末端の信者はまじめで優しい人が多かったから、『世間の人より、教会の人たちのほうが温かく迎え入れてくれるのでは』と、何度も戻ることを考えてしまいました」

 それでも、教団に戻ることなく踏みとどまった冠木さん。旧統一教会は今、宗教法人の「剥奪」まで叫ばれているが、頭をよぎるのは末端の信者のことだという。いま宗教法人が剥奪されたら、末端の信者は行き場を失う。その時のために、信者たちを救済する制度を国に検討してほしいと願っている。

「信者は生きる拠り所を奪われてしまうわけですから、極端な行動をする人が出てしまう可能性もあります。『国から迫害を受けている』と教会から誘導され、かつてのオウム真理教信者の、相手に怒りを向けるような凶行に出たり、自分を傷つけてしまったりする人も出るかもしれません。私はそのことをとても心配しています。あのオウムの事件があった時点で、統一教会にもメスを入れるべきだったのです。そのツケが回ってきて、今になって2世問題が深刻化しているのだと思います」

 安倍晋三元首相を銃撃した山上徹也容疑者は、母親が旧統一教会に多額の献金をしたことで生活が苦しくなったと供述している。そんな環境の中、安倍元首相が旧統一教会の友好団体にビデオメッセージを送っている動画を目にして、「つながりがあると思った」ことが動機の一端とされる。同じ2世という立場からも、冠木さんは「安倍元首相とつながりがあったのかは検証すべきだ」と話す。

「亡くなってしまった安倍元首相に直接確かめることはできませんが、ビデオメッセージを出していたのだから、広告塔の役割を果たしていたと思われても仕方がありません。国葬の前に、実際はどうだったのかを政府に検証してほしいと思っています。ただ、すでに友好団体が安倍元首相の大規模な追悼式をやっているわけですから、教団側は関係性を認めたも同然だとは思います」

 27日に行われる国葬については、「国葬に反対している国民の意思だけではなく、旧統一教会に人生を狂わされた被害者たちの気持ちも置き去りにされているように感じます」と語った。

 2世も含めた被害者の救済に、政府は目を向ける必要がある。(AERA dot.編集部・岩下明日香)

《2012年、お世話になった高槻の郷土史家(故人)からお誘い頂き、秘書と勉強会に参加し会費2名分(2000円)を支払いました。当時認識していませんでしたが、今回の点検で領収書にWFWPの記載を確認し、世界平和女性連合ではと認識し党に報告しました》

 とつづったうえで、自身のブログで詳細な内容とともに領収書のコピーを公開。領収書には、2012年4月28日付で「WFPF大阪10連合会」の人物(領収書では黒塗り)に「勉強会参加費」として2000円を支出したことが記されている。


「お母さん塾」と呼ばれる勉強会ではどんな人達が参加して、どのような事について話し合われたのか、説明するべきだと思う。名刺の肩書は「WFWP」ではなく「お母さん塾」が事実としたら、騙すような勉強会を仕組む旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の関連団体「世界平和女性連合」を批判するべきだと思う。気付かなかったではなく、騙されたと言うべきだろう。
辻元清美議員は与党を非難するが、自分に都合が悪くなると事実を認め、しっかりと説明しない事が多い。だから、立憲民主党は多くの国民から支持を得られないのだと思う。
まあ、こんな事があるから世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に関して、セクト法のような法律、又は、カルト集団や宗教団体を規制する法律は必要と思うが、野党の動きが鈍いと思う。

辻元清美議員、旧統一教会との接点報道されて言い訳三昧…SNSで大ブーメラン「なんで辞職しないの?」 09/27/22(毎日新聞)

 9月27日、立憲民主党の岡田克也幹事長は記者会見で、同党の辻元清美参院議員が2012年に旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の関連団体「世界平和女性連合」の勉強会に参加していたと明らかにした。立民で接点が確認された国会議員は計16人となった。

【写真あり】辻元清美をもっと見る

 岡田氏は「深く選挙で応援してもらったり、長く継続的に付き合ったりすることとは違う」と強調。泉健太代表も「自民とは関係性や距離感が大きく違う」と話した。

 辻元議員は同日、自身のTwitterを更新。

《2012年、お世話になった高槻の郷土史家(故人)からお誘い頂き、秘書と勉強会に参加し会費2名分(2000円)を支払いました。当時認識していませんでしたが、今回の点検で領収書にWFWPの記載を確認し、世界平和女性連合ではと認識し党に報告しました》

 とつづったうえで、自身のブログで詳細な内容とともに領収書のコピーを公開。領収書には、2012年4月28日付で「WFPF大阪10連合会」の人物(領収書では黒塗り)に「勉強会参加費」として2000円を支出したことが記されている。

 ブログでは、領収書に書かれた人物とは2011年に《NPO関係者に紹介され、名刺交換をしましたが、名刺の肩書は「WFWP」ではなく「お母さん塾」等となっていました。当時はNPO関係者という認識でした》《勉強会には、かねてから知り合いの講師の方に誘われたこと、地域の公民館での小さな会だったことなどから、受領した領収証の内容を十分認識しないまま受け取っていました》などと説明した。

 日本維新の会の馬場伸幸代表は、同日の記者会見で、辻元氏が自民党と旧統一教会との関係を鋭く批判してきたことを念頭に、「あの人はブーメランのプロだ」と突き放した。

 また、旧統一教会と辻元議員との接点が報じられると、SNSでは批判の声が巻き起こった。

《さすが、巨大ブーメラン使い 疑惑の総合商社 辻元清美よ 議員辞職しろよ》

《今まで自民党議員が僅かでも統一教会関連と付き合いがあれば「議員辞職しろ」と言っていた人たちは辻元清美に対してもそれを求めないと》

《安倍元首相の国葬の当日というタイミングで発表するあたり、批判の矛先を向かわせない意図が丸見えだし、立憲民主党はどうしてこんなにキレイなブーメランを投げることができるのでしょうか》

 旧統一教会を批判する側からも、辻元氏に説明を求める声が上がっている。

《なぜ今日まで黙ってたのですか?そこが一番アウトですよ》

《辻元清美さんの統一教会関連団体との関与について、うっかりミスと伝わっているが、今すぐにでも説明した方がいい》

《統一教会との関連で辻元さん自ら辞任すれば、自民党議員もそれに続かざるをえなくなる。ここは、見本をみせてくれ!》

 ブログでは、《今後も旧統一教会などに関する真相究明に努め、被害を受けた方々の救済に尽力してまいります》とした辻元氏。今後の対応に注目が集まっている。

立民・辻元清美氏、旧統一教会関連の勉強会に出席していた「認識していませんでした」 09/27/22(デイリースポーツ)

 立憲民主党の辻元清美参院議員が27日、自身のツイッターを更新し、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)関連団体WFWP(世界平和女性連合)の勉強会に参加していたと明かした。この日、立民の岡田克也幹事長が会見で辻元氏と団体に接点があったと明かしていた。

 辻元氏は「2012年、お世話になった高槻の郷土史家(故人)からお誘い頂き、秘書と勉強会に参加し会費2名分(2000円)を支払いました。当時認識していませんでしたが、今回の点検で領収書にWFWPの記載を確認し、世界平和女性連合ではと認識し党に報告しました。」とコメント。詳細な内容の文書も掲載した。

 文書によると辻元氏は2012年4月28日、大阪・高槻市の真上公民館で行われた勉強会に参加していた。「WFPF大阪10連合会」と記された会費の領収書のコピーも添付した。

 領収書に書かれた人物とは2011年に「NPO関係者に紹介され、名刺交換をしました」とし「名刺の肩書は『WFWP』ではなく『お母さん塾』等となっていました。当時はNPO関係者という認識でした。」とコメント。勉強会には「かねてから知り合いの講師の方に誘われたこと、地域の公民館での小さな会だったことなどから、受領した領収証の内容を十分認識しないまま受け取っていました。」と説明した。

置き去り防止装置には、韓国で義務化されている「置き去り防止ブザー(バス後部に設置され、押さずにエンジンを切るとアラームが鳴るシステム)」や、「座席クッション型アラーム」、アメリカなどで使用されている「人感センサー(呼吸時の胸の小さな動きも検知し、ショートメッセージで置き去りを通知する装置)」などがあります。

韓国の保育園、幼稚園、そして送迎バスのシステムについて全く知らないが、韓国ではバスをロックする前にバスを確認しなかった事がわかれば罰金が課されるようだ。この点は同じようにしても良いと思うが、「置き去り防止ブザー(バス後部に設置され、押さずにエンジンを切るとアラームが鳴るシステム)」や、「座席クッション型アラーム」、アメリカなどで使用されている「人感センサー(呼吸時の胸の小さな動きも検知し、ショートメッセージで置き去りを通知する装置)」の設置義務は必要ないと思う。しっかりチェックするシステムが実行されていれば日本では問題ないと思う。逆にセンサーの設置は、センサーがあるから大丈夫との認識が普及してチェックがおろそかになるし、センサーは定期的なチェックが必要。定期的なチェックを義務とすると、料金が高く設定されて負担が増えると思う。販売会社と点検サービス会社が儲かるだけである。
ノルウェーで船の自動化が進んだ船が座礁した。船の船齢は4から5年で新しい方だが、アラームが起動せずに潤滑油がなくなり、エンジンの自己保護システムが起動してエンジンが停止した。通常は、燃料や潤滑油の消費や容量を記録簿を毎日記録するのだが、ハイテク船で自動化と警報システムが進んでいるので、システムに船員が頼りきっていたのだろう。潤滑油の消費と容量を記録し、理解していれば、潤滑油がなくなる事はわかるはずであるが、エンジンが停止するまで気付かなかった。アラームは起動しなかった。このような事はシステムに頼りきると起きると思う。監督官庁が出した指示は、燃料や潤滑油の消費や容量を確認する事。単純すぎる指示だった。
アナログのやり方が全て悪いわけではない。アナログで対応する方が良い事はある。コストと効果、そしてどのようなサポートがシステムとして組み込まれているか次第なので、何でも自動化しているから大丈夫と思ったら、問題は別の形で起きると思う。
絶対助かるとは保証できないが、アラーム設置と「助けて、閉じ込められた」と両面に書かれた吸盤で窓に掲げる事が出来るプラカードを数枚、送迎バスの準備する事を強制にして、一か月に一度は練習で園児に窓に掲示する事を実行すればよいと思う。

【独自解説】福岡5歳児“送迎バスに置き去り”死亡事件、初公判で見えた問題点 各地で相次ぐ「ヒューマンエラー」防ぐ手立ては (1/3) (2/3) (3/3) 09/26/22 (AERA dot.)

 2021年7月、福岡県の保育園の送迎バスで、園児が約9時間にわたり置き去りにされ、死亡した事件の初公判が9月26日に行われました。出廷した当時の園長らは、起訴内容を認めています。そんな中、子どもがバスに置き去りにされるケースが後を絶ちません。9月5日に3歳の女の子が死亡した静岡に続き、沖縄でも発生。政府は再発防止に向け、緊急対策を検討しています。この問題について、2児の母でもある三輪紀子弁護士と考察します。

福岡・送迎バス内で5歳男児死亡 元園長ら初公判

 9月26日、午前11時過ぎから福岡地裁で始まった初公判。スーツ姿で入廷した浦上被告と鳥羽被告は、2人とも「間違いありません」と起訴内容を認めました。裁判で明かされたのは、保育園のずさんな安全管理体制と事件当日の凄惨な状況でした。午前8時半ごろから、約9時間にわたって置き去りにされた冬生ちゃん。必死に助けを求めていたのか、午前11時過ぎに車内を行ったり来たりし、飛び跳ねる男児の姿が目撃されていました。しかし、救いの手が差し伸べられることはなく、午後1時ごろ息を引き取ったとみられています。当日の最高気温は午前11時に33.1℃を記録していて、警察の検証では車内温度は50℃を超えていたとみられています。発見時の冬生ちゃんの体温は約39.1℃だったということです。

 当時の双葉保育園では慢性的な人員不足から、園長が1人で送迎バスを運転するのが常態化、事件当日も園長1人で園児7人を送迎し、補助員などはいませんでした。そして、保育園に到着後は、バス内の点検が十分にされないまま、バスを施錠しました。降車確認を怠った理由について浦上被告は、「1歳児が大きな声で泣いていたので、近隣住民に虐待を疑われるのではないかと気持ちが焦っていた」などと述べています。さらに、園児がバスに乗る際に体調などを確認するために回収する『バスカード』が出欠の確認も兼ねていましたが、この日、冬生ちゃんが乗ったバスでは回収されず、保育園の中でも人数確認がなされませんでした。

 また鳥羽被告の供述調書からは、「園長先生はなんでも自分が正しいと思うタイプで、上から目線。挨拶をかわすのが精いっぱいだった」という人間関係も明らかになりました。「園長先生がリモコンキーでバスのロックをしたので、当然、園長先生が降車確認をして鍵をしめたものだと思った」という供述があったということです。

Q.福岡にしても静岡にしても、これだけ気持ちが苦しい事件はないですね。
(三輪紀子弁護士) 「本当にそうですね。ニュース見ているだけでも、すごくつらいですね」

Q.ここで園長と保育士の人間関係を言われても、と思いませんか?
(三輪弁護士)
「それはそうなのですが、ただ私が話を聞いて思ったのは、一般論ですけど、組織の中でヒューマンエラーが起きるときは、1人の人に対する負荷が大きいときとか、あるいは部下が上司になかなか言えないとか、風通しが悪い組織のときに、やはりエラーが起こるので、そういう背景も一緒に明らかになって、こういうミスを防ぐためにはどういう組織づくりをすればいいのかということを、考えていかなくてはいけないなと思います」

相次ぐ“バスに置き去り”防ぐには…国が緊急対策を取りまとめへ

 9月16日、沖縄県糸満市で、市が運営する10人乗りのバスの中に、小学生が置き去りにされました。このバスは予約制で事前に乗客が乗り降りする場所を指定するもので、運転手の手元にあるパネルで乗客の乗降を管理していたということですが、運転手はパネル操作を誤り、小学生が降りるはずの場所を通過。さらに、降りていないにもかかわらず「降りた」と操作し、車内を確認せず、バスを施錠したということです。小学生は車内で寝ていましたが、置き去りに気付くと携帯電話で母親に連絡。クラクションを鳴らすも周囲に気付かれなかったため、自力で窓を開けて外に脱出、近くにいた別の運転手に保護され、ケガはなかったということです。運転手は出勤停止、運航会社には市が厳重注意しています。

 相次ぐバスへの“置き去り”を防ぐため、関係府省は会議を行っています。この会議に出席した、子どもを巡る社会問題に詳しい、認定NPO法人フローレンス会長・駒崎弘樹氏は、「人の注意力やマニュアルに頼る安全管理が問題点で、注意喚起やマニュアル整備指示だけでは今後の事故は防げない。また送迎バスの公的支援が不足しており、送迎のための補助金が十分ではない。置き去り防止装置の補助金がない」ことなどを問題点として挙げています。

 また海外と比べると、日本では保育士1人当たりが受け持つ児童数が多く、そもそも人員が不足しているということがあります。日本の保育士1人当たりが受け持つ児童数は、3歳児だと20人、4歳以上だと30人ということに対して、例えばドイツであれば3歳児・4歳以上であっても9人と、日本はかなり負担が多いことが分かります。

 人はミスするものという前提で、「送迎バス置き去り防止装置」の設置の義務化も提案として挙がりました。置き去り防止装置には、韓国で義務化されている「置き去り防止ブザー(バス後部に設置され、押さずにエンジンを切るとアラームが鳴るシステム)」や、「座席クッション型アラーム」、アメリカなどで使用されている「人感センサー(呼吸時の胸の小さな動きも検知し、ショートメッセージで置き去りを通知する装置)」などがあります。

Q.予算が少ないと言っても、こういう所にまず割くべきですよね。
(三輪弁護士) 「絶対にやるべきです。他にも車内カメラを設置するという案もあります」

(情報ライブ ミヤネ屋 2022年9月26日放送)

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

sim*****

モリカケにしても、桜にしても、統一教会にしても、結局は火のないところには煙は立たないんだと思う。その辺を曖昧にして、何が功績だと。確かに功績はあるのかもしれないけど、心から弔う気持ちにはなれない。 やっぱり思うのは、国民をバカにしてるなーということ。きっと強行しても、どんなことをしても、次の選挙には当選する、議席を確保できると思っていることの表れ。 だから、やっぱり我々国民がもっと賢くならないといけないと思う。こんな政府にしてしまっているのは、我々国民にも責任があるように思う。 次の選挙では、危機感をもたせないと、独裁者みたいな政府は変わらないと思う。。


まあ、この事件の事について良く知らないが、「長瀬先生がいなければ、本人も私達もいまこうして生きていることができなかったかもしれない」が事実なら、家庭内暴力の駆け込み寺みたいに注目を受けた戸塚ヨットスクールに似ているのかもしれない。個人的な意見だけど、このようなケースは、副作用が強いが助かるかもしれない簡単には手を出すべきではない薬みたいなものではないかと思う。
体罰や恐怖によるやり方は、良くないし、モラルがなくかなり厳しく体力的に自身がある親でないと実行できない可能性は高い。知能が低い動物でも危険や恐怖を感じれば、回避行動を取る。身体に障害があるのではなく、脳の発達障害で体は健全であれば対応できない親もいるだろう。そこで、体罰や恐怖にやり方で上手く行くケースは割合は低いかもしれないが、良い結果になる間合いはあるかもしれない。良い結果になった場合、「長瀬先生がいなければ、本人も私達もいまこうして生きていることができなかったかもしれない」となるかもしれない。
元東大卒の農水省の元政務次官が息子を殺害した事件があった。ニュースだと脳の発達障害はないが引きこもりで家庭内暴力を起こしていたらしい。息子の殺害で逮捕されたが、誰かが変わって汚れ役をやって、上手くいけば更生する可能性があれば、頼る人はいるかもしれない。この世の中、法律を守っているだけでは解決できない問題は存在する。当事者となった場合、どうのような選択をするかが問題。多くの人は当事者にならないので、問題の経験と理解は出来ないと思うので、当事者になった場合、適切に判断したり、選択できるかはわからないと思う。
命は地球よりも重いと言うのは簡単だが、子供に脳の発達障害がある可能性が高いと妊娠中に言われて、命だからと思い生むことを決めた夫婦でも、現実を経験したら後悔する場合はあると思う。中絶できる時期を過ぎれば、殺害になってしまう。後悔しても、遅いし、殺害は法的に処分される。考え方やとらえ方は夫婦や人それぞれなので何が正しいかはわからない。悪法でも法は法なので、考えても答えが出ない事はあるし、どちらを選択しても後悔するかもしれないが、どちらの選択がまだましな選択なのかを考えて選択するべきだと思う。

安倍氏の国葬実施「政府の思い伝わらなかった」 萩生田氏が反省 09/27/22(毎日新聞)

 自民党の萩生田光一政調会長は27日、世論の賛否が割れた安倍晋三元首相の国葬実施について「閣議決定の手続きに間違いはなかったが、各党にどこかの時点で丁寧に説明することも必要だったのではないか」と述べ、政府の説明不足に言及した。「結果として、国民に国葬に取り組む政府の思いが上手に伝わらなかった。そんな反省がある」とも語った。

【写真で振り返る】安倍晋三元首相 国葬の1日

 国葬に参列後、党本部で記者団に語った。自民党安倍派に所属し、安倍内閣で官房副長官を務めた萩生田氏は「悲しみは癒えないが、安倍元首相の近くで仕事をした一人として、安倍レガシーをしっかり継承していきたい」と述べた。

 安倍派会長代理の塩谷立元文部科学相は国会内で記者団に、「より多くの理解を得られたらと思うが、大変素晴らしい国葬になった」と述べ、首相の実施判断は「間違っていなかった」と強調した。甘利明前幹事長は「安倍氏は、その場で理解は得られなくても、後で『よく決断した』と言える判断を次々された。きっと歴史が判断してくれる名宰相だと思う」と述べた。

 石破茂元幹事長は記者団に「菅義偉前首相の弔辞が心のこもった内容で、葬儀の意義があった」と語った。国葬の形式に関しては「国が喪主であるならば、国権の最高機関(国会)の同意があった方が良かっただろう」と指摘した。世耕弘成参院幹事長は記者会見で「国葬の基準やルールを政府や国会、与野党で議論していけばよいのでは」と述べた。

 一方、公明党の山口那津男代表は国会内で記者団に、「内政、外交にわたる安倍氏の仕事は評価の分かれるところもあるが、国際社会の方が率直に仕事ぶりを評価している」と指摘。「そのことをもっとストレートに理解が広がるように訴えてもよかった」と語った。【藤渕志保、畠山嵩】

「薬物依存」は現実逃避の選択肢のひとつだと思った方が良いと思う。この点を理解しないと良い問題解決方法はないと思う。最近、注目を浴びている世界平和統一家庭連合(旧統一教会)について、本当に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の教えを信じている信者はいると思うが、多くは現実逃避、又は、何かから逃げるためにある方向からの考え方を遮断する事により、心が楽になったり、現実逃避や閉ざされた世界で安心感を得られるから宗教の信仰や信者になる選択をしたと思う。
昔や過去の現実逃避は、非行だったり、シンナーや覚せい剤に手を染める事だったように思えるが、実際は知らない。データや情報は集め方によって、現状との乖離があるので正確な情報でない可能性がある。下記の「薬物依存」は楽に、リスクがないような選択と思えるから、「薬物依存」が増えたと思う。ただ、薬物は依存性があったり、脳の化学反応である感情を感じたりするので、違法行為でない事があるので、誰の目にも止まらないままで、問題が信仰する可能性が高いと思う。
昔、心理学の授業を取っていた時に、田舎よりは都会の人々の方が情報が氾濫し、いろいろな生き方がある環境で、程度の違いはあれど悩む人達は多い調査結果があると書いてあった。ただ、田舎は型にはまらない考え方や生き方を望んだ場合、都会以上に窮屈で、普通でないと周りから思われるので自殺や村八分的な扱いの傾向が高い調査結果もあると読んだことがある。まあ、アメリカの調査だし、どの州なのか、どのエリアの調査だったのか覚えていない。
個人的な記憶や経験だと、最近は他の国を真似たり、外国で勉強した人達の意見を理解せずに良い部分だけを注目して実行するので、注目されていないデメリットが無視されているから問題が起きている部分はあると思う。過度なストレスでなければストレスは必要だと思う。軽度のストレスを感じて、乗り越えるから、ストレスに対する抵抗やストレスを乗り越える方法を学ぶのだと思う。ストレスをほとんど感じないで成長した人は、軽度のストレスがある環境でもストレスを乗り越えた人と比べるとかなりのストレスを感じる傾向があるようだ。ストレスを乗り越えられる人ばかりではないし、周り人、友達、親友の存在でストレスを乗り越える事が出来る場合があるので、薬の副作用やワクチンの副作用のように、例外はあるので絶対にストレスは経験するべきとは言えない。ただ、自己責任や親の責任で選択するしかないと思う。

高3で風邪薬2瓶一気に…「生き続けるためだった」若者に広がる‟オーバードーズ” (2/2) 9/27/22 (西日本新聞)

 「薬物依存」といえば覚醒剤や違法ドラッグ、睡眠薬が思い浮かぶが、最近の若者にとってはそれだけではない。風邪薬やせき止め薬などの過剰摂取「オーバードーズ」は一時的に精神的苦痛を和らげるとの情報が広まり、服用をやめられない若者がいる。健康を害して死亡するケースも。ネット通販やドラッグストアで簡単に購入できる身近な医薬品が、使い方次第で危険な依存をもたらしている。 (下崎千加)

【画像】「とりあえず20錠」女性が薬を飲む時、SNSに投稿した写真

「生き続けるためだった」
 高校3年でオーバードーズに陥った九州北部の女性(22)は「死にたくてやったんじゃない。興味本位でもない。生き続けるためだった」と話す。

 学歴や世間体を気にする父親の下で、弟や妹の手本になるよう言われて育った。高校のテストで上位に入らなければ「学費の無駄」「退学するか」と説教され、口を開こうとすると理詰めで返され、何も言えなくなる。頭をたたかれても母は止めない。父と顔を合わすのが怖かった。

〈気持ちいい〉書き込み通りだった
 関係がより悪化したきっかけは、「将来は看護師に」という父の意に反し、「製菓の専門学校に進みたい」と伝えたこと。3年の夏だった。放課後に洋菓子店でアルバイトしており、よく考えた上で志望したが、分かってもらえなかった。

 進路が決まらないまま夏休みが明けようとしていた。深夜に「嫌なことを忘れたい」と自宅の薬箱にあった鎮痛薬6錠全てを水で飲んだ。交流サイト(SNS)の<ふわふわして気持ちいい>との書き込み通りだった。

 以来、SNSに<OD(オーバードーズ)におすすめ>と載っていた特定のせき止め薬や風邪薬を、ドラッグストアを幾つも回ってバイト代で買っては、嫌なことがあるたびに数日から1週間に1回のペースで飲んだ。一度に84錠入り1瓶だったのが次第に効きが悪くなり、2瓶、2瓶半…と増えていった。飲みながらリストカットもした。

学校の友達よりSNS仲間
 「その時だけは自分が強くなって、父にも何でも言い返せるような気がした」。そんな気持ちが2~3時間続いた後は手の震えが来て、眠気を催す。翌朝、猛烈な吐き気に襲われる。だが、またやってしまう。

 学校の友達に父親との折り合いが悪いことを打ち明けた。ただ境遇が違うため事細かに相談できず、心のよりどころはSNSの「病み垢(あか)(病みアカウント)」を通して知り合ったオーバードーズの仲間だった。みんな家庭や学校に問題を抱えていた。<この前、ICU(集中治療室)に運ばれた。胃洗浄されたよ>と書き込んだ人もいた。

「死んでもいいの」父に迫った母
 母はパートで忙しく、なかなか異変に気付かなかったが、女性の部屋で薬の空き瓶を見つけた。母は錠剤をこっそりトイレに流すなどしていたが、女性がすぐに買い足すためいたちごっこに。青白い顔で胃液を戻し続ける女性を見て「このままでは死んでしまう」と怖くなった。

 「あいつが弱いからだ」と当初取り合わなかった父は、母から「あの子が死んでもいいの」とすごいけんまくで迫られ、少しずつ態度を軟化させた。

 ただ昼夜が逆転した女性の生活リズムは狂ったままで、2学期以降、学校を休みがちに。専門学校には進めなかった。高校卒業後もアルバイトを続けている。

オーバードーズをやめた理由は…
 女性がオーバードーズをやめたのは2年前。「拒食症という新たな依存先ができたから」と言う。風邪薬やせき止め薬は、太らないようにするための下剤の過剰服用に取って代わった。

 高校で58キロあった体重は38キロに。今は摂食障害のため精神科に通っている。

 オーバードーズに手を出したことを後悔しているか-。そう問うと、女性は「駄目だと分かっていたけど、ほかにつらさから逃れる手段がなかった。薬を飲まなかったら死んでいたと思う」と話した。

目立つ「良い子」、死亡事件も

 市販薬への依存は若者の間で急速に増えている。国立精神・神経医療研究センターの松本俊彦医師らが行う「全国の精神科医療施設における薬物関連精神疾患の実態調査」によると、薬物依存で治療を受けた10代の使用薬物のうち市販薬が占める割合は、2014年はゼロだったが徐々に増え、20年は半数超に上った。

 かつて若者の薬物依存はシンナーや危険ドラッグ、大麻などの違法薬物によるもので、学校に行かず、非行歴がある若者が少なくなかった。近年はこうした若者は減り、表面的には「良い子」として過ごしながらもメンタルヘルス上の問題を抱え、心理的苦痛を和らげるため市販薬を服用するケースが目立つという。

 SNSの普及で容易に情報収集でき、同じ境遇の人と連絡を取りやすくなったことを背景に、死亡事件も起きている。21年12月、SNSで知り合った滋賀県の男のアパートで、男から譲り受けた向精神薬を大量に飲んだ女子高校生が薬物中毒で死亡。今年6月には、東京都内のホテルでせき止め薬を大量に服用して昏睡(こんすい)状態になった30代女性を放置したとして、警察はオーバードーズの仲間の医師を含む男3人を保護責任者遺棄容疑で逮捕。女性は搬送先の病院で死亡が確認されている。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

haru

この人たちがやった不適切な対応も含め、日頃どんな活動をしてきたのか、利用してきた人たちの声はどうなのか、もっと広く取材して欲しい。
この記事にある発言や暴力があったのなら絶対に許されるものではない。
しかし、この人らがそれだけの人たちだったのなら、何故寛大な処分を願う嘆願書のための署名集めを行う保護者たちがいるのか。

この人たちが「悪徳業者」だとして、ではなぜその悪徳業者を頼って全国から相談が集まるのか、強度行動障害に対応できるのが悪徳業者しかない現状を作っている行政の責任は?

この「悪徳業者」に助けられたという保護者の話を聞いたことがある。
「藁をもつかむ思いだった」「長瀬先生がいなければ、本人も私達もいまこうして生きていることができなかったかもしれない」
陰は陰で徹底的に追求すればよい。しかし光の部分にも焦点を当てるべきで、この問題を一悪徳業者の問題と片付けてはならないはずだ。


まあ、この事件の事について良く知らないが、「長瀬先生がいなければ、本人も私達もいまこうして生きていることができなかったかもしれない」が事実なら、家庭内暴力の駆け込み寺みたいに注目を受けた戸塚ヨットスクールに似ているのかもしれない。個人的な意見だけど、このようなケースは、副作用が強いが助かるかもしれない簡単には手を出すべきではない薬みたいなものではないかと思う。
体罰や恐怖によるやり方は、良くないし、モラルがなくかなり厳しく体力的に自身がある親でないと実行できない可能性は高い。知能が低い動物でも危険や恐怖を感じれば、回避行動を取る。身体に障害があるのではなく、脳の発達障害で体は健全であれば対応できない親もいるだろう。そこで、体罰や恐怖にやり方で上手く行くケースは割合は低いかもしれないが、良い結果になる間合いはあるかもしれない。良い結果になった場合、「長瀬先生がいなければ、本人も私達もいまこうして生きていることができなかったかもしれない」となるかもしれない。
元東大卒の農水省の元政務次官が息子を殺害した事件があった。ニュースだと脳の発達障害はないが引きこもりで家庭内暴力を起こしていたらしい。息子の殺害で逮捕されたが、誰かが変わって汚れ役をやって、上手くいけば更生する可能性があれば、頼る人はいるかもしれない。この世の中、法律を守っているだけでは解決できない問題は存在する。当事者となった場合、どうのような選択をするかが問題。多くの人は当事者にならないので、問題の経験と理解は出来ないと思うので、当事者になった場合、適切に判断したり、選択できるかはわからないと思う。
命は地球よりも重いと言うのは簡単だが、子供に脳の発達障害がある可能性が高いと妊娠中に言われて、命だからと思い生むことを決めた夫婦でも、現実を経験したら後悔する場合はあると思う。中絶できる時期を過ぎれば、殺害になってしまう。後悔しても、遅いし、殺害は法的に処分される。考え方やとらえ方は夫婦や人それぞれなので何が正しいかはわからない。悪法でも法は法なので、考えても答えが出ない事はあるし、どちらを選択しても後悔するかもしれないが、どちらの選択がまだましな選択なのかを考えて選択するべきだと思う。

「しゃべると殺すぞ」中学生を拘束して監禁した理事長と小学校教諭、初公判で起訴事実認める 09/26/22(読売新聞)

 障害のある中学生を拘束して監禁したとして、逮捕監禁罪に問われた福岡市のNPO法人「さるく」理事長(57)、小学校教諭(37)両被告の初公判が福岡地裁(伊藤寛樹裁判官)であった。両被告は、いずれも起訴事実を認めた。

 起訴状では、2人は昨年10月9日未明、長崎県内の男子中学生(当時)宅で、「しゃべると殺すぞ」などと中学生を脅し、手足を縛って頭を複数回殴った。その後、無理やり車に乗せ、福岡県久留米市の事業所に到着するまで約3時間監禁したとしている。

もう遺体は見つからないと思っていたからそういう意味では良かったと思が、短い人生を家族はどう受け止めているのだろうかと思う。

【高知】桂浜で波にさらわれた大学生が遺体で発見 09/26/22(高知さんさんテレビ)

9月16日、高知市桂浜の海岸で遊んでいた神戸市北区の大学生・仙波壮一郎さん(20)が波にさらわれ行方が分からなくなっていました。

当時は台風の影響で高波となっていて捜索は難航しましたが、4日後の9月20日、4キロほど離れた高知市長浜の砂浜に遺体が打ち上げられているのを散歩中の人が発見。警察は9月26日、DNA鑑定などの結果から遺体を仙波さんと特定しました。

下記の内容が事実なら、少なくとも1、2年はこの状態を引っ張るようにメディアや国民は頑張るしかないと思う。しかし、たぶん、メディアは長くは続けないと思う。もちろん、視聴率次第では以上に長く取り上げるかもしれない。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

0411_*****

金を一番に持ってくる時点で、既に宗教ではないということに、早く信者の方が気づいてほしい。

信心は、ご本尊などの対象があればどこでも誰でも出来ること。
ご立派な施設も煌びやかな服装も必要ではない。
もし、そういった装飾がなければ伝えられないのであれば、そこに説法はないということだ。

お布施の金額を決め、ノルマをかけて信者から集め、ノルマ達成や多額の寄付をした信者を褒め称え、他を啓発するやり方は統一教会だけではないが、それは、金持ちでなければ幸せに生きられず、成仏も出来ないという理屈となり、そこに宗教や信心と呼べるものは存在しない。


mf_*****

教団内部のことを部外者がとやかくは言えないだろうけど、韓国への送金ということについては日本政府が外為法違反等で関わることは可能だろう。西欧国家が中世以来キリスト教を使ってアジア各国を侵略してきたことの弊害の一つがこれだ。秀吉以降の日本の為政者たちが、キリスト教布教の裏にある西欧国家の侵略意図に気づき阻止したことで今のアジアはある、と言っても過言ではない。秀吉がフィリップ二世に対してキリスト教布教を禁じることを告げる文書を送った史実があるからね。


mfa*****

日本の幹部は献金を制限すると言っても、教祖様が「少ない」っていえば、教祖様優先だ。どの層が板挟みになるのか、献金強要は地下で更に拡大することは間違いない。「我々は指導したが、信者が勝手にやった、教団は関係ない」という言い訳をするのも間違いない。


悲しい日本人

「少ないと怒っている」とありますが、いつ、何処で、誰に対して発信したんでしょうね!!また、記録とか録音があるんでしょうね!! この弁護士達の30年に渡る活動には敬服しますが、あまりにも、事実と思いこみが混同した発言が多すぎる。また、話のすり替えが酷いと感じる。


この上のコメントは 統一教会「改革」会見で腕組み、イライラ、挑発の福本修也弁護士 じつは東大卒・元検事のエリート信者 09/22/22(SmartFLASH)でも同じことが言える。まさに情報戦。騙された方が負け。旧統一教会が9月に設置した「教会改革推進本部」の勅使河原(てしがわら)秀行本部長と、顧問弁護士の福本修也(のぶや)氏は記録とか録音などで事実である事を示したか?示していないね!どっちもどっち。しかし、上記のコメントは世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の人なのかな?
記録とか録音の点では安倍元首相や自民党議員達はずるいし、嘘つきの集団と言う事になる。記録とか録音で確認されるまで事実を言わないし、認めない。警察は事実を把握する事に関して動いているか?たぶん、人事は政府や自民党が握っているから動いていないのだろうね!

旧統一教会に“焦り” 日本からの送金に総裁「“少ない!”と怒っている」 09/26/22(スポニチアネックス)

Q4
 安倍元首相の銃撃事件を受け、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)による被害の防止と救済に向けた議論が本格化している。追い込まれていく教団は今後どう出るのか。30年以上にわたり闘ってきた全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)代表世話人の山口広弁護士に聞いた。

 昨年までの約35年間で約1237億円。全国弁連が結成された1987年以降の霊感商法の被害額。信者がいかに食い物にされてきたかの一断面だ。

 しかし、これまでのような集金は難しいとみられる。山口氏は、日本からの送金を最優先とする韓国の本部は「焦っていると思う。今までも問題が起きるたびに“組織を立て直せ”と言ってきた」とし、送金額確保へ何らかの指示が出ているとの認識を示した。

 送金額捻出のため40億円ともされた運営コスト圧縮へ、リストラを含む経費節減が指示されたことも。陣頭指揮を執ったのは22日の会見に「教会改革推進本部長」として登場した「テッシー」こと勅使河原秀行氏(58)だという。リストラ断行で一定の評価を受け出世したようだ。

 霊感商法が広くはびこった頃の送金指示額は半年ごとに500億円とされるが、ここ数年は100億円ほどに。「韓鶴子総裁が“少ない!”と怒っている」(山口氏)状況でクリアできず、日本の教団会長がクビにされたこともあったという。

 山口氏が今、警戒するのは、日本人信者が数千人規模で参加する韓国での「先祖解怨式」。地獄で苦しむ先祖を救う儀式で、解怨料金は1代から7代までは70万円、それ以降は7代ごとに3万円。「430代前までさかのぼるケース」(山口氏)もあるという。ウィズコロナで往来制限が緩和される中でのシステム化に「地区ごとに参加者を競い合う動員合戦が心配」と話した。

引きこもの問題が海外であるのか検索してみた。下記のサイトを見つけた。本当にしっかりとした調査をしたのかは知らないが、ひきこもりは体裁を気にしたり、家族の絆や家族や親戚の絆が強い国に多いようだ。だったら、下記には記載されていない台湾でもひきこもりの問題はあると思えるが、問題が外に漏れないから問題として認識されないかもしれない。
別のサイトをみたら、親が子供を甘えさせたら引きこもりで、追い出せばホームレスと書いてあった。文化や価値観で問題の結果が変わると事が部分的に理解できた。このような事を言わない日本のメディアや行政は問題を隠している事に間接的に加担していると思えた。

世界のひきこもりについて。 ( 101カレッジ)

海外でも「引きこもり」いますか?(Quora)

安倍晋三元首相と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)、そして自民党議員と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題はレベルが違うぐらい深いのであろう。カルト集団及びカルト教団の法的な定義、そしてセクト法のような法律、又は、カルト集団や宗教団体を規制する法律は必要と思う。しかし、自民党は時間稼ぎなのか、動かない。普通なら自民党が妥協して動きそうだが、動かないのは自民党議員達と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関係は実際に強いと言う事だろう。
物事にはやはりタイミングとか、やり方が重要な場合はあると思う。山上徹也容疑者が安倍晋三元首相を射殺した事は許されないと言う人達が多いと言う事実は、今回のチャンスを逃すともしかするともうチャンスはないかもしれない。ここまで国民が注目して政府が動かないのでは、このチャンスを無駄にしてはいけないと思う考えは個人的には強くなった。もし世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が生き残れば、さらに巧妙に動くようになると思う。

旧統一教会に対する「解散請求」にそそり立つ壁 なぜ反社会的な団体を解散できないのか?〈dot.〉 (1/3) (2/3) (3/3) 09/26/22 (AERA dot.)

 9月16日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)による被害の救済と根絶に取り組んできた全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)が東京都内で集会を開催し、問題解決に向けた声明を発表した。旧統一教会に家庭を破壊され、恨みを募らせた山上徹也容疑者が安倍晋三元首相を射殺してから2カ月以上が経過。オンラインを含めた集会には弁護士や牧師、僧侶、報道関係者のほか、約20人の国会議員が参加した。声明には教団への解散請求を含めたさまざまな対策が盛り込まれたが、課題も浮き彫りになった。

*   *   *

「旧統一教会の解散を実現しなければならない。それが無理であれば、教団の活動を規制するガイドラインをつくって政令で明示するなど、実現可能な何らかの結果を出さなければならない。そのためには今の状況のなかでできることを最大限にやる。今日集まった弁護士は全員、同じ気持ちだと思います」

 こう語ったのは全国弁連の代表世話人である山口広弁護士。ときに声を荒らげながら、「時間的な余裕はない」と、焦りをにじませた。

 世間では旧統一教会に対する強い批判の声が上がっている。だが、世論は移ろいやすい。30年前もそうだった。

■“嵐”が過ぎ去るのを待っている

 1992年、韓国で行われた統一教会の合同結婚式に桜田淳子らが参加したことが大きな話題となった。しかし、高額な献金や信教の自由の侵害など、問題の本質に目が向けられることはほとんどなく、以後、「空白の30年」が続いた。

「旧統一教会は今、ひたすら身をかがめて嵐が過ぎ去るのを待っていますよ。教団とつながりの深い自民党もそうでしょう。残念ながら、今回の騒ぎも30年前と同様に半年もすれば終わると思います。そうしたらまた元に戻る。私たちの活動は焼け石に水ですよ」

 脱会信者らの支援活動を続けてきた竹迫之(たけさこ・いたる)牧師は、以前の取材で、そう苦々しく語っていた。

 いまも「彼ら(旧統一教会信者)との関係を悪化させたくない」と、筆者に語る議員もいる。旧統一教会と一部政治家は持ちつ持たれつの便利な存在なのだ。

■解散請求に不可欠な調査

 宗教法人法では、法令に違反し、著しく公共の福祉を害する行為などがあった場合、裁判所は所轄庁などの請求を受け、解散を命令できる。

 全国弁連はこの解散請求を旧統一教会対策の本丸と位置づける。

「長年にわたりこれほど経済的、精神的に被害を生じさせてきた団体に対して『解散できない』というのは明らかにおかしい。それは広く国民のみなさまにおいてもご賛同いただけるものと考えております」

と、井筒大介弁護士は訴える。

 一方、川井康雄弁護士は解散請求について「現時点の材料で認められると、安易に考えているわけではない」と言う。

 いったい欠けているのは、何か?

 旧統一教会が宗教法人であることを隠した伝道活動の違法性が認められているが、「そのような活動が全国47都道府県で行われているという裏づけが必要です」(川井弁護士)。

 さらに重要なのは資金の流れの解明という。

「旧統一教会が毎年提出している財産目録や収支計算書が本当に実際の献金どおりに記載されているのか。そこに虚偽があれば宗教法人として罰則が科せられます。さらに関連会社などにおける事業収益で脱税が行われていないか、お金の流れを明らかにすることが大切です」(同)

 だが、当然のことながら、弁護士には捜査権がない。国が調査に乗り出さなければ証拠は集まらない。

 さらに山口弁護士は別なハードルを挙げる。

「旧統一教会に対して解散請求を不用意に行えば宗教界は総反発するでしょう。解散請求は決して宗教界全体におよぶものではなく、霊感商法的な行き過ぎた活動に対するものですと、きちんと説明して、ご理解いただく努力が必要だと思います」

■現実的な消費者庁との連携

 宗教法人の所轄庁は文部科学大臣である。しかし、これまでの経験から「文科省を動かすのは極めて難しい」と山口弁護士は実感する。解散請求に向けて時間を費やしている間に国民の関心が薄れてしまえば、国は動かないだろう。そのため、全国弁連内部ではさまざまな議論が飛び交っているという。

 そんななか、山口弁護士が期待を寄せるのは、消費者庁のフットワークの良さだ。実際、同庁では「霊感商法等の悪質商法への対策検討会」が開かれている。この検討会について川井弁護士は「議論は非常にありがたいことです」と述べ、消費者保護の観点から全国弁連内部で主に三つの法令について議論していることを明かした。消費者契約法(消契法)または特定商取引法(特商法)の改正、もしくは新法の立ち上げである。

 ただ、いずれの案にしても旧統一教会の霊感商法をどのように法律のなかに盛り込むかが大きな課題となる。

 旧統一教会は正体を隠して伝道を行い、相手を知らず知らずのうちに教義を疑わない“かたい信者”にしたところで高額な物品を売りつける。集会の会場に展示された『天聖経』は430万円。『聖本』にいたっては3千万円。代金は「献金」として教団に渡される。商取引ではないので領収書は発行されない。さらに信者には被害者であるという意識もない。

「このような献金被害を消契法あるいは特商法で規定するのは本当に難しい。新法をつくるとしてもどういう規定にするのか。旧統一教会が組織的に被害者の信教の自由を奪い、財産権を侵害していることは明らかですから、私は解散請求で対応することが一番いいと思っています」(川井弁護士)

■日本はカルトの吹きだまり

 一方、阿部克臣弁護士は「消契法や特商法を使いやすいように改正すれば、さまざまなカルトと戦う『武器』が増える」と、メリットを挙げ、こう続けた。

「いま、日本は世界中から有象無象のカルトが集まる、まるでカルトの吹きだまりのような状況になっている」

 日本脱カルト協会の代表理事を務めた故・高橋紳吾さんによると、1970年代、欧州では日本と同様、旧統一教会の活動が猛威を振るった。その後、EC(ヨーロッパ共同体)や加盟諸国は次々とカルト対策を打ち出し、旧統一教会はほぼ撤退した。

「一方、日本は1995年にオウム真理教による無差別殺人事件という甚大な被害を経験した国であるにもかかわらず、カルトについての抜本的な解決策を見いだせないまま今日にいたっています。旧統一教会による被害も根絶されないままです」(阿部弁護士)

 なぜ、日本ではカルト対策がほとんど打ち出されてこなかったのか。前述の山口弁護士は、こう説明する。

「神道と結びついた戦前の宗教行政の反省に立って、行政が宗教界に干渉することはよくないこととされてきました。しかしながら、旧統一教会による多大な被害が長年続いてきた現実があります。さらにこれまで細々と看板を掲げてきたさまざまなカルトの“メシア”たちがウェブ社会になってからインターネットを通じて信者を増やしている。それをめぐるトラブルの相談が最近とても増えています。本当にこの機会に宗教行政を根本から問い直さなければダメだと思います」

■カルト問題は宗教問題か

 ちなみに、カルト対策の先進国、フランスの反セクト(カルト)法は教義の内容には踏み込まない。個々の教団の活動によって生じた被害のみを問題としてとらえる。カルト問題は宗教問題ではない、という姿勢を明確にしている。

「反セクト法を日本に直輸入するわけにはいきませんが、示唆に富むものだと感じています」(山口弁護士)

 安倍晋三元首相銃撃事件をきっかけにして30年ぶりに浮上した旧統一教会問題。5年後、10年後、結局何も変わらなかった、としてはならない。

(AERA dot.編集部・米倉昭仁)

「日本はとんでもない間違いをした」岸信介、安倍晋太郎、安倍晋三…3代続く関係性から見える旧統一教会が目指した“国家宗教”【報道特集】 (1/3) (2/3) (3/3) 09/24/22 (TBS NEWS DIG Powered by JNN)

安倍元総理の国葬が3日後に迫るなか、旧統一教会はどう政界に入り込み、何を目指したのか。岸家・安倍家3代との関係性に焦点を当て、検証します。

【写真を見る】「日本はとんでもない間違いをした」岸信介、安倍晋太郎、安倍晋三…3代続く関係性から見える旧統一教会が目指した“国家宗教”【報道特集】

■旧統一教会と自民党の関係 起点となったのは…岸信介氏
81年前の開戦を宣言する詔書。ここに旧統一教会と自民党の深い関係の起点とされる人物の名がある。

当時商工大臣で、敗戦後はA級戦犯として収監されていた岸信介。安倍元総理の祖父である。

岸は復権を果たすと、1957年に内閣総理大臣に就任。一方、その翌年、教団は日本で布教を始める。6年後、宗教法人として認証されると、岸の自宅の隣に本部教会を移し、1968年には、反共産主義を掲げる政治組織「国際勝共連合」を設立。その活動を後押しした岸と共鳴していった。

岸信介氏(1980年取材)
「世界で君、30年憲法を一字も変えないのは日本だけですよ。それほど変えてならんほどいい憲法かというと、そうでもない」

勝共連合が発行する思想新聞。一貫して主張するのは、自主憲法制定とスパイ防止法成立だ。自主憲法制定を訴える大会の記事には、必ず岸の存在がある。デモ行進に参加し、「憲法改正!」「マスコミの偏向を許すな!」と叫んでいたと書かれている。

岸は、たびたび教団を訪れ、信者に国際情勢などを話したとされ、教団の初代会長は、こう称えている。

「岸先生に懇意にしていただいたことが、勝共運動を飛躍させる大きなきっかけになったことは間違いありません」

岸が死去した際の思想新聞(1987年8月16日付)には、「勝共運動に理解を示し、陰に陽に支援、助言を行ってきた」とし、岸が文鮮明を「最も尊敬する一人」と呼んだと伝えた。

■引き継がれる関係性 安倍晋太郎を変えた“思わぬ落選”
岸を引き継いだのは、娘婿・安倍晋太郎氏。安倍晋三元総理の父である。11回の当選を重ねたが、1963年、思わぬ落選を経験している。安倍家と50年にわたり親交がある元共同通信の野上忠興さんは、その時の様子をこう語る。

元共同通信・自民党キャップ 野上忠興さん
「自宅に戻ったときに、家族全員集めてね。土下座して、土下座ですよ。今回はこんなことになったと申し訳ないと、泣きながらね、頭を下げた。後に私にも言ってましたけども、あれでね、俺は人が変わったと」

その後は別人のように、なりふり構わぬ戦いぶりが目立つようになったという。

1987年、晋太郎氏は、竹下登、宮澤喜一と3人で総裁選を争うが、所謂「中曽根裁定」で竹下政権が誕生することになる。

安倍晋太郎氏
「さっぱりしましたよ。やるべきことはやった、ベストを尽くした」

しかし、こんな本音を野上さんに漏らしていた。

元共同通信 野上さん
「1回落選したために総理大臣が持ってかれたという、被害者意識もあるわけですよ。僕にも晋太郎さんが言ったことありますよ。あの1回落ちたのが結果的にこういうことになったのかな、とかね」

そのとき、政治は数が力であることを思い知らされたという。

「やっぱり数だと、猛烈に動き出すわけですよね。入院中、胆汁を吸い取る管をつけながら全国を回って20何人も新人を当選させたりしてね、数を増やすわけですけどね。いまから思えば、そうか、教会との関係はあったんだなとも思いますよね。力がね」

そんな晋太郎氏について語る、文鮮明の言葉が残っている。

「中曽根の背後を引き継ぐために、その直系になれるのは、安倍さんしかいませんでした。選挙の時、安倍さんの派閥の議席数は13しかなかったんです。それを88名まで、全部教育して育ててあげました」

■統一教が日本の国家宗教になるまで「何十年も遅れる」 元信者 「総理大臣を文鮮明が決めていると言われてました。ちょうど中曽根総理大臣から、次の総理はだれになるかということで、安倍さんのお父さんが次の総理大臣になるというふうに言われたというところが、竹下さんになってしまったので、日本はとんでもない間違いをしたと。これで日本の復帰は何十年も遅れると」

日本の復帰。つまり、統一教が日本の国家宗教になるのが、晋太郎氏が総理に就けなかったことで何十年も遅れるといわれたのだという。

晋太郎氏は自民党幹事長として、勝共推進議員の集いに参加を続け、88年にはこう挨拶したという。

「勝共連合の皆さんには、わが党同志をはじめ大変お世話になっている」
「スパイ防止法制定のために積極的に取り組みたい」

晋太郎氏が死去した際の思想新聞(1991年5月26日付)には、勝共連合に「陰に陽に支援、助言を行ってきた」と、岸と同じように報じた。

■安倍晋三氏にも引き継がれる関係性「新憲法制定を」
後を継いだ晋三氏は、官房長官時代の2006年、関連団体の全国大会に祝電を送っていた。

司会 「岸信介元総理大臣のお孫様でいらっしゃり、現内閣官房長官、衆議院議員の安倍晋三様…」

参加した元信者は…

元信者 「すごく驚きましたね。安倍官房長官と呼ばれた時に、その会場が一瞬どよめいていて、それで確か記憶に残っていたと思いますね。おじいさんの頃から関係があったので、教団と。安倍さん自身も教団と関係あるんだろうなと思っていました」

その年、一気に内閣総理大臣に上り詰めた晋三氏。思想新聞の見出しには…

「安倍政権で新憲法制定を」(2006年10月1日付)

■「安倍元総理を“食口”にする」講義に含まれていた内容とは
その頃の戦略が書かれた関連団体の資料をみると、信者を意味する“食口”(シック)の議員を100人立てることが目標に掲げられている。

長年、関連団体で講師を務めてきたという男性は、講義の内容に安倍元総理を“食口”(シック)にすることが含まれていたと明かす。

旧統一教会関連団体 元講師 

ーーご自身がそのようにして講義されたんですね?

「そうやって神の国が来るんだから頑張ろうっていうのは、私の洗脳していたやり方なんですよ」

第二次安倍内閣発足後、教団との関係はより深まっていった。そして…

安倍晋三氏(2021年9月 YouTubeより) 「朝鮮半島の平和的統一に向けて努力されてきた韓鶴子総裁をはじめ、皆様に敬意を表します。家庭の価値を強調する点を高く評価します」

■「3代の因縁である」生前寄せられていた母からの懸念
安倍元総理の銃撃を山上容疑者に決意させたとされるビデオメッセージ。
「天宙平和連合」の日本支部会長、梶栗正義氏は、信者に向けた配信映像の中で、複数の関連団体の会長を歴任した父親・玄太郎氏が、安倍家と関係が深かったことを述べている。

天宙平和連合日本支部 梶栗正義会長
「アルバムを準備してお写真をお見せして、そのうちのひとつに、アボニム(文鮮明)と岸(信介)先生。それだけじゃなくて、(父の)梶栗玄太郎と岸先生の写真があると。安倍晋太郎先生と、梶栗玄太郎の写真があるんです。それをその次に入れて、私とこの方(晋三氏)とのツーショットの写真がある。それも一緒にして、見て下さい。3代のお付き合いだと、3代の因縁であると」

そして、安倍元総理が殺害された直後の思想新聞は、その死を「埋められない喪失感」と伝え、霊前に「勝共の使命貫徹の決意を捧げる」とした。

野上氏は、安倍元総理の母、洋子さんのこんな懸念を周辺から聞いている。

元共同通信 野上さん
「母親の洋子さんがね、(7月の)参議院選挙の前に一言言ってるんですよ。『あんまり深く教会と関わらないほうがいいわよ』と言ってるんですよ。晋三さんに、安倍さんに」
「だからそれを聞いた時にね、もう相当深い。つまり母親は知っているわけですからね。岸さんも、晋太郎さんもね。母親が言うから相当ね、密な関係があったということですね」

(「報道特集」9月24日放送より) ※情報提供は番組ホームページまで

《漂白剤入り給食カレー事件》逮捕の女教師は「悪くない」と必死に…裏切られた児童の意外な反応 (2/2) 9/25/22 (週刊女性PRIME)

 15日木曜日。待ちに待った給食の時間、献立は子どもたちの好きなカレーだった。児童が寸胴のフタを開けると、強烈な刺激臭が鼻をついた。

【写真】事件のせいで、6年生は修学旅行が延期に。それでも児童は…

「先生、カレーがくさい。プールの消毒のにおいがする!」

 教師が確認すると確かに臭う。しかし、ほかのどのクラスのカレーにも異常はなく、調理した給食センターが他の学校に問い合わせたところ、やはり問題はなかった。

 学校側の聞き取り調査に対し、

「私がカレーに漂白剤を入れました」

 と犯行を認めたのは、昨年度まで現6年のそのクラスを担任していた埼玉県富士見市立水谷東小学校の半澤彩奈教諭(24)。翌16日、カレーに塩素系漂白剤を混入した威力業務妨害容疑で県警に逮捕された。

 当該クラスの児童はだれひとりカレーに口をつけず、健康被害はなかった。

担任を続けたかった 「事件前から上司や同僚に“担任を続けたかった”と話していた。警察の取り調べに対しても、“担任を続けられなかったのが悔しくてこのクラスのカレーに漂白剤を入れた”などと犯行動機を述べており、主張は一貫している。犯行の最中に事の重大さに気づき、子どもたちが間違って食べないよう、あえて漂白剤を全部入れたとも供述しているようだ」(全国紙社会部記者)

 山形県出身でマンガと食べることが大好き。漫画を原作とする大ヒット映画『翔んで埼玉』をもじって自己紹介するなど明るい性格で、2年前にこの学校で教師生活をスタートさせた。1年目に4年生、2年目に5年生と持ち上がりで同学年のクラスを受け持ち、今年度は別の学年のクラス担任をまかされた。卒業まで見届けたかったのだろう。

 市教委によると、問題があって担任をはずれたわけではなく通常の人事異動という。

 どんな教師なのか。

 学校職員に話を聞こうとすると、

「捜査中ということで何も話せないんです。ごめんなさい」

 と口を閉ざす。

 代わりに児童の保護者が人物像を明かす。

「子どもを楽しませる雰囲気づくりが上手で若いのに責任感がある。子どもたちはみんな半澤先生が大好き。だから余計にショックだった」

 学級だよりには自分の似顔絵を描き、性格を《超優しい》と綴っている。

《みなさんが良い方向へ成長していく姿は、私のいきがい》 《愛してるよ》

 などと子どもたちへの愛情をためらいなく文字にしていた。

 子どもたちに人気があっただけでなく、保護者の信頼も厚く、教職員仲間からもかわいがられていたという。

 別の児童の保護者はこう打ち明ける。

「ものすごーくいい先生。児童にいつも寄り添っていて“子どもたちをハグしてあげたいけど、コロナでそれができないのが辛い”と話していたって。そんなことで悩む20代なんてそうそういないですよ」

 先生の逮捕を知った多くの児童は泣いたという。

「先生は悪くない」「先生は悪くない」  また事件翌日から6年生は日光へ修学旅行に行く予定だったが延期に。それでも児童は恨みごとを言わず、「先生は悪くない」「先生は悪くない」と必死にかばうのだという。

 担任を続けさせてやるわけにはいかなかったのだろうか。

 市教委関係者は、こう話す。

「教員の希望をすべて受け入れていたら学校運営は成り立ちません。学年が変わるごとに担任が交代するのが一般的で、むしろ2年続けて同学年を担任できたのが稀なんです。いいクラスを受け持って担任を続けたくなる気持ちはわかりますが、それでは教師として成長できない。またイチから子どもや保護者との関係を築いていくことで力をつけられるんです」

 教師の道を歩き始めたのだから、問題児を受け持つかもしれないし、教育方針を理解してくれない保護者とぶつかるかもしれない。世の中、思い通りにいかないことなど多々ある。それに直面したときの言動をみるかぎり、子どもたちのほうがよっぽど大人びていた。

旧統一教会・田中会長が驚愕発言「私の実家は霊感商法商品だらけ」 09/23/22(FRIDAY)

「この場で綺麗事言ってもしょうがないので、私としては皆様方に通ずる言葉で、ある程度のことは申し上げたいと思っております。もし失言・暴言があったとしたら、全部、澤田局長の責任にさせていただいて(笑)、皆様方と向き合う時間にしたいと思います」

【画像】議員との関係はこれからも変わらない…?”ズブズブ”の関係を示唆する幹部の資料

司会役を務める澤田拓也総務局長から促されて登場した田中富広(とみひろ)・旧統一教会会長(66)は、そう語り始めた。過去2回の会見(7月11日、8月10日)とはまるで違い、その語り口は感情豊かだ。

安倍晋三元首相銃撃事件から40日が過ぎた8月19日、世界平和統一家庭連合(以下、旧統一教会)本部は全国の公職者に向けて「特別ネット会議」を開催。FRIDAYは、その音声データを独占入手した。

「公職者とは、全国各地にある教団支部の現場責任者クラスを指し、一般信徒がこの会議を見ることはできませんでした。今回のネット会議は、事前に現場から吸い上げた信徒たちの疑問や指摘に対し、本部のトップが答えることを目的として開かれた。霊感商法や献金問題について、信徒たちは率直に質問をぶつけました。しかしそれに対する本部の幹部たちの回答は、ほとんどが曖昧なものだった。教団の変革を期待する信徒たちからすれば、到底、納得できる内容ではありませんでした」(会議を視聴した信者)

会議の司会役は総務局長で、最初に広報部長が報道に関する姿勢・対応を語り、未来人材局局長が2世信者の取り組み、教会成長局副局長が教団に対しプラスになる内容の報道を紹介した。

1時間20分に及ぶ会議の大トリとして田中会長は登場。会見では教団側の主張を滔々(とうとう)と述べていたが、身内向けの会議では、驚きの「本音」を次々と暴露した。 まず始めに強い警戒心を示したのは、8月に政府が立ち上げた「旧統一教会問題関係省庁連絡会議」の存在だ。

「いわゆる被害者の駆け込みですね。こういうものを国が準備しているということは、教団にとって向き合ったことがない未曽有の危機だと私は感じています。私が反対弁護士だったら、いま集まってきているすべての被害を全部この9月中に、この連絡協議会に向かって全部飛び込ませますね。そして、全国からあがってくる相談内容から、本当にこれは問題だというものを取り上げて、発表させる。 こちらに返金要求をしてくるような方々は、問題はないと思います。問題はないと言ったら失礼ですけども、まだ対応はできます。でも、こちらに最初から向き合うこともなく、まっすぐに被害弁連のほうに走った者たちは我々も気づいていない。どんな問題が噴き出てくるかわからない。そのぐらい緊張感走る危機意識が末端までないと、本当にどこからサタンが入ってくるかわからない」

◆実家にお壺は何個もあります

続いて会長が取り上げたのは、世間からの批判が強い「霊感商法問題」である。

「私がこの前、第2回記者会見で『当法人は霊感商法をかつても今もやっていない』と。これに対しショックを受けた食口(シック)(教会員)たちから、会長宛に何通か手紙が来ました。『私やってました』『ちゃんと霊感商法やってたじゃないですか』というメッセージがありました」

それらの疑問の声を受け、会長は教団が抱える事情を赤裸々に明かした。

「いわゆる霊感商法、これが信徒たちによって行われていたことは(裁判で)認められていますし、敗訴しています。ただし、″教会自体″が霊感商法はやっていないということは、一貫した私たちの主張であり、また裁判でもずっと続けられてきております。もし私が『教会は霊感商法をやっていました』と言った瞬間に、今までの裁判が全部ひっくり返ります。それぐらい大きなことです。 霊感商法そのものを法人がやったかと問われたら『やってなかった』としか言えない。ただ、信徒たちの行き過ぎた行動、トーク、色んなことを通じながら被害と思われる内容を感じ取った方々もおられるので、そこに対して真摯に私たちは向き合っていかなければいけない」

そしていよいよ、驚きの″告白″は飛び出した。

「我が実家に行けば、お壺も何個もありますし、多宝塔(たほうとう)も2個あります。もうとにかく霊感商法商品だらけです、我が家は(笑)。私は持っていないけど、我が家はそういう世界ですよ。うちの母親は本当に感謝して、今でも信仰を持ってます。そういうことで救われた人たちの実感、これは否定できないんです」

自分の母親も霊感商法商品を大量に購入しておきながら、会見では「過去も現在も霊感商法はしていない」と堂々と言い放つとは……。発言を聞いた信者は、こう怒りを滲ませる。

「『霊感商法』という言葉は反対組織が作ったもので、教団内ではそんな言葉は使っていない。そもそも教団として指示はしていない。だから『やっていない』という理屈です。事ここに至って、そんな言い訳が通用するはずがないのは、現場の信徒たちはみんなわかっています」

さらに、山上徹也容疑者(41)についても話は及んだ。山上容疑者の母親に対し、破産後も教団が高額な献金をさせていたという報道に、会長はこう反論した。

「(破産以降も)高額献金を迫られていたとかそういうことはありません。断言できます。子供たちを抱えて、もし献金したとしてもひと月でどれくらい献金できたか。これとて、私たちは想像できることです。かといって家計簿を山上家からもらって、それを精査して社会に発信するということまではとてもできませんので、またいずれ警察発表とあわせて、私たちの口から言えることは申し上げていきたいと思っております」

一方で、山上容疑者が凶行に走ったことに関しては、こんな反省も口にした。

「今回の事件で、これは言えます。山上家庭に今、尋訪(シンバン)プロジェクトが行われていますけども、ずーっと尋訪され続けていたら、こういうことは起きなかったんじゃないかと(※尋訪=信者家庭を訪問すること)。(山上家が)距離を持ち始めた時に訪ね、しっかりと家庭の抱える課題に向き合い、ともに痛みを分かち合うような文化を作り上げてこなかったということも確かだと思います」

銃撃事件の大きな原因となった高額献金問題への姿勢についても、信者からは不満の声が出ている。

「信徒が実質的に献金を強制されているのは揺るぎない事実です。山上家に限らず、献金によって生活が苦しくなっている信徒は大勢いる。しかし、田中会長を始めとしたトップは『ルールを明確にする』などというだけで、献金問題そのものに本気で取り組もうという姿勢はまったく感じられません。本当に健全な教団作りを行うなら、過剰な献金制度としっかり向き合って欲しいというのが願いです」(会議を視聴した別の信者)

◆深く繋がっている国会議員

信者からは、「毎日記者会見をしてほしい」といった要望も会長のもとに届いたようだが、それに対しては、

「毎日毎日主張の場を用意してくれる、こんなに社会は甘くありません。第3回目、もし私が記者会見するとしたら、『田中会長辞任発表』くらいじゃないですか。そういうことだったら、メディアみんな飛んでくると思いますね(笑)」

と、ジョークを飛ばす場面もあった。

約30分にわたり心境を吐露した田中会長。スピーチは、「真(まこと)のお母様」こと韓鶴子(ハンハクチャ)総裁から届いた激励のメッセージを紹介して結ばれた。

「(8月18日に韓国で行われた旧統一教会批判に対する大規模抗議デモの)直後にお母様から大陸会長(日本法人の実質的トップ)に電話が直接ありました。年に一度あるかないかの電話がありまして、『この韓国での集会を見たか』と。そして『しっかり頑張れ』ということで、お母様も思いを注いでくださってると改めて感じました」

この「特別ネット会議」では、田中会長以外にも注目の発言があった。会長の一つ前には、関連団体である天宙平和連合(UPF)の魚谷俊輔事務総長が登場。UPFは、安倍元首相がビデオメッセージを送ったことで知られる団体である。

魚谷事務総長は、「政治家が家庭連合から距離を置いたり、離れていくことを心配している。(教団の賛同会員である)井上(義行)議員は今どのような状態なのでしょうか」という信者からの質問を紹介し、こう答えた。

「井上議員の内心はまったく変わっていませんし、我々の応援によって当選したことは感謝していらっしゃいます。しかし今、自民党のほうからとにかく静かにして欲しいとのことでして、表立って発言はできない状態です。これは深く繋がっている他の国会議員も同様であって、心は離れていなくても、今、マスコミがヒステリー状態になっているので身を屈めてやり過ごすしかない、というのが現状です。地方の食口議員でさえ、マスコミの追及に対しては正面から戦えないぐらい厳しい状況です」

霊感商法への本音から、政治家との関係性まで……。衝撃の暴露が続いた「特別ネット会議」の内容について、長年教団を追及してきたジャーナリストの鈴木エイト氏が語る。

「まず、田中会長が旧統一教会の抱える問題についてこれほど言及したことに率直に驚きました。『法人としては霊感商法をやってなかったとしか言えない』『私の実家は霊感商法商品だらけ』といった発言は、会見での『霊感商法はない』という発言が詭弁に過ぎなかったことを明確に示しています。また、教団との関係が明らかになった国会議員について言及していることも注目です。UPF幹部は、いまだ『心は離れていない』議員がいる、と発言している。教団との関係を一切断つとしている自民党の態度が形だけで、実はまだ繋がっている議員がいるのだとすれば、これは大きな問題です」

本誌は、田中会長の「実家は霊感商法商品だらけ」発言について教団に取材。教団は文書で次のように回答した。

「通称『霊感商法』と呼ばれているトラブルは、当法人の一部の信者が行ったものであり、当法人はそれを指導した立場にはないという意味で、『霊感商法なるものを当法人が行ったことは過去にも現在にもない』と田中会長は記者会見で申し上げました。そのスタンスの中で、一部の信者が販売した商品をご自身も購入したことがある、という意味合いの発言をしたに過ぎません」

相変わらず主張は、「霊感商法なる言葉は教団内には存在しない。だからやっていない」ということのようだ。しかし、矛盾を抱えたまま問題を乗り切ろうとする教団トップの姿勢に、信徒たちの心はすでに離れ始めている。

※「ネット会議」での発言は内容を損なわない範囲で一部要約しています。


信者が撮った「ネット会議」のスクリーンショット 「ネット会議」は8月19日に行われた。配信が始まる前の待機画面は、教団の韓鶴子総裁の写真だった


信者が撮った「ネット会議」のスクリーンショット 「ネット会議」では、教団幹部がそれぞれの議題について発言。「メディアモニタリング」を担当する教会成長局副局長は、教団について擁護もしくは中立的なメディア報道を紹介した


信者が撮った「ネット会議」のスクリーンショット 教会成長局副局長はメディアの偏向報道を批判しているYouTubeチャンネルも紹介。一方で、宮根誠司や西村博之といった教団に敵対的な著名人については、名指しで批判した


「ネット会議」の途中に差し込まれた文鮮明教祖・韓鶴子総裁夫妻の画像。最後には田中会長による祝祷もあった


信者が撮った「ネット会議」のスクリーンショット 井上議員に関する質問に答える魚谷俊輔・UPF事務総長。地方にも「食口(教会員)議員がいる」と発言した


『FRIDAY』2022年9月30日・10月7日号より

東大卒・元検事のエリート信者の福本修也弁護士については全く知らなかった。かなり昔から信者なので自民党の国会及び地方議員だけでなくいろいろな業界や分野で世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が根を張っている可能性は高いと思う。
信仰の自由に関して難しい問題だが、信仰している宗教のトップや幹部が信者に権限や権力を行使して社会に影響を与える場合、今の法律は不十分だと思う。
安倍晋三元首相に関する忖度問題を考えれば理解できると思う。権限や権力を持った人間に対して高評価を得られるように動くと言う事は、熱心な宗教の信者が権力や権限を持っていれば、宗教や宗教トップや幹部がコントロールを持つと言う事になる。安倍晋三元首相に関する忖度問題で自殺者まで出ている。
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)がどのような組織なのか下記の会見を見て、さらに理解が出来た。ただ、都合が悪い事はわからないので、個人的な意見。人から聞いた話なのに、北朝鮮にお金が渡ったかについては完全否定は信頼できないと思った。同行していたのなら嘘を言っていなければ事実だろうと思うが、聞いた話で完全否定はおかしい。また、過去の過ちについて現在にも影響が残っていても、過去の事だと言うのは会見の二人はもちろんだが、組織として実際に悪いとは、思っていないと感じた。
平和統一家庭連合(旧統一教会)は会社組織ではないのだから霊感商法の責任者や関与した人間について宗教団体のトップが処分すると言えば、処分は可能だと思った。宗教の教えの基本を考えて処分すればよいだけの事。平和統一家庭連合(旧統一教会)は悪い事を行っても、処分規定に記載されていない事は、悪い事であると考えれても処分されないと言う事は理解できた。また、献金の定義は平和統一家庭連合(旧統一教会)の定義だったので、法律で献金の定義を明確に定める必要があると思った。宗教がかわれば献金の意味合いや定義が変わってくるが日本の法律で宗教に関係なく、法で定められた献金の定義を逸脱してはならない事を徹底する必要があると思った。
アダムとイブの話ではキリスト教の話を出したが、韓国はキリスト教徒が多い。キリスト教がと言うのであれば、反日運動があれほど酷くなるとは考えられないので、詭弁だと思った。「教会改革推進本部」設置だかが強調されて、この勅使河原氏と福本弁護士の権限についての説明が少なかったと思った。この二人に何が出来るのか、どのような権限と権力が与えられているかが明確に説明されないと、どこまで責任を持っているのかわからないと思った。
いろいろな説明で個人的な意見しか言えないのは、もっと上の人間が説明する必要があると思った。最後に、平和統一家庭連合(旧統一教会)はセクト法、又は、新たな法律を嫌がっているのは理解できた。絶対に、セクト法のような法律、又は、カルト集団や宗教団体を規制する法律は必要だと思った。宗教団体に問題がなければセクト法やカルト集団や宗教団体を規制する法律が導入されても問題ないと思う。

【ライブ・ノーカット】「教会改革推進本部」設置 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が記者会見(2022年9月22日)|TBS NEWS DIG(Youtube)

統一教会「改革」会見で腕組み、イライラ、挑発の福本修也弁護士 じつは東大卒・元検事のエリート信者 09/22/22(SmartFLASH)

 9月22日、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)が、東京都渋谷区の本部教会で記者会見を開き、『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)などが生中継した。

 会見には、旧統一教会が9月に設置した「教会改革推進本部」の勅使河原(てしがわら)秀行本部長と、顧問弁護士の福本修也(のぶや)氏が出席。今後、信者に過度な献金を求めないなど、教団の改革を進めると強調した。また、旧統一教会は、安倍晋三元首相の銃撃事件で逮捕された山上徹也容疑者の母から、1億円以上の献金を受けていたことなどを認めた。

 一連の会見のなかで、とくにSNSで話題となったのが、勅使河原氏の隣に座った福本弁護士だった。福本弁護士は、東大法学部卒。司法試験に合格後、東京地検検事、法務省局付検事などを歴任し、2000年に弁護士として開業した。法曹界では超エリートだ。

 そんな福本弁護士だが、会見では腕組みしながら、イライラした様子で記者の質問を聞き、マイクを握れば記者を挑発するような回答をする様子で、注目を集めた。

《横の福本修也弁護士は冷静さを欠きキレ気味で話にならない》

《旧統一教会側の“福本修也”弁護士が腕組みをしたり 開き直ったり 態度が悪いですね》

《冷静さを欠いて逆ギレしてしまった旧統一教会の福本修也弁護士は完全に失敗。人選ミス》

《教団弁護士の福本修也氏というのは、記者を恫喝するのだな》

《統一教会(世界平和統一家庭連合)を改革するって意味で 改革推進本部を設置したろうに 勅使河原本部長も 福本修也弁護士も そうとう強気で これは誰得の会見だったのだろうか?と》

 勅使河原本部長は、今回、「教会改革推進本部」を設置した意味について、こう強調した。

「今回、私達がやろうとしてるのは、なにか口先三寸でいまの急場をしのぐような、そういう意味ではなくて、本当の意味で、宗教として尊敬と信頼を受けるようなものに変わっていかないといけない、ということを真剣に議論した結果ですから」

 だが、前参院議員でジャーナリストの有田芳生氏は、会見終了後、自身のTwitterにこうつづった。

《全編聞いて、徹頭徹尾ゴマカシと虚偽に満ちた内容なので,怒りが湧いてきました。名ばかり「改革」は何もできないでしょう。そもそも「万物復帰の教え」があるかぎり、被害者は生まれるのです》

 今回の会見は、安倍元総理の銃撃事件後、3回め。世間の納得を得るにはまだ遠いようだ。

追及する記者の質疑を打ち切り指示…統一教会が“逆ギレ”会見で「反省してない」「偉そう」と火に油 09/22/22(女性自身)

全国霊感商法対策弁護士連絡会が9月16日に、解散命令請求などを求める声明を採択するなど、未だ根強い批判を受ける統一教会(現在は世界平和統一家庭連合)。22日、教団は改革を表明する記者会見を行ったものの、そこでの姿勢が火に油を注いでいる。

昭和末期から霊感商法や多額の献金が問題視されていた統一教会。加えて、安倍晋三元首相(享年67)の銃撃事件以後、選挙協力といった政治家との繋がりが明らかになり、教団への批判は激化の一途をたどっている。

そうした動きを受けて21日、教団は報道機関に向けた文書で「教会改革推進本部」を設置することを発表。報道によると、文書には「経済状態に比べて過度な献金にならないよう配慮」「勧誘当初から統一教会であることを明示する」といった改革内容が示されていたという。

改革の詳細を説明する場として行われたのが22日の会見。安倍元首相の銃撃事件後、2度行われた会見では、田中富広会長が出席していたが、3度目となる今回は改革推進本部の本部長を務める勅使河原秀行氏が出席。

会見冒頭、勅使河原氏は「今回の安倍元首相の銃撃事件以降、様々な報道を通じて世間を大変お騒がせしましたこと、ならびに日本国政府、そして国会議員の皆さまに大変なご迷惑をお掛けしましたことを心からお詫び申し上げます。大変申し訳ありませんでした」と謝罪。

元信者らがメディアで、統一教会での苦しい体験を告白していることについては、「大変申し訳なく思っている」とし、その後は今後の改革案について説明した。

いっぽうで、多額の献金についての報道に対して「あくまでも宗教に対する献金は尊いものであり、聖なるもので、本人の自由意志に基づいてなされている。犯罪組織が騙し取っているような印象は正直腹立たしい内容」とメディアに反論する場面も。

そして、かねて番組内で統一教会を追及している『報道特集』(TBS系)の金平茂紀氏が、統一教会の被害を受けた人に対しての見解を問うと、勅使河原氏は顔をしかめながらこう答えた。

「まず被害という言葉からちょっと考えてみたい。たとえば私も信者で、私も献金をするわけだが、私は別に被害を受けたと思っていない。ほとんどの家庭連合の現役信者は、恐らく感謝を捧げて、日常の生活を送っている」

さらに自民党が、統一教会と決別することを宣言していることについて金平氏に問われると、勅使河原氏は「誠に残念なこと」とした上で、「霊感商法が今でも行われているかのような報道、それを主導していると思える左翼弁護士の方々の影響が多分に日本国民の皆さまをミスリードしているというのが私の意見」と強弁。

そして、勅使河原氏の隣にいた福本修也弁護士は、09年にコンプライアンス宣言を出した以降、霊感商法で統一教会が訴えられたものは一切ないとした上で、「あの事件のお母さん(編集部注:安倍元首相を銃撃した山上容疑者の母親)が献金されたのは1990年代です。それが20年以上経て、山上容疑者の恨みとしてあのような形になった。90年代の話であってコンプライアンス宣言以前の問題です!」と声を荒げて説明。そして、司会に対して、「もう切ってください」と金平氏の質疑を終了させるように指示したのだ。

改革を表明する場でありながら、質疑を打ち切るよう指示した統一教会。この“逆ギレ”会見には批判の声がさらに集まり、火に油を注ぐ形となってしまったようだ。

《統一教会の勅使河原さんは何で逆ギレしながら会見してんのかな? 内容はさておき、時々半笑いになったり記者を睨み付けながらお話ししてるけど、記者会見までやって申し開きしてるくせに印象悪いな》
《統一教会の会見見てるけど、なんで会見してる奴が逆ギレしてんねん笑》
《いろいろ問題があるから改革しますって話のはずが、記者に対して恫喝したり逆ギレしたり、なんでこんな偉そうな態度なの?》
《統一教会側、献金問題の質問の答えが、ふてぶてしい態度すぎる。やっぱり、この組織は解散するしかない。全く反省してない》

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

sei*****

この弁護士は松濤に3億円の豪邸が持てるほど、一般信徒とは別の特別待遇で育成された方のようです。法務省のキャリアを務めてたほどのエリートで、教団の顧問弁護士を務めてたようではありますが、世間一般でもエリートとして地盤を築いてきたなのでしょう。

そんな人がまさか教団の矢面に立たされて、自分が世間の批判に立たされる日がくるとは思ってなかったんじゃないですかね。今まで築いてたきた経済基盤や人間関係も全て崩壊でしょう。そりゃイラつくんでhないんでしょうか?個人の問題として。


pne*****

この宗教団体が反共・反左翼の旗色を鮮明にするほど、世間にとってはどういう団体かが分かりやすくなっていってたいへん結構だと思いますけど、一番複雑な思いにあるのは、ネトウといわゆる保守派の人たちでしょうね。よりによって、忌み嫌う韓国組織によって、自分たちの存在意義が危うくなっている。某榮太郎氏のように、それを知っていてズブズブの右派もいますけど、大概のネトウは自分のアタマの理解を超えて、独りしらけているしかないでしょうね。


*o******

福本弁護士の態度と異常な程声を荒げて逆ギレは見ていて腹立たしかったね。
なんだコイツ?と調べたら、東大時代に原理研に入り、結婚も文鮮明の決めた相手と合同結婚とバッキバキの信者ですね。
検事時代に信者であることが発覚、法務省内部で大問題になったことがあるそうで法務省も困ったそうです。(統一教会が検察組織に送り込んだのではないかというウワサも・・)
山口弁護士のプログの記載では、Wikipediaの福本修也に関するページも本人からの削除請求で削除されているそう。
やや日刊カルト新聞(2013年)によると都内屈指の高級住宅地である渋谷区松濤に推定3億円の豪邸を建てているそう。これは、当時の歴代会長(高級都営アパート)より豪華な邸宅だそう。
福本総合法律事務所も、文藝春秋社正門前を見下ろすビルの5階にあるという。
何故、信者が困窮しているのにこんな贅沢な生活が出来ているんだろう?


nm

福本弁護士怖かった
生放送であれだけ威嚇するんだから、自分の目の前に現れたら怖くてすくんでしまいそう
会見の二人を見て、田中会長もだけど恫喝したりされたりの日々を過ごしているんだろうなと思った
信者が反論しようものなら何をしでかすかわからない雰囲気があった
信者は何も言えず我慢するしかないんだろうな


うどん

統一協会のカルト教団ぶりは相変わらずでしたが
この弁護士の高圧的な態度は不快でしたね統一協会の専属弁護士と聞いて納得です
テレビを見ていて危険な思想を持った集団であると再認識出来ました


yam*****

昔、25年くらい前のオウム真理教の会見を思い出す。あの時も上祐幹部がキレていたが、同じような繰り返しを見ている感じ。日本は進歩していないのか。政治家は何もしていなかったのがわかる。本当に成長がない世の中だとつくづく感じる。


adl*****

この新興宗教の教祖は、民主主義の弱点を計算尽くして、勢力を伸ばした悪知恵の働く御仁だったようです。中国共産党ならば即潰すはずです。オウムと同じで、人間心理も研究し尽くして、東大、京大などの頭の切れそうな連中が、完全に洗脳されるところがこの手の宗教の怖い点ですね。


旧統一教会会見での激昂ぶりに視聴者もドン引き…福本修也弁護士ってどんな人? 09/22/22(日刊ゲンダイDIGITAL)

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が22日、記者会見を開き、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜)などが生中継した。会見には「協会改革推進本部本部長」の勅使河原秀行氏と福本修也弁護士が出席した。

【写真】桜田淳子が統一教会の合同結婚式出席 実兄は「もう縁を切ったようなもの」

 勅使河原氏といえば、当時の新体操選手・山崎浩子さんと合同結婚式で“祝福”を受ける予定だった相手。久々の登場にネットはざわついたが、SNSでは、隣に座った福本弁護士の言動を指摘する声が相次いだ。勅使河原氏に比べて、記者の質問に度々声を荒げ、怒りに任せて回答する様子が印象的だったからだ。

《宗教のことは良く分からないけど、統一教会の弁護士の横柄な態度が、「これが統一教会なんだな~」って感じだった》

《福本修也弁護士のほうがガチ信者っぽいな?? この会見の意味や空気を理解していないようだ。》

《弁護士のくせにこんなに激高してよいの? 見苦し福本修也弁護士》

《福本修也弁護士の態度は完全に相手を威圧し話せなくさせることを意図したものだな。怒りやイライラ感を隠さない。質問してる記者の声も震えてるし…。旧統一教会は反省はしてない。解散命令逃れの上辺の謝罪で、話せば話すほど傲慢さが露わになる。》

 福本弁護士とはどんな人物なのか。1988年東大法学部卒業後、同年司法試験合格。2000年に検事を退官し、弁護士を開業している。08年に福本総合法律事務所を開設している。

 福本弁護士について、ジャーナリスト有田芳生氏のブログ「有田芳生の『酔醒漫録』」(08年10月28日付)ではこう綴られている。

「さて福本修也〈統一教会信者〉弁護士である。検事時代に信者であることが発覚、法務省内部で大問題になったことがある。保岡興治前法務大臣との関係など詳細の公表は先送りする。なぜなら週刊誌が記事にする動きがあるからだ。ここでは一点だけ書いておく。稲見友之(保岡氏の同級生)弁護士が所長を務める平河総合法律事務所から福本弁護士が独立したのは、折り合いが悪くなったからだという。稲見氏が教団の顧問弁護士になったのは保岡氏に頼まれたからであって、非信者の稲見氏にとっては統一教会員の福本弁護士は好ましくない存在だったようだ。」

 福本弁護士は教団の正当性を訴えたかったのだろうが、視聴者には裏目に出たようだ。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

den*****

この人はとても衝撃的だったので覚えています。
確か山崎浩子さんと合同結婚式挙げて、その後彼女が洗脳を解こうとした家族に匿われると、記者会見して
「私の子供を妊娠してる可能性がある」とか言っちゃって、彼女を返せって迫ったんだよね。


are*****

勅使河原氏は山崎さんが脱会した後、教団幹部の娘と結婚して、重役になってますね。お子さんたちもいるとか。世間に知られた親の下で、「二世(三世?)」としてどんな人生を送っているのか、ひとごとながら心配になってしまいます…


yhm*****

テッシー久しぶり。山崎浩子さん失踪した時に「(山崎浩子さんが)妊娠しているかも知れない」と言ったテッシーの言葉が忘れられない。フェアリー食ったのか。。。


旧統一教会「教会改革」会見に“テッシー”登場! 勅使河原秀行氏の変わり様にネット沸く 09/22/22(日刊ゲンダイDIGITAL)

 22日に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が開いた「教会改革」についての記者会見で姿を見せたのが、教会改革推進本部長の勅使河原秀行氏だ。

【写真】安倍新内閣はまるで“カルト内閣”…統一教会がらみが12人も(2019年)

 勅使河原氏といえば、1992年に韓国・ソウルで行われた旧統一教会の合同結婚式で、元新体操日本代表の山崎浩子氏(62)の婚約相手としてマッチングされた人物。同年7月には2ショット会見を開き、京大卒の証券マンだった勅使河原氏は“テッシー”と呼ばれるなど、知名度は急上昇した。

 だがその後、山崎氏が失踪、教団を脱会したことで、入籍に至らなかった“悲劇の人物”として知られている。

「家庭連合は2009年以降、霊感商法は1件もない」

「霊感商法が今でも行われているかのような報道、左翼弁護士が日本国民の皆様ををミスリードしてる」

 福本修也弁護士とともに姿を表した勅使河原氏は会見で、旧統一教会の矛盾について鋭く追求するTBS系「報道特集」の金平茂紀キャスターなど報道陣に対して、感情むき出しで反論。およそ30年ぶりに姿を現した勅使河原氏について、ネットでは次のような声が上がった。

《テッシー、さすがに老けたな。穏やかなイメージだったのに》

《勅使河原さん、脱会どころか教団上層部のお偉い方になってるんだ! びっくり》

 会見が始まると、《テッシー》《勅使河原》がTwitterのトレンドに上がるほどだった。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

多田文明

詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリスト

今回の会見を通じて、旧統一教会の実態がよくわかった方も多いと思います。 これこそが、現実の教団の姿です。

過去の霊感商法の問題への謝罪もなく、被害をしっかりと振り返ろうともせず、実効性のある発言はなく、ただ「改革」の言葉を発して、これからさえ変えれば良い。質問者の発言を打ち切るような言葉を発し、自分たちが語りたいことを話す。 これから被害者を向いて真摯な対応をしようとする姿勢にはとても思えませんでした。

親が多額の献金をした元2世信者の方が「怒りに震える」のもわかります。実は私も番組の楽屋で放送を見ていて、熱くなって画面に向かって吠えておりました。それだけ国民や被害者の側を向いていなかった、火に油を注ぐような会見だったと感じています。

改革をするなら、今回の様な会見をした自分たちの姿勢を改革すべきだと考えます。私が中にいた頃に見ていた様な教団の姿を再びみることになり、残念な思いです。


末冨芳

日本大学教授・内閣府子供の貧困対策に関する有識者会議構成員

カルト宗教2世の被った苦悩は、自ら信仰を持つに至った親と比較して、とても深いものがあります。旧統一教会が、その存在を無視していると受け止められた会見だったということですね。

子どもの貧困問題の中でも、もっとも深刻な「剥奪(deprivation)」に相当する、というのが、旧統一教会を中心とするカルト宗教2世の被害証言を分析してみた私の判断です。

子どもの貧困は低所得だけで判断しないのが国際機関の基準です。 子どもらしい生活、安心できる家族や友達との信頼関係を奪われているかどうか、という剥奪基準に適合するほど、子ども自身の貧困状態が深刻だとみなされます。

親が財産を旧統一教会につぎ込み、子ども時代から困窮を極め、進学の機会すら奪われ、同級生をサタンだと吹き込まれ、友情も恋愛も禁止され、苦悩の中で生きてきたカルト宗教2世。

この方々こそ、国が真っ先に支援する対象であるはずの人々です。


qkh*****

ここまでの真実は知らなくて恥ずかしい。
安倍さんが打たれてから知る事になり統一教会問題。しかし、なぜマスコミや専門家もいて放置か、気づかなかったか?と感じた。
特には、二十年〜三十年と統一教会の霊感商法など解決済みでは無かったことになる 自分は一応解決していたと過ごしていた関係者でもないし。
全く、自民党は各議員で玉串料を払い伊勢神宮、靖国参拝に行くため一時期騙された気分!
実際には、他の宗教や団体等に繋がりを持ちすぎでは。個人的に、靖国参拝で保守を演じる術に使われている感が否めない。
どんだけ否定しようが、ズブズブで安倍家三代の大昔から統一教会とは近い関係だった事は写真でバレましたね。これで、信頼回復はまず無いでしょう、何故なら自民党の根幹から間違いがあったと見なされるから [保守政党でも何でもない]。


spy***

すべての宗教法人に納税義務を課すべき。税金を払うことと信仰の自由は関係ない。居住の自由があるからといって固定資産税を払わなくていいのか?教育の義務があるからといって教育費は所得税の控除の対象になるのか?ならないよね。宗教だけ特別扱いになるのは不公平だ。宗教界や公明党が反発するだろうけど、それなら課税を免除される合理的な理由を示して欲しい。


国の支援が必要かもしれないが、カルト集団とカルト教団の法的な定義と法改正により、問題のある宗教団体が自由に活動できないようにするべきだと思う。問題のある宗教団体が自由に活動できなくても、既に信者である人達は信仰したければ自由に信仰すればよいし、信者になりたい人達は信者になれば良いと思う。ただ、自由に信者の勧誘行為は制限されるべきで、制限を無視して勧誘を続ければ処分すればよいと思う。

旧統一教会が会見「信者の生活を圧迫しない」 両親が1億円以上献金した元2世信者「怒りに震える」 09/22/22(読売テレビ)

 旧統一教会が22日、記者会見を開き、今も問題が指摘されている“過度な献金”や“霊感商法”などへの今後の対応について説明しました。一方、両親がこれまでに1億円以上献金したという元2世信者は「怒りに震える」と反論しました。

 20日午後、東京都内で開かれた旧統一教会による3度目の記者会見。

 世界平和統一家庭連合・教会改革推進本部の勅使河原秀行本部長「献金が信者の生活を圧迫することが決してないよう、指導を徹底いたします」

 政府による霊感商法対策連絡会の設置や、安倍晋三元首相の国葬まで5日後に迫ったことなども踏まえ、急きょ“教会改革”などとして主張しました。

 勅使河原本部長「運勢鑑定の手法を使って、なにか人を脅かすようなことでモノを売るということは一切禁止だということで指導してまいりました。従って私の認識では、霊感商法っていうのは一件もないはずです。(コンプライアンス宣言をした)この2009年以降は。収奪だとか、貢がせるとか、あたかも何らかの犯罪組織がだまし取っているような印象というのは、誠に正直、腹立たしい内容であります」

 さらに、問題となっている高額献金については。

 勅使河原本部長「高額というのは、信徒さんご本人の経済状態によって変わるんですね。やっぱり1万円、2万円だって高額だと感じる方も大勢いるし、1千万円、あるいは1億円だって高額ではないという方もいらっしゃるのが実情じゃないでしょうか」

 一方、私たちが話を聞いたのは、この会見を見た元2世信者。信者だった両親は偶像などに1億円以上献金したといいます。

 元2世信者(30代)「怒りに震えています。誰に謝っているんだろう。どこに向けての会見なんだろうと。日本政府と議員には謝っているけど、今の信者も被害者と思っていて、今の信者と元信者が一番の被害者だと思うのに、そこが謝っていないのがびっくりして。声も体も震えてしまう」

 そして、22日の会見で一番納得いかないというのが……。

 元2世信者「献金は自主性とか言っていたけど、第三者も入れていないのに、誰がそれをただされているのがわかるのか。本人たちしか見ていないところで、どうやってそういうものを改革するのかなと。すごく不思議というか、これはみんな納得できないんじゃないですかね。お寺とか神社でも、1万円でも結構大金だと思うけど、幹部の方やから金銭感覚が違うというか、末端の信者とは違うんやなと思いましたし、億出すのは異常なことですから、普通に考えたら。すみません。怒りに震えそう。すごく嫌で脱会したんですけど、少しだけ期待もしていたんですよ、もう少し具体的な策を言ってくれるのかなと思って。現信者さんとか2世に向けて、それが全然なかったので、本当にショックですね」

姉妹で自殺する決意に至った原因は家族なのか、地域のある集団による嫌がらせと思うのだが、何だったのだろうか。自殺を考える理由が同じだったから姉妹で自殺したと思うのだが、どんな理由があったのだろうか?もしかすると、どちらかが自殺したいと考えて、一人での自殺は可哀そうだから、一緒に自殺と言うのであれば、よほどお互いの仲が良く、お互いを思いあっていないと選べない選択だと思うので、可能性は低いかも?
抱き合っていたのなら、死にたいけど、死ぬのは怖いと感じていたのかな?だったら、誰かが気付いてたら自殺を踏みとどまるように説得できた可能性はあるかも?まあ、二人とも死亡しているので、仮の話をしても意味はないけど!
今、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題が注目されている。信仰の自由が強調されているが、だったら、自殺したい人達は自殺する自由はあると思う。運転手側のコメントで運転手の中には鬱になったとか、運転手を辞めた人がいるので、別に自殺の仕方を考えてほしいと書かれていた。確かに立場が違えばその通りだと思う。信仰の自由で家族、親戚、そして子供達に迷惑をかけるのは間違っていると思うが、法律では信仰の自由の延長に家族、親戚、そして子供達に迷惑をかけてはいけないとは書かれていない。つまり、現行の法律による信仰の自由は自己中心な行為を容認していると考えてよいのか?それはおかしいと思う。個人に信仰に自由が許されるのなら、信仰の自由により家族、親戚、そして子供達に迷惑をかけているのなら信仰の自由に制限がかかっても仕方がないと思う。例えば、子供達が望めば親子の縁を切るとか、親子の縁を切って施設に入所する権利があるとか、子供の権利を部分的に認めても良いと思う。信仰の自由により、離婚が簡単に出来るように規則や法改正を行っても良いと思う。
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題が注目されたのだから、徹底的に踏み込んでカルト集団とカルト教団の法的な定義と法改正ををすれば良いと思う。

【続報】電車にはねられ死亡したのは中学生の姉妹 東広島市 09/22/22(HOME広島ホームテレビ)

21日夜、東広島市で女子中学生の姉妹2人が電車にはねられ死亡しました

午後7時半ごろ、東広島市高屋町でJR山陽本線の線路内にいた女子中学生2人が上りの普通電車にはねられ死亡しました。

警察によりますと2人は東広島市内に住む中学3年生と1年生の姉妹だということです。

運転士は「非常ブレーキをかけたが間に合わなかった。2人が線路で抱き合っているように見えた」と話しているということです。

現場となった線路の周りに柵はなく警察が詳しい事故の原因を調べています。

県教育委員会の平川理恵教育長は
「若い将来のある生徒がお亡くなりになったこと、また命を守れなかったことは、痛恨の極みでございます。また御家族の心情を察するに、本当にいたたまれない思いでいます。亡くなられた生徒さんの御冥福を心からお祈り申し上げます」とコメントしています。

いいですね!これで運が悪ければクラクションを鳴らしても助けてもらえない事が証明された。こうなると高いセンサーシステムを搭載しても、気付いてもらえない可能性が考えられる。
だったら、送迎バスの運転手はバスをロックする前に、必ず車内を確認してロックし、忘れて事故が起きた場合は刑事処分をする法律が必要だと思う。これでも、絶対に事故がなくなる事はないが、法による義務と処分があれば、かなり変わると思う。

市営バスに小学生置き去り 運転手が気づかず施錠 自ら窓を開け脱出 沖縄・糸満市 09/22/22(沖縄タイムス)

 沖縄県糸満市は22日、市営の市内周遊バス「いとちゃんミニ」で今月16日、小学生1人を車内へ置き去りにする事案が発生したと発表した。児童は窓を開けて自ら脱出し無事だった。當銘真栄市長は「命にかかわる問題。市民の安全のため、今後は降車したかどうかのチェックを二重三重に行わせたい」と語った。

【写真】「おかしい」そう思った次の瞬間… 血を流し泣き叫ぶ子、ぐったりする子 沖縄・宜野湾市の事故

 市によると、小学生は16日午後4時12分に乗車。受託会社の運転手が誤って児童が降りるはずのバス停で降車させずに運行を続けた。同5時2分ごろ、発着点の北波平営業所に到着、乗客の有無を確認せずに施錠した。

 市によると、置き去りにされた児童は居眠りをしていた。起きた瞬間、車内にだれもおらず、鍵が掛かっていたため一時パニック状態だったという。小学生は持参していた携帯電話から母親に連絡。母親の指示でクラクションを鳴らしたが、誰も気付かず、その後、自らの判断で窓を開けて下車した。同10分ごろ、近くにいた別の運転手に保護された。

 受託会社は2日後の18日、市と沖縄総合事務局にメールで事案を報告。市職員は3連休明けの20日に事態を把握した。運転手は現在、出勤停止中という。

 市と受託会社は保護者に謝罪した。保護者は「人間なのでミスは起きるが、今後は二度と発生しないようにしてほしい」などと再発防止を訴えたという。

 市は運転手と運行管理者による車内の二重チェックを受託会社に求めたほか、車内に取り残された場合に押す通報ブザーの設置などを検討している。

 イトチャンミニは市内171カ所で乗客を乗せて下車させる市営バス。利用者は事前に予約センターへ乗車するバス停や希望時間、人数を連絡する。乗り合いで他の乗客も乗せるため、目的地には遠回りで運行することもある。

(南部報道部・又吉健次)

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

hor*****

問題の再発を防ぎたいなら、原因の究明、事の実態を白日に晒してはじめて、有効な対策を考える事が可能となる。
もし自民党が、この原因や実態の判明に非協力的であるならば、日本の政治団体としてあるまじき態度だし、むしろ反社会的な組織の隠蔽に協力してるのと変わらない。 有権者はこの点に注目して、自民党を見極め、国民を変わらず危険に晒すようなら、この政党を国家の敵として切るべき。


kmm*****

統一教会の関与を受けていた国会議員は、文鮮明の今までの発言や壺や裁判の件を当然認識していたと思うが、統一教会からの支持、サポートを受ける事に良心の呵責が全くなかったかのような政治家の開き直りや振る舞いが、本当に信じられない。
良かれと思っていたのか、ただ勝つ為の戦力と考えていただけなのか、本当に神経を疑う。与野党問わず関わりのあった議員は全員議員辞職するべきだ。

鈴木エイト氏が語る、自民党と“統一教会汚染”「政治家の人権侵害はカルトよりひどい」(1/4) (2/4) (3/4) (4/4) 09/22/22 (bizSPA!フレッシュ)

 連日、自民党を始めとした多数の議員が統一教会(世界平和統一家庭連合)と関係があったと報道されている。

 1990年にオウム真理教の麻原彰晃始め信者25人が衆議院選挙に立候補し、全員落選した。オウムは政治に参入することが叶わずに、むしろ敵対するようになった。一方で統一教会は、自ら表舞台に出ることなく、着々と政治家との関係を深めていった。

 統一教会はどんな手法を使って勢力を伸ばしてきたのか。『自民党の統一教会汚染 追跡3000日』(2022年9月26日刊行、小学館)の著者でジャーナリストの鈴木エイト氏に聞いた。

統一教会の勢力拡大のウラに自民党 ――新興宗教はたくさんありますが、こんなにも統一教会が勢力を伸ばせたのはなぜなのでしょうか。

鈴木エイト(以下、鈴木):統一教会の日本での本格的な活動の始まりは、岸信介さんが首相公邸として使っていた建物の隣に、統一教会が入ってきたことです。それで文鮮明とかなり親しくなったようです。韓国での教団結成は1954年で、その時は反共と言っておらず、その後、何年かあとに反共を掲げて朴正熙政権にすり寄っていきました。

 それで政権に取り入るために統一教会は急に反共産主義を掲げ出したんです。そうやって便宜的に反共産主義を掲げて朴正煕政権に取り入って教団を大きくしました。その流れで韓国と日本で国際勝共連合を結成して、岸信介さんが後ろ盾になったのがスタートなんですよね。そこに日本の保守系の政治家や戦後右翼の多くを巻き込んで、どんどん日本の勢力を伸ばしていきました。

自分たちのスタイルを変える統一教会

鈴木:東西冷戦が終結して反共産主義の存在価値がなくなると、政治家が離れていきました。そこで今度は「文化共産主義」を掲げて、いわゆる男女共同参画や、今でいうLGBTQを共産主義のひとつだとしてターゲットを絞ったんです。うまく世の中の流れに合わせて自分たちのスタイルを変えているんですね。

 男女共同参画基本法の見直しが行われた2000年代前半、統一教会や日本会議の人たちが地方で性の多様性に関する意見書を提出し、法整備を働きかけてきました。これがバックラッシュ(揺り戻し)の時代と言われている時期です。裏でこそこそやっていた策動が、改めて注目を浴び始めているのが今の状況なんですよね。

 その時代に統一教会と安倍晋三さんと山谷えり子さん(自民党、参議院議員)がつながっていたことを書籍(『自民党の統一教会汚染 追跡3000日』)に書きました。2005年教団の内部文書を入手したら、反ジェンダーとかを裏で推し進める策動に関するもので安倍晋三さんと山谷えり子さんの名前がしっかり載っているんです。

法整備の遅れを検証しないといけない

――統一教会は、信者の勧誘方法も、裁判があるたびに負けないように対策を変えているようです。政治に対しても同じなのですね。

鈴木:どうすれば自分たちが生きながらえることができるか、政治状況や社会状況に合わせてカメレオンのようにどんどん姿勢を変えるんですよね。自民党の自主調査によって党の政治家の半分ぐらいが関係をもっていたことがわかっていますが、信者が10万人ぐらいしかいない団体がこんなに政界にはびこっていることの気味悪さがありますよね。

 もともと教団の掲げる純血思想・純血主義は保守派の家父長的な考え方と相性はいいんですけど、問題は政策決定などに影響を及ぼしていないのかですよね。諸外国に比べて日本だけがジェンダー平等や多様性の受容の法整備が異常に遅れているわけを、ちゃんと検証しないといけないかなと思います。

 安倍さんが何をやってきたかということを振り返っていく中で、統一教会と自民党の右派がどういう関係だったのかがさらにクローズアップされると思います。バックラッシュによって男女共同参画などが不本意な形で見直しをされてしまった例はいろんな地区で山ほどあります。女性知事やジェンダーの運動をされていた方たちは、ぜひこの機会にこれまで抱えていたうっ屈を発散してほしいなと思います。

「カルト」という言葉を使えなかった ――若い世代からすると、今まで統一教会が反社会的団体だという印象はあまりありませんでした。

鈴木:メディアがほとんど取り上げてこなかったので、問題がある団体という認識が薄かったかもしれません。私は今までこの問題を追及して発表してきましたが、メディアでカルトという言葉も使えなかったし、団体名すらも指摘もできないような状況でした。メディア側から「教団名は出さないでください」「カルトっていう言葉は言わないでください」と言われていたんです。

 でも今、普通にテレビで出演者が「カルト団体」「統一教会は反社会的団体」と言っていて、隔世の感があります。メディアで取り上げられてこなかったのは、メディア側がクレームを前もって想定して、面倒くさいからとずっと自主規制をしてきたんですよね。アンタッチャブルな存在として敬遠されていたんです。そこに団体側がつけ込んで、ぬくぬくと好き放題やってきたんですよね。

 メディアの監視がないということは市民の目も届かないし、政治家側も問題があると思っていないので、ずっと放置されてしまった。その積み重ねが、こういう事件につながったのかなと思います。

「非常に新鮮な驚きに包まれている」

鈴木:今、特に「なんでこの問題を今まで見逃していたんだろう」みたいな、メディアに悔恨みたいなものを感じるんですよね。その反動で、よりこの問題をちゃんと追及しようという熱意を感じます。「チームジャパン」みたいな連携を作って、ちゃんと今のこの問題を追って行こうという意識があるんですよね。特に地方局は、僕が捉えきれなかった関係性をスクープしてきたりして。

 今は、ジャーナリズムという点で、ものすごく健全な状況にあると思うんです。僕はネタを自分で独占するつもりはなくて、どんどん提供するし、チームジャパンとして、みんなで追って行きたい。それで新たにいろんなことがどんどん分かっていって、どんな絵がそこに描いてあったのかが、だんだん鮮明になっていく。そういう過程が今すごく楽しいんですね。

 やっぱり大手メディアの調査能力はものすごいなと改めて思いましたね。僕が全然調べ切れていないことがどんどん出てきたので、この2カ月、非常に新鮮な驚きに包まれています。

政治家の人権侵害はカルトよりひどい ――自民党は、このままなあなあにして国民が忘れ去るのを待っているように見えます。

鈴木:自民党は今回、形だけの調査・点検を終えて「今後、新たに発覚した場合は党籍を失いますよ」「今後はタスクフォースを作ってかなり厳しくチェックしていきます」と言っています。すごく前向きな話ばかりをしているんですけれど、ちょっと待てよと。先に向かうためには過去はどうだったかをきっちり検証しなきゃいけない。

 基本的に自民党は全く安倍派に切り込もうとしていない。こんな安易な形で幕引きをしてしまうのは、かなりまずいのではないかと思うんです。一方的に統一教会だけを悪者にして、政治家はあくまで騙されていた被害者だということで逃げようとしている。逆に教団がかわいそうな感じすらします。

 末端の地方選挙で統一教会と政治家がお互い利用し合っていて、末端の信者が真摯に候補者を支えて、純粋な気持ちで応援していたんです。彼らの応援を得て選挙で当選して、それが発覚して追及が始まった途端に、「全然知りませんでした」と言ってポイ捨てです。カルトは信者の人権を侵害しているわけですが、信者をポイ捨てする政治家の人権侵害はさらにひどい。

自民党を“被害者”にしてはいけない

 いくつもの裁判で敗訴していることからもわかるように教団側は悪い団体なんですけれど、だからといってそういう団体だと分かって付き合っていた政治家が「全くの被害者で無辜(むこ)の民だ」といって逃げるのは、卑怯ですよね。

 教団を擁護するわけではないですけれど、教団を責めるのであれば、同じようにそれと一蓮托生になって、ギブ・アンド・テイクでずっとズブズブだった政治家を特に追及しなければいけないと思うんですよ。その代表格が安倍晋三さんなわけで、亡くなったからといって全てが許されるわけではないですよね。

 自民党に限らず、統一教会の内部でも「この嵐はいつか過ぎるので、今は耐えるときだ」「どうせ長続きしない」という空気があるんですよね。今度、僕の本も出るし、可視化されていないことがどんどん見えてくると思います。自民党は早々に幕引きを図ろうとしていますけれど、そんなに国民は甘いもんじゃないぞと思いますね。

<取材・文/熊田リキ>

【鈴木エイト】 日刊ややカルト新聞主筆。滋賀県生まれ。日本大学卒業。2009年創刊のニュースサイト「やや日刊カルト新聞」で副代表~主筆を歴任。2011年よりジャーナリスト活動を始め、様々な媒体に寄稿。宗教と政治というテーマのほかにカルトや宗教の2世問題や反ワクチン問題を取材しトークイベントの主催も行う。最新著書に『自民党の統一教会汚染 追跡3000日』(小学館)

bizSPA!フレッシュ 編集部

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が「教会改革推進本部」設置を設置しようが関係ない。
カルト集団やカルト教団の法的な定義がない。とにかく、カルト集団やカルト教団の法的な定義が必要。カルト集団やカルト教団への法的な処分が必要。ヤフーのコメントでカルト教団と書いている人がいるが、カルト集団やカルト教団の法的な定義が存在しない以上、話は進まない。何がカルト集団やカルト教団に分類される基準が法的に存在しない。つまり、カルト集団やカルト教団と言う言葉を使っても、法的な根拠がないと言われれば終わり。自民党の杉田水脈議員のように定義がないとか、確認しようがないと逃げられる。
カルト集団やカルト教団の法的な定義とカルト集団やカルト教団への法的な処分が存在すれば、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が巧妙に逃げようが、嘘を言って逃れようが、次は同じようには行かなくなる。自民党議員達そして野党の一部の議員達は知らなかったと逃げる事が難しくなる事は明らか。

“統一教会”が声明「教会改革推進本部」設置 あす記者会見で説明へ 09/21/22(日テレNEWS)

いわゆる統一教会は21日、報道機関に声明を送り、教団本部に「教会改革推進本部」を設置するとともに、22日午後に記者会見で説明することを明らかにしました。

教団は「教会改革の方向性」と題した文書を21日、報道機関に送りました。

「献金と先祖の因縁等を殊更に結びつける、または、威迫・困惑を伴うような献金奨励・勧誘行為はしてはならない」「信者への献金の奨励・勧誘行為はあくまでも信者本人の信仰に基づく自主性及び自由意思を尊重し、信者の経済状態に比して過度な献金とならないよう、十分配慮しなければならない」などとする2009年のコンプライアンス宣言時からの指導を全職員、信者に再度徹底するとしています。

さらに「過度な献金」の目安として献金により通常の社会生活(家族も含む)を困難にする、あるいは、献金の為に借金をする等と明示した指導基準を今回追加するとしました。

また「被害を訴える方へは、教団に申し出があった場合は、一件一件誠意を尽くして対応し、自ら早期に解決を図る、全世界の宣教活動への支援につきましては減額する」「また本部に『教会改革推進本部』を設置し、広く社会から信頼され、公益に資する宗教法人として本来の使命を果たせるよう、また、今後一切世間からの誤解を受けることが無いよう、効果的な教会改革を推進する」などとしています。

教団はこうした内容を22日午後、記者会見で説明するとしています。

旧統一教会「霊感商法」商品カタログ入手 返品されても損しない仕組みとは〈dot.〉 (1/4) (2/4) (3/4) (4/4) 09/21/22 (AERA dot.)

 広がる一方の旧統一教会問題。信者をだまして高額商品を買わせる「霊感商法」の被害が明るみになっているが、AERA dot.編集部は「霊感商法」で使われていた商品「カタログ」を入手した。高額の価格表もついている。元信者の証言では、商品を買わされた被害者がクレームを入れて返金があっても、教会が大儲けできる仕組みがあることもわかってきた。

【画像】「霊感商法カタログ」商品の内容と価格表はこちら(全6枚)

*  *  *

「こういうカタログを片手に売り歩いていました。カネ持ちそうな人には、高い商品を売りつける。そう指導されていました」

 と話すのは、旧統一教会(現世界平和統一家庭連合)の元信者。手にしているのは、上質紙で製本された手のひら大の「BIBLE Series【聖書シリーズ】」と題されたカタログだ。

 そこには、輝いたペンダントや指輪の写真が並んでいる。よくある宝飾品のカタログに見えるが、実は旧統一教会が霊感商法に使っていたものだ。

 このカタログが使用されはじめたのは、1980年代から1990年代にかけて。旧統一教会の霊感商法が社会問題化した後だ。

「霊感商法と言えば、壺や印鑑、多宝塔などがその象徴です。旧統一教会の霊感商法は、S展と呼ばれる壺や多宝塔の展示会を口実に来てもらい、その人の資産などに応じて適当な値段をつけて売りつける手口でした。ちなみにSはストーン、壺を意味する旧統一教会の隠語です。『壺ではすぐに霊感商法、統一教会とバレてしまうから、宝飾品に』ということで、ペンダント、指輪などに変わったのです」

 と元信者は話す。ちなみに、宝飾品の展示会は「ブルー展」と呼ばれていたそうだ。

 カタログを見ていくと、

「真の家庭・祈り」

 と題のついたペンダントと指輪がある。説明には、

<中央のルビーは、すべてを溶かして和合させる愛の溶鉱炉です。ルビーを中心に4方向のダイアの流れがあります。上下は親子の通いあう心>

<「家庭」という小さな単位の天国が一つでも多くつくられることを願って、つくられました>

 などと記される。

「母子の愛」というペンダントは、

<優しく広い母の心をローズクォーツが表し、その愛の深さをルビーが教えています>

「愛の訪れ」というペンダントは、

<ルビーは天の祝福の訪れ。白蝶貝は、母の温かい愛の心>

 などと、まさに旧統一教会の創始者、文鮮明氏の「教義」がそのまま宣伝文句になっているようだ。

 そして、

<聖書シリーズ 価格一覧表>

 を見ると、17点の定価が記されている。

 最も高いのは「宴の時」で715万円、次いで「心情の泉」で540万円、「心情の華」250万円、「麗華」240万円、などとなっている。

 全国霊感商法対策弁護士連絡会の加納雄二弁護士はこれまで、旧統一教会から高額でペンダントなどの宝飾品を売りつけられた被害者の代理人として裁判や交渉を進め、いくつもの「勝訴的な和解」を得ている。

 加納弁護士が和解に至った被害者の一人は、カタログにも出ている「宴の時」など6つの宝飾品を買わされ、約1480万円もの被害にあった。

 旧統一教会に内容証明郵便を送付したところ、

「寄付については教会で対応する。宝飾品については販売会社に連絡してほしい」

 と告げてきた。だが、販売会社を調べると旧統一教会のダミー会社で、信者が社長のA社だった。

 交渉の結果、宝飾品を返品し、1100万円、月々50万円、22回の分割返済で返金するという和解の内容でまとまったという。返金額は被害額の約75%だ。

 旧統一教会のダミー会社が販売している商品なので、一般的な宝飾品の市場からみれば、資産価値に欠けるものばかりだ。それも一度売りつけた商品を、被害額の75%ほどで引き取っても大丈夫なのか?

 元信者が説明する。

「マスコミでも報じられていますが、壺は原価が1つ数万円ほどで、100万円とか200万円で売りつける。多宝塔も原価30万円ほどとされるものを5000万円で買わせた例を私は知っています。宝飾品に鑑定書はついていますが、それも旧統一教会の関係先のものです。高額の『心情の泉』で、原価は20万円から30万円と聞いた。だから、クレームが来て75%返金で折り合っても儲かるのです。おまけに、裁判になるまでに和解すれば弁護士費用などもいらない。私も売りつけた被害者から、弁護士を通じて返金を求められ、幹部が和解をしたことがあります。その時も『返金が7割ほどだから、結局は儲かった』と言っていました」

 AERA dot.も8月15日の記事で、旧統一教会の「十八番」である壺や石塔の原価(1986年時点)について、

<壺が約3万円、石塔が60万円程度>

 と報じている。

 原価の何十倍もの高値で売るわけだから、クレームに応じて7割以上を返金しても教会は大儲けできる仕組みだ。宝飾品も同様に原価は激安だという。

「宝飾品はカタログにあるように定価が書かれているだけマシ。壺、多宝塔は相手の財産、貯金などで売値が変わっていた。クレームがあったときの返金の条件は、宝飾品の返品です。戻ってきた商品は、また霊感商法で別の人に売りつけるので、すぐに誰かの手に渡っていく」(元信者)

 加納弁護士もこう話す。

「旧統一教会側は、返品する際に宝飾品の箱の角が破損していると、返金額を減らすように求めてきたこともある。返品したものを再販売するつもりで和解していたと感じた」

 返品されたものを再販売するのだから、教会の儲けはさらに大きくなる仕組みだ。

 ちなみに、安倍晋三元首相銃撃事件で逮捕された山上徹也容疑者は、母親の旧統一教会への多額の寄付が原因で家が破産に追い込まれたと供述している。山上容疑者の母親のことを知る別の元信者は、こう語る。

「山上容疑者のお母さんに誘われてご自宅にうかがったことがあります。その時、壺や印鑑、ペンダントがたくさんありました。教会にかなり買わされたのでしょう。それが家庭崩壊、山上容疑者の犯行につながったと思う」

 山上容疑者の事件後、旧統一教会は一貫して、

「霊感商法に関与したことはない」

「信者の会社がやっていたこと」

 などと説明してきた。

 だが、加納弁護士の訴訟資料などを見ると、宝飾品を販売していた会社の社長や役員は、旧統一教会の信者が大半だ。旧統一教会の幹部が、交渉相手の物品販売会社について、

<物品については信者の会社であり、連絡先は以下の通り>

 と返答していることでも、「関与していない」という旧統一教会の主張が破綻している一端が読み取れる。。

 また、旧統一教会は、

「2009年以降は、コンプライアンスを見直し、高額商品の販売はない」

 とも会見などで説明しているが、加納弁護士は言う。

「私が実際に手掛けた被害では、2016年に返金交渉をして、和解にいたったものもあります。今も大阪地裁で民事係争中の被害もあります。おそらく今も旧統一教会は何らか、霊感商法に匹敵するようなことをやっている可能性が高い。相手に嘘ばかり言って恐怖におびえさせ、3万円の壺を何百万円で買わせる、ペンダントや指輪を強引に売りつけるなど、反社会的行為。大阪では、高麗人参のお茶ががんに効くと売って、刑事事件で有罪になった事件もある。旧統一教会の記者会見の主張はまったく信じられません」

(AERA dot.編集部・今西憲之)

旧統一教会の霊感商法被害、なぜ日本に集中?韓国の研究者に聞く 09/21/22(西日本新聞)

 日本で世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と政治家との関係が問題視される中、本拠地の韓国では、ほとんどメディアで話題になっていない。霊感商法の被害も日本に集中している。旧統一教会の活動について、韓国の新興宗教の研究者で、雑誌「現代宗教」編集長を務める卓志一(タクチイル)・釜山長神大神学科教授(57)に聞いた。(聞き手は釜山・平原奈央子)

【写真】抗議デモをする旧統一教会信徒の日本人妻たち

 卓教授は旧統一教会について「日本で霊感商法や献金を通して得た資金を韓国に集め、米国で投資している。典型的な『企業型宗教組織』だ」と分析。日本に金銭被害が集中する理由は「教団の教理と設立時の時代背景にある」と指摘した。

 旧統一教会は北朝鮮出身の文鮮明(ムンソンミョン)氏(1920~2012)が設立。朝鮮戦争で釜山に避難した頃に教理をまとめ、1954年にソウルで正式に教会を開いた。卓教授は「当時釜山には戦争避難民が押し寄せ、過酷な生活を送った。『あの世で救われる』と説くキリスト教や仏教など既存の宗教は役に立てず、宗教的な連帯も希薄だった。旧統一教会のように『地上の天国』の建設を説く新興宗教が多数勃興した」と述べた。

 文鮮明氏は自身を「救世主」、第2次大戦で同盟を結んだ日独伊を「サタン(悪)の勢力」と位置づけた。卓教授は「韓国を苦しめた日本には罪があり、金銭的な償いや性的な贖罪(しょくざい)が必要と説く。その表れが霊感商法や献金であり、日本人女性を韓国に嫁がせる合同結婚式だ」と読み解く。

 日本では64年に宗教法人として認可された。卓教授は「天皇の人間宣言後、日本には絶対的存在がいなくなった。日本では宗教的な絆も希薄で、文鮮明氏を現人神とする統一教会が広まり、失われた所属感や連帯感を充足させたのではないか」と考える。

 教団は東西冷戦下、反共産主義を掲げ、米国ではベトナム戦争を支持して共和党との関係を深めた。日本では安倍晋三元首相の祖父岸信介元首相に近づき、政治団体「国際勝共連合」を創設。卓教授は「この時代、教団の成長には政治との結託が不可欠と知った」とみる。韓国では60~80年代に軍事政権を支援して保護を受け、軍需産業など多分野のビジネスに手を広げた。

 しかし87年の大統領選に出馬したキリスト教徒の金泳三(キムヨンサム)氏は、選挙運動員に旧統一教会の信徒がいたことが問題視された。「キリスト教会は旧統一教会を異端として否定している。韓国の人口の3分の1~4分の1はキリスト教徒。旧統一教会との関係は集票にも悪影響するので、政治家は表立ったつながりを避けている」という。

 2007年、教団独自の政党「平和統一家庭党」をつくったが、国会議員選挙で議席を得られず翌年解散した。

 冷戦終結後、教団は反共に代えて「家庭」や「世界平和」を前面に打ち出す。韓国では94年、日本では2015年に「世界平和統一家庭連合」と名称変更した。12年の文鮮明氏の死後、家族間の後継者争いで教団は三つに分裂したが、卓教授は「教団には潤沢な資金があり、今後も存続していく」とみている。

発覚したらいろいろな物を失うと思う。わからないとは思わないので、欲望に勝てなかったのか、ばれないと思ったかだと思う。
まあ、人生いろいろだし、いろんな生き方があるし、全ては結果次第と言う事はあるので何とも言えないが、最終的には運がなかった事だけは確かだと思う。

女子高校生とみだらな行為 大学の助教の男を逮捕 09/21/22(FBS福岡放送)

ことし6月、熊本県内に住む17歳の女子高校生とみだらな行為をしたとして、福岡県内の大学で助教を務める男が20日、逮捕されました。

熊本県少年保護育成条例違反の疑いで逮捕されたのは、福岡市中央区梅光園の大学助教・坂口洋平容疑者(37)です。

坂口容疑者は、ことし6月中旬、熊本県北部にあるホテルで熊本県内に住む当時17歳の女子高校生に、みだらな行為をした疑いが持たれています。

7月に女子高校生が通う学校の職員から通報を受けた警察がホテルの関係者への聞き込みや、防犯カメラの映像から坂口容疑者を特定し、逮捕しました。

警察によりますと2人に面識はなく、不特定の相手と通話ができるSNSのアプリを通じて知り合ったということです。

警察の調べに対し坂口容疑者は「高校生と性行為をしたことは、間違いありません」と話し、容疑を認めています。

警察は、余罪があるかどうかも調べています。

ゆとりがないのと、保育士の性格が運悪く園児の死亡となったのだろう。
子供の事はあまり詳しくないので想像の話だが、3歳までだと個人差がかなりあると思うので、時間で管理するのは難しいと思う。時間で管理されると、ストレスを感じやすくなるし、精神的にもゆとりがなくなる。
共働きだと子供が小さくても預けるしかないと思う。預ける方に負担が増えても、3才未満の子供の料金を上げてその分、ゆとりを取れるようにした方が良いと思う。ただ、保育士の能力不足や性格や人間性の問題は料金とは関係なく存在すると思うので、事故はなくならないと思うが、園が監視して保育士を評価して、判断していくしかないと思う。
日本は退職したり、転職すると、引き抜かれたわけではなければリセットされるのが問題。外国みたいに、能力があれば他の会社が働き始めても、それなりの給料がもらえるようになるのが理想。ただ、外国の場合、日本とは違って、デット・エンド・ジョブと呼ばれる仕事がある。つまり、ある一定の賃金に達すると、何年働こうが賃金が上がらない。仕事を変えるか、資格を取るか、もっと上の学位を取るかなどで良い給料を得るしかない。ただ、能力や評価される経験がないと、新しい仕事が見つかる保証はない。昔、知り合いのお姉さんの夫が新しい仕事を探すことが出来ず、主夫の状態が何年も続いていた。妻は、家庭に入りたいが、夫が仕事を見つける事が出来ず、マネージャーとしての評価が高く、給料も良いので辞められないとぼやいていた。アメリカの話で、日本ではあまりないケース。
日本のスタイルが良いのか、外国のスタイルが良いのかは、合う合わないもあるので何とも言えない。実力があれば、アメリカの方が良いと個人的には思った。

【独自】1歳男児が昼食をのどに詰まらせ死亡…保育園の園長ら書類送検 業務上過失致死の疑い 元保育士「時間内に食べきってほしくて口の中にリンゴある状態でハンバーグも食べさせてしまった」 09/21/22(MBSニュース)

 おととし、大阪市の私立保育園で当時1歳2か月の男の子が昼食をのどに詰まらせ死亡した事件で、警察は保育園の園長ら2人を業務上過失致死の疑いで書類送検しました。

【写真を見る】1歳男児が昼食のどに詰まらせ死亡…遺族「何年たっても毎日がつらい」

 おととし2月、大阪市城東区の「ゆりかご第2保育園」で当時1歳2か月の男の子が昼食をのどに詰まらせ死亡しました。捜査関係者によりますと、その後の捜査で保育園が注意義務を怠った結果、窒息死したことが分かり、警察は9月20日に業務上過失致死の疑いで園長(59)と元保育士(27)を書類送検しました。

 取り調べに対し元保育士は、「時間内に食べきってほしかったので口の中にリンゴがある状態でハンバーグも食べさせてしまった」などと供述しているということです。

 男の子の遺族はMBSの取材に「保育園に通うというのは、毎日のこと、当たり前のことで、そこで事故が起こるのはとてもつらい。事故を風化させず、二度と繰り返さないでほしい」と話しています。

【障害者に性的暴行】障害施設の理事 障害があり抵抗できない10代後半の少女に性的暴行を加えた疑いで逮捕 09/20/22(RKK熊本放送)

障害者施設理事の男が、施設を利用する少女に性的暴行を加えた疑いで逮捕されました。

少女には障害があり抵抗ができなかったとみられています。

【写真を見る】【障害者に性的暴行】障害施設の理事 障害があり抵抗できない10代後半の少女に性的暴行を加えた疑いで逮捕

今年2022年3月、障害者施設を利用する10代の少女に性的暴行を加えたとして施設の理事の男が逮捕されました。

準強制性交等の疑いで逮捕されたのは、熊本市に住む、障害者施設の理事 平田 勝大(ひらた かつひろ)容疑者(50)です。

平田容疑者は今年3月、熊本県内のホテルで障害があり抵抗できない10代後半の少女に性的暴行を加えた疑いが持たれています。

事件のおよそ2週間後、少女の知人から「少女が性行為を強制されている」と警察に相談があり被害が明らかになりました。

警察によりますと少女は平田容疑者が理事をつとめる障害者施設の利用者だということです。

平田容疑者は「行為はしたが、強要はしていない」と話し、容疑を否認しています。

※【準強制性交等罪】とは、人の心神喪失もしくは、抗拒不能に乗じ、又は暴行・脅迫を用いずに心神喪失若しくは抗拒不能の状態にさせて、わいせつな行為をすること。

熊本放送

選択の自由はあっても、結果までは自由には選べない事はニューヨーク州の司法試験の不合格で理解は出来たのではないかと思う。
結果を望んだように出来るのは、権力を持っている証拠。五輪汚職事件が最近の良い例だろう。
自由とは何かを哲学的に考え始めたら、死ぬまで考えても答えは出ない。人は自由に憧れ、お金や権力を持っている人はそれを失う事を恐れる傾向がある。まあ、何かを手に入れても何も考えない人はいるから、あくまでも傾向のはなし。
小室夫妻の人生は始まったばかり、これからどうなるのかは長生きしなければわからない。

金銭に窮しても「海外へ行きたい」と言う「小室佳代さん」に対し、宮内庁から持ち上がる“きな臭い”言葉(1/2) (2/2) 09/20/22(デイリー新潮)

新たな金銭トラブル

 小室圭さん、眞子さん夫妻(共に30)は、3度目の受験となったニューヨーク州の司法試験結果を待つ身だが、横浜市内の実家でその知らせを待つ圭さんの母・佳代さん(56)に新たな金銭トラブルが浮上した。宮内庁は小室さん夫妻のみならず佳代さんの動向も注視しているが、その中からはこれまで以上にきな臭い言葉が出てきているという。

【写真】自由の国・アメリカでリラックスした様子の「眞子さん」 ピンクの“チラ見せ”でラフな着こなし

 その新たな金銭トラブルを報じた週刊文春によると、佳代さんは昨年、約400万円の貸借関連で問題となっていた元婚約者にその金額を返済したが、その一方で、かつて同棲していた男性にこれまで“貢いで”きたという約1600万円の返却を求めた。男性はその苛烈な“取り立て”に思い悩み、やむなく地元の警察署に被害を訴え出ることにしたという。

 同誌によれば、被害を届け出た男性の職業は彫金師。一時はこの男性との結婚も視野に入っていたが、圭さんの反対にあって頓挫し、その後に登場したのが最初の金銭トラブルの際の元婚約者だったとのこと。

宮内庁側も把握する事実  いずれの男性とも、結婚という形での結論を見ることはなかった佳代さん。

「元婚約者との案件は、圭さんがいわゆる『小室文書』を出したことで話題になりました。元婚約者に対しては佳代さん側に瑕疵(かし)はないものの、求められた約400万円は支払うという若干理解し難い提案をして、それが元婚約者にも受け入れられ解決しました」(同)

 しかし、その後に彫金師の男性への返金要求という事態に発展したことになる。400万円の返還を求めていた元婚約者としては、その一部に留まるのかは判然としないものの、ある程度の金銭が彫金師の男性に流れていたと感じたかもしれない。それはともかく、

「今回の返還要求の背景に、佳代さんの収入が減って日々の暮らしも楽ではない状況だということがあります」

 と、社会部デスク。

「一連の騒動で勤務先を辞めることになり、加えて保険治療の枠内では収まらない心身の治療でお金がかかる状況が続いています。同居する父親の年金などの頼る生活では日々の生活費を捻出するのも難しく、将来のことも含めて気に病んだ結果、金銭の返還要求に至ったのではないかと見られています。宮内庁側ももちろんかねてその状況を把握し、ついに露見したかという声があがっているようです」(同)

パスポートは?   新たな勤務先がそう簡単に見つかるあてもなく、ある意味で八方塞がりの状況になりつつあるのだろうか。

「そうですね。ニューヨークの圭さんも仕送りをする余裕はないようです。金銭的にはこう着状態というか、苦しくなっていく日々だろうと宮内庁側は分析しているようです。佳代さん自身は日本での生活に疲れ、ニューヨークも含めた海外に出たいとの思いがあるとも聞きました。とはいえ、それも先立つものがなければ成立するものではありませんから、なかなか現実的ではないと宮内庁側は見ているといいます」(同)

 さらに、こんなきな臭い状況にも。

「新たに浮上したカネの問題に宮内庁も辟易しているようでした。そのため彼女のことをまるで厄介者扱いするような厳しい言葉も飛び交っているとか。皇室の品格を思っての発言なのでしょうが、なかなか聞きたくない類のものですね」(同)

 ちなみに関係者によると、「佳代さんはまだパスポートを所持していない」ということだった。

デイリー新潮編集部

新潮社

定員割れなら統廃合は仕方がないと思う。田舎とかだったら、田舎の進学校に行っている田舎のさらに田舎の地域からの学生は通学でかなりの時間を費やしている。田舎だから仕方がないし、わかっている事。大阪は田舎もあるが都会がある地域なのだから、多少、通学時間が長くなっても問題ないと思う。
通学費用が問題であれば、低所得の家庭には補助を出す方が、定員割れの学校を維持するよりは割安だと思う。
教員不足の問題に関しては本当に不足しているのなら十分な教員の数がいるので問題の改善に結びつくだろう。
「偏差値が低い学校が定員割れになっている。高校でやり直したい生徒の“最後のとりで”の学校が先になくなってしまう」に関して「なぜ高校でやり直すのか」と思う。義務教育でしっかりと落ちこぼれないようにサポートしていくべき。まあ、貧困家庭とか、親に問題があって勉強どころでない家庭はあると思うが、高校に行ったからやり直しが出来るとは思えない。
高校で勉強しなければ、高卒の資格だけなので、学問的にはあまり意味はないと思う。少子化と言うけれど、出来るだけ子供が十分な給料を得られる教育が身に付く、又は、危険とか厳しいが高額の報酬が期待できる仕事のタイプを招待して、納得して選ぶことが出来るのか、義務教育の段階で話し合い、無駄な回り道をしないようなシステムが必要だと思う。運動神経が良くて、器用、又は、真面目だと、勉強が嫌いでも高収入の仕事はあると思う。ブラックな会社でメンタルとやられるよりは、良いと思う若い人達はいると思う。
いろいろな経験をしないと、他のよりも自分に合っていると思えないかもしれない。いろいろな生き方があるから、最終的には個々が判断するしかない。
少子化は加速しているのだから、人口の分布で高校受験年齢の割合は下がるのだから、高校があるエリアで高校受験年齢の若者が少なくなるのは当然。つまり、統廃合はロジカルだと思う。

“維新”が進めた「教育改革」で消えゆく大阪府立高校 10年で17校が廃校に… 高校がなくなる市も (1/3) (2/3) (3/3) 09/20/22 (関西テレビ)

3年連続の定員割れなどで、府立高校を廃校対象にするという「大阪府立学校条例」により、10年で17校が廃校となる可能性があります。当時の橋下大阪府知事が「教育改革」として推し進めた改革の真価が、いま再び問われています。

■教職員団体が「待った」をかける府立高の統廃合

【大阪の高校を守る会 志摩毅 事務局長】

「公立高校の定員にはゆとりがあって当たり前であって、それを理由に募集停止・廃校にするのは道理がない。偏差値による輪切りの一番下のあたりに位置する子供たちが行く最後のとりでの学校が、定員が割れるっていうことになっているわけです」

9月20日、大阪の教職員たちで作る団体が会見を開き、教育委員会の見解に異論を唱えました。

8月、大阪府教育委員会は、定員割れが続く大阪市の平野高校、東大阪市のかわち野高校、堺市の美原高校の府立高校3校の入学者の募集を、2024年度に停止する計画案を公表しました。3校はそれぞれ近くの高校に統合し、授業の特色などを継承する計画で、11月に最終決定します。

議論の背景は、11年前にさかのぼります。

【橋下徹 大阪府知事(当時)】

「府民に信を問うて、負けたら、これは教育委員の皆さんに責任を問う」

当時の橋下知事が、教育委員会と激論の末に推し進めた維新の「教育改革」。2012年、大阪府は、3年連続で定員割れした改善の見込みのない府立高校を「閉校」、いわゆる「廃校」の検討対象にする「条例」を制定しました。

教育委員会は再編整備計画に基づき統廃合を進め、今回の3校が決まれば、府立高校と大阪市立高校、合わせて17校が廃校となります。

阪南市にある唯一の府立高校・泉鳥取高校は、3年連続の定員割れなどにより、2025年3月に廃校になることが決まりました。

この高校の教員は、「廃校決定後も130人の入学者がいた。公立高校は採算性が取れなくても存在する意味がある。廃校には今でも腹立たしい思い」と憤ります。

大阪府内で唯一、公立高も私立高もない市となる阪南市。水野謙二市長は、2度に渡り高校の存続を求める要望書を大阪府に提出しましたが、決定を覆すことはできませんでした。

大阪維新の会に所属する水野市長は、維新が行った「教育改革」に苦言を呈します。

【阪南市 水野謙二市長】

「大都会を中心にして周辺の市町から高校がなくなってしまうようなルール(条例)なんです。(人口の)ベクトルが減っていってるときに、どんな風にして町が成り立つのか、そのときに府立高校がどういう役割を果たすのかという風に議論を切り替えていかないといかん。今のルールが時代に合っていない」

一方、泉鳥取高校の卒業生で中学生と小学生の子供を持つ母親は…

【泉鳥取高校卒 川上久美子さん】

「(子供を地元の高校に)行かせようとは考えてなかった。学力の問題も加味して。我が家に大打撃があるかといったらそうでもないですけど、やっぱり私の出身校がなくなるというのは寂しいのは寂しい」

街に高校が1つもなくなることへの不安もあるといいます。

【泉鳥取高校卒 川上久美子さん】

「(市政が)子供から離れていくようなイメージはありますよね。子供に対しての議論というか、そういう話し合いの場も自然となくなっていくと思う。そういう市は嫌だなと」

高校再編計画は、2022年度で目標を達成しますが、大阪府の吉村知事は少子化を背景に今後も統廃合を進める考えを示しています。

【大阪府 吉村洋文知事】(8月29日)

「今後も少子化の中で子供たちが充実した教育を受けられる環境づくりに努めたいし、それに伴う再編整備は必要だろうと思っています」

■“廃校”の条件と考えられる地域への影響

「高校を守る会」が待った!をかけている、大阪府の条例。廃校となる条件などを改めて見ていきます。

【“高校廃校”条例による再編整備の条件】

(1)3年連続、定員割れ(減少幅の少ない学校などは存続するところも)

(2)「改善の見込み(地域の人口が増加して子供の数が増えるなど)」がない

阪南市の泉鳥取高校は、平成31年度がマイナス15人、令和2年度がマイナス1人、令和3年度がマイナス80人と、3年連続で定員割れとなったため、廃校が決定しました。

条例による廃校について、「大阪の高校を守る会」の志摩毅事務局長は、「偏差値が低い学校が定員割れになっている。高校でやり直したい生徒の“最後のとりで”の学校が先になくなってしまう」と指摘します。

地域住民の生活に影響が出る可能性もあります。

泉鳥取高校は災害時の避難場所に指定されており、年1回は高齢者が避難訓練をしているそうです。学校がなくなれば、避難場所はどうなるのかといった問題があります。

また、高校は地域交流の場としても使われていて、高校の食堂をカフェとして一般開放したり、生徒と幼稚園児でサツマイモ栽培・収穫なども行っていました。廃校になれば、そういった交流もなくなることになります。

災害時の避難場所や地域住民の交流の場など、大事な役割も担う学校。少子化に歯止めがかからない中、地域の中の学校の在り方が問われています。

(関西テレビ「報道ランナー」2022年9月20日放送)

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

石川一郎

聖ドミニコ学園カリキュラムマネージャー

中学受験市場は活況を呈してます。私自身この市場の関係者ですので喜んでいる反面、この記事のような現況もよくわかり複雑な心境にもなります 現在の活況は、コロナ禍の公立のオンライン対応が十分で無かったことが引き金になっており、また私立学校の生き残りをかけた新学習指導要領対応を含めた各校の教育改革が評価されているからだとは思います。また、将来社会への不安も保護者からすれば私立中学受験に向かわせる要因にもなっているのではないでしょうか ただ、心配なのは中学受験の問題が高度化、複雑化していて、塾に通っていなければ対応が難しくなっており、一部の保護者は小学校一年生から塾に通わせていたり、受験期には複数の塾を掛け持ちしたり、家庭教師を雇うなどの、いわゆる「課金ゲーム」化している状況もみられます 公立学校の教育の充実は、構造的に難しいとは思いますが、将来を考えると急務なのかな、と複雑な気持ちでいます


中国や韓国でも子供の教育費にかかる負担が少子化の原因の一部になっている。その過熱ぶりは日本以上だと思う。
個人的には日本の受験勉強は学びではなく、試験で合格するための勉強や対策なので大金を使うメリットはないと思うが、偏差値の高い大学に入学し、卒業しないと明るい将来が期待できないところに問題があると思う。一部の人達は学歴や偏差値だけが重要でないとはわかっていても、社会の流れを変える事が出来ないのが現状。だから、結局、学歴や偏差値を無視できなくなるし、愚かだと思っていても、少しでも良い学歴や偏差値を求めて計画を立てる。
国の経済が衰退すれば、中流層が減るのは歴史や傾向を見れば明らかだと思う。アメリカの中流家庭がどのように中流から下流の上や下流まで落ちて行ったのかに関する資料を読めば参考になると思う。中流家庭の子供達は、親と同じ、又は、それ以上の学歴を持っていても同じような収入を期待できなくなり、都会では生活費が高いので、大学を出れば自立する傾向があるアメリカでも、遊ぶお金がなくなるので、親と一緒に住んだり、実家から離れると生活が厳しいので実家にする若者が多くなった。教育費が負担になり、返済終了までの期間が長くなった。
アメリカを見れば、日本の問題の回答の全てが見つかるわけではないが、調べるだけで似たような状況があれば、参考になると思う。だから、日本経済の衰退は教育だけでなくいろいろな面で問題として現れるだろう。日本でこれまでと同じことをしていては、「Downstream(ダウンストリーム):下流に」の流れから抜け出せないだろう。 教育費だけの問題ではない事に気付くべきだと思う。人材不足だと言って外国人労働者を入れているが、もっと日本経済が悪くなれば、次は日本人の仕事がなくなり、外国人達を追い出す運動に変わる可能性がある。アメリカで起きた「ジャパンバッシング」を考えるべきだろう。結局、人は我慢できなくなる段階に追いやれれば、国による違いはあっても、似たような行動を取る傾向がある。
これまでのやり方を見直して、効率アップや統合、改善できない会社の倒産や廃業で生き残れる会社や産業は守るべきだと思う。農家で言う間引きは必要。外国人留学生に頼らないと生き残れない大学は「間引き」が必要。退場してもらうしかないと思う。
理系は別として大学は遊ぶところと誰が決めたのか?受験戦争とも呼ばれた勉強によるストレスや長時間の勉強の成功結果が合格だから勉強しなくて良いとは言う事にはならないと思う。アメリカの大学では週末にはパーティーがあって飲んだり、騒いだり、ドラッグしたり、セックスしたりする学生は存在するが、上手くコントロール出来ない、又は、能力がないのに人に流される人は脱落していく。自由だから、自由にしても良いが、結果を出せなければ大学には残れない。よく言われたのは人は人、自己責任で自分が決めればよい。大学から去る人、大学に残る人、大学から去ったら忘れられる人、大学を去ったけど厳しい現実を経験して戻ってくる人などいろいろな人がいた。そして留学生達。エリート留学生の中にはアメリカの一流の大学に入る事を期待され、高校から留学していたが、成績が伸びず、ストレスと期待から逃げたいために自殺のような自暴自棄な行動を取って死亡した高校生の話を聞いたことがある。いろいろなバックグラウンドや違いを背負っている人達がいた。
日本のようにあれこれと規制されたり、コントロールされる環境よりも自由な環境で生き残った人達の方が、サバイバル能力は高い傾向があると個人的には思う。自由の中にリスクや危険が存在し、運はやはり重要だけど、友達選びや判断の結果、生き残るわけだから総合力は高い傾向はあると思う。ただ、それが日本社会で即戦力とか、上手く結果を出せるかについては別なので何とも言えない。適材適所はあると思うし、アメリカで流されているように思えた日本人や留学生を見た事はある。
アメリカ留学から帰ってきて、日本に非効率的な部分に驚いた期間があった。親に非効率であっても、無駄で愚かであっても、協調、変化を嫌う社会性、そして無駄であっても周りが不快に思いをしない事が優先な理由があると説明された。優先順位がそうであるのなら仕方がないと理解した。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と自民党議員の関係の対応しても、まともな説明や対応はない。それでも日本国民が許すのならそれは日本国民の多数による判断。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を含むカルト教団と思われる集団をこれまで通り、法整備もなしに野放しする判断も日本国民の多数次第。
小さな問題でも解決していかなければ、放置して改善する問題以外は、良くなるはずがない。社会が変わるのか、変わらないかは別として、個々がどのように考えて、どのように選択するかが重要ではあると思う。

中学受験させたいから「2人目は諦めた」 教育費の捻出に苦しむ中間層の親たち〈AERA〉 (1/3) (2/3) (3/3) 09/20/22 (AERA dot.)

 1億総中流ははるか昔の話だ。いまや中間層は所得減に苦しみ、教育費が重くのしかかる。2人目を産むのを諦めたり、そもそも子どものことを考えられない人もいる。AERA 2022年9月19日号の記事を紹介する。

【年代別の世帯・所得分布はこちら】

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 認定NPO法人「キッズドア」(東京都中央区)は、日本の子どもの貧困対策に乗り出した最初の団体のひとつだ。理事長の渡辺由美子さんが任意団体として設立したのは2007年。当時は「子どもの支援」といえば発展途上国のこと。日本に貧困に悩む子どもはいないと思われてきたなかでの船出だった。

 それから15年。政府が子どもの相対的貧困率を公表するようになり、多くのメディアが取り上げるようになった。学習支援や食事の支援をする地域活動やNPOも増えた。13年には子どもの貧困対策法が成立。「生まれ育った環境で将来が左右されることのないよう」にと教育支援に力点が置かれ、日本の子どもたちの状況は改善に向かう──はずだった。日々、多くの困窮家庭に接する渡辺さんは言う。

「住民税非課税世帯など最貧困層への手当てはかなり手厚くなり、学習機会が保障されつつある。裕福で教育投資が十分にできる世帯も一定数いる。けれど、中間の層がどんどん崖の下へ落ちてきている。年々、その崖が大きくなっているのを感じます」

■“子育て世代”が大幅減

 内閣府が集計し、今年3月に公表された資料「我が国の所得・就業構造について」によると、日本の全世帯の所得分布(再分配後)の中央値は、1994年は509万円だったが、19年は374万円。この25年間で、全ての年代で中央値が減少していたが、中でも減少幅が大きかったのは“子育て世代”だ。「35~44歳」は569万円が465万円に。「45~54歳」にいたっては697万円が513万円となり、実に184万円も減少したのだ。

 埼玉県のエステサロンでパート勤務をする女性(41)は、40歳の誕生日にきっぱりと2人目を諦めた。長男(6)に中学受験をさせたいと考えたからだ。

 メーカー勤務の夫(43)の年収は約550万円、自身は約100万円で世帯年収は約650万円。夫のボーナスは年々減っているといい、家のローンを返済しながらの生活は決して楽ではない。

「産めばなんとかなる、と信じて妊活してきました。けれど、息子を私立の中高一貫校に入れた場合の家計をファイナンシャルプランナーに相談したら、本当にギリギリだった」

■夫が長生きすると破綻

 文部科学省の「子供の学習費調査」(18年度)によると、塾や習い事などの「学校外活動費」は公立小学校では年間約21万円。競争の激しい首都圏では、より高額になると見られる。私立中学校の学費は年間約100万円だ。女性の資産計画は子ども1人の場合で作成され、夫は80歳で死亡する予定になっている。2人目が生まれたり、夫が長生きしたりすると家計は破綻(はたん)してしまうのだ。女性は北関東出身で中学受験の経験はない。だが、

「きちんと収入の得られる職業の枠が限られていると感じる。そこに入るために、いい大学を出てほしい」

 と考えているという。

 収入が多い家庭の子どもほど学力が高いと言われて久しい。それはつまり、志望校に入るために塾に通うことや、本を読んだり、旅行先で自然に触れたりといった学力につながる様々な「文化的資本」に触れる体験には、お金がかかるということだ。ベネッセ教育総合研究所の木村治生主席研究員は、

「教育費は景気の動向に左右されにくく、一定額支出される傾向があります。やはり親は『子どものため』と頑張るのです」

 と指摘。日本政策金融公庫の「教育費負担の実態調査」(21年)によると、教育費の捻出方法は「節約」と答えた人が28.6%、「預貯金や保険などを取り崩している」と回答した人も18.8%いた。先の女性のように、ぎりぎりで回っている家計の中から教育費を絞り出している人は多い。

 千葉市で「TSUGAnoわこども食堂」を運営する社会福祉士の田中照美さんは言う。

「『貧困』まではいかないけれど、部活はお金がかかるからできない、という話はよく耳にする。今は経験さえも、お金で買う時代。季節の行事、年齢の違う子どもや大人とのふれあいの場も、親がお金を出して意識的に連れて行く必要がある。それができない家庭が増えている」

 野球部に入りたいけど道具を買うお金がない。東京の大学に進学したかったけれど、地元の県立大学に入った。あちこちで選択の幅が狭まりつつある。この現実は、若い世代に影を落とす。

■子どもは考えられない

 都内の出版社で働く男性(29)の給与年収は約400万円。それとは別に、仕事の合間にフリーライターとして働いて得られる収入が年間約50万円だ。手取りは25万円ほど。家賃6万円の部屋で一人暮らしをしている。

「結婚できるのかな、と。30歳くらいで、もう少し収入があって結婚するものだと思っていたのに。子どものことは全く考えられない」

 九州で生まれ、父の仕事の都合で小学生のときに米国へ渡り、約10年を過ごした。二つ下に妹がいて、母は専業主婦だ。海外駐在員の待遇がよかった時代でもあり、男性と妹は現地のプレスクールに通い、年1回はビジネスクラスに乗って一時帰国していたという。東京の有名私立大学に進み、興味のあったマスコミ業界に就職した。男性はぽつりと話す。

「時代が右肩下がりであることは知っているから、父と同じようにはいかないだろうけど、『そこそこ』でやっていけると思っていた。思ったよりも大人って稼げないですね」

 大学の同級生の中でも「稼いでいる」と感じる人は一握りで、

「激務だから、うらやましいとは思わない」

 すでに結婚し、子どもが生まれている友人の中には、親から生活費の援助を受けている人もいるという。男性は、

「中間層の脱落は、まさにそのとおりだと思う。貧困とまではいかないけれど、みんな生活に余裕がない」

(編集部・古田真梨子)

※AERA 2022年9月19日号より抜粋

静岡県牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」の事だけではなく、多くの地方自治体はこども園だけでなく、高齢者の介護施設に関して適切なチェックを定期的に行う必要があると思う。廃園にして終わりが可能なら良いが、受け入れ施設が簡単に見つけられないのなら、定期的なチェックで施設の状態を把握して、監督や対応策を考える必要があると思う。まあ、現状を把握して適切な対応をしなければ、責任問題を問われるから、現状を知ろうとせずに施設の責任にした方が楽だとは想像する。しかしそれではだめだと思う。
結局、大事故や死亡事故が起きないと注目を受けないのが現実と言う事だろう。
いろいろな所でずさんな対応を見る。運が悪ければ事故が起きるのだろうなと思うが、事故が起きるとは限らない。事故が起きた事をニュースで知ると起きても不思議ではないと思う事はある。直接、利害関係に関係する人は考えるべきだと思う。普段からいろいろな事を注意深く見る事を身に付けないと、比較は出来ない。だから、個々が判断して選択するしかない。

通園バス3歳児死亡、「へらへら園長」の知られざる素顔 同級生は「ボンボンで口下手」 (1/4) (2/4) (3/4) (4/4) 09/19/22 (デイリー新潮)

 9月5日、静岡県牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」の通園バス内で、河本千奈(ちな)ちゃん(3)が意識を失っているのを幼稚園の職員が発見した事件。バスの運転手だった増田立義園長(73)は会見で終始人ごとの様子で、受け答えに対してへらへら笑っていたことが批判を集めた(後に、学校法人の理事長と園長を辞任)。その増田園長の素顔を地元で取材すると――。

【写真を見る】園児が置き去りにされたバスの実際の写真

 9月5日、静岡県牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」で、3歳の園児・河本千奈ちゃんが通園バスの車内に5時間も放置され亡くなってしまった。この日の最高気温は30.5度で、締め切られた車内の温度は、実に50度を超えていたとみられる。地元記者が言う。

「午後2時頃、園児を帰宅させるため職員が再びバスのドアを開けたところ、意識を失った千奈ちゃんが発見されました。暑さに耐えかねたのでしょう。自ら上着を脱ぎ短パンだけの姿で横たわり、家から持参していた水筒の中身は空っぽになっていたそうです。すぐ病院に搬送されましたが、体温は40度を超えていて熱中症より重度の熱射病で亡くなってしまいました」

「年齢も年齢ですから…」  かような事態をなぜ招いたのか。事件の2日後、園が開いた謝罪会見に現れたのは、同園を運営する学校法人「榛原学園」の増田立義理事長(73)と杉本智子副園長(58)、そして弁護士。報道陣の質問が集中した相手は、千奈ちゃんが亡くなった当日、バスのドライバーだった増田理事長で、彼は幼稚園の園長も務めている。つまりは事件の当事者であり、園の最高責任者の立場にあった人物である。

 にもかかわらず、会見で彼は自ら起こした悲劇を、まるで人ごとのように説明する場面が多々見られた。

 たとえば、亡くなった千奈ちゃんを「チナツちゃん」と誤った名前で連呼。また事件当日は、バスの運転を担当する職員が忌引きとなり、代わりがおらず自らハンドルを握ったと明かした上で、こう言い放つ。

「(運転に)不慣れだった」「(降車する際)後ろを見ずに、運行記録の作業をしてしまった。年齢的に、次のことをしたら忘れてしまう」

 さらには、

「人を雇うってことは、非常に大変なことで、今の時代でなかなかいないんですよね。探すのも大変な思いをして、やっと見つけてくるんですね。よければ皆様方に紹介してほしいくらい」

 などと軽口を叩く始末だった。会見途中、報道陣から声が小さくて聞こえづらいと指摘された際には、

「この頃、睡眠不足で声がかれて、年齢も年齢ですから、ちょっとガラガラ声になってしまっているのが現状です」

 などと言い訳もしていたが、極め付きの発言は会見終わりに飛び出した。

へらへらと笑いながら「廃園になるかもしれないよね」  増田理事長の本性がよく分かるゆえ、そのやり取りをそのまま以下に記そう。

増田理事長「皆様方のご協力でいい園を、また僕がいなくなったら、さらに良くなるように……」

同席した弁護士「園を続けるかは決まっていません」

増田理事長「あ、そうか。廃園になるかもしれないよね(笑)」

 そうへらへらと笑いながら答えたのである。

 一連の受け答えを見る限り、増田理事長に悲劇を招いた当事者としての自覚が希薄なのは間違いない。

 先の記者によれば、

「静岡県警は業務上過失致死の容疑で、増田理事長の自宅へ家宅捜索に入りました。関係者への事情聴取を進めていますが、昨年福岡県の保育園送迎バスで起きた5歳男児置き去り死亡事件でも、責任者は逮捕されず在宅起訴となっています。今回も同様の扱いとなる可能性が高いでしょう」

 はっきり謝罪せず、責任転嫁ともとれる発言をする増田理事長の姿は、3年前に起きた「池袋母子死亡事故」を彷彿させるという声もある。事故の原因は暴走した自動車にあると加害者ながら抗弁し、結果として逮捕もされず“上級国民”ならではと揶揄された旧通産省の元幹部・飯塚幸三受刑者(91)の姿と重なるというわけだ。

代々製茶工場を経営していたが…  実際、増田理事長もまた地元では“園長先生”と呼ばれ、名士としての呼び声が高かった。牧之原市の行革懇談会のメンバーに選ばれ、園児を伴い地元警察署と共同で交通安全を啓蒙するパレードを実施。皮肉なことに、たびたび静岡県安全運転管理協会などから、優良運転者として、また交通安全運動に貢献したとして表彰まで受けている。

「園長先生は地域の世話役だったから、一時期は周囲から選挙に出ろと勧められたこともあるくらいだよ」

 そう話すのは、増田理事長の自宅近所に住む男性だ。

「代々、あの家は製茶工場を経営していたけど、それが20年ほど前にお茶の需要が減って農家にとっても厳しい時代になってね。園長先生本人も、父親が運営していた学校法人の経営に積極的に参加するようになった」

 園のホームページに掲載されていた増田理事長の経歴によれば、地元の県立榛原高校を経て、1972年に専修大学経営学部を卒業。99年に浪速短期大学通信教育学部保育科を卒業している。

 この時、すでに増田理事長は50歳。3年後の2002年には、父親の後を継ぎ、学校法人の理事長と兼務で川崎幼稚園の園長に就任したのである。

変な笑い方をする癖  増田理事長の同級生が振り返るには、

「彼の父は海軍の兵学校を出たとかで、とにかく厳格な人。対照的に2代目の彼はボンボンで苦労を知らずに継いだ格好です。理事長、園長とか肩書きは立派だけど、昔から口下手でぶっきらぼう。思ったことをすぐ口にしちゃうタイプなんだけど、根は真面目ですよ」

 別の同級生に尋ねても、

「立義君(増田理事長)は会見で保護者が激怒するのも当然の回答をしていましたよね。確かに私もまずい受け答えだとは思いましたが、彼は中学生の頃から話をした後に変な笑い方をする癖がある。誤解を招くような笑い方をしてしまう。だから会見でも緊張しちゃって、余計に変な癖が出たのかなと……」

 そう庇うのだが、増田理事長を知る地元の政界関係者はこう明かす。

「今冬に入ってから、増田理事長はえらく痩せてしまってね。なんでもがんになって1カ月くらい入院して手術で内臓を取ったと話していた。今にして思えば、バスの運転なんてして大丈夫だったのかと考えてしまうよね」

“引退”を考えていた  実際、事件が起こる前に増田理事長は体力の限界を自覚して“引退”を考えていた節があるというのだ。

「あいつは日頃から宴席が好きで、旧友たちを呼び集めてワイワイするのを楽しんでいた。同級生たちの動向を一番把握していたんじゃないかな。たくさん飲むタイプではなかったけど、がんを患ってからは酒もきっぱりやめてしまってね。一時期は気落ちもしていたけど、最近はだいぶ回復はしてきていた。それでも73歳になったし、いつ辞めようかと考えていると言っていた。息子さんたちの代に引き継ぐつもりだったと思う」(別の同級生)

 すでに増田理事長の長男は、件の学校法人で事務長として経営に参画。別法人も立ち上げ、いくつもの保育園を運営するなど、多角化に貢献しているという。

「少子化の時代を見据えて、先手を打って子供たちの囲い込みをしないといけない。そういった経営的な危機感があったのだと思います」

 と話すのは、増田理事長と親交のあった地元市議。

「牧之原市は市内にある保育園のうち二つを、増田理事長の学校法人に委託しましたがね。実は三つ目の園の委託にも増田理事長のところは手を挙げて、市議会から待ったがかかったんです。“さすがに独占的すぎるのではないか”といった懸念の声が他の市議たちからも上がり、結局は否決されました。やはり無理に事業拡大すれば人件費などが削られるでしょうし、運営がずさんになる。しわ寄せを食うのは児童であり保護者なわけですから」

 奇しくも、市議たちの危惧は最悪の形で現実のものとなってしまった。

ずさんな運営実態が露呈  謝罪会見で増田理事長は言い訳のように“人手不足”を連呼していたわけだが、その後の県警の捜査でも、亡くなった千奈ちゃんの出欠確認を園内の職員たちが怠るなどずさんな運営実態が判明した。

 保育現場の問題に詳しい元帝京大教授で保育研究所所長の村山祐一氏は、

「今回のケースを見ると、事業を拡大していなければ管理体制に余裕が生まれていたのではないかと思ってしまいます。本来、園への送迎は親が連れて行くのが理想で、担当の先生に直接、子供の状況を伝えられます。また帰宅時には、先生が親にお子さんの様子を報告できる。そうした言葉のキャッチボールがバス通園では難しいですからね。とはいえ、バスで送迎をしなければならない場合には、園としてキャッチボールできる環境を工夫して整えないといけない。あの会見を見る限り、バスで子供を預ることへの認識や体制作りが不足していると感じました」

 事件後、増田理事長は学校法人の理事長と園長を辞任したが、現場となった幼稚園の処遇については、煮え切らないままである。

「週刊新潮」2022年9月22日号 掲載

新潮社

「じゃあ旧統一教会が本当に悪いのか、と。例えば刑法に違反してます、消費者なんとか法に違反してます。それはそれで取り締まったらいいんだけど、教会そのものが悪いかどうかということを認定する仕組みがこの社会にはないんですよ。これを突き詰めてやるならば、ワイドショーで統一教会が悪いものだということを大前提にしてますけど、そこまで議論するんだったら反セクト法をつくるしかないんですよ」と主張した。

 反セクト法とは反社会的な団体を規制するフランスの法律のこと。竹中氏は「これは政治が、この宗教は良い、この宗教は悪い、ということを決めるわけですから、物凄い政治の宗教に対する介入になるわけで、フランスでも大論争があった」と説明。「そういうのを作ってこなかった政府が悪いという議論なら分かるんだけど、とにかくいろんなことを積み重ねて、印象も積み重ねて、週刊誌の記事も積み重ねて、“これが悪い集団だから、それと関わっている人は悪い”って、こんなの法治国家の議論じゃないですよ」と力説。最後に「新しいセクト法の議論を始めたらいい」と語った。


安倍元首相が殺害される前になぜ反セクト法とは反社会的な団体を規制するフランスの法律を作ってこない政府が悪いという議論を提言しなかったのだろうか?いろいろな事を経験して、下記のようなコメントが出来るのなら、早く世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と自民党の関係を指摘して国民に考える機会を与えるべきだったと思う。もしかしたら、新しいセクト法が設立されていたかもしれないし、やはり安倍元首相殺害のような事件がなければ国民が注目せず議論や廃案にもならなかったかもしれない。
メディアがこれまで世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と自民党の関係を取り上げてこなかったのは圧力が政治的な圧力があったのか、メディアの勝手な忖度だったのか、事実は知らないが、擁護するような意見をする人はこの事実について問題提議するべきだったと思う。

竹中平蔵氏 “旧統一教会と関係=アウト”の自民&世論に反論!「こんなの法治国家の議論じゃないですよ」 09/18/22(スポニチアネックス)

 元総務相で経済学者のパソナグループ会長・竹中平蔵氏(71)が18日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」(日曜後1・30)に出演。旧統一教会と政治家の問題について語った。

 番組では「政治家は旧統一教会との勝ち切れるか?」がテーマに。竹中氏は「今起こっていることを物凄く単純化して言うと、統一教会っていうのは悪い集団であると。で、そこに何らかの形で関わった人はみんな悪い政治家である、ということですけども、これね、法治国家としてあり得ない理論だと思うんですよ」と口に。「宗教の自由があって、宗教をやりながら政治活動をするのは自由ですよ。メルケルさんはキリスト教民主同盟だったし、日本には創価学会、公明党っていうのもあるわけだから、宗教の自由、信仰の自由と政治の自由っていうのはちゃんと守らなきゃいけないわけです」と訴える。

 その上で、「じゃあ旧統一教会が本当に悪いのか、と。例えば刑法に違反してます、消費者なんとか法に違反してます。それはそれで取り締まったらいいんだけど、教会そのものが悪いかどうかということを認定する仕組みがこの社会にはないんですよ。これを突き詰めてやるならば、ワイドショーで統一教会が悪いものだということを大前提にしてますけど、そこまで議論するんだったら反セクト法をつくるしかないんですよ」と主張した。

 反セクト法とは反社会的な団体を規制するフランスの法律のこと。竹中氏は「これは政治が、この宗教は良い、この宗教は悪い、ということを決めるわけですから、物凄い政治の宗教に対する介入になるわけで、フランスでも大論争があった」と説明。「そういうのを作ってこなかった政府が悪いという議論なら分かるんだけど、とにかくいろんなことを積み重ねて、印象も積み重ねて、週刊誌の記事も積み重ねて、“これが悪い集団だから、それと関わっている人は悪い”って、こんなの法治国家の議論じゃないですよ」と力説。最後に「新しいセクト法の議論を始めたらいい」と語った。

川崎幼稚園 増田立義元園長(7日):「人を雇うことは非常に大変。今の時代に中々いない。もしよければ皆さんに紹介してもらいたいと思っているくらい。給食をつくる人がいない、保育士が足りない、運転手が足りない、今の状況、日本の状況。それを皆さんに訴えて、私たちに紹介してもらいたい」。


牧之原市子ども子育て課 前田明人課長:「今回の(川崎幼稚園の)事故に伴って行わせていただいたので、登降園のチェック、それから欠席の場合の保護者への連絡・確認のルールなどについて、どのような対応しているかを聞き取りした。本当に大きな事故が起きてしまって、市内の園で安全確認ができているかを急きょ確認した」


牧之原市子ども子育て課、又は、 前田明人課長は「市内の園で安全確認ができているか」について過去にチェックしたことがあるのか?チェックしたことがあれば、静岡県牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」に問題、又は、適切でない対応やマニュアルに不備、又は、安全核に関して抜け落ちている事が確認出来たと思うが?
安全確認を行ったことがあるのなら、どのような完全確認だったのか公開するべきだと思う。
牧之原市子ども子育て課がどのような指導を過去にしていたのか公開するべき。ある記事には、川崎幼稚園 増田立義元園長と前市長と親密な関係があったと書かれていたが事実なのか?事実であれば、忖度するものがいなかったのか?メディアはしっかりと調べて記事にしてもらいたいと思う。

45℃を超える暑さに…警察がバス車内の温度の変化を再現し検証 女児置き去り死亡事件 行政も幼稚園・保育園の安全管理体制の緊急調査 /今週の静岡(1/6) (2/6) (3/6) (4/6) (5/6) (6/6) 09/18/22(静岡朝日テレビ)

 女の子が通っていた幼稚園。その園庭には…

 たくさんの花。飲み物。女の子にあてた手紙も…。その数は事件から10日以上がたっても増え続けています。

 静岡県牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」の送迎バスの中に、3歳の女の子がおよそ5時間にわたって置き去りにされ、熱射病で死亡した事件。今週も、多くの人が園やバスがとめられていた駐車場を訪れ、手を合わせました。

藤枝市 2歳児の父親(30代):「本当、女の子がお母さんから持たされたお茶ですかね。そちらを飲んで、服も脱いで、命をつなぎ止めていたというのは想像するとすごく胸が苦しくて。本当に言葉が出ません」

藤枝市 3歳児の母親(30代):「やっぱり水。空の水筒が置いてあったということで、本当に悲しくなっちゃって、私たちも水を欲しがっていただろうなと思ったので、カルピスを持ってきた」

 友達がたくさんいて、サッカーが好きだったという女の子。園では、毎日のようにみんなとボールを追いかけていたそうです。

 中には、「おたんじょうび おめでとう」というメッセージも。今月、4歳の誕生日を迎えるはずでした。

藤枝市 60代:「つらかったというかね、あんな小さい子がのど乾かして、あの暑い車の中で…。助けられなかった。それが一番つらいです」

掛川市 3児の母親(30代):「朝、たぶん普通にいってらっしゃいって言ったと思うんですよね。普通にいってらっしゃいって言って送ったのに、そんな無言の帰宅なんて、とても想像しただけで胸が張り裂けそう。本当につらすぎて、家に帰るとその話ばっかりして、あの記者会見を見たら余計につらくて、なんかすごく他人事だし」

園長は辞任

 今週火曜(13日)、バスを運転していた増田立義園長は8日付で園長と理事長を辞任したと代理人弁護士を通じて明らかになりました。後任は決まっていません。

 事件後の会見、人手不足を訴えていた元園長。

川崎幼稚園 増田立義元園長(7日):「人を雇うことは非常に大変。今の時代に中々いない。もしよければ皆さんに紹介してもらいたいと思っているくらい。給食をつくる人がいない、保育士が足りない、運転手が足りない、今の状況、日本の状況。それを皆さんに訴えて、私たちに紹介してもらいたい」

警察は現場周辺で検問 目撃者など探す

 今も再開のメドが立っていない川崎幼稚園。一方、警察は今週、実態の解明に向け動き出しました。女の子は午前9時ごろからバスに閉じ込められていて、その時間に合わせて、駐車場の近くで検問を行いました。

警察検問 「本日、女児が亡くなってから1週間ということで、この時間帯に通っている方の目撃を聞いているんですけど、ちょうど1週間前、5日の午前9時から14時の間で、どうでしょう、この道を通ったとかはございますか」

 女の子が車内に置き去りにされていた時間帯に周辺を走っていなかったか、ドライブレコーダーの映像はないかなどの聞き取りを実施しました。

バスの検証を実施…車内の温度の変化を調べる

 さらに今週水曜(14日)…

林輝彦アナウンサー:「午前7時20分です。亡くなった女の子が乗っていた送迎バスがレッカー車に載せられ、牧之原警察署を出ます。これから川崎幼稚園の駐車場に移動し、バスの検証が行われます」

 静岡県警はこれまで押収したバスの検証を、牧之原警察署内で続けていましたが、今週水曜、事件後初めて、現場となった園の駐車場にバスを移動させ実証実験を始めました。

林輝彦アナウンサー:「午前9時半すぎです。牧之原市の川崎幼稚園の駐車場では、今、バスの検証が行われています。事件当日の最高気温は30.5℃。真夏日の暑さでした。きょうもまだ9時半すぎなんですが、変わらない暑さとなっています。そんな中、今、目の前の亡くなった女の子が乗っていたバスでは、中の温度が定期的に測られています」

 死亡した女の子の体温は40℃ほどにまで上がっていたことが分かっています。事件当日、バスの中の温度はどう変化していったのか? 複数の温度計を数分ごとに計測するなどして、検証が進められました。

 事件が起きた5日、女の子が亡くなったとみられている昼頃の牧之原市の気温は29.9℃まで上がっていました。そして、午後1時ごろには、この日の最高気温、30.5℃を記録しています。

車内は45℃を超える暑さ

 この日の午後、園の駐車場は…。

林輝彦アナウンサー:「女の子があちらの白いバスで発見されたのは午後2時すぎのことでした。現在時刻は午後2時前です。手元の温度計では33.4℃です。外に数分立っているだけで、汗が吹き出し、日差しが肌に当たると少し痛いと感じてしまうほどの暑さです。車の中は外よりも暑くなると言われています。女の子は過酷な暑さの中、およそ5時間、取り残されていたことになります」

 実験には元園長も立ち会っていたということです。

 水曜日の牧之原市の最高気温は30.7℃。事件が起きた日と同じような気象条件でした。

 捜査関係者によりますと、車内の温度は実験開始から1時間後には40℃に達し、女の子が亡くなったとみられる正午前後には45℃を超えたということです。

 また、発見当時、千奈ちゃんは上半身の服を脱いだ状態で、衣類は車の中で見つかっていたことが明らかになりました。

 警察は、今後も実証実験を複数回行い、データを集めるなど捜査を進めていくということです。

窓までラッピングされたバス 中の様子分からず

 実証実験で、事件発生時と同じ場所にとめられた川崎幼稚園の送迎バス。駐車場の周りには、道路がありますが、バスの窓全面に、ラッピングがされているため、もし人が近くを通っても、中の様子を見ることは難しかった可能性があります。

藤枝市 3歳児の母親:「バスの模様というか、絵が、全体的に見えない、 中が見えるようにするとか、近くの通りがかりの人が違和感を感じたりとか、そういうのをやっていってほしい」

藤枝市 60代:「窓がもうちょっと見える感じだったり、全部かぶされてなくて。なんかいろいろ注意点がいっぱいあって、それも全部。助けられなかった。一番つらいです」

 先週行われた園の会見で、バスのラッピングについて指摘された元園長は。

川崎幼稚園 増田立義元園長 Q.外から確認がしづらかったということが今回の事件に与えた影響は理事長はどういうふうに受け止めていますか?

A.「誠に申し訳ないなと感じております」

全国の送迎バスの安全管理についての緊急点検を実施へ  昨年の福岡に続き、繰り返された送迎バスでの悲惨な置き去り事件。政府も対応に乗り出しています。

 岸田総理は全国すべての保育所や幼稚園などで送迎バスの安全管理について、緊急点検を実施するよう、小倉担当大臣に指示しました。

小倉将信こども政策担当大臣 「2度この事件が起こってしまったわけですから、もう3度目はあってはならない。こども政策担当大臣の私を中心に、政府としてやれることは何でもやる。そのような覚悟を持ってスピード感を持って検討させていただきたい」

 今後、原因究明のため、関係者や有識者らにヒアリングを行った上で、来月中にも再発防止に向けた緊急対策をまとめるとしています。国が主導して、送迎バスの安全管理マニュアルを作成するのは今回が初めてです。

保育施設の安全管理体制を確認する立ち入り調査も

 県内の自治体にも動きが。牧之原市では、市内の保育施設へ立ち入り調査に入りました。

各務実来記者:「午前10時です。市の職員6人が牧之原市内の保育園に入っていきます。安全管理体制を確認する立ち入り調査が行われます」

 この調査は、来週の木曜まで行われる予定で、保育園や幼稚園など、川崎幼稚園以外の市内16の保育施設全てに対して実施される予定です。

牧之原市子ども子育て課 前田明人課長:「今回の(川崎幼稚園の)事故に伴って行わせていただいたので、登降園のチェック、それから欠席の場合の保護者への連絡・確認のルールなどについて、どのような対応しているかを聞き取りした。本当に大きな事故が起きてしまって、市内の園で安全確認ができているかを急きょ確認した」

 また、バスの送迎がある園に対しては、国からの指導に沿って、運転手のほかにもうひとり乗務員を配置しているか、乗り降りの際に人数確認をしているかなども確認。そのほか、子どもが水遊びする時や、昼休みなどの安全管理体制も調べます。

 この日の立ち入り調査はおよそ1時間行われ、特に問題は確認されなかったということです。

牧之原市子ども子育て課 前田明人課長:「本来であれば今回も起きてほしくなかったというか、起きるべきではなかったと考えているので、再発防止については本当に重く考えて検討していきたい。今後、市内全16園、民間も含めてあるのでそちらもチェックしていきたい」

静岡市では送迎時のバス利用などについて調査

 静岡市の田辺市長は、定例会見で市内の認定こども園などに対し、送迎時のバス利用などについて調査を始めたことを明らかにしました。

静岡市 田辺信宏市長:「今回の事故は私自身も心を痛めている。起きてはならないことが起きてしまった、静岡市としても重く受け止めている。(今後)バスの送迎だけではなく、登園・降園の安全管理について改めて不備がないかを確認し、必要に応じて改善に向けた指導を行っていくことはもとより、命を守るという観点でさらにできる対策が無いかを検討していきたい」

バス送迎している幼稚園では…

 では、普段からバスの送迎をしている幼稚園は…

静岡翔洋幼稚園 「ありがとうございます」

園児が全員降りた後、車内をくまなくチェックする職員。

 静岡市清水区にある「静岡翔洋幼稚園」。園児およそ110人のうち、3歳から5歳までの90人ほどが4台のバスに分かれて登園しています。

 こちらの園では、園児がバスに乗るときに「健康観察シート」を職員が受け取り、名簿と照らし合わせながら誰が乗ったかを確認しています。

車内は必ずチェック

 置き去りを防ぐために、園児がバスから降りる際には職員2人で見守りを行います。全員が降りた後には同乗していた職員が必ず車内を確認、バスを駐車場にとめた後、運転手が改めて確認する、“3重チェック”の態勢です。

静岡翔洋幼稚園 斎藤茉未保育教諭:「人がいないかもそうだが、忘れ物がないかも同時にチェックしている」

Q.子どもが残っていたら確実に分かる?

A.「確実に分かります」

 登園した後には、クラスで出欠を確認。「健康観察シート」と照らし合わせながら、子どもたちの名前を一人ずつ呼んで、実際に登園しているかを確かめます。

 こうした安全管理態勢に送迎バスを利用している保護者は…。

保護者:「(事件があって)やっぱりちょっと心配なところもあるが、幼稚園の先生がきちんと確認をしていただいていると思っているので、そこは安心している」

 職員室には、当日の欠席者がひと目でわかるボードを設置。「健康観察シート」があるにも関わらず、園児が見当たらない場合はすぐに保護者に連絡するルールとなっています。

「できるチェックはする。アプリは便利だが過信しない」  今回の事件で浮き彫りとなったのが、チェック態勢の重要さです。

静岡翔洋幼稚園 江﨑雅治園長:「本当に悲しい、痛ましい事件で、ショックで仕方がない。人はミスをするので、しないようにしていても。ですので、人為的なミスは避けたくても避けられない場合があるので、とにかくできるチェックは常にしようということは意識してやっている」

 亡くなった女の子が通っていた川崎幼稚園では、登園管理アプリを導入していながらも、最悪の事態を防ぐことはできませんでした。

 静岡翔洋幼稚園の江崎園長は、大事なのはどのように安全管理のルールを運用するかだと指摘します。

静岡翔洋幼稚園 江﨑雅治園長:「(アプリは)いろんな意味で便利だと思うし、使うことがいけないとも思わない。ただ、それを過信してしまうことはいけなくて、単純にアプリに任せておけばいいではなくて、私たちのできる範囲のことを一生懸命することが大切。使う人が本当にアプリの特性を知った上で、いかに使っていくかが大事ではないかと思っている。便利なものも使い方によっては、本当に危険なものになることもあり得る」

 幼い命はなぜ奪われたのか? 警察は今後も引き続き、園の職員らに事情聴取をするなどして捜査を続けていくということです。

      (9月17日放送)

 女児は両親から「バスの中では会話を控え、最後に降りること」と教えられていたといい、この日も声掛けを待っていた可能性がある。ところが声掛けや降り忘れの確認をされることなく、バスを施錠されてしまったとみられる。園とバスを止める駐車場は歩行距離で200メートル以上離れていて、乗務員が再度バス内を点検する決まりはなかったという。


文科省の通達は無視だったのか、言い逃れのために「乗務員が再度バス内を点検する決まりはなかった」としているのかはっきりするべきだと思うね。バスを運転していた増田立義元園長は職員には置き去りについて指導していたとどこかのニュースでは書かれていた。

元園長、女児に声掛けせず バス降車の機会失う? 牧之原・園児置き去り事件 09/16/22(静岡新聞)

 牧之原市静波の認定こども園「川崎幼稚園」の女児(3)が送迎バス内に置き去りにされて死亡した事件で、当日にバスに乗るはずだった運転手が普段、女児に降車を促す声掛けをしていたことが16日、関係者への取材で分かった。臨時で運転した理事長兼園長(73)=8日付で辞任=はこの声掛けをしておらず、女児は降車のタイミングを失ってしまった可能性がある。

 関係者によると、同園はバス運転手と送迎を補助する乗務員の組み合わせを曜日ごとに決めていたが、事件当日の5日は本来の運転手が休みとなり元園長が代行した。乗務員の女性派遣職員は3年間ほど業務に携わり、普段と同様に低年齢児の降車を手助けし、他の園児たちに自分で降りてくるよう伝えたという。普段はこの後、遅い順番で降りる女児に改めて運転手が声を掛けることにしていたとみられる。

 女児は両親から「バスの中では会話を控え、最後に降りること」と教えられていたといい、この日も声掛けを待っていた可能性がある。ところが声掛けや降り忘れの確認をされることなく、バスを施錠されてしまったとみられる。園とバスを止める駐車場は歩行距離で200メートル以上離れていて、乗務員が再度バス内を点検する決まりはなかったという。

 女児は約5時間後、バスの中で倒れているところを帰りのバスの運転手に発見された。死因は熱射病だった。県警は同園の安全管理に問題があったとみて、業務上過失致死の疑いで捜査している。

残念だが完璧な解決方法はないと思う。原爆の被害者や水俣病の被害者に関するニュースを見る限り、たぶん、コストの面で全ての人達を救済すると国に負担が思いから救済策に対して国は渋っているのだと思う。だそすれば、「2世信者らを社会から排除していいの?」に対しても同じ事が言えると思う。2世信者が存在するから世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の解散はだめだと言うのはおかしい。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が存在し続ければ、3世信者の問題が発生する。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が解散して、日本で宗教法人として認められなくても、信仰や教えを個人レベルで持ち続ける事は可能だと思う。
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)ではなく、信者の心の隙間を満たしてくれる物や信仰であれば良いのであれば、他の選択を選ぶことが可能な信者達はいると思う。
タリバンが国を治めるアフガニスタンを考えれば世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が宗教法人の資格を失っても、アフガニスタンの状況よりもはるかに良いと思う。だから「2世信者らを社会から排除していいの?」に関して真剣に心配する必要はない。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が宗教法人の資格を失い、勢いがなくなる事で喜ぶ人達は存在する。合同結婚式があるのだから、韓国で偏見や差別がないのあれば、韓国で暮らすことだって、日本以外の国で暮らすことだって可能。「2世信者らを社会から排除していいの?」の大義名分を最大限に使って、時間稼ぎと時間と共に忘れられる事を考えていると思う。
インターネットやSMSの普及で情報戦が活発になり、どこまでは事実なのか真実なのか、難しい部分はある。ただ、政治家達や政党にかなり食い込んでいる問題がある宗教団体は排除する対応が必要だと思う。30年の間に国民の注目を受けずにここまで成長したカルト集団、又は、カルト教団は排除するべきだと思う。

タリバン復権から1年 アフガニスタン各地をBBC特派員が取材 08/15/22(BBCニュース)

「2世信者らを社会から排除していいの?」旧統一教会・関連団体との接点で実名公表の『自民議員が語る』"危惧すること" 09/16/22(MBSニュース)

自民党が実施した旧統一教会と所属国会議員の接点に関する調査結果。接点があったとされる179人のうち、121人の実名が公表されたが、このうち、関連団体への会合「出席」「講演」と「会費等の支出」の3つの項目で接点が確認された議員がいる。滋賀1区選出の大岡敏孝衆院議員だ。

【写真を見る】言い訳?危機感の裏返し?…記者に見せた自民議員の素顔

 9割近くの議員が旧統一教会との関連について「認識がなかった」(茂木幹事長)とする中、その関連を「知っていた」と語る、ある意味“少数派の議員”でもある。多くの議員が口を閉ざす中、あえて「取材に答える」というので、衆院会館の事務所を訪ね、改めて統一教会との関係や今の状況を聞いた。

 まず、9割の自民党議員が旧統一教会の関連団体である認識がなかったとされる点について聞くと、大岡議員は「自民党は"素人の集まり"ということですか?それはありえないと思います」と率直に疑問を呈した。

 大岡議員自身、関連団体(世界女性平和連合)の会合に出席しているが「呼び掛けたのは、地元の支援者であり(中略)世界平和連合の人たちであることはわかっていたし、旧統一教会の関係団体であることはわかったうえで対応した」と当初から認識があったことを認めた。

 ただ最初に「旧統一教会がいままでやっていた霊感商法とか、社会的問題になったことはどうなっているのか?」と質したのだという。先方からは「過去には問題があったが、今はそれを反省して、そういうことは一切やっていない」という説明を受けたという。

 だが実際には、旧統一教会は高額な壺などを買わせるかつての「霊感商法」から、高額の献金に対する見返りという形式に変わってきたといい、その手法は非常に巧妙化していると専門家は指摘している(ジャーナリスト鈴木エイト氏 よんチャンTVから)。

 一方で大岡議員は「旧統一教会をかばう気もないし、擁護する気もない。過去にやってきたことを水に流すつもりもないし、被害に苦しんでいる人も多いと思うので、しっかりと支えたいと思う」とも語った。

自民・滋賀県連「地方議員の調査はしない」に抗議殺到

 今、問題視されているのは、旧統一教会の活動が自民党の「政策決定」に影響を与えたのかどうかという点だ。大岡議員自身も会合などへの参加で、何らかの影響を受けることはなかったのか...この点について次のように強調した。

(大岡敏孝衆院議員) 「伝統的な性別を大事にしているので(旧統一教会は)LGBTには反対しているが、私はLGBTの社会的な理解の増進が必要だと彼らに伝えたし、日韓トンネルにも『はっきりそういう考えはない』と。同じお金を使うなら、沖縄までトンネルを掘りますと言っていますから、そういう意味では影響はうけていない」と強調した。

 一方、大岡氏が会長を務める自民党滋賀県連では9月11日、地方議員については旧統一教会との関係を「調査しない」ことを決めた。旧統一教会の地方政治への浸透が問題視される中、岸田文雄総裁は9月8日、地方議員についても「関係を持たない方針を徹底してもらう」と表明している。

 大岡議員は「広く地域のお世話をするのが地方議員の役割」だと前置きしたうえで、「私たち国会議員は、組織として(旧統一教会と)一切の関係を断つ、相談には接触しないので『子供がいじめられてどうしたらいいのか』という相談にはもう組織としてのれない。ここは地方議員の出番で、地域で行き場をなくしている子供たちや親御さんがいれば、統一教会であろうとなかろうと相談に乗ってほしいと要請した」と語った。

 また、地域活動の役員などに旧統一教会の信者がいる可能性はあるが、そこまでは調べきれないとし、憲法で保障されている「信教の自由」に抵触する可能性もあるとの見解を示した。旧統一教会の「宗教の問題」と「信者個人の問題」は切り分けるという姿勢だが、信者との関係を"半ば容認した"とも言え、事務所には多くの抗議電話が寄せられているという。

「旧統一教会の実態把握」が大事 民主主義から"はじかれる信者"に危惧  秋の臨時国会では旧統一教会問題がクローズアップされ、とりわけ「法整備」の行方に注目が集まっている。立憲民主党は「カルト被害防止・救済法案」を作成中で、野党ヒアリングには2世信者が呼ばれ「高額献金を規制するべきだ」と訴えた。日本維新の会も弁護士から被害実態のヒアリングを行うなどしており、信者らの所得に応じ、寄付の上限規制を設けることが可能か検討するなど、法案を準備中だ。自民党は岸田総裁が、党の消費者問題調査会の下に小委員会を立ち上げ、被害防止や救済について検討するというが、あくまで現行法下でできることを模索するという姿勢だ。(9月8日に行われた閉会中審査での総理答弁)

 大岡議員は「必要な法改正は躊躇するべきではない」とする一方で、まずは旧統一教会の実態を把握することが大事だと訴えた。

 さらに大岡議員は次のように今の状況が続けば"憎しみの連鎖"を生みかねないと独自の見解を語った。

 (大岡敏孝衆院議員)  「今の論調は、過去に何をやっていたのか、今何をやらせているのか、こういった事実認定や分析をしないまま、旧統一教会の信者やその関係者を『十把一絡げ(じっぱひとからげ)』にして、連座制を適用して"全員悪人"と、民主主義から排除すると。彼らは国民でありながら、民主主義政治にアクセスできないということになるので、今そういう方向に進みつつあるのを、私は危惧している」

 確かに、旧統一教会問題の報道が続く中、現役信者がおかれている社会的な状況はあまり伝わってこない。

 旧統一教会の問題を長年取材している鈴木エイト氏はMBSの取材に対して次のように答えている。

 (鈴木エイト氏)

 「現役の2世信者のケアーなどをどうするのか、国や自民党は基準を出して、信者の人権を守った上で相談に乗るべきではないのか。カルト問題の本質は、中の人は"被害者でもある"という視点で、山上容疑者のような社会から隔絶された存在を増やしてはいけない」

 実名が公表された自民党の議員から積極的な発信が乏しい中、あえて発言する大岡氏の意図はどこにあるのか。それは「壮大な言い訳」なのか、それとも「危機感の裏返し」か。旧統一教会をめぐる一連の世論に、一石を投じることになるだろうか。

 毎日放送報道情報局 解説委員 三澤 肇

いつから始まったのか、いつから変わったのかよくわからないが、「信ぴょう性が…」と言うよりも、これが安倍晋三元首相と彼の時代の自民党の本当の姿だと思う。
ごまかせば良い、何とかやり過ごせばよい、そして国民はそのうちに忘れるか、諦めるだろうと思っているからこのような選択になると思う。まあ、その意味ではある一定部分の有権者達にも責任がある。
日本が衰退している状況で、政治や政治家達の問題が明確になっているのは運が悪いと思う。まあ、一部の日本国民は影響を受けるだろうけど、自業自得かもしれない。民主党(立憲民主党議員の多く)が国民から支持されないのは、実際に過去の事実が原因。しかし、理解しているのか、理解していないのか変われていない。だから自民党が選挙に勝ってしまった。今は、野党に凄くチャンスが回ってきていると思うけど、生かせる野党は少ないのが現状。
もう日本はだめな政治と政治家達と一緒に落ちていくしかないのかもしれない。まあ、歴史を見れば、衰退は兆候が見えるまでに既に始まっている事が多い。そう言う意味では国民が思う以上に負の浸食は進んでいる可能性は高いと思う。

「信ぴょう性が…」嘆く自民 旧統一教会との接点、追加報告続々 09/16/22(毎日新聞)

 自民党所属国会議員と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点に関する調査結果が8日に発表されて以降、新たな関係が判明したとして追加の報告や修正をする議員が相次いでいる。党執行部は結果の再公表は予定していないが、今後も追加報告が続けば説明責任を求める声が高まるのは必至で、対応に苦慮している。

 同党の茂木敏充幹事長は8日の記者会見で、党所属議員379人中179人が教団と何らかの接点があったと明らかにし、関係の濃淡に応じて121人の氏名を公表した。

 山本朋広元副防衛相は当初、教団関連団体の会合に出席したと報告していたが、教団の韓鶴子(ハンハクチャ)総裁も出席した旧統一教会主催の会合だったとの指摘を受け、9日に内容を修正した。毎日新聞の取材に「改めて確認し、旧統一教会主催の会合であったことが判明した」と説明。「旧統一教会に限らず、国民から疑念を抱かれるような個人や団体とはいかなる場合でも今後お付き合いすることがないよう自分を律する」と回答した。

 木原誠二官房副長官は12日に、関連団体が主催したパネルディスカッションに参加していたとの外部の指摘を受け、「記憶が呼び起こされた」などとして党への追加報告を発表。今村雅弘元復興相は関連団体が開催した会合で複数回あいさつしていたとして、9日に報告を修正したと明らかにした。

 関係者によると、これらの他にも報道機関からの指摘を受けて追加報告、修正したケースがあるとみられ、党本部には今も報告が続いているという。中堅議員は「きりがない」と嘆き、ある議員秘書は「最初の報告に疑いの目が向けられ、虚偽報告ではないかとの問い合わせが相次いでいる。迷惑だ」と憤った。立憲民主党の泉健太代表は16日の記者会見で「やはり自民党の個々の自主点検では弱いということだ」と批判した。

 追加分を含めた報告結果を再公表すべきだとの声は自民党内にもあるが、党幹部は「取り扱いの難しい問題だ。『追加調査』と受け取られれば、最初の調査の信ぴょう性が揺らいでしまう」。別の幹部は「これからも、いろいろと新しい話が出てくるだろう。この問題はまだしばらく収まらないだろう」と悲観的な見方を示した。【東久保逸夫、畠山嵩】

高知の海岸線は外洋に接しているので瀬戸内海とは違う。サーフィンをしている人達がいると言う事はそれなりの波が来ると言う事。また、津波を想定した高台があったり、瀬戸内海とは違う事に気付くと思う。
個人的には泳ぎは得意でないので、海には近づかない。
波に流された学生は泳ぎが得意なのか知らないが、得意であっても高知と台風接近による高波で残念だけど助からない可能性は高いと思う。

旅行中の男子大学生、波に流され行方不明「足でもつけようか」と波打ち際に…台風接近の高知・桂浜公園 09/16/22(テレビ高知)

16日午前高知市の桂浜公園の海岸で、県外から旅行に来ていた20代の男子大学生が波にさらわれ行方不明となっています。

【写真を見る】旅行中の男子大学生、波に流され行方不明「足でもつけようか」と波打ち際に…台風接近の高知・桂浜公園

行方が分からなくなっているのは兵庫県神戸市の大学生、仙波壮一郎さんです。警察と消防、高知海上保安部の調べによりますと、仙波さんは幼馴染みの友人2人と桂浜公園内にある東浜の波打ち際で遊んでいて、浜に座っていたところを高い波にさらわれ、行方が分からなくなったということです。仙波さんら3人は15日から観光で高知を訪れていて、桂浜公園に到着し、「時間があるので足でもつけようか」という話になったということです。

現場は遊泳禁止のエリアで、台風の接近の伴い、波の高さが3メートルありました。巡視船やヘリなどで捜索が行われていますが、仙波さんはまだ見つかっていません。

テレビ高知

赤木雅子さん 佐川元局長ら3人を刑事告発 森友公文書改ざん 「文書確認できず」と虚偽記載 09/16/22(関西テレビ)

公文書の改ざんを苦に近畿財務局の職員赤木俊夫さんが自殺した問題で、妻の雅子さんが財務省の佐川元理財局長などを東京地検特捜部に刑事告発しました。

赤木雅子さんが刑事告発したのは、財務省の佐川宣寿元理財局長・中村稔元理財局総務課長・田村嘉啓元理財局国有財産審理室長の3人です。

雅子さんの夫で、近畿財務局の職員だった赤木俊夫さん(当時54)は、学校法人「森友学園」に関する公文書の改ざんを苦にうつ病を発症し、2018年に自殺しました。

告発状によると、森友学園側と財務局の面会記録など事件に関係する行政文書の開示請求をされた際、佐川元理財局長ら3人は、文書が存在すると知りながら、これを意図的に存在しないものとして扱いました。

その上で、「文書の保有が確認できなかった」などとうその理由を記載した不開示決定の決済文書を作成し、請求者の通知を送ったもので、有印虚偽公文書作成と行使の罪にあたるとして、16日、3人を東京地検特捜部に刑事告発しました。

 静岡の園をめぐっては、運転手や同乗していた職員の年齢なども含め、個人を責めるような報道も目に付きます。もちろん、この2人に過失がないとは言えませんが、個人を攻撃しても、事故を防ぐことにはつながりません。そこを、改めて意識してほしいです。d


もし自分の子供がバスに置き去りされて死亡して、運転手が私に過失がないとは言えませんが、私を攻撃しても事故を防ぐことにはなりませんと言われたら、切れます。もし幼稚園教諭でバスの運転手を兼務する人がそのような考えであれば、幼稚園のポリシーとして明確に宣言してもらえば、安くても、近くでも、個人的には預ける選択はしない。
保育園,、幼稚園そしてこども園などいろいろな施設があり、いろいろな経営スタイルがあると思う。問題があればどのような対応するのか、どのような選択があるのかを考えて判断するべきだと思う。退職して運転手をやっても良い思う人材が見つかるのか?運転手だけでなく、その他の維持管理を定期的にしている人に頼めるのか?バスやタクシー会社でサービスを提供するところがあるのか?保育士の親で暇だから運転手をやっても良いと言う人がいるのか?高くてもバスの送迎サービスを望む保護者が多いのか?地域や保護者の収入の分布の違いで選択は違ってくる。
忙しいは言い訳にならない。チェックリストを作成し、適切に使っていれば問題は起きない。チェックリストがあっても、チェックせずにチェックすれば効果は期待できない。チェックリストがなくても、真面目な人が担当であれば、チェックリストなどなくても事故は起きない。いろいろなやり方がある。人が変わっても最低限の事はやってもらうと言う事であれば、チェックリストは必要。上の人が定期的にチェックして、問題のある人には辞めてもらう、又は、担当を変えるなど補足的な作業をやっていれば結果的に問題は起きる可能性は低い。
行政が問題がある施設は許可を取り消し、定期的にチェックしていれば、許可を維持するために嫌でも対応するしかないので、対応できない施設は淘汰される。
バスが施設内に駐車されれば置き去りにされても気付いてもらえる可能性は高い。いろいろなケースはある。考えればいろいろな選択が出来る。土地が高い都会では無理でも田舎であれば、可能かもしれない。考えて対応すればいろいろ出来る。職員が資格を持っていなくても、資格がない職員はその職員が出来る仕事をしてもらえば、安く職員を雇える。少しゆとりが出来れば精神的に、そして、実際に楽に感じる事だってある。
個人的には急いでいる時こそ、ゆっくりとやろうと自分に言い聞かせる。焦ったところでちょっと手抜きをしようとして失敗する確率が高い事に個人的には気付いている。失敗すれば失敗しないよりも時間がかかることを理解している。だから急いでいても、失敗したら意味がないと言い聞かせながら作業をする。失敗した時のリスクを考えて無理はしない。まあ、人の考え方や選択は違うから個々の自己責任でやれば良い。
「運転中も『園についてからやること』『今日一日、どう子どもを保育していこうか』など、いろいろなことを考えざるを得ない状況でした。」と言う事はかなり能力がある人なのだなと思いました。忙しい時には今、やる必要がない事、今、考える必要がない事は個人的にはやらない。何か問題が起きて、急いでいたから問題を起こしましたと言っても、人によっては「だから何」「それで許されると思うのか?」と言われるのは想像できる。言い訳を受け入れるか、受け入れないかは相手次第。
まあ、個人的には問題を起こす組織は、問題が起きる前にいろいろと疑問に思うような事が存在するケースが多いと思う。事故の原因はシングルではなく、いろいろな問題が重なるケースが多いと思う。「個人を責めるのではなく、二度と起こさないための『仕組み作り』」は個人的には疑問。二度と起こさない事はかなり難しい。ただ、効果的にリスクを下げるとか、体質の改善は可能だと思う。ただ、トップに問題があれば改善は難しい。トップの理解なくして変わる事は無理。新しい人材を迎え入れるにしても、問題のある人材に去ってもらうにしても、新人を採用して教育するにしても、トップの許可や承諾なくして不可能だと思う。
最近、ユーチューブでいろいろな人がいろいろな事を言っているが、言葉だけを聞けば凄くロジカル、又は、正しい事を言っている人達は多い。ただ、結果を出すと言う事を前提として聞くと、「??」と思う事を言っているケースは多いと思う。ここがコンサルタントにお金を払う価値があるのかと思う部分だと思う。

園バス運転経験者の思い 余裕ない現場、それでも子どもを守るために 09/16/22(FRIDAY)

 保育園や幼稚園の送迎バス内に子どもが取り残される事故が相次いでいます。静岡県牧之原市内の認定こども園では、車内に取り残された3歳の女の子が亡くなりました。自身も園バスの運転業務に関わったことがあるという保育現場のリスクマネジメントの専門家、遠藤登さんは、現場の余裕のなさを理解しつつも、「一人ひとりの子どもを『見守る』姿勢が欠けていたのでは」と指摘。個人を責めるのではなく、二度と起こさないための「仕組み作り」を考えるべきだと話します。

【インフォ】保育園の対応が気になったら

■「子どもを守るためにしなくてはいけないこと」の議論を

 僕自身も、幼稚園教諭として働いていた20代のころ、バスの運転業務をしていたことがありました。担任としての業務の前に、子どもたちを迎えに行っていたのです。

 子どもを迎える前から仕事がスタートするので、とても早い時間から動きますし、運転中も「園についてからやること」「今日一日、どう子どもを保育していこうか」など、いろいろなことを考えざるを得ない状況でした。

 もちろん、こうしているなかでも子どもの安全管理は徹底されるべきです。しかし、保育にも関わりながら運転業務をすることについて、余裕のなさがあることも実感としてわかります。人手が不足していることで、運転手を雇うことが難しく、保育業務と兼務している園はたくさんあるのではないでしょうか。

 ただ、現場の忙しさは改善が必要ではありますが、それとは別の視点で「子どもを守るためにしなくてはいけないこと」の議論が進められることが必要です。

■朝の受け入れ時、求められる視点

 園バスの中に子どもが取り残されてしまった事故については、それがいつ発生したかによって、考えるべき対策も変わってくると思っています。

 今回のように、特に朝の送迎時に発生していることについては、保育の専門性の観点からもしっかりと問題を指摘しなくてはいけません。

 保護者から園に子どもが託される瞬間である、朝の送迎はとても重要なタイミングです。家庭という園の目が届かない場から、子どもを長い時間を預かる切り替えになる部分だからです。

 子どもの様子や表情を注意深く見て、「今日の様子はどうかな」「昨日と変わっていることはないかな」と、細心の注意を払いながら、把握することが求められます。このとき、送迎バスを使っている園では、子どもを保護者から直接託されるわけではなく、園バスという仲介が挟まれることになります。保護者から園に託されるときの窓口が、運転手であり、同乗している職員です。そうした意識が、事故を起こしてしまった園では欠如していたように思えてなりません。

 静岡の園をめぐっては、運転手や同乗していた職員の年齢なども含め、個人を責めるような報道も目に付きます。もちろん、この2人に過失がないとは言えませんが、個人を攻撃しても、事故を防ぐことにはつながりません。そこを、改めて意識してほしいです。

「下品な害虫」発言 “准看護師学校パワハラ”女性理事長が辞任を表明〈メール入手〉 09/16/22(文春オンライン)を読むとこのような看護師学校にメスを入れないと市場に入っている看護師は増えないのでは?

看護師学校の闇は深そうだが関係者は踏み込めないように思える。ここにも問題があると思う。

「命に携わる仕事なのに…」 人手不足に直面、看護現場からの嘆き 09/16/22(朝日新聞)

 政府は約20年後の2040年に、医療・福祉分野で96万人の人材が不足すると推計する。ただ、看護の現場では、すでに厳しい人手不足に直面し始めている。

【写真】2022年版の厚生労働白書。「今後、現役世代の急減が懸念される」と指摘している

 「命に携わる仕事なのに人が足りない。『何も起きないでほしい』と思いながら夜勤に入っている」

 東北地方の総合病院で働く20代の看護師はそう嘆く。新型コロナウイルスへの対応で、現場の負担感は一層増している。

 人手不足を最も痛感するのが夜勤だ。女性は月4回ほど入るが、1人で15~20の病床をみなければならないという。高齢者が多く、夜になると不安や恐怖を感じて大声を出す「夜間せん妄」のケアをしたり、急変した人の世話をしたりと業務に追われる。

 ほかにも排泄(はいせつ)物の処理などやるべきことは多い。「患者の対応をしている最中に他に急変する人が出たら、気づくのが遅れる可能性もある」。そんな不安と常に隣り合わせだ。

 勤務する病院では新型コロナの患者も受け入れている。コロナ病棟の看護師を確保するために、病棟間で看護師の人繰りを調整する必要があり、普段の診療科目とは異なる病棟でも短期間での異動を迫られる。

 「何かミスが起こったら命に関わる。覚えるのに必死」。それでも病院全体で職員を増やすような動きは見えないという。

光代社長は夫の爆笑問題・太田光さんを愛している、又は、守りたいと思っているから今回の行動を起こしたと思うけど、芸人で他人を馬鹿にしたり、おちょくる様なスタイルなので、批判されたから法的措置をチラつかせるのは間違っている、又は、良い効果は生まれないと思う。
「宗教2世」で苦しんだのなら、歪んだ思想で不幸な人達を増やす、そして、選択権のない子供達に影響を与える団体や宗教団体は少なくともこの日本から存在できなくなるような行動を取るべき、又は、同じ被害者を出しては行けないと思うと推測するけど、そのようには考えないのだろうか?
信者で元信者になっていない人達は中途半端な状態になって苦しむ可能性はある。子供の事故で失った親が、子供を失った喪失感や子供を思い出さないために、何かに没頭する、又は、何らかの行動に執着する事はある。喪失感を何かで置き換えたり、何か代わりになる物を探さないといけなくなると思う。
歪んだ思想で不幸な人達を増やす、そして、選択権のない子供達に影響を与える団体や宗教団体はなくなっても良い、そして、少なくとも日本ではなくなるように法改正が必要だと思う。
人々に影響を与える人達の行動や発言は、諸刃の剣だと言う事を事務所のタレントに教育した方が良いと思う。良い方向、そして、悪い方向のどちらに対しても影響はある。信念があって批判を受けるけれど言いたい事があるのならそれはそれで立派な事だと思う。間違っているか、間違っていないのかは、考え方や基準が違いは違う。批判を受ける事がわかっていて行動に移すことは覚悟や勇気が必要。個人的な意見だけど、法的措置をチラつかせるのなら、批判を浴びるような事は言わない方が良いと思う。退屈かもしれないが、そして、視聴率に影響するかもしれないが、そこそこの事を言っていれば良いと思う。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

har*****

まあ検証するまでもなく、炎天下の車に乗り込んだときのあの尋常じゃない暑さを思えば車内にエアコンもなしで数時間放置されたときの苦痛は想像に難くない。本当にあってはならないミスだったが、それをやらかしてしまうのもまた人間であってこれを教訓にヒューマンエラー防止策をハードウェアの側から講じるべきだと思う。アメリカのアラームを最後部まで消しに行くシステムなんてめちゃくちゃ優秀だと思うよ。


yacht推進研究所

太田さんの発言は、基本的に何もおかしくないと思う。

つまり、旧統一教会を追及することも、解散させることも別に否定していない。

ただ、「信教の自由」とかを考えなければならないという“フェーズ”(面、部分)があるよ、といっているだけだと思う。

むしろ、世間がなぜこんなに過敏に反応するのか不思議。

太田さんの指摘など「それはそれ」(そういう面もまあ、考えていきましょう)として、旧統一教会を追及すればいいだけだと思うのだが。

おそらく世間の人たちは、この問題について、理論的にどのように整理して決着をつければいいのかについて自信がないのだろう。

それで、水を差すような意見があると自信が持てなくなってしまい、怒りを感じるのかもしれないが、それは自分が勉強して理論武装するしかない。

「信教の自由」の問題を迂闊に扱うと、国際的にも批判を浴び、旧統一教会問題追及が失敗する原因にもなりかねない。


これからもよろしくお願いします。

人気商売というのは、自分の都合で常に物事を進めることはできないことも少なくないので、つらい一面があることは否めません。そのために高い出演料を得ているとも言えます。

太田氏は、自分の言っていることが視聴者から批判されることを承知の上で、旧統一教会をかばうような発言を繰り返しているのだから、批判を承知でしょう。

批判が嫌なら主張を変えるか、タレントをやめることだと思います。現状のままで、あくまで旧統一教会を擁護する言動は、視聴者から厳しく批判されても仕方がない。

ただ、違法な方法による批判は、許されない。


カルト教団を含め、宗教を同じカテゴリーで考えるのは個人的には間違いだと思う。極端な例でイスラム教のテロリスト集団が日本で増えるとは思わないが、増えた場合、どうするのか?「信教の自由」と綺麗ごとで済ませる事が出来るのかと思う。軍隊の問題もしている。ロシアとウクライナの戦闘で多くの国が軍事費を増やしている。話し合えば良いとか、平和的な解決とか言っても、現実に起きている事に対して有効な手がなく、目には目を歯には歯を的な戦闘になっている。宗教の問題にしても、現状よりももっと悪い事が起きてからでは遅いと思う。
犯罪行為を行っても、現状の法律で裁くことが出来なければ、証拠がなければ、処分されることはない。知床 観光船「KAZU I(カズワン)」沈没事故で行方不明の人達が死亡していると考えて、26人がなくなっても、知床 観光船の社長は逮捕されない。法的に逮捕されないようなシステムになっているから。しかし、たった50円、又は、100円の物でも万引きして、捕まり、警察に通報されれば現行の法で逮捕される。現行の法やシステム次第で、結果は大きく違ってくる。国が違えば、法は違う。良いか悪いかの意見はあっても、現行の法であれば、それが基準となる。
誤認逮捕や冤罪は存在する。そして誤認逮捕や冤罪は存在する法的システムと人材達が存在するのは結果が出ている以上、事実。つまり、現状で100%のシステムはないと言う事だと思う。だから「信教の自由」が正しいとは限らないし、現状では、「信教の自由」は法律の一部になっているだけ。間違っていれば変えれば良いし、間違っている、間違っていないに関係なく、多くの人達が改正を望めば改正の可能性はある。現状では出来る、出来ないは判断出来ても、将来に、出来る、出来ないは法改正次第だと思う。

「本当はやりたくない」旧統一教会で「炎上」爆笑問題・太田光さん事務所が法的措置…「宗教2世」告白の光代社長に「真意」聞く 09/15/22(FRIDAY)

お笑いコンビ「爆笑問題」らの所属事務所「タイタン」が、タレントに関するSNS上の誹謗中傷やデマの拡散に対して法的措置をとる考えを示した。

【画像】持論が賛否呼ぶ太田光さん

「爆笑」の太田光さんがテレビ番組などで「旧統一教会」に関する考えを述べたところ、ネット上では批判的な投稿が相次いでいた。ついには、ツイッターで「#太田光をテレビに出すな」がトレンド入りする事態となっている。

太田さんの妻であり、タイタン社長である太田光代さんはリリース翌日の9月15日、弁護士ドットコムニュースの取材に応じて、リリースを出すに至った思いだけでなく、「宗教2世」としての過去を語った。

光代さんは、ある宗教の信者だった実母に胎児のころに入信させられ、のちに「このままでは母を殺してしまう」とまで思い悩んでいたという。

●太田さんへの攻撃が日に日に強まっている

タイタンは14日、公式サイトで、「非常に残念なことに、叱咤激励の範囲を大幅に超えて、タレント個人に対する人格攻撃とも取れる誹謗中傷等も散見される」状況にあるとうったえた。

会社としてタレントを守るために「表現の自由の範囲内を超えていると判断される誹謗中傷や虚偽事実の拡散等につきましては、不本意ではございますが、刑事告訴や被害届の提出を含む法的措置により、毅然とした対応を取って参ります」とし、自覚ある投稿者に削除などの対応を呼びかけた。

タイタン所属の太田光さんは、安倍元首相銃撃事件に端を発した「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)をめぐる問題について、メディア上でたびたび発言している。教団への批判が高まる中で、信仰をもつ信者が偏見の目で見られるのではないかといった意見を述べ、賛否を呼んでいた。

●本当は法的措置なんて取りたくない

太田さんの妻でもあり、事務所代表をつとめる光代さんは、弁護士ドットコムニュースの取材に「法的措置」の意向を明らかにするに至った考えを語った。

「リリースは、会社としてタレント全員を守るためのものであって、その中には太田(光さん)も含まれますが、太田のことがあって出したものではありません」

だが、太田さんが旧統一教会について語る言葉が「教団擁護」と受け取られ、それが事務所や、ほかのタレントへの攻撃につながっているような状況があるという。

「リリースにも『愛されるタレント育成』とあるように、特に若手のために法的措置ということをしっかりここで示す必要があると考えました。太田を今さら愛されるタレントにしようと思うわけがありませんし。

そのとばっちりか、SNSでは憶測から事務所の若手タレントにも『死ね』だとか、嫌がらせのひどい言葉が投げかけられています。

太田も傷つくことはある人ですが、SNSをやっていませんし、見ることもありません。何かあればテレビやラジオなど言い返せる場所があって、批判をはねかえせます。最近では、爆笑問題のYouTubeも始めました。ただ、若手はSNSをやっていますし、見ます。言い返せるかというと、そうでもありません。

今に始まったことではありませんが、事務所にも、脅迫や変な電話がたくさんかかってきます。全部録音していますし、阿佐ヶ谷の芸能事務所はうちくらいなので、杉並警察署もよく気にかけてくれています。過去には、事務所に来た人が、私不在の間に、私が経営する店の女の子を人質にとったことまでありました」

ネット上の投稿が過激化して、事務所関係者が身の危険を感じる事態となるにあたり、今のうちが釘をさすタイミングだと感じたというのだ。

太田さんらへの殺害予告がネット掲示板に投稿されたこともあったという。

「警察はすぐに動いてくれました。大学生なら大人だと思うので許しませんけど、捕まえてみると、みんな子どもなんです。高校生や小学生までいました。お父さんお母さんがやって来て、『子どもに将来があるから』と両手をついて謝るんです。

私はそういうのイヤなので、正直なところ、今回も法的措置をとりたくない。ただ、今年7月には侮辱罪も厳罰化されました。そういうタイミングで、ネットの誹謗中傷やデマに対して、会社として方針を示しておこうと。それでも引かないなら、それはそれで粛々と対応します」

●突然の「私は宗教2世」カミングアウト、突然思い出した自分の過去

光代さんは先月末、自身のツイッターで、突然「宗教2世」であることを告白した。実母が、旧統一教会ではないある宗教の信者だったという。

〈母と、私の実の父が別れた後に私が産まれました。母は離れていった父に対抗するような宗教を選び、私が産まれて直ぐに入信させました。当時は宗教の自由など機能していません〉

〈私が宗教二世だったからかな。子供の時、育ての父が助けてくれて脱会したけど。今問題の教会ではないけど。親戚の中にも宗教の人いるから。だから全く関係ないアーリン(編注:太田光さんのこと)が。私の犠牲になっているのかな〉

これらのつぶやきもまたネットニュースになるなど波紋を呼んだ。太田さんのことを絡めた内容の投稿もあり、意図するところはなんだったのか。

「悲しげに書いてしまったと思います。でも、私、宗教2世だったことを忘れていたんです。思い出させてくれたのが、太田でした。家でテレビを見てたら、山上(徹也)容疑者が宗教2世だったことが報じられていて。太田に『みっちゃんもがっつり宗教2世だからね』って指摘されたんです。

自分でもハッとしてしまって。みんなで集まって祈ったり、拝んだり、いろんなことを教えられて、教えへの疑問が子どもながらに湧いてきて、あんなに大変な思いをしていたのに、イヤな記憶だったから封じ込めておいたのかも。それでビックリしちゃってツイートしたということです」

●数千万円の仏壇購入…「このままでは母殺す」高校時代に家飛び出す

「母は未婚で私を産みました。私が胎児のときですね。生まれる何カ月か前に入信させられているんです。母とその後、結婚した育ての父が宗教ダメな人ですよということを許諾して結婚したはずだったんですけど、それなのに勧誘の人を連れてきました。

私が小学4~5年のとき、育ての父が1年ほどかけて脱会させてくれました。この子は自分で宗教を選べない。なのに、入信させるのは違法だとまで言い続けてくれました。それまで、信者がいつも家に来ます。父や母や信者の話を聞いて、幸いなことに父の話がまともに聞こえたんです。

母は昔、数千万円する、でっかい仏壇を買ってきました。父はそれを見て母と別れようとしましたが、私は置いてかれると困るので必死で引き止めました。

17歳の高校生のころには、一緒にいたらこの人(母)を殺してしまうと思ったので、家を出ました。母は、私の住む地域が変わるというので、その支部の信者を紹介しようとしました。

そういう、いろんなことを今は思い出せますよ。不思議と忘れていたことに驚いただけです。『娘の面倒にはならない』と言っていた母は今、一緒に暮らしています。今では宗教チックなことはやめてもらっています」

●太田光さんは「決めつけ」がイヤなのでは

多額の献金による被害が多数報告されている教団のおこないを正当化するのかと、太田さんの発言が識者から批判されて、ネット上で糾弾されている。この状況を受けて、光代さんは太田さんの考えを「私にも理解しがたいところはあるが」との前提で代弁した。

「テレビで盛んに報じられていた霊感商法や合同結婚式をリアルタイムに見ていたのは、私たちの世代です。太田には、『サンジャポ』でも、ほかの番組でも、安倍さんが撃たれるまで何も報じてこなかったテレビに対するジレンマのような気持ちがあるのでは。

そして、まだ未確定な部分がある中で、『たぶん』『おそらく』の話で決めつけるのはイヤなんだと思います。また、ある種の『弾圧』を受ける中で、教団が結束を強めていくことへの危惧もしているのではないでしょうか。

批判一辺倒の状況で、信者たちが『弾圧』され、傷つくことにも思いを巡らしているはずです。

ネットの反対意見は絶対に必要です。ただ、一定のラインを超えた人に対して、タイタンが、会社としてタレントを守ることもそれと矛盾しません」

弁護士ドットコムニュース編集部

博士号を持つドクターを増やす、弁護士を増やす、そして、ゆとり教育は結果として失敗した。結局、ある段階までしか検討せずに、又は、全体的などのようになるのか深く考えずに行動に移した結果だと思う。今、ギフティッドチルドレンを始めようとしているが多分失敗するだろう。それよりは義務教育の時に、考えが甘くても何をやりたいのか考えさせて、実際にどのような問題があるのか考えさせたり、何をやるべきなのか教えたりして無駄をなくす方が良いと思う。また、どのような分野に進むのが現状では安定しているのかを教えて、同時に自己責任による判断のメリットとデメリットを教えるべきだと思う。全ての子供が理解できるとは思っていない。そして、現実を知る事によって将来に対して悲観的感情を持つかもしれないが、現実の問題から目を背けて、結婚や家族が出来てから問題を考えるよりは総合的に考えて良いと思う。
失敗して学ぶ人達は多くいるから失敗しても良いと思うが、皆が失敗から学ぶわけでもないし、若い時に失敗するのは挽回できるチャンスはあると思うが、ある年齢に達すると挽回できるチャンスは減ると思う。
外国で存在する事を真似て日本でやると失敗する事がある。それは、文化だったり、社会的な問題だったりすると思う。下記の問題は、興味を持っている分野で働くことが人生の安定につながらない場合、能力が高くても、人によっては興味よりも、現実的な安定を選ぶ人はいると言う事。打算で勉強したり、研究するのは良くないのかもしれないが、進んでいる先を知らずに進めば、このような結果はあると言う事だろう。
個々が持っている能力をどのような生かすのか、どのような選択をするのか、そして、運や運命的な出会いが影響して結果が違ってくることはある。人生はアカデミックな能力だけでなく、選択する能力、軌道修正する能力、考えて進む方向を変える能力が、学術的な能力以上に重要な事はあると思う。そう考えるとIQの高い子供たちやギフティッドチルドレンに焦点を当てすぎるのは間違いだと思う。

全国初の「17歳の大学生」になったが…早熟だった「物理の天才」が、いまトレーラー運転手として働くワケ (1/4) (2/4) (3/4) (4/4) 09/15/22 (プレジデントオンライン)

1998年、千葉大学は全国初となる「飛び入学」を実施した。合格した3人は「17歳の大学生」となり、研究者としての将来を嘱望されていた。その後、どんな人生を歩んだのか。読売新聞の人物企画「あれから」をまとめた書籍『人生はそれでも続く』(新潮新書)より、佐藤和俊さんのケースを紹介する――。

【写真】「飛び入学」の前、私立成田高校(千葉県)の化学部時代の佐藤和俊さん

■千葉大学が全国で初めて導入した「飛び入学制度」

 1998年1月、佐藤和俊さんの人生は、一変した。

 「飛び入学 3人合格」

 当時、高校2年生だった佐藤さんには、新聞の見出しが面はゆかった。

 「科学技術の最先端を切り開く人材を育てたい」と、千葉大学が全国で初めて導入した飛び入学制度。「高校に2年以上在籍した特に優れた資質を持つ17歳以上の生徒」に大学の入学資格を認めるもので、中央教育審議会がこの前年6月に制度化を答申していた。

 合格者3人のうちの1人に選ばれた佐藤さんは、17歳の春、「大好きな物理の勉強に没頭できる」と意気揚々と大学の門をくぐった。

 あれから22年。佐藤さんは今、大型トレーラーの運転手となって、夜明けの街を疾走している。

■普通の入試では、千葉大に合格できそうにない

 あれは高校2年の、夏の朝のこと。私立成田高校(千葉県)の担任教師が、「千葉大学が『飛び入学』を始めるそうだ。誰か挑戦してみないか」と教室で呼びかけた。

 「これは、やるしかないな」。佐藤さんはすぐに思った。

 中学の時、「いま見えている星は、もう存在していない可能性がある」と授業で聞いてびっくりした。

 光は一定の速さで動いていて、伝わるのに時間がかかる。だから宇宙で光っているように見える星も、何百年、何千年かけて光が地球に届く間に、星自体が消滅しているかもしれないというのだ。

 「光に速さがあるなんて!」

 それまでは野球部の練習でくたくたに疲れて家に帰って、すぐ寝ていた。でも、辞典で一つの用語を調べると、そこにある別の用語の意味を知りたくなる。知りたい世界がどんどん広がった。物理を理解するために、数学にものめり込んだ。

 ただ一つ、問題があった。

 物理と数学には自信があったが、国語や社会では赤点を取ることもしばしば。両親からは「進学するなら地元国立大の千葉大に」と言われていたが、すべての科目で高得点が求められる普通の入試は、自分は突破できそうにない。

 高卒で就職かも……。そんな考えも頭をよぎっていた頃、〈物理のスペシャリスト〉を求める飛び入学のチャンスが、飛び込んできた。

■3人には「専用の自習室」が用意された

 「われわれには、飛び入学で日本の受験制度に風穴を開けたい、という気持ちがあった。従来の発想にとらわれない『とんがった学生』がほしくて、佐藤君はまさにそういうところがあった」。大学で指導した山本和貫准教授は、そう振り返る。

 全国初の飛び入学試験。第1問は、〈火星の水が失われた原因を論理的に述べよ〉。火星に水がない原因には諸説あり、いわゆる正解がない問題だった。

 「手応えは分からなかった」という佐藤さんだが、見事に最初の合格者3人のうちの1人に選ばれた。

 飛び入学で入った3人は、いわば「特別待遇」だった。

 専用の自習室が用意され、担当の大学院生がついて、個別に学業や生活の相談に乗ってくれた。夏には米国の大学で1カ月間の研修も。世間の関心は高く、海外研修ではメディアの同行取材も受けた。

 それでも、浮かれた気持ちは起きなかった。「存分に勉強できて、ただうれしかった」と佐藤さんは言う。

■宮城県にある財団法人の研究機関に職を得たが…

 大学院にも進み、光の伝わり方を制御できる「フォトニック結晶」を研究テーマに論文を書いて、修士号を得た。

 「佐藤君は好奇心旺盛で、疑問を持つと、しつこく突き詰めていくタイプ。特に光へのこだわりはすごくて、研究者に向いていると思った」

 飛び入学への扉を開いた高校時代の担任教師、関川雅英さん(現・成田高付属中学教頭)はそう語る。

 大学院を出ると、宮城県にある財団法人の研究機関に職を得た。働きながら論文を書いて、博士号も取りたいな。科学者への道は前途洋々――かと思われた。

■研究者としては「食べていけない」現実

 しかし、初任給を受け取った佐藤さんは目を疑う。

 「え、手取りが15万円?」

 就職した前の年、中学の同級生だった妻・裕子さんとの間に長女が生まれていた。

 学生時代の奨学金の返済に加え、郊外に借りたアパートの家賃や通勤のための車の維持費もかかる。

 ご飯と、おかずは1品にして食費を切り詰めた。月に1回、千葉の実家から米やレトルト食品を送ってもらうだけでは足りず、知人に野菜を分けてもらったり、カップラーメンで済ませたり。ギリギリの生活だった。

 仕事はやりがいがあった。専門知識を生かしてベンチャー企業と偏光カメラも開発した。だが、「食べていけない」現実はつらかった。

 この時、佐藤さん25歳。企業の研究職で良さそうな求人を見つけても、面接に行くための新幹線代すら工面できない。家族で実家に戻り、古巣の千葉大に非常勤講師などのポストを分けてもらいながら、予備校の講師もかけもちした。

 1年、また1年と契約更新を続ける日々。「来年も契約してもらえるだろうか」という不安は年ごとに募った。もっと安定した研究職はないか、社会保険を心配せずに暮らせないか――。

■「世の中には、プロを目指してもなれない人はいる」

 30歳を超えて2年が過ぎた時、千葉大の仕事が切れた。ここで佐藤さんは、周囲が驚く決断をする。

 「世の中には、プロを目指してもなれない人はいる」

 学生時代、車好きが高じてアルバイトとしてトレーラーの運転手をやっていた。大型免許とけん引免許は持っている。現実を受け入れよう。

 2013年の春、研究者の道に見切りをつけ、運送会社に就職した。

 「もう少し踏ん張れば、道が開けたかもしれないのに」。大学の指導教員だった山本さんは、惜しくてならない。しかしその一方で、こんな思いも抱えている。

 「今の日本では、1年2年という、先の見える小さな実験で結果を出さなければ研究職に就けない。佐藤君はもっと大きなところ、『海のものとも山のものとも分からない』という世界に興味を持っていた」

 大きな視点ゆえに科学者になれないとしたら、何という皮肉だろう。

■「研究の道に未練はない。でもやっぱり物理が好き」

 トレーラー運転手の仕事に専念してから、今年で8年目。

 佐藤さんは正社員として家族3人が暮らせる給料をもらい、4年前に千葉県内に一軒家を購入した。週末には、ささやかながら外食もできる。妻の裕子さんは「好きなことができていればいい」と温かく見守る。

 研究の道に未練はない。でもやっぱり物理が好きで、教えるのも好きだ。だから今も、知り合いの子供の家庭教師を引き受けている。

 2月中旬。中2の男子生徒の家で理科の勉強をみた。学習書には電気抵抗の公式が載っているが、「ぶっちゃけ、この公式なくても解けるよ」と伝える。

 「頭を整理すれば、知っている計算で解けるんだよ」とアドバイスすると、生徒は自分で計算を進め、正解を導き出した。「すごいセンスあるね」とほめると、「ぼくも天才になれるかな」と照れ笑いが返ってきた。

 もし研究の仕事があれば、たぶん続けていたと思う。でも考えても仕方がない。今は、与えられた積み荷をしっかりと目的地に運ぼう。

 「ブレーキは『パスカルの原理』とか、車の運転って結構、物理に関係あるんですよ」。朗らかに笑って、佐藤さんは今日も大きくハンドルを切る。

■「飛び入学」した初代合格者3人のその後

 千葉大の飛び入学では昨年までに76人が卒業した。卒業後の進路は、大学教員や研究機関の研究員が12人。民間企業への就職は43人で、佐藤さんもここに含まれる。

 佐藤さんと同じく初代合格者となった梶田晴司さんは豊田中央研究所に入った。トヨタとともに自動車部品の材料開発に向けた研究などを進めている。

 梶田さんは、学生時代に佐藤さんが「物理屋になれなかったら、トラックの運ちゃんになる」と話していたのを今も覚えている。

 「ポストや生活が安定せず、研究を諦める人は多い。自分も大学では厳しいと感じ、民間の研究機関に入った。このままだと日本の科学技術はどうなるのかという思いはある」と梶田さんは語った。

 もう1人の初代合格者、松尾圭さんは大学で宇宙物理学を専攻していたが、大学院時代に千葉県の政策提案に関わったことで社会科学分野に転向。現在は、千葉市の生活自立・仕事相談センターで相談支援員として働いている。

読売新聞社会部「あれから」取材班

「協調性」は日本人男性のみに通用するという研究結果──非認知能力の重要性(中)(1/2) (2/2) 06/21/22(ニューズウィーク日本版)

<近年、経済学で注目されている非認知能力とはそもそも何か?『アステイオン』96号より>【中室牧子(慶應義塾大学総合政策学部教授/東京財団政策研究所主幹研究員)】

■「非認知能力」が収入に与える影響

では個人の収入の変動を説明するうえで、認知能力ではないものとはいったい何なのだろうか。近年の経済学では、「非認知能力」に注目が集まっている。非認知能力とは何なのだろうか。

【図2】非認知能力が時給に与える影響(学歴別)

読んで字のごとく、学力テストやIQテストで計測することのできる「認知能力」に「非(あら)ず」というわけだ。勤勉性や、忍耐強さ、真面目さなどの性格的な特徴のことだ。

心理学では、「社会情緒的スキル」と呼ばれ、長く研究の対象になってきた。そして、2000年にノーベル経済学賞を受賞したシカゴ大のジェームス・ヘックマン教授らを中心に、非認知能力が将来の収入に与える影響が大きいことを明らかにする研究が続々と発表されている。

非認知能力が重要なのは、大企業で働くホワイトカラーだけなのではないかと思う人がいるかもしれない。ヘックマン教授らは[Heckman, Stixrud, and Urzua, 2006]、1957~64年の間にアメリカで生まれた子供を長期追跡したデータを用いて、非認知能力が30歳時点の賃金に与える影響を学歴ごとに推定している。

これをみると、大企業で働くホワイトカラーが多いとみられる4年制大学を卒業した男性にとって非認知能力の影響は大きくなく、女性や高卒や短大卒の男性にとって非認知能力の価値が高いことがわかる(図2)。

非認知能力は教育水準の高い男性にとって重要 この発見と部分的に整合的なのが、スウェーデンのデータを用いた研究だ[Lindqvist and Vestman, 2011]。この研究によれば、スウェーデンではすべての若者が軍隊に入隊する必要があるが、この入隊時に心理学の専門家による面接で計測された非認知能力のデータを用いて分析したところ、非認知能力は所得分布の低位でより重要であったことがわかっている。

特に下位10%の所得分布に位置する人々にとっては、非認知能力は認知能力の2.5倍から4倍もの効果がある。その理由は、非認知能力の高い男性は、失業する確率が低く、仮に失業したとしても、失業期間が短いからであることが示されている。

つまり、非認知能力は、経済的に不安定な人々が不測の事態に見舞われたときの「リカバリー」を可能にするということだ。

それでは高学歴の労働者にとって、非認知能力は必要ないのだろうか。アメリカで「ギフティッド」(Gifted)と呼ばれるようなIQの高い子供たちを、1920年代の初頭からずっと追跡してきた「ターマン・サーベイ」(Terman Survey)と呼ばれる調査がある。

前出のヘックマンの研究は30歳時点の賃金への非認知能力の影響を見ていたが、この研究では18~75歳というもっと長い人生スパンで見た場合、非認知能力の影響が何歳くらいの時に大きくなるのかということを調べている。そうすると、40~60歳の間で最も高くなることが示されている[Gensowski, 2018]。

また、ヘックマンの発見とは逆に、非認知能力は教育水準の高い男性にとって重要であり、中でもとりわけ「勤勉さ」の影響が大きいことが示されている。こうしたアメリカにおける研究成果は日本にも当てはまると考えてよいのだろうか。

明治学院大学の李嬋娟准教授と大阪大学の大竹文雄教授らの研究によると、「協調性」は日本人の男性労働者にとっては賃金にプラスでも、アメリカ人の男性労働者にとってはマイナスになると報告されている[Lee and Ohtake, 2018]。しかも、日本では大企業ほど、アメリカでは中小企業ほどこの傾向が顕著であることもわかっている。

つまり、国によらず非認知能力が重要であるということは一般論としては正しくとも、具体的にどの非認知能力が、どのような属性の人に、どのような影響を与えるのかということは丁寧に見ていく必要があるだろう。

「非認知能力」の他の影響 ここまでは主に非認知能力が賃金に与える影響についてみてきたが、表3からも明らかなとおり、ヘックマン教授らは、結婚や健康にも非認知能力の貢献が大きいことを示している[Heckman, Humphries and Kautz, 2014]。

■「非認知能力」の他の影響

非認知能力が、賃金だけでなく、広範に人々の将来の成果に影響を与えると主張しているのはヘックマン教授だけではない。

例えば、「忍耐強さ」のない人は、そうでない人と比較すると生涯収入が13%も低いだけでなく、高校を中退する確率が10.2%ポイントも高いことを示した研究がある。加えて、貯蓄は少なく、喫煙や飲酒量は多く、中年になって後悔する確率が高いこともわかっている。

つまり、忍耐強さがないと、場当たり的な行動を取ってしまい、将来に備えた行動を取ることができないというわけだ[Cadena and Keys, 2015]。

ニュージーランドのダニーデンという小さな村で、1972~73年生まれの約1037人の子供を長期にわたって追跡したデータを用いて行われた研究では、3~11歳の間に「自制心」が低かった人は、32歳になった時点での健康面や経済面、そして安定的な社会生活の面で不利になることを示し、世界中の注目を集めた[Moffitt et al, 2011]。

具体的には、循環器系疾患や薬物依存になりやすく、年収が低く、有罪判決を受ける確率が高く、片親で子育てをする確率が高いというのだ。

求められる仕事のスキルが大きく変わる この研究では509組のイギリス人の同性の二卵性双生児のデータで、ダニーデンのケースと同様の方法で自制心が計測され、その結果、双子であったとしても5歳の頃の自制心が低い方は、12歳の時の成績が悪く、問題行動が顕著であることがわかっている。

つまり、同じ家庭で育ち、よく似た遺伝子を持つ双子であっても、5歳の頃には自制心に違いが出るという状況が生じ、その格差が長期にわたって影響するというのだ。

また、過去に行われた34の調査をまとめた研究では、非認知能力は寿命にまで影響を与えることがわかっている。勤勉性や外向性は、認知能力やその人の置かれた経済状況よりもはるかに長生きに大きな影響を与えているのだ[Roberts et al, 2007]。

1970年と2000年に生まれた子供を比較した最近の研究では、母親の学歴が及ぼす子供の非認知能力の格差は2000年の方が拡大していることを示している[Attanasio et al, 2020]。

同様に、調整、交渉、説得などを行う「社会スキル」が、2000年代の労働市場において特に重要になってきていることを指摘したのは、ハーバード大のデビッド・デミング教授だ。皆さんもご存じの通り、コンピューターなどの技術の進歩によって自動化や機械化が進み、私たちに求められる仕事のスキルは大きく変わろうとしている。

中室牧子(慶應義塾大学総合政策学部教授/東京財団政策研究所主幹研究員)

秋篠宮家の長女・眞子さんが人生で必要と考えて選んだ人生。

小室圭さんの合否に影響も 母・佳代さんに新たな金銭トラブル報道 (1/3) (2/3) (3/3) 09/15/22 (東スポWeb)

 秋篠宮家の長女・眞子さん(30)と新婚生活を送る小室圭さん(30)の周辺が再び騒がしくなってきた。7月に3度目の米ニューヨーク州の司法試験を受験。晴れて合格すればバラ色の弁護士生活が待っているが、そこへ立ちはだかったのが、実母・佳代さんだ。15日発売の「週刊文春」で新たな金銭トラブルが報じられたのだ。事実だった場合、小室さんの合否に影響を及ぼす可能性も…。

 佳代さんは元婚約者X氏との間に430万円の借金トラブルを抱えていたが昨年11月、息子の小室圭さんが帰国した際にX氏と話をつけ、無事解決に至った。以降、佳代さんの動静はほとんど伝わってこなかったが…。

 15日発売の「週刊文春」によれば、今度は佳代さんが知人の彫金師A氏に対し1600万円の返済を求めているという。このA氏の存在はX氏との借金トラブル真っ最中のころから、一部マスコミは把握していた。ワイドショー関係者の話。

「X氏は佳代さんと交際しているころから、彼女が熱を上げる相手として彫金師のA氏の存在に気付いていました。悲しきかな、佳代さんに呼び出され、車で某ホテルに彼女を送り届けた際、そこにいたのはA氏だったなんてこともあったそうです。X氏は佳代さんとめったに手もつなげない関係だったのに、A氏とは公衆の面前でイチャイチャ。そうした光景を見てX氏が我に返った部分もあります」  A氏は小室さんの一連の結婚騒動で佳代さんが集中砲火を浴びている間も味方となり、過熱報道から守ってきたという。

 ところが、文春によると佳代さんとA氏が最近になって仲たがい。ブチギレた佳代さんがそれまでA氏に〝貢いできた〟金銭と慰謝料込みで計1600万円の支払いを求めてきた。A氏はあまりの剣幕におびえ、神奈川県内の警察署に駆け込んだという。

 ちょうど1年前には借金を〝返済する側〟だった佳代さんが、今回は返済を〝求める側〟に変わったというわけだ。A氏はこれ以上ことを荒立てるつもりはないというが、佳代さんの出方次第では、「何らかのアクションを取るかもしれない」と文春の取材に答えている。

 とんだとばっちりなのが、米ニューヨークで新婚生活を送る小室さんと眞子さんだ。特に小室さんは3度目の司法試験を7月に終え、10月下旬にも合否が判明する。小室さんは同州の有名弁護士事務所に事務員として務めているが、晴れて合格すれば弁護士となり、年収は2300万円以上にはね上がる。世界一の物価と言われるニューヨークの生活もずいぶんラクになるだろう。

 ただ、米国の司法試験制度では筆記試験をパスしたあとに「Character and Fitness」という部門が、人物考査を行うことになっている。ようは弁護士にふさわしい人物かどうかを判断するというもの。人物考査では「過去の犯罪歴」や「法令順守」「薬物乱用の有無」「学生ローン、貸与奨学金などローンの返済に延滞はないか」「金銭トラブルはないか」などがチェックされるという。

「あくまでA氏とのトラブルの当事者は佳代さんですが、事情を聴かれることはあるかもしれません。小室さんが昨年、眞子さんと結婚直前にX氏との借金問題を電撃的に解決したのも、筆記試験後の人物考査を意識し、すべてをクリアにしておこうと考えたためとウワサされました」(皇室ライター)

 佳代さんは長年働いてきた都内ケーキ店を辞め、現在は月9万円ほどの夫の遺族年金が主な収入源だ。1600万円という数字を出した以上、簡単に引き下がるとは思えないが…。

 一難去ってまた一難。小室さんと眞子さんの静かな新婚ライフに水を差さないことを祈るばかりだ。

 【識者どう見る?】皇室系ユーチューバーで「女性天皇と共に明るい日本を実現する会」代表の久保田京氏(45)は「また佳代さんのトラブルが表に出て、皇室に対する批判も出てくる。秋篠宮家が小室圭さんと眞子さんの結婚を許したばかりに皇室の品位が下げられるのは許されない」と憤る。

 佳代さんはこれまでも元交際者との金銭トラブルだけでなく、遺族年金の不正受給疑惑などさまざまな疑惑が取りざたされた。

 久保田氏は「今回の1600万円もの金銭トラブルが事実であれば、警察の方できちんと精査し、対応するべき」とブラックボックスにすべきでないと強調する。

 そのうえで、久保田氏は「小室圭さんは眞子さんと結婚した以上、一般人ではなく、準公人の立場。ところが、一般人や私人であるとの認識があるのか、感覚のズレがある。身内のトラブルはきちんと釈明し、理解を求める行動をすべきです。この問題を引き延ばせば、皇室への悪影響は続くばかりです」と小室さんにも説明責任があると指摘した。

変化があると程度の違いはあれ、順応や調整する時間や努力は必要になる。頭でわかっていてもやってみると思うように行かない場合はある。少なくとも個人的にはそう思う。だから、自分でやって見て思たようにできるのか確認して準備したり、予定を変更することがある。やりながら考え付くことがあったり、考え方を変えるべきと思う事はある。まあ、人それぞれだし、機転が利く人はいるし、事前に準備したい人がいるので、個々は自己責任で判断する事だと思う。そして、結果で判断される事はある。
運営する「榛原学園」の増田立義・理事長兼園長(73)は政治的には成功した部分はあったかもしれないが、園の運営では失敗した、又は、向いていなかったかもしれない。そして拡大の判断が泥沼への出発点だったのかもしれない。

バス置き去りで女児死亡…辞任園長「経営を急拡大できた」特殊事情 09/15/22(FRIDAY)

唐突な退任だった。

認定こども園「川崎幼稚園」(静岡県牧之原市)の送迎バスに3歳女児が置き去りにされ死亡した事件で、運営する「榛原学園」の増田立義・理事長兼園長(73)が9月8日付で辞任していたことがわかったのだ。

【画像】放置された女児死亡 置き去りバス&園長「戦慄の素顔」写真

「増田氏は9月7日に開かれた記者会見で、『後任が決まり次第辞任する』と語っていました。しかし、次の園長はまだ決まっていません。弁護士によると、女児が亡くなったことによる自責の念や、ズサンな安全管理への批判から辞任したそうです。

しかし事件の詳しい状況もわかっていなければ、今後の具体的な対応策やチェック体制も決まっていない。無責任な退任と言わざるをえないでしょう」(全国紙社会部記者)

事件が起きたのは9月5日だ。「川崎幼稚園」に通う河本千奈ちゃん(3)が、5時間にわたり猛暑の中バスに放置され死亡。死因は熱中症だった。

「当日の気温は30℃を超え、発見された時の千奈ちゃんの体温は40℃まで上がっていたそうです。バスには増田氏と70代の女性派遣職員が乗っていましたが、2人とも『相手が確認すると思っていた』と千奈ちゃんの下車をチェックしなかったとか。おそらく千奈ちゃんは、暑さに耐えられなかったのでしょう。服を脱いだ上半身裸の状態で発見され、近くには空の水筒がありました。

にもかかわらず、会見での増田氏はどこか他人事でした。千奈ちゃんの印象を問われ『(一人ひとりの)名前までわからない』とし、『ちなつちゃん』と名前を言い間違えた。そして『私も人間なので』『あの暑い中、かわいそうだった』などと発言したんです」(同前)

◆父親も園長

警察や県の調べでは、増田氏が園児の下車後、車内清掃やアルコール消毒を怠っていたことも判明している。日課となっていた消毒を行っていれば、千奈ちゃんに気づいた可能性が高いのだ。増田氏とは、どんな人物なのだろう。

「地元・牧之原市の出身です。専修大学経営学部を卒業後、通信教育で保育を学び50歳で修了しています。園長だった父親から『川崎保育園』を引き継いだのは02年8月。増田氏は市長ら政治家とのパイプを利用し、経営を急拡大させました」(地元住民)

『週刊文春』(9月22日号)によると、増田氏は牧之原市の前市長・西原茂樹氏とは40年来のつき合い。地元選出の国会議員・大石千八氏の後援会にも入っていたという。

「法人登記によると、『榛原学園』の資産は増田氏が理事長になった直後は1億円ほどでしたが、今年4月には約4億円に増えています。西原前市長の進めていた保育園の民営化により、『榛原学園』は10年代前半に2つの保育園の指定管理者にも選ばれました。牧之原市では、最も勢いのある学校法人だったんです」(同前)

急拡大にもかかわらず、人手不足だったという「榛原学園」運営の「川崎幼稚園」。増田氏は会見で「人を雇うのは非常に大変」と弁明していた。今回の事件は、増田氏による身の丈に合わない経営拡大により起きた悲劇なのかもしれない。

FRIDAYデジタル

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

lgw*****

先日の静岡での事件があって神経質になるのはわかるが今回のことはどうなんだろう…いろんなことを騒ぎ立てるのもどうかと思います。ほとんどの保育士の方々は一生懸命頑張ってくださっている。祖父母がマスクをしているとはいえ孫をわからないこと、そして園児本人も気づかないこともあったわけで何でも取り上げるのは違うと思います。


eri*****

いやいや、、そこまでわざわざ記事にするのってどうなの?それこそ保育士になりたい人が減る一方です。うちの子の園は、保育士さんが年配の方ばかりだから、正直、親と子供が一致しないのはよくありますよ。でも、それでクレーム言う親はいません。日中我が子を見てくれて、生きて返してくれればそれで良し!見てくれる場所があるだけでもありがたい話です。 間違えないように、保育士さんだけでなく、保護者も気をつけるべきです。こんな内容を記事にするなら、もっと重大な事を記事にしてくださいね。


まあ、確かに記事にする必要はないかもしれないが、例えば、入園したばかり園児には名前を覚える練習を含めて、園児の名前を読んで、「バイバイとか、また、明日ね、又は、気を付けて帰ってね」とか言えば、名前を間違えて呼ばれても違うよと恥ずかしくて言えない園児はいるかもしれないが、名前が違うと言う園児もいるから間違っていれば気付く可能性は高くなると思う。たかが、30秒から、1分もかからないと思うが、このような小さな改善から徐々に変えている事は可能だと思う。マスクをしていたからと言い訳は出来るが、だから間違ってよいわけでもないし、ちょっとした改善策を考えられる園なのかで違うは出てくると思う。
「こども園では顔写真付きの名簿を作るなど、再発防止を徹底する」は間違いの選択ではないが、子供を覚えていても顔写真付きの名簿を作る作業が負担にならなければ良いが?また、顔写真付きの名簿でもマスクを付けていけていれば間違う可能性はある。いろいろな選択があるが、馬鹿丁寧な選択を結局、自分達の首をしめて、オバーロードの状況を作り出して、どこかで手が回らなくなる状況を作り出す可能性があると考えた方が良い。

マスク姿で祖父母も気づかず こども園の送迎バスが園児取り違え 09/15/22(FRIDAY)

福島県郡山市にある認定こども園の送迎バスが、園児を取り違えて保護者に引き渡していたことがわかりました。 郡山市によりますと、今月5日、市内の認定こども園が園児を送迎バスで家に送り届ける際、添乗していた保育士が園児2人を取り違えて、保護者に引き渡しました。 園児は3歳の女の子で、祖父母に引き渡されました。女の子は普段、祖父母と同居しておらず、帽子やマスクをしていたため、祖父母は取り違えに気づきませんでした。その後、バスに残った最後の園児を保護者に引き渡した際、別の子どもだったため、保護者が気づき、取り違えが発覚しました。いずれの園児も、けがや健康に影響はありませんでした。 この園児2人は最近入園し、添乗していた保育士は顔を認識不足だったということです。こども園では顔写真付きの名簿を作るなど、再発防止を徹底するとしています。

言うのは簡単だけど、結果は出せると思うのか?カルト集団やカルト教団の法的な定義やカルト集団やカルト教団への法的な処分を考えないのか?

旧統一教会に「解散命令」を 宗教法人法に基づき 立民・安住氏 09/14/22(時事通信)

 立憲民主党の安住淳国対委員長は14日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)について「適格性に大変な疑念がある。(党内は)宗教法人法に基づいて解散の手続きを裁判所に起こすべきだとの意見が大勢だ」と述べ、解散命令請求を政府に求めていく考えを示した。

 国会内で記者団の質問に答えた。

 宗教法人法は、宗教法人が「法令に違反して、著しく公共の福祉を害すると明らかに認められる行為」などをした場合、文化庁などの請求により、裁判所が解散を命令できると規定。これまでに解散命令は、地下鉄サリン事件などを起こしたオウム真理教など2例ある。

「すべての通園バスに“安全装置”設置」と検討している事自体、愚かだと思う。「安全装置」だけで問題が解決するわけではない。維持管理を怠れば、本来の目的は期待できない。適切な対応が出来ない年齢の子供を乗せるバスを優先させるべき。安全装置ではなく、乗車、降車のリストを作成して、今回のような小さなワンボックスカーだと名前を点呼し、チェックして、チェックリストは半年保管するなどの義務化を検討するべきだ。また、リストは作成日、時間、チェックした人の名前を記載することも義務化すればよい。「安全装置」がなくても乗車、降車のリストの作成、チェック、そして保管だけでも大きな違いはあると思う。そして、乗車、降車のリストは保育士が確認できるように、教室か掲示板にクリアファイルで確認できるようにして、翌日の朝まで掲示しておけば良いと思う。掲示板を見ない保育士が存在すれば、それは園の重大の管理及び指導の問題になると思う。
金をかける安易な方法しか考えられないのは愚かなのか、利害関係が発生する人達との癒着と義務化による高コストの価格設定を無視しているとしか思えない。
川崎幼稚園に通う女の子が可哀そうな状況で死亡した。北海道旭川市の公園で、女子中学生が遺体で見つかった問題の学校や教育委員会の対応は非常に悪かった。この問題に関して改善が見れらるような法改正やシステムは変わったのだろうか?個人的に知らないだけかもしれないが、大きな変化はないと思う。「すべての通園バスに“安全装置”設置」のような無駄なパフォーマンスは政治家として良いアピールになるが、コストと効果、そして注目されていない問題の対応を考えるべきだと思う。
川崎幼稚園に対する過去の監査はどうだったのか?問題点を疑うような項目は発見されていたのか?監査はどのように行われたのか?監査で問題を発見するような監査だったのか、それとも、形だけの監査だったのか、メディアはしっかりと調べてニュースにするべきだと思う。装置だけにこだわる理由はわからない。それともメディアは考えないメディアなのか?

【独自】政府、すべての通園バスに“安全装置”設置で調整 国が補助金 3歳園児置き去り事件を受け 09/13/22(TBS NEWS DIG Powered by JNN)

静岡県で園児がバスに置き去りにされ死亡した事件を受け、政府が全国すべての通園バスに安全装置を設置する方向で調整を進めていることが分かりました。

静岡県の事件を受け、政府は、通園バスを持つ全国およそ1万箇所の施設で緊急点検を行い、来月中に再発防止策をまとめる方針ですが、政府関係者によりますと、国が補助金を出し全国すべての通園バスに安全装置を設置する方向で調整を進めていているということです。

全国小規模保育協議会 駒崎弘樹理事 「やはりヒューマンエラーというのはですね、どうしても起きてしまう。置き去り防止装置の設置の義務化というのを是非してはいただけないかと」

小倉こども政策担当大臣はけさ、子育て支援団体などと意見交換を行い、「保護者や職員の精神的なストレスを一刻も早く解消しなければならない」と話しました。

参加者からは「置き去り防止装置の設置を義務化するよう」求める声があがっていて、今後検討される見通しです。

TBSテレビ

園児置き去り死 通園バスを運転していた理事長 兼 園長が辞任 後任は選任中=静岡・牧之原市 09/06/22(朝日新聞)

9月5日に静岡県牧之原市の認定こども園で通園バスの中に置き去りにされた園児が死亡した事件で、当時、バスを運転していた園の理事長が辞任していたことが分かりました。

代理人弁護士によりますと、川崎幼稚園の増田立義理事長 兼 園長は9月7日に辞表を提出、8日付で辞任したということです。

増田理事長は9月5日、通園バスに、この園に通う女の子(3)を置き去りにして死亡させた事件で、当時、通園バスの運転手を臨時で務めていて、登園時に園児らがバスを降りた際、バスの中を確認していなかったことが明らかになっています。

事件以降、川崎幼稚園は警察の捜査や静岡県などの特別監査を受けていて、臨時休業が続き再開のめども立っていない上、園の廃止も検討している状況ですが、代理人弁護士は今後のかじ取り役について現在、選任中としています。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

har*****

まあ検証するまでもなく、炎天下の車に乗り込んだときのあの尋常じゃない暑さを思えば車内にエアコンもなしで数時間放置されたときの苦痛は想像に難くない。本当にあってはならないミスだったが、それをやらかしてしまうのもまた人間であってこれを教訓にヒューマンエラー防止策をハードウェアの側から講じるべきだと思う。アメリカのアラームを最後部まで消しに行くシステムなんてめちゃくちゃ優秀だと思うよ。


mom*****

降車後のチェックや欠席の確認。バスのラッピングがなく、外からでも中の状態が確認できるようになっていれば・・・。

どれか一つでも、チェック機能がちゃんと機能していれば、助かる可能性はいくらでもあったはずだと思うと、本当にやりきれない。

今後、この事故がきっかけとなり、全国でハード面ソフト面等、再発防止のための新たな取り組みが出来るようになっていればと思います。


「アメリカのアラームを最後部まで消しに行くシステム」はアメリカ人やアメリカ文化を理解していない人達にはどのようなプロセスなのか理解できないと思う。アメリカは日本と違い、平均が少なく、大きく分離している傾向があると思う。アメリカ人達はあまり考えないし、注意深く対応しない、言われなていない事はやらない。しかし、考えるアメリカ人達は、良くものを観察し、理由を考えたり、現状のやり方が妥当であるか考えたり、理解できないと質問をする。個人的な推測だが、バスの運転手にマニュアルを渡しても読まない可能性があるし、バカバカしいと思えば誰も見ていないと思えば指示を無視して、マニュアル通りにやっているかと言われたらやっていると嘘を付く割合は高いと思う。どうすれば後ろまで運転手が行くのかを誰かが考えた、又は、話し合って、アラームを最後部まで行かないと止められないシステムにしたら嫌でも運転手が行くしかないとなると判断したと思う。ただ、だめな運転手は最後部にアラームを消しに行くと思うが、いちいち両サイドを見ながら行くとは限らない。まあ、アラームが鳴れば、寝ている子供が起きる可能性はあるし、残されている子供に気付く可能性が高くなると言う事でそれなりの効果は期待できると考えたと思う。アラームの方が、センサーよりも構造的にシンプルでコスト的にも安いと思う。
他のニュースで保育士は安い給料でやる事が増える事に対しておかしいとのコメントがあった。あるニュースで見たように、ダブルチェックやトリプルチェックは必要ない可能性は高い。最初のチェックさえ、しっかりとしていれば問題ない。しかも、出席、及び、欠席確認を徹底していれば、そこでダブルチェックの効果はあると思う。
最後の、重要性と優先順位を決めて対応すればよいだけ。全てをやらなくても良いと思う。時間がなくても、絶対にやる項目を決めて、それは徹底させる事を反復的に繰り返せば、考えなくても自然に行動できるようになる。それが訓練や練習の目的の一つだと思う。
県や行政の監査にしても、何が絶対に出来ていなければならないのか決めておけば、その部分だけは徹底されると思う。県や行政の監査が適当だったら、場当たり的だったり、形だけの監査であれば、問題のある施設が問題を指摘される可能性は低くなると思う。県や行政の監査で問題が見つかれば問題を放置し続けるのは難しいと思う。

「園児残してバスを離れた」 送迎担当者267人中21人が経験あり” 09/06/22(朝日新聞)

 静岡県の認定こども園で5日、送迎バスの車内で3歳の女児が心肺停止の状態で見つかり、亡くなった。園バスを巡っては福岡県で昨夏、車内に取り残された男児(当時5)が熱中症で死亡。国は昨年8月、乗降時の人数確認などの安全対策を求める通知を出した。ただ、幼稚園や保育園バスの送迎担当者への調査からは、園児がいることを忘れて車を離れたケースが他にも起きていることがうかがえる。

【インフォ】子どもだけを残して車を離れた人の数は

 自動車部品などを扱う三洋貿易(東京)は今年5月、幼稚園や保育園バスの送迎担当者にオンラインで実態調査を実施。20~60歳代の運転手や送迎担当の教諭ら267人が回答した。

 過去に園児だけを残して送迎バスを離れたと回答したのは21人(7・9%)。そのうち、15人は直近1年間での経験で、3人は園児が乗っていることを忘れたままバスを離れていたと答えた。

 園児を残して送迎バスを離れた経験がある21人に、車内に園児を残した1回あたりの時間を尋ねると、全体の8割弱は「5分未満」で、「30分~1時間未満」は約1割だった。また、21人のうち5人は、園児に頭痛や吐き気などの体調不良があったとする。

 「園児が車内に置き去りになることは今後発生すると思うか」という質問に、回答した267人のうち約6割が、「今と変わらない」「増加する」を選び、減少には否定的な回答だった。置き去りが起きる理由について運転手に尋ねると、最多は「送迎担当者や職員の意識が低いから」。次いで「人手不足」が多く、「防止するための規制やシステムの不足」や「登園確認などのルールが形骸化」も目立った。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

min*****

特に年長の子は、あと半年のこのタイミングで転園させることのデメリットが目について、一歩踏み出せないのは心情としてとても理解できる。
園も転園にかかる費用を負担してくれるわけではないだろうし。
でも、この園はバスのことのみならずすべての対応が酷すぎる。中には良い先生もいただろうが、それはその人個人の資質であって、全体として見れば不安要素しかない。 なによりこの園では、もう子供の成長や行事を心から喜べない。あの会見が行われたホールで子供たちがお遊戯会や卒園式をやったとして、心に引っ掛かるものが必ずある。 周囲からも注目が凄く、いわれのない中傷を受けることもあるかもしれない。
子供たちをそんな思いをするかもしれないところから遠ざけてあげて欲しい。
子どもは時間がかかっても必ず順応する。問題が費用と手間だけなら、そこは必要経費として割りきって、良いところが埋まる前に早めに行き先を探したほうがいい。


k27*****

「経営陣が代わり、安全対策を見直してくれたら、もう一度通わせてみたい」
    ↑ どれくらいの期間が有ればコレが実現すると思っているのですかね。
仮に代わりの経営陣が直ぐに見つかったとして問題は安全対策ですよ。
二重三重のチェック体制を決めても、今回の事故の様に手抜きをされては何ともしようが有りません。
チェック体制を強化するのも良いですが、それに関わる職員の仕事は更に増えると言う事に成ります。
手抜きを増長させる事に成らなければ良いのですが。
職員の負担が減って安全管理が強化される仕組みが構築されない限り、安心して預けられる環境は生まれないと思います。




廃園すると困る、と言っている人を批判する意見があるようですが、
新しい環境に馴染める、馴染めないは人それぞれだと思う。
ご自身の子供さんがすぐ馴染めたからといって、他の子供が馴染めるか、
というとそうでもない。
小学校などでも転校生に対するいじめは聞くので。
馴染めなかった結果、園や学校に行きたがらなくなり、
それが、本人が大人になってから大きな問題になるかもしれない。


勿論、即転園も一つの意志ですが。


gzz*****

閉園したとして、子供達を他の園に通わせたとして、他の園で同じ様な事がおこらないとは限らない。二度と同じ事がおこらぬよう徹底的に対策すれば良いのでは?子供の事を考えると転園した場合に馴染めない子もでてくる、せっかくできた友達とも離れ離れ、もう少し落ち着いて考えてほしいなと傍から見た意見です。自分にも子供がいるので保護者の方達のお気持ちは察します、が、一番つらいのは亡くなられた子の親御さんです、閉園して、はい終わりではなく、二度と同じ事が繰り返さぬよう園を残すべきだと思います。
まず一番にバスの窓ガラス部分にステッカーを貼らないで中が見えるようにすることが一番最初にやるべき事かとおもいます。


いろいろな意見はあるが、部分的に正しいし、部分的に間違っていると思う。基本的には完璧な選択はない。そして、個々の期待、基準、そしてその他の条件で何が良いのか、何が妥協出来るのかが違ってくる。
今からでは遅いが、行政が監査して優良な運営をしている施設が問題のある、又は、閉園する施設を引き継ぐ場合には、自治体が助成金として1割とか、2割を負担すればよい。優良な経営者が速やかに引き継ぐのだから問題が起きる可能性は下がるし、利用者も安心できる。助成金を出すメリットはある。そして、こども園を運営する所が財政的に、又は、問題を起こして閉園、又は、廃園の場合には引き継ぐ経営組織がある場合には、市場の適切価格の1割引きで引き渡すことを許可の条件にすれば良いと思う。多くの場合、助成を受けているのだから当然だと思う。まあ、引継ぎの条件をスムーズにしても、引継ぎを名乗り出る組織が存在するとは言えないし、規模を大きくすると同じように対応できなかったり、システムが違う園で働いていた保育士やその他の人達がスムーズに新しいシステムに馴染めるかはわからない。また、派閥や人間関係の問題が発生するかもしれない。上手くいくとしても、多少の適応時間が必要かもしれない。
結果論の話はある。心配したけど大丈夫だったねと言うケースもあるだろう。前よりも良かったのでバタバタしたけど、良かったかもしれないと思う人だっているだろう。 人生はいろいろだし、上手く乗り越えられたらの前提が必要だけど、障害を乗り越えれば成長は期待できる。出来ないケースがあるから絶対に良いとは言えないのが問題。
個人的な意見は、問題のある組織はいろいろな点で問題を抱える傾向が高いと思う。実際の問題として現れる可能性は高いと思うが、運も重要な部分なので、何とも言えない。後は、個々の自己責任で選択するしかないと思う。残るのか、変わるのかは、保護者の判断。判断が正しいかは結果次第でわからないから、現状で良いと思う人はいると思う。
昔、子供が仲良くしている子供と同じ学校へ行かせるのか、夫婦で大喧嘩したことがある。結局、別の学校へ行かせた。最初は、友達がいない学校に関して文句を言っていたが慣れて友達が出来たら楽しいと言っていた。仲が良かった子との関係はよそよそしくなって、連絡を取らなくなってしまった事は悪い事をしたかなとは思うが、現在の時点では文句も言わないし、あれで良かったと思う。結局、結果が全てだと思う。

「園児残してバスを離れた」 送迎担当者267人中21人が経験あり” 09/06/22(朝日新聞)

 静岡県の認定こども園で5日、送迎バスの車内で3歳の女児が心肺停止の状態で見つかり、亡くなった。園バスを巡っては福岡県で昨夏、車内に取り残された男児(当時5)が熱中症で死亡。国は昨年8月、乗降時の人数確認などの安全対策を求める通知を出した。ただ、幼稚園や保育園バスの送迎担当者への調査からは、園児がいることを忘れて車を離れたケースが他にも起きていることがうかがえる。

【インフォ】子どもだけを残して車を離れた人の数は

 自動車部品などを扱う三洋貿易(東京)は今年5月、幼稚園や保育園バスの送迎担当者にオンラインで実態調査を実施。20~60歳代の運転手や送迎担当の教諭ら267人が回答した。

 過去に園児だけを残して送迎バスを離れたと回答したのは21人(7・9%)。そのうち、15人は直近1年間での経験で、3人は園児が乗っていることを忘れたままバスを離れていたと答えた。

 園児を残して送迎バスを離れた経験がある21人に、車内に園児を残した1回あたりの時間を尋ねると、全体の8割弱は「5分未満」で、「30分~1時間未満」は約1割だった。また、21人のうち5人は、園児に頭痛や吐き気などの体調不良があったとする。

 「園児が車内に置き去りになることは今後発生すると思うか」という質問に、回答した267人のうち約6割が、「今と変わらない」「増加する」を選び、減少には否定的な回答だった。置き去りが起きる理由について運転手に尋ねると、最多は「送迎担当者や職員の意識が低いから」。次いで「人手不足」が多く、「防止するための規制やシステムの不足」や「登園確認などのルールが形骸化」も目立った。

信用を失う可能性があっても、ばれたらばれた時作戦なのだろう。

木原官房副長官、旧統一教会の関連団体会合に参加…自民調査に回答せず 09/13/22(読売新聞)

 木原誠二官房副長官は12日、2016年12月に「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)の関連団体が主催した安全保障のパネルディスカッションに参加していたと発表した。木原氏は、自民党が所属国会議員に行った調査にこの件を回答しておらず、党が「つながりが深い」として氏名を公表した121人の中に含まれていなかった。

 木原氏は12日に発表した文書で、「外部からの指摘により、参加したことを思い出すことができた」として接点を認めた。これまでは記憶になく、パネルディスカッションに関する資料や記録も残っていないとしており、「旧統一教会関連団体の主催によるものとは認識していなかった」と説明した。

日本の労働者はレベルが落ちたと思う。これでは賃金を一律で上げず、仕事が出来る人達は賃金を上げるべきだと思う。しかし、まともに仕事をしていても賃金を上げない雇用者はたくさんいそう。
クラクションの練習は個人で出来る選択。行政が問題がある施設に対し重い処分を出せる事と閉園や運営者の経営破綻の場合に出来るだけ引継ぎが速やかに出来るように法整備や閉園や運営者の事故破綻の場合、債権者に対して譲渡や売却などで優良と評価された同業者に優遇できる条例とか事前に対応するべきだと思う。閉園したら利用者が困るだろうから厳しい処分は受けないと思わせないようにするべき。そして問題のある施設は許可や承認の取り消しを出すべきだと思う。問題のある施設は送迎の問題だけを抱えていないと思う。
クラクションの練習をおこなったから、確認を怠る、マニュアルに確認の方法を記載しない、マニュアルの実行確認をしないでは本末転倒だと思う。また、施設の規模の違い、保育士を含む人材の流動が激しいなど、施設ごとに違いがあるので、共通してやるべき事と園の判断で決める事を決める事は良いと思う。そして、5年か、適切なインターバルで見直しをするべきだと思う。ただ、あまり方針がころころ変われば定着しないデメリットを考えて見直しを考えるべきだと思う。

涙が止まらず…バス3歳死亡1週間 園児らバスでクラクション練習「手で鳴らないなら水筒やお尻も使って」” 09/13/22(埼玉新聞)

 静岡県牧之原市の幼稚園で、3歳の園児がバスに置き去りにされて死亡した事件の発生から1週間、同じような悲劇を防止するという思いから、武蔵野短期大学付属幼稚園(埼玉県狭山市上広瀬)は12日、狭山署の協力を得て同園の年少組を対象に、バスに閉じ込められた時の対応訓練を実施した。

 訓練に参加したのは園児42人とその保護者、園職員と狭山署員の約100人。園児と保護者らは安全に生活するために日頃から心がけることや「助けて!」と叫ぶことなどを同署員から学んだ後、園児がバスに閉じ込められた事態を想定し、実際に普段の通園で利用するバスを使って、園児らにクラクションを鳴らし助けを求めることを指導、体験させた。

 訓練では、署員がクラクションの鳴らし方を園児らに説明。園職員が「大人が来るまで鳴らし続けて」「手で鳴らなかったら水筒やお尻も使って」などと声をかけ、園児は保護者らに見守られる中、バスの運転席でクラクションを鳴らす訓練を行った。

 「(音に)びっくりした。怖かった」と話すのは、訓練に参加した相馬優ちゃん(3)。母の唯さん(26)は「普段はクラクションを押さないように教えていた。家ではなかなかできない訓練なので、今後もぜひ取り組んでほしい。家でも今日のことを言い聞かせていく」と話した。静岡の事件を知ったときは、同じ年の子を持つ親として涙が止まらなかったという。同じく訓練に参加した板井美晴ちゃん(3)によれば「(クラクションは)固くなかった」。園児たちの多くは、水筒などを使わず、手だけでクラクションを鳴らせている様子だった。美晴ちゃんの母、友紀さん(31)は「話を聞いてくれる子なので、一人で押せているのを見て一安心」と話し、「ないとは思う」としつつ「遊んで鳴らすことがないように注意したい」と語った。

 同園の小島直子園長(42)は「今はこういうこと(バス車内放置)だけではなく、迷子や不審者などの危険もある。園児たちには『助けて』が叫べる人になってほしい。守られて生活しているからこそ、対応力を身に付けてほしい」と、SOSを出せる環境づくりに意欲を見せた。

 同署の神永修一地域課長によると、今回の訓練は同園からの要望により実現。「今後、各幼稚園などでも自主的に同様の訓練をしていただければ」と呼びかけた。

置き去りが起きる理由について運転手に尋ねると、最多は「送迎担当者や職員の意識が低いから」。次いで「人手不足」が多く、「防止するための規制やシステムの不足」や「登園確認などのルールが形骸化」も目立った。

「送迎担当者や職員の意識が低いから」のケースでは辞めてもらう、又は、給料や時給をアップしてやるべき事をやる人に変えるしかないと思う。形だけの対応は実際に、ほとんど効果はない。記録はあるが記載されない、記載されていないが監査のために後で記入するでは時間の無駄。監査する人達はこのような事がある事を理解した上で辻褄が合わない、嘘を付いている疑いがある場合は、次の監査のために引継ぎ事項でグレーな部分がある施設と記録に残しておく必要はあると思う。同じ人が監査しない場合には役に立つと思う。もちろん、監査する側がやる気がない、経験がない場合は効果は期待できないかもしれない。

「園児残してバスを離れた」 送迎担当者267人中21人が経験あり” 09/06/22(朝日新聞)

 静岡県の認定こども園で5日、送迎バスの車内で3歳の女児が心肺停止の状態で見つかり、亡くなった。園バスを巡っては福岡県で昨夏、車内に取り残された男児(当時5)が熱中症で死亡。国は昨年8月、乗降時の人数確認などの安全対策を求める通知を出した。ただ、幼稚園や保育園バスの送迎担当者への調査からは、園児がいることを忘れて車を離れたケースが他にも起きていることがうかがえる。

【インフォ】子どもだけを残して車を離れた人の数は

 自動車部品などを扱う三洋貿易(東京)は今年5月、幼稚園や保育園バスの送迎担当者にオンラインで実態調査を実施。20~60歳代の運転手や送迎担当の教諭ら267人が回答した。

 過去に園児だけを残して送迎バスを離れたと回答したのは21人(7・9%)。そのうち、15人は直近1年間での経験で、3人は園児が乗っていることを忘れたままバスを離れていたと答えた。

 園児を残して送迎バスを離れた経験がある21人に、車内に園児を残した1回あたりの時間を尋ねると、全体の8割弱は「5分未満」で、「30分~1時間未満」は約1割だった。また、21人のうち5人は、園児に頭痛や吐き気などの体調不良があったとする。

 「園児が車内に置き去りになることは今後発生すると思うか」という質問に、回答した267人のうち約6割が、「今と変わらない」「増加する」を選び、減少には否定的な回答だった。置き去りが起きる理由について運転手に尋ねると、最多は「送迎担当者や職員の意識が低いから」。次いで「人手不足」が多く、「防止するための規制やシステムの不足」や「登園確認などのルールが形骸化」も目立った。

仮に解散命令が出たあとの活動について問われたのに対し、担当者は「税制上の優遇措置などはなくなるが、憲法上、結社の自由が認められているので、団体としての活動を規制する法律はない」と説明しました。


解散命令が出たとしても税制上の優遇措置などがなくなるだけと言う事には驚き。カルト集団及びカルト教団の法的な定義とカルト集団及びカルト教団を取り締まる法は必要だと思う。

旧統一教会 政府側“解散命令 裁判所に請求する要件満たさず” 09/12/22(NHK)

旧統一教会をめぐり、立憲民主党や共産党などは政府からヒアリングを行い、政府側は、教会の役職員が刑罰を受けた事案を承知していないとして、解散命令を裁判所に請求する要件を満たしていないという認識を示しました。

ヒアリングの中で、出席した議員は、いわゆる霊感商法などの問題を踏まえ、「旧統一教会に対し『宗教法人の解散命令を出すべきではないか』という声を多く聞いている」と指摘しました。

これに対し、文化庁の担当者は「現在、把握している中で、旧統一教会の役職員が刑罰を受けた事案を承知しておらず、請求の要件を満たしていないと考えている」と述べ、解散命令を裁判所に請求する要件を満たしていないという認識を示しました。

また、仮に解散命令が出たあとの活動について問われたのに対し、担当者は「税制上の優遇措置などはなくなるが、憲法上、結社の自由が認められているので、団体としての活動を規制する法律はない」と説明しました。

一方、会合では、政府側が被害者救済のために今月5日から始めた電話相談について、4日間で796件の相談が寄せられたと説明したのに対し、出席者からは、平日だけでなく土日も含めた対応や、相談窓口の常設を求める意見が相次ぎました。

改善及び改正の必要があると思う。

霊感商法への契約「取消権」の行使 “把握は困難” 消費者庁 09/12/22(NHK)

霊感商法などの悪質商法への対策を話し合う消費者庁の検討会が開かれ、4年前の法律改正で霊感商法に適用されるようになった契約の「取消権」がどのくらい行使されたのかについて、消費者庁は「報告規定がなく網羅的な把握は困難だ。裁判での例も確認できなかった」と説明しました。 これに対して委員からは、今の法律の課題の指摘や改善を求める意見が出されました。

7日に開かれた検討会には8人の委員が参加し、4年前の消費者契約法の改正で霊感商法に適用されるようになった取消権がどのくらい使われたのかについて、消費者庁の担当者から説明が行われました。

担当者は「消費者契約法は民事ルールのため報告規定もなく、行政が網羅的に把握することは困難だ」としたうえで、「裁判で取消権が行使された例も確認できなかった」と述べました。

また、問題となっている「献金」という形で多額のお金を渡す行為についても、取消権などの対象となる「契約」に該当するかについては、「民法上の解釈によって判断される」と説明しました。

これに対して、弁護士の菅野志桜里委員は「霊感商法対策として効果的な法律となっていないことを正面から受け止めて改善するべきだ」と指摘したうえで、「契約と献金のグレーゾーンを整理する必要がある。この線引きの基準を作るための知見をもらって具体化する必要がある」などと提案しました。

また、日弁連副会長の芳野直子委員は「霊感商法にはいろんなパターンが考えられる。消費者契約法はさまざまな要件が設定されているが、細かく要件を設定しすぎていることで、かえって使い勝手が悪くなっているのではないか」などと述べました。

人間や人生は簡単なようで複雑で、運があるかないかで大きく変わると思う。厳しいしつけによって普段の行動は変えられると思うが、人間のコアの部分は変わらないと思う。だからと言って躾や教育は無駄というわけでなく、躾や教育はすごく良い事だと思う。ただ、人間のコアの部分が躾や教育では変わらないケースはあると思う。
戦争などの特別な状況では、中途半端な信念を持っていると逆に生き残る確率は下がるだろう。その時、その時代に、合う、合わない、特別の状況を経験する、経験しないなどの運の部分はあるのかもしれない。まあ、運の部分を実力や本人の意思で最小限のダメージで抑えることが出来るケースがあるのも事実。

最近、思うのだが人や立場によっては人間関係は大事かと思うようになった。
特に、インターネットや携帯電話の普及で人材探しや代わりを探すのが容易になった。空いた時間を売りたい人、出来るだけ安く人を使いたい人の間で上手くマッチングすればお互いにウィンウィンだと思う。しかし、一方で見ず知らずに人を本当かどうかわからない履歴書や経歴で仕事を任せるデメリットはある。例え、能力が同じでも性格や人間性はわからない。
関係が長い、相手を良く知っているから、何も言わなくてもわかっている情報があるメリットはある。過去の情報や実績からいろいろな推測が出来る。
相手に不満を持っていれば、急なお願いや要求を相手が受けない可能性がある。仕事はお互いに少なくとも妥協出来るレベルに達しないと成立しない。相手が、別に仕事の依頼をしてもらわなくともよいとか、無理して関係を継続したいとは思わなければ、無理なお願いを聞く必要はない。臨時は安いけど責任は軽い。臨時だから、次も仕事があるかわからないし、待遇も良くないから個人の性格として責任感がなければ責任を感じないと思う。だから環境や状況次第では良い人間関係がプラスになることはあるし、頼める人が簡単に、そして、たくさんいれば、別の人を探すだけで問題ない。
たった6人なら、タクシーを二台手配しても良かったと思う。3人を後ろに乗せ、臨時職員と園長が助手席に乗れば対応できたと思う。絶対に正解はないけど、状況を判断して対応する能力は学歴以上に必要な事はあるかもしれない。

臨時の運転手3人に代行断られる 09/07/22(共同通信)

 静岡県牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」の杉本智子副園長は記者会見で、事件当日の5日は本来のバス運転手が休暇を取り、臨時の運転手3人にも代行を断られたため、増田立義理事長兼園長(73)が代わりに運転したと説明した。

人間や人生は簡単なようで複雑で、運があるかないかで大きく変わると思う。厳しいしつけによって普段の行動は変えられると思うが、人間のコアの部分は変わらないと思う。だからと言って躾や教育は無駄というわけでなく、躾や教育はすごく良い事だと思う。ただ、人間のコアの部分が躾や教育では変わらないケースはあると思う。
戦争などの特別な状況では、中途半端な信念を持っていると逆に生き残る確率は下がるだろう。その時、その時代に、合う、合わない、特別の状況を経験する、経験しないなどの運の部分はあるのかもしれない。まあ、運の部分を実力や本人の意思で最小限のダメージで抑えることが出来るケースがあるのも事実。

同志社アメフト部4人逮捕、主犯格の容疑者「朝4時半から代わる代わる性的暴行」と「円満家庭のいい子」あまりの落差 09/12/22(NEWSポストセブン)

 泥酔させた女子大学生(20)に性的暴行を加えたとして、京都府警は9月8日、同志社大学アメフト部に所属する片井裕貴容疑者(21)、山田悠護容疑者(21)、濱田健容疑者(22)、牧野稜容疑者(21)の4人を、準強制性交の疑いで逮捕したと発表した。いずれも4年生の部員。複数の容疑者は行為自体を認めたうえで、「女性と認識の違いがあったかもしれない」などと逮捕時に供述している。

【写真】スターティングメンバー表にも容疑者らの名前が

 現場となった片井容疑者宅の付近に設置された防犯カメラには、自力で歩けないほど酔った女子大学生を4人が抱きかかえて部屋に連れ込む様子が写っていた。

「事件が起きたのは5月21日未明のことです。京都市内の繁華街にあるバーでたまたま居合わせた女子大生Aさんに、4人が声をかけたことがきっかけです。4人は約3時間にわたりAさんに酒を飲ませて泥酔させて店を出ると、タクシーに乗せて片井容疑者の自宅に連れ込んだといいます」(全国紙社会部記者)

 その後、午前4時半過ぎから1時間にわたり代わる代わる性的暴行を加えたとされる。その様子を撮影したとされる容疑者のスマートフォンはすでに警察に押収されており、犯行を裏付けたものとみられる。

 同志社大学アメリカンフットボール部「WILD ROVER」は121名の部員を擁する、関西学生リーグ1部に所属する強豪チーム。同部は、部員4人が逮捕されたことを受けて、無期限で活動を停止すると発表した。

「アメフトの関西学生リーグはこの9月1日、3年ぶりに通常のリーグ戦が再開しました。同志社は9月3日に関西学院との初戦が行われたばかり。片井容疑者と山田容疑者は、その試合にスターティングメンバーとして出場していました。試合には負けたものの、部員らは9月17日に行われる近畿大学との試合に向けて練習を続けていました。コロナ禍前の2019年度以降に入学した選手らにとっては初めてのリーグ戦。無観客試合ではありますが楽しみにしていた選手、我が子の活躍を待ち望んでいた保護者も多かったはず」(大学関係者)

 そんななか主犯格とされる片井容疑者の実家付近からは、事件の悪質性とはまったく逆の評判が聞こえてきた。近隣住民は片井容疑者についてこう証言する。

「あそこは3兄弟で、みんな野球をやっていました。兄弟が家の前の道路でキャッチボールをやってる姿を見てました。近くの公園はキャッチボール禁止なので、人が来ないかとても注意しながらやっていた記憶があります。お父さんがスポーツマンで、厳しくしつけをしていて、あそこの兄弟は私らなんかにもきちんと挨拶してくれてました。近所でも“いい子たちに育ったねえ”と評判で、典型的な円満家庭でしたよ。彼1人でやったんじゃないでしょ。お酒か回りに合わせたのかだと思います」

 にわかには今回の事件を信じられない様子だ。別の近隣住民もこう証言する。

「事件を起こしてしまったお兄ちゃんは3兄弟のうち長男。関西ではみんな憧れの同志社大学のアメフト部に入ってしっかりと活躍もしていたし、下の子たちにとっても憧れの存在でした。一流商社への就職もきまっていたと聞きます」

 何が容疑者らを犯行にかりたてたのか──。

「これで創価学会にケンカを売れると思うか?」自民党が宗教団体に逆らえない理由《権力と宗教 大座談会》 (1/4) (2/4) (3/4) (4/4) 09/11/22 (文春オンライン)

 文藝春秋10月号より、全25ページにおよぶ座談会「統一教会と創価学会」の一部を掲載します(司会・宮崎哲弥〔評論家〕、島田裕巳〔宗教学者〕、仲正昌樹〔金沢大学法学類教授〕、小川寛大〔『宗教問題』編集長〕)。

【画像】創価学会の創立80周年記念旗

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「政治と宗教は原理的に分離されるべき」

宮崎 安倍晋三元首相暗殺事件を機に、政治と旧統一教会(世界平和統一家庭連合。以下、統一教会)の関係が改めて注目されています。そこで今日は近代日本における政治と宗教の関係について議論したいと思います。

 議論を始める前に前提として私自身の基本的なスタンスを明らかにしておきます。それは「政治と宗教は原理的に分離されるべきだ」というもの。宗教がカヴァーする領域というのは、政治の扱う領域よりも深く、広いのです。宗教はそれを信じる者のアイデンティティの根幹を規定し、世界観総体を形成する。従って宗教には妥協とか譲歩というのはあり得ません。原理的には。

 ただ共存はできる(笑)。近代社会においては政治権力が共存を強制しているからです。宗教勢力が宗派間闘争をはじめたり異端審問を行ったりすることは、世俗(政治権力)優位のこの社会では、許されないことです。

 政教分離原則というのは、この政治権力の作用がすべての宗教に対し平等であるように、特定の宗教宗派の立場に偏らないようにするために設けられたものなのです。

 まあこれが原理的なスタンスですが、リアルポリティックスはずっと複雑怪奇であり、「政」と「教」の関係も一筋縄ではいきません。統一教会や創価学会に限らず、多くの宗教が政治と関わってきた。問題はその関わり方だと思います。今日はその論点を追及したいと思います。

 さて、まずは安倍元首相暗殺事件について一言。

「宗教の皮をかぶった集金マシーン」 小川 山上徹也容疑者の「特定の宗教団体に恨みを持っていた」との供述の第一報に触れ、おそらく統一教会だろうと予想がつきました。なぜなら日本の数ある宗教のなかでも、統一教会の高額献金や霊感商法の悪質さは群を抜いているからです。もはや宗教ではなく、宗教の皮をかぶった集金マシーンと言ったほうがよい。今回のような事件が起きうる土壌は以前からありました。

 一方、安倍元首相は祖父の岸信介から3代にわたって、統一教会と親しい間柄にありました。被害者団体や弁護士が「付き合いを考え直してくれ」と申し入れても耳を貸さなかった。もちろん、だからといって殺人が正当化されるわけではなく、事件そのものは本当に痛ましい悲劇です。ただ正直、脇が甘かったのは否めません。

島田 容疑者の母親が「多額の献金をしていた」としか報じられていなかった段階では、私は他の新宗教も頭に浮かびました。奈良という土地からまず連想したのは、地元の天理教です。作家の芹沢光治良は自伝的小説『人間の運命』の中で、親が熱心な天理教の信者であり、全財産をなげうって布教にのめり込んだために塗炭の苦しみを味わったことを描いています。また、容疑者が元自衛官という情報から、かつて自衛隊内に信者組織を持っていた顕正会の可能性も考えました。顕正会は日蓮正宗系の新宗教ですが、日蓮正宗の国教化を目指すなど、過激な活動で知られています。

仲正 私は大学に入学した1981年から約11年半、統一教会の信者でした。元信者としての感覚からすると、なぜ安倍元首相が標的になったのか、いまひとつ腑に落ちないんですよ。怨念の対象は政治家ではなく統一教会の人間に向かうのが筋だろう、と。テレビのインタビューで「安倍元首相は身内のようなものだった」と言う2世信者の方もいますが、これはメディアに誘導された発言のように感じられます。統一教会の教義に照らせば、安倍元首相も「堕落した人間」のひとりに過ぎず、決して教会の身内とは言えません。

 このように考えると、まだ解明されていない謎は多くあると思っています。

「創価学会・公明党は嵐が通り過ぎるのを待っている」 宮崎 自民党を中心に、国会議員と統一教会の関係が次々と明らかになっています。岸信夫・前防衛大臣や二之湯智・前国家公安委員長が内閣改造で外された後も、例えば山際大志郎・経済再生担当大臣や萩生田光一・政調会長の、教団との「濃厚な」つきあいが指摘されている。統一教会問題の処理の不首尾は、政権を揺るがす大問題に発展しています。

 一方、創価学会・公明党はこの事態を前に、首をすくめて嵐が通り過ぎるのを待っているような状態です。

 なぜ政治と宗教は癒着するのか? 統一教会は何故政治に接近したのですか?

仲正 政治家たちが最も期待しているのは、やはり選挙の際の支援だと思います。統一教会は創価学会などと比べると規模は小さいですが、信者たちはみな従順でよく働きます。派遣される信者たちは、選挙応援ぐらい軽くこなしますよ。普段から従事している布教活動や徹夜祈祷、「万物復帰」と呼ばれる物品販売の方が、よっぽどきつい(笑)。私も信者時代、万物復帰がうまくいかずに「売れるまで帰ってくるな!」とよく叱られていました。信者たちにとっては選挙支援なんて、むしろ休みをもらったぐらいの感覚なんです。

「実際の信者数は公称数とは相当な開きが」 宮崎 現在の日本国内の統一教会の信者数は?

島田 公称では56万人とされていますが……仲正さんの実感としてはどうですか?

仲正 実態よりはかなり多い印象です。私が信者だった1980年代でさえ、アクティブなメンバーは2万人もいないだろうと言われていました。その後、霊感商法が問題化した後、信者数は相当減ったはずです。

 統一教会の中では、信仰歴が長く、ホームと呼ばれる拠点に専従する信者のことを献身者と呼んでいました。献身者は、イベントや選挙に呼ばれたら必ず参加します。また、それに準ずる信者を合わせて、2万人ほどだと。それ以外にも、自分の仕事を持ちながら礼拝などに定期的に通う一般信者がいます。そうした信者を合わせても、せいぜい6万~10万人の間が妥当なところでしょう。

宮崎 公称とは相当な開きがありますね。ただ、政治家を取材してみると、数としてはそれほどではなくても、宗教団体からの票の支援は非常に固く確実であるため、「とても安心感がある」と口を揃えていいますね。

小川 宗教票に限らず、組織票というものは、全体の投票率がどれだけ下がっても必ず投票してくれる有難い存在ですからね。

自民党ベテラン議員が洩らしたホンネ 島田 集票マシーンとして最も強力な力を誇るのは、やはり創価学会でしょう。公称827万世帯が会員ということになっており、新宗教としては日本最大の勢力を誇ります。ただ、のちほど詳しく述べますが、これはかなり誇張された数字です。

小川 教勢としては、池田大作名誉会長が前面に出ていた頃に比べると落ちていることは明らかですね。ただ、自民党にとって創価学会の力は依然として大きい。

 先日、自民党のベテラン議員が興味深いことを教えてくれました。その議員の選挙区では有権者の5%程度の創価学会員がいるそうです。5%というと少なく見えるかもしれませんが、投票率が五割程度の中、彼らは必ず投票に行くので、実際の選挙では学会票の比重は2倍の10%になる。さらに、野党が統一候補を立てて1対1の与野党対決型になる最近の小選挙区では、ほとんどの学会員は自民党に投票します。その結果、蓋を開けると自民党候補者の得票数の2割前後を学会票が占めることになる。「これで創価学会にケンカを売れると思うか?」と、そのベテラン議員は言っていました。

宮崎 教勢は落ちていても、小選挙区制と低投票率によって、政治的影響力がかえって高まった可能性がある。そういう構造は公明党もかなりはっきりと意識していて、今回の参院選では、例えば京都の選挙区では公明支持層の一部の票が自民の候補者ではなく、日本維新の会の候補者に流れました。こういう選挙区が他にも幾つかあった。この背景には個々の選挙区の事情もあって、一概にはなかなかいいにくいのですが、自民圧勝が予測されるなかで、与党内で公明党が存在感をアピールしたともいえるわけです。

小川 昔は労働組合や農協、郵便局なども手堅く票が見込めましたが、そうした団体はどんどん瓦解していった。創価学会はそれらに比べて縮小のスピードが緩やかでした。その結果、他団体よりも相対的に政治的影響力を強めた面はあると思います。

北朝鮮には統一教会、中国には創価学会 宮崎 統一教会はかつての「勝共」「反北(朝鮮)」という政治姿勢ばかりが強調されていて、冷戦構造崩壊後、この教団が大きく変質したという点は軽視されがちです。かつての看板だった「反共」を降ろしまではせずとも控え目にし、代わりに「統一」や「平和」の看板を強く押し出すようになった。

 はっきりいえば、この30年間、統一教会は北朝鮮の政権と極めて友好的な関係を保ってきた。単にトップが懇意だというだけでなく、「平和(ピヨンフア)自動車」など合弁事業を行ったり、国際社会の場で北朝鮮を支援してきた。

 教団の持つ、こうした北朝鮮とのあいだのパイプは、拉致問題の解決を掲げる日本にとって魅力だったと思います。とくに2014年のストックホルム合意を北朝鮮が事実上破棄してしまった後は、拉致問題はまったくスタックしてしまった。何とかこのルートに突破口を見出そうとしたのではないか。そういう観点から取材してみると、幾つかのこれに関連する動きがみえてきます。

 もちろん一般の議員と教団との関わりは、あくまで組織票や選挙ボランティアが目当てだったのでしょうが、政権のトップに関わる人々と教団の関係にはそれとは違った要素、思惑もあったのではないか、と思われます。



座談会「統一教会と創価学会」全文は、月刊「文藝春秋」2022年10月号と「文藝春秋digital」にてお読みいただけます。

宮崎 哲弥,島田 裕巳,仲正 昌樹,小川 寛大/文藝春秋 2022年10月号

安倍晋三元首相と世界平和統一家庭連合(統一教会)の関係はわかる範囲で調べる必要はあると思う。少なくとも安倍晋三元首相の影響で世界平和統一家庭連合(統一教会)との関係は問題ない、又は、関係を持った方が有利になると考えた議員がいるのか判断する材料になると思う。
安倍晋三元首相と世界平和統一家庭連合(統一教会)の関係に踏み込まなければ、宗教法人に対する新たな法制度に関してどのような問題があったのか、権力を持つ政治家の影響がどのように他の国会議員に影響したのかなどを理解しないと適切な法整備は出来ないと思う。

旧統一教会をめぐり石橋議員釈明「父の代から付き合いが…認識が甘かった」 09/11/22(HOME広島ホームテレビ)

旧統一教会側と接点があったと公表された石橋議員が党員獲得を教会関連団体に依頼したことを認め釈明しました。

石橋林太郎議員
「父の代からあの付き合いがある方だけにそこは非常に 今となってしまえば私自身が認識が甘かったとしか言いようがないと思います」

石橋議員は去年世界平和統一家庭連合の関連団体「広島県平和大使協議会」の男性幹部に 自民党の党員獲得を依頼したということです。

旧統一教会と関係があるとは知らなかったと説明しています。

また、関連団体への政務活動費の支出は計4万9690円にのぼることが分かっていますが 不適切として全額県へ返還していくということです。

石橋議員は取材に対し、今後、旧統一教会や社会的に問題がある団体とは距離を置くと話しました。

知名度だけは抜群に高いので、インテリ東大卒バラエティーの人と個人的には思う。国際政治学者と呼ばれているが、国際政治を専攻していないと思ったが?農学部生物環境科学課程・地域環境工学専修、東京大学大学院公共政策学教育部(公共政策大学院)専門修士課程そして東京大学大学院法学政治学研究科総合法政専攻博士課程を修了とウィキペディアには書いてある。

三浦瑠麗氏、まさかの「村八分」誤用にツッコミ殺到…「国葬欠席」を批判するツイートが大炎上 09/10/22(SmartFLASH)

 国会議員に、安倍晋三元首相の国葬の案内状が届きはじめた。9月9日、辻元清美、蓮舫両参院議員は、案内状をツイッターにアップし、欠席を表明。すると、国際政治学者の三浦瑠麗氏がこんな批判ツイートを投稿した。

【写真あり】三浦瑠麗をもっと見る

《個人的には、お弔いにも出ないというのは冠婚葬祭からすら関係を切ろうとする「村八分」の論理のように思いますが。客観的にはむしろ警備費用は少なすぎるくらいだし、「在任期間等の具体的基準が示されない」という論理だけで欠席するのは、あまりに評判を落とす気がします》

 このツイートに対する返信で目立ったのは、賛成や反対の意見表明ではなかった。

《おそらく「村八分」の意味をご存知ないのだな。驚いた》とラサール石井がコメント付きでリツイートすると、もとの三浦氏のツイートを上回るペースで拡散されはじめ、多くのユーザーが「村八分」の誤用を指摘しはじめた。

「『村八分』は、本来、村のルールを守らない者に対し、村民全体が火事と葬式の2つを例外として絶交することを指します。『冠婚葬祭すら関係を切る』という三浦さんの『村八分』の用法は誤りです」(校閲記者)

 三浦氏は指摘を受けてすぐに《それは失礼しました。二分ですね》と誤用を認めたが、過去に犯したほかのミスまで蒸し返される事態になった。

《・ワシントンポストと「ワシントンタイムズ」を間違える
 ・大喪の礼を「たいものれい」と読む
 ・「村八分」の誤用
 もう国際政治学者枠じゃなくって、おバカ枠だろ。。》

「特に、アメリカの名門新聞である『ワシントンポスト』と、旧統一教会系の『ワシントンタイムズ』を間違えたことは、安倍元首相の銃撃事件以来、教団への批判が高まっていたタイミングだったので、多くの批判が寄せられました」(政治部記者)

 ツイートや発言に多くのツッコミが入るのも、三浦氏の影響力の大きさゆえだろう。

日本人は一般的に企業の歯車として遮二無二に働いて来た過去がある。そこには日本経済が成功した要素があると思う。しかし、少し角度を変えると、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)は同じような形で世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が会社のような立場で日本人信者達を利用して成功したのと似ているのではないかと個人的には思った。
もし日本経済の成功と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の成功が似たよう形態であれば、もしかすると日本の教育はある部分では危険で考える部分と停止させ、「馬車馬のように働く」と言うリスクが存在するのかもしれない。そうであれば文科省を利用した自民党議員達は罪は深いと思う。
自民党には期待できないが、野党はカルト集団やカルト教団の法的な定義及びカルト集団やカルト教団を処分する法律を作るために速やかに動くべきだと思う。

旧統一教会「元信者」の現役牧師が告白「ハンカチ売り」と「ギョウザ寝」の苦行 忘れられない1本の印鑑〈dot.〉 (1/4) (2/4) (3/4) (4/4) 09/10/22 (AERA dot.)

 日本基督教団 白河教会の竹迫之(たけさこ・いたる)牧師(55)は長年、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)信者の「2世問題」に向き合い、地道に彼らのケアに取り組んできた。実は、竹迫さん自身も旧統一教会の元信者である。脱会時には兄弟姉妹のように親しかった仲間たちから「裏切り者」と見なされ、暴行や脅迫を受けた。恐るべき「霊感商法」が世間に知られるようになった1980年代半ば、旧統一教会はどのような活動を行っていたのか、竹迫さんに実体験を語ってもらった。

【1980年代に霊感商法追及キャンペーンをした「朝日ジャーナル」】

*   *   *

 竹迫さんは旧統一教会の信者の活動として「伝道活動」「経済活動」「政治家への支援活動」の3つを挙げる。

 このうち、もっとも基本となるのが新規メンバーを獲得する「伝道活動」である。駅前など、路上で声をかけることから「路傍伝道」とも呼ばれる。

「信者が最初にやらされるのがこの勧誘活動です。例えば、アンケートと称して1日に200人、300人に声をかけさせる。そうすると、だんだん度胸がついてきて、誰とでも話せるようになる」

 勧誘を行う信者は自分が旧統一教会に所属していることを固く口止めされている。あくまでも宗教とは無縁の団体への勧誘を装う。要は、騙して旧統一教会に引き込むわけだが、信者には罪の意識はまったくない。それどころか「尊い行いをしている」という使命感に満ちている。

 竹迫さんもそんな一人だった。

 路上での声かけだけでなく、友人にも「安い料金でビデオがたくさん見られる面白いサークルに入ったんだけど、いっしょに来ない?」と、電話をかけまくった。うそではなく、本当のことを言っているつもりだった。最終的に友人を含めて7人を「ビデオサークル」に入会させた。そこで「本当の仲間に出会ってほしい」という、善意の気持ちだった。

 その結果、竹迫さん(当時は大学生)は「東京ブロック学生部門の伝道成績1位」で表彰された。とても誇らしい気持ちだった。

■「霊感商法」にも携わった

 竹迫さんは「ぼくは人と仲よくなって、誘い込むことが得意だと思っていた。ところが、『物売り』になっちゃった」と、振り返る。

 この「物売り」というのが2つ目の「経済活動」である。

 ビデオサークルに入会すると、仲間との絆を深めるため、頻繁に合宿が行われた。組織から抜け出ることをためらう気持ちを念入りに醸成したところで、サークルが旧統一教会の下部組織であることが明かされる。

 信者になると、さらに合宿が行われ、「伝道活動」とともに「経済活動」を体験するという。

「そこで人を誘うのがうまい人は『伝道部隊』に、物売りの成績がいい人は『経済部隊』に振り分けられていくと、感じていました」

 経済活動とはおもに海産物やお茶などの訪問販売で、竹迫さんも珍味売りをした。印鑑や壺(つぼ)などを売る、いわゆる「霊感商法」にも携わった。

「1本だけですけれど、印鑑を売ったことがあります」

 竹迫さんは表情を曇らせて、こう続ける。

「資産家を探し出すために1軒1軒、戸別訪問をしていく。日中に家を訪ねると、大抵は主婦が出てくる。家計を握っていることが多い主婦と仲よくなって、姓名判断とか、家系図の話に持ち込み、囲い込んでいくわけです」

 手始めに3万円から5万円ほどの印鑑を販売し、様子を見る。

「それから『家系図に詳しいもっと偉い先生がセミナーに来ますから』などと誘って、200万、300万の壺を売りつける。もっと資産があれば、何千万とか億の単位の金を出させるように引っ張っていく。ぼくもそんな形で印鑑みたいな少額なものからやらされた。それがだんだんうまくなって、太い客をつかまえられるようになるとスペシャリスト化していくと感じました」

■月100億円の献金

 竹迫さんが所属していた東京「池袋第5地区」の拠点では1日2回「TV100を達成するために実績を上げよう」と、信者たちが気勢を上げていた。

「TV100は『月100億円の献金』を意味する隠語です。つまり、それだけの売上を献金することが目標だった。ちなみに、ぼくが脱会した後、TV100を達成して、すぐに『オレンジ300(月300億円の献金)』に変わったそうです」

 信者たちは朝6時ごろ拠点に集まって売上ノルマを確認した後、解散し、再び深夜11時ごろ集合して実績報告会を開いた。

「報告会が終わると、『ホーム』と呼ばれる宿舎に帰るんですけれど、そこでお祈り会をしたりするので、寝るのは2時、3時過ぎくらい。で、朝5時ごろには起きる。もう全然寝られないです。学生信者もいましたけれど、だんだん学生をやっていられなくなる。留年を繰り返して、中退してしまう人が多かった」

 ちなみに、竹迫さんは脱会直前まで「経済部隊」に配属され、北海道で活動していた。

「ハンカチ売り部隊の一員として北海道に行けと上司から言われたときは不安しかなかったですね」と振り返る。

 かつて合宿で珍味売りをさせられたとき「1日やっても1円も売れなかった」苦い経験がある。そんな思いもあり、経済部隊に従事することは不本意だった。しかし、竹迫さんは「わかりました」と即答した。

「旧統一教会では『上司の意向は神の意志だ』という教育が徹底していました。心の中で反発を覚えること自体が罪でした。なので、内心ムッとしたり、おかしいなと思っても、その気持ちを打ち消してしまう。すぐになかったことにしてしまうので疑問が長続きしない」

■ハンカチ売りと「ギョウザ寝」

 北海道では2台のワンボックスカーに15人が分乗して、毎日移動しながらハンカチを売り歩いた。

「毎朝『ここがわれわれのいる場所。これが君の任地』と言われ、地図のコピーを手渡された。どこの町にいたかは、まったく思い出せません」

 3枚1組3000円のハンカチを手に、「恵まれない子どもたちを支援するためのボランティア活動です。ハンカチを販売しています」と家々を訪ねた。しかしそれは、うそだった。

「収益の一部は支援団体に寄付するんですが、そういう実績というか、証拠をつくって詐欺を重ねた」

 偽募金による経済活動は悪いことかもしれない。しかし、「世界を救う」という旧統一教会の大きな目的のためには小さな犠牲はやむを得ないと、自分を納得させていた。

「毎朝、売上目標を立てさせられるんです。昨日は頑張って2万円売ったから、今日は4万円とか言うと、『そんなに安い金で世界が救えるか』って、隊長からハッパをかけられた。だから絶対に達成できないとわかっていても10万円とか20万円とか、過剰な目標を立ててしまう。なので、どれだけ自己ベストを更新しても、今日もだめだった、という感覚しか残らなかった」

 夜はワンボックスカーの中で8人が折り重なるように寝た。

「みんな互い違いになって、体を斜めにして寝返りもできない状態で寝るので『ギョウザ寝』と呼んでいました。寝る際は、壁際の一番寝やすい場所を狙うんです。でも、そこにたどり着けなくても、力尽きるように寝てしまう。毎日戸別訪問で走り回って、ヘトヘトに疲れて帰ってきますから。睡眠時間は3、4時間しかありませんでした」

■挨拶まわりに来る議員

 3つ目は政治家に対する支援活動である。

ただ、竹迫さんは選挙運動に動員されたことはないという。それは当時、未成年者だったためで、「投票権があれば、ぼくも動員されたと思います」。

 旧統一教会のイベントに政治家が参加するのはごくふつうのことだった。

「例えば、クリスマス会を開くと、地元の議員が来て挨拶をするんです。そのとき、周囲から『原理(教団の教義)を聞きに来る議員さんだよ』と、教えてもらった」

 このようなイベントを通して議員と相性のよい信者や実務能力の高い信者が選挙事務所に入っていく、と竹迫さんには見えた。ただ、旧統一教会が声をかけるのか、それとも議員の方から声をかけるのかはわからないという。

 さらに、ときどき政治家秘書を養成するためのセミナーが開かれ、女性だけの特殊部隊がつくられた。

「セミナーに参加できるのは身長何センチ以上とか、基準が決まっていて、英会話を徹底的に叩き込むような合宿が行われた。そして、無料で秘書をつけますと、各議員に女性信者が派遣されていった」

 これは有名な話で、当時をよく知る関係者の間では常識という。

 記事の後編では、竹迫さんの実体験から「入会」と「脱会」について語っている。

(AERA dot.編集部・米倉昭仁)

※記事後編<<「東京六大学より下の学生は勧誘行って」 旧統一教会の元信者で現役牧師が明かす入会と脱会の“異常性”>>に続く

「東京六大学より下の学生は勧誘行って」 旧統一教会の元信者で現役牧師が明かす入会と脱会の“異常性”〈dot.〉 (1/5) (2/5) (3/5) (4/5) (5/5) 09/10/22 ( AERA dot.)

 なぜ、いまもなお世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に入ってしまう人が後をたたないのか。「大半の人はそれがどういう団体か、まったく知らないまま誘い込まれていく」と、日本基督教団白河教会の竹迫之(たけさこ・いたる)牧師(55)は話す。実は、竹迫さん自身も旧統一教会の元信者だ。脱会時には兄弟姉妹のように親しかった仲間たちから「裏切り者」と見なされ、暴行や脅迫を受けた。現在は世界平和統一家庭連合から脱会を望む人たちの支援を続ける竹迫さんに、当時の実体験を語ってもらった。

【写真】自身の体験を告白した竹迫之牧師

※記事前編 <<旧統一教会「元信者」の現役牧師が告白「ハンカチ売り」と「ギョウザ寝」の苦行 忘れられない1本の印鑑>>から続く。

*   *   *

「別に旧統一教会に入ろうと思って入ったわけではないんです。ぼくの場合『月額2500円で500本のビデオが見放題ですよ』と誘われて、サークルに通い始めた」

 竹迫さんは、そう語る。

 1985年の春。それは大学受験が終わった日だった。

「きっと散々な結果だったに違いない」と思いながら、竹迫さんが東京・池袋駅前を歩いていた。

「こんにちは」

 雑踏で突然、声をかけられた。

「あまりにも親しげだったので最初は知り合いかな、と思ったんです。初対面だとはしばらく気がつかなかった」

 後で知ったことだが、アンケート調査と称する勧誘だった。しかし、このときはまったくわからなかった。

「最初はキャッチセールスだと思って、ちょっと警戒したんです。いろいろ聞かれたので。『今、何しているんですか?』『受験の帰りです』『受験って、どこ?』『日大の芸術学部です』『なんで芸術なの?』『映画を撮りたいから』という具合にどんどん話を引き出された」

 しばらく会話した後、相手は「池袋ライフアカデミー(ILA)」という、映画をみんなで鑑賞しながら人生の勉強をするサークルなんです、と切り出した。そして電話番号を記したカードを手渡した。

「数日後、入試結果の発表を見に行ったら、落ちていた。池袋に遊びに行こうと思ったら、雨が降り出した。行く当てがなくなってしまった。そういえば月額2500円で映画が見放題になるサークルがあったなと思い出して、電話して、ILAを訪れた」

■自分も同じことをやった

 ILAは「サンシャイン60」の近くにある貸しビルの中にあった。そこは「本当に喫茶店みたいな雰囲気」で宗教っぽさを感じさせるものは何もなかった。喫茶スペースの奥にはビデオブースが設けられ、それぞれ独立したテレビとデッキでビデオが見られるようになっていた。ビデオを見終わると、喫茶スペースでスタッフと雑談をした。

「ぼくの話をとにかく聞いてくれたんです。だから、自分のことをどんどん話してしまう」

 特に、小学生のとき事故で視力を失った左目のことについてじっくりと話を聞いてくれたことが心にしみた。それまで他人に話してもわかってもらえないと思っていたことを初めて受け止めてもらえたと感激した。大きな善意を感じた。

「しかし、それは一度足を踏み入れた組織をやめるにやめられない状況に追い込んでいく常套手段だったのです」

 なぜ、そう言えるのか?

「自分も誘う側になると、同じことやっていましたから……」

 ILAに入会すると、昼間は予備校に通い、夜はILAでビデオを見る生活が始まった。

 合宿もあった。最初の合宿で自分の長所を挙げながら自己紹介すると、熱烈な拍手で盛り上がった。参加者は互いを褒めたたえた。ひたすらいい気分になった。

 しかし、そこには仕掛けが隠されていた。参加者のなかにはたくさんの信者、つまり、「サクラ」が潜り込んでいたのだ。やがて竹迫さんもその一人となる。

■韓国の老人の姿に衝撃

 ILAのスタッフはさまざまな場面で「人生の転換期」を語った。これこそが、旧統一教会に引き込むための典型的な手段で、いわゆる「転換期トーク」と呼ばれている。

「いま『人生の転換期』を迎えているんじゃないですか、って言われると、だいたいみんな、心当たりがあるものなんです。ぼくもちょうど受験のときだったから、確かにそうだよな、と思った」

 ILAのスタッフはその「人生の転換期」をきっかけに「世界のために自分ができることを考えよう」と語りかけ、ドキュメンタリー風のビデオを見せた。世界中で起こっている悲惨な事件を例に挙げ、「世界は滅びる」といった映像を繰り返し見せられる。やがて、ビデオは世界の破滅を回避する手段を示すようになり、どうすれば平和な世界が実現するかと訴えた。それは旧統一教会の教えに従い、協力して働くことだった。

 予備校が夏休みに入ったころ、「ILAは旧統一教会の下部組織である」と入会していた友人から打ち明けられた。竹迫さんは愕然とした。なぜ最初から言わなかったのか――友人を問い詰めたが、旧統一教会の教えに背けば死後の世界で耐え難い苦しみにさらされると教え込まれていたことが怖くなった。それに、心やさしい仲間たちを失いたくなかった。

 その数日後、12日間のスクーリング(勉強会)に参加した。内容は講師のビデオを見るだけの退屈なものだった。だが、画面に韓国の老人が映し出された直後、参加者の間に衝撃が走った。「この文鮮明こそが、世界を破滅から救う現代のメシアだ!」と興奮ぎみのナレーション。そこでスタッフは初めて、ILAと統一教会の関係を参加者全員に告げた。

 戸惑う参加者。「騙された」という表情で抗議する人もいた。

■学生部長は現役東大生

 続けて仕上げの4日間の合宿が行われた。そこで徹底的に植えつけられたのは韓国人への贖罪(しょくざい)の意識と共産主義への恐怖だった。

「かつて植民地支配した朝鮮半島の人々に対して、日本はこんなひどいことしてごめんなさいっていうムードが盛り上げられていく。そこでサクラが率先してお祈りするわけです。『私たち日本人は罪を悔い改めて』と言うと、泣き出す人もいた」

 のちに、竹迫さんは「学生部受験科」に配属された。そこはいわば、浪人生のための部署。学生部長は現役の東大生が務めていた。竹迫さんは新メンバーを勧誘する「伝道活動」に励みながら、部長から英語や教義を学んだ。「映画で世界を救いたい」という強い信念で受験勉強に打ち込んだ。そして翌年、日本大学芸術学部に合格した。

 しかし、だ。

 なぜ、旧統一教会はわざわざ「学生部受験科」という部署を設けてまで、浪人生の面倒をみるのか? そこには、あわよくば浪人生を有名大学に送り込み、広告塔として利用したい意図があるという。

「学生を勧誘するとき『東大生もいますよ』と言うと、それだけで『おーっ』となりますから」

 一方、東大や早稲田大、慶應義塾大など「東京六大学」よりランクが下の大学生は、学業を放棄させられることが多いという。

「有名大学の学生以外は、学業よりも勧誘や物を売りつける活動のほうが重視されていました。なので、次第に学校に通わなくなって、中退を勧められるような雰囲気がありました」

 竹迫さん自身も大学生となったものの、日大にはまったく通わず、統一教会の活動に専念した。

 その後参加した合宿では毎朝、空手の訓練が行われた。「いずれ、第3次世界大戦が起こる」という理由で、参加者は30人弱。ほとんどは20代だった。「1人1殺」と言われて、いきなり殴り合いのような訓練をした。

■得意の「トカゲの尻尾切り」

 一方、竹迫さんの両親はなんとか息子を旧統一教会から連れ戻そう必死に動き始める。

 困った竹迫さんが幹部に相談すると、「それはあなたの問題だ。あなたの責任で解決しなさい」と冷たく言った。「要するに旧統一教会お得意の『トカゲの尻尾切り』ですよ」と竹迫さんは指摘する。

「面倒な問題が起きると『全部信者が勝手に起こした問題だ。信者の自己責任だ』と言う。今年8月の田中富広会長(世界平和統一家庭連合)の会見もそうでした。いまだに全然変わってないんだな、と」

 夏になると、竹迫さんはハンカチ売りのキャラバン隊の一員として北海道に送り込まれた(記事前編参照)。ところが、雨に濡れた段差で転倒し、足首を骨折。埼玉県にある実家に戻ってきた。

 両親にとっては、旧統一教会から息子を脱会させるチャンスだった。キリスト教の牧師に力を貸してくれるように頼んだ。

 両親の行動に慌てた竹迫さんは「わかった、やめる」と言った。もちろん、出まかせだった。両親を丸め込んで「偽装脱会」を図り、「隠れ原理」として活動するつもりだった。

 ところが牧師は「お前が引き込んだ友だちはどうするんだ? お前だけがやめればいいのか」と、畳み込んだ。仕方なく、竹迫さんは牧師とともに友人メンバーを訪れる羽目となった。

「みんな、ぼくほど深入りしていなかったので、牧師が統一教会の資料を見せると『こんな団体だと思わなかった』と言って、やめちゃったんです」

■始まった報復

 その後、事態は思わぬ方向に進んでいく。旧統一教会は「裏切り」と受け止めたのだ。

 すると、報復が始まった。

 ある日曜日のこと。竹迫さんは池袋駅前の歩行者天国を歩いていた。すると、顔見知りの信者たちがアンケート調査(伝道活動)をしていた。

「そこで『あっ、久しぶり』って、声かけようと思ったら、すっといなくなったんです。『あれ、見えなかったのかな』と思った。でも、何人かに声をかけようと繰り返しているうちに、いつの間にか取り囲まれた」

 裏路地に連れ込まれ、腹に3発、蹴りを入れられた。「スパイ」「サタン」と罵られた。

「彼らとは同じホーム(旧統一教会の宿舎)で暮らしていたので、兄弟姉妹っていうくらい強い仲間意識で結ばれていたんです。でも、彼らからしたら、ぼくは裏切り者だった」

 竹迫さんは寂しそうに語った。

 自宅には無言電話が絶え間なくかかってきた。だが、それで初めて、自分がやったことに気づいた。

「統一教会の上司から電話番号を書いた紙片とテレホンカードを数十枚渡されて、公衆電話から電話して、相手が出たら切る、という作業を朝から晩までやらされたことがあるんです。相手がどこの誰かは知りません。それが無言電話だということに自分がやられて、初めてわかった」

 かつての仲間から殺されるのではないか……。そんな恐怖感を覚える日々だった。外出する際にはかばんに鉄板を忍ばせ、サバイバルナイフを携帯した。夜はいつでも逃げられるように、靴を履いたまま寝た。

■強い圧力をかけてきたワケ

 これまで大勢の脱会信者のケアをしてきた竹迫さんだが、脱会時にこれほどの体験をした話は聞いたことがないという。

「どうやらハンカチ売りのキャラバン隊はあの地区の総責任者のポケットマネーを稼ぐための私設部隊だったらしく、その情報がぼくから漏れるのを恐れて、強い圧力をかけてきたみたいです」

 旧統一教会では「上司の意向は神の意志」である。末端信者は何の疑問も持たず、上司の指示を実行に移すという。

 筆者はこれまでの取材で「旧統一教会は昔も今も基本的に何も変わっていない」と、関係者から繰り返し聞かされてきた。勧誘のトークも驚くほど変わらないという。清掃ボランティアや生け花教室、合唱サークルなど、さまざまな旧統一教会のダミー団体が報告されている。

「大半の人はそれがどういう団体か、まったく知らないまま誘い込まれていくんです」

 そう話す竹迫さん。これからも脱会支援の活動に従事するという。

(AERA dot.編集部・米倉昭仁)

結局、文科省が現実の問題やリスクを把握しないで、通達を出していることが下記の記事だけでもよくわかる。
だから、知床 観光船「KAZU I(カズワン)」沈没事故や静岡県牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」の河本千奈ちゃん死亡事故などで注目を受けないと行政は動かないし、人々が注目する事はない。
大げさに騒ぎすると言う人達は絶対に存在すると思うが、誰かが犠牲にならないと注目を浴びないし、問題が放置されたり、見過ごされるのが現実であり、多くのケースだと思う。
アラームだって同じ。悪意があればアラームがならないように出来る。監査や検査の時だけ作動するように対応する人達は存在する。アラームが壊れても次の検査や監査まで直さないことだってあるだろう。アラームなどなくてもしっかり管理したり、お互いにやる事を徹底している園ではそのようなシステムは要らない。また、監査システムでも問題があると判断された園は監査の回数を増やすとか、徹底した監査を行うなどシステムの変更で悪質な、又は、問題のある施設を減らす効果は程度の違いはあれどあると思う。
マニュアルはないよりましだし、マニュアルが存在すれば事故が起きた時に、責任と所掌が明確になっているので責任者と担当者が逃がさない確率は上がる。ただ、犠牲者は生き返らない。マニュアルがあれば、まともに監査すれば言い訳の口実は減るだろうし、適当な嘘を付けば、施設の悪質性を判断する材料になる。そして、マニュアルが存在するので、担当者が何をするべきなのかを理解し、実際に、義務を果たしているかを確認できる。
こども園の事ではなく、いろいろな分野で同じ事をすれば事故はなくならないが、事故は減ると思うし、まともな施設が増えれば行政の負担は軽くなる。ただ、改善が定着するまでは大変だと思う。
ヤフーのコメントにはバスをなくせば良いと書いているが、確かに正しい。バスに放置する事故はなくなるなるだろうが、問題のある施設では他の部分で事故は起きると思う。結局、ずさんさはバスだけではない可能性があるからと個人的には思う。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

9FT*****

「個人を罰しても、事故はなくならない」というのは、どのような人間もエラーをしてしまうので、事故はシステムの問題として捉えてそれを改善することによって事故を防止するという考え方である。これは米国から入ってきている考え方であるが、服務規程を遵守する姿勢を従業員が持っているということが大前提となっている。もちろん、うっかり規定違反をおかしてしまう場合もあるが、最初から規定を無視した行動をとっている者は即解雇となる米国のようなルールを厳しく適用する文化的背景の中で成立する話である。その大前提を無視して、個人には責任はないと機械的に当てはめてはいけない。個人を罰するだけでは事故はなくならないのはたしかであり、システムの改善も重要であるが、この園では、いろいろな安全に関する規定が常日頃から無視されていた可能性があり、それを看過していた管理者の責任は重いと判断すべきである。


アメリカ文化、アメリカ社会の常識や価値観、アメリカ人の行動パターンは日本とは違うので、理由と選択を理解したうえで、日本バージョンにしないとコピーしただけでは良い結果は生まれないと思う。
日本で言えば、まず、文科省の対応がだめ。やる気がないのか、世間知らずの高学歴には適切な判断が出来ないのか、県レベルの行政でも同じことが言えるのか、そこら辺から変えないとだめだと思う。最初の指示や方針が間違っていれば、時間と労力の無駄を生む。また、性善説を廃棄するするべき。悪い奴らや悪質な組織は存在する事を認識した上で、良い人達や良い組織と同じように考えるべきではない。

バスの窓たたく園児、別の保護者が発見…同じ認可保育施設で置き去り2件 09/10/22(読売新聞)

 さいたま市の認可保育施設で2019年11月と昨年12月、園児が夕方に送迎バスに取り残される事故が起きていたことが9日、わかった。いずれも座席で寝ていた園児を同乗の施設職員らが見逃していた。園児に健康被害はなく、施設側がそれぞれの保護者に謝罪した。

【表】河本千奈ちゃんがバスに乗り、発見されるまでの経緯

 市によると、取り残されたのはいずれも同じ認可保育施設の3歳児クラスに通う園児各1人。19年の事例では午後5時30分頃、園児と職員を乗せたバスが市内の降車場所で園児たちを降ろして施設に戻った際、園児が車内にいるのに気づかずに職員がドアを閉めていた。

 約20分後に車内からバスの窓をたたいている園児を他の園児の保護者が見つけ、無事だった。乗降時に園児を確認する決まりだったが、守られていなかった。

 昨年12月のケースでは、午後4時過ぎにバスが園児と職員を降車場所に降ろして施設に戻った際、車内を点検していた運転手が座席で寝ている園児を見つけた。降車時に職員が園児を確認するルールだったが、怠っていたとみられる。

 その後、施設側は市の指導で送迎時のマニュアルを作り直すなどしたという。

 静岡県牧之原市の認定こども園で3歳女児が通園バスの車内に取り残されて死亡した事件を受け、さいたま市は送迎バスを使う保育施設などを対象に、送迎時のマニュアルの有無などを確認する調査を行っている。送迎バスの安全対策について、市の担当者は「調査結果をみて今後の対応を検討したい」と話している。

バス送迎業務の点検、1950施設に通知  埼玉県の大野元裕知事は9日、県内1950か所の保育園、幼稚園、認定こども園を対象に、バス送迎業務を点検するよう通知したと発表した。安全管理の徹底を求める国の通知を受けた措置で6日付。県内の自治体でも、同様に事業者に注意を促している。

 県では出欠などの情報を保護者に確認することや職員間の情報共有の徹底、ダブルチェック体制による子どもの人数確認などを適切に行っているかについて調べる方針。

川崎幼稚園・増田立義 理事長兼園長の他人事のような対応を聞いて、子供の無残な姿を見たのなら親としては怒りしか感じないであろう。窓を開けて日陰に車を止めて仮眠して起きたから服がびっしょりに濡れている季節。窓を締め切られたら意図的でなくても地獄の苦しみだと思う。

河本千奈ちゃん母親「お願いだから娘を返して」牧之原市川崎幼稚園バス置き去り (みみずくエヌラボ)

刑事施設はかつらNG!不正送金した“カタカナ語連発”のイケイケ元銀行員、送検時に暴露された本当の顔 (1/3) (2/3) (3/3) 09/10/22 (週刊女性PRIME)

「犯行に使ったのはインターネットバンキングだった。わざわざATMまで行かなくても、自宅や外出先などからパソコンやスマートフォンで営業時間を気にせず振り込みや残高照会などができるため利用者が増えている。そこにつけ込み顧客の高齢女性に口座開設を勧め、開設作業の際などにパスワードなどの個人情報を盗んで預金の一部を自分の口座に動かしたとみられる」

【写真】「あれ!?」送検時の高橋容疑者は、普段の彼とはまったくの別人だった…

 と全国紙社会部記者は話す。

 顧客の銀行口座から自分の口座に不正に現金を振り込んだとして警視庁世田谷署は9月1日、横浜銀行の元行員・高橋延年容疑者(41)を電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕した。行員だった2015年11月ごろ、顧客のインターネット銀行口座から自身が所有する口座に50万円を不正送金した疑い。同容疑の公訴時効7年まであと約2か月に迫る逮捕劇だった。

顧客女性の口座から複数の送金が  前出の記者が続ける。

「捜査の端緒は顧客女性側からの相談。口座から心当たりのないまとまった金が何度も引き出されていることに気づき、今年1月に警察が知るところとなった。高橋容疑者は“振り込んだことは間違いないが、承諾を得ていた”などと一部否認している。この顧客女性の口座からは複数の送金が確認されているため、警察は余罪の可能性も視野に関連を調べている」

 横浜銀行によると、インターネットバンキングは利便性が増すほか、一部の手数料がかからなくなったり割引きされる。ただし、顧客の承諾を得たとしても行員が操作を代行することはないという。上手に使えばお得なわけだが、預けている先の行員に金をくすねられてはたまったものではない。

 横浜銀行は、

「厳粛に受け止め、深く反省するとともに、お客さまをはじめ関係者の皆さまに心よりお詫び申し上げます。引き続き警察捜査に全面的に協力するとともに適時適切な対応をおこなってまいります」

 などとコメント。

 取り引きに不審な点があった場合などに顧客が問い合わせできる窓口を開設した。

 前出の記者は、

「インターネットバンキングをめぐっては、成りすましによるフィッシング詐欺の被害が深刻。金融機関を名乗る不審なメールが届き、利用者のIDやパスワードなどの確認や更新を迫って情報を盗みとろうとする手口が代表的だ。デジタルに慣れていない高齢者などは十分注意する必要がある」

 と指摘する。

 高橋容疑者は大学卒業後、横浜銀行に入行。数年前に退職後、経営コンサルタント業の会社を立ち上げ、現在は横浜市に本社を置くシェアオフィス運営会社の社長を務める。クラウドファンディングで目標の500万円を集め、昨年4月、シェアオフィス開業にこぎつけたばかりだった。

 同オフィスは社長の逮捕を受け、9月中のイベントを自粛。どのような社長だったのか、オフィスを訪ねて取材を申し込むと、

「対応できる者がだれもおりませんのでお引きとりください」(スタッフ)

 と混乱している様子がうかがえた。

 高橋容疑者はSNSでこんなふうに自己紹介している。

《横浜生まれ横浜育ち、地方銀行で12年勤務。リーマンショックを経験した際に、中小企業の財務支援、営業支援を行う企業を作りたいと思い独立。退職後は銀行のルールで過去の顧客と連絡を取ることができず、人脈もコネも何もない状態からの独立でした》

腰が低いのに野心家の空気感  知人の男性経営者は人物像をこう評する。

「腰が低く洗練されたビジネスマンで、野心家の空気感を漂わせていました。“横浜を盛り上げていきましょう”とか“ビジネスチャンスを広げましょう”などと前向きな話が好きでした。異業種交流にも積極的で、銀行出身の経理・経営のスペシャリストとして自信がみなぎっていました」

 逮捕を報じるニュース映像をみて「最初は別人かと思いました」としてこう続ける。

「もっと若々しいし、普段はかつらをしていたとは知らなかったから。送検される際、別人と思わせたかったんでしょうか」(同・知人)

刑事施設での“かつら”着用は基本NG  前出の記者は言う。

「警察署の留置場や拘置所などの刑事施設では、健康上の特段の理由がない限り、まずかつら着用は認められない。危険物などを隠すツールになり得るから。単純に着用を許可されなかっただけではないか」

 刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律に基づく施行規則は、かつらの着用について、

《外出し、又は外泊する場合、裁判所に出頭する場合その他の刑事施設の長がかつらの着用を許すことが適当と認める場合に限る》

 と定めている。

 逮捕前、高橋容疑者は事業拡大に懸命だった。ビジネスパートナーの信頼を得るため、堅実な職歴を前面に押し出していた。

 例えば約2年前、インターネットのビデオ会議アプリ「Zoom」を使って「金融機関の現状」「銀行員が嫌がるお客さんべスト3」「金融機関から嫌われないようにするために大事にすることベスト3」などについてスピーチ。融資の審査に通りやすく、あるいは審査スピードを速くしてもらうためのテクニックを披歴した。

 あるいは、SNSで新型コロナウイルス対策の関連融資について、

《以前、主婦の方に架空の事業計画を作成させ、金融機関から資金を調達させFXなどの投資に回させているという会社の方にお会いしたことがあります。そりゃ詐欺ですよ。そういうことをする人達がいたから、この状況になっても金融機関は審査基準を緩めることができないわけで》

 と述べる一幕も。

 そう喝破する時点で、既に詐欺をはたらいていたわけだからひどい。

 カタカナ語を織り交ぜたビジネストークが得意で、例えばSNSではこんな呼びかけをしている。

《私たちとともに大成功をしたい方はジョイン(※合流や結集)してください。あなたが見たことのない景色を見せてみせます!》(※印は編集部、以下同)

《メンバー同士のビジネスミーティングやリファーラル(※紹介や推薦)マーケティングのスキルを上げるための学習トレーニングなど時間投資を頂ければと思います》

《リアルの場があることでどんなベネフィット(※利益や効果)があるのか?改めて言語化をしてみました》

 シェアオフィスについても、ほぼ同義の「コワーキングスペース」という呼び方を徹底。ビジネスパートナーを口説く決めゼリフは《高橋と15分Zoomの時間を》だった。

 イケイケの元行員は約11年前、横浜市内の高級マンションを約4400万円の住宅ローンを組んで購入。同マンションの男性住人はこう話す。

「生活感のない人でどのような仕事をしているか知らなかった。トラブルはなかったが自治会活動には参加しなかったようで、ほとんど交流はなし。同じ階の住人が言うには“謎めいた存在”だったらしい」

 別の女性住人は、

「おしゃれで若いパパだなと思っていた。高齢者がデジタルに弱い点を突くなんて卑きょう者。妻子がいるのに何をやっているのか」

 と呆れ顔だった。

子どもに父の背中を見せてあげたい  容疑者は子ども向けの絵本をつくるプロジェクトに協賛した際、インタビューにこう答えている。

《僕は父親を、高校1年のときに亡くしています。就職や転職の時など、父親の話を聞きたいなと思うことが何度もありましたが、残念ながらそれは叶いませんでした。自分は、子どもに父の背中を見せてあげたいと強く思っています》

 仕事が忙しく、小学生の娘と過ごす時間をつくれないとする一方、絵本プロジェクトに参加していることを娘に話すと、

「えー!!!パパ、絵本を創っているの?!見せて!見せて~!!」

 と嬉しい反応があったと打ち明けている。

 電子計算機使用詐欺罪の法定刑は10年以下の懲役。執行猶予がつく場合もあるが、罰金では済まされない。その背中は、娘に見せられるものではないだろう。

トラックの世界は知らない。ただ、トラックドライバーとひとまとめにしてもいろいろなケースはあると思う。
コンテナを運ぶトラックに関して日本と韓国を比べると韓国のコンテナターミナルの方が物流を考える上では考え方が上だと思った。日本でいくら性能の良いクレーンを使おうが、コンテナターミナルまでの時間を考えると、韓国の方が便利だと思った。コンテナターミナルまでの高速道路とか、立体道路は日本に比べれば渋滞がなく素晴らしいと思った。日本はコンテナターミナルに入るまでの道路が狭かったり、高速道路からの接続が不便だったり時間に対するチャージだと考えると非効率極まりないと思った。
トラック業界は古い体質のようだが、いくら物流倉庫がハイテクでもトラックによる輸送を考えるべきだと思う。カーナビは付いていないそうだが、付いていないのならトラックメーカーがポータブルカーナビが付けれるように台とか、後付けの台が固定できるように考えればよい。
道路が良くなれば交通量が増える事が予測されるが、少子化なのだから人口は減る事は避けられない。地方自治体と協力して道路拡張が必要なエリアにある民家には引っ越しの助成金とか、空き家へとトレード助成金や差額に関するリフォーム助成金などで人口の集約や重要な道路の整備を考えるべきだと思う。同じ距離でも運転しやすくなれば物流にはプラスになると思う。働きやすくなれば同じ給料でも選択として考える人は増えると思う。

「うまくやってよ」のしわ寄せで長時間労働――トラックドライバーに一晩密着。「働き方改革」は可能か(1/6) (2/6) (3/6) (4/6) (5/6) (6/6) 09/10/22(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

「職業に貴賤はないってよく言われますけど、格差は確実に存在しています」。40歳のトラックドライバーは言う。深夜に走るトラックドライバー。スーパーやコンビニには毎日新鮮な食品が並び、ネットで購入した商品はすぐに宅配ロッカーへ届く。社会インフラを支え、コロナ禍でエッセンシャルワーカーとしてその存在を意識されるようになった。しかし、仕事の現場で何が起きているかはあまり知られていない。一晩密着取材すると、物流業界が抱える問題と、世間から求められる「利便性」のしわ寄せが見えてきた。(取材・文:橋本愛喜/撮影:佐藤洋紀/取材協力:大賀運輸/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部)

運転手なのに数千個におよぶ荷下ろし作業も

神奈川県川崎市に事業所がある運送企業「大賀運輸」(本社・東京都世田谷区)でトラックドライバーをしている伊藤健次さん(40)。普段は昼間、大型車でルート配送を担当しているが、時折ピンチヒッターとして中長距離も走る。

この日は、神奈川県相模原市から宮城県仙台市までの中距離輸送。片道約460キロの距離を、国によって定められている1日の最大拘束時間「16時間以内」で、一人で往復する。

会社を出発し、21時ごろ荷物の積み込み先に到着。今回の荷物は量販店の飲料だ。慣れない現場では、想定外のことがよく起きる。

トラックドライバーは運転だけしていると思われがちだが、時に数千個におよぶ荷物の積み下ろし作業も業務となる。場合によっては検品、ラベル貼り、棚卸し、商品の陳列まで担うことも。本来これらの作業には料金が発生するはずだが、実際の現場ではその多くが「無料」扱いだ。

この日も、大量の台車を下ろし、荷物を載せた台車にラップを巻く作業が発生した。出発時間をとうに過ぎても作業は終わらない。

伊藤さんは積み込み後、高速道路を4時間ほど走ったところで、パーキングエリアに立ち寄った。「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」というトラックドライバーに関する改善基準の中に、4時間走ったら最低30分休憩を取らねばならないという決まりがある。通称「430」(よんさんまる)――。

本来は長距離を走るドライバーに配慮したルールのはずだが、現状は逆に足かせになっている。サービスエリアやパーキングエリア(SAPA)の駐車マスが足りていないからだ。

駐車マスがないからといって、「休憩なし」は許されない。430は国が会社に定めた規則のため、ドライバーは休憩を取らなければ、国から指導や行政処分を受ける可能性のある会社から、ペナルティーを受けることになる。車内にある専用装置で、休憩の取得はもちろん、速度やブレーキの踏み方、アイドリングにいたるまで会社に管理されている。

駐車マスが見つからなかったドライバーが行き着く先は、法律違反であっても「路肩」しかなくなる。走り続けても違反、止まっても違反。休憩を取るたび、彼らは2つのルールの板挟みになる。道路交通法を取るか、改善基準を取るか。伊藤さんはこう言う。

「現場のルールを作るのは、トラックに乗ったことのない人たちなんですよね」

「深夜割引」が引き起こす渋滞と長時間労働

深夜のSAPAがトラックで渋滞する原因になっているのが、高速代を3割引きにするETCの「深夜割引」だ。

今回の伊藤さんの場合、深夜割引で往復約1万円、高速料金が安くなる。長距離輸送がメインの会社や保有車両の多い中規模の運送企業の中には、この割引で月に数百万円を浮かせているところもある。

安い運賃が常態化する運送業界にとって、もはやなくてはならない同制度だが、現場のドライバーからは廃止を求める声が多くあがっている。理由は、同制度による「長時間労働の誘発」。深夜割引の適用条件が、「午前0時から4時の間、1秒でも高速道路内にいること」だからだ。

深夜割引を適用させるため、会社が配送後のドライバーにSAPAなどでの待機を指示する「0時待ち」が発生。会社を目前にしながらも、数時間、高速内で待機するドライバーも少なくない。日をまたいでの帰宅を余儀なくされる深夜割引の存在は、駐車マス不足の一因にもなっている。

路駐で待機せざるを得ず、トイレも食事も行けない

長時間労働を助長する商習慣はほかにもある。例えば、「荷待ち」だ。

トラックは、延着(時間に遅れること)はもちろん、荷主の現場の効率化のために、早着(時間より早く到着すること)も許されていない。つまり、早めに到着しても荷下ろしはおろか、荷主の敷地にも入れない。

荷主から指示される「呼ばれたらすぐに入庫できるところで待機」は、「路上駐車で待機」と同じことになる。ドライバーからは「自分たちだって路上に車を止めたいわけではない」という声が多くあがる。ある40代の大型長距離ドライバーはこう打ち明けた。

「路駐しているといつ警察がやってくるかという不安や、社会に迷惑をかけているストレスが常に付きまとう。何よりトイレにも食事にも行けないのはやっぱりつらい」

伊藤さんが仙台に到着したのは、周りが明るくなった午前6時ごろ。すぐに荷下ろし作業はできず、前の車の作業が終わるまで待機することになる。

今回の荷待ちは30~40分だったが、全国を走るドライバーのなかには2~3時間待たされる人も少なくない。中には21時間半待った人もいるという。しかし「客」である荷主には、強く抗議もできないのが現状だ。

夏の荷待ちはさらに過酷だ。荷待ち中はアイドリングストップを求められることも少なくないため、車内の温度は軽く50度を超える。ドライバーは待機中、順番が来るまで水と塩を口に含ませたり、トラックを降りて車の日陰で涼を取ったりしているが、熱中症による死亡事故も起きている。

荷待ちの大半は、待機場所が確保されていない。車体の大きいトラックは、コインパーキングに入れることもできないため、一般道では高速道路以上に駐車スペースを探すのは困難だ。

全日本トラック協会は、トラックドライバーの休憩場所として全国に「トラックステーション」を設置しているが、その数は年々減少。2年前まで全国に30あった施設は、現在24カ所となっている。主な理由は「施設の老朽化と道路需要の変化」だという。同協会の担当者はこう話す。

「新たな高速道路やバイパス等の開通により、利用される道路や流れも変わってきている。そうすると建設時には利用率の高かったトラックステーションも、利用者が減ってきています。利用者が少ないうえに老朽化する施設を維持するより、利用者が多い施設をより快適に使っていくことに力を入れたほうがよい、という方針です」

収入減少と人手不足が危惧される「2024年問題」

物流業界には、2024年に「働き方改革」による大きな変化が待ち受けている。働き方改革関連法は2019年にほとんどの職種で施行されているが、職業ドライバーは「長時間労働の改善に時間がかかる」という理由から、施行に5年の猶予が与えられた。同法が施行されることにより、職業ドライバーの時間外労働は年間960時間に制限される。

慢性的な人手不足や非効率な荷待ちが解消されないなか、労働時間が減ると、全国で荷物が運べなくなる事態が起こりかねず、業界はこれを「2024年問題」として危惧している。

大手の運送企業は、伝票のデジタル化やトラックの荷待ち時間の解消を図るためにDX化を進めているが、中小零細の企業には資金も技術も足りず、なかなか準備が進んでいないのが現状だ。

働き方改革関連法の施行以降は、トラックドライバーの収入減少も危惧されている。給与形態の多くが、走った分だけ手当の付く、いわゆる歩合制だからだ。賃金水準が上がらないまま労働時間に上限が設けられれば、ドライバーの給料が減少することは間違いない。2024年を境に、生活が成り立たなくなるドライバーが仕事をやめ、人手不足に拍車がかかる可能性がある。

「トラックドライバーは手当で食ってるんですよ。賃上げは絶対必要ですね」(伊藤さん)

全日本トラック協会の資料「日本のトラック輸送産業 現状と課題 2022」によると、現在、トラックドライバーの労働時間は全産業平均より約2割長いが、給料は全産業平均より大型ドライバーの給料で5%、中小型ドライバーで12%低い。先の見えない燃料高騰に直面するなか、ドライバーに対する賃上げの声は聞こえてこない。

労働環境の改善には「荷主の協力」が不可欠

こうした現状に対し、国土交通省はどのような対策をとっているのだろうか。同省の職員はこう話す。

「深夜割引に関しては、不要な深夜労働を助長し、ドライバーの働き方に影響を与えている可能性もあると思います。国交省の社会資本整備審議会の中で割引のあり方を議論していて、有識者から割引時間帯を現行の0~4時から22~5時に拡大し、その時間内に走行した距離の分だけを割引の対象にすべきだとの意見が出ている」

しかし、「距離制」の割引案は、多くの運送関係者からすでに「高速料金の負担増になるのでは」と懸念の声があがっている。これについて国交省の職員に尋ねると、こう答えた。

「高速料金は、荷主が支払うようにするべきだと思っています。国土交通省で定めた標準的な運賃では、実費を支払うことを定めている。ただ、運賃がどんぶり勘定だと、荷主が高速料金を払っても実際は高速道路を使わず、下道を使うというケースも起きていると聞いています。今後は料金体制の仕組みを荷主が運送側と協力して作っていく必要があるでしょう」

2024年問題に対しては、国土交通省は2020年に「標準的な運賃」を設定し、荷主に周知と活用の働きかけを行ってきた。全日本トラック協会担当者は「運送事業者は、働き方改革に対応するため、『標準的な運賃』に基づいて自社の原価を把握し、荷主と交渉する必要があるが、交渉していない事業者も多い」と話す。

「要因の一つは『荷主への配慮』でしょう。今、荷主もコロナ禍で苦しく、交渉できる状況ではないと踏み込めずにいる事業者も多いのが現状です。値上げ交渉の場で、逆に値下げを求められたり、他社に仕事を取られたりするなどのリスクを回避するために話題にあげない会社もあるようです」

しかし、労働環境を改善するために「荷主の協力」が不可欠であることは間違いない。

「荷主には、荷待ちや付帯作業に人手と費用が発生するという認識、意識を正しく持ち、適正な運賃を順守してもらわないといけないと思っています」(国交省職員)

430を順守したり、深夜割引の適用時間を待ったりすると、荷主の指定時間に間に合わないケースもある。こうした休憩ルールや道路事情があることを知ってか知らずか、ドライバーは現場でこんな言葉をかけられると伊藤さんは言う。

「うまくやってよ」

今後の物流業界では、どれだけ荷主にこの言葉を言わせないかが課題になるだろう。

「ドライバーなんか待たせておけばいい」

法律の矛盾や過酷な作業など、しわ寄せを受けるのは現場のトラックドライバーだ。

「職業に貴賤はないってよく言われますけど、格差は確実に存在しています」(伊藤さん)

伊藤さんは、「ドライバーなんか待たせておけばいい」「手伝う必要なんかない、ドライバーにやらせとけ」などという荷主の声を聞いてきたという。

トラックドライバーは、コロナ禍でその存在をようやく認識されるようになった。しかし、顧客至上主義のもと「送料無料」という言葉で彼らはいまだに「ないもの」として扱われている。いつまでも改善しない労働環境や世間からの無理解に、彼らからはこんな声が聞こえてくる。

「何がエッセンシャルワーカーだ」

誰だって入れる業界だけど、誰だって続けられる仕事ではない――。伊藤さんはそう胸を張る。

「今の会社(大賀運輸)は2024年問題に真摯に向き合っていて対応が進んでいます。僕の夢と目標に対しても理解し、協力してくれる。この先も長く勤めていこうと思える会社と巡り合えた僕はラッキーだと思います」

伊藤さんは、会社の理解を得てカイロプラクターというもう一つの仕事を持っている。自身が腰を痛めたことをきっかけに出会い、今はトラックドライバーの労働環境を改善するために役立ちたいという。

「同業の人たちの健康に貢献したい。各地の運送屋さんにカイロプロクターを育成するという目標を掲げて、トラックドライバーが体の不安が少ない状態で働ける環境を、日本中に広めていきたいです」

自民党ベテラン議員が証言「統一教会の政界担当者が、永田町でやっていること」(1/2) (2/2) 09/09/22(現代ビジネス)

自民党発表では明かされない「内情」

 9月8日、自民党は旧統一教会(世界平和統一家庭連合)と接点を持っていた国会議員が179人にのぼり、そのうち121人が選挙で支援を受けるなど、一定の支援を受けていたことがわかった。

【写真】再逮捕された「美人すぎる寝屋川市議」の写真集全カットを公開する

 時すでに遅し。8月の毎日新聞の調査では、前回に比べ16%も暴落し、支持率36%という衝撃の結果になっている。9月実施のJNNの調査でも政権発足後最低の48.1%を記録している。

 実直、温厚、冷静そして何より国民の声を聞くのが岸田首相だったはずだが、旧統一教会と閣僚、政務三役について「個人の政治活動に関するもので、調査を行う必要はない」と閣議決定したあたりから、岸田首相への不信感は急増していた。

 「今後は関係を絶ちます」とさえ宣言すれば入閣させ、免罪符を与えたことに国民の不満は爆発した。関係者は清算したといいながら、第2次岸田改造内閣は、発覚しているだけで官房副長官を含む9人、副大臣・政務官23人が旧統一教会と関係していたのだから呆れて開いた口が塞がらない。もはや、179人の国会議員の調査結果を出したところで、誰も驚かないだろう。

 旧統一教会問題は想像以上に根が深く、しかも広範囲に侵食し、見えない力によって行政がゆがめられていないのか、という不信感は拡大する一方だ。

 重要閣僚を歴任した自民党ベテラン議員が証言した。

 「改造前の記者会見で岸田首相は、『旧統一教会の祝電や会合出席などの問題を調べていたらキリがない』と発言し、麻生副総裁は、『党を調査すれば佐川急便事件やリクルート事件のような大騒動になってしまうかもしれない』と危機感を募らせていたという」

議員秘書を募集すると必ず応募

 政府与党は、嵐が過ぎ去るのを待つつもりのようだが、謝って済むなら警察はいらない、という怒りが国民の中に蔓延してしまった観がある。前出のベテラン議員は今回、いかにして旧統一教会が政界関係者と密接な関係を持っているのか、その実際を語った。

 「国会議員や秘書たちと密接な関係を保つ旧統一教会の政界担当者は、私が知る限り3人いて、いずれも女性です。この担当者が若い運動員と二人ひと組で議員会館を訪問し、世界日報や関係団体の冊子を無料配布しているのです」

 彼らは国会近くの高級ホテルの一室を拠点にしているという。

 「契約しているその部屋で政治家と会合をもっているのです。そこには企業名が掲げられていますから、旧統一教会とはわからないようになっています」(同)

 そして何より、彼らの「工作」のキモは、議員に対するスタッフの提供にある。

 「議員が秘書やスタッフを募集すると、旧統一教会の関係者が必ず応募してくる。時には堂々と、『勝共連合から来ました』または『世界平和連合にいました』と申告して面接を受け、『完全ボランティアでやらせていただきます』と添えるのが常なのです。議員にとって彼ら彼女らは、スーパー運動員ですから、即採用ということになります。政界は旧統一教会という蟻地獄から抜け出せなくなっているんですよ」(同)

 政界では反共を表看板に自民党の味方となり、礼儀正しく品行方正な運動員を送り込み続けている。その一方で、信者たちは、献身を強いられ、献金地獄によって家庭が崩壊。詐欺まがいで集められたお金は政治活動に湯水のように使われているのだ。

 「萩生田光一政調会長は、落選していた2009年から2012年にかけて、選挙区のある八王子の旧統一教会関連施設で毎月のように講演をしていました。市議時代からの付き合いだったと聞いています。

 萩生田氏は、『どのような団体かよく知らない』と言いながら、『いまはもう壺を売るようなことは聞いていない』と発言しており、語るに落ちるとはこのこと。自民党四役である政調会長が、霊感商法をやっていた旧統一教会と付き合っていることは明々白々となった。自民党は今回の程度の調査では、とても膿を出し切ることはできない」(自民党幹部)

「スーパー派遣社員」として

 自民党で宗教団体を担当していた元職員によると、旧統一教会の政界担当者は、国会議員やその秘書などと常時、メールのやり取りが出来るばかりか、お互いが携帯電話に直接連絡し合える関係性が保たれているという。

 「教団と政治家のつながりは当たり前でしたから、今回の179人という数字をみても驚かなかった。来春に統一地方選挙があることから、市議県議に支えられている国会議員にとっては、旧統一教会のスーパー運動員は喉から手が出るほど欲しい人的支援になのです」(自民党元幹部職員)

 政治と旧統一教会の関係はまさに泥沼。首までどっぷりと浸かっているかのような様相を呈している。そればかりではないと、この元自民党職員はこんなことを漏らした。

 「教団の浸食は政治ばかりでなく、経済団体、組合、企業経営者、教育機関などありとあらゆる業種業態に入り込んでいます。誰もが知る大手IT企業や人材派遣会社の経営者などとも関係があります。政治と同様、不平不満を一切言わない信者は、派遣会社にとっても『スーパー派遣社員』なのです」

 旧統一教会問題が、そこかしこで噴出するようになると、今後、どのような形で収束していくのか見当もつかない迷路に入ってしまう恐れがある。しかし、忘れてならないのは、マインドコントロールが疑われる詐欺まがいの商法によって、人生を破滅させられた人たちの痛ましい現実だ。

 国民の不幸を顧みず、自らの選挙に勝ち抜くことだけに腐心する政治家は、もはや国民を代表する国会議員の資格を有しないのではなかろうか。

石橋 昌彦(ジャーナリスト)

4時間にわたり出欠チェック体制など聞き取り…園児死亡の幼稚園に県が特別監査 09/09/22(読売新聞)

 静岡県牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」に通う河本千奈ちゃん(3)が通園バスの車内に取り残されて死亡した事件を巡り、県は9日、認定こども園法に基づく特別監査に入った。事件が起きた5日の状況などについて、関係者らに聞き取りを実施。安全管理体制に問題があれば行政指導などを行う。

 県によると、特別監査は9日午後1時頃に同園で始まり、県職員ら計11人が増田立義理事長(73)や職員らから約4時間にわたって出欠のチェック体制などについて話を聞いたという。

 県は今後も職員への聴取や資料の収集を続け、1か月をめどに結論を出す方針。この日、県の担当者は「バス通園の手続きを中心に確認した。法令に抵触するような事象があれば、改善を求めていく」と語った。

 園の説明では、事件当日、補助役として乗務した70歳代の派遣社員の女性が降車時に人数確認を怠り、運転していた増田理事長も車内を点検せずに施錠。担任と副担任は千奈ちゃんが欠席だと思い込み、保護者に連絡しなかった。

 千奈ちゃんは熱中症のうち症状が重篤な熱射病で死亡し、県警は業務上過失致死容疑で捜査している。

県福祉指導課によると、県は年に1回、園を定期監査しており、直近では昨年11月に実施。これまでの監査で問題点は見つかっていないという。


知床 観光船「KAZU I(カズワン)」沈没事件に似ているのでは?トップが知識や経験がない場合、行政は、知識や経験がある人を任命し、それなりの権限を与える事を事業継続の条件にするべきだと思う。もちろん、権限を与えることで、経営者と園長の衝突や園長が人間的に問題がある場合、経営者を困らせる事をするリスクは残るが、今回のような理事長兼園長のようなこども園が存在する確率は減るであろう。
監査は厳しいチェックリストが存在する、又は、監査方法が明確に記載されていなければ、問題が存在しても発見されない可能性は高いと思う。監査するチームや監査のトップ基準次第で大な違いがあると個人的に思うから。そして、厳しいチェックリストが存在しても、担当者がチェックせずにチェックしたり、問題があっても問題がないと記載すれば監査で記録として残らない。これは、知床 観光船「KAZU I(カズワン)」沈没事件で想像したり、理解する事は容易だと思う。

女児死亡の園、県と市が特別監査 静岡のバス置き去り 09/08/22(SmartFLASH)

 静岡県牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」で園児の河本千奈ちゃん(3)が通園バスに取り残され死亡した事件を受け、県と市は9日、認定こども園法などに基づき、バス車内や園内での安全管理態勢を調べる特別監査を実施した。事件があった5日の状況を職員から聞き取る。

 県福祉指導課によると、県は年に1回、園を定期監査しており、直近では昨年11月に実施。これまでの監査で問題点は見つかっていないという。

 牧之原市の杉本基久雄市長は9日、市議会全員協議会で、市内全ての保育所・小中学校に対し、バス運行時の人数確認や施設内での事故防止の徹底を求める通知を出したと明らかにした。

川崎幼稚園・増田立義 理事長兼園長の他人事のような対応を聞いて、子供の無残な姿を見たのなら親としては怒りしか感じないであろう。窓を開けて日陰に車を止めて仮眠して起きたから服がびっしょりに濡れている季節。窓を締め切られたら意図的でなくても地獄の苦しみだと思う。

河本千奈ちゃん母親「お願いだから娘を返して」牧之原市川崎幼稚園バス置き去り (みみずくエヌラボ)

《静岡3歳女児バス置き去り》「この人たちは嘘つきです!」増田立義園長(73)の説明に遺族が放った怒りの一言 背景に“ええからげん”な「廃園」念書 (1/3) (2/3) (3/3) 09/09/22 (文春オンライン)

《静岡3歳女児バス置き去り》口癖は「オレは知らない」当日運転の園長(73)が犯した“ええからげん”ではすまぬ「重大過失」【地元の名士のもう一つの顔】 から続く

【画像】遺族は「この人たちはウソつきです!」と叫び……。阿鼻叫喚になった保護者説明会の様子

「保護者説明会に参加したある親が『今後、幼稚園をどうするつもりですか?』と質問したんです。すると園側の担当者は『改善してしっかり管理を行い、お子さんに危険のないように頑張ります』と淡々と答えました。ただ、説明会には亡くなった千奈ちゃんのご遺族も来ていたので……」(参加した保護者)

 静岡県牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」の送迎バスに園児の河本千奈ちゃん(3)が取り残され、熱中症で死亡した事件。様々な安全管理の不備が指摘されるなか、園は7日、釈明のため保護者向けの説明会を開いた。

この人たちは嘘をついています!
「説明会は午前10時頃から幼稚園の2階の遊戯室で開かれ、子供を通園させている保護者114人が参加しました。園長、副園長も出席のもと、“今後の幼稚園の運営方針”について説明が及んだ時、千奈ちゃんのご遺族が激高して『この人たちはウソをついています! 皆さん騙されないでください。この人たちは昨日ウチで幼稚園を辞めると言ったんです!』と叫んだのです」(同前)

 千奈ちゃんをバスの中に置き去りにするというあまりに重大な過失を犯した増田立義園長(73)は、園長職のほか、兼務する学校法人の理事長の職を辞任すると表明し、幕引きを図っている。だが、遺族や保護者たちの怒りは到底収まる気配はなかった。全国紙社会部記者が続ける。

「事故については、園児をバスから降ろす際の確認不足や、千奈ちゃんがシステム上『登園』扱いになっていたこと、また千奈ちゃんの不在にも気づかず保護者に連絡を取らなかったことなど、既に重大な安全上の『過失』が指摘されています。園は、こうした安全管理の杜撰さを釈明しようと保護者向けの説明会を開きましたが、結果として火に油を注ぐ形になりました。説明会の最中に保護者たちが過呼吸や体調不良を次々訴え、ついには『女性が泣き叫んでパニックになった』という内容の119番通報が入り、救急車が出動するなど、最悪の事態を招きました。結果的に説明会は1時間余りで中止に追い込まれました」

廃園を約束した念書の存在
 説明会がここまで“大混乱”したのは、参加していた千奈ちゃんの遺族が放った“嘘つき”の一言だったという。再び参加者が続ける。

「ご遺族がそう発言されたのには理由があって、実は保護者説明会に先立つ6日、増田園長ら川崎幼稚園の関係者がご遺族のお宅へ謝罪に訪れていたそうなんです。千奈ちゃんを死なせてしまった責任をとるよう強く求めたご遺族に対して、園長先生たちは川崎幼稚園を『廃園にする』と一筆書いたそうです。それなのに説明会では今後の幼稚園の経営については『改善して頑張ります』とお話しになった。一夜明けて言を翻した幼稚園側に、ご遺族の“不満”が爆発したのも当然の流れではなかったかと思います」

 保護者への説明会の後、15時から行われた記者会見でも「廃園」の念書の存在が明らかになっている。遺族への対応状況を聞かれた増田園長は「『廃園と書け』と言われたので書きました」とこともなげに答えている。幼稚園に遺族側との前日のやりとりについて問い合わせたところ、担当の弁護士は「遺族側とのやり取りについては回答は差し控えさせていただきます」と応じた。

 遺族への謝罪の場という最も重大な局面を切り抜けたい一心で「廃園」の一筆を残しておきながら、舌の根も乾かぬうちに幼稚園存続をにおわせる――こうした“その場しのぎ”ともとれる増田園長らの姿勢に疑問を持つのは、別の園の関係者だ。

 記者会見で「園児がバスに残っていないか、なぜ確認しなかったのか?」と問われ、増田園長は「いつも(バスの運転を)やっていなかったので、運転をすることに不慣れだった」と釈明した。しかし、この関係者によると「園長が運転する様子を目撃することは少なくなかった」という。

「たまに園に挨拶に行くと、増田園長の息子さんはいつもいらっしゃいますが、『園長は送迎で不在です』と言われることも頻繁にありましたよ。会見では、千奈ちゃんを何度も『ちなつちゃん』と言い間違えていましたし、園の存続について問われても「県と市の特別監査の結果を踏まえて判断する」と、これまた保護者への説明とは異なる内容を話していました。当事者として事故の重みを本当に受け止められているのかどうか……」

 全国紙社会部記者が再び引き取る。

生かされなかった過去の教訓
「今回、『登園』となっていたQRコードの登降園管理システムは、昨年福岡県で起こった保育園で園児がバスに取り残されて死亡した事故を受けて導入されたものでした。それなのに過去の教訓は全く生かされなかったことになります。蒸し風呂状態だったバスの車内に取り残された千奈ちゃんは、発見時、上半身裸の状態だったことも判明しました」

 次々に浮かび上がる、許されることのない安全管理の杜撰さに、場当たりの対応。川崎幼稚園と増田園長らが誠意ある姿勢を見せる日はくるのか。

◆◆◆

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岸田首相の「限界ある」答弁に批判殺到! 旧統一教会と安倍氏の関係「今だから調査できる」の声 09/09/22(日刊ゲンダイDIGITAL)

 8日午後の安倍晋三元首相の国葬に関する衆院議院運営委員会の閉会中審査で、岸田文雄首相は安倍氏と旧統一教会(現世界平和統一家庭連合)との関係について「本人が亡くなられた時点において、その実態を十分に把握することは限界がある」と答弁した。

【写真】《#ストリートビューに見る旧統一教会と自民党の癒着》…SNSで“一体関係”が次々暴露される

 岸田首相は先月31日の記者会見でも、記者に安倍氏と旧統一教会の関係の見直しについて問われ、「安倍(元)総理がどのような関係を持っておられたのか、このことについては、御本人が亡くなられた今、十分に把握するということについては、限界があるのではないかと思っています」と述べている。

 また自民党が8日に公表した旧統一教会側と党所属国会議員の接点に関する“点検”についても、現職議員を対象にしたため、安倍氏は対象外だった。

 こうした対応にSNSでは、《岸田さんって死人に口なしで逃げ切れると思ってるんかな?? 人を甘く見過ぎ》《「死人に口なし」を利用するのは卑怯だよ、岸田さん。》といった批判があがる一方、「今だから調査できる」という意見が相次いだ。

 安倍氏の事務所には記録が残っているはずだし、スタッフなど生きている「証人」も多いだろう。さらに本人が生前も虚偽答弁を繰り返し、森友学園、加計学園、「桜を見る会」問題などの調査が行われてこなかったからだ。

《逆だろ! ご本人が亡くなられているからこそ、統一教会との関係が把握できる。生きていれば絶対に解明なんて不可能だ。》

《本人が亡くなっているからこそ調査ができるのだ。生きていたら全力で妨害する。そもそも安倍晋三を恐れて調査できないだろう。》

《安倍晋三が死んだから調査ができない、と繰り返す岸田。むしろ生きてた時より調査できるんだよ! 生きてたら必ず隠蔽工作しまくるからね!》

《安倍氏が生きていてもごまかすかウソしか言わないのだから実態把握の難易度に差は無いと思うが。むしろ検察に圧力かけるので生きているほうが難易度が高いか。》

 これからは忖度する必要もないし、しっかり調べてほしい。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

oon*****

こんなお爺さんが園長なんて、行政は考えた方がいい。また、免許返納を考える年齢だと思うが、そんな人に子供を預けるのは怖いよな。
まともな判断や対応が出来ない年代だと思うから、全国の保育園幼稚園の園長やドライバーの再確認をした方がいいと思う。何かあってからでは遅いから。こんな人が園長だから、保育士もダラダラしてるんだと思う。園長だけじゃなく、担任の先生も同罪だ。登園してることになってるのにいない…だけど、何もしない。保育士資格剥奪は当然、一生、罪を背負ってもらいたい。


知床 観光船「KAZU I(カズワン)」沈没事件に似ているのでは?トップが知識や経験がない場合、行政は、知識や経験がある人を任命し、それなりの権限を与える事を事業継続の条件にするべきだと思う。もちろん、権限を与えることで、経営者と園長の衝突や園長が人間的に問題がある場合、経営者を困らせる事をするリスクは残るが、今回のような理事長兼園長のようなこども園が存在する確率は減るであろう。

園児バス置き去り死亡事件 名前間違え、「廃園になるかも」発言、薄ら笑い…園長の異常な記者会見に批判殺到 09/08/22(SmartFLASH)

 9月7日、園児がバスに置き去りにされ亡くなった事件で、静岡県牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」が記者会見を開き、謝罪した。だが、あまりに酷い会見の内容に、世間からは猛批判が殺到している。

「事件が起こったのは9月5日のことでした。川崎幼稚園の通園バス内に、3歳の河本千奈ちゃんが取り残され、意識を失っている状態で発見されました。千奈ちゃんは病院に搬送されましたが、まもなく死亡が確認されています。

 バスのなかはかなり暑かったことから、死因は熱中症とみられています。車内からは、千奈ちゃんが飲み干したとされる空の水筒も見つかりました。あまりに痛ましい事件です」(社会部記者)

 冒頭では「まずは亡くなられた園児およびご遺族に、心よりお詫び申し上げます」と、事件当日に送迎バスを運転していた増田立義理事長兼園長が謝罪した。

「このような大変悲しい事故が起こってしまい、その原因が我々の安全管理がきちんとできていなかったという点にあったということをきちんと受け止めて、まずは原因の究明に努めてまいりたいと思っております」

 こう語ったが、続く記者会見では、首をひねらざるを得ない場面の連発だった。

 園児をバスから降ろす際に人数確認を怠ったことについては「送迎に不慣れだった」と釈明。「ちなつちゃんがどの子というのは、僕自身、まだ入園して間もないものですから、担任からは『この子がちなつちゃんだよ』とは聞いていません」などと、亡くなった千奈ちゃんの名前を間違える場面も見られた。

 過去の送迎バスによるトラブル件数について聞かれると、「約40年近くバスの運行をやっている。たぶんおたく(質問者)が生まれたころには、バスは動いていたと思います。ですから、何件といわれても、それはちょっと私も把握できません」などと、いらだつ様子を見せている。

 終盤には「廃園になるかもしれないよね」と、まさかの薄ら笑いを見せる場面もあった。事前におこなわれた保護者説明会では、保護者や職員ら13人が体調不良や呼吸の苦しさを訴え、緊急搬送されるという異常事態も発生している。

 あまりに当事者意識の欠けた会見内容に、ネット上では怒りの声が沸き起こった。

《被害者の名前間違える会見ってある?!本当に当事者意識がないやつだ。暑い中水筒の飲み物がなくなるまで1人で頑張って、、、なのに名前も覚えられないとか、同じ親として悔しいし涙が出る。》

《バス園児置き去り事件の会見酷すぎる。園長は「不慣れだった、年で覚えられない」って自分の擁護ばっかり…終始亡くなった園児の名前も間違え、記者の質問に逆ギレし、最後には「あ、廃園になるかもしれせんね」ってヘラヘラして…。》

《大切な子どもの命がひとつ消えてしまったのに何故笑みがこぼれるの?この場にいたら私、理性失ったかも》

 子供の命を預かる立場として、あまりの責任感のなさが浮き彫りになった。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

 川崎幼稚園・増田立義園長(73):「このような大変悲しい事故が起こってしまい、その原因が、我々の安全管理がきちんとできていなかったという点にあったということを、きちんと受け止めて。まずは、原因究明に努めて参りたいと思っています」


この事を言えること自体、当事者意識がないと思う。仕方がないから答弁書を読む政治家のようだった。まあ、行政のいつものやる気のない防止対策ようにも思えた。
組織の体質や意識の問題があっても運よく事故は起きない、又は、起きても小さい事故のケースは少なくないと思う。だから運が悪いと大きな事故が起きると思う。
他人事と思うけど、暑い中で意識を失うまで苦しんだと思うとかわいそうだと思う。のどがカラカラなのに何も飲むものがないのは大人でも厳しい。

父親の悲痛な思いに…保護者らパニック“13人救急搬送” バスに3歳児“置き去り死” 09/08/22(テレビ朝日系(ANN))

7日、こども園の保護者説明会が開かれ、バスの中で亡くなった千奈ちゃんの父親が、「娘は、あと10日ほどで、4歳の誕生日を迎えるはずだった」と悲痛な思いを語りました。涙を流し、過呼吸になる人もいて、13人が救急搬送されました。

■“ずさんな管理体制”で「4つのミス」

 川崎幼稚園・増田立義園長(73):「このような大変悲しい事故が起こってしまい、その原因が、我々の安全管理がきちんとできていなかったという点にあったということを、きちんと受け止めて。まずは、原因究明に努めて参りたいと思っています」

 事件後、初めて公の場で謝罪の言葉を口にした、認定こども園「川崎幼稚園」の増田園長。

 増田園長:「(Q.今回の事案は、たまたま起きたミスか、起こるべくして起きたのか?)両方だと思います」

 そう語った増田園長ですが、およそ2時間40分にわたった会見で、幼稚園側の“ずさんな管理体制”による「4つのミス」が明らかとなりました。

・園側のミス(1) 園児の降車確認を行わなかった

 当日、いつもの送迎バスの運転手が休みだったため、代わりに増田園長が運転を担当。70代の派遣職員の女性と共に、河本千奈ちゃんを含む園児6人の安全管理を行うことになっていました。

 しかし、2人は、園児がバスを降りる際に、乗車名簿と実際に下車した園児をチェックする決まりを行わなかったといいます。

 川崎幼稚園・杉本智子副園長(58):「(降車時に)6人中5人まではチェックをしてありました」「(Q.亡くなった千奈ちゃんのチェックは?)していなかったです。一番最後に乗るお子さんで、乗せたっていうところで、チェックし忘れたのかなって、チェックミスがありました」

・園側のミス(2) 園長が車内の最終確認を行わなかった

 園児たちを降ろしてから、自らもバスを降りた増田園長。ところが、この時、車内を見て回る最終確認を行いませんでした。その理由については、次のように説明しました。

 増田園長:「いつもやっていなかったので、運転をするのが不慣れだったのが、一つの原因だと思います」「(Q.運転するのが不慣れだったから?)いや、そうではなく、普段バスの運転をするのが、そんなにないので。普段はバスの運転手には(車内確認するよう)言っているのですが。自分自身がそれに対して言うだけでなく、不慣れだったなと感じている」

 車内の最終確認を行わなかったのは、「送迎に不慣れだったため」と釈明する一方で、過去のトラブルを聞かれた園長は、こんな発言もしました。

 増田園長:「バスの運行に関しては、前園長からやっていて長いですから。(トラブルが)いくつと言われると、僕が30代の時からやっているので。約40年近くバスの運行してる。多分、お宅(質問者)が生まれたころには、バスは動いていたと思います。ですから、何件と言われても、それは私も把握できません」

 「チェックミス」は、バスの降車時だけではありませんでした。

・園側のミス(3) 最終の登園状況を確認しなかった

 バスに乗って登園しているにもかかわらず、教室に千奈ちゃんの姿はありませんでした。クラスの先生は、そのことを不審に思わなかったのでしょうか。

 杉本副園長:「連絡なく休む園児もいたため、被害園児もお休みなのかなと考えてしまったところがありました」「(Q.欠席と認識していたのでしょうか?連絡なく休む園児もいたため、千奈ちゃんもそうだろうと?)連絡なく休むことが実際、千奈ちゃんの場合はなく。お母さんが、いつもきちんと連絡をしていたのですが、この日、担任は『休みなのかな』と思ってしまったということです」

・園側のミス(4) 職員室や保護者に確認をしなかった

 クラスの先生は、千奈ちゃんの不在について、職員室や保護者に確認を行うこともありませんでした。

■「ちなつちゃん」園長“言い間違い”か

 そうしたミスの積み重ねによって、暑いバスの中に、およそ5時間も置き去りにされた千奈ちゃん。車内からは、空になった水筒も見つかっています。

 増田園長:「(Q.千奈ちゃんが見つかった時、水筒が空だったと聞いているが、どう感じている?)本当に苦しい思いをさせて、申し訳なかったなと感じています。そして、暑いなか、あんな中でいて、本当に可哀想だったなと感じています」

 そう語った増田園長。しかし、会見中、千奈ちゃんの名前を言い間違えているように聞こえる場面もありました。

 増田園長:「“ちなつちゃん”が、どの子というのは入園して間もないものですから、よく把握はしていません。特別担任からは、この子が“ちなつちゃん”とは聞いていませんが、クラス全体のことは、先生からは把握していました」

■保護者説明会でパニック“13人救急搬送”

 会見に先立ち、幼稚園側は保護者に対し、説明会を開きました。

 保護者が続々と園の中に入っています。なかには仕事を休んで、この説明会に参加される人もいます。

 説明会に参加する保護者:「うちの子が乗っていたバスは、運転手さんも、補助の方も、ちゃんと見てくれている印象だったので、ちょっと信じられない」「(Q.これから登園で心配なことは?)今回の話は、どうなのか分からないですが、バス通園はやめようか検討してます」

 2階の遊戯室で行われた説明会。ところが、開始からおよそ1時間後、異変がありました。

 7日午前11時、救急車が1台、川崎幼稚園に到着しました。保護者説明会から1時間ほど経ったのですが、保護者とみられる男性が職員5、6人に抱えられながら、別の部屋に移動している様子がありました。担架が幼稚園に運ばれていきます。

 消防隊員:「保護者がパニックを起こしている、泣き叫んでいる、興奮している状態だということで、119番が入り、救急隊が出動した。泣いてしまったりとか、こちらの受け答えにも答えられないような人もいた」

 消防によりますと、保護者7人と職員6人の、合わせて13人が体調不良を訴え、救急搬送されたということです。

 説明会では、千奈ちゃんの父親の悲痛な思いが語られました。

 亡くなった千奈ちゃんは、「あと10日ほどで誕生日を迎えるはずだった」と話していたということです。あまりにもつらい内容だったため、保護者の中には、過呼吸を起こす人もいました。

 そのため、説明会は途中で中止となり、後日、改めて行われることになりました。

■他の幼稚園では…降車時「3人で確認」

 問われる幼稚園側の「安全管理体制」。

 埼玉県三郷市にある「天使幼稚園」では、どのような安全管理の取り組みを行っているのでしょうか。毎日およそ100人の園児の送迎を行っている、この幼稚園では…。

 天使幼稚園・喜代崎節子園長:「(Q.バスで確認することは?)(園児が)バスに乗った時には、このように朝、乗りましたと斜線を引く」

 バスに園児が乗車した際には、名簿にチェックを入れて、人数を確認。バスが園に到着すると、名簿をもとに園児を点呼し、人数を再確認します。

 バスを降りた園児の数を、今度は幼稚園で待ち受けていた別の先生も数えます。その後、添乗員の先生とドライバーが改めて車内を確認します。

 つまり、降車時には3人で確認する仕組みになっているのです。さらに、教室でも…。

 喜代崎園長:「各クラスの担任が出席簿を付けていて、これとこれで当然のことながら、出席もダブルチェックになります」「(Q.この出席簿に合わせて、実際に登園した時に取ったものと合うか、合わないかチェックする?)そうです」

 保護者への事務的なお知らせなどは、アプリを使っていますが、登園の管理だけは、手書きのアナログな方法で行っているそうです。

 喜代崎園長:「手書きだと、(職員)3人だと、3人が手書きをしますので、どこかずれがあった時に『おかしい』となるので。もし間違いがあると、手書きの方が分かりやすいというのはあるかもしれないです」

■「廃園になるかも」園長“辞任”へ

 千奈ちゃんが亡くなった事件を受け、後任が決まり次第、辞任する意向を示している増田園長。

 増田園長:「僕がいなくなったら、(園が)さらに良くなるように」
 弁護士:「園を続けるかは決まっていないです」
 増田園長:「まだ、そうか。廃園になるかもしれないよね」

(「グッド!モーニング」2022年9月8日放送分より)

テレビ朝日

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

増田園長: 警察の捜査の時にも聞かれました。その時(福岡県で起きた時)は、そういう事件があったから気を付けるように、私がとっている雑誌を印刷して正規職員に朝礼の時に「気を付けてください」と言って、非正規の職員にも「各部屋の人たちに言ってください」ということで、話をしました。

(Q.そこまで気を付けていて、なぜ車内を確認しなかった?)
なぜだと言われても、ちょうどその時に後ろをちょっと見た、ドアのところを見た。あとは運行記録に目が行ってしまったというのが僕のミスだし、次のことが年齢的にひとつのこと忘れてしまう。申し訳なかったです。いつも(バスに)乗らないようにしているが、たまたまそういうことが起きてしまって(本来の運転手が休暇のため)他の3人にお願いしたが断られてしまい、やむを得ず乗らざるを得なかったという状況です。


たった6人を確認できなかった事が組織体制のずさんさを物語っていると思う。

「遺族に廃園を求められ…」園長は退任へ 送迎バス3歳児置き去り事件で幼稚園が2時間40分会見 静岡 09/07/22(テレビ静岡NEWS)

静岡県牧之原市の幼稚園で園児が送迎バスに置き去りにされ死亡した事件で、幼稚園は7日会見を開き、バスを運転した園長が車内を確認しなかった理由や遺族を訪問した時の様子を話しました。

◆なぜ車内を確認しなかったのか?

川崎幼稚園・増田立義 理事長兼園長:
(Q.なぜ車内を確認しなかったのか?)いつもやっていなかったので運転をするのが不慣れだったのが一つの原因です。
(Q.運転が不慣れ?)普段バスの運転をすることがそんなにないので、普段は運転手に(車内の確認を)言っているが自分自身が言うだけで不慣れでした。
(Q.バスの車内から空の水筒が見つかったというが?)本当に苦しい思いをさせて申し訳なかったと感じています。暑い中に車の中で本当にかわいそうでした。

◆遺族への対応は?

増田園長: 6日の朝に遺族から「(家に)来てくれ」という話がありました。午後4時半ころ(警察の)事情聴取が終わってお伺いしました。その時に「廃園と書いてください」と言われました。最後に帰るときに「この用紙に書いてくれ」と言われました。後で事務長たちも来ましたが、全員が9人で「廃園と書け」と言われたので書きました。 (Q.遺族の廃園の要請を了承するということか?) 弁護士: 遺族とのやりとりは言わないべきかと思いますので、この程度にしておいて下さい。

◆福岡の事件の教訓は?

増田園長: 警察の捜査の時にも聞かれました。その時(福岡県で起きた時)は、そういう事件があったから気を付けるように、私がとっている雑誌を印刷して正規職員に朝礼の時に「気を付けてください」と言って、非正規の職員にも「各部屋の人たちに言ってください」ということで、話をしました。

(Q.そこまで気を付けていて、なぜ車内を確認しなかった?)
なぜだと言われても、ちょうどその時に後ろをちょっと見た、ドアのところを見た。あとは運行記録に目が行ってしまったというのが僕のミスだし、次のことが年齢的にひとつのこと忘れてしまう。申し訳なかったです。いつも(バスに)乗らないようにしているが、たまたまそういうことが起きてしまって(本来の運転手が休暇のため)他の3人にお願いしたが断られてしまい、やむを得ず乗らざるを得なかったという状況です。

◆責任の取り方は?

増田園長: きょうの保護者会で話をしましたが、私も、理事長と園長の後任が決まり次第、退任する予定です。

<スタジオ解説>

◆“置き去り”の4つの問題点

川崎幼稚園は会見でこうした結果を招いた問題点として4つの点をあげています。

1. 園児が送迎バスから降りる時に名前と人数を照合するなど確認できていなかった

2.. 送迎バスの車内に園児が取り残されていないか確認していなかった

3. 園児の出席や欠席を保護者が入力するシステムの情報について、入力のしめきり前にチェックしていて最新の情報を確認していなかった

4. 女の子が教室にいなかったにも関わらず、職員室や保護者に問い合わせしなかった

運転手が休んでいて急遽、園長が運転したことなども影響したと言えそうですが、これらの確認ミスが重なり、最悪の結果を招くことになりました。

テレビ静岡

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。



あらゆる対策を制度化したほうがいい。米国のが導入しているボタンによる通知システムやセンサー等もそう。

そしてまず保育所や福祉施設の送迎車にもっと法規を厳しくすべきだ。
保育福祉関係の送迎車の後部席の窓まで全て使うようなラッピング塗装は禁止にしてほしい。
中から景色見えても外から確認できないんじゃ送迎車として救助が遅れ安全ではない。
そしてドライバーの送迎資格制度と取り締まりも確立する必要がある。
安全管理に関心の低いドライバーが担当できるようじゃダメだ。

とても大変だと言われるだろうけど、大人が本腰を入れて子どもを守るべきだろう。
モタモタしてるとまた犠牲が出てしまう。
保育福祉関係の送迎車は後部席の窓まで全て使うようなラッピング塗装も禁止にしてほしい。
中から景色見えても外から確認できないんじゃ送迎車として安全ではない。


「保育所や福祉施設の送迎車にもっと法規を厳しくすべき」だけど、保育所や福祉施設の管理がしっかりしていると雇う人のチェックは適切だろうし、雇った人に対してどのような指示を出すかで結果は変わってくると思う。もちろん、適切な指示やマニュアルがあっても、雇われた人が従わない、又は、指示通りに動かない可能性の問題はある。
アプリを使おうが、携帯のアプリを採用しようが、適切に使用されなければ、アナログの方が良いかもしれない。乗せる園児の名前のリストに、乗った時と降りた時にチェックマークだったり、×をつけて、事務室のボックスに入れるとかして、担当の人が欠席者を担当にメールなどで連絡すればよいと思う。連絡する時刻を決めて、連絡がなければ保育士が担当者に連絡するようにすることだって出来る。どのようなやり方がその園や保育所で良いのか話し合いながら改善することだって出来る。
窓にラッピング塗装や中が見えないような事は禁止にしても問題ないと思う。プライバシーや見た目よりも、子供が中にいないのか、中で何かが起きている事を容易に確認できる事の方が優先するべきだと思う。
最後にたった6人全員が降りたかどうかを確認出来ない体制は問題だと思う。

女児、発見時は服脱いだ状態 水筒も空に 静岡送迎バス園児死亡 09/08/22(毎日新聞)

 静岡県牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」に通う女児が送迎バスに取り残され、熱中症で死亡した事件で、女児が衣服を脱いだ状態で倒れていたことが捜査関係者への取材で判明した。事件当日の5日午後、外の気温は30度ほどで、熱が籠もった車内に置き去りにされた女児は発見時、体温が40度前後まで上昇していたとされる。県警は再現実験を通して事件当日の車内の温度などを調べる。

【写真】園が騒然 説明会の最中、保護者らが体調不良に

 亡くなったのは河本千奈ちゃん(3)で、4月から同園に通っていた。県警などによると、千奈ちゃんは5日午前8時50分ごろ、他の園児5人とともに増田立義園長(73)が運転するバスで同園に到着したが、施錠された車内に取り残された。午後2時10分ごろ、園児を帰宅させる準備をしていた職員が、車内で倒れている千奈ちゃんを発見。搬送時は心肺停止状態で、同3時35分ごろ、搬送先の病院で死亡が確認された。死因は熱中症のうち症状が重い熱射病で、置き去りにされてから約3時間後には死亡していたとみられる。

 バスは中型で、運転席の後ろには幼児用シートが6列並び、千奈ちゃんは前から5列目に座っていたという。関係者によると、発見された時は乗降扉近くの前から3列目付近に上半身の服を脱いだ状態で倒れていた。携行していた水筒の中身は空だった。

 一方、送迎バスの両サイドの窓には絵柄などが描かれており、外部から車内の異変を察知しにくく、発見が約5時間後になった可能性があるという。

 8日、千奈ちゃんが取り残されたバスが止まっていた駐車場には雨が降りしきる中、花や飲料を供える人が相次いだ。3歳の娘を育てる女性(33)は「最後まで懸命に生きようと頑張ったのに」と声を詰まらせ、「なぜ6人全員が降りたかどうかを確認するという、それだけのことができなかったのか」と憤った。【丘絢太、皆川真仁、深野麟之介】

「殺害予告を見たときには本当に怖かったです。今日もここ(防衛省)に来るまでに、後ろから誰かに刺されるんじゃないかと思い、周囲を警戒していました。今は実際に襲われることも想定して、(相手を)どう投げ交わすかイメージトレーニングをしています」

 五ノ井さんはSNSのコメントやDMでも誹謗中傷を受けているという。

「誹謗中傷を受けて亡くなる人もいます。受け手の気持ちを考えてほしいです」(五ノ井さん)


実際に行動を起こすことのメリットは想像で終わることなく、現実を知ることが出来る。これが現実であり、これが行動を起こした時に起きる事だとわかったし、一部の人達も理解できたと思う。
自衛隊に入ろうか迷っている女性は他の選択を考えた方が良いと思う。子供が自衛隊に入ろうかと迷っていて、自衛隊への入隊に賛成でない親は子供を説得する材料に使えるだろう。自衛隊に限らず、閉鎖的な組織は中に入ってみないとわからない。表と裏の顔があると考えた方が良い。
良く教師はブラックだとニュースや記事になっているが、警察や自衛隊に比べれば、権力の行使や圧力が低いから言いたい事を言えるからイメージが悪い可能性がある事を理解した方が良いと思う。
アニメ好きで自衛隊とアニメの軍隊ものを一緒にしている人達はよく考えるべきだと個人的には思う。自衛隊は軍隊ではないけど、軍隊であれば戦闘で人を殺す機会があるかもしれない事を覚悟した方が良いと思う。現在進行中で、ウクライナとロシアの戦闘が続いている。普通の人間としては適切ではないが、戦闘で人を殺すには適任である人達は戦闘では必要かもしれない。戦闘地域ではモラルのある兵士よりも敵に打撃を与える事が出来る兵士の方が必要だと思う。モラルがあっても、敵に殺されたらそれで終わり。適材適所と言えば、聞こえが良いし、環境や状況で必要とされる人のタイプは違ってくると思う。いろいろな環境に対応できる人達の割合は少ないと思う。
ある国の軍隊にいた人と話した事があるが、「命令は絶対」と言っていた。「戦闘中や命令で軍隊が動いている時に、個人レベルで納得できないから命令を聞かないは許されない。最悪の場合、多くの部隊の人間が危険や死亡する可能性がある」と言っていた。
除隊した人と話した事があるが、生きて帰ってこれないかもと思うと休暇中に無茶苦茶な事をしたくなったり、無茶苦茶な事をする人はいたと言っていた。綺麗ごと、軍の規律、現実の問題は簡単には解決できないと思う。実際、軍の基地の近くに風俗店とか、認められていないけど性のサービスを提供する商売は存在する。ゲイ、又は、性的な欲求がない稀なケースを除いては、性的欲求の発散を現実的に考えないと内にこもるかもしれない。女性解放団体が大反対するかもしれないが、基地を回る移動式の風俗サービスは必要かもしれない。風俗が合法であるのなら、性病がひろまらないように性病検査を頻繁に受ける事と抜き打ちの検査を条件に現実路線で考えた方が良いかもしれない。そのかわり、上官の権限を乱用して、女性隊員の手を出したら懲戒免職で良いと思う。どこかの自衛隊は勤務中に女性隊員と性行為に夢中になっていたニュースがあった。このような場合は、懲戒免職で良いと思う。

岸田首相“秘蔵っ子”石橋林太郎衆院議員を統一教会系団体が支援「信者1200人を自民党員に」証言(1/2) (2/2) 09/07/22(AERA dot.)

 岸田派に所属し、広島県に地盤を置く石橋林太郎衆院議員が、多数の統一教会(現世界平和統一家庭連合)信者を自民党員として獲得していたことが、「 週刊文春 」の取材でわかった。地元の統一教会系団体幹部が証言した。

【画像】支持率下落が続く岸田首相の顔色

 広島県議を経て、昨年10月の衆院選で初当選した石橋氏。岸田首相の“秘蔵っ子議員”として知られる政治家だ。

「首相は昨年の衆院選で公明党と対立してまで、河井克行氏の地盤だった広島3区の後継に県議だった石橋氏を据えようとしていたほどでした。最終的には広島3区は公明党の斉藤鉄夫氏に決まりましたが、石橋氏を比例中国ブロック1位で処遇。初当選を果たした石橋氏は岸田派に入会しました」(岸田派関係者)

 石橋氏の父・良三氏(故人)も元広島県議。良三氏は、統一教会の関連団体「日韓トンネル推進広島県民会議」の議長や、全国組織の「日韓トンネル推進全国会議」の幹事長を務めるなど、教団との関係が近い政治家だった。そうした統一教会との関わりは、息子の石橋氏が衆院議員になってからも続いている。

統一教会信者1200人を自民党員として獲得
 事務所関係者が明かす。

「石橋氏は昨年、2000人を超える自民党員を獲得しました。これは党国会議員でも上位の成績でしたが、このうち約1200人が、『平和大使協議会』中国エリア事務局長のK氏が集めた統一教会の信者と聞いています」

 平和大使協議会とは、安倍晋三元首相がメッセージ動画を送った「UPF(天宙平和連合)」の付設機関。UPFと同協議会の会長を兼任する梶栗正義氏はNHKの取材に、信者の献金がUPFに流れていることを認めている。広島県をはじめとした中国エリアで、教団関連の活動を取り仕切るのが、K氏だ。

 K氏に電話で話を聞いた。

――統一教会が石橋氏の党員獲得に協力した?

「まぁ、それが一番力になれるのかなってことで」

――1200人ほど?

「ですね。相当頑張りましたもんね。私だけではなく、(関係団体が)一致して。簡単ではないですよね、お金(一般党員が支払う党費4000円)がかかることなので。(広島)独自、独自でね」

石橋氏の回答「K氏に協力して頂いたのは事実」
 1200人の信者が4000円の党費を支払っているとすれば、自民党の収入は480万円になる。

 石橋氏に事実関係の確認を求めたところ、主に以下のような回答があった。

「(党員集めについて)K氏(回答では実名)に協力して頂いたのは事実です。獲得党員が旧統一教会関連団体の関係者か否かは、当方では分かりかねます。平和大使協議会が天宙平和連合の付設機関との認識はありませんでした。今後は、誤解を持たれることがないよう留意しつつ、地道に党勢拡大に努めて参ります。

 不勉強の誹りは免れないと思いますが、今後は、社会的に問題が指摘されている団体とは距離を置くべきだと考えています」

 岸田首相は8月31日の記者会見で「統一教会との関係を断ち切る」旨を宣言し、自民党は所属国会議員を対象に教団との関係を問うアンケート調査を実施している。他方で、自民党は国会議員に対し、年間1000人の党員獲得をノルマとし、未達の議員は比例重複立候補を認めないなどの方針を掲げてきた。そうした中で明るみに出たのが、首相と極めて近い議員が多数の統一教会信者を自民党員として獲得していた実態だ。岸田首相が党総裁としてどのような対応を取るのか、注目される。

 9月7日(水)12時配信の「 週刊文春 電子版 」および9月8日(木)発売の「週刊文春」では、石橋氏と統一教会の詳しい関係のほか、麻生太郎副総裁の元秘書で現職県議が教団の信者だった問題、安倍派5回生が文鮮明氏の1周忌イベントに参加した際の写真、教会内部で行われた岸田首相と近い地元議員を囲む会合の写真、“自民党工作”のスキームを仔細に記した平和大使協議会の内部文書など、自民党と統一教会の関係を詳報している。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2022年9月15日号

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

art*****

学校では特別講師を呼んでの「ネットの危険性について」等をやるように カルト教もとんでもない危険性をがあるということを必修にして、実例をたくさん入れながらわかりやすく教えてもらいたい。
その後にアンケートを取り、不幸にも両親がその信者に当てはまってしまった生徒には速やかに人権侵害を受けていないか調査して、しかるべき機関に通報できるような仕組みを文部科学省は見当するべきだと思う。

hn4*****

まず、宗教法人法を改定する。
「信者との間に金銭問題を有さず、過去に信者への返金訴訟を起こしていない、その訴訟で負けていないこと」を認可の条件とし、全宗教団体一斉に審査。
その結果、審査を通った団体だけ宗教団体とする。
これだけでいい話だと思う。
それなのにやらない。
誰も言い出さない。

「お金集めがすべてに優先される」「狂った組織文化」統一教会元会長の息子が実名告発 09/07/22(文春オンライン)

 統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の日本本部に約20年間在籍した元幹部が「 週刊文春 」の取材に応じ、教団の「献金問題」が2009年のコンプライアンス宣言後も続いている実態を告発した。

【画像】櫻井氏が教団の内情を告発した手記

 この元幹部は、信者の家庭や二世教育に関わる要職の家庭教育局副局長を務めた櫻井正上氏(48)。父親は日本教会第5代会長の櫻井設雄氏(故人)、母は原理講師の節子氏という、教団の草創期から活動した大幹部夫妻の長男である。

信徒に献金に対する過度なプレッシャーを与えていたのは事実  櫻井氏が語る。

「日本教会が進めてきた献金、集金のやり方は、明らかに社会的モラルに反するものでした。解決すべき課題だという認識は内部にもあったのですが、お金集めが全てに優先される教団の“狂った組織文化”が変わることはありませんでした。そうした教団の方針に異を唱えたところ、組織に対する反逆と見なされた。職を解任され、教団を離れることになったのです」

 櫻井氏は山上徹也容疑者による安倍晋三元首相殺害事件をきっかけに、教団の内情を多くの人々に知ってほしいと手記を執筆した(手記全文は「 週刊文春 電子版 」で公開)。

 この手記では、統一教会の田中富広・第5代会長が7月11日の記者会見で「献金のノルマはない」と釈明したことについて、こう反論している。〈本部が全国の「現場教会」に無理なノルマを課していたことは、内部の人間なら、誰もが知る事実でした。また、献金は「個々の意思によるもの」ということですが、献金を「しなければならない」といった空気を作り出し、信徒に過度なプレッシャーを与えていたのも、また事実です〉

「上から献金の指示が容赦なく降ってくる」  また、田中会長が8月10日の会見で「霊感商法なるものを当法人が行ったことはない」とし、「特に2009年以降、コンプライアンスの徹底に努めている」と述べたことに対しては、〈今回問題となったのは、「外部」に向けられた物販活動ではなく、信徒たち「内部」に向けられた献金圧迫の問題〉と指摘。〈そして、それは2009年以降も、変わらず続いていました〉と述べている。

 櫻井氏は信者たちが置かれている状況をこう証言する。

「私自身が二世でもあったし、役職上、二世たちの痛みや苦悩も数多く見聞きしてきました。家庭の平和を守ろうという組織なのに、献金によって家庭が破綻したら本末転倒です。家庭の問題を何とかしようとしても、その原因となる献金の指示が容赦なく上から降ってくるのです」

 統一教会は櫻井氏について「当法人が強制的に解任したという事実はございません」。同氏が明かしている献金の実情については「そのような事実はございません」と回答した。

 9月7日(水)12時配信の「 週刊文春 電子版 」および9月8日(木)発売の「週刊文春」では、韓国の本部からの献金要請に逆らえない教団の体制や、子供の学費や保険を解約してまで献金をする信者たちの苦悩などについて詳報する。また「週刊文春 電子版」では櫻井氏が教団の実態を綴った告発手記の全文を公開する。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2022年9月15日号

選挙目的で複数の宗教団体の「信者」のように振る舞う政治家の狡猾さ (1/4) (2/4) (3/4) (4/4) 09/07/22 (東洋経済オンライン)

安倍晋三元首相銃撃事件以降、マスコミ報道は世界平和統一家庭連合(旧統一教会、以下、統一教会)を中心とした「政治と宗教」の話題一色になった。

安倍氏を撃った山上徹也容疑者の母親は統一教会の熱心な信者で、教団に多額の献金などを行って家庭が崩壊、山上容疑者は「安倍元首相と統一教会はつながっている」と思い犯行に及んだと供述している。統一教会に注目が集まるのは当然だ。

実際、多くの政治家が統一教会と数々の接点を持っていたことが事件後に明らかとなった。このような報道に触れていると、一般有権者の中から「日本の政治は特定宗教団体の強い影響下にあるのではないか」といった不安が出てくるのも道理だろう。

しかし、「政治家と宗教団体」の関係を個別に吟味すると、少し違った状況が見えてくる。特集「宗教を問う」の第4回は、宗教専門誌『宗教問題』編集長の小川寛大氏が、政治家と宗教団体の「いい加減な関係」と、宗教団体の未来は決して明るいものではなくなっている現実を解説する。

■政治家がつながる宗教団体は統一教会だけではない

  統一教会との接点で注目を浴びた国会議員の一人に自民党の下村博文元文部科学相がいる。過去に統一教会関係の雑誌にインタビュー記事が掲載されたり、統一教会が現在の「世界平和統一家庭連合」へと名称変更された2015年時の文科相でもあることから、同教会との関係性が特別に濃いとされる人物だ。

 ただ、下村氏が接点を持ってきたとされる宗教団体は統一教会だけではない。彼は同時に崇教真光やワールドメイトといった新宗教団体とも親密な関係を取り沙汰されてきた人物であり、何より選挙の際には創価学会を支持母体とする公明党の推薦を受けている。

  同じく、自民党には山谷えり子参議院議員という国会議員がいる。彼女も過去に統一教会関係のメディアにインタビューが掲載されるなど、同教会との浅からぬつながりが指摘されている。しかし、山谷氏はそもそも神道の統括団体・神社本庁の関係政治組織である神道政治連盟の組織的なバックアップを受けて選挙を戦ってきた政治家であり、かつ、自身はカトリックを信仰するクリスチャンだと言っている。

 今マスコミで「統一教会と接点があった」とされる政治家の「宗教事情」を調べてみると、彼らが実に多種多彩な宗教団体と接点を持ってきたことが浮かび上がる。こうした構図から浮上する疑問は、「彼らは特定の宗教団体に洗脳され、その強い影響下にあるのではないか」といったものより「彼らはいったい何教の信者なのか。いったい宗教を何だと思っているのか」というものではないだろうか。

  一般有権者が憤る以上に、各宗教団体は自分たちが政治家から都合よく〝二股、三股〟をかけられている現実に怒るべきであろう。もし仮に、自民党が統一教会から言われるがままの政治を行っているのだとしたら、創価学会にとっては「自民党との連立を解除せよ」と公明党に指示する理由にもなるはずだ。

 にもかかわらず、現在「政治と宗教」の問題について明確な意見表明をする宗教団体はほぼない。なぜなら、政治家も宗教団体も「もちつもたれつ」の関係にあることを互いによく知っているからだ。政治家が宗教団体に近づくのは信仰心などではなく、票や選挙運動支援をアテにしているからであり、宗教団体が政治家をイベントに招いたり祝電を要請したりするのは「自分たちはこんな国会議員とつながっている」という箔付け、広告塔に利用できるからだ。だから、宗教団体は政治家のいい加減な態度を黙認してきたのだ。

■「宗教票」は着実に減っている

  政治家のいい加減な態度を黙認してきた果てに、とでも言っていいのだろうか、日本の宗教界は「国の政治を支配して操っている」どころか、足下の基盤が崩れかかっている。10~20年後、果たして宗教界がどのような惨憺たる姿になっているか、想像もつかない状態だ。

 1つのメルクマールとして、7月の参議院議員選挙結果を見てみよう。公明党が今回の選挙で全国から集めた比例票は618万票だった。公明党が国政選挙で集める比例票の数は2005年の衆院選における898万票を頂点に低落傾向にあるが、600万台前半に落ち込んだのは今回が初めてのこと。党本部が目標に掲げていた800万票には遠く及ばなかった。

 自民党の一部から「公明票は昔ほどあてにならない」という声も上がるなか、岡山選挙区では自民・小野田紀美候補が公明の推薦を断って勝利。また京都選挙区では公明票のかなりの割合が野党側に流れるなど、自公連立のゆがみが、かつてなく見られた選挙でもあった。

 また創価学会に次ぐ国内第2位の規模を持つとされる立正佼成会は、比例代表で推した白眞勲候補(立憲民主党)、藤末健三候補(自民党)のいずれもが落選する事態となった。立正佼成会が参院選比例で推薦した候補が全滅するのは、現行制度になって以降初めてのことである。

 幸福の科学を母体とする幸福実現党も党勢の衰えが目立つ。今回の比例代表で集めた票数は14万。幸福実現党は2009年の結党以来、国政選挙で一度も当選者を出したことはないが、20万~30万程度の比例票を集めてきた経緯がある。10万台前半にまで落ち込んだのは、やはり今回が初めてだ。

 衰退傾向にあるのは伝統宗教も同じだ。前述した自民党の山谷参院議員(比例)は神道政治連盟の組織的なバックアップを受けてきたが、今回の選挙で彼女が獲得した票は17万。当選はしたものの2016年の前回選挙で得た24万票から7万票も減らした。

 「宗教票」は着実に減っているのだ。

 近年、「パワースポット」や「スピリチュアル」といった志向で神社仏閣に足を向ける若者が増えている事実はある。ただ、彼らは観光客的な目線で宗教的雰囲気を「消費」する人々であり、特定宗教団体に入信する例は少ない。

 統一教会も安倍氏銃撃事件が起きたがゆえに世間の注目の的になってしまったが、票数としては数万票程度。創価学会票はおろか幸福実現党の票数にも遠く及ばない。2012年に教祖文鮮明(ムン・ソンミョン)が死去して以降は妻の韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁と息子たちによる親族内争いが表面化し、教団の求心力は衰えていた。安倍氏の事件がなくとも、組織としては既に息切れし始めていたのだ。

■参政党と福音派が議席を確保

 ゆるやかに凋落してきた宗教界に、安倍元首相銃撃事件は衝撃をもたらしている。2022年の夏は、この国における「政治と宗教」の大きな転換点として記憶されるだろう。

 それは、安倍元首相銃撃事件が宗教団体の衰退に一気に拍車をかけるという意味だけではない。「政治と宗教」の新しい形が垣間見えたのだ。

 まずは国政選挙初挑戦で1議席を獲得した参政党の存在である。参政党は宗教政党ではないが、出馬した候補者たちに「宗教っぽい人々」が目立った。「聖書的保守主義を名乗る牧師」、「コロナ禍の到来を事前に予見したとする占星術師」、「他人の身体に触れることによって真なる健康と生命力を開花させると称するセラピスト」といった面々だ。

 参政党の候補者が選挙を通じて自分たちの「信者」を募っていた状況は確認されていない。ただし、スピリチュアルな「宗教っぽい癒し」を求める人々の共感を集めたのは事実だ。現に議席を確保しており、日本人の新しい宗教観を反映した政党と言えるのかもしれない。

 さらに、日本維新の会からは金子道仁氏というキリスト教福音派の牧師が比例で当選した。福音派は現在、世界的規模で存在感を増すキリスト教の一派で、政治的傾向は保守。特にアメリカのドナルド・トランプ前大統領の強力な支持基盤として知られた信仰勢力だ。キリスト教の地盤が薄い日本で、今後どこまで存在感を発揮していくかは未知数だが、福音派が日本の国会で議席を取った意味は小さくないだろう。

 連日のマスコミによる統一教会批判は「宗教は怖い」という社会の空気を強め、宗教団体の力を削いでいくだろう。その裏側で、スピリチュアルな雰囲気に下支えされた新しい「宗教っぽい運動」や外来の宗教が台頭している現実を見逃すべきではない。

 その意味でも2022年という年は、この国の宗教史の節目になるはずだ。

小川 寛大 :『宗教問題』編集長

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

swe*****

パックンが桜を見る会に出席していたとは初めて知りました。 彼も安倍派だったとはガッカリ!


風林火にゃん

>パックンことパトリック・ハーラン

ハーバード大学比較宗教学専攻なんですね?

卒業後に来日して福井に来たのが1993年とかですかね?

当時は統一教会の報道は結構あった時期ではないですかね?

宗教に興味があったから比較宗教学専攻らしいから、当時の統一教会とかどう思っていたんですかね?日本語もよく分からず、それどころでは無かったんですかね?

ただ嫌いというのは簡単だ。一般人よりは宗教に対しての価値感があるのだろうから、そういう視点では発言しないのかね?


調べたらパックンことパトリック・ハーラン氏はハーバード大学で比較宗教学専攻している。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に関してかなり踏み込んで意見を言える知識は持っていると思う。ハーバード大学のサイト(https://studyofreligion.fas.harvard.edu/)にアクセスしたら、本当にこの件にぴったりの先行。彼は日本に長く住んでいるし、日本語はかなり理解できると思う。そして彼の奥さんは日本人。彼はアメリカ人としてはかなり専門的な意見を言えると人だと思う。ただ、芸人として業界に残りたいのであれば何も言わない方が良いかもしれない。しかし、彼はテレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」に出たので、逃げるのか、日本的にごまかすのか、どのような選択を取るのかわからないが、少なくとも多少のイメージダウンは避けられないと思う。

GLOBAL

Studying religion is exciting and demanding. The history of religions is global in scope and invites us to study the languages and cultures of the world. The currents of religion today are swift and often turbulent and require the very best analysis of scholars in the humanities and social sciences.

COMPARATIVE

Harvard’s programs in religious studies are distinctive for the intensive study of historical religious traditions and the insistence that such study is always, in some sense, comparative. Religious traditions have not developed in isolation, but in constant interaction with each other and in ever-new contexts.

THE ACADEMIC PROGRAMS

For undergraduates, we offer an array of courses introducing the Study of Religion. These lead to more specialized work in areas of the students’ own interests.


最近のコースでは日本の宗教に関するものもある。(The Comparative Study of Religion 2017-2018 Course Listings: A Guide for Undergraduates)



CB 57: Animated Spirituality: Japanese Religion in Anime, Manga, and Film
Helen Hardacre
TTh 9-10; Lecture + Section; Comparative
This course addresses the representation of religion in Japanese popular culture, with emphasis on anime, manga, and film. The course examines depictions of religious figures, themes, and human dilemmas in contemporary popular culture as a gateway to understanding the significance of religion in Japanese society and history


ハーバード大学の比較宗教学専攻って、どんなことを勉強するんでしょうか?パックンマックンの人が卒業生らしいですけど。 06/25/2017(ヤフー知恵袋)

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dol********さん

2017/6/26 13:53

シラバス出てたよ。 https://studyofreligion.fas.harvard.edu/


ハーバード卒のパックンが驚いた「見栄のために金を使う日本人の根本的問題」 低リスク&10年で倍になる「謙虚な投資術」のコツ  2022年5月13日号 (プレジデント)でパックンは次のような事を言っている。
僕はあくまで一芸人で、心理学者でもないしプロのファイナンシャルプランナーでもないけど、人のお金の使い方を見てるとPeer Pressure(日本語なら、仲間からの圧力かな?)に負けてお金を貯められない人は多い気がする。・・・

何回も繰り返しているけど、出費を収入より低くしたほうがいい。飲み会に行くなら、「ごめん、僕はこういうふうに経済的に自立したいから、今日の予算は2000円までしか出せないけど、それでいいですか?」と言いましょう。それで理解しない友達は友達じゃないんですよ。相手が上司なら実質残業なんだから、「じゃあ上司が奢れよ」って言えばいいんです。そういうのを受け入れられない相手と飲むくらいなら、家に帰ってZoom繋いで、本当に気が合う人と発泡酒でも飲めばいい。


世界平和統一家庭連合(旧統一教会)はPeer Pressureと恐怖を凄く上手く使っている。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の信者には「経済的に自立したいから・・・それで理解しない教団は良い宗教ではないですよ」と言うべきだったと思うよ!言えなかったら今の状態になっているのでは?

パックン「統一教会はもういい」被害者を置き去りにした発言が炎上 09/06/22(FRIDAY)

「統一教会問題はもういいんじゃないかなと思う」

「今まで接点を持った議員さんは責めないで」

自民議員 国葬反対に「黙ってろ」統一教会「誇りに思う」で大炎上

お笑いコンビ『パックンマックン』のパックンことパトリック・ハーランが9月4日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)に出演。旧統一教会の問題で世間が騒いでいることに疑問を呈し、さらに安倍晋三元首相の国葬も行うべきだと熱弁した。

パックンは国葬への反対意見が出ていることについて

「憲政史上最長の政権をなした総理大臣が暗殺された後に国葬やらないんだったら、いつやるんだろうと思います」

と投げかけた。

同じくスタジオに出演していたタレントのトリンドル玲奈はまず

「統一教会との関わりなど、テロが起こった原因を解明するべきだ」

と話すとパックンは“原因?”と聞き返しヒートアップ。

「統一教会が犯人側じゃないからね。みんなこんがらがっているのが違和感があります。暗殺したのは統一教会の人間じゃなくて、反統一教会の人間です」

と指摘した。

そして同じくスタジオにいたアルピニストの野口健氏も

「そう!彼(山上徹也容疑者)がいま、テレビを見られる状況だとしたら、留置所の中でニヤッと笑っているはず」

と賛同した。

だが、トリンドルは納得いかない様子で首をかしげる場面も。さらに大竹まことが

「統一教会の問題は宗教の問題と切り離して考えるべき」

と主張。続けて

「二世信者はコロナの給付金まで全額献金させられて困っている人もいる」

と話すと、パックンは

「だったら今まで接点を持った議員さんは責めないで対策をどうするかという議論を進めていただきたい」

と反論。それに対し大竹は

「(接点のあった議員を)責めないでっていう意味が分からない。かばっているように見える」

というとパックンはしどろもどろになり

「かばっているわけではない」

と答えた。

それらパックンの発言はネット上で大炎上。そんな中、5日にABEMAで放送された『変わる報道番組#アベプラ』に生出演したパックンは、発言について

「責任追及も大事ですし、被害者に思いやりが必要だと思うんですよ。でも、再発防止のためには、総論でルール作りをしようよ、という話をしただけなんですけど、本当に反響が大きくて」

と弁明した。

「山上容疑者の母親は家庭内の不幸につけこまれ、統一教会に財産をむしり取られてしまった。そんな家庭が日本中にあふれかえっていて、年間500億円が韓国に送金されているといわれています。そんな被害者たちを無視して、“統一教会の問題はもういい”と公共の電波で言える神経が分かりません。

パックンさんは安倍さんが開催した“桜を見る会”にもコンビ揃って招待されており、自民党に近いのではないかと言われている。野口さんも“安倍派”で、亡くなったときも“大きな支柱を失ってしまった。喪失感に襲われています”とツイートしている。統一教会問題を鎮静化させ、安倍さんの国葬を気持ちよく行いたいだけなのではと映る」(政治ジャーナリスト)

自民党は教団と関係を断つように通達したり、消費者庁も霊感商法の対策に乗り出したりしている。そんな中、“統一教会の問題はもういい”とタレントがテレビで口にするのは少々、軽率すぎるのではないだろうか――。

FRIDAYデジタル

地域差は大きいと思うがもう安く幼稚園やこども園を運営するのは難しいのかもしれない。良い待遇や良い給料を求めれば、保育士は選択に入らないかもしれない。 ヤフーのコメントで専属の運転手と言うが、男性運転手が行きと帰りの運転のためだけに確保して、十分な収入になるとは思えない。暇、又は空いている時間を使うので安くても良いとなると、高齢者か、一度退職した人になると思う。
多くの幼稚園やこども園がどのようにバスを運行し、どのような形態だったのか調査するべきだと思う。どこかで補填と言う形や、メンテや事務などを兼務していたのか、詳細を調べれば、何が実現可能なのか、何が時代に合わなくなっているのか推測できると思う。
日本は時と共に何が変化しているのか理解できない管理職や幹部職員が多いと思う。ご褒美と言うか、出世の延長線上での専門性と関係ない管理職の任命は無駄と非効率でしかないと思う。

3歳女児死亡 送迎バスで5時間“置き去り”なぜ? 最高気温は30度超え 09/06/22(日テレNEWS)

静岡・牧之原市で5日、幼稚園の送迎バスの中で3歳の女児が意識不明で見つかり、その後、死亡しました。警察は、女児がバスに5時間以上置き去りにされ、熱中症になった可能性があるとみて調べています。なぜ女の子は見落とされてしまったのでしょうか。

     ◇

警察と消防によりますと、5日午後2時ごろ、この川崎幼稚園の職員から通報がありました。

川崎幼稚園の職員 「送迎バスに取り残された子供の意識がない」

5日、河本千奈ちゃん(3)が、送迎バスの車内から意識不明の状態で見つかりました。千奈ちゃんは病院に搬送され、その後死亡が確認されました。

送迎バスの中に置き去りにされ、熱中症になった可能性があるとみられています。いったい何があったのでしょうか?

5日朝の送迎では70代の理事長が運転し、70代女性の派遣職員と6人の園児、合わせて8人が乗っていたといいます。

5日午前8時50分ごろ、千奈ちゃんが乗った送迎バスが幼稚園に到着しました。全ての園児がここで降ろされるはずでしたが、バスは千奈ちゃんを乗せたまま、近くの駐車場に停車したとみられています。

その後、5日午後2時10分ごろ、職員が送迎のための準備をしていたところ、車の中で千奈ちゃんを発見しました。千奈ちゃんに外傷はなく、意識不明の状態だったといいます。

川崎幼稚園がホームページに載せている1日のスケジュールでは、8時15分に順次登園、降園は午後2:30となっています。幼稚園が終わるまで、他の園児たちが給食や自由遊びをしている間、千奈ちゃんは1人でバスの中に残されていたのでしょうか。

牧之原市では、5日の最高気温は30.5℃でした。

熱中症に詳しい柴田雄介院長は「そういう環境にいると、簡単に熱中症になる。早ければ10分以内くらいで、朦朧としてきて、顔色も悪くて立っていられなくなる」と指摘しました。

     ◇

送迎バス内で園児がなくなった事件は、2021年にも発生しています。福岡・中間市の保育園で、倉掛冬生ちゃん(当時5)が送迎バスに9時間取り残され、熱中症で亡くなりました。

バスに乗っていた職員は「運転していた当時、園長のみで、園に到着後のバスの中を十分に確認しないまま、鍵を閉めていた」と説明していました。

他の職員もバス内を確認せず、冬生ちゃんは存在に気づかれることがないまま命を落としました。当時の気温は33℃を超えていて、警察の調べによると、車内の温度は50℃を超えていたとみられています。

当時の園長は業務上過失致死で書類送検、在宅起訴されて、2022年秋に初公判の予定です。

     ◇

今回も同様のことが起きたのでしょうか?

5日午後10時ごろ、牧之原市にある川崎幼稚園の園長の自宅を訪ねると、電気はついているものの、返事はありませんでした。

警察は千奈ちゃんが死亡した原因や、園の安全管理体制に問題がなかったか詳しく調べています。

(9月5日放送『news zero』より)

多分、小型から中型バスなので、バスから離れる前にもう一度確認する時間は、5分もかからないと思う。義務化にしなければならないほど、コスト的に厳しい園が存在するのか、それとも自分の所掌以外はやらない雰囲気になっているのだろうか?
都会の会社とか、外資系の会社の人達と接していて感じる事は、自分の責任ではないので関係ないと言う事を言う人や会社に影響が出る事でも自分の仕事ではないと対応を取る人が多い傾向があると思う。確かに、会社の給料や待遇に不満があったり、機会があれば転職しようと思っていたり、責任を問われない、又は、自分の仕事でない事までやる必要はないと思えば、納得できる。会社が従業員を守る姿勢がなかったり、代わりはいくらでもいるようなケースはあるので、どっちもどっちかなと思う事はある。
海外の企業とかは輪をかけて関係ないと考えている場合と会社が自分を良い評価をすれば、給料や待遇が上がると考えて、会社のために動く場合はあるので、個々の会社が意図的なのか、意図していないのかはわからないが、どのようなメッセージを従業員が感じているか次第だと思う。別のパターンはマニュアルとがんじがらめにするケース。
いろいろなメリットとデメリットがあるので、会社の形態や規模、そして従業員の質などで上が決める事だと思う。

【速報】認定こども園を家宅捜索 通園バス“置き去り”女児死亡事故受けー静岡県警 09/06/22(静岡放送(SBS))

9月5日、静岡県牧之原市内の認定こども園で、通園バスの車内で女児(3)が意識不明の状態で見つかり、死亡した事故を受け、静岡県警は6日午前、業務上過失致死容疑で関係先の家宅捜索を始めました。

6日午前9時過ぎ、静岡県警の捜査員およそ10人が静岡県牧之原市静波の認定こども園「川崎幼稚園」に業務上過失致死の疑いで家宅捜索に入りました。

5日午後2時過ぎ、バスの中で園児が心肺停止の状態で発見され、運ばれた病院でこの園に通う女児(3)の死亡が確認されました。

亡くなった女の子は登園の際にバスから降ろされず、約5時間にわたり、置き去りにされたとみられていて、警察は業務上過失致死の疑いで捜査を進めています。

政治家になりたかったから実績や経験のためになりふり構わず頑張ってきたのか、それとも愛人兼私設秘書だったのか、全くわからない。事実次第では、政治家の資質の問題になると思う。

風俗店勤務が発覚した女性秘書が退職…永田町「私設秘書残酷物語」 09/06/22(FRIDAY)

本誌が9月2日に報じた通り、木村次郎防衛政務官(54)の事務所が都内の風俗店で働いていたことが発覚した女性秘書を解雇したことが話題となっている。

デリヘル副業!「拳銃置き忘れ」女性巡査長27歳が風俗店勤務

その女性秘書は税金で賄われる公設秘書ではなく、私設秘書のため、法的に副業を咎められることはない。しかしながら、なぜか突然、退職となっていた。木村事務所からの明確な返答がないために詳細はわからないが、いま永田町で「私設秘書」が静かな話題となっている。

実は、私設秘書には明確な定義もなく、その実態は各事務所により千差万別。自民党の衆議院議員事務所に勤務する50代の女性私設秘書が小声でこう語る。

「私設秘書の給与は単純に議員の資金力次第です。ただ、議員会館にいる女性の私設秘書であれば額面で月20から25万円ほどが多い。厚生年金や健康保険の福利厚生はありますが、額面でその数字なので、手取りは悲しい額です(苦笑)。実家の支援や夫がいない場合、週末にホステスや日雇い派遣に登録し、働いている人もいます。新人の先生の事務所は資金力も乏しいので、木村次郎事務所の彼女も慎ましく暮らせる程度だったのではないかと思います」

自民党の議員事務所であれば永田町と地元を併せて7、8名の秘書がいようか。そのうち、3名は公設秘書で、「政策」「第一」「第二」となる。公設第二秘書の給与は概ね600万程度だ。私設秘書はその半分に満たない額が実態のようだ。

「09年、自民党が野党に転落して以降、政党助成金が減ったせいか、私設の待遇が下がった。与党に返り咲いても、私設の給与はそのまま。お茶くみ、電話番以外にも、先生の日程調整、パワポでの資料作り、車の運転など薄給でいいように使われています。保守系の先生の事務所では、男性に比べて、女性が公設に上がれる例は少ない印象で、上がれば上がったで、『特別な関係か』と影で揶揄される。この差はなんだろう、と日々感じている」(前述の秘書)

当選回数の多い議員事務所には、後援団体や後援企業が「鍛えてやってくれ」と子弟を私設秘書として派遣する例も少なくない。事務所から給与はほぼ支払われることがないが、履歴に「○○事務所勤務」と箔付けの役割となる。

芸人や落語家を目指す若者が、師匠の「カバン持ち」をしながら芸を磨くように、政治家志望の若者が私設秘書として「食費程度」で働く例もある。

また永田町のベテラン秘書は「江戸家老」、地元の実力派秘書は「国家老」と呼ばれ、裏金も裏人脈も含め知悉しているため、税金で賄われる公設秘書で置いておけず、私設秘書となる例も稀にある。

一方で、当選回数の浅い議員事務所となれば、与野党ともに、福利厚生もなく「月15~20万円」と聞き及んでいる。月額1万6590円の国民年金保険料を捻出できない私設秘書もいる。私設秘書といっても待遇はピンキリだ。

前述の秘書は「不安定な身分がいちばんのストレス」とこぼし、こう続ける。

「私設にしろ公設にしろ、議員が落選すると即、失業。安倍元総理の公設秘書が生稲晃子事務所の公設秘書に移りましたが、議員に何かが起こると生活が激変します。夢は『参議院議員で選挙の強い先生の公設秘書』です」

「黒子役」「汚れ役」ともいわれる政治家秘書。なかでも私設秘書は薄給で雇用も不確かだ。国会議員には立法権があるのだから、私設秘書の定義を定めてもいいのではないか。

取材・文:岩崎大輔

彼女が風俗店で働いているのなら、お金を払って性的な関係を持ったのだろうか?好きだったのなら幻滅しても多少の気持ちはあるだろう。お金を払えば性的な関係を持ているのだから素晴らしいチャンスだと思うけど?
純粋すぎて彼女を嫌いになったのだろうか?しかし、この男性秘書、人間性としてはどうなのかな?お金を払って素性を探り、事実を秘書仲間に暴露するのは、裏切られた気持ちがあっても良くないと思う。「素朴な人柄と真面目な性格」は彼女の一部分だったのか、それとも演じた部分印象だったのか、彼女を良く知る人人達にしかわからない、又は、推測できない事。
「青森の出身で、’17年の初当選後に上京して働き始めたそうです。」の後、何か彼女を変える出来事が起きたのだろうか?
何が事実なのかわからないし、多分、これ以上の情報は出てこないのなら、ある人の人生で終わるのだろう。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

cyk*****

女性の秘書でこう言った職業出身の秘書さんなんてごく普通の事です 茂木派の広島のにも公設秘書さんでおられます 内容がそっくりそのまま現役か過去かの話なだけ同じ経歴の人普通に居ますので、水商売や風俗系の方は接客が慣れてて有権者さんを接待するのに長けてるのは上手なのは秘書さんに居るのはごく普通です(公設秘書さんでもアルバイト小遣い稼ぎしないと、日々の生活は成り立たないっすよ)

「風俗店勤務発覚」で私設秘書を解雇した 木村次郎防衛政務官の罪 09/02/22(FRIDAY)

旧統一教会との関連が次々と発覚して大揺れの自民党最大派閥「清和会」が、いま、別の話題で騒然となっている。

【一覧】その数100人超…!統一教会と濃厚接触していた議員の面々

「注目の的となっているのは、木村次郎衆議院議員(54)です。木村議員のところには女性の秘書がいたんですが……」

そう声を潜めるのは、「清和会」所属議員のもとで働くベテラン秘書だ。青森3区選出の木村議員は、祖父の代から続く代議士一家で育ったサラブレッド。もともと県庁職員だったが、’17年に兄を癌で亡くし、同年の衆院選で初当選を果たした。実直な人柄を買われ、今回の内閣改造では防衛政務官に抜擢されている。

そんな木村議員の事務所で、何が起きたのか。

「件(くだん)の秘書・Aさんは、木村議員の地元・青森の出身で、’17年の初当選後に上京して働き始めたそうです。素朴な人柄と真面目な性格で、秘書仲間からも評判は良かった。そんな彼女に最近、秘書業の傍ら都内の風俗店で働いているということが発覚したのです」(同前)

Aさんの副業が発覚した経緯は、次のようなものだという。

「別の議員のもとで働いている男性秘書が、Aさんに恋心を抱いていたようなんです。その男性秘書が居ても立っても居られず彼女の素性を探ったところ、勤務先がわかり、さらには源氏名でのSNSアカウントまで見つかった、と……。黙っていられなかったのか、8月中旬に開かれた秘書仲間の飲み会で彼はその事実を暴露したそうで、一気に広まりました」(Aさんをよく知る自民党秘書)

とはいえ、衆議院に届け出をして税金から給与が賄われる公設秘書と違い、私設秘書はあくまで「私設」だ。雇用している議員が特別な規定を設けていないのであれば、副業をしていても問題ないように思える。しかし、Aさんの騒動はこれだけでは収まらなかった。風俗店勤務発覚後、木村議員は何と、彼女を即刻退職させたのだ。

「彼女が辞めたのは8月末と聞いています」(前出・Aさんをよく知る秘書)

本誌は木村議員の事務所に質問書を送ったが、

「ご質問いただきました人物は既に退職しております」

と答えるのみ。退職の理由について取材しようと、議員事務所へ電話をしたが、

「これ以上お答えできることはありません」

と答えた。

内閣改造後には、旧統一教会の関連団体のイベントに出席していたことが発覚した木村議員。いまはとにかく、なんでもかんでもすぐさま蓋をしようということなのだろうか。

『FRIDAY』2022年9月16日号より

FRIDAYデジタル

理解不能、統一教会との断絶公言しつつ教団と密接な元首相を国葬で讃える意味 (1/3) (2/3) (3/3) 09/05/22 (MBSニュース)

 (作家・ジャーナリスト:青沼 陽一郎)

 統一教会(現・世界平和統一家庭連合)をめぐる問題に対応する政府の「旧統一教会問題関係省庁連絡会議」は、今月5日から30日までを「相談集中強化期間」として、フリーダイヤルの合同電話相談窓口を開設する。先週末の2日に、会議を主宰する葉梨康弘法務大臣が記者会見で明らかにした。

 これで国を挙げて、統一教会のいわゆる霊感商法などの不法行為の相談や被害者救済にあたることになった。

■ 「被害者救済」集中期間のさ中に国葬

 ところが、この電話相談窓口を設けた「相談集中強化期間」も大詰めを迎える27日には、日本武道館で安倍晋三元首相の「国葬」が行われる。

 その安倍氏は、ちょうど1年前の昨年の9月、統一教会の創始者である文鮮明の妻で、現在の教団の総裁である韓鶴子が主宰する関連団体「天宙平和連合」にビデオメッセージを送って、こう明言していた。

 「韓鶴子総裁をはじめ、皆さまに敬意を表します」

 国を挙げて集中的に国民の被害救済に取り組んでいる期間中に、その加害者団体の首領を称賛する首相経験者を「国葬」にする。こんなに頓珍漢な話もない。しかも、どちらにも国民の税金が使われる。日本国民を食い物にする日本の敵に味方して、宣伝にも使われたはずの人物に、国費を注ぎ込んで葬式を出す意味もわからなければ、その被害の尻ぬぐいを背負わされる。理不尽とはこのことだ。

 こんな愚かで歪んだ状況を招いたのは岸田文雄首相であることはいうまでもないが、ところが本人はそのことに気付いてさえいないようだ。

■ これで「しがらみを捨て、関係を絶つこと」が可能なのか

 岸田首相は、新型コロナウイルスに感染した療養明けの8月31日の記者会見で、まず統一教会に触れ、閣僚を含めた自民党国会議員との関係に疑念をもたれていることを「自民党総裁として率直におわびを申し上げます」とした上で、こう述べている。

 「国民の皆様の疑念、懸念を重く受け止め、自民党総裁として茂木幹事長に対し、先週来、3点指示をいたしました。

 第1に、党として説明責任を果たすため、所属国会議員を対象に当該団体との関係性を点検した結果を取りまとめて、それを公表すること。

 第2に、所属国会議員は、過去を真摯に反省し、しがらみを捨て、当該団体との関係を絶つこと。これを党の基本方針として、関係を絶つよう所属国会議員に徹底すること。

 第3に、今後、社会的に問題が指摘される団体と関係を持つことがないよう、党におけるコンプライアンスチェック体制を強化すること。

 自民党として説明責任を果たし、国民の皆様の信頼を回復できるよう、厳正な対応を取ってまいります」

 その第1にあげた党所属国会議員と統一教会との関係性の点検は、先週末2日までにまとめて公表するはずが、間に合わなかった。国会議員に提出を求めた調査票の回答にあいまいな記述が多く、確認作業が必要なためだとう。国会議員が、「過去を真摯に反省」していないことの証左だ。それで、「しがらみを捨て、関係を絶つこと」ができるのか、疑わしい。

■ 安倍氏と教団の関係検証について「死人に口なし」との態度

 岸田首相は会見で、統一教会についてそう述べたあと、舌の根も乾かぬうちに、安倍氏の「国葬」についての言及をはじめた。

 「民主主義の根幹たる国政選挙を6回にわたり勝ち抜き、国民の信任を得て、憲政史上最長の8年8カ月にわたり重責を務められたこと。第2に、東日本大震災からの復興や、日本経済の再生、日米関係を基軸とした戦略的な外交を主導し、平和秩序に貢献するなど、様々な分野で歴史に残る業績を残されたこと。第3に、諸外国における議会の追悼決議や服喪の決定、公共施設のライトアップを始め、各国で様々な形で国全体を巻き込んでの敬意と弔意が示されていること。第4に、民主主義の根幹である選挙活動中の非業の死であり、こうした暴力には屈しないという国としての毅然たる姿勢を示すこと。国葬儀を執り行うとの判断に至った理由をこのように説明してきました」

 「もとより、今回の国葬儀の開催は、国民に弔意を強制するものではありませんが、様々な御意見とともに、説明が不十分との御批判を頂いております。国葬儀の実施を判断した総理大臣として、そういった御意見、御批判を真摯に受け止め、正面からお答えする責任があります。政権の初心に帰って、丁寧な説明に全力を尽くしてまいります」

 岸田首相のいうように「憲政史上最長の8年8カ月にわたり重責を務められたこと」すなわち政権を維持したことは、確かに「記録」ではあるが、いま問われているのはその実態だ。安倍氏が首相を務めた8年8カ月の間に、統一教会との関係が深まっていったとする様々な事情が指摘されている。私も知っている(https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/71279)。疑念の根本はそこにある。

 だが、岸田首相はこの時点で統一教会と「国葬」は切り離して説明している。

 そこに記者からの質問が飛ぶ。統一教会との関係を絶つというのなら、安倍氏との関係を検証する、見直す考えはないのか、と。

 それに対する岸田首相の返答は、以下の言葉に尽きた。

 「御指摘の点については、安倍(元)総理がどのような関係を持っておられたのか、このことについては、御本人が亡くなられた今、十分に把握するということについては、限界があるのではないかと思っています」

 つまり、その考えはない、ということだ。少なくとも、私にはそう聞こえた。もっと言えば「死人に口なし」と言っているようなものだ。

■ 教団との関係、最も深かったのは安倍氏ではなかったのか

 「国葬」に反対する主張としては、「国葬」の法的根拠が曖昧であったり、基準が定かでなかったり、予算についてもおよそ2億5000万円を予備費から支出することを閣議決定したばかりだが、ここに警備費や外国要人をおもてなしする接遇費が入っておらず予算規模が把握でいなこと、そもそも「国葬」を内閣府設置法に定める「国の儀式」にして閣議決定だけで推し進め、国会審議が尽くせていないことなどがあげられる。真面目なメディアはそちらを強調して、岸田首相もそのあたりのことを「丁寧な説明に全力を尽くして」いくつもりのようだ。

 だが、世論調査を見ても明らかなように、当初は安倍氏の「国葬」に「賛成」が多かったものが、その後「反対」の声が大きくなっていったのは、安倍氏と統一教会の関係が表沙汰になったからだ。

 安倍氏を襲った山上徹也容疑者(41)は、母親が統一教会にのめり込み、多額の献金をして家庭が崩壊。教団への恨みが、韓鶴子総裁を称賛する安倍氏のビデオを観たことによって、安倍氏への殺意に置き換わっていったとされる。そのことから、はじめのうちは“どこ吹く風”とばかりに教団との関係性を疎んじていた自民党も、世論の厳しい風当たりに、ここへ来て豹変せざるをえなくなった。それが前述の岸田首相の会見での“お詫び”に表れている。

 「御本人が亡くなられた」から話を聞けないのではなく、もうすでに安倍氏が統一教会の首魁を表敬するビデオが白日の下に晒されている。自民党との関係を点検するのであれば、これほどわかりやすく明確な証拠はない。長期政権を担った立場や重責からしても、もっとも糾弾されるべきは安倍氏のはずだ。

■ 表向きは「関係清算」でも実はしっかり「統一教会隠し」

 自民党がいま実施していることは、現役の国会議員と統一教会の関係を確認して、清算することだ。そこには、秘書や事務所関係者は含まれない。まして、過去を総ざらいしないことには、政治に統一教会の影響がどこまで及んでいたか、未解明のままだ。たとえば、教団の名称変更について、当時の文部科学大臣政務官だった山本朋広衆議院議員の関与は検証されていない。それは、以前にも書いた。山本氏は韓鶴子総裁を「マザームーン」と讃えた人物だ。(https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/71575)

 問題の本質は、統一教会によって政治や政策が歪められたことの有無の検証にあるはずだ。日本の首相経験者が、日本国民を苦しめ、財産や魂までも略取する加害者団体のボスを称賛するようなことがあっていいはずがない。その被害者救済をいまごろになって国がやるとは、尻ぬぐいにもほどがある。

 いま「国葬」について説明が求められているのは、その人物が「国葬」にふさわしいのかどうかだ。手続き論ではない。

 安倍氏と統一教会の関係を「死人に口なし」で葬り去り、そこを無視して「国葬」に踏み切るのであれば、それこそ政府、自民党による最大の統一教会隠しである。

青沼 陽一郎

冷暖房なし、工具費は自腹。人の命を預かっているのに――人材不足が深刻化する自動車整備士の窮状 (1/5) (2/5) (3/5) (4/5) (5/5) 09/05/22 (Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

「人の命を預かっているのに、手取りは15万円」。25歳の男性自動車整備士は言う。男性の職場に冷暖房設備はなく、夏には熱中症のような症状が出る。自動車整備士は、車の利用者が安全に乗れるように整備することから、「カードクター(車のお医者さん)」とも言われている。一方、自動車専門学校の入学者はこの15年で半減。人材不足が深刻だ。現状を取材した。(取材・文:板垣聡旨/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部)

資格手当は1万円。40万円以上の工具代を自腹で負担

埼玉県の熊谷駅の近くで、自動車整備士の吉田優太さん(仮名、25)に会った。吉田さんは整備士として働き始めて、4年目になる。

自動車整備士は国家資格で、一級、二級、三級、特殊の4分類に分かれ、車種でさらに区分がある。高校卒業後に専門学校へ通い、資格を取得して働き始めることが多い。吉田さんは埼玉県にある自動車大学校で、在学中に一級小型自動車整備士の資格を得た。同資格は他の整備士らに指導できる立場となる、もっともレベルの高い資格だ。

2018年3月に卒業し、翌月から外車で有名な大手ディーラーの整備工場で働き始めた。もともと、整備士の待遇や労働環境については知っていて、覚悟していたつもりだった。だが現実は、想像以上だったという。

「残業がない月は手取りが15万円です。残業が40時間を超えていた時でも18万円。ボーナスは10万円にも届きませんでした。一級の資格を持っているのに、資格手当はたったの1万円です」

必要な工具も会社で支給されず、これまでに40万円以上、自分で購入してきた。冷暖房設備がないなど、労働環境も過酷で、昼食の時間が取れないこともある。

「夏の熊谷は暑くて、室内気温が43度になる時も。頭痛がしたり、意識がもうろうとしたりします。冬は手がかじかんで、手先があまり器用に動きません。そんな環境で、整備士が6人在籍し、1日に1人あたり4~6台の車を整備しています。忙しい時はコーラ1本飲むのがやっとです」

別店舗に異動しても、冷暖房設備はなく、給与面も変わらなかった。将来を考えると、「このままでいいのか」と悩むものの、転職には踏み切れていない。

「僕がいないと回らなくなってしまうんです。去年入った新人は『試用期間が終わってもうすぐ本採用だね』と言っていたら、急に来なくなって。退職代行業者から手紙が届きました。車の整備士ってお客さんの命を預かるようなものなのに、なんでこんな状態なんだろう」

「囲い込み」でやめたくてもやめられない

菅沼ゆうきさん(仮名、22)は、早く働き始めたいという思いから、東京都にある自動車専門学校の2年制コースに進学。在学中に二級自動車整備士資格(ガソリン、ジーゼル)を取得した。2019年3月に卒業し、翌月から大手自動車メーカーのディーラーで働いている。現在、入社4年目を迎えた。

1日に平均6台の車を点検する。残業が月40時間を超えても、手取りは20万円に届かない。菅沼さんは「国家資格なのにこんなに安いのか」と不満を口にする。

「仕事をやめようとは常に思っていますよ。でも無理なんです。就職説明会の時、『入社すると祝金として20万円あげます』と言われました。実際に入社すると、20万円を貸すということでした。5年間働き続けると、そのお金を返さないでいいんだと。人を囲い込むためにやっているそうです。安月給だったので結局、借りてしまって……。生活がギリギリなので、20万円を返せなくて、やめられないんです」

菅沼さんの会社では、残業が許可されているのは午後10時まで。別店舗の同期社員には、仕事が終わらないため、タイムカードを午後10時に処理し、深夜12時まで残業をしている人もいる。

「人手はギリギリです。会社も若い整備士をなかなか集められず、無資格の外国人労働者を採用するなどしています。中には日本語が全くしゃべれない人もいます」

人材不足の背景にあるものは?

このように現場では人材不足が顕在化している。厚生労働省の「職業安定業務統計」によれば、自動車整備要員(無資格者を含む)の2011年度の有効求人倍率は1.07倍だったが、18年度には4.46倍に膨らんだ。

前出の2人はいずれも専門学校で資格を取得しているが、専門学校に通わないルートもある。高校の自動車科で学んだのち、三級自動車整備士の資格を取得。実務経験を積みながら、二級、一級の試験を受験してレベルを上げていく。自動車科以外で学んだ場合には、三級を取得する前にも実務経験を積まなくてはならない。車検を行うには、二級以上の整備士資格を持つ自動車整備主任者が必要だ。整備主任者が車検の監督やチェックを担うからだ。

人材不足は、自動車専門学校の入学者数からも読み取れる。「全国自動車大学校・整備専門学校協会(JAMCA)」によると、2020年度の自動車専門学校の入学者数は約6300人で、15年前と比べると半減した。

学校側の現状はどうなっているのか。国内外に毎年200人ほどの整備士が輩出している東京都の自動車専門学校が、匿名で取材に応じてくれた。広報で幹部の田中宏さん(仮名)はこう言う。

「うちの学校の志願者数はそこまで減っていません。ただ、自動車整備士以外の業界に就職する人が多いですね。例えば、建設機械あるいは旅客(タクシーやバス)、運輸業の会社へ就職することが多いです。これらは自社で整備部門を抱えています。ディーラーなどの整備場よりも、給与面など待遇がいいところはたくさんありますから」

撮影禁止を条件に、学校の廊下に張り出されている求人票を見せてもらった。

高いところは月給25万円を超え、賞与も年2回もらえる。それらは主に、タクシーやバスなどの会社が自社で構えている整備部門の求人だ。ディーラーや町工場の整備場の求人で賃金が高いところは多くはなかった。整備士の資格手当は、1万~2万円のところがほとんどで、月給10万円に諸手当が5万円という求人もあった。田中さんは「諸手当が毎月ちゃんと払われるかは怪しい」と話す。

2021年度版の自動車整備白書によれば、自動車整備士の平均年収は398万円で9年連続の増加となった。一方、2020年度の国税庁の調査によると、民間の給与所得者の平均年収は433万円。自動車整備士の年収は平均を下回っている。

なぜ、自動車整備業界は年収が低いのか。

「整備場の主な収入は車検整備です。高いと言われる車検(の金額)も、本当はそんなに高くないんですよ。半分くらいは税金や保険料でもっていかれるから。差し引いたら、民間の整備場に残るお金なんて数万円ですよ。一方で、1台の車整備にかかる時間はどんなに早くても3時間。もっとかかる車もあります。時間がかかるのに残るお金は少ないんです」

車検整備を主な収益とするビジネスモデルは限界

都内の自動車整備学校で教員を務める徳田健一さん(仮名、40代)も、整備業は車検では儲けられないと語る。

「車検整備を主な収益とするビジネスモデルは限界がきています。車検での利益が多くないので、車検に来たお客さんに『この部品を買って付けたほうがいい』などと、整備士が営業するケースもあります。なんとか売り上げを伸ばそうとしているのが現状です」

「高度経済成長期以降、車は生活の一部となり、車好きも増えていきました。稼げない業種だけれども、やりがいで働く人たちが一定数いて、人材の需要と供給のバランスが保たれてきたのです。でも昨今、車好きな若者は少なくなり、バランスが崩れました」

一方、自動車の保有台数は年々伸び続けている。一般財団法人・自動車検査登録情報協会の調査によると、自動車保有台数はリーマン・ショックの影響で一時期は減少したものの、高度経済成長期から増え続けてきた。

日本自動車整備振興会連合会は2021年度版の自動車整備白書で増加の背景について、「エコカー補助金などの施策もあり、ハイブリッド車(HV)・軽自動車・コンパクトカーを中心とした新車販売が好調となった」としている。

さらに今、自動車業界では電子化や自動化が進み、「100年に一度の大変革期」を迎えている。政府は2035年までに、すべての新車販売を電気自動車(EV)やHVなどに切り替える方針を打ち出している。

人材不足や賃金面の調査は、具体的には行われていない

人材不足や労働実態について、政府としての対応はどうだろうか。岸田首相は2022年1月13日、東京都内の自動車販売店を訪れ、自動車整備士らと意見交換をした。岸田首相は記者団に、人材育成や新技術による設備投資をしなければならないとしたうえで、「業界全体の収益力の向上とあわせて、働く一人ひとりの賃上げも考えていかなければならない」と話した。ただ、この内容は2014年の閣議決定における提言と変わりはなく、改善は進展していないといえる。

国土交通省・自動車局整備課の担当者はこう語る。

「人材不足や賃金面の調査は、これまで具体的には行われていないんです。ただ、人材不足といった管理の問題に関してどういう対応が必要なのか議論はします。また、環境整備のガイドラインを作成したり、自動車整備士の魅力向上の一環として、自動車点検整備推進協議会などと、全国各地で整備場の経営について話すセミナーを開催したりしています」

国が資格ごとの報酬を作るべきか

「賃金だけ上げても、人はなかなか集まってきません。経営層の年齢が高いこともあり、今の若者が何を求めて働いているのかをあまり知らない事業者が多いのです。若い人は賃金よりも、やりがいやワーク・ライフ・バランスを重要視する傾向があります。『車が好き』や『車がかっこいい』という理由だけでは就職しないのです」

株式会社リクルート(東京都千代田区)の調査研究機関「ジョブズリサーチセンター」の宇佐川邦子センター長はそう指摘する。自動車整備業界の人材採用と定着・育成について、講演や国の検討会での提案を行ってきた。

ジョブズリサーチセンターが2021年10月11~15日に行った「求職者の動向・意識調査 2021(インターネット調査、有効回答数1万4991人)では、仕事探しで重視する点としてもっとも回答が多かったのは勤務日数(休日、休暇)。続く回答は、勤務地、勤務時間帯だった。

宇佐川センター長は、自動車整備業界の労働環境の改善についてこう語る。

「車検を受ける時期は車を購入した月によります。新車販売の年末商戦などを理由に、11月から3月が繁忙期と言われます。また、月末の駆け込みもあり、月の下旬は忙しくなるのです。車検を前倒しして受けられるように企業がキャンペーンを打ち出したり、行政が呼びかけをしたりすれば、残業を減らすことにつながります。他にも、シフトを柔軟にすれば育児中の方なども雇用できるのではないでしょうか。少子高齢化で労働人口が減少していることに加えて若者の車離れが進んでおり、労働者が何を求めているのかを汲み取らないと、人手不足はより深刻化するでしょう。そういった労働環境の整備をして、売り上げや従業員数が増えたところもあります」

「電動化や自動運転といった自動車技術の高度化に合わせて、2027年から整備士の資格要件が大きく変わろうとしています。資格の難易度が上がることで資格等級の価値が上がり、それに見合った報酬や労働環境の改善につながるとよいと考えています」

「国が資格ごとの報酬を作るべき」と訴える業界のOBもいる。これまで国内外で20年以上、業界の品質保証、生産管理や労務管理について課題解決の提案をしてきた細原敏之さん(66)。自動車メーカーと間接取引のある部品供給の企業に勤務後、国際システム研究所というコンサルタント会社を立ち上げた。

「介護士や看護師、保育士と同様に、自動車整備士も国がサービスの価格を決めてもいいのではないでしょうか。整備士の質と量の不足は、車を使う人の命に関わります。行政の他にも、ディーラーと町工場が手を組んで業務を分け合い、互いの不得意をカバーするなど、生産性を高めるべきでしょう。一部の地域では、ディーラーが対応できない昔の車を、町工場の整備場に依頼するといった事例もあります。まずはそういった策を考えられるように、日々の業務に余裕を持たせる何かしらの改善が必要です」

「(旧)統一教会が霊感商法のカルト団体だというのであれば、それはそれで適性な手続きを踏んで法律を定めるであるとか、なぜこの団体がだめなのか、他の宗教法人と違うのかっていうところの手続きを明らかにした上で、処分を決めていかないと」と法的な手続きの必要性を示した。

ここが個人的にも重要だと思うが、与党は動かない。動かないと言う事は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係を絶つはパフォーマンスだと思う。そして野党の動きが遅い事に対して疑問しかない。結局、それほど世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が国会議員や地方議員達と何らかの接点を持っていて、少なくとも動く判断が出来ないレベルの深さまの関係だと思う。

「ミヤネ屋」出演弁護士 旧統一教会「世論が盛り上がってるから処分」に危機感 09/05/22(デイリースポーツ)

 弁護士の島田さくら氏が5日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に出演し、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)について「世論の盛り上がり」による処分に危機感を示した。

 旧統一教会について政府が相談窓口を設置したという話題。旧統一教会を長く取材しているジャーナリスト・鈴木エイト氏は「取りあえず評価して、短期で終わってしまわないように」とコメントした。

 司会のフリーアナウンサー・宮根誠司が旧統一教会について「今も宗教法人なわけで、この部分の法的な立て付けってどうなんですかね?」と質問。旧統一教会が現時点では“違法”な存在ではない点を尋ねた。島田氏は「(旧)統一教会の実態を報道もがんばって国民の方に知らせてきた。『政治にも食い込んでいるんじゃないか』っていう認識が出てきている状況」と旧統一教会にスポットが当たり、実態が認識されていることを説明。続けて「(旧)統一教会が霊感商法のカルト団体だというのであれば、それはそれで適性な手続きを踏んで法律を定めるであるとか、なぜこの団体がだめなのか、他の宗教法人と違うのかっていうところの手続きを明らかにした上で、処分を決めていかないと」と法的な手続きの必要性を示した。

 さらに「何でもかんでも『世論が盛り上がってるから、今あるもので処分してしまおう』とか、それで解決を図るというのはちょっと違うと思う」とコメント。法的な手続きの重要性を指摘し、雰囲気や勢いで突っ走って対応を決めてしまうことには危機感を示した。

宗教の教えや聖書でぶつかりあう宗教は存在すると思う。だから理論的には多様性は良いけど、国にいろいろな宗教を信じる人達が存在し、勢力的強い宗教がなければ、宗教次第では対立は勃発すると思う。それが差別、非難、中傷、テロ、暴力などいろいろな形で現れる可能性はある。
宗教の自由は自己主張が強い人々が多い、又は、本音を口に出す人々が多い環境では問題が起きる傾向が高いと思う。その意味では、同じ意見を強要する、又は、同じ考えのコミュニティーに順応しないと生きずらい日本は、衝突が少ない社会だったとも言える。
自己主張が許され、外国人労働者が増える将来の日本はいろいろな問題が形として現れると思う。これまでの法律ややり方ではコントロール出来なくなるだろう。
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題が取り上げられているから政治団体「幸福実現党」の栃木県下野市の石川信夫市議の事が記事になったと思う。
多様性は良い事のようにメディアで言われているように個人的に思うが、多様性が存在し、言いたい事を言い始めれば混乱は生じる。混乱が生じても、実際に衝突が起こり始めれば、力関係やいろいろな力で強弱に向かうと思う。良いか悪いかはわからない。ただ、注目を受ければ、何らかの力は働く。一般的には、マイノリティはマジョリティーに飲み込まれる。数の原理。選挙にしたって、結局、数の結果。どこかで線が引かれる。
考え方はいろいろで、衝突するよりはLGBTQが生きやすい国へ移住する選択はあると思う。そんな事は嫌だと思う人はいると思うし、衝突せずに楽しい選択肢があるのならその選択を選ぶ人はいると思う。結局、個々の生き方と判断で選択は変わってくる。

長谷川ミラ LGBTQ“静かに隠して生きて”発言の市議に私見「あなたが静かに…怒りがふつふつと」 09/05/22(スポニチアネックス)

 モデルの長谷川ミラ(25)が5日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。今年6月、栃木県下野市の石川信夫市議が定例議会の一般質問で、LGBTQなど性的少数者に関して「できたら静かに隠して生きていただきたい」などと発言したことについてコメントした。

 石川市議は県のパートナーシップ宣誓制度導入に反対の意思を示し「制度を設けて社会に認めさせることがいいのか疑問に思う。後世に憂いを残す」などと主張。市長の答弁に対しては「市長は人権と言いますけれども、人権の上に神権というものがある、神様の権利があることを忘れちゃいけません。差別をしているんじゃない、区別をしたんだと。男女を区別をしたんだということ、これを忘れてはいけない」などと持論を展開した。石川市議は4月の市議選で当選、政治団体「幸福実現党」の県本部代表を務めている。

 長谷川が「信仰はいったん置いておいて、心の中で思っていていいことと、議論の場だったりとか社会で話していいことは全く違うと思っていて、勝手に心の中で思うのはいいと思うんですけど、こういった場で、一つの意見として言うのはどうなんですか。市議会で認められているからしようがないとしか言えないんですかね」と話すと、橋下徹氏は「本来は宗教の話は宗教の場でやってもらいたいんですけれども、ただ日本の議会という所では、ああいう発言があっても特定の人の誹謗中傷でなければ、基本的には言論でやり合う。だから長谷川さんのような意見をきちっと議員にぶつけて、最後は有権者が選挙で審判を下すという手続き、プロセスが認められているのが今の日本社会ですよね」と自身の見解を述べた。

 これに長谷川は「(市議の)発言の中の“男性が心は女性なんだと言って女性のお手洗いに入ったり”という部分は、たしかに引き続き議論が必要な部分ではあると思うんです。ただ“静かに隠して生きていただきたい”っていうのは、逆に言いたいです。あなたが静かに…怒りがふつふつと出てきます。合わせて“私は差別主義者ではありません”と前置きすれば、何でも言っていいみたいなのもちょっと違う、どうなんでしょうかね、これは」と自身の考えを話した。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

風林火にゃん

>パックンことパトリック・ハーラン

ハーバード大学比較宗教学専攻なんですね?

卒業後に来日して福井に来たのが1993年とかですかね?

当時は統一教会の報道は結構あった時期ではないですかね?

宗教に興味があったから比較宗教学専攻らしいから、当時の統一教会とかどう思っていたんですかね?日本語もよく分からず、それどころでは無かったんですかね?

ただ嫌いというのは簡単だ。一般人よりは宗教に対しての価値感があるのだろうから、そういう視点では発言しないのかね?


調べたらパックンことパトリック・ハーラン氏はハーバード大学で比較宗教学専攻している。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に関してかなり踏み込んで意見を言える知識は持っていると思う。ハーバード大学のサイト(https://studyofreligion.fas.harvard.edu/)にアクセスしたら、本当にこの件にぴったりの先行。彼は日本に長く住んでいるし、日本語はかなり理解できると思う。そして彼の奥さんは日本人。彼はアメリカ人としてはかなり専門的な意見を言えると人だと思う。ただ、芸人として業界に残りたいのであれば何も言わない方が良いかもしれない。しかし、彼はテレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」に出たので、逃げるのか、日本的にごまかすのか、どのような選択を取るのかわからないが、少なくとも多少のイメージダウンは避けられないと思う。

GLOBAL

Studying religion is exciting and demanding. The history of religions is global in scope and invites us to study the languages and cultures of the world. The currents of religion today are swift and often turbulent and require the very best analysis of scholars in the humanities and social sciences.

COMPARATIVE

Harvard’s programs in religious studies are distinctive for the intensive study of historical religious traditions and the insistence that such study is always, in some sense, comparative. Religious traditions have not developed in isolation, but in constant interaction with each other and in ever-new contexts.

THE ACADEMIC PROGRAMS

For undergraduates, we offer an array of courses introducing the Study of Religion. These lead to more specialized work in areas of the students’ own interests.


最近のコースでは日本の宗教に関するものもある。(The Comparative Study of Religion 2017-2018 Course Listings: A Guide for Undergraduates)



CB 57: Animated Spirituality: Japanese Religion in Anime, Manga, and Film
Helen Hardacre
TTh 9-10; Lecture + Section; Comparative
This course addresses the representation of religion in Japanese popular culture, with emphasis on anime, manga, and film. The course examines depictions of religious figures, themes, and human dilemmas in contemporary popular culture as a gateway to understanding the significance of religion in Japanese society and history


ハーバード大学の比較宗教学専攻って、どんなことを勉強するんでしょうか?パックンマックンの人が卒業生らしいですけど。 06/25/2017(ヤフー知恵袋)

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dol********さん

2017/6/26 13:53

シラバス出てたよ。 https://studyofreligion.fas.harvard.edu/

パックンがアベプラで真意を説明 旧統一教会「もういいんじゃないか」発言でSNS上で物議醸す 09/05/22(スポニチアネックス)

 お笑いコンビ「パックンマックン」のパックンことパトリック・ハーラン(51)が5日放送のABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)に生出演。SNS上で大きな反響があった故・安倍晋三元首相の国葬や世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題についての自らの発言の真意を改めて説明した。

【写真】ピーポくんとともに敬礼するパックンマックンの吉田眞(左)とパトリック・ハーラン

 テレビ朝日・平石直之アナウンサーから冒頭に「さっそくですが、パックンがきのうからSNS上でにぎわしていまして」と話題を振られると「みなさんこんばんわ、旧統一教会のことが大嫌いなパックンです。はっきりしておきましょう。かばうつもりはまったくないんですよ」とあいさつ。さらに「僕は総論で議論してほしいと言っているだけですよね。責任追及も大事ですし、被害者に思いやりが必要だと思うんですよ。でも、再発防止のためには、総論でルール作りをしようよ、という話をしただけなんですけど、本当に反響が大きくて」と困惑した表情で説明した。

 4日に放送されたテレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」での発言がSNS上で物議をかもした。安倍元首相の国葬について「国葬は安倍さんのためにやらなければ誰のためにやるのか。W学園問題(森友・加計)など解決されてない問題をそのままにしてしまったのはみっともないと思います。でも憲政史上最長の政権をなした総理大臣が暗殺された後に国葬やらないんだったら、いつやるんだろうと思います」と自論を展開。さらに、この問題が(旧)統一教会との関わりやテロが起こった原因究明との議論と相まって複雑化していることに「統一教会が犯人側じゃないからね。みんなこんがらがっているのが違和感があります。暗殺したのは統一教会の人間じゃなくて、反統一教会の人間です」と指摘。「統一教会問題はもういいんじゃないかなと思う。過去に問題があった組織と付き合っちゃいけないという党のルールはない。これから付き合っちゃいけないというのは、政策の議論として賛成しますけど」とし「今まで接点をもった議員さんは責めないで、これからの対策はどうしましょうかという総論なら話は分かる」などと発言していた。  「不思議に僕のツイッターのフォロワー数が増えているんですよ。僕、炎上しない人なのに…。(こういった状況に)慣れてないんですよ。どうしていいのかわからなくて」と話したパックン。出演者から「どんなリプライがあったか」と聞かれると「あまり読んでないです。僕はビビリ屋なんで、でも、マネジャーからは結構(内容を)聞かされてます」と答えた。

 また、国葬についても「見出しが“ゲキオシ”になっているんですけど、ゲキオシしていない。話題が独り歩きするってこういうことなんだって、今回初めて分かった。国葬においても、総論でルール作りしましょうということ」と語った。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

sam*****

日本人を見下し、特に日本女性を蔑視・差別している団体に、日本の国会議員が深く関わってズブズブになっていることに怒りを禁じえない。過ぎたことだからもういいなどとは絶対に思えない。

日本の政治家、それも与党がこれを追認したと認められる行動をしていたことは、被選挙権をはく奪する法律を作っても良いほどの背任行為です。 最低でも国会議員を辞任して、私財を全て被害者への償いに回し、隠居するのが責任の取り方でしょう。 他のトンデモ団体ともっと懇意になってる可能性も十分考えられるので、辞任後再当選も禊にはならない。


asu****

言っていることはわかるけれど、やっぱり今の宗教団体を含む、団体の在り方をみんなで議論して考える流れは間違いではないと思う。

国葬に関しては色々な意見があると思うけれど、個人的には国民が望んでいるか否かだと考えている。
絶対統計を越える世論調査で否定的な意見が多いなら中止すべきだと個人的な意見として思う。

それを感情的に混ぜて考えているのはパックンじゃないかな?
統一教会の問題なんて何も解決していないのにもういいの?
国葬を推すのはいいけれど、なぜ感情論が混じるの?
例え政治に関わる時間が短くても国民から慕われ国葬が望む声が大きければ国葬をすべきだと思う。
任期が長いという理由は悪政でもあり得てしまうよね。
安倍さんがそうだとは思っていないけれど。

ちょっとパックンにしては珍しく合理的ではないなと感じた。
何か利権的なものと関わりがあるのかな?


dog*****

私もタックル観ていました。
パックンの擁護発言は統一教会や自民党の繋がりがあるのでは?
と、思えるような匂いを漂わせてします。
とてもきな臭い匂いがします。


yxe*****

パックン別に嫌いじゃないけど、この件に関しては認識がズレてるとしか言いようがない。
過去の話ではなく現在進行系の話であり、だからこそ事件が起きたという前提をすっとばしている。
たしかに山上がこの状況を知ればほくそ笑むかもしれないが、国民は彼を利する為に問題にしているわけではない。

宗教を宗教と知った上であたりまえに信仰している国の人と、もはや文化に溶け込んでいて、そうとは知らずなんとなく信仰活動をしている日本人とでは宗教に対する考え方そのものが違うのかもしれない。なので、できれば海外出身の方にはこの話題に触れてほしくないと思う。 海外でどう思われようがこれは日本の問題だし、国難と言っても差し支えないほどの大問題だと思う。


die*****3時間前 非表示・報告 私は若干この問題ウンザリしてます。パックンと似てるかな…マスコミというより宗教団体として認められるのかどうか、数々の問題は加害者がいて被害者がいて犯罪として認められるのか、ちゃんと政府が検証させないといけないと思います。政治家との繋がりは一旦断つ。宗教団体が駄目なら他の団体も駄目って事になる。 ヤバイんじゃないかなと思うなら他にも有るかも。まずクリアにするのがこの団体にも信者さんに


お笑い芸人のパックンことパトリック・ハーランは基本的に良い人だと思うし、ハーバード大学を卒業しているからそれなりに判断する能力はあると思う。
しかし、今回の彼の意見が本当にそう思っているのか、彼のイメージを利用して彼が恩を感じている人からお願いがあったのか、仕事やメリットがある提案で動いたのか、事実は知らないが、彼の考え方にはがっかりした。まあ、彼は愚かではないから、少なくともリスクを理解したうえで発言したと思う。
情報を確認したわけではないが、総額で1000億円が日本から韓国へ世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を通してお金が動いたと言われている。何億とか、何十億のレベルではない。それを考えると「統一教会の問題はもういい」のレベルではないと思う。

 パックンは「統一教会が犯人側じゃないからね。みんなこんがらがっているのが違和感があります」とバッサリ。「暗殺したのは統一教会の人間じゃなくて、反統一教会の人間です。我々がここで統一教会をたたきっぱなしにしていると、逆に犯人が喜んでいるじゃないですか」と指摘した。

 アルピニストの野口健氏も「そう!」と同調。「(容疑者の)彼がいま、テレビを見られる状況だとしたら、留置所の中でニヤッと笑っているはず。彼は『安倍は敵ではない』と言っている」と話した。


山上容疑者が喜んでいるとかは個人的には関係ないと思う。彼の起こした事件をきっかけに多くの日本国民が知らなかった、又は、注目をしていなかった事実に注目を受けた。そして、忖度なのか、圧力なのか知らないが、これまで世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に関して取り上げてこなかったメディアが取り上げた事の方が重要だと思う。
やり方が間違っていたと思うが、自民党と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関係や事実が注目を受けていることは間違っていないと思う。過去30年間でこれほど注目された事はないのだから、この機会を潰してはだめだと思う。そして、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の事だけではなく、カルト集団や教団の法的な定義や関連する法律が出来るまでこの火を消すべきではないと思う。
やり方が間違っている。そしてそのやり方を非難する人達やコメンテーターは多い。だからこそ、これを最後にするためにも、「統一教会の問題はもういい」で終わらしてはだめだと思う。少なくとも、カルト集団や教団の法的な定義や関連する法律のステージまでは終わらすべきではない。オウム真理の問題の解きに徹底的にしておけば良かった言っている人達はいる。それがもうないだろうと思ったのか、これぐらいで良いだろうと思ったのか、他の宗教団体から圧力や関与があったのか知らないが、中途半端になったと思う。
SNSやメディアはマイルドな情報戦だと思う。どのようにオピニオンリーダーを使って大衆の意見を変えるか、コメンテーターを使って、大衆の意見に影響を与えるかの実験だと思う。実際に西洋の国々よりは日本はテレビを使って考え方に影響を与えることは簡単だと思う。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の成功が一例だと思う。特定の環境下で、メディアの場合は、テレビが、又は、それなりの肩書や知名度がある人が特定の意見を言う事で、それが普通、又は、適切な考え方と感じる人達が増える事を狙っていると思う。そうでなければ、肩書は良いがおかしな意見を言う人達がテレビに呼ばれる事を理解できない。

 太田昌克共同通信編集委員が割って入り「岸田総理は(統一教会と)どこまで癒着したら公職を退かなきゃいけないのか、レッドラインをまったく示さない。それでは国民は納得しないし、国葬と言われても、支持は高まらない」とコメント。

 それに対してはパックンは「総理の判断が間違ったとしたら、次の選挙で自民党を負けさせればいい。それが民主主義の自浄作用」と反論。「統一教会問題はもういいんじゃないかなと思う。10何年前に社会問題を起こした組織の、あとつぎの葬式に電報を送ったということだけど、これはやっちゃいけないというルールはない。過去に問題があった組織と付き合っちゃいけないという党のルールはない。これから付き合っちゃいけないというのは、政策の議論として賛成しますけど」と言葉を強め「今まで接点をもった議員さんは責めないで、これからの対策はどうしましょうかという総論なら話は分かる」と話した。

たぶん、パックンは「総理の判断が間違ったとしたら、次の選挙で自民党を負けさせればいい。それが民主主義の自浄作用」とは言わないと思う。彼にとって言うメリットはない。「過去に問題があった組織と付き合っちゃいけないという党のルールはない。」に関して、国民が問題として認識してこなかったからそんな事を決めていないだけだと思う。現在進行中で、総理や他の議員の発言が2週間前と今ではかなり違っている。それは世論を気にしているからだと思う。
いろいろな悲しい事件や事件の被害者家族が動いて、法律が成立したり、改正されたりする。ある事の前と後では、同じ出来事でも法律が成立したり、改正されて、適用日を過ぎれば結果で大きな違いがある。「もういい」で終わらせれば、何もかわらない。それぐらいの事はパックンは理解できると思う。「今まで接点をもった議員さんは責めないで、これからの対策はどうしましょうかという総論なら話は分かる」と言っているが、実際に対策として、カルト集団や教団の法的な定義や関連する法律成立に動いているのか?頭が良いから詭弁の世界に突入していると思う。

パックン「統一教会の問題はもういい」安倍元首相の国葬ゲキ推し TVタックルで激論 09/04/22(デイリースポーツ)

 お笑い芸人のパックンことパトリック・ハーランが4日、テレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」に出演。反対意見も多い安倍晋三元首相の国葬について、「(今回やらなければ)いつやるの」と強力に賛成した。静岡放送(SBS)

 国葬は27日に東京・日本武道館で営まれる。パックンは「国葬は安倍さんのためにやらなければ誰のためにやるのか。W学園問題(森友・加計)など解決されてない問題をそのままにしてしまったのはみっともないと思います。でも憲政史上最長の政権をなした総理大臣が暗殺された後に国葬やらないんだったら、いつやるんだろうと思います」と力説した。

 モデルのトリンドル玲奈が意見を求められ、「原因があるわけで、そこは解明してもらわないと、どういうふうにとらえたらいいか分からない」と首をひねると、パックンは「原因?」と質問。トリンドルは「原因というか、統一教会との関わりだったりとか、テロが起こった原因があるわけじゃないですか」と応答した。

 パックンは「統一教会が犯人側じゃないからね。みんなこんがらがっているのが違和感があります」とバッサリ。「暗殺したのは統一教会の人間じゃなくて、反統一教会の人間です。我々がここで統一教会をたたきっぱなしにしていると、逆に犯人が喜んでいるじゃないですか」と指摘した。

 アルピニストの野口健氏も「そう!」と同調。「(容疑者の)彼がいま、テレビを見られる状況だとしたら、留置所の中でニヤッと笑っているはず。彼は『安倍は敵ではない』と言っている」と話した。

 太田昌克共同通信編集委員が割って入り「岸田総理は(統一教会と)どこまで癒着したら公職を退かなきゃいけないのか、レッドラインをまったく示さない。それでは国民は納得しないし、国葬と言われても、支持は高まらない」とコメント。

 それに対してはパックンは「総理の判断が間違ったとしたら、次の選挙で自民党を負けさせればいい。それが民主主義の自浄作用」と反論。「統一教会問題はもういいんじゃないかなと思う。10何年前に社会問題を起こした組織の、あとつぎの葬式に電報を送ったということだけど、これはやっちゃいけないというルールはない。過去に問題があった組織と付き合っちゃいけないという党のルールはない。これから付き合っちゃいけないというのは、政策の議論として賛成しますけど」と言葉を強め「今まで接点をもった議員さんは責めないで、これからの対策はどうしましょうかという総論なら話は分かる」と話した。

ハーバード卒のパックンが驚いた「見栄のために金を使う日本人の根本的問題」 低リスク&10年で倍になる「謙虚な投資術」のコツ (1/4) (2/4) (3/4) (4/4)  2022年5月13日号 (プレジデント)

パトリック・ハーラン

“相対的貧困家庭”に育ったというパックンは、若い頃から「謙虚な投資」を続けてきた。本業に差し障りなく、時間をかけず、リスクに怯えず楽しく毎日を過ごす投資のコツを伝授してもらった。「プレジデント」(2022年5月13日号)の特集「年収300万父さんのリッチ経済学 2022」より、記事の一部をお届けします──。

投資で冒険するより人生で冒険したい 僕は、日本で最近増えている「相対的貧困家庭」の出身だったんですよ。生活が苦しくなった原因は、両親が離婚したんだけど、姉が父に引き取られ、それを口実に父が養育費の支払いを一方的に止めてしまったことでした。しかも母の失業も重なった。

それで少しでも節約するために、お母さんが目をつけたのが水道料金。これは僕が住んでいたコロラド州だけなのかもしれませんが、ある1カ月の水道使用量を基に、1年間の水道料金が決まる仕組みだったんです。そこでお母さんから「学校でトイレを済ましてきて」とか「友達の家で遊ぶときはトイレを借りてから帰ってきて」と言われたんです。寒かったんだけど、シャワーも普段より短くして。今になれば、倫理的にどうかなと思うけども、「工夫できるところは全部工夫しようぜ」ってゲームみたいな感じで、楽しみながら節約生活を送っていました。

1セントの節約は1セントの収入 そんな幼いころの経験から、そんなにお金がなくても暮らせるってわかっていました。モテたいし、有名になりたいという思いはありましたよ。でも金持ちになりたいはあんまりなかった。

親友たちともそういう価値観が一緒で、お金のためだけに好きでもない投資銀行に就職するみたいなのが、一番格好悪いと思っていました。それで、専攻したのは比較宗教学でした。

ハーバード大学の同学年は約1600人いましたが、比較宗教学は8人くらい。同窓会をやってみたら、アンデスの山奥で文字を持たない部族に出会い、そこに住みついてその部族のために初めて彼らの言葉の辞書を作ったという友達もいたんですよ。そういう人生のほうが面白いと思っていました。

卒業後に僕が向かったのは日本でした。中学時代の同級生に誘われ、やってきた福井県で英語教師になりました。手取りは18万円くらいだったかな。

当時、大学4年間分の奨学金を200万円ほど抱えていました。返済型の奨学金は、月に2万〜3万円を10〜20年かけて返すという前提なんですね。でも、それではいつまでも借金を返すために働き続けなくてはならないし、自由は得られません。そこで、僕は月に5万〜10万円を返すようにして2年で返済しました。それで自由になって夢を追いかけられるようになったから、東京に来たんですよ。 どうすればそんなに節約できるんだと驚かれますが、基本は簡単。お金を使わないことです。とにかく出費を収入より低く抑えないと。出費が収入を超えてしまったら、もうその後は借金返済に毎日追われるだけだからね。「1セントの節約は1セントの収入」なんですよ。

福井で僕が住んでいたのは、英会話学校が借り上げた一軒家でね、今は取り壊されたけど数年前までは普通にグーグルマップに出てました。1階が6畳2間、中2階が6畳、3階が8畳とかそれくらい。そこで同僚と2人で暮らして家賃月4万円でした。光熱費とか込みだったかな。そこで一緒にホームパーティやって、「大五郎」って焼酎を、よく飲みました。4リットルくらい入ってたはずだから、“二升瓶”になるのかな。お湯割りとかだけで酔えるんです。たまに騒ぎすぎて勤め先の社長と一緒にせんべいを持って近所を謝って回ったりとかしたけど、安く楽しんでいましたね。

東京に出てきてからも、最初は友達の家に居候してました。「よっしゃ」って思ったんだけど、「家賃払え」みたいな話になって、半年くらいしてから月8万円のボロアパートに引っ越したんです。場所は新宿の左門町。中心部に住めば、新宿でも渋谷でも銀座でも自転車で行き来できて、タクシー代も払わないでよくなります。

家のテレビも、タダでもらった壊れたやつだった。画面の3分の1くらいが紫色に変色してるんですよ。上は映るんだけどね。それでマックンと「ぷよぷよ」をやったら、めっちゃ面白かったな。下に溜まってるものの色がわかんないから、最後は記憶力の勝負になるというね。「確かこの右下に溜まってるのは、あれオレンジだったよな」と思っていたら違っていたり。そんなボロアパートでもホームパーティはできるし。1階だったんだけどちっちゃい庭がついていて、近所の野良猫がすみついて家族も増えるしで、楽しいことばかりでした。

そうやって節約したお金を投資し始めたのは、25歳半ばくらいだったかな。それまで奨学金返済で払っていたお金を、そのまま投資に充てるようになりました。1997年頃で、当時はドットコムバブルだったので個別銘柄も選んで買ってましたよ。結局バブルの崩壊で大やけどして個別銘柄は全部売っちゃいました。あのときアマゾンの株を買ってればよかったんだけどね。

それ以来、インデックスファンド1本です。スタンダード&プアーズに連動するものなど、マーケット全体の市場原理を信じる投資姿勢です。だって、僕の本業はお笑い芸人ですよ。個別銘柄を探すことに労力をかけるより、コメンテーターとかを務めるための勉強のほうがよほど大事なんですよ。僕に個別銘柄を選んで買うほどの傲慢さはもうないです。今は謙虚になって、余計なリスクを取らずに眠れる夜を確保するほうを大事にしています。投資ではなく、人生で冒険しています。

Peer Pressure 僕、いつも頭の中に「老後計算機」というのを持っているんですよ。

アメリカの株は大体年間7%くらいの利率だから、10年おきに投資額が倍増する計算になるんですよ。今20歳のあなたが使おうしているお金を投資しておけば、30歳で2倍、40歳で4倍、50歳で8倍、60歳で16倍、70歳で32倍になる。ということは、今日のタクシー代5000円を投資に回せば、老後には16万円になるわけですよ。16万円のタクシーなんか乗らないでしょ。そう思えば、お金の使い方は変えられます。

僕はあくまで一芸人で、心理学者でもないしプロのファイナンシャルプランナーでもないけど、人のお金の使い方を見てるとPeer Pressure(日本語なら、仲間からの圧力かな?)に負けてお金を貯められない人は多い気がする。上流っぽく見せるために外車を買ったりとか、「オレもたまには焼き肉を奢らなければダメだ」みたいな身の丈に合わない生活。見せびらかすっていうか。「周りのみんなが終電過ぎまで飲んでるから、僕も飲んでタクシーに乗って帰らなきゃ」とか。

老後資金を失ってまで参加したい飲み会か それで資産形成ができているならいいよ。僕も今では、友達にご飯を奢るのが好きです。でも、それは経済的な自立ができているから。最悪の場合、たとえば失業したとか大病したとか急遽アメリカに帰国しないといけないとなっても、半年くらいはやっていける貯金ができている状態です。

でもそうでないのなら、何回も繰り返しているけど、出費を収入より低くしたほうがいい。飲み会に行くなら、「ごめん、僕はこういうふうに経済的に自立したいから、今日の予算は2000円までしか出せないけど、それでいいですか?」と言いましょう。それで理解しない友達は友達じゃないんですよ。相手が上司なら実質残業なんだから、「じゃあ上司が奢れよ」って言えばいいんです。そういうのを受け入れられない相手と飲むくらいなら、家に帰ってZoom繋いで、本当に気が合う人と発泡酒でも飲めばいい。

僕、飲むのも大好きだし、人とわいわい過ごすのも大好きだけど、老後のお金を失ってまで参加したい飲み会ってないんですよ。BYOBといってね、Bring your own beverage, Bring your own beerつまり「飲む分は自分で持ってこい」でいいんですよ。お花見で持ち寄り、キャンプで持ち寄り、ホームパーティで持ち寄りです。ボロアパートの生活でも、本当に気が合うヤツ3人くらいでババ抜きやれば、安く楽しい夜を過ごせるんですよ。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

hal*****

内閣の問題というより、立法府(国会)で法整備をしなければならないカルトの問題なんですよね。
オウム真理教のときといい、暴力団には強いのに宗教団体には弱くて破防法ってナニ?という感じがします。
信教の自由は大切ですが、生存権を脅かすなら生きる権利の方が上だと示してもらいたい。
特に韓国の財団への送金団体なのだから。。。


kum*****

平然と嘘を言う、イギリスのジョンソン元首相は国民を欺いたとして首相をやめることになりました。日本では安倍元首相の虚偽答弁は100を超え、国民に嘘をついても平気でいられる議員が多くなりました。
政治家である以上、人脈づくりは大切で何十年、経とうがどこで誰と何をしたか分からないはずはないのです。
旧統一教会との関係もばれなければよいし、これからも関係を続ける議員が多いのでしょう。旧統一教会の対策を打つ気もない様に思います。
自分達が関係を続けることで苦しめられる国民がいても、自分たちの利益があれば反社である教会とも付き合う、国民第一に考えない議員が多すぎます。
「反セクト法」を作ったフランス、虚偽答弁を許さないイギリス、日本国民も厳しい目で政治家を見ないといけないのだと思います。 選挙がまだ先なので高をくくっているのだと思います。


********

閣僚に就任するまでは一切答えず、就任後に発覚すると「報道を見る限り、参加したと考えるのが自然だと思う」という、あくまでも身に覚えのないことで逃げ切ろうとする姿勢です。

この報道のように記者などから動かぬ証拠が出ない限り、知らぬ存ぜぬで押し通すつもりのようです。

費用も記録がなく確認できないとしていますが、これまでの言動を考えると、破棄した可能性も否めません。

統一教会関係者が秘書など事務所スタッフにいるかどうかも確認できないと主張しますが、各メディアの報じる内容とあまりにも乖離しており、これまでの経緯からして本人の説明には全く信憑性がありません。

国務大臣である山際氏の詳細情報や行動が、教団本部のある国へ流れ続けている可能性もあり、我が国の安全保障上極めて深刻な事態なのにまるで他人事で、本人にその自覚が全くありません。

危機意識もなく任命した岸田氏に任命責任があると思います。


tya*****

「確認できなかった」
後から出てきても、「その時は確認できなかったが、あとから出てきました」としっかり逃げ道を作った回答だね。出てこなければ(証拠突き付けられなければ)「いない」ということで通しちゃう。便利な言葉だ。
「~が自然だと思います」に続き、ずるい回答だ。

この人は、本当に信用ならないね。
全部すっとぼけ、「事実突き付けられて」も、はっきりしなければ「自然だと思います」。はっきりして初めて「実はやってました」と答える。大臣任命も大臣任命後に関係を明かしてたよな。
自民の他の議員の証言を信じるか、この方の証言を信じるか・・・

次は「信教を尋ねることができないので・・」とか言いそうだ。


tom*****

>山際大臣の鮮明な“証拠写真”

昨日か一昨日、関係のある秘書はいない、と断言されてましたよね。
この断言した事がくつがえる。それが自民党。
流石は数多くの議員の中から、この人こそふさわしい、と大臣に抜擢される人だけの事はありますね。
統一協会の問題が明らかになってから、岸田総理は口ではお詫び申し上げる、と言うが、実際の人事や実態は、

・萩生田の政調会長起用
・福田の筆頭副幹事長起用
・岸田自身の地方後援会会長に統一協会組織の議長を起用

ここまで言っている事とやっている事が違うのはどうなんだろうかと思う。


alw*****

もう人として駄目だと思う、嘘をとりあえずつきばれたら熟慮が足りなかったと意味不明な回答をする。質問されたら必ず逃げ道を考えた意味深な答えをする。
それでも顔色を全く変えずに当然の様に居られる。この大臣は嘘をつく事に日常的に慣れている癖をもつ稀な人物だと思う。
早々に議員辞職をしてもらいたい。

ネパールでの教団関連会合に出席する山際大臣の鮮明な“証拠写真”を入手 「山際氏の秘書が旧統一教会信者」自民党関係者が証言 09/03/22(TBS NEWS DIG Powered by JNN)




6年前、ネパールでの旧統一教会関連団体の会合に出席した山際経済再生担当大臣。これまで不鮮明な写真しか見つかっていませんでしたが、山際氏の姿を鮮明に捉えた写真を入手し、会見で直接追及しました。一方で、自民党関係者から山際氏の秘書が旧統一教会の信者との証言も。

【写真を見る】ネパールでの教団関連会合に出席する山際大臣の鮮明な“証拠写真”を入手 「山際氏の秘書が旧統一教会信者」自民党関係者が証言

■ネパール会議に山際大臣の姿 “証拠写真”を入手 2016年にネパールで開かれた旧統一教会関連団体のイベント。少し不鮮明ですが、写真には山際氏が映っていました。

この件について問われた山際氏は…

山際大志郎 経済再生担当大臣
「報道に出ているものを見る限り、私が出席したと考えるのは自然だと思います」

と、どこか他人事のように答えていました。

今回私たちは新たな資料を入手しました。台湾にある関連団体がホームページに掲載している映像の中に、山際大臣が登壇しスピーチしている“鮮明な写真”があったのです。名前もしっかりと明記されています。

これで記憶が蘇るのでしょうか?写真を示し、聞いてみました。

記者 「山際大臣が演説をしている写真がありますが、写真を見て思い出すことがあれば教えてください」

山際大臣 「報道等々によって事実が写真のように確認され、私自身が明確に出席をしていたことは、改めて申し上げるとともに熟慮が足りなかったと反省をしております」

山際大臣は明確に、出席していた、とはっきり認めました。

イベントには“マザームーン”発言で話題となった自民党の山本朋広衆院議員も出席。隣り合って座っていました。

記者 「山本議員と事実関係の確認をするとか、今後さらに調査をする予定は?」

山際大臣 「今のところ一緒に調べたからといって新しい何かが出てくるとは思わない」

■「秘書が旧統一教会信者」自民党関係者が証言
山際大臣と旧統一教会との接点を巡る疑惑は他にも…。

「週刊新潮」は山際大臣の秘書が旧統一教会の信者である可能性を報じました。それを受けて私たちは自民党関係者から証言を得ました。

自民党関係者 「教会員の仲間として知っている人が実は秘書だったという話」

この関係者は地元のある信者から「信者仲間だった人物が山際大臣の秘書をやっている」と聞いたといいます。

自民党関係者
「山際さんの事務所に統一教会の会員がいるという噂だけど、どうなんですかねって言ったら、相手の方がそうですねと、答えられたので。教会員の仲間として知っていた人が実は山際さんの秘書として働いていることが後からわかったと」

山際大臣 「関係はしっかり断ち切らなくてはいけないという(総理の)ご指示も踏まえて、今回は我が事務所にいるスタッフ全員に事実関係の確認をいたしました。1人も当該宗教の信者という人間は確認できませんでした」

山際氏は秘書の中に“信者はいない”と答えるのではなく“確認できなかった”としました。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

********

国会も地元も話題は統一協会(原文のまま)一色。エネルギー、安全保障、経済など危機的かつ本質的な問題が議論されない現状に危機感を持つ

どうして細野氏は、今すぐ国会を開催するように、岸田氏や派閥の領主である二階氏へ進言しないのでしょう。

自身の政策を実現することを理由に自民党へ移ったのなら、早く国会で被害救済や再発防止の法整備など道筋を示して問題解決をするべきだと思います。

それをしない細野氏も、かえって統一教会の問題に触れられたくない事情でもあって、論点をすり替えようとしているように思ってしまいます。


原発に関する記事の時も思ったが、手柄を上げようと焦っているように思える。
こんなに自民党がピンチなのに、大きな動きを見せない野党も50歩100歩の違いで問題を抱えているに違いないと思えることが残念。

社説[旧統一教会問題]これで絶縁できるのか 09/02/22(富山テレビ)

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と自民党議員らのつながりに世論の厳しい視線が注がれる中、岸田文雄首相は記者会見を開き、党と教団の「しがらみを捨て、関係を断つ」と絶縁を宣言した。

 内閣支持率の下落に歯止めがかからない状況で、「政治に対する国民の信頼が揺らいでいる。率直におわび申し上げる」と陳謝した。

 会見に先立ち、政府は関係省庁連絡会議を設置し、今月初旬から約1カ月間を被害相談の「集中強化期間」とすることを決めた。

 霊感商法の被害対応を検証する消費者庁の対策検討会もスタートしている。

 霊感商法や多額の献金などが反社会的と指摘されてきた団体である。徹底的な調査と実効性のある対策が求められることは言うまでもない。

 遅きに失した感はあるが、自民党は所属国会議員への調査に乗り出した。結果は来週後半に公表するという。

 ただ、調査は当該団体への祝電や会合への出席など8項目について自己申告するもの。茂木敏充幹事長によると「調査ではなく各議員による点検」だ。実態解明に本気で取り組むのなら、第三者機関を通じて調べるべきではないか。

 第2次岸田改造内閣では、教団と接点があった閣僚と政務三役が30人を超えるという異常な実態も判明した。

 全容解明が取り組みの出発点である。批判をかわすだけの政治的ポーズで終わらせてはならない。

■ ■

 安倍晋三元首相が銃撃された事件の背景として浮かび上がっているのが、安倍氏の祖父、岸信介元首相の時代から半世紀にわたる自民党と教団の関係だ。安倍氏には教団の広告塔となった疑惑もあり、教団と接点を持つ議員も安倍派に目立つ。

 教団は第2次安倍政権下に旧統一教会から名称が変わった。被害者を支援する弁護士らが名称変更を認めないように繰り返し求めていた中で、宗教法人を管轄する文化庁がなぜ認めたのかも疑惑の一つだ。それにより、霊感商法や献金の強要などの被害が広がったとも指摘される。

 安倍氏と教団との関係の検証は避けて通れないはずだが、会見で岸田首相は「本人が亡くなられた今、十分に把握するのは限界がある」と述べるにとどめた。それで絶縁宣言ができるのか。

 歴代政権の対応を検証して問題の本質を把握し、教訓を対策に生かすべきだ。

■ ■

 消費者庁の対策検討会の委員からは、必要な法改正や教育現場での情報提供を求める声が上がっている。国の相談窓口だけでは被害を把握しきれないとの指摘もあった。

 全国霊感商法対策弁護士連絡会のまとめでは、旧統一教会による被害は過去35年間で約3万4千件、総額で1237億円に上る。被害は氷山の一角でしかない。信者やその家族を巡る問題には、高額献金が招く困窮、家庭崩壊など深刻な実態がある。

 政府は被害者の声に耳を澄ませ、実態把握に努める責任がある。救済にとどまらず、抜本的対策を示す必要がある。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

sonkeisuu

統一教会と自民党。特に安倍派。
安倍派と言っても、国政だけの話じゃない。その後ろには、都道府県、市長村など、地方の自民党下部組織がうごめいています。3000票、いや1000票あれば市会議員になれる世界で、統一教会と縁を切れば落選する地方議員が山ほど居ます。地方議員の落選はそのまま国会議員の落選につながります。

断言します。自民党と統一教会は絶対に絶縁できません。
統一教会は 「アベノの野放し」の間に、様々な関連団体、関連企業を作り、政治界、官界、学界深くへもほうりつをぐりこんでいます。
統一教会は最後は「ゼニ」です。何でもゼニにします。
自民党も利権は欲しい。ゼニと利権は表裏一体。

くっついて、離れません。離れられません。
岸田さんが何と言おうと、法律で規制しないかぎり、絶縁不可能。

しかし、立法化は創価学会が壁になります。公明党が壁です。
統一教会は日本人を自民党を食いつぶします。


野党の動きが遅いように個人的に思う。これは 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が目に見えない、メディアでは取り上げられない、宗教の自由で信仰している宗教が把握できないが、 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)がいたるところに蔓延って、触手がいろいろな所に伸びていると考えた方が良いのでは?
カルト集団やカルト教団の定義が必要。そして、カルト集団やカルト教団を判断する基準を明確にする必要がある。そしてカルト集団やカルト教団と判断されれば、暴力団排除条例を基本としたてカルト集団及びカルト教団排除法が必要だと思う。
宗教団体とカルト教団と認定された宗教団体は同じように取り扱うべきではないと思う。

社説[旧統一教会問題]これで絶縁できるのか 09/02/22(富山テレビ)

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と自民党議員らのつながりに世論の厳しい視線が注がれる中、岸田文雄首相は記者会見を開き、党と教団の「しがらみを捨て、関係を断つ」と絶縁を宣言した。

 内閣支持率の下落に歯止めがかからない状況で、「政治に対する国民の信頼が揺らいでいる。率直におわび申し上げる」と陳謝した。

 会見に先立ち、政府は関係省庁連絡会議を設置し、今月初旬から約1カ月間を被害相談の「集中強化期間」とすることを決めた。

 霊感商法の被害対応を検証する消費者庁の対策検討会もスタートしている。

 霊感商法や多額の献金などが反社会的と指摘されてきた団体である。徹底的な調査と実効性のある対策が求められることは言うまでもない。

 遅きに失した感はあるが、自民党は所属国会議員への調査に乗り出した。結果は来週後半に公表するという。

 ただ、調査は当該団体への祝電や会合への出席など8項目について自己申告するもの。茂木敏充幹事長によると「調査ではなく各議員による点検」だ。実態解明に本気で取り組むのなら、第三者機関を通じて調べるべきではないか。

 第2次岸田改造内閣では、教団と接点があった閣僚と政務三役が30人を超えるという異常な実態も判明した。

 全容解明が取り組みの出発点である。批判をかわすだけの政治的ポーズで終わらせてはならない。

■ ■

 安倍晋三元首相が銃撃された事件の背景として浮かび上がっているのが、安倍氏の祖父、岸信介元首相の時代から半世紀にわたる自民党と教団の関係だ。安倍氏には教団の広告塔となった疑惑もあり、教団と接点を持つ議員も安倍派に目立つ。

 教団は第2次安倍政権下に旧統一教会から名称が変わった。被害者を支援する弁護士らが名称変更を認めないように繰り返し求めていた中で、宗教法人を管轄する文化庁がなぜ認めたのかも疑惑の一つだ。それにより、霊感商法や献金の強要などの被害が広がったとも指摘される。

 安倍氏と教団との関係の検証は避けて通れないはずだが、会見で岸田首相は「本人が亡くなられた今、十分に把握するのは限界がある」と述べるにとどめた。それで絶縁宣言ができるのか。

 歴代政権の対応を検証して問題の本質を把握し、教訓を対策に生かすべきだ。

■ ■

 消費者庁の対策検討会の委員からは、必要な法改正や教育現場での情報提供を求める声が上がっている。国の相談窓口だけでは被害を把握しきれないとの指摘もあった。

 全国霊感商法対策弁護士連絡会のまとめでは、旧統一教会による被害は過去35年間で約3万4千件、総額で1237億円に上る。被害は氷山の一角でしかない。信者やその家族を巡る問題には、高額献金が招く困窮、家庭崩壊など深刻な実態がある。

 政府は被害者の声に耳を澄ませ、実態把握に努める責任がある。救済にとどまらず、抜本的対策を示す必要がある。

なぜ野党はこの事を言わない、又は、言わなかったのか?
自民党だけでなく、野党の多くの議員達は接点があるから突っ込めないのか?
現状では「信教の自由」はあっても、特定の宗教に興味がない人達を信者にしようとする行為や正体を伏せた組織で罠にかけるような勧誘はだめだと思う。また、宗教団体から抜けたい人達を強引に引き留めるのは、「信教の自由」に反すると思う。田崎史郎氏はどのように考えているのだろうか?

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

kob*****

実はこの問題は「信教の自由」とは何の関係もない。

例えば、統一教会のような違法行為を仏教徒が行ったら?イスラム教徒が行ったら?ユダヤ教徒が行ったら?何の宗教性もない株式会社が行ったら?

どの場合でも同じように問題視されるのである。

つまり特定宗教の教義とは全く無関係に問題視される。したがってこれは宗教問題ではない。

これが宗教問題に見えるのは、統一教会自身がその違法行為を教義と紐づけているからであって、問題視する側にとってはそれはどうでもいいことなのだ。

そして統一教会が今批判されているのも、教義を問題視してのことではなく、その「行為」が問題視されてのことだ。これを「信教の自由」として語る人々は、統一教会の戦略に見事にはまっている。

統一教会が宗教活動として違法行為に及ぶのは、まさに「信教の自由」を盾に使えると思っているからである。

そんな安手の戦術に引っかかってはいけない。


ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

sfa*****

同じ様に霊感商法もやってたワールドメイトが何一つ非難されてない時点で大間違い 他にも親鸞会のように、脱会した信者拉致は許されるのか?
立民の大手支持団体、立正佼成会は信者を殺してるが、それより霊感商法のほうが違法なのか?
トドメに日本共産党のように、党員どころか議員まで拉致暴行、殺人や銀行強盗まで行った過去がある団体は認められるのか? 
安易な戦術ではなく、kob*****自身が無知で単に自民党だけを攻撃したいから日本国憲法も、法律も無視しているだけだろ


kai*****

本村弁護士、全面支持。2012年で、【統一教会の布教・伝道活動の違法性】が、最高裁で確定した。となれば、末松文部科学大臣の、「名称変更」の申請を受理しなければ、裁判で負けるという理由も成り立たないですね。
 下村大臣が、2015年の時点で、「統一教会の布教・伝道活動の違法性」が、最高裁で確定したという事実を知っていたのかどうか。所轄官庁の文化庁及び文部科学省の大臣が知らないで、ただハンコを押しちゃいましたでは済まない重大問題だ。

本村弁護士が旧統一教会の布教活動の違法性を指摘 「政治家個人として関係を断ち切るのは当然」 09/02/22(サンケイスポーツ)

本村健太郎弁護士(55)が2日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に出演。自民党と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関係について伝えたコーナーで、「政治家個人として関係を断ち切るのは当然のこと」と発言した。

岸田首相は8月31日に旧統一教会との関係をめぐり、閣僚などを含め自民党議員が懸念や疑念を持たれていることを陳謝。関係を断つことを党の基本方針として徹底するとしている。

本村弁護士は「統一教会の布教自体が裁判所から違法であると裁判所から認定されている」と、2012年に札幌地裁で教団の布教活動の違法性が認められたことを強調。「違法な団体、組織と認定済みだということを踏まえて議論を進めないと」と後手後手に回る政治家の姿勢を批判した。

本村弁護士は政治家が教団との関係を断つだけではなく、「今後はきちんと取り締まりをする。最終的には宗教法人法に基づいて解散命令を出すというところまでいく意気込みでやらないといけない。これをしないと政治家が統一教会と裏でつながっていると疑われても仕方がない」との見解を示した。

ここまで世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係を維持すると立ち位置を断言できるのは、嘘をついたり、誤魔化すよりも立派だと思う。新田知事は筋を通すタイプの人かもしれない。ただ次に選挙で勝てるのか、そして、自民党が党員資格をはく奪するリスクなどはある。これぐらいのリスクをわかった上で言っているのだから、嘘をつく政治家達や誤魔化す政治家達よりは良いと思う。

旧統一教会との関りで自民党「関係を断つことを党の基本方針」…党員である富山県の新田知事は 09/02/22(富山テレビ)

世界平和統一家庭連合、旧統一教会との関りについて、自民党は、「関係を断つことを党の基本方針とする」としています。 これについて新田知事は、「宗教団体への圧迫につながる」と指摘しました。

旧統一教会との関係を巡り、岸田総理は国民からの疑念や懸念があることを陳謝し、旧統一教会との関係を断つことを自民党の基本方針とするとしています。

これについて、新田知事は2日の定例会見で、自分が党員であるとしながらも、関係を断つという表現は、憲法の「政教分離」の原則から宗教団体への圧迫につながると指摘し、次のように述べました。

*新田知事「旧統一協会の信者の県民もいる。現職の知事として、すべての県民と公正に付き合うべき。一部の県民を切り捨てるような発言はできない」

そのうえで、「コンプライアンス上の問題がある団体とは付き合わない」との考えをあらためて強調しました。

また、新田知事は、先週、自身と旧統一協会を巡るチューリップテレビの報道について「印象操作」「偏った報道」と発言し、チューリップテレビは2日、この発言の撤回を求めました。 これに対し、新田知事は…。

*新田知事「チューリップテレビから、すぐに説明するよう要望をもらった。私たちからは、説明したら何か変わるか、修正してもらえるかと聞くと、一切そういう気はないと。大変な取材努力をした結果で、自信があるのだと思う。それだと、私たちが説明しても水掛け論になる。両方当事者だから水掛け論になる」

そのうえで新田知事は、番組の意見を第三者に聞く、番組審議会に委ねるべきだと主張しました。

富山テレビ放送

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

rok*****

今はカルトと宗教に定義を明確にする努力を図る時期。
霊感商法にも法的な定義と抑止を図る法整備を検討している最中でもある。
そして、ここが大事だが、立法機能は国会にあり、国会議員がその役割、機能、責任を持つ
だから、宗教団体の顔を持っていたとしても、カルトに関わる裁判を複数、しかも一定期間以上にわたり抱えている団体は、この検討、機能から明確に排した上で検討する必要がある。

これが、反社会性の薄い課題や、単なる経済構造の国家戦略上に課題なら、当事者も交えて利害調整を図るべきだろう。
だが、オウム真理教という事例も日本は経験し、霊感商法は反社会性は薄い課題ではない。カルト団体も利害調整を図るべきものとが違う。

宗教、信仰の自由と、それを悪用しようとする勢力とは明確に区別すべきであって、それが信仰の自由を守る最大の根拠にもなるはずだ。宗教だからという理由で法治性の努力を怠ることは許されない。


現在、カルト団体及び集団の定義や法律がないが、カルト集団及び教団の定義が法的に明確になれば、カルト教団の信者は排除されても仕方がないと思う。

橋下徹氏 旧統一教会をめぐり持論「ものすごい感情に流されてる」「信者だったら排除していくんですか?」 09/02/22(スポニチアネックス)

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(53)が2日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に生出演。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と政治家との関わりについて持論を述べた。

 番組では自民党総裁である岸田文雄首相が8月31日の記者会見で、党と旧統一教会との関係を断つと表明したことを紹介。これを受け、週刊誌に秘書と旧統一教会の関係が報じられた山際大志郎経済再生担当相がこの日の閣議後の記者会見で、事務所のスタッフ全員に事実関係をたずねたとし「一人も信者は確認できなかった」と話したことを取り上げた。山際氏をめぐっては2016年にネパールで開かれた旧統一教会の関連団体イベントに出席したことも報じられ「明確に覚えていない」などと説明している。

 橋下氏は政治家と旧統一教会との関係をめぐり「ものすごい感情に流されてる感じがして僕は心配です」ときっぱり。「政治家が旧統一教会の広告塔になることは絶対あってはなりません。違法、不法行為に対しては厳しく対処していく(ことが大事)」と語り「僕はそれに加えて、献金なんかについても自由意思に基づいた献金だってなると、法律も何も抵触しないので、ここはあえて法律を作って自由意思であったとしても収入に応じての上限額を設けるってことはずっと持論で言ってます」と前置きした。

 その上で「関係を一切断つということですが、山際さんも色々批判を受けたから急きょ自分のスタッフに確認したってことですけど、“あなたの宗教なんですか”って聞いてったんですか?一歩間違えると憲法違反になります」と山際氏の対応について疑問視した。

 理由として「例えば、就職採用試験の時に“あなたの信じてる宗教はなんですか”って聞くのは、思想良心の自由違反になるんです。有名な最高裁の判例もあって、その基準に照らせば、人の宗教なんですかって聞いちゃいけないんです」と説明した。

 そして「公安調査庁が2005、2006年に報告書を出してますが、旧統一教会って名前を出してないですけども、不法行為を行うような特異団体だってことは報告書に出ているんですが、反社会団体だってところまでは言われてないんですよ」と指摘した。

 「今、旧統一教会が反社会団体になっていない段階で、違法行為は対処しなければならないですよ。でも信者さんに統一教会ですか?統一教会だって言わせてスタッフを解雇するんですか?日本社会はこれから統一教会の信者ですか?って聞いて信者だったら排除していくんですか?」と疑問を投げかけた。

 「僕はこれは危険だと思って、駄目なラインはしっかり引くべきだけど、そうじゃない違法、不法行為をやってない信者さんを強制的に信じてる宗教を言わせて排除していくのは大問題だと思います」と持論を口にした。

悪法でも方法は法。コロナを想定していない法や規則だから、こうなると思う。法や規則の改正が必要だと思う。
話は変わるが、カルト集団やカルト教団の定義が必要。そして、カルト集団やカルト教団を判断する基準を明確にする必要がある。そしてカルト集団やカルト教団と判断されれば、暴力団排除条例を基本としたてカルト集団及びカルト教団排除法が必要だと思う。
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が注目を浴びているが、問題のある教団は他にも存在するようなので、今回を機に適切な法や規則が必要。

マスク着用しない乗客に運転手「降りてください」…バス会社に行政処分 09/02/22(読売新聞)

 マスクを着用しない乗客を降車させたとして、国土交通省中部運輸局は1日、伊豆箱根バス(静岡県三島市)に対し、道路運送法に基づきバス2台を各25日間の使用停止にする行政処分を行った。こうした処分は全国初という。

 発表や同社によると、4月7日午前、同県伊豆の国市を走行中の路線バスに、マスクを着用しない客が乗車した。男性運転手は車内放送で着用を求めたが、客が従わなかったため、バス停ではない場所で停車。乗客に「降りてください」と言って降車させたという。

 同運輸局などによると、同法などで泥酔した人や不潔な服装をした人の乗車を拒むことはできるが、マスクに関しての規定はない。航空機の場合は、航空会社の約款で搭乗を拒否されることがある。

 同社は「運転手は他の客に迷惑がかかると判断して降車を求めたが、不適切だった。マスク着用のお願いは継続する」としている。

「殺害予告を見たときには本当に怖かったです。今日もここ(防衛省)に来るまでに、後ろから誰かに刺されるんじゃないかと思い、周囲を警戒していました。今は実際に襲われることも想定して、(相手を)どう投げ交わすかイメージトレーニングをしています」

 五ノ井さんはSNSのコメントやDMでも誹謗中傷を受けているという。

「誹謗中傷を受けて亡くなる人もいます。受け手の気持ちを考えてほしいです」(五ノ井さん)


実際に行動を起こすことのメリットは想像で終わることなく、現実を知ることが出来る。これが現実であり、これが行動を起こした時に起きる事だとわかったし、一部の人達も理解できたと思う。
自衛隊に入ろうか迷っている女性は他の選択を考えた方が良いと思う。子供が自衛隊に入ろうかと迷っていて、自衛隊への入隊に賛成でない親は子供を説得する材料に使えるだろう。自衛隊に限らず、閉鎖的な組織は中に入ってみないとわからない。表と裏の顔があると考えた方が良い。
良く教師はブラックだとニュースや記事になっているが、警察や自衛隊に比べれば、権力の行使や圧力が低いから言いたい事を言えるからイメージが悪い可能性がある事を理解した方が良いと思う。
アニメ好きで自衛隊とアニメの軍隊ものを一緒にしている人達はよく考えるべきだと個人的には思う。自衛隊は軍隊ではないけど、軍隊であれば戦闘で人を殺す機会があるかもしれない事を覚悟した方が良いと思う。現在進行中で、ウクライナとロシアの戦闘が続いている。普通の人間としては適切ではないが、戦闘で人を殺すには適任である人達は戦闘では必要かもしれない。戦闘地域ではモラルのある兵士よりも敵に打撃を与える事が出来る兵士の方が必要だと思う。モラルがあっても、敵に殺されたらそれで終わり。適材適所と言えば、聞こえが良いし、環境や状況で必要とされる人のタイプは違ってくると思う。いろいろな環境に対応できる人達の割合は少ないと思う。
ある国の軍隊にいた人と話した事があるが、「命令は絶対」と言っていた。「戦闘中や命令で軍隊が動いている時に、個人レベルで納得できないから命令を聞かないは許されない。最悪の場合、多くの部隊の人間が危険や死亡する可能性がある」と言っていた。
除隊した人と話した事があるが、生きて帰ってこれないかもと思うと休暇中に無茶苦茶な事をしたくなったり、無茶苦茶な事をする人はいたと言っていた。綺麗ごと、軍の規律、現実の問題は簡単には解決できないと思う。実際、軍の基地の近くに風俗店とか、認められていないけど性のサービスを提供する商売は存在する。ゲイ、又は、性的な欲求がない稀なケースを除いては、性的欲求の発散を現実的に考えないと内にこもるかもしれない。女性解放団体が大反対するかもしれないが、基地を回る移動式の風俗サービスは必要かもしれない。風俗が合法であるのなら、性病がひろまらないように性病検査を頻繁に受ける事と抜き打ちの検査を条件に現実路線で考えた方が良いかもしれない。そのかわり、上官の権限を乱用して、女性隊員の手を出したら懲戒免職で良いと思う。どこかの自衛隊は勤務中に女性隊員と性行為に夢中になっていたニュースがあった。このような場合は、懲戒免職で良いと思う。

自衛隊の性被害を告発した五ノ井里奈さんに「殺害予告」 「後ろから誰かに刺されるんじゃないかと…」〈dot.〉(1/2) (2/2) 09/01/22(AERA dot.)

 自衛隊内で受けた性被害を告発した元自衛官の五ノ井里奈さん(22)は、8月31日に防衛省を訪れ、公正な調査を求める署名と自衛隊内におけるハラスメントの声を集めたアンケートなどを提出した。五ノ井さんはハラスメントの再発防止を訴えるとともに、「第三者委員会を立ち上げて、厳正な調査と該当者の処分、謝罪を求めたい」と、署名の束を木村次郎防衛大臣政務官に手渡した。その際、AERA dot.の取材に応じ、何者かから「殺害予告」を受けている近況などを明かした。

【アンケート実物】ハラスメントを受けたと回答した自衛隊経験者たちの悲痛の声はこちら

*  *  *

「被害の声を上げるまでに何年もかかる人がいると思います。そうした人たちが賛同してくださって、勇気を出してアンケートに回答してくださいました。中には、声を上げても隠蔽(いんぺい)されて、自殺をしてしまったご家族もおり、こうした方々の思いが込められた署名でもあります」

 五ノ井さんは記者団にこう思いを語った。

 署名は7月21日からオンライン署名サイト「Change.org」で集め始め、8月30日までに105,296人の署名が集まった。同時に実施した「自衛隊内におけるハラスメントの経験に関するアンケート」には自衛隊経験者146人が回答。セクハラ、パワハラなどを含む自衛隊内で受けたハラスメント被害が書き込まれていた。

 署名を受理した木村次郎防衛大臣政務官は、「セクハラは防衛省、自衛隊において、隊員間で決してあってはならないことであり、組織として許せないという強い姿勢を持つ必要がある」と話した。五ノ井さんが訴えている被害については、「現在、防衛省においてしっかりと調査をやっており、判明した事実に基づいて厳正に対処していく」と述べた。

 木村氏と五ノ井さんの話し合いは一部非公開で行われたが、同行した議員らによると、第三者委員会の設置について、木村氏は「意見として受け止める」と答えたという。また議員らは防衛省に対して報告書の作成を求めたが、いつまでに調査をしてどう報告するかなどの詳細は語らなかったという。

 自衛隊では過去に、海上自衛隊の護衛艦でいじめによる自殺事件があった。また、航空自衛隊ではセクハラを受けたと訴えた原告の女性自衛官が札幌地裁で勝訴した事例もある。同席した議員らは、これら過去の事例を挙げたうえで「ハラスメントは人権の侵害である。改善するために、大学などにもある第三者委員会をきちんと作るべきだ」と主張し、自衛隊内部での解決に頼るのではなく、弁護士などを入れた外部検証の仕組みをつくる必要性を訴えた。

 署名と同時に提出した「自衛隊内におけるハラスメントの経験に関するアンケート」には、自衛隊経験者146人の声が集まった。年齢は、10代が1人、20代58人で、30代46人、40代29人、50代10人、60代2人だった。性別は女性が82人、男性58人、無回答が6人。陸上自衛隊が101人と多く、海上自衛隊は15人、航空自衛隊は17人、陸上・海上の両方が1人、防衛大学校が1人、防衛省事務官が2人、防衛局が1人、「明らかにできない」が6人いた。

 被害の内容はパワハラ101件、セクハラ87件、モラハラ38件、マタハラ17件、その他10件。複数のハラスメントを受けた人は78人いた。そのうち「誰にも相談していない」と答えた人は31人で、全体の21%を占めた。周囲に相談したことにより、解雇や降格、減給、不利益な配置転換など「不利益な扱い」を受けたケースは12件あった。また、ハラスメントを認められなかったという事例が31件。ハラスメントがあったことを曖昧にされた事例は51件だった。

■殺害をほのめかす脅迫や誹謗中傷も

 一方で、アンケートには五ノ井さんを脅迫する内容も含まれていた。

「自衛官にはハラスメントがない。嘘の情報を流すのはやめてください。止めないなら、殺すぞ」

 こうした脅迫を受け、五ノ井さんはどう感じたのか。AERA dot.の取材に胸中を明かした。

「殺害予告を見たときには本当に怖かったです。今日もここ(防衛省)に来るまでに、後ろから誰かに刺されるんじゃないかと思い、周囲を警戒していました。今は実際に襲われることも想定して、(相手を)どう投げ交わすかイメージトレーニングをしています」

 五ノ井さんはSNSのコメントやDMでも誹謗中傷を受けているという。

「誹謗中傷を受けて亡くなる人もいます。受け手の気持ちを考えてほしいです」(五ノ井さん)

【自衛隊セクハラアンケート・報告書】ハラスメントを受けたと回答した自衛隊経験者たちの悲痛の声(https://bit.ly/3e04GFJ)

(AERA dot.編集部 岩下明日香)

確かにお金持ちの特権はあると思う。ごまをすったり、機嫌を取るだけでお金持ちはとてつもないお金を落とすことがある。それを期待していれば、いろいろな事に関して目を瞑る人達はいると思う。
俳優の香川照之氏の問題は、視聴者や消費者を相手にする、又は、そのような人達を相手にしている組織や企業との仕事があると言う事だと思う。

香川照之に“性加害報道”の追撃で番組降板とCM見合わせ、ひろゆきの“援護”にガーシーも思わぬ反応 09/01/22(週刊女性PRIME)

 俳優の香川照之(56)が追い詰められている。

 ことの発端は、8月24日発売の『週刊新潮』(新潮社)が報じた、3年前の東京・銀座のクラブでホステスへ性加害をしたという報道だ。わいせつ行為を受けたホステスはPTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症。

【写真】元CA美人妻と息子の團子と…離婚前の幸せそうな親子ショット

 ホステスがクラブ側に裁判を起こし、訴状には、香川が無理やりホステスのブラジャーを剥ぎ取る、胸部を触る、キスをするなど性加害の様子が克明に記されていたという(訴状はすでに取り下げられている)。

香川照之のセクハラ報道に第二の矢 「香川さんの所属事務所は8月25日、公式サイト上で経緯を報告し、謝罪しました。“本人の至らなさで当該女性に不快の念を与えてしまったことは事実”とし、“本人は深く反省し、今現在も自らの戒めとしております”とコメントしています。

 また、香川さん自身も8月26日、司会を務める朝の情報番組『THE TIME,』(TBS系)の生放送で“私自身、自らの行動をしっかりと深く反省し、自戒の念をきっちりと持って、改めてまた日々を務めていきたいと思っています”と生謝罪していました」(情報番組制作関係者)

 この件に関し、「2ちゃんねる(現5ちゃんねる)」開設者のひろゆきこと西村博之氏(45)が27日のYouTube生配信で、“ホステスの自業自得”ともとれる持論を展開。

「ある程度性的なものを売ってて、それで金もらってるんでしょう? 辞めたら?」

「ママも止めてないし、お店としても刑事(事件)にもっていってないということは、そういうものを許容する空間だったと思う」

 と発言。またTwitter上でも、

《キャバクラなど風俗は、性的被害や嫌な思いをする事で高い給料が貰える仕事です。セクハラが嫌なら風俗で働くべきではないです。『他の仕事が出来ないので選択肢が無い』という人は生活保護をどうぞ。》

 と投稿した。

擁護ともとれるひろゆきをガーシーがさらに擁護  この極論にはネット上から多くの批判が寄せられたが、意外な人物がひろゆきを擁護した。以前は、ひろゆき氏と犬猿の仲でネットで舌戦を繰り広げていたガーシー議員こと東谷義和氏(50)だ。

「東谷さんは29日、自身のInstagramの生配信で、キャバクラや風俗では高い給与と引き換えにセクハラは起こりえるとし、“ひろゆきの言っていることはあながち間違いじゃない”と同調しました。

 “香川さんは港区界隈では全部出禁になってる”とのおなじみ暴露もしていましたが、生放送で謝罪した香川さんを不祥事を起こしても謝罪しない芸能人と比較し称賛。

 “いろんなものを失うかもしれんけど、ここからはストレスなしでやっていける。もうああ言う人やと思われてるから”と話していました」

 ただ、ここにきて香川氏をさらに追い詰める第二の矢が放たれた。8月31日配信の『デイリー新潮』は、香川氏が性加害を行った女性とは別のママの髪を鬼のような形相で、笑いながらつかんでいる『暴行写真』を入手したと報じたのだ。

 これに対し即座にひろゆき氏は自身のTwitter上で、

《銀座のクラブで、強制わいせつ罪に当たる行為が行われていても誰も通報しない。高い金を払う客がやらかしたとしても黙認するのが「文化」になってる。》

 と反応。そうした行為は見たことが無いというリプライに対しては、

《貧乏人でクラブに行くような人は見た事が無いだけです。香川氏が有名だからニュースになるだけで、小金持ちや半グレ金持ちの似たような事例は茶飯事です。金持ちだけが許されるので、一般人が見たこともないし許されないのは当然です。》

 と反論し、

《ブラック飲食店が減ったように、従業員が減ると職場環境は改善します。キャバクラで働く人が減った方が店が従業員を守るようになります。》

 とさらなる極論を展開した。

 一連のひろゆき氏のツイートに対しネット上では、《私もキャバで同じような体験をした》、《大金を落としてくれる太客は、ママも黒服も見て見ぬふりは当たり前でしょうね》と同意する声が上がる一方、《それってつまり自分は金持ちだから 見てるけど見てみぬふりして助けないってことですね》との批判もあがった。

 香川は最初の性加害報道以降、公式サイトや『THE TIME,』での謝罪を経て、これまでは出演中のドラマ『六本木クラス』(テレビ朝日系)や教養番組『香川照之の昆虫すごいぜ!』(NHK Eテレ)、またトヨタ自動車をはじめとする数々のCMも降板せず継続していた。

 しかし、新たな証拠写真付きの報道により逆風は強まり、『THE TIME,』は降板、トヨタ自動車のテレビCMも放送見合わせに。ガーシー議員やひろゆき氏の擁護を受けるも、好感度はさらに下がってしまったように見える。他のCMや、テレビ番組はどうなるのか。

円為格人

誰がこんな記事を書いたのだろうと思ったけど「執筆:フジテレビ 上席解説委員 平井文夫」を見て納得した。

安倍さんの国葬を決めなかったら、ここまで盛り上がる事はなかった。明確に国葬の基準がない以上、国民が反対であれば非難されるのは予想できたと思う。
国葬の基準がないのに上席解説委員 平井文夫氏は値があるのか、ないのか、誰にも決められないと言う事に気づかない事に問題があると思う。個人的には田崎史郎氏と同じようなサイドの人だと思っている。

安倍晋三さんのどこが国葬に値しない政治家なのか誰か教えてくれ (1/2) ()2/2 09/01/22(FNNプライムオンライン)

安倍さんの国葬に反対の人が増えている

最近、「世論調査をやるたびに安倍さんの国葬反対が増えている」と話す人が多いのだが、確かにFNNの世論調査でも質問が少し違うので単純比較はできないものの、先月は賛成が50%で反対47%を上回っていたが、今月は反対51%、賛成41%と逆転した。安倍さんは国葬に値しない人なのだろうか。

【画像】国葬“反対”の人が増えた?FNN世論調査の結果を詳しく見る

岸田首相は8/31の会見で、国葬に閣議決定した理由について以下の4点を改めて示した。

(1)8年8ヶ月間首相を務めた (2)民主主義の根幹である選挙演説中に銃撃された (3)外交、経済など歴史に残る業績を残した (4)世界各国から敬意と弔意が示され多数の弔問の希望が来ている

なぜ安倍氏に対して世界は敬意と弔意を示すのか。それは業績をいくつか見て他国のリーダーと比べてみるとよくわかる。

例えば、安倍氏は本音では憲法9条を改正したかったが、日本を取り巻く安全保障の厳しさを見て、先に集団的自衛権の見直しをして、日米同盟を再構築した。「自由で開かれたインド太平洋」構想を提唱して、日本と米国、オーストラリア、インドによる戦略的枠組み「QUAD(クアッド)」という対中包囲網をつくり上げた。

また、自身は積極財政派だったが、「世界一の社会保障大国」である日本の消費税率が5%という異常な低さだったため、第2次政権以降、2度増税して10%にした。

世界はなぜ安倍氏に弔意を示すのか いずれも自分の夢や主義より前に、世界を相手に日本がどういう国になるべきなのかを考えるリアリスト的な行動だった。集団的自衛権も消費増税も支持率を下げ政治的ダメージを負ったが、それをやり遂げる力があった。強いリーダーだったのだ。

2018年に、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)が発効したが、米国のトランプ前大統領は国内の反対に屈して離脱し、バイデン現大統領も反発が怖くて戻れないでいる。彼らと安倍氏の力の差は明らかだ。

海外の政治家たちはそれを知っているから各国の議会で追悼演説をし、弔問を希望している。だから岸田氏は国葬にしたのだ。ちなみに日本の国会の追悼演説は延期になったままいつ行われるのかもわからない。議員の皆さんは恥ずかしくないのか。

世論調査で国葬への反対が増えている理由は安倍氏の旧統一教会への関与らしいのだが、これを追及する立憲の幹部も関与していた。霊感商法や高額のお布施は問題だが、多額の寄付を要求する宗教団体も他にもたくさんある。政治と宗教の問題を国会でじっくり話し合うのはいいと思うが、今回の国葬と結びつけるのはおかしいのではないか。

また「モリカケサクラ」の問題が未解明だとして、「安倍氏の評価はまだ定まっていないから国葬はダメだ」と言う人もいるが、安倍氏の業績とモリカケサクラを同列に扱うのはさすがに無理があると思う。

もう静かに送りませんか 「国葬の客観的基準を作るべきではないか」との質問に首相は「その時の政府が責任を持って判断する」と答えた。それでいいんじゃないか。首相にはそれくらいの権限はある。また警備、接遇費を事前に示せと言う人がいるが、高すぎると思ったらカットしろということか。警備と接遇に恥ずかしくない必要な費用をかけるのは当たり前だ。

首相は国会の閉会中審査に自ら出席して国葬についての説明を行うという。これ以上の話が出るとは思えないが、これで野党も納得して国葬に出て来るのではないか。首相が国会で説明すると言う前に国葬欠席を発表した共産党は勇み足だったかもしれない。

維新の松井前代表は「(国葬が)おかしいという意見は自由に発信されたらいいけど、決まって、弔意を持って見送りたいという人たちが参加するんだから、それを邪魔する必要はない」と述べている。立憲も共産も国葬に来てもいいし来なくてもいい。でも邪魔するのはやめてくれ。一部メディアも含めみなさん、どうかもう少し静かに安倍さんを送りませんか。

【執筆:フジテレビ 上席解説委員 平井文夫】

平井文夫

東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で逮捕された紳士服大手「AOKIホールディングス」前会長の青木拡憲容疑者(83)が9月1日、大会組織委員会の会長だった森喜朗元首相(85)に「現金200万円を手渡した」と供述していると産経新聞が報じた。


上記が正しい情報なら事実だと思うけど、森元首相は証拠を提示されても、認めようとはしないと思う。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

wah*****

いくら高橋理事がスポーツ・ビジネスに精通して、IOC委員と直接話ができる実力者と言っても、森元総理を無視してしごとはできないのでは。AOKIが高橋理事との間で贈収賄の関係だったとして、森元総理が黙って見ているとは、国民誰一人として思わないだろう。東京大会の事務局長の武藤さんも、金の遣り取りを知らなかったとすれば、森元総理の存在をどのように理解していたのか疑問が生じる。東京大会の事務局が贈収賄に気づかなかったはずはない。すると、上から下まで五輪に関係した関係者はすべて捜査の対象とせざるを得ないのでは。

森喜朗元会長 200万円受領報道に騒然…札幌五輪への悪影響の可能性 09/01/22(女性自身)

東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で逮捕された紳士服大手「AOKIホールディングス」前会長の青木拡憲容疑者(83)が9月1日、大会組織委員会の会長だった森喜朗元首相(85)に「現金200万円を手渡した」と供述していると産経新聞が報じた。

【写真あり】森元首相は「(現金の受領は)一切ありません」と回答しているという

大会組織委員会の元理事である高橋治之容疑者(78)が、東京五輪・パラリンピックのスポンサーだったAOKIから計5100万円の賄賂を受け取った疑いで逮捕されていたこの事件。

青木容疑者は、高橋容疑者に森元首相との面会の場を設けるよう依頼。その後、複数回にわたって会食などをしたという。

さらに青木容疑者は、がんの治療をしていた森元首相へのお見舞いという名目で2回に分けて現金を直接手渡していたというのだ。

産経新聞の取材に対し、森元首相は「(現金の受領は)一切ありません」と回答しているという。

「これまで多くの波紋を巻き起こしてきた森元首相ですが、青木容疑者の供述通り汚職事件への関与が事実なら大会終了後になってもなお泥を塗る形に……。その影響は計り知れず、真相解明に注目が集まっています」(社会部記者)

インターネット上でも物議を醸している。

《東京五輪の“レガシー”は、スポーツを金と権力で汚したこと、日本の人権感覚の欠如ぶりを世界に知らしめたことか。選手や真面目な関係者が、不憫でならない》 《やはり、出てきた。五輪は自民党の連中が、血税を使って私腹を肥やすためのものだったことが明白になった》

東京五輪・パラリンピックをめぐっての汚職疑惑は、19年にも取り沙汰されていた。

汚職疑惑が報じられたのは招致委員会の理事長だった竹田恒和氏(74)。東京での五輪開催を確約するため、200万ユーロ(約2億5000万円)を支払ったという疑惑が持ち上がっていた。竹田氏は「不正なことはしていない」と疑惑を否定していましたが、任期満了をもって理事長を退任。国際オリンピック委員会(IOC)委員も辞任した。

「今回の汚職事件を受けても、JOCの山下泰裕会長(65)が2030年冬季五輪の札幌市への招致は継続すると8月31日に明言しました。しかし今回の青木容疑者の汚職事件だけでなく竹田氏の汚職疑惑もあり、国民の間では五輪に対する疑念が高まっています。国民の理解が得られないままでは、札幌五輪の実現は難しいのではないでしょうか」(前出・社会部記者)

疑惑だらけの東京五輪・パラリンピック。札幌五輪はどうなるかーー。

神戸市では寄付を受け取った。その見返りなのか知らないが、課長級の市職員がイベントの参加を求められて参加したようだ。

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)はいろいろな所で根を張っていると考えた方が良いだろう。
政府はカルト集団及びカルト教団の定義を徹底するべきだと思う。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)だけでなく、該当する団体や教団を取り締まるべきだと思う。

ウクライナ避難民支援で…旧統一教会の県内団体から約12万円の寄付、長野県が返還へ「認識が不十分だった」 09/01/22(SBC信越放送)

旧統一教会=世界平和統一家庭連合の長野県内にある団体から、県がおよそ12万円の寄付金を受け取っていたことがわかりました。

【写真を見る】ウクライナ避難民支援で…旧統一教会の県内団体から約12万円の寄付、長野県が返還へ「認識が不十分だった」

寄付金が送られていたのは県が7月まで募っていたウクライナ避難民を支援するふるさと納税です。

県によりますと、6月23日に、長野市にある旧統一教会=世界平和統一家庭連合の長野家庭教会から、「バザーを実施しその収益を寄付したい」との申し出がありました。

県は了承し、安倍元総理の銃撃事件があった後の7月25日に寄付金12万870円を受け取ったということです。

31日、長野家庭教会と寄付金を返還することで合意したということで、理由について県は「社会的に問題が指摘されている団体から寄付を受けるのは適当でないと判断した」としています。

一度、寄付を受け取ったことについては「団体に対する認識が不十分だった」としています。

信越放送

あれだけお世話になったのに、裏切るような形は可能なのか?手を切るは言葉だけで、ほとぼりが冷めたら徐々に関係を戻す、又は、世論やメディア次第で、将来的に関係を戻す話がついていなけば、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が黙っているとは思えないのだが?

自民井上氏、「賛同会員辞めた」 党方針で旧統一教会と関わらず 08/31/22(共同通信)

 自民党の井上義行参院議員(比例代表)は31日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の「賛同会員」を辞めたと共同通信の取材に明らかにした。教団や関係団体との関係は一切持たないとする党の対応方針を受け「党が方針を正式に決めた以上、教団側との関わりを完全に断ち切る必要がある」と述べた。

 井上氏は安倍晋三元首相が会長を務めた安倍派(清和政策研究会)に所属。第1次安倍内閣で安倍氏の政務秘書官だった。7月の参院選で関連団体の支援を受けたとされ、比例代表で当選した。

 過去の取材には信徒ではないと繰り返し、自身の政策への賛同が得られたため、賛同会員になったと説明していた。

旧統一教会の関連団体・企業一覧図 紀藤弁護士は「ここまで手広いケースはない」 08/31/22(NEWSポストセブン)



 岸田文雄・首相が自民党と旧統一教会との“絶縁宣言”をしたにもかかわらず、その後も明らかになる議員らの信者からの選挙協力や、教会関連施設への訪問。岸田首相は関連団体について「旧統一教会に関係しているという認識がなかった」という釈明に追われる始末だ。では、実際にはどういった関連団体があるのだろうか。一覧図を作成した。

【リスト、写真6枚】石破茂氏、下村博文氏らも並ぶ旧統一教会や関連機関との間に金銭授受あった議員一覧。他、萩生田氏など

 安倍晋三・元首相が2021年9月にビデオレターを送っていた「天宙平和連合(UPF)」など、旧統一教会とつながりを持つ多数の関連団体。全国霊感商法対策弁護士連絡会提供の資料には、疑惑段階のものを含め100を超える団体名が並んでいた。旧統一教会問題を追及し続ける、リンク総合法律事務所の紀藤正樹弁護士が説明する。

「形式的に異なる組織に見えているだけで、根本的にはすべて同じ団体だと理解していい。多くの関連団体を作る理由は、正体を隠したほうが伝道や経済、政治活動などがしやすいからです。

 一般論として、出版社や大学を持っている宗教団体自体は複数ありますが、メディアを含めここまで手広い分野に多数の団体を持っているケースはほとんどありません」

 多数の旧統一教会の関連団体は、政治家が関係を疑われた際の“隠れ蓑”として作用してきた側面がある。事実、関連団体と関わりを持ち、旧統一教会とのつながりを問われた政治家は「教団と関係あるとは知らなかった」と口を揃える。宗教専門誌『宗教問題』編集長・小川寛大氏が語る。

「教会側が正体を隠して“偽装勧誘”できるのはもちろん、政治家側も、団体との関係が発覚した際に『知らなかった』とシラを切る理由にできると考え、利用するケースがあったと想定できる。

 近年は一概に『反共』などと謳わずに、SDGsや女性の地位向上など、一見ライトで教会の教義との関係もみられないような理念を掲げる関連団体も多い。教会側も信者の獲得や固定化のため、時代の流れに巧みに対応してきたのではないか」

 国境を越えて存在する関連団体の実態を政治家は正しく理解するべきだ。

※週刊ポスト2022年9月9日号

まあ、宗教自体が科学的に解明できない存在。もし、科学的に解明できるのなら、世界中にたくさんの宗教は存在しないと思う。同じ宗教でも、教えを解釈する人によって違いが宗派として形になっている事実はある。
人間は不安を感じ、考えるからさらに不安が増すことがある。そして、単に運が悪い出来事を受け入れることが出来なくて、悩んだり、前に進めなくなる事がある。それを何かを信じることで和らげることは出来る。信仰やある考えを受け入れることにより和らぐことがある。心理学治療で同じ苦しみや悩みの人達が集まって、話したり、話を聞く事で癒される効果があるらしい。苦しんでいるのは自分だけではないと言う事を知ることで、全ての人ではないが、多くの人は程度の違いはあれど、癒されたり、安心感を感じるらしい。このような事が宗教の世界でも応用されていると思う。
このような集団を人間の傾向や環境で特定の流れに巻き込み宗教団体や団体が存在するので、法や規則で最低の基準は必要だと思う。

「接待問題」に隠れるように進む重要法案 信頼ないままのデジタル化「監視法案」と名付けられた肝いり政策03/20/21(withnews)

3月16日の衆院予算委員会に呼ばれた鈴木電波部長は「記憶にない」を13回も連発。答弁席に向かう鈴木部長には「『記憶がない』と言え」という声がかかりました。武田良太総務相は「なぜか無意識っていうか、口に出た」とその一部が自身の発言だと認めています。


このようなケースがあるので、信者だと武田良太総務相の「『記憶がない』と言え」以上に、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の指示に従うと思う。カルト教団の定義及びカルト教団に対する法や規則で最低の基準は必要だと思う。

こうして悲劇は繰り返される…30年前に桜田淳子さんと合同結婚式に参加した信者たちのいま (1/5) (2/5) (3/4) (4/5) (5/5) 08/27/22(現代ビジネス)

なぜ霊感商法の被害はなくならないのか。フリーライターのいのうえせつこさんは「壺や印鑑を売りつけるといった、わかりやすい手口ばかりではない。悩みを解決する世話役の顔をして、家族に入り込んでいるケースが後を絶たない」という――。

【写真】統一教会の合同結婚式に参加した女優の桜田淳子さんと山崎浩子さんら=1992年8月25日韓国

 ※本稿は、いのうえせつこ著、山口広監修『新宗教の現在地』(花伝社)の一部を再編集したものです。

■霊感商法は壺や印鑑から始まるとは限らない

 霊感商法とは、「先祖の祟り」などの文句を使って、壺や印鑑などの物品を「幸運を呼ぶ」と謳って法外な値段で購入させたり、多額な献金を強要したりするものである。

 時には、合同結婚式が利用される場合もある。

 五年ほど前のことである。私が住む首都圏郊外には、まだ農家も点在している。そのうちの一軒の農家は、田畑も地域のなかでは大きく、屋敷も広くて、地元の農家の中では世話役として、周囲から頼りにされていた。

 ただ、悩みもあった。一人息子は体が弱く、40歳を過ぎても、結婚運に恵まれないことだった。

 そこへ、「働き者の、いいお嫁さんを息子さんにお世話しましょう」と、親切そうな中年の女性が訪ねて来て、「世界的に有名な合同結婚式です。経費は100万円ほどかかりますが」と、誘った。その家のご両親は、「100万円で働き者のお嫁さんが来てくれるなら」と、息子を合同結婚式に参加させた。

 やって来たお嫁さんは、息子より少し年上の、明るい女性だった。だが、彼女が農業をしてくれたのは最初だけで、だんだんと、「この家が不幸なのは、ご先祖様を大切にしないからだ」と言って、「先祖供養のために」と、貯金を下ろすことを両親に迫り始めた。いつしか、農作業はまったくしなくなった。

■実はよくある統一協会の手口だった

 そこで、結婚して家を出ていた長女が、「何かおかしい」と、母親の兄弟たちに相談をもちかけた。私は、この母方の兄弟から相談を受けたのである。

 私はこの農家へと連れて行かれて、息子さんが合同結婚式で出会ったというお嫁さんに会うことになった。

 真っ赤なワンピースを着た彼女は、私を見るなり、「話すことはありませんから」と一言。二階の部屋へと駆けあがって行ってしまった。結局、私は、ご家族に対策弁連の連絡先を教えることしかできなかった。

 その後、その女性は義父を老人ホームへ入所させ(入所後死亡)、義母を長女の家に追い出し、家屋や田畑の名義を彼女の名義に書き換えて、売却してしまった。すべて、あれよ、あれよという間だった。

 これは、実はよくある統一協会の手口なのだが、こうした事例は、表立って裁判になるような「事件」の陰に隠れているだけで、実はこうした「わかりやすい被害」よりも多いのではないかと私は思う。

 私も、もっと支援をしてあげていれば、と悔しい思いをした出来事だった。

■訴訟の請求額はあわせて40億円にのぼっている

 こうした被害は、決して統一協会時代の、過去の話ではない。

 図表1「係属中の(宗)家庭連合(旧統一協会)関係被害訴訟一覧表」を見てほしい。

 2020年1月9日時点で、請求金額の総額は、約40億円。1件あたりにすると、3000万円ということになる。献金、物品購入、弁護士費用というのが主な内訳だ。

 全国の消費者センターと弁護団による2015年から2019年の図表2「過去5年間の商品別被害集計」によると、商品名の欄には、「印鑑」「数珠・念珠」「壺」「仏像・みろく像」「多宝塔」「人参凝縮液」「献金・浄財」「絵画・美術品」「呉服」「宝石類・毛皮」「仏壇・仏具」「借入」「ビデオ受講料等」「内訳不詳・その他」が並ぶ。

 ここに、懐かしい「みろく像」が出てきて驚いた。

 拙著『新興宗教ブームと女性』(新評論)の中で、統一協会による主婦向けの宗教法人「天地正教」を取り上げた。天地正教では、そのご本尊である弥勒菩薩について、「この弥勒菩薩の正体こそ文鮮明である」とまことしやかに明かすトリックを使った霊感商法を展開していた。

 櫻井義秀・中西尋子著『統一教会 日本宣教の戦略と韓日祝福』(2010年、北海道大学出版)によれば、この天地正教の信者の大半は主婦層であり、統一協会の「ダミー教団」と言われることもあるという。天地正教では、壺や多宝塔を「霊石」として扱っていた。天地正教は1999年に「和合」という形で、旧統一協会に事実上吸収された。

 この「みろく像」の項目は、天地正教がなんらかの形で生き残っていることを示しているのかもしれない。

■「子供のアトピーを治したい」7割は主婦だった

 私が1990年代に天地正教に潜入した時、集会に集まっていた女性は、誰もが実直そうな主婦であった。私にこの集会のことを教えてくれた主婦も、「子どものアトピーが治るから」と誘われて入ったのだと話してくれたのが印象的だった。

 2019年度だけで、家庭連合(旧統一協会)による霊感商法の被害額は11億円を超えている。しかしこうした事実は、先述の通りマスコミも報道せず、一般的にどれほど周知されているのか疑問である。

 そこで、対策弁連の山口広事務局長に、「全国統一教会被害者家族の会」(以後、「家族の会」)を紹介していただいた。

 新型コロナウイルス禍の2020年10月、東京で、「家族の会」事務局長夫婦に話を聞いた。ご夫婦からは、深刻な現状を教えていただいた。

 「相談を受けるようになって17年になりますが、その数はおよそ5000件ですね。年間では約300件。今は、新型コロナの影響で対面での相談会などは設けていないのですが、電話やメールなどで相談を受けています」

 主婦が被害者となるケースが多く、全体の約70パーセントを占めているという。社会人となった若者(青年)が10パーセント程度、その他大学在学中に関わってしまったケースが5パーセント程度、それぞれ継続して相談が寄せられている。「家族の会」の会報六五号(2020年1月号)によると、詳しい内訳は図表3の通り。

 やはり、「壮年・主婦」が圧倒的に多い。ご夫婦も、「相談件数は、減少していますが、いわゆる妻や母親の「壮婦」被害者についての相談が圧倒的に多いですね」とのことだった。

■一度サインしてしまっても諦めなくていい

 ご夫婦によると、最近では家庭連合(旧統一協会)から「念書」のようなものを書かされたという事例が増えているという。

 「脱会後、統一協会に対して「献金を返せ!」という訴えが多数あるために、「念書」を書かせているのでしょう」とのことだ。

 この「念書」をめぐって裁判になった事件の資料を、対策弁連の山口広弁護士にいただいたので紹介しよう。2020年2月28日の、東京地方裁判所での判決である。

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原告は、当時五七歳の主婦。夫と一人息子を亡くして悲しんでいたところに訪ねて来た統一協会の会員が、「夫や息子が地獄で苦しんでいる」などと不安感や恐怖感を煽り、原告に家系図を作らせ、それを用いてさらに不安感を持たせたうえで、地域の統一協会の施設に通わせた。その施設で、ビデオ講義や講師との会話から、息子や夫の苦しみは「先祖の因縁」によるものであると思いこまされた原告は、多額の金銭を献金等の名目で支払った。後に、これら多額の献金は違法であるとして、原告が返金を請求したところ、統一協会側は、原告に不利益な「合意書」を作成させた。 ----------

 この裁判においては、この「合意書」の有効性について争われたが、結果は原告の勝利。「合意書」は無効とされた。原告は、「合意書」に一度はサインしたにもかかわらず、勝訴を掴んだ。こうした判例が広く知られれば、統一協会による組織的かつ卑劣な行為に歯止めがかかるかもしれない。

■果樹園が1億円の献金に化けるまで

 「家族の会」を訪ねた帰り際、事務局長ご夫妻から、「来週、東京地裁で霊感商法の裁判がありますよ。傍聴にいらっしゃいますか」と言われた。私はもちろん、二つ返事で「はい、行きます」と答えた。

 2020年10月16日、雨模様の中、私は東京地方裁判所に駆け付けた。今日行われる霊感商法の裁判は、午前10時から午後5時まで行われるという。

 裁判所に着いて、東京地裁806号に向かって左側のエレベーターに乗る。「平成20年(ワ)105号」と書かれた部屋に入ると、向かって右側が被告である家庭連合側、左が原告である被害者側である。私は傍聴席の中央、一番前に腰を下ろした。傍聴席は、コロナウイルス対策で、一つ置きの着席となっている。午前10時きっかりに、裁判官が登場。全員、立ちあがって黙礼。

 原告の証人尋問によると、事件の概要は次のようなものであった。

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被害者は、N県に住む高齢女性。3人の娘を育てあげた後も、農業従事者として働いていた。所有していた果樹園をはじめとする不動産や貯金などの全財産を、家庭連合に献金の名目で取り上げられたとして、その損害賠償を求めている。認知症で高齢者施設に入所中の本人に代わって、本人の成年後見人に選任された長女が統一協会を訴えた。 「献金」の概要は次の通り。
最初は、「借り入れ」と称して300万円。その後は、果樹園などを売却させて、2500万円を3回に分けて回収。被害額の合計は1億円以上にのぼった。 ----------

■生活が困窮した母親からのSOSで発覚した

 思わず、この裁判の傍聴をすすめて下さった「家族の会」事務局長夫婦から聞いた、「『信者』という文字を一つにすると、「儲」かるになる」という言葉を思い出す。

 被害者女性が、「生活が苦しい」として、長女に相談をもちかけたことで被害が発覚。他に、不動産売買による税務署からの督促状や、健康保険などの滞納の知らせが届いて困るという話もあった。

 娘への相談があった時点で、母親はすでに生活に困窮する状態であった。被害発覚を恐れてか、統一協会側は、一人住まいの被害者女性に生活費として月数万円を渡していた。

 証言台に立った長女は、被告の弁護士からの質問に、一歩もひるまなかった。その後ろ姿が凛々しくて、私は思わず休憩時間に「あなた、立派よ」と声をかけたほどである。

 原告による証人尋問の後は、家庭連合側の被告として女性4名が次々と証言台に立った。霊感商法の取り立て人として、被害者女性から献金を献納させたという女性たちだ。彼女たちによれば、それは「喜んで、神様に捧げられた」ものであるという。

■曖昧な返答に終始する取立人たち

 果樹園の売却金は、どのようにして「献金」に化けたのか。彼女たちの「商法」は、次のようである。

 まずは、協会が懇意にしている不動産屋を被害者女性に紹介し、果樹園の売買をさせる。契約には彼女たちが立ち会い、売却金は現金で支払わせる。次に、そのお金を統一協会の施設に「預けさせる」。その後、「本人が神様に差し上げたいと言ったから」、「献金」になったということだ。

 彼女たちの証言は、終始、誰が聞いても「嘘でしょ!」と言いたくなるようなものだった。

 たとえば、「私は教育係です」といった女性に対して、原告側の弁護士が「原理公論」などの統一協会の教えについて質問すると、「私にははっきり分かりません」と答えたり、「多額なお金を預かったのですね。預かり証は出したのですか」という裁判官からの質問に、「私の担当ではないので」と、はっきりした返答をさけたりと、とにかく曖昧の一言に尽きる証言が続いた。裁判の冒頭、「私は嘘を言いません」と宣言していたにもかかわらず、あやふやな発言の数々に、「これって、何?」とツッコミを入れたくなった。

■はじまりは1992年の合同結婚式だった

 その後、原告側の弁護士からの質問で、驚きの事実が明らかになった。

 家庭連合側の被告として証言に立った彼女たちは、もともと、桜田淳子たちが参加して話題になった、1992年の合同結婚式の参加者だったのだ。ちょうど私が統一協会を追っていた頃だ。

 あれから30年近く経って、中年女性になった彼女たちが、家庭連合の活動家──霊感商法の取り立て人──として、私たちの前に再登場したということになる。

 久しぶりの長時間にわたる裁判傍聴には疲れた。

 しかしあらためて、家庭連合の霊感商法に関する裁判だけで、2019年の1年間に13件、請求被害額は計11億3000万円にのぼっていることを思い出し、なぜ、このような実態がマスコミで取り上げられないのか、不思議に思った。きっと、私の知らない「闇の背景」があるのだろう。

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いのうえせつこ
フリーライター
1939年岐阜県大垣市生まれ。横浜市在住。県立大垣北高校・京都府立大学卒。子ども、女性、平和などの市民運動を経て女性の視点で取材・執筆・講演活動。フリーライター。一般社団法人日本コンテンツ審査センター諮問委員。一般社団法人AV人権倫理機構監事。NPO法人精舎こどもファンド代表。NPO法人あんしんネット代表。著書に『ウサギと化学兵器――日本の毒ガス兵器開発と戦後』『地震は貧困に襲いかかる――「阪神・淡路大震災」死者6437人の叫び』(花伝社)、『女子挺身隊の記録』『占領軍慰安所――敗戦秘史 国家による売春施設』『子ども虐待――悲劇の連鎖を断つために』『新興宗教ブームと女性』(新評論)など多数。 ---------- フリーライター いのうえせつこ

旧統一教会イベントに市課長出席、自民会派の市議が依頼 神戸市、当初は経緯明らかにせず 08/31/22(神戸新聞NEXT)

 今年5月に神戸市の課長が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連イベントに出席していたことを巡り、出席は神戸市会自民党会派の河南忠一市議(55)が依頼していたことが31日、分かった。市は7月末、課長が出席したことは説明していたが、同市議からの依頼については言及していなかった。

【写真】霊感商法防止へ「積極議論を」 河野担当相、検討会を初開催

 市によると、5月14日に神戸市内で開かれた同連合関連の催し「平和祝祭兵庫」に出席した。河南市議から市国際部に「市から誰か出てほしい」と依頼があり、国際課長が出席することになったという。

 市は7月末、出席の経緯を「関係者から依頼があった」と説明していた。市国際課は「プライバシーに配慮し(個人名を)公表することに慎重になった。市議は公職者であり、開示すべきだった」としている。

 また、市は5月30日に同連合側から10万円の寄付を受けたことを明らかにしていたが、この件も河南市議が仲介したという。

 河南市議は神戸新聞の取材に対し「教会関係者の知人から依頼があり、市に伝えた。教会とは知人との個人的関係があるだけだが、今後は付き合いを改めたい」と話した。(三島大一郎)

自民神戸市議、旧統一教会イベントで市に出席依頼 寄付の仲介も 08/30/22(毎日新聞)

 自民党神戸市議団幹事長の河南(かわなみ)忠一市議(55)=3期目=が5月、神戸市で開かれた世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連イベントに、市側の出席を依頼していたことが、関係者への取材や関連文書で判明した。教会側から市への寄付の仲介もしていた。市は国際課長がこのイベントに出席したことを公表していたが、市議から依頼を受けた事実を伏せていた。

【旧統一教会との関係性を明かした主な政治家】

 「市民オンブズマン兵庫」が神戸市に情報公開請求して開示された文書によると、このイベントは「平和祝祭兵庫 世界平和とコロナ終息を願って」と題し、5月14日、市内で開催された。旧統一教会の地元組織などでつくる実行委員会が主催し、ダンスや太鼓の演奏の他、教会の田中富広会長が講演するなどした。

 市の説明などによると、河南市議が市に来賓の出席を依頼。市国際課の課長が出席し、客席で観覧したという。イベント後の同30日、教会は市に10万円を寄付。市役所で贈呈式が開かれ、式次第には河南市議の紹介で教会側から寄付を受けると記載されていた。

 市は7月に課長のイベント出席について公表した際、「課と付き合いのある人物」からの依頼だったと説明。河南市議の関与を伏せていた。

 一方、河南市議は取材に、「教会関係者の知人から依頼された。私は保護司もしており、反社会的勢力でない限り、いろんな方とお付き合いがある。市政相談の一環で、当時は良い事をされていると思って市に伝えた」と釈明。教会との関係については「知人との個人的な関係があるだけで、選挙で応援を受けたこともない。今になって思えば、まずかったと受け止めている」と話した。【山本真也】

政務活動費でセミナー参加「地方自治に資する」 旧統一教会・元信者の旭川市議がHTBのインタビューで 08/30/22(HTB北海道ニュース)

 HTBが取材を続ける旧統一教会をめぐる新たな事実です。かつて旧統一教会の信者だったことを認めた旭川市の市議会議員が関連団体の行事に出席するため、政務活動費を使って出張していたことがわかりました。

 HTBが入手した1枚のチラシ。「旭川家庭教育を支援する会」という団体の入会案内です。

 「子どもが健やかに育つ環境づくりなど家庭教育への支援を更に進めていくことが求められています。」

 この「家庭教育を支援する会」じつは、おととしの設立に関わっていたのが旧統一教会=世界平和統一家庭連合の旭川地区で幹部を務める男性でした。

 支援する会の会長は地元選出の東国幹衆院議員。顧問には旭川の今津寛介市長の名前が…30日の会見で…。

 旭川市・今津寛介市長:「宗教法人と関わりがある場合は顧問に就任することはできませんし顧問に就任した際も(関わりが)わかっていれば当然就任していません。
 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との具体的な関わりが明らかになり関係性が解消されない場合顧問を辞退する。」

 この「家庭教育を支援する会」の設立にかかわった旧統一教会の旭川地区の幹部は、設立後も役員を務めていましたが旧統一教会との関連が取りざたされたことから迷惑をかけられないと今月上旬に辞職したといいます。

 旧統一教会旭川地区幹部:「旧統一教会と支援する会は全く関係ありません。自分が個人でやっていたことです。」

 この「支援する会」が目指していたのが児童虐待などを防ぐためという「家庭教育支援条例」の制定です。この条例の制定を選挙公約に掲げていた1人が今津市長。

 旧統一教会の旭川の施設には今津市長のポスターが貼られていたこともありますが…。

 旭川市・今津寛介市長:「家庭教育を支援する会から要請がありましたし私自身も条例の必要性を感じていたので公約に記載しました。今後も十分な調査・議論を行いながら検討を進めていきたい。」

 「家庭教育を支援する会」の役員には複数の地元市議の名前が…そのなかで幹事長を務める市議がかつて旧統一教会の信者だったことを認めました。

 記者:「Q統一教会に関しては過去には会員だったということ?」
 蝦名信幸・旭川市議:「まあ、そうですよね。」

 自民党系の会派に所属し市議を7期務めるベテラン蝦名信幸氏。30年以上前に旧統一教会を退会したと主張します。

 蝦名信幸・旭川市議:「必要性を感じなくなった。正式に(退会手続きした)ということではないけれども自分の意識のなかから遠のいていった。」

 しかし、HTBの取材で新たな事実が。

 蝦名市議は2017年、旧統一教会の関連団体が主催するセミナーや、教団の関係者が催した研修会に出席。
 この出張費などあわせて11万円以上が政務活動費つまり税金から支出されていたことがわかりました。

 蝦名信幸・旭川市議:「地方自治に資すると思って私はその当時参加したと思っています。」

 記者:Q背景に問題のある団体がいるなどの認識は?  蝦名信幸・旭川市議:「ないです。」

 旧統一教会をめぐっては献金トラブルや霊感商法をめぐり道内でも訴訟が起こされています。

 蝦名信幸・旭川市議:「過去に問題視されていることはあったなという認識はある。現在は別にそういう認識はありません。」

 記者:Q完全に関係を断ち切ることはできない?  蝦名信幸・旭川市議:「うーん…完全に断ち切るったっていや別にこっちからアプローチしていかなければいい話じゃないですか?」

 ■HTBでは視聴者の皆さんから旧統一教会に関するさまざまな情報をお待ちしています。トラブルの実態や政治家との関わりなどについて情報をお寄せください。

HTB北海道ニュー

急に、ブレ始めたけどまだ甘いと思う。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の本部は韓国。この事実と与党である自民党と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関係は国家安全保障に関してかなりまずいと思う。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

nar*****

あくまでも幹事長個人の意見であり、党の公式見解ではない。ましてや、党規則として明文化されたルールではない。

また、「離党すべき」というのは、あくまも自主的な離党を薦めるだけであり、党として除名や公認取り消しなどの処分を行うとは言っていない。

「統一教会と関係を持ったら党として除名処分・公認取り消しを行う」と明文化されない限り、全く信用できない。

マスコミもこんな個人の感想レベルのことを速報にすべきではないよ。何かが決まったわけではないのだから。

【速報】旧統一教会と関係絶てない議員「同じ党で活動できない」 自民党・茂木幹事長 08/31/22(TBS NEWS DIG Powered by JNN)

旧統一教会との関係をめぐって、自民党の茂木幹事長は、今後、関係を絶てない議員については「同じ党で活動できない」と述べ、離党すべきとの考えを示しました。

自民党は、きょう(31日)に開いた役員会で、旧統一教会=現在の世界平和統一家庭連合、及び関連団体とは、今後、一切関係を持たないことを党の基本方針として正式に決定しました。

自民党・茂木幹事長

「今回の決定、非常に党として重い決定であり、各議員にはこれを守ってもらえるとこのように考えておりますが、仮に守ることができない。こういう議員がいた場合には、同じ党では活動できない。このように考えております」

旧統一教会との関係を今後も持ち続ける議員については離党すべきとの考えを示した形です。

また、自民党は、党所属の議員に対し、9月2日までに旧統一教会との関係について報告するよう求めていますが、茂木幹事長は、選挙協力や献金を受けていたことなどが明らかになった場合は、氏名を公表することを検討していると述べました。

 先日、岸田首相は、アフリカに今後3年間で官民合わせて300億ドル(約4兆1000億円)規模を投資すると表明しています。どうしても、自国の経済や若者を無視しているように見えてしまいます」(同)


日本字学生が大学に行けるようするべきだとは思わないが、ある一定のレベルの大学の授業料を国が負担する事によって大学生が負担する学費を下げるべきだと思う。
入試を難しくすることにより、塾への依存度を上げるのではなく、卒業するのを難しくするべきだと思う。
外国人留学生は要らない。特にバイトが出来る留学生は要らない。労働者確保のための留学生増加は必要ない。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題に関して大問題だと思うが、この間違った方針は問題だと思う。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

ゴマ

最近分かってきたんだけど、留学生を増やしたいのは学校なんだよね。
当然だけど、子供が減っているから留学生が来ないと学校経営が成り立たない。
教育関係からかなりの額が政治家に流れていますよ。

もうね、日本の学生を大切にせず、留学生に資金供与や便益を図るのは頼むから止めてくれ。

それだけで自民党は嫌になる。
でも、野党はというと、何にも言わないし、それより酷いからどうしようもない。

そりゃ、投票率上がるわけがない。
日本人は高等教育無償化すれば、若い人達はしっかり国の事を考える人がある程度増えるかもしれないね。

頼むから、留学生施策を止めてくれ!


tetora***pot

もう一定の教育レベルに満たない大学は廃止した方が良いと思う。
そもそも今の、3年生から就活に追われて勉強どころじゃない大学も
教養2年→あとは求人先で職業訓練積んで就職先決めるような形の
コースを作ってもいいんじゃないかと思う。
そしてその分、大学に残って研究したいという優秀な学生への支援は
手厚くしていくべき。「研究では食えない」という状況が続けば
優秀な学生は海外へ流れていき、捨てられた日本は廃れる。


hop*****

外国人留学生を優遇して日本人学生を冷遇しているというけどそうではなくて、実はこれは外国人留学生推進の名の下に私学助成やってるというのが実情なのよね。

今の日本の大学は一定以上の規模がないと成り立たないので、今の日本の学生数だと、今現在存在する大学数は到底維持できない。
日本の大学進学率は54%。「大学には行きたいけどお金がないから行けない」という人への助成は意味があるが「今現在大学生をしている人、あるいは助成しなくても大学生になる人」に助成しても、学生の絶対数が増えない以上意味がなく、かえって多くの大学が破綻を余儀なくされることになる。
そうなると結局大学生の受け入れ先も研究職の受け入れ先も少なくなり・・・という悪循環。

悪いのは国の政策というより、マンモス大学以外存続できないような根本的な大学システムにあるのでは。
そちらに手をつけずに留学生政策だけ批判してもあまり意味がない。

岸田首相「留学生30万人よりもっと増やせ」計画をフィフィが徹底批判…ひろゆきも「日本政府らしい」と賛同 08/30/22(SmartFLASH)

 岸田文雄首相は8月29日、永岡桂子文部科学大臣とオンラインで会談。高等教育の在り方を検討する政府の「教育未来創造会議」の次のテーマをめぐって意見を交わしたという。

【写真あり】岸田首相を批判したフィフィ

「岸田首相はそのなかで、年間30万人の外国人留学生の受け入れを目指す政府の目標を抜本的に見直し、さらに留学生を増やすための新たな計画を策定するよう指示しました。

 さらに、外国人留学生や海外の大学などを卒業した日本人留学生が、卒業後に日本で活躍するための環境整備や、教育の国際化を促進するための方策についても検討を求めています。

 ですが、この “留学生を増やせ” という指令に、著名人たちが批判の声を寄せているのです」(政治部記者)

“保守論客” として知られるタレントのフィフィは、8月30日にTwitterを更新。

《岸田総理が外国人留学生の受け入れを見直して、更に増やす方針だそうです。多くは反日国家からの留学生で、この何十年それを続けて何か日本にメリットはありました?反日は進むばかり…いい加減留学生より日本の学生優先しなさい!留学生への返還不要の奨学金は補助金から天下り先の大学へ流れてます》

 いかにもな表現ではあるが、2ちゃんねる創始者のひろゆき氏も、このツイートを引用し、《『日本人の大学生が卒業しやすい環境を作る』という普通の結論にならないのが日本政府らしい。》と賛同。

 さらにジャーナリストの渡邉正裕氏はこのニュースについて、《低所得国からの出稼ぎ労働者ばかりになって経団連企業が儲かり日本人非正規労働者の賃金が下がるだけ》と指摘している。

「日本の大学生のなかには、貸与された奨学金の返済で、卒業後も経済苦を強いられる人たちが多い。2019年の『労働者福祉中央協議会』の調査によると、いま奨学金を返済している人たちの平均借入額は約324万円で、返済に平均15年近くかかっています。

 こうした状況に加え、賃金の安い労働者が大量に増えることで、日本人労働者の賃金も脅かされる懸念があるわけです。“まずは日本の学生を助けることを考えよう” というのが批判の根幹でしょう。

 先日、岸田首相は、アフリカに今後3年間で官民合わせて300億ドル(約4兆1000億円)規模を投資すると表明しています。どうしても、自国の経済や若者を無視しているように見えてしまいます」(同)

 グローバルな投資も重要だが、まずは “日本ファースト” で行動してほしいものだ。

金子恵美さんと豊田真由子さんの説明はどちらも間違ってはないと思う。余力のない候補は考える余地、そして、選ぶ選択は少ないと思う。しかし、豊田真由子さんの説明の方が、力がある候補者に関しては現実に近いと想像する。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

hur*****

豊田氏の言っていることは正鵠をえている。ボランティアで選挙応援をしたが、候補者や事務局が認知していないボランティアが入り込むことは考えられない。見ず知らずの人が入れば選挙戦略、活動状況などの情報が漏洩することも考えられるからだ。況や統一教会の応援はカルト活動を担保するため選挙支援として票と人的支援を行って政治家に認知させ恩を売っているわけで候補者や事務所は百も承知で利用していると思う。関係政治家の関知していないとの主張は全く説得力がない。秘書なり事務員として日常的に事務所に入り込んでいるとしたら怖い話でもある。


ys_*****

金子恵美さんは豊田さんの発言に対して説明すべきだと思います。


kai*****

元自民党国会議員だった豊田の発言と、同じく金子恵美、宮崎夫婦の発言は正反対である。

金子夫婦は「選挙はバタバタなので誰が入っているかわからない。身元や宗教を調べることもない」と。

豊田は記事の通り「スパイを恐れて身体検査を行うから知らないはあり得ない」と。

豊田の話が真実なのは誰でもわかる。

金子側も真実の可能性はあるが、それは「党から運動員の身体検査を厳命されていたが面倒なので何もしなかった」ということになるので、これはこれで国会議員の資格などない人物と言うことだ。

あ、宮崎は国会で仕事せずに、1日に数百回、不倫相手にLINE送ってたから元から議員の資格はないけど。

ともかく、豊田の発言は大きい。自民党議員が統一教会選挙工作員を知らないというのはあり得ないのが確定した。

【W解説】豊田真由子氏「見ず知らずの人、事務所に入れますか?」鈴木エイト氏「北朝鮮に日本からの献金 旧統一教会のパイプ」 (1/3) (2/3) (3/3) 08/30/22 (MBSニュース)

―――旧統一教会との関係を自民党が調査することになりました。元々は「党として組織的には関わっていません。個人で点検してください」ということでしたが、党が所属議員にアンケートをすることになりました。8項目ある実際のアンケート用紙がこちらです。

【写真を見る】自民党のアンケート どんな8項目が聞かれている

「祝電、メッセージを送ったことありますか、会合に出席したことありますか、寄付を受けたことがありますか」など、それぞれの自民党の国会議員が記載するものです。関係が深いと判断された議員に関しては、氏名公表する予定です。元国会議員の豊田真由子さんに聞くと「本人が知らずに会合への出席、選挙支援はないと思う」ということですが?

豊田真由子氏「選挙事務所 見ず知らずの人にやらせますか?」

選挙支援についてなんですけど、選挙って本当に怖いので、例えば相手陣営のスパイの人が入り込んだりするので、身元チェックは必ずするよう、最初の選挙の頃から言われていました。電話やポスター貼りは、選挙事務所の中に入ってもらうので、その事務所がどういう選挙戦略を取ろうとしているとか、名簿(個人情報)とかを、見ず知らずの人にやらせますか?少なくとも議員本人かスタッフの方がよく知っているコアな応援者と、その方が連れてきた人がやり、誰も知らない人が手伝っていることは、多分どの事務所もない。宗教団体に限らずどんな団体も、「正式にこの候補者を支援する」と地域ごとに個別に決定するんです。その団体に属している人は、胸を張って一生懸命その人を応援するので、事務所の中でお手伝いしてもらったのに「知りませんでした」というのはちょっと無理かな、って思う。

―――鈴木エイトさんによりますと、「このアンケートは、ポーズに過ぎない」という分析です。

(鈴木エイト氏) そうですね、まずアンケートの案内に「党としては組織的な関係は一切ないことは既に確認済みでありますが」ってことで配布されています。「この8項目、これ以上のことは書くなよ」っていうことなんですよね。聞く事はもっとあるはずなんです。「事務所に秘書を受け入れているか」とか、「教団側に何らかの便宜を図ったであるか」とか。ですが、それ以上書いていないってことは、この8項目まではOKだけど、それ以上書くなよ、というメッセージだと思いました。

―――お金の話について「教会とわかってお金を受け取っていた議員はアウトなんじゃないか」とエイトさんは考えていらっしゃる?

そうですね、被害者のお金なので、そうとわかって受け取っていたらアウトだなと思いますね。先ほどのアンケートなんですけれど、自己申告制である以上、自分の首を絞めるようなことは書くはずがないんですね。であれば「この議員のことを知ってます」といった司法取引じゃないけど、密告的なものとか、何か他の議員について知っていることを書くとか、そういうこともしていいんじゃないかなと思いますね。

霊感商法対策検討会 鈴木エイト氏の評価は

―――8月29日夕方に初会合があった、霊感商法対策の検討会です。河野消費者担当大臣はスピード感を持って議論していただきたいと話しました、被害者の救済や被害の未然防止などを議論し、消費者庁YouTubeチャンネルにてライブ配信をするということです。メンバーは旧統一教会問題に取り組んでいらっしゃいます紀藤弁護士、元国会議員の菅野志桜里弁護士。エイトさんは検討会のメンバーはどうご覧になってますか?

はい。社会心理学の専門家マインドコントロールの第一人者である西田公昭(立正大学教授)さんも入っています。先日会って話を聞いたんですけど、座長の方もマインドコントロールについて造詣が深い方らしいです。人選的にはカルト問題、マインドコントロールについて詳しい人を揃えてきた、という点でかなり評価しています。

―――長年取材をしてきたという意味では、エイトさんが委員に入ってもおかしくないんじゃないかなと思ったりしましたが?

はい。それは残念なところではあるんですが、ジャーナリストをここに入れるってのはちょっとどうかな、っていうのがあると思うので、もし呼んでもらえればいろいろ話ができると思うので、ちょっと違った形で貢献していきたいと思っています。

―――メンバーの紀藤弁護士は「こういう機会に参加しておかなければ、問題解決の土俵にも立てない。自分をメンバーに選ぶことで、世間的なガス抜きを狙っている部分もあると思うので、巻き込まれないようにしなくてはならない」ということで、非常に客観的に冷静に俯瞰で見ていらっしゃるのかという気がします。

―――エイトさんによりますと、現在は献金の見返りとして物品を授けるというシステムです。信者が教会に献金して、教会から見返りに物を渡す、消費者契約ではない、売買じゃないんですよね。消費者契約ではない被害にどこまで踏み込めるかが課題ですということですね。

そうですね。以前であれば契約書もあったし領収書もあったんですね。消費者契約として扱いやすかったんですけど、現在の形はどこまで消費者庁として踏み込むのか、多分今度の会合は、その枠を踏み越えてやろうとしてるふしがあるので、その点は期待できるかなと現状では思います。

日本からの献金が北朝鮮に?旧統一教会の太いパイプ

―――そして、旧統一教会と北朝鮮の繋がり、1991年に文鮮明氏と金日成主席の会談が行われたというんですけども、エイトさんによると「共同事業を展開し太いパイプを築いていた。そして旧統一教会から北朝鮮に大金が流れた」ということです。そもそも旧統一教会は反共産主義を謳っているんですけども、そんな旧統一教会が北朝鮮と非常に深い繋がりがあったと。日本からも献金が北朝鮮へ渡っているそうです。1990年後半から2000年代初頭は、毎年1000億円ということですけども、これ、今でも日本からこの献金が北朝鮮に渡っているというふうに考えているんですか?

これは、直接北朝鮮ってことではなくて日本から韓国に渡っているお金ということで、その中のどのぐらいかの割合かで、北朝鮮に渡っている。合弁事業とかやっていましたし、いろんな支援もしていたので、そういう点からも回り回って、日本の信者の被害者のお金が北朝鮮に渡っていたってことはありうると思いますね。

―――第2次安倍政権以降、拉致問題解決の一つのカードとして旧統一教会を黙認していたとみられていると、拉致問題がここにもちょっと関わっているんじゃないかというのがエイトさんの見立てです。

そうですね、実際に金正恩氏から韓鶴子総裁に招待状が毎年届いているんですね。かなり北朝鮮との太いパイプがある、というところから日本の政治が、特に安倍晋三氏とかが当時、かなりこの北朝鮮カード、旧統一教会のカードを、何かしらの形で、政局なりが起こったときに自分の立場なり、もう、党内でカードとして使おうとしてたふしはあるんですよね。

「自業自得」はきつい言い方だと思うけど、リスクが高い職業だと言う事は理解するべきだと思う。もちろん、利益優先でなく、問題のある客は断るクラブはあると思うので全てが一緒とは思わないが、お金のためには目をつぶるお店はあると思う。
全てのお金を持っている人達が紳士であるとは限らない。客は綺麗な女性を期待しているわけだし、性的な関係を期待して通い詰める客は存在するわけだし、性的な関係を持つホステスだって存在するから、グレーな部分はあると思う。
風俗でなくても、女性の部分を武器として営業したり、モデル、受付に綺麗な女性、リングガール、コンパニオン、ミス○○は女性の部分を利用している。女性アナウンサーの容姿を考えても女性の部分を利用しているのは明らか。問題として取り上げられないが、問題と言えば問題。
メディアが世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題を取り上げてこなかったように、問題が存在するがメディアが取り上げないタブーはあると思う。元ロイター通信記者で国際人権NGOヒューマン・ライツ・ウォッチの笠井哲平氏がどのような活動をしているのか知らないが、この世の中、やらなければならない事はたくさんあると思う。笠井哲平氏はカルト教団と人権についてはどのような活動をしているのだろうか?

香川照之の性加害告発ホステスは「自業自得」 ひろゆき主張を識者が猛批判「典型的な二次被害」 (1/2) ()2/2 08/30/22(読売新聞)

 俳優の香川照之さんが東京・銀座のクラブでホステスに対して性加害に及んでいたと2022年8月25日発売の「週刊新潮」が報じたことについて、インターネット掲示板「2ちゃんねる(現在の5ちゃんねる)」開設者のひろゆきこと西村博之さんが被害者の自己責任論を訴えている。

【実際の発言】ホステスの「自業自得論」を展開するひろゆき

 この主張をめぐって、元ロイター通信記者で国際人権NGOヒューマン・ライツ・ウォッチの笠井哲平氏がツイッターで反論。ひろゆきさんもこれに反応し、ツイッター上で応酬が繰り広げられた。

■「『自業自得』な人権侵害なんて無い」

 週刊新潮は香川さんについて、19年7月の出来事として同店の個室で香川さんがホステスの胸部を触る、キスをするなどの性加害に及び、被害女性がPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患っていたことが判明したと報道した。

 香川さんは22年8月26日、毎週金曜日に司会を務める朝の情報番組「THE TIME,」(TBS系)の生放送で謝罪し「私自身、自らの行動をしっかりと深く反省し、自戒の念をきっちりと持って、改めてまた日々を務めていきたいと思っています」と反省の念を語っていた。

 ひろゆきさんは27日、一連の騒動を受け自身のYouTubeチャンネルで持論を展開した。「キャバクラってそういうところでしょ?」「だってある程度性的なものを売ってて、それで金もらってるんでしょう? 辞めたら?」などとホステス側の自己責任について触れる趣旨の発言をしていた。

 ひろゆきさんはツイッターでも同様の主張をし、以下のように投稿した。

「キャバクラなど風俗は、性的被害や嫌な思いをする事で高い給料が貰える仕事です。セクハラが嫌なら風俗で働くべきではないです。『他の仕事が出来ないので選択肢が無い』という人は生活保護をどうぞ。『キャバクラで働いても性的な被害を受けない』というのは嘘です」

 先述の笠井氏は29日、この投稿を引用し、「性暴力の加害者に対して『やめろ』と啓蒙するのではなく、被害者の職業選択に責任を回収してるところが典型的な二次被害。性暴力は犯罪であり人権侵害ですよ。職業によりリスクが高まるのは事実ですが、『自業自得』な人権侵害なんて無い」と猛反論した。

 ひろゆきさんもこれに反応し、「貴方のようなキャバクラや風俗に、性被害が無いと嘘を付く人がいると誤解をして性産業に入る人が出ます。一般飲食店は客が店員に触ったら通報します。風俗業界は我慢して客をいなすのが良しとされる所です。現実を無視して理想を語るのは被害者を増やす事になります。頭が悪いとわからないかな?」と反論した。

「襲われても守ってもらえない場所で被害に遭うのは自業自得」  笠井氏は「『貴方のようなキャバクラや風俗に、性被害が無いと嘘を付く』そんなこと一切言っていないですよ。むしろ『職業によってリスクが高まる』と踏まえた上で、被害者の職業選択に責任回収をするのは二次被害であると指摘したのです。頭が悪いとわからないかな?」と、ひろゆきさんが使った言葉を用いて皮肉った。

 ひろゆきさんはキャバクラ店で起こった過去の事件について触れ、「被害があっても周りは守ってくれない場所です。自分の身が守れない人は風俗に行くべきでは無い。ここまで書けばわかるかな?」と説明を続けた。

 笠井氏は「『被害があっても周りは守ってくれない場所です。』うん、であなたのように加害者の責任追及は放棄しつつ、被害者の職業選択に責任回収して自業自得論を展開する行為が二次被害だと言ってるんですよ。ここまで書けばわかるかな?」と反論している。

 これに対し、ひろゆきさんは「襲われても守ってもらえない場所で被害に遭うのは自業自得」などと重ねて主張している。8月30日11時時点で、この投稿に対する笠井氏からの返答はない。

 なお、ひろゆきさんの主張について、作家でタレントの乙武洋匡氏は29日のツイートで、「ひろゆきさんは決して『キャバ嬢には何をしてもいい』と言っているわけではなく、『現実にそういうヤバい客がいる以上、お金のために仕方なくやっている人がいるなら生活保護がありますよ』と、いつもの主張を繰り返しているだけだと解釈した。違ったらごめん」とまとめた。

 ひろゆきさんは乙武さんのツイートを引用し、「乙武さんの書いた通りなんですけど、読解力の少ない人が多い昨今です」とつづっている。

How to protect yourself from mind control techniques and cult recruitment (it’s not as far-fetched as you think)(Thriveworks)

Highlights

Brainwashing is an outdated psychological concept, but narcissistic cult leaders can still exercise extreme influence over smart, sane, “regular” people.
You can protect yourself from cultic mind control techniques by learning the warning signs and asking the right questions.
Destructive cults use love-bombing, isolation, and phobia indoctrination to overwhelm cognition.
Certain personality traits don’t make you more vulnerable to cults, but situational factors like loneliness and uncertainty can increase your recruitment risk.
Knowledge and awareness can empower people to resist psychological coercion.

Reviewer Author
Emily Simonian
Clinically reviewed by Emily Simonian, M.A., LMFT

Emily Simonian is a Licensed Marriage and Family Therapist (LMFT) who has direct training and experience working with family and relationship issues, as well as working with individuals. She also specializes in treating stress/anxiety, depression, and substance abuse, as well as self-esteem issues and general self-improvement goals.

U.S. Government Mind Control Experiments Hypnosis, LSD, and the Unabomber.(Psychology Today)

Robert D. Mather Ph.D. The Conservative Social Psychologist
Posted April 26, 2020 | Reviewed by Jessica Schrader
Project MKULTRA was the Central Intelligence Agency’s (CIA) mind control program that used LSD and hypnosis techniques to brainwash individuals. Theodore Kaczynski, also known as the Unabomber, was a participant in one of Henry Murray’s experiments at Harvard where Murray’s team bullied, harassed, and psychologically broke down participants. Henry Murray had previously worked for the CIA’s predecessor and may have been funded by the clandestine MKULTRA program.

A History of Ethic Breeches

Science has had its share of ethical breaches, often with populations that are vulnerable to exploitation (Davis, 2006). From 1932-1972, the Tuskegee Syphilis study recruited black men for syphilis studies (Amdur, 2011). Children in mental hospitals have been infected with hepatitis (Willowbrook Hepatitis studies of the 1950s), exposed to radioactive materials (Davis, 2006), and patients with compromised immune systems have been injected with live cancer cells (Jewish Chronic Disease Hospital Studies of the 1960s, Amdur, 2011). Reaction to incidents of this type led to the modern Institutional Review Board System, based on the principles of the 1974 Belmont Report (Amdur & Bankert, 2011; Bankert & Amdur, 2006).

The U.S. Government’s Secret Behavioral Research

The CIA reacted to reports of chemicals used for interrogations and brainwashing in the Soviet Union and the People’s Republic of China in the 1940s and 1950s. In response to this national security threat, they developed a series of programs including MKULTRA (Select Committee on Intelligence and Committee on Human Resources, 1977). From 1953-1964, the U.S. government conducted behavioral modification research on people in which they tested, among other things, the utility of hypnosis and LSD for clandestine purposes. (CBS Network, 1984; CIA, 1977; Select Committee on Intelligence and Committee on Human Resources, 1977).

Hypnosis is an attention-focusing, consciousness-related procedure that consists of an induction stage and a suggestion stage (Kassin, 2004). In the induction stage, a person’s attention becomes hyperfocused. In the suggestion stage, a person is open to suggestions made by the hypnotist. Hypnosis is sometimes used to treat phobias, stress, and pain (Zimbardo, Johnson, & Weber, 2006). Evidence shows that those who are hypnotized will not comply with suggestions against their will (Wade & Tavris, 2000).

Individuals differ in their susceptibility to hypnosis (Kirsch & Braffman, 2001). Solomon Asch captured a historical context of hypnosis with a discussion of how interest in hypnosis had been the catalyst for social psychology’s empirical research on more general suggestibility (Asch, 1952). The CIA’s PROJECT ARTICHOKE used sodium pentothal and hypnosis on participants in search of more effective interrogation techniques (Select Committee to Study Governmental Operations with Respect to Intelligence Activities, United States Senate, 1976).

The CIA’s MKULTRA program consisted of 162 secret CIA-backed projects at 80 institutions with 185 researchers (Eschner, 2017). Most of the records of the program were destroyed on the orders of CIA Director Richard Helms in 1973, but some that were missed in the destruction were found in 1977 (Select Committee on Intelligence and Committee on Human Resources, 1977). CIA Chemist Sidney Gottleib ran the MKULTRA program (Gross, 2019). The program was conducted specifically to have a structured way to finance the behavioral research related to brainwashing without drawing negative public attention or ethical questions from the mainstream scientific community. The studies examined brainwashing and interrogations and included field applications after laboratory studies.

What were some of these studies like? One theme is that many were devoid of informed consent and appropriate ethical oversight. Ewen Cameron attempted to erase memories by repeated electro-shock treatments, forcing months of drug-induced sleep, and repeatedly administering LSD to his patients in Montreal (Kassam, 2018). The drug commonly known as LSD (lysergic acid diethylamide), is a serotonin agonist that creates distorted visual perceptions (Carlson, 2010). Many of these patients came to the clinic to be treated for moderate depression and instead were subjected to months of horrific exploitation.

As part of the MKULTRA program, a CIA Agent hired prostitutes to slip LSD into people’s drinks and noted what happened through a two-way mirror (Zetter, 2010). In 1953, Dr. Frank Olson was given LSD by CIA agents without his knowledge and died as a result (Select Committee on Intelligence and Committee on Human Resources, 1977). CIA Agents administered LSD to other citizens they met at bars and elsewhere. The agents invited the citizens to “safehouses” in San Francisco and New York City where they were administered the drugs without consent.

Prisoners, terminally ill cancer patients, and American soldiers were also used for some of the studies, and some proposed studies sought to produce brain concussions with sound waves. Much of the research targeted the development of a “truth serum” that would facilitate compliance in an interrogation (Select Committee on Intelligence and Committee on Human Resources, 1977).

The National Institute of Mental Health funded some of the studies conducted on drug-addicted prisoners. LSD was administered to over 1,100 soldiers in the U.S. Army. (Select Committee on Intelligence and Committee on Human Resources, 1977.) According to the U.S. Senate’s Select Committee to Study Governmental Operations with Respect to Intelligence Activities (1976), “These experimental programs originally included testing of drugs involving witting human subjects, and culminated in tests using unwitting, non-volunteer human subjects. These tests were designed to determine the potential effects of chemical or biological agents when used operationally against individuals unaware that they had received a drug” (p. 385).

Harvard’s Unabomber

Another ethically problematic study was conducted by Henry A. Murray. Murray was a professor at Harvard University and had worked for the Office of Strategic Services (the predecessor to the CIA) during World War II. He wrote “Analysis of the Personality of Adolph Hitler,” which was the psychological analysis of Hitler that was used by the military. During this time, he also helped develop tests to screen soldiers, conducted tests on brainwashing, and determined how well soldiers could withstand interrogations. The interrogation studies included intense mock interrogations on soldiers as part of assessing the limits of their psychological breaking points (Chase, 2000). From 1959-1962, Murray conducted such interrogation studies on Harvard undergraduates (Chase, 2000). Theodore Kaczynski, who later became known as The Unabomber, was one of the 22 participants in Murray’s study, subjected to several years of interrogations designed to psychologically break the young man.

Conclusion

It is no wonder that Richard Condon’s 1959 book, The Manchurian Candidate, captured so much attention during the tail end of the MKULTRA program. A stream of other movies shortly after the 1977 Senate hearings touched on many citizen’s fears of government psychological abuse (e.g., The Secret of NIMH in 1982 and Project X in 1987). Lingering fears of hypnotic exploitation are found in characters like the Screenslaver in Incredibles 2 from 2018. An unethical study’s negative impact on the public perception of science is enduring.

マイルドなマインドコントロールでも長期間晒されると麻薬よりも副作用は強いケースはあると心理学の授業を取っていた時に読んだ資料か、本に書いてあった。
事実でなくても、何度も事実だと言われ続けると、事実でない事を事実を思い、記憶してしまう傾向があるらしい。高学歴や知的な人達はなかなか事実でないことを事実として受け入れないらしいが、いくらかの条件を満たすと、事実でない事を事実として受け入れるようだ。人間は自分を正当化する傾向が高いので、自分は悪くないと思うために、都合の良い事だけを信じたり、嘘を接着剤のように使って、事実を変えて記憶する傾向が高いらしい。長いスパンの中で、最後には記憶は正しいのだから、事実だと疑いもなく考えるようになるらしい。
このような環境を作り出すことが出来るのは、カルト集団やおかしな宗教集団になると思う。長期間のマインドコントロールは普通の環境では難しいと思う。
田舎で中年から高齢になるまで生まれて暮らし、田舎で育った両親を持つ人達が都会や外国での生活になじめない傾向が高い事を考えれば理解しやすいだろう。染まったしまったら、本人に変えたいと強い意志がなければ、簡単には変わらない。そして新しい環境には馴染めないし、苦痛や不快感を感じる傾向が高いと言う事。そして、人は変化に抵抗する傾向がある。いろいろな要因が重なるので、変わる、そして、変えるのは大変だと思う。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

ポコちゃま

鈴木エイト氏のように、統一教会の実態を暴くために地道な努力を重ねてきたジャーナリストの存在によって、特定宗教団体の現場が白日のもとに晒されるようになったと言っても過言ではないでしょう。

また、霊感商法などで法的責任を追及されている旧統一教会が「世界平和統一家庭連合」と名称を変更して現在も活動を続けていられること自体に違和感しか覚えません。言い方を変えれば、政権与党の議員たちと統一教会とが「ズブズブの関係」であったことの裏返しとも言えるのではないでしょうか。 いずれにしても、岸田首相は、フランスの「反セクト法」などを参考として、統一教会などに対する法律を整備する必要があると思います。

特定の宗教団体の「反日的」な教義などが、「特定の議員」を介して、日本の国政に影響を与えるような事態を阻止するべきです。

もちろん、政権与党の公明党も例外ではありません。


mor*****

紀藤弁護士もおっしゃっていたけど、もうハマってる人を引き戻すことがえらく困難で、それを踏まえると各々が接近を警戒できるように予防的な学習が大切ですよね。これ以上、不幸な人を増やさないために。

少々、過激かもしれませんが「彼らは薬物同様、友達のフリして近づいてくる。」とキャンペーンでも張って、世間が漠然と忌避する風潮を醸さないと、これからもハマる人が出てしまうのではないでしょうか。

人の弱みに付け込むやり方は日本人が最も嫌うことです。これからも追及の手を緩めず報道して欲しいです。


whk*****

もし、事件後、マスコミの掘り下げや鈴木エイト氏などが連日のように
深堀り証言を出すことがなかったら・・・
誰も政治家との癒着を報じなかったら・・・
安倍元総理の国葬をみた教団関係者や信者さんたちは、
「私たちの組織を支持していただいた安倍元総理は国を挙げ、国葬が
行われるほどの立派な方。安倍さんが総裁を称賛していただいた
ビデオメッセージを御覧なさい、日本国を代表する政治家たちとともに、
日本人は韓国にひざまずき、戦争の罪を償っていかなければなりません」
などといって金銭搾取、勧誘、信者引き留め、などの活動が続いていたと
思います。そう考えると空恐ろしいです。
この際、日本の膿を出して欲しい。
しかし、保守を標榜した政治家、安倍晋三氏と反日思想の教団のズブズブの
関係が次々と露呈する中、国葬との矛盾を感じる人は増えると思う。
政府は整合性を説明できないだろう。だからアンケートでお茶を濁す。

鈴木エイト氏 統一教会と“戦う取材”20年!「拉致してやろうか」と脅迫…自民の親密議員からは街頭で直接圧力 08/30/22(SmartFLASH)

 安倍晋三元首相(享年67)の銃撃事件から早くも50日が経過した。同事件で逮捕された山上徹也容疑者(41)は、犯行動機として「母親が統一教会に入信し、自己破産もして、家庭がめちゃくちゃになった」と供述。

【画像あり】1993年、山崎浩子さんの脱会に抗議するデモがおこなわれた

 これを受けて雑誌やテレビをはじめ、あらゆるマスメディアが、統一教会の霊感商法や合同結婚式をめぐる問題について報道するようになった。いまやすべての日本人が、統一教会の“専門家”を求めていると言っても過言ではない。

 古くは、1992年に女優の桜田淳子(64)や元新体操選手の山崎浩子さん(62)が合同結婚式に参加した際に世間を驚愕させたが、以降30年にわたり、教団の問題が衆目にさらされることはなかった。

 そんななか、一躍時の人となっているのが、長年にわたって統一教会と戦い続けてきたジャーナリストの鈴木エイト氏だ。いまやワイドショーで彼の姿を見ない日はないが、どのような戦いを繰り広げてきたのかは、あまり顧みられてこなかった。

 本誌のインタビューに応じた鈴木氏の言葉からは、幾多の圧力や、対面してきた闇の深さが垣間見える。

「2002年6月、テレビで旧統一教会の街頭勧誘の実態が報じられているのを見た翌日、偶然にも渋谷でまさにその勧誘の現場を目撃しました。それが、統一教会と僕が関わるようになったきっかけです。身内に信者もいましたし、街頭で信者と接しているうちに、マインドコントロールの構造そのものに関心が向かうようになっていったんです」

 そこに端を発する鈴木氏の統一教会との戦いは、20年に及んでいる。その間、自らの身に危険を感じることはなかったのか。

「当初から僕は、渋谷の街頭で教団の勧誘を阻止するという活動をしていたので、ずっとマークされていました。尾行もされたし、幹部らしき複数の人に『拉致してやろうか』などと脅されたりもしました。殴られたことも一度や二度ではなく、2007年ごろには、勧誘員の男に殴りかかられたこともありました。現行犯で警察に突き出そうと思って追いかけたんですが、さらにもう一度殴られて取り逃がしてしまいました」

 同じく統一教会問題を取材してきた藤倉善郎氏(48)が起ち上げた「やや日刊カルト新聞」に、創刊の2009年ごろから参加した鈴木氏。その後、2011年ごろから教団本部が全国の関連施設に配布したのが、鈴木氏を「要注意人物」として名指しした“指名手配書”だった。

「身長が間違っているし、写真が不細工すぎると教団本部の広報局に抗議の電話を入れて差し替えてもらいました。藤倉さんの写真は替えてくれなかったんですが(笑)」

 統一教会からのマークは今日にいたるまで続いており、自宅の周辺には不審な人物が現われるという。

「脅迫めいたことはいろいろありましたよ。宅配業者を装った人物が、『雨で住所が滲んで読めないので、住所を教えてもらえますか』と、電話で聞いてきたり。最近も、不審者が家のまわりをウロウロしています。統一教会の問題に関わり始めた当初、何かあると危ないと思って、服の下に防刃ベストを着るようにしていました。最近も、久しぶりに身に着けていますね。以前は一人暮らしでしたが、現在は結婚して家族がいるので、心配で地元の警察署には重点パトロールをお願いしています」

 さらに驚くべきことに、統一教会と密接な関係がある自民党のとある議員から、直接脅迫めいたことをほのめかされたこともあったという。

「ある自民党議員の街頭演説を取材したら、議員がわざわざマイクを外して、直接『〇〇さん、早く××の家に帰ったほうがいいよ』と告げてきたんです。ようは、私の本名と住所を知っているというアピールですよね」

 そんな脅迫が続くと、恐怖で萎縮してしまいそうなものだが、鈴木氏の語り口はあくまで軽妙だ。その点について鈴木氏は、「脅迫という行為には、常に滑稽さが同居している」と分析する。

「へんに恐れないで、笑い飛ばす対象にしたほうがいいんですよ。笑い飛ばすことで自分の体験を対象化して、教団の本質を見極めることができるので。それは、脱会者のリハビリでも同じです。それに、カルト問題を広く世間に知ってもらうには、笑いの要素もあったほうがとっつきやすい。

 それが、『騙される人がおかしいのだ』ですませてしまうような認識を、一般の人が改めてくれるきっかけになればいいなと思います。もちろん、笑いではすまされない深刻な問題もあるので、それはそれできっちり伝えていこうと思っていますが」

鈴木エイト 滋賀県生まれ 日本大学卒業。ニュースサイト「やや日刊カルト新聞」で副代表、主筆を歴任。新著『自民党の統一教会汚染追跡3000日』(小学館)は発売前から予約殺到の人気

週刊FLASH 2022年9月13日号

難しい問題。自由を強調すれば、失敗しても、お金の無駄遣いになっても、地方自治体の責任と考えるべきだと思う。
地方自治体のトップや職員幹部が私利私欲の目的で使う可能性だってある。地方自治を推進するのなら、自業自得で損を出した地方自治体を見捨てる覚悟で、そして、国民も覚悟して監視、見守るしかないと思う。
まあ、個人的にはイカが巨大なスルメイカのモニュメントの宣伝効果やニュースで取り上げられたことにより注目を受けて、イカが再評価された可能性が高いと思う。

「イカキング」の経済効果6億円、建設費の22倍…コロナ交付金「無駄遣い」の批判も 08/30/22(読売新聞)

 石川県能登町で盛んなイカ漁をPRするため、同町越坂の観光施設「のと九十九湾観光交流センター(愛称・イカの駅つくモール)」に作られた巨大なスルメイカのモニュメントについて、町は29日、約6億400万円の経済効果があったとする算出結果を発表した。税金の使い道や効果を疑問視する声もあったが、経済効果は建設費の22倍超に上った。

【写真】全長は13メートル、石川県能登町の巨大なスルメイカのモニュメント

 モニュメントは全長13メートル、幅9メートルの繊維強化プラスチック(FRP)製で、昨年3月に作られた。「イカキング」と名付けられ、訪れた人は写真撮影などを楽しんでいる。

 経済効果の算出は、同町ふるさと振興課が民間のコンサルタントに委託した。今年6月上旬~8月下旬、同センターに来た人を対象に訪れた理由をアンケート調査し、回答した439人のうち、約45%から「モニュメントが見たかったから」との回答を得た。さらに同所の内外での支出額も聞き取るなどして、モニュメントの経済効果を算出した。

 メディアに多く取り上げられ、宣伝効果もあったと分析。今月もSNSで1000件以上の投稿があったといい、一過性の話題に終わっていないとした。

 一方、建設費約2700万円のうち2500万円は、国から新型コロナウイルス対策として交付された地方創生臨時交付金(コロナ交付金)を充てた。当初、町民から「無駄遣い」との批判が寄せられ、海外メディアでも取り上げられた。

 同課の山下栄治課長は「建設費に比べ、非常に大きな効果があった。批判的な人からも一定の理解を得られるのでは」と話している。

失敗しない人間はいないと思う。ただ、失敗だと感じた時にいつ軌道修正するかと、最終的には運だと思う。ただ、人の話を聞いて思うが、一度以上、変な人間が寄ってくる人は本人が気づいていないけど、そんな人達を引き付ける、又は、そんな人達の注目を受ける発言や行動はある傾向があると思う。
今回のケースがどのようなケースなのかは知らない。ただ、人にやさしいと言うことは良い事に思われるが、誰にでもやさしくするとトラブルに巻き込まれるリスクが存在する事を理解した方が良いと思う。
人間、良い部分と悪い部分があると思うが、運が悪ければ悪い部分が致命傷となるケースはあると思う。彼女が人を見る目、又は、男性を見る目があれば、変な部分に気づいたかもしれない。運が良ければ、人を見る目、又は、男性を見る目がなるても、良い人に会えたり、知り合いや友達が良い人を紹介してくれる場合はある。運の部分は理屈とか努力ではどうにも出来ない。アメリカでは悪い男ほど魅力的で、真面目とか、おとなしい男は退屈と言う人は多い。確かに女性経験が豊富とか、いろいろな世界を知っている男性は魅力的だし、おもしろいと思う。人生や結婚に何を期待するのかを考えるべきだとテレビや本で言われる事は多い。日本でも相手に何を求めるのかを考える事は必要だと思う。ただ、頭で考える事と気持ちの部分で矛盾がある事があるのも事実。人によって何が正しいかは違ってくるし、何が許容範囲なのかも違ってくる。優先順位や犠牲にしても良い順位が違ってくる。失敗して学ぶ人達はいるし、失敗しても学ばない人達はいる。ある程度の経験やある年にならないとたどり着かない考え方はある。後は運しだい。
最後に自称・大学生の山本巧次郎容疑者は大学生ではなかったのか?

部屋で襲われた後にベランダから転落し、さらに路上で刺されたか 大阪・堺市女子大生刺殺事件 08/30/22(読売テレビ)



 26日、大阪府堺市の路上で女子大学生が交際相手の男に刺され殺害された事件で、女性は男に襲われた際、自宅のベランダから転落したとみられることが分かりました。

 逮捕された自称大学生の山本巧次郎容疑者(23)は、今月26日、堺市西区の路上で交際相手の大学生、大田夏瑚さん(当時20歳)を刃物で刺して殺害した疑いです。

 山本容疑者は調べに対し、「刺したことは間違いないが、殺そうとしたか思い出せない」などと供述しています。

 司法解剖の結果、大田さんの死因は心臓や肺などを刺されたことによる失血死でしたが、ろっ骨や骨盤などが折れていたことが新たに分かりました。

 山本容疑者は「被害者がベランダから飛び降りた」と供述していて、2人が一緒に住んでいたマンションの4階の部屋からは血の痕も確認されています。

 警察は大田さんが室内で襲われた後、何らかの理由でベランダから転落し、さらに路上で刺されたとみて調べを進めています。

「授業いつも一番前の席」技師目指した女子大生 “交際”男に殺される 一緒に買い物姿も…知人にDV相談 08/29/22(関西テレビ)



堺市で26日夜、大学生の女性が男に刺され、死亡しました。

男は女性の交際相手だと話していて、警察が犯行の経緯を調べています。

先週金曜日、堺市で20歳の大学生大田夏瑚さんが上半身を複数回刺され、搬送先の病院で死亡が確認されました。

警察はその場にいた、自称・大学生の山本巧次郎容疑者(23)を、殺人未遂の現行犯で逮捕しました。

警察の調べに対し山本容疑者は、大田さんは交際相手だと話しており、刺したことは認めましたが「殺そうとしたかは思い出せません」と供述しました。

放射線技師を目指していたという大田さん。夏休み初日の出来事だったといいます。

【大阪物療大学事務局長】

「いつも一番前に座って、一生懸命聞いてわからなければすぐ質問に来るという子だった。3年生後期になると10週間臨床実習に行く。臨床実習という現場で実際にみることになるので、さあこれからっていう時期」

山本容疑者の印象について、よく知る人は・・・

【山本容疑者の中学時代の同級生】

「すごくユーモアがあって、信頼って言うか面白いからみんながやってくるっていう感じだったのですごい人気者でしたね」

自宅周辺では、2人がよく一緒にいる姿を近所の住民が目撃していました。 【近所の住民】

「一緒に買い物出ていくのも見たし、入っていくのも見たしあれ同棲やったんかなって。半年以上前から(みていた)」

仲むつまじい姿を見せる一方で、別の住民からは。

【近隣住民】

「頻繁に部屋からドンドンドンという大きな音が聞こえていて、一度男性の怒鳴り声を聞いたことがあります」

さらに…

【大田さんの知人】

「もうちょっと時間があったら話を聞いてあげられたかなって、それだけが申し訳ないです」

こう語ったのは、被害者から相談をうけていたという知人。

【大田さんの知人】

「2年前には同棲をして付き合っていたと思います。最近は結構もめてて大丈夫かなって思っていました。お酒飲んだらDVされるって言っていました。最近は足に青あざがあったり顔がちょっと腫れてたり」

証言から浮かび上ががった2人の間の異変。

一方で警察には大田さんからDVの相談はありませんでした。

血痕は4階の被害者の部屋から続いていたことから、警察は山本容疑者が部屋の中で大田さんを襲った可能性もあるとみて捜査しています。

関西テレビ

田崎史郎氏さえも、国民が反対するから国葬を2億5000万円程度にするために、実際は、警察や外務省などに経費を負担させると言っていた。これが事実をぼやかすやりかたなので、警察が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の実態把握を本気でするとは思えない。
警備や民間セキュリティ関連にも仕事を出して、天下り確保の方が警察幹部や個人レベルではありがたいと思う。結局、お金だけではないが、お金は多くの人達には有効だと思う。

国葬「2億5000万円」の真っ赤な嘘 相次ぐ海外要人の「出席検討」でG20並みの警備なら「100億円超」も 08/29/22(SmartFLASH)

 8月26日、政府は9月27日に予定している安倍晋三元首相の国葬について、約2億5000万円を予備費から支出することを閣議決定した。

【写真あり】安倍元首相の通夜に神田うのや服部幸應ら芸能人が参列

 参列者の数は、吉田茂元首相の6000人を上回る6400人程度としており、すでに米国のオバマ元大統領やハリス副大統領、フランスのマクロン大統領らが出席を検討するなど、大規模なものになる予定だ。

 近年おこなわれた元首相の葬儀は、内閣・自民党合同葬が通例となっており、2020年の中曽根康弘氏では1億9300万円、 2007年の宮沢喜一で氏は1億5400万円の費用がかかった。

 吉田茂氏以来、“特別”におこなわれる国葬に対して反対の声は根強く、この2億5000万円を社会福祉にあてるべきだ、という意見も多い。

「しかし実際には、2億5000万円どころじゃ済まないですよ。下手をすれば、100億円を超えるのではないでしょうか」

と語るのは、政治部記者だ。

「2億5000万円というのは、会場を借りるお金や、遺影や献花台の設置などにかかる費用です。しかし、安倍元首相は警備の不備のせいで2発も銃撃され、亡くなったわけです。これまで以上に厳重な警備体制を敷くことになり、費用はかさむはずです。さらに、世界中の要人が訪れるとなると、宿泊する場所も手配する必要があります」

 では、それらを合算するといくらになるのか、

「東京新聞は、世界各国の要人が集った皇位継承式典関係費として、警察庁は警備費として28億5000万円、防衛省も要人輸送ヘリなどで2億5000万円、外務省も滞在費などで43億1000万円の支出があった、と報じています。これらを合計すると、じつに74億1000万円もの支出となりました。

 ほかに、2019年6月28日におこなわれたG20大阪サミットも参考になります。これには、概算要求で外務省が開催費用として247億円、警察庁は警備費として124億円を要求していました。また、政府は75億円を開催準備費として、実際に拠出しています。岸田首相は『国の公式行事として各国の代表を招く形式で葬儀をおこなうことは適切だ』などと、国葬を弔問外交の場としてアピールしていますし、賛成派もこの“利点”を強調する人が多い。しかし、国葬が弔問外交の場であるならば、なおさらG20などと同じような支出が必要になってきます。

 いずれにせよ2億5000万という数字は、国葬という“高額イベント”の氷山の一角に過ぎないのです」(同前)

 いっそのこと、どこかの宗教団体に巨額の寄付でもしてもらってはどうか。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

tya*****

安倍氏については、「統一教会の組織票を差配していた」とか、記事にある「イベントにメッセージを送った」とか・・教会との関係の深さがニュースになっている。また、同じ党内にいれば、教会との安倍氏の付き合いについて岸田氏が全く知らないはずもない。

本来、国葬の対象とするならば、このような団体の付き合い、関係について、調査をし問題はないということがわかったうえで、決定すべきである。党内及び閣内の調査に関する岸田氏の対応を見ていると、国葬の判断も、何もせずに決めたのだろう。

現在、多くの政治家と統一教会との関係がわかってきているが、安倍氏が中心的な役割を果たしていたこともわかってしまっている。こうした人物を国葬対象とした判断には違和感しかない。


yus*****

まさにそう思う。
今自民党が規制を始めてる旧統一教会。
その旧統一教会とハッキリ関わっていた安倍氏を何故国葬にするのか。

安倍氏は最長政権であったかもしれないが、モリカケ問題、旧統一教会問題など功罪相半ばである。

功罪相半ば、むしろ罪があるなら本来国葬に値しない。穢れなく清廉潔白で国の為に仕えた人が国葬に値する。 ただそんな人はいないと思うのでそもそも国葬の存在自体必要はないと思う。

功罪相半ばなので国葬は取りやめる、または自民党としては功績があったので自民党主催の葬儀を行う、ならまだわかる。

国民から反対の声が出ているのに、予算も不明瞭で、国会で審議せず、内閣だけでこのまま国葬として押し通すのであれば、大きな疑問がのこる。 またそんな大きな疑問を残すような内閣・政党は信頼はしない。

このまま国葬を実施して、予算が当初の2.5億を大幅に超えた時、どういう支持率になるのだろうか。


松竹梅干し

下村氏は世界日報の社長から献金を受けたということだが、政治資金規正法の 「外国人、外国法人、主たる構成員が外国人若しくは外国法人その他の組織からの政治活動に関する寄付を禁止」に抵触しないのかな?この社長は日本国籍?世界日報は事実上、韓国の宗教政治団体の旧統一教会の支配下にあるはず。もし、抵触しないのなら、政治資金規正法に穴があるということになるので改正が必要だと思う。
また、この団体は毎月1億円の政治活動費を使い無償の秘書提供や選挙ボランティアなどをしているが、現金でなければ記載する必要がないというのなら、この法律の穴だと思う。秘書代の相場で記載するような改定が必要じゃないかと思う。

統一教会の集中相談期間に総裁称賛の安倍氏「国葬」、この矛盾が通るのか (1/3) (2/3) (3/3) 08/29/22 (東洋経済オンライン)

 (作家・ジャーナリスト:青沼 陽一郎)

 来月27日に予定されている安倍晋三元首相の「国葬」におよそ2億5000万円を支出することが、26日に閣議決定された。費用は全額国費で、2022年度予算の予備費を充てる。

 安倍氏が銃弾に倒れた事件の背景に統一教会(現・世界平和統一家庭連合)があることが知れると、たちまち政治家と教団との関係が問題視されるようになった。関連団体の催しに参加したり、祝電を打ったり、統一教会系の新聞『世界日報』の取材に応じたことも非難され、政治家が詫びる事態にまでなっている。岸田文雄首相は自民党議員に教団との事実上の訣別を迫る。

 では、安倍晋三元首相はというと、昨年の9月、統一教会の創始者である文鮮明の妻で、現在の教団の総裁である韓鶴子が主宰する関連団体「天宙平和連合」のイベントにビデオメッセージを送って、こう明言していた。

 「韓鶴子総裁をはじめ、皆さまに敬意を表します」

 これを見た山上徹也容疑者(41)が、安倍氏を襲う決意をしたとされる。山上容疑者の母親が統一教会にのめり込み、多額の献金をして家庭が崩壊。教団への恨みが、安倍氏への殺意に置き換わっていく。

■ 教団と政治の関係でもっとも糾弾されるべきは安倍氏

 統一教会の被害者救済に取り組んできた全国霊感商法対策弁護士連絡会が公表しているところによると、統計を取りはじめた1987年から昨年までの34年間の被害件数は3万4537件、被害総額は1237億3357万5406円にのぼる。

 政府も「旧統一教会問題関係省庁連絡会議」を設け、初会合を今月18日に開いた。統一教会のいわゆる霊感商法などの不法行為の相談や被害者救済に、関係省庁が連携して取り組むためのもので、来月から1カ月程度、「相談集中強化期間」として集中的に相談を受け付けることを決めた。

 安倍氏が一命をもって統一教会の問題に火を着けて「国に殉じた」と言えば聞こえはいいが、そもそも教団と政治家との関係でもっとも糾弾されるべきは、安倍氏のはずだ。

 どうして加害者団体の首領を称賛する首相経験者を「国葬」にしなければならないのか、理解に苦しむ。いうなれば、日本国民を食い物にする日本の敵に味方して、宣伝にも使われたはずの人物に、国費を注ぎ込んで葬式を出す意味がわからない。安倍氏が自任したような保守政治家なら、それこそ「売国奴」と罵っているはずだ。

 しかも、その「国葬」が日本武道館で行われている最中に都内で、「相談集中強化期間」として政府が被害相談を受け付けていることになると、こんな間抜けな話もない。

 それもこれも、自民党や政府が安倍氏を含めた政治家と統一教会との関係を総括できていないことに一因がある。それどころか、統一教会が政治に影響力を及ぼしていないか、それすら曖昧のままだ。

■ 教団の名称変更、正式申請から短期間で認証

 そのあたりの疑惑なら、まだある。たとえば、教団の名称変更についてだ。

 統一教会は2015年に「世界基督教統一神霊協会」から現在の「世界平和統一家庭連合」に名称を変えている。教団は、1997年以降、文化庁に複数回にわたって名称変更の相談をしていたが、最初の相談から18年が経った2015年6月に初めて名称変更の正式な申請を行い、文化庁はわずか2カ月後の同年8月に認証を決定している。

 1997年に統一教会側から名称変更の相談があった当時、担当の文化庁宗務課長だった前川喜平元文部科学事務次官は、野党のヒアリングに応じて、部下の職員から報告を受けていたとして、こう語っている。

 「宗務課の中で議論した結果、実態が変わっていないのに名前だけ変えることはできないとして、認証できないと伝え、『申請は出さないでください』という対応をした。相手も納得していたと記憶している」

 「『認証できないから申請を受理しない』という方針を一転し、受理して認証したので、前例を踏襲する役所の仕事からすると、何らか外部からの力が働いたとしか考えられない」

 ここに関与しているとの疑惑を持たれたのが、当時の文部科学大臣だった下村博文氏だ。

■ 教団の名称変更、文科大臣の指示なし、報告だけ本当に認証されたのか

 下村氏は、申請が認められる以前の2013年から14年にかけて、統一教会系の「世界日報社」の月刊誌でインタビューに応じていて、16年には同社の社長から下村氏が代表の政党支部に6万円の献金があった。

 名称変更の手続きは、部長の決裁で済むため大臣には報告しないはずが、この時は担当者が当時の下村大臣に報告したとされる。

 下村氏は「世界日報社」の社長からの献金は認めたものの、認証とは関係がないと関与を否定。「文化庁の担当者からは『申請に対応しないと行政上の不作為になる可能性がある』と説明もあったと思う。私が『申請を受理しろ』などと言ったことはなかった」としている。  この疑惑について、8月5日に記者会見した当時の末松信介文部科学大臣は、「宗教法人法上、申請を受理するにあたって、形式上の要件以外を理由として拒むことは、行政上の不作為として違法性を問われるおそれがあると認識している」と説明。1997年に教団から名称変更の相談があったものの、18年が経った2015年に申請を受理したことについては「平成9(1997)年の相談は、結果として申請書の提出がなく平成27(2015)年まで申請してこなかった。平成27年に申請書が出された理由は承知していない」と語っている。

 当時の下村大臣に報告があがったことについては「社会的に注目度の高い法人だったので報告したもので、文部科学大臣が、政治的な判断を行ったものではない。当時の文化部長から確認しているが、下村氏から何ら指示などはなかった」と説明した。

 疑惑の解明はここで止まっている。

 では、なぜこの時期に教団は正式な申請を初めて行ったのか。大事なことを見落としている。

■ 「文部科学政務官」山本朋広氏の存在

 視線は当時の下村大臣に注がれるが、実はこの時の文部科学大臣政務官だったのが自民党の山本朋広衆議院議員だ。統一教会の総裁の韓鶴子を「マザームーン」と呼んで讃えた人物だ。

 2017年5月に教団が開いた「1万人集会」に来賓として出席。「日頃より世界平和統一家庭連合、世界平和連合の皆様には、我々自民党に対して大変大きなお力をいただいていますことを改めて感謝を申し上げたい」と挨拶した挙げ句に、「マザームーンにさきほど、カーネーションの花束をプレゼントさせていただきました」などと語り、その映像も拡散している。

 山本氏は2014年9月4日から2015年10月9日まで、政務官を務めていた。教団の申請と認証された時期と重なる。教団との蜜月ぶりは否定しようがない。

 ここまで掘り下げると、疑念は尽きない。政権与党として、教団との関係の見直しを議員任せにして、死亡した安倍氏については首相経験者でありながら、検証すらしようともしない。

 また、国会議員の秘書の問題もある。統一教会の会員が秘書となっているケースだ。

■ 統一教会との接点、安倍派議員に多い理由

 私が耳にしたところによると、自民党内でかつては主流派と反主流派に別れ、田中派が力を持っていた時代は、いまの安倍派は反主流派として、いわば冷や飯ぐらいだった。そうなると、優秀な秘書は主流派になだれ込む。反対に反主流派は人材に悩まされる。そこに統一教会の付け入る隙があった、というのだ。

 安倍氏の祖父の岸信介元首相と「反共」で結ばれた統一教会との蜜月関係。福田赳夫元首相も文鮮明を前にして「アジアに偉大なる指導者現る。その名を文鮮明という」とスピーチするなどしてきた。そんな歴史もあって、安倍氏側と統一教会のつながりは浅からぬものがあったはずだ。

 ただ、安倍氏が本当の保守であるのなら、日本国民を食い物にする「国賊」とは対峙しなければならないはずだった。それをなぜ表敬したのか。政治家としての姿勢も疑問視される人物を「国葬」にするならば、まずは問題点を総括することが求められる。

 それなくして、「国葬」を内閣府設置法に定めた内閣府の所掌事務の「国の儀式」にして、閣議決定だけですべてを推し進めて、あとは国民を従わせるだけなら、中国のような強権国家と変わりがない。共産主義は、統一教会すら嫌悪していることは、言を俟たない。

青沼 陽一郎

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題は解決はしないと思う。大きな結果が出ないのに行動することは個人的な経験からすると疲れる。良い結果が出るかもと思える、又は、思い込むことによって頑張ることは出来るが、良い結果が出ないとすごく疲労感を感じる。個人的な経験なので違う人達は存在するだろう。
だから全国霊感商法対策弁護士連絡会の紀藤正樹弁護士が動くことは良い事だと思う。もちろん、立場が違えば、うるさく、うっとうしい存在だと思っている人達は存在すると思う。
政治家達から、カルトの定義、許されるマインドコントロールレベル、法律の改正などが野党を含めて出てこないのは、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が政界に浸透している証拠だと思う。また、政界だけでなく、いろいろな業界や団体に触手が伸びていると思う。
イスラム教の過激な団体の事を考えれば、宗教の自由で何をやっても良いと考えるのは違うと思う。組織がある程度の規模や力を持つようになると、簡単には止められないと事を理解するべきだと思う。ロシアは宗教団体ではないが、規模や力が大きければ、止めることは難しい現実を理解できる良い例だと思う。止めれる時に止めないと、大きくなってからでは遅いことがある。中国にも関しても同じ事が言える。今の中国と30年前の中国では、同じ中国と言う国であっても、国の大きさは変わっていなくても、経済力や軍事力は比べられないほど大きくなっている。
日本は中国の顔色を気にしなくてはならない国になってしまった。解決できるときに解決しなければ、次の機会は無いかもしれない事を理解する必要はあると思う。

統一協会 報道機関“恫喝声明”の読み方 テレビマンは「マスコミは完全無視。彼らを恐れているのは」(1/2) (2/2) 08/29/22(ニッポン放送)

 8月21日、統一協会(現・世界平和統一家庭連合)が「異常な過熱報道に対する注意喚起」なる声明を発表した。教団に関する報道を続けるメディアに対し、過去からの関係を全面的に公表するというのだ。どうやら、それが脅しになると踏んでいるようだが、かつて統一協会の報道に関わった民放のテレビマンは、「当時とまったく一緒」と振り返る。

【写真3枚】マスコミに宛てた脅しとも取れる声明

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 声明の一部を抜粋しよう。まずは、過熱報道により教団が被害者になったという現状と、法人としての権利を訴える。

《現在、民放のワイドショーや報道番組、新聞・週刊誌記事を中心として、世界平和統一家庭連合(以下、当法人)および友好団体等に対する異常ともいえる過熱報道が続いております。/これらのメディア報道は、日本国憲法第20条で保障された「信教の自由」を無視した魔女狩り的なバッシング行為であり、当法人および友好団体等に対する著しい名誉棄損であると同時に、当法人の信者ならびに関係者に対する深刻な人権侵害に当たります。》

 過熱報道は視聴者に《差別・ヘイト感情》を生み、《その影響は信者家庭における離婚騒動や親子断絶問題にまで発展》しているという。ちなみに今回の声明文では、安倍晋三元首相を殺害した山上徹也容疑者の《親子断絶》には触れずじまいだ。

 その上で、こう訴えるのだ。

《仮に、当法人および友好団体等が、現在各種メディアで報じられているような「反社会的」で関係を持つことが許されないような団体だったとすれば、各報道機関はその調査能力を総動員して、過去から現在に至るまで当法人および友好団体等に全く関わらないように注意を払ってきた筈です。(中略)現在、各報道機関と当法人および友好団体等とのこれまでの関わり等について、過去に遡って詳細な調査を進めております。調査結果がまとまり次第、全面的に公表させていただく予定です。》

昔から抗議はあった
 桜田淳子らの合同結婚式をきっかけに統一協会が大きく報じられた1992年当時、番組制作に携わっていたテレビマンが振り返る。

「要は『お前らのところの社員にも、統一協会に関わっている者が少なからずいる。全部、こっちから公表してやるからな』ということなのでしょう。報道各社を壮大なブーメラン攻撃で自縄自縛にし、現在の報道を沈静化させたいのでしょう。しかし、例えば報道局長が統一協会の信者で、報道に手心を加えていたら問題ですが、それはない。メディアは統一協会を反社会的な団体と捉えたからこそ、総動員して取材に当たっているだけです」

 脅しとも取れる声明により、テレビの報道は変わるのだろうか。

「しっかりとした事実確認や真実性はもちろんですが、公共性と公益性に則った報道の自由、言論の自由という大義名分がありますから、どこも相手にしないでしょうね」

 92年当時も、こうした抗議があったという。

「今回の声名は統一協会のホームページで公表されていますが、92年当時はネットもスマホもなかったので、統一協会は報道各社に抗議文を送ってきました。時には、報道局長やデスクに面会を求めて、会社に足を運んできたこともありました。彼らの言い分としては、『我々はカルト集団ではなく、歴としたキリスト教系の宗教法人である。憲法で信教の自由は約束されている。そこをお間違いにならないよう』といったものでした。もちろんそれが報道されることもなかったので、一般の方はご存知ないと思います」

 今回の声明と大差ないが、教団から訴えられたことはなかったのだろうか。

過熱報道はPRにも
「当時の統一協会は、訴訟合戦になるような泥仕合は望んでいなかったようです。むしろ、たとえネガティブな報道であっても、統一協会が大きく報じられることを喜んでいるかのような節がありました」

 ソウルのオリンピックスタジアムで行われた合同結婚式には各局が乗り込み、参加者が教祖の文鮮明に向かい「マンセー!」と叫ぶ姿が大きく報じられた。

「五輪並の報道量となり、高視聴率も獲得しました。中でも日本テレビは、信者となった飯星景子さんを父で作家の飯干晃一さんと共に奪還するという報道で話題になりました」

 それが現在の日テレ系「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ制作)の統一協会報道につながっていることは、デイリー新潮「統一教会報道で名を上げる『ミヤネ屋』 他の番組にはマネできない秘密が」(8月5日配信)で報じた。だが、当時の報道は長くは続かなかった。

「94年には松本サリン事件、翌年には地下鉄サリン事件、そして教祖・麻原彰晃の逮捕と、オウム真理教の報道に変わってしまったため、その後の統一協会には誰も注目しなくなったのです。結局、92年の統一教会報道は、彼らのPRに手を貸してしまっただけではないかという自責の念に駆られることもあります」

 その後、統一協会は宗教法人の認可取り消しになることもなく、世界平和統一家庭連合へと名称を変更して現在に至っている。

自民党は動けない
「手を替え、名も変え、自民党に忍び寄った結果が、萩生田光一政調会長に象徴されるのかもしれません。彼だって統一協会であることは当然知っていたとは思いますが、真如苑や立正佼成会などの宗教団体との関係を公言している議員もいますからね。『壺はもう売ってない』程度のノリで付き合っていたのかもしれません」

 票にさえなれば、なんでもやるのが今の政治家だ。

「統一協会の目標は、創価学会のようになることかもしれません。学会を支持母体とする公明党をつくり、自民党と組んで政権与党に成り上がった。統一協会が政党を作るのは難しいとしても、自民党議員をバックアップすることで政界での影響力を行使したかったのでしょう。こんなことを言うと、『一緒にするな』と公明党が怒りそうですが、霊感商法は論外としても、同じ宗教法人である創価学会と統一協会が政治家を支援することは何が違うのか、説明は難しいのではないでしょうか」

 統一協会との関係を断つと宣言する自民党議員も出てきたが、

「そう簡単じゃないと思います。統一協会だって馬鹿じゃない。これまで選挙などで、どれくらい協力してきたか、記録に残していると思いますね。仮にそうしたものが全部暴露されたら、国会議員は終わりじゃないですか。それを分かった上で、今回の声明を出しているとみるべきでしょう。それくらい彼らは強かですよ。ですので、自民党議員が教団との関係を自ら調査して、完全に決別するなんて無理だと思います。《調査結果》の公表を一番恐れているのは、報道機関ではなく自民党議員でしょうね」

デイリー新潮編集部

新潮社

現行の法律や規則では世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題には対応出来ないと思う。
ただ、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の信者であることや世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係を隠すような行動を取らなかったら今回のような展開にはならなかったと思う。
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の思想が自分の考えにあっているから接点を持っているとどうどうを言えばよいと思う。それで有権者が投票し、選挙で勝ったのならそれは民主主義のシステムの中で選挙で勝ったのだから問題ないと考えるしかないと思う。
世界を見れば、宗教によっては価値観や教えがかなり違う。キリスト教であってもカソリックとプロテスタントでも違う。中絶容認か、中絶禁止かの違いがある。
宗教の違いにより、戦闘や殺し合いだって起きる。宗教の自由は理想的だが、宗教次第では問題の種になる可能性はある。アフガニスタンの状況が良いのか、悪いのか、わからない。信じている宗派の教えを守っているのなら、仕方がない事なのかもしれない。多くの人が苦しもうが、やり方に反発して殺されようが、仕方がないのかもしれない。イスラム教の国でも、比較的に、イスラム教でない国と上手く付き合っているケースはある。ただ、キリスト教の西洋の考え方とイスラム教の考え方に違いがある以上、どちらかの考え方を基準とすると、一方がおかしいと言うことになる。どちらが良いか悪いのか決められないのであれば、同じ宗教の人々の国である方が暮らしやすいと思う。多様性とは言うが、共存できる宗教と他の宗教とは共存は難しい宗教がある事を理解するべきだと思う。綺麗ごとは将来の対立を生むだけだ。距離が必要であるケースがある事を理解する方が良いと思う。

大阪維新の会“元大阪市議会議長”が統一教会信者になったワケ 08/29/22(FRIDAY)

「(旧統一教会に)入ったのは大学2年ぐらいのときです。ミッションスクールにいたので、必修科目にキリスト教学というものがあったんです。話を聞くなかで、(旧統一教会の)聖書解釈というのが、私には一番しっくりきた」

【画像】マザームーン山本議員ほか、旧統一教会 ”濃厚接触議員”の面々

そう語るのは、大阪維新の会に所属する大阪市議・大内啓治氏(71)。大内氏は関西学院大学卒業後、自民党議員の秘書になった。’99年に大阪市議に初当選し、’11年には大阪市議会議長も務めた。議員歴は20年を超える重鎮だ。

「才気あふれるタイプではありませんが、人当たりがよく、敵が少ない。市議ではありますが、維新草創期からのメンバーであり、松井一郎氏も信頼する議員の一人です。そんな大内さんが旧統一教会の信者だというのは、維新の関係者の間では知られた話です。ブログに教会系の催しの写真を載せるといったことはしませんが、『夫妻で非常に信心深い信徒』と言われています」(維新の会関係者)

大内氏を直撃すると、こう話した。

「(妻とは旧統一教会の合同結婚式で出会った?)はい、そうです。妻は私より4歳年上で、日本人です。山上(徹也)容疑者については、非常に頭がいいんだと思いますね。本来の目的は『ここ』なんだけど、安倍(晋三)さんを撃つことで、『ここ』にテロを起こしたのと同じ効果が生まれる」

大内氏は本誌の取材に「(旧統一教会とは)もう縁を切っています」と言う。前出・維新の会関係者が語る。

「党内ではいまだに『ガチ信者』という認識です。最近、政治と旧統一教会の問題がクローズアップされると、大内さんは急に『実は政治家になる前に脱会していた』『次の選挙で引退する』と言い始めたのです」

本誌の直撃に対しても、「日本と韓国は世界にとってのお父さんとお母さん」「共産主義という〝悪い子供〟がいる」など、いまだに旧統一教会の教義を信じているとしか思えない発言も飛び出した。

大内氏は「党には報告していない」と言う。しかし、政治と旧統一教会のズブズブな関係がこれだけ取り沙汰されているいま、きちんと説明責任を果たすべきではないか。

『FRIDAY』2022年9月2日号より

FRIDAYデジタル

下記の内容の50%以上が事実であれば警察の適切な捜査は世論次第で、自民が力を持っている以上、どれだけ適切に近い形で捜査が行われるのかが焦点になるだろう。
政治家達やメディアとの世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の接点を考えると、警察内部や警察幹部との接点はあると考える方が普通だと思う。
警察官の不祥事を考えると、お金や女で動く警官達は存在すると思うので、弱みを握る、または、信者にしてしまうことで世界平和統一家庭連合(旧統一教会)のために動く人間が警察内部にいても不思議ではないと思う。

統一教会「霊感商法事件」捜査の深すぎる闇 司直の手はなぜ教団本体に届かなかったのか (1/4) (2/4) (3/4) (4/4) 08/28/22 (デイリー新潮)

 統一教会(註)が日本で巨額の資金を調達していることに、改めて大きな注目が集まっている。特に問題となっているのが、霊感商法だ。「あなたの不運は、地獄で苦しんでいる先祖の霊が原因」などと無辜の市民を不安に陥れて、高額商品を買わせる。犯罪性が極めて高いことは言うまでもない。

【写真】車イスに乗り、こちらを睨みつける桜田淳子。「神の真理こそが、人間の問題を解決できるもの」と発言していた(1993年4月撮影)

 ***

 今もなお霊感商法による深刻な被害が発生している。一体、警察は何をしているのか。無為無策で、跳梁跋扈を許しているだけなのだろうか──。

 いや、そうとも言えない。2000年代に警察は、統一教会を霊感商法の問題で一斉捜査。マスコミも大きく報じたことがある。

 2009年5月、福岡県警は韓国籍で60代の女を、特定商取引法違反の容疑で逮捕した。容疑者は健康器具・印鑑販売会社での勤務実績があった。

 容疑者は福岡市内に住む50代の女性を「先祖の因縁が深い。運を開くためにあと2つの水晶彫刻が必要。購入しなければ地獄に落ちる」と脅し、約300万円の売買契約を結ばせた。

 県警の取り調べに容疑者は統一教会の信者だと供述。県警は教会施設を家宅捜索し、パソコンなどを押収した。ちなみに統一教会はマスコミの取材に対し「販売会社と教会は無関係」としらを切り通した。

 毎日新聞は同年5月7日の西部版夕刊に「霊感商法:統一教会福岡を捜索 自称信者、“開運水晶”販売容疑で逮捕――県警」の記事を掲載した。

政権交代の影響

 この記事では、特定商取引法違反容疑で統一教会の関連施設に家宅捜索を行うことを《異例》とした上で、他県でも類似の捜査が始まっていることを伝えた。

《長野県警や新潟県警が印鑑販売などの特定商取引法違反容疑で会社社長らを逮捕するなど、摘発を強化する流れにある》

 担当記者は「報道されただけでも、他に大阪府警が捜査を行いました」と言う。

「福岡、長野、新潟、大阪の4府県警はいずれも、統一教会の関連団体が霊感商法で高額な印鑑を売りつける事案を摘発しました。警察庁が指揮を執り、各府県警が連携していたのは明らかでした」

 更に興味深いのは、逮捕に踏み切った時期だ。当時の首相は麻生太郎氏(81)だったが、この年の8月に行われた総選挙で自民党は敗北、下野することになる。

「警察は以前から内偵を続けていましたが、まさに民主党政権が誕生する直前、統一教会の強制捜査に乗り出したのです。現在、自民党と統一教会の密接な関係が問題になっているのはご存知の通りです。警察は国政の状況も睨みながら、捜査の指揮を執っていたことが分かります」(同・記者)<

信者獲得の手段  そして同年6月、“本丸”である警視庁が動く。警視庁公安部は11日、東京都渋谷区の印鑑販売会社「新世」の社長ら7人を、特定商取引法違反の容疑で逮捕した。

 朝日新聞は同日の夕刊に「不安あおり印鑑販売容疑 統一教会関与か 社長ら逮捕」の記事を掲載した。

 この記事によると、容疑者らは渋谷駅前で勧誘した女性5人に姓名鑑定を受けさせ、「先祖の因縁が家族に出ている。このままでは家族が不幸になる」などと不安を煽り、最終的に1本16~40万円の印鑑13本(被害総額416万円)を売りつけたという。

 他にも、警視庁公安部の捜査結果として、「新世」の売上が2000年から09年までの間で約6億7000万円に達したという驚きの金額を伝えている。これが全て統一教会の“富”となったのだ。

「『新世』は霊感商法で巨額の利益を得ていただけでなく、信者獲得の手段としても霊感商法を利用していたことが判明しました。家宅捜索で信者獲得のためのマニュアルが押収されたのです。印鑑の購入者を『ビデオフォーラム』と呼ばれる統一教会への勧誘施設に連れて行き、教義を教えるビデオを見せたりしていました」(同・記者)

会長交代

 女性販売員の信者5人が各100万円の罰金、社長ともう1人が起訴された。全員が統一教会の信者であることを認めたという。

 更に同年7月、朝日新聞が「給与名目で信者へ数千万円振り込み 統一教会にう回献金か 印鑑商法事件」のスクープ記事を報じた。

「記事は、『新世』が約100人の信者に給与名目で年7000万円を払っていたという内容でした。うち約70人は、会社での勤務実態はなかったそうです。100人の信者は名目上の給与を受け取ると、全額を統一教会に寄付して献金していました。朝日新聞の報道により、『新世』と統一教会が不可分な関係であることが浮き彫りになったわけです」(同・記者)

 朝日新聞の記事が出てしばらくすると、日本統一教の会長が辞任を発表した。『新世』と統一教会との関係は認めなかったが、信者の関与を謝罪した。

「当時、全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)の調査で、日本統一教会の実権は韓国人幹部が握っていることが分かっていました。日本人会長の交代は、いわば“トカゲの尻尾切り”でしかなかったのです。後継の会長は国際勝共連合の理事長を長く務め、政界に深い人脈を持っていることで知られていました。危機感を覚えた統一教会が新会長の政治力に期待したことがよく分かります」(同・記者)

捜査終結

 東京地裁で初公判が開かれたのは09年9月10日。既に政権交代は実現しており、同月16日から鳩山由紀夫氏(75)を首相とする内閣がスタートする予定になっていた。

「検察側は冒頭陳述で、霊感商法は統一協会の宗教活動であり、最終目的は信者にして全財産を献金させることだと指摘しました。全国弁連も評価するほど踏み込んだ内容で、関係者の間では、『この刑事裁判を足がかりに、統一教会本体に対する捜査が行われるかもしれない』と期待する声も出ました」

 東京地裁は11月、『新世』の社長に懲役2年執行猶予4年、罰金300万円の判決を下した。

 裁判長は、《信仰と混然一体となったマニュアルなどによって違法な印鑑販売の手法を販売員に周知させていた》、《相当高度な組織性が認められる継続的犯行の一環》などと厳しく指弾した(註2)。

 霊感商法を特定商取引法違反で摘発した刑事事件で、統一教会との関連性を認定した初めての判決となった。警察や検察だけでなく裁判所も、統一教会の反社会的活動を強く問題視したことが分かる。

 統一教会は控訴せず、判決が確定した。だが、その後、捜査の手が先に伸びることはなかった。

政治家の介入

 統一教会の本部に家宅捜索が入ったり、教団の日本人や韓国人の幹部が取り調べられたりすることもなかった。

「歴史にイフがない」と言われることは分かっていても、もしあの時、統一教会の幹部に捜査のメスが入れば──と考えてしまう人は少なくないだろう。

 当時の捜査をよく知る全国弁連の山口広弁護士は、「現在の観点から、警視庁の捜査に対し様々な意見が出るのはもちろん理解できます」と言う。

「しかし、捜査を間近に見ていた人間としては、警視庁の捜査に驚いたことも事実です。極秘資料が家宅捜索で見つかり、統一教会が霊感商法の指揮を執っていたことが白日の下に晒されました。東京地裁の判決も、統一教会を断罪する厳しい内容でした。捜査機関や裁判所が本気になれば、これほどの成果が上がるのだと実感したものです」

 だが、それ以上は捜査が進まなかった。山口弁護士によると、複数の要因があるという。

「民主党政権下とはいえ、やはり警察に顔が利く政治家の介入はありました。こういう場合、世論のバックアップが鍵になります。マスコミは捜査を大きく報じましたが、率直に言って、世論の反応は鈍かったと思います。2000年代は『統一教会は過去のもの』と考えている人も少なくなかったのです」

地裁判決の価値

 1992年に桜田淳子(64)が合同結婚式に出席した時、日本のマスコミは連日のように統一教会の問題を報じた。

 だがその後、オウム真理教が数々の凶悪事件を起こした。そのため2000年代に入ると、統一教会への関心が相当に薄れていたのだ。

 2009年11月に東京地裁が有罪判決を下しても、その後、捜査機関の動きは鈍かった。そして12年12月16日、総選挙で民主党は大敗する。

 同月26日に安倍晋三氏(享年67)を首相とする内閣がスタート。統一教会に対する捜査が“これで終わる”と考えた関係者は少なくなかった。

 しかし山口弁護士は、だからこそ今、東京地裁の判例に光を当て直すべきだと指摘する。

「今も統一教会による霊感商法で被害が生まれています。過去の話ではないのです。警察が捜査を行うにしても、メディアが統一教会の問題を追及するにしても、2009年の東京地裁判決は様々な示唆を与えてくれるはずです」

註1:現在の名称は「世界平和統一家庭連合」だが、本稿では「統一教会」とした。

註2:新世の印鑑販売、社長に有罪判決 東京地裁「信者獲得目的」(朝日新聞:2009年11月11日)

デイリー新潮編集部

新潮社

オウム真理教で知られるようになったマインドコントロールを理解して、どの程度までの行為や環境は法律で許されるのかを宗教法人に関係なく定義して、明確する必要があると思う。関連法律が出来ても、白黒を判断するのは難しいし、マインドコントロール下の人達の発言が本心なのかを判断するのは難しい。人間は嘘を付く。しかし、それでも関連法律、カルトの定義、マインドコントロールの定義は必要だと思う。
アフガニスタンで行われている事はイスラム教だからと理由で日本で許されるのか?宗教法人として認められたら、良いのかと思う。また、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に変更が可能になった経緯や文化庁の記録がない点などおかしな点がある。宗教法人と認められた後、何をしても良いのか?多くの国会議員が接点を持っている環境で適切な対応が取れるのか?森友学園や桜を見る会では、いろいろな事がうやむやになっている。

太田光、自民党の旧統一教会の関係調査で岸田首相に疑問「統一教会は反社だって確定するんですか?って聞きたい」(1/2) (2/2) 08/29/22(スポーツ報知)

 TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜・午前9時54分)は28日、政治家と旧統一教会との関係について特集した。

 番組では今回の問題で自民党が26日にすべての所属国会議員に教団側の会合出席や選挙支援を受けたことがあるかなど8項目のアンケートを配布。教団との関係が深いと判断された場合は氏名を公表することを伝えた。

 スタジオでは、こうした調査を受け出演者が旧統一教会と政治家とのかかわりについて議論。その中でMCで「爆笑問題」の太田光は「今、この場でもいわゆる統一教会との関係があったことはいけないことだという前提になっているけど」とした上で「とにかく関係を絶つんだって岸田さんも言っている。だけどこれってじゃあ統一教会は反社だっていうことを確定するんですか?って僕は岸田さんに聞きたいんです」と明かした。

 続けて「だって今の段階では宗教法人で認められた宗教なわけで。このまま関係、どんどん調査していきますってまるで暴力団との関係と同じですよね。この先に行くと反社であるっていうふうにみんながこうやって思うわけじゃないですか。そうするとその信者たちは、まるで暴力団の組員のように見られちゃう。その人たちは、何の悪意もなくただ信じてやっている人たちはいっぱいいるわけですよね。その人たちはどうやって救済する?すごい偏見な目で見られちゃうわけで」と指摘していた。

 さらに「岸田さんは旧統一教会をどういう団体だと思っているのか、まず明確に説明しないと他の議員もみんな混乱する」とコメントしていた。その上で関係のあった政治家へ「自分たちは、今まで関わってきたけど本当に正直に言うならば、ここは反社じゃないからいいじゃないかっていうべきなんだ。そこの議論はみんなしないと。統一教会のもちろん霊感商法やなんかあるそれは商法的には間違っているかもしれないけど、教え自体が間違っているとは誰も言えないわけで、人が信じているものを。それがバァっと盛り上がっちゃうわけじゃないですか。そこが危険な気がしている」と明かしていた。

報知新聞社

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に関してカルトの定義とマインドコントロールとの関係について調べる必要がある。その調査で宗教団体、そして、一般団体に対する規制を設置するべき。
国、文化、そして宗教が強く結びついているケースは少なくない。育った環境が既に洗脳のようなケースはあると思う。だから他の国に関しては容認するしかないと思うが、自国の規制や法律は世論や国民の考え方で変えることは可能だと思う。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が政治家達との親密な関係を気づいてきたのは、規制逃れが目的だったかもしれないと思う。時間をかけて根付いた関係やスタイルは直ぐに、そして、簡単にはなくならないと思う。
例えば、宗教の自由を大義名分にして、宗教トップの命令や指示で動いているのに、信者が自分の意志で動いていると言われれば、どうにも出来ないのが現状だと思う。その意味で、カルトの定義とマインドコントロールとの関係について徹底的に調べる必要があると思う。
ある例は下記の記事だと思う。このような事が許せば、第二次世界大戦のような事が起きると思う。つまり、徐々に周りや社会の空気が変わって行き、止めることが出来ない環境に変化すると言う事。

田崎史郎氏、政治家と旧統一教会の関係で私見「政治家側には応援を拒否する自由というのはないんです」 08/24/22(スポーツ報知)

橋下徹氏 旧統一教会と政治のかかわりに私見「全部排除は気持ち悪さを感じる」 08/27/22(東スポWeb)

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が27日、「NewsBAR橋下」(ABEMA TV)に生出演。政治家と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関わりついて持論を述べた。

 現在、旧統一教会は与野党さまざまな議員との関係が指摘され、自民党も所属国会議員に、旧統一教会との関係を問うアンケートを配布する事態となった。

 橋下氏は「統一教会の広告塔になるようなかたちというのは、絶対政治家はやめるべき」とした上で「ただ、違法不正をやっていない純粋にその宗教、それを信じてる人が慈善活動ということで熱心に活動していることに関しても、全部叩いている。政治家がそこを拒絶ってことになると、民主政治への参加を拒絶することになる。僕は自民党の国会議員にはダメなものはダメだけど『関与を全部排除するというのはかえって信教の自由とか、信者さんを差別することになるんじゃないか』ということは言ってもらいたい」と呼びかけた。

 さらに自身が出演する情報番組なども「一斉に統一教会バッシングになっている」と指摘。「もちろんダメな部分はダメなんだけど、政治家側も〝臭い物にふたをする〟みたいな感じで、全部排除っていうのはちょっと気持ち悪さを感じてる」と感想を語った。

東京スポーツ

国葬より政界のカルト除染が先 壺の沼に国民を巻き込むな 萩生田光一は更迭でよろしく 08/27/22(長周新聞)

 自民党とカルト教団・統一教会(世界平和統一家庭連合)との持ちつ持たれつの深い関係性が、安倍元首相銃殺事件を契機に芋づる式に明るみに出ている。国の中枢を司る行政府が丸ごとカルト宗教に冒されていたという笑えもしない仰天事実だが、それはタブーとして触れられてこなかっただけで戦後何十年も半ば公然とくり広げられてきた。少しばかり関係していたというよりも初めから一心同体といえるほど歴史性をもった深い因縁がある。多くの人々にとっては知り得ようのない魑魅魍魎の世界ではあるが、この国の為政者たちが、誰を見て、誰のために政治をやっているのか、憲法改定をはじめとする諸政策が目指す方向性とも深くかかわっている。人々を欺いてきた戦後政治のタブーを引きはがし、抜本的にメスを入れることが求められている。この間、明らかになった事実をもとに記者座談会で論議した。

人の不幸の上に築いた権力構造

 A 安倍晋三の銃撃事件から1カ月半余りが経過した。当初は、「一強」とか「戦後最長の総理」と崇められ、退いた後も政界の「キングメーカー」として振る舞うであろうと思われていた人物が、思いもよらないあっけない終わり方をしたものだから世間は騒然としたし、メディアも「悲劇の元宰相」として神格化キャンペーンに熱をあげて追悼ムードを演出した。

 だが、犯人である山上某の銃撃動機が、安倍晋三の政治信条への反発や安倍本人への直接的な恨みではなく、家庭を蝕み崩壊させた統一教会への私怨を拗らせたものであり、「(安倍晋三が)現実世界で最も影響力のある統一教会のシンパ」(山上)であることも「思い込み」ではなく、祖父の岸信介と教祖・文鮮明の時代から親子3代にわたってズブズブの関係にあったことや、さらには統一教会は清和会(安倍派)を中心に自民党との濃厚な関係を築き上げ、自民党にとって重要な存立基盤となっていることが白日の下にさらされ、銃撃事件の背景だけにとどまらず、近年の安倍一強や右傾化なるものの根底にあったものまでがズルズルと引きずり出されてきた。




第2次岸田内閣の面々



 首相側近をはじめ、防衛大臣、文科大臣、経産大臣などの閣僚、反社組織を取り締まる国家公安委員長にいたるまでが統一教会と浅からぬ関係を築いており、選挙で教団組織や信者たちから献身的な支援を受ける見返りに、教団が望む名称変更(統一教会であることをカモフラージュできる)を許可したり、多数の被害者を生み出している霊感商法や家庭を破産させるほどの法外な献金ノルマなどの違法活動の摘発をせず、野放しにしてきた。取り締まるどころか教団の各種イベントの実行委員長になったり、韓鶴子総裁を「マザームーン」と崇め立てて花束を贈呈したり、安倍晋三みたく教団を全面的に支持するメッセージを送ってみずから広告塔になっていたのだ。異常であるがゆえにタブーとされてきた両者の契りが、近年はむしろそれを誇示するように公然とおこなわれていたわけだ。いまや閉じてきた壺のフタが吹っ飛んで、ズブズブの壺の中身が丸見えになってしまった。

 B 当初、自主規制を敷いたメディアは「(統一教会といわず)特定の宗教団体」とか「犯人の思い込み」と真相をぼかしていたが、霊感商法や献金被害者の救済にとりくんできた弁護士やカルト研究者たちが暴露した政界汚染が広く知れ渡ると、雪崩を打つように統一教会と自民党との関係性を報じるようになった。「安倍一強」のもとで数々の不祥事を積み上げてきた清和会からのシフトチェンジの力も働いているようにみえる。NHKは最後まで統一教会を名指ししなかったが、「NHKも相当に壺に毒されているのではないか?」との世間の疑念を膨らませ、慌てて方針転換した。それでもまだ腫れものに触るような報道に終始している。

 C 世間一般からすればドン引きもいいところだ。むしろ怒りに変わっている。「マザームーン」「真の父母様」あたりから、追悼ムードはサーッと潮が引くように沈静化したし、8月頭の世論調査(共同通信)では「国葬」実施に「反対」が過半数をこえ、統一教会と政界との実態解明が「必要」が80%以上にものぼった。

 これまで統一教会といっても、70~80年代に各地の大学ではびこった原理研究会(サークルを装った布教活動)とか桜田淳子の合同結婚式などが社会問題になった時代を知らない世代としては、数ある怪しげな新興宗教の一つくらいの認識しかなかったが、今でも全国に数万人もの信者を抱え、教団の内部資料で1999~2008年までだけ見ても、日本の信者から年間600億円もの献金を韓国の教団本部が召し上げていたというのだから驚かされる。一般信者だけでなく、企業ぐるみの一大コンツェルンができあがっているのではないかと思うほどの巨額献金だ。

 山上一家のように家庭内の不幸につけ込まれて入信させられ、「この世の不幸は地獄にいる先祖からのメッセージ」「地獄で苦しんでいる先祖を救うために徳を積め」と献金を迫られ、身ぐるみを剥がされて家計も家族関係も破綻するような家庭がゴロゴロしていることも弁護士たちの発信によって顕在化した。

 教義でも、旧約聖書になぞらえて「韓国はアダムの国、植民地化をやった日本は(禁断の果実を食べた)エバの国であり、エバはアダムを支えなければならない」と説き、日本の信者からむしりとれるだけむしりとって韓国や米国の教団支部に配分して世界的な布教戦略を展開していたわけだ。これを「日本をとり戻す!」「戦後レジームからの脱却を!」と声高にいってきた自民党や安倍界隈が崇め奉り、さまざまに便宜を図ったり、二人三脚で選挙をやってきたのだから、いい加減にしろ! と思う。よくいえるものだ、と。

日本の右傾化の推進役 自民党と統一教会

 D 矛盾だらけで、にわかに理解しがたいものがあるが、統一教会の成り立ちから探れば、韓国では親米独裁政権を敷いた朴正煕(岸信介と満州時代からの師弟関係)の時代にKCIA(米CIAをモデルにした国家諜報機関)と結びついて勢力を拡大し、米国では反共主義を掲げるニクソン政権のころから共和党保守派を買収し、日本では戦犯を免れてCIAに抱えられた岸信介や児玉誉士夫、日本財団の笹川良一といった右翼人士と繋がって、「反共」を旗印にした国際組織として形成している。要するに、米国を中心にした戦後の権力構造の一翼を為していたわけで、それを維持するためにカルト宗教を利用したし、教団としては権力に支えられることで財を成して勢力を拡大した。

 だから「美しい国」「日本をとり戻す!」といいながら、「日本はエバの国」というようなマザームーンを崇め立てる矛盾に満ちた関係が生まれるのだ。いずれにせよ、日本に生きる人々は搾取の対象でしかなく、どれだけ人々が苦しんでいようが、家庭が崩壊しようが関係ない。教義からして「日本人は苦しめ!」という教団とタッグを組んで、日本社会を蝕んでいたわけだ。

 B SNS上でも、普段はあれほど「反日パヨク」とか「北の工作員」といって他者を攻撃するネトウヨが、この「反日カルト」の統一教会に対しては一斉に口をつぐんでいる。以前、自民党から資金提供を受けて世論煽動に勤しんでいたツイッターアカウント「Dappi」などが問題になったが、ネトウヨの正体って壺なんじゃね? と臭わせるものがある。

 やれ従軍慰安婦や徴用工問題は「反日プロパガンダ」などと声高にいっていた杉田水脈衆議院議員(なぜか自民党山口県連所属)も、統一教会の関連団体で講演していたり、「旧統一教会から支援や協力を得ることは何の問題もない」と開き直っている。なるほど持論の「子どもを産まないもの(LGBT)は生産性がない」は統一教会の主張そのものでもある。

 A そもそも安倍晋三自身が、一度か二度メッセージを送ったことがあるという程度の関係ではなく、まさに統一教会そのものだった。死後になって、参議院議員の青山繁晴とか、元参議院議長の伊達忠一、統一教会の支援を得られずに出馬を辞退したことがある宮島某などの自民党関係者が、「教団票」の割り振りを安倍晋三自身がやっていたことを暴露しているし、統一教会幹部の講演録画でも、統一教会のイベントにメッセージを送るに至った安倍晋三との生々しいやりとりを勝共連合の梶栗会長みずから明かしている。壺の中で統一教会と抱き合っていた自民党議員らが「名前が違うのでわからなかった」としらばっくれているが、そのための名称変更の承認もすべて安倍政権下でおこなわれてきたことなのだ。


統一教会が韓国・ソウルで開催した大規模な安倍晋三追悼セレモニー(12日)



 C 統一教会としても、教団本部がある韓国ソウルで大規模イベント(12日)を開き、「統一と平和のための運動にご尽力」(教団)した安倍晋三を弔うセレモニーを大々的にやっている。壇上には安倍晋三の「平和は人から与えられるものではない。勝ち取るものだ」という言葉が写真とともに映し出され、献花する儀式がおこなわれた。安倍晋三がどれだけ教団にとって重要人物だったかを物語っているし、統一教会葬そのものだ。トランプが動画メッセージを送ったほか、カナダのハーパー前大統領、ポンペオ前米国務長官などが参列して献花するなど、いまさらこれに輪を掛けてわざわざ「国葬」をする必要があるのか? と思わせるものがある。

行政府に巣喰う壺議員 「日本を神の国に」とも

 A 報道や世論の変化で泡を食っているのが岸田政府で、支持率低迷に慌てふためいて内閣改造を1カ月前倒し、自身を除く19閣僚のうち統一教会との関係を認めた閣僚7人を交代させ、閣僚や副大臣や政務官に対しても「教団との関係を点検・見直すことを求め、了解した者のみを任命した」と説明した。だが、フタを開けてみると、政務三役(大臣・副大臣・政務官)のうち少なくとも30人以上が統一教会と何らかの接点をもっていたことが明らかになっている。閣僚級では10人、そして副大臣、政務官54人のうち半数を占める24人にのぼる【表参照】。




 しかも、その直後、統一教会と閣僚ら政務三役の関係については「個人の政治活動に関するもので、調査を行う必要はない」とする答弁書を閣議決定。元首相銃撃にまでいたった統一教会との政界癒着の除染はおこなわず、そのまま闇に葬ることを宣言した。

 さらに浮上したのが、政調会長の萩生田光一と統一教会との蜜月関係で、先の参院選では、自民党が東京選挙区に擁立した元タレントの生稲晃子候補を連れて統一教会の教団施設に出向いていたことが露呈。さらに統一教会との関係を掘り下げると、萩生田が八王子市議だったころからの30年来の付き合いで、落選中の2009年~2012年には毎月1、2回、教団施設の礼拝や会合に出席し、青年部を相手に説教や講演をおこなっていたことが教団サイドの資料から明らかになっている。






 TBS『報道特集』が報じた信者たちの生々しいインタビューでは、「私もご父母様(総裁夫婦)の願いを果たせるように頑張るから、皆さんも一緒に頑張りましょう。一緒に日本を神様の国にしましょう」とか、「あなたたちの信仰で、日本の未来がかかっているから死ぬ気でこの自民党を復活させてほしい」と若手に力説していたと信者たちが赤裸々に語っていた。

 長年来、教団や信者から幹部以上の扱いを受けていたのに、今になって萩生田自身が「そんな事実は一切ない」「お願いしたこともない」と知らぬ存ぜぬをやるものだから、腹を立てた信者たちが「私は選挙で電話がけとか決起大会のスタッフで誘導や案内係をやってました」「ウグイス嬢も教会員」「いつもポスター貼りは青年部の仕事です」「国際勝共連合のスタッフも選挙事務所に常駐しています」など、ボロボロと内幕を暴露している。

 そのため萩生田も、今後はきっぱり「関係を絶つ」とはいえず、「適切な対応をする」と言葉を濁すほかなく、いまさら掌返しは通用しない。閉じていたはずの壺のフタはいまや全開しているわけだ。安倍晋三にかわる自民党と統一教会とのパイプ役といわれ、ポスト安倍として有力視された人物の生態が暴露されたことは大きい。

 政調会長といえば、党内で政策や法律を立案して予算案に反映させるうえでのとりまとめ役であり、カルト教団の代理人が国の舵取りをしているに等しい。こんなものを党三役ポストに起用すること自体、壺の、壺による、壺のための政府を今後も続けていくことであり、岸田政権への世間の目は厳しいものがある。

国葬費用は天皇以上か 総額37億円とも

 B 国民の過半数が反対している国葬だが、国として国民に弔意の強制はしないものの、「企業や学校などに対し弔旗掲揚や葬儀時間中の黙とうを要請するかどうか、葬儀の在り方は現在検討中」などと報じられている。実際7月には、山口県では安倍晋三の葬儀の時間にあわせて「哀悼の意を表すため半旗掲揚すること」を求める教育委員会から通知が県内の小中高校や特別支援学校にもなされた。「強制はしないのなら、なぜそんなことをやるのか?」と現場で気持ち悪がられている。

 国葬を定義する法律は存在せず、そもそも法的根拠はないが、開催費用は全額国費だ。それでも実施にこだわる理由は、自民党内の安倍派を繋ぎ止めるという党利党略だけで、それ以上でも以下でもない。しかも、国葬の責任者である森首相補佐官がかつて乱倫パーティーに参加していたとか、運営業務を担うのははたまた電通といった情報も噴き出して、壺内閣の迷走とあいまってカオス状態となっている。悲嘆に暮れている自民党や壺関係者の合同葬にしておけばいいものを、わざわざ国葬にこだわるばかりに胡散臭さが増している印象だ。

 C 国が全額負担する国葬の費用についても、献花用の菊の花だけでも2000万円とされ、警備費用では、昭和天皇の「大喪の礼」では24億円、今上天皇の「即位礼正殿の儀」では28億5000万円がかかっているといわれる一方、今回は6000人も集めるうえに時節柄、警備を強化せざるを得ないので35億円はかかるという試算もある。武道館の会場費や設営費、海外からの来賓の滞在費などを含めると、少なくとも37億円以上になると見積もられている。安倍晋三が天皇以上の扱いというのだから呆れる。

 この一件だけみても、誰を見て、誰のための政治をやっているのか、疑うべきものがあるし、国民としては黙祷どころか激怒する案件だ。

 しかも日本中がコロナ禍第7波で過去最多、世界最多の感染者で溢れ、医療現場も保健所などの自治体現場はひっ迫して悲鳴を上げている。高齢者など救える命が、入院すらできずに亡くなっている緊急事態に、政治は一体何をしているのか?だ。壺に冒されたあげく、コロナまん延を手放しで放置し、人々の生命や社会を危険に晒す為政者こそ駆逐されるべき“サタン”そのものではないか。

(8月22日付)

長周新聞 > 記事一覧 > 政治経済 > 統一教会とズブズブじゃないか 「反日カルト」と密だった自民・清和会 次々に暴かれる両者の関係 戦後政治の闇引きずり出す 統一教会とズブズブじゃないか 「反日カルト」と密だった自民・清和会 次々に暴かれる両者の関係 戦後政治の闇引きずり出す 08/02/22(長周新聞)

 安倍元首相射殺事件に端を発して、その背景にあった統一教会による政界汚染がクローズアップされ、自民党をはじめ政治家とのズブズブの癒着関係が芋づる式に明るみに出てきて世間を驚かせている。霊感商法や合同結婚式などが社会問題化した8、90年代以上に深く広く浸透しているのが実態で、とりわけ政界中枢を握ってきた自民党安倍派(清和会)では統一教会との二人三脚ともいえる関係ができあがっていたことが浮き彫りになっている。それは岸田政府が安倍氏の「国葬」にこだわることと無関係でないばかりか、自民党が進める改憲とも密接につながっており、戦後政治の黒々とした闇を見せつけている。本紙は座談会をもってこの間明らかになった統一教会による政界汚染の実態について論議した。

 A 7月8日、安倍晋三が奈良で演説中に銃撃され、犯行に及んだ山上某がカルト宗教である統一教会(現・世界平和統一家庭連合)によって家庭が崩壊させられた恨みから、「最も影響力のあるシンパ」である安倍晋三を狙ったことを供述している。警察は犯人の「思い込み」によるものと発表したが、思い込みどころか、その後の調べでは、安倍晋三を筆頭に自民党とのズブズブの癒着関係が一般人が知り得ないところで出来上がっていたことが明るみに出ている。当初は「特定の宗教団体」と言葉を濁していたメディアも、統一教会について報じ始めたが、誰がどう見ても、この問題抜きにして安倍射殺の真相に迫ることなどできないのだ。

 統一教会と国会議員との関係を挙げだしたらキリがない。全国霊感商法対策弁護士連絡会の弁護士やジャーナリストらが作成したリスト『統一教会と関わりを持った国会議員たち』に載った現職国会議員100人のうち、野党・無所属議員は10人程度で、残りはすべて自民党議員だ。主立ったものを挙げてみたい。


統一教会系の国会議員連合の総会写真(2021年6月)。自民党の現職国会議員19人(うち安倍派7人)が参加し、細田博之衆院議長(前列右から5人目)や梶栗正勝勝共連合会長(同4人目)など幹部の姿もある。



 B 統一教会と同じく文鮮明と韓鶴子が創設した団体で、安倍元首相が在職中にたびたび動画メッセージを送っていたことで知られる天宙平和連合(UPF)。その各国会議員組織「世界平和国会議員連合」の日本支部である「日本・世界平和議員連合懇談会」の名誉会長になっていたのが細田博之・衆議院議長だ。安倍派の前身である細田派の領袖で、官房長官など党の要職を歴任してきた人物であり、自民党と統一教会との関係の深さを象徴している。

 この議員連合は、家庭連合(統一教会)総会長が「国会議員たちに真の父母様(文鮮明と韓鶴子)の『み言』と理念、原理を教育し、彼らが天の願われる方向で政策を推進し、救国救世基盤を創るにおいて、先頭に立つようにします」といっているもので、文字通り統一教会を補完する議員組織だ。

 2019年10月、UPFが名古屋で開いた国際会議では、「政治と宗教はひとつにならなければならない」などと宣言した韓鶴子総裁に対し、細田(当時・清和会会長)は「韓鶴子総裁の提唱によって実現した、この国際指導者会議の場はたいへん意義が深い」「誠におめでとうございます」と賛辞を送り、「今日の盛会を、会の内容を安倍総理に早速ご報告いたしたい」などとスピーチでのべていた。


天宙平和連合」の国際会議で韓総裁に花束を贈呈する江島潔参議院議員(2019年10月、名古屋)



 同じく2019年9月の国際会議には、細田をはじめ、参院山口選挙区の江島潔(元下関市長)も登壇し、壇上でと韓鶴子総裁に直々に花束を贈呈。「祝電のみ」議員との差を見せつけた。

 この会にも出席していた、「踊る宗教」こと天照皇大神宮教の教祖北村サヨの孫・北村経夫(参院山口、元産経新聞政治部長)の選挙応援を統一教会に依頼したのが安倍晋三だったことは有名だが、北村が比例候補として出馬した2013年の参院選直前に、「全国区の北村さんは、山口出身の政治家。天照皇大神宮教(「踊る宗教」とも)の北村サヨ教祖のお孫さんです。首相からじきじきにこの方を後援してほしいとの依頼があり、当落は上記の『踊る宗教』と当グループの組織票頼みですが、まだCランクで当選には遠い状況です。参院選後に当グループを国会で追及する運動が起こるとの情報があり、それを守ってもらうためにも、今選挙で北村候補を当選させることができるかどうか、組織の『死活問題』です」としていた統一教会の内部通達が出回っている。当時は安倍政権時代。この文章からも、選挙応援の見返りに統一教会を野放しにするという相互依存関係がうかがえる。

 2021年6月に衆議院会館で開かれた「日本・世界平和議員連合会」の第一回総会では、参加した現役国会議員19人の全員が自民党。名誉会長に細田、会長に原田義昭(福岡5区、元環境大臣)、さらに逢沢一郎(岡山1区、元国対委員長)、御法川信英(秋田3区、元復興副大臣)、中村裕之(北海道3区、農水副大臣)、牧原秀樹(埼玉5区、元産業経済副大臣)など、安倍内閣で要職にあった議員らが名前を連ねている。

 自民党の茂木敏充幹事長は、統一教会について「党と組織的関係がないことを確認した」などと主張しているが、同日に岸信夫防衛大臣(山口2区、安倍晋三実弟)が「電話作戦など選挙のお手伝いをいただいている」と公然と認めるなど、彼らにとっては切っても切れない長年にわたる同盟関係がある。

見返りに名称変更を承認 安倍政権下で実現


統一教会系月刊誌の表紙を飾っていた下村博文文科大臣(当時)



 C 安倍派存続を力説している下村博文(東京11区)も、統一教会系のイベントにたびたび参加し、関連団体から献金も受けたり、パーティー券を買ってもらっていたことが明るみに出ているが、文科大臣時代の2015年8月、文化庁(文科省所管)は統一教会の「世界平和統一家庭連合」への名称変更を承認していた。統一教会は1997年から名称変更の承認を文化庁に求めてきたが、違法な霊感商法や合同結婚式が社会問題になっていたことを踏まえ、同庁は「教義など団体の実体に変化がないと名前は変えられない」として拒否を続けた。悪事を働いた宗教法人が名前を変えることでカモフラージュし、同じことをくり返すのを防ぐための一般的な措置だ。

 数百万円で壺を買わせる霊感商法で有罪判決が出たり、法外な献金強要による破産など問題だらけの新興宗教として名を馳せていた統一教会としては、名称変更によって市民権を回復することで信者を再統率し、布教活動がやりやすくなる。

 2015年に統一教会から改称申請を受けた文化庁宗務課は、名称変更の「専決者」は文化部長であるものの、「(統一教会からの申請については)事前に大臣に説明」したと釈明。下村は「最終決裁は当時の文化部長」であり「(私は)まったく関わっていない」といい張っているが、「あり得ない。(大臣から)指示が出ている。最初の報告というのは、大臣の指示を仰いだということ。指示がなければ前例を踏襲しているはずだ」と97年当時、文化庁の担当課長だった前川喜平・元文科省事務次官が指摘している。

 下村が代表の自民党東京第11区支部は、統一教会の機関紙『世界日報社』から献金を受け、後援会「博友会」の支援者名簿には統一教会関連団体の「世界戦略総合研究所」「世界日報社」「世界平和女性連合」などの会長や取締役、事務局長らが名前を連ねていることを『文春』が暴露している。選挙応援の見返りに改称承認で便宜を図った可能性が高い。これが統一教会の違法な布教活動を増長させたことはいうまでもない。


統一教会関連団体のイベントに実行委員長として参加した二之湯智国家公安委員長(2018年、京都)



 D さらには国家公安委員長の二之湯智(参院京都)は、統一教会系組織UPF(天宙平和連合)の「ピースロード」(サイクリングイベント)の実行委員長をつとめていたことが明らかになると、「平和の運動で名前を貸してほしいと言われて貸した」だけと釈明したが、2018年には壇上で実行委員長挨拶までしていたことが主催者団体のホームページに写真入りで記載されていた。反社会的組織を取り締まる側である国家公安委員長がみずから宗教団体の広告塔になっていたわけだ。


2021年7月、統一教会関連団体のイベントで、実行委員長の平井卓也デジタル大臣(当時、前列右から3人目)、磯崎仁彦官房副長官(前列右端)、三宅伸吾外務大臣政務官(前列左から2人目)



 香川県で開催された同じイベントには、香川県実行委員長の平井卓也前デジタル大臣(衆院比例四国)、磯崎仁彦内閣官房副長官、三宅伸吾(参院香川)が参加し、「世界平和への道」と書かれたタスキをかけて記念写真に収まっていた。

 山本朋広・元防衛副大臣(比例南関東)に至っては、2017年の統一教会のイベントで韓鶴子総裁に花束を手渡し、「私の母は私にとっての母でしかありませんが、マザームーン(韓鶴子総裁)は、今日お集まりの皆様にとっての母。皆様からマザームーンに対しての感謝の思いがマザームーンへ伝わる」「皆様には我々自民党に対し、大変大きなお力を頂いている」と礼賛。「総裁」でも「韓鶴子氏」でもなく、「マザームーン」とはかなりの入れ込みようだが、統一教会はアメリカでは文鮮明の名前を文字って「ムーニー」と呼ばれており、「マザームーン」は最大級の敬意を込めた呼称なのだという。もはや気持ち悪いの一言に尽きる。

 安倍晋三の秘書官だった井上義行(参院比例)も、今年7月の参院選期間中に埼玉で統一教会による「出発式」を開いてもらい、「井上先生はもう食口(シック・教団用語で信者の意)になりました!」と紹介される異様な光景も映像が出回っている。自民・公明の推薦で沖縄県知事選に出る佐喜真淳(元宜野湾市長)も、台湾でおこなわれた統一教会の「記念式典」に出席して挨拶していた。

 C その他、自民党では、菅義偉元首相(統一教会の北米大陸会長一行を官邸に招待)、麻生太郎前財務大臣(統一教会系の米国日刊紙『ワシントン・タイムズ』に全面意見広告掲載)、加藤勝信元官房長官(統一教会団体に会費を支出、イベントに出席)、高市早苗政調会長(UPFイベント「祖国郷土還元日本大会」に祝電)、武田良太元総務大臣(統一教会イベント「日韓トンネル」結成大会に出席)、山下貴司元法務大臣(イベントに参加や祝電)、萩生田光一経産大臣(統一教会イベント「祝福原理大復興会」で来賓祝辞)、稲田朋美元防衛大臣(世界平和連合福井県大会などで講演)……等々、数え上げればキリがない。維新や国民民主など野党議員も関係が取り沙汰されており、地方に支部を作って地方議員にも相当に食い込んでいる。

 安倍射殺事件後、急いでブログやSNSから関連する記事や写真を削除してシラを切っているが、逆にネット上では拡散されている。

教団の主張と自民改憲草案 ウリ二つの両者


文鮮明と韓鶴子



 B このようなカルト宗教がこれほどまでに日本政界に浸透しているのは、歴史的に相当根深い背景があるし、今後さらに解明が進むと思われるが、要するに教団側からすれば権力に食い込むことによって組織が守られ、布教活動(壺売り等の違法な献金活動も含む)がやりやすくなり、政治家の側からすれば選挙における組織票や選挙スタッフがあてがわれ、資金源にもなる。そのためには信徒にもなれば「マザームーン」だの「真の父母様」だと真顔でいってのける。「モリカケ桜」とも通じる実利がともなったビジネス人脈のようでもある。

 彼らは口を開けば「美しい国」とか「愛国心」を唱え、改憲を主張する自称保守の右翼政治家だが、それらをとり込んでいた統一教会は「韓国はアダムの国、日本をエバ(罪深い)の国」「植民地時代の原罪を償うため、日本人は先祖解怨(せんぞかいおん・先祖を苦しみから解放するという意味)をすべし」と、日本の信者から霊感商法や献金で何百億、何千億円も巻き上げていたのだから皮肉なものだ。韓国にある大理石でつくられた豪華な宮殿にも度肝を抜かれるが、右翼の言葉を借りれば「反日カルト」そのものではないか。

 A 韓国で「統一」といえば、一般的には「南北統一」を思い浮かべるが、北朝鮮より先に日本の自民党がすっかり統一されているではないか……と思わざるを得ない光景だ。安倍晋三自身、徴用工問題で輸出規制までして嫌韓・反韓感情を前面に出していたが、キャッチフレーズの「美しい国」も日本統一教会の初代会長・久保木修己の教えなのだから。「日本を取り戻す」といいながら、売り飛ばしていないか? と。


総工費数百億円といわれる統一教会の博物館施設「天地鮮鶴苑」(韓国・清平)



 自民党が全力で進めようとしている改憲の中身も、統一教会の政治団体「国際勝共連合」が提唱してきたものとウリ二つだ。

 国際勝共連合は、共産主義に対抗する政治団体として1968年に文鮮明が創設し、日本では統一教会会長だった久保木が会長、「日本財団」創設者の笹川良一が名誉会長で、CIAエージェントだった岸信介や同じく戦後右翼のドンだった児玉誉士夫などの支援を受けて活動を始め、憲法改正を説き、スパイ防止法や緊急事態基本法の制定、日本版NSCの設置、集団的自衛権の行使容認、非核三原則の改廃、武器輸出三原則の改廃、防衛産業を成長戦略に盛込む、宇宙の軍事利用を促進するなど、安倍政府をはじめ歴代自民党政府がおし進めてきた内容と重なる主張をしてきた。

 統一教会の機関紙『世界日報』では「軍の存在を認めない九条が諸悪の根源」「憲法に国防義務を明示し、しかるべき軍事力を保持することを明示する」ことを主張。自衛隊を「自衛軍」「国防軍」などと明記することを説いている。また「家族は社会の自然かつ基礎的単位」といい、憲法に「家族保護の文言」を加える必要性を説き、同性婚の合法化に反対している。

 自民党改憲草案をみても、緊急事態条項から自衛隊明記に至るまでそっくりで、家族や婚姻についての基本原則(憲法24条)にも「家族は社会の自然かつ基礎的な単位として尊重される。家族は、互いに助け合わなければならない」など一言一句同じ文言が盛り込まれているからゾッとする。憲法をカルトの教典にするつもりなのか…と。

 B 安倍晋三もかつて「夫婦別姓は家族の解体を意味する。家族から解放されなければ人間として自由になれないという左翼的かつ共産主義のドグマだ」(雑誌WiLL)と統一教会とまったく同じ主張を自ら披瀝していたし、UPFに送った動画メッセージでも「(統一教会の)家庭の価値を強調する点を高く評価します」みたいな挨拶をしていた。これが山上某のように、母親が教団に入り込んだおかげで数億円をむしりとられて破産し、家庭が崩壊した信者二世らの感情を逆なでしたことは想像に難くない。家庭を持ち投げて、他人の家庭を散々に壊しているのだから。

 いきなり暴力で命を奪う行為は容認できないが、このようなカルトが規制も制裁もされず、しかも時の政権の庇護を受けてはびこったおかげで、失われた命、壊された家族もたくさんあるわけで、その意味では「因果応報」という見方をする人もいて当然だろうと端からみて思う。戦後77年の間、自民党が権力と金力にものをいわせて積み上げてきたドロドロとした闇世界の矛盾が、思わぬ形で爆発したともいえる。

 あげくの果てには憲法にもカルトの教典を盛り込むというのでは、他人事とはいっておれないものがある。このさい徹底的な検証が必要だろう。

日米韓の政界人脈繋ぐ 親米保守の軸として


総工費数百億円といわれる統一教会の博物館施設「天地鮮鶴苑」(韓国・清平)



 C モリカケ問題で「日本会議」などの神道系団体の政界癒着がクローズアップされたが、統一教会は国際宗教団体であって格が違う。日本政界との関係性も歴史的に根深く、まさに戦後政治の闇といえるものがある。それが明るみに引きずり出されている。

 統一教会は1954年に文鮮明が韓国で創設し、すぐに日本でも布教活動を開始しているが、韓国では反共の軍事独裁政権を敷いていた朴正煕政権にとり入り、CIAをモデルにした韓国の諜報機関KCIAの初代長官・金鍾泌が信者拡大に貢献したことがCIAの内部報告書で明らかになっている。「金鍾泌はKCIAの長官として統一教会を組織化し、2万7000人の信者がいる同教会を政治的なツールとして使っていた」と。

 B 朴正煕といえば、岸信介にとっては満州国時代の部下(元日本軍将校)で、戦後は8000万㌦の経済援助で日韓の戦後処理を解決したように見せかけ、主要事業であったソウル地下鉄や鉄鋼事業などでは三菱や丸紅などに資金を還流するなど日韓を股に掛けた癒着関係を築いてきた。ともに「国際勝共連合」草創期を支えた人物だ。

 1972年に文鮮明は渡米し、以来アメリカでの活動を活発化させている。77年には米下院の国際情勢委員会で、民主党議員を中心に報告書がまとめられ、KCIAが文鮮明氏と結託して進めた韓国の影響工作に米議会の100人以上が関与したと指摘している。後にコリア・ゲートと呼ばれたものだ。

 統一教会が日本で巻き上げた資金は、アメリカでの活動資金に使われたともいわれ、1976年~2010年までの間に日本からアメリカの統一教会に送金された資金は36億㌦にものぼると『ニューヨーク・タイムズ』が報じている。

 アメリカでは旧統一教会のメディア企業「ニューズ・ワールド・コミュニケーションズ」がワシントンで創刊した日刊紙『ワシントン・タイムズ』が主要保守紙として定着しているし、数々の教団系列企業がビジネスを展開している。宗教団体というよりもビジネス企業体で、財界の一翼を為している状態だ。韓国でも同じだ。

 米政界では主に共和党に食い込み、統一教会のイベントで幾度も講演しているジョージ・W・ブッシュ元大統領に至っては、1回の講演料が8万㌦以上だった可能性があると『ワシントン・ポスト』紙が報じている。つまりカネをバラ撒いて買収していたという関係で、昨年だけでも同様のイベントにマイク・ペンス前副大統領、マイク・ポンペオ前国務長官、マーク・エスパー元国防長官が登場。同じイベントに安倍晋三とともにメッセージを送っていたトランプ前大統領もイベントでスピーチするなど関係は密接だ。

 A 岸や児玉などのA級戦犯がアメリカによって免罪され、戦後政治を司っていくうえで、戦前のような国家神道や天皇制による思想動員のかわりに、宗教(カルト)に投機して右派の軸を形成していった。遡れば、統一教会がアメリカでの活動を本格化させていた80年代初頭、文鮮明がアメリカで脱税容疑で起訴され、懲役1年6カ月の実刑判決を受けて連邦刑務所に収監されたとき、元首相である岸信介が「彼(文鮮明)の存在は、現在そして将来にわたって、希少かつ貴重なものであり、自由と民主主義の維持にとって不可欠」「不当な拘禁から解放されるようお願いしたい」とする異例の嘆願書をレーガン大統領宛に出していたことさえある。安倍晋三と統一教会の関係でいえば、戦後から続く祖父からの三代にわたる盟友関係があり、これが「反共」を軸とする日・米・韓の政界人脈を繋ぐ媒体になっていたのだろう。「親米保守」を名乗る自民党政治家たちがこぞって統一教会に入り浸る根拠ともいえる。

 G 日本では、京都・嵐山の旅館を買いとって「嵯峨亭」と呼ばれる統一教会の議員秘書養成所までつくられていたというから、秘書を通じて議員をとり込んでいくシステムができあがっていたようだ。いずれにしても、昨今の「自民一強」や安倍派の肥大化、改憲推進など右傾化の流れの根底にあったものが、元首相射殺事件を契機に表舞台に引きずり出されてきた感がある。公明党も自民党もフタを開けてみれば、どいつもこいつも宗教ばっかりじゃないかといった惨憺たる状態だが、政治と宗教の癒着によって「政教分離原則」が無残なまでになし崩しにされている現状、それが民主主義そのものを形骸化させてきた実態についてさらにメスをいれることが必須といえる。カルトがのさばり、怨恨が渦巻くような国など誰も望んではいない。

ヤフーのコメントでいろいろな意見があるが、結局、彼女と彼女の家族の問題。失敗しても、成功しても、彼女と彼女の家族の問題。不安や不安定があるから行動を起こす事に躊躇したり、行動を起こさない人達は多いが、行動を起こさないと結果はわからない。行動を起こす覚悟があるから、壁にぶつかっても乗り越えられるメンタルの強さがある人達なので、壁を乗り越えられる可能性が高いのかの知れないし、背水の陣と言うか、自分を追い込むような選択を取れるから、メンタルが強い、又は、強くなっていくのかもしれない。失敗しても、挫折しても、何かを得る事が出来たのなら、別の新しい人生があると思うので、本人が受け入れる事が出来れば、それはそれで良いと思う。
家族でアメリカに移住は凄くアジア的な発送かなと思う。12才だったら単独で留学は可能だと思うし、メンタル的にはきついだろうけど、競争の世界を選ぶのだからと個人的に思う。一人で行くから、いろいろな人と時間を過ごす機会が増えるし、影響を受ける部分は増えると思う。まあ、家族自体がアメリカ生活に憧れていたのか、娘のために家族を犠牲にするのか、家族の夢と娘の夢が一致しているのかわからないけど、時が経てば嫌でも結果は出ると思う。
アメリカでは生演奏する場所と機会は多いと思うのでドラム優先の生活を望むのなら良いと思う。また、考え方で大きな影響を受けるのは間違いないと思う。12歳だったら心配しなくても、人とコミュニケーションを取るのが好きだったら、英語は心配なく身につくと思う。ドラムの事で話すだけでも楽しいのでは?個人的には音楽に興味がないし、才能はないと思うので、この分野の事はわからないけど、アメリカに住めば、住むところや周りの人達次第で見えるアメリカが違うと思うけど、アメリカの一部はわかると思う。

12歳の天才日本人ドラマーがアメリカ移住を決断…「子供の可能性」を世界に広げる育て方 (1/5) (2/5) (3/4) (4/5) (5/5) 08/27/22(現代ビジネス)

 北海道石狩市に住む12歳の中学生ドラマーが現在、世界での活動を視野に入れて、アメリカ移住に向け準備を進めている。彼女の名は“YOYOKA”さん。レッド・ツェッペリンの曲のドラムカバー動画がバズったのをきっかけに、アメリカの有名番組への出演や、人気ブランドのCMへの参加で、国内外問わず注目の人物となった。

【写真】日本人ドラマーYOYOKAさんの幼い頃から今まで

 YOYOKAさんのような「世界に羽ばたく子ども」は、一体どんな環境で育つのか? ご両親にお話を伺った。

 取材・文/黒川なお

8歳で世界を席巻した天才ドラマーYOYOKA

 2018年、当時8歳だった日本人の天才ドラマーが、世界中のハートをわしづかみにした。

 カバー演奏したレッド・ツェッペリンの曲『Good Times Bad Times』の動画が、世界に驚きと感動を与えたのだ。

 アメリカのNBCやNPR、ローリングストーン誌、ビルボード、イギリスのBBCといった世界の名だたるメディアもこぞって特集し、動画再生回数は、各SNSで合計5,000万回以上という記録を叩きだした。

 天才ドラマーの名前は、相馬世世歌さん。「YOYOKA」名義で活動している。現在は、北海道石狩市に住む12歳の中学1年生だ。

 「動画がバズったあと、私たちの想像を超えたお誘いやオファーが、世界中から届きました。たとえば、実現したものでいうと、アメリカで絶大な人気を誇っていたトーク番組『エレンショー(エレンの部屋)』に2度出演しました。ナイキやモンクレールといった世界的メーカーのCMにも参加させていただいたり。アメリカのユーチューブ社からは、世界のトップユーチューバーたちが集まるイベントにお誘いいただいて。ビザの関係で実現しなかったことも含めて、とにかく信じられないようなお話がさまざまありました」
*YOYOKAさんのお父さま。以降は「父」と表記

 2021年には、世界的なドラム関連サイト「ドラマーワールド」が選ぶ「世界TOP500ドラマー」の一人に、史上最年少で選出された。世界のドラムレジェンドたちに名を連ねる栄誉に加えて、日本人として3人目となる快挙だ。YOYOKAさんの快進撃を目の当たりにし本人も両親も「できる限り早いタイミングで渡米を」と考えてきた。そしてついに2022年夏、家族でアメリカへ移住する日が目前に迫っている。

 「いわゆるアーティストビザと呼ばれる『O-1ビザ』を申請中ですが、ビザを取得したら、すぐにアメリカで家を探すつもりです」 *YOYOKAさんのお母さま。以降は「母」と表記

安定した生活のために子どもを縛るわけにはいかない

 家族全員での渡米は生活に大きな影響がありそうだが、迷いはなかったのだろうか。

 「YOYOKAには迷いはありませんでした。家族で渡米すると言うと、よく『大きな決断ですね』と周りから言われます。でも彼女にしてみれば、そのときどきで必死に自分のベストを尽くして進んできた道の先に、アメリカがあっただけ。一番悩んでいたのは主人です。家族のために安定した生活をし、大学資金をため、子どもが成人するまで余計な苦労や心配をかけない。それが親の務めだと思ってきた」(母)

 「私は14年間、札幌市の公務員として小・中学校で事務職員をしていました。安定をとるか、挑戦をとるか、公務員を辞めるまで2年間くらい悩みに悩みました。ただ、原点に立ち返ると、安定した生活のために彼女の才能や未来を縛るのは、それこそ親のエゴだなと。たとえ、今ある貯金や快適な環境がなくなってでも、彼女の夢や可能性を閉ざしたくないと思ったんです」(父)

 そこで、YOYOKAさんの小学校卒業が見えてきた2021年11月、「アメリカに1ヵ月行って決断しよう」と、相馬家は約2年ぶりにアメリカに渡った。YOYOKAさん自身は、アメリカに降り立った瞬間に「ここが自分のいる場所だ」と確信したという。

 さらに象徴的なことがあった。

 「ロサンゼルスの老舗ライブハウスで有名なプロドラマーが演奏したあと、同じドラムセットでYOYOKAが演奏するシーンがありました。そのドラマーは大きく屈強な体格で、もちろん演奏にも迫力がある。このあと彼女が演奏したら、絶対にこの人より音が小さく見劣りするなと思いました。司会者からは『日本から来た12歳』と紹介されて、会場もちょっと微笑ましい雰囲気になっていて。観光ついでに思い出づくりで叩くのかな。お客さんはみんなそう思っていました」(父)

 ところが、YOYOKAさんがドラムを叩きだした瞬間、会場の人たちの目の色が変わった。

 「価値観をひっくり返すというか。ドラムだけですべてを納得させるというか。みんな熱狂して、感動して泣いている方もたくさんいらっしゃいました。そういうシーンは、これまでもあらゆる場面で見てきましたが、久々にそんな場面を目の当たりにして、改めて確信したんです。やはり、これまで自分の力で道をこじ開けてきた彼女の姿を信じて、彼女のためにできるだけ可能性を広げてあげたいと」(父)。

子どもの可能性を広げるために親がしてきた5つのこと

 「既存の考えで子どもの可能性を縛らない」「子どもの可能性を広げてあげたい」。両親のこの思いは、今回の渡米移住の決断に限らず、YOYOKAさんが生まれたときから子育てにおいて貫かれてきた。

 「もともと僕たち夫婦は、プロのミュージシャンを目指していました。ただ、2人とも音楽教育を受けてこなかったこともあり、苦労も悔しい思いもたくさんしました。だから子どもには、自分たちの夢を託すというのではなく、自分たちが持てなかった選択肢も含めて可能性を広げていってほしいんです。ただし、いわゆるスパルタ教育をしてきたわけでも、お金をすごくかけてきたわけでもありません」(父)

 ここでは、相馬さん夫妻が、子育てでしてきた5つのことについて見ていきたい。

1.自ら考え、クリエイティブなものを生み出す環境に投資した
 自宅には広さ20畳以上のスタジオがある。加えて周りは小麦畑に囲まれているため、気兼ねなく演奏に没頭できる環境が整っている。

 「プロの道を諦めてからも、趣味とはいえ僕たちは音楽に真剣に向き合ってきました。だから自宅のスタジオは、教育のためだけではありません。でも、子どもがいろんな楽器に親しんで自由に演奏できる環境は作ってあげたかった。言葉のように、表現方法の一つとして楽器を操ることで、人との出会や世界は広がりますから」(父)

 「YOYOKAがドラムに興味があるのかなと感じたのは0歳のとき。札幌の外部スタジオで、親の練習やレコーディングを見学すると、必ずドラムやパーカッションにハイハイして寄っていき、じっと無言で2時間でも見ている子でした。これは何かあるかもしれないと、ドラムの椅子に乗せて遊ばせたのが1歳半のとき。普段は自己表現をあまりしない子が、キャッキャと嬉しそうにはしゃいで驚きました」(母)

 「何より大事にしたのは、彼女が自分で考え、クリエイティブなものを生み出せるよう刺激してあげること。スクールで基礎訓練をしたり、既存の曲に合わせて練習したりするのではなく、僕がいろいろな楽器を弾いて、彼女が自由に合わせることをひたすらやってきました。2、3歳くらいのときかな。夫婦でオリジナル曲を演奏していると、彼女の伴奏が勝手に入ってくるようになりました」(父)

2.バンドの一員として役割を与えた
 家族でバンドを結成し、バンド唯一のドラマーとして役割を与えたのも両親のこだわりだ。

 「YOYOKAは娘でもあるけれど、ドラマーであることを伝えて、バンドメンバーとしていつも信頼してきました。それは彼女自身の自己肯定感やモチベーション、責任感を高めて、どんな状況でも常にベストを尽くす力を育んできたと思います」(父)

 「本番にベストを尽くすにはどうしたら良いか。そこを彼女はひたすら考えているので、緊張したこともなければ、演奏を途中で止めたこともないんです。2、3年前、あるテレビの生放送で想定外のハプニングが続出したとき、初めて『手に汗かいた』と言うので、『それを緊張って言うんだよ』と教えたくらいです」(母)

 「本人も、『本番を楽しむことがベストなプレイにつながる』と言っています。緊張すると視野が狭くなる。だから、プレイヤーやオーディエンスも含めて全体の状況を把握するために、緊張は必要ないのだそうです」(父)

3.「ゼロを知る」ために刺激の強いものは避けてきた  子どもが静寂の中で過ごす時間も大切にしてきた。

 「音楽がかかっていたり、TVが点いていたり、騒音があったりと刺激がある環境では、いろいろなところに意識が飛んでしまいます。一つのことに集中して物事を考えるのはなかなか難しいですよね。これは五感すべてに言えることです。味覚だって、濃い味の食事に慣れてしまうと鈍りますよね。子どもの可能性を広げるという意味で、何でも微妙な変化がわかる人になってもらいたい。だから、なるべく刺激の強いものには触れさせないようにしてきました」(父)

4.さまざまなジャンルの本にたくさん触れさせた
 本好きな子どもに育てることも意識してきた。YOYOKAさんが小学生の6年間に図書室で借りた本は約1200冊。地元の図書館では2週間に一度、買い物かご2つがいっぱいになるほど借りていたという。

 「6歳くらいまでは、毎日寝る前に絵本の読み聞かせをしてきました。同じテーマでも作者によってアプローチの仕方が全然違うので、何か表現するにも、無数のアプローチがあることを知ってほしくて。自分で文字が読めるようになってからは、あらゆるジャンルの本をあえて借りました。とにかくいろんな世界があることを知ってほしくて」(母)

 「学校では彼女が興味のあるものを借りて、図書館では僕らがお薦めするものも織り交ぜるんです。彼女の世界を広げるために、少しだけ導くというか。これはドラムの練習にも通じていて、彼女の興味から離れすぎていると、興味がわかないしチャレンジしようとも思わない。だから、ちょっとだけ背伸びするんです。曲も、新たな技も、本のジャンルも」(父)

5.既存の評価の外に目を向けさせた
 既存の評価を子どもに押し付けないことも大切なこだわりだ。

 「僕らは、『こういう絵を描くと先生がほめてくれる』と他人の評価に子どもが合わせたり、『先生に認められたからこれでいい』と満足したりすることを良しとしません。たとえば、先生に自分のセンスを認めてもらえなくても、自分がいいと思っているなら、別の方向にセンスが光っているかもしれない。既存の評価を取っ払うことで、子どもの可能性のリミッターって外せると思うんです。学校で褒められなくてもいい。すぐ評価されなくてもいい。もっと大きな世界があるし、他に大切なことはいっぱいある。子どもたちにはそれを常に言ってきました」(父)

大きな壁となった英語学習

 両親の教育方針も手伝って、自分の可能性や世界をめきめきと広げてきたYOYOKAさん。ただ課題もあった。英語だ。これまでも、英語でのやり取りがうまくいかずにチャンスを逃すなど、悔しい思いをしてきた。

 「たとえば、YOYOKAが9歳のとき出演したアメリカの番組『エレンショー』では、通訳の方を介してもなかなか思うように伝わりませんでした。双方に誤解が生まれたまま番組が終了して、彼女は『自分に英語ができれば』と悔しかったようです」(父)

 日々のツイートやインスタグラムの投稿、ユーチューブのコメント返信一つをとっても、アーティストとしての影響力という意味で、「英語ができれば…」と感じる瞬間だらけだった。そこでYOYOKAさんは、忙しさが落ち着く契機となった2020年のコロナ禍で、英語学習に本腰を入れ始める。

 「今はほぼ毎日、レアジョブ英会話で1回25分のレッスンを1回か2回受けています。ネットフリックスにも加入して、英語圏の国で作られた動画コンテンツを教材代わりに見ています。まず英語音声と英語字幕で、意味がよくわからないままとにかく英語を聞いていく。そのあと、英語音声と日本語字幕で意味を一致させていくんです。他にはアプリを使って中学生英語を勉強したり。とにかくそうした英語学習を繰り返しています」(母)

 アーティスト向けのクラウドファンディングプラットフォーム『パトレオン』で、アメリカにいるファンと英語で話す交流も、YOYOKAさんの英語学習に役立っているという。

 「月に1回YOYOKAと20分間ズームで話すコースがあって、ご加入いただいているみなさんには、『通訳を付けましょうか? 』とご提案するんです。でも、彼女の英語学習のために役立ちたいからと、あえて通訳を付けない方々ばかりで。しかも、地理をはじめアメリカのことを色々と教えてくださるのですごく勉強になっています。最近は、『どんどん英語の発音が良くなっているね』とコメントいただくようになりました」(母)

渡米は子どもの可能性を広げるきっかけに過ぎない

 英語力にも着々と磨きをかけるYOYOKAさん。渡米後はどういった活動をしていくのだろう。

 「あちらで何か所属や、具体的な活動が決まっているわけではありません。まずはとにかく、英語でしっかりと学校生活を送ること。同時に、声がかかっている番組や、作ろうと言ってくださっているミュージシャンたちとの話を進めることになります。ロサンゼルスに知り合いのミュージシャンがたくさんいるので、セッションやライブもたくさんしていくつもりです」(父)

 そのためにも、アメリカでYOYOKAさんの活動をサポートする環境や体制が重要だ。

 「アメリカでも今の自宅と同じように、練習やレコーディングができるスタジオを早急に準備する必要があります。そのためのクラウドファンディングにも挑戦中です。そして、クラウドファンディングの他にも共に世界に挑戦していくスポンサーも募集中です。現在は、レアジョブ英会話さんが私たちの英語学習のサポートをしてくださっていますが、このように世界に一緒にチャレンジする仲間をどんどん増やしていきたいです」(父)

 今後、YOYOKAさんのように世界に羽ばたく日本の子どもも、少なからず増えるだろう。子どもの渡米や語学力について、改めて今の気持ちを伺った。

 「以前、ある世界的企業さんのイベントに出演させていただいた際、社員さんは全員がバイリンガル、トリリンガルでした。そうした現実を目の当たりにしたとき、英語が話せるかどうかで、活躍できるフィールドの広さがまったく変わるんだと痛感しました」(母)

 「日本を離れてチャレンジすることは、リスクがさまざまあります。でも逆に、子どもたちがアメリカで英語を習得することは、今後の人生においてリスクを減らすことになると考えています。YOYOKAも英語ができれば、音楽でも、音楽以外でも受け入れられるチャンスはぐっと広がります。それに、ルーツの違うさまざまな人たちと関わることで、人間的にも大きくなるはずです。僕らの子育ては、あくまで一つのきっかけを作って、彼女の可能性を広げてあげること。渡米もその一つなんです」(父)

マネー現代編集部

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)は一般の人々が思っている以上に、注目を受けずに根を張っていると考えたほうがよい。平和とか、SDGsとか、聞こえが良い言葉であっても警戒心を解いてはだめだと言うことだと思う。
動物や昆虫の世界では、獲物が警戒しないようにまわりと同化したり、獲物が危険と思わないような色や形で獲物を捕まえる方法を取る動物や昆虫が存在する。騙されるのはよくないが、騙されないように努力する必要はあると言う事だと思う。
騙されても、生きていれば、次は騙されないようにすれば良いと思う。この考えで行けば、法改正や法整備が必要だと言う事だと思う。なぜ、政治家達が与党や野党に関係なくおとなしいのかの理由が恐ろしいと思う。 つまり、静かということは与党及び野党の政治家達の多くが変化を求めていない、または、関係を維持したいと思っている可能性が高いと言う事だと思う。

旧統一教会が追及急先鋒の日テレを逆暴露「24時間テレビ」でズブズブ関係だった 08/26/22(東スポWeb)

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が日本テレビを逆暴露した。25日に公式サイトで、日テレの「24時間テレビ」で、旧統一教会の信者が番組運営にかわっていたと明かした。

【写真】統一教会が北朝鮮で経営する「しゃぶしゃぶ店」

 旧統一教会は21日に報道機関が旧統一教会と密接にかかわってきたとして、逆暴露を予告していたが、「異常な過熱報道に対する注意喚起(2)」と題し、第1弾として、日テレを名指しで取り上げた。

「現在、民放の雄と言われる日本テレビが、同社ネットワークの総力を挙げて毎年取り組んでいる『24時間テレビ』ですが、当法人の女性信徒がボランティアスタッフとして7年間にもわたって関わり、番組ボランティアをまとめる中心的な立場で活躍していたことが分かりました」

 2014年に放送された番組テロップに「七尾市/世界基督教統一神霊協会能登教会」と紹介された画像を添付した。

「この調査結果からも分かるとおり、現在、特定の報道機関が『反社会的団体』であるかのように報じている当法人および当法人信徒が、安倍元首相銃撃事件が起こるまでは多くの報道機関から確かな信頼を受けて、番組づくりに協力し、密接に関わってきたことは疑いようのない事実です」と記し、「特定の報道機関による過熱報道に対して、当法人は再度、事実に基づいた報道と、憶測に基づく偏向報道の停止を強く要求します」と求めた。

 日テレは「ミヤネ屋」(読売テレビ・日本テレビ系)を中心に連日、旧統一教会を取り上げている。また、日テレの「24時間テレビ」は27~28日に放送される。

東京スポーツ

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

pup*****3日前 非表示・報告 統一教会の問題においては、冷静に①政策に関与したのか②当該団体に便宜供与があったのか等を検証することが重要と思われます。また、当該団体のみならず、政治関与を厳密に考えるのであれば、創価学会・幸福の科学・各種の市民団体・労組・学術会議・医師会等の政治関与も洗いなおすべきでしょう。確かに、統一教会に関しては、今時点も、グレー部分が浮き彫りになっている。また、その他団体についても同類と思われる事象があると思う。マスコミに関しては、旧統一教会について長年、放置し今更になってヒステリック・パニック報道に終始する事に違和感を感じる。①②に基づき危険性・違法性を証明した上で、報道してもらいたい。勿論、旧統一教会は過去の経緯があるので、政治家は襟を正し決別することは必須事項であることは間違いないと思う。


svb*****

「統一教会の問題においては、冷静に①政策に関与したのか②当該団体に便宜供与があったのか等を検証することが重要と思われます。」が疑われる事例が、明らかになっています。今からでも遅くないのでマスコミには、打ち上げ花火で終わることなく最後まで真相解明をお願いしたい。

・「羽鳥慎一のモーニングショー」「大下容子のワイドスクランブル」等で旧統一教会問題を取り上げていたテレビ朝日でも、出演者有田氏 が、「『政治の力』で旧統一教会に対する捜査が中止された」と証言 「サンデーモーニング」に出演し 青木氏は 「90年代なんですけど、警察が統一教会のことを調べ始めたんですよ。ある時期にピタッと止まって、その理由を尋ねたら『政治の意図だ』っていうような話が。ぼくも聞いたことがあるんですね」

・被害者弁護士会の申し入れを無視して統一教会名称変更を認証している

宮根誠司 岸田首相めぐる文春報道に率直疑問「政府のトップより週刊文春さんの方が調査能力、上なの?」 08/23/22(スポニチアネックス)

 フリーアナウンサー宮根誠司(59)が24日、日本テレビ系「情報ライブミヤネ屋」(月~金曜後1・55)に生出演し、岸田文雄首相の後援会会長に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体との接点が明らかになった件についてコメントした。

 熊本県の後援会会長を務めていた崇城大の中山峰男学長が、教団の関連団体で11年に発足した日韓トンネル推進熊本県民会議の議長を務めていたと、文春オンラインが23日、報じた。岸田首相は24日、首相官邸からオンラインで会見し、「週刊誌報道について、これまでも申し上げている通り、私自身は知りうる限り、教会との関係はございません」とあらためて教団との関係性を否定。中山氏についても「ご指摘の会議について、旧統一教会に関連している認識はなかったと聞いている」と述べた。

 岸田首相の対応に、宮根はリモート出演の政治ジャーナリスト田崎史郎氏に「田崎さん、これ、すごい素人の質問ですよ?」と前置き。「総理大臣ですよ?日本政府ですよ?日本政府のトップが調べられなくて、週刊文春さんが調べて分かったって。え?週刊文春さんの方が調査能力、上なの?って我々素人は思っちゃうんですよ」と、率直な疑問を口にした。

 記事を読んだという田崎氏は「これを岸田総理と統一教会の接点と呼べるんだろうかと思いますよ」と指摘。「(濃淡の)淡でもかなり淡い感じで、学長さんを通じた関係で、岸田さんと統一教会の関連は今日の記事を見る限り、浮かび上がってこないんですよ」と話すと、宮根も「間接的で薄いということですよね」と返した。

「自民党の佐藤正久参院議員の事務所にも、旧統一教会との関係性を批判する脅迫状が届いていたことがわかった。」を批判する意味がわからない。佐藤正久参院議員の事務所と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)は接点があるの?
現在は政治家達が批判されているが、公務員の幹部達の中に信者がいる可能性があるのでは?情報のアクセスに関して大丈夫なのか?

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

FD3S

統一教会問題で自民党には是正すべき点が多々ある事は間違いないと宣言した上で敢えて言うが、この問題を議員個人の不祥事の様に表面的に扱うマスコミ報道には疑問しか感じない。
彼らは立法府の人間なんだからこの問題に対し法整備できるかどうかが本質論のはず、そこに着手しない様なら保守派の自分も金輪際自民党には票を投じない覚悟だ。 また自民への反対票として立憲や共産に投じる事も無いと宣言する。
何故なら自民がダメでも立憲共産が良いという事にはならないからだ。
下記が事実なら批判される理由はあるかも?しかし、ここまで政治家達と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関係が深ければ、国民が知らないだけでいろいろなところで影響や歪みが存在するのでは?

yuj*****

ヒゲの隊長は、統一教会の信者のおじさん
がかかわる。
海洋系の統一教会の会社が
宮城県の島を売買する際に加担しています。

ヒゲの隊長は過去に統一教会にて講演会を
しています。

島の島民は島が統一教会に乗っ取られると
非常に心配していたそうです。

今、現在。宮城県の島が統一教会に 買収されたのかどうかはナゾです。

“ヒゲの隊長”に「首を洗って待ってろ」 “統一教会”との関係批判 08/23/22(フジテレビ系(FNN))

自民党の佐藤正久参院議員の事務所にも、旧統一教会との関係性を批判する脅迫状が届いていたことがわかった。

警視庁などによると、脅迫状は8月上旬ごろ、東京・千代田区の議員会館にある佐藤正久議員の事務所に届いた。

北海道から届いたとみられ、旧統一教会との関係性を批判したうえで、「首を洗って待ってろ」などと書かれていたという。

佐藤議員は先日、おじが旧統一教会のメンバーだったと明らかにしていた。

先週には、高市早苗経済安保相の事務所にも、北海道から送られたとみられる、同じような内容が書かれた脅迫状が届いている。

宗教心もないのに選挙に利用しようと飲み込んだ副作用と言うことだろう。
手を切る、そして、きれいに抜ける事は簡単ではないと言うことだろう。
この点においては安倍晋三元首相は殺害されてしまったが、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に関して非難されたり、追及されなかったは幸せだったのかもしれない。安倍晋三元首相が、もし、襲われても、死亡しなかったら、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の件は握りつぶされていた可能性はあると思う。多分、早急にメディアやマスコミに圧力がかけられて隠蔽されたと思う。

旧統一教会信者の証言で“萩生田攻撃”激化…狙いは「裏切り政治家」への牽制と見せしめ 08/23/22(日刊ゲンダイDIGITAL)

 旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)が反転攻勢に出てきた。旧統一教会問題を報じるメディアには、過去の関係を全てさらけ出すと「宣戦布告」。距離を置こうとする政治家への“脅し”も始まったかーー。

【写真】萩生田政調会長は旧統一教会と“家族”同然のズブズブ 生稲晃子議員の選挙支援も教団に懇願

 ◇  ◇  ◇

 旧統一教会は21日、「異常な過熱報道に対する注意喚起」なる声明をリリース。旧統一教会が「反社会的団体」だとすれば、報道機関は関わりを持たないはずだが、取材や協賛など多くの報道機関が密接に関わってきたと指摘。旧統一教会と報道機関の関係について〈過去に遡って詳細な調査を進めております。調査結果がまとまり次第、全面的に公表させていただく予定です〉と恫喝まがいの声明である。

 ジャーナリストの鈴木エイト氏が言う。

「声明が脅しになると思っているとしたら驚きです。メディアはひるむことなく、統一教会の問題を報じればいい。(調査結果としてまとめる)リストは、統一教会があの手この手でメディアに入り込んだことが分かる格好の資料になるでしょう」

 旧統一教会との継続的な関係が判明している自民党・萩生田政調会長に対しては、元信者や現役信者からの証言が相次いでいる。

 元信者は「家族として萩生田さんのことを思うくらいに自分の時間を全部(教会の)若い人たちは使ってたのに『そういうのは関係ない』って言われたら、絶望っていうんですかね、残念とかじゃなくて。なんでそんなこと言うんだろうって」(18日のTBS系「news23」)と怒り心頭だ。

 現役信者は「萩生田さんが教団と関わっているのは周知の事実。市議会議員時代から教団との付き合いがある」(18日の日本テレビ系「スッキリ」)とも証言している。萩生田氏は1991年から3期、八王子市議を務めた。

「元信者はともかく、現役信者の場合は、証言を旧統一教会側がコントロールしている可能性があるので注意が必要です。証言させるのは、萩生田氏に限らず、これまで付き合いがあった政治家に対して、解散命令などに発展しないように牽制する意味合いが考えられます。旧統一教会は、外国特派員協会での会見、今回の『注意喚起』、現役信者の証言などいろいろと仕掛けてきますが、逆効果です。そのことに気づかないのがカルトたるゆえんだと思います」(鈴木エイト氏)

 萩生田氏と旧統一教会の関連証言がボロボロ出てくるのは、所属する安倍派の跡目争いでの“追い落とし”が背景にあるとの見方も出ていた。だが、統一教会側が「裏切り政治家」への“見せしめ”として萩生田攻撃をしている可能性もあるということか。

 自民党と旧統一教会の闇の深さを、ますます物語っている。

「早くやればいい」に賛成!
テレビのワイドショー、新聞、週刊誌などを中心に批判的報道をしなくなった報道機関は旧統一教会がかつて関わりがあると推測しても良いと言うことか?
NHKはあまり積極的でないけど、幹部に信者でもいるのか?

江川紹子氏 旧統一教会と関わりあった報道機関の公表「早くやればいい」 08/23/22(東スポWeb)

 ジャーナリストの江川紹子氏が23日、ツイッターを更新。旧統一教会がかつて関わりがあった報道機関を公表する動きについて「やればいい」と投稿した。

【写真】統一教会が北朝鮮で経営する「しゃぶしゃぶ店」

 旧統一教会はテレビのワイドショー、新聞、週刊誌などを中心に批判的報道が相次いでいることに21日、対抗措置として、旧統一教会関わった報道機関を全面的に公表することを発表した。

 この動きに江川氏は「公表、早くやればいい」と投稿。その理由として「教団が、教団名を出さず、どれだけの名称を使ってイベントやっていたかも分かって、今後の注意喚起にもなるし」と今後のためにもなるという考えを示した。

 旧統一教会は「友好団体等の開催するイベントへの取材活動を始め、協賛、後援、寄付、ボランティア派遣等を通じて実に多くの報道機関が密接に関わって来たことは疑いようのない事実です」などと説明している。

東京スポーツ

彼女は弁護士だから、他のだらしない国会議員と同じ言い訳は出来ないと思う。法務大臣だったのだから尚更だと思う。

森雅子首相補佐官の「教会イベント参加」を示す証拠写真 「信者相手に演説」元秘書が証言 08/23/22(デイリー新潮)

教団との付き合いを示す“証拠写真”

 自民党議員と統一教会の癒着が追及される中、森雅子首相補佐官にも疑惑が。グーグルストリートビューで森氏が生まれ育った福島県いわき市の統一教会施設を確認すると、建物内に彼女のポスターが貼られていたことがSNS上で騒動になっているのだ。地元では森氏が統一教会のイベントに登壇した“証拠”も出回っているという。

【写真3枚】統一教会のイベントで演説する森雅子首相補佐官

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 森氏はストリートビュー騒動に対し、〈統一教会の関係者と認識せずにポスターをお渡ししてしまった〉とSNSで弁明しているが、これに対し、さるいわき市議はこう憤る。

「森さんの言い分はさすがに無理がありますよ。件のストリートビューが撮影されたのは、2019年の7月。ちょうど森さんの参院選があった時期です。いま、地元ではその選挙の前に、森さんが統一教会のイベントに登壇した“証拠”が出回っています。つまり、教団とはそれなりの付き合いがあったはずで、何も知らずにポスターを渡したとは考えにくい」

 その証拠とは、森氏が18年11月11日に郡山市で開催された統一教会主催のイベント「東日本大震災 福島復興三千名祈願祭」に登壇している写真だ。

信者を相手に演説
 しかも森氏は同じ頃、統一教会の別の集いにも参加していた。かつての秘書を直撃すると、

「19年の参院選が公示される少し前、いわき市の中心部にある統一教会の施設に、森さんと共に足を運んだことがあります。統一教会から事務所に案内が来ていたので、その情報を上げたら、じゃあ行こうと。森さんは50~60人の信者相手に演説をしました。話の内容は“復興に全力を尽くしますので、選挙ではお願いします”みたいな、普通のことだったと思いますが」

 事務所に事実を質すと、前出のイベントへの登壇や、いわき市の教団施設での演説は認めたが、

「名前が違っていたので、旧統一教会と同じ団体だと気付きませんでした。認識が甘かったと反省しております」

と苦しい弁明をするのだった。

 8月24日発売の「週刊新潮」では、岸田政権と統一教会の「ズブズブ癒着」について詳報する。

「週刊新潮」2022年9月1日号 掲載

新潮社

萩生田&生稲に公明党がブチ切れ!旧統一教会、創価学会、幸福の科学との関係に「あの野郎、何股かけてんだ!」 08/23/22(SmartFLASH)

「私の演説を聞いていてくださった方のご依頼だったので」

 参院選公示前の6月に「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」の関連施設を訪問していたことについて、8月18日、自民党の生稲晃子参院議員(54)は会見でこう弁明した。

【写真あり】“ド派手” ゴールドワンピ姿の生稲議員

 演説後、聴衆から頼まれたため、急遽施設を訪問したというのだ。しかし、「それはありえません」と疑問を呈するのは、生稲議員の選対を手伝った自民党関係者だ。

「生稲さんの遊説スケジュールは、前日に15分から30分刻みで組まれていました。施設を訪問した6月18日は、11時30分から八王子駅前、13時45分から多摩センター駅前で、自民党市議とともに遊説することが決まっていました。過密なスケジュールの合間を縫って、“急遽”訪問することは不可能です」

 一方、生稲議員とともに施設を訪問した萩生田光一政調会長(58)について、全国紙政治部デスクはこう語る。

「萩生田氏は、安倍派のなかでも、選挙地盤の弱い若手議員を統一教会の関連団体などに紹介する役割を担っていたと聞いています」

“脱統一教会”を掲げた第二次岸田内閣にとっては痛手だが、そこには岸田文雄首相(65)の思惑もあるという。

「そもそも岸田首相は、萩生田氏が生稲氏を教会施設に連れて行ったことを、内閣改造前に知っていたというのです」

 そう語るのは、別の政治部記者。

「今回の内閣改造で、岸田首相は安倍派を追い詰めすぎて“反岸田”で結束させてはならないと考えていました。そのため、萩生田氏を手元に置く必要があったのです。

 萩生田氏が希望した経産相ではなく、党四役である政調会長に起用したのは、『統一教会問題もあり、今回は大臣のポストは与えられないが、それでも岸田首相は萩生田氏を重要視している』というメッセージでした」

 政調会長として岸田首相になにかと注文をつけていた高市早苗氏(61)は、経済安保相に起用された。

「部下のいない特命相で、実質的に格下げですが、かねてから高市氏は経済安保を“ライフワークだ”と公言しており、断わりにくいポストなんです。閣僚序列を2位にして、岸田首相は高市氏を支持する岩盤保守への配慮も忘れませんでした」(同前)

 高市氏は14日、人事への不満とも取れる〈今も辛い気持ちで一杯です〉というツイートをしている。そんな高市氏のカウンターパートが、萩生田氏に代わって経産相になる西村康稔氏(59)だ。

「西村氏と高市氏はともにポスト安倍候補で、協力体制を組むのは難しいでしょう。

 また、西村氏は通商産業省出身で、まだ省内には西村氏より入省年が早い先輩官僚が残っています。西村氏得意のスタンドプレーはやりにくいでしょう。考え抜かれた組閣だと思います」(同前)

 飢えた二頭の虎を互いに争わせる「二虎競食の計」。『三国志』で、朝廷を支配するようになった曹操は、劉備に領地の長官のポストを与える一方で、呂布を討つよう密書を送る。それは、劉備と呂布が手を組むことを恐れ、ともに弱体化させるために曹操が仕組んだ罠だった。

 岸田首相による安倍チルドレンへの“競食の計”というわけだが、発動する前に事態が思わぬ方向へ動きつつある。自民党都議が明かす。

「公明党の東村邦浩都議が萩生田さんと生稲さんの統一教会施設訪問の話を聞き、激怒しているというのです」

 東村都議は創価大学卒で、当選6回の60歳だ。公明党東京都本部副代表、つまり高木陽介代表に次ぐナンバー2であり、都議会の公明党では長年幹事長を務める。

 大臣職を歴任した大物国会議員である萩生田氏だが、東村都議に頭が上がらない理由があるという。自民党都連関係者が語る。

「萩生田氏の地盤である八王子には、創価大学や池田大作名誉会長によって創立された東京富士美術館など、学会関連施設が集中しています。当然、八王子で生活を送る学会員も多く、学会の大票田です。

 萩生田氏が昨年の衆院選で得票した15万票のうち、3割近い約4万4000票を学会票が占めているといわれています」

 萩生田氏は2009年の衆院選で落選するなど、もともと選挙に強くはない。4万4000票のありがたみは、身に染みて知っているはずだ。

「そのため、東村都議は『誰のおかげで大臣になれたと思っているんだ』と萩生田氏に面と向かって口にするほどの“大物ぶり”で、萩生田氏は平身低頭して接しています。

 しかし、内心では忸怩たる思いのようで、創価学会に頼らずにすませたいという思いから、都内で約3万票を持つといわれる統一教会に接触するようになったのです」

 しかし、節操のない萩生田氏の振舞いに、怒りの矛先は自民党自体にも向けられている。公明党東京都本部関係者はこう憤る。

「よりによって創価学会のお膝元の八王子で、ほかの教団に媚びを売っていたことに、党幹部は『萩生田との関係は考えものだ』『連立政権や、都議会での自民との協力関係も再考せざるをえない』と、かなり怒っています」

 そのなかでも、特に怒り心頭なのが、東村都議というわけだ。だが、萩生田氏への激怒の理由は、生稲氏とのことだけではないという。八王子市議がこう明かした。

「幸福の科学大学です。現在は私塾ですが、大学として認可されることを断念してはいません。萩生田さんは、2014年に初めて同校が文科省に認可申請を出したときから、教団と文科省を仲介していたと報じられています。

 事実、申請が通らなかったとき、幸福の科学が文科省に提出した弁明請求書にも萩生田さんの関わりを示す記述があります。4万4000票の学会員票に支えられている萩生田さんが、他宗教の大学設置に奔走することに、東村さんはもともと納得していなかったのです」

 前出の都連関係者が語る。

「萩生田氏と生稲氏との一件を聞いた東村都議は、『あの野郎、何股かけてんだ!』と怒鳴ったそうです。人づてに聞いて慌てた萩生田氏は、何度も東村氏の携帯に連絡をしているといいます」

 東村都議は萩生田氏が創価学会、統一教会、幸福の科学に対して、“三股”をかけていたことに憤激し、ほかの宗教団体にも接近しているのではと疑う様子だったという。

 東村都議に、萩生田氏についてのコメントを求めたが、期日までに回答はなかった。

 劉備は曹操の罠に気づき、「競食の計」は失敗に終わる。

 一方、夏休みでゴルフに温泉と英気を養った岸田首相はコロナ感染を発表。その裏で、自公の盟友関係に亀裂が入ったことに気づいているのか。

週刊FLASH 2022年9月6日号

ひろゆきさん、急落する内閣支持率に「何もしないのであれば、統一教会を切る事が出来ない関係性なのかも」 08/22/22(中日スポーツ)

 インターネット掲示板2ちゃんねるの開設者で実業家の「ひろゆき」こと西村博之さんが22日、ツイッターを更新。内閣支持率が急落して36%となり、昨年10月の発足以降で最低となったとの記事を紹介し、「統一教会対応をしないと支持率が下がるのはわかってるけど、ここまで何もしないのであれば、統一教会を切る事が出来ない関係性なのかも、、、」とつぶやいた。

 紹介した記事は、毎日新聞が実施した全国世論調査で、ひろゆきさんは「30%を切ると来年の統一地方選挙で自民党はかなり厳しくなります」とも指摘。コメント欄では「統一教会のことを考えると、まだ高い気がしますね」「36%もあるのが意外」「内閣改造後でこの数字はかなり危機的」などの反応のほか、「次はちゃんと選挙行こうと思う」「事の成り行きを見守ってより良いと思える党に投票することが私たちに出来る第一歩だと思います」という意見もあった。

法的手段を取るのならそれはそれで良いと思う。カルトの定義及びカルトに関する法整備が必要だと多くの国民は思うあろう。関連する法がなければ知床観光船「KAZU I(カズワン)」沈没のように処分できない。

“統一教会”メディア批判「法的手段」も… 萩生田氏また新証言「弁論大会」にも出席か 08/22/22(日テレNEWS)

いわゆる“統一教会”が、一部メディアの報道を批判する文書を発表しました。一方、自民党の萩生田政調会長と教団との関係について、22日も、新たな証言がでてきています。また、山本元防衛副大臣は、教団の韓鶴子総裁を「マザームーン」と呼んだ理由について、文書で回答しました。

   ◇

22日、“統一教会”がホームページで、「異常な過熱報道に対する注意喚起」として文書を公表しました。現在の報道について、「不当に当法人等を貶(おとし)める報道に対しては、法的手段を講じて厳重に対処させていただく」と批判しました。法的手段も辞さないとの考えを示したのです。

そして、自民党の萩生田政調会長には、教団との接点が続々と浮上しています。

自民党 萩生田政調会長
「名前はちょっと分からないが、八王子の子安町にある施設」

6月、生稲晃子氏と共に訪れた教団の施設を取材しました。

――萩生田さんが来られたか伺いたい

東京・八王子にある施設の関係者とみられる人物
「来られたことはありますね」

――頻繁に?

東京・八王子にある施設の関係者とみられる人物
「頻繁ってことはないと思いますよ」

――月にどれくらい?

東京・八王子にある施設の関係者とみられる人物
「そんな次元ではなくて、本当にたまにだと思いますよ」

萩生田氏は、八王子の施設を複数回訪れていたのでしょうか。

また、萩生田氏の地元である八王子市選出の都議会議員、伊藤祥広氏が取材に応じました。参院選では、生稲氏の選挙運動にも同行し、萩生田氏と共に応援演説に立っていました。

自身も教団の関連団体のイベントに参加したことがあるとしたうえで――

東京都議会 自民党 伊藤祥広都議
「(萩生田氏は)教会じゃなくて、女性連合の方では見たことありますけど」

この団体のXmasイベントで萩生田氏を見かけたといいます。

東京都議会 自民党 伊藤祥広都議
「クリスマスだから忘年会のシーズンなので、いろんな所でしゃべる時と同じ感じ。近況報告とかそういう感じ」

さらに、「それと留学生の弁論大会。多分4~5年前だと思う」と、これまで説明されていない新たな接点を語りました。

   ◇

一方で、教団の韓鶴子総裁を「マザームーン」と呼んだ、山本朋広元防衛副大臣は、7月29日と8月5日に取材した時には、記者の質問に答えませんでしたが…あれから2週間、ついに文書で回答しました。

あの発言については、「簡単で間違いようがなかったから、『マザームーン』と呼んだ」と回答しました。

山本事務所の回答
「みなさん『ハン・ハクチャ』と呼んでいるのか、『ハン・ハクジャ』と呼んでいるのかよく分からず、どうしたものかと控室で悩んでいたところ、関係者が『英語での愛称もありますよ』と教えてくれたのが『マザームーン』でした」

また、「統一教会のイベントだと認識していなかった」といい、「今後の出席は厳に慎みたい」としました。

「美しい日本」はまやかしだった。もしかすると「まやかしの国、日本」だったのかもしれない。まあ、任命されただけとは言え、文科相だったのに、人間的には真っ黒な人だと思う。
下記の記事に内容が事実であれば、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の信者を選挙のために利用しているとも思える。まあ、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の信者は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に利用されているので、利用される事への嫌悪感はないかもしれない。
利用されるような人達は、利用すればよい程度に考えているのだろうか?そして、それは多くの日本国民に対してそう思っている可能性はあると思う。結局は、騙される愚かな人達と思っているかもしれない。口に出すと破滅するので、心の中か、とても親しい人達とは本音で話していたかもしれない。

日本に「カルト規制法」は必要か 旧統一教会問題で野党に動き フランスでは先進事例(1/2) (2/2) 08/20/22(東京新聞)

 合同結婚式や霊感商法、高額献金などであまたの社会問題を起こしてきた世界平和統一家庭連合(旧統一教会)。欧米では反社会的な「カルト」だと認定されているというが、日本では何がカルトなのかという判断基準もなく、法的なカルト規制もない。安倍晋三元首相銃撃事件を契機に、日本にもフランスなど先進事例を参考にカルト規制法が必要だとの声も上がり始めたが、必要なのか、導入は可能なのか。(特別報道部・岸本拓也、中山岳)

◆野党は規制検討の動き相次ぐが、政府は…

 「政治の責任として被害者救済、被害防止に資する立法措置を次期国会に向けて準備したい」。立憲民主党が18日に国会内で開いた旧統一教会を巡る被害実態を調べる被害対策本部。事務局長の石橋通宏参院議員はこう強調した。  国民民主党も同日、何がカルトに当たるのかの定義や規制のあり方を検討する調査会の初会合を開いた。玉木雄一郎代表は「日本には反社会的なカルトが何かを明確に定める法体系、基準がない」と指摘。海外事例を研究し、国内法の整備の可否を判断するという。  共産党の宮本徹衆院議員は今月3日、「カルトの被害の防止のための法的規制について検討を進めるべきではないか」との質問主意書を提出した。しかし、政府の回答は「『カルトの被害』の具体的な範囲が明らかでないので、答えるのは困難」。宮本氏は「政府・与党は真剣にこの問題に取り組んでいない」と憤る。

◆自民、公明党は具体的な動きなく

 確かに野党に比べ、政府や与党の動きは鈍い。政府は18日に、旧統一教会をめぐる悪質商法などの被害把握に向けた関係省庁連絡会議の初会合を開いた。ただ、そこで決まったのは9月初旬から約1カ月間を被害相談の「集中強化期間」としたくらいだ。  会合に参加したのは法務省、警察庁、消費者庁、内閣官房。「伝家の宝刀」である宗教法人法に基づく解散命令請求ができる文化庁は連絡会議には入っておらず、今のところ規制の議論はない。まずは既存の相談体制などを活用し、被害の実態把握や被害者の救済を進める方針だ。  旧統一教会との接点が次々と発覚した自民党や、宗教法人の創価学会を支持母体とする公明党からも規制に向けた具体的な動きはみられない。公明党の山口那津男代表は今月2日の記者会見で、「宗教団体の政治活動は憲法で認められている。健全な活動や選挙支援を通じて、人権や人類的な価値を政治に反映させていくことは、むしろ民主主義の望ましい姿だ」と述べ、規制には否定的にも映る姿勢を示した。

◆専門家「宗教法人法の改正検討すべき」

 政府は1994年、霊感商法被害が社会問題化して多数の訴訟が起こされていた旧統一教会を、反社会的な団体と判断すべきだと問われ、「政府として、一般的に、特定の宗教団体が反社会的であるかどうかについて判断する立場にない」とする答弁書を閣議決定している。今もこの方針を継続中というわけだ。  日本は戦前戦中、当時の治安維持法などに基づき、反体制の団体や活動家らを取り締まり、宗教団体も弾圧を受けた。そのため、戦後は憲法で信教の自由が保障され、宗教を保護する宗教法人法が制定された。同法に基づく解散命令を受けたのは、オウム真理教や明覚寺といった悪質な刑事事件を起こした団体に限られ、その運用は抑制的だ。  宗教学者の島薗進氏は「ここまで多くの被害者を生んできた旧統一教会の問題に向き合う上でも、反社会的な問題を繰り返し起こす団体の宗教法人認証の取り消しができるような宗教法人法の改正を検討すべきではないか」と話し、こう続ける。「ただ、認証しない理由を明確な基準とするのは容易でない課題だ」

◆フランスは「法外な金銭的要求」など10の基準示す

 反社会的行為に及んだ団体をカルトとして規制する先進事例が、フランスだ。  1994年以降、カナダやフランスなどで新興宗教「太陽寺院教団」の信者らによる集団自殺が相次いだ。こうした事件に危機感を強めたフランスの国民議会は95年に報告書をまとめ、カルト(セクト)と判断するために「法外な金銭的要求」「反社会的な教義」「子どもの強制的入信」など10基準を示した。これに基づいて危険視する170以上の団体名も挙げ、旧統一教会も含まれた。  2001年には「セクト規制法」が成立。特徴は、マインドコントロールなどで支配された状態の人に重大な損害となる行為を規制した点だ。違法な医療、詐欺、家族を遺棄するといった「セクト的逸脱行為」について、手を染めた個人だけでなく所属する法人も処罰対象に。こうした両罰規定の拡大に加え、法人やその代表が処罰対象になれば、解散命令を出すことも可能にした。

◆情報提供や注意喚起、未成年者保護を

 同国では、セクトの被害を受けた人らが通報できるオンラインシステムも整備。20年は3000件超の通報があった。規制が進んだ背景について、日仏両国で弁護士資格を持つ金塚彩乃氏は「フランスは厳格な政教分離を取っている一方、セクトなど特別な状況に置かれた未成年者ら弱い立場の人の保護に力を入れてきた」と指摘。未成年者が狂信的な宗教に取り込まれることや、親が信じる宗教の影響で子どもの治療をさせないといった問題への対策も強めてきたという。  セクト規制法に詳しい山形大の中島宏教授(憲法学)は「フランスはセクトの定義を基に危険とされる団体名をリスト化して規制しようとしたものの、団体を名指しすることには、信教の自由を考慮して国内外から批判もあった。そのため違法行為に着目して規制するようになった」とした上で、問題視された法人の解散命令が出たケースはまだないとする。「日本が学ぶべきは、法規制とあわせたセクトを巡る情報提供や注意喚起、未成年者保護、宗教が絡む問題に対処するための公務員研修などだ」と語る。

◆国会での早急な議論不可欠

 安倍元首相の銃撃事件後、旧統一教会を巡る問題に改めて注目が集まっている。18日に省庁連絡会議が発足したものの、全国霊感商法対策弁護士連絡会の紀藤正樹弁護士は、体制の不十分さを指摘。「霊感商法だけでなく家族問題もあるため、連絡会議に厚生労働省が入っていないのは本質的な解決につながらない。被害予防の観点から教育や宗教行政をつかさどる文部科学省や、(合同結婚式などに関して)邦人保護を担当する外務省が参加していないのも残念だ。連絡会議を第一歩とし、特命担当大臣を置くなど省庁横断的にカルト規制法を整備することが必要だ」と話す。  法規制を求める声が強まるのに対し、信教の自由を理由にした慎重論も根強いが、いずれにせよ、国会での早急な議論は不可欠なはず。だが、政府の腰は重い。3日召集の臨時国会はわずか3日間で閉会。岸田文雄首相は15日午後から夏休みに入った。  政治ジャーナリストの泉宏氏は「9月27日に向けて準備する国葬が終わるまで、外交日程などを踏まえれば与党は臨時国会を開かないだろう。このまま何もしないなら、岸田内閣は『統一教会隠蔽内閣』に終わる」と苦言を呈する。  泉氏は「カルトとして宗教をどう法規制するかは、信教の自由を含めた憲法論議にも発展しかねずハードルは高い」という見解だが、それでも国会での議論を促す。「どんな条件なら反社会的行為を規制できるのかという基準は示すべきだろう。岸田首相のリーダーシップが求められる」

◆デスクメモ

 法や社会通念から激しく逸脱した教義を奉じ、家族との別離や、身を滅ぼすほどの帰依を求めても、宗教の名のもとに行われるのならば、外部は一切口出し無用ということでいいのだろうか。それが憲法の言う「信教の自由」か。オウム真理教事件の時点でもっと議論すべきだった。(歩)

「ビルの3階が礼拝堂になっていて、選挙前や民主党政権時代は月1~2回、選挙がなくても挨拶回りに来ていました」

「美しい日本」はまやかしだった。もしかすると「まやかしの国、日本」だったのかもしれない。まあ、任命されただけとは言え、文科相だったのに、人間的には真っ黒な人だと思う。
下記の記事に内容が事実であれば、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の信者を選挙のために利用しているとも思える。まあ、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の信者は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に利用されているので、利用される事への嫌悪感はないかもしれない。
利用されるような人達は、利用すればよい程度に考えているのだろうか?そして、それは多くの日本国民に対してそう思っている可能性はあると思う。結局は、騙される愚かな人達と思っているかもしれない。口に出すと破滅するので、心の中か、とても親しい人達とは本音で話していたかもしれない。

萩生田政調会長を「父のように慕っていた」元統一教会信者、今の思いは「ダッセーな」(1/2) (2/2) 08/20/22(NEWSポストセブン)

 自民党の萩生田光一・政調会長と旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の関係をめぐり、波紋が広がっている。教団主催イベントへの出席や関連団体への会費支出に加え、7月に行なわれた参院選前に新人候補の生稲晃子・参院議員を伴って東京・八王子の教団施設を訪れていたことが発覚。記者団の取材には、「(施設の)名前はちょっとわからない」と言葉を濁しながら、「少し思いが足りなかったと反省している」と述べた。そうした萩生田氏の姿勢を、教団関係者はどう見ているのか。自民党と旧統一教会の関係を追及してきたジャーナリスト・鈴木エイト氏がレポートする。

【写真】統一教会のイベント式次第に掲載された萩生田議員の名前

 * * * 「この選挙は皆さんの信仰にかかっています! 当選は神様の計画で、死ぬ気で取り組んでほしい、一緒にお父様の願いを果たしましょう!」

 2012年12月の第45回衆院選直前、東京・八王子にある宗教施設の礼拝堂に集められた青年信者たちを壇上から叱咤激励する大柄な男性。声を張り上げていたのは当時、3期目に挑んだ2009年の第46回衆院選で民主党(当時)候補に敗れ、国政復帰を目論んでいた萩生田光一氏。現在、自民党政調会長に就き、亡くなった安倍晋三元首相の後継者として安倍派(清和政策研究会)の次期会長候補と目される萩生田氏が選挙前に足繫く通っていた宗教施設こそ、現在、その関係が取り沙汰されている統一教会の八王子教会とその関連施設だ。

 当時、八王子教会の青年部で活動していた元信者の女性(30代)に話を聞くことができた。

「教団内用語を使う萩生田さんを八王子教会の会員だと思っていました」

“お父様“とは教団の創始者で信者から「真のお父様」と崇められる文鮮明教祖のことだ。

「ビルの3階が礼拝堂になっていて、選挙前や民主党政権時代は月1~2回、選挙がなくても挨拶回りに来ていました」

 当時、八王子には正式な地区教会である八王子教会とは別に、ビデオセンター(ビデオを見て教義を学ぶ施設)の入った雑居ビルも拠点となっていた。2階には青年部ビデオセンター、3階に婦人部ビデオセンターと礼拝堂があり、萩生田氏はこの礼拝堂にも来ていたという。

「萩生田さんは選挙前になると水曜の夜8時から行なわれる『水曜礼拝』に参加していました」

 青年信者たちは選挙のたびに決起集会へ動員され、スタッフとしても支えた。八王子市内の萩生田氏の事務所からは投票依頼の電話かけも行なった。

「萩生田さんを応援することで教会の目的である地上天国が作られる、神様の国を作るための崇高な思いからでした」

ジャージ姿でイベントにも積極参加  浪人時代だった民主党政権時には日曜礼拝や教団のイベントにも積極的に参加していたとされる萩生田氏。元信者にはジャージ姿が印象的だったという。

「私は萩生田議員をお父さんのように慕っていました」

 青年部の信者たちは萩生田氏を国政に戻すことに必死だった。

「なんとしてでも自民党を復活させないといけない、神様の計画が失敗すると思って、八王子教会の教会員は萩生田議員を衆議院議員にさせること、自民党に政権交代させることは死ぬ気で取り組むべきことだと思い込んでいました。 選挙前は、月2回は来ていました」

 20代の青春時代を八王子教会の青年信者として過ごした女性は、今の萩生田氏の弁明をどう見ているだろうか。

「萩生田議員の姿勢に悲しさや虚しさとかを覚えて、悔しいと思いました。報道陣への取材のたらい回し具合には誠意がなく、ただ隠れて逃げているだけだと感じました」

 統一教会自体は反社会的な側面を多く持つ団体ではあるが、萩生田氏が実際に支援を受けてきたのはまっすぐな思いで萩生田氏を支えてきた青年信者たちだ。現政調会長は青年たちの真摯な活動や思いをなかったことにして“ポイ捨て”したということなのか。

 これまでも同様のケースはあった。ある都内の区議会選挙で同様に政治家から青年信者たちを使い捨てされた青年部ビデオセンターの所長に心境を訊いたことがある。所長は諦めの感情を吐露し「うちの団体は評判悪いから仕方ないよね」という諦観を示した。

「萩生田さんが来る時は、いつも礼拝で回しているビデオを録画しないように、当時の教会長から指示がありました。 政治家が礼拝堂に来る時は録画しないように言われていました」

 直接、映像や画像という“証拠”が出てきていないためか、強気の弁明を行なっている萩生田氏。

「私は元信者の立場で告発しているだけにすぎず、下手したら証拠もないただの嘘つき扱いになりかねませんが、私は内部からの証言を行う勇気ある人がいると信じたいです」

 最後に改めて萩生田氏についてどう思うか訊いてみた。彼女は一瞬の間をおいてこう呟いた。

「ダッセーな、と」

 萩生田氏の事務所へ一連の疑惑について質問書を送ったが、期限までに回答は得られなかった。

 第2次岸田改造内閣で経産相から外されることが濃厚となった際、「俺は骨格じゃなかったのか」と不満を見せていた萩生田氏。自民党政調会長に就いた今、統一教会との関係において「骨格」となっていくのか、注目されるところだ。

取材・文/鈴木エイト(ジャーナリスト)

【プロフィール】
鈴木エイト(すずき・えいと)/滋賀県生まれ、日本大学卒業。2009年創刊のニュースサイト「やや日刊カルト新聞」で副代表、主筆を歴任。2011年よりジャーナリスト活動を始め、「週刊朝日」「AERA」「東洋経済」「ダイヤモンド」に寄稿。宗教と政治というテーマのほかにカルト宗教の2世問題や反ワクチン問題を取材しトークイベントの主催も行なう。共著に『徹底検証 日本の右傾化』(筑摩選書)、『日本を壊した安倍政権』(扶桑社)。9月に『自民党の統一教会汚染 追跡3000日』(小学館)を発刊予定。

ブーメランで帰って来る可能性はあるが、「謎問答」はありだと思う。
国民は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と関係がないと証明できない政治家が大臣や政務官をしている省の規則だと守りたくないと言えば、通るのだろうか?
国民は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と関係がないと証明出来ない公務員の言う事は聞きたくないは通るのだろうか?
テレビで文鮮明教祖の写真を踏みつける事が出来ればOKとすれば良いのではないか?国会でカルトの定義が決められないのなら、当分はテレビで文鮮明教祖の写真を踏みつける事が出来ればOKで良いと思う。凄く簡単で明確だと思う。信者であれば出来ないし、信者を敵に回したくない政治家には出来ない事。

杉田水脈議員「御社が統一教会と関係ない証明は?」問題発言の見解を再確認したら“謎問答”が返ってきた 08/19/22(女性自身)

「過去に多様性を否定したこともなく、ある性的マイノリティの方々を差別したこともない」
「岸田政権が目指す方向性と、政務官として何一つずれている部分はない」

【写真あり】政務官を任命した岸田文雄首相の責任を問う声も

こう語ったのは、先日の内閣改造で総務大臣政務官に就任した自民党の杉田水脈議員(55)。

これは、15日に行われた政務官の就任会見で、岸田政権が掲げる「多様性が尊重される社会」について問われた際のものだ。

雑誌『新潮45』’18年8月号への寄稿の中で、LGBTのカップルに対して《彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がないのです》と記し、批判が殺到。杉田氏は「不適切な記述であった」と釈明したが撤回はせず、雑誌は後に休刊となった。

その他にも、‘14年10月の国会では「日本で女性が輝けなくなったのは、冷戦後、男女共同参画の名のもと、伝統や慣習を破壊するナンセンスな男女平等を目指してきたことに起因します。男女平等は、絶対に実現しえない反道徳の妄想です」と発言。

’15年6月に配信されたネット番組で「思春期の子供に“同性愛者も堂々と胸を張って生きましょう”と教育したら正常に戻れなくなる」とも発言するなど、これまで何度も舌禍を招いてきた。

そのため政務官という要職に就いたことで、過去の発言が改めて疑問視されることに。Twitterでは「#杉田水脈氏の総務政務官起用に抗議します」というハッシュタグがトレンド入りする事態にもなっている。

こうした発言がありながら冒頭のように、“多様性を否定したことがない”とした杉田氏。

そこで本誌は、杉田議員に就任会見、および波紋を呼んだ過去の発言についての見解を尋ねることにした。

■「ちなみに光文社さんは統一教会と関係はないんですか?」

19日、杉田議員の国会事務所に電話し、担当者に「政務官の就任会見での発言について、いくつか質問したいことがあります」と伝えると、質問票の送信先を聞き終えた後、担当者は突然こう切り出した。

「ちなみに御社は統一教会と関係はないんですか?」
「関係ないと、どうやって証明されますか?」
「『統一教会と関係のあるメディアからは取材を受けるな』と言われているので、こちらも安心して答えるわけにはいかないので。“関係ない”ということを証明していただかないと」

16年8月にニューヨークで統一教会(現在は世界平和統一家庭連合)の教団施設で講演、19年4月に講師として参加した熊本県での講演会の主催者の1人が統一教会の信者だったことが指摘されている杉田氏。

杉田氏は会見で、19年の講演について「主催団体が関連団体とは知らず、現在も確認できていない。(主催団体の)役員の1人が教団関係者との指摘はあるが、講演当時は知らなかった」と説明。「関連団体というのかどうかは誰も確認できない。定義がわからないので、これ以上のことは申し上げられない」と答えたが、その姿に「開き直りだ」といった批判が殺到していた。

そんな会見を逆手に取るかたちで、本誌の質問に“謎問答”を返して正面から答えなかった杉田議員。各所で舌禍を招き続けるなか、その“慎重さ”はもっと別のところに必要なのでは……。

元衆院議員の金子恵美氏は自民党の萩生田光一政調会長のように世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と関係が深くないのでこの件についてコメントするべきではないと思う。

元信者
「安倍さんの側近というか、一番お近づきになっている方が萩生田さんなので。八王子教会は萩生田さんを政界に戻すことが、神様の計画というか使命みたいな感じで言われていました」

元信者は公平な立場や感情的にならずに話せない可能性があるので、警察は多くの元信者から話を聞いた方が良いだろう。同時に、信者は信仰心を持っているので、上から何か言われていれば、嘘を言う、又は、事実を話す事を拒む可能性が高い事を理解した上で話を聞くべきだと思う。

「萩生田さんを政界に戻すことが神様の計画」…旧統一教会元信者が証言“落選中の萩生田氏を手伝った”(1/2) (2/2) 08/19/22(TBS NEWS DIG Powered by JNN)

旧統一教会の元信者が“落選中の萩生田氏を手伝った”と証言しました。教団からは「萩生田さんを政界に戻すことが神様の計画」と言われていたといいます。

【写真を見る】「萩生田さんを政界に戻すことが神様の計画」…旧統一教会元信者が証言“落選中の萩生田氏を手伝った”

■萩生田氏 旧統一教会とのつながりに「あえて触れなかった」 7月に行われた参院選で、自民党の萩生田光一政調会長は東京都連の会長として生稲晃子氏をサポート。

選挙を控え2人で訪れていたのが、萩生田氏の地元、東京・八王子市にある旧統一教会=世界平和統一家庭連合の関連施設でした。

8月18日、生稲氏がカメラ取材に応じました。

ーーその時点で旧統一教会との認識はあったのか?

生稲晃子 参院議員
「統一教会の施設だったということがわかったのは、岸田総理総裁が『きちっとそれぞれが、国会議員一人一人がきちっと調べる』とおっしゃったとき。本当にそれは最近のことでした」

旧統一教会との認識は「なかった」と話しました。

ーー行ったのは八王子の家庭教会?

生稲参院議員
「それが、私、全くそのときは見てなかったので、わからなくて。暑かったので顔を直すこととか自分がしゃべること、きちっと間違いないようにしゃべらなきゃいけないとか、そういうことに必死で」

もうひとりの当事者、萩生田政調会長は…

ーー統一教会との関係を説明して下さい。生稲さんは説明されましたよ。萩生田さんは説明されませんか?

18日午後1時前、記者に呼びかけられるも、無言で通り過ぎました。

そして午後3時、カメラ取材に応じました。

萩生田政調会長
「生稲さんは初めての選挙で、正直申し上げて、どういう活動をしていいかわからない中で、現場での問い合わせがありましたので、お邪魔することを私が了解して、行きました。私自身は、女性連合の皆さんがお集まりだという認識で来ましたけれども、生稲さんは存じ上げなかったと思います」

萩生田氏のいう「女性連合」とは教団の関連団体である「世界平和女性連合」を指すものとみられます。

萩生田氏は、この団体について…

萩生田政調会長
「正直申し上げて(旧)統一教会の昭和の時代の関連商法(霊感商法)などのことは承知をしておりましたが、その後悪い噂を聞くこともなかったですし、そういった報道に接する機会もなかったものですから。正直申し上げてその団体と統一教会の関係っていうのは名称は非常に似てますので、そういう思いはあったんですけれども、あえて触れなかったというのが正直なところです」

旧統一教会とのつながりを意識しながらも、「あえて触れなかった」と説明しました。

萩生田政調会長
「未だいろんなことで苦しんでらっしゃる方がいらっしゃる。このことには、少し思いが足りなかったと反省をしております」

■萩生田氏の選挙活動の支援は「神様の計画のための仕事」だった 関連団体との関係を明かした萩生田氏。一方で、旧統一教会そのものとの関係を証言する元信者がいます。

元信者 「『政界に戻らせてください』と言っていたので。『浪人生』って自分で言ってたと思うんですけど」

2000年代後半の学生時代に入会した元信者。民主党政権時代の2009年ごろ、落選中の萩生田氏が頻繁に八王子市の関連施設を訪れ、何度も挨拶をしていたと証言します。教会からはこう言われていたといいます。

元信者
「安倍さんの側近というか、一番お近づきになっている方が萩生田さんなので。八王子教会は萩生田さんを政界に戻すことが、神様の計画というか使命みたいな感じで言われていました」

さらに、信者たちが萩生田氏の選挙運動の支援もしていたといいます。

元信者
「ビラを配ったりポスターを貼ったり剥がしたり、電話かけを一日やるとか、それが仕事みたいな。それがただの仕事じゃなくて、神様の計画のための仕事って思ってるから。絶対やらなきゃいけないとなっていました」

これまで、教団のイベントで挨拶をしたことは認めていた萩生田氏。

萩生田政調会長(8月2日) 「特別なんて言いますか、承知の上でお付き合いをしているというのではなく、自分なりに地元のみなさんで、その中にそういう関係者がいたのかもしれないという認識です」

元信者 「地元の皆さんとかじゃなくて、教会員しかいないんで。家族として萩生田さんのことを思うくらいに自分の時間を全部(教会の)若い人たちは使ってたのに、『そういうのは関係ない』って言われたら。いきなり今日から友達やめるねって言われてるくらいの…あの…絶望っていうんですかね、残念とかじゃなくて。なんでそんなこと言うんだろうって」

■萩生田氏は教団との関係断つとは明言せず
頻繁に教団施設を訪れていたという萩生田氏。

ーーバーベキューや礼拝に参加していたという報道があるが?

萩生田政調会長
「新潮さんの記事の中に、『2009年から2012年の間に毎月2回教会を訪れて私が講演をしたり青年部のみなさんに説教していた』と書いてあるんですけど、こういう事実は全くありません」

ーー電話かけやポスター貼りなど選挙支援という証言があるんですが、事実でしょうか?

萩生田政調会長
「もしかしたらご支援いただいている方の中にそういう方がいらっしゃったということは否定できないかもしれませんが、私はわかりません」

今後の教団との付き合い方について問われると…

萩生田政調会長
「ここは、活動は一線を画してですね、そして政調会長ですから。宗教法人のあり方ですとかこういったものを政府でも動きがあると思いますので、連携をしながらしっかり見守っていきたいなと思っています」

ーー二度と関係は築かないということか?

萩生田政調会長
「適切な対応をしていきたいと思っています」

教団との関係を断つと明言しませんでした。その理由について自民党幹部は…

「配慮があったのかもしれない。一生懸命手伝っているのに『裏切られた』って思う人がいるのかもしれないからな」

■韓国では信者が日本メディアに向けたデモ 一方、韓国ソウルでは大型バスから次々と降り、お揃いのタスキと帽子を受け取る女性たちの姿がありました。

ーーきょうの集会の目的は?

バスから降りた女性
「知りません!」

集まったのは、旧統一教会の日本人信者たち。ソウル中心部の光化門付近の道路を埋め尽くした信者たちがデモを始めました。

デモに参加する信者たち
「歪曲報道、宗教弾圧、中断しろ!」

教団をめぐる日本メディアの報道が「偏っている」などと批判するためでした。そして、数千人に膨れあがった信者が街を歩き出しました。

旧統一教会側は、正当性を日本に向けて示す狙いがあったとみられます。

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 萩生田氏の発言について尋ねられた金子恵美氏は「私、直接(萩生田氏の)事務所に確認をしたんですけど、まずこの新潮さんの記事は違うというふうに事務所に言ってましたし、新潮さんにも主張されたけどもなかなか受け入れられないのでこういう記事になったというんですけど」と、自ら連絡を取ったことを明かした。


直接(萩生田氏の)事務所に確認したのは事実だと思う。しかし、相手が事実を言うとは限らないので、相手が言っているから違うはだめだと思う。
個人的な経験として、公務員(下っ端ではない)に問い合わせをした。そしてある人に公務員に問い合わせをしたらそのような事実はないと言われたので嘘を付くのは止めてほしいと言うと、公務員の実名を出して嘘を言っていないと言う。再度、公務員の実名を上げて確認すると、確認せずに確認したと答えたと言われた。この時ほど、公務員であっても人間は自分を守るために俳優のように嘘を付くと強く感じた。以来、納得出来るような説明がなければ、相手に都合が良い場合、嘘を言っているかもしれないと思うようになった。実際、嘘を言っているケースは何度かあったので、人は思ったほど良いと考えない方が良いと思う。
元国会議員であっても大した情報でないのなら関わらない方が良いと思う。いろいろと追及されている国会議員で何割程度が本当の事を言っていると思ったか、直接関係ないけど言った方が良い印象は受けると思う。
野田聖子議員の夫は元暴力団員であるかの件についてを考えれば良いと思う。結局、裁判でどうなったのか?金子恵美氏は知っていますよね!

金子恵美氏「直接確認したら、違うと」 萩生田氏の統一教会親密報道を否定 08/19/22(デイリースポーツ)

 元衆院議員の金子恵美氏が19日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」に出演。6月に生稲晃子議員とともに旧統一教会の関連施設を訪れた萩生田光一政調会長について言及した。

 番組では、前日に萩生田氏が囲み取材に応じたことを取り上げた。萩生田氏は6月に生稲晃子議員(当時は立候補予定者)とともに、訪れた関連施設が、旧統一教会系団体の可能性があると認識していたことを認め、知り合った経緯などを説明した。

 旧統一教会の関係者が、萩生田氏が以前バーベキュー大会にジャージー姿で参加したことや萩生田氏の選挙スタッフとして信者が参加していたと証言したという、「週刊新潮」の記事も紹介。また、萩生田氏が18日の囲み取材で「『2009~12年に毎月2回、教会を訪れ、私が講演をしていた、若い信者に説教をしていた』と書いてあるが、こういう事実は全くない」「ジャージ姿でも背広姿でも、バーベキューに参加したことはない」と報道を否定したことも伝えた。

 萩生田氏の発言について尋ねられた金子恵美氏は「私、直接(萩生田氏の)事務所に確認をしたんですけど、まずこの新潮さんの記事は違うというふうに事務所に言ってましたし、新潮さんにも主張されたけどもなかなか受け入れられないのでこういう記事になったというんですけど」と、自ら連絡を取ったことを明かした。

 萩生田氏が囲み取材で週刊誌報道を否定していたことを挙げ、「選挙スタッフに世界平和女性連合の方々が入っていたんだろうということだと思いますよね。元々の支援者の方で、その方々がたまたま、たまたまっていうか、女性連合の方だったってことですよね」と話した。

 これについて意見を求められた政治アナリストの伊藤惇夫氏は「週刊新潮の記事がもし、事実に反するのであれば、司法に訴えればいいなあと、私は思っております」と冷静にコメントしていた。

元衆院議員の金子恵美氏の考え方と政治アナリストの伊藤惇夫氏の考え方が違うのなら衝突するのは仕方がない。
元衆院議員の金子恵美氏の言う経験がない人間が勝手な推測を言うべきではない、又は、経験がない人間にはわからないに関して部分的には理解できる。ただ、コメンテーターとしてこれを言ってしまうと、彼女が経験していない事に関しては推測でも、想像でもコメントするべきではないと言われても仕方がなくなってしまうと思う。
金子恵美氏が国会議員であっても、萩生田光一政調会長のような経験を持っていない。そして萩生田光一政調会長のように世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と関係を持っていない。だから、彼女と同じような経験や議員年数の事は言えると思うが、萩生田光一政調会長の件については状況が違うと思う。

 伊藤氏が不満顔で「私も直接、選挙に何度か関わったことありますから、選対の事務所にも入ったことがありますから、それは今の発言は失礼な話だなと思うんですけど…」と反論したが、金子氏は話を遮るように、「候補者で戦ったものからすると、そこは違うと思いますね」とキッパリ。「選挙って1分でも顔を出せって言われたら、行って、そこが何だか分からないままやってること正直あります。それがいいかっていうと選挙のあり方として違うというふうに思われるかもしれないけど、国政選挙で自民党で戦ったものからすると、これはなかなか一般の方には理解してもらえないかもしれないし、ネット上で“自民党を擁護している”とか書かれると思いますけど、そうじゃなくてフラットに、候補者として選挙を戦ったものの1人として言ってるわけで、どっちかに寄ってるわけでも、萩生田さんを擁護してるわけでも、自民党を擁護してるわけでもなくて、選挙の実態を知ってもらいたいだけですよ」と強い口調で語った。


選挙に勝つためには何でもやるのが自民党のスタイルと理解して良いのだろうか?自民党だけでなく、他の党でもなりふり構わずにやっているところはあると思う。ただ、選挙のあり方としては選挙に勝つためには八方美人で、嘘でもお愛想でも良いと政治家が思っているのなら、どうやって候補者を有権者は信頼できると感じる事が出来るのだろうか?
結局、自民党としては調査しないとの決定が、調査するとボロが出る事を知っている国会議員が多いと言う事だと思う。金子恵美氏は彼女の経験から言っているのでしょう。ただ彼女が平均的な自民党議員とは言えないと思う。ちょっとあいさつに行くだけで投票してくれるグループが存在し、挨拶に行かなければ、公約や考え方で賛同していても入れない有権者達が多いとも言える。

金子恵美氏、旧統一教会問題でヒートアップ! 伊藤惇夫氏も反論「今の発言は失礼」 08/19/22(スポニチアネックス)

 元衆院議員の金子恵美氏(44)が19日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)に生出演。政治アナリストの伊藤惇夫氏と意見がぶつかり、お互いにヒートアップする場面があった。

 番組では、萩生田光一政調会長(58=衆院東京24区)と自民党の生稲晃子参院議員(54=東京選挙区)が6月、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連施設を訪れていたことが話題に。旧統一教会の関係者が萩生田氏の選挙を手伝っていたかについて、伊藤氏は「私自身の過去の経験で言いますと、旧統一教会関連団体の皆さん、特に国際勝共連合という機関があって、ここの人たちが選挙を熱心に手伝っているというのは70年代からずっと続いてることなんですね」と口に。国際勝共連合のスタッフについて、「必ず複数の人数でグループを組んで、他の選挙事務所の人とはほとんどまじわらない。非常に熱心」と特徴を挙げた上で、「どういう関係の方かっていうのは、ちょっとでも知ってる人だったら、だいたい分かります」と指摘した。

 これに異を唱えたのが金子氏で「それはなかなか…」と口に。伊藤氏に対し、「伊藤さんは選挙を戦ったものでないというか…。選挙の候補者であり、選対のスタッフの中で本当に働いていたら、あの選挙の中の殺伐とした多くの人が入り乱れた中で、それが本当に分かると思いますか?」と問いかけた。

 伊藤氏が不満顔で「私も直接、選挙に何度か関わったことありますから、選対の事務所にも入ったことがありますから、それは今の発言は失礼な話だなと思うんですけど…」と反論したが、金子氏は話を遮るように、「候補者で戦ったものからすると、そこは違うと思いますね」とキッパリ。「選挙って1分でも顔を出せって言われたら、行って、そこが何だか分からないままやってること正直あります。それがいいかっていうと選挙のあり方として違うというふうに思われるかもしれないけど、国政選挙で自民党で戦ったものからすると、これはなかなか一般の方には理解してもらえないかもしれないし、ネット上で“自民党を擁護している”とか書かれると思いますけど、そうじゃなくてフラットに、候補者として選挙を戦ったものの1人として言ってるわけで、どっちかに寄ってるわけでも、萩生田さんを擁護してるわけでも、自民党を擁護してるわけでもなくて、選挙の実態を知ってもらいたいだけですよ」と強い口調で語った。

 これに対し、伊藤氏も落ち着きを取り戻し、「私自身も選挙に直接関わって、地べたを這いずり回ったこともあります。複数の事務所をずっと見てきて、事務所をハンドリングしている人がしっかりしている場合は、そのへんはちゃんと区分けをしてるんだろうな、と見てきたことはあります」と語った。

生稲晃子を統一教会に手引きした萩生田氏に”売国奴”のレッテル 08/18/22(FRIDAY)

参院選で東京選挙区から出馬し、初当選した元おニャン子クラブのメンバー生稲晃子議員が8月18日に囲み取材に応じた。彼女を萩生田光一政調会長が引き連れて元統一教会の関連施設を訪問し、支援を要請していたことが問題化している件だ。

安倍元首相”手かざし宗教”広報誌で「自分も信者」と発言していた

萩生田政調会長とともに旧統一教会の関連施設に訪れたことを認めた上で、

「必死で何も見ずにいつもそんな感じの移動なものですから、その時は全く見ていなかったんですね、だから知りませんでした」

と、生稲氏は教団関連の施設とは知らずに訪れたことを釈明した。

彼女を旧統一教会に“手引きした”萩生田氏といえば、8月2日の会見で“統一教会と承知の上で付き合っているわけでなく、地元のみなさんの中にそういう人がいたかもしれない”という認識だったと弁明していた。

しかしこれが真っ赤なウソだった可能性がある。

過去には月に1~2回のペースで八王子市内の教会施設を訪ね、数十人の信者を集めて演説をしていたと週刊新潮が報じている。さらに参院選前には生稲氏を引き連れて八王子市内の統一教会関連施設を訪ね、支援を要請していたという。

「河野太郎消費者相は就任早々に霊感商法の対策に乗り出し株を上げましたが、一方でのらりくらりと“統一教会と知らずに付き合っていた”とかわしている議員が多い。共同通信が行った議員アンケートによれば“国会議員106人が旧統一教会と接点、8割自民党だった”という結果が出ています。

これはあくまで正直に答えた人のみの結果。“調査中”とか“時間がない”と言って無回答の議員もいるんです。統一教会との接点はまだ氷山の一角ではないでしょうか」(政治ジャーナリスト)

統一教会は“戦争中に日本は韓国にひどいことをしたので、罪滅ぼしのために献金し続けなければならない”という思想が根底にあるという。安倍元首相を銃撃した山上徹也容疑者の家庭も土地や家などを売却し約1億円を献金し破産している。

そんな団体とわかっていても、萩生田氏は付き合い続けてきたのだろうか。新潮によると萩生田氏は日曜日の礼拝を兼ねたバーベキュー大会などにも参加しており、教団関係者は「家族同然」と思っていると話すほど。萩生田氏は否定しているが、献金の実態を知って付き合っていたのであれば、“売国奴”と言われても仕方ないだろう。

生稲氏は初めての選挙ということで、萩生田氏のような大物議員にどこかに連れていかれては、断れない状況が確かにあるかもしれない。生稲氏といえば、選挙期間中、各局のインタビューをすべて拒否していたと報じられたことがあった。その後、生稲氏の選挙対策事務所スタッフは“時間に余裕がなかっただけ”と抗議する事態になった。

「生稲氏は臨時国会の初登院の際、報道陣が待ち構えている国会の正門を避け、別の場所から国会に入った。明らかに何かを避けていると思われても仕方ないだろう。萩生田氏を“家族同然”と思っている統一教会の組織票が当選の一助になった可能性は否定できないでしょうね」(テレビ局報道記者)

細田衆院議長が名誉会長を務める日本・世界平和議員連合の会合資料のアンケートの中には、

《次期参議院選挙の地方区で、世界平和連合の応援を希望する議員がおられればお書き下さい》

とはっきり書いてあったことがわかっている。

国民の代表である議員たちの中には、統一教会の支援を受けて議員になった者がいるということを次の選挙まで忘れてはいけない。

FRIDAYデジタル

これが安倍晋三元首相と多くの自民党の議員達が関係を持って来た世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の本性の一部。
自民党が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を持ってカルト集団や問題のある宗教団体を取り締まる法律を制定してこなかった結果だ。
嘘付きオオカミおじさんの萩生田政調会長は縁を切ると言えないほどの親密な関係を持っているようだ。嘘付きオオカミお兄さんにするべき?
警察、検察、そして外務省は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の過去の行動を徹底的に調査して、何が事実かを公表するべき。
これまで中途半端だったカルト集団の定義、及び、宗教団体の問題行動についてしっかりと調べて、行き過ぎた行動については宗教団体及び集団や組織に対してコントロール出来る法律を作るべきだ。
ついでに抗議運動の中に、自民党の議員達が嘘を付いていると写真や動画で講義してほしい。そして日本のメディアはもっと事実を調査して公表しろと抗議してほしい。

日本のメディアに抗議…“統一教会”信者らがソウルで大規模集会 安倍氏への銃撃事件について“歪曲された情報が流されている” 08/18/22(日テレNEWS)

韓国で18日、いわゆる統一教会の日本人の信者らが、日本のメディアに抗議するとして大規模な集会を開きました。ソウルから中継です。

抗議集会は午後2時からソウル中心部で行われ、デモ行進も行われました。私たちは参加者にインタビューを試みましたが、指示が出ているのか、ほとんど取材に応じる人はいませんでした。

「歪曲報道、宗教弾圧、中断しろ、中断しろ」

教団側は韓国在住の日本人信者らおよそ4000人が参加していると発表していて、涙ながらに苦境を訴える日本人もいました。

信者らは安倍元首相への銃撃事件について、日本メディアで“統一教会”が直接的な原因であるかのような歪曲された情報が流されていると主張し、偏った情報を発信するコメンテーターらに抗議するなどとしています。

さらに、日本で信者を強制的に脱退させる事案が繰り返されているとの主張も展開しました。

事件をきっかけに日本で“統一教会”へ批判が高まる中、今回の集会には自らの主張を日本に対して訴える狙いがあるものとみられます。

「苦しんでいる人がいることに少し思いが足りなかったと反省している」と述べ、今後は「一線を画す」とした上で、「適切な対応をしていく」と強調した。

「少し思いが足りなかったと反省している」は国民を馬鹿にしていると思われないと思っているからだと思う。
これが今の自民党なのだろう。

【速報】生稲議員と旧統一教会施設訪問 萩生田氏「少し思いが足りなかった。適切に対応していく」 08/18/22(日テレNEWS)

自民党の萩生田政調会長は、18日党本部で記者団に対し、参院選挙の直前に、生稲晃子参院議員とともに旧統一教会の関連施設を訪れたことを認めた上で、「苦しんでいる人がいることに少し思いが足りなかったと反省している」と述べ、今後は「適切に対応していく」と述べた。

萩生田氏は、まず参院選直前の6月、東京・八王子市で行われた生稲氏の街頭演説の直後に関連施設を訪れことを認めた。また、統一教会の関連団体との関係について、「支援者の中でボランティア活動を熱心にしている人との縁で付き合いが始まった」と説明した。

そして、「統一教会の昭和の時代の商法などのことは承知をしていたが、その後、悪い噂を聞くこともなかったし、そういった報道に接する機会がなかったので、その団体と統一教会の関係をあえて触れなかった」と述べた。

萩生田氏は、後援会が2012年と14年、萩生田氏が代表を務める自民党の支部が2015年と17年に、旧統一教会の関連団体に1万5000円を支出している。これについて、萩生田氏は事実関係を認め、「ボランティア支援のためのチャリティーパーティーがあるということで、参加費という形で支払った」と述べた。

さらに、「苦しんでいる人がいることに少し思いが足りなかったと反省している」と述べ、今後は「一線を画す」とした上で、「適切な対応をしていく」と強調した。

政治部

まあ、嘘を付きまくって行き着くところまで行く覚悟かもしれなない。
政治家の前に人間として信頼できなタイプの人間と言う事なのかもしれない。マインドコントロールと同じ応用だが、嘘や極端な話になると人を殺しても慣れればそれほど罪悪感を感じないらしい。人間は自己否定よりも、自己肯定をする傾向が高いらしい。例えば、自己欲求のために何かをしても誰かのためにやったとか思うようになるらしい。
心理学を始めて取った時の教授が朝鮮戦争を経験していた。初めての戦闘で敵だからと言って人を殺しても良いのか悩んだらしいが、戦闘で同じ部隊に人間や横の戦友が死んで行くのを経験して、頭が真っ白になって死にたくないとの思いで敵を撃ったらしい。最初は罪悪感を感じたが、4,5人をを殺したあたりから罪悪感よりも、敵を倒す事によって自分が生き残れるとの思いが強くなったそうだ。人は環境で想像が出来ないほど変われる体験を自ら実感したと言っていた。
もう、嘘を付くのに罪悪感はないのかもしれない。

「候補者不慣れで…」萩生田氏 生稲参議院議員と旧統一教会の関連施設を訪問 08/17/22(テレビ朝日系(ANN))

 自民党の萩生田政調会長が、6月に生稲参議院議員と共に、旧統一教会の関連施設を訪問していたことが分かりました。

 週刊新潮は、自民党の萩生田政調会長と生稲晃子議員が6月18日に東京・八王子市内の旧統一教会の関連施設を訪れていたと報じました。

 萩生田事務所は、ANNの取材に「聴衆の人から『近くで仲間が集まっているので話を聞かせてもらえないか』と申し出があり、候補者も不慣れだったため、同行しました」とコメントしました。

 一方、「2009年ごろ、旧統一教会の施設に月1回から2回のペースで訪れ、演説をした」「バーベキュー大会に参加した」と報じられたことについては「参加した事実はない」と否定しています。

テレビ朝日

安倍晋三元首相が宗教団体との関りや距離、そして選挙での利用に関してどのように考えていたのかは知らない。ただ、本人に哲学や考えに関係なく、信者を敵にしたり、怒らせると殺害される事になるケースを理解していたのだろうか?
理由や原因について良くわからないが、実際に起きたので理由があったに違いない。もし神が存在するのなら、どこかの神が怒ったのかもしれない。
もし何でも自由なら世界平和統一家庭連合(旧統一教会)はなぜ堂々と名乗って活動しないのか?なぜ自民党議員は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係は問題ないと堂々と言えないのか?全てを含めて評価してもらい、投票してもらえば良いと思う。
多くの宗教で政治家との関係について聖書に書いていないと思う。だから政治家の思想や行動に共感できなければ、宗教のトップが何を言おうが自由に投票するべきだと思う。

安倍元首相”手かざし宗教”広報誌で「自分も信者」と発言していた 08/17/22(FRIDAY)

「旧統一教会と自民党の問題を巡っては、選挙協力の見返りに、政治家が特定の宗教団体の広告塔になることの危険さが浮き彫りになった。政治と宗教の適切な距離感が指摘される中で、実は安倍晋三元首相が、”手かざし宗教”の信者だったことはあまり知られていません」(宗教ジャーナリスト)

【画像】自らを”神組み手”と名乗り…崇教眞光の広報誌に収録された安倍元首相の祝辞

ここに『崇教真光(すうきょうまひかり)』(平成二十一年十二月号)という冊子がある。同誌は”手かざし宗教”として知られる崇教眞光の、いわば広報誌だ。「50周年大祭記念号」の同号は、当時、教団本部で行われた大祭の様子を特集している。

〈主の大御神様、救い主様、聖珠様、教え主様、立教五十周年大祭がこうして盛大に開催されましたことを心からお喜び申し上げる次第でございます〉

教団の”教祖”らに、そう祝辞を述べたのは大祭に参加した安倍元首相だ。

崇教眞光とは、岐阜県高山市に本部を置き、’77年に『世界真光文明教団』から分派した教団。手かざしとは、〈手のひらから高次元の光を放射して、一切を浄め、あらゆる悩みや問題を解決していく業〉(教団HP)だといい、病気や金銭問題、人間関係のトラブルなどの不幸現象が、手をかざすことによって解消されていくのだそうだ。だが、かつてはその民間療法や献金問題を巡ってトラブルが頻発したこともある。

冊子では、当時、自民党総裁だった谷垣禎一議員や、自民党副幹事長だった村田吉隆氏、元国交相で自民党議員だった金子一義氏なども参加し、祝辞を述べている。さらに、当時の民主党議員だった古賀一成氏も参加。そして――。安倍元首相は、祝辞の中でこう発言をしていた。

今日もご出席の石原伸晃先生と山本有二先生にお導きを頂き初級研修を受講し、神組み手の末席に名を連ねさせていただきました〉

教団の広報担当者に取材をすると、”神組み手”とは、信者のことだという。

安倍元首相の菩提寺は山口県にある浄土宗の寺院だが……。

「実は一人で複数の宗教に入信する議員や秘書は多い。これは信仰心というより選挙協力を期待しているためです。教団としても『あのセンセイは、うちの信者』だと広告塔にできるメリットは大きい」(前出・宗教ジャーナリスト)

新宗教の中には、多くのトラブルが発生したり、被害者が出ている教団もある。政治家が宗教との距離感に特に慎重になるべきなのは言うまでもない。

『FRIDAY』2022年8月19・26日号より

取材・文:甚野博則 ノンフィクションライター

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英語のサイトで世界平和統一家庭連合(旧統一教会)はキリスト教ではない理由は信仰がイエスキリストではなく、教団の創設者・文鮮明(ムン・ソンミョン)氏だと書いてあった。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)はキリスト教を真似ているだけでキリスト教ではないとの説明に個人的に納得出来る。

旧統一教会による組織浸食を『キリスト新聞』編集長が明かす「キリスト教も旧統一教会に利用されてきた」 08/16/22(SmartFLASH)

 安倍晋三元首相の銃撃事件を受けて、厳しい追及を受ける旧統一教会(世界平和統一家庭連合)と自民党議員の密接すぎる関係。

 信仰があるわけでもない議員たちが、旧統一教会と次々関係を持つに至った理由の一つは、“選挙支援” だったことが明らかになってきている。

「選挙は、短期間に大量の人員が必要で、しかもそのほとんどをボランティアでまかなう必要があります。そんななか、人を出してくれる旧統一教会はありがたい存在でしょう。もちろん、何万かの “信者票” を当てにしている議員もいます」(社会部記者)

 一方、旧統一教会は、見返りとして議員にイベントに出席してもらったり、祝電をもらったりすることで自分たちを “正当化” できる。

「すでに獲得した信者はもちろん、新しく信者を勧誘する際にも、『自民党に認められた団体』としてアピールすることができます。こうした “お墨付き” が有利に働くのは間違いないでしょう」(同)

 だが、“お墨付き” に利用されてきたのは、政治家だけではなかった。

「今はあまり打ち出していませんが、『キリスト教』を利用された過去もあるんです」

 こう語るのは、『キリスト新聞』の編集長・松谷信司氏だ。『キリスト新聞』は、1946年に創刊したキリスト教系専門紙だ。

「文化庁が発行している『宗教年鑑』では、旧統一教会は、キリスト教系に分類されています。同書は、エホバの証人やモルモン教についてもキリスト教に分類しているわけですが……。そして、私たちが発行している『キリスト教年鑑』でも、1988年までキリスト教の一宗派として掲載していました」

『キリスト教年鑑』とは、キリスト新聞社が1948年から発行する日本で唯一のキリスト教の総合年鑑。教会や団体、福祉施設から国内名簿まで幅広く網羅的に掲載されている。

「『キリスト教年鑑』に掲載されるということは、彼らにとってお墨付きをもらえていることと一緒でした。キリスト教の一宗派であると “偽装” することで、信者を獲得することができますからね。

 また、うちの会社も、経済的に一部依存していました。幹部クラスの方が『キリスト新聞』を大量に購入してくれていたのです。そして、『キリスト新聞』と一緒に、彼らが発行する『世界日報』などを挟み込んで信者に配っていたそうです。こうすれば、単なるキリスト教の一宗派に見えますよね」

『キリスト教年鑑』は、関連団体を可能な限り調査収集して記載することを目的としているが、1989年版以降、旧統一教会の名前は消えることになった。

「教会関係者から『載せるな』と猛抗議が来たんですよ。実際、日本キリスト教協議会、日本福音連盟、日本カトリック教会など、プロテスタント、カトリックに関係なく、日本にあるほとんどの団体は、その当時すでに『統一協会はキリスト教会ではない』という趣旨の声明を出していました。そこで私たちも慎重に検討し、外したのです。

 キリスト教に興味のある方が勧誘されてしまうケースが多かったので、その当時から統一教会からの脱会運動をされる牧師の方は多かった。その影響で、元統一教会信者だというキリスト教関係者の方はけっこういらっしゃるんです。

 だから、今こそ、キリスト教関係者は旧統一教会についてきちんと声をあげるべきだと思います」

 既存団体の “権威” を利用して自身の正当化を図る。まさに政治家と同じケースだが、キリスト教は1980年代中ごろには、その関係を “清算” できていた。はたして自民党は、旧統一教会と関係を断つのだろうか。

萩生田光一政調会長、生稲晃子氏の選挙支援を統一教会に要請か 教会関係者は「萩生田さんは家族同然」 08/16/22(デイリー新潮)

「ビデオは回さないように」と指示

 第2次岸田改造内閣の発足により、政調会長に就任した萩生田光一氏。その萩生田氏が先の参院選で、生稲晃子氏への支援を要請するため、生稲氏を伴って教会の関連施設を訪問していたことが明らかになった。

【写真】「合同結婚披露宴」での安倍晋三元首相 昭恵夫人は当時25歳

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 萩生田氏は統一教会との関係について、これまで、意図したものではなかったと弁明している。ところが、統一教会の関係者は「実情は違う」と反論する。萩生田氏は2009年、自民党が下野するきっかけとなる衆院選で落選し、12年まで3年間、浪人生活を余儀なくされているが、

「ちょうどその間、月に1~2回のペースで八王子市内の教会施設を訪ねてくれました。その施設は3階が講堂になっており、そこに数十人の信者を集めて演説をなさっていたのです」

 そして、萩生田氏の演説の場では“ある特別なお触れ”が出されたそうだ。

「萩生田さんがみんなの前で演説する場合、教会長や青年部長ら幹部が“ビデオは回さないように”と信者たちに指示していました」

 どうやら証拠を残さぬように、という意図らしい。

信者に取って萩生田氏は「家族同然」  さらに、

「今さら、統一教会との関係を一切なきものにしようだなんて、人間として薄情すぎやしませんか。以前は、礼拝を兼ねた日曜日のバーベキュー大会にジャージ姿で駆け付けてくれたりもしてたんです。萩生田さんが来ると、やっぱりその場がパッと盛り上がるし、みんなそうやって楽しく過ごした時間を覚えています。信者たちからすれば“家族”同然だと思っていたんですから」

 地元八王子の政界関係者によると、毎年クリスマス・イブの前後に八王子市内の宴会場で、統一教会の関連団体である「世界平和女性連合」が主催するクリスマス会に、萩生田氏の秘書は必ず出席し、本人も夫人同伴で何度か顔を出していたという。

生稲氏の支援を統一教会に要請

 萩生田氏と統一教会の関わりは、先の参院選にも影響を及ぼしていた。

 東京選挙区で初当選を果たした元おニャン子クラブのメンバー・生稲晃子氏。彼女の擁立工作を主導した萩生田氏は選挙中、生稲氏を伴って八王子市内の統一教会関連施設を訪ね、支援を要請していたというのである。この件について、生稲氏の事務所に質すと、

「八王子での演説終了後、演説を聞いていた方から、“ここに来られなかった仲間が近くにいるので生稲さんのお話を直接聞かせてもらいたい”とのお話しがあり、スタッフが相談をして次の日程への移動の合間に(教会の施設に)立ち寄らせていただきました。その際に(演説の)現場にいらっしゃったご地元の萩生田先生に同行していただきました」

 萩生田氏は生稲氏とともに施設に立ち寄ったことを認めた上で、自身と教会の関係については、

「選挙の際、当方から支援依頼をしたことはなく、選挙戦のお手伝いをしていただいた事実はありません。旧統一教会が主催する礼拝やバーベキューに参加した事実はございません」

 と回答した。8月17日発売の「週刊新潮」では、統一教会ベッタリ内閣の全容について詳報する。

「週刊新潮」2022年8月25日号 掲載

新潮社

生稲晃子議員 選挙中に統一教会の関連施設を訪問報道…接触発覚でさらに高まる不信感 08/16/22(女性自身)

7月の参院選で東京選挙区から出馬し、初当選した生稲晃子議員(54)。8月3日召集の臨時国会では新人議員として登院する姿が注目を集めたが、当選早々に波紋を呼ぶ出来事が。

「デイリー新潮」は8月16日、萩生田光一政調会長(58)が参院選の選挙期間中に生稲氏を伴って統一教会(現在は世界平和統一家庭連合)の関連施設を訪問し、支援を要請していたと報じた。

10日に発足した第2次岸田改造内閣では、統一教会やその関連団体との関係を認めた閣僚7人が交代。教団の関連イベントに出席したことを公表していた萩生田氏は、経済産業相を退いたものの新たに政調会長に就任し、会見では教団との関わりについて、「今後は一線を画すと決めた」と言明していた。

しかし「デイリー新潮」によると、萩生田氏は’09年~’12年までの間に月1~2回のペースで八王子市内の教会施設を訪問し、演説をしていたという。さらに、礼拝を兼ねた日曜日のバーベキュー大会にも参加していたなど、教団との親密な関係が報じられている。

一方で萩生田氏は「週刊新潮」の取材に、生稲氏と施設を訪問したことを認めた上で、「選挙の際、当方から支援依頼をしたことはなく、選挙戦のお手伝いをしていただいた事実はありません。旧統一教会が主催する礼拝やバーベキューに参加した事実はございません」と否定。

生稲氏も同誌に対して、「八王子での演説終了後、演説を聞いていた方から、“ここに来られなかった仲間が近くにいるので生稲さんのお話を直接聞かせてもらいたい”とのお話しがあり、スタッフが相談をして次の日程への移動の合間に(教会の施設に)立ち寄らせていただきました。その際に(演説の)現場にいらっしゃったご地元の萩生田先生に同行していただきました」と説明している。

候補者アンケートは“ほぼ無回答”、当選後は正門を避けて初登院
安倍晋三元首相(享年67)の銃撃事件を機に、統一教会と政界の密接な関わりが問題視されている。連日ワイドショーでも取り上げられるなど、その関係を追求する動きは止む気配がない。

そんななか、明らかになった生稲氏と教団との接触。生稲氏といえば、選挙期間中から行動が波紋を呼んでいたことも記憶に新しい。

「生稲氏は、NHKが候補者に向けて実施したアンケートを“ほぼ無回答”で提出。批判の声を受けて、Twitterに謝罪動画を公開する事態となりました。他にも、毎日新聞のアンケートでは『富裕層への課税強化に反対』と回答した一方で、朝日新聞の『所得や資産の多い人に対する課税を強化すべきだ』とのアンケート設問には『どちらかと言えば賛成』と回答。あいまいな主張に、『矛盾している』との指摘が相次いだのです」(全国紙記者)

さらに、当選直後も波乱は続いた。

「『池上彰の選挙ライブ』(テレビ東京系)では、各局のインタビューをすべて拒否していたと伝えられました。番組では、陣営関係者による『生稲さんは国会議員としての資質、勉強が圧倒的に足りないから』との匿名コメントも紹介。

すると、生稲氏の選挙対策事務所スタッフは、テレビ東京のプロデューサーと池上彰氏(72)宛に抗議文を送付。時間に余裕がなかったことを理由に挙げていましたが、ネット上では『自分の言葉で説明して』などと批判の声が相次ぐことに。

先の臨時国会でも生稲氏は、報道陣やおニャン子クラブ時代のファンが集まる正門を避け、北門からひっそりと登院。選挙期間中の行動もあいまって、『逃げるな』といった声が上がりました。これまでの経緯に加え、生稲氏に統一教会との接触があったとなれば、世間の不信感はいっそう募るのではないでしょうか」(前出・全国紙記者)

当選からわずか1カ月あまりで、統一教会との接触が報じられた生稲氏。さらなる波紋を呼ぶ行動に、ネット上では生稲氏に説明を求める声が上がっている。


《生稲氏は今こそ統一教会との関係性を明らかにするべきです》
《生稲氏には今回は自らの口で説明してもらいましょう》
《萩生田自民党政調会長と統一教会、自身の統一教会との選挙活動について会見してください。あなたは国会議員ですよ》

杉田水脈総務政務官は頭がかなり悪いのか?それとも人間性に問題があるからこのような発言をするのか?
定義があるのか確認すれば良い。定義がないのなら定義が必要とコメントすれば良い。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が問題がある組織、又は、集団との認識があれば、直接、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に関係がありますかと質問をするか、秘書に質問すれば良い。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が素性を隠したいと思えば嘘を付くだろう。それはそれで良いと思う。誰に問い合わせをして、どのような回答があったのかメモするだけで良い。多くの政治家達やその秘書が同じ事を行い、多くの人達が虚偽の説明(嘘)を受けた事が分かれば、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)は素性を明かさない怪しい組織と判断できる。
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と関連がありますかと直接質問すれば良い。それが一番重要なこと。そのような事を考えることもできない議員に総務政務官を任命するのは間違い。まあ、苦しい言い訳を言っているだけかもしれない。まあ、どちらでもこの女性は適切ではないと思う。

杉田水脈氏、旧統一教会関連団体「定義が分からない」 08/15/22(毎日新聞)

 杉田水脈総務政務官は15日の就任記者会見で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係について「統一教会と知った上で関係を持ったことは一切ない」と改めて否定し、教団関連団体との関係については「(関連団体の)定義が分からない」と述べるにとどめた。

 杉田氏を巡っては、2016年8月に米ニューヨークの教団施設で講演し、19年4月に熊本県内であった関連団体主催のシンポジウムでも講演したとの指摘がある。

 杉田氏は会見で、19年の講演について「主催団体が関連団体とは知らず、現在も確認できていない。(主催団体の)役員の1人が教団関係者との指摘はあるが、講演当時は知らなかった」と説明。「(役員がいることで)関連団体というのかどうかは誰も確認できない。(関連団体の)定義が分からないので、これ以上のことは申し上げられない」と述べた。

 会見では、18年にLGBTなど性的少数者は「生産性がない」と月刊誌に寄稿したことについても問われ、「私は過去に多様性を否定したこともなく、性的マイノリティーを差別したこともない」と釈明した。その上で「寄稿を読んで、私の支援者になったLGBT当事者もたくさんいる。(個性や多様性を尊重するという)岸田政権が目指す方向性と何一つずれている部分はない」と語った。【源馬のぞみ】

高市早苗大臣の説明よりは実名で紹介される事を受け入れた『キリスト新聞』の編集長である松谷信司氏の説明の方が信頼できると思う。
実名なので『キリスト新聞』の編集長である松谷信司氏の事について検索できるし、どのような立場の人間なのか推測できる。そして『キリスト新聞』の編集長と言う事で、素人が適当に言っているわけでもない。
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体が素性がわからないように名前を使っている事実にもかかわらず、接点があった政治家達が騙されたとか、素性がわからないような名前に関して批判的でない事自体が、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係が強いと判断できると思う。騙されたとか、利用されたと思う人達は普通は怒る。それが怒っている政治達はほとんどいない。つまり、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係は継続したい、又は、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係を悪化させたくないと感じている事の現れだと思う。

高市早苗大臣 旧統一教会との関係「知らなかった」に『キリスト新聞』編集長が「なめんな」と激怒 08/15/22( SmartFLASH)

 8月10日の内閣改造・党役員人事で、自民党政調会長から経済安全保障担当相へと新たに就任した、高市早苗氏。

 14日夜、自身のTwitterには、

《入閣の変更が無かったことに戸惑い、今も辛い気持ちで一杯です》

と“愚痴”を呟いた。高市氏は、過去に旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の関連企業である、世界日報社が発行する月刊誌『ビューポイント』の対談記事に登場したことが報じられており、批判が殺到している。

「今回の入閣で、今後も大臣として、旧統一教会との“親密関係”について批判を受け続けることになります。こうした処遇に不満を持っているのでしょう。しかし、政治家が大臣に就任するのに『辛い』とこぼすのは異例ですね」(政治部記者)

 高市大臣に批判が殺到する一因は、本人の弁明があまりに拙いからだ。自身のTwitterでは、対談記事への出演について、

《対談掲載誌が旧統一教会関連団体の媒体だとは、当時は知るすべもありませんでしたが、21年前に接点があった事実は変わりません》

と投稿し、旧統一教会との関連について知らなったと弁明したうえで、

《日本で一部の情報検索サービスが開始されたのは、2001年の対談の5年前ですが、事務所では未だ利用していませんでした。スマホが初めて米国で販売されたのは、対談の6年後。今ほど手軽に様々な活字媒体の背景を調べることは困難な時代でした》

と、苦しい言い訳をした。これに対してTwitter上で

《素性の分からない月刊誌で対談なんかするわけないだろ! こちとらどんだけ「宗教」を理由に依頼を断られてきたと思ってんだ!! なめんな》

と怒りの投稿をしたのは、『キリスト新聞』の編集長である松谷信司氏だ。『キリスト新聞』は、1946年に創刊したキリスト教系専門紙の老舗。宗派を問わず、キリスト教にまつわる情報を発信している。

 松谷氏に取材を申し込むと、あらためて「高市氏の言い分は信じられない」と語った。

「私たちは、おもにタレントさんや文化人、俳優さんなどに取材を申し込んでいます。できれば、キリスト教徒ではない人にも取材したいと考えていますが、断られることは多いです。

 事務所からは『政治と宗教については一律にお断りしています』と言われることが多いですね。弊紙はキリスト教にまつわるものというだけで、特定の宗派や思想的な色があるわけではありませんが、それでもハードルは高いんです」

 もちろん、『キリスト新聞』は“宗教名”が前面に出ている媒体だ。だが、政治家を含む著名人が、取材する側の“色”を事前に把握しないわけがない。

「取材依頼を受けた段階で、取材の趣旨はなにか、その媒体がどういうものであるかは、企画書などを通じて必ず確認するはずです。メディア関係の方ならとくに分かっていただけると思いますが、取材というのは双方のメリットが一致して、初めて実現するものです。出演するほうは、謝礼や宣伝、支持者拡大などのメリットを考えて出演するし、メディア側にも、その人に依頼をするだけのメリットがある。

 とりわけ右派論壇に近い高市氏が、『ビューポイント』がいかなる媒体であるか、知らないわけがありませんよ」(松谷氏)

 逆に、本当に雑誌の“素性”を知らなかったとすれば、高市大臣のメディアリテラシーが危ぶまれるということだ。いずれにせよ政治家として、批判されなければならない。

 古市氏は「統一教会は数々の問題を起こしてきた団体というのは、その通りだと思う」と指摘。その上で「この国において政治と宗教がいかに向き合うかということを考えるきっかけになればいいと思う。(旧)統一教会に限らず、自民党も立憲民主党も各政党というのは新宗教、伝統宗教を問わずさまざまな宗教と関係があるわけじゃないですか。それをいったん全部公開した上で、どこまでがOKなのかというところまで議論をするのか? それぐらいまでしたほうが本当はクリアになると思う」と私見を述べた。

さすが東大卒は違うな!「それをいったん全部公開した上」の件だが、法的な義務や強制力はないけど、各政党が調査するかな?嘘の報告をするかもしれない。東大卒としてどのような方法で実現させる。実現不可能なコメントしても生産性はないどコメンテーターとしてお金をもらえるからどうでも良いのか?

特に多くの関係が発覚している自民党については「説明が下手だ」とぴしゃり。「本当は自民党の議員も説明として『いちいち思想検査のように選挙ボランティアに来た人に、宗教を聞くようなことはしなかった』『その上で統一教会が問題だ』っていう説明をすればよかったと思うんですけど、なんか議論の仕方が雑なような気はします」と分析した。


選挙ボランティアがどんな人、どのような過去、どのような過ちをおかしたのか、スパイであってもウェルカムと考えれば良いのか?下心や特定の目的のために近づいてくる人達がいないと思うのだろうか?そして、カルトの定義が必要と思うがこの事についてどう考えているのか?定義がなければ、ダミー宗教やカルトを統一基準で判断できない。

古市憲寿氏 宗教と政治の問題に「統一教会バッシングだけしても生産的ではない」の持論 08/14/22(東スポWeb)

 社会学者の古市憲寿氏が14日、日本テレビ系「真相報道 バンキシャ!」に出演。政治家とのかかわりが次々露呈している世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題についてコメントした。

 岸田文雄首相は旧統一教会との関係があった7人の閣僚を交代させたが、改造内閣では新たに7人の閣僚が旧統一教会との関係が明らかになった。

 古市氏は「統一教会は数々の問題を起こしてきた団体というのは、その通りだと思う」と指摘。その上で「この国において政治と宗教がいかに向き合うかということを考えるきっかけになればいいと思う。(旧)統一教会に限らず、自民党も立憲民主党も各政党というのは新宗教、伝統宗教を問わずさまざまな宗教と関係があるわけじゃないですか。それをいったん全部公開した上で、どこまでがOKなのかというところまで議論をするのか? それぐらいまでしたほうが本当はクリアになると思う」と私見を述べた。

 さらに、欧米でも国によって、国家と宗教のあり方については差があることを指摘し「じゃあ日本は今後どっち目指すの?というのをちゃんと考えた上で議論していかないと、ただ、統一教会バッシングだけをしていてもあまり生産的ではない。むしろ統一教会の問題を踏まえた上でどんな宗教のあり方が日本にとって望ましいんだろうと考えることが必要だと思う」と訴えた。

 また、特に多くの関係が発覚している自民党については「説明が下手だ」とぴしゃり。「本当は自民党の議員も説明として『いちいち思想検査のように選挙ボランティアに来た人に、宗教を聞くようなことはしなかった』『その上で統一教会が問題だ』っていう説明をすればよかったと思うんですけど、なんか議論の仕方が雑なような気はします」と分析した。

東京スポーツ

社会学者の古市憲寿氏は結構、打算で動いていると思う。ただ、彼の基準が一般人と違っているようなので、又は、変わった人間を演じているのか判断出来ないが、普通の人だったら言わないコメントを言う事で、注目されている。
政府側との繋がりはあるようなので、自分で判断できない、又は、コメンテーターの意見に流されやすい人々に影響するようなコメントをしてほしいと頼まれて、恩を売った可能性はあると思う。なぜヒートアップしてはだめなのか?世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に関して、事実確認、又は、調査を公平に行う事を主張すべき。その結果に関して、適切な議論や対応を考えるべきだと思う。
「あまりにヒートアップすると山上容疑者のもくろみ通りになってしまう」のどこに問題があるのか?「山上容疑者のもくろみ」を知っているのか?あくまでも古市憲寿氏の推測ではないのか?そもそも、警察が適切に動けば、今回の事件は起きなかった可能性はあるのではないのか?また、犯罪ではないにしても、これほどに世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が世界規模で、お金をぶら下げて政治家との関係を築き、その関係を利用して信者を増やす事は適切ではないと思う。東大卒などそれほど価値がないと個人的には思うが、東大卒をして世界平和統一家庭連合(旧統一教会)をどう思っているのか?どこまで情報を収集して言っているのか?ここが重要だと思う。
何かの悲劇をきっかけにいろいろな運動が起きたりして、これまでの問題が解決されたり、改善する事があるが、それは良くない事なのか?少なくとも世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と自民党議員、野党の一部の政治家達、そして、海外の政治家達にただならぬ関係があるのは明らかだ。それが何なのか究明する必要はないと思うのか?美味しいチョコレートさえ食べる事が出来るのであれば、どうでも良い事なのか?ある脳科学者も東大卒だがおかしな事ばかり言っていると思える。東大入試で合格する能力と普通の人でも判断できるような能力は重なり合う事はあるが、東大に合格できる能力があっても必ずしも正しい判断が出来るとは限らないと個人的に思う。
「ヒートアップ」が悪いのならウクライナのぜレンスキー大統領にも同じ事を言えば良いと思う。引き下がりたくないからいろいろやっていると思えるけど、双方で犠牲者が増えている。これが解決への犠牲で、仕方がないと思うのなら、仕方がないけど、他のやり方はあったかもしれないと思う。
日本が第二次世界大戦に負けなかったら、少なくとも今の日本はない。良いか悪いかはその時点では判断できない事はあるが、何かが起きるから、その影響で何かが変わる事がある。それは今回の事件はそのようなケースだと思う。個々でハッキリしなければ、これがスタンダードになってしまうと思う。そして、今後は見えないところで、もっと巧妙に浸食が進むと思う。

泉谷しげる、旧統一教会と政治家との報道のヒートアップを懸念した社会学者に「今回は騒ぐべきだ」と私見 08/14/22(中日スポーツ)

 歌手で俳優の泉谷しげる(74)が14日、フジテレビ系で放送された情報バラエティー番組「ワイドナショー」に出演。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と政治家との報道のヒートアップを懸念した社会学者の古市憲寿さん(37)のテレビコメントに対し、「ヒートアップしたほうがいいのよ。しないとだめよ。今回は騒ぐべきだ」などと私見を述べた。

 岸田首相は旧統一教会との関係があった7人の閣僚を交代させたものの、改造内閣では新たに7人の閣僚が旧統一教会との関係が明らかになり、「こいつらばかなんじゃないかと思うよね。ボスが殺されたんだから、悔しさをなぜ出さないのかと思うのさ。トップが殺されてよ、関わった人間を外して済む話じゃない。困った人がいっぱい出ているんだから。その背景で、ああいう行為を行っちゃう人がこれからも出てくるかもしれない」と持論を展開した。

 古市さんがフジテレビ系の情報番組「めざまし8」で「一部で報道がヒートアップして旧統一教会批判が起こっている。もちろん批判すべきことは批判すべきだし、犯罪行為糾弾は必要だが、あまりにヒートアップすると山上容疑者のもくろみ通りになってしまう」などのコメントが紹介されると「なに言ってんだコイツ。わけわかんねえな」と厳しく指摘した。

中日スポーツ

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)(記事ではハッキリとカルトと読んでいる)の元信者が10年以上をかけてマインドコントロールから解き放たれる記事がある。作者が10歳の時に家族が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に入会した事から悲劇が始まる。
Growing up in a cult taught me it was sinful to spend money on myself, and that took me over a decade to unlearn 03/23/2022(Business Insider)
日本では世界平和統一家庭連合(旧統一教会)はカルトとは呼ばれていないようだが、日本政府はカルトであるのか定義を決めるべきだと思う。
宗教は人によっては哲学であり、人生であり、人生のガイドラインだったりする。だから、受け入れる事ができない宗教を熱心に崇拝する信者とは結婚は出来ないと強く思う。なぜなら、それを否定してしまうから。相手だって自分が信じるものを否定する人間とは結婚したいと思わないだろう。例え、間違いで結婚したとすれば、どちらかがどちらかに引き寄せられて同じ位置に絶たなければ、結婚は終わるだろうと思う。
世界平和は茶番でしかない。なぜなら、世界平和と言いながら、自分達と同じ価値観に洗脳しようとする。同じ価値観になれば争いは減るだろう。しかし、それを世界平和と言うのならおかしいと思う。
最近流行っている多様性は自分自身をしっかりもっていないと悩みの原因になると思う。他人と自分は違う、しかし、日本文化の同調圧力が存在する。このジレンマは死ぬまで続くと思う。1人でいる事を目標として、1人に慣れないと、周りに流され、悩む人生になると思う。もう一つの選択は、あまり考えない事。人を傷つけようが、傷つけまいが、考えない。考えると何も出来なくなる。価値観が違う以上、賛成は得られないと考えるべき。そして、衝突はあると考えるべき。相手がどう思おうと、考えなければ、恨みを買う事はあっても、悩む事はないと思う。人生、本当に面倒だと思う。

旧統一教会「訴訟減っている」のウソ そのウラにあった“返金放棄の合意書”【報道1930】 (1/4) (2/4) (3/4) (4/4) 08/14/22 (TBS NEWS DIG Powered by JNN)

日本の政治に根深く入り込んでいることがわかってきた世界平和統一家庭連合(以下、旧統一教会)。教団は現在ではかつてのような被害者は出ていないと釈明するが、番組では信者と教団の間で交わされた“合意書”なる書面を入手。また一つ見えてきた教団の正体について識者に聞いた。

【写真を見る】旧統一教会「訴訟減っている」のウソ そのウラにあった“返金放棄の合意書”【報道1930】

■「旧統一教会の本質というのは、単なる宗教団体じゃない。」 岸田改造内閣が発足した。総理曰く「旧統一教会との関係を点検し、厳正に見直すことを了承した人のみを任命した」。今回、教団と何らかの関わりがあったと明らかにしていた7人は全員交代。閣外に出ることになったが、ふたを開けてみると新しくなった顔ぶれと、残留した中で新たに関係を明らかにしたのも7人。萩生田氏は閣外に出たものの党3役となり、政府・与党の中枢では旧統一教会との関係があった議員の数は減るどころか増えた。さらにその後の副大臣・政務官をみると54人中少なくとも19人(8月12日現在)の接触が明らかになった。閣僚だけでなく自民党全体の「点検と見直し」をすればどのくらいの議員が関係を持っていたことになるのだろうか?

国際情報誌『フォーサイト』元編集長 堤伸輔氏
「事の重大性からして点検と見直しというのは正しくない言葉遣い。まるで会社の防火設備を点検しなさいみたいな軽いものに聞こえる。必要なのは調査と解明。今回の岸田総理の人事は全く期待外れです」

国会議員だけでなく、地方議会、自治体を加えたらどこまで広がるのはわからない“教団との関係”。議員の中には関連団体とは知らなかったとする人も多いが、それでは済まされない。

全国霊感商法対策弁護士連絡会 山口広弁護士
「旧統一教会の本質というのは、単なる宗教団体じゃない。政治部門もありますし、献金を集め、いろんなところに自由に使う経済部門もあります。それからワシントンタイムスなどその他言論の部門もある。政治部門だけが関わったということはあり得ない。私が聞いた議員さんも、よくわからなかったって言うんですけど、行けばすぐわかるんですよ。どんな挨拶をしてるかだけでも。文鮮明夫妻の写真だってあるし・・・。その人は、マズいと思ってすぐ帰ってきたと言ってましたが、わからなかったっていうのはあり得ないです」

全国には旧統一教会の関連の施設は200以上ある。その建物の入り口などに自民党議員のポスターが貼られているケースが目につく。これは一体何を意味するのだろうか…。

北海道大学大学院 櫻井義秀教授
「ポスターを外に向けて貼るというのは、この組織はこの先生にオーソライズされている、認められているんですって打ち出し方です。一般の教団の推薦の仕方とは違う」

宗教団体が票集めに協力する場合はポスターは施設内部に掲示し、信者たちの票固めに使うのが普通だという。だが、旧統一教会は、外部の目に触れる場所に掲示し、自分たちの力の誇示のために利用するというのだ。

旧統一教会にとって日本人は献金マシーン以外の何ものでもないことはこれまでも「報道1930」でも報じてきた。教団側は政治家とのつながりを宣伝材料として信者を増やし、献金させ、資金を増やしている。結局、政治家は“自分が信者獲得に利用されている”ということを自覚すべきではないのか…。

■「金丸さんが受け入れたということで文さんが本当にメシアかも、って変わったんです。」 過去、教団が信者と献金を劇的に増やしたきっかけがある。そこにも政府自民党の議員の存在があった。1992年3月。文鮮明氏が、夫人・韓鶴子氏を伴い成田空港に降り立った。アメリカで実刑判決を受けていた文鮮明氏は日本の入国禁止対象だった。だが、自民党のある大物議員の働きかけで入国が許可された。このことは信者たちの間でも話題になったという。

元日本人信者の証言
「教会内では『金丸さんがメシア(救世主)の文さんを受け入れたんだ』と」

金丸さんとは、当時キングメーカーと称されていた自民党副総裁、金丸信氏に他ならない。文さんは、もちろん文鮮明氏だ。文氏は入国後、中曽根元総理と会談するなどし、信者に向けては「私が日本に入れなかったら日本はエバ国をはく奪されるところだった」と語ったという。そして日本入国を果たしてから5か月後、文氏は「私と妻の韓鶴子女史は人類の真の父母であり、救世主・再臨主でありメシアであると宣布します」と宣言した。信者たちは思った・・・。

元日本人信者の証言
「この出来事(日本への入国許可)の前までは私も半信半疑だったんですが、金丸さんが受け入れたということで文さんが本当にメシアかも、って変わったんです。」

この1992年、日本のキングメーカーがオーソライズしたという形になり、当時の統一教会は日本人信者と献金額を大幅に増やした。その象徴として1989年1275組だった“合同結婚式”が、この年、3万組に急増している。日本の芸能人も参加したことで当時話題となった。

結果的に文氏に日本は利用された形なった日本への入国許可。しかし文氏は、日本への入国に関し、こんなことを言っていた。

「天皇がやってきてひざまずいてひれ伏して慟哭するまでは私はいつまでたっても(日本に)行ってなんかあげませんよ」

彼の日本観がよく表されている。こんな人物を特別に入国させたのである。

■「あっちこっちでこの合意書を取り付けるのに忙しくて仕方ない」
かくして信者を獲得するとともに、多額の献金による問題が後を絶たない旧統一教会。

今回、国会議員の教団との関係が取り沙汰される中で、これは政教分離など宗教問題ではなく、旧統一教会が単なる宗教団体ではなく、反社会性を持った団体であることが問題だと伝えてきた。が、内閣改造のタイミングに合わせ、旧統一教会が会見を開いた。そこで強調されたのが、2009年のコンプライアンス宣言以降、高額献金が行われないよう徹底していることだ。

世界平和統一家庭連合(旧統一教会) 田中富広会長
「民事訴訟は着実に減ってきている。1998年(ピーク)は78件だが、2022年は5件です」

だが番組では1つの書面を入手した。「合意書」とある。2015年、教団関係者と元信者との間で交わされたものだ。そこには、元信者が教団から買ったお言葉集の代金など約630万円の返金を求めたところ、203万円が解決金として支払われるかわりに、今後一切、教団に金銭を要求しない旨が記されている。

この信者は203万円をいったんは受け取ったが、納得できず訴訟を起こした。判決は「合意書は無効」とされ、この元信者は勝訴することができた。 しかし、番組が入手しただけでも、他にもいくつもの合意書が存在した。みんなが訴訟を起こすわけでもなく、多くは“泣き寝入り”の合意に至っている。そして、これによって表向き訴訟件数が大幅に減少しているとも考えられる。

全国霊感商法対策弁護士連絡会 山口広弁護士
「(合意書によって裁判を起こさせないように)組織的にやっています。当時の(教団の)総務局長、司法試験崩れの某大学出身の男なんだが、『あっちこっちでこの合意書を取り付けるのに忙しくて仕方ない』って言ってましたね。(中略)1憶2億の献金に対して一部だけ返して、あとは債権債務はないという書面を交わすという手口ですよ。」

法律に詳しくなければ、交わしてしまった契約書の類は有効だと信じるし、早く縁を切りたい元信者にしてみればいくらか返ってきたんだからこれで終わりにしようと考える人は少なくないという。

■日本がダメなら韓国での“献金ツアー”
 教団が強調するコンプライアンス順守。しかし信者からの金集めのシステムは日本ではなく目の届きにくい韓国で行われていた。それが韓国の清平にある教団へ行き金を支払う“献金ツアー”だ。インターネットの予約票には1から7、8から14など7刻みの数字が並ぶ。これは一回行けば7代毎の先祖の怨みを解くという“先祖解怨”というものだという。一回行くと280万円を献金することになる。

全国霊感商法対策弁護士連絡会 山口広弁護士
「韓国でやっていることだから日本の教団は関係ないという責任逃れをしている。しかし違法な説得活動は日本で行われているんですから、日本の旧統一教会が責任をとるべきで、裁判所もそう認めている」

 番組で調べたところ少なくとも2021年の7月までこうした“献金ツアー”の募集をしていたことが分かっている。被害は昔のことではなく、今も続いているの。 自民党が党をあげた調査の方向を出さない中、逆に世界平和統一家庭連合・旧統一教会の田中富広会長は会見で、これまでの自民党議員との協調関係を強調した。

世界平和統一家庭連合・旧統一教会の田中富広会長
「私たちは共産主義と対峙している。その点からいうと自民党の議員の方々とより多くの接点を持つ。政治工作と言う意味ではなく、より良き国づくりに向かって手を合わせてきた」

あえて今、教団側が表立って自民党との協調関係を強調した意味は何だったのか…。これに対し、自民党は毅然とした態度をとることができるのか。今後の一つの試金石となる。

(BS-TBS 『報道1930』 8月11日放送より)

働きたくないから働かないで生活が成り立つのなら問題ないと思う。常識で考えれば、貯金、投資での成功、親の遺産、転職や副職での成功などがなければ、困る人達のほうが増えると思う。
人で不足がある一定の期間、続けば、それは変化や改善のチャンスの時とも言える。危機はチャンスと同じ発想。これまでは考える必要がなかったかもしれないが、需要の方が圧倒的に強ければ、改善したり、工夫によって変化が起きる環境が出来て、実際に変わる可能性が高いと思う。
中には変えれない、又は、改善の余地が少ないケースはあるとは思うが、外国人労働者にとってはチャンス。昔、フランスに旅行した時に、タクシードライバーと話した時にフランスではフランス国籍のタクシードライバーはほとんどいない。外国人ドライバーばかりだと言っていた。同じ事が、他の仕事で起きたところで不思議ではない。フランス人にとって、就職先の選択が狭まるだけの事。
フランス国民が社会福祉や社会保障の充実を求めると、将来、誰かが、又は、どこかにしわ寄せが行くだけの事。景気が悪くなって、外国人労働者に仕事を奪われたと批難する底辺のフランス人達が増えたり、暴動が起きる可能性は高くなると思う。
アメリカ留学中にいろいろな経験をしたが、環境や人種差別の影響で貧困な人々は存在するが、個々の判断で貧困に落ちた人達だって存在する。個々の判断で低収入になった場合、それほど同情する必要はないと個人的には思う。子供達が人一倍努力して、這い上がりたいと思えば、救済するシステムは必要だと思うが、そうでなければ救済する必要はないし、本人達が望んでいない事を押し付けても良い結果は出ないと思う。低所得で良いと考える人達が増えると、国の立場としては良くない事がわかっているが、義務教育の中で子供達を変える事が出来なければ仕方がないと思う。
最後に、昔、フランス人に日本は何も言わずに金だけを出していれば良いと言われ、日本の無能な外務省はこんな印象を与えているのかと怒りを感じた事を覚えている。まあ、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と関係がある安倍晋三元首相は結構、お金を世界中にバラまいた。良いか、悪いかは、別として、政治家の責任もあるかもしれない。

フランスで今起きている「働かない若者」問題、カフェも美容院もパン屋も人手不足で大変 (1/3) (2/3) (3/3) 08/14/22 (東洋経済オンライン)

 フランスのレストランやバーのオーナーは最近みんな、同じようなことを言っています。「もうこれ以上はスタッフを見つけられない」「ウェイターもシェフもパティシエもいない」……。

 仕事中は長時間立ちっぱなし、走りっぱなし。疲れはてて帰ってきて、子供や家族と一緒に楽しむ時間もない仕事など、誰もやりたがらないのです。日本でもレストランなどが人手不足に悩んでいるのは同じですが、フランスとは少し理由が異なる気がします。日本ではどちらかというと、少子化が少なからず関係しているのではないでしょうか。

 一方で共通点があると感じる点も。フランスでは、若い人たちがあまり「きつい仕事」をすることに興味を持っていないように感じますが、これは日本でも同じではないでしょうか。多くはないでしょうが、中には突然仕事を辞める人がいるのも同じです。彼らは自分の仕事や会社、ビジネスに対してあまり関心を持っていないのかもしれません。

■パティシエも販売員も見つからない

 パリのあるブーランジェ(パン職人)は、5カ月前からパティシエを探していると言いますが、いまだに見つけられていません。同時に販売スタッフも探していますがこちらも決まらない。パン職人は「これはフランスの気前の良すぎる失業保険のせいだ。仕事を辞めても、2年間は失業手当をもらえるんだから」と嘆いています。

 実際、フランスは失業保険制度に最も寛大な国の1つです。そして、多くの人が、新型コロナウイルスの影響下でこの“特権”に気がつきました。コロナ禍で一部の人たちは、自分の人生の「優先順位」を考えるようになりました。その結果、人生のクオリティを下げるような仕事などを辞める人が増えているというわけです。

 また、大都市、特にパリにおける生活費の高騰は、多くのフランス人に日常生活の見直しを迫っています。パリの住宅は非常に高額で、ウェイターのほとんどはパリ郊外に住んでいます。

 しかし、仕事が深夜に及んだ場合、終電が終わった後に自らタクシー代を払って帰らなければならない人もいます(雇用主がタクシー代を出してくれるかはお店によってまちまち)。

■美容師も足りない

 フランス、特にパリ周辺では美容師も不足しています。確かに美容師は労働時間が長いうえ、立ち仕事のためかなり体力がいる仕事です。私が通っているパリの美容院は、8月いっぱいは休業せざるを得なくなったと言います。

 休暇に入る人の代わりになるようなスタッフを見つけるのが不可能だったからですが(フランス人は7月と8月に長期休暇を取る)、これは初めてのこと。4~5人でやっていたサロンが1~2人になってしまったのです。

 辞めていった人の中には、美容師から完全に転職した人もいます。1人は保育園に、もう1人は時短勤務を希望して事務職に転職しました。「美容師は独身者向けの仕事だから……」と認めるソフィーは、自分の仕事を愛しているが、家庭を持ったら辞めたくなる人が増えるのも仕方ないと理解していると言います。

 フランス人の人々はますます、「自分の時間」が人生で最も貴重だと考えるようになっています。それに最初気がつくきっかけとなったのが、コロナ禍のロックダウンやその後のリモートワークでした。

 この期間、人々は自分の心を整える方法を見出し、愛する人たち、特に子供たちと一緒にいる時間が増える一方、会社との関係が希薄になりました。結果、会社や上司のために犠牲を払おう、という気持ちが薄れていったのです。

 大手自動車会社ルノーでエンジニア兼プロジェクトマネージャーをしているクリスチャンは、ロックダウン期間中、まず大きな衝撃を受けました。それまでは、毎日早起きしてオフィスに行ったり、工場に行ったり、安い部品屋を探しに世界中を飛び回るのが、彼の日常でした。

 ロックダウンが始まってすぐは、家の中で自分のスペースを確保するのが大変でした。子供が3人(ほとんどが10代)いて、妻は教師で週のうち何日かは早めに帰宅するので、新しいリズムをつかむのに苦労したと言います。また、きちんとした服を着ることがないため、家と仕事の間に明確な区別がないことにも慣れませんでした。

■会社を辞め、バイクの修理会社を立ち上げ

 ところが、クリスチャンは少しずつ、昼休みに庭仕事ができること、通勤に時間がかかったり、渋滞の中を帰ってくる必要のない事実を楽しむようになりました。また、彼はコロナ前の働き方を振り返り、仕事と会社のために時間を割きすぎた、とも考えるように。給料がよくても、会社や仕事に時間を奪われ、疲れ切って帰ってきて、子供の面倒をみる時間がほとんどないのはどうなんだ、と。

 最近、クリスチャンはある条件で会社を辞めないかと言われました。定年までにはまだ数年ありましたが、退職金をもらい、古い車やバイクの修理の会社を立ち上げることに決めたといいます。

 それからというもの、時間の使い方が大きく変わり、特に自分の時間を楽しみたいと考えるようになりました。もう一度、ベースを弾きたいし、新たな勉強をしたいともずっと思っていました。盆栽好きな彼は、盆栽についてももっと知りたいといいます。

 こうした中、クリスチャンは自分と、子供たちの人生の向き合い方に大きな「違い」があることに気がつきました。パンデミック、ウクライナ戦争、テロ、環境問題などさまざまな困難によって将来が見通しづらくなっている中、若者はポジティブな希望を見出せなくなっているのです。

 25歳のエリックは、「近い将来どうなるのかわからないのに、なぜ努力するのだろう。あまり深く考えず、日々を生きる方が楽だ」と話します。お金を稼ぐことは、もう重要なことではない様子。仕事で大切なのは、気軽に帰ることができること、旅に出られること、必要最低限の給料で、時間の融通が利くこと、だといいます。

 アメリカでも、「大量離職(グレート・レジグネーション/Great Resignation)」と呼ばれる傾向があります。これは「ビッグ・クイット(Big Quit)」「グレート・リシャッフル(Great Reshuffle)」とも呼ばれ、2021年初頭から始まった、多くの社員が自主的に退職する経済トレンドです。

 原因には、生活費上昇の中での賃金低迷、仕事への不満、パンデミックによる安全性への懸念、リモートワーク施策の充実した企業への就職希望などがあります。

■カフェでは外国人が働き手になっている

 コロナ禍では、サービス業や保育従事者など、ロックダウンの影響を受けた産業で特に多くの女性が解雇の対象となりました。一方でパンデミックは労働者が自らのキャリアや労働条件、長期的な目標や今後の行き方を考え直すきっかけとなり、パンデミックが一段落した今でも、元の仕事に戻りたい、と考える人が減っているというわけです。

 雇用する側にはリモートワークの自由度と、スケジュールの柔軟性を求める傾向が強まっています。若者はこれまで以上にワークライフバランスを重視しているのです。

 フランスに話を戻すと、今、カフェやレストランで働くウェイターのほとんどは外国人です。パリの中心部にある大きなカフェテラスの陽気な店長、カタリナに話を聞くと、彼女と彼女の同僚はルーマニアからきたと説明してくれました。キューバ人とロシア人のハーフのウェイターもいるそうです。

 この夏は多くの学生も働いているそうです。「みんな、ここで働けて幸せです」と、カタリナは満面の笑みを浮かべます。「ただ、私自身は再就職の可能性を考えて、会計士の資格を取りました。9カ月間、会計事務所で働いた後、サービス業に戻ることにしました。私は人と接することがとても好きなんです」。

ドラ・トーザン :国際ジャーナリスト、エッセイスト

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が100%悪いわけではないし、信者の自業自得の部分はあるが、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の責任はかなり高いと思う。
また、日本政府や与党がどこまで事実を知っていたのか、そして、どこまで事実を知ろうとしたのかを検証するべきだと思う。ただ、日本政府(与党の自民党)は検証はしないだろうし、検証をやったとしても結果ありきの検証だろうし、適切に検証できないだろうと思う。
洗脳、又は特定の価値観の植え付け、そして、長い期間、特定の環境や生活に曝されると多くの人達はその環境から抜け出せない、又は、これまでの考え方や生活を簡単に変えられない。これは文化でも説明できる。多くの人は自分の生まれ育った環境を懐かしむし、ある程度の年齢に達すると変化を拒む傾向が高い。宗教でなくても多くの人達は多少なりの理解や想像は出来ると思う。多くの日本人達が海外生活で日本食が懐かしくなったり、食べたいと思うのは、日本食が美味しいとかに関係がなく、生活習慣に関係する影響が大きいと思う。そして、外国の考え方が会う人は存在するが、日本の生活や環境が良いと思う人達が圧倒的に多いのは、日本の環境や生活に長く曝されたからだと思う。
その意味では日本政府や与党が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と関係を持っていた、そして、保護に近いような対応を取って来たのは問題だと思う。

貧乏と乱暴に苦しみ夫を殺害…統一教会「合同結婚式」日本人花嫁の地獄(1/2) (2/2) 08/13/22(文春オンライン)

「被告人を懲役9年に処する――」

 2013年1月、韓国の春川地裁法廷。被告人のM子(当時52)は、前年8月、韓国人夫(当時51)の口元をタオルで塞ぎ、殺害した。統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の「合同結婚式」後に渡韓して17年。教団が掲げる“理想の家庭”とは、かけ離れた末路だった。

◆ ◆ ◆

生活苦に喘ぎながら夫を扶養、看病し、やがて鬱病に

「結婚してからずっと、貧乏や夫の飲酒、乱暴に苦しんできました」

 M子は逮捕後、こう供述したという。収入は、持病があり無職の夫の生活保護費とM子が家政婦などで得た稼ぎ、日本円にして月10万円足らず。夫は酒を飲んでは暴言を吐き、家の中の物を投げつけた。

「生活苦に喘ぎながらも夫を扶養し、看病してきたM子はやがて鬱病に。夫を殺害後、精神鑑定で軽度の適応障害だったことも判明した」(韓国の司法関係者)

 M子は判決を受け入れ異国の刑務所に服役する。

 過酷な境遇に置かれた日本人妻は、M子だけではない。元統一教会信者で『カルト宗教からの脱会』の著書がある冠木結心(かぶらぎけいこ)氏(40代)は、M子と同じく1995年の合同結婚式に参加し、2つ下の韓国人男性と結婚。だが――。

「夫のDVが酷く、私は生まれたばかりの娘を連れて離婚の道を選びました。離婚はご法度でしたから、苦渋の決断でした」(冠木氏)

 内部で「祝福式」と呼ばれる合同結婚式は、原罪から解放され、救済が実現する唯一の方法とされ、信仰生活最大の目標となる。

日本の女性が韓国の男性に嫁ぐ「韓日祝福」が理想的  結婚相手選びを教祖に委ねてきたかつての合同結婚式では、外国人男性に嫁いで海外に家庭を持つ日本人女性信者が続出。花嫁は語学習得の機会もなく、縁もゆかりもない異国の地で生活することになる。その数は世界に約1万人とされる。

「16年、全国霊感商法対策弁護士連絡会がテレビ東京系の番組『世界ナゼそこに?日本人』に『虚偽の事実を織り交ぜた物語を創作して放映している』と申し入れをしています。これまで番組に登場したウクライナ、中米のコスタリカ、西アフリカのブルキナファソなどの日本人妻は、統一教会員だったとされています」(民放関係者)

 ただ、圧倒的に多いのは、日本の女性が「メシアの国」である韓国の男性に嫁ぐ「韓日祝福」だ。最も理想的な組み合わせとされ、統一教会が公表しているデータによれば、日本人の国際結婚相手国は78.4%が「韓国・朝鮮」となっている(2016年)。

 かつて在韓邦人信者の生活を調査した、大阪公立大学大学院文学研究科都市文化研究センターの中西尋子研究員が語る。

「調査は01年から08年にかけて行いましたが、韓国で暮らしている日本人女性信者は、7000人ほどとされています。大半が『韓日祝福』で海を渡った日本人花嫁とみられます

 合同結婚式は、92年の3万組、95年の36万組、97年の4000万組と開催を重ねるごとに発表参加数が激増。その裏で教団は信者以外からも参加を募っていた。前出の冠木氏は「夫婦でなければ天国に行けない」との教えから02年に2度目の合同結婚式に参加し、韓国に渡ったが、

「最初は他の日本人女性信者たちと共同生活を送り、伝道名目で『結婚しませんか』と書いたビラ配りをさせられました」(冠木氏)

夫に母親を殺害された日本人妻も…  結果、集まってくるのは失業者など、国内で普通に結婚できないような男性ばかり。こうした姑息な男性信者集めが、悲劇を生む土壌となっていたのだ。

 92年の合同結婚式で韓国人男性と結婚したある日本人妻は、韓国から家族で帰国後の96年、夫に母親を殺害された。離婚を巡るトラブルが原因だった。

 冠木氏の2番目の夫も、学歴や年齢を偽った日雇い労働者だった。夫の金銭問題に苦しみ続けた彼女はその後、韓国の山間の小さな集落に住居を移し、脱会するまで約10年を過ごした。

「冬はマイナス20度になり、日本人は私1人。住居は台所もトイレもないプレハブ小屋でした」(同前)

 前出の中西氏は「脱会に至らなくとも、同様の境遇にある日本人妻は少なくないはず」と語る。

「彼女たちは苦労すればするほど蕩減(とうげん/罪の清算)になると信じています。一方で『信仰がなかったら離婚している』という本音を漏らす人もいました」

 今年7月23日。統一教会世界本部は、在韓日本人信者がしばらく日本訪問をしないよう、内部通達を行った。安倍元首相の事件を受け、〈不当な宗教的迫害〉を懸念したからだ。

「統一教会は『いつまで昔のことを……』と言うかもしれませんが、昔のことは全て今現在に繋がっているんです」(冠木氏)

 教団の名称を変えても本質を変えることはできない。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2022年8月18日・25日号

死してもなおも利用され続ける。安倍晋三元首相のカルマなのであろう。
これで安倍晋三元首相と「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」との結びつきが世界中にアピールされたことになる。世界で多くの国が取り上げるだろう。そして日本での国葬。道化は日本政府かな!韓国の経済活動に貢献した日本からのお金はとんでもない額は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の活動のおかげと認識されるのだろうか? カルマ:仏典などの日本語での解釈では「業」という意味合いで使われる。サンスクリット語では「行為」、または行為の結果として蓄積される「宿命」と訳される。カルマは「過去(世)での行為は、良い行為にせよ、悪い行為にせよ、いずれ必ず自分に返ってくる。」という因果応報の法則のことであり、インド占星術の土台であるヴェーダ哲学の根底に流れる思想である。(コトバンク)
日本の政治家の中には参加したかったけど、踏み絵状態なので行けないと考えている人達はいるかも?自民党は否定しても、安倍晋三元首相と「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」との結びつきが世界中にアピールされた。事実なのか、誤解なのかに関係なく、世界は接点があったと思うであろう。
このような事を世界平和統一家庭連合(旧統一教会)は行っているのだから、山上容疑者の認識を勘違いと言えるのだろうか?警察は実際のどこまで調査に踏み込めるのか?「見ざる聞かざる言わざる」を実行しないと、警察は間抜けなのかと思われる可能性はあると思う。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

ryoso

報道によれば、「韓国プロテスタント教会は1979年、統一教はキリスト教団体ではないと宣言し、ローマ法王庁も1985年、全世界の司祭や信者に統一教主催行事への参加を禁止した」とのことです。
トランプ、ペンスの両氏は何を考えているんですかね。彼らはキリスト教徒ではないということなのでしょうか。

thc*****

このイベントでの大々的な安倍追悼の狙いは、韓国の反日カルト団体統一教会と結び付いてきた自民党をはじめとする日本の政治家(政治屋)への強い「警告=脅し」である。「今さら関係を絶とうとしても決して逃がさない!」。自民党や個々の政治家の「弱み」をちゃんと握って、恫喝の材料にも事欠かないのだろう。岸田首相や茂木幹事長、そして関係を指摘された政治家のそろいもそろって歯切れの悪い対応が、却ってそれを示している。  政府・自民党および安倍狂信者は、統一教会と安倍との濃密な破廉恥関係を矮小化して事実をねじ曲げて描き出そうとしてきた。しかし、他ならぬ統一教会自体が安倍および安倍政権下での常軌を逸した関係を次々と明らかにしている。目をつむり、耳をふさいでも不都合な現実が消えるわけではない。  関係した政党、政治家は、統一教会の脅しに屈して引き続き「日本と日本人を売る」か、責任を取って退くかしかない。


vys*****

日本政府はカルト宗教に侵食されています。自民党内で統一教会の若い女性が秘書など務めて、韓国政府に日本の政治機密内容は漏洩しています。統一教会は世界各国にありますから スパイ行為としか言いようが無い。同じ宗教と癒着して居る公明党と創価学会は何故何も発言しないのか?日本の忖度する「臭いものにはフタをして事なかれ主義で見ないフリ」にはもうウンザリして居ます。安倍晋三の国葬に37億円使うならコロナ禍の治療費が自費だと入院費20万円かかります。電気代も2割も値上げ、コロナ禍不況で生活出来ない、住宅ローン破産してる家族も居ます。日本国民を救済するのが先では無いのですか?安倍晋三総理の国葬してもコロナ禍だから世界の要人が来日して経済効果があるわけでも無いし。安部派がどうとか言ってそんな議員内の話しよりも今困窮者の国民を救済して下さい。国保料や社会保険料高すぎるのに、市民税も高いし。

宗教と自称すれば何でも許さる日本のシステムを変える必要があると思う。「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」、自民党、そして他党の一部の政治家達の接点を考えると安全保障の問題や治安の問題に関係すると思う。今、何とかしないと全く違う形の第二次世界大戦のような愚行をするかもしれない。メディアを抑え、言論を抑え、小ロシアや中国になるかもしれない。気付いた時では遅いと思う。その時には既に自由はないと思う。

旧統一教会 安倍元首相を追悼 韓国・ソウルで大規模イベント 08/12/22(フジテレビ系(FNN))


安倍元首相銃撃事件で注目が集まる世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が、教団本部がある韓国で、関連団体とイベントを行い、この中で安倍元首相を追悼する時間が設けられた。

ソウル市内で行われているイベントの開会式では、過去に教団の関連団体にメッセージを寄せたことがある安倍元首相の死去に触れ、「統一と平和のための運動にご尽力された」などとして、追悼の時間が設けられた。

また、アメリカのトランプ前大統領がビデオメッセージを寄せ、安倍元首相とは良い友人だったとして、「安倍氏の死は、世界にとって大きな損失だ」と述べ、哀悼の意を表した。

今回のイベントは、教団の創設者・文鮮明(ムン・ソンミョン)氏の死去から10年の節目として行われていて、15日まで続く。

こんな世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と関係を切れない自民党議員や野党の議員は政治家としてどうなのかと思う。

旧統一教会・田中会長「霊感商法を行ったことはない」断言の狡猾な正論 元信者がバッサリ! 08/12/22(日刊ゲンダイDIGITAL)

【安倍元首相銃撃で見えた 統一教会の実態】

「歪んだ臆測や悪意に基づき、メディア報道がされています」「正体隠しとして名称を変えたかのうように批判することは事実無根の的外れな臆測であり、決めつけに過ぎません」

【写真】旧統一教会と“超濃厚接触”自民議員32人リスト 内閣改造・党役員人事が岸田首相の「踏み絵」に

 旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の田中富広会長(66)は10日、外国特派員協会で行われた会見でメディア批判を繰り返した。

 さらに社会問題化した「霊感商法」については「一部メディアでは30年以上前にレッテルを貼った霊感商法なるものが、今も変わらず行われていると発信し続けております。しかしながら、いわゆる霊感商法なるものを、過去においても現在も当法人が行ったことはありません」とキッパリ断言した。

 霊感商法は「先祖の霊がついている」「家族が不幸になる」などと不安を煽り、印鑑や壺などを法外な金額で購入させたり、多額の献金を要求するもの。

 全国の消費者センターと全国霊感商法対策弁護士連絡会がまとめた「過去5年間の商品別被害集計」によると、印鑑や壺以外にも「人参凝縮液」「絵画・美術品」「宝石類・毛皮」などの購入に充てられている。1987年から2021年までの被害総額は1237億円超に上り、それも氷山の一角だという。

■「新世事件」で当時の会長が引責辞任

 会見で田中会長は「09年が当法人にとって大きな分岐点でした。一部信徒の経済活動が刑事事件となり、地方施設などに警察の家宅捜査が入る事態となり、当時の当法人会長が世間の道義的責任を取り、辞任した」と語り、霊感商法の摘発が元会長辞任のきっかけだったと認めている。この「新世事件」により、霊感商法が初めて犯罪認定された。

 民事では全国各地で裁判が行われ、例えば12年には福岡高裁が旧統一教会側に3億9000万円の支払いを命じている。

 00年、沖縄教区の幹部と信者が当時40歳代だった原告の信者(養女)に対し、「養母は先祖因縁のために病気で苦しんでいる」「養母の因縁は重いので聖本10冊を家に入れなければ養母の命は助からない」などと言って、複数年にわたって約4億3500万円を献金させていたのだ。

■「信徒が勝手にやっている」という建前

 自身も元信者で、37年間、脱会支援活動を続けている東北学院大非常勤講師の竹迫之氏がこう指摘する。

「会見では『法人としては』を随分強調していましたから、建前として信徒が勝手にやっているという理解で、『組織としてやったことはない』という言い分が成り立つと思っているのでしょう。霊感商法に関しては、以前のように印鑑や壺を売りつけるのではなく、物品の位置づけが、高額献金者に対する一種のご褒美的な記念品として、聖本などが渡されています。物品を介したお金のやりとりではないというつもりなんでしょう」

 田中会長は会見の途中で「そろそろ」という司会者の制止を「全部話させてください」と振り切り、予定時間を10分上回る40分間、言いたい放題だった。

下記の記事は本当なのか、作り話なのかわからない。自民党議員と「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」のニュースや記事を見るたびに何か隠された物があると思う。
元信者の話はとにかく仲間が欲しいのなら残念な話だけど、これまでの付き合いでその人がどんな人なのかわからない付き合い方をしている、又は、浅い付き合いなら失ってもそれほどの事ではないと思う。小さい事で去っていく人達はどのみち、何か起きれば去っていく人達。
「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」だけでなく、宗教に熱心な人達とは距離を置いた方が良いとの話は良く聞く。宗教に熱心でない家族だからさらにそう思うのかもしれない。ただ、友達の兄が違う宗教の奥さんと結婚して、別人になったとの話を何度も聞かされたので、気を付けないとの考えはある。
宗教の自由や信仰の自由はあると思うけど、宗教の教えが人生だったり、人生の哲学の場合、価値観が合わなければ妥協点を見つける事しか出来ない。同じ宗教でも教会が違えば価値観や人の考え方が違うと言っている人達の話を聞くと、いろいろあるんだなと感じる。
結局、自民党議員と「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」で問題や現実をオブラートで包んでいたが、状況が変わったのだから当人達にとっては仕方がないでは済まないかもしれないが、仕方がないと思う。それでも世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が良いと思うのなら、信仰心は本物か、マインドコントロールが上手く行っていると思う。
やんちゃだった人達や不良グループに属していた人達だって、相手次第では差別される。同じ事。だけど、普通に生きていたり、成功している人達はいる。

「私は信者ですが、他人に寄付を求めることとかにも関わっていませんし、社会に悪いことは何もしていません。ウチも毎月、教団に送金はしていますけど、活動といえば、仲間と平和のイベントや劇団をボランティアで手伝ったり、フリーハグ活動をしたり、宗教というより信頼できる仲間とのサークル活動みたいな感じでしかないんです」

上記ぐらいの活動をしたいのなら、「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」を辞めて、他のキリスト教の洗礼を受けても出来ると思うよ。本当に信者を辞める事に対して引き止めがないのなら、変われば良いと思う。「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」に拘る理由は?

 統一教会はフランスなど海外では宗教団体ではなく、カルト団体と見なされており、特に過剰な集金手法や周囲と断絶させる洗脳手法は反社会的とすらいえる。ただ、末端の信者はその悪質な霊感商法などをよく知らず、「昔は問題があったけど、いまはないのでは」と思い込んでいる人も多い。

 なにより、あの安倍元首相や多数の政治家が賛同していたほどだから、健全な組織だと思っても不思議ではない。前述のBさんも「安倍さんの祝賀メッセージは信者の多くが感激していたこと」と言っている。彼女は先の参議院議員選挙の応援で、組織から指示されて自民党議員に投票に行ったひとりだが、「いま世間のほうが急変して態度を変えた印象」とも言っている。

一度、立ち止まって何が真実なのかを考えた方良いと思う。カルトと見なしているのはフランスだけではないよ。アメリカもカルトと考えているよ。そして「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」と接点のある多くの自民党議員や野党の政治達は勘違いさせた責任はあると思う。
アメリカ留学時代、アメリカ人から困った人を助けようとしたら、心中するぐらいの覚悟がないのなら(生半可な気持ちなら)関わるなと言われた事がある。冷たいなと思ったけど、いろいろな事を経験して思う事だが、簡単に助ける事が出来ないケースには、軽い気持ちで関わるととんでもない事になると言う事だった。溺れる者は藁をもつかむと同じで、助けてくれると相手が思うと付きまとわれる事だってある。冷たくするつもりはなくても、相手が冷たくされたと思えば恨まれる事だってある。人のトラブルを見て凄く理解できた。日本は、理想的な考え方をする人達が多いと思う。
宗教を解釈した人達の違いで、同じ宗教で殺し合う事だってある。批判すれば、神への冒涜として殺される事だってある。宗教は魂を救う事があるが、利用されると思考が停止して、偏った考え方になる危険がある。これがマインドコントロールだったり、テロ集団の一部はこの応用の延長線上にある。だからテロとか、民主主義への冒涜とか言いながら「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」との関係解消には消極的な事には笑えてしまう。


A couple pose with their assault rifle outside a Pennsylvania churchCredit: Photo John Chapple
TO HAVE AND TO HOLD Inside the bizarre mass wedding where hundreds of couples toting AR-15s and wearing crowns are blessed – and told to use their weapons to protect themselves from ‘Satanist systems’ Armed devotees drank holy wine and exchanged wedding vows at the US church - with one couple telling Sun Online the ceremony allowed them to “give thanks to God” for guns while making their relationship “complete”. 03/01/2018(THE SUN)


World Peace and Unification Sanctuary (世界平和統一聖殿(せかいへいわとういつせいでん)は、世界平和統一家庭連合(旧称世界基督教統一神霊協会)から分かれて成立した宗教団体である。サンクチュアリ教会、鉄の杖ミニストリーともよばれる。文亨進(世界基督教統一神霊協会(統一教会)の教祖文鮮明と韓鶴子の7男)は有力なトランプ支持者であるとされ、AR-15を重要視する“Rod of Iron Ministries”を率いている事で知られ、2021年アメリカ合衆国議会議事堂襲撃事件にも参加した)
Unification Church and Rev. Sun Myung Moon

This page contains information The Cult Education Institute has gathered about the Unification Church. (The Cult Education Institute)


ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

ius*****

今まさにこの問題で悩んでます。
うちの実家は店を経営していますが、そのバイトに某新興宗教(統一教会ではない)の信者がいます。
親は、周りに一切布教行動はしない事を条件にその人を雇い、確かに店で布教活動するような動きは無いそうです。
しかし、母以外のスタッフに対して当たりが強く、母と周囲を分断して入信させて、最終的に店や遺産をせしめようとしているのではないか、という疑念があります。
母にもその可能性を伝え、適度に距離を保つように言ってはいるのですが…心配です。

やはり私と周りが説得して辞めさせた方が良いのでしょうか…

30代の「統一教会の元信者女性」が語る…「安倍元首相銃撃で人間関係が崩壊しました」(1/2) (2/2) 08/12/22 (現代ビジネス)

世界が変わった

 「安倍さんが殺されてから、世界が変わった感じです。友達が次々に電話に出なくなって、LINEの返事もなくなったり、遊び仲間からも外されたり」

【写真】安倍晋三が恐れ、小池百合子は泣きついた「永田町最後のフィクサー」

 いわゆる統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の信者、元信者たちの間で動揺が広がっている。それまで普通に付き合っていた人々から縁を切られたり、冷たくされたりしているという。

 冒頭の証言は30代女性の元信者Aさんのもの。Aさんは、両親が信者であることから大学を卒業して社会に出た20代前半までは自身も信者だった。

 「アフリカのコンゴの人と結婚する話を勝手に進められ、それに反発したのが脱会のきっかけでした。それまでは恋愛禁止とかギャンブル禁止とか言われるくらいで、特におかしな組織とは感じなかったんですが、結婚の話で親と大喧嘩して家を出たんです。最初は勤務先にまで親や連合の人が来て大変でしたけど、11年前に関西から関東に引っ越してからは普通に暮らせていました」

 かつての霊感商法の問題をよく知らない彼女にとって、統一教会は結婚の強制以外、特に異様な組織との認識がなかった。それゆえ、脱会後に知り合った友人たちにも「元平和連合」という言い方で信者時代の経験を話していたという。

 「それほど気味悪がられたりすることもなくて、大変だったね、くらいの反応だったんですけどね…」

 しかし、安倍晋三元首相が奈良市の演説中に銃で撃たれて死亡した事件のショックは大きかった。言うまでもなく、逮捕された山上徹也容疑者が供述した殺害の動機として、母親が統一教会に多額の寄付をして家庭が崩壊したことが挙げられている、と報じられたからだ。

 さらに安倍元首相や多数の政治家が、教団のイベントに参加するなど親密な関係にあったことが大きな社会問題となっていることも、ショックに拍車をかけた。

友達にウソをつかれる

 日本での統一協会の問題は、1980年代に霊感商法が広く批判され、実際に分かっているだけでも1200億円以上の被害が把握されており、それも全体の1割程度だと見られている。そのため「憲政史上最大の消費者被害」といわれ、ネット上では「暴力団よりもタチの悪い反社会的勢力ではないか」と言う人もいるほどだ。近年は政界との関係からか取り締まりが弱まり、メディアの報道も激減していた。

 そうした環境下で、世間では「平和連合」と言われても統一教会と分からない人もいて、「これまで元信者であることの不利益はなかった」とAさんは言う。しかし、事件によって、状況は一変してしまった。

 「私はもう脱会しているし、誰も勧誘したこともないのに、仲間内で『遊びに誘われたら統一教会のイベントだった』とかウソを言う人が出てきて、距離を置く友達も増えて、人間関係が一気に壊れた感じです」(Aさん)

 元信者であっても白い目で見られるのだから、現役信者はもっと厳しい。2人暮らしの母親ともども信者であるという20代女性Bさんに話を聞くと、事件後、アルバイト先の飲食店の上司に「職場で統一教会の信者だとウワサされている。事実なら辞めてほしい」と言われて職を失ったという。

 「私は信者ですが、他人に寄付を求めることとかにも関わっていませんし、社会に悪いことは何もしていません。ウチも毎月、教団に送金はしていますけど、活動といえば、仲間と平和のイベントや劇団をボランティアで手伝ったり、フリーハグ活動をしたり、宗教というより信頼できる仲間とのサークル活動みたいな感じでしかないんです」

「勧誘は一切していない」つもり  ただ、彼女の場合は数年前、親しくなった同僚を教団のイベントに招待したことがあり、「勧誘は一切していない」つもりでも、布教活動と見なされたことはあったと言う。

 「国際交流の集まりがあって、同僚が英語を上達させたいと言うので、無料で外国人と会話できる場として紹介しただけでした。教団に入れとかは一度も言ってないんですけどね。そのことも当時はそんなに強く抗議されたりなかったのに、いまになって、あいつはカルトだから近づくなとか言われ出した」

 こうした話は、過去十数年で統一教会の取材で知り合った、別の信者数名に聞いてみても、「仕事先をクビになったとかアパートを追い出されたとかの話が聞こえてきている」ということだ。

オウム事件のときに起きたこと

 そういう組織と関わっているのだから当然だという人も少なくはないだろうが、過去に似たケースではオウム真理教の例がある。1995年の地下鉄サリン事件などに教祖や幹部らが組織的に犯行に関わっていたことが判明し、連日メディアで異様な組織の実態が報じられた。

 当時1万人以上いた信者たちの多くは事件に無関係だったが、出家などしていなくとも、まるでテロリストのように扱われ、連日マスコミに追われ、職や住居、友人を失ったことがあった。

 テロ事件から10年以上が経っても、元オウム信者ということが分かると、友人や知人から「おまえもサリン作ってたの?」と聞かれたり、関係を断たれたりしたと話す人もいた。これと同じことが統一教会でも起き始めているというわけだ。

 統一教会はフランスなど海外では宗教団体ではなく、カルト団体と見なされており、特に過剰な集金手法や周囲と断絶させる洗脳手法は反社会的とすらいえる。ただ、末端の信者はその悪質な霊感商法などをよく知らず、「昔は問題があったけど、いまはないのでは」と思い込んでいる人も多い。

 なにより、あの安倍元首相や多数の政治家が賛同していたほどだから、健全な組織だと思っても不思議ではない。前述のBさんも「安倍さんの祝賀メッセージは信者の多くが感激していたこと」と言っている。彼女は先の参議院議員選挙の応援で、組織から指示されて自民党議員に投票に行ったひとりだが、「いま世間のほうが急変して態度を変えた印象」とも言っている。

 統一教会の霊感商法には本来、国や行政が率先して取り組むべき問題ではあるはずが、周知のとおり選挙の応援で肩を組んでしまった政治家たちがその旗を振れない様相になってしまっている。

 そうなると、一般の人たちは統一教会について問題意識を抱かざるを得なくなり、そのなかで、被害と直接無関係な信者、元信者に対しても厳しい態度が強まっていきそうだ。信者・元信者との絶縁や差別などでは、根本的な問題の解決には至らないのだが。

片岡 亮(フリージャーナリスト)

「仙台市長、半旗の依頼『当然」 安倍氏に弔意を表すため」を考えると仙台市長の考えるのは当然と言う事なのか?なかなか第二次世界大戦中のやり方は変わらないと言う事か?このような対応とそれを利用する人達、そしてこのような対応を見過ごす人達が次のステージに状況を推し進めると思う。 
ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

お願いとか要請にするものだから、各校長判断となり、そうすると同じ市内で掲揚「する」「しない」で差が生じ、その説明責任が各校長となるわけです。そうすると、掲揚してもしなくても、他と違う事についての説明責任を校長が担うものですから、現場が大いに混乱したのでしょう。だから、これは委員会のトップもしくは行政のトップが判断して決定するものなのに、自分達の判断とそれに伴う責任をうやむやにして現場に丸投げしてしまった結果なのかと思いました。

安倍氏死去で半旗掲揚 仙台市教委通知に学校現場困惑 小中2校長が心境明かす 08/12/22(河北新報)

 仙台市教委が市総務局の依頼を受け、安倍晋三元首相の葬儀に合わせ半旗掲揚を全市立学校に求めた問題で、市内の小中学校長2人が匿名で河北新報社の取材に応じた。前例のない経緯で市教委から判断を委ねられた校長らは、当時の困惑した心境を証言した。

 安倍氏が亡くなった7月8日夜、市総務局は政府からの要請や依頼がない中で各部局に半旗掲揚を依頼。これを受け市教委は同11日付で全188の市立小中高校などに、12日の家族葬まで半旗掲揚を求める通知を出した。

 ある小学校長は市教委の通知に従い11日夕と12日昼、半旗を掲げた。校長1人で決断し、教員や児童には説明しなかった。

 「半旗掲揚の理由を教職員や児童に伝えるべきだったが、時間がなかった。本来ならば説明する義務があった」

 市教委からの通知に政府の要請文書が添付されていないことに疑問を感じた。中曽根康弘元首相の合同葬(2020年10月)の際の通知には、政府の要請文書が添付されていた。

 「『あれ、なんで(政府文書がないのか)』と思った。ふに落ちなかった」

 郡和子市長は「強制はしていない。それぞれの学校の判断だ」と主張するが、総務局通知は「遺漏のない対応」を求めていた。加えて市教委から通知があれば「『(半旗掲揚を)やりなさい』と受け止めるのが普通だ」と言い切る。

 掲揚するかどうか相談し合う校長らもいたと聞いた。「掲げる、掲げないの判断が学校によって異なる場合、市民にどう説明するのか。市教委はよく考えずに通知を学校に送ったのだろう。勇み足だ」と憤る。

 政府に先駆けて半旗掲揚を決めた仙台市。中学校長の1人も「通知を読んで『あれ?』と戸惑った」と明かす。

 「何らかの形で弔意を表すことはあるにしても、事件の背景が分からず政府の対応も決まらない中で、市はこういう方針を決めるのかと思った」

 市教委が定める半旗など弔旗の掲揚基準は「国や県、各局区等からの通知等により行う」とする。市教委から学校に出された通知には「総務局長より依頼がありました」「半旗掲揚にご協力ください」との記載があった。

 「通知には困惑したが、市としてそういう方向(半旗掲揚)なんだと受け止めた」と校長は振り返り、実際に掲揚したかどうかは「勘弁してほしい」とだけ語った。

仙台市長、半旗の依頼「当然」 安倍氏に弔意を表すため 08/09/22(共同通信)

 仙台市の郡和子市長は9日の記者会見で、安倍晋三元首相の通夜と葬儀に合わせ、市教育委員会が全市立学校に半旗の掲揚を求めたことに関し「憲政史上最長の首相で、東日本大震災からの復興にも尽力いただいた。弔意を表すため当然と考えた」と述べた。

 教育基本法は、特定政党の支持など学校の政治的活動を禁じるが、「政治的行為と捉えていない。各学校が判断するもので、強制するものでは全くない」と強調した。

 仙台市教委は、市総務局が7月8日夜に出した半旗掲揚依頼を受け、同11日付で、全市立校に「安倍晋三元内閣総理大臣の逝去に関する半旗の掲揚について(依頼)」と題する通知を出した。

下記の記事から判断すると政党や政治家は結構、無責任で詳細を詰めていないと言う事?「残された道は原発再稼働一択」に関しても無責任だと思う。
京都大学法学部卒業なので頭は良いのだろうが、それでも、この程度の事しか出来ないし、この程度の事しか考えられないのか、それとも政治家として生き残るためにもがいていると言う事なのか?
「残された道は原発再稼働一択」は安易だし、原発の問題や原発の廃棄物の問題を考えていないと思う。「メガソーラー」のように良く考えたら間違っていましたと言えば良い程度に考えているのだろうか?頭の良い政治家は詭弁者として優秀なのかもしれないが、全体的に考えるとどうなのかなと思う。
日本で太陽光発電の企業は残っていない。中国からの逆輸入。技術的に将来性はないのか、また、安く安定した品質の太陽光発電は無理なのだろうか?あと、日本は台風と洪水の問題があるから設置場所に関して難しい点はあると思う。

「メガソーラーには絶望しかない」と元環境大臣が覚悟の告白…「残された道は原発再稼働一択」(1/2) (2/2) 08/12/22 (現代ビジネス)

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細野 豪志(ほその ごうし) 衆議院議員 昭和46年8月21日生まれ、滋賀県出身。京都大学法学部卒業。三和総合研究所研究員 (現三菱 UFJ リサーチ&コンサルティング)。環境大臣、内閣府特命担当大臣(原子力発電所事故再発防止・収束)、総理大臣補佐官などを歴任。 ----------

【写真】車のナンバープレートで絶対に「使ってはいけない」4つの平仮名

なぜメガソーラーはトラブルが絶えないのか

 ロシアによるウクライナ侵攻、そして、円安によってエネルギー価格が高騰している。さらに、日本では、太陽光発電を中心とする自然エネルギーを普及するために莫大な補助金を支出しており、わたしたちは「再エネ賦課金」(再生可能エネルギー発電促進賦課金)として、電気代に上乗せされる形で徴収をされている。

 問題は電気代の値上がりだけではない。その太陽光発電・メガソーラーが、全国各地で、環境破壊を起こしトラブルが頻発しているのだ。

 元環境大臣である細野豪志元環境大臣は、3.11の東日本大震災時には、内閣総理大臣補佐官とし菅直人政権を支えていた。その後、原発事故担当大臣として東電に常駐しながら事故対応にあたり、その年に、環境大臣に就任。自然エネルギーの推進を図りながら、大飯原発再稼働に向けて当該地域の知事への説得役も担ってきた。

 原発処理を担当した大臣として、自然エネルギーを推進する立場にあった環境大臣経験者として、「メガソーラー・太陽光発電」をどう考えているのか。イトモス研究所所長・小倉健一が、直撃インタビューを敢行した。

 ──日本中で、メガソーラー(発電所)の設置が大問題になっています。そもそもメガソーラーは、発電規模が1,000kW以上の大規模な太陽光発電システムを指します。一般家庭の屋根に設置する太陽光発電システムは10kW未満ですから、その100倍以上になります。メガソーラー設置には、サッカーのフィールドの約2倍の敷地が必要です。震災を前後して、国が積極的に支援をしてきました。最近になって近隣住民とのトラブルが多発しています。細野元環境大臣の地元である函南町でも同様です。なぜ、メガソーラーはトラブルが絶えないのでしょうか。

 細野 根本的な問題は、メガソーラーの買取価格を高くつけすぎたことです。産業用の電力買取単価は、2012年は「40円+税」(※)を20年間約束するというものです。今では「10円+税」を20年間ですから、およそ4倍です。高い値段をつけてすぎてしまったがために、発電に適していないところでも十分に収益が可能となってしまい、自然環境や住民にとって迷惑な場所での開発が全国各地で起きてしまった。急斜面でつくったり、森林を伐採するので地域全体の保水力が落ちて土砂災害が起きます。

 細野 10年前の権利を持っている人、もしくは転売を受けた人は、あと10年間は権利を持っていることになりますから、無理にでも開発しようという動機が生まれてしまいます。もし、今の10円という価格なら、森林を開発してまで収益を得ることはできません。

原発に比べて甘い管理監督

 ──政府として、一度約束してしまったものは、対策が難しいということですね。乱開発をする業者に対しても国が管理・監督を怠ってきたツケのようなものを感じます。メガソーラーには絶望しか感じません。

 細野 たしかに、過去にさかのぼって法律の効力を持たせる「遡及法」でないと、メガソーラーを止めることは難しい。ただし、同じエネルギーに関していうと、原発は「遡及法」が適用されています。建設した当初よりも相当厳格な基準、世界でも厳しい基準、でないと稼働が認められていません。原発もルールを格段に厳しくしたのですから、太陽光・メガソーラーに関しても同様に厳しい基準を後から課すことは可能だと思います。

 細野 それと管理監督面でも、メガソーラーは原発と比べて相当甘い。地元・静岡を回っていると、富士山の麓ということもあって、メガソーラー天国のようにたくさん設置されているのが見て取れます。よく見ると、下草が生い茂っていたりと野放しに放ったらかしになっているものも多い。管理ができていない。

 原発は経産省が管轄していて、さらには独立性の高い原子力規制委員会が厳しいチェックを繰り返しています。テロ・戦争の危険性まで指摘を受けている状況です。

 細野 対するメガソーラーと太陽光発電ですが、林地開発は農水省の管轄で、エネルギーは資源エネルギー庁が管轄ですが、扱っている案件が多すぎて監督しきれていません。

 一番心配なのは、これから10年前に設置したメガソーラーや住宅用太陽光発電の大量廃棄時代がやってくることです。個別の所有権は次々と移っていく中で、有害物質をきちんと取り除いて廃棄されるのか。悪質なメーカーが対処しないのではないか。多くの懸念がありますが、これは政権に課せられた大きな宿題だと思ってます。

もう原発再稼働しかない

 ──細野元環境相の地元で開発が進められている「函南町メガソーラー」も住民トラブルが発生しています。報道を確認すると、川勝平太静岡県知事が「メガソーラーが森を破壊する」「住民の理解なしに進めるのは間違い」と口にしているものの、静岡県では着々と函南のメガソーラー事業を進めている印象を受けます。

 細野 函南で進められているメガソーラー事業は、決して認められるものではないと考えています。絶対に阻止しなくてはいけません。林地開発許可が降りているので難しいという人もいますが、この許可の前提となる「河川協議」ができていません。事業者は「協議はした」と主張してますが函南町は「していない」と言っています。当事者のうち、片方が協議をしていないというのでは話になりません。このような状態で許可をおろしてはいけません。知事は問題だと言っているけど、行政の側は認めてしまっている。

 ──元環境大臣として、原発再稼働に賛成し、太陽光に対しては反対。地球環境を守るためには、自然エネルギーには手を出さないほうがいいということでしょうか。

 細野 そういうことではありません。例えば、太陽光発電は多くのデメリットがある半面、防災施設には最低限の電源として導入するのがいいと思います。地震が起きて、他地域から送電ができなくなっても太陽光発電を備えた施設は、発電ができた事例があります。

 経済安全保障の観点からも、メガソーラーや太陽光発電は中国資本が強く、風力は欧州勢が強い。エネルギー供給の基幹部分を他国に委ねるのは危ないと思いますし、発電するたびに、国富が海外へ流れていくのはもったいないですね。風力についてはもう一度国産でできないかを考えるタイミングだと思います。

 細野 環境大臣時代には、地熱発電に期待していたこともありました。温泉や火山がこれだけある国土ですから、可能性を感じていたのです。ただ、実際に設置場所を考えたときに、景観を破壊せず、そして既存の温泉施設が近くにないという条件がネックになって、限定的なものになってしまいました。

 今後、蓄電技術やペロブスカイトなどの技術面でのブレークスルーは大歓迎です。

 しかし、今起きているこのエネルギー危機を解決する策は、原発再稼働しかありません。「再稼働」というぐらいですから、一度は動かした実績があります。ブラックアウト(大規模停電)リスク、産業リスク、低所得者がエアコンを切ることによる熱中症、健康リスクなど、一刻も早いエネルギーの安定供給を図るべきです。今すぐにやれることは、「原発再稼働一択」といって過言ではありません。

 ※出典:「太陽光発電総合情報」

小倉 健一(イトモス研究所所長)

眞子氏のように元皇族だからと言う事で、税金が投入されないのであれば、好きにすれば良いと思う。
出来るだけ早く今の天皇で天皇、皇室、皇族そして宮内庁を廃止する事を決定してほしいと思っているので、当人が、自由になりたいのなら自由になれば良いと思う。
始まりがあれば終わりは必ずある。終わりがない始まりはない。

佳子さまに“間違いないお相手”とのお忍び愛報道 眞子さんと「同じ選択」なら秋篠宮家どうなる 08/11/22(日刊ゲンダイDIGITAL)

 秋篠宮家次女、佳子さまの交際報道が飛び込んできた。「女性自身」(8月23日・8月30日合併号)によると、お相手は学習院初等科時代の同級生で、学習院高等科を卒業後、有名私大の歯学部を卒業したエリート歯科医の男性。男性の両親は紀子さまと学習院の同級生で、現在まで家族ぐるみの交流が続き両家の関係は深いとのこと。

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 7月初旬、都内にある男性一家が運営する歯科医院兼自宅をお忍びで訪れた佳子さまは、2時間半ほど過ごされたという。

 この“お忍び愛”スクープで現実味を帯び始めているのが、佳子さまの結婚だろう。佳子さまは2019年に国際基督教大学(ICU)を卒業の際、結婚について次のようにお話しされている。

《結婚の時期については、遅過ぎずできれば良いと考えております。理想の男性像については、以前もお答えしていますが、一緒にいて落ち着ける方が良いと考えております。相手がいるかについてですが、このような事柄に関する質問は、今後も含めお答えするつもりはございません》

 佳子さまはこれまで、学習院時代の同級生だった富士急行創業家の御曹司や、ICU在学中に留学した英リーズ大学で出会った東京農大出身の男性との関係が報じられたことも。

■結婚による皇族数減少への影響

 結婚といえば、姉の眞子さんと夫の小室圭さんの婚約が内定したのが、眞子さんが26歳のとき。昨年10月に小室さんとゴールインし、現在ニューヨークで暮らす眞子さんの場合、小室さんの母親の金銭トラブルの発覚がきっかけで、婚約内定から4年近くも結婚延期を余儀なくされた。

 本命と思しき男性が登場した佳子さまは、今年12月で28歳を迎える。結婚への障壁はないのか。

「今回報じられたお相手の実家は、3代続く地元で評判のいい歯科医院。しかも、学習院出身で秋篠宮ご夫妻とも交流がある方のようなので、眞子さんのときのようなトラブルが起こる心配はないと思われます」(皇室ジャーナリスト)

 眞子さんの結婚に伴い、佳子さまは日本テニス協会の名誉総裁などの役職を引き継がれ、ここのところ公務に熱心なご様子だ。

「国民からの反対意見が多かった眞子さんの結婚を最後まで支持していた佳子さんは、眞子さん以上に皇室から出ていくことに強い思いを持っているといわれています」(前出・皇室ジャーナリスト)

 だが現在、公務に携わる皇族数の減少が、喫緊の問題の1つとされている。有識者会議では、その解決方法として、女性皇族が結婚後も皇室に残る案も出ている。そのため、将来、皇位を継承する可能性の高い、弟の悠仁さまのサポート役として佳子さまには結婚した後も皇室に残ることを期待する向きもあるようだが、果たして佳子さまは眞子さんと同じ道を歩まれるのか。

政治家達の言葉は基本的に信用できないと感じたケース。
嘘を平気で付く政治家達に将来を託せるのか?問題はここだと思う。

高市氏、旧統一教会系の月刊誌で対談 「関わり知らず」 08/10/22(毎日新聞)

 高市早苗・経済安全保障担当相は10日夜の就任記者会見で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)系の月刊誌に自身の対談記事が掲載されていたことを明らかにした。高市氏は「旧統一教会と関わりがある雑誌だとは知らなかった」と釈明した。

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 高市氏によると2001年3月、旧統一教会と関係が深いとされる世界日報社が発行する月刊誌に、政治評論家(故人)らとの対談記事が掲載されていた。毎日新聞などの取材を受け、国会図書館からコピーを取り寄せて確認したという。【鳥井真平】

警察が事実確認を安倍晋三元総理が銃撃され死亡した事件で行えば良いだけ。実際に、「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」がどのような行動を行っているのか調べれば事実がわかる。
言い訳だけかもしれないが、多くの政治家達が「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」、又は、関係組織だと知らなかったと言うのだから、これからは「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」とわかるように行動をしたり、発言をしたりすれば良いと思う。
「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」、又は、関係組織が多くの政治家達と関係を持っている事には驚いた。関係を持っている政治家達を政治家として認めるのか、関係を持っていない政治家候補を支援するかは、有権者次第だと思う。

【速報】旧統一教会・世界平和統一家庭連合が会見 名称変更に「主務官庁は難色を示した」「政治介入や不正はない」「全国の教会に脅し、大音量による罵声」と“被害”訴え 08/10/22(MBSニュース)

 安倍晋三元総理が銃撃され死亡した事件で、宗教団体の「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」が10日、会見を開きました。

【LIVE】旧統一教会「世界平和統一家庭連合」が会見…田中富広会長は何を語るのか

 田中会長は団体の名称変更について、「名称変更の相談を持ち掛けた当時の主務官庁は名称変更に難色を示し、変更認証申請をしないよう当法人を説得してきました。その後何度も主務官庁に名称変更の相談を重ねましたが、対応が変わらなかったので、2015年には、主務官庁が拒否するならば訴訟もやむを得ないと弁護士の意見書を添えて主務官庁に意思表示しました。これを受けて主務官庁は当法人の名称変更にかかわるものを受理し認証となりました。純粋な法律問題として適法に処理されたものでありそこはなんら政治的介入や不正はありません」と述べました。

「祝福結婚が男女の意に反して行われることはない」「多くのカップルは幸福円満に過ごしている」  また、田中会長は『好きでもない人とさせられる』等の報道に対して、「祝福結婚が男女の意に反して行われることはない。かつては文鮮明総裁に永遠のパートナーの紹介を受けていたが今は形も変わっている。離婚率は2%以下と少なく、多くのカップルは幸福円満に過ごしている」

「全国の教会に『殺すぞ』と叫ぶ脅し、脅迫電話、街宣車での大音量による罵声」と“被害”を訴える  田中富広会長は「安倍元首相が凶弾に倒れられた直後から容疑者の犯行動機が当法人の信者である母親の献金であるという、いまだ確定しない状況から当法人へのメディア報道により、当法人の信徒から様々な被害が報告されています」と旧統一教会への被害を訴えました。

 具体例として田中会長は「全国の教会に殺すぞと叫ぶ脅しや、脅迫電話、街宣車での大音量による罵声、そして集会妨害、一般信徒の自宅にまで夜朝に押しかけてメディアによる過剰な取材、信徒の子どもたちが学校やサークルで受けるいじめによる登校拒否、あるいは信仰を理由に会社を辞めるよう追い詰められた家庭もあります」と被害を訴えました。

 旧統一教会をめぐっては、逮捕された山上徹也容疑者は「母親が宗教にのめりこみ、多額の寄付をして破産したので、恨みがあった」という趣旨の供述をしているということです。

人生の終わり、又は、集大成を失敗で終わった感じだと思う。

安倍元首相銃撃事件「一生背負っていく」 退任会見で二之湯氏 08/10/22(毎日新聞)

 二之湯智・国家公安委員長は10日の退任記者会見で、旧統一教会の関連団体が2018年に開いたイベント「ピースロード」で京都府実行委員長を務めたことについて「今となってはもう少し考えるべきであった」と述べた。

【沿道に大勢の人】安倍元首相のひつぎを乗せた霊柩車

 また、安倍晋三元首相の銃撃事件の警護態勢に関する警察庁の検証・見直し作業の途中で退任することについては「最後まで見届けることはできなかったが、後任の(国家公安)委員長のもとで立派な検証・見直しの結果が報告できるのではないか」と期待を寄せた。自身の責任については「非常に重く受け止めている。おそらく一生背負っていくことになるのではないか」と述べた。

 7月に参院議員の任期を満了して民間人閣僚となっていた二之湯氏は、今回の退任で政界を引退することになる。「最後に安倍元総理の銃撃事件や(旧)統一教会という問題があったが、私は私なりに一生懸命頑張った」と政治生活を振り返った。

 二之湯氏はこれまで、旧統一教会の関連団体のイベントであいさつしたことを認めた上で、「平和の祭典というか、運動を起こすのでちょっと名前を貸してほしい」と依頼されたと釈明。「それ以上の付き合いはない」「会員でもないし、(旧)統一教会がどういう教義をもって活動しているのかさっぱり分からない」「選挙活動については一切応援してもらっていない」と強調していた。「(今後は)議員活動はしないから、そういう関係は自然と消滅していくのではないか」とも話していた。【松本惇】

手嶋龍一氏「こういう発言はしない方が…」 二之湯国家公安委員長の“統一教会 分かりません”発言に苦言 08/03/22(スポニチアネックス)

 外交ジャーナリストの手嶋龍一氏(73)が3日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜1・55)に生出演。18年に旧統一教会の関連団体のイベントで実行委員長を務めた二之湯智国家公安委員長に苦言を呈した。

 番組では二之湯国家公安委員長が2日の会見で「名前を貸してほしいということだったので貸した。統一教会がどういう活動をしているのか、さっぱり分かりません」と語ったことを紹介。この発言を受けて、MCの宮根誠司は「現役の国家公安委員長、警察のトップが“統一教会がどういう活動をしているのかさっぱり分かりません”と言う日本の危うさ、どう思いますか?」と問いかけた。

 これに対し、手嶋氏は「そういうふうに思っている政治家は全くいないと思いますね。選挙の時、(旧統一教会は)特に堅い票と資金があるので、とても頼りになるってことは、ほとんど全員の人が、お世話になっていない人も知っていたと思います」と断言。また、国家公安委員長という立場での発言については「ちょっと信じられない」と即答。「二之湯さんのために申し上げたいんですけど、こういう発言はしない方がいいと思います」と苦言を呈した。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

unnatura

安倍元首相が凶弾に倒れた際、政権はもとより安倍信者の皆さんやマスコミも、民主主義の危機、民主主義を守るために勝ち抜くと称して参議院議員選挙を闘った結果、大勝利を収めた。

しかし実態は井上候補の教団との癒着のビデオなどを見ることで民主主義を破壊する行為は自民党ではないかと国民も気づき始めたのではないか?当選するためには魂を売るではないが、国民の苦衷や被害も関係ない。それが、国葬反対論者が増えている最大の理由ではないか?

茂木氏が党としては関与していないことが分かったと何回も述べているが素直には信じられない。第三者委員会ででも作って調べないことには、この不信感はなくならないだろう。

旧統一教会と安倍氏の闇 古賀茂明〈週刊朝日〉 (1/2) (2/2) 08/09/22(AERA dot.)

「自民党として組織的関係がないことを既にしっかりと確認をしております」7月26日、自民党 の茂木敏充幹事長が、自民党と旧統一教会(以下、教会と呼ぶ)との関係について、こう断言する映像がテレビやネットで流れた。

【この記事の写真の続きはこちら】

 そのわずか2日後、これを全面否定するようなニュースが報じられた。

「安倍さんが、『統一教会に頼んでちょっと足りないんだウチが』と言ったら『わかりました、そしたらちょっと頼んでアレ(支援)しましょう』ということで」

 これは、伊達忠一元参議院議長の言葉だ(HTBの放送)。安倍さんとはもちろん、安倍晋三元首相のこと。伊達氏が2016年の参議院選挙で支援していた宮島喜文候補の得票が当選ラインに届かない状況だったので、安倍首相(当時)に頼んだら、安倍氏が教会の票を上積みしてくれたということを意味する。その結果、宮島氏は当選した。少なくとも、このケースでは、時の総理が、教会の票を割り振る役割をしていたということになる。

 伊達氏は当時、細田派(現安倍派)に所属し、当選した宮島氏も同派に入会した。少なくとも、当時の細田派と統一教会は、組織的に結びついていた。そして安倍氏がそのトップとして君臨していたわけだ。

 実は、それから6年後の今年、参議院選挙で奇妙なことが起きた。統一教会のおかげで当選したという宮島議員が、一度自民党の公認を受けたのに、なぜか、これを選挙前に辞退したのだ。極めて異例である。前出の伊達氏によれば、安倍氏から、今回の選挙では、教会の票を井上義行候補に割り振るので、宮島氏には回せないと言われ、それでは当選は難しいということで宮島氏が(表向き)自ら公認を辞退。立候補も取りやめたという。井上氏は、第一次安倍政権で安倍氏の秘書官を務めた人物だが、党内の評判はすこぶる悪い。しかし、安倍氏は、身内を優先して現職の宮島氏を切った。なんとも自分勝手な振舞いではないか。

 安倍派のある議員に電話で話を聞くと、統一教会は、安倍派に限らず幅広く国会議員の選挙のボランティアをしているという。ただで一生懸命やってくれるので、誰も断る人はいない。しかし、組織的な票の割り振りまでやってくれるわけではない。

 自民党の支持団体は、概ね派閥ごとの縄張りがあり、参議院選挙の場合は、ある団体が、常に同じ派閥を応援するケースや、3年ごとに二つの派閥を交替で応援するケースなどがある。統一教会は、安倍派の団体という仕切りで、参議院選挙では常に安倍氏の差配で教会側が票を割り当てることになっているという話だった。

 自民党と教会の癒着の歴史は古い。しかし、今日のように、大手を振ってイベントに参加するなどの行為が横行したのは、時の総理がこの団体との関係を隠さず大っぴらにそれを宣伝する行為をしたことの影響が大きいようだ。ある議員は、総理が表で親密にしていて、選挙の応援までしてくれる団体から案内が来れば、これを断る方が難しい、問題があると知っていても、総理がやってるから大丈夫だろうという安心感もあったと語った。

 これでも、岸田文雄首相は、安倍氏の国葬を強行するというのだろうか。

※週刊朝日  2022年8月19-26合併号から

「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」は信者を上手く利用し、自民党は国民を上手く利用したと言う点で共通点があるのではと感じる。まあ、信者の中には利用されていないと言う人達はいるだろうし、国民の中にも利用されていないと言う人達はいるだろう。事実は確認できないし、皆が同じようには思わない。選挙に関しては最終的に有権者がどう思うのか次第。そして、野党が不甲斐ないので日本の将来はとても暗いと思う。何が正しいのかはわからないが、多くの人達が誰かに利用されているのは間違いないと思う。
ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

sug*********

>関係を持つこと自体が問題なのではなく、秘匿しなければ ならないことがおかしいのではないか

これが公明党や幸福実現党との大きな違い。
特に「真正保守」だの「愛国」だのと息巻いていた議員たちが 韓国の「売国的活動をする宗教」と深く関係していたという 「二枚舌」だったというのが一番の問題。
本来、こうした話は「保守系識者」こそが問題視すべきなのに 全くスルーしてしまってるのが情けないところ。

自民と旧統一教会 なぜ関係を隠すのか 08/09/22(毎日新聞)

 北海道大学教授の桜井義秀氏は毎日新聞政治プレミアの取材に応じた。

 「旧統一教会と関係のあった議員は『支援に対する見返りは何もない』と主張している。しかし、基本的にはバーターのはずで、何かをしてもらったら何かを返すものだ」と指摘した。

 宗教社会学が専門の桜井氏は、「旧統一教会と自民党の問題は、その関係が有権者に見えにくいことだ。旧統一教会と日本会議の双方から支援を受けている議員が多いが、両団体の思想は合致しない点が多い。関係を持つこと自体が問題なのではなく、秘匿しなければならないことがおかしいのではないか」と言う。

 「こうした不透明な関係は、有権者が選択する権利を行使する機会を奪っている。私たちは政治家の功績や実績、選挙公約や人柄などを信じて投票している。教団との関係を秘匿することは、有権者への裏切りとも言える」と語った。

市長は自民党の参院議員を1期6年務めていましたが、その間は一切関係なかったとしています。

やはり多くの政治家達は勝つためには妥協すると言う事だろう。逆を言うと、信念を持った政治家達は膠着状態では勝てない可能性があると言っているのと同じだ。
これで良いのだろうか?勝った政治家達は見返りにいろいろな便宜を図る。例え、便宜が信者獲得に繋がり、それにより苦しむ家族がいるとしても、目を瞑ると考えると勝った政治家の中には偽善者がいるのは間違いないと言う事だろう。
これを民主主義だと自民党は言うのだろうか?

荻原健司市長「認識はあった」 旧統一教会関連団体の会合にビデオメッセージ送付 選挙の応援への「お返しの気持ち」 08/09/22(NBS長野放送)

長野市の荻原健司市長は9日、2022年1月の旧統一教会関連団体のイベントに市長としてビデオメッセージを送っていたことを明らかにしました。

【動画】荻原市長「もっと慎重にすべきだった」

長野市・荻原健司市長:
「今年1月下旬、関連する団体が主催する会合にメッセージを送ったことがある」

長野市の荻原市長は9日の定例会見で、2022年1月の旧統一教会関連団体のイベントにビデオメッセージを送っていたと明らかにしました。

霊感商法や強引な勧誘が社会問題となった旧統一教会は、2015年に「世界平和統一家庭連合」と名称を変更しましたが、安倍元首相の銃撃事件を機に政治との関わりが注目されています。

荻原市長は2021年10月の市長選の際、街頭演説に旧統一教会の関連団体の関係者が応援に来たことへの「お返しの気持ち」で送ったとしています。

長野市・荻原健司市長:
「旧統一教会の関連団体だという認識は持っていた。ここ最近は社会問題化している、あるいは事件として扱われているという情報に接してはいなかったので、かつてのような団体ではないのだろうと」

荻原市長はビデオメッセージについて「もっと慎重にすべきだった」と述べました。

市長は自民党の参院議員を1期6年務めていましたが、その間は一切関係なかったとしています。

「『同じ弁護士なのに』と呆れ声」と思う方が間違い。弁護士は弁護をする人。悪人でも、殺人者でも、弁護を受ければ弁護しなければならない。
弁護士は正義の味方と考える方が間違い。弁護士は法の知識を使う事によって、正義の見方にもなれるし、お金の亡者や悪人の見方にもなれる。
勘違いはやめる方が良いと思う。
話はそれるが、弁護士やコメンテーターが使う方法の一つにはスモークスクリーンがある。スモークスクリーンとは smokescreen:something said or done in order to hide the truth(Collins)
つまり、事実を隠すために何かを言ったり、何かをする事。誤魔化しが近い言葉だと個人的には思う。

橋下徹「ミヤネ屋」で紀藤氏に徹底論破される「同じ弁護士なのに」と呆れ声 08/09/22( 女性自身)

8月8日に放送された『ミヤネ屋』(日本テレビ系)で、元大阪府知事の橋下徹氏(53)が全国霊感商法対策弁護士連絡会の紀藤正樹氏(61)に論破されるシーンがあった。ネットでは橋下氏に対して呆れる声が上がっている。

連日、“旧統一教会と政治家の癒着”について取り上げている『ミヤネ屋』。そこで、この日はカルト認定をするために10の基準を掲げるフランスの反セクト法、通称「反カルト法」を引き合いに出し「カルト宗教を取り締まる法律は、日本でも実現するべきか」について議論が交わされていた。

司会の宮根誠司(59)らと共にスタジオ出演していた橋下氏。中継先にいた紀藤氏の「反カルト法のような法律を導入すべき」という提言に、「反カルトというのは、あくまでも宗教に絞った規制。でも、(信者が)信じているのはしょうがない。だから教義内容や内心に踏み込むのは危険」と返した。

すると紀藤氏は「教義に踏み込まない」という橋下氏に対して「’70年から’80年代で欧米で議論されていた、40年前の議論を蒸し返している」といい、「基本的には信教の自由には立ち入らない。諸外国の常識で、カルト規制法もそう。そしてカルト規制法は団体規制なので、宗教団体に限らない」と述べた。

しかし、橋下氏は「日本では団体に対する規制は慎重になっている。治安維持法で特定の団体や思想を弾圧した経緯があるので」とコメント。そして「日本は、個別に摘発して解散に追い込むというやり方。だから反カルト規制法というものは作れません」と持論を展開した。

ところが紀藤氏は「難しいからできません、では政治家は成り立たない」と指摘。「他の国では、免税資格を取り消すことと法人格を取り消すことは違う。団体を解散させることも違う。3つの段階がある」といい、「基準を当てはめた時に、どの段階のことをやるのかという議論はきめ細かく進めたほうがいい。解散命令の基準になりうるものも作るべき」と反論した。

その後、橋下氏が「“難しいから”ではなく危険だから。中国もロシアも弾圧に向かっている。その反省をもとに団体に対する規制は慎重になろうというのが日本のやり方」と語り、2人の応酬は終わった。ところが、この“舌戦”がネットで話題を呼ぶことに。

「橋下氏は『40年前の議論を蒸し返している』と指摘された上に、エビデンスをもとに紀藤氏から反論されました。また紀藤氏は長くカルト問題と関わってきた分、自身の考えをもとに『解散命令の基準を作るべき』などの提言も行っていました。橋下氏も紀藤氏も共に弁護士という職業であり、その差を比較する声がネットで相次いでいます」(テレビ局関係者)

そのためTwitterでは「同じ弁護士なのに」といい、こんな声が上がっている。

《どうやら紀藤弁護士が鋭すぎて。橋下も同じ弁護士だとすっかり忘れてた》
《橋下さんはソワソワ、スタジオから周りの岸さんなどコメンテーターや宮根さんに目配せして同意を得ながら、話を無理に広げて時間稼ぎをしながら。かたや紀藤弁護士はモニター画面から一人、悠然と待ち、聞かれたときだけ端的に切れ味鋭く》
《同じ弁護士でもこうも違うものなのか》

自民党は「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」、関連団体「世界平和女性連合(WFWP)」そして旧統一教会の友好団体と自民党の国会議員らでつくる「日本・世界平和議員連合懇談会(平和議連)」と関係が深く、関係を絶ちますとか、カルトの定義及び問題が宗教団体やあらゆる組織の違法行為を取り締まる法律を通すと言えない事が、既に関係の深さを示していると思う。
ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

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世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と政治との関係については、入閣する新閣僚に加え、現閣僚や副大臣も含めて関係性を点検し見直す考え

萩生田光一経済産業相は留任を含め、閣内か党の要職での起用が検討されている

萩生田さんは、イベントでの来賓祝辞や関連団体への会費支払いをしており、統一教会と関係があります。

このような甘々な小手先の内閣改造で、支持率回復は目論むのもどうかと思います。

国土交通相のポストも、長年にわたりSGから組織的支援を受けて当選している公明党の指定席になっているのもおかしいです。

問題山積なのに臨時国会をわずか3日間で閉会させた一方で、岸田内閣の最重要課題かのように国葬を強行する姿勢は、我が国のリーダーにふさわしいとは思えません。

岸田さんが自民党と統一教会の関わりを否定し、国会での調査も消極的では、内閣改造をしたところで支持率低下に歯止めはかからないと思います。

aiz*****

これは国として旧統一教会を「社会的に問題が指摘されている団体」として認めたということでしょうか。2015年の名称変更の認証の経緯についても、国として具体的な調査を命じてほしいです。自民党議院は国が「社会的に問題が指摘されている団体」とたくさんの付き合いをしてきたということになります。自民党はどういう対応を取るのでしょうか。

【速報】松野官房長官 旧統一教会との関係見直しを閣僚に指示 08/08/22(フジテレビ系(FNN))

松野官房長官は8日、旧統一教会と政治との関係について、各大臣に関係見直しを指示したことを明らかにした。

松野官房長官は8日の記者会見で「いわゆる旧統一教会と政治家との関係については国民から様々な意見が寄せられており、社会的に問題が指摘されている団体との関係については、政治家として十分注意しなければならない」と述べた。

その上で、同日の閣僚懇談会の中で、岸田首相の指示を受け、各大臣に対し、国民に疑念を持たれることのないよう当該団体との関係を点検し、厳正に見直しを行うよう指示したことを明らかにした。

また各大臣に対して、副大臣や政務官にも、旧統一教会との関係見直しを伝えるように指示したことも明らかにした。

政治部

与党だけでなく、野党の政治家達にも「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」、関連団体「世界平和女性連合(WFWP)」そして旧統一教会の友好団体と自民党の国会議員らでつくる「日本・世界平和議員連合懇談会(平和議連)」に関係している政治家達が存在するから、大きな問題なのに野党の動きが遅いと思う。
日本の政治は誤魔化しの政治だったことが疑われる。安倍晋三元首相と自民党が「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」、関連団体「世界平和女性連合(WFWP)」そして旧統一教会の友好団体と自民党の国会議員らでつくる「日本・世界平和議員連合懇談会(平和議連)」がどれほど関係していたのか、警察が真剣に調査するとは思えないところが既に問題。

旧統一教会報道で評価される「ミヤネ屋」に府政関係者〝維新や立民にも忖度なしで〟の注文 08/08/22(東スポWeb)

 安倍晋三元首相が銃撃され、死亡した事件から1か月。山上徹也容疑者の供述で政界と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関係に注目が集まる中、報道するテレビ局の評価が真っ二つに分かれている。

【写真】不謹慎! 山上徹也容疑者の銃撃フィギュア

 この問題について及び腰と言われるNHKに加え、当初は乗り気だったテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」も旧統一教会に詳しい有田芳生氏が出演後、扱いが激減。一部では自民党大物議員の圧力があったとも報じられている。

 一方で積極的に報じているのが、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」とTBS系「ゴゴスマ~GoGo Smile」だ。同問題に詳しい有田氏や紀藤正樹弁護士、ジャーナリストの鈴木エイト氏らが出演して問題点を説明。「これまで一切の関係を持っていないと確認できた」「何が問題か分からない」などとしらばっくれる自民党に鋭く切り込んでいる。

 中でも「ミヤネ屋」のスタンスに対してはネット上で評価する声が目立ち、実業家のひろゆき氏も絶賛。視聴率もアップしている。

 テレビ局関係者は「『ミヤネ屋』は大阪・読売テレビ、『ゴゴスマ』は名古屋のCBCテレビ制作なのが大きいのでは。国会がある東京のキー局は自民党や政権に忖度して、どうしてもやりづらいから」と指摘する。

 ただ忖度は大阪にもあるようで…。府政関係者は「旧統一教会の報道では、『ミヤネ屋』の姿勢は素晴らしいが、読売テレビは自民だけでなく維新や立民も全部やってほしい」と話す。

 維新は先日、所属議員と旧統一教会との関係を調査、発表したが、同関係者は「内容的にはお得意の『やってる感』アピールで薄っぺらい」と一蹴。こう続ける。

「一連の問題で松井一郎代表、馬場伸幸共同代表、藤田文武幹事長、足立康史衆院議員などの幹部クラスが旧統一教会とズブズブなのが知られている。読売テレビは足立氏にこそ直撃していましたが、2年前の吉村洋文知事の〝イソジン会見〟や情報番組に何度も出演させるなど、維新に近いと言われています。今後、どこまで掘り下げられるか」

 お手並み拝見だ。

東京スポーツ

理論や綺麗ごとの世界で全てが解決するの訳がないのが現実。
ウクライナとロシアの戦闘が一番の例。また、「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」、関連団体「世界平和女性連合(WFWP)」そして旧統一教会の友好団体と自民党の国会議員らでつくる「日本・世界平和議員連合懇談会(平和議連)」について大手メディアが取り上げなかった。
ウクライナとロシアの戦闘で多くの国が軍事費や防衛費の予算を増やしている。なぜなのか?それは綺麗ごとではこの世の中の問題を解決できないから。
仮に、安倍元総理の殺害未遂で山上容疑者が終わったならば、「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」、関連団体「世界平和女性連合(WFWP)」そして旧統一教会の友好団体と自民党の国会議員らでつくる「日本・世界平和議員連合懇談会(平和議連)」がこれほど注目を浴びる事はなかったと思う。
神風特攻隊は美化される事は多くあるが、アメリカ側からしたらクレイジーな死神である。国や家族を守るために自らの命を犠牲にして、相手に打撃を与える事は、反対側の立場に立てば、自分達を殺しに来るクレイジーな死神。日本の立場から考えれば、立派な事かもしれないし、命を犠牲にしてまで日本や天皇に忠誠を尽くす立派な軍人。
一方だけが完全に悪いケースはあるかもしれないが、完全に悪いばかりではないと思う。
ジャーナリズムはペン一つで変化をもたらすかもしれないが、必ずしもそうではないと思う。
知床 観光船「KAZU I(カズワン)」沈没事故で検査や監査の問題点や適切に法や規則改正が放置されている可能性が判明した。26人はこのために死ぬべきだったのだろうか?もし全員が救助されたら、事故が起きても、これほど注目を受けただろうか?たぶん、答えは「NO」だと思う。何か大きな事故が起きるから、誰かが犠牲になるから、変わるのだと思う。本当はそのような事が起きる前に変わるべきだろうが、日本だけでなく、一般的に世界的に見ても何か特別な悲劇や犠牲が起きないと注目を受けないし、変わらない。今回は、それが安倍元総理、山上容疑者及び世界平和統一家庭連合(旧統一教会)だったと言うだけで特別ではない。赤木ファイルの自殺した近畿財務局職員、赤木俊夫さんのケースは問題ないのだろうか?彼は殺害されていないし、銃殺されていない。しかし、自殺するような状況に追い込まれた。これは問題ないのだろうか?赤木俊夫さんの妻雅子さんは、法の制度に基づいて戦っているが、結果はどうであろうか?韓国ドラマでは、直ぐに政治的な圧力やお金でいろいろな人間に圧力をかけるパターンが多いが、実際にドラマのように公平でない力が動いた場合、現行の法制度で解決できるのか?正義は勝つはアニメやドラマの世界だけで、正義はたまに勝つが現実ではないのか?
「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」の収入の6から7割が日本からと言う情報にも驚いた。メディアのジャーナリズムはどこにあるのかと疑問に感じた。

「政治の意図とか不作為によって教団が温存されてしまった結果として今回、蓄積したものが爆発して事件が起きてしまったと捉えるべきだと思うんです。そうすると、これを機にきちんと政界と統一教会の関係を整理して統一教会とある程度、日本社会が決別していかないとまた同じ事件が起きるんじゃないですかと考えると、今回、岸田さんも含めて自民党がもっと真剣に統一教会との関係、歴史的なものを含めて調べて明らかにしてここで決別すべきだと表明すべきだと思います」とコメントしていた。

個人的にはこんなコメントぐらいでは何もかわらない。「蓄積したもの」が存在しても、爆発に結びつくもう一つの要因が必要。「蓄積したもの」がなければ、火をつけても爆発しないかもしれない。火がついて直ぐに消えて終わりのケースだってあると思う。また、日本の報道よりも早く、海外の英語の記事は安倍元総理、岸信介、そして世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に関する英語の記事が出た事自体、日本のジャーナリズムのレベルは低いと判断する。なぜ、似たような記事が出なかったのか?そこについてコメントが欲しかった。まあ、言いたい事だけを言って、ジャーナリストとして生きて行くのは厳しいかもしれない。だから黙っている人達が多かったのではないのかと個人的に推測する。

青木理氏、「旧統一教会」と政治家の関係で「安倍元総理の銃撃事件がパンドラの箱を開けたと捉えるのは絶対にマズイ」 08/07/22(スポーツ報知)

 TBS系「サンデーモーニング」(日曜・午前8時)は7日、旧統一教会の世界平和統一家庭連合と政治家との関係について特集した。

 その中で岸田文雄首相が10日に内閣改造を行う考えを示したが人事について「新閣僚だけではなく、現閣僚や副大臣を含めて当該団体との関係をしっかり点検してその結果を明らかにして適正な形で見直すことを指示したい」と述べたことを伝えた。

 コメンテーターでジャーナリストの青木理氏は一連の問題に「重要な点なので強調しないといけないのは、安倍元総理の銃撃事件がパンドラの箱を開けたと捉えるのは絶対にマズイんです。ある意味で暴力の連鎖を呼びかねないわけですから、そういう捉え方を絶対にマズイと強調しなくてないけない」と指摘した。

 その上で「僕はその逆なんじゃないかという気がしている。70年代、80年代から霊感商法とか合同結婚式とか数々の社会的な問題を起こしてきた反社会性の高い教団に対して、もっと早い段階で警察とか行政が実態解明に乗り出していれば被害はその時点である程度、抑えられていた。ところがそれをしなかった」と指摘した。

 さらに「政治の意図とか不作為によって教団が温存されてしまった結果として今回、蓄積したものが爆発して事件が起きてしまったと捉えるべきだと思うんです。そうすると、これを機にきちんと政界と統一教会の関係を整理して統一教会とある程度、日本社会が決別していかないとまた同じ事件が起きるんじゃないですかと考えると、今回、岸田さんも含めて自民党がもっと真剣に統一教会との関係、歴史的なものを含めて調べて明らかにしてここで決別すべきだと表明すべきだと思います」とコメントしていた。

“「統一教会問題」取り上げるのは「犯人の思う壺」”論の誤り 08/07/22(ヤフーニュース)

郷原信郎郷原総合コンプライアンス法律事務所 代表弁護士

安倍晋三元首相の銃撃事件で逮捕された山上徹也容疑者が、母親が宗教団体「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」にのめり込み、多額の献金で破産し、家庭が崩壊したことで恨みを持ち、そのトップを殺害しようとしたが、それが困難だったことから、同団体とつながりがあると思えた安倍氏を襲撃したと供述していると報じられたことを契機に、自民党を中心とする保守系政治家と旧統一教会との関係が、マスコミで、連日大きく取り上げられている。

それに対して、立憲民主党、日本維新の会などは、党所属議員と旧統一教会との関わりを調査し、その結果を公表するなどしているが、自民党は、茂木敏充幹事長が、

「党とは組織的な関係はないことが確認できた」
と繰り返し、関係が明らかになった議員個人が弁明するだけで、所属議員と旧統一教会との関係を積極的に調査しようとはしない。

マスコミの側も、TBS、日本テレビ等が、ワイドショー等で連日、長時間かけて「旧統一教会と政治の関係」を取り上げているが、フジテレビ、NHKなどは、この問題については、政党や政治家側の対応を取り上げるだけで、積極的に取り上げようとはしない。 当初、連日、「羽鳥慎一のモーニングショー」「大下容子のワイドスクランブル」等で旧統一教会問題を取り上げていたテレビ朝日も、出演者が、
「『政治の力』で旧統一教会に対する捜査が中止された」
と発言して以降、テレ朝のワイドショーでは全く取り上げなくなっている。

このように、この問題をめぐって極端に対応が分かれていることの背景に、「安倍元首相を殺害した犯人の思う壺にしてはならない」、という意見が影響しているように思える。

元自民党副総裁の高村正彦氏は、過去に、統一教会の訴訟代理人を務めたことについて週刊文春の取材を受け、
「勝共連合と統一教会がいいか悪いかは別として、この事件で統一教会が取り上げられることは、テロをやった人の思う壺なので正しいとは思えない」
などと発言した(週刊文春7月28日号)。この意見が、一部で「正論」のように受け止められているようだ。

確かに、意図的に人の命を奪う「殺人行為」は、絶対に許容できないものだ。犯人の意図どおりの結果となり、目的が実現してしまうことで、模倣犯や同様の殺人行為が誘発されるというのであれば、犯人の目的が実現しないよう配慮する必要があるということになる。

しかし、一般的に考えた場合、果たして、犯人が意図したとおりの結果になることが、「犯人の思う壺になる」として、避けるべきことなのだろうか。報道などで、そのような配慮をする必要があるのだろうか。

殺人にも様々なものがある。通り魔殺人や衝動的・偶発的殺人などは、犯人が達成しようとする明確な目的がない場合も多いが、計画的殺人には動機があり、それによって、犯人が実現しようとする目的がある。特に、山上容疑者のように、ただちに逮捕され処罰されることを覚悟して、公然と行われる確信犯的な殺害行為の場合、それによって実現しようとする明確な目的がある。その多くは、被害者側に対する「恨み」である。「恨み」によって確定的殺意を生じ、逮捕覚悟で殺害に及ぶという典型的な殺人事件の場合、殺害に成功すれば「恨み」を晴らすことになる。そうならないよう犯行で受傷した被害者の救命行為が行われるが、そのかいもなく被害者が死亡した場合には、犯人の目的は、完全に達せられることになる。

しかし、殺人を犯した者に対しては、厳正な刑事処分が行われる。刑事裁判が行われて、情状に応じた刑罰を科す判決が下されることになる。「怨恨による確定的殺意に基づく計画的殺人」に対しては、特に厳しい処罰が行われる。犯人は、長期間、場合によっては一生服役することになる。それによって、犯人の再犯を防ぐだけでなく、同種の犯罪を抑止する「一般予防」も図られるというのが、刑罰権の発動によって犯罪を抑止する国家の基本的作用だ。

それゆえ、恨みによる殺人事件が起き、その結果、犯人の恨みが晴らされたからと言って、他人に恨みを持つ人間が次々と殺人事件を起こすわけでもないし、ただちに同種の行為、模倣犯が誘発されることにはならない。通常、事件の報道において、怨恨が動機であることやその中身の報道が差し控えられることもない。

事件の捜査の中では、そのような動機の要因となった事実が実際にあったのかどうか、動機の裏付け捜査が行われる。公開の法廷で行われる刑事裁判で、その捜査結果が検察官立証の中で公にされる。弁護人にとっても、殺人事件の動機は「重要な情状事実」なので、被疑者・被告人から十分に話を聞いて、弁護人立証を行うことになる。

社会の耳目を集める事件であれば、犯行動機に関連する事実、被害者に関する事実について、詳細な報道が行われることが多い。犯行動機につながった被害者側の行動がセンセーショナルに報道され、それが過熱することもある。それは、時に、死者の名誉を害し、犯人にとっては犯行の目的実現を一層高めることになるが、それが「犯人の思う壺」だと言って、報道が差し控えられることはない。

殺人の動機となった「恨み」が、被害者個人ではなく、被害者が所属する、或いは関連する組織に対して向けられたものである場合、構図は若干複雑になる。その場合、「恨みを晴らす」という動機の中に、当該組織の悪事を「告発」し、その事実を社会に晒すことが含まれることもある。

この場合、まず問題となるのは犯人が「組織に対する恨み」を抱くに至った事情、その恨みを逮捕・処罰を覚悟してまで晴らしたい、当該組織の問題を社会に明らかにしたいと思うだけの「組織側の悪事」が実際にあるのかどうかである。そして、もう一つ重要なことは、そのような「組織に対する恨み」が、なぜ被害者「個人」への殺意に向かったのか、それが、了解可能なものなのかという点である。

それらは、犯行動機に関する重要事実として当該事件の刑事裁判で認定されることになるので、捜査の段階でも十分な証拠収集、事実解明が行われる。社会の耳目を集める事件であれば、それらの点に関して、様々な方法で取材が行われ、裁判で明らかになる事実を先取りする形で報道が行われることになる。

山上容疑者は、旧統一教会という組織に対して恨みを抱き、最も影響力の大きい「旧統一教会の関係者」である安倍元首相を殺害することによって、旧統一教会に対する恨み、その悪事を社会に晒したいという目的で犯行に及んだとみられる。

そのような山上容疑者の犯行動機に関する供述を裏付ける事実があるのかどうか、つまり、「旧統一教会」の山上容疑者自身やその家族に対する「悪事」が実際にあったのか、それがどの程度のものだったのか、捜査によって解明が進められている。また、そのような「旧統一教会への恨み」を安倍元首相に向けた理由が、了解可能なのか、合理性があるのかについても、鑑定留置によって、山上容疑者の精神状態について精神医学に基づく分析が行われている。

犯行動機に関する裏付け捜査として、山上容疑者の「旧統一教会への怨み」の原因となった、「母親が旧統一教会にのめり込んで破産し、家庭が崩壊した事実」が確認される。事件の背景として欺罔的な信者勧誘や家庭を崩壊させるような多額の献金という「反社会性の問題」も重要となる。事件をきっかけに、それらが、犯行動機に関する事実として報道されるのは当然だと言えよう。

そして、山上容疑者の殺意が安倍元首相に向かった原因について、国会議員が、旧統一の教会イベントに参加したり祝電を送ったりすることで、そのような団体に「お墨付き」を与え、入信の勧誘や信者への献金要請をやりやすくしている事実があり、安倍氏が、UPFの国際大会でリモート基調演説をしたことが山上容疑者の安倍氏への殺意につながったとされている。そのような安倍氏の行動が旧統一教会への「お墨付き」に絶大な効果があったとすれば、殺害の動機に関する重要事実だ。関連団体の国際行事に動画メッセージを送った事実や、その背景にあった旧統一教会と安倍氏との関係も、安倍氏に殺意を向けたことの裏付け捜査の対象となるのは当然だ。これらが事件の捜査で解明されていくだけでなく、それらに関連する事実が、社会の関心事として報道されるのも、事件の社会的、政治的重大性を考えれば当然のことと言える。

山上容疑者の犯行の目的には、単に恨みを晴らすだけではなく、「最も政治的影響力が大きい旧統一教会のシンパであった安倍元首相」を殺害することで、社会の関心を旧統一教会の反社会性と、政権与党である自民党議員との関係に向けようとする「告発的動機」もあったように思える。実際に、事件を機に、その問題がマスコミ等で大きく取り上げられ、相当程度目的を実現している。

高村氏が言う「犯人の思う壺」というのは、このような「告発的動機」の目的が達成されることを問題にしているように思える。しかし、その点について犯人の意図するとおりの結果になったからと言って、犯行自体が正当化されるわけではないし、処罰が軽減されるわけでもない。問題は、山上容疑者が行った「告発」を契機として、そのような問題を、社会がどう受け止め、どう扱うか、それらについてどう判断すべきかということだ。

旧統一教会の欺罔的な入信勧誘や多額の献金要請などが反社会的なものとして報じられていることや、自民党議員への選挙協力などの報道内容が事実に反しているとか評価が間違っているというのであれば、誤りを指摘し、反論すればよいことである。旧統一教会と国会議員との関係を取り上げること自体が、山上容疑者の意図を実現し、「犯人の思う壺」になることを理由に差し控える理由は全くない。

郷原信郎
郷原総合コンプライアンス法律事務所 代表弁護士 1955年、島根県生まれ。東京大学理学部卒。東京地検特捜部、長崎地検次席検事、法務省法務総合研究所総括研究官などを経て、2006年に弁護士登録。08年、郷原総合コンプライアンス法律事務所開設。これまで、名城大学教授、関西大学客員教授、総務省顧問、日本郵政ガバナンス検証委員会委員長、総務省年金業務監視委員会委員長などを歴任。著書に『告発の正義』『検察の正義』(ちくま新書)、『「法令遵守」が日本を滅ぼす』(新潮新書)、『思考停止社会─「遵守」に蝕まれる日本』(講談社現代新書)など多数。

「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)と関連がある事を堂々と認めて次の選挙を戦えば良いと思う。
「県内のコースには旧東海道などが含まれており、文化的な意味合いがあると判断」は事後に考えた言い訳だと思う。まあ、世界平和統一家庭連合(2015年に統一教会から名称変更): the Universal Peace Federation (UPF)の過去及びこれまでのやり方を理解した上でも、参加する理由はあったと言う事とも言える。

旧統一教会系イベント、自民県議が実行委員長…「やり手いないならと引き受けた」 08/07/22(朝日新聞)

 自民党の佐地茂人・静岡県議(静岡市駿河区選出)が、「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)の関連団体によるイベント「ピースロード」の県実行委員長を、複数回務めていたことがわかった。佐地氏が6日、取材に対し明らかにし、団体からの選挙の支援や政治献金については「ありません」と否定した。

【図表】旧統一教会との関係が判明した主な政治家

 佐地氏によると、ピースロードは若者らが世界平和を訴えながら自転車で各地をリレーするという企画。教団関係者の知人から依頼され、コロナ禍前に複数回、実行委員長を務めたという。

 県内のコースには旧東海道などが含まれており、文化的な意味合いがあると判断したといい、佐地氏は、「他にやり手がいないならと引き受けてしまった」と語った。今後の関わり方については、「考え直す」としている。

宗教の信仰は自由かもしれないが、カルトに認定される宗教には他の宗教と同じ待遇を与えるべきでないと思う。早急に、カルトの定義を設定し、関連する法律を設定するべきだと思う。ただ、自公の議席を考えると無理かもしれないが、支持率が下がれば変化は起きるかもしれない。
下記の記事で言える事だが、頭が良い事と適切な判断が出来る事は別問題だと思う。東大生の判断は正しいと考えるのは間違い。

東大生4人が創設した旧統一教会系の学生団体「UNITE」“安倍応援団”としての行動(1/2) (2/2) 08/06/22 (NEWSポストセブン)

 安倍晋三・元首相を銃撃した山上徹也容疑者は、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)に入信した母親が全財産を教団に貢いだため裕福だった家庭が崩壊、貧困の中で育ち、憎しみのはけ口を安倍氏に向けた。しかし、それとは逆に、同教団には安倍氏を熱心に応援する2世信者たちがいた。

【画像】2021年9月、友好団体の集会にメッセージを送った際の安倍晋三氏

 安倍氏は政権に返り咲いて3年目に大きな危機を迎えた。安倍政権が推進した安保法制(2015年)に反対するデモが国会を取り囲み、支持率は急落、若者に抗議活動を呼びかける学生組織SEALDs(シールズ)がマスメディアの脚光を浴びた。その頃、そうした流れに対抗して現役東大生4人が結成したのが「国際勝共連合 大学生遊説隊 UNITE(ユナイト)」(2016年1月結成)だ。創設メンバーの4人は全員、旧統一教会の2世信者だ。

 UNITEは各地に結成され、〈安保法制 賛成〉〈憲法改正支持! 安倍政権を支えよう!〉などと書かれたプラカードや横断幕を持って全国の主要都市で遊説やデモ行進を展開した。

 まさに若者の“安倍応援団”の中核としての行動だった。旧統一教会の活動に詳しいジャーナリスト・鈴木エイト氏はこう見る。

「2015年秋にSEALDsが若者に呼びかけて官邸前で安保法制反対の大掛かりなデモが行なわれたが、政府には対抗する団体がなかった。しかも、2016年には選挙権年齢が18歳に引き下げられて初めての参院選がひかえており、自民党は若者の支持が離れることに危機感を募らせていた。そこで統一教会・勝共連合がSEALDsに対抗する学生の団体を設立したのだと思います。

 UNITEが『安保法制賛成』『憲法改正支持』を掲げてデモや遊説を行なうと、当時、自民党広報本部長代理だった平井卓也・元IT担当相はフェイスブックで『このようなデモはあまり報道されませんが、学生はシールズというイメージは間違いです』と書き込み、UNITEが各地で開くセミナーやイベントには自民党の国会議員が多数参加しています」

 UNITEは参議院選前にも2度の一斉演説や6大都市でのデモ行進を行なった後、2017年に「勝共UNITE」と名前を変更し、活動はいまも続いている。

 昨年の総選挙直後の11月7日には国際勝共連合主催・勝共UNITE共催の憲法改正推進イベント『救国救世勝共大会2021』が開かれた。前出の鈴木氏は、「大会の動画を確認したところ安倍派の中根一幸・元外務副大臣が音声のメッセージを寄せ、『今日は若い方々がたくさん参加をされている』『皆さまと一緒にしっかりとそういった素晴らしい日本を作っていきたい』と2世信者たちを勇気づけた」という。中根事務所では、「個別の問い合わせにはお答えしていません」と回答を拒否した。

 本誌・週刊ポストが安倍氏や自民党議員との関係についてUNITEに取材を申し込むと、〈勝共UNITEとして「保守政治家を支えてきた」つもりはありません〉とした上で、安倍元首相とはどんな政治家だったと思うかという問いにはこう回答した。

〈一言で言えば、「大変偉大な政治家」だったと思います。外交・安全保障の分野に限っても、平和安全法制の制定や「自由で開かれたインド太平洋」構想の推進、そして、憲法改正を現実的な政治的課題に押し上げたこと等々、私たちが詳述するまでもありませんが、日本国にとって偉大なリーダーシップを発揮された方だったと思います〉

 保守系団体や右派の動向に詳しい『宗教問題』編集長の小川寛大氏は、安倍支持層の中でUNITEの位置をこう読み解く。

「第1次安倍政権が誕生して以降、右派勢力に新しい流れが生まれた。北朝鮮による拉致問題や中国の安全保障上の脅威、日韓関係の悪化がクローズアップされると、街宣活動する従来の右翼団体とは別に、ごく一般の人が右派の運動に参加するようになった。いわゆるネット右翼もそうです。従来の伝統保守に加え、そうした層が“安倍応援団”を形成した。そしてネットでつながった人々はリアルな行動、集会やデモに参加するようになった」

 そこに旧統一教会2世など学生信者を中心とするUNITEが結成され、安倍政権支持を熱心に訴えた。小川氏は続ける。

「彼らはネット右翼の人々と違って集会やデモでの働きに長けていて、人員整理からゴミ拾いまで率先して行なうから、活動の中心になっていくわけです。『勝共連合』の横断幕やのぼりを立てているから隠していませんが、旧統一教会系の団体だとは知らずに参加した人もいる」

 こうして安倍支持層の中で存在感を示すようになった。

※週刊ポスト2022年8月19・26日号

親が「よかれと思って」実践している声かけ・子育てが子どもの未来を呪ってしまっている――。そう語るのは、元法務省でこれまで1万人の犯罪者・非行少年を心理分析してきた犯罪心理学者の出口保行氏。

これは、子供を心配しているが、同時に子供の成長を妨害している、又は、独り立ちする事を考えていない視野の狭い考え方の元校長だったと言う事だと思う。
人は失敗や壁にぶち当たり乗り越える事によって成長すると思う。失敗や壁にぶち当たるのを防ぐのではなくて、失敗や壁にぶち当たった時にそうやったら乗り換えられるのかを支援するべきだと思う。ただ、全ての人が失敗や壁を乗り越えられるわけではないので、個々の親が判断するしかないと思う。失敗や壁にぶち当たり乗り越えられづにトラウマを抱えるリスクはある。ワクチン接種だって、100%安全ではない。救作用のリスクがある。
守っていれば問題ないが、守れ切れない事はある。その時の事を考えても、過保護に育てたいと思うのなら、そうすれば良いと思う。どのような結果になっても親が責任を取ったり、子供が結果を受け入れるだけの事。
勘違いかもしれないが、小室眞子氏はこのケースに部分的には当てはまると思う。しかし、もし眞子氏の旦那が素晴らしく、財力があれば、眞子氏の問題はこれほどまで注目されなかったかもしれない。AだからBになるとは限らないのが人生だし、難しいところ。反面教師で立派に育つ子供が少ないが存在する。。親がダメだから子供もダメになる確率は高いが、その他の要因でそうならないケースはある。
「言い訳するな!」に関しても反論するな、本当に言い訳だからそんな事を言うなと思うケースはあると思う。ただ、言ったとおりにしろと言う意味で、「言い訳するな!」を使う人はいる。相手が視野が狭い人間であると、説明なのに言い訳と捉える人はいる。だから世の中は難しいし、同じ事はなかなかないと思う。

「危ないからダメ」と言われ続け育った少女の悲劇(1/6) (2/6) (3/6) (4/6) (5/6) (6/6) 08/06/22(東洋経済オンライン)

親が「よかれと思って」実践している声かけ・子育てが子どもの未来を呪ってしまっている――。そう語るのは、元法務省でこれまで1万人の犯罪者・非行少年を心理分析してきた犯罪心理学者の出口保行氏。出口氏の最新刊『犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉』は、そんな実例をまとめた子育ての解説書になっている。

【漫画】小4で娘が不登校になった親が知った衝撃の事態

本記事はその中から、「気をつけて」という言葉についての解説を抜粋。子どもに危険を知らせるこの言葉が、どうして呪う言葉になってしまうのか。非行少年に限らず、どんな家庭でも気をつけておきたい注意点と解決策を解説する。

※本記事に出てくる実例はプライバシー等を考慮し一部改変しています。

■「気をつけて!」と言われ続けた少女・マイの結末

 親が子どもに言う「気をつけて」という言葉にはさまざまな注意点がありますが、まずは極端な例を見ていきましょう。私が実際に心理分析した、ある非行少女(仮名マイ)の実例をご紹介します。

 マイが幼い頃、両親がレストランを始めました。家族経営の小さなレストランですが、地域ではすぐに人気が出たようです。

 忙しい父母にかわって面倒を見てくれたのが祖母のカズヨです。カズヨは公立小学校の校長をしていた教育者で、たったひとりの孫のために全身全霊で教育にあたっていました。

 マイの父親は、教師であったカズヨをとても尊敬しており、子育てについてはカズヨに任せっきりだったそうです。

 母親はといえば、義母であるカズヨに対し大きな引け目を感じていました。自分が高卒であるのに対して、カズヨは校長を退職後も地域の民生委員を務めるなど、地域の評価が高かったからです。

 カズヨはマイを非常にかわいがる反面、心配性なところがありました。何かにつけて「危ないことはしちゃダメよ」「気をつけないとね」と言うのです。

 同年代の子がブランコで遊んでいるのを見て、マイもブランコに乗ろうとすると、「おばあちゃんが昔いた学校で、ブランコのチェーンに指を挟まれて大ケガした子がいるの。危ないからやめておこうね」。

 川のそばに咲く花を摘もうと土手を下りようとすると、「足をすべらせて川に落ち、亡くなった子がいるのよ」などと話してやめさせていたようです。

■「~してはいけない」ばかりで

 マイは小さい頃はあまり疑問に思わなかったものの、小学校高学年になり周囲の子たちが友だち同士だけで遊ぶようになると自分もそうしたいと思うようになりました。

 たとえば「みんなでショッピングモールに行くんだって。私も行っていいでしょ?」と聞いても、カズヨは一切認めなかったそうです。

 「私は心配で倒れるかもしれない。それでもいいなら行きなさい」

 脅しのような言葉に、マイは遊びに行くのをあきらめ、クラスの中でも浮いてしまうことが多くなりました。

 中学生になり、塾や部活などの理由がつけられるようになると、さすがにカズヨの監督下から少し抜け出せるようになったようです。

 マイは家ではいい子のふりをしつつ、外では不良グループと付き合うようになりました。高校からはティーン誌の読者モデルも始め、洋服やアクセサリーをバンバン買うので、お小遣いはすぐに底をついていました。

 大学生になってバイトを始めましたが、金遣いの荒いマイには焼け石に水。思いついたのは、両親のレストランの売上金を盗むこと。多少抜き取ってもバレなかったので、何度も犯行を繰り返しました。

 しかし、一度に盗める金額には限りがあります。今度はカズヨのタンス貯金に手をつけました。これまでさんざん自分を抑圧してきた代償を支払ってもらう気持ちで盗るので、とくに悪いことをしている認識はありません。

 さらに大金を手に入れたくなったマイは、レストランによく来る高齢者をターゲットに、「うちのお店、3年後にリニューアルオープンして大規模店になる予定なの。いま出資してくれれば、高い配当を得られるよ。でもこれは内緒の話だから誰にも言わないでね」という話をするようになりました。いわゆる、特殊詐欺です。

 結果、500万円ほど騙し取っていました。しかし、当然ながら配当をすることはできず、逮捕されることとなったのです。

■人の気持ちがわからない悲劇

 少年鑑別所で面接をした際、マイは「とくに悪いことをしたとは思っていない。被害者の気持ちとか言われても、金儲けの話に目がくらんだだけじゃん。そんなうまい話に簡単に乗るほうがどうかしている」と話していました。共感能力が低く、被害者の気持ちを想像するのが難しいのもあって、なかなか内省が深まりませんでした。

 しかし、少年院に送致され、そこでの面接や更生プログラムを通じて、次第に気づくようになっていきました。

 「ああ、私から内緒の話をもちかけられて嬉しいと思ってくれたんだ。私はそれを裏切ったんだ……」

 そんなふうに被害者の気持ちを考えられるようになるまで、時間がかかったのは確かです。

 マイは同年代の子たちと関わる体験が圧倒的に不足していました。心配性の祖母が何でも先回りして失敗させないように動き、子どもだけで遊ぶことを禁じていたからです。いわゆる過保護・過干渉によって、共感性が育つ機会が奪われていたと言えます。

 共感とは、他者の気持ちが自分のことのようにわかることです。その前提には2つあります。ひとつは「人の感情を正確に認知できる」。目の前の人が怒っているのか、泣いているのかといった、感情を表情などから読み取って認知することです。

 もうひとつは「人の感情を正確に推測できる」。笑っているけれど、悲しい。冷静にしているけれど、怒っている。認知に基づきながら、相手の気持ちを推測できることが必要です。それではじめて共感能力を発揮することができるのです。

 共感性はさまざまな人とのリアルなコミュニケーションから育まれます。ちょっとしたひと言で傷ついたり、ケンカになったり仲直りしたりと、対人関係上の失敗も共感能力を高めてくれます。普通は幼少時に小さなトラブルをいくつも経験しながら、共感性を育みます。自分の言動で相手がどう思うのかを考えることができるようになるのです。ところが、マイはそうした経験ができないままに育ってしまいました。

 思春期になって、マイはクラスの中で自分が浮いた存在であることを自覚します。

 クラスメイトたちの中でもうまくコミュニケーションをとることができません。自分の話ばかりしたり、余計なひと言を言って相手を傷つけたりしがちでした。仲良くしたくても、どうすればいいのかよくわからないのです。孤独感を感じたマイは、祖母を恨みました。

 「おばあちゃんのせいだ。おばあちゃんが何でもかんでもダメだって言うから、私はこんなふうになっちゃったんだ」

 そして、祖母の抑圧から助け出してくれない両親に対しても敵意を持つようになりました。レストランの売上金からお金を抜き取るのも、祖母のタンス貯金に手をつけるのも「このくらいやって当然」という感覚です。そうして家庭内窃盗を繰り返すうちに罪悪感もうすれ、投資詐欺に発展しました。

 マイに限らず、こうした窃盗や詐欺を行う非行少年・犯罪者は共感性が低い傾向があります。「騙されるほうが悪い」と言って、被害者の気持ちを考えようとしません。

 しかし、当然ながら騙すほうが100%悪いのです。

 相手が欲にかられたからといって、犯罪をしていいことにはなりません。「騙されるほうも騙されるほうだ」という言い方がされることがありますが、それは犯罪者側の理屈です。

■「気をつけて!」がダメな理由

 さて、そろそろこの事例を、一般の子育てに応用していきましょう。

 マイの祖母カズヨは、かわいい孫に「イヤな思いをさせたくない」「つらい気持ちになってほしくない」という気持ちが強く、何でも先回りして「気をつけて!」と言い続けてきました。よかれと思ってやってきたのです。

 しかし、どう見ても過保護・過干渉でした。せめて両親がもう少しフォローできたらよかったのですが、それもありませんでした。その結果、マイは危険を自分で察知して判断する能力が低く、危険なことにも簡単に手を出してしまうようになりました。

 同時に共感性が低く、相手の気持ちを推し量ることが苦手になってしまいました。

 「気をつけて!」と何でも制止すれば、子どもは経験のチャンスを失います。経験にはポジティブな面もネガティブな面もあり、失敗して落ち込んだりイヤな気持ちになったりすることだってあるでしょう。しかしそれが成長の糧なのです。

 たとえばハロウィンパーティーに誘われて行ってみたら、みんな仮装をしていて普段着の自分は恥ずかしい思いをしたとします。すると、次からはどういう服で行ったらいいか事前に確認しようと思うでしょう。自分が人を誘うときは、来てくれた人が恥ずかしい思いをしないようにあらかじめ服装について教えてあげようと思うでしょう。

 こういった小さな失敗で致命的なことが起こるわけではありません。先回りして何でも教えていたり、そもそも「パーティーなんてやめておきなさい」と止めていたりしたら、その子は経験ができないのです。

 もちろん、本当に危ないことは止めなければいけません。

■危険の大きさに関する判断を整理することが大切

 子どもが切り立った川岸に向かっているのに自由にさせていてはダメです。落ちたら死んでしまいます。親はまず危険の大きさに関する判断を整理することが必要です。

 一番の軸は身体生命の安全に関わるかどうか。それ以外はどこまで許容できるかです。

 心配でつい口を出したくなる気持ちはわかります。しかし、親はいつまでもついていてあげられるわけではありません。親が「転ばぬ先の杖」となって転ばせなければ、転んだ経験のない子は自分で何に気をつけたらいいかわからないのです。本当に子どものためを思ったら、あえて失敗させてあげることです。

 とくに対人関係の失敗は共感性を育てます。友だちに「誰にも言わないでね」と言って打ち明けられた話をうっかり人に言ってしまった。機嫌が悪いときに友だちがふざけてきたのでカッとしてひどいことを言ってしまった。そんな失敗も学びになります。

 もし子どもが「だって〇〇ちゃんはいつも自分勝手だから、バカって言いたくなるのも仕方ないよ」と話したら、「そう思ったんだね」と言い訳を否定せず聞いてあげましょう。

 たくさん話しているうちに自分で「でもあの言い方はちょっとひどかったかな。傷ついていると思うから、明日あやまろうかな」と気づくかもしれません。自分ひとりでは内省が深まらないようなら、「〇〇ちゃんはどう感じたかな?」というように促してあげるのがいいでしょう。親の考えを言うのではなく、本人に考えさせてあげることです。

 子どもの頃に何を経験したかが、その後の人生に長期的な影響をおよぼします。

 年をとってからも学ぶことはできるし、体力は落ちても心理的な発達は続くわけですが、どうしても子どもの頃の経験がベースになります。自立した大人になるためというだけでなく、一生に影響するのだということも知っておいてほしいことです。

■反省ではなく、内省を促す

 共感性が低く、自己中心的な考え方をしていると、なかなか内省は深まりません。

 内省は「反省」に似ていますが、別のものです。自分自身の心に向き合い、自らの言動や考え方について客観的に振り返って分析することです。気づきを得ることを目的にしています。

 一方、反省とは、自分の言動や考え方のよくなかった点を振り返り、改めようとすることの意味で使われます。

 問題行動があったとき、大人は「反省しなさい」と言いがちです。しかし、残念ながらこの言葉には意味がないことが多いです。

 「ごめんなさい。悪いことをしました。もうしません」

 そんな言葉を引き出すことに成功しても、本人は心の中で舌を出していることはよくあります。自分自身の心に向き合わないまま、反省の言葉を言わされているだけだからです。

 私が見てきた非行少年はとくに反省を表現することに慣れていて、いくらでも言うことができました。それこそお経のように唱えることができるので、感心するくらいです。神妙な顔をするのも得意です。しかし、反省の言葉と表情がどれだけうまくなっても、それが何になるというのでしょうか。

 最初はきっと、言い訳をしたに違いありません。

 「こういう理由があったから、仕方なかったんだ」

 それに対して「言い訳するな!  反省しろ」と余計に叱られるようなことを繰り返すと、言い訳をしなくなります。

 「ごめんなさい、私のせいでこんなに迷惑をかけてしまいました。これからは心を入れ替えて頑張ります」

 このように反省上手になります。しかし、内省していないので同じようなことを繰り返すのです。

 さらには、「反省しなさい」という言葉は抑圧を生みます。その子が抱えている不満を聞いてあげることなく一方的に反省を押しつければ、不満はどんどん蓄積し、いずれ爆発するでしょう。

 繰り返しますが大事なのは内省です。自分の言動や考え方を振り返るのが苦手な子に対しては、「どうしてこういう行動をしたの?」「そのときどう思ったの?」と問いかけて内省を促します。「ここがよくなかったよね」「こんなことしたら、相手は怒るに決まっているよね」などと指摘するのではなく、本人に気づかせてあげてください。

出口 保行 :犯罪心理学者

「マザームーン」連呼の議員 部屋から“消えた…”? 死角から隣の部屋に 08/06/22(日テレNEWS)

5日、国会に現れたのは、渦中にある自民党の山本朋広議員。いわゆる“統一教会”のイベントで、韓鶴子総裁を“マザームーン”と連呼していました。教団との関係について、いまだ説明はないまま。報道陣は、衆院・文部科学委員会の終了後、山本議員を2か所の出口で待ち構えましたが、現れず。死角となった委員長席から、隣の部屋へと姿を消していました。

     ◇

安倍元首相の銃撃事件から、まもなく1か月。当時の警備状況について、明らかになったのは、現場で行われた直前の“配置変更”でした。

※詳しくは動画をご覧ください(8月5日放送『news zero』より)

「マザームーン」発言や教団との関係、回答せず 自民・山本朋広氏 08/04/22(毎日新聞)

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係が指摘されている自民党の山本朋広元副防衛相の議員事務所は3日、毎日新聞の取材に「日頃より、多くの個人、企業や各種団体とお付き合いしているところで、さまざまなご連絡やご案内を頂いている。相手方もあることなので答えを差し控える」と文書でコメントし、教団との関わりについて回答しなかった。

【写真一覧】旧統一教会との関係を明かした政治家

 旧統一教会問題に詳しいジャーナリストの鈴木エイト氏が主筆を務めるニュースサイト「やや日刊カルト新聞」によると、山本氏は2017年5月に東京都内で旧統一教会が開いた「1万人集会」に来賓として出席し、「日頃より世界平和統一家庭連合、(関連団体)世界平和連合の皆様には、我々自民党に対して大変大きなお力をいただいていますことを改めて感謝を申し上げたい」とあいさつ。教団の創始者・文鮮明氏(故人)の妻で現総裁の韓鶴子氏を「マザームーン」とたたえ、「(母の日の)カーネーションの花束をプレゼントさせていただいた」などと語ったとされる。【今野悠貴】

「支援はない」との説明は公明党の石川博崇参院議員が参加し、その後の対応に関する理由は不適切だと思う。「短時間立ち寄った際、WFWPが主催していることがその場でわかった」が本当なら参加しない判断は出来る。「その後も、WFWPから招待された薬物乱用対策のセミナーに複数回、秘書を代理出席させたり、祝電を送ったりしていたという。」

公明議員が旧統一教会の関連イベント参加「支援はない」 08/06/22(朝日新聞)

 公明党の石川博崇参院議員は5日、国会内で記者団に対し、「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」の関連団体「世界平和女性連合(WFWP)」が主催するイベントに参加していたことを明らかにした。10年以上前のチャリティーバザーだったといい、石川氏は「短時間立ち寄った際、WFWPが主催していることがその場でわかった」と説明した。その後も、WFWPから招待された薬物乱用対策のセミナーに複数回、秘書を代理出席させたり、祝電を送ったりしていたという。ただ「旧統一教会から政治的な支援を受けたことはまったくない」とした。今後は「一切、関わりは控えたい」という。

 公明党は一部の報道機関が実施したアンケートに所属議員が回答する際、内容を党に報告させる形で、所属議員と教団との関係の有無を確認している。石井啓一幹事長によると、関わりがあったのは石川氏だけだったという。

結局、多くの家族が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と接点がある議員が支援はないとか、否定しているが、与党や野党で宗教団体を含む不適切な行動を行う団体や組織に対して、法整備が遅いのが、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が議員と接点を持つメリットではないのか?積極的に動かない、又は、曖昧な対応を取る事が既にメリットになっていると思う。

維新、石井苗子参院議員も接点 旧統一教会イベントに参加 08/06/22(朝日新聞)

 日本維新の会は5日、石井苗子参院議員(比例)が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体のイベントに参加していたと発表した。寄付や組織的な選挙支援は受けていないという。党内調査で新たに判明した。教団と何らかの接点があった維新の国会議員は計14人となった。

警察は下記のような認識を信者、又は、元信者が持っていたのかしっかりと調べる必要があると思う。ただ、自民党からの圧力があれば、公平に調べないかもしれない、又は、事実であっても正式に認める事はないかもしれない。自民党からの圧力だけでなく、警察内部に信者がいれば、又は、そして、権力を持っている信者がいれば、事実が報告書に記載される事はない可能性は高い。
信仰心は自由かもしれないが、時として、事実を歪める事がある。なぜなら、正義は信仰する宗教だからだ。仕事よりも、信仰心の方が優先順位は高いと思う。
下記の記事が少なくとも一部の元信者に対しては事実であれば、安倍晋三・元首相の銃撃事件は因果応報、そして、身から出た錆であろう。例え、共存、又は、利用してやろうとの思いだけのパフォーマンスだけであったとしても、相手は違うメッセージを受け取っている可能性は高い。

旧統一教会の選挙活動を元“2世信者”が証言 「安倍さんは統一教会側の人」という身内意識(1/2) (2/2) 08/05/22 (NEWSポストセブン)

 安倍晋三・元首相の銃撃事件をきっかけに自民党と旧統一教会との親密な関係が次々に発覚し、議員たちが釈明に追われている。

【画像】旧統一教会の2世信者から選挙協力のお願いをされた際のインスタメッセージ

 安倍氏の実弟の岸信夫・防衛相が記者会見で、「選挙で個人のボランティアとして様々なお手伝いをいただいた。当時は問題がないという判断をしていた。それが正しかったのか、しっかり検討していく」。そう関係見直しに言及すれば、安倍派の末松信介・文科相も同教会関連のイベントに祝電を打ったことを認めたうえで、「パーティー券などを購入した事実がある」と明らかにした。

 旧統一教会関連のイベントで講演などを行なっていた伊達忠一・元参院議長は地元・北海道テレビのインタビューに、2016年参院選の際、安倍派(当時は細田派)の比例代表候補を当選させるために安倍氏に旧統一教会の支援を依頼したことをこう証言している。

「『どうだろう?』と安倍さんが(聞いて)、『統一教会に頼んでちょっと(票が)足りないんだウチが』と言ったら、『わかりました、そしたらちょっと頼んでアレ(支援)しましょう』ということで、まあそりゃとにかく(票が)ナンボ入ったかわからんわね、そんなの。どっちにしても当選はしたんだわ」(HTB北海道ニュース)

 一方の信者側にとっても、安倍氏は“特別な存在”だったようなのだ。本誌・週刊ポストは、両親とも旧統一教会という信者2世で、現在は脱会している元信者の20代女性Aさんから選挙活動の実態について重要な証言を得た。

 旧統一教会の信者は熱心な選挙活動をすることで知られ、支援を受ける議員にとっては「手弁当のボランティアで票を持ってきてくれるから有り難い存在」(自民党ベテラン秘書)と積極的に受け入れてきた面がある。同教会の地区幹部を務めるAさんの母も、地元の市議選では選挙カーに乗って選挙運動をしていたという。Aさんが語る。

「選挙の時期になると、教会でも家でも、『今回はこの人に入れましょう』という話が出て、コンセンサスができていた。母もそうですが、熱心な信者ほど選挙応援も熱心でした。それというのも、現在の教会トップの韓鶴子・総裁は『政治の側から世界を変えていかなければいけない』と言っているし、文鮮明教祖も生前、そう言ってましたから。政党はやはり自民党。家庭では父から、『安倍さんは統一教会の原理を知っているんだよ』『安倍さんは(同教会の)神様側の人なんだよ』と教わりました」

 旧統一教会の2世信者は高校を卒業すると「青年」と呼ばれ、選挙活動に参加できるようになるという。同地区の若い信者たちは、SNSを通じて選挙応援を呼びかける。

 Aさんのスマホには、前回参院選(2019年)の投票日前に友人の2世信者からインスタグラムのDM(ダイレクトメッセージ)で送られてきた投票依頼のやりとりが残っている。

友人〈もしまだ投票しに行っていなければ、全国比例で応援してる議員がいて、協力してもらえないかな…??〉 Aさん〈ちなみに誰を応援してるのー?〉

 すると安倍氏の地元・山口県出身で全国比例に出馬していた安倍派の北村経夫・参院議員のポスター画像が送られてきて、こんなメッセージがついていた。

友人〈あ、因みに、この北村さんは、安倍首相を支える側の人だよ〉

 Aさんが続ける。

「『安倍首相を支える側の人だよ』というのは、『統一教会の側の人だよ』という意味になります。安倍さんが教会関連のイベントに祝電を送ってくれたことはみんな知っているし、うちの家族の間でも他の自民党議員に比べて安倍さんへの信頼は大きかった。安倍さんが(2度目の)総理になって以降、より影響力は大きくなったと思います。ですから、今回の事件で『安倍さんは(旧統一教会と)関係ないのに』という議論ばかりになるのは個人的には違和感があります」

 安倍氏が好むか好まざるかに関係なく、旧統一教会の2世信者たちにとって、安倍氏は「統一教会側の人」という身内意識が共有されていたことがわかる。

※週刊ポスト2022年8月19・26日号

「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)と関連がある事を堂々と認めて次の選挙を戦えば良いと思う。
「県内のコースには旧東海道などが含まれており、文化的な意味合いがあると判断」は事後に考えた言い訳だと思う。まあ、世界平和統一家庭連合(2015年に統一教会から名称変更): the Universal Peace Federation (UPF)の過去及びこれまでのやり方を理解した上でも、参加する理由はあったと言う事とも言える。

稲田朋美・元防衛相に疑惑 地元後援会を旧統一教会関係者が設立していた 08/05/22(NEWSポストセブン)

 自民党議員が旧統一教会の関係者から選挙協力を得ていたことが次々と明らかになるなか、安倍晋三・元首相の側近として知られた稲田朋美・元防衛相に新たな疑惑が持ち上がった。

【画像】旧統一教会の友好団体「世界平和女性連合」のイベント「春のつどい」に参加していた稲田朋美・元防衛相。他、安倍氏が贈ったビデオメッセージも

 稲田氏の地元である福井県で、彼女の後援会を旧統一教会関係者が立ち上げていたというのだ。地元事務所の元関係者が語る。

「私が事務所に関わり始めたのは2005年の初当選の数か月後ですが、その頃から『保守系の運動をしている』と話す男性が事務所によく出入りしていました。その男性が2008年、『稲田さんのために“ともみ・越の会”という後援会をつくったので、今度、設立総会に来てほしい』と言うので、福祉会館の会議室で行なわれた総会に参加し、稲田議員も挨拶しました。

 後援会の規約や名簿も『こちらで準備します』とすべて用意していたので、秘書はみなすごく感謝していました。それからは、年に数回、彼らの主催する集会に稲田議員が挨拶に行ったり、地方選の時に『誰を応援すればいいですか?』と連絡が来たり、といった付き合いでした。この時点では旧統一教会の関係者とは知りませんでした」

 稲田氏側がそのことを知ったのは、後援会設立から約1年後のことだったという。

「稲田議員がその男性を通じて別の旧統一教会の関係者と東京で会ったことで、事務所もはっきりと認識しました。それでも、会合の時に宗教活動の話はしないし、活動自体は一生懸命で謙虚ですから、付き合いはそのまま続けていました。男性は『市議会に誰かひとりは息のかかった議員をつくりたい』と言っていました」(同前)

 この男性が旧統一教会の関係者であることは、友好団体である国際勝共連合の福井県本部が県に届け出た収支報告書(令和2年分)でその男性が会計責任者となっていることからもわかる。

 稲田氏と旧統一教会の関係については、2010年4月に旧統一教会の友好団体「世界平和女性連合」のイベント「春のつどい」に参加したことも明らかになっている。

 これらについて稲田事務所に質問状を送ったが、期限までに回答は得られなかった。

 稲田氏の公式サイトの「活動報告」ページには、以前は「ともみ・越の会」設立総会に参加したことや、「春のつどい」に参加していたことが写真付きで掲載されていた(2021年5月のサイトリニューアルに伴い、過去の投稿は表示されなくなっている)。

 活動報告に記した政治活動について答えられないということがあり得るのか。自民党の国会議員と旧統一教会の関係に国民の厳しい目が向けられ、安倍氏の実弟の岸信夫氏などが次々関係を認めるなか、稲田氏の対応が注目される。

※週刊ポスト2022年8月19・26日号

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)(記事ではハッキリとカルトと読んでいる)の元信者が10年以上をかけてマインドコントロールから解き放たれる記事がある。作者が10歳の時に家族が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に入会した事から悲劇が始まる。
Growing up in a cult taught me it was sinful to spend money on myself, and that took me over a decade to unlearn 03/23/2022(Business Insider)
日本では世界平和統一家庭連合(旧統一教会)はカルトとは呼ばれていないようだが、日本政府はカルトであるのか定義を決めるべきだと思う。
宗教は人によっては哲学であり、人生であり、人生のガイドラインだったりする。だから、受け入れる事ができない宗教を熱心に崇拝する信者とは結婚は出来ないと強く思う。なぜなら、それを否定してしまうから。相手だって自分が信じるものを否定する人間とは結婚したいと思わないだろう。例え、間違いで結婚したとすれば、どちらかがどちらかに引き寄せられて同じ位置に絶たなければ、結婚は終わるだろうと思う。
世界平和は茶番でしかない。なぜなら、世界平和と言いながら、自分達と同じ価値観に洗脳しようとする。同じ価値観になれば争いは減るだろう。しかし、それを世界平和と言うのならおかしいと思う。
最近流行っている多様性は自分自身をしっかりもっていないと悩みの原因になると思う。他人と自分は違う、しかし、日本文化の同調圧力が存在する。このジレンマは死ぬまで続くと思う。1人でいる事を目標として、1人に慣れないと、周りに流され、悩む人生になると思う。もう一つの選択は、あまり考えない事。人を傷つけようが、傷つけまいが、考えない。考えると何も出来なくなる。価値観が違う以上、賛成は得られないと考えるべき。そして、衝突はあると考えるべき。相手がどう思おうと、考えなければ、恨みを買う事はあっても、悩む事はないと思う。人生、本当に面倒だと思う。

「教会のせいで人生をめちゃくちゃにされた」...『神の子』と言われて育った元2世信者が語る“苦悩とジレンマ” 自死を考えた際の“遺書”には「悔しい。悔しい。悔しい」 (1/4) (2/4) (3/4) (4/4) 08/05/22 (MBSニュース)

 7月8日に起きた安倍晋三元総理銃撃事件をめぐり、“政治と宗教”の関係のあり方が問われている中、にわかに注目を集めているのが「2世信者」の存在です。今回、『祝福2世』と呼ばれていた元2世信者の女性が、信者だった頃の苦悩やジレンマを語りました。

【映像】『私が死んだのはお前らのせいだ。でも大好きだったことも嘘じゃない』両親へあてた“遺書”

「いじめ」「パニック障害」…元2世信者が語った“信者だった頃の苦悩”

 横浜市の小川さゆりさん(26・仮名)。夫と3か月の息子と3人で暮らしています。さゆりさんは6年前まで『旧統一教会』の信者でした。

 (旧統一教会元2世信者 小川さゆりさん・仮名)
 「これは韓国の修練会の写真です。教祖が『2世たちは結婚する前に韓国で40日の修練会に出なきゃいけない』と」

 両親も旧統一教会の信者で、合同結婚式で出会い生まれたさゆりさんは“祝福2世”と呼ばれていました。

 (小川さゆりさん・仮名)
 「『神の子です』って言われてきて、自分たちを神様から預かっている。親は私達を(神様から)借りて育てている立場だと聞かされていて」

 教会の中でも特別だという“祝福2世”。しかし、その生活は全く逆でした。

 (小川さゆりさん・仮名)
 「お年玉とかが全部親に没収されたりとか、誕生日やクリスマスはプレゼントとか買ってもらえたことはなくて。小学校のころ6年間ずっと登下校でいじめを受けていて、お金がない貧乏な子たちというのが分かっていたみたいで、そういう理由で『くさいから』とかそんな理由も聞きましたし」

 お金がない代わりに自宅には壺や印鑑が…。それがどんなに高額なものか幼いさゆりさんは知る由もなく、教会の教えに違和感を覚えながらも中高生向けの勉強会や修練会に参加するなど真面目な信者でした。

 (小川さゆりさん・仮名)
 「『堕落』とか、『サタンの世界に染まってしまうと地獄に落ちる』というのはずっとずっと怖かった。親も喜んでくれるし、自分がいま一番正しいことをしていて何も間違ったことをしていないからすごく安心感があって、そういうことで依存していた感じもあります」

 両親が好きだからこそ“2世”の生活に耐えてきたさゆりさん。脱会のきっかけとなったのは、祖母の介護でした。介護に疲れた母親から強く当たられるようになり、こうしたストレスでパニック障害になったのです。その時、父親にかけられた言葉がいまも忘れられません。

 (小川さゆりさん・仮名)
 「(父親から)『試練を与えられるってことはすごいことだぞ。それだけお前は教会でも活躍していたし、神様が期待しているから』という話になって、本当に腹が立ちましたね」

『私が死んだのはお前らのせいだ。でも大好きだったことも嘘じゃない』両親に向けて書いた“遺書”

 脱会して6年。新たな家族もでき、信仰を続ける両親らと距離を置けるようにもなりました。ただ一方で、いまでも捨てられないものがあります。

 (小川さゆりさん・仮名)
 「脱会したあとか、する前くらいのとき、自分は本当に死のうと思っていて、その時に最後に死ぬ前に親に向けて思っていることを書いたんですよね」

 19歳の時に書いた“遺書”です。

 【遺書の内容】
 「お父さんお母さんがしてしまった間違いは、やはり消化しきれない。私が死んだのはお前らのせいだ。でも大好きだったことも嘘じゃない。悔しい。悔しい。悔しい。生きていたかった。愛し愛されたかった」

 (小川さゆりさん・仮名)

 「(教会を)抜けてからも5年以上とか経つんですけど、許せなくて。でも、その苦労って、親が旧統一教会にそんなお金をつぎ込んだりとか、そういう変な罪悪感を埋め込まれなければしなくて良かったんじゃないかなって。旧統一教会のせいで自分の人生をめちゃくちゃにされたんじゃないかって」

『両親普通の出会い方でいいね』脱会の思いを家族に伝えられず苦しむ2世信者も

 一方で、脱会したい思いを家族に伝えられずに苦しむ“祝福2世”もいます。中部地方に住む大学2年生の佐藤光樹さん(19・仮名)。

 (旧統一教会2世信者 佐藤光樹さん・仮名)
 「僕たちは『神様の子』で、普通の子は『サタンの子』『悪魔の子』と教えられてきました」

 光樹さんも2年前まで毎週のように教会に通う熱心な信者でした。ただ、コロナの影響で教会に行く回数が減ったことで脱会を意識するようになりました。

 (佐藤光樹さん・仮名)
 「冷静になって考えるようになったというか。普通に考えたら矛盾しているじゃんってことにようやく気づき始めたというか」

 いまは実家を離れて一人暮らしをしています。奨学金で学費を払い、アルバイトをかけもちして生計をたてていますが、両親はなにかにつけて金を要求してくるといいます。

 (佐藤光樹さん・仮名)
 「(両親に)30~40万円くらい渡していますね。直近で渡したのが4月くらい。『スマホの支払いができなくてスマホ止まっちゃうから』と」

 幼いころから教会の教えにしたがってきたため、思春期に恋愛もできませんでした。誰にも打ち明けられない苦しみ。光樹さんはその思いをSNS上でつぶやきはじめました。

 【SNS上に投稿した内容】  「両親普通の出会い方でいいね。俺も普通の恋愛がしたいし、普通に結婚したい」

 ただ、こうした苦しみを両親に一度も伝えたことはありません。だからなのか、去年夏、帰省する前の母親とのメッセージには…。

 【母親からのメッセージ】 
 「1階の神様の部屋でやすんでね」

 (佐藤光樹さん・仮名)  「“神様の部屋”といって、白い壺が2~3個と経典があったりとか、教祖の写真があったりとか。『そこで寝てね』というふうに。ちょうどこのときは教会にそんなに行っていない時期だったので、親としては『(教会に)戻ってきてほしい』という意味もあって。(Q今後、両親との付き合い方は?)やっぱり嫌いになり切れないというか、恨み切れないというか。やっぱり親だからそういう面はあります」

『名前が上がらないような教団の中でも“2世問題”は起きている』

 旧統一教会などの2世信者の悩みに向き合う人がいます。自身も別の宗教の2世信者である京都府立大学の横道誠准教授です。2年前から様々な宗教の2世信者に向けたオンライン相談会を開いています。

 【オンライン相談会の様子】
 (2世信者のAさん)
 「大学生になったときに宗教を排除したんですけれども、20年近くもっていたアイデンティティを切り離したというところがけっこう精神的に負担になっていて」
 (2世信者のBさん)
 「今回の安倍元総理が殺害された事件を聞いてからは、やはり体調を崩して夜も眠れなくなって」

 この日の相談会には3つの宗教の2世信者6人が参加しました。2時間の会で多くの時間を割いたのは、やはりあの銃撃事件でした。

 【オンライン相談会の様子】
 (2世信者のCさん)
 「権力者と呼ばれる方が殺されたことで、ようやく(2世信者の)報道がはじまった。旧統一教会だけバッシングして日本から追い出して、『はい、一件落着』とならないか不安」  (京都府立大学 横道誠准教授)
 「旧統一教会ほど危険ではないと言われてスルーされ出したところが、みんな不満に思ってしまいますよね。私たちは人生の一生問題として苦しんできているのに」  (2世信者のAさん)
 「名前が上がらないような教団、いわゆる一般的にカルトと呼ばれることのない教団でも2世問題は起きていることなので、取り残されてしまうのではないかと」

 横道准教授は、2世信者の問題に対する理解が足りていないと指摘します。

 (京都府立大学 横道誠准教授)
 「子どものためのホットラインにかけても、虐待の問題として聞いてくれたけど、宗教に関しては『自分の家で解決してね』と見放されたりとか。カウンセラーも宗教の問題とわかると鼻で笑ったりひいてしまったりして、『ちょっとそれはわかりません』ということで。支援者に対する不満というのは非常にありますね」

『みんなの意識が少しでも変わるなら今だけでも発信したい』

 旧統一教会の2世信者だった小川さん。一時は自殺も考えましたが、両親と距離を置いたことで少しずつ自分の人生を取り戻すことができました。事件をきっかけに声を上げ始めた2世たち。小川さんはその声に耳を傾けてほしいと訴えます。

 (小川さゆりさん・仮名)
 「この国が宗教2世たちの問題について向き合うかどうか、すごく重要なときだと思っていて、何かもしちょっとでもみんなが共感してくれてみんなの意識が少しでも変わるなら、今だけでも発信したいなと思っています」

 (2022年8月4日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」内『特集』より)

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)がどのような事をしてきたのか、事実確認をした方が良い。元信者の証言の裏を取るなど、調査をはじめるべき。うやむやにしたいから問題ないと結論付けたいのであろう。
ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

末冨芳

日本大学教授・内閣府子供の貧困対策に関する有識者会議構成員

文科省の意思決定にも詳しい研究者として申し上げますが、この問題は旧統一教会の名称変更を「誰が認めるべきだと言い出したか」を突き詰めて検証する必要があります。

元文科官僚の証言もありますが、旧統一教会の名称変更を認めることになれば、責任追及されることがわかっている官僚からは起案しない案件である可能性も高いです。 旧統一教会からの訴訟リスクも判断根拠を示す必要があります。

下村博文氏や当時の自民党からの圧力(名称変更しない理由を説明しに来いという面談要求など)がなかったかどうか、文化庁文科省側の面談記録や、下村氏をはじめ旧統一教会系とされる議員事務所の記録の検証などが必須と言えるでしょう。

もちろん詳しい検証の上で文化庁の責任ということになる可能性もあります。 自民党政治家の発言が国民の多くに信じられなくなっている現在、必要なのはなるべく公正中立で丁寧な調査検証と責任の所在の解明です。

旧統一教会名称変更「受理拒むことで違法性問われる恐れ」と文科相 下村氏の「政治的判断ないと認識」 08/05/22(産経新聞)

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の名称変更に関し、末松信介文部科学相は5日の閣議後記者会見で、平成27年の文化庁に対する旧統一教会からの申請が法律の要件を形式的に満たしていたため変更を認めたと説明した上で、「受理を拒むことは行政上の不作為として違法性を問われる恐れがある」と述べた。また、当時文科相だった自民党の下村博文前政調会長については「政治的判断を行ったものではないと認識している」との見解を示した。

【表でみる】旧統一教会と関わりが明らかになった主な政治家

末松氏は会見で当時の時系列も説明。受理前と決定前に、下村氏に対し文化庁から報告があったことを認めた。末松氏は「(担当者は)社会的に注目度の高い法人の事案だったことから報告した。(下村氏が名称変更に関し)政治的判断を行ったものではないと認識している。当時の担当者からも確認している」とした。旧統一教会側から文化庁に対し、9年に名称変更に関する相談があったものの、27年に初めて申請があったという。

「信教の自由」に対する配慮から文化庁の裁量を抑えるなどの考え方があるため、宗教法人の名称変更などに関しては、法律に定める要件以外の事項を考慮することは想定されていない。旧統一教会の実態が変わっていないことから、一部で名称変更を認めるべきではなかったとの批判が出ているが、末松氏は「法人の実態が変わっていないことを理由として、変更を認証しないということは考えにくい」と述べた。

野党は口ばっかりが多いから、無党派層には新鮮に感じたと思う。入れたい候補や政党がなけければ、入れてもいいじゃないかと思った人が多かったから圧勝したと個人的には思う。

「連立の前に、まず自民党が強くあるべきだ」「神道政治連盟からは"靖国に行ってください"くらいだ」参院選で自公の選挙協力に一石を投じた小野田紀美議員 (1/3) (2/3) (3/3) 08/05/22 (ABEMA TIMES)

 「小さなことから大きなことまで、世の中に理不尽が多すぎる。正直者がバカを見るのも嫌だ。2000年以上も国が続いているのに、50年こうだったから絶対にこうなんだというのはおかしい。そういうものに対して、ひとつひとつタブーなくメスを入れて、変えていきたい。

【映像】「しがらみは断ち切った」小野田紀美議員が生出演

 “お前は保守だからこう考えるべきだ”とか言われるが、私は私であって、考え方が100%一致する政治家なんていない。もしいたとしたら、こんなに割に合わない政治家なんて仕事はせずに任せる。そうじゃないから政治家をやっている」。

 4日の『ABEMA Prime』に参院選で再選を果たした小野田紀美議員(39)が生出演。安倍元総理亡き後の自民党のあり方、旧統一教会との関わり、憲法改正などについて率直な思いを語った。

■連立の前に、まず自民党が強くあるべきだ

 「政党が違うのですから、選挙は他党の推薦ありきでやるのではなく、それぞれ自由にやるのが自然ですよね」とツイート、連立政権を組む公明党からの支援を受けないことを表明、“岡山のジャンヌ・ダルク”として話題を呼んだ。

 小野田議員は「誰が言い出したのか分からないし、正直、“岡山のジャンヌ・ダルク”はやめて欲しいと思っている。ジャンヌ・ダルクは最後に火炙りになるので、かなり不穏だ(笑)。公明党の国会議員や地方議員はまじめで、すごく良い人たちだ。私も決してケンカしているわけではなくて、あくまでも自分たちで頑張って戦おう、ということだ」と話す。

 「JAや郵便局といった組織まで完全に“ノー”と言うつもりはないし、自民党はめちゃくちゃ応援してくれた。市町村議員にも同じ考えの方々、地域にも党員になってくださっている方々がいる。だから組織そのものを否定しているわけではない。ただ、私は地方議員の時代から“俺、50票持っているから”“俺、100票持っているから”というような言い方がすごく嫌いだった。貴重な選挙権は誰かの持ち物ではないし、誰かに“右向け右”と言われたからといって投票していいものではない。

 やはり票は頂きたいが、それは誰かに命令されたとか、上から言われたとかではなくて、小野田を見た上で、“それならお前ちょっと頑張れや”という1票がいい。だから拒否したというより、おひとりおひとりに考えてもらいたいと思っただけだ。また、選挙協力の結果、自民党に入れたいのに、自民党という選択肢が与えられない選挙区、共産党に入れたいのに立憲にしか入れられないという選挙区が出てくることを考えると、勝手な協力で選択肢を奪うのはどうかと思っている。

 動画にも残っているが、安倍元総理が私の応援に来てくださった時に“これは自民党の名誉をかけた戦いだ”、“この選挙区で圧勝することが日本を守る政策をより強力に前に進めることができる力になる”とおっしゃっていたように、自民党が挙げた公約に投票して頂いて、1人でも多く勝てて初めて連立だと思う。やはりまずは自民党が強くあるべきだし、支援者の思いをしっかり受け止めることは譲ってはいけない一線だ」。

■YouTubeの編集動画、ありがたい

 苦戦も予想されていたが、次点に20万票近い差をつけて圧勝した。

 「この6年、怒られてきたところではあるが(笑)、お偉いさんのところや大企業にあまり回らなかったことで、“あいつは挨拶に来ない”と言われている。しかも献金も一切受け取らないし、政治資金パーティーも開かない。だから貧しい事務所だが、特定の企業、団体、宗教に恩があると、そこに引っ張られてしまうことがあり得る。私は常に日本国と国民の国益を考えたいので、どこかに弱みを握られたり、紐付きでいることが嫌だ。

 だからこそ、一般の方々の交流を大事にしてきた。まさに地に足を付けた“どぶ板”だったと思う。それから“ネットどぶ板”だ。参議院議員というのは、“見たこともないし、何をやっているのかも分からない、いらないよ”と言われがちだ。だからこそ、ネットで“こういう思いを持っていますよ”、“こういう会議に出て、こういう質問していますよ”ということを届けようとしてきた。

 結果、最近では3、4年前の質問を掘り出してきてYouTubeに上げて下さる方もいる。私たちが投稿した公式の動画は全然伸びないが(笑)、センセーショナルに編集された動画がガンガン伸びている。私のチャンネルを見てという気持ちもあるが、ありがたい」。

■できれば団体ではなく個人として応援して欲しい

 折しも、自民党の政治家たちと旧統一教会の関係が取り沙汰されている。

 「団体というのは、業界として困っていることを教えてくれたり、提言をしてくれたりするありがたい存在でもある。そうした関係を切ってしまえば、ひとりひとりにヒアリングをしなければならなくなる。そうした一般的な団体と宗教関係の団体との違いは“絶対”かどうかだと思う。自民党の場合も“自由党”、“自分党”なので、党員全員が私を応援してくれるかというと、“知らねえよ”という人もいっぱいいる。それぞれに意思があるのが健全だと思う。

 それから、例えば神道政治連盟が自民党の政策に何かものすごい影響を与えているかというと、私はそう感じたことはない。今回も政策協定を結んでいるはずだが、“靖国に行ってください”くらいで、私自身は言われたからではなく、自分の意思で行っている。あくまでも自分というベースがあって、そこに共感をする人が応援しているという感じだ。ただ、できれば団体ではなく個人として応援して欲しいという気持ちはある。応援したくないと思いながら応援するのは、お互いに辛いことではないか」。

■もう安倍元総理に甘えることはできない

 その発端となった安倍元総理の銃撃と、自民党に与える影響についてはどう捉えているのだろうか。

 「もちろん私も安倍元総理が大好きだったが、政策面では折り合わないところもあったし、決して全てOKという妄信的なものではなかった。それでも受け止めきれていない。失った穴があまりにも大きすぎる。ただ、“これで自民党がバラバラになるのではないか”と言われているが、元々バラバラだ。皆さん国会での様子しか見ていないからかもしれないが、部会などではもう大ゲンカだ。何か法案が出てくると、“こんなもん通すか”“これは絶対認めないからな”という人たちがいて、党の中でめちゃくちゃ議論をする。だからこそ、党内手続きを通った後はまとまっているように見える。

 私は自分のことを“保守”ではないと思っているし、自民党の中でも“保守”は少数派なのではないか。その人たちが戦って勝てなかった時、最後は安倍元総理が何とかしてくれる。防衛費2%の件もそうだ。でも、もうそこに甘えることはできない。ひとりひとりが強くなるしかない。憲法改正もそうで、そもそも自民党の党是なので、誰が派閥のトップになろうが、誰が総理になろうが、公約に入れて勝っているのに邪魔されてやってこなかったことが異常であり、裏切りだ。維新や国民のように協力的な政党は他にもあるので、しっかり話し合い、国民投票に向けて前に進めていこうと思っている」。(『ABEMA Prime』より)

ブラボー!
結果ありきのまとめに失敗してしまった。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)サイドの人間だと言う事が良くわかる。
ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

Deckard

「被害届はない」と「検挙はない」じゃ、全然違うじゃん!
被害届は出されているのに、加害者は捕まっていないということでしょ。それも10年以上。これはどう考えても怪しい。特殊詐欺だって時々犯人捕まるのに、どうして旧統一教会だと捜査の手が緩むの? 加害者かもしれない人の顔や氏名、所在も明らかだろうから、簡単に捜査できるでしょうに。日本は、こんな国になったのか。

nih*****

二之湯の発言は公安委員長としてもうアウト。
即辞職モンだ。

冷静に考えると、警察庁からの訂正も「被害届はあるが、ここ12年間一件も検挙できていない」という事になる。
それまでは検挙できていたのに、2010年から後は検挙できなくなったというのはどういうことか。

そこに今回の闇の本丸が隠れているような気がしてならない。

*****  

〉「警察としては違法行為があれば法と証拠に基づいて適切に対処していかなければならないが、私が申し上げた(10年)以降はそういうことがない。被害届があれば別だが、警察として特別動きはないということです」

誰がどう読んでも、被害届は10年以降ないと読めるのだが?「被害届があれば別だが」という文言がなければ、「10年以降検挙がない」という訂正も可能だが、これはどう考えても無理だろ。
国家公安委員長も1枚かんでいるのだろうか。

しっかり捜査しないと有罪に出来ない。それをしないのは警察の怠慢。しっかり捜査をしろと警察に行ったら、警察も人間なので仕事はしたくないと言いやがった。また、予算がないから旅費が出ないとかも言っていた。まあ、素晴らしい警官とすばらしい国家公安委員長がこの国にいるから世界平和統一家庭連合(旧統一教会)などが繫栄するのであろう。
ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

spi*****

国民の被害はもちろんですが、日本の宗教法人が海外宗教団体に莫大な金額を長年送金し続けている事は罪にならないんでしょうか?
どこかの記事だと千億単位のお金が国境を越えているようですが、この場合どこの管轄なのでしょう。
これは国際的な犯罪にも通じると思います。

自民党と旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)とのズブズブの関係はかなり昔からだから取り締まる法律はないと思う。知床 観光船「KAZU I(カズワン)」沈没事故で26人がこの世に存在しないと思うが、社長が逮捕されて懲役刑を受ける事はない。理由は存在する法律や規則では懲役刑などはないから。

二之湯国家公安委員長、旧統一教会絡み近年「被害届ない」警察庁慌てて訂正 08/05/22(京都新聞)

 二之湯智国家公安委員長は5日の閣議後会見で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の霊感商法に関して2010年を最後に「被害届はない」と発言した。会見終了後、警察庁は被害届ではなく、10年を最後に「検挙がない」と訂正した。

【写真】「辞めろと言われない限り」と発言した二之湯国家公安委員長

 二之湯氏は記者から、被害弁護団や元信者から旧統一教会の問題点を指摘する声が上がる中、団体の動向に関心を持っていくべきか問われ、「警察としては違法行為があれば法と証拠に基づいて適切に対処していかなければならないが、私が申し上げた(10年)以降はそういうことがない。被害届があれば別だが、警察として特別動きはないということです」と語った。

 二之湯国家公安委員長は7月26日の閣議後会見で、2018年に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体が開催したイベントの京都府実行委員会で委員長を務めていたことを明かしている。二之湯氏は、京都市内にある自身の事務所近くに旧統一教会の事務所があるといい、「政治家はいろいろなお付き合いがある。平和の祭典、運動を起こすのでちょっと名前を貸してほしいというので貸した」「京都市が最後のゴール地点だったかな。そこで人が集まっていたので、一言お話をさせてもらった」と述べた。旧統一教会の会員であることは否定し、教義自体も「よく知らない」とした。イベントは、旧統一教会系の非政府組織が推進するプロジェクト「ピースロード」。

 二之湯氏は参院京都選挙区選出の議員を3期務め、7月25日に議員任期満了を迎えた。引き続き国家公安委員長や内閣府特命担当相を務めている。

「憲法改正はもはや絶望的」自民党が頭を抱える “統一教会とズブズブ” 露呈の痛すぎる代償 08/04/22(SmartFLASH)

 安倍晋三元首相の悲願だった憲法改正への動きに強烈なブレーキがかかっている。

 自民党は7月の参院選で圧勝し、憲法改正に前向きな勢力が参院で3分の2を超えた。7月11日の記者会見で、岸田首相は「安倍元総理の思いを受け継ぎ、特に情熱を傾けていた拉致問題、憲法改正など、自身の手で果たすことができなかった難題に取り組む」との意向を表明している。

【画像あり】「旧統一教会」関係議員101人、全リスト

 だが、7月30日と31日に共同通信社が実施した全国電話世論調査で、岸田内閣の支持率は51.0%と前回調査から12.2ポイントも急落。2021年10月の内閣発足以来、最低となった。

 また、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)と政界の関わりについて、実態解明の「必要がある」との回答は80.6%にのぼった。

 旧統一教会との関係で注目されているのが、自民党が2012年にまとめた「憲法改正草案」だ。8月2日、東京新聞は《旧統一教会側と自民党、改憲案が「一致」 緊急事態条項、家族条項…濃厚な関係が影響?》という記事を掲載。

 旧統一教会の政治部門とされる国際勝共連合(勝共連合)の改憲案と、自民党の改憲草案が、「緊急事態条項」や「家族条項」などで一致していることを指摘している。

 たとえば、自民草案では、現憲法20条にある《いかなる宗教団体も政治上の権力を行使してはならない》の文言を削除。さらに、国とその機関の宗教活動を禁じた点も変え、《社会的儀礼又は習俗的行為の範囲を超えないものについては、この限りでない》としている。自民党の改憲草案では、信教の自由への制限と政教分離の原則が緩和されているのだ。

 この報道を受け、SNSには《自民党改憲草案、統一教会の教義にそっくり》といった声が数多くあがっている。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏は、「いまのままの自民党の改憲草案では、憲法改正は絶望的」と言う。

「選挙を手伝ってもらったぐらいなら、他の宗教団体と変わらないでしょう。ただ、これだけ、旧統一教会の考え方と自民党の改正草案が一致してしまうと、旧統一教会が自分たちの理想を実現しようと憲法に手を突っ込んだと見られかねません。

 自民党は同性婚やLGBT平等法に反対。さらに、旧統一教会の影響で、『子ども庁』が『子ども家庭庁』に名称変更されたと思わせてしまった。

 これでは、政教分離の原則から逸脱するだけでなく、政治が宗教に支配されているという印象を与えてしまう。もはや、自民党の憲法改正草案を、『旧統一教会とは関係ない、私たちが考えたもの』と言い続けるには無理があります」

 現実問題として、憲法改正を発議できても、国民投票で過半数を得るのは難しいだろう。

「本当に憲法を改正したいのなら、一度、自民党の改憲草案を引っ込めて、宗教に影響を受けたと思わせない新たな草案を出し直すしかないですよ。そうしないと、いつまでも旧統一教会の改憲案に自民党が乗っかったと思われてしまいます。

 国民投票で、『旧統一教会が作った改憲案は認められない』と反対キャンペーンをやられたら終わりですよ。いまの草案で突き進む限り、憲法改正は絶望的です」(同)

 安倍元首相の悲願だった憲法改正を成し遂げるには、自民党は旧統一教会との関係性を徹底的に調査し、見直すところから始めるべきだろう。

下村元文科相に新疑惑! 旧統一教会の名称変更で“駆け込み認証”の怪しいタイミング(1/2) (2/2) 08/04/22 (日刊ゲンダイDIGITAL)

 岸田自民党は火消しに躍起だが、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)とのズブズブの関係は覆い隠しようもない。

【写真】安倍昭恵夫人の“奇抜ドレス”「即位礼正殿の儀」をブチ壊し!

 安倍元首相が凶弾に倒れて鬼籍に入った今、疑惑の中心にいるのが下村博文元文科相だ。反社会的な教団の正体隠しにつながった名称変更を、文化庁文化部宗務課が認証した当時の担当大臣である。性懲りもなく関与を否定し続けているが、新たな疑惑を前にもう逃げ切れまい。

  ◇  ◇  ◇

■「教団と距離を置くことが必要」と他人事

 臨時国会が3日、開会した。衆院本会議に出席するため、登院した下村氏は報道陣に取り囲まれると、「旧統一教会、関連団体を含め、襟を正しながら距離を置くということが必要」とまるで他人事のようだった。

 教団の名称変更をめぐっては、申請受理後、認証後に事務方から報告を受けたとの説明を繰り返した。

 1997年に旧統一教会から名称変更を求められた文化庁は「組織の実態が変わってない」と申請を突っぱね、以降も対応を変えなかった。それが2012年の第2次安倍政権の発足で一転。15年6月申請、7月受理、8月認証という経過をたどった。急展開である。

 下村氏は方針転換の経緯については「それは文化庁がね、説明してもらいたいと思うんですね」「文化庁の当事者に聞いていただいて、説明していただいた方がより正確だと思います」などとゴニョゴニョ。

 申請そのものを受理しない方針を認識していたかについても明確に答えず、「その時の(事務方の)説明ではですね、行政上の不作為になる可能性があると。申請が上がってきたものを対応しなければですね」と言葉を濁した。

 02年から約4年間、文化部長を務めた元文部官僚の寺脇研氏はこう言う。

「申請の形式が整っていれば受理する。これが行政の大前提です。ただ、97年当時はオウム真理教による一連の事件発生を受け、宗教法人法を改正し、問題のある法人には厳しく対応する方針にカジを切った矢先だった。それから18年経つ中で、統一教会をめぐる刑事摘発の動きや報道が収まり、周辺状況が変化していたことは事実です。ただ、これほど大きな方針転換を役人だけで判断するとは思えません。大臣が反対の立場だとしたら、受理後に報告するようではヘタをすればクビが飛びかねない。当時の事務方実質ナンバーワンだった前川喜平文科審議官(のちの事務次官)は名称変更に反対していた。この件に何らかの影響を与えることが可能なのは副大臣、大臣、官邸でしょう」

念願のポスト、ギリギリの認証…

 認証もさることながら、怪しいのが申請と認証の時期だ。

 第2次安倍政権発足で下村氏は念願の文科相ポストに就いたが、15年10月に交代。安倍元首相が無投票再選された同年9月の自民党総裁選に伴う内閣改造によるもので、総裁選のスケジュールは年初には固まっていた。宗教法人を所轄する文科相でいられるギリギリのタイミングでの“駆け込み認証”だったのだ。

 下村氏は「統一教会との関わり合いはありません。ただ、関連団体と言われる世界日報の社長から16年に献金を6万円受けたということはありますが、認証問題とはまったく関係ないです」とも言っていたが、旧統一教会と関連団体は一体だ。

 教団の政治団体「国際勝共連合」の会計責任者らは下村氏の後援会のパーティー券を購入したほか、14年衆院選にあたって下村事務所が作成した支援者名簿に関連団体幹部5人の名前が記載されていたとも報じられている。

 教団に全く恩義を感じていなかったとしたら、人として問題だろう。外堀はどんどん埋まっている。いい加減、白旗を揚げたらどうなのか。

視聴料を徴収する公共放送なのにNHKは最悪の対応。結局、権力に従い、事実を報道しない事自体、メディアとして、戦争反対とか言っているメディアとしては偽善者的な組織だと思われても仕方がないと思う。
ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

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今のNHKの報道姿勢は公共放送の責務放棄のように思えます。この記事では統一教会問題を報じない理由として、宗教団体からの受信料不払いが組織的に行われることを懸念するため、としていますが、公共放送なら報じない事の弊害こそ考慮すべきなのです。問題を隠蔽してしまうなですから。これからもNHKはこの姿勢のままなのか、自らで公共放送のプライドを毀損することを改めてほしいものですが。他のメディアとの著しい差がまだ続くなら、これまで以上に「NHK解体」の世論は大きくなると考えます。

すべては空

NHKは受信料で成り立っているのだから、国民の利益に敏感であるべきだ。だから、国民の財産をむしり取り、外国に送金する組織についての情報は、ある意味で災害報道に通じる部分がある。そういった事象を報道しないことは、明らかに国民の利益に反している。今のままなら受信料を返還すべきだ。

NHKは統一教会の被害者や政治との関係をなぜ報道しないのか 民放とは雲泥の差(1/2) (2/2)  08/04/22(デイリー新潮)

 安倍晋三元首相が凶弾に倒れたことで、「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」がクローズアップされている。民放各社は、統一教会による被害者の実態や統一教会二世信者の苦悩、自民党との関係などを連日のように報じている。ところがNHKは、安倍氏殺害事件の捜査状況や政治家の発言を伝えるのみ。統一教会の深い闇に鋭く切り込んだ報道が皆無なのである。

【写真を見る】36年前、昭恵さんとの結納を済ませた安倍晋三元首相。当時32歳。

 ***

 言うまでもなく、安倍氏を殺害した山下徹也容疑者の動機は、母親が統一教会に多額の献金を要求され、経済的苦境に陥ったことである。一般国民からすれば、自民党はそんな宗教団体と付き合ってきたのか、と問題視したくなるのも当然である。さる民放テレビマンはこう語る。

「統一教会による信者からの長年にわたる搾取。そして政治家はなぜそんな問題ある宗教団体と付き合っていたのか、等々。統一教会問題は、視聴者にとって今年一番の関心事かもしれません。我々も力を入れて報じています。ところが、民放に比べ、天下のNHKはこの問題を積極的に扱っていません。どうしちゃったんでしょうか。もう少し、視聴者の期待に応えても良いと思うのですが……」

人生を破壊  例えば日本テレビは、7月12日放送の「news every.」で統一教会が信者に売る書籍について報じた。一般人にとってはほとんど価値のない本を統一教会は3000万円で買わせているという。全国霊感商法対策弁護士連絡会の渡辺博弁護士は「全ての財産は神様。『全てささげなさい』というのが残念ながら統一教会の教えですから、その結果、家庭崩壊になってしまうということです」と解説した。

 同じく、7月28日放送の「news zero」で、有働由美子キャスターは「全国霊感商法対策弁護士連絡会によると、1987~2021年の35年間で全国の弁護団などに相談された、いわゆる“統一教会”の霊感商法による被害額は、約1237億円でした。去年も、統一教会から購入させられたとして、印鑑21万円、つぼ70万円、絵画美術品70万円、献金約9000万円など、約3億3000万円の被害が報告されています」と説明した。

 一方、7月13日、テレビ朝日の「モーニングショー」では、統一教会の元信者の女性を出演させている。元信者は衝立ごしに「(山上徹也)容疑者がしたことは何一つ正しいとは思わないが、人生を統一教会によって破綻させられた身としては苦しい心情です。統一教会は人生を破壊します」と語った。

 むろんこれはほんの一部にすぎない。

 民放各社が競って統一教会の実態を報じる中、なぜかNHKだけは、この種の報道がほとんどない。全国津々浦々にある取材網を使えば、まだまだ知られていない事実を掘り起こすことができるはずなのに。なぜなのか。

受信料拒否運動 「NHKには、取材対象者に対するガイドラインがあって、その中に、宗教団体を取材する際、どのように行うか細かく書かれています」

 と解説するのは、放送ジャーナリストの小田桐誠氏。

「ガイドラインには過去の事例も明記されており、前例を踏襲して取材に当たることになっています。NHKは、宗教団体を取材する時は、民放よりもかなり慎重に行います。実態を暴露するような報道はしません。それによって、抗議されるのを嫌うからです」

 統一教会の問題に詳しいジャーナリストの有田芳生氏は、ワイドショーに連日のように出演しているが、7月21日の読売テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」で統一教会と国会議員の関係を暴露した。すると、読売テレビに抗議の電話が殺到したという。NHKにすれば、有田氏の出演はあり得ないということになるのか。

「統一教会は最初、1980年代に問題となり、メディアも大きく報じました。しかし当時からNHKの報道は消極的でした。オウム真理教の時も当初、報道は控え目でした。その他問題ある宗教にも、深い取材はしていません。NHKは、信者数の多い宗教団体に対して、どうしても及び腰になってしまうところがあります。組織的に受信料拒否運動が起こされるのを恐れているからです」

 どうやら、信仰の自由を侵したくないというのとはワケが違うようである。

「統一教会は、オウム真理教よりもカルト色の強い宗教団体と言えます。だから、下手に取材すると、どんな報復がくるかわからない。民放のように、突撃取材などやりません。非常に警戒しているわけですよ。危険を冒すような取材はあえてしないのです」

 NHKに期待する方が無理ということらしい。

デイリー新潮編集部

新潮社

「山上容疑者は家庭がしっかりしていれば」からだけでも旧統一教会の友好団体と自民党の国会議員らでつくる「日本・世界平和議員連合懇談会(平和議連)」がどのような考えの組織なのか推測できる。
プロパガンダ:宣伝。特に、ある政治的意図のもとに主義や思想を強調する宣伝(コトバンク)

大衆操作:社会統制の一様式で、集団的な規制力や暴力的手段によらず、情報を利用して多数の人々の態度や行動を特定の方向に誘導することをいう。(コトバンク)

個人、集団、あるいは民族の苦難、不安、恐怖、欲求不満、罪意識から派生する憎悪、反感、敵意、攻撃的衝動を本来の原因からそらし、なんのいわれもない、報復や反撃の可能性の少ない弱者や逸脱者に転嫁し、非難と攻撃の標的として血祭りに上げることをスケープゴート化といい、身代りとして選ばれるターゲットが、スケープゴートである。社会統制の一様式で、集団的な規制力や暴力的手段によらず、情報を利用して多数の人々の態度や行動を特定の方向に誘導することをいう。(コトバンク)

人気がある、又は、知名度があるコメンテーターが与党サイドの都合が良いようにテレビで言っているのは、程度の違いはあれど、上記に関係すると思う。本人達が意識した上で言っているのか、自らの意志で言っているのかわからないが、これらのコメントで影響を受けている日本人は多いと思える。
義務教育である中3の授業でこのような事を教えないのはなぜだろうと思う。今では教えているのかもしれないが、中3だった頃、授業で習った覚えはない。メディアやITが発達している社会では、個々が考えて判断しなければいけない状況はこれまで以上に増えていると思う。ただ、政府や政治家達が考えない言われた事だけをする納税者がほしいのであれば、義務教育で教える必要はないと思う。世界平和統一家庭連合(2015年に統一教会から名称変更): the Universal Peace Federation (UPF)の件で、メディアがまさに関係している部分である。

「山上容疑者は家庭がしっかりしていれば」旧統一教会系の自民議連トップ 奥野議員が激白〈dot.〉 (1/3) (2/3) (3/3) 08/04/22 (現代ビジネス)

 旧統一教会と自民党との関係についてさまざまな指摘があるなか、旧統一教会の友好団体と自民党の国会議員らでつくる「日本・世界平和議員連合懇談会(平和議連)」の会長代行、奥野信亮衆院議員は「何が問題なのかわからない」と主張する。本当に問題はないのだろうか? 奥野議員がAERAdot.に詳細を語った。

【画像】世界平和連合が議員に選挙応援の要望を尋ねた”異例”のアンケートはこちら

 平和議連は、元閣僚を含む自民党議員が役員を務め、会員数は80人を超える(総会資料から)。今年6月の総会では、平和議連の顧問で、旧統一教会の友好団体である世界平和連合の会長などを務める梶栗正義氏が講演。翌月に控えた参院選についても話し合った。

 総会で配られた資料にはアンケート用紙も入っており、質問には「次期参議院選挙の地方区で、世界平和連合の応援を希望する議員がおられればお聞き下さい」と書かれていた(7月29日のAERAdot.で詳報https://dot.asahi.com/dot/2022072900086.html)。

 選挙協力などが、結果的に旧統一教会の会員獲得につながりかねないとの批判の声は大きく、岸信夫防衛相など関係した議員からは「関係を見直す必要がある」などと声が出始めている。

 それでも奥野議員はなぜ「問題ない」と強調するのだろうか。主な一問一答は下記の通り。

* * *

――この議連はどういう議連なのか?

 日本・世界平和議員連合懇談会は、旧統一教会とは無関係です。我々は世界平和連合とお付き合いをしている。なぜ付き合っているかというと、世界の政治社会情勢を教えてくれるから。世界平和連合は、世界を平和にしたい、そのためには家庭が第一といっている。それはその通りだと思う。

 付き合い始める前に、文鮮明氏とかかわりがあるのかと尋ねたら、世界平和連合側が「ない」といった。だから、なぜ世界平和連合との関係を問題視しているか、私にはわからない。

――わからない?

 この議連は、議員が集まって、世界平和を追求していくということ。これは間違いのない取り組み。統一教会とは関係はない、と確認した。

 世界平和連合を通じて、外国の国会議員との交流もある。世界平和連合から「海外からの議員に会ってくれ」と言われたら会っている。おかしい団体とは思っていない。

 世界平和を実現するためには、家庭が第一。そこに共感した。家庭がしっかりすることが、世界平和につながると思っている。山上容疑者は家庭がしっかりとしていれば、こういうことは起こらなかったのではないかと個人的には思う。

――世間は旧統一教会と関係があると見ているが?

 世界平和連合に尋ねたら、「関係がない」と言った。私と話すときは、文鮮明氏の話は一切出てきません。文鮮明氏の統一教会が問題を起こしたことは知っています。それ以来、私も良い感情を持っていません。だから、「かかわりがあるなら世界平和連合とはかかわりをもたない」と言った。

――具体的な活動は?

 世界平和連合と付き合うなかで、世界の政治社会情勢について学ばせてもらえる。アメリカの国会議員やカナダの国会議員など、付き合うチャンスがあるからプラスだと思っている。

――選挙については?

 世界平和連合が選挙応援をしてくれるというから、「この人を応援してくれ」と言ったことがある。「当落線上にいて、票が少し足りないから、応援してくれ」と。参議院議員が多いですね、選挙区が広いので。

――応援とは具体的に票? それとも運動員?

 どういう形かはわからないが、結果として、良い結果をもたらすケースが多い。

――今回の参院選では、旧統一教会が井上義行氏を応援したと聞いたが?

 統一教会じゃなくて、世界平和連合では?

――伊達忠一元参院議員が、北海道テレビの取材で安倍元首相に旧統一教会の票を頼んだと言っている。

 そこは認識の違いがある。伊達氏の中では旧統一教会という認識なのかもしれない。世界平和連合が今回は井上氏を応援するという話は、事前に私も聞いていた。前回支援を受けた宮島善文氏は今回、降りると。それを聞いて、私は「大事にすればいいのに」と思った。この件について、安倍元首相からは何も聞いてない。

――会長代行、事実上のトップですよね?

 そう。井上氏の支援は前の会長のときに決まった話だと思う。

――前の会長は誰?

 それは言えない。

――いま会長がいないのはなぜ?

 それは色々あって。私は短期間だけと言われている。3、4カ月で交代すると思う。

――票を差配しているとなると、自民党と組織的にかかわっているようにも見えるが?

 自民党とのかかわりではない。あくまでも議員とのかかわり。私の場合は、うちのおやじからのかかわりで付き合っている。「国際勝共連合」だけど、秘書によると、おやじは支援してもらっていたようだ。世界平和連合から「おやじさんにはずいぶん協力してもらった」と言われことがある。おやじと勝共連合の関係は強かった。関わり始めたいきさつは、それぞれの議員で違うと思う。

 議連の相手としては、世界平和連合としてしか付き合っていない。私は文鮮明氏が嫌いだと言っているから。私には、世界平和連合と統一教会の関係はまったく見えない、出てこない。「国際勝共連合」についてはたまに出てくるが。

――今年6月の総会の案内状には「80人を超える入会」とある。これは自民党だけ?

 全員自民党の議員だ。皆、世界平和に焦点を当てて、家庭が第一ということに賛同して参加している。脇のメリットとして、選挙の応援もある。なかには、それが目当ての議員もいるかもしれないが。

 私は衆議院の比例だから、個人名を書いてもらうことはない。だから、世界平和連合から一度も応援をしてもらったことはない。

――今年6月の議連の総会では、奥野議員が「この懇談会に入っていればしっかり(選挙で)応援してくれる」という趣旨の発言をしたと聞いたが。

 もし少し票が足りない場合は言ってくれといったかもしれない。選挙の応援の話は普通に話している。世界平和連合は選挙応援で何も言ってこない。「票を持ってこい」とか「小選挙区は自民でいいけど、比例は~」とかはない。

 自民党と関係を持つことが、プラスになると思っているのではないか。向こうから政策について強く押し付けてくることはないが、自分たちの考え方はこうだ、というのは言ってくる。それは共感できるところなので、受け入れている。

 * * *

 最後も奥野議員は、「世界平和連合と統一教会は関係のない団体と認識している。何が問題なのかわからないというのが率直な考えです」と改めて強調し、今後も議連を続けていく考えを示した。

(聞き手・吉崎洋夫)

近くに外国人ばかりが住んでいる建物がある。凄く異様だ!入れ墨を入れている外国人なのか、日本人もいるから、目を付けられたら困るのでスルーだ。しかし、外国人の数が増えて行っているように思えるので、外国人労働者を増やすべきでないと思う。
確かにいろいろな所へ行くと、外国人労働者を見る機会が増えた。悪い事ばかりではないが、これまでのやり方を変えれば効率や仕事の回数を減らせるのではないかと思う。また、公務員の事なかれ主義や考えない姿勢などが少子化を大義名分にして外国人労働者が増えていく事を間接的に助長していると思う。
日本は外国人労働者を使うのが他の国よりも下手だ。このままでは手が付けれない状況になると思う。世界平和統一家庭連合(2015年に統一教会から名称変更): the Universal Peace Federation (UPF)のように完全に根を張ってしまったら、解決が困難になる。もう既に、政界、マスコミ、そして行政関連にまで広がっているので、メディアが小中国や小ロシアのメディアのように、情報を選ぶようになっている。これでロシア批判をするのだからとても腹黒か、思考を停止したメディア関係者が多いのだろう。
宿泊・飲食料品製造業分野はマーケットが少なくなっても良いと思う。産業がシフトするようにするべきだと思う。昔は昔で割り切り、今は、今と将来の事を考えて対応するべきだと思う。

<独自>宿泊などで技能実習生は試験免除 「特定技能」改善の政府案判明 08/05/22(産経新聞)

政府が検討を進めていた外国人就労拡大のための在留資格「特定技能」について、改善案の全容が4日、政府関係者への取材で分かった。これまで試験合格者にしか就労を認めてこなかった宿泊・漁業・飲食料品製造業分野で、技術を学ぶために来日している技能実習生を試験免除で可能とするほか、新型コロナウイルスで需要が高まった飲食料品製造業での受け入れ人数をこれまでの2・6倍に増やすなど受け入れ人数も見直す。近く閣議決定する。

【表でみる】政府が検討する「特定技能2号」の業種拡大

宿泊、漁業に加えて飲食料品製造業の分野ではこれまで、国が指定した技能試験の合格者にしか就労を認めてこなかったが、産経新聞が入手した制度の運用方針の改善案によると、今後は技能実習生のうち、入国2、3年目の「技能実習2号」の修了者について、試験免除で特定技能の在留資格に円滑に移行できるようにする。

「屋根ふき」「とび」など19の業務に細分化していた建設分野の区分も再編し、「土木」「建築」「ライフライン・設備」の3区分とする。就労に必要な日本語試験は現在、指定された2種類のみだが、一定レベル以上であれば、別の試験も認める。

受け入れ人数の上限は、コロナ禍で需要が急拡大した飲食料品製造業で3万4千人から8万7200人、製造業で3万1450人から4万9750人にそれぞれ拡大。一方、コロナ禍で低迷している宿泊業は、約半分の1万1200人に減らす。

They also said it was a chance to "give thanks to God" for allowing them to carry guns.

Dyella from Colorado said: "For a lot of people it probably looks weird to bring guns to a church and some people confused that we blessed the guns, which actually didn't happen.


World Peace and Unification Sanctuary (世界平和統一聖殿(せかいへいわとういつせいでん)は、世界平和統一家庭連合(旧称世界基督教統一神霊協会)から分かれて成立した宗教団体である。サンクチュアリ教会、鉄の杖ミニストリーともよばれる。文亨進(世界基督教統一神霊協会(統一教会)の教祖文鮮明と韓鶴子の7男)は有力なトランプ支持者であるとされ、AR-15を重要視する“Rod of Iron Ministries”を率いている事で知られ、2021年アメリカ合衆国議会議事堂襲撃事件にも参加した)
世界平和(World Peace)と名前が付けば良い団体と考えるのは間違いだと言う一例だと思う。

TO HAVE AND TO HOLD Inside the bizarre mass wedding where hundreds of couples toting AR-15s and wearing crowns are blessed – and told to use their weapons to protect themselves from ‘Satanist systems’ Armed devotees drank holy wine and exchanged wedding vows at the US church - with one couple telling Sun Online the ceremony allowed them to “give thanks to God” for guns while making their relationship “complete”. 03/01/2018(THE SUN)

Emma Parry

HUNDREDS of smiling couples wearing crowns and toting AR-15 rifles today tied the knot in a mass wedding blessing ceremony and thanked God for their right to bear arms.


A couple pose with their assault rifle outside a Pennsylvania churchCredit: Photo John Chapple

There was standing room only in the large church and followers clapped and cheered as their leader Pastor Hyung Jin Sean Moon and his family walked in a procession – holding up a golden assault rifle.

He then told the congregation they had a “God-given right” to keep and bear arms – to protect themselves from the “Satanist systems of communism and socialism”.

Critics have hit out at the event, accusing the church of being insensitive after mass killer Nikolas Cruz used the same weapon to gun down 17 innocent people at a high school in Parkland, Florida, just weeks ago.

A nearby high school even closed for the day because of the event.


A woman holds an AR-15 rifle during a ceremony at the World Peace and Unification Sanctuary


Worshippers were seen wearing bizarre crowns, some made out of what appear to be bulletsCredit: AP:Associated Press


Armed devotees lined up with their assault rifles inside the Pennsylvania churchCredit: Getty Images - Getty


Church officials in bright pink robes and white gloves carry their weapons through the church


Rev. Yeon Ah Lee Moon of the Sanctuary Church holds a golden AR-15 during the bizarre ceremony


Worshippers drank holy wine and exchanged wedding vows during the ceremonyCredit: EPA

But organisers told Sun Online they had taken numerous safety precautions and believed the event actually honoured the victims of mass shootings.

Many children and babies attended the event, with one young church follower, 11-year-old Xavier Franco, even helping to inspect the semi-automatic weapons before they were brought into the building.

The youngster tagged the triggers so they could not be pulled and made sure no one brought in any ammo or magazines.

Participants were told they had to keep their weapons pointing upwards and not put their fingers on the trigger.


Rev. Yeon Ah Lee Moon holds a gilded weapon as worshippers at World Peace and Unification Sanctuary


A man clutches a rifle with a rose stuffed down the barrel during the service


A congregant clutches a handgun during the service that celebrated the second amendment


A woman clad in white rests her AR-15 against her shoulder as she listens to the serviceCredit: EPA


An elderly lady with crown of bullets looks on as people take communion in the churchCredit: EPA


A man poses with a handgun outside the World Peace and Unification Sanctuary ChurchCredit: Photo John Chapple


A devotee couple are pictured in their crowns and religious vestmentsCredit: Photo John Chapple


The ceremony took place at the World Peace and Unification Sanctuary Church in Newfoundland, PennsylvaniaCredit: Photo John Chapple / www.JohnChapple.com

Church leader Tim Elder told the congregation: “You must treat the gun like it was loaded – that’s the first rule of gun safety for everyone around the world.

“If someone starts to act strange or cut their zip tie or something – remember we are the first responders – we have to be aware of what is going on around us and act appropriately.”

The happy couples seemed unfazed by any negative attention, filling every seat in World Peace and Unification Sanctuary Church.

One couple wore crowns made of gold bullet casings and pearls, while others held photographs of their partners who could not attend – so they could still receive the marriage blessing.


A woman clutching an assault rifle closes her eyes in prayer at the church in PennsylvaniaCredit: EPA


A man wearing a crown holds his AR-15 assault rifle at the World Peace and Unification SanctuaryCredit: EPA

At the beginning of the event, a group of men wearing combat gear saluted in front of the Stars and Stripes as they sing the American national anthem.

Reverend Moon and his wife – who followers believe are the "King and Queen" – then sat on their thrones.

Couples holding imposing AR-15s looked lovingly into each other's eyes as they took part in a sacred wine ceremony, exchanged rings and recited wedding vows.

One couple Dyella Schmid, 27, and Kyle Yoder, 30, told Sun Online the ceremony was "beautiful" and had made their relationship "complete".


At least 50 rifles were brought to the church for the controversial blessing ceremony todayCredit: EPA


An assault rifle, secured by orange zip-ties, is checked in by officials at the church ahead of the ceremonyCredit: EPA


A parishioner with the Sanctuary Church wears bullets on his forehead during a blessing ceremony to rededicate marriagesCredit: EPA


A National Rifle Association baseball cap rests on a pistol holding parishioner's knee as he worshipsCredit: Reuters


The controversial church, which is led by the son of the late Rev. Sun Myung Moon, believes the AR-15 symbolizes the "rod of iron" in the biblical book of RevelationCredit: Photo John Chapple


The church has encouraged couples to bring the weapons to a "commitment ceremony" or "Perfection Stage Book of Life Registration Blessing".Credit: Photo John Chapple


Critics have hit out at the event, accusing the church of being insensitive after mass killer Nikolas Cruz used the same weapon to gun down 17 innocent people at a high school in Parkland, FloridaCredit: EPA


An assault rifle, secured by orange zip-ties, is checked in by officials at the church ahead of the ceremonyCredit: EPA


Anti gun protesters held up placards outside the church as the service went on

They also said it was a chance to "give thanks to God" for allowing them to carry guns.

Dyella from Colorado said: "For a lot of people it probably looks weird to bring guns to a church and some people confused that we blessed the guns, which actually didn't happen.

"It’s just that we're grateful that God gave us the right to defend ourselves and God Bless America we have the right to defend ourselves to have arms."

「さようなら、日本」と言う事なので、好きなだけ海外で自由を満喫すれば良いと思う。
自称、国際政治学者なのか良くわからないけど、結構、とんちんかんなコメントが多いので、いなくなっても問題ないと思う。まあ、記事に対するコメントだとどこにいても出来る。

浦瑠麗氏 テレビ生出演翌日「さようなら、日本」突然の海外渡航報告に「どこ?」「リフレッシュ」の声 08/04/22(スポニチアネックス)

 国際政治学者の三浦瑠麗氏(41)は4日までに自身のインスタグラムを更新。海外への渡航を報告した。

【写真】まるで絵画みたい!美しい夕やけ空のショット(インスタから)

 2日朝にはフジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)にコメンテーターとして出演していた三浦氏。翌3日の夜、「さようなら、日本」と記し、夕やけの空と思われる写真をアップ。「からっとした21℃の涼しさ。自由が帰ってきた国」と海外に渡ったことを明かした。

 現地の写真も複数アップし、「潮の香りを感じながらいただく白ワインと海の幸。スタートアップの話をしながら、いただく挽きたてのコーヒー。マーケットに並ぶ作りたてのチーズ」とつづった。

 4日朝の投稿でも、「マーケットの彩りゆたかな野菜、魚、フルーツ。アップルサイダーの屋台でカップを買って、自分で好きなものを注ぐ。気温は22℃」とサングラス掛け、マーケットを楽しむ自身の最新ショットも公開した。

 国の名前や渡航理由などは具体的に記していないことから、フォロワーからは「シアトルですか?」「移住ですか?」「どこでしょう?我が家の殿もアメリカ西海岸に飛んでしまいました」「スタバ1号店ですね」「素敵なバカンスを」「そろそろ異文化に触れたいです」など、さまざまな声が。そのほかにも「最初の一文にドキッとしました」「最高!!いいですね」「残念で住みにくくなった日本 みんなで脱出して自由な国に住みましょう」「リフレッシュ出来ますね」「日本にサヨナラなんてしないで」「水彩画みたいなお空…」「素敵ですね」などのコメントが寄せられている。

核兵器であろうと、普通のミサイルであろうと、家族の悲惨な死に方を経験すれば辛い思いはするだろう。アメリカでは原爆投下は多くのアメリカ兵が死ぬ事を防ぐための選択だったと説明されている。戦争である以上、殺し、殺される事はいろいろな所で起きる。マイクロレベルで考える場合、マクロレベルで考える場合では判断が違ってくると思う。ロシアとウクライナの戦闘を考えればわかるが、ウクライナ兵が死亡しようが、一般市民が戦闘に巻き込まれて死亡しようが、ロシアが侵略前の地点まで撤退するまで、戦闘はやめないそうだ。全てのウクライナ人がゼレンスキー大統領の判断に賛成しているのか、個人的には疑問だが、国や人には違う優先順位があるので、何とも言えない。
世界平和統一家庭連合(2015年に統一教会から名称変更): the Universal Peace Federation (UPF)と呼ばれる組織と自民党の関係にしても、自民党が直接、信者や元信者の家庭崩壊や自殺に関係していていないので、基本的に問題ないとの認識と基本的に同じ。家族レベルで不幸になる程度は問題ないと言う事。戦争は、家族レベルのことなど考えていない。考えていれば、戦争は起きない。
被爆地の長崎と広島の事だけの話ではない。世界平和と言いながらおかしな行動を取る宗教団体は存在する。大きな目標はやめて少なくとも日本の問題から解決していけば良いと思う。


A couple pose with their assault rifle outside a Pennsylvania churchCredit: Photo John Chapple
TO HAVE AND TO HOLD Inside the bizarre mass wedding where hundreds of couples toting AR-15s and wearing crowns are blessed – and told to use their weapons to protect themselves from ‘Satanist systems’ Armed devotees drank holy wine and exchanged wedding vows at the US church - with one couple telling Sun Online the ceremony allowed them to “give thanks to God” for guns while making their relationship “complete”. 03/01/2018(THE SUN)

World Peace and Unification Sanctuary (世界平和統一聖殿(せかいへいわとういつせいでん)は、世界平和統一家庭連合(旧称世界基督教統一神霊協会)から分かれて成立した宗教団体である。サンクチュアリ教会、鉄の杖ミニストリーともよばれる。文亨進(世界基督教統一神霊協会(統一教会)の教祖文鮮明と韓鶴子の7男)は有力なトランプ支持者であるとされ、AR-15を重要視する“Rod of Iron Ministries”を率いている事で知られ、2021年アメリカ合衆国議会議事堂襲撃事件にも参加した)
世界史を学べはある出来事は急に起きるわけではない。徐々に状況や体制が出来事が起きるように動いて最終的にその他の要因で早まったり、その他の要因が重なって起きる。世界平和統一家庭連合(2015年に統一教会から名称変更): the Universal Peace Federation (UPF)と呼ばれる組織と自民党の関係は山上容疑者が安倍晋三元首相を殺害しなければ注目を受けなかった。つまり環境は既に存在し、安倍晋三元首相の殺害がトリガーとなっただけだと思う。火のない所に煙は立たぬだと思う。
立場や立ち位置が違えば、考えや感じ方は違う。ここを理解しなければ、現在や将来の問題は防止出来ないし、回避できない。ひささんの次男・高倉光男さんが死ねば彼の苦悩は終わる。それで終わりにしたいのか、どうかの問題だと思う。
原爆を製造していたアメリカの工場では上層部以外は原爆を製造している事は知らなかった。放射能の影響で妊娠していた多くの人が流産した事は伝えられず、たまたま、道が悪いから流産したのだろうと思われていた。また、広島と長崎に原爆を投下する前に、小型の原子爆弾を投下して、多くのアメリカ兵達には事実を知らせず、実験に立ち会わせた。多くのアメリカ兵達はなぜその部隊の兵士だけがガンでなくなったのか知らされなかった。これが国家のある一面だ。
世界平和統一家庭連合(2015年に統一教会から名称変更): the Universal Peace Federation (UPF)と呼ばれる組織と自民党の関係に関して突っ込めない日本のメディアは過去の過ちに似たような事をしていると考えていないのであれば、過ちはいつか繰り返されると言う事。

「『助けて』という姉を見殺しに…誰にも言えなかった」 生涯 悔い続けた弟(1/2) (2/2) 08/03/22 (RCC中国放送)

原爆が投下されて77年…。ロシアのプーチン大統領が核兵器の使用を示唆するなど、核を巡る緊張はますます高まっています。こんな状況だからこそ、わたしたちは、お亡くなりになった被爆者たちの声を聴かなければならないと考えています。

【写真を見る】「『助けて』という姉を見殺しに…誰にも言えなかった」 生涯 悔い続けた弟

きょうは、ある被爆者の苦悩です。

これは、原爆が投下されて2か月後に撮影された映像です。広島逓信病院でガラスが突き刺さった目の治療を受けている女性。松下ひささんです。幟町の自宅で被爆しました。

ひささんの次男・高倉光男さんは、家族の被爆体験を50年間、家族にさえも語りませんでした。

原爆が投下されたとき、幟町の自宅には光男さんと母のひささん、そして2人の姉がいました。ひささんはガラスを浴びて大けがをし、次女の和子さんは建物の下敷きになりました。

高倉光男さん
「一瞬、体じゅうがムチ打たれたようになって。『お母さん!』って言ったら倒れていて、『あんたたちは大丈夫か? 和子はどうした?』って」

1人、木造の離れにいた姉の和子さんは、倒壊した建物の下敷きとなりました。中学生の光男さんは姉を助けに向かいました。

高倉光男さん
「姉を助けようと行ったら『ここよ! お母さん、助けて!』って。生きているんですよ、まだ」

「2階建ての家がつぶれて、大きな梁が落ちているのに中学生が動かせるはずがありません。微動だにしません。」

「それでも泣きながら『待ってて、今、助けてあげるから』と。ふと気がついたら、まわりに火の手が上がっていた」

このままではみんな焼け死んでしまう。光男さんは、姉の和子さんを残し、重症の母・ひささんを背負って必死で逃げました。

高倉光男さん
「お母さんを助けるために姉を見殺しにしたことは母には死ぬまで言いませんでした」

母のひささんは、娘・和子さんの最期の様子を知らぬまま、1982年に亡くなりました。

高倉光男さん
「わからないんです。姉さんを助けたい。おふくろを助けるのが大事なのか、自分が助かりたいためにおふくろを背負って姉を見殺しにして逃げたのか。わたしは生きて、『お母さん、助けて』という姉を見殺しにしたことは事実です」

「だから、しゃべりたくないんです。だから原子爆弾のことを思い出したくないの。誰にも言いたくないの。言うと悲しくなって、涙が出て。今でも…言えません」

「今後、原爆でこういうふうなことはあったら世界中、同じようなことがどこでも起こるんじゃないかと思います。しかしね、原爆だけがいけないんじゃないと思います。戦争はなんでもいけません。武器を使う戦争は。小銃であれ、ピストルであれ。原爆がいかんで、大砲がいいなんて、そんなアホなことありますかいな。とにかく武器はいけませんよ。戦争はいかん」

被爆から50年。自分の家族にさえ被爆体験を語らなかった高倉光男さんは、このインタビューの翌年、亡くなりました。

高倉光男さん
「ちょっと乱れましたけど、お許しください」

中国放送

これが世界平和統一家庭連合(2015年に統一教会から名称変更): the Universal Peace Federation (UPF)と呼ばれる組織の正体だと思う。事実が明らかになる事で困る組織だと言う事だと思う。そして、自民党の多くの議員が程度の違いはあれど、世界平和統一家庭連合(2015年に統一教会から名称変更): the Universal Peace Federation (UPF)と関係を持っていたと言う証拠だと思う。
このような状態になると世界平和統一家庭連合(2015年に統一教会から名称変更): the Universal Peace Federation (UPF)と嘘でも良いから関係がないとテレビで言える政治家に投票したほうが良さそうだ。後で嘘だと指摘されるかもしれない。しかし、嘘だと指摘されるのが怖くて隠している政治家よりはマシだと思う。
事実を事実として公表されて困る団体は問題があると思う。世界平和と言うだけで鵜呑みにしてはダメだと言う教訓だと思う。


Reverend Hyung Jin Moon, the church's pastor and the son of the late Sun Myung Moon, participates in a ceremony at the World Peace and Unification Sanctuary in Newfoundland, Pennsylvania on February 28, 2018. Spencer Platt/Getty Images

旧統一教会の”著作権違反主張”に「テレビ業界が戦々恐々中」 08/02/22(TBS NEWS DIG Powered by JNN)

《今後、当法人の許可なく、当法人の著作物である映像等を無断使用することは絶対にしないで下さい。この警告にもかかわらず、無断使用をした場合には、法的手段を講じる所存ですのでご注意下さい》

【画像】桜田淳子が笑顔で…本誌が撮った「統一教会 合同結婚式」秘蔵写真

7月31日、世界平和統一家庭連合(以下、旧統一教会)が公式サイトに

《【報道機関各位】著作権映像の報道使用に関する注意喚起》

というマスコミの著作権違反を訴えるプレスリリースを発表した。

《報道機関(特に民放ワイドショー番組)が使用する映像コンテンツの中に、当法人(および韓国世界本部)に対して使用許可をとらない、明らかな著作権法違反とわかる報道内容が散見されるようになりました》

として、今後は無断使用には法的手段をとることを明言したのだ。

最近では『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)などをはじめ、統一教会関連の報道は過熱する一方だ。

その中には過去の合同結婚式や、政治家がイベントでスピーチする姿などが放送されている。では統一教会が主張する著作権のある映像とはどんなものか。このように詳細が書かれている。

《参考:PeaceTV、U-ONEニュース、家庭連合公式サイト、家庭連合公式 YouTube、当法人関連イベント盗撮映像 ほか》

ちなみに『PeaceTV』というのが、政治家がスピーチしているような映像が多くある媒体だ。

この注意喚起をマスコミはどのように捉えているのか。あるワイドショー関係者は、

「一部局の著作権の担当部署は弱気になってしまい、“統一教会の映像使用を控えてほしい”と各番組のプロデューサーに通達しました。追及していく深堀りの報道に関しては“報道引用”には当たらず、訴えられると負ける可能性が高いようです。ですので、生々しいイベントの映像などを使わずに、いかに関係者に取材したりスタジオなどでトーク展開したりできるかにかかっています。

正直言って強い映像が使えないとなると、視聴率が下がる可能性が高い。我々も本音を言うとピュアな正義感だけでやっている訳ではなく、視聴率が絶好調だからしつこく統一教会の報道をしている部分もある。数字が下がるようなことになれば、扱いはこれまでより減るかもしれません」

と現状を明かす。

とはいえ、“訴えるぞ”と構えられただけでテレビ局は“はい、わかりました。もう使いません”となるものなのだろうか。もしくは他局の使用状況を見ながら、他局が訴えられたかどうか確認してからというようなチキンレースに発展するのか。

「視聴率が良いということは、統一教会の在り方に疑問を抱いている人が多いという証です。日本の家庭が法外な献金によって崩壊したり、韓国の貧困家庭に日本人女性が嫁がされて困窮したりという現実があります。

政治家がそのような団体から支援してもらっているという状況は、やはり“報じるに値すること”であるのは間違いありません。国民の関心が高ければ高いほど、この報道は続くでしょうね」(テレビ局関係者)

このまま報道が尻すぼみになり、教団と政治家の“親密関係”が「無かったこと」になることだけは、避けたほうがいいと思うが…。

FRIDAYデジタル

アメリカでカルトと思われている韓国系教会の特徴は仮面をかぶって正体を明かさずに近寄って来る。日本の多くの政治家達が正体を知らなかったと言っている事の共通だ。アメリカだと正体を明かすと断られるので、正体を悟られないように近づく。つまり、日本で正体を隠すやり方が定着しているので、このやり方に対して法整備が必要だと思う。
自民党が世界平和統一家庭連合(2015年に統一教会から名称変更): the Universal Peace Federation (UPF)との関係を維持したいのならそれはそれで良いと思う。多くの有権者が全てを知った上で、投票するのであればそれは有権者の責任だと思う。
メディはいろいろな名前の団体で活動するかもしれないが、自民党が世界平和統一家庭連合(2015年に統一教会から名称変更): the Universal Peace Federation (UPF)の関連団体を知れべて定期的に公表やHPで情報をアップするべきだと思う。
有権者はたったの一票かもしれないが、少なくとも意思表示は出来る。その事だけは理解したほうが良いと思う。

細田博之議長の選対本部長は「統一教会」有力団体の議長だった(1/2) (2/2) 08/03/22 (日刊ゲンダイDIGITAL)

 細田博之衆院議長(78)の親族で、長年、細田氏の衆院選で選挙対策責任者を務めてきた細田重雄島根県議(83)が、「統一教会」(現「世界平和統一家庭連合」)が深く関係する有力団体の議長だったことが、「 週刊文春 」の取材でわかった。

【画像】安倍氏のビデオメッセージ

 細田氏と統一教会を巡っては、これまでも関係性の近さが指摘されてきた。例えば、2019年10月、統一教会系の団体「UPF(天宙平和連合)」が名古屋で開催した国際会議で次のように発言していたことが発覚し、物議を醸している。

「安倍(晋三)総理に早速ご報告したいと考えております。韓鶴子総裁の提唱によって実現したこの国際指導者会議の場は、大変意義が深いわけでございます」

 韓鶴子氏は、教団の創始者・文鮮明氏(故人)の妻で、現在の教団の最高権力者。韓国から来日し、この日の会議では登壇もしていた。

細田重雄氏が議長を務める「島根県平和大使協議会」とは?

 清和会(安倍派)の前会長だった細田氏と統一教会はどんな関係なのか。地元で取材を進めると、細田陣営の重鎮の存在が浮上した。

 細田重雄県議。細田氏の父・吉蔵氏の秘書を務めた後、県政に転身し、現在、県議選で当選14回を数える。細田氏の“国家老”のような存在だ。

 その細田重雄氏が議長を務めてきたのは、「島根県平和大使協議会」。上部組織「平和大使協議会」のHPによれば、同協議会はUPFが平和大使を任命し、平和世界の実現などのために設立された旨が記されている。

「UPFは、細田氏が韓氏を礼賛した国際会議を主催し、安倍晋三元首相がビデオメッセージを送った団体です。統一教会にとって、最重要組織と言っていいでしょう」(教団関係者)

 そのUPFが設立したのが、平和大使協議会なのだ。

「文鮮明先生自叙伝出版記念島根大会」での重雄氏の発言

 また、平和大使協議会の会長は梶栗正義氏。国際勝共連合や世界平和連合の会長も兼任している人物だ。

「梶栗氏の父・梶栗玄太郎氏は統一教会の会長などを歴任しました。その息子である梶栗氏は、記者会見をした田中富広会長より“大物”。信者向けの映像でも、『トランプ大統領も登場するから』などと安倍氏を説得した舞台裏を語っていました」(別の教団関係者)

 すなわち、重雄氏は教団が深く関係する友好団体で議長のポストにあったことになる。これまで議員が教団のイベントなどに祝電を送ったりしていた例は多々報じられてきたが、教団の有力団体で要職を務めているのは極めて珍しい。

 重雄氏は、2009年11月に開かれた「文鮮明先生自叙伝出版記念島根大会」でも、重雄氏は文鮮明氏をこう持ち上げていた。

「文先生の自叙伝が世界的に読まれているのは、長年にわたる平和に対する取り組みが評価されてのことだ」

「僕は松江地区の平和大使の世話人です」

 細田重雄氏に話を聞いた。

――統一教会の友好団体である県平和大使協議会の議長だった?

「僕は松江地区の平和大使の世話人です。勝共連合っていう流れがあるからね」

――教会と全く関係ない?

「あるかもしれんけど、宗教的な色は全くなし」

――統一教会の手伝いは?

「全くない。そもそも今は統一教会じゃない。家庭連合って言いなさいよ。それが問題になってるかは知らんけど、国会でやるでしょ。やればいいんでしょ。細田博之さんも長年、選挙をやっているでしょ。で、小選挙区になったから、一対一の闘いなんだな。だから、選挙でみんな頼んだりする。当然の話だ」

「当たり前の話でしょ、小選挙区だから」
――その中に家庭連合が。

「宗教だからね。家庭連合の会員、というか、信者さんは昔から細田博之さんを応援している。で、今度も応援して『皆さん細田さんを頼みますよ』くらいの話はするでしょ。当たり前の話でしょ、小選挙区だから」

 細田氏に事実関係の確認を求めたが、期日までに回答は無かった。

 統一教会は以下のように回答した。

「当法人が各種選挙において特定の政党や候補者を支援した事実はありません」

 統一教会と政界との関係を巡っては、共同通信の世論調査(7月30日、31日実施)で「解明の必要がある」とする回答が8割を超えた。岸田文雄首相も「政治家の立場からそれぞれ丁寧に説明をしていくことは大事だと思う」と述べ、野党からは国会で調査すべきだとの声が上がっている。そうした中で、国権の最高機関の長である細田氏が、自らと統一教会との深い関係性について、どのような説明をするのか、注目される。

 8月3日(水)12時配信の「 週刊文春 電子版 」および8月4日(木)発売の「週刊文春」では、細田氏を支援する地元市議が原理研究会の事務局長だった問題、教団の名称変更を巡って下村博文文科相(当時)の発言に異を唱える元文化部長の告発、さらには、文鮮明・韓鶴子夫妻の知られざる本性や、山上徹也の家族と最も親しい信者による7時間にわたる告白など、14ページにわたって「統一教会 徹底解剖」と題した特集を組んでいる。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2022年8月11日号

アメリカで韓国系教会でカルトで検索すると世界平和統一家庭連合(2015年に統一教会から名称変更): the Universal Peace Federation (UPF)だけでなく、「God the Mother Church」と呼ばれる組織があるらしい。留学中にあるニュースを見た時に、韓国系教会が韓国人信者に売春をさせていたとのニュースを覚えていたので、世界平和統一家庭連合(2015年に統一教会から名称変更): the Universal Peace Federation (UPF)なのか調べてみたら、古すぎて出てこなかった。「sex trafficking (売春させるための人身売買)」に韓国系教会が関与しているとの噂はあるようなので、昔、見たニュースは実際にあった可能性は高いと思う。なければ、韓国系教会は危ないとの噂はたたないと思う。まあ、信者に売春をさせていれば、マインドコントロールから解放された時にしか問題にならないとならないだろうし、韓国文化から考えれば売春をしていたと名乗り出るのはハードルは高いと思う。少ししか調べていないが、世界平和統一家庭連合(2015年に統一教会から名称変更): the Universal Peace Federation (UPF)の問題だけでなく、カルトの定義、そして問題がある宗教に対する規制やコントロールは必要だと思った。
自民党は世界平和統一家庭連合(2015年に統一教会から名称変更): the Universal Peace Federation (UPF)だけでなく、カルトに関して法整備をしない事が、親密な関係がある何よりの証拠がないけれど証拠だと思う。放置する理由がない。また、これだけ注目されているのだから動かない理由はない。

【画像】岸信介(安部元首相の祖父)と握手する統一教会教祖・文鮮明の写真「おじいちゃんの代からズブズブか」
岸信介(安部元首相の祖父)と握手する統一教会教祖・文鮮明の写真 07/10/22(まとめダネ!)


岸信介元首相と統一教会教祖・文鮮明はどのような関係があったのでしょうか? 孫である安倍元首相は統一教会のしがらみで命を狙われたのでしょうか? 07/09/22(ヤフー知恵袋)

From 'slapping therapy' to steep 'liberation' fees, ex-members speak out about life inside the Moonies 'cult' 07/30/2022(VOICE OF COLOR)

Yoonji Han

The Unification Church was founded by Rev. Sun Myung Moon in 1954. Many outside the church have referred to its controversial practices as similar to those of a "cult." Ex-members talked to Insider about their experiences growing up in — and leaving — the church.

This article is the second in a three-part series telling the stories of those who were born into the Unification Church, and their experiences trying to leave it. Read the first part here and the third part here.

After Reverend Sun Myung Moon's death in 2012, the number of second-gens who left the Unification Church continued to grow. As of July 29, 2022, there were 960 members in a private Facebook group for second-gens, the nickname given to children born into the controversial church. Many made the difficult decision to leave the communities they were born into after they became increasingly aware of the church's hypocrisies — and of how its values clashed with their own burgeoning senses of self.

"While growing up in a diverse community with spiritual values were benefits, the martyristic handling of money, sexuality, parenting and hierarchy have no doubt left their marks," the Facebook group's description reads. "This was our inheritance."

Yuri*, a second-gen who "came out" as Christian when he was 15 and as gay when he was 21, started questioning the church at a young age. He describes his younger self as a "very intense person" with a rebellious streak. He went as far as starting his own youth group in church because he "didn't like how they played games."

"If I'm going to believe something, I'm going to be very intense about it," Yuri told Insider.

As a Blessed Child of a Japanese mom and American dad, Yuri was especially aware of what he perceived to be the unequal ways the church treated its Japanese members — namely by squeezing them for money.

One such way is through costly ancestor liberation ceremonies. Under Rev. Moon's doctrine, followers must free their ancestors from hell to join the church's "spiritual world."

"If you go to the spiritual world without offering the ancestors' liberation ceremony, your ancestors will grab you by the neck and accuse you, saying, 'You idiot, why didn't you bring me into the Unification Church even when you knew and received help from the Rev. Moon?'" Moon told his followers at a speech in December 1990.

These ceremonies came at a price, with members paying different fees depending on which country they came from. According to an e-calculator the church created, US members must pay $700 to liberate their first seven generations of ancestors. Japanese members must pay 700,000 yen, or just over $5,000 USD.

The racial hierarchy stemmed from the church's belief that Japan must atone for its sins committed against Korea. Moon was born during the Japanese occupation of Korea in 1920, a period of harsh oppression that has bred resentment that still lingers among some members of older Korean generations. As a young adult, Moon joined the Korean independence movement and was arrested and beaten by the Japanese police, according to his autobiography, "As a Peace-Loving Global Citizen."

Since the church's inception, Japan has played a curious role in Unification Church theology. Moon designated Japan as the "Eve nation," which would be both partner and subjugant to Korea, the "Adam nation." Rather than shunning Japan, Rev. Moon attended college there so he could learn about the country with the ultimate goal of bringing it under his wing.

"Instead of refusing all contact, Korea needed to evangelize Japan so that it would be in the position to be the senior partner in the bilateral relationship," Moon wrote in his autobiography.

But many second-gens like Yuri saw the more pernicious implications of Moon's logic.

"They're preying on Asian guilt," Yuri told Insider.

Beating the 'evil' out Yuri had just finished the seventh grade when he first visited Cheongpyeong, a grand palace that served as the Unification Church's holy center, about an hour east of Seoul. He was having trouble sleeping, and his church leader told his parents he needed to go to Cheongpyeong to have the evil spirits afflicting him driven out.

Cheongpyeong was also where followers went to have their ancestors liberated, and, according to rumors among church members, reportedly cost more than $1 billion to build — in part through members' liberation fees and donations.

There, Yuri met Hyo Nam Kim, who presided over the palace and who was said to host the spirit of Moon's mother-in-law. She was a tough-looking woman who always wore her hair pulled back, though she'd smile at church members she came across at the temple. She always wore a long-sleeved shirt and trousers in muted colors, no jewelry, no makeup.

Hyo Nam nim — followers always used the honorific — told Yuri he needed to beat the evil spirits out of his body.

Three times a day, Yuri sat in a hall with rows of hundreds of other church members and performed "Ansu," a ritual to banish evil spirits. They beat their arms, legs, and backs to the beat of "Blessing of Glory," which a team of singers and drummers sang on stage in Korean. The Ansu leader yelled out different body parts, and others would walk through the crowd, sometimes urging people to hit themselves harder. Each session lasted over an hour. Sometimes, people drew blood.

Yuri did this at Cheongpyeong for 60 days, even missing the first weeks of eighth grade. He went back later that year, too, to "make sure" the evil spirits were truly banished.

A 'witch hunt'

Cheongpyeong was a "breaking point" for Yuri. He started secretly reading articles he found online of people who left the church, including a book written by the ex-wife of one of Moon's sons. In it, she recalls her husband guzzling alcohol and sleeping with prostitutes, and says the Moon family indulged in adultery, drugs, and physical violence.

"Hearing that from a person, I knew I couldn't be in the church in good conscience," Yuri said.

Yuri also began grappling with his own growing sense of mismatch within the church. He realized he was gay when he was around 13 years old. But the church staunchly opposed homosexuality, which went against its idea of a "perfect marriage." Moon compared gay people to "dirty dung-eating dogs," and said "gays will be eliminated" in a "purge on God's orders."

To help make sense of the questions swirling in his head, Yuri anonymously started a blog named "How Well Do You Know Your Moon?" on Tumblr later in 2009. When church members caught wind of the exposés he posted, they denounced the blog as evil, and began what Yuri described as a "witch hunt" for its creator.

Yuri was outed by a church member who posed as a student working on a paper about the church. After he was discovered, his dad, who worked for the church like most first-generation members, had his salary cut by more than half.

"They explicitly told him it was because of me," Yuri said.

Yuri said his parents were upset, but more so because they didn't want their community thinking badly of them and their family. They understood, to an extent, his theological confusion and frustrations with church leadership, especially in light of scandals about the Reverend and his family that were coming to light.

A scandal rocks the church

Yuri's blog, which he continued to post on even after he was discovered, proved to be a powerful source of information for other second-gens who also began to question the church.

Sujin* was in Camp Sunrise, a church summer retreat, when Reverend Moon died on September 2, 2012. She was shaken. Father, their leader and messiah of the new world, was dead.

The waves of shock from Moon's death had hardly settled before another scandal ripped new fissures in the church community. In Jin "Tatiana" Moon, the True Parents' second daughter and sixth out of 16 children, had an affair with Ben Lorentzen, the lead singer of the church band. She'd been married to Jin Sung "James" Park, the son of Moon's right hand man, Bo Hi Pak. When the affair was exposed, Hak Ja Han, Moon's wife, told her daughter to relinquish her position and release a statement addressing her sins.

Sujin first found out about the scandal on Yuri's blog. "I felt personally betrayed, like I'd been slapped in the face," she said.

Every Sunday, Sujin and her family had driven to the church-owned Manhattan Center, a large building on 34th Street housing multiple event halls, to listen to In Jin nim's sermons.

With her slight British accent, In Jin nim made Sujin feel like she was really being spoken to. Moon had only spoken Korean, and she'd have to listen to the translation through earbuds. In Jin nim, with her meticulously plucked brows and coiffed hair, had preached about family, love and unity while her husband and five children sat on stage. After hearing about her affair, Sujin said she felt disgusted by the blatant lies and hypocrisy.

"How fucked up do you have to be to literally preach a lie to younger people?" Sujin said.

A lack of a sex education Anger at the church's hypocrisies only compounded the doubts that many second-gens had started feeling as they became teenagers. Sujin struggled with a growing awareness of her sexuality, and, after the scandal with In Jin nim, she started to actively explore her sexuality. She lost her virginity in college, to a boy with acne scars on his chin.

Afterwards, Sujin blamed herself. It was her fault for leading him on, even though she remembered telling him that she didn't want to have sex — only kiss. Sujin says she only realized a few months later that "rape" was the word used for non-consensual sex, and believed this was what had happened to her.

The church didn't teach their young members sex education. Sex wasn't supposed to be a part of your life until after you were Blessed.

Awash with shame and guilt, Sujin confided in her mom about what happened. Her mom told her she couldn't let anybody in the church find out about this: Nobody would accept someone who had fallen. In the church, it was better to die — even kill yourself — than to be defiled in this way. Her mother instructed her to repent by spending 21 minutes for 40 days straight reading Rev. Moon's texts.

"My mom told me to pretend it never happened because God would forgive me if I repented. But how can I pretend it never happened if I'm having panic attacks and feeling guilty all the time?" Sujin said.

Fear of the outside world Despite these doubts, actually leaving the church was a terrifying prospect for many second-gens. Fear of the outside world kept them tethered to the community they grew up in.

"When you're told all the time that the only people in this world that'll understand you are other church people — even when you don't believe in the church anymore — you're scared. You think these are the only people that'll get you," Yuri said.

The Unification Church did not respond to requests for comment for this story.

*Names have been changed. Subjects spoke to Insider on the condition of confidentiality.

‘God the Mother’ scheme not linked to sex trafficking 02/10/2022(THE BATTALION)

By Aubrey Vogel @aubrey_vogel

After a wave of run-ins on campus and throughout town, many students have been fearful of a new “God the Mother Church” group, which is falsely rumored to be a sex-trafficking scheme.

The group has begun to approach people on Texas A&M’s campus while also going door-to-door to invite them to their new “God the Mother Church,” a nickname for the World Mission Society Church of God, the South Korean-based global church. The rumor that the religious group is tied to sex trafficking goes back to 2018 when viral social media posts began circulating across college campuses, including Ole Miss and Georgia State.

The week of Feb. 6, Aggieland also fell victim to the rumors after several students were approached by church members on and off campus. One GroupMe post by biomedical engineering senior Corinne Petersen, which has spread across various social media platforms, details an uncomfortable encounter. While working at an art gallery in the Memorial Student Center, Petersen said in the post that she was approached by two women in their mid-20s who invited her to study the Bible with “God the Mother Church” and asked for her phone number.

“I had a weird feeling so I told one of my friends, and she told me that she has heard of people preaching ‘God the Mother,’ [but is rumored to be] tied to sex trafficking,” Petersen said in her post.

After hearing from her aunt that this was also happening at Baylor University and was rumored to be tied to sex trafficking, Petersen reached out to the University Police Department, or UPD. Since her post in the GroupMe, the Waco Police Department has released a statement saying there are no ties to sex trafficking, according to the Baylor Lariat.

On Tuesday, Jan. 18 around 1:30 p.m., psychology junior Abby Morris said she had a similarly uncomfortable experience meeting members of the church while sitting on a bench near the Psychology Building. Morris said she was also approached by two women around her age as an invitation to Bible study, and they asked for her phone number and other information regarding her denomination.

“I felt a little weird about it,” Morris said. “I also wasn’t looking to join a Bible study, but they just kept asking me all these questions and they asked me to come to a meeting.”

Morris said she urges students to be cautious while on campus and if they are interested in joining a Bible study group to ask questions before attending events and to see if they are affiliated with the university.

UPD Lt. Bobby Richardson said in a statement to The Battalion that the department has received six reports from students who have been contacted by individuals claiming to be associated with the “God the Mother Church.”

“It was reported to UPD that the organization has ties to human trafficking,” Richardson said in his statement. “Based on our investigation, there is no evidence to link the group to human trafficking and no criminal offense occurred on campus.”

However, Richardson said if individuals are or know someone who is a victim of human trafficking to report it to the police immediately.

Additionally, individuals can reach out to the 24-hour National Human Trafficking Hotline at 1-888-373-7888 or text HELP or INFO to 233733.

Texas college students' 'sex trafficking' scare might have been misunderstanding 01/10/2018(KHOU11)

San Angelo police tell KIDY-TV they have not received any formal claims that a group is using religion as a sex trafficking scheme.

Author: Brenda Matute, KIDY

SAN ANGELO, Texas -- Two West Texas girls are warning others after what they described as a scary encounter at a Walmart in San Angelo.

But it may all be a misunderstanding.

The students say they were approached by strangers inside the store late at night and invited to a Bible study.

“They didn't tell us what specific church they were from, what denomination they were from. They didn't have any pamphlets or business cards saying where they were from or how we could contact them if we were interested in learning more about what they were telling us," the girls told KIDY.

The girls say the couple had an empty shopping basket they were pushing around the store late Saturday.

"They asked us if we were Christians and if we read the Bible, things like that. We told them yes, but then they started attacking our intelligence. She started asking us if I know who wrote certain books and do I know this certain verse. And I told her no, and then she started quoting different verses to me."

"She started telling us Jesus was the sun and Moses was the moon, just things that didn't sound right to us."

One of the girls Googled some of the information as the conversation continued, and what she found was concerning.

"… the first article that came up said 'Korean sex trafficking college campuses.'"

"I handed my phone to my roommate and she looked at it and immediately handed it back to me. We both -- our body language just shut down."

"We started backing off and crossed our arms, things like that, to let them know we didn't want to talk to them anymore."

The girls say they went and found a store manager to tell them what happened. They pointed them out and a Walmart employee escorted them to their vehicles so they could safely leave.

The man in question told the store manager nothing was happening and they were just trying to share the message about the "Good Lord Jesus."

San Angelo police tell KIDY-TV they have not received any formal claims there that a group is using religion as a sex trafficking scheme.

There have been cases in other cities where members of the "God the Mother" church have been mistaken for sex traffickers while trying to recruit members.

Former Members Allege New Jersey Church, South Korea-Based World Mission Society Church of God, is Actually a 'Cult'
Former members claim they were told the world would end in 2012  12/10/2015(Peoplw)

By Chris Harris

For two years, Michele Colon believed with complete conviction that the end of the world was imminent and that an elderly lady from South Korea was God. For those same two years, Colon, a nurse, attended services at the World Mission Society Church of God in the New Jersey suburb of Ridgewood.

Colon tells PEOPLE she defected from the World Mission Society Church of God more than four years ago. She says she did so because she believes she had been brainwashed into what she alleges is a doomsday cult.

Colon further claims in a civil suit she filed against the 50-year-old World Mission Society Church of God, a copy of which was obtained by PEOPLE, that the group is a “profit-making” cult that “uses a number of psychological control tactics…to prevent its members from exposing its criminal and tortious behavior.”

In its motion to dismiss Colon’s complaint, the church called her allegations “entirely fabricated.” The motion states that Colon’s claim is part of a larger effort by her to “position herself as a veteran of the ‘cult war’ and build a career as ‘cult expert’ to the detriment” of the World Mission Society Church of God’s reputation.

But interviews conducted with six other former World Mission Society Church of God members, including a former member of 12 years, echo Colon’s claims. All seven former members tell PEOPLE the religious faction isolates its acolytes from their families and friends by controlling information and using brainwashing techniques.

“Fear and guilt – that is what fuels this cult,” Colon tells PEOPLE. “They fill you with this fear that the world is going to end at any moment and you feel guilty for not doing enough good before the end comes.”

In a prepared statement, the World Mission Society Church of God dismissed all cult characterizations as “religious intolerance” and urged any examination of it include “how the Church serves the community and how it adheres to the standard of Christianity, which is the Bible.”

Colon: Communal Living Encouraged, Members Deprived of Sleep The World Mission Society Church of God, which does not recognize Christmas or Easter, claims membership in more than 175 countries, with over 150,000 worshippers in the U.S. alone.

The church’s prepared statement says the characterization of it as a cult in Colon’s suit stems from reaction to its non-mainstream beliefs: “If someone belongs to a group we disapprove, we call it a ‘cult’ or worse,” the statement reads.

“When we disagree and have difficulty understanding the reasoning an organization maintains certain views that are contrary to the norm or to what we expect, we label them as a ‘cult.'”

But Colon and the other apostates that PEOPLE spoke with insist the World Mission Society Church of God, whose leaders allegedly predicted that the world would end in 2012, bears all the hallmarks of a cult.

“Before I left, they expected me to spend all of my free time there,” Colon says. She adds that communal living was encouraged among members and that followers were prohibited from stepping foot inside another church.

“We would be there until 1 or 2 a.m. some nights. It became totally consuming and I was always sleep deprived. Suddenly, the hobbies and people that were important to me before were no longer important.”

Colon alleges church leaders tried “micromanaging” her life, demanding she spend hours in services or studying the Bible. The church, she claims, controlled the music she listened to and forbade her from using the Internet.

“They can’t control you if you’re not there,” Colon explains. “Everyone is sleep deprived, and this group is constantly repeating things, and regurgitating things, and it becomes engrained in your head. They’re opportunistic. They look to recruit people who’re going through a transition period in their lives or have some void to fill – and they will fill it.”

‘They Don’t Tell You What They ARE All About Upfront, Because If They Did, No One Would Join Them’ The World Mission Society Church of God is led by “Mother God,” a gentle-looking doyenne in her mid-70s who’s also known as Jang Gil-ja, Zhang Gil-jah, Chang Gil-jah, Heavenly Mother, God the Mother, New Jerusalem Mother, and Mother Jerusalem.

Colon says it isn’t until you’re already committed to the faith that you’re told of Mother God’s existence.

“They don’t tell you what they are all about upfront, because if they did, no one would join them,” Colon tells PEOPLE. “It’d be fine if they said, ‘There’s this lady we believe is God and we’ll convince you to give up your family and your money and your hobbies.’ If you still want to join after that, good for you. At least you’re making an informed decision.”

Instead, she says, “you’re spoon fed information when they feel you’re ready to hear it. If you ask questions, they just tell you to ‘Study more’ and that all of your questions will be answered if you keep studying. They dangle a carrot in front of you.”

The church’s prepared response claims “the biggest difference between our Church and other churches” is that “we believe in God the Mother as well as God the Father. … According to the prophecies of the Bible, God the Mother is to appear in the last age of redemption.”

Gil-ja also serves as chairwoman for the We Love U Foundation and the New Life Welfare Foundation, both non-profits based in Seongnam, South Korea, the country’s second largest city. Seongnam is also home to the World Mission Society Church of God’s headquarters.

Founded in 1964 as the Witnesses of Jesus Church of God, the World Mission Society Church of God was the brainchild of a man named Ahnsahnghong, who is believed to be Mother God’s late husband. Former members say they were told Ahnsahnghong – who died in 1985 – was the second coming of Christ, and together, Ahnsahnghong and Jang Gil-ja are jointly known as “Elohim God.”

Upon “accomplishing his mission” to restore “the gospel of the new covenant,” Ahnsahnghong “ascended to heaven,” according to the church’s website. Ever since, “our New Jerusalem Mother has been leading the gospel work of the Church of God to deliver the word of God from Zion to the world, just as was prophesied in the Bible.”

Allegations Leaders Directed Members to Get Abortions Colon and the other former members allege that church leaders would direct congregants to get abortions, telling women it was “pointless and selfish” to bring a child into a world so close to the brink of annihilation.

The former members all claim that tithes of 10 to 15 percent of their salaries were mandatory, and that the church even encouraged members to donate possessions that were later sold at church fundraising events.

They also allege that recruitment efforts targeted young Caucasians who appeared wealthy, and that members were dispatched multiple times a week to malls and colleges for recruiting drives. According to the former members, the church also emphasized recruiting recently-returned army veterans who might be more psychologically vulnerable.

Some of the ex members say they were encouraged to drop out of college, quit their jobs, and ignore their families so they’d have more time to recruit. They claim church congregants – even children and infants – were also expected to fast for days.

The former congregants that PEOPLE spoke with allege the World Mission Society Church of God also worked to deliberately dissolve marriages between devoted members and their unconvinced partners in order to arrange weddings between American and South Korean church members. It even happened to Colon, she says; her ex-husband remains a member of the church.

The church’s statement to PEOPLE denied members have ever been encouraged to seek abortions or that recruitment efforts were geared towards specific races or vulnerable veterans. It also denied exerting control over members’ lives or their sleeping habits. Additionally, the church claims it has never offered a timeline for the world’s demise.

Cult Scholar: Church ‘Thrives on Financial the Exploitation of Its Members’ Rick Ross, who has been cited internationally for his work on destructive cults, says he has met several former members of the World Mission Society Church of God who claim church leaders urged pregnant women to abort their babies, but isn’t sure he can believe such claims.

“If that is, in fact, true, the reason is they want total devotion,” Ross explains. “They want no distractions. That’s why everything must be permitted by the group, including who you marry, who you date, if you have children. They want the group to be maximally productive and a child is ultimately counterproductive.”

While not “physically dangerous” to outsiders, Ross is certain the church meets the cult criteria.

“They’re not talking about mass suicide or stockpiling weapons, but this group doesn’t accept the idea that any other church might be valid, because they’re the only valid church,” Ross said.

“It doesn’t matter if you’re the Pope – you’re doomed and you’re in need of Mother God if you’re even remotely interested in salvation … there is no alternative.”

Ross says the World Mission Society Church of God “thrives on the financial exploitation” of its members. He said that the church’s communal living is designed, in part, to enable leaders to get free labor out of its followers.

“The people in this church will ignore their own bills in order to give more to the church, which expects this of them,” said Ross.

He added, “This cult dominates a person’s life so that they have no other life.”

追い詰められる自民党…旧統一教会の名称変更問題で「下村議員許すまじ」と文科省反乱か(1/2) (2/2) 08/03/22 (日刊ゲンダイDIGITAL)

「党との組織的な関係はない」──。旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との関わりについて、自民党の茂木幹事長は2日の記者会見でもこれまでの見解を繰り返した。だが、100人近い所属国会議員がイベント出席などで関係しているうえ、旧統一教会の丸抱え選挙で支援を得て当選した議員までいる。“個人の責任”で逃げるのはとうてい無理があり、早晩、追い詰められるのは必至だ。

安倍元首相側近の井上義行氏が大炎上!旧統一教会の「全面支援」で当選していた

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 3日召集の臨時国会は3日間で閉じるが、野党は閉会中審査を要求。「国葬」について説明が尽くされていない問題もあり、自民党はいやでも閉会中審査を開かざるを得ない。

 これに野党側は手ぐすね引いている。立憲民主党はもちろんのこと、いつもは“ゆ党”の日本維新の会も強硬姿勢だ。2日早々と、教団側と接点のあった所属議員13人の氏名を公表。松井一郎代表が「自民党が何の問題もないというのは大問題だ」と迫り、内部調査を実施していない自民党の対応を批判した。

 独自調査を最も進めているのが共産党だ。旧統一教会と自民党の癒着疑惑の“核心”となっている2015年の統一教会の名称変更問題で、宮本徹衆院議員の求めに応じて文化庁が「決裁文書」を開示したことは既に日刊ゲンダイでも報じた。実は、この「決裁文書」にズサンな誤りが複数見つかったうえ、それを文化庁がスルーしていたことが分かったのだ。

■「決裁文書」は間違いだらけのデタラメ

 教団側が提出した書類には、名称変更後の新法人の「新規則」全文が添付されている。規則の新旧対照表には、「名称変更(統一教会→家庭連合)」と「宗教法人の認証者(東京都知事→文部科学大臣)」の2カ所の条文の変更が明示されているのだが、「新規則」全文を見ると、なぜか名称は、古いままの「統一教会」と表記されているうえ、認証者として新旧ともにあり得ない「文化庁」と書かれてあるのだ。よくぞ、こんなデタラメな書類を文化庁は平気で受領し、名称変更を認めたものだ。“書式主義”の霞が関では、通常あり得ないことだ。

 文化庁宗務課の担当者はこう言った。

「新規則の全文は参考として添付されたもので、変更手続きの必要書類ではありません。誤記があっても認証の判断には影響していない。当時、誤記と分かったうえで受領したのかどうかは分かりません。当時の経緯を精査しているところです」

 宮本議員は「初めから(名称変更を認める)結論ありきで手続きが進んだのではないか」という疑念を強めていて、さらに追及を続けるとしている。

なぜ文化庁が間違いだらけの文書を開示したのか

 それにしても興味深いのは、なぜ文化庁が間違いだらけの文書を野党議員に開示したのか、だ。自分たちの対応が、いかにデタラメだったのか、自ら公表するようなものだからだ。名称変更当時の文科相・下村博文衆院議員に対する“反乱”が文科省内で起きているという見方がある。

「下村氏は当初、ツイッターで『文化庁によれば、通常、名称変更については大臣に伺いを立てることはしない。今回の事例も最終決裁は、当時の文化部長』と弁解した。全責任を役人に押し付けようとした。しかしその後、有田芳生前参院議員が保有していた文書で、文化庁が大臣に事前報告していたことが明らかになり、下村氏は説明を変えた。文科省内では『下村氏は文化部長に全責任を押し付けるつもりなのか』と怒りが渦巻いています」(文科省関係者)

 今後について、元文科次官の前川喜平氏が発売中の「サンデー毎日」で、「(認証の経緯は)リークで出る可能性はある、加計学園の時は散々出た。文科省はそういう意味で情報管理が甘いですから」と話している。

 官僚リークはあるのか。野党に加え、霞が関を敵に回したら、いよいよ自民党は逃げ切れないんじゃないか。

辞職「考えず」旧統一教会“賛同会員”の自民・井上義行参院議員 08/03/22(毎日新聞)

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の「賛同会員」だと明らかにしている自民党の井上義行参院議員は3日午前、コメントを発表した。「信徒ではない」と改めて強調したうえで、「家庭教育支援の推進」など井上氏が掲げる政策に対して旧統一教会から賛同を得られたと説明。「賛同にあたり、申込書や会費、寄付の提示は受けておらず、井上からも行っていない」とした。

【一覧】旧統一教会との関係を明かした主な政治家

 井上氏は第1次安倍政権時、安倍晋三首相(当時)の秘書官を務めた。7月の参院選では旧統一教会の関連団体の支援を受けたと報じられている。自身が当選できた理由については「要因はさまざまだが、応援していただいたすべての方々の結果だ」とした。

 井上氏はその後、国会内で記者団に議員辞職の可能性について問われ、「考えておりません」と否定した。【東久保逸夫】

竹中平蔵氏パソナ会長退任発表後に“講演写真”拡散 旧統一教会が絡む「日韓トンネル」構想とは 08/02/22(日刊ゲンダイDIGITAL)

《なんか色々察するものがある。この人、日韓トンネルにも関わってたよね》
《日韓トンネルが統一教会でパソナの竹中平蔵が挨拶してるのね》

【写真】安倍新内閣はまるで“カルト内閣”…統一教会がらみ12人、日本会議系も12人

 今月19日開催の定時株主総会をもってパソナグループ会長を退任する竹中平蔵氏(71)。突然の退任発表に世間は驚いたが、直後からSNSでは、ある写真が拡散されている。2015年2月8日に佐賀県唐津市で開催された「日韓トンネル推進 唐津フォーラム」で講演する一枚だ。

 竹中氏が多数の聴衆を前に登壇し語っている写真で、背後には「東アジアの共存共栄につながる道 日韓トンネル推進唐津フォーラム」と書かれた看板が掲げられている。

 主催した一般財団法人・国際ハイウェイ財団は、事業内容を〈国際ハイウェイ(日韓トンネルを含む)の建設及び管理運営等に関するアジア、世界各国の設計者、技術者、管理者等並びに団体、機関等との交流〉などとする旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の関連団体。同財団の「平成27年度の事業(活動)報告」にも、講師として竹中氏の名前が記載されている。

 同財団会長は梶栗正義氏。旧統一教会のフロント組織UPF(天宙平和連合)-Japan議長、そして国際勝共連合会長でもあり、安倍晋三元首相(享年67)がUPF主催の「神統一韓国のためのTHINK TANK 2022希望前進大会」で行った基調講演(ビデオメッセージ)をブッキングしたとされる人物として先日、文春オンラインで報じられたばかりだ。

「日韓トンネル」構想は、1980年代に旧統一教会創立者の文鮮明氏が提唱。佐賀県唐津と長崎県対馬から韓国・釜山を結ぶ海底トンネルで、総延長距離は270キロ。総工費約10兆円とされる巨大プロジェクトだ。

 このプロジェクトは政治家との関係も深く、2008年には自民党を中心とした超党派議員による「日韓海底トンネル推進議員連盟」が立ち上がっている。

 そして竹中氏は前出の講演のほか、元大蔵官僚・榊原英資氏との対談本「絶対こうなる日本経済」(アスコム出版)の中で「私は、韓国との関係を徹底的に強化することが重要だと思います。韓国と日本の間に海底トンネルを建設することも含めてね。」と述べていたのだ。

縁を切ると言えないのなら、発言しなければ良いと思う。関係が深い事を強調しているだけだと思う。
政党や政治家との関係だけでなく、行政、役所、そしてメディアなどにも世界平和統一家庭連合(旧統一教会)や友好団体が入り込んでいると考えた方が良いと思う。

【速報】岸防衛大臣 旧統一教会との関係「しっかり見直す」 08/02/22(TBS NEWS DIG Powered by JNN)

選挙の際、旧統一教会の関係者から支援を受けていた岸防衛大臣は2日、教団との関係について「しっかり見直す」と述べました。

岸信夫 防衛大臣 「様々な問題が浮上してきている社会的問題ですね。という状況において、これまでのそういう関係について、しっかり見直していかなければいけないと思ってます」

岸防衛大臣は2日、旧統一教会、現在の世界平和統一家庭連合との関係について「組織として何か支援を受けているわけではないと思う」と述べた上で選挙の際、教団の関係者から支援を受けてきたものの「その後、様々な社会的問題が浮上してきている状況で、これまでの関係について、しっかり見直していかなければならない」と述べました。

自民党以外の党がぱっとしないので、比例で自民党にしたら落ちれば良いと思う議員が比例復活するのを見ると、どこに投票すれば良いのかと考えてしまう。なぜ、こんなにもレベルの低い政治家が多いのだろうか?能力とか、実際に何をやって来たかよりは、コネや人脈、そして俳優みたいに演技する能力が高い方が有利と言う事だろうか?

宗教団体を【反社会的勢力】と定義する法律はない!?続々と発覚…政治家と旧統一教会の繋がり 「旧統一教会は選挙時にありがたい存在」 (1/2) (2/2) 08/01/22 (TBS NEWS DIG Powered by JNN)

旧統一教会と政治家の関係が次々と明らかになる中、岸田総理は「社会的に問題になっている団体との関係については、政治家の立場からそれぞれ丁寧に説明していく」と、初めて旧統一教会について言及しました。
今後、日本の政治と宗教との繋がりはどうなっていくのでしょうか?
フランスでは、宗教に“反社会的な行為”があるかどうかを判断するための10の指標を示す法律がありました。

【写真を見る】宗教団体を【反社会的勢力】と定義する法律はない!?続々と発覚…政治家と旧統一教会の繋がり 「旧統一教会は選挙時にありがたい存在」

■ありがたい存在「ボランティアが遅くまで残って熱心に作業」 南波雅俊キャスター: 旧統一教会と政治家の関係が次々と明らかになっています。
自民党・岸信夫防衛大臣や工藤彰三衆院議員、さらには先日の参院選、比例で当選した自民党・井上義行参議院議員も選挙で支援を受けたということが明らかになってきました。

また、二之湯智国家公安委員長も2018年、旧統一教会の関連団体のイベントで実行委員長になりました。また日本維新の会でも、衆参の国会議員62人中13人が旧統一教会のイベントに参加など接点があったということです。

岸田総理も「社会的に問題になっている団体との関係については、政治家の立場からそれぞれ丁寧に説明していくことは大事」と発言しました。

この旧統一教会との関係も含めて、どういったことが起きているのか、そして、これを規制する法律の根拠などはあるのかどうか見ていきます。

TBSスペシャルコメンテーター 星浩氏
「政治家にとって、旧統一教会は選挙のときにありがたい存在である」

旧統一教会は信者をボランティアで派遣し、▼ポスター配り、▼ビラ配り、▼投票呼びかけの電話など、選挙活動において大事なことをやってくれるということです。

TBSスペシャルコメンテーター 星浩氏
「時間が来たら帰ってしまうビジネスライクな選挙スタッフもいる中、旧統一教会のボランティアは遅くまで残って熱心に作業すると自民党内で評判になっている」

■「“反社”と認定されてないのでお付き合いしていく」法的にOK?
この選挙協力が法律上大丈夫なのかどうか。
自民党の工藤衆議院議員は「反社会的勢力と認定されれば関係を断つが、そうではないのでお付き合いしていくつもり」と先日発言しました。

旧統一教会は1970年代~80年代に霊感商法など社会問題に発展した団体です。この旧統一教会問題に長年向き合ってきた川井康雄弁護士は、選挙協力に問題はあるのかについて「法律的に問題ありません」と言っています。

つまり選挙に無償で協力すること自体は、単体で見ていくと、政治家の中にも、学生を無償でインターンで雇って選挙協力させているところもありますから、このこと自体は問題ないと。これを反社会的勢力と認定できるのかどうかが大きなポイントになってきます。

川井弁護士は、旧統一教会など宗教団体を反社会的勢力と定義する法律がなく、認定は難しい。いわゆる暴対法などでは反社会的勢力だと認定する根拠があるが、(宗教団体については)その法律的根拠が日本にはない。ですから一律に反社会的勢力などと決めるのではなくて、1つ1つの個別の状況を見ていって、要件を段階的に整備することが必要だと話しています。

井上貴博キャスター:
政治家の皆さんとしては、法律に抵触してないんだからお付き合いはこのままという考え方があるようですが、これだけ問題になっているのであれば、政治の力でどういう団体なのかを徹底的に調査する責任はあると感じます。

田中ウルヴェ京 スポーツ心理学者(博士): 政治家の皆さんは言葉で政策を示したり、自身の意見を示す立場であると思うので、個人の意見になろうが「法的にはこうだ」と論じることが一番重要だと思っています。

ホラン千秋キャスター:
岸田総理が自身の発言の中で「社会的に問題になっている団体との関係」と認識しているのであれば、そこと関係があることはどうなんだろうとも思います。今回の事件がなければ取り沙汰されることもなく、ずっと関係は続けていたかと思うと、他にもこういう団体があるのかどうか調査してほしいと思います。

井上キャスター:
旧統一教会のやり方がOKなんだとすると、同じように宗教団体を隠れ蓑にして献金を受け付けて政治を取り込めば何とかやっていけることの前例になってしまうかもしれない。

■フランス「反セクト法」とは?判断する10の指標 “宗教”と“セクト”の違い 南波キャスター: 宗教団体という意味では、日本には▼法律の根拠、▼取り締まる根拠、▼反社会的勢力と認める根拠はありませんが、フランスにはこういった例があります。

1970年代、社会情勢が不安定になっていった中、旧統一教会がフランス社会に浸透していきました。そして1980年代、入信した子どもと連絡が取れないなど、信者と家族との間に問題が多発し、政治への介入なども取り沙汰されました。

そんな中、2001年に“反セクト法”が施行されました。宗教に反社会的な行為があるかどうかを判断するための10の指標を示すもので、実際に法律上で定義されています。

【フランス“反セクト法” 危険性の判断基準】
(1) 精神の不安定化を導く行為
(2) 法外な金銭要求
(3) 元の生活からの意図的な引き離し
(4) 身体に対する危害
(5) 子どもへの教えの強要
(6) 反社会的な説教
(7) 公共の秩序を乱す行為
(8) 重大な訴訟問題
(9) 通常の経済流通経路からの逸脱(高額な物品販売など)
(10) 公権力への浸透の企て

この基準に該当すれば取り締まれる、解散させる法的な根拠がある反セクト法が施行されました。

この反セクト法の効果について、大阪大学大学院の島岡まな教授に話を伺いました。 「“反セクト法”が抑止力となり、旧統一教会による政治への介入などはここ数年報告されていない。日本でも宗教における“反社会的な行為”とは何かを定義する指標を作るべき」

井上キャスター:
信教の自由、宗教の自由はもちろんあるわけですが、法律をどう制定していくのか。 田中ウルヴェ京 スポーツ心理学者(博士):
旧統一教会の話が出始めたときにフランスにいたので、この話をフランス人の方々とする機会がありました。そのときに感じたのが、“宗教”と“セクト”の違いをしっかり学ぶということでした。どの宗教を信じようと自由だということが前提にある中で、セクトとはどういうことなのかをみんなで話し合いのテーブルに持っていくのがこの10条です。これがあるとみんなで考える機会が持てるので、日本でも何らかの決まりがないと話し合いすらできないと思います。

井上キャスター:
旧統一教会が名称変更したのも知りませんでしたし、その時なぜマスコミは全く報じなかったのか、メディアの責任も大きいと思うんですよね。

田中ウルヴェ京 スポーツ心理学者(博士):
うやむやにしないことが一番大事だと思います。

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)は問題だと言う認識はあったがここまで酷かったことは分かった。この前、日本に住んでいない外国人と話す機会があったので、安倍晋三元首相の銃撃事件と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関係について日本の大手メディアは避けていると説明した。マインドコントロールを使うカルト宗教だと説明し、何百億円ものお金が日本から韓国へ流れたと説明したら、そんな事はニュースで言われていないので、元首相が殺害されたぐらいしか知らなかった驚いていた。そんな宗教団体と関わっているのなら、税金を使ってまで国葬は必要ないと言っていた。その外国人は政治家は基本的に嘘つきが多いと言っていた。

日本は世界最悪のカルトの吹き溜まり…統一教会がデタラメな教義で大金を巻き上げられた根本理由 (1/4) (2/4) (3/4) (4/4) 08/01/22(プレジデントオンライン)

■徹底した「日本利用」というしたたかな戦略

 安倍晋三元首相の暗殺事件をきっかけに、旧・統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の異様な実態に注目が集まっている。

【この記事の画像を見る】

 手製の銃で凶弾を放った山上徹也容疑者は、自身の母親がこの宗教団体に傾倒し、多額の献金を繰り返したことで家庭崩壊に至ったと供述している、と新聞各紙は報じている。

国内ではこの事件を契機に、霊感商法で1980年代から社会問題になった旧統一教会に再び厳しい目が向けられるようになった。日本の信者から集めた巨額の資金が毎年、本拠である韓国に送金されているとの報道もある。ところが海外メディアの指摘によれば、同団体の金策はこれに留まらないようだ。日本の信者から巻き上げたカネを原資に、アメリカでは宗教団体であることを隠しながら巨大ビジネスを展開し、莫大な利益を上げてきた。同団体は1950年代に進出して以降、最近、寿司関連ビジネスのほか、メディア、ホテル、不動産などの分野で企業を立ち上げている。 旧統一教会が展開してきた宗教を利用したビジネス――。そこには徹底した「日本利用」というしたたかな戦略があるようだ。

■日本人信者の献金は、アメリカ事業の立ち上げに使われた

 統一教会は1954年、文鮮明氏が韓国・釜山で立ち上げた団体だ。1958年から日本での布教活動を始め、翌年にはアメリカでの活動が始まった。

 アメリカで巨大ビジネスを築くにあたって旧統一教会は、3つの手口で日本を利用してきたといえるだろう。その1点目は、日本人信者をターゲットとした過剰な資金集めだ。アメリカ事業の立ち上げに、日本の信者たちが切った身銭が投じられている。

 米ニューヨーク・タイムズ紙は7月23日、「80年代半ばまでに、数十億ドルという寄付金が日本の家庭から教会の金庫へと流れ込んだ。文氏はこのカネを使い、無秩序に広がった企業帝国、NPOネットワーク、そしてワシントン・タイムズなどのメディア企業などを興し、政治的影響力を強化した」と報じている。

 同紙の別記事によると、1976年から2010年のあいだに日本の旧統一教会は、アメリカに36億ドル(4700億円)以上を送金しているという。

 教会はすでに、母国の韓国でもコングロマリットを形成している。英フィナンシャル・タイムズ紙は、スキー、海洋リゾート、ゴルフ、建設、防衛、化学、自動車部品、新聞などの企業を傘下に置いていると報じている。

 新たに進出したアメリカでは、首都圏の保守派新聞であるワシントン・タイムズ紙、ニューヨークの「ニューヨーカー」ホテル、水産卸のトゥルー・ワールド・フーズなどの企業、および多数の不動産を有している。

 フィナンシャル・タイムズ紙は、「教会の指導者らが、日本からアメリカへ送金された数十億ドルを含む信者の労働力と資産を、企業帝国を築き上げるために搾取している」との批判があると指摘している。さらに、専門家たちは日本こそが、「教会が世界で保有する富の主な収入源」であると分析しているという。

■「宗教をベースにしたビジネスだ」

 こうしたアメリカで花開いた教会のビジネスの陰には、日本人信者たちの生活の破滅があった。米インサイダー誌は7月26日、旧統一教会に「カルトのような振る舞い」をしているとの批判が寄せられており、「洗脳された」信者たちからカネを巻き上げているとの批判があると報じている。

 フィナンシャル・タイムズ紙も同じく、旧統一教会は信者を精神的に支配する「カルト」だと断言している。教会には長年、強制的に献金を行わせているとの疑惑が渦巻く。

 同紙は悪名高い同教会の霊感商法も取り上げており、「日本の信者たちは数十年にわたり、韓国の教会関連企業が製造する高価な高麗人参の茶や、石でできたミニチュアの塔など、『スピリチュアルな商品』の販売行為に巻き込まれてきた」と紹介している。

 拝金主義の教会運営は、母国でも問題となっているようだ。韓国・釜山長神大学校のタク・ジイル教授は同紙に対し、「(教団は)表面上は宗教的な教義を追求しているが、実際のところはカネを追求しているのだ」と述べ、「宗教をベースにしたビジネスだ」と厳しく指摘している。

■寿司ブームに便乗して鮮魚ビジネスを急拡大

 旧統一教会はこのようにして日本の信者たちから莫大な金額を巻き上げ、海を越えたアメリカで大々的なビジネス展開に着手する。彼らが目をつけたのは、アメリカで芽吹きつつあった寿司ブームだ。教団が日本を利用した、2つ目のポイントだといえよう。

 1980年、旧統一教会はアメリカでトゥルー・ワールド・グループと呼ばれる水産物企業をスタートした。主な顧客は、全米で営業する寿司レストランだ。この商売はヒットし、急成長を遂げている。米シカゴ・トリビューン紙は、2006年の時点ですでに、「全米に9000店あるといわれる寿司レストランの大半に卸している」と報じている。

 同紙がシカゴ市街を調査したところ、17ある寿司店のうち実に14店舗に、旧統一教会が運営するトゥルー・ワールド・グループの鮮魚が卸されていたという。記事は、マグロの切り身を食べるだけで文氏の宗教運動を間接的に支持していることになるのだ、とも論じている。

 同グループは漁船の製造から漁、そしてアラスカでの加工から流通に至るまで、「海からテーブルまで」すべてを手がける。文氏は自らを「海の王」だと自賛しているという。

 トゥルー・ワールド・グループの勢いは、現在も健在のようだ。ニューヨーク・タイムズ紙は2021年11月、同グループが寿司店を中心に卸売事業を引き続き行っており、アメリカとカナダを合わせて約8300店の顧客が存在すると報じている。

■日本人店主に食い込むシンプルな手法

 トゥルー・ワールド・グループは、現地に向かわされた日本人関係者らのアイデンティティーを巧みに利用することで成功を収めた。これが、旧統一教会が日本を利用したポイントの3点目だ。

 ニューヨーク・タイムズ紙は、1980年の時点ですでに数百人の日本人伝道師が渡米していたと報じている。アメリカで寿司が流行するにつれ、日本人の伝道師らを抱えていることが教会に有利に働くようになった。

 同紙記事は、「ある意味で単純なことだ」と解説する。寿司ブームに乗って多くの寿司レストランが全米に開店すると、各店舗が仕入れ先をこぞって求めることになる。その際、寿司の本場である日本から来たスタッフが応対すトゥルー・ワールド・グループは、店舗を取り仕切る日本人から容易に信頼を得られたようだ。

 トゥルー・ワールドの社長は2021年の時点で同紙の取材に応じ、「彼ら(店舗側)も日本人で、われわれも日本人です」「(だから多くの寿司店が)われわれを選んだのです」と振り返っている。

■大金を生み出す企業帝国に

 こうしてトゥルー・ワールドは、全米の寿司レストランへの供給ルートをほぼ独占することになった。シカゴ・トリビューン紙は、「アメリカで最もトレンディーな趣向品のひとつである寿司を独占することで、文氏とその取り巻きたちは、数百万ドルを生み出す帝国をつくりあげた」と指摘している。

 教会がなぜ鮮魚の流通に目をつけたのか。ニューヨーク・タイムズ紙は、「結局のところ、彼らは神の国をつくろうと旅に出て、どういうわけかアメリカで鮮魚を売ることになったのだ」とも述べている。教会は当初アメリカで信者の拡大を目指したが、思いつきで始めたサイドビジネスが予想外の成功を収めたという経緯だったのかもしれない。

 記事によると、日本から新鮮な魚介を航空便でアメリカの内地に運ぶなど、現地の寿司のレベル向上に一定の貢献をした模様だ。

 一方、同社には問題行為も発覚している。シカゴ・トリビューン紙は、同グループの漁業企業が許可された漁獲枠を超えて漁を行っていたほか、グループが運営する加工向上に衛生上の問題が発覚したと報じている。米食品医薬品局(FDA)がデトロイト郊外のトゥルー・ワールドの工場を調査したところ、「著しく不衛生な状態」だと指摘されたという。

■金儲けのために日本人は利用されてきた

 旧統一教会は日本での強欲な資金集めを皮切りに、アメリカで花開きつつあった寿司ブームへの便乗、そして現地の日本人伝道師のアイデンティティーを利用して寿司業界に接近するという手口を重ねた。

 本来であれば信仰の場として機能すべき教会は、日本人信者たちからカネを巻き上げ、それを元手にアメリカで巨大コングロマリットを築きあげることに腐心していたことになる。

 日本の信者たちが高額な献金を半ば強要され、家庭崩壊に至る人々が続出するなかで、資金を国外に移転してアメリカでのビジネスを試みるという姿勢は理解に苦しむ。

 また、韓国発祥の宗教団体がアメリカに赴き、代表的日本文化のひとつである寿司に通じるビジネスを展開しているという構図も不思議だ。トゥルー・ワールドは宗教色を極力隠しているようだが、カルト教団が全米寿司レストランの流通網を支えていると知れたならば、日本文化への風評被害も免れない。

 いっそビジネス集団へと舵を切るならばそれもよいが、いまだ霊感商法と献金の強要にもうまみを見いだしている現状に、教義ではなくカネを拝む姿勢が透けてみえるようだ。

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青葉 やまと(あおば・やまと)
フリーライター・翻訳者
1982年生まれ。関西学院大学を卒業後、都内IT企業でエンジニアとして活動。6年間の業界経験ののち、2010年から文筆業に転身。技術知識を生かした技術翻訳ほか、IT・国際情勢などニュース記事の執筆を手がける。ウェブサイト『ニューズウィーク日本版』などで執筆中。 ----------

フリーライター・翻訳者 青葉 やまと

山口広弁護士が明かす旧統一教会と政治の闇「警察庁出身の政治家の横やりで撃ち方やめ」に (1/2) (2/2) 08/01/22 (日刊ゲンダイDIGITAL)

【注目の人 直撃インタビュー】

 山口広(「全国霊感商法対策弁護士連絡会」代表世話人)

【写真】安倍新内閣はまるで“カルト内閣”…統一教会がらみ12人、日本会議系も12人

 安倍元首相銃撃事件によって「政治と宗教」が再びクローズアップされている。その中心は、言うまでもなく統一教会(現・世界平和統一家庭連合)だ。全国の約300人の弁護士によって1987年に結成された「全国霊感商法対策弁護士連絡会」(全国弁連)は、元首相をはじめとする全国会議員に対し、教団と関わりを持たないよう要請してきた。問題のない集団だと「お墨付き」を与えかねないからだ。80~90年代に霊感商法や合同結婚式などで社会問題化した統一教会は、なぜ野放しにされてきたのか。政治家はなぜいわくつきの教団に肩入れするのか。35年以上にわたり、被害者の救済に奔走してきた弁護士に聞いた。

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 ──霊感商法をめぐっては、教団の組織的関与が認定された民事事件がおよそ30件に上るほか、2007年から10年にかけて警察による摘発も相次ぎました。ジャーナリストの有田芳生前参院議員は「95年秋に警察庁幹部らが〈オウム真理教の次は統一教会を摘発する〉と言っていた」と発言。動きがなかった理由は「政治の力」とも言っています。なぜ教団に大きなメスが入らなかったのでしょうか。

 警察の対応が始まったのは05年。09年には刑事裁判で統一教会の組織的犯行が認定された新世事件(特定商取引法違反)に至りました。一連の摘発によって統一教会の動きが少しは収まるかと考え、正直言って喜んでいた。私自身、警察の捜査に協力していたんですが、現場は相当苦労していました。信者の身柄を取っても、彼らは自白しないからです。組織活動の一環であるという実態を隠し、一般的な商売だと供述する。全く口を割らない。現場のフラストレーションがたまる中、新世事件以降の政治の横やりも影響したのか、10年ごろに撃ち方やめとなってしまったんです。警視庁は当初、統一教会の松濤本部までガサ入れする方針だったのに、警察庁出身の自民党有力議員から圧力がかかり、強制捜査は渋谷教会などにとどまった。この話はいろんなところから何回も聞きました。

■一連の摘発に「政治家との絆が弱かった」と総括

 ──教団は正体を隠して霊感商法を続けています。

 13件30人余りに上る一連の刑事摘発を受け、統一教会はどう総括したか。「政治家との絆が弱かったから摘発された」「今後は政治家と一生懸命につながっていかなければいけない」だった。表向きは「コンプライアンスの徹底」なんて言っていますが、本音は「もっとうまくやれ」ですよ。

■文化庁に繰り返し解散請求を要請

 ──政治家へのアプローチをさらに強めていくわけですね。全国弁連は宗教法人を所轄する文化庁に対しても、さまざまな要請を行ってきました。

 東京地裁の決定によって96年にオウムに解散命令が出されたのを受け、「統一教会にも解散請求をしてください」と何度も申し入れをしました。しかし、文化部宗務課は「組織活動が認められた刑事事件はないから、宗教法人の解散請求まではできない」と。当時、民事訴訟では組織的活動や統一教会の使用者責任が認定されていました。関連する証拠は山ほどある。「いくらでも資料提供しますから、ぜひお願いします」と繰り返し要請しましたが、民事だけではダメだと。ただ、オウムの現状を見れば分かる通り、宗教法人としての統一教会を解散させれば被害がなくなるかと言えば、必ずしもそうではない。宗教団体として活動を続ける余地は残る。霊感商法対策で最も効果を発揮するのは、刑事摘発なんです。統一教会はそれを恐れ、言葉巧みに不特定多数の通行人を呼び止めてビデオセンターに連れて行ったり、高額な商品をいきなり売りつけるようなやり方はできなくなっています。

 ──それでも、いまだ被害は甚大です。全国弁連のまとめでは、21年だけで相談17件、3.3億円余りの被害が判明。この34年間では相談は約3.4万件、1237億円超の被害が確認されたそうですね。

 全国弁連や消費者センターに持ち込まれた相談の集計に過ぎません。氷山の一角です。霊感商法の入り口はいまも3つある。FF伝道、戸別訪問、それに街頭アンケート。FFはファミリー・フレンドの略で、仲間内の誘い込み。戸別訪問は形を変え、無料運勢鑑定なんかをきっかけにしている。かつてのように幅広く網をかけて献金を集める手法はとれなくなっているので、既存の信者を深掘りし、資金源にしています。差し出す財産がなくなれば借金に走らせ、さらには自己破産に追い込み、それでも献金させるのが統一教会のやり口なんです。

 ──銃撃犯の山上徹也容疑者は動機のひとつとして、教団のフロント団体「天宙平和連合」(UPF)のイベント(21年9月12日開催)に元首相が寄せたビデオメッセージを挙げています。教祖の妻である韓鶴子総裁に元首相が「敬意を表します」などと基調演説する衝撃的な内容でした。

 全国弁連は抗議文とともに、メッセージ提供の経緯について説明を求める内容証明郵便を安倍さん宛てに送付しました。しかし、衆院議員会館の安倍事務所は受け取り拒否。地元事務所は受け取ったものの、回答はありません。第2次安倍政権以降、自民党が統一教会との関わりを隠さなくなったことに強い懸念を抱いていました。自民党の変化には2つの理由がある。安倍さん自身が統一教会との親和性に気づき、統一教会とつながりのある議員を積極的に登用するようになったことです。

 ──教団は関連団体などを通じて憲法改正を求め、同性婚や夫婦別姓に反対すると主張しています。

 若手議員は統一教会のイベントに参加したり、祝電を送ったり、それらをホームページなどで発信するようになった。ひと昔前は統一教会の求めには応じるものの、議員たちには問題がある教団だという意識があり、「顔は出すけど、名前は出さないで」と言っていたものです。それがガラッと変わったのは、統一教会と関わりを持てば安倍さんの覚えがめでたくなり、政府の一員になるチャンスになったから。政務官や副大臣、場合によっては大臣に取り立てられることもあった。統一教会が刑事摘発されるケースが少なくなり、マスコミ報道が減り、教団の実態を知らない議員が増えたことも背景にあります。

名称変更に「なぜ!」と抗議、宗務課担当者は「言えません」

 ──97年以降、教団が求め続けてきた名称変更を文化庁が15年に認証しました。第2次安倍政権下でした。

 安倍政権が統一教会に協力的なスタンスであったことは間違いない。私どもは宗務課に「名称変更を認証しないでください」と何度も申し入れましたし、担当者も「そんなことはしませんよ」と応じていた。そうした中での突然の認証でしたから、非常にビックリして「なぜ認証したんですか!」と抗議に行ったんです。すると、担当者は「言えません」と。

 ──それが精いっぱいの対応?

 本当にそうでした。当時の担当大臣は下村文科相。文化庁に具体的な働きかけがあったのか、あるいは忖度したのか。そこは分かりません。一方で、「幸福の科学大学」の新設は14年に不認可とした。そっちができて、こっちはなぜできないのか。そう言いたくはなりますよね。

 ──文科省の大学設置・学校法人審議会の答申を受ける形ではありましたが、幸福の科学総裁の「霊言」の必修科目教材採用や、認可審査中に下村文科相の「守護霊インタビュー」を出版したことが問題視された。岸田自民党は銃撃事件を「民主主義への挑戦」と強調し、事件の本質から目をそらさせようとしているように見えます。

 事件そのものは決して許されるものではありませんが、政治倫理が問われている。そう思います。特定の宗教による長年の苦しみが容疑者を行動に駆り立ててしまったということ。右とか左とか、政治がどうこうというレベルではありません。

 ──銃撃事件の発生からまもなく1カ月。送検された容疑者への法律面の支援は十分なのでしょうか。

 奈良弁護士会の方でいろいろ検討し、動いていると聞いています。私は東京なので勘弁してよ、と言いたいですが、統一教会の実情を理解した弁護人がつく必要はあると思っています。

▽山口宏(やまぐち・ひろし) 1949年、福岡県久留米市生まれ。東大法学部を卒業後、78年に弁護士登録。第二東京弁護士会所属。87年に設立された「全国霊感商法対策弁護士連絡会」で21年秋まで事務局長。山一抵当証券被害弁護団、ジーオーグループ被害弁護団、カルテのないC型肝炎被害弁護団、スルガ銀行不正融資被害弁護団などの弁護団長を務めたほか、日航機墜落事故と中華航空機墜落事故の被害者団の代理人などを担当。「検証・統一教会=家庭連合」「宗教トラブル110番」「消費者トラブルQ&A」など著書多数。

(日刊ゲンダイ編集部)

野党は追及のパフォーマンスだけでなく、カルト宗教の定義やカルト宗教の問題行動を制限する法案の実行を実現化させるべきだと思う。
特に、立憲民主党の追及パフォーマンスには飽き飽きする。変化をもたらす事に時間を費やすように考えて行動するべきだと思う。変わらなければ意味がないと言う事を考えてほしい。まあ、それが出来ないから、それほど期待されないのだろう。

自民、旧統一教会との関係発覚相次ぐ 世論の批判警戒、野党は追及 08/01/22(時事通信)

 安倍晋三元首相が銃撃されて死亡した事件をきっかけに、自民党の現職閣僚や国会議員と「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)との浅からぬ関係が次々と明るみに出てきた。

【図解】政党支持率の推移

 自民党は「党として組織的な関係がないことは確認している」(茂木敏充幹事長)と、世論の批判が同党に向かうことを警戒。立憲民主党など野党は「実態解明が必要だ」として追及する方針だ。

 旧統一教会は1968年、反共産主義を掲げる政治団体「国際勝共連合」を創設。当時から安倍氏の祖父、岸信介元首相ら自民党右派との結び付きが強かったとされる。憲法改正や同性婚反対など保守色の強い主張を掲げており、党幹部は「今もつながりのある人は安倍派に多い」と指摘する。

 岸田内閣の閣僚では、安倍氏の実弟の岸信夫防衛相(安倍派)が過去の自身の選挙で旧統一教会のメンバーに手伝ってもらったことがあると公表。同じく安倍派の末松信介文部科学相は、教会の関連団体にパーティー券を購入してもらったと明らかにした。

 自民党とのつながりは安倍派に限らない。二之湯智国家公安委員長(茂木派)は2018年に関連団体のイベントで「実行委員長」を務めたと明かし、磯崎仁彦官房副長官(岸田派)も21年に関連団体のイベントに参加していた。

 関連団体から選挙で支援を受けた自民党中堅(麻生派)は「真面目に電話かけをやってくれた。選挙の勝利に教会の力は少なからずあった」と振り返る。

 野党も全く関係ないとは言えない。立民では中川正春元文科相や篠原孝幹事長代行らが過去に関連団体の会合に祝電を送っていた。日本維新の会は、藤田文武幹事長ら国会議員13人が教会側と接点があったと公表。国民民主党の玉木雄一郎代表も、教会と関係が深いとされる「世界日報」の元社長から16年に計3万円の寄付を受けたことを明かしている。

 その一方で、80年代以降、旧統一教会による「霊感商法」や、信者からの多額の献金集めが社会問題化していった。

 立民の泉健太代表は7月29日の記者会見で「宗教というよりも霊感商法で数多く問題を起こしている団体で、多くの国民が『おかしいのでは』との声を上げている」と指摘。共産党も「宗教活動の自由という問題ではない」(田村智子政策委員長)との立場だ。

 両党は、文化庁が15年に旧統一教会からの名称変更を認めた際、当時の下村博文文科相(安倍派)らの関与がなかったか、臨時国会で追及する構えだ。立民関係者は「今後、統一教会と政治の関係は大きな問題になる」と語った。

公平とか、同じと言う事に拘らないのであれば、教師不足でもやりくりする方法はあると思う。
自分で調べて学習する事が出来る生徒達やインターネットを利用して通して教え方が上手い授業動画や高いレベルの授業動画を再生できる環境を組み合わせれば問題ないと思う。そして、全国は無理なので、県レベルで質問がある生徒達にライブや後で動画付きで返信するようにすれば完ぺきではないが、教師不足でも問題ないと思う。
生徒と教師の比率に拘ることなく、多くの教師が必要な学校やクラスに配分すれば良いと思う。問題は成績と誰が生徒と教師の比率を決めるか、又は、承認するかだと思う。 学校やクラスによって授業の進み方が違うし、教師が違えばテストの内容が違ってくる。また、違うレベルで生徒達が学んでいるので、テストの得点だけで成績を出せば、これまで以上に差が開くと思う。多少の不公平感に目を瞑って、市や区分されたエリアで同じテストを使うとか、クラス別で成績を出すとかすれば効率は上がるし、市とか、エリアで成績分布が把握できると思う。これまでのやり方とは違うので反対意見や教師からの拒否反応はあると思うが、学習意欲がある生徒達が増えれば、これまでのような授業に拘る必要はないと思う。これまでの授業以上に、深く学べたり、効率よく学べる生徒は増えると思う。運悪く教え方が良くない教師に当たったり、人間性に問題がある教師から学ぶよりも中立的に学べるし、いろいろな授業動画を選んだり、見る事によってこれまでのデメリットは縮小されると思う。
実技が必要な授業だけはこれまで通りで良いと思う。動画授業で評価が高い教諭にはこれまでにはない特別手当を出せば良いと思う。競争を激化させると批判はあると思うが、良い授業で学べる生徒達は増えるし、動画授業で効率的に学ぶ生徒達が増えれば、生徒と教師の比率に関係なく、コストの割には結果を出せると思う。県が協力し合えば、良い動画授業を共有して、教師達を学ぶのが遅い生徒達や学びたい動機が低い生徒達に振り分ける事が出来ると思う。生で授業しないと学べないわけではない。本を読むだけでも学ぶことが出来る。
財政的にゆとりがあり、これまで通りにこだわわれない状況なのであれば、変えれば良いと思う。教師不足が逆にこれまでの無駄や硬直したやり方の見直しに繋がれば、教師不足は悪い事ではない。プログラミングが出来る教師が少なければ、素人のような教諭に無理に学ばせたり、教えさせるよりも、動画授業を再生すれば良いと思う。理解に問題がある生徒達だけに教師が対応すれば良いと思う。生徒達が望めばいろいろな動画授業を見れる環境を整えれば良いと思う。
これまでのやり方に拘るから大変なだけだと思う。

「私も家族を壊された」母親が旧統一教会に入信、脱会説得に疲れ絶縁…「無力感は同じ」 (1/2) (2/2) 08/01/22 (読売新聞)

 安倍晋三・元首相が銃撃されて死亡した事件で、山上徹也容疑者(41)は奈良県警の調べに対し、母親が入信した宗教団体「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」への強い恨みを繰り返し口にしている。家族が入信したことで経験する苦悩とはどのようなものか。「私も家族を壊された」という当事者が語った。

【写真】高校時代の山上容疑者、笑顔で写真に

 山上容疑者の母親は同連合に総額約1億円を献金して自己破産しており、山上容疑者は「(同団体を)絶対成敗しないといけないと思った」と供述している。

 「ニュースを見て胸が苦しくなった」。関東地方に住む50歳代の会社員女性は、そう語った。女性も同じような感情を抱いたことがあるからだという。

 母親が入信したのは、女性の兄が交通事故で亡くなったのがきっかけだった。女性は20歳代の頃、それに気づいた。

 その後、女性は結婚して実家を出たが、母親が統一教会に献金するために親戚から200万円を借りたまま返済しなかったり、別の親戚の遺産約2000万円を無断で献金したりと、相次いで金銭トラブルになった。

 女性は脱会するよう説得したが、母親は反発を強め、話が通じなくなった。女性の自宅で説得したこともあったが、窓の外に向かって「拉致された」と叫びだした。女性のことを信用せず、マインドコントロールされているように見えた。

 母親と同居する父親や妹は説得を諦めた。女性は5年ほど前、「精神的に疲れ果てた。もう限界だ」と思い、一切の連絡を絶った。

 女性は「山上容疑者の行為は決して許されないが、家族を奪われた悔しさ、どうあがいても教会に太刀打ちできない無力感は私も同じだ」と語った。

 全国霊感商法対策弁護士連絡会によると、脱会が難しいのは、信者が恐怖で縛り付けられているからだという。教会側から、霊界で苦しんでいる親や子らを救うために「あなたが頑張らないといけない」と献金を求められ、「脱会すれば、あなただけではなく、一族も地獄に落ちる」と信じ込まされる特徴がある。

 東日本の男性(54)は大学生の頃、母親の入信に気付き、8年後に脱会させた。

 入信のきっかけは、祖父の介護を巡って親戚から叱責(しっせき)され、悩みを抱えていたことだった。母親に勧められて父親も入信。教会式の結婚式を挙げる「既成祝福」をしたという。実家を離れて暮らしていた男性は、帰省して両親と何度も話し合ったが、平行線だった。

 父の死後、男性は母親を脱会させるために会社を休んだ。アパートを借り、母と妹との3人で約1か月半、一緒に生活。脱会支援に取り組む牧師を招いて教会の教えの問題点を何度も何度も話してもらった。母親は涙を流し、最終的に説得を受け入れたという。

 その後、父親がゴルフ会員権を担保に借金するなどし、数千万円を献金していたこともわかり、弁護士に依頼して一部を返金させた。

 男性は「家族だけでは難しい。弁護士やカウンセラーなどの専門家に早めに相談することが重要だ。今は脱会した人がネットで発信しており、そうした体験談を見せるのも一つの方法だろう」と話した。

「霊感商法今も」被害相談5年間で564件
 全国霊感商法対策弁護士連絡会によると、旧統一教会に関する被害相談は、1990年代と比べると減っているが、昨年までの5年間でも564件(計約54億円)に上っており、「霊感商法は今も続いている」としている。

 同連絡会は、メール(reikan@mx7.mesh.ne.jp)のほか、週2回、電話(火曜は070・8975・3553、木曜は070・8993・6734)でも相談を受け付けている。

大きな違いは海外で評価している人達はお金や支援を貰っているから。そして自民党が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)や友好団体との関係の影響で、日本から少なくとも500億円以上お金が韓国へ貢がれ、一部はマインドコントロールや多くの政治家が言っているように知らないうちに関係を持たされて、被害者や犠牲者になっていると言う事。逆の関係になった場合、国際的な評価が高かったと思うのか?
詭弁は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)や友好団体から学んだのか?
物事を3Dで見ると見る方角から、又は、見る場所からでは違って見える事はあると思う。円錐は、三角に見えたり、丸に見えたりもする。実際に、建前と本音はある。 表の顔と裏の顔の表現だってある。国際社会の評価をアピールするのは、別の顔や別の評価があると認識している証拠では?
文科省大臣の経験から日本の教育はだめだから、その教育を受けた日本人は簡単に騙せると思っているのだろうか?たぶん、部分的にあっていると思うよ。
日本の教育を受けて、先生達は間違っていると言っているのを聞いたことがない。けれど、海外の教育者と話すと「先生達は間違っているかもしれない、だから君達は学んでいるし、教育は重要なのだ。何が正しいのかを判断できるように学んでいる。」と言っている。日本と海外の評価や基準が違う。海外が正しければ、日本の教育は糞と言う事なのか?道徳教育は、偽善者育成なのか?

「国際社会の評価と国内の事情の違いに違和感」 萩生田光一経産相 07/30/22(朝日新聞)

■萩生田光一経済産業相(発言録)

 (安倍晋三元首相の評価について)「経済版2プラス2」の会議でも、みなさんから弔意をいただき、日米の安全保障を含めた新しい時代の日米関係を構築した貢献を、高く評価いただいていることを肌で感じた。先々週は豪州でQUAD(クアッド)に出ました。IPEFでは14カ国のみなさんと接触した。いずれの国からも深い弔意をいただいた。豪州も米国も国会での(追悼)決議までしておりまして、一方、日本の報道を見ますと、追悼演説が延期になったなんていう話もありますので、なかなか国際社会の評価と国内の事情の違いに違和感を感じている次第です。(30日、ワシントンでの記者会見で)

私が安倍元総理の国葬に反対する理由…「嘘が通る社会」をつくったのは誰か(三枝成彰) 07/30/22(日刊ゲンダイDIGITAL)

 安倍元総理は、とても人柄がよかったと聞く。明るく朗らかで、腰も低く、誰とでも気兼ねなく接した人だったという。彼をよく知る人たちも、直接は知らない人たちも、誰もがその人柄をしのび、悼んでいる。

赤木雅子さんの覚悟「夫婦そろって日本に殺された。でも、私はまだ生きている」

 安倍さんほど、亡くなってからその死を惜しまれた総理経験者は、まれではないか。見栄えがよく、若々しく、物おじしない態度はサミットなどで外国の指導者たちと並んでも遜色なかった。そんな彼の姿を見て、誇らしいと感じた人も多かっただろう。

 彼に人間的魅力があったことは確かだろうし、得難い人ではあったと思う。

 だが、人柄だけですべてを語ることはできない。彼は公人であり、この国の政治的責任者だった。

 有名人が亡くなり、世の中が“追悼モード”になると、日本人はすぐに人柄と業績をいっしょくたにして、“不都合な真実”はすべて水に流してしまう。人としての評価と、政治家としての評価は分けるべきだ。

 安倍政権をよく言うなら、「憲政史上最長の7年8カ月の在任期間を誇り、アベノミクスで経済を牽引し、コロナと闘い、東京にオリンピックを再び呼び込むことに成功した政権」というところか。

 だが、結果的に経済は回復せず、給与水準も上がらず、新しい産業も興らず、個人GDPでも韓国に抜かれた。

 政治家としての安倍氏には、罪もある。最大の罪は「嘘が通る社会」をつくったことだと私は思っている。「モリカケサクラ問題」は消えたわけではない。その影響下で自ら命を絶った人もいる。それを忘れてはならない。

「桜を見る会」問題では国会で118回もの虚偽答弁をしながら、捜査は終結。水に流された。

 総理にならってか役人までもが嘘をつき、彼を喜ばすためにいらぬ忖度をし、文書改ざんや統計の数字をごまかすようになった。最低だ。

 この状況を招いたのは格差・能力差を是とする新自由主義思想であり、責任はそれを信奉して国をミスリードした安倍さんにある。

 未来を担う子どもたちが総理大臣の嘘のことを知ったら、「総理大臣が許されるなら、自分が嘘をついてもきっと許される」と思うだろう。自分が嘘をつけば、必ずどこかで誰かが傷つく──。そんな当たり前のことがわからずに大人になり、「嘘をついても許される」と考える人間ばかりになったら、この国はいったいどうなるのか? そんな“悪い種”をまき、「嘘が通る社会」をつくったことが、安倍元総理のもっとも大きな罪といえるのではないか。

 それゆえに、私は彼の国葬には反対だ。

(三枝成彰/作曲家)

旧統一教会の"献金"内部資料を独自入手 毎年200億円以上が韓国へ…【報道特集】 (1/2) (2/2) 07/30/22 (TBS NEWS DIG Powered by JNN)

独自入手した旧統一教会の内部資料から献金集めの実態に迫る。さらに韓国人現役幹部が取材に応じ、日本からの献金、日本の政治家との関係を赤裸々に語った。

【写真を見る】旧統一教会の"献金"内部資料を独自入手 毎年200億円以上が韓国へ…【報道特集】

■取材に応じた韓国人現役幹部
2021年9月。旧統一教会の関連団体、UPFが開いたイベントにアメリカのトランプ前大統領がビデオメッセージを送っていた。次にスクリーンに映し出されたのが、安倍元総理の姿だった。

安倍元総理
「朝鮮半島の平和的統一に向けて、努力されてきた韓鶴子総裁をはじめ皆様に敬意を表します」

この映像は、韓国の会場からオンラインで世界に配信された。韓国人の現役の信者が報道特集の取材に応じた。男性は40年前に入信し、現在、教団の幹部をしているという。

韓国の教団幹部
「正直私は安倍さんに、かなり悪い印象を持っていました。独島(竹島)問題、慰安婦問題、教科書問題、軍国主義の復活などがあったからです」

Q ビデオメッセージによって、安倍氏への考え方が変わった?

韓国の教団幹部
「そうです、大変驚きました。あのとき動画が流れることは秘密でしたし、あの映像が流れてみんなが驚きました。安倍さんのことをよく知らなかった人や否定的に見ていた人たちが、“すごくいい方だ”と言ってイメージが大きく変わりました」

この幹部は、1992年の合同結婚式で日本人女性と結婚し、今もその妻と韓国で暮らしているという。

韓国の教団幹部
「私が合同結婚式に参加したとき、中曽根元総理がビデオメッセージを送ってこられました。そのことを思い出します。日本では、統一教会のイメージが悪いので、安倍さんは、今回のメッセージを送ることに悩んだと思います。政治家として大きな負担を感じたはずなのに、送ったということに対して、大きな意味があると私は感じています」

■トランプ前大統領のビデオ出演で風向きが変わり・・・
安倍元総理へビデオ出演を依頼したのが、UPFの日本支部。中心となって働きかけたのが梶栗正義会長だ。信者に向けた配信映像を入手した。安倍氏のビデオ出演のひと月後に行われた教団の礼拝。梶栗会長がそのいきさつを語っていた。当初は、3人の元総理に話を持ち掛けたというが・・・。

UPF天宙平和連合 梶栗正義会長
「(元総理の)事務所から一体何を言われたかと。『結局、あなたたち団体は、私共の〇〇先生を団体の宣伝材料に使いたいだけでしょ。布教のために利用したいだけでしょ』と。3人の元首相からはそっぽ向かれました」

ところが、トランプ前大統領のビデオ出演が決まったことで風向きが変わった。安倍元総理側とは、過去にこんな話をしていたという。

UPF天宙平和連合 梶栗正義会長
「先生、もしトランプがやるということになったら、やっていただかなくちゃいけないけどどうかと。“ああ、それなら自分も出なくちゃいけない”という話を実は2021年の春にやりとりをしてたんですよ。先方から『やりましょう』という答えが返ってきて私の耳に入ったのが、8月24日。この8年弱の政権下にあって、6度の国政選挙において私たちが示した誠意というものも、ちゃんと本人が記憶していた」

韓国の教団幹部は、安倍元総理がビデオメッセージを送った理由についてこう話す。

韓国の教団幹部
「政治家はたくさんの人々と接する必要があり、選挙の票を意識した行動を取らざるを得ないんです。政治家は“多宗教人”だといわれます。票のためにキリスト教ではキリスト教徒のように、仏教であれば、仏教徒のように振る舞うしかないのです」

■“献金”内部資料を独自入手
この幹部に、かつて強引な“献金集め”が社会問題化したことについて尋ねた。

韓国の教団幹部
「よく知っています。当時は文総裁が最も世界的な活動を行った時期で、この時期の教団には多額の献金が必要でした。それで多少、無理な方法で献金が行われたことも少しは知っています。それについて、日本統一教会は2009年のコンプライアンス宣言によって、“これ以上、強制的な献金を行わない”と打ち出したはずです」

実際はどうなのか?報道特集は、旧統一教会の関係者から内部資料を入手した。

これは、日本人信者の献金額だという。

1999年度から2008年度まで、献金額は年間おおむね600億円で推移している。2009年のコンプライアンス宣言の後も変わらず600億円近くの献金を集めていたことが分かる。

別の資料に示されたTD。ThanksDonation「感謝献金」の略で、日本から韓国の教会側へ送金した金額だという。

2009年度以降3年間で、200億円以上が毎年、送金されている。さらに別の内部資料には、韓国の関連財団への送金額が日付ごとに記されていているという。2013年度には約132億9996万円が送金されていた。

■HK=「返金(HenKin)」は30億~20億円台

韓国の教団幹部
「日本の信者たちは大変な額の献金をしてくれました。とても感謝しています。おかげで今日の統一教会は世界的な宗教に発展し、彼らは世界を救う運動に大きく貢献したと思います」

さらに、資料の「HK」という項目。「返金(HenKin)」を意味する言葉で、裁判によって、教団側が信者側に支払った損害賠償などの金額が示されている。その額は30億円から20億円台で、2009年度以降も信者に返金する事態が続いていた。

献金について旧統一教会は番組の取材に対し、「宗教法人は公表したこともなければ、公表する義務もない」としている。

TBS NEWS DIG Powered by JNN

下記の言いたい事はわかるが自民党が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)や友好団体との関係を維持する限り難しいと思う。とにかく、寄付や心理学的に洗脳やマインドコントロールに利用される行動や活動を宗教団体に限らず、制限する事が必要だと思う。宗教や宗教団体に拘るから、法律の解釈や反対する人達がいると思う。
とにかく、外堀から埋めていくしかない。ただ、姑息にいろいろな事をする事は想像できるから、直ぐにはなくならないだろう。また、自民党だけでなく、信者がいろいろな組織の中に紛れている可能性は非常に高いので、いろいろと骨抜きにする、又は、抜け道が含まれる規制や対策が出来る可能性はある。
本当に日本の事を思うのなら、野党の議員はしっかりしてほしい。野党がしっかりしないから、与党が衰えない。民主党の大失敗を見ているから、迷っている有権者達は存在すると思う。まあ、立憲民主党に関しては何が問題なのか理解していない議員が多いように思える。まあ、個人のポリシーや支持団体の思いもあるのだろうから、好きにすれば良いと思う。

被害は現在も続いている。その被害の大きさを考えれば、もはや宗教団体ではなく、矛盾だらけの巨大な詐欺集団ともいえる。被害者の心情を鑑み、調査によって被害の全容が明らかになれば、国はただちに宗教法人格の剥奪などしかるべき手段を取るべきではないか。

山上容疑者の母が見た「死んだ夫の霊」の正体と、旧統一教会の教学システム (1/3) (2/3) (3/3) 07/29/22 (現代ビジネス)

安倍晋三元首相を銃撃した山上徹也容疑者の母は、旧統一教会の熱心な信者であり、1億円を超える献金をしていたといわれる。背景には、同団体のカルト的な教学システムがあったとされるが、それはいったいどのようなものなのか? 宗教問題に詳しいノンフィクションライターの大泉実成氏が、その矛盾点を指摘する。

山上容疑者の母が語っていた「死んだ夫の霊」 「死んだ夫の霊がさまよっていて、献金するとしかるべき所におさまる」(NHK関西NEWS WEB 7月22日)

この言葉は安倍元首相を銃撃して死亡させた山上徹也容疑者の母が述べたものである。周知のように容疑者の母は旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合。以後は旧統一教会と表記)の熱心な信者であり、一億円を超える献金をしていたという。

驚くべき金額だが、筆者の知る限り旧統一教会では決して珍しいことではない。むしろ驚くのは、この金額を教団に献金させ、家庭を崩壊させ、山上容疑者を安倍元首相の殺害に追いやったこの言葉である。一体どのような経験をすれば、こんな言葉が生まれてくるのか。

特徴的なのは、抽象的な概念を述べているのではなく、極めて具体的で感覚的、特に視覚的なことだ。まるでそれを見ているかのようである。これは旧統一教会の教学システムと深く関わり合っているものなのである。

筆者は1988年から1994年にかけて、宗教団体に親族や友人が捕らわれてしまったと述べる人たちに、ロジャーズ学派に基づくカウンセリングを行っていた。

ロジャーズ学派は、非指示的療法といって、クライアントに思いのたけを話させながら徐々に視野を広げさせ、クライアント自らが悩みを解消すること、そのための気づきを与える点に特徴がある。

また、家族の鎖の解消という重要概念があり、家族関係に縛られている信者親族の悩みの対処法としてはうってつけだった。こうしたカウンセリングの過程で、いわゆる新宗教と呼ばれる教団の資料を集めていたのだが、その中に旧統一教会も含まれていた。

彼らの拠りどころとなる「原理講論」。これを読んでみると、まずわかりにくい造語が多出する。新宗教によくある権威付けのためのものという印象を受けた。

聖書からの引用が多数あったが、教団の教義のためのこじつけのようなもので、内容的にも矛盾が多く、その聖句の歴史的な文脈が押さえられていなかった

この点では筆者が9歳から14歳まで所属し、その後起こった「エホバの証人輸血拒否事件」の解明のため、一年間潜入取材を行うことになった、エホバの証人の方がはるかにましだった。彼らは聖書原本から英訳された「新世界訳」という聖書を持っており、かなりバイアスがかかってはいるものの、その歴史的な文脈を彼らなりに押さえている。

信者が神や霊と“出会える”カラクリ その点、旧統一教会の「原理講論」には哲学者たちの記述もあったが、理解が浅薄でステレオタイプ。さらに、様々な解釈が可能な「黙示録」の一方的な断定(これはエホバの証人や、筆者が二年近く体験取材をしたオウム真理教にも見られる)が見受けられた。

また、キリスト教という一神教を表看板にしながら、神の存在証明に関する記述がないのも大きな問題だった。

しかし、紙の資料だけでは伝わらないものがある。カウンセリングを始めた当初は、霊感商法の被害や手口についての雑誌記事などがたくさんあったが、教学システムに関わるものはほとんど出回っていなかった。その中で、関係者の語る世界は実に生々しかった。

ある時、私のもとに旧統一教会から友人を脱会させたいという大学生がやってきた。彼自身も教学システムを途中まで行ったが、講師の人間の目の色が異様だったので、怖くなって教団を離れたという。

彼の話で興味深かったのは、常に信者の睡眠時間を少なくしておくこと(徹夜祈祷などが行われる場合もある)、断食などが行われることである。カルトの二大特徴は、このように生理的剥奪を行うことと、法外な献金を要求することだが、旧統一教会はこの両方が当てはまっている。

睡眠を奪われると意識レベルが低下し、教義のすりこみがやりやすくなるし、容易に幻覚や幻視にとらわれるやすくなる。

あるいは神や霊と出会ったかのような神秘的な体験をする人もいる。元々の霊媒体質でなければ、山上容疑者の母にはこの過程で夫の霊の幻視が起こり、「夫の霊」が“見える”ようになったのではないか。

こうした経験が教会の教義に絡め取られると、容易に「先祖の霊が地獄に堕ちているせいで夫の霊が苦しんでいる。このままではもっと恐ろしいことが起きる。献金しなければならない」と言われるようになる。

そこで「死んだ夫の霊がさまよっていて、献金するとしかるべき所におさまる」という異様な言葉が生まれ、「夫の霊」と「献金」という、本来結びつくはずのないようなものが結びついていき、一億円を超える献金が生まれたのではないだろうか。

オウム真理教と旧統一教会のちがい 結局この高額な献金による家庭崩壊が、山上容疑者を追い詰め、安倍元首相を銃撃するという結果を招いた。もちろん、銃撃によって人を殺すなどというのは許されないことだ。ただ、このとめどない献金が家庭の不和を招き、山上容疑者が旧統一教会への怨恨を深めていくことになったのも事実だと伝えられている。

その結果、亡くなった安倍元首相をはじめとして、多くの政治家と旧統一教会の癒着が徐々に明らかになっていった。政教分離の原則からすれば、自民党が票田として旧統一協会の組織票にすがっていたというのもあってはならないことだ。

金の流れを含め、旧統一教会と自民党との不透明な癒着構造は司直の手によって徹底的に明らかにされなければならない。

しかし現実には、自民党右派とその総裁が、旧統一教会と1960年代から反共産主義という立場で協力し合ってきたという歴史がある。

安倍元首相の祖父に当たる岸信介元首相と文鮮明教祖は直接会談し、1968年には岸をトップにした国際勝共連合という組織が創立されている。

1974年、当時大蔵大臣だった福田赳夫は、文鮮明の開いた晩餐会で「アジアに偉大な指導者現る。その名は文鮮明である」として、文を絶賛するスピーチを行っている。晩餐会に出席した自民党議員は40名。1986年には勝共推進国会議員が120名もいた。

1992年、元女優・歌手の桜田淳子らが出席した合同結婚式には、中曽根康弘元首相から「民族問題や宗教の対立を超えて、人類の理想に向かって進もう」という祝辞が送られたほか、旧統一教会親派の自民党議員の名前を上げたらきりがない。警察が手を出しかねているのもこれが原因である。

そして2021年、山上容疑者が安倍元首相を殺害する動機となった、安倍氏が旧統一教会の関連団体に送ったビデオメッセージ。それを見た信者たちがどれほど感動し、自己の信仰に自信を持ったかは、想像に難くない。

1990年、オウム真理教は自ら権力を手に入れようと国政に打って出たが大敗。その後、方針がテロに変わる。その結果、あっという間に解体された。

一方で旧統一教会は政権を利用し、庇護されることでサバイバルする方針を取ってきた。その結果の差は歴然としている。

被害は現在も続いている。その被害の大きさを考えれば、もはや宗教団体ではなく、矛盾だらけの巨大な詐欺集団ともいえる。被害者の心情を鑑み、調査によって被害の全容が明らかになれば、国はただちに宗教法人格の剥奪などしかるべき手段を取るべきではないか。

取材・文/大泉実成 写真/AFLO

程度の違いはあれ、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)や友好団体と同じだと思う。姑息に侵食してくる組織。大きな違いは自民党、多くの自民党議員及び一部の野党議員にとってはメリットがある関係だと思う。

【独自】兵庫医大が「孔子学院」閉鎖 中国と共同運営の研究機関 海外では「スパイ拠点」疑惑も 07/29/22(神戸新聞NEXT)

 兵庫医科大(兵庫県西宮市)が、東洋医学の教育・研究拠点として中国の大学と共同運営していた「中医薬孔子学院」を閉鎖したことが分かった。「孔子学院」は中国政府が約20年前から各国の大学内に設立し、日本でも15大学に開設されたが、文部科学省が活動の不透明さを問題視し、欧米を中心にスパイ活動や政治宣伝機関の拠点とも疑われている。閉鎖は国内2例目で、同様の動きが相次ぐ可能性もある。

【表】国内の大学に設置された「孔子学院」の一覧

 孔子学院は2004年以降、中国語や中国文化を広げるため、中国政府の出資で設立。中国側の報道によると、160超の国・地域で約550カ所が開設されている。現地と中国の教育機関が共同運営する形を取り、中国側が中国人教師を派遣している。

 文科省によると、日本では05年に立命館大が初めて開設。早稲田大や関西外国語大などが続き、19年までに計15大学に広がった。

 一方、近年になって米国では、孔子学院が中国のスパイ活動に利用されている疑いがあるとして、米連邦捜査局(FBI)が捜査。英国では今年9月に首相の後任を決める与党・保守党の党首選で、孔子学院を一斉閉鎖させることの是非が争点に浮上している。

 関係者によると、兵庫医科大は12年11月、中国の北京中医薬大学と共同で「中医薬孔子学院」を設立。日本で漢方薬として普及している「中医薬」の研究や人材育成を進めるとうたい、医療系の孔子学院はアジア初だった。

 日中の研究者や学生が相互に訪れ、シンポジウムや市民講座も開いてきた。ただ、学院長は兵庫医科大の教授が務める一方で、中国人とみられる副学院長にも「中国側学院長」との肩書があり、どちらが事実上のトップで意思決定の権限を持つのかが見えにくいとの指摘もあったという。

 閉鎖は2月28日付。兵庫医科大は理由について「運営母体の中国国際中文教育基金会との協定期間が満了したため」とのみ説明。閉鎖の経緯▽運営に絡んで中国から資金提供を受けていたか▽教育活動への介入があったか-などについては「お答えできない」としている。

 国内では昨年3月に工学院大学(東京)が閉鎖。文科省によると、現在は13大学が運営している。

まあ、「美しい日本」は茶番で踊らされた国民があほだったと言う事だろう。結局は、自己中はOKだけど、自己中と悟られないように上手く振舞えと言う暗黙のシグナルだと思う。ボランティア活動などは、政治活動の偽善アピールか、お調子者か、良い人だと思われ注目されたい、又は、本当にめでたい人達のためなのであろう。SDGsは流行りのアピールであって、本気で総合的に考えている人達は少ないのかもしれない。自分の活動や加入している団体のアピールする場であって、SDGsでなくてもどうでも良いのかもしれない。
自己中と思われなければ、自己中はOKと言う事だろう。

旧統一教会「反社会的勢力の定義困難」 木原副長官が言及避ける 07/29/22(朝日新聞)

 木原誠二官房副長官は29日の記者会見で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)について、「政府として、反社会的勢力ということをあらかじめ限定的かつ統一的に定義することは困難」と述べた。公明党の北側一雄副代表が28日の会見で、旧統一教会を「反社会的」と言及したことについて、政府の認識を記者団から問われて答えた。

 北側氏の発言について、木原氏は「党の立場で発言されたものと承知しており、政府としてのコメントは差し控えたい」と述べるにとどめた。北側氏は「旧統一教会というのは過去に様々、事件があった。政治の側として、そうした反社会的な団体と認められる、反社会的な団体と評価される団体から、支援を受けていく、さらには行事に参加をしていくことは慎重でなければいけない」などと発言していた。

 政府は2019年12月、当時の安倍晋三首相が主催した「桜を見る会」に出席していたとされ問題となった「反社会的勢力」について、「あらかじめ限定的かつ統一的に定義することは困難」との答弁書を閣議決定している。一方、政府が07年にまとめた指針では、反社会的勢力を「暴力、威力と詐欺的手法を駆使して経済的利益を追求する集団または個人」と定めていた。(阿部彰芳)

旧統一教会とベッタリの自民党「改憲草案」にSNSで再び注目が…「20条」の危険な中身とは 07/29/22(日刊ゲンダイDIGITAL)

政治家と旧統一教会の関係が報じられて、ツイッターでは連日、「#統一教会と自民党の解散を求めます」「#統一教会と自民党」「#統一教会と関わった議員の辞職を求めます」などのハッシュタグ付きで、政治と宗教についての意見が交わされている。

【写真】安倍昭恵夫人の“奇抜ドレス”「即位礼正殿の儀」をブチ壊し!

 そこで再び話題になっているのが自民党の「改憲草案」だ。《自民党改憲草案、統一教会の教義にそっくり。》《これだけ癒着していれば自民党の改憲草案が統一教会の希望通りの内容なのもうなずける。》といった声があがっている。

 なかでも「20条」の問題を指摘し、《自民党の改憲草案です。第20条改憲でカルトに乗っ取られます。いま、止めなければ。》《政教分離を例外的に認める方向に》と危機感を募らせる投稿が増えている。自民党の改憲草案では、信教の自由(20条1項)と政教分離の原則(同3項)を緩和しているからだ。

 現行憲法の「第20条 信教の自由」には、「1項 信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。」「3項 国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。」となっているが、改憲草案の1項では「信教の自由は、保障する。国は、いかなる宗教団体に対しても、特権を与えてはならない。」となっており、「政治上の権力を行使してはならない」が削除されている。

 また3項では、「国及び地方自治体その他の公共団体は、特定の宗教のための教育その他の宗教的活動をしてはならない。ただし、社会的儀礼又は習俗的行為の範囲を超えないものについては、この限りではない。」とし、「及びその機関」の文言が削除され、「特定の宗教のための」と「ただし、社会的儀礼又は習俗的行為の範囲を超えないものについては、この限りでない。」の文言が付け加えられている。

 これによって、宗教教育その他いかなる宗教的活動が禁止されるのは「特定の宗教」に限られるといえるし、「社会的儀礼又は習俗的行為の範囲を超えない」と判断されたら、国や自治体が宗教教育や宗教的活動をしても許されることになってしまう。

 こうした中身にSNSで不安の声をあげているのだ。これまで主に「9条」が注目されてきた改憲草案。旧統一教会問題で、政教分離の原則にも関心が寄せられている。

こんな政治家なのか、こんな事しか言えないほど問題が深刻なのか、どちらにしても問題である事には変わりがない。

岸防衛相が旧統一教会の被害「認識していた」に非難殺到!「霊感商法の被害者より自分の票が大事なのか」 07/29/22(日刊ゲンダイDIGITAL)

《知ってたんかい!》
《なおさらタチ悪いよね》
《霊感商法の被害者よりも、自分の票が大事ってこと?》

岸信夫防衛大臣が会見で明かした 旧統一教会ベッタリよりも“危ういコト”

 ネット上で、疑問の声が続出しているのが、参院選の演説中に銃撃されて亡くなった安倍晋三元首相の実弟・岸信夫防衛相だ。

 岸防衛相は26日の会見で、銃撃犯の山上徹也容疑者=殺人容疑で送検=が安倍氏銃撃の理由に挙げた「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)との関係について問われた際、「(団体のメンバーと)付き合いもあり、選挙の際もお手伝いをいただいている」などと説明。

 さらに29日の会見では、旧統一教会の霊感商法や献金強要被害などの問題が指摘されていることの認識を問われ、「そういうことが言われている団体だということは認識をしていた」と答えていたから驚くではないか。

「認識」していたのであれば、関係を見直すのは当然だろう。なぜ、それでも反社会的勢力といわれる団体との関係を続けたのか。

 自身の票欲しさが理由であれば、公僕=国会議員として、ふさわしいのだろうかと指摘せざるを得ない。

旧統一教会の霊感商法や献金強要被害 岸防衛相「認識していた」 07/29/22(毎日新聞)

 岸信夫防衛相は29日午前の記者会見で、過去に霊感商法や献金強要被害などの問題が指摘された世界平和統一家庭連合(旧統一教会)について、「そういうことが言われている団体だということは認識をしていた」と述べた。

【一覧】旧統一教会との関係を明かした主な政治家

 会見で岸氏は、旧統一教会を巡る問題に対して「被害に遭った方がいることは大変な問題だと思っている」と述べた。今後も選挙で支援を受けるかについては「適切に判断し、対処したい」とした。

 岸氏は26日の会見で、自身と旧統一教会の関係について「(団体のメンバーと)付き合いもあり、選挙の際もお手伝いをいただいている」と説明。今後も支援を受けるかについては「軽々に答えることはできない」としていた。【川口峻】

こんな政治家なのか、こんな事しか言えないほど問題が深刻なのか、どちらにしても問題である事には変わりがない。

自民・福田氏 旧統一教会問題めぐる発言でジャーナリストが懸念「被害者に言ってるようにも」 07/29/22(スポニチアネックス)

 ジャーナリストの角谷浩一氏が29日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)に生出演し、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と政界の関係をめぐる問題についての自民党・福田達夫総務会長のコメントについて言及した。

 同番組では、福田氏のこの日午後のコメントを、フリップを使って紹介した。「まず第一に、党としては(関係が)ないと幹事長が明確に申し上げているというふうに僕も理解している。正直、僕自身が個人的に全く関係がないので、何でこんな騒いでいるのか正直よく分からない。我が党が組織的にある団体から強い影響を受けて、それで政治を動かしているのであれば問題かもしれないが、僕の今の理解の範ちゅうだとそういうことが一切ないので、それを取り立てて問題だということが、何か物事を良くするのか、非常に僕は極めて疑問に思っている。正直言いますよ。何が問題か僕よく分かんないです、という感じです」といった内容だった。

 組織の政治への影響力を否定する内容だったが、角谷氏は「問題は、統一教会の被害者の弁護をしている弁護士さんたちや、被害者の皆さんに“何が問題なんですか?”と言ってしまっているようにも聞こえてしまいかねない」と指摘。「福田さんの言葉はちょっと足りないようなので、この後ちょっと政局の中で大きなポイントになってくるかもしれない」と懸念を示した。

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)や友好団体が幅広く、定着していた事には驚く。逆に、正体を隠して、活動や信者を増やす活動を行っている宗教団体に対する規制は必要だと思う。少なくとも堂々と名前を掲げて活動や信者を増やす勧誘活動をするべきだと思う。

旧統一教会関係誌代、政務活動費で過払いか、さいたまで住民監査請求 07/29/22(朝日新聞)

 さいたま市議2人が政務活動費を使い、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の友好団体が発行する新聞や雑誌を定価以上の価格で購入するのは実質的な寄付行為で違法として、吉田一郎市議(無所属)らが28日、住民監査請求を出した。清水勇人市長に対し、市議2人に計7万2千円を返還させるよう求めている。

 請求書などによると、新藤信夫市議(さいたま自民)は3月、教団の友好団体「国際勝共連合」が発行する「世界思想」「思想新聞」の年間購読料として政活費3万6千円を支払った。だが、団体がホームページに載せる年間購読料は各1万800円と8712円で計1万9512円。政活費が1万6488円余分に支出されたと訴える。

 鶴崎敏康市議(さいたま自民)も「世界思想」など4誌の年間購読料として政活費3万6千円を払ったが、団体のホームページの購読料は3万3110円だった。

 吉田市議は「正規の購読料を上回る金額を支払って統一教会関連団体に政務活動費を使用して実質的な寄付をおこなうことは違法な支出である」と訴える。

 新藤市議は「集金時に出された領収書の額面通りに支払っていた。本当に差額があるなら、政務活動費を返さないといけない」。鶴崎市議は「領収書の記載が正しいと思っていた。確認して対応したい」と話している。(上田雅文)

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)とお互いのメリットのために協力できると言う事は、共通点が多いと考えた方が良いと思う。ならば、変わらないと思う。有権者達が次の選挙でどのような判断するのか?そして野党がこれまでのようにだらしなく中途半端な事を言ったり、するのか次第だと思う。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

kanasumi

国葬をするにあたり、功績の評価云々以前に、悪徳団体との関わりで信頼が失墜したということは別問題とするのか。
そここそがまずは国葬をしてよいかどうかという話になるのではないか。
祖父から繋がりがあり、近年になっても団体に送ったメッセージ動画や他の議員も次々に関わっていたことが明らかになった。
全財産を吸い取られても洗脳され生活が破綻している人やその家族のことなどはどうでもよく、持ちつ持たれつ票を集めのために人を騙すような団体と繋がっていた人がなぜ国葬されるに値するのかと。
国民の代表に選ばれるべく国民を護るという基本的考えがあるはずの部分で決定的に裏切っていたのだ。 政府がまずはそこに何も触れず進めることに違和感がある 。

自民党の前参院議長が爆弾証言!「安倍氏に旧統一教会の票を依頼」 北海道テレビがスクープ 07/29/22(日刊ゲンダイDIGITAL)

 衝撃の爆弾証言が飛び出した。

 安倍晋三元首相の銃撃事件で明らかになった、自民党と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の癒着問題。北海道テレビ放送(HTB)は28日、自民党の幹事長代理などを務めた伊達忠一前参議院議長(83)=2019年に政界引退=が、過去の参院選で安倍氏に旧統一教会の票を依頼したことがあると認めた──と報じたのだ。

【写真】安倍新内閣はまるで“カルト内閣”…統一教会がらみ12人、日本会議系も12人

 HTBの報道によると、伊達氏は旧統一教会やその関連団体が主催するイベントに少なくとも3回参加。20年8月のイベントにオンライン参加した際には、「今日ほど文総裁・韓総裁ご夫妻が説いておられる共生・共栄・共義の精神が切実に必要とされる時代だろうと思っています」などと挨拶していた。

 伊達氏はHTBの取材に対し、2016年の参院選に全国比例で出馬した自民党の宮島喜文氏(71)=財務大臣政務官などを歴任=を応援した際、安倍氏に旧統一教会の組織票を回すよう依頼したと証言。この時は、安倍氏の了解を得て宮島氏は初当選を果たしたものの、今回の参院選では安倍氏から「今回は井上(義行)で」などと拒否されたため、宮島氏は出馬を辞退する展開になった、という。

 参院議員を3期務め、自民党の参院国対委員長も務めた人物の「証言」だけに驚きだ。事実であれば、HTBの大スクープだ。安倍氏は旧統一教会の票を差配する役割だったわけで、今後、どこまで両者の「黒い癒着」の実態が明らかになるのか注目だ。

江川紹子氏 旧統一教会の〝猛烈嫌がらせ〟と〝脅し〟告発「今も態度は変わっていない」 07/29/22( 東スポWeb)

 ジャーナリストの江川紹子氏が29日、ツイッターを更新。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の組織ぐるみのメディアへの嫌がらせを〝告発〟した。

【写真】旧統一教会信者が全力で踊る「無条件ダンス」の破壊力

 江川氏は旧統一教会側が一部メディアの取材に対し、全国霊感商法対策弁護士連絡会所属の弁護士への嫌がらせ電話や、名称変更などをめぐる政治家への働きかけについて「そのような事実は一切ございません」と回答した、という記事を引用。

 その上で「嘘はよくない」と一刀両断し「『嘘』と言えるのは、新聞記者時代に私も経験しているから」と説明した。

 さらに「統一教会は私が書いた記事についてすさまじい電話攻撃をしてきて、新聞社の通信機能がほとんどストップする事態に。やめてくださいと言いに行ったら、教団は否定し、分厚いメディアの訂正集をドンと私の前に置いた。教団との関連を書くとお前もこうして訂正を出すことになるぞ、という脅し」と暴露。

 続けて「しかし、後に脱会した元信者が『10円玉を持たされて、神奈川新聞に電話をかけるように指示された』と告白しており、組織ぐるみの嫌がらせだったことは明白。そういう嘘を、何十年もついてきて、今もそういう態度は変わっていないんですね」と皮肉った。

東京スポーツ

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)は問題だと言う認識はあったがここまで酷かったことは分かった。この前、日本に住んでいない外国人と話す機会があったので、安倍晋三元首相の銃撃事件と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関係について日本の大手メディアは避けていると説明した。マインドコントロールを使うカルト宗教だと説明し、何百億円ものお金が日本から韓国へ流れたと説明したら、そんな事はニュースで言われていないので、元首相が殺害されたぐらいしか知らなかった驚いていた。そんな宗教団体と関わっているのなら、税金を使ってまで国葬は必要ないと言っていた。その外国人は政治家は基本的に嘘つきが多いと言っていた。

日本は世界最悪のカルトの吹き溜まり…統一教会がデタラメな教義で大金を巻き上げられた根本理由 (1/4) (2/4) (3/4) (4/4) 07/28/22(プレジデントオンライン)

なぜ統一教会は日本で信者を増やせたのか。カルト問題に取り組む弁護士の紀藤正樹さんは「日本はカルトの世界的な吹きだまりになっている。軸となる宗教がなく、信教の自由の幅が大きいために、カルトを規制できず繁栄を許してしまった」という――。

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 ※本稿は、紀藤正樹『決定版 マインド・コントロール』(アスコム)の一部を加筆・再編集したものです。

■日本にはどのような「カルト」集団があるのか

 社会を混乱させ、社会のルールを乱し、社会のモラルを破壊し、最悪のケースでは殺人すら躊躇しないカルトは、多くはありません。

 カルトという言葉自体に否定的なニュアンスがあり、しばしば差別的な決めつけに使われることもあって、私がメディアなどで日本の宗教団体をカルトと名指しすることは、めったにありません。

 その私が、「カルト」とも評価してよいだろうと思う宗教ないし宗教的集団は、オウム真理教、統一教会などです。

 まさに犯罪や反社会的行為という実態をともなっています(した)から、その事実に基づいてカルトと評価してよいと考えます。こうしたカルトが大きくなっていくときは、四つの要素が必要だといわれています。

 第1に「教祖」で、霊能者や超能力者と自称することが多いですが、法規範・社会規範を逸脱することをも気にしないし厭わない、世間的に見れば「異常」とも評価できますが、信者から見ると、ある種のカリスマ性を持つタイプの人が一人必要です。

 第2に、その人は支離滅裂なデタラメをいいますが、それを教典にうまくまとめる「理論家」が必要です。

 第3に、ある程度まとまったおカネをポンと出す「スポンサー」が必要です。おカネは教団を拡大する起爆剤となりますが、この最初の「スポンサー」も被害者であることがしばしばあります。

 第4に、信者を勧誘してくる力のある「営業マン」が加われば、四つの要素がそろいます。このとき、ほんの小さな集団にすぎなかった、いわばカルトの種が、爆発的に芽を吹き出し、本格的なカルトへと膨らみはじめます。

■日本のカルト問題の原点

 日本の霊感商法被害の最大は統一教会によるものだ、と本書で申し上げました。とくに、オウム真理教が壊滅した95年以降は、霊感商法問題にとどまらず、日本のカルト問題の多くは、やはり統一教会がらみが多かったと考えてよいでしょう。

 オウム真理教や統一教会というカルトになってくると、既存宗教の寺や教会にあたる道場や施設にも信者を住まわせます。こうした施設は修行や祈りの場というだけでなくて、労働や生活の場。親が入信したら、何も知らない幼い子どもまで連れていかれるという世界も現出します。

 ここで、カルトに引き込まれて深いマインド・コントロール状態にある人を、いかにして教団施設から引き離し、取り戻すかが大問題となります。その始まりは日本では、やはり統一教会でした。

 統一教会は、日本と韓国の間に国交がなかった1958年に宣教師を密入国させ、日本で伝道を始めたといわれています。59年に日本統一教会が創立されると、高校生や大学生などの若者を中心に「原理運動」が活発におこなわれました。統一教会の学生向け布教団体が原理研究会(「CARP」という言い方もします)です。

 統一教会は、早稲田大学や東京大学をはじめとする大学を舞台に、「聖書に興味はありませんか」とサークル活動を装って勧誘を繰り返し、学生たちを原理研に引きずり込んだのです。研修は合宿生活を通じておこなわれるため、家に帰らない学生が増大し、62年には原理運動対策父母の会ができました。

 これが1967年に新聞に取り上げられて社会問題になったのが「親泣かせの『原理運動』」です。これこそが日本のカルト問題の原点といえるでしょう。

■統一教会に破壊された親子の関係

 統一教会の大学における勧誘は、今日も続いています。統一教会に入信する学生の多くは、このルートで引きずり込まれた若者たちです。

 親が子どもを探して連れ戻そうとすると、組織的に行方不明にしてしまうことも統一教会の常套手段です。

 たとえば大阪で勧誘された学生の親が猛反対していると、統一教会はその子を東日本にある施設に移し、隠してしまいます。統一教会本部に行って問い合わせると、「知らない」などといいます。信者登録カードがあって信者は管理されていますから、知らないはずはありませんが、居場所はわからないとウソをつくのです。

 移した先の「ホーム」と呼ばれる施設でも、バレないように偽名を使わせたり、外に出て勧誘する仕事ではなく「食当」という食事当番を担当させたりします。統一教会のホームは、最盛期には全国に1000カ所はあり、現在でも数百カ所以上あるのではないかと推測されますが、住所は公開されていません。なお、公にしている教会は約290あり、こちらはホームページをつくるなどして住所を公開しています。

 このような統一教会の家族破壊にあって、子どもが何年も消息不明で悩んでいる親も数多くいます。これは、その子が親のことを何も考えず、親を見捨てて行方不明になったわけではなく、親が地獄に堕ちて苦しまないように、自ら行方不明になっているのです。

■マインド・コントロールの恐ろしさ

 どういうことかというと、信者は、統一教会の活動を続けなければ自分は地獄に堕ち、親も死んで地獄に堕ち、先祖もみんな地獄に堕ちて苦しんで二度と這い上がることはできない、と教え込まれているのです。

 自分は磔になったイエスの心をもって捨て石となり、「氏族メシア」として親も含めた氏族全員を救わなければならないと信じ込まされている。だから、親に会いたくないとか親を否定するのではなく、親を救うために、親から隠れて活動を継続する。親も子に会えずに苦しむが、子も苦しみながら姿を隠す。なんとも非人道的で不条理な話だと思いますが、これが現実です。

 統一教会の例を見ていると、もともとが優しく親思いで、生真面目で、悪いことなど微塵もしそうにない、ようするにとても誉められる人格を持っている子どもほど、統一教会の活動に熱中してしまうことがよくわかります。

 つねに心底、人のため親のためにやっているので、弱者からなけなしのおカネをだましとっても平気です。カネを持つこと自体が財の因縁にとらわれているから、それを解いてあげればその人の功徳になり地獄に堕ちないですむという発想だからです。オウム真理教のポアと同じです。

 本人は、「自分はこの人をだましておカネを取る」ということはわかっていますが、罪悪感がほとんどありません。罪悪感を持たないようにマインド・コントロールされています。自立した主体的な考えを持たず、教祖と教義に依存するよう仕向けられています。

 信仰というのは本来、依存的なものではなく主体的なものです。どの教会でもお寺でも「依存せずに自立しなさい」というはずです。ところがカルトのやっていることは、まったく逆。信者から主体性を奪い、依存しなければ生きていけない多くの人間を、日々組織的に生み出すのがカルトだ、ともいえます。

■弱い者から切り捨てる…カルトは本当の宗教なのか

 統一教会が桜田淳子さんを広告塔として利用できると考えて特別扱いした戦略的、合理的な思考は、まったく逆の方向にも向いています。つまり、カルトは、信者が使い物にならなくなると、情け容赦なくあっさり切り捨ててしまいます。

 ある宗派が、本当に人助けのために信仰を広めているのであれば、あまりおカネのない人からおカネをむしり取るようなことはしないでしょう。そのような宗派は、ちゃんとした宗教に育っていくだろうと思います。

 ところが統一教会のようなカルトは違います。比較的おカネのない若い人からも、おカネを取ります。もともと持っている額が少なく、ある程度以上は取れませんから、今度は街に送り出しておカネを集めさせます。

 比較的おカネのある高齢の人からは、もっとおカネを取ります。どんどんおカネを取ってもう取れないとなると、伝道の対象者からははずし、捨ててしまいます。高齢者は労働力としての価値がないからです。

 オウム真理教も、地下鉄サリン事件のあと、高齢の出家信者を追い出していきました。一生面倒を見るからといって、全財産を貢がせて出家させたおじいちゃんおばあちゃんたちを、搾れるだけ搾ったらもう用済みとばかり捨てました。

 つまりは、つねにカルトの教祖や教団が第一で、利他ではなく私利私欲で動いているのです。伝統的な一般の宗教と、この点がまったく異なります。

 宗教は普通は弱い人に手を差し伸べるもので、身障者や精神を病んでいる人、判断能力の減退している人などの弱者に対し、健康な人以上に気をかけ、支援するものですし、そう期待されていると思います。

 ところが統一教会の伝道の実態は、お金があれば別ですが、そういう社会的弱者を最初から救済の対象にしないのです。

■日本は「世界的なカルトの吹きだまり」になっている

 統一教会は、世界190カ国以上に進出していると豪語しています。全世界の信者の数は、せいぜい数十万人というところでしょう。

 このうち日本の信者の数はせいぜい数万人規模ですが、それでも日本は世界でも信者数が多い国と思われます。そして出家信者(統一教会では「献身者」と言っています)の数では、ほとんどが日本人ではないかと思います。というのは、韓国にいる信者のうち関連企業などで働く社員は出家信者ではありませんから。

 統一教会というカルトは日本でもっとも繁栄し、霊感商法や献金集めで巨大な収益を上げているわけです。そんな国は、日本以外にはありません。

 オウム真理教は、東京の住民を万人単位で無差別殺傷してよいのだと考えて化学テロを実行し、実際に5500人以上を死傷させました。そんなことができた国も、日本以外にはありません。

 そのうえ、最近、統一教会の被害者と思われる容疑者が、安倍元首相を銃撃して殺害するという深刻かつ重大な事件がおこってしましました。世界を騒がせるカルトに関する事件が、たった30年程度の間に2回もおこる国も世界で日本だけです。

 日本が世界の中でもカルトに対する規制が甘いから、統一教会が多くの被害者を生み出し、オウム真理教が数千人を巻き込む無差別テロを実行できたのです。日本という国はカルトの穴場で、カルトの世界的な吹きだまりになっています。これは、きわめて深刻な問題です。

■法的規制も、社会的規制も緩すぎる

 日本では多くの家で、キリスト教徒ではないのに、クリスマスにはツリーを飾ってお祝いをします。神道を信仰しているわけではないのに、正月には神社へ初詣にいき「賽銭」という献金をします。

 仏教徒ではないのに、その前日の大晦日にはお寺で除夜の鐘をついたりもします。七五三は神社に行き、結婚式は教会で挙げ、葬式はお寺と、考えてみればムチャクチャです。

 日本人は、宗教にはきわめて寛容で、悪くいえばだらしない感じすらします。

 もちろんこれは、柔軟で融通がきくとか、新しもの好きで好奇心も旺盛だとか、日本人のよいところの表れですから、一概に否定すべき話ではありませんが、それにしても、という印象を受けます。

 結局、日本には宗教のオーソドキシー(正統的な信仰)がない、つまり基準となる背骨のような宗教がなく、信教の自由の幅が大きいために、カルトを問題視したり監視したり批判したりすることが少ないのです。だから、カルトが繁栄してしまいます。

 別の言葉でいうと、世の中の規制に「法的規制」と「社会的規制」があるなかで、日本にはカルトに対する社会的規制がほとんどなく、機能していないわけです。そのうえ均質社会の日本は、以心伝心という言葉があるように、法律やルールはあまり細かく決めなくてもよいという考え方が根強く、法的規制も緩みがちです。このような考えが背景にあり、統一教会と政治家との癒着を生んだ可能性があります。

 欧米は、キリスト教が主流ですから、カルトに対して社会的規制が働きます。そのうえ欧米はルール重視の社会ですから、法的規制も厳しく働きます。

 カルトの穴場にも吹きだまりにもなっている現在の日本の状況を、どう変えていけばよいのか。このままでよいとはとても思えません。

 安倍元首相の銃撃事件を契機に、きちんと国政の場で、カルトの発生原因を突き詰め、どうすればカルト被害を防止できるのか、カルトをなくすにはどうすればよいのか、どのような対策が必要なのか、などをきちんと検討し、答えを出すときが来ていると思います。もはやカルトを放置できないと思います。

---------- 紀藤 正樹(きとう・まさき)
弁護士
1960年、山口県生まれ。大阪大学大学院法学研究科博士前期課程修了。リンク総合法律事務所長。消費者問題や人権問題に積極的に取り組む。著書に『決定版 マインド・コントロール』(アスコム)、『カルト宗教』(共著、アスコム)など多数。
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弁護士 紀藤 正樹

安倍晋三元総理を殺害した山上容疑者がどこまで情報を知っていたのか知らないが、これまでの情報を考えると因果応報でなくても近いのではないかと思える。
警察は自民党及び安倍晋三元総理と旧統一教会との関係と関連を徹底的に調べてからでないと、山上容疑者の思い込みと判断するのは大間違いだと思う。まあ、警察もイメージだけで適切に捜査するかはわからない。忖度や出世したい幹部からの圧力で事実が歪められる可能性はある。また、警察内部にどれだけ世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の人間が入り込んでいるかで影響がある可能性だってある。

【解説】伊達前参議院議長 安倍元総理に旧統一教会票を依頼 07/28/22(HTB北海道ニュース)




 旧統一教会等主催行事に参加していた伊達忠一前参議院議長が、HTBの取材に対し、安倍元総理に旧統一教会の票を依頼したことを明らかに。旧統一教会に詳しい北海道大学大学院の櫻井義秀教授に聞きました。
 伊達忠一氏は臨床検査技師から政界に進出した、北海道選挙区選出の自民党の元参議院議員です。
 3期目には参議院議長も務め、2019年に政界を引退しています。

 こちらは伊達氏の話をもとにした構図です。
 伊達氏は2016年の参議院選挙で臨床検査技師出身で、全国比例で出馬した自民党の宮島喜文氏を応援していましたが、票が足りないため、当時の安倍総理に旧統一教会の組織票を回すようお願いしたということです。
 安倍総理も了承し、結果的に宮島氏は当選しました。

 また、先月の参議院選挙で伊達氏は再び宮島氏を応援するため、安倍元総理に旧統一教会の票を割り振るよう頼みましたが、安倍氏は「今回は井上で」と、全国比例で出馬した自民党の井上義行氏に票を回すと話したということです。
 その後、宮島氏は出馬を辞退し井上氏は当選を果たしました。

 北海道大学大学院 宗教社会学 櫻井義秀教授
 「政治家の方の証言が出てきたというのは非常に大きい。自民党が組織的に旧統一教会とやはり関わりを持っていたのかということがだんだん明らかになってきたなというふうに思う。」

独自 北海道 伊達忠一前参院議長が統一教会のイベントに参加…「被害を拡大することにつながる」と専門家 07/28/22(HTB北海道ニュース)

 旧統一教会と政治の関わりが指摘されるなか伊達忠一前参議院議長が旧統一教会などが主催する行事に参加していたことが明らかになりました。  伊達前議長が語った理由とは。  「レディース&ジェントルメン!名誉ある伊達忠一さんです!」万雷の拍手のなかスクリーンに映し出されたのは伊達忠一前参議院議長。

 世界平和統一家庭連合=旧統一教会などが主催するイベントにおととし8月、オンラインで参加していました。
 20年8月9日伊達忠一前参院議長「今日ほど文総裁・韓総裁ご夫妻が説いておられる共生・共栄・共義の精神が切実に必要とされる時代だろうと思っています」

 旧統一教会と政治家とのさまざまな関わりが指摘されているなか、今回明らかになった事実。

 道議会議員や参議院議員を務めてきた伊達前議長。

 HTBの取材で、旧統一教会やその関連団体が主催するイベントに少なくとも3回登場していたことがわかりました。
 なかには旧統一教会のトップ韓鶴子総裁の目の前でスピーチをする様子も。

 イベントに参加した理由を伊達前議長に直接聞いてみると…

 伊達忠一前参院議長「安倍さんに『統一教会に頼んでちょっと足りないんだウチが』と言ったら『わかりました、そしたらちょっと頼んで支援しましょう』ということで」

 Q選挙のお礼もかねて?「そうそうそう」
 Q旧統一教会から依頼が?「案内があって。依頼というわけではないけれど案内ですよね」

 伊達前議長によりますと自身に近く、2016年の参院選に全国比例で出馬した宮島喜文候補に対して旧統一教会からの票の割り振りを安倍元総理に依頼していたといいます。

 宮島候補は参院選で当選。

 その後、旧統一教会が主催するイベントに参加した宮島氏はこう挨拶をしていました。

 宮島喜文前参院議員「去年7月の参院選で皆様方の応援をいただき当選させていただきましたこの場をお借りしまして厚く御礼申し上げます」

 旧統一教会側は「特定の候補者に対して組織的に関与することはない」としています。
 旧統一教会と政治家との関わりが次々と明らかになるなか、自民党は・・・

 茂木幹事長「社会的に問題が指摘されている団体との関係は、国会議員としての立場を踏まえ 厳正かつ慎重であるべきだ」そのうえで「旧統一教会と自民党が組織的な関係がないことをすでに確認している」と強調しています。

 旧統一教会をめぐっては霊感商法や多額の献金をめぐり道内でもこれまでに多くの訴訟が起こされています。

 Q様々なトラブルを抱えている団体だということは認識されていましたか?

 伊達忠一前参院議長「全然わからなかったね」

 旧統一教会について30年以上研究を続ける専門家はこう指摘します。

 北海道大学大学院櫻井義秀教授

 「政治家がイベントに来てくれる ビデオメッセージをくれる 祝辞をくれることで、自分たち(旧統一教会)は認められているんだ(と感じる)信者から多額の献金を強要する被害を拡大することにつながる」

 伊達前議長は旧統一教会などの主催するイベントに参加した際に謝礼金はもらっていなかったと説明しています。
 Q今後同じような参加の案内があった場合は?
 伊達忠一元参院議員「ないないないあってもいかない」

「十分に慎重に対応していくこと」だけでは不十分。規制が必要。そして、反社会的な宗教団体には法及び規則で取り締まる必要があると思う。

旧統一教会は反社会的 公明・北側氏 07/28/22(時事通信)

 公明党の北側一雄中央幹事会長は28日の記者会見で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と与野党議員のつながりが指摘されていることについて「旧統一教会はさまざまな事件が過去にあった。そういう反社会的な団体から支援を受ける、行事に参加することは慎重でなければならない。団体に利用されることにもなりかねない」と語った。

 北側氏は「一般論だが、そういう団体には十分に慎重に対応していくことが求められている」とも付け加えた。

結局、有権者がどのような投票行動をするか結果は出る。残念ながらそれだけ。

岸信夫氏、稲田朋美氏ら 統一教会との関係を堂々認める自民議員が続出…“開き直り”と疑問噴出 07/28/22(女性自身)

安倍晋三元首相(享年67)の銃撃事件からまもなく3週間が経とうとしている。山上徹也容疑者への取り調べが進むなか、統一教会(現在は世界平和統一家庭連合)への注目が集まっている。

「山上容疑者は、母親が統一教会に多額な献金を行い破産したことで、教団に恨みを抱くようになったといいます。そして、安倍元首相が統一教会の関連団体に贈ったビデオメッセージを見て安倍元首相と統一教会に深いつながりがあると思い、犯行に及んだとのことです」(全国紙記者)

統一教会への世間の関心が高まるのと同時に、政治との繋がりも徐々に明らかになってきた。

「24日放送の『真相報道バンキシャ!』(日本テレビ系)は、自民党の細田博之衆議院議長(78)は’19年10月、統一教会の友好団体が名古屋市で主催した会合に出席し挨拶をしていた映像を放送。この会合には教団の創始者・文鮮明氏の妻で現在は総裁を務める韓鶴子氏も出席していたそうです。

安倍元首相の実弟である岸信夫防衛大臣(63)も26日の会見で『何人かは存じ上げている。お付き合いもあったし、選挙の際もお手伝いをいただいた』と交流があったことを認めていました」(政治部記者)

本誌も2名の国会議員と統一教会について報じている。

1人目は稲田朋美議員(63)。稲田議員は本誌の取材に対し、2010年に統一教会の関連団体「世界平和女性連合」のイベントに参加していたことを認めた。「世界平和女性連合」は1992年に文鮮明氏と韓鶴子氏によって創設された団体だ。

2人目は初代デジタル大臣を務めた平井卓也議員(64)。平井議員は昨年8月に高松市で行われた「ピースロード」のクロージングセレモニーに参加していた。本誌が平井議員の事務所に問い合わせると、実行委員長として主催者挨拶を行っていたことを認めていた。

昭和の末から霊感商法や高額な献金が問題視され続けてきた統一教会。全国霊感商法対策弁護士連絡会は今月12日に開いた会見で、統一教会と政治家との関わりについて「政治家として配慮いただきたい、ということを繰り返しお願いしてきた」と、コメントしている。

「山上容疑者の母親の教団への献金総額は1億円にものぼるとみられています。連絡会も会見で、昨年も3億円以上の被害相談が寄せられていることを明かしています。

また、連絡会は政治家が統一教会やその関連団体の集まりに出席したり祝電を打つことで、統一教会が社会的に承認されているという“お墨付き”を与えることになると指摘しています。90年代から統一教会に関連する問題に取り組んできた紀藤正樹弁護士も、『政治家の方々は、罪を清算していない団体の事実にもっと目を向けてほしい』と訴えていました」(前出・全国紙記者)

しかし、統一教会との関係が報じられた政治家たちの説明は釈然としないものだった――。

「細田衆議院議長は統一教会の友好団体との関係について『コメントできない』と各メディアに返答。岸防衛大臣も『選挙だから支援者を多く集めることは必要なことだと思っている』と、統一教会との繋がりを見直す素振りは見せていませんでした」(前出・政治部記者)

稲田氏は本誌の取材に対し、参加の経緯について「12年ほど前のことなので経緯は不明」と回答。平井議員も「世界平和と日韓友好を目的とする自転車イベントだと認識しており、県や市町も後援しているので、地元の議員として名誉職的な意味合いで実行委員長を引き受けた」と回答していた。

統一教会との関わりを堂々と認める政治家たち。こうした姿勢には、インターネット上で“開き直り”と批判する声が上がっている。

《統一教会との関係を認めて最早開き直りやしらを切る自民党議員。票を集めるためには統一教会や何かしらの宗教団体と関わりを持つのが当然だと言う。そんな力に頼らないと当選できないということを公言しているようなものだ。恥ずかしくないのか。》 《岸防衛相、二之湯国家公安相の記者会見を見て驚いた。平然と統一教会の信者の支援を貰った、名前を貸したなどと悪いことをしたという態度はみじんも感じられなかった。統一教会と同じ反社勢力と同様の暴力団の支援を得てこのような態度が取れるのか。即刻辞任すべき》 《旧統一教会と関りがあります、選挙も手伝ってもらいましたと堂々と話してる政治家を見てると、大御所演歌歌手の”暴力団のパーティーに呼ばれましたが何か?”みたいな、繋がりがあって何か問題でも? な雰囲気を感じる》

共産党の志位和夫委員長(67)は26日にTwitterで、《“何が悪いのか”と開き直りを始めた。自民党という党の全体、そして岸田政権の基本姿勢が厳しく問われている。》と苦言を呈した。さらに前参院議員でジャーナリストの有田芳生氏もTwitterで《開き直った仰天発言》と投稿している。

繋がりを認めた議員たちは果たして教団の献金問題などについて何を思うのだろうか――。

公平とか、同じと言う事に拘らないのであれば、教師不足でもやりくりする方法はあると思う。
自分で調べて学習する事が出来る生徒達やインターネットを利用して通して教え方が上手い授業動画や高いレベルの授業動画を再生できる環境を組み合わせれば問題ないと思う。そして、全国は無理なので、県レベルで質問がある生徒達にライブや後で動画付きで返信するようにすれば完ぺきではないが、教師不足でも問題ないと思う。
生徒と教師の比率に拘ることなく、多くの教師が必要な学校やクラスに配分すれば良いと思う。問題は成績と誰が生徒と教師の比率を決めるか、又は、承認するかだと思う。 学校やクラスによって授業の進み方が違うし、教師が違えばテストの内容が違ってくる。また、違うレベルで生徒達が学んでいるので、テストの得点だけで成績を出せば、これまで以上に差が開くと思う。多少の不公平感に目を瞑って、市や区分されたエリアで同じテストを使うとか、クラス別で成績を出すとかすれば効率は上がるし、市とか、エリアで成績分布が把握できると思う。これまでのやり方とは違うので反対意見や教師からの拒否反応はあると思うが、学習意欲がある生徒達が増えれば、これまでのような授業に拘る必要はないと思う。これまでの授業以上に、深く学べたり、効率よく学べる生徒は増えると思う。運悪く教え方が良くない教師に当たったり、人間性に問題がある教師から学ぶよりも中立的に学べるし、いろいろな授業動画を選んだり、見る事によってこれまでのデメリットは縮小されると思う。
実技が必要な授業だけはこれまで通りで良いと思う。動画授業で評価が高い教諭にはこれまでにはない特別手当を出せば良いと思う。競争を激化させると批判はあると思うが、良い授業で学べる生徒達は増えるし、動画授業で効率的に学ぶ生徒達が増えれば、生徒と教師の比率に関係なく、コストの割には結果を出せると思う。県が協力し合えば、良い動画授業を共有して、教師達を学ぶのが遅い生徒達や学びたい動機が低い生徒達に振り分ける事が出来ると思う。生で授業しないと学べないわけではない。本を読むだけでも学ぶことが出来る。
財政的にゆとりがあり、これまで通りにこだわわれない状況なのであれば、変えれば良いと思う。教師不足が逆にこれまでの無駄や硬直したやり方の見直しに繋がれば、教師不足は悪い事ではない。プログラミングが出来る教師が少なければ、素人のような教諭に無理に学ばせたり、教えさせるよりも、動画授業を再生すれば良いと思う。理解に問題がある生徒達だけに教師が対応すれば良いと思う。生徒達が望めばいろいろな動画授業を見れる環境を整えれば良いと思う。
これまでのやり方に拘るから大変なだけだと思う。

<先生が足りない>㊤ 苦渋の1人2クラス同時授業 再任用で補充…OBを奪い合い (1/2) (2/2) 07/29/22 (熊本日日新聞)

 「生鮮食品と言えば、何を思い浮かべる?」。6月8日、熊本市中央区の出水中。2年3組で家庭科の本田紋子教諭(52)が問いかけると「魚!」「卵」などと活発に声が上がった。隣の4組では本田教諭をモニターに映し出し、同じ授業を受ける生徒の姿。2クラスを対面とオンラインで同時に教える〝ハイブリッド授業〟だ。

 教員不足で強いられた「苦渋の選択」。2クラスを広い教室に集めることも検討しているが、新型コロナを警戒し、当面はハイブリッドを続ける予定だ。本田教諭は「対面授業とオンラインの同時進行では生徒とやりとりしづらく、反応も分からない。ミシンの実技では教室を行き来するとして、どこまで目が行き届くのか」と不安視する。

 大規模校の同校。家庭科は3学年で週21時間あり、昨年度までは本田教諭のほか、非常勤講師がうち6時間を担っていた。その非常勤講師が正規採用され、代わりの非常勤が見つからない状態が続いている。本田教諭は担任も持っており、若杉敏郎校長(59)は「全クラスを受け持てば、生徒の評価だけでも4割増の負担。2学期には何とか非常勤を確保したい」と話す。

 全国で教員不足が深刻化している。文部科学省が初めて実施した全国実態調査では2021年4月の始業日時点で2558人の教員が計画通りに配置されていないことが判明。熊本県教委は今年5月1日現在で97人、熊本市教委は6月1日現在で32人が不足している。

 要因について、両教委とも「臨時採用講師(臨採)の枯渇」を挙げ、「大量退職に伴う採用数の増加で、調整役を担ってきた臨採が正規採用され、減少した。産休・育休や介護・病気などの休職者の代替要員が確保できない状態が続いている」と説明する。加えて県教委は、特別支援学級に通う児童生徒の増加に伴い、教員の必要数が増えていることも挙げる。

 臨採が少ない背景には教職の不人気ぶりも影響している。県教委と熊本市教委の今夏の教員採用試験では、両教委とも熊本市の政令市移行後初めて志願倍率が3倍を下回った。熊本市のある教員は「採用試験で落ちる人が減り、臨採の供給源自体が小さくなっている」と指摘する。

 常態化する教員不足を穴埋めしているのが、定年退職組の再任用だ。4月1日現在で県教委は538人、熊本市教委は211人と、いずれも正規職員の5%超に上る。

 「急な休職に備えて、ずっとOBの奪い合い」と話すのは、熊本市の中学教頭。現場では「つてを頼って片っ端から電話をかける」(中学教頭)のが、日常の光景になっているという。

 今春退職し、再任用を選ばなかった県南の元校長にも3月の異動発表後、複数の学校から非常勤の依頼があり、2学期を前にした7月も電話が鳴り続ける。元校長自身も「いつも臨採を探していた」といい、教頭時代には自身の専門教科と家庭科の2教科を受け持ったこともあったという。

 元校長は「教頭の事務作業の上に授業の準備に追われ、当時はまったく子どもに目を向けられなかった。教員不足は現場の余裕をなくし、子どもとの距離は離れるばかり。決して望ましい状況ではない」と訴えた。(福井一基、元村彩)

   ◇    ◇

 県内でも深刻化する教員不足。現状と課題を探った。

やはり善悪は別として、人柱のように人生を捨てるような行為を起こさないと誰も注目してくれないし、変わらないと言う事なのかもしれない!

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

ken3

暴力団の縄張り内で営業するための場所代みかじめ料って用心棒代ってことになってるけど、勝手に土地の権利者でもないのに押し付けるって本当は払わないと、嫌がらせをやってやるってことでしょう。
暴力団が勝手に縄張りを決めて資金源にしてるから断固払う必要はないし、払う方も暴力団に加担しているということで法律で罰せられるのにね。
中止命令って何それ、どうして逮捕しないの、暴対法で何故対応しないの。
不思議な街ですね。

飲食店の経営者10数人にみかじめ料要求…45歳暴力団員の男に「中止命令」10数年払っていた人も 滝川市 07/28/22(HBCニュース)

 北海道滝川市で、飲食店の経営者10数人からみかじめ料として現金を支払わせたとして、警察は暴力団組員の男に中止命令を出しました。

 中止命令を受けたのは、滝川市に住む、指定暴力団六代目山口組系福島連合の45歳の組員の男です。

 警察によりますと、男は、滝川市内で飲食店を経営する10数人から、みかじめ料として現金を支払わせていたということです。

 みかじめ料は、月に数千円から1万円で、中には10数年前から支払っていた人もいました。

 警察は男に暴対法に基づく、中止命令を出して、面会を要求しないことや、金品など不当な要求をしないように命じたということです。

 暴力団員1人に対し、一度に10数件の中止命令が出されるのは、道内では初めてで、警察は暴力団からの不当な要求があった場合は「北海道警察本部暴力相談電話」(011-222-0200)に連絡してほしいと呼びかけています。

国葬は強要ではないと言っている以上、自治体で適切に判断ではなく、自由でするべき。そして学校に国旗の半旗掲揚を要請していた一部の教育委員会を処分するべきだ。
強要でないのに要請はおかしい。

安倍氏死去、一部教委が半旗要請 磯崎官房副長官 07/28/22(時事通信)

 磯崎仁彦官房副長官は28日の記者会見で、安倍晋三元首相の死去に当たり、一部の教育委員会が学校に国旗の半旗掲揚を要請していたことを明らかにした。

【写真特集】安倍晋三氏

 その上で「半旗を掲揚するか否かは自治体で適切に判断すべきことだ」と強調した。

 9月に予定される国葬に関しては「学校にどのような通知を出すかは適切に検討したい」と述べるにとどめた。 

「地元自治体が後援していた」と逃げ道があった。地方自治体は注意して対応するべきだと思う。
たぶん、公務員の中には世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の信者はいるだろう。そして幹部級の公務員の中にもいるであろう。どの宗教を信仰しようが自由であるが、自由であるが故に、問題行動を起こす宗教に対する規制は必要だったと思う。そして、問題行動を起こす宗教に関する法、規則、そして処分は必要だから、速やかに与党と野党は協力して法や規則の改正を進めるべき。実際には、自民党の一部の議員達は反対するであろう。そして、目立たないように野党の議員の中にも関わらないようにする、又は、情報を漏らす議員はいるであろう。
宗教の自由が保証されている以上、政治家がわからなかったと言う言い訳を許す状態になるし、嘘を見付く、又は、疑わしいけれど権限がないので調べる事が難しい状況はたくさんあるであろう。だとすれば、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題行動を徹底的に取り締まって行くしかないであろう。同時に、問題のある行動に対して速やかに捜査が行え、処分できるようにするべきだと思う。信者が信仰心を捨てるまでは、嘘でも何でもする可能性があるので、普通の反社会的勢力と同じか、それ以上に有罪にするのは難しいと思う。信者が望んでも全ての財産を寄付したり、生活が困窮するほどの寄付や宗教活動への支出が確認できれば処分できるようにするべきだと思う。
また、外国に本部がある宗教団体は、海外送金について厳しい報告義務や虚偽報告の処分を厳しくするべきだと思う。
直ぐには効果は出ないと思うが、出来るだけ早く対応するべきだと思う。

旧統一教会の関連行事参加 磯崎副長官 07/28/22(時事通信)

 磯崎仁彦官房副長官の議員事務所は28日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体が昨年8月、香川県内で主催したサイクリングイベントの閉会式に、来賓として出席していたと発表した。

 地元自治体が後援していたため、参加を決めたという。

山上容疑者が開けたパンドラの箱はとてつもなく大きかったと思う。
嘘か、作り話か、それとも本当かわからにような話が出てきている。

旧統一教会、20代美人信者の「濃厚すぎる性接待」で自民大物議員が大ピンチ?愛人、ハニトラ秘書、児童売春…韓国カルト“血分け儀式で日本支配”に現実味 07/28/22(MONEY VOICE)

旧統一教会とズブズブ…かつて安倍政権が「反社会的勢力」の定義を“撤回”した本当の狙い 07/27/22(日刊ゲンダイDIGITAL)

 安倍晋三元首相の銃撃死亡事件以降、自民党国会議員と宗教団体「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」とのズブズブな関係が明らかになってきた。

【写真】当時34歳の桜田淳子を追って…“統一教会”の「合同結婚式」を直撃(1992年)

 安倍氏の実弟である岸信夫防衛相は、「教団メンバーと付き合いもあり、選挙の際もお手伝いをいただいている」と言い、密接な関係にあることを認めた。

 旧統一教会系のイベントに参加していた自民党議員の中には、「宗教法人の催しに参加しただけで問題ない」などと、開き直りや居直りとも受け取られかねない発言もみられるが、旧統一教会は霊感商法などの詐欺的手段で信者に多額の献金を強要。裁判所で違法性を認める判決も出ている反社会的勢力だ。社会常識的に見て「問題ない」わけがない。

■「反社会的勢力」の定義について閣議決定したものの…

 そんな中、ネットで拡散されているのが、《反社定義「撤回」の本当の狙いは、統一教会隠しだったのか》との声だ。一体どういうことなのか。

 話は第二次安倍政権下の2019年12月にさかのぼる。当時、国会では安倍首相主催の「桜を見る会」に反社会的勢力との関係が指摘されている人物が複数、招待されていた可能性が問題視されていた。

 この指摘に対し、菅義偉官房長官は会見で、「(反社会的勢力の)定義は一義的に定まっているわけではない」などと答えたことから、野党議員が質問主意書で「反社会的勢力」の定義について見解をただすと、政府は「あらかじめ限定的、かつ、統一的に定義することは困難」とする答弁書を閣議決定した。

 だが、2007年に政府がまとめた「企業が反社会的勢力による被害を防止するための指針」では、反社会的勢力について<暴力、威力と詐欺的手法を駆使して経済的利益を追求する集団または個人>と明確に定義。

 このため、「桜招待者を隠すために政府が反社定義を『撤回』した」などと批判が続出したのだが、なるほど、あらためて07年の定義を見直すと、政府が慌てて反社定義を「撤回」せざるを得なかった理由がよく分かるではないか。

 <暴力、威力と詐欺的手法を駆使して経済的利益を追求する集団または個人>──なんて、今まさに問題視されている旧統一教会の活動そのもの。つまり、07年の定義を撤回しなければ、自民党が大っぴらに反社とつながっていることになるため、曖昧にしたのではないのか。

 やはり闇は深い。 

北海道はのんびりとか、ゆったりとかのイメージが個人的にはあるが、実際は押しつけがましい地域なのかもしれない。旭川女子中学生いじめ問題は北海道の問題なのだろうか?北海道には行った事がないので、イメージ以外では判断できない。

帯広市教委、小中学校に半旗掲揚を要請 安倍氏葬儀の日 07/27/22(北海道新聞)

 【帯広】帯広市教委が、安倍晋三元首相の葬儀が東京都内で行われた今月12日に、弔意を示すため市内の全小中学校39校に対し国旗の半旗掲揚を要請していたことが26日分かった。学校に対する政治家への弔意表明の要請は、特定政党を支持する学校教育を禁じる教育基本法との関係で議論があるほか、9月の安倍氏の国葬を巡っては、弔意の押しつけで憲法が保障する内心の自由を侵す恐れがあるとの懸念も出ている。

 市教委は半旗掲揚について、小中学校に電話で「協力を要請した」。実施校は把握していないが、半旗を掲揚した学校の関係者は「市教委の指示だと思ったから従った」と話した。

 市教委や市によると、市は12日に道から「道庁本庁舎で半旗を掲げる」と電話を受け、市庁舎に半旗を掲げることにした。この「情報提供」(市総務課)を受け、市教委は小中学校に半旗掲揚を要請したという。

 市教委は「弔意の押しつけではないか」との取材に対し「学校も市の施設の一部。市庁舎に半旗を掲げると連絡を受けたから要請しただけ」と述べた。26日の市議会経済文教委員会でも報告した。道教委は他市町村の半旗掲揚要請は「聞いていない」とし、幹部は「なぜ帯広でなのか、よく分からない」と困惑する。 

旧統一教会=世界平和統一家庭連合が組織的に違法行為に関与した証拠がないと擁護する有名人は多い。ただ、組織的な支持があるのか捜査すればグレーゾーンの証拠はたくさん出てくるだろうと思う。ただ、確実な証拠は信者からは得られないと思う。元信者達からはたくさんの証言は得られるであろう。いろいろな宗教の信者の中には信仰を持っていても善悪を中立的な位置で考える事が出来る人達は存在すると思うが、特定の宗教の信者達はそのような事がほとんど出来ない可能性がある事を理解した上で法改正が必要だと思う。例えば、証言者として、家族、友達、そして利害関係者の証言は信頼性は低くみられる。それは、バイアス、家族愛、強い結び付が事実を歪めた証言となる可能性が高いからだと思う。このような関係が信仰する宗教と信者達の間でもあると考えた方が適切だと思う。
疑惑が持たれている自民党議員は事実を言っているとは思わない。なぜ嘘を付くのか、又は、事実を言わないのかは、言えない理由があるから。国会議員なのに嘘を付くのか?国会議員であるが、同時に人間であり、国会議員になれたから人間性が良いとは限らない。旧統一教会=世界平和統一家庭連合と自民党の関係が強いほど、何とか逃げ切ろうとするだろうし、非難を浴びてまで擁護しようとする人達は出てくるだろう。

「“経済部隊”日本からの献金で韓国は潤っていた」2度の合同結婚式に参加した元2世信者が語る、旧統一教会の“洗脳”と“資金集め”【報道特集】 (1/2) (2/2) 04/26/22 (TBSテレビ)

旧統一教会=世界平和統一家庭連合をめぐっては、合同結婚式に参加した世代の息子や孫にあたる、2世や3世が被害を訴えるケースが増えている。合同結婚式に参加し、2度の離婚を経験した元2世信者は「日本の信者の献金が、韓国の旧統一教会の資金源になっていた」と証言する。 ■見ず知らずの人と“合同結婚式”「愛する対象を与えられる喜びの方が大きかった」

「私の場合、36万双(組)の合同結婚式が近かったので、21日間の修練会に送られるんですね。そうすると朝から晩までずっと講義を聞かされて、集団心理として(合同結婚式を)受けなければならないって気持ちにさせられてしまう」

20代前半で合同結婚式に参加した、元2世信者の冠木結心さん(ペンネーム)。親が熱心な信者だったため、合同結婚式への参加に疑問を持たなかったという。

冠木さん
「文鮮明が7代先の先祖まで見て決めるとされている相手をマッチングされるわけですよね」

日下部正樹キャスター
「初めての結婚が、見ず知らずの人とするということについて、どうだったんですか?」

冠木さん
「今までずっと恋愛を禁止されてきたわけです。愛する対象を与えられる喜びの方が大きかった」

冠木さんの相手は、19歳の韓国人だった。

冠木さん
「職もなく、親もなく、家もなく、本当に“日本人と結婚できるから”というチラシを見て、教会に転がり込んできた男性だったんです」

日本にやってきた夫は、すぐに暴力を振るうようになり、冠木さんは生まれてくる子どものために、離婚を決意。しかし数年後、親の強い要望もあり、再び『合同結婚式』に参加した。

冠木さん
「大卒の、38歳で、職業もちゃんとある人だったんですね。今回は大丈夫だと思って韓国に渡ったんですけど。結局、その職歴も歳も職業も、全部嘘だったんです。大卒じゃなく中卒でした」

年の離れた夫は、冠木さんのクレジットカードを勝手に使い、借金が膨らんだ。

■「日本は戦前、韓国に対し犯した罪がある。その罪を清算するために献金しなければならない」
転機になったのは2012年。不死の存在と信じていた教祖の文氏が死去したニュースを見たときだった。 退会届も出さずに、子どもを連れ、飛行機に飛び乗り帰国した。いま冠木さんは、子どもに入信を強制しようとする母親から、隠れるように暮らしている。

冠木さん 「誰にも助けてもらえなかったし。母親もまだカルトだし。どこに、誰に相談していいのかも分からなかったし。踏切で、『いのちの電話』っていうのが看板に出ていたんですよね。そこに電話して、自己破産の方法だとか、やっと自分の悩みを話せた」

冠木さんの母親は、父親の死亡保険金など、1000万円以上献金していたという。冠木さんは、日本の信者の献金が、韓国の旧統一教会の資金源になっていたと語る

冠木さん
「私、韓国にいたときに、『自己破産しました』とか、『献金で生活が苦しくて成り立ちません』という話は聞いたことがない。日本だけだと思います。要するに日本からの献金で韓国は潤っていたんだと思います」


「日本は戦前、韓国に対し犯した罪がある。その罪を清算するために献金しなければならない」そう教え込まれたという。

冠木さん
「日本人は、うら若き乙女を従軍慰安婦として、蹂躙した過去があるから、どんな相手と結婚させられたとしても感謝しなければならないという。いわゆる洗脳ですよね。反日教育を洗脳されてきたので。(教団からすると)それも罪ゆえですよね、日本人の。韓国人は選ばれた民なので」


合同結婚式に参加する費用も、日本人は140万円。韓国人は10分の1の14万円だったという。

旧統一教会・韓国本部でナンバー2だったとされる郭錠煥(カク・ ジョンファン)氏は会見で、「日本の旧統一教会は、韓国への献金を作り出す“経済部隊”だった」と明かした。

世界平和統一家庭連合は、2009年からコンプライアンスを重視し、トラブルが起きないようにしているという。

改めて番組が献金の実態について取材したところ、「祝福(結婚)献金については、途上国からも多数参加しているため、日本人の信徒は、参加者を支援する目的でより多くの献金を捧げています。金額はあくまで目安です。日本は韓国に対して、『経済的貢献をするべき』とか『どこの国より献金をすべき』というような教え・指導はしていません」と回答した。

冠木さん
「今回のことで、政治とのつながりが明らかになったじゃないですか。2世3世が出てきて、また新たな人権侵害・宗教強要されて、もっと問題が大きくなってしまった。 あの当時にちゃんとしていれば、ここまでの悲劇は起こってなかったというのは確かだと思います」

(報道特集 2022年7月23日放送)
※情報提供は番組ホームページまで

嘘は良くない。民主党、及び、別れた党やその議員達がなぜ言っている事はまともなのに信用されないのか?それは言っている事とやっている事に辻褄が合わない事があるからだと個人的には思う。
東大を出ても、ハーバード大を出ても、人間性に問題がある人間はまともな事は言えない例だろう。

茂木幹事長「組織的関係はない」 旧統一教会 政治とのつながりは? 07/26/22(フジテレビ系(FNN))

安倍元首相の銃撃事件をめぐり、自民党の茂木幹事長は26日午前、旧統一教会について、「党と組織的関係がないことを確認した」と述べた。

会見で、旧統一教会との関係について問われた茂木氏は、「自民党として組織的関係がない」と強調したうえで、所属議員に対して、「厳正かつ慎重な対応をするように、さらに注意を促していきたい」と述べた。

一方、共産党は、教団と政界との関係を解明するとして、活動実態にくわしく、被害者の支援をしている弁護士から聴き取りを行った。

旧統一教会の被害にくわしい紀藤正樹弁護士「単純な霊感商法の問題じゃない。善対悪という言い方では、簡単に片づけられないような問題がある」

小池書記局長は、「国会による調査が必要だ。ほかの党ともよく相談して進めたい」と述べた。

自民 茂木幹事長「旧統一教会と組織的関係ない」閣僚は… 07/26/22(NHK)

「世界平和統一家庭連合」旧統一教会をめぐり、自民党の茂木幹事長は、党と組織的な関係はないと強調したうえで、党所属の国会議員に対し、社会的に問題が指摘される団体との関係は慎重に対応するよう注意を促す考えを示しました。

自民党の茂木幹事長は7月26日の記者会見で、旧統一教会との関わりについて「自民党として、組織的な関係がないことはすでにしっかりと確認している。党としては一切関係ない」と強調しました。

そのうえで、党に所属する複数の国会議員が、教会側の会合に出席したり、何らかの支援を受けたりしているなどと報じられていることを踏まえ「個々の議員に対しては、社会的に問題が指摘されている団体との関係は、国会議員としての立場を踏まえ、厳正かつ慎重であるよう注意を促していきたい」と述べました。

一方で、党として独自の調査などを行う考えがあるか質問されたのに対し、茂木氏は「まずは各議員にさらに注意を促していきたいということだ」と述べるにとどめました。

岸防衛相 “選挙の際 ボランティアで手伝ってもらった”

安倍元総理大臣の実の弟の岸防衛大臣は、閣議のあとの記者会見で「旧統一教会の皆さんは、何人かは存じ上げている。おつきあいもあり、選挙の際もお手伝いいただいた。電話作戦など、ボランティアでお手伝いいただいたケースはあると思う」と述べました。

そのうえで「旧統一教会に手伝ってもらったというよりは、旧統一教会のメンバーに、ボランティアでお力をいただいたということだ。選挙なので、支援者を多く集めることは必要なことだと思っている」と述べました。

また、記者団が「今後の選挙でも手伝ってもらうのか」と質問したのに対し、岸大臣は「あくまでもボランティアベースなので、次の選挙でどうなるかは軽々にお答えはできない」と述べました。

末松文科相 “パーティー券購入も常識的な範囲内”

末松文部科学大臣は、7月22日の記者会見で「旧統一教会や関係団体と特別な付き合いがあるという認識は全くない。選挙活動に関連する支援も受けていない。メッセージを送った事実もあろうかと思うし、パーティー券も購入した事実があると聞いているが、極めて常識的な範囲内のことで、やましいものは一切ない」と述べました。

末松大臣の事務所によりますと、去年とおととし、それぞれ旧統一教会の関係者がパーティー券4万円分を購入していたということです。

自民 世耕参院幹事長 “細心の注意を払うべき”

自民党の世耕参議院幹事長は、記者会見で「自民党として関係を持っていることは明確にないが、イベントへの参加や祝電は、かなり以前から問題になっている。少なくとも社会的問題を指摘されているような宗教団体との関係については、特に国会議員は国民に影響を与える立場なので細心の注意を払うべきだ。私個人は旧統一教会とは何ら関係はない」と述べました。

統一教会は、韓国ではカルト宗教であり小財閥としても認知されている 07/25/22(ニューズウィーク日本版)

──統一教会は日本ではかつて行った合同結婚や霊感商法で知られるが、韓国ではカルト教であることに加えて小財閥としても認知されている......

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の元幹部、郭錠煥(クァク・ジョンファン)元世界会長が7月19日、安倍晋三元総理の銃撃事件に関する会見を行った。

動画:韓国へ「股」をかけて活躍した日本のセクシー俳優たち

郭氏は「統一教会で最も長く最高位の指導者に就いていた。安倍元首相の死に責任がないとは思っていない。心からおわび申し上げる」と謝罪し、「教団の活動が本来あるべき道から完全に外れたことで起きた」と教団を批判した。

統一教と自民党の関係については「(統一教を創設した)文鮮明総裁は日本の岸信介元首相と親しく、安倍元首相の父親である安倍晋太郎元外相とも親しかった」「岸元首相や安倍元首相との関係は宗教的・人間的・政治的関係とは全く違った。日本や東南アジアで激化していた左傾化運動に困っていた日本政府が文総裁の勝共運動に感化を受けた」と説明した。

■ 統一教会に対する恨みが襲撃につながった

安倍元総理を銃撃した山上徹也容疑者は、安倍晋三元総理を襲撃して統一教に非難が集中することを狙ったと供述したと報じられた。山上容疑者の母親は統一教に入信、急逝した夫の遺産や生命保険金などおよそ1億円を寄付したという。2014年に破産宣告を受けており、山上家庭を壊した統一教会に対する恨みが安倍元総理への襲撃に繋がったとされる。

統一教は1954年、文鮮明が世界キリスト教統一神霊教会として創設。名称を統一教に変えた後、2013年、世界平和統一家庭連合に改称した。統一教または統一教会と呼ばれているが、キリスト教団体は統一協会と呼んでいる。日本では1958年から活動を開始して、1964年に宗教法人の認可を受けた。

文鮮明は1968年、反共産主義政治団体「国際勝共連合」を日本で設立。マルクス・レーニン主義者の運動に悩まされていた岸信介ら日本の政治家と交流を持つきっかけになったとみられるが、統一教は文鮮明が岸信介と握手した写真や安倍晋三元総理の写真を教団の広報に利用した。

■ 「資産規模は推測できない天文学的な水準」

統一教は日本ではかつて行った合同結婚や霊感商法で知られるが、韓国ではカルト教であることに加えて小財閥としても認知されている。2012年、文鮮明が亡くなると教団と文鮮明の資産が注目を浴びた。

2012年9月3日付の韓国ヘラルド経済によると、教団の表向きの資産は1兆7361億ウォンで、系列会社は世界日報、龍平リゾート、食品会社の一和、霊感商法の壺を作った一信石材など15社だが、統一教対策協議会が調べた関連会社は50社以上で総資産は6兆ウォンを超えていた。

大規模開発も行っており、全羅南道の麗水市に1兆ウォンを投資してリゾート開発を行ったほか、佐賀県の唐津から対馬を経て韓国の巨済島に至る日韓海底トンネル構想にも着手した。

不動産資産も多い。文鮮明の居宅はソウル龍山区漢南洞(ハンナムドン)の高級住宅で、同地域ではサムスン会長宅に次ぐ豪邸だ。

また、汝矣島世界本部予定地や子ども芸術団本部、芸術学校、世界日報など、文鮮明が亡くなった時点の不動産資産は5000億ウォンを超えていた。統一教対策協議会の事務総長が「統一教の正確な資産規模は推測できない天文学的な水準」と述べたと韓国ヘラルド経済は伝えている。

文鮮明が亡くなった直後、教団所有と見られる資産が売りに出された。ソウル江南にあるセントラルシティの持ち株だ。セントラルシティはソウルと地方都市を結ぶ高速バスターミナルや新世界百貨店、JWマリオットホテル、ショッピングセンターのGOTO(ゴートゥー)モールなどからなる複合施設で、流動人口は1日70万人。ソウル駅やコエックスの40万人をはるかに上回る商業圏だ。

セントラルシティは1970年代にソウル市がバスターミナルの建設を推進し、2000年に大幅な改修が行われた直後、運営会社が破綻。愛敬グループを経て、2004年、マレーシア系の投資目的会社が取得したが、統一教の迂回投資と噂された。

文鮮明が亡くなった直後、マレーシア系投資会社の持分が売りに出され、新世界グループが1兆2500億ウォンで買い取った。ロッテグループが買収に名乗りを上げたと言われており、新世界グループで売り上げが最も大きい新世界百貨店江南店を守るため買い取ったとみられている。

■ 信者が増えると信者ごと教会を売ってより大きい教会を買う

韓国には統一教のほかにも新型コロナウイルス感染症のクラスターとなった新天地など、カルト教団が少なくない。

教会に詳しい韓国人によると、若い牧師は親戚などからかき集めた資金で小さい教会を買い、説教が人気となって信者が増えると信者ごと教会を売ってより大きい教会を買うという。

そこでも信者を増やしてさらに大きい教会に買い替えていくが、規模が大きくなるほど、教会数が少なくなるうえ、売りに出ることもほとんどない。そこで、新興教団を新設するというのだ。

統一教は韓国の信者から集めた寄付金で日本に進出、政界との関係を築き、日本で霊感商法を行って集めた資金で米国にも進出した。

韓国プロテスタント教会は1979年、統一教はキリスト教団体ではないと宣言し、ローマ法王庁も1985年、全世界の司祭や信者に統一教主催行事への参加を禁止した。統一教は宗教を軸とする小財閥といって良いだろう。

自衛隊に宗教の欄があるのなら、警察にも宗教の欄があるのか知らないがないのなら、あるべきだと思う。そして政治家でも国会議員には宗教の欄がないのであれば、儲けるべきだと思う。
権限があり、重要な情報にもアクセスする可能性があるのだから宗教は書くべきだと思う。警察官の中には捜査情報を漏らす人間がいるぐらいだから、信者であれば宗教団体から要請があれば、情報を漏らす可能性は高いと思う。

統一教会だけじゃない! 自衛隊に巣食った新興宗教とカルトの衝撃 (1/3) (2/3) (3/3) 07/24/22 (現代ビジネス)

---------- 安倍晋三元首相を元海上自衛官が自作の銃で殺害し、その動機に新興宗教が関係していたことに、世間は大きな衝撃を受けた。防衛力整備と自衛隊の地位向上に尽力した安倍元首相の殺害事件に自衛隊が直接的に関係したわけではないにせよ、防衛省・自衛隊の高官たちは肩身の狭い思いをしながら、内心では「カルト隊員ではなくてよかった」と安堵しているのではないだろうか。筆者がそう想像する理由は、自衛隊と新興宗教・カルトの長い戦いの歴史があるからだ。 ----------

【写真】統一教会3万人「合同結婚式」に潜入したら…

身上書に「宗教」の欄がある

 ある防衛省関係者は「自衛隊に入ると身上明細書という履歴書のようなものを書かされますが、そこには『宗教』という欄があり、本人が信じる、あるいは所属する宗教・宗派の記載が求められます」と話す。

 いまのご時世、履歴書に年齢や性別を書かせることですらタブーだ。では、なぜ自衛隊はタブーを犯してまでも隊員の宗教を知ろうとするのだろうか。

 表向きには「訓練や公務で死亡、あるいは戦死したとき葬儀を速やかに手配するため」(前出の防衛省関係者)と説明されているが、実際にはそれだけが理由ではない。身上明細書で隊員の宗教を把握するもう一つの目的は、上述の「カルト隊員」を炙り出すためだ。

 そのため、身上明細書は陸・海・空幕僚監部の情報課に集約され、カルト宗教を記載した隊員は防衛大臣直轄の「自衛隊情報保全隊」が秘密裏に調査することになる。

 元自衛隊情報関係者は「自衛隊は長い間、カルトと戦ってきた」と語る。自衛隊情報保全隊の前身である調査隊は、そもそも共産党や過激派からの潜入隊員や右翼シンパの隊員を調査することが任務だったが、その調査隊がカルトとの戦いの主役になった。

 「調査隊は、ソ連からスパイの密命を受けて帰国し、自衛隊に潜入した “シベリヤ帰り”や中核派など過激派が送り込んだ反戦自衛官の調査を行なっていたため、統一教会やエホバの証人など特異な新興宗教に入っている隊員は名前を把握する程度で、正直に言えば、あまり関心を持っていませんでした。

 いま話題の統一教会については、教団そのものよりも関連団体の勝共連合の動きが気がかりでした。多くの元高官が反共思想を啓蒙しスパイ防止法制定を目指す勝共連合に入っていましたので、その影響力が強かったのです。冷戦時代には隊内で機関紙『勝共新聞』が堂々と読まれていました。ただし、勝共連合の会員が必ずしも統一教会の信者と言えば、そうではありません。『あんなおかしな宗教には入らない』と話す勝共連合の隊員が多くいました」(前出の元自衛隊情報関係者)

オウムによる空挺団乗っ取り計画

 そんな調査隊を震撼させたのがオウム真理教による陸上自衛隊(以下「陸自」)第1空挺団乗っ取り計画だった。第1空挺団とは、習志野駐屯地(千葉県船橋市)に駐屯する陸自唯一の落下傘部隊で、後方撹乱などを行う精鋭部隊だ。

 「地下鉄サリン事件前年の1994年、オウム真理教“諜報省長官”であった井上嘉浩から指示を受けて活動していた第1空挺団所属の3等陸曹を秘密裏に内偵していた調査隊は、彼が空挺団長の娘が住むアパートに盗聴器を仕掛けたことを発見しました。

 更には、オウムが空挺団長の娘を人質にして空挺団長をオウムに入信させ、第1空挺団を乗っ取る計画を立てていたことも突き止めました。

 しかし、オウムの計画はそれだけに止まらず、井上が陸自のトップである陸上幕僚長を拉致して、陸自にクーデターを命じさせようとしているとの情報も入手しました。それからオウム真理教事件が終息するまで、警務官(注:自衛隊内の警察官)が実弾を込めた拳銃を携行して陸上幕僚長を警護するようになったのです」(同上)

 自衛隊の身上明細書に「宗教」欄が加わったのは、オウム真理教の地下鉄サリン事件以降だという。これら事件を契機として、調査隊はカルトとの戦いを本格化させていった。

 調査隊が第2のオウムとして監視対象にしたのは、日蓮の教えの国教化「国立戒壇」を目指す、冨士大石寺顕正会(以下「顕正会」)だった。顕正会はもともと日蓮宗の信徒組織「妙信講」だったが、国立戒壇をめぐって日蓮正宗と対立し、1974年に除名処分をうけた幹部らが結成した。

 「顕正会については、オウム真理教事件の前から名前は聞いていました。男子部第2隊という自衛官のみで編成された組織があり、そこに所属する自衛官が隊内で折伏(勧誘)し、応じない隊員に暴力を振るうような事件が報告されていました。そして、ある事件をきっかけに、ヤバい組織だと認識するようになったのです」(同上)

公安の目もかいくぐって

 元自衛隊情報関係者が話すある事件とは、1994年に顕正会信者だった第1空挺団普通科群長の1等陸佐が、富士演習場で民間人の顕正会信者に自動小銃の実弾射撃を行わせた事件を指す。

 射撃を目撃した陸自隊員が陸自警務隊(自衛隊内の警察組織)に通報したものの、捜査が行われず記録も作成されなかったとして、後にメディアから「揉み消し」「隠蔽」と糾弾された。

 1等陸佐とは陸軍大佐に相当し、普通科群長とは第1空挺団の中核で遊撃戦などを行う部隊のトップだ。それがカルト信者であり、なおかつ部外者に実弾射撃まで行わせたことを、なぜ自衛隊は隠蔽したのか。

 「オウム真理教事件までは、自衛隊だけでなく世間一般で宗教問題は信仰の自由が仇となり、アンタッチャブルな問題として扱われていました。

 過激派のメンバーなどは自衛隊法の『日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他団体を結成し、又は加入した者』を根拠に排除できますが、カルトについては、具体期的な規定がなかったのです。言い訳になりますが、そういう社会情勢が影響していたと考えられます」(同上)

 自衛隊が手をこまねいているうちに、公安組織でもオウム真理教事件の記憶をフラッシュバックさせる事件が再び起こった。公安関係者は当時を振り返る。

 「1997年を『一国諫暁』(注:信仰の誤りについて国を諌めること)の年と定めた顕正会が7月1日に“重大な行動”を起こすという情報が入ってきました。私たち公安は顕正会本部や主要拠点を24時間態勢の監視下に置き、信者である自衛官が拳銃などの武器を当直中に持ち出すことがないよう、信者隊員を当直から外すよう自衛隊に要請しました。

 しかし、7月1日になっても顕正会は何の行動も起こさず、半月後になって浅井昭衛会長の著書の広告を全国の主要新聞に掲載し、その本を政治家や公務員に送りつけました。この出来事を発端に、顕正会に対する公安の“熱意”は急速に冷めていったと言えます」(同上)

 だが、顕正会が計画していた重大な行動とは、本当に新聞広告と書籍の送り付けだったのだろうか。その真相は未だ闇の中だ。

 取材・文/高橋一也(国際ジャーナリスト)

週刊現代(講談社)/高橋一也

個人的には安倍晋三元総理を殺害した山上容疑者と同じで、もう人生どうなっても良いと自暴自棄的な犯行を実行したのだと思う。ただ勝手な推測なので違うかもしれない。
ナイフを準備したいた、そして『みかじめ料』を要求した山口組系暴力団幹部を刺殺した事を考えるともう人生がどうなっても良いと考えたのではないのか?他の記事だと10年ほど顔見知りと言う事なので、10年ほど『みかじめ料』を要求され続けた可能性は高いと思う。
ヤクザと一般人がまともに戦えば、常識的に考えればヤクザが強いと思うけど、油断した時を狙い、反撃の機会を与えないように一撃で勝負と考え、運が良ければこのような展開にあるのかもしれない。

秋葉原路上で…ネットカフェ店員が「暴力団幹部を刺殺」ヤバい背景 07/24/22(FRIDAY)

「救急車を呼んでくれ……」

路上に倒れていた男性はキズ口を手で押さえ、苦しそうに通行人へ訴えた。通報を受けた救急隊員がかけつけた頃には、意識不明の状態に。病院に搬送されたが、数時間後に死亡が確認された――。

亡くなったのは、山口組系暴力団幹部で東京都台東区に住む山中健司さん(34)だ。左脇腹を刃物で刺された山中さんが、倒れているのが発見されたのは7月21日の午後6時半過ぎ。場所は、JR秋葉原駅から200mほどの繁華街だった。

「目撃者によると、被害者の腹には犯行に使われたナイフの持ち手が見えたとか。刃の部分は見えなかったそうですから、相当深く刺さっていたと思われます。110番通報を受けた警察官が『横になっていて。スグに救急車が来るから』と励ましていましたが、路上に血があふれ出るほど出血がヒドかったようです」(全国紙社会部記者)

◆「シノギ」の減った暴力団員

事件直後、近くの警視庁万世橋署に出頭したのは、神奈川県相模原市の職業不詳・佐々木文俊容疑者(35)だ。同署は翌日、殺人の疑いで佐々木容疑者を逮捕する。

「事件当日、佐々木容疑者と山中さんは秋葉原の喫茶店にいました。知人男性をまじえ3人で話し合いをしていたようです。山中さんが退席し店を出た時に、佐々木容疑者が持っていたナイフで刺殺。警察に対し『とっさに刺してしまった。間違いありません』と話し、容疑を認めています。

佐々木容疑者と山中さんの間には、トラブルがあったとみられています。佐々木容疑者はネットカフェで働いており、山中さんから『みかじめ料』を要求されていたようです。『みかじめ料』とは一種の場所代で、反社会的勢力への用心棒代金。佐々木容疑者は、支払いを拒んでいたのでしょう」(同前)

ネットカフェの店員が暴力団幹部を殺害するという異例の犯行。元神奈川県警の刑事で犯罪ジャーナリストの小川泰平氏が、事件の背景を解説する。

「暴力団対策法(暴対法)の強化などで『シノギ(収入を得るための手段)』が減り、生活に困っている暴力団員は多いんです。困窮した被害者が、かなり強く『みかじめ料』を求めたのかもしれません。

確かに暴力団の名前を出し、『みかじめ料』を要求することは暴対法違反です。だからと言って、容疑者の犯行が正当防衛とは認められないでしょう。被害者から襲われ、突発的に刺してしまったワケではないようですから。新型コロナウイルスなどの影響で、ネットカフェの経営も苦しいと思われます。容疑者は『みかじめ料』を拒否したことでトラブルになるのを予測し、あらかじめナイフを用意していたのかもしれません」

警察は、佐々木容疑者と山中さんのトラブルの詳細について捜査を進めている。

FRIDAYデジタル

コンセプトカフェめぐる金銭トラブルか コンサルタントの男が暴力団幹部刺殺 07/23/22(TBS NEWS DIG Powered by JNN)

東京・秋葉原駅近くの路上で暴力団幹部の男性が刺殺された事件で、逮捕された知人の男が、男性と金銭トラブルを抱えていたことが分かりました。

23日朝、送検された神奈川県相模原市の職業不詳・佐々木文俊容疑者は、21日夜、千代田区秋葉原駅近くの路上で暴力団幹部の山中健司さんの腹を刃物で刺し、殺害した疑いがもたれています。

捜査関係者への取材で、佐々木容疑者は、従業員がメイド服などを着て接客するいわゆるコンセプトカフェのコンサルタントで、暴力団幹部の山中さんとはおよそ10年前に知り合い、事件前に金銭トラブルを抱えていたことが分かりました。

佐々木容疑者は事件当日、山中さんと喫茶店にいましたが、店を出たあとに犯行に及び「とっさに包丁で刺してしまった」と容疑を認めているということです。

TBSテレビ

これが事実なら本当にテレビにはがっかり。まあ、最近と言うか、数年以上、地上波を見るのは実家に帰った時ぐらいなのでどうでも良いと言えば良いけど!

テレビ東京の人気番組「世界ナゼそこに?日本人」に旧統一教会信者が多数出演か 07/23/22(日刊ゲンダイDIGITAL)

【安倍元首相銃撃で見えた 統一教会の実態】  あの人気番組は統一教会とタッグを組んで作られていたのか──。 【写真】安倍首相が他国の国葬で“居眠り”疑惑…画像拡散で世界中の笑いものに(2015年)  日本人女性がわざわざ世界各地の辺境に移り住んだのは、本人の意思ではなく、旧統一教会の「合同結婚式」で強制移住させられたからだった。 「全国霊感商法対策弁護士連絡会」は2016年5月、テレビ東京系の番組「世界ナゼそこに?日本人」に多数回、旧統一教会の日本人女性信者を登場させ、虚偽の事実を織り交ぜた物語を創作しているのは問題だとして、申し入れ書を送付している。旧統一教会信者を登場させた番組の放映日時、テーマ、番組スタッフが制作した虚偽事実の内容について回答を求めた。 「世界ナゼそこに?日本人」は、世界各地で暮らす日本人を感動的に取り上げ、波瀾万丈な人生を紹介する人気番組だった。  例えば、重病を抱えながら内戦が続くウクライナに住む日本人女性に密着した放送(16年3月7日)では、日本人女性は米国の大学に留学し、そこで知り合ったウクライナ人男性と恋愛して結婚したと紹介。取材時は別のウクライナ人夫婦の住宅に、厚意で住まわせてもらっているということだった。  ところが申し入れ書では<ウクライナ人男性がアメリカに行った事実も、そこで日本人女性と知り合った事実も存在しない。一緒に暮らすウクライナ人夫婦も統一教会信者であって、信者同士が集団生活を送っている>としている。  要するに、ウクライナに渡った日本人女性も夫も旧統一教会の信者であり、他の信者と集団生活しているのが実態だ、という指摘である。  番組を見た多くの信者たちが、自身のSNSなどで仲間の海外での活躍ぶりを称賛するなど、「世界ナゼそこに?日本人」は、信者向けの格好の宣伝材料になっていたという。  テレビ東京に申し入れ書を送った渡辺博弁護士が、こう経緯を説明した。 「元信者から『信者が出演しています』『番組制作者が、統一教会に頼んでネタを提供してもらっている』という情報があった。調査の上、内部事情に詳しい人物に確認したら『合同結婚式で海外に移住したのが事実であり、現地で恋愛したなんてウソ』と報告してくれた。ちょっと酷いんじゃないかと思い、申し入れを行った」  テレビ東京は旧統一教会の支援を受けて、番組を作っていたのか。同局の広報局は日刊ゲンダイの取材にこう回答した。 「2020年3月まで放送していた『世界ナゼそこに?日本人』は、世界各地で懸命に生きる日本人の姿を紹介する番組でした。当時、世界平和統一家庭連合(以下、旧統一教会)の信者が出演されたことは事実ですが、 旧統一教会から情報を得て番組を制作したことはなく、特定の宗教を意図的に取り上げたわけではありません。番組で紹介した方のプロフィール等は、ご本人に取材した結果に基づいたもので、番組制作者が虚偽の事実を織り交ぜて番組を制作したことは一切ありません」  合同結婚式によって海外に強制移住させられた日本人女性信者は、約1万人に上る。多数の女性信者が番組に出演していたとしたら、果たしてそれは偶然なのだろうか。 FRIDAYデジタル

新潟青陵大学大学院 碓井真史教授)を検索してみると社会心理学者として紹介されていた。ニュースには文字数の制限とかあるのかもしれないが、テレビ朝日はこの教授の専門ぐらい紹介するべきだと思う。大学院の教授だから信用しようとは個人的には思わない。そして日本の大学は良く知らないが、新潟市スクールカウンセラーを兼任と紹介されているが、この教授がどれほど専門家としての経験があるのかわからない。そして記者が自由に編集しているから本人が伝えたかった事が伝わってこないのかもしれないけど、下記の記事を読む限り、この教授は大した事はないと思う。
この教授は山上容疑者の事についてどれほど知っているのだろうか?そして世界平和統一家庭連合(旧統一教会)についてどれほど知っているのだろうか?セラピストであれば、患者、又は、対象者について出来るだけ情報を集めるべきで、そして、本人と話す事でカウンセラーの知識や経験を応用しながら、何が原因なのか、さまざまな原因が関連しているのか、ジグソーパズルのように原因にたどり着こうとすると思う。
肩書ではなく、患者や対象者の問題を解決する事が出来なければ、教える事だけに専念したほうが良いと思う。

「非常に大きなこと目立つ派手なことをすることによって社会にインパクトを与えようとしている」

容疑者が恨みを晴らしたいとか、死ぬ前に何かをしたいのはわかるが、社会的にインパクトまで大げさに考えているのかは本人と話さないとわからないと思う。

「碓井真史教授)『安倍元総理は容疑者にとって頼りになる存在であったはずなのに、それなのに統一教会に協力的なこともしていたという愛と憎しみが交じりあってるからこそ、殺意まで至るほどの強い憎しみに育っていってしまったのかなと思います』」

母親と本人の関係は一般論で話しても意味がないと思う。また、お互いの認識さえも一致しているとは限らない。人は機械のように単純ではない。また、本人が意識していない部分に原因があったり、話したり、触れていない事に間接的なヒントが隠されている場合だってある。
警察に調書を取られているから、本人が言いたい事を全て言っているわけではないと思う。警察はカウンセラーではないので、彼らが聞きたい事しか聞いていないと思う。
例えば、母親が借金をして取り立てが酷かった経験をした子供が母親が借金をしたからだと思うだろうか?取り立てに来た人間に対して敵意を持つ可能性はある。今回は、それが世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が関わり、母親に対する記憶や認識がどうなのか全く知らないが、信者になってから人が変わったようになれば、やはり世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が影響を与えた、又は、原因だと思うのは不思議ではない。個人的には世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と岸信介氏の関係が深いとは恥ずかしい事だが知らなかったし、自民党とも関係が深い事は知らなかった。安倍元総理が岸信介氏の孫であり、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)とも誤解なのか、それなり関係があったのか知らないが、雑誌で写真が使われたり、動画メッセージに登場していれば、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の仲間と思っても不思議ではない。 また、間接的であれ安倍元総理を殺害すれば、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係や多くの人が知らない、また、メディアで取り上げない関係が注目を浴びて、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)にマイナスのダメージを与えると考えたのなら、実際に、大きな影響を与えているわけだから、ロジカルとも言えると思う。
政治家達や政党は選挙で勝手なんぼなのかもしれないが、宗教団体だけでなく、支援団体や支援企業を隠さなければいけないような組織を関わるべきではないと思うし、関わる事によるリスクを理解するべきだと思う。
人はいろいろな考えを持っているし、同じ記事を読んでも捉え方は違うと思う。下記は碓井真史教授が書いた記事が読めるので参考にした人は参考にしてほしい。有料の記事が多いのでよほど興味がある人以外は読まない方が良いと思う。

碓井真史 新潟青陵大学大学院教授(社会心理学)、スクールカウンセラー

怒りの矛先なぜ母親ではなく安倍元総理に?容疑者の心理を分析 07/23/22(テレビ朝日系(ANN))

安倍元総理を自作の銃で撃ち、殺害したとして逮捕・送検された山上容疑者。 事件当時の刑事責任能力を調べるため、「精神鑑定」の実施が認められたことが関係者への取材で新たにわかりました。

なぜ犯行に至ったのか、本人のものとみられるツイッターの投稿などから犯罪心理に詳しい碓井真史教授と分析します。

新潟青陵大学大学院 碓井真史教授)「非常に大きなこと目立つ派手なことをすることによって社会にインパクトを与えようとしている」

▼”宗教団体への恨み”がなぜ安倍元総理に?

山上容疑者の新たな供述も明らかになりました。

山上容疑者)「仕事をやめて所持金が尽きた。死ぬ前にやろうと決心した。」

事件1カ月前の先月上旬、山上容疑者は所属する派遣会社を自己都合で退職。その後、仕事に就かない状態が続いていたといい、数十万円の借金があったこともわかっています。

母親が入信する宗教団体への恨みがあったとされる中、“生活苦”が最後の引き金になったのでしょうか。

碓井真史教授)「大抵の場合は直接のきっかけがあるんですね。これ以上時間が経ってしまっては、自分の思いを実現することができない。”今しかない”という心理状態になるということが多い」

山上容疑者のものとみられるツイッターには、安倍元総理への“賛同”も多く投稿されていました。それが一転、銃撃に及んだ心理については…

碓井真史教授)「安倍元総理は容疑者にとって頼りになる存在であったはずなのに、それなのに統一教会に協力的なこともしていたという愛と憎しみが交じりあってるからこそ、殺意まで至るほどの強い憎しみに育っていってしまったのかなと思います」

“社会にインパクトを与えたい”という心理も読み取れるといいます。

碓井真史教授)「ツイートの中で革命をイメージさせるような言葉とか音楽とかが出てきたかなと。教団をこの社会を変えなくてはいけないという思いが出てきたような気がします。そうするとやはり”派手なことをしなければいけない”と」

▼母親への”複雑な感情”とは

そして、碓井教授が注目したのは、山上容疑者の母親への複雑な感情です。

山上容疑者のものとみられるTwitter)「常に母の心は兄にあった。」「オレは努力した。母の為に。」「オレは作り物だった。父に愛されるため、母に愛されるため、祖父に愛されるため。」「何故に母は兄のため、オレを生贄にしようとするか」

碓井真史教授)「単純に考えればお母さんが多額の寄付をしてしまった訳なのでお母さんを恨み、お母さんをなじっても良いはずなんです。でも彼にはそれができない。お母さん自身を憎み切れないのではないか。本当は良いお母さんのはずだったのにそれをこんな風にしてしまったのは、全て統一教会が悪いのだと思ったのでしょうね」

サタデーステーション 7月23日OA

テレビ朝日

これまでのニュースやその他の情報から判断すると、山上徹也容疑者の母親が旧統一協会の信者にならず、又は、信者になっても旧統一協会が家庭が崩壊するほど寄付を要求しなければ、山上徹也容疑者に安倍晋三元総理が殺害される事はなかった。安倍晋三元総理が岸信介の孫であっても、旧統一協会との関係を持っていなければ、山上徹也容疑者に殺害される事はなかったと思う。山上徹也容疑者の母親をこのようにマインドコントロールする旧統一協会と縁が切れなかったのが運の尽き、又は、判断ミスだったかもね!
安倍晋三元総理や旧統一協会は間接的な因果応報だと思う。山上徹也容疑者の母親は「旧統一教会が批判され迷惑をかけ申し訳ない」と思わなければならなかった事が因果応報かな?山上徹也容疑者の母親がもっと家族を大切にしていたら過去は変わっていたかも?まあ、ドラマや映画じゃないから、やり直しは効かないけど!
この事件が注目を集めても、与党と多くの野党は宗教団体と距離を置いたり、宗教団体に関する法や規則改正をする意志はないようだ!

山上容疑者の母「旧統一教会が批判され迷惑をかけ申し訳ない」 検察の聞き取りに話す 07/23/22(MBSニュース)

 安倍晋三元総理(67)が銃撃され死亡した事件で、容疑者の母親が奈良地検の聞き取りに対し「旧統一教会に申し訳ない」と話していることがわかりました。

 7月8日、安倍元総理が奈良市で遊説中に銃撃されて死亡し、山上徹也容疑者(41)が逮捕されています。

 親族によりますと、山上容疑者の母親は「亡くなった夫の霊を慰めないといけない」などとして旧統一教会に多額の献金を繰り返し家族とトラブルになっていて、事件後、奈良地検の聞き取りに対して母親は「事件で旧統一教会が批判され迷惑をかけ申し訳ない」と話しているということです。

 捜査関係者によりますと、山上容疑者は「母親の入信で家庭がめちゃくちゃになった」とも話していることで、警察は犯行の動機について調べを進めています。

上を目指したり、簡単には叶わない夢や目標を目指す人達は似たような問題からはさせられないと思う。
プロでなく、アマチュアであっても、上に行く事で、注目を受ける事が直接、又は、間接的にお金と結びつけば、自分だけの問題ではなくなる。絡む人達が多くなればなるほど、本人の結果だけの問題ではなくなってしまう。子供の頃はそこまで理解してスポーツをしている人はいるとしても、かなり少ないと思う。理解したところで、才能がなかったり、結果を出す事が出来なければ上には行けないので問題を経験する事はないと思う。
個人的な意見だが、昔と比べれば、体罰や殴ったりする監督が減った分楽にはなったが、問題がある環境の中で生き残って来たスポーツ選手でないので、やはりメンタル的に弱いアスリートが増えたと思う。そして、人の考え方は変わっていないが、ツイッターなどSNSで多くの人達のコメントがリアルタイム、又は、リアルタイムに近い形でわかるような環境になった事が、メンタルが弱い人にはさらに負担になったと思う。
メディアやインターネットなど情報伝達の発達及び発展で、お金に結びつく機会が増え、一部のスポーツ選手達には巨額のお金が入るようになったと思う。その分、期待や彼らと関係を持つ事でお金儲けをしたい人達の期待は大きくなると思う。
注目を受けたり、人々の関心を得る事がお金に結びつく有名人、俳優などは同じではないが、共通した問題を経験していると思う。
夢や目標はあるだろう。そしてそれを叶える、又は、近くまでたどり着ける人達はごくわずかだと思う。それもいろいろな物を犠牲にしたり、努力の連続かもしれない。努力して、切望しても、諦めるしかない人達はたくさんいるだろう。悩み、挫折しても、注目される場所までたどり着けなかった人達は、家族や親しい関係の人達以外には理解さえもされない。それでも上を目指すのか、人生のターニングポイントやその他の選択がある時点でアスリートは考えるべきかもしれない。誰かが諦めれば、チャンスがめぐってくるかもしれない。しかし、もしかするとそれは苦悩の始まりかもしれない。人生の先が見える事はあまりない。人生の先が予測出来ても、予測よりも悪い方が現実がなった場合、受け入れられるのかと言う問題がある。挑戦しなければ、良い結果は出ない。失敗しても現実と向き合って行く覚悟ななければ苦しむかもしれない。苦しむと納得しても、実際に、体験したら考えが変わるかもしれない。
どうしても嫌なら、諦めれば良いと思う。もしかしたら、後で、後悔するかもしれない。どちらにしても人生はわからない事が多いと思う。個人的に思う事は相手を傷つけても、相手を蹴落としても、上に行くぐらいの性格か、そのようなメンタルになる事が出来なければ、上に行くと良い結果が出なくなると苦しむと思う。

《NHKクロ現で話題に》「4階から飛び降りたら楽に」「死んでしまったらいいのにと思うことも」 トップ選手に起こる“心の異変” 現代アスリートを追い込む「俺理論」とは? (1/4) (2/4) (3/4) (4/4) 07/21/22(AERA dot.)

「自分なんか死んでしまったらいいのにと思うこともすごく強くあった」

「人前に出るとばーっと汗をかくとか、めまいがする。飛び降りたら楽になるのかなと考えた」

【画像】「フィギュアスケーターなのにスタイルが悪い」自身に向けられた心ない言葉が、どれだけ心にダメージを与えたか明かした鈴木明子さん

 みずから命を絶つことがリアルな選択肢として浮かび、日常生活もままならなくなるような、ぎりぎりの状況。切迫した心の内面を打ち明けてくれたのは、オリンピックで華々しい活躍をおさめた誰もが知るトップアスリートたちだった。

 5月2日に放送されたクローズアップ現代「“アスリート 心のSOS” トップ選手に何が?」では、心の不調に苦しめられたアスリートたちが本音を打ち明けたことで、大きな反響を呼んだ。困難を乗り越えて戦うアスリートたちは、身も心も“強い存在”だと考える人が少なくないからだろう。

 ただ、東京オリンピックの金メダル候補だった体操のシモーネ・バイルズ選手がメンタルヘルスの問題を理由に競技を棄権したり、テニスの大坂なおみ選手が心の不調を訴えるなど、いま、アスリートにはこれまでになかったような“異変”が起きている。

 海外の研究では、トップアスリートのおよそ34%が、不安や抑うつ症状を抱えているとも報告されている。

 一体、何がアスリートたちの心を追い詰めているのだろうか。ディレクターとして特集の取材にあたった御巫清英さんが見た、現代アスリートの心のリアルとは?( #2を読む )

◆◆◆

「ストレスの多様化」によって許容量を超えてしまう  取材を始めた頃、私は「なぜ“いま”アスリートのメンタル問題が浮上したのか?」という疑問について考えていた。

 アスリートたちが強いプレッシャーにさらされ、精神的にも厳しい局面に向き合う立場だということはいまに始まった話ではない。ある意味、“宿命”ともいえる。

 一方で、アスリートを取り巻く“空気感”の変化のようなものもうっすらとは感じていた。その正体は何なのか。選手やサポートするスタッフなどに取材を重ねる中で、アスリートのメンタルヘルスに詳しい、ある研究者から重要なことを教わった。

 心の不調が起きるときというのは、たとえて言うならコップから水があふれるようなことだという。コップにはいろいろな蛇口からストレスという名の水が注がれていて、蛇口の数だけストレスの原因があることになる。

 アスリートの場合、「メンバー争い」「大きな大会前の重圧」「ケガの回復具合」といった競技に直接関係することもあれば、「恋人との関係」「子どもの教育」など競技とは関係のないものも当然存在する。近年のスポーツ界の心の問題は、この蛇口が多様化したことによるものではないか、という考え方だった。

SNSを通じ、直接アスリートに誹謗中傷の被害が… 「メディア対応」「ネット記事の評価」「スポンサーとの取り決め」…これまでのスポーツ界にはなかったような蛇口がいくつも増え、注がれる水はその量を増す。ある海外の研究では、アスリートのストレス原因は640以上にものぼるとされている。

 いくつもの要因が重なって水があふれ出すと、それは心の不調となって現れてしまうという。そして、この蛇口の多様化と切っても切れないのが、SNSの普及だ。

 去年の東京オリンピックでは、自国開催というだけでなくコロナ禍での開催の是非をめぐって様々な意見が飛び交い、国民の大きな関心の的となった。

 そうした中で、アスリートにも矛先が向いた。

 アスリートが五輪開催に対する意見表明を求められ、その賛否について発言するとそれに対するバッシングも寄せられた。SNSを通じて直接、選手に批判的な意見が送られるケースが相次ぎ、アスリート自らが次々と誹謗中傷の被害を打ち明ける異例の事態となった。「遠い存在」だった人たちと直接つながることができるSNSの、負の側面があらわれてしまったのだ。

「フィギュアスケーターなのにスタイルが悪い」という言葉が…  フィギュアスケートで2大会連続のオリンピック入賞を果たした 鈴木明子さんも、ネット上などで誹謗中傷を受けた経験を持つ。

 自身に向けられた心ない言葉が、どれだけ心にダメージを与えたか、番組の取材に対してそのときの心情を打ち明けてくれた。

「例えば容姿のこととか、『フィギュアスケーターなのにスタイルが悪い』とか、『早くやめてしまえ』とか、そういう言葉がたくさん並んでいて。それを見たときに、胃液が上がってくるような、『うっ…』ってわきあがってしまうものがあって」

 実際に届くメッセージのほとんどは応援や励ましだということを、鈴木さんは頭では理解していた。ただ、ごく一部の人が送ってくる誹謗中傷が、心に深い傷となって残ってしまったという。鈴木さんは、誹謗中傷が自分の心に入り込んでくる感覚を、こう表現していた。

「真っ白な絵の具に、黒いものが垂らされたような感覚なんです。それって一瞬にして広がってしまうじゃないですか。白にのまれるのではなく、どんどんグレーに広がるような印象があるんです。うまくいかなかったり、結果が出なくなってきたときほど、そういうのはすごく大きくなっていくんです」

個人の価値観を押し付ける“俺理論”の恐怖  選手の心を苛むSNSの誹謗中傷――。今回、「クローズアップ現代」では、ネット上の情報拡散について研究している国際大学グローバル・コミュニケーション・センターの山口真一准教授と研究チームの協力のもと、 東京オリンピックと北京オリンピックの大会期間中のツイートおよそ20万件を分析し、その実態を調査 した。

 すると、その結果は想像以上のものだった。

 選手に対する誹謗中傷や批判は推計で2200件にのぼり、多いケースではたったひとりの選手に対して379件もの投稿があったことも明らかになった。

 そして、最も大きな発見だったのは山口准教授が“俺理論”と名付けた投稿の多さだった。

 “俺理論”とは、簡単に言えば「個人の価値観の押し付け」ということだ。「練習不足、五輪は甘くない」というものや「多くの税金を使っているんだ。(結果が出なかったならば)謝罪すべきでは?」といった責任を追及するようなものも見受けられた。山口准教授の分析によると、アスリートへの批判投稿の全体の6割がこの“俺理論”にあたるという。

「『アスリートは化粧するべきではない』『あの監督の、あの采配はああすべきだった』など、俺の中ではこういう決まりがある、こうであるべきだという個人の価値観の強要。これを私は『俺理論』と呼んでいます」

「悪意がない発言」が誹謗中傷の実態  そして、山口准教授は“俺理論”の問題の根深さに、危機感を抱いていた。

「投稿している本人には悪意がないんです。だから『自分は正しいことを言っている』と思っている。それこそが誹謗中傷の実態です。『自分が正しい』と思っているからこそ厄介なんです。でも人間の争いって全部そうですよね。やはり正義を振りかざすとき、人は最も攻撃的になる」

 かつてならば、居酒屋でプロ野球中継を見ながら仲間内で「こうすべき」「ああすべき」という采配への語らいに留まっていたのかもしれない。それがSNSを通じて、本人に直接届けることが可能になり、正義感を伴った思想は正当な批判の域を越え、より先鋭化していく。

「アスリートは品行方正・清廉潔白であるべき」

「競技に専念すべき。他のことに目を向けるべきではない」

 それぞれが理想のアスリート像を持つのは自由だが、その偶像を押し付け、あてはまらなければ攻撃することは許されることではない。こうした風潮が、アスリートの心を苦しめる大きな要因となっているように感じた。

何がアスリートの心を傷つけるのか?  元競泳日本代表の 萩野公介さんも、周囲から押し付けられたアスリート像に苦しんだひとりだ。

 私たちの取材に対して、他に苦しんでいる人の助けになればと、心の内を明かしてくれた。

 2016年に開催されたリオ五輪で、萩野さんは400m個人メドレーで金メダルを獲得した。競泳で最も過酷といわれるこの種目を日本人が制したのは史上初。「とんでもないスターが誕生した」と、あの力泳を目にした人たちの多くが思ったのではないだろうか。

 ただ、萩野さん本人は複雑な思いを抱き始めていた。

「僕自身は正直、あまり争い事を好まないような性格なんです。(競泳では)『隣のレーンのやつには絶対に勝とう』とか『他人を蹴落としてでも自分が絶対に1番になってやるんだ』とか、そういう気持ちがあるほうが圧倒的有利。だけど、僕自身の性格はそういう部分をあまり持ち合わせていない。自分の持っている性格と、競技から求められる方向性というものの不一致が、すごくつらいなと思うときが多々あって」

 しかし、こうした本音が公の場で語られることはなかった。

 むしろ、日本人で初めての偉業を成し遂げた萩野さんは「天才」と称され、次なる自国開催のオリンピックでの活躍を期待する声が止まなかった。

 ただ、リオ五輪後に行った右肘の手術などの影響もあり、記録は低迷する。

 東京オリンピックを翌年に控えた2019年2月。大会で記録した400m個人メドレーのタイムは、自己ベストを17秒も下回った。その直後、萩野さんは無期限の休養に入った。( #2 へ続く)

「超人じゃない。アスリートだって“ただの人間だ”」心の不調に苦しむトップ選手が共通して抱える“ある課題”とは?《NHKクロ現で話題に》 へ続く

御巫 清英/Webオリジナル(特集班)

「安倍氏の死を嘆くのに、カルトを規制しない自民党に怒らない人はアホ」はきつい言い方だけど、インパクトはある。
日本のメディアはマインドコントロールや洗脳の怖さを一切触れていない事が恐ろしい、又は、インテリジェントなアホだと思う。マインドコントロールや洗脳はマイルドな麻薬又は薬物中毒と考えた方が良い。麻薬又は薬物やその他の中毒がある物を接種すると脳内に化学反応が起きて、それを快楽とか、その他の感覚を引き起こすらしい。麻薬又は薬物を接種しなくとも、脳内の化学反応が起きて似たように状態が起きたり、心理学の実験で分かった事を応用して事実でない事を事実だと信じ込ませたりすることは可能だそうだ。特に日本人は自分の判断ではなく、周りがどう思うのか、周りの集団がどう思うのかで判断する傾向があるので、環境をセッティングする事でマインドコントロールや洗脳がやりやすくなると個人的には思う。人間は矛盾が存在すると間違っていても、矛盾がなくなるように考える傾向があるらしいので、矛盾の部分を歪めたり、否定する事で辻褄を合わせる方へ動く傾向があるらしい。例えば、現実を直視したくないと思えが、誰か(サタンかもしれない)が悪い、統一協会で祈れば良い、寄付すれば救われると信じ込めば、事実に向き合うことなく、他の事が解決方法だと考え始めるだろう。また、人間は自分が間違っていないと思いたい傾向があるらしく、自分の行為や選択は正しいと思うために、間違っている人達との関係を切ったり、距離を置いたりして、自分を肯定してくれる人達といようとする傾向があるらしい。
これは個人的に思うが、嘘でも褒められたり、お金を払って飲んでちやほやされて良い気分になる人達が多い事を考えると、あっていると思う。
とても辛い事があった時は、その事を考えるよりは、何か没頭したり、体を動かしたり、何かで凄く忙しい状態を作り出す事により、既に起きたとても辛い事は変えられないが、辛いと考える時間や機会が減る事で辛い、又は、悲しいと感じる時間や機会が減る。そして、時間が癒してくれたり、新しい環境での生活や人間関係が癒してくれる事がある。このような状況を宗教団体が利用すれば、マインドコントロールや洗脳が簡単になる。
今、世界平和統一家庭連合(以下、統一教会と表記)と関係を持った政治家達が知らなかったと言っているが、多分、違うと思う。もし、事実なら事実で、本当の姿を隠して政治家達に近づき、相手に疑念を抱かせないように振舞っているのだからかなり危険だと気付かなければならない。しかし、気付かなかった、知らなかったと自分は悪くないようなコメントはおかしいと思う。ある意味、自分は無能な政治家ですから許してと言っているのか、そう言えば、逃げ切れると思っているのか、疑問でしかない。
世界平和統一家庭連合(以下、統一教会と表記)の行動で多額のお金が日本から韓国へ移動している。この事が事実なのかを確認して、適切な対応が必要なのか日本側で確認すべきなのに、多くの政党や政治家達は何も言わない。アメリカの情報や資料を参考にすれば、確認や検証の時間を短くできるのにそのような事さえ言わない。
カルトの定義が曖昧と言う記事やコメントがあるが、日本でカルトの定義がないのであれば、英語の定義を使えば良いと思う。

Cult(Wikipedia)

カルト(ウィキペディア)

ヤフーコメントにはいろいろなコメントがあった。少なくとも下記のような対策を直ぐにでも実行するべきだと思う。

deu*****

自分の意思でカルトに従ったり、寄付したりはしょうがないと思うが、とりあえず、

宗教法人またはその信者は、退会の意思を示した信者に対して、慰留、再勧誘を行ってはならない。これに違反した場合法人資格を停止する。

とでもしておけば良いんじゃないか。 上の行為は信教の自由に抵触するだろうし、問題なさそうに思うが。


iam*****

宗教団体が生き残るために政治にすりより、ひどいときには政党を作って、制度の中で教団の拡大を目指す。それを防ぐ政教分離のはず。公明党は創価学会員ではない政治家がいるのだろうか?あまりに比率が高いなら、それは宗教団体が自らの団体ために政党を持ったのと何が違うのだろう。今一度政治と宗教について、未来のために考えたい、それが国葬よりもこの国のためになると信じる

ひろゆきが直言「安倍氏の死を嘆くのに、カルトを規制しない自民党に怒らない人はアホ」 (1/2) (2/2) 07/22/22 (日刊SPA)

 安倍晋三元首相が銃撃される事件が発生してから2週間が経過しました。どんな理由であってもこのような事件を起こしてはいけないですし、そこは容疑者が悪いとしか言えません。しかも銃を規制している日本での元首相の銃撃ということでかなり衝撃的だったわけですが、世界からすれば「日本って銃規制しているのに、それってなんだったの?」という感じです。

「政教分離」じゃなかったの?
 ただ、今回の事件は、いろいろな問題に起因していると思うのです。
 山上徹也容疑者は、母親が世界平和統一家庭連合(以下、統一教会と表記)に入信し献金をしまくった結果、家庭が崩壊したことが原因で安倍元首相を殺害しようとしたと報道されています。

 安倍元首相は2021年9月に、統一教会関連組織の一つである「UPF」(天宙平和連合)にビデオメッセージを送って、文鮮明総裁の後継の総裁に対して「敬意を表します」と言ったりもしていました。

 それ以外にも、現役信徒(※1)が自民党の議員になったりもしています。統一教会の代理人(弁護士)だった自民党の高村正彦さんは、統一協会の霊感商法の元締めと言われている「ハッピーワールド」という会社から高級車をプレゼントされていて(※2)、安倍政権時に防衛大臣やら自民党副総裁にも起用されています。

 この状況を見る限り政教分離はできていないと思うのですね。日本国憲法には、「いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない」と「国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない」とあるので、政教分離は定められていることのハズなのですが。

安倍さんの無念を晴らすには、カルト規制を

 日本では、宗教法人は「収益事業」以外は非課税です。
 まともなお寺や神社は日本の文化を支えています。でも、神社仏閣の修繕費すら出せない状況です。一方で、カルト宗教までも非課税なのはおかしい。まともな宗教とカルト宗教で扱いを変えるべきだと思います。

 容疑者の家庭が崩壊した統一教会の活動も、今まで弁護士が団体を作って抗議しているのに国は何も手を打っていませんでした。なので、安倍元首相の無念を晴らすためにも、カルト宗教が日本人を喰い物にしているのを止めるべきだと思うのですね。

<編集部注>
※1:議員自身は「信徒でなく賛同会員」と主張
※2:高村氏は1980年代に2つの訴訟で統一教会側の弁護人をつとめたが、「今は教会と関係ない」と何度かメディアにコメントしている

弱者に冷たい社会への復讐、という面も?
 そして、今回は宗教が原因でしたが、そのほかの社会的な問題を含めて、僕が「無敵の人」(失うものが無いために罪を犯すことに躊躇がない人)と呼ぶ人たちが生まれてこないような状況を作らないといけないと思うのです。

 山上容疑者は就職氷河期世代でした。人材派遣会社に所属した後に無職だった彼が、弱者に対する配慮が少ない社会を攻撃しようと考えた、的な部分もあると思うのです。母親が宗教にハマって家庭が崩壊したとしても、容疑者が幸せであれば、この事件は起きなかった可能性もあります。

 だから、金も人のつながりもなく、社会から疎外されていると感じる人への対処がそろそろ必要な気がしているのです。  現状の社会は、お金を稼ぐスキルのない人は、社会に参加することが難しい状況になっています。社会としてできることがあるとしたら、地域の清掃や整備、部活動の手伝いや勉強の補助などを広く住民から募集して多少の手当を支払うなど、お金を稼ぐほどのスキルがなくても社会に貢献して人間関係が作れるような仕組みを作っていくことが大事な気がしています。

アベノミクスの間違いを認めよう
 安倍元首相は金融緩和を実行しました。TPPなど太平洋圏での国家間での協力態勢をとれたのはよかった。

 でも、金融緩和による円安は一部の輸出産業にメリットがあるだけで、日本全体としてイノベーションが起きる環境にはなりませんでした。それは未来を考えて新しいことを推進していくよりも今が良ければいいという、安倍政権以前からの動きでもあるとは思います。消費税を上げたのも失敗だったと思いますし、アベノミクスが間違いだったというのが認められない状況を作り続けているのはよくないと思います。

 とはいえ、結局日本は何も変わらない気がしますが……。

<文/ひろゆき>

【ひろゆき】 西村博之(にしむらひろゆき)1976年、神奈川県生まれ。東京都・赤羽に移り住み、中央大学に進学後、在学中に米国・アーカンソー州に留学。1999年に開設した「2ちゃんねる」、2005年に就任した「ニコニコ動画」の元管理人。現在は英語圏最大の掲示板サイト「4chan」の管理人を務め、フランスに在住。たまに日本にいる。週刊SPA!で10年以上連載を担当。『僕が親ならこう育てるね』という初の子育て論本が発売。著者印税は児童養護施設へのパソコン寄贈に充てられる

日刊SPA!

前川喜平・元文科次官が明かす「統一教会」名称変更の裏側【前編】「文化庁では教団の解散が議論されていた」 (1/3) (2/3) (3/3) 07/22/22 (日刊ゲンダイDIGITAL)

〈1997年に僕が文化庁宗務課長だったとき、統一教会が名称変更を求めて来た。実体が変わらないのに、名称を変えることはできない、と言って断った〉

【写真】旧統一教会と「関係アリ」国会議員リスト入手! 歴代政権の重要ポスト経験者が34人も

 文部科学省の事務次官だった前川喜平氏が2020年12月にツイートした冒頭の書き込みが、にわかに注目を集めている。霊感商法や合同結婚式などによる被害が明るみとなり、80~90年代に大きな社会問題となった旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)は、名称変更で実態をゴマカし、組織維持を画策。所轄庁の文化庁は突っぱね続けていたが、第2次安倍政権下の15年8月に認証した。一連の動きの背景で何が起きていたのか。97年7月から1年間、文化庁文化部宗務課長も務めた前川氏に改めて聞く。

 ◇  ◇  ◇

 宗教法人と文化庁の関係は「監督庁」ではなく、「所轄庁」。憲法が保障する「信教の自由」に関わる業務なので、権力的な関与は行わないという建前があるためです。「認証」は事実を認定する行為を指し、「許可」や「認可」とは性質が異なります。宗教法人法は原則、要件を満たした宗教団体にはすべて法人格を与えるとの考え方に立っている。ですから、宗教団体であるという事実を確認する作業が認証なのです。

 僕が文部省の外局である文化庁の宗務課長に異動した97年、旧統一教会が「世界基督教統一神霊協会」から「世界平和統一家庭連合」に名称を変更したいと認証を求めてきた。「事前相談」があったのです。

■「組織の実態が変わっていなければ、規則変更は認証できない」

 手続き上の説明をすると、認証の対象は宗教法人の規則です。社団法人などで言えば、定款にあたるもの。宗教法人の規則の中に必ず名称を記さなければならず、名称変更にあたっては規則を改めて認証する必要があるのです。宗務課がどう対応したかは、ツイートした通り。組織の実態が変わっていなければ、規則変更は認証できない。そう判断し、申請を受理しなかったのです。申請を受けて却下したわけではありません。水際で対処したのです。

 教団側が名称変更を求めた理由は、「世界基督教統一神霊協会」とは名乗っておらず、「世界平和統一家庭連合」として活動しているから、ということでした。

 ーー旧統一教会は教祖の故・文鮮明が54年に韓国ソウルで創設。間もなく日本でも布教が始まり、64年に東京都知事が宗教法人として認証した。97年以降、世界各地で家庭連合を正式名称としている。

 ですが、霊感商法で多くの被害者を出し、損害賠償請求を認める判決も出ていた。青春を返せ裁判などもあった。「世界基督教統一神霊協会」として係争中の裁判もあり、社会的にもその名前で認知され、その名前で活動してきた実態があるのに、手前勝手に名称を変えるわけにはいかない。問題のある宗教法人の名称変更を認めれば、社会的な批判を浴びかねないという意識はありました。

オウム事件後の宗教法人法改正で慎重対処に転換した矢先だった

 1997年7月から1年間、文部省の外局である文化庁で文化部宗務課長を務めたのはある事情がありました。96年9月に施行された改正宗教法人法の初期運用にあたるためです。

 法改正はオウム真理教による一連の事件を受けた動きで、当時の与謝野馨文部大臣の政治主導だった。「宗教法人が前代未聞のテロを起こしたのは、宗教法人法が甘すぎるからではないのか」との問題意識から、「宗教界をすべて敵に回す」と尻込みする役人を抑えて決断したのです。実際、宗教界はこぞって大反対でした。

 法改正のポイントは大きく2点。全国的に活動する宗教法人の所轄庁を文部大臣とし、文化庁が実務を担う。それまでは宗教法人が本部を置く所在地の都道府県知事が所轄庁でした。オウム真理教は登記上、東京都江東区に本部を置いていたため、当時の所轄庁は東京都知事だったのです。広大な教団施設があった山梨県の上九一色村(現・南都留郡富士河口湖町)を調べることは現実的に困難で、その権限もなかった。これによって、文部大臣の所轄する宗教法人がドッと増えました。

 もうひとつのポイントは、年1回の書類提出。役員名簿、財産目録、収支計算書などを出してもらいます。宗教法人として活動している事実を確認するためです。

 宗教法人の認証は従来、性善説で行われてきた。教義、礼拝施設、30人程度の信者が確認できれば法人格を与えてきました。法改正以前は、宗教法人となった後の教団は糸が切れたタコ状態。どこで何をしているのかサッパリ分からなかった。

 もっとも、文化庁が特別な監視機能を持つようになったわけでもなく、テロ組織など危険分子を見分けるのは容易ではない。ですが、宗教法人をより注意深くチェックして慎重に対処し、怪しい教団を認証しない考え方へ大きく変化しました。そうした中、名称変更の認証を求めてきたのが統一教会(現・世界平和統一家庭連合)だったのです。

「公共の福祉の侵害」や「宗教法人の目的逸脱」などの規定を適用できないか

 オウム真理教による一連の事件を受け、1996年9月に改正宗教法人法が施行されました。僕が98年7月まで在任していた文化庁文化部宗務課でも、所轄する統一教会(現・世界平和統一家庭連合)について議論になりました。公序良俗に反する宗教法人を解散させることはできないものかと。

 オウムに対しては、当時の所轄庁だった東京都知事らが東京地裁に解散命令を請求。地裁の決定により、96年1月に解散命令が出されました。

 宗教法人法第81条に基づく請求でした。

 宗教法人法は第81条で解散の事由をこう規定している。

▼法令に違反して、著しく公共の福祉を害すると明らかに認められる行為をしたこと。

▼第二条に規定する宗教団体の目的を著しく逸脱した行為をしたこと又は一年以上にわたつてその目的のための行為をしないこと。

 ーーオウムは法令違反、公共の福祉の侵害、宗教団体の目的逸脱が認定された。

 統一教会の霊感商法や合同結婚式はかつて大きな社会問題になりました。法外な寄付、法外な価格の物品購入、法外な労働奉仕は過度の自己犠牲ですし、見ず知らずの人との結婚は理性や自由意思があれば選択するはずのない行動です。統一教会にも公共の福祉の侵害や宗教法人の目的逸脱などの規定を適用できないものか。信者が引き起こした刑事事件はいくつもあり、教団側が敗訴した民事裁判もたくさんある。内部で検討はしたものの、当時は厳しいとの結論に至りました。

 こうした経緯からも、統一教会が求める名称変更を文化庁が認証したのは、方針の大転換だったのです。20年近く押し返してきたわけですから。第2次安倍政権下の2015年8月のことで、僕は事務次官に次ぐ文科審議官のポストに就いていました。(後編につづく)

(前川喜平/元文部科学事務次官)

必ずしもメディアの情報が正しいと思って情報を鵜呑みにするのは間違いだと思う。個人のレベルでは正しいかどうか確認が出来ない事はたくさんあると思うが、いろいろな情報から自分のが間違っていても、自分で判断する事になれるべきだと思う。もし間違っていれば、なぜ間違っていたのか、どこで間違ったのか、なぜある情報を信用しようと思ったのかを日頃から考えていれば、徐々に精度は上がって行くと思う。
統一教会関係のニュースを読んで理解した事は、安倍晋三元首相の銃撃事件での死亡は、統一教会的な解釈だと過去に問題があったので、このような悲劇が起きたと言う事になる。統一教会と関係がある議員達はそのように思っているのだろうか?同じお金を掛けるのなら国葬よりも、旧統一教会に関する現状の把握と調査だと思う。死んだ人は生き返らない。国葬しても何も変わらない。だとすれば、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の苦しんでいる元信者や信者を辞めたい人達の救済と問題の宗教法人に対する法や起訴改正の方が重要。

ヤフーコメントにはいろいろなコメントがあった。

fan*****

テレ朝の「モーニングショー」は最初は熱心に統一教会(協会)問題を報じていた。
紀藤弁護士が連日来て解説をしてくれた。
その後、有田芳生氏が登場し統一教会がなぜ宗教法人資格をはく奪されないのかの話になり有田芳生氏は「政治の力」と述べた。
その翌日からモーニングショーは統一教会問題を一切報じなくなった。
一体何があったのか。

大手メディア「旧統一教会」報道沈静化のナゼ <浸食されているのは政界だけじゃない>の声も 07/22/22(日刊ゲンダイDIGITAL)

 安倍晋三元首相の銃撃事件で浮き彫りになったのが、主に自民党国会議員と「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」の緊密な関係だ。統一教会の元信者で、ジャーナリストの多田文明氏はテレビで、教団が政治家と関わる理由について「統一教会の議員をたくさん作って、日本の政治を動かしていくこと。それが最終目的」と語っていたが、これが事実であれば背筋が凍る話だろう。

【写真】安倍新内閣はまるで“カルト内閣”…統一教会がらみ12人、日本会議系も12人(2019年)

 教会による“政界汚職”は一体どこまで進んでいるのか。立憲民主党が早速、「旧統一教会被害対策本部」を立ち上げたほか、日本共産党も「旧統一協会問題追及チーム」を設置。両党とも、国政調査権に基づき、高額献金や違法勧誘といった反社会的活動の実態、大規模な政界工作の現状─などについて調べる方針だ。

 一方、野党の動きと対照的に腰が引けているのが、大手メディアだ。SNSなどでは、教会絡みの話がどんどん拡散しているのに対し、テレビや新聞の報道は逆に沈静化しつつあるからだ。

 ネット上でも《これは新聞社やテレビ局にも信者がいるな》、《政界だけじゃないだろ教会に浸食されているのは》、《メディアは恫喝に負けるな》といった声も出始めている。

 22日の閣議で決まった安倍氏の9月27日の国葬についても、大手メディアは賛否について淡々と報じているだけ。国民世論が大きく分かれているのだから、本来は報道機関の役割として「国葬の賛否」を問う大規模な世論調査ぐらい行うべきだろう。

 安倍氏の事件直後、大手メディアはそろって「民主主義の危機」を強調していたはず。ならば今こそ、メディアが踏ん張る時ではないか。

日本の政治家達はこんなにも自己中だったとは思わなかった。まあ、結局、人は自分が最優先が基本だと思うので仕方がない。ただ、今後はあまり偉そうな事を言うと偽善者だと思うかもしれない。
逃げの言い訳だからかもしれないが、政治家の一部はこれほどだらしなく、何が正しいのか何となくわかっていても支持者とかしがらみを無視して話せないと言うのは良く理解できた。

「旧統一教会から選挙応援受けた」県知事に、市長、県議まで…政治家とのつながり続々と明るみに 議員直撃 (1/3) (2/3) (3/3) 07/22/22 (TBS NEWS DIG Powered by JNN)



安倍元総理の銃撃事件をきっかけに政治家と旧統一教会側とのつながりが、次々と明るみになっています。選挙で支援を受けたと明らかにした県知事もいて、地方政治にも深く入り込んでいる実態が見えてきました。

【写真を見る】「旧統一教会から選挙応援受けた」県知事に、市長、県議まで…政治家とのつながり続々と明るみに 議員直撃

■安倍氏なき後の“安倍派”は?国葬は9月で閣議決定 7月21日午後1時半ごろ、複数のSPに警護されながら総理官邸を訪れた昭恵夫人。先週行われた安倍元総理の葬儀に参列した岸田総理に感謝を伝えたということです。

自民党本部で行われた「清和政策研究会」。いわゆる“安倍派”の総会。黙祷の後、昭恵夫人は涙ながらにこう語ったと言います。

昭恵夫人(「清和政策研究会」での発言) 「(夫は)派閥の会長としてやりたいことが沢山あった。それをぜひ引き継いでほしい」

派閥の“長”を失った安倍派。安倍氏の遺志を引き継ぐとして名前は変えず、当面は後継の会長を置かないということです。

自民党・安倍派 塩谷立会長代理

「国葬も明日(22日)閣議で決まる。立派に行われるように結束して進めていきたい」

9月27日で調整されていた安倍氏の国葬。22日、閣議決定されました。

市民団体「権力犯罪を監視する実行委員」のメンバーら約50人は、国葬にかかる予算執行の差し止めを求める仮処分を東京地裁に申し立てました。

市民団体「権力犯罪を監視する実行委員」の会見(21日午後 ) 「(国葬は)誠に国民を愚弄した話であり、現憲法に違反する行為であるとはっきり私たちは申し上げさせていただきます」

安倍氏について、「森友学園」や「桜を見る会」の問題などから、国民の評価が分かれていると指摘。「国葬は思想良心の自由を定めた憲法に違反する」と主張しています。

記者(21日 午後) 「どのように国民に理解を求めていく考えか?」

松野博一官房長官

「国葬儀は儀式として実施されるものであり、国民一人一人に政治的評価や、喪に服することを求めるものではないということは、これまでも申し上げてきた通りであります」

■「旧統一教会から選挙応援受けてた」元閣僚に、知事に、市長も そして事件をきっかけに注目される、政界と旧統一教会の関係。

参院選に自民党から出馬し当選した、井上義行氏。選挙で旧統一教会側から支援を受けたことが明らかになっていますが、他にも旧統一教会との繋がりが続々と明らかになりました。

稲田朋美元防衛大臣は、2009年と2010年に旧統一教会関連団体の会合に出席したとして自身のホームページ上に写真を公開(現在は掲載されておらず)していました。

稲田朋美 元防衛大臣(21日午後) 「多分依頼を受けて、出席をして挨拶をしたということです」

記者

「団体と政治家として関わりを持つことについて、ご自身の認識は」

稲田元防衛大臣

「そうですね。慎重であるべきだと思いますし」

教団と政界の繋がりは過去の映像からも見てとれます。

2019年、愛知県で開催された教団が関連するイベント。光の中から姿を現したのは、統一教会の創設者の妻で、「世界平和統一家庭連合」現総裁の韓鶴子氏です。

こんな場面も…

教団関係者

「福井県知事の杉本達治様、また6人の市長の方々からも祝電を頂戴しております」

当時のことについて、福井県の杉本知事は…

福井県 杉本達治知事

「うっすらですけども、覚えております。平和を進めていくというようなことで、大きな大会でですね、それで他の自治体の首長さんも含めて、趣旨に賛同しているというようなお話もあったので」

イベントの半年前の知事選で支援を受けたか問われると…

福井県 杉本知事

「それもあったかもしれませんけれども、よくは私、あの…ものすごい大変な時期ですので、初めて会う方も沢山いましたので」

実際に選挙で応援を受けたケースもありました。

富山県(自民党)稗苗清吉議員

「3年前にそれは応援をしていただきました。僕はそれを『来てくれ』じゃなくて、向こう(教団の関連団体)と“阿吽の呼吸”で会合もしていたからね」

自民党の稗苗・富山県議。旧統一教会の関連団体から「選挙応援を受けていた」と明かしました。

稗苗県議

「私の選挙の公約のビラを持って、有権者のところを訪問していただいたり、電話をかけていただいたりという応援です。僕のパンフレットを持って政策的に賛同していただいたら署名してくれという話で」

稗苗県議は応援を受けた教団の関連団体の議長も務めています。

自民党の県議に取材すると、さらに少なくとも3人が関連団体から「選挙応援を受けた」と証言しました。

県議だけではありません。

富山県 新田八朗知事(7月20日)

「一昨年の知事選で応援を受けたことは事実です。集会にお招きいただいて、そこでお話をさせていただいたということはあります。当時の私の立場にとっては、有難いことではありましたよね」

富山市 藤井裕久市長(21日)

「市長選に際して、集会に呼んでいただいて、そこでスピーチをさせていただいた記憶はあります」

富山県知事や富山市長も、旧統一教会から選挙応援を受けていたのです。 富山市長は当選の翌月の2021年5月、旧統一教会の関連団体から「平和大使」に任命されたことも明かしました。

教団側との今後の付き合い方を聞かれると…

富山市 藤井市長

「ここではっきり、どうこう申し上げるわけにいかないわけですけど、1回しっかり立ち止まってですね、自分なりに考えてみたいと思います」

富山県知事は…

記者

「団体の協力を得たことについては、現時点でどうお考えになっていますでしょうか?」

富山県 新田知事

「私としては事実関係をはっきりと確認できていないので、これ以上のコメントは今回はここでは差し控えさせていただきたいと思います」

教団に詳しい弁護士は、教団と政界が深い関わりを持つことの危険性を指摘します。

全国霊感商法対策弁護士連絡会 渡辺博弁護士

「知事としては深く考えずに祝電を打ったりね、関係を持ってしまったということもあると思います。政治家の方々が(旧)統一教会と関係を持ってしまうということは、ますますその被害者を増やすことに繋がってしまいます」

■「総額1400万円」教団への献金で人生狂わされ…孫にお祝いもあげられず 教団への献金により人生を狂わされた現実がまた一つ浮かび上がりました。

妻が信者だったという男性が手にする分厚い本。これは、旧統一教会の創設者・文鮮明氏の言葉を集めた本です。その値段は…

妻が元信者の男性(73)
「これが430万円したと女房が言っていたよ、430万」

旧統一教会の信者だった男性の妻。当時の詳細な記録を残していました。

▼当時の記録
「愛フォーラム21で勉強した内容
 平成13年11月10日『時と出合い』
       11月20日『この世とあの世』」

“霊界にいる先祖を救わないと家族や子孫に悪い影響”が出る。妻は“家族を救うため”と献金を始めます。

妻が元信者の男性
「定期預金おろしてやったんじゃないですか。2人で合わせて貯めたお金を」

そして、長女に孫ができたお祝いをしようと、貯金の金額を妻に尋ねた時…

妻が元信者の男性
「私に泣きながら、『お父さんごめん』って。『貯金もうこんだけやわ』って。(総額)1400万円くらいいってるんじゃないか」

2人で貯めていた貯金が底をつきかけていたのです。

▼妻が残した記録
「預金はほとんどない。娘たちの結婚のときも、孫が生まれても、お祝いもあげられない。悔しくて悔しくて」

脱会後、妻は献金の返還と慰謝料など合わせて約1500万円を教団に求めました。その結果、教団側が和解金として1050万円を支払うことで合意しました。

しかし、胃がんを患っていた妻は2015年に他界。「御言葉集」を前に男性は…

妻が元信者の男性
「とんでもない話だ。先祖がどうのこうの言って。子孫にまた悪い影響になるわ、浮かばれないわと言って。どうもならんわ、そんなことばっかり言って。こんなもん…」

旧統一教会の被害者救済に取り組む渡辺弁護士は…

渡辺弁護士
「韓国の清平、統一教会の本拠地にどでかい建物を建てています。そのための資金として信者1人120万献金しなさいという強力な要請が今、日本であります。財産を奪われ続けている。一刻も早く相談窓口に相談を寄せていただきたいと思います」

宗教の部分がないだけで、一部の宗教がお金を寄付させる構造と同じ。常識的に考えることが出来る周りから考えれば、おかしい事でも、本人の頭の中では幸せに向かう一歩とでも思っているのだろう。騙されたと気付くまでは現実逃避と言うか、幸せを感じているステージなので本人は幸せだと思う。どこかで騙されたと気付き、失望や怒りを感じるだろう。
人間、程度の違いはあれど、現実逃避や夢を見たいと思う事はあると思う。ストレスの対処方法にはいろいろな選択があるし、個々で効果や結果は違う。
ミッドクライシスでも感じていたのかな?

「プロポーズ受けたからイエメンに送金したい」女性客、行員の問いに「会ったことない」 07/22/22(読売新聞)

 SNSで知り合った外国人を名乗る異性から金をだまし取られる「国際ロマンス詐欺」の被害を防いだとして、岩手県警盛岡東署は21日、ゆうちょ銀行盛岡店(盛岡市中央通)に感謝状を贈った。

【一覧】国際ロマンス詐欺のメッセージの特徴

 同署によると、6月27日、来店した同県内の中年女性が「外国人との結婚のため、イエメンに48万円を送金したい」と申し出。対応した女性行員(30)が不審に思い尋ねたところ、「SNSで知り合ったスペイン国籍の外科医からプロポーズを受けているが、一度も会ったり、声を聞いたりしたことはない」と話したことから、警察に相談するよう指導した。その後、女性が同署を訪れ、詐欺に遭っていたことが判明した。

 感謝状を受け取った女性行員は「お客様の大切なお金を守ることができて良かった」と話し、生活安全課の大槻勝課長は「会ったことがない人との現金のやりとりには気を付けて」と注意を呼びかけていた。

洗脳やマインドコントロールのような姑息な手法を実践し、多くの信者になった日本国民からお金を集めて韓国へ送った統一教会と関係があった安倍元総理の国葬を決定し、天皇にも儀式として強制参加させるわけだ。統一教会の韓国人は笑っているだろうね!
このような強引なやり方は統一教会から学んだのか?自民党が選挙で勝ったのは事実だけど、国民は信者ではない。
一番悪いのは山上徹也容疑者だと思うが、統一教会の問題を放置し、関係を継続してきた与党は責任があるし、問題のある宗教団体の行動を規制する法や規則改正を怠ってきたのは民主党を含め、与党の責任だと思う。

【速報】政府、安倍元総理の国葬を9月27日に行うと閣議決定 費用は全額国費 07/22/22(TBS NEWS DIG Powered by JNN)

政府は先ほど行われた閣議で参院選挙の遊説中に銃撃を受け亡くなった安倍元総理の国葬を9月27日に行うことを決定しました。葬儀委員長は岸田総理がつとめます。

東京・千代田区の日本武道館で行われ、費用は全額国費となります。

戦後、首相経験者の国葬は吉田茂元総理以来2人目です。

費用について松野官房長官は会見で、「これまでの葬儀の例と同様に、一般予備費の使用を想定しているが詳細は今後検討していく」との考えを示しました。

また政府は、国葬の事務を担当する故安倍晋三国葬儀事務局をきょう内閣府に立ち上げました。

トップには森昌文総理補佐官がつとめ内閣府、内閣官房、財務省、外務省、警察庁などの職員20人規模になるということです。

一方、午前9時ごろには国葬に反対するデモが行われ、数十人が官邸前に集まりました。

一部の野党は「安倍氏の政治を礼賛することになる」などと国葬に反対していますが、松野官房長官は「国葬儀は儀式として実施されるものであり、国民一人一人に政治的評価や、喪に服することを求めるものではない」と重ねて強調しました。

さらに、「政府として葬儀は無宗教形式で、かつ簡素・厳粛に行う」との考えを示しました。

親の反対を押し切って国際結婚して、失敗した、又は、離婚したが帰れないと言う話は良く聞いた。
反対を押し切って何かをする事は悪くはないが、失敗した場合には、デメリットがある事を考えようと言うだけの話。
何かを失うリスクを負っても正しいと思う事をする必要はある。何が正しいかがわからない時はあると思う。ある重要な決断をするまでにどのように生きた来たのか、何を学んできたのかが重要なのかもしれない。

合同結婚式で韓国に嫁いだ統一教会・日本人妻の「知られざる苦悩」(1/2) (2/2) 07/12/22 (現代ビジネス)

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【前編】なぜ信じるのか。脱会信者が赤裸々に明かす「統一教会」の手口に続いて、韓国に住む統一教会信者の苦悩を紹介する。 ----------


【写真】「擁護はできないが、恨みは理解できる」元統一教会信者が会見で明かしたこと

「日本人の悪い血を出す」

 韓国に行ったAさんは脱会を決意する。

 「『先祖解怨式』には『役事』と言われる儀式があるのですが、これは身体から悪霊を出すためと称して、自分の身体をひたすら叩き続けるものだったのです。自分の手が届かないところは、周囲の人に叩いてもらう。日本人の悪い血や霊を外に出すために必要だとして、1日に70分間を何セットもやります。私はこんなことをする教団はおかしいと思って、帰国後、統一教会の正体を調べ始めました」

 統一教会は献金について本誌の取材に、

 「献金とは、信徒が神に対する信仰と感謝に基づいて自主的に捧げるものであり、『献金の強要』や『献金ノルマ』などは一切ありません」(広報部)

 と回答する。

 これに反論するのは、全国霊感商法対策弁護士連絡会代表世話人の山口広弁護士だ。

 「韓国の本部から、今年の日本の献金目標は何億円だという指令が出されます。日本の統一教会にしてみれば、神様が言っていることと同じ重みがあるのですから、絶対に実現しないといけない。表向きは任意ですが、実態は強制的に献金を要求するわけです。

 最近は認知症を疑われるような高齢者が被害に遭うケースが増えています。とくに一人暮らしで一軒家に住んでいる女性が狙われやすい。息子が結婚できないとか、娘の家庭がうまくいっていないなどの悩みにつけ込んで、先祖の怨みを解く必要があると説得し、おカネを巻き上げる。

 直近では、統一教会の信者が子供のいない高齢者の『養子』になり、財産を相続しようとするケースもありました。被害者の死後に判明する場合もあり、正式な遺言として認められると、無効にするのは難しい」

居場所を失った日本人妻  統一教会が信者から徴収した多額の献金は、その多くが海外へ送られるという。前出の元教会責任者のBさんが言う。

 「韓国において、日本の統一教会は、おカネで貢献する団体という位置づけです。日本の信者から捧げられた献金は、韓国や米国にある関連企業の資金になったり、ブラジルなど各地の土地の購入資金になったりします。そして、文鮮明一族や取り巻きが豪奢な生活をするためにも使われます」

 一方的に結婚相手を決められる「合同結婚式」による被害も報告されている。脱会者のCさんがこう話す。

 「私の友人は'80年代後半の合同結婚式で韓国人の信者と結婚し、韓国の農村での生活を強いられました。当時の統一教会は、農村の結婚相談所のような存在だったのです。統一教会に入信すれば、日本人の働き者の妻がもらえるとされ、実際に私の友人は嫁いでいきました。親の反対を押し切って結婚をしたため、家族からは縁を切られて、父親の葬式にも呼ばれなかったそうです」

 さらに、今回の事件で、統一教会の日本人妻は韓国での居場所も失いつつあるという。

 Cさんが続ける。

 「韓国でも、安倍(晋三)さんを銃撃した犯人の親は統一教会と報じられていて、韓国にいる日本人信者は孤立しています。韓国の農村に好んで嫁いでくる日本人女性はほとんどいませんから、地域のコミュニティにおいて日本人妻が統一教会の信者ということは周知の事実なのです。そもそも統一教会は韓国でも人権を軽視する危険な宗教団体として白い目で見られており、その傾向に拍車がかかりました。

 友人からは、『韓国では周りに理解してくれる人がおらず、日本には帰る場所がない。いったいどうしたらいいのかわからない』と、泣きながら電話がかかってきました」

「宗教法人格の剥奪」が怖い  今回、改めて浮き彫りになった統一教会の実態。今後、教団が反省し、それが改善されるのか。前出のBさんは「ありえない」と話す。

 「統一教会はこういう事件がおきたら、より結束していきます。前に霊感商法が問題になったときもそうでした。これは神が教団に与えた試練だから、もっと頑張らないといけないといって、内にこもっていくのです。統一教会が最も恐れているのは、宗教法人格が剥奪されること。そうならないために、あの手この手で保身を図るはずです」

 すでに、そのような動きはある。前出のAさんがこう言う。

 「私の母はまだ信者ですが、教えを信じているかというとそうではないと言います。ただ、長年一緒に活動をしてきた仲間がいるので、教団から離れられないだけだそうです。ですが、そんな母でさえ、今回の安倍さんの事件のことでひどく憔悴しています。事件後、信者たちはたびたび集会を開き、自分たちの組織が悪いわけではないと、情報を遮断してマインドコントロールを強化している状況だと思います。

 韓国の清平でも幹部集会が開かれたようです。今後、どうするかの対策が講じられ、信者に対して事件は信仰と無関係だとする教育が植え付けられていくでしょう」

 全国霊感商法対策弁護士連絡会によれば、統一教会による被害総額は34年間で1237億円に上り、「これだけ長期間かつ大規模に問題となったカルト教団は他にない」という。

 はたして、統一教会に司直のメスが入る日は来るのだろうか。

 「週刊現代」2022年7月23・30日号より

週刊現代(講談社)

宗教法人の行き過ぎた行動を規制する法律、又は、関係する法律の改正を提案するべきだ。宗教法人が宗教の自由を盾におかしな事をしなければ法に接触しないので法律や規則の改正は問題ないと思う。
統一教会が消滅したり、弱小化すれば、それに取って代わる宗教団体が出てくる、又は、他の宗教団体が勢力を延ばすだけだ。それでは問題の解決にはならない。しっかり、問題のある宗教団体が好き放題できないように法律や規則改正するべきだと思う。
ウクライナとロシアの戦闘でプロパガンダとかメディアは避難しているが、マインドコントロールはプロパガンダよりも酷い。洗脳に近い。洗脳は、同じ考えの人達と共同生活や共同作業により、強化され、反対する、又は、制止しようとする人達との関係を絶つ事でさらに強化され、時間の経過とともに洗脳状態からの解放が難しくなると心理学の授業で習った。アメリカにいた時はカルト宗教集団のドキュメントとか、特集とかを見る事が出来たので凄く勉強になった。メディアの人達、コメンテーター、そして学者と呼ばれる人達はどう考えているのか?偽善者達は誰なのかとテレビでのコメントを聞いて思う。
ヤフーコメントにはいろいろなコメントがあったが、残念な事に多くの国民は何も感じていないのかもしれないと思った。

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これは良い事。日刊ゲンダイが紹介したジャーナリスト鈴木エイト氏のリストによると、維新議員は5人が教会と関わっている。

議員が信仰の自由を主張して、今後も教会と付き合うなら、そう表明すれば良い。陳謝して辞任するのも本人次第だ。評価するのは国民だ。

しかし98人の名前が挙がっている自民党が、井上義行氏以外はダンマリと言うのは、あまりにもヒドイ。完全に国民を舐めている。

参議院の方は仕方無いが、衆議院は全議員を調査した後に結果を公表し、解散総選挙をやり直さないと、国民は納得できない。

維新、旧統一教会との関係有無を調査へ 所属の国会議員対象に 07/21/22(産経新聞)

日本維新の会の松井一郎代表は21日、党所属の国会議員と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)側との関わりの有無について全国会議員に対し、聞き取り調査を行う意向を明らかにした。大阪市役所で記者団に「政治家の名前で広告塔のように使われるのは控えていくべきだ」と述べた。調査結果は公表するという。

松井氏は「信教の自由はある」としつつ、信者による旧統一教会への献金に言及。「自主的な寄付というが、そのことで家庭崩壊するのはちょっとおかしい」とした。

その上で、維新として旧統一教会系の団体から「政治資金や支援をもらわないようにしたい」と強調。一方、反共主義を掲げる保守系団体「国際勝共連合」が旧統一教会系とは自身も知らなかったとし「(つながりが)今分かる範囲での調査をしっかりしたい」と語った。

SNS(交流サイト)上では、旧統一教会との関係が取り沙汰される政治家の中に、維新所属の国会議員の名前も挙がっている。

事件に至った動機の解明を望む人達は多いが、本当にそう思っているのか疑問に思う。そして、コメンテーターや学者の人達は過去の事まで調べないと思っているから、解明と言うのではないかと思う。過去の事実確認から始めないと何が誤解で何が事実なのかもわからない。安倍元総理の祖父・岸信介元総理がどれほど一族と統一教会に関わっていたかを解明しないと、孫への恨みが妥当なのか、妄想によるものなのかも判断できないと思う。そして安倍元総理の祖父・岸信介元総理と一族と統一教会の関係は、彼の死によって途絶えたのか、それとも、子供や孫へ引き継がれて関係が続いていたのかも確認する必要があると思う。
ヤフーコメントにいろいろ書かれていたけど、知っている人は知っていたんだと驚いた。恥ずかしい話だが安倍元総理の祖父・岸信介元総理や自民党と統一教会の関係については知らなかった。

名無しのアノン君

貴重な文書だとは、思いますが「岸信介氏」と「統一教会」に深い繋がりが、あったのは周知の事実です。

問題は、その繋がりが、父の「晋太郎氏」を経て「安倍晋三氏」に、何処まで引き継がれていたか、という事です。

現在、「統一教会」が「自民党保守」を中心として、日本の政治に大きな影響力を持っている事が、徐々に明らかになりつつあります。

一部の「保守論客」は、この件について、全力で黙殺しようとしています。この機会に、「統一教会」が関わる日本政治の闇を、全て明るみに出して欲しいと思います。

tmkr

『問題は政権を担う政党が国民の被害より統一教会を選んだこと、安倍さんに1ミリも責任が無いはずはないと思う。』

本当にそう思います。 教祖が脱税?「日本は韓国を植民地化した悪の国エバ国だから、アダム国である韓国に奉仕する義務がある」とかいう教義?それによって信者に高額な献金を要求、自民党議員はこういうこと納得して集票に協力してもらっているの?これまでの経緯を説明するべき。

日本の信者が被害にあっても、救済するでもなく、捜査するでもなく、それどころか選挙協力してもらって、自ら韓国語で食口とかいう信者や会員になっている議員さえいる。 日本人を韓国の胡散臭い団体に売るのかい?日本の国会議員で自称保守なのに、これじゃ売国奴じゃん。どっち向いて政治やってんだよ。

tak*****

日本人の庶民を苦しめる統一協会が大問題、それを見てみぬふりをして、見返りに組織票や選挙応援だと、さらに国会議員の秘書にも多数の統一協会員が潜り込んでいるとか…。。
日本の国会議員は、日本人の誇りや魂をどこに捨て去った。

y_k*****

》この時点で日本では、既に教会による若者への強引な勧誘などが社会問題化していたが、その教団の首領を、「誠実で貴重」と評価しているというわけだ。………結局、釈放は難しいと判断され、文鮮明が出所できたのは翌85年の夏だった。 嘆願書の3年後、岸氏は90歳で没するが、その後も岸・安倍一族と教会との関係は維持されていた――。

まったく知らない話で驚くばかりです。
“美しい国 日本”を、一体どのようにしたかったのでしょうか。
ますます、現政治家の方々の沈黙に、疑心暗鬼になります。政治と宗教の疑獄にすら感じてしまい背筋が寒くなりました。猛暑なのに。
メディアの方々頑張って下さい。
国民のためのメディアでいて下さい。

gg9*****

もちろん、安倍元総理がこの記事だけで関係者かどうかは確定しないと思います。

ただ、祖父が繋がっていたのはほぼ間違い無くて、3代に渡って政治家をやられている方なので、政治基盤も引き継いでる。

なので全く無関係というのもちょっと簡単に証明できないかなと思います。
統一教会と対立しているみたいな話も見るので、なんとも言えない感じですね。

gg9*****

もちろん、安倍元総理がこの記事だけで関係者かどうかは確定しないと思います。

ただ、祖父が繋がっていたのはほぼ間違い無くて、3代に渡って政治家をやられている方なので、政治基盤も引き継いでる。

なので全く無関係というのもちょっと簡単に証明できないかなと思います。
統一教会と対立しているみたいな話も見るので、なんとも言えない感じですね。

tom*****

犯人は明らかな「反統一教会」、安倍氏は明らかな「親統一教会」。
まあ「関係者」をどう定義するかやけど、中身は教会とイコールの「関連団体」広報誌の表紙を何度も飾り、メッセージを送り、活動を賛美して広告塔の役割を長年果たしていたわけやから、今さら「関係者ではない」は通用せんやろ。

聞き流す力

この時点で日本では、既に教会による若者への強引な勧誘などが社会問題化していたが、その教団の首領を、「誠実で貴重」と評価しているというわけだ。

「この手紙を受け、アメリカ政府は対応を協議します。元総理で、その

→なるほどねー?呆れるばかりです。

【独自】安倍家と統一教会との“深い関係”を示す機密文書を発見 米大統領に「文鮮明の釈放」を嘆願していた岸信介 07/20/22(デイリー新潮)

文鮮明の釈放を嘆願する文書

 山上徹也容疑者(41)の凶行の背景には、安倍晋三元総理と統一教会の関係があることはすでに広く知られている。今回ご紹介する機密資料は、安倍元総理の祖父・岸信介元総理が1984年に当時の米大統領、ロナルド・レーガンに宛てた親書である。一族と統一教会の深い関係を物語る文書の内容とは――。

【写真6枚】「文尊師は誠実な男」 岸信介氏がレーガン大統領に宛てた驚きの文書




 ***

 この書簡は、関連資料を保管する米カリフォルニア州のロナルド・レーガン大統領図書館のファイルに収められているもの。ジャーナリストの徳本栄一郎氏が5年前、本誌(「週刊新潮」)の依頼で同所を訪れた際に発掘した、この貴重な文書に登場するのは、統一教会の開祖・文鮮明の名前だ。

〈文尊師は、現在、不当にも拘禁されています。貴殿のご協力を得て、私は是が非でも、できる限り早く、彼が不当な拘禁から解放されるよう、お願いしたいと思います〉

 出された日付は84年11月26日。差出人は岸信介。文鮮明はその前に、アメリカで脱税容疑にて起訴され、84年4月には懲役1年6カ月の実刑判決を受けて連邦刑務所に収監されていた。つまりこの書簡は、日本の元総理がアメリカの現職大統領に宛てて、韓国人「脱税犯」の逮捕が不当だとして釈放を依頼するという、極めて異例の内容なのだ。

文鮮明は「誠実な男」「希少かつ貴重」

 手紙の後半に進むと、岸氏の懇願調は増す。

〈文尊師は、誠実な男であり、自由の理念の促進と共産主義の誤りを正すことに生涯をかけて取り組んでいると私は理解しております〉

〈彼の存在は、現在、そして将来にわたって、希少かつ貴重なものであり、自由と民主主義の維持にとって不可欠なものであります〉

 この時点で日本では、既に教会による若者への強引な勧誘などが社会問題化していたが、その教団の首領を、「誠実で貴重」と評価しているというわけだ。

「この手紙を受け、アメリカ政府は対応を協議します。元総理で、その当時もなお自民党の実力者であった岸氏の依頼だけにむげにはできなかったのでしょう。返事も書いたようですが、それは今も機密解除されていません。国家安全保障上の理由とのことでした」(徳本氏)

 結局、釈放は難しいと判断され、文鮮明が出所できたのは翌85年の夏だった。

 嘆願書の3年後、岸氏は90歳で没するが、その後も岸・安倍一族と教会との関係は維持されていた――。

 教会への恨みを安倍元総理に向けるというのは破綻した論理であるし、命を奪った行為は決して許されない。一方で岸・安倍一族と統一教会の間にあった深い関係は無視されるべきではないだろう。7月21日発売の「週刊新潮」では、安倍元総理、そして現役自民党議員と統一教会との関係性について詳しく報じている。

「週刊新潮」2022年7月28日号 掲載

統一教会のイメージは合同結婚式と霊感商法だけで、その頃は政治とか、この世の中の動きとか興味がなかったし、学生だったから今ほどいろいろな経験がなかった。
インターネットのお金で簡単にニュースや情報が検索できる時代になったので深く調べるのでなければ簡単にいろいろな事が短時間で調べられる。便利な世の中になったと思う。下記の事について知らなかった。山上徹也容疑者の恨みと憎しみの副産物として知る事となった。また、統一教会がサタンとか、「先祖の怨み・・・」、「先祖が地獄で怨念を抱えて苦しんでいる」とかのやり方で不安とか、恐怖を感じさせる手法とか知らなかった。まあ、記事で読んだだけなので正しいのかはわからないが、この考え方なら、安倍晋三元首相の悲劇は先祖の行いに関連している可能性があると言う事になる。まあ、統一教会の考え方自体、個人的に信用しないので、信じる人にとっては恐怖になるのだろう。
安倍晋三元首相や自民党サイドと思われる人達が書いた記事では、日本国民は自民党と世界平和統一家庭連合(2015年に統一教会から名称変更): the Universal Peace Federation (UPF)の関係を直ぐに忘れるとか書いているが、インターネットがない時代ではないので昔のように完全に忘れられるとは思わない。日本国民は自民党と世界平和統一家庭連合(2015年に統一教会から名称変更): the Universal Peace Federation (UPF)の関係はこのまま続くと書いている記事が多いのには驚いた。確かに、多くの日本国民が何も出来ないから諦めるしかないと思えばそうなると思う。ただ、多くの国民が何かしなければならないと思い始めるきっかけになれば、変わるかもしれないと思う。
世界平和統一家庭連合(2015年に統一教会から名称変更): the Universal Peace Federation (UPF)はやり方がマインドコントロール(洗脳タイプ)と言うだけで、結果はヤクザと変わらないと思った。ヤクザは、暴力や威圧による恐怖でお金を巻き上げるが、世界平和統一家庭連合(2015年に統一教会から名称変更)は暴力や威圧の代わりに、サタンや先祖などのキーワードで恐怖を煽り、集団的なマインドコントロールで異常を異常と感じさせなくして洗脳を浸透させて、お金を巻き上げると思った。
心理学に興味があったので一般教養の必修だけでなく、心理学を専攻している学生が取る心理学の授業を英語の勉強と自分の興味のために受けた。心理学は戦争時代にも応用が利くのではないかとの考えで、いろいろな実験が行われている。今の時代では倫理に反するとか、不適切であるような実験まで行われていたようだ。その中にはどのように人を洗脳していくか、善人に悪行をさせる。知的な人達にどのように暴力行為を行わさせるかなどの実験があったようだ。軍隊で命令違反を行わないように兵士の行動をコントロールする事が目的だったようだ。いろいろな実験やその結果が効率的な洗脳や人を恐怖によりコントロールするしたりする事に利用される危険があると思った。
自民党と世界平和統一家庭連合(2015年に統一教会から名称変更): the Universal Peace Federation (UPF)の関係が続いている事には驚いた。「美しい日本」は統一教会の偽善から来ていたのではと疑問に思う。政治家達が統一教会の過去を知りながら関係を続けていた事は凄く驚いた残念な事だった。多くの日本人が苦しみられて、お金を巻きあがられていたのに、放置していたとは日本人として恥ずかしい行為だと思った。道徳教育は必要ないと思った。自分達に都合の良いように国民を操るために道徳教育と呼ばれる軽度の洗脳は要らないと思った。戦後の混乱期ではなく、今も関係を持つ意味が、組織票と無料の選挙支援だけのためならとても残念だ。そして、多くの野党が指摘しない事実は、「同じ穴のムジナ」かもと疑ってしまう。
ヤフーコメントにはいろいろなコメントがあったが、残念な事に多くの国民は何も感じていないのかもしれないと思った。

mto*****

自民党は表では中韓に強硬でも、このような海外宗派に得票数握られてしまってたら、ただのパフォーマンスだったんだと落胆してくる。
日本の最大政党がこんなズブズブの関係で政教分離も何もない状態では先が真っ暗です、日本は今も昔も神道と仏教が大半を占め、市民の間でこそ信仰の自由が認められている、そこを履き違えないでもらいたい。

sun*****

首相時代も多くの疑惑、亡くなった後からも色々と騒がせる人に国葬。
自民党最大派閥が統一教会とズブズブ、議員も秘書もきっと信者が多いのではと思わせる。
黄金の3年間がドロドロになりそうですね。
盛者必衰・・・。

福田赳夫元総理「アジアの偉大な指導者・文鮮明」スピーチ動画が拡散…改めて問われる自民党と統一教会の深い関係 07/20/22(SmartFLASH)

 福田赳夫元総理が、統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の教祖・文鮮明氏を礼賛する動画が拡散し、波紋を広げている。

 舞台は1974年5月7日、文氏が開いた「希望の日晩餐会」だ。岸信介元首相が名誉実行委員長を務め、帝国ホテルに1700名を集めて開催された晩餐会には、40人もの自民党国会議員が出席している。

 その席で、当時の福田赳夫大蔵大臣がこうスピーチしたのだ。

「アジアに偉大なる指導者現る。その名は文鮮明である。

 私はこのことを伺いまして久しいのでありますが、今日は待ちに待った文鮮明先生と席を同じくし、かつただいまは、文先生のご高邁なご教示にあずかりまして、本当に今日はいい晩だなと気が晴れ晴れしたような感じがいたすのであります。

 今日は文先生から『お前らは神の子である』という激励を受けまして、少し何かえらくなったような感じもいたします。私は『この神の子である』というのは、世の中のために大いに奉仕していく。またそういう気持ちになった日本人個々を育て上げなさいと、こういうことであろうと受け取りました。

 今日は文先生本当に立派なお話を承りましてありがとうございました。心から御礼を申し上げます」

 スピーチを終えた福田氏は文氏と熱い抱擁を交わす。

 後の1978年、福田氏は首相時代にこのスピーチを国会で追及され、「文鮮明氏が他にどういうことをしておるのか、そのことについてはいささかも承知しておりません」と答えているが、2人の親密さは明らかだ。

 統一教会は文鮮明氏が1954年、韓国で創設。1958年には日本に宣教師を送り込んでおり、1964年には日本で宗教法人の認可を受けた。統一教会の政治団体として「国際勝共連合」が設立されたのは1968年のことだ。

「勝共連合の設立には、岸氏の協力がありました。岸氏はその後も統一教会を訪れ信者を激励したり、文鮮明氏と会談したりしています。

 安倍氏の父親の故・晋太郎氏も、帝国ホテルで開かれた晩餐会に出席、さらに勝共連合の機関紙『思想新聞』(1990年3月25日付)の勝共推進議員名簿に名を連ねています」(統一教会ウォッチャー)

 1992年3月、アメリカで禁固刑を受け、日本に入国できないはずの文鮮明氏が、突然来日した。朝日新聞(1993年3月19日)によると、法務省にかけあったのは金丸信副総裁だという。

 1992年8月、文鮮明氏が「合同結婚式」を開催すると、日本から女優の桜田淳子、元新体操選手の山崎浩子らが参加。このとき、中曽根康弘元首相は「民族問題や宗教の対立を超えて、人類の理想に向かって進もう」との祝辞を送っている。

 自民党と統一教会との深い関係。この関係を引き継いだのが安倍晋三元首相だった。

「天宙平和連合」(UPF)は、文鮮明氏と、その妻で現・家庭連合総裁の韓鶴子氏が2005年にニューヨークで創設したNGOだ。

 2006年6月、本誌は、UPFが日本で開催した「祖国郷土還元日本大会」に、安倍氏が祝電を送っていた事実を報じている。このときの大会には中曽根康弘元首相、中川秀直政調会長(当時)らが祝電を送っている。

 そして、2021年9月、UPFが開いた大規模集会「シンクタンク2022 希望前進大会」にも、安倍元首相はビデオメッセージを寄せた。

「各地の紛争の解決に努力してきた韓鶴子総裁をはじめ、みなさまに敬意を表します。偏った価値観を社会革命運動として展開する動きを警戒しましょう」

 安倍元首相を銃撃した山上徹也容疑者は、2019年、来日中の韓鶴子氏を襲撃するつもりだったが失敗。その後、安倍元首相のビデオメッセージを見て、ターゲットを変えたことがわかっている――。

 福田赳夫元首相のスピーチ動画が拡散すると、ネット上には、自民党と統一教会の関係性を疑問視する声が多く上がった。

《これで「自民党と統一教会は無関係」などと一体誰が否定できるだろうか》

《改めて統一教会・自民党との関りの深さに呆然としている》

《まさかあれだけの絶賛スピーチをしておいて、「よく知りませんでした」とは言わないだろう。統一教会と自民党との長く深い闇にゾッとする》

 安倍元首相の銃撃事件を受け、次々に明るみに出る自民党と統一教会との深い関係。もはや「知らぬ存ぜぬ」では通用しなくなっている。

「選挙のお手伝いしましょう」接触あった団体は…宮崎謙介元衆院議員が語った政治と宗教 07/19/22(スポニチアネックス)

 安倍晋三元首相の銃撃事件で、国会議員と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関わりが問題となる中、元衆院議員の宮崎謙介氏(41)がスポニチ本紙取材にその実態を明かした。

 宮崎氏は2012年12月に自民党から京都3区で出馬。地元に選挙事務所を立ち上げるとすぐに「世界平和連合」の女性連合を名乗る団体から「選挙のお手伝いをしましょう」と声がかかったという。「選挙事務所を開くと、地元のさまざまな団体から接触がある。その一つで、発展途上国のための活動をしている団体と聞き、私自身は旧統一教会と結び付いていなかった。率先してチラシ配りやボランティアなどをしてくれる方々だった」と振り返った。

 宗教的なものは感じなかったといい「多くの1期目、2期目の議員は私のように分からないまま関わりを持つのでは」と指摘。事件を受けて当時の秘書に確認したところ、実は団体の入会や会合への出席を依頼する話もあったが「秘書レベルでお断りして、イベントへの祝電の形でとどめたと聞いた」という。

 宮崎氏は「こちらから頼んだわけではないが、選挙を口実に接近されたのかもしれない。旧統一教会と知らぬ間に関わりを持っていた」と回想した。

 殺人容疑で送検された無職山上徹也容疑者(41)は母親が入信後に破産するほどの献金をして家庭が崩壊したため、旧統一教会に恨みを募らせ「旧統一教会と安倍氏がつながっていると思ったから狙った」などという趣旨の供述をしている。安倍氏は昨年9月、UPF(天宙平和連合)のイベントにビデオメッセージを寄せていた。安倍氏以外にも多くの議員が関連団体の行事に祝電を寄せたり、出席していた。旧統一教会の元信者であるジャーナリストの多田文明氏は「関連団体が政治家との距離を縮めることが、旧統一教会にとっては布教活動になる」と指摘した。

 一方、政治家からは、事件と同教会の関係を軽視するような声も上がっている。立憲民主党の福山哲郎前幹事長は17日のテレビ番組で「(動機を)宗教団体ばかりのせいだとするのは事の本質を見間違うのではないか」などと発言した。多田氏は「教団による被害を拡大しないためにも、今回のような事件を繰り返さないためにも、政治と宗教の関わりについて政治家がしっかり議論すべき」と訴えた。

結局、この殺人事件は殺害された人物が元首相と言うだけでありふれた殺人事件だと思う。逆恨みの殺人事件は珍しい事ではない。

「私の検事としての経験上、容疑者が犯行動機について事件直後からペラペラしゃべるというのは、どうも引っかかります。また、警察の動機についての認定も少し早すぎるように感じています。これは一般論ですが、犯行に至ったある動機を隠したい場合、違う動機を話し出す犯人が多いとされています。

首相経験者が白昼堂々銃撃されて亡くなったという戦後史に残る大事件です。山上容疑者は、“家庭連合の信者だった母親が多額の寄付をして家庭がめちゃくちゃになった”などと明かしていたとのことですが、政治的な思惑がなかったのか、徹底的に調べる必要があります。

検事でも弁護士でもないし、大学の専攻が法学部でもない。だから経験や知識がない素人がなにを言っているのかと言われたら、相手の言い分におかしな事がない限り何も言えない。
山上徹也容疑者がとにかく恨みを晴らしたい、過去に自殺しているし、この世の中に未練がなければ、殺害に成功した事で十分満足していると思う。もし、単独犯であれば奇跡に近い結果だと思う。歪んだ成功や目標だったとしても、今後、どうなっても良いと考えれば、ふりになる事でも何でも話すと思う。今後に執着がなく、最も重い刑でも良いと思っていれば隠す必要がない。なぜこのようになったのかを話して世間に事実を伝えたいと思っているのなら、隠さずに話すと思う。それが、『世界平和統一家庭連合』(旧・統一教会)に対する復讐になるし、大きなダメージになるのは普通の人の考えでも想像できると思う。
安倍晋三元首相を殺害する事によってどれほどの影響が広がるかについて考えていたのか、深く考えていたのかは本人にしかわからないこと。死刑になりたかったとか、死にたかったとの理由で、知らない人を殺害する事件が過去になった。理不尽だが、このような動機が理解できるのなら、この事件にしても恨みが深く関与しているだけで大きな違いはないように思える。
今後の展開については予測は出来ないが、既に大きな影響を与えていると思う。自民党と世界平和統一家庭連合(2015年に統一教会から名称変更): the Universal Peace Federation (UPF)の関係がこれほど注目を受ける事は今後ないかもしれない。それほどインパクトはあると思う。
「政治的な思惑がなかったのか、徹底的に調べる必要があります。」については徹底的に調べれば良いと思う。ただ、世界平和統一家庭連合(2015年に統一教会から名称変更)のやり方やどのように不適切な行為をごまかしてきたのかを徹底的に調べなければ、どうしてこのような恨みや憎悪が生まれたのか理解できないと思う。それを警察が時間を使い、多分、抵抗する、又は、事実を歪める資料や証言を提出する中で、中立的に事実をまとめる事をする、又は、出来るのだろうか?警察の中にも信者がいる可能性は高い。情報が漏れる可能性がある。実際、警察官や警視が暴力団関係者に情報を流している事件はあった。信者である警察官にとっては何をやってでも欲しい情報だと思う。警察が、警察内部の信仰する宗教まで調べているとは思えない。もし、信仰する宗教まで把握しているとなると、今の法律では違法行為になると思う。警察官だけでなく、検察側の人間にも信者がいる可能性はあると思う。まあ、その前に、自民党や世界平和統一家庭連合(2015年に統一教会から名称変更)と関係があった、そして、関係がある政治家からの圧力があるのではないかと思う。
結果として、徹底的に調べる事は難しいのではないかと個人的には思う。知床 観光船「KAZU I(カズワン)」沈没事故で明らかになった事だが、同じ規則を適用してもどう調べるか、どう検査するのか、どう監査するのかそして誰が担当するかで結果は違ってくる。
最後に、個人的に意見だが、下記の画像は本人ではなく、似ている、又は、合成写真だと思う。もし本人であればいろいろな防犯カメラで事実かどうか調べる事は出来ると思う。だから、メディアか警察は調べてほしいと思う。


山上徹也サンクチュアリ教会の関係「教祖に祝福受けてる説浮上」画像流出 07/12/22(Manly times)



”安部” 山上容疑者『サンクチュアリ教会』(統一分派)か⁉️ 教祖はえなりかずき激似‼️ 07/12/22(「明治天皇は箕作圭吾(みつくりけいご))

安倍元首相を暗殺した山上容疑者の今後は?「死刑の可能性低い」と元東京地検特捜部検事 07/18/22(女性自身)

7月8日、奈良市で遊説中の安倍晋三元首相(享年67)が、銃撃されて殺害された事件の衝撃は、今も日本中を覆っている。現場で取り押さえられて逮捕された山上徹也容疑者(41)は、警察の取り調べに対して、犯行動機や事件で使用した手製の銃器の製造過程などについて、少しずつ供述を続けている。

SNS上には、山上容疑者が厳しく処罰されることを望む声も見られる。捜査も進行中であり、裁判になるのはまだ先とされているが、山上容疑者の量刑はどのようなものになるのか。元東京地検特捜部副部長で、衆院議員も務めた若狭勝弁護士はこう話す。

「個人的には厳罰に処すべきだと感じる部分はあります。自作の銃器を使用し、犯行に至るまでの計画性があり、非常に悪質な事件です。しかし、実際にこれまでの裁判の基準からすると、死刑になる可能性はあまり高くないと考えられます。

過去に、殺害した方法や殺害に至る経緯があまりにも残虐非道で、かつ身勝手な動機で行われた事件で死刑が言い渡されたことがありました。しかし、被害者が1人の殺人事件の場合だと、最終的に死刑が確定したケースはほとんどありません。

安倍さんの死は、世界中が悲しんでいます。しかし、いくらみんなが悲しんでいるからと言って、裁判所が加害者を死刑に処するという判断を下すといえば違うのです」

現在明らかになっている事実の範囲ではあるが、山上容疑者が問われる罪や量刑について、若狭氏はこう続けた。

「まず、山上容疑者は殺人罪と銃刀法違反に問われるでしょう。殺人罪は、5年以上の懲役、無期懲役、死刑という刑事罰が科されます。銃刀法違反のなかにも、発射罪というものがあります。公道上で銃器を発射するだけで、人を傷つけていなくても罪に問われます。重い場合は、無期懲役の判決が下ったケースがあります。

容疑者の自宅からは、爆発物なども押収されていて、爆発物取締罰則での立件も考えられますが、武器等製造法違反は3年以上の懲役に科せられます。また、参院選の選挙運動の場で行われた犯罪なので、公職選挙法違反にも問われるはずです」

■動機を明かすのが早すぎる?

山上容疑者は今後、精神鑑定なども行われるというがーー。

「裁判員裁判となったときに、精神鑑定が必要とされて責任能力に問題があるということになると、裁判の判断にも影響が出かねず、司法にとっては困ることになるわけです。なので、あらかじめ今の段階で“念のため”鑑定留置を行うということなのでしょう。

しかし、責任能力が問題とされて、犯行時に心神耗弱状態だったとなると、量刑はかなり軽いものになってしまうでしょう。精神鑑定の動きについては、着目しておく必要があると思います」(若狭氏)

警察の取り調べについて、山上容疑者は「特定の宗教団体に恨みがあった」と供述。母親は『世界平和統一家庭連合』(旧・統一教会)の信者で、多額の献金を行い破産したことが明らかになっている。また安倍元首相に対して「政治信条に恨みはない」とも供述しているという。しかし、若狭氏はこれらに違和感を持ったという。

「私の検事としての経験上、容疑者が犯行動機について事件直後からペラペラしゃべるというのは、どうも引っかかります。また、警察の動機についての認定も少し早すぎるように感じています。これは一般論ですが、犯行に至ったある動機を隠したい場合、違う動機を話し出す犯人が多いとされています。

首相経験者が白昼堂々銃撃されて亡くなったという戦後史に残る大事件です。山上容疑者は、“家庭連合の信者だった母親が多額の寄付をして家庭がめちゃくちゃになった”などと明かしていたとのことですが、政治的な思惑がなかったのか、徹底的に調べる必要があります。

たとえば山上容疑者の動機が宗教団体に対する恨みだったのであれば、批判の矛先は警察だけでなく、そうした実態を放置してきた国に対しても向かうことになるでしょう。しかし政治的な思惑からの犯行だったとすれば、やはりテロを防げなかった警察の責任が重く問われることになります。

奈良県警には、どうも動機を宗教団体への恨みの方に持って行こうとしているような節が見えます。単に宗教がらみだったから、といった表面的な動機の解明で終わると、場合によっては日本司法史上最大の事実認定の過ちに繋がりません。

だからこそ、事件に至った動機の解明がしっかり行われなければ、量刑も決まっていかないと思います」

山上容疑者が許されざる凶行にいたったのは、なぜなのか。そして、彼の罪が裁かれるためには、まだ多くの時間が要される。

東京大学卒業して、金沢大学法学類教授にはなれているのに宗教法人「世界平和統一家庭連合」(旧・世界基督教統一神霊協会=統一教会)日本教会では出世しなかったのは、人間的に優しすぎた、頭が良いが結果を出せなかった、又は、いくつかのコンビネーションで使えると評価されなかったのかもしれない。
学歴がなくても出世した行く人の中には、とにかく結果を出す人、やり方が汚くても、問題が発覚すれば、嘘を付いたり、誰かに責任を押し付けても逃げ、トップに気に入られている人がいる。そのようなカテゴリーには入らなかったのだろう。
仲正昌樹金沢大学法学類教授が組織の中でどのような位置にいるかで、単純に信者と言うだけでは見れるもの、見る事が出来るものは違うと思う。

 私が旧統一教会にいたのは1981年に東京大学の入学式直後に原理研究会に勧誘されたのがきっかけで、92年までの11年半です。幹部や幹部候補生のようなものになったことはありません

宗教団体と会社は違うが、組織のどのような位置にいるのかで見えるものは違うと思う。怪しい事をしていると情報など把握する事は必要ないし、会社のようにきっちりとしていると証拠になるからやらないと思う。お金さえ十分に入っていれば問題ないと考えていたと思う。

「献金や霊感商法もノルマがあれば達成しようと一生懸命になりますが、どういう手段を取るか、どのぐらい献金を要求していいのかは現場に任されていました。」

不適切な行為を行っている、又は、不適切な行為をあえて放置している場合は、このような状態がベストだと考えているのではないのか?何か不都合な事があれば現場がやったと逃げれる。結果に満足できれば、あえて細かい事を指示する必要はないと思う。

「安倍元首相がビデオメッセージを寄せた天宙平和連合(UPF)について問われても『把握してない』という答えが多かった。」

個人的な意見だが既に信者になっている人達にはあまり意味がないと思う。信者になろうか迷っている、組織に疑念を持っている、組織の正当性をアピールしたいのようなケースでは有効になると思う。既にマインドコントロールされている人達、洗脳されている人達には意味がない。既に落ちているから!
マーケティングの手法の一部は心理学の応用、詐欺や宗教の勧誘には共通部分がある。人の心に入り込む、そして警戒心を無くす事が目的達成に繋がる。マニュアルなど作成しなくても、有能な人について学べば、それなりに見に付くと思う。もちろん、成長する仮定で自然に見に付ける人達はいる。
例えば、共通点を探る。本当に共通点などなくても、相手が共通点を感じ、親近感を感じれば第一関門を通過。警戒心がなくなれば、さらに短い期間で深く懐に入る事が出来るようになる傾向が高い。心理学の授業を取れば、これぐらいの知識は得られる。まあ、大学や教授次第で需要の内容はかなり違う可能性は高い。
 山上容疑者の母が、家庭が大変な状況だとわかっていても巨額の献金をしたということは、教会の中に理解者を見出したということは間違いない。献金強要といっても脅して奪い取れるわけではありませんから。本人は自分のことを全部さらけ出したいぐらいの気持ちになっていて、喜んでもらえるならと無理な献金もするわけです。布教では「先祖の霊がこういう罪をおかし、あなたもそれを負っている。私たちが知る教義によると、家族関係でこういう問題が起こることが多いんですが、心当たりありませんか」と上手く聞き出していく。霊感商法でたくさん売れる人、幹部に出世していく人は聞き上手です。

詐欺や宗教法人「世界平和統一家庭連合」(旧・世界基督教統一神霊協会=統一教会)日本教会に共通していると思うが、本音は別として相手に入り込む事が目的達成に書かせない共通点だと思う。老人が騙されたと聞かされてもあの人は優しく良い人だった言っている詐欺のケースと似ている部分はあると思う。つまり、騙されたとわかっても寂しさを満たして、一時期には安心や幸福感を与えてくれた。騙されたとしても高額の買い物をさせられても、心の中を満たしてくれた人は少ないし、現実を受け入れる事への恐怖感があれば、現実を直視せずに、自分の殻に閉じ困って、良い記憶だけを再生したいと思う人はいるようだ。自分はそのような選択しないので本当の意味での理解は出来ない。これは良くない宗教団体にハマった信者にも共通する部分はあると思う。
応用編に行けば、プロパガンダ、情報操作や印象操作は心理学の応用である。事実は事実だが、事実でなくても事実であるように思い込ませることは出来る。そして事実でない事を事実として思い込み、記憶する人達は存在する。日本だって、第二次世界大戦中に玉砕したとニュースで流し、実際に生き残った人や捕虜になった人の事を隠し、玉砕を美化し、天皇のために死ぬ事を美化した。
 そうですね。特に、悩んでいるとか辞めそうだ、もう活動できそうにないと思ったら、徹底的に話を聞きます。それが責任者の仕事です。とにかく人の話を聞いて、納得させるのがうまい人が幹部になっていく。ものすごいマインドコントロールの技術があるように思われますが、そんなすごいテクニックはありません。そんなものがあれば、山上容疑者自身や統一教会に反対している人たちさえも、あっという間に洗脳されてしまっているはずです。

マインドコントロールが実践で、又は、結果として成功させた宗教団体やカルトが成長する。いくらマニュアルがあってもそれを実行し、成功結果を出せる人達が欠けていれば結果は出ない。営業の中には例学歴なのに結果を出せる人達はたくさんいる。そして高学歴で営業の方が結果を出せない事が多い。理屈ではなく、状況や人で成功するようにやり方や対応を変える事が出来れば、理屈や知識は関係ない。上手く行ったケースをまとめて、応用できる部分をマニュアル化するから達人でない人でも最低限の事は出来るようになると個人的には思っている。また、どのような人がマインドコントロールされやすいのかを見抜くマニュアルがあれば、人を選ぶ事で素人でも結果を出せる事はあると思う。まあ、いくら頑張っても東大に合格できるとは思わないけど、これぐらいは考えられる。

旧統一教会元信者の金沢大・仲正教授「霊感商法でたくさん売れる人、幹部に出世していく人は聞き上手だった」〈dot.〉 (1/4) (2/4) (3/4) (4/4) 07/18/22(AERA dot.)

 安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件で、逮捕された山上徹也容疑者の母親が入信していた宗教法人「世界平和統一家庭連合」(旧・世界基督教統一神霊協会=統一教会)日本教会の田中富広会長が行った記者会見を、元信者はどう見たのか。金沢大学教授で『統一教会と私』の著書がある仲正昌樹氏は、東京大学に入学した1981年に同大駒場寮で原理研究会に勧誘されたのをきっかけに入信し、92年までの11年半、会員として活動。その経験から「当時は会員のことや献金内容について幹部にあげていくような組織ではなかった」と内情を明かす。

【写真】高校時代の山上徹也容疑者

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――元信者として事件をどう見たか。

「特定の宗教団体への恨み」という山上容疑者の供述が報道され、旧統一教会のことではないかと思っていましたが、母親の献金によって家族が崩壊したことと、安倍元首相を殺害するまでに大きな飛躍があり、とても理解しにくいと感じます。子どもの頃に飼っていた犬を殺処分されたと元厚生事務次官を連続で殺害した事件(2008年)の小泉毅死刑囚と似た印象を持ちます。

 ごく普通に考えれば、恨むのは母親や献金をそこまでやらせた人と教会でしょう。山上容疑者の思考回路はわからないし、想像でしかないが、どこかで自分の人生はもうだめだと感じたのでしょう。後になって「どこから狂ってしまったんだろう」と原因を辿り、彼の中でわかりやすかったのが旧統一教会と日本を動かしているように見える元首相の安倍さんという存在だったのかもしれない。

――家庭連合の田中会長は記者会見で、献金額について「記録が辿りきれていない」「(山上容疑者の母親が)破産に至った事情は把握していない」と話していました。

 あれは本当に知らないのだと思います。旧統一教会がメディアで話題になるとき、ものすごく大きな団体で組織的に動いているように扱われますが、それには違和感があります。私が入信していたときは、会員の状況を幹部がちゃんと把握しているような教団でなかったし、中央管理的に情報を挙げていくようなシステムはなかった。献金や霊感商法もノルマがあれば達成しようと一生懸命になりますが、どういう手段を取るか、どのぐらい献金を要求していいのかは現場に任されていました。

 私は霊感商法をやったことがありませんが、売っている人たちは何時に起きて何時に寝たかなどの日常のスケジュールをアベルと呼ばれる直接の上司に報告しなければならなかったが、それもあくまで献身的に仕事をさせるため。どんな人にいくら売ったかという報告は当時やっていなかったし、そういう記録も教会本部に入っていないと思います。現在は当時よりも会員が減っているので、さらにそのようなことをする余裕はないと思います。

――安倍元首相がビデオメッセージを寄せた天宙平和連合(UPF)について問われても「把握してない」という答えが多かった。

 友好団体同士の風通しも悪く、内部は一枚岩ではありません。ヨコの情報のやり取りはほぼなく、知らないというのは嘘ではないと思います。

――母親の献金額は数千万円、数億円にのぼるという情報もあるが、それでも把握されないものなのか。

 一度に数億円、数十億円というものすごい金額の献金をして、文鮮明教祖のもとへあいさつに行ったような人なら、幹部の記憶に残っているだろし、記録していると思うが、何百万という額なら、例えそれが複数回あっても本部では把握していないはずです。裁判になり、教団の顧問弁護士と話している案件なら知っているかもしれないが、それを把握するので精一杯なんじゃないかと想像しています。

――会見ではコンプライアンスという言葉もありました。過去に高額な物品を購入させる霊感商法や高額な献金が社会問題化し、トラブルなどが起きたことを踏まえ、2009年以降、「末端にいたるまでコンプライアンスの徹底を進めてまいりました。09年以降の案件で、そのようなトラブルはありません」と。

 今回、会長という役職の人が記者会見をしたのは珍しいと感じました。従来は広報が答えていたと記憶しているので、その程度のコンプライアンス意識は持つようになったのだと思います。ただし、民間企業で取り組まれているようなレベルのものではありません。これは想像になりますが、文教祖が亡くなり、教祖の奥さんが引き継いでいるが、教祖自身ではないので無茶なことができなくなって、幹部たちが必死で止めているというような状況ではないかと思います。

――会見での田中会長は常に落ち着いた様子でした。

 私が旧統一教会にいたのは1981年に東京大学の入学式直後に原理研究会に勧誘されたのがきっかけで、92年までの11年半です。幹部や幹部候補生のようなものになったことはありませんが、活動期間を考えると、田中会長とはひょっとしたらどこかで会っていてもおかしくないんですが、記憶にはありません。

 文教祖が生きていたら、教祖から電話がかかってきて「田中、神とサタンの戦いがお前にかかっている。最前線だ」と言われ、それに感動して泣いて、必死で役割を演じ切る、というようなことがあったかもしれません。これまで何度もそういうことを体験したのではないか、と思います。おそらく教祖が亡くなった今も、「教祖ならこう言うだろうな」と彼の中に内在化されているのだと思います。

 宗教団体のトップとして、田中会長の他人事のようなしゃべり方に疑問は感じました。ただ、表に出るとぼーっとした役人のように見えるが、個人的に会ったらものすごく人の話を聞いてくれるタイプの人が教団の幹部にいることが多々ありました。田中会長もそういうタイプなのかもしれません。

 教会をやめて思うのは、ただ話を聞いてくれたことに意味があったんだということ。誰でも自分の話を聞いてほしい。教会には「君がそういう問題で悩むのは、本質的に物事を考えようとしているからだ。いい加減な人はそんなこと気にしない。悩んで、壁にぶち当たる人こそ成長する」という感じで認めてくれる人がいる。本当の理解者を得たと思えるわけです。

 山上容疑者の母が、家庭が大変な状況だとわかっていても巨額の献金をしたということは、教会の中に理解者を見出したということは間違いない。献金強要といっても脅して奪い取れるわけではありませんから。本人は自分のことを全部さらけ出したいぐらいの気持ちになっていて、喜んでもらえるならと無理な献金もするわけです。布教では「先祖の霊がこういう罪をおかし、あなたもそれを負っている。私たちが知る教義によると、家族関係でこういう問題が起こることが多いんですが、心当たりありませんか」と上手く聞き出していく。霊感商法でたくさん売れる人、幹部に出世していく人は聞き上手です。

――日常的に会員の話を聞く機会がある?

 そうですね。特に、悩んでいるとか辞めそうだ、もう活動できそうにないと思ったら、徹底的に話を聞きます。それが責任者の仕事です。とにかく人の話を聞いて、納得させるのがうまい人が幹部になっていく。ものすごいマインドコントロールの技術があるように思われますが、そんなすごいテクニックはありません。そんなものがあれば、山上容疑者自身や統一教会に反対している人たちさえも、あっという間に洗脳されてしまっているはずです。

■仲正昌樹(なかまさ・まさき)/金沢大学法学類教授。博士(政治・法思想史)、1963年広島県生まれ。東京大学卒業後、同大学院総合文化研究科地域文化研究専攻修了。著者に『悪と全体主義 ハンナ・アーレントから考える』(NHK出版)、『人はなぜ「自由」から逃走するのか』(ベストセラーズ)、『統一教会と私』(論創社)など

宮崎謙介氏の下記の話は持っている可能性はあると思うけど、事実を話しているとすれば、自民党はセキュリティーがかなり甘い。軍事費アップとか言う前に、情報のコントロールをするべきだと思う。そして、誰が誰だかわからない状態で人を受け入れると言う事は、既に自民党と世界平和統一家庭連合(2015年に統一教会から名称変更): the Universal Peace Federation (UPF)の間には警戒をしなくとも良いと思う人が多くいるほど関係が親密だったと考えられる可能性は高いと思う。
元自民党衆院議員の宮崎謙介氏の過去を考えると政治家には向かない人間だったと思うが、自民党衆議院議員を経験したから話せる事はあるので、多様性と言う意味ではこのようなケースはありだと思う。ただ、この記事に関しては自民党には話しているとは思うので政治家は結構、しっかりしていなくて悪気はなかったとのイメージを拡散する許可は取ってあるかもしれない。

 まず自民党と旧統一教会の距離感について聞かれた宮崎氏は「恥ずかしながらまず私の話からすると、実は今回の話があったときに、僕らの中で統一教会ってどういう組織か?ってなったときに、『世界平和連合』が今、そういう名前を使っていると。僕らが聞かされた時は『(世界平和統一家庭連合ではなく)世界平和連合の方々』っていう紹介を受けてたので、まさか今回の団体と僕が地元で会っていた『世界平和連合の方々』がイコールだというのは、にわかには結び付かなかった」と振り返った。

 宮崎氏に紹介された「世界平和連合の方々」は世界の恵まれない子どもを支援するなど、社会的活動を行っていたそうで「昔のいわゆる統一教会が前身だっていうのも全然わからなかった」とした。

まあ、名前を変えるし、分派とかあるけれどカルトとみなされているのは覚えておいた方が良いと思う。




宮崎謙介氏が旧統一教会とのつながり認める「『世界平和連合の方々』と紹介を受けてた」 07/17/22(東スポWeb)

 元自民党衆院議員の宮崎謙介氏が17日、報道番組「ABEMA的ニュースショー」(ABEMA TV)に出演。安倍晋三元首相銃撃事件でクローズアップされている政治と旧統一教会(世界平和統一家庭連合)との関係について語った。

【衝撃写真】夫・宮崎謙介氏の生前葬に喪服姿で出席する金子恵美氏

 まず自民党と旧統一教会の距離感について聞かれた宮崎氏は「恥ずかしながらまず私の話からすると、実は今回の話があったときに、僕らの中で統一教会ってどういう組織か?ってなったときに、『世界平和連合』が今、そういう名前を使っていると。僕らが聞かされた時は『(世界平和統一家庭連合ではなく)世界平和連合の方々』っていう紹介を受けてたので、まさか今回の団体と僕が地元で会っていた『世界平和連合の方々』がイコールだというのは、にわかには結び付かなかった」と振り返った。

 宮崎氏に紹介された「世界平和連合の方々」は世界の恵まれない子どもを支援するなど、社会的活動を行っていたそうで「昔のいわゆる統一教会が前身だっていうのも全然わからなかった」とした。

 また、安倍元首相と統一教会の距離感については「岸(信介)元総理の時代からつながりがあるというのは、知識的には知っていましたけど、いまだに距離感が近いというのは私は把握してなかった」。

 旧統一教会の友好団体に安倍元首相がメッセージを送っていた件については、宮崎氏は「安倍さん自身っていうか政治家がどこかにメッセージを送るというのはそもそもずっとあったこと。それがたまたま今回フォーカスされてる部分はあると思う。至極当たり前なんですよ、どの団体にも出してるので。『あ、ここにも出してたんだね』っていうだけの話ですね」と語った。

 さらに旧統一教会の女性がボランティアとして党で働いてるというのは本当か?という質問には、「党の中でその人がどういう所属かというのは分からないですけど、選挙になってくると各陣営には何人かは来てくれたり、電話掛けをしてくれたりというのはあったと思います」と証言した。

東京スポーツ

上の記事の宮崎謙介氏は不倫で政治人生が終わったけど、「日本から出てきた献金はほとんどが韓国に統一教会の世界本部がございまして、そこに送金される形になります。資料を見たことがあるんですけれども年間550億から600億円前後。日本が献金を作る使命があると」に気付かないで助けてもらって何も思わない政治家は要らない。まあ、似たような政治家は彼だけではない事が深刻な問題だと思う。

旧統一教会の元牧師が明かす“献金ノルマ”“政治とのつながり”に教団側が反論 07/18/22(テレビ朝日系(ANN))






▽旧統一教会の元牧師語る“献金ノルマ”
(教団の元牧師)
「私も一時期、教会でですね、信者さんに対して献金をお願いしました。そんな申し訳ない気持ちもある中、今回インタビューに応じたわけですけれども」
こう話すのは、旧統一教会の牧師として数年前まで、日本で布教活動を行っていた韓国人の牧師。
教団の内情を、今回、初めてテレビカメラの前で語りました。

Q. 信者に対して献金をさせていた?
「はい。たくさんありました。いつものことです」 Q. いつものこと? 「はい。統一教会の(牧師の)主な仕事というのは献金を集める仕事でございます。礼拝の説教というのも結局はいかにして信者さん達から献金を出させるか。」 一体どのように信者に献金させていたのでしょうか。 (教団の元牧師) 「教会のいわゆる中心メンバーたちが常に会議しながら、相談しながら具体的に献金を出させるために相手の背景とかを全部調べておいて面接という形にする。『あなたの何代前の先祖が悪い』とか、『悪い現象が起きている』とか『運勢がない』とか」
「山上容疑者の母親も典型的な例のひとつであったと思う。ご主人が急死したとか容疑者の兄が亡くなったとか。
Q. 弱っている信者の心につけ込むと?
「はい。信者さんとしては切なるものがあるんじゃないか、純粋に。」
Q. お金を集めることのノルマっていうのはあった? 「あります」 Q. どのくらい? 「年間、多い時にはもう2億円とか3億円とか。ひとつの教会でですね。大きい教会であれば年間の目標が10億円の場合もあります」

教団は「ノルマはない」としていますが、元牧師はひとつひとつの教会に厳しいノルマが課されていたといいます。 (教団の元牧師) 「日本から出てきた献金はほとんどが韓国に統一教会の世界本部がございまして、そこに送金される形になります。資料を見たことがあるんですけれども年間550億から600億円前後。日本が献金を作る使命があると」
Q. なぜ日本だけがそんな使命を追わされたんですか?
「韓国は『父の国』日本は『母の国』、『母の国』の日本が経済で全世界を養っていかなきゃならないんだと、支えないとという教え。基本的な教えでありましたので」
(記者リポート)(韓国・清平)「ソウルから車で2時間ほどの緑の多い地域に来ているんですが、こちらが旧統一教会の韓国最大の施設だということです」
「年間600億円前後」にも及ぶという日本からの送金について教団に尋ねると
「海外送金している金額については、回答を差し控えさせていただきます」と回答しました。

Q. 実際に旧統一教会と政治っていうのはつながりはあったのでしょうか? 「昔から統一教会と政治の関わりというのは長年にわたって深い関係なんだと思います。私が覚えているのは●●さんですか自民党の、その人を応援していたということは覚えております。教会の上からの指示です。今回は教会で●●さんを応援しますからと。」

元牧師は2013年の参議院選挙の際、安倍元総理に近い、自民党の候補を応援。集会を開いたり、ボランティアを集めて選挙の手伝いを行ったりしたといいます。 (教団の元牧師)「教会側としては応援することで何かやってもらえることがあるかなと。(政治家が)何かあったときに守ってくれる背景だと」

▽元牧師が証言「自民党候補を応援」
今回の参院選、自民党の全国比例候補として出馬し当選した井上義行氏。第1次安倍政権で総理秘書官を務めていました。
(自民党 井上義行氏)
「今回の当選証書は安倍総理に報告したかったわけでございますが、遺志を引き継ぎ、しっかりと憲法改正をしたいというふうに思います」
先月2日に開かれた集会。支援団体として最初に名前を呼ばれたのは…
「FWP(世界平和連合)事務総長でいらっしゃいます…」
教団の友好団体・世界平和連合の幹部です。集会では、その後、安倍元総理が講演を行っていました。
(安倍元総理)「井上さん自身ですね、前回の選挙で落選し非常に厳しい状況の中で、みなさんに支えられながら今日までがんばってきました」
事件の2日前、井上氏はこんな集会にも参加しています。
(井上義行氏)「正直に言っちゃっていいんですか?『同性婚反対』だということを。私は普通の政治家と違うんです!だから私は同性婚には反対ということを信念を持って言い続けます」

(教団関係者とみられる人物)「うちの教会、うちの組織もたくさんの問題があります。この問題を支援してくださる方が井上義行先生でございます。井上先生はもうすでに食口(シック・教会員)になりました。私は大好きになりました。ただ戦いをするならば必ず勝たないといけない。勝つことが善であり負けることは悪でございます」 Q. 旧統一教会に入信された? (自民党 井上義行氏)「入信はしていません。政策について賛同を得たということで、賛同会員ということになっておりますし、寄付あるいは会費の要望もありませんし、私からの会費あるいは寄付等もありません」

教団は番組の取材に「当法人が組織的に自民党候補者を支援したという事実はない」と回答していますが、井上氏側は「教団の賛同会員」であり、「友好団体(世界平和連合)から参院選で応援を受けた」ことを認めています。

3年前の参院選では8万7946票で落選した井上氏。しかし今回の参院選では、その倍近い16万5062票を獲得して当選しました。
事務所によると「3年前の選挙では教団の友好団体(世界平和連合)の応援はなかった」といいます。

40年前から統一教会の問題を追及し、参院議員を12年務めてきた有田氏は、教団は組織的に“政治への浸透”を図ってきたと指摘します。
これは有田氏が入手したという15年前の教団の内部資料。国内での経費に「PR Team」という名目で500万円が計上されています。
(統一教会問題を追及してきた有田芳生氏)
「2022年の今でも定期的に毎月、国会の中には統一教会のPRチームっていうのは来るんですよ。その女性たちが国会議員を回って統一教会への協力ってのを求めていくんです。今回の参議院選挙で、統一教会の応援をもらい当選した議員さんなんかは、統一教会の集会に出て、統一教会の教えをこれから国会でも広げていく。」

実は有田氏は、小泉政権下で自民党幹事長を務めていた安倍氏とこんなやりとりをしたといいます。
(統一教会問題を追及してきた有田芳生氏)
「『安倍さんの所に統一教会しょっちゅう接触してくるでしょう?』って聞いたら、『もうしばしば来る』って言うんですよ。でも『そういう人たちとお会いになったりするんですか?』っていうのを聞いたら『いや、なるべく会わないようにしてる』って。」

しかし、安倍氏は去年9月教団の友好団体が主催するイベントにビデオメッセージを寄せました。
(安倍元総理のビデオメッセージ)「朝鮮半島の平和的統一に向けて努力されてきた韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁をはじめ、みなさまに敬意を表します」
山上容疑者は当初、教団トップのハン・ハクチャ総裁を狙っていたと供述しています。
被害者の救済に取り組んできた弁護士は安倍元総理に対し、教団と距離を置くよう繰り返し要請してきたといいます。
(全国霊感商法対策弁護士連絡会 山口広弁護士)
「安倍晋三先生にも他の政治家に対しても何回も、統一教会にエールを送るような行為はやめていただきたい。新しい被害者がそれによってまた生み出されかねないと」 弁護士らによると教団による被害の相談件数はこれまでに3万4537件、その総額は合わせて1237億円に上るといいます。
(教団の元牧師)
「特に教会の2世ですね。子どもさんたち本当に恨みつらみっていうんですか、深いものがあって、今もうたくさんの『予備軍』がいるんですよ。今回起きたこのような事件がまたこれからないとは言えません」

7月17日『サンデーステーション』より

テレビ朝日

日本維新の本当の姿はわからない。そして、元大阪府知事の橋下徹氏が何を考えているのかもわからない。
ただ、野党の対応次第では今後の選挙に大きな影響を与える可能性はあると思う。そして野党の中でのランキングが大きく変わるかもしれない。この事を考えての発言なのか、それとも単純に橋下徹氏がそう思ったのかはわからない。ただ、自民党支持以外の国民には好印象を与えたと思う。

橋下徹氏、生放送で安倍晋三氏の「国葬」について「今のやり方では反対です」 07/17/22(スポーツ報知)

 元大阪府知事の橋下徹氏が17日、コメンテーターを務めるフジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」(日曜・午前7時半)にスタジオ生出演した。

 番組では、岸田文雄首相が14日の記者会見で、参院選の街頭演説中に銃撃を受け死去した安倍晋三元首相の葬儀について、秋に「国葬」として実施すると発表したことを報じた。

 首相経験者の国葬は1967年の吉田茂元首相以来、2人目で費用は国の儀式として全額国費となる。

 橋下氏は安倍氏を「国葬に値すると思います」とした上で国葬の実施は「今のやり方では反対です」と明かした。その上で「税金使うからとかそんな話じゃないし、それから安倍さんの政治の功罪、罪の部分もあるんだけど、そういうことではなくて、法治国家としてきちっとルールに基づいてやらないといけないと思うんです」とコメントした。

 続けて「今回の安倍さんの葬儀が国葬にあたるかどうか、ここの基準がまったくないんです」とし「今回、安倍さんだからとかそういう理由で国葬にしたんだったら、到底、法治国家の国の運営とは思えない」と指摘した。さらに「もしやるんだったら国会でルールを決めて安倍さん以降の元総理とか総理に対してこういう場合は国葬にするとか決めないと」と繰り返していた。

報知新聞社

SDGsとか綺麗ごとを言っても、利害関係が力極端の場合では共存は難しい、又は、皆がハッピーな選択肢は少ないと言う事だと思う。
漁師に漁以外で生活する方法を提示するとか、漁師として得られる収入と同じか、それ以上の収入を安定して得られる選択肢を提案せずに、一方だけの立場を強調した結果かもしれない。
「アオウミガメは国際自然保護連合(IUCN)、環境省ともに絶滅危惧種に指定しているものの、種の保存法や県の希少野生動植物保護条例では保護の対象外となっている。」事を考えても、グレーゾーンで曖昧。漁師の収入に影響するのなら、保護の対象外だから殺す選択肢はあるかもしれない。環境省は中途半端な対応が楽だからこのような状態を放置したと思うけど、漁師の立場をもう少し考えるべきだったと思う。

ウミガメの死骸30匹超 久米島 漁業者が関与認める 刃物か、首などに刺し傷 07/16/22(琉球新報)

 沖縄県久米島町真謝の沖合約50メートルの海岸で14日午後3時ごろ、30~50匹のアオウミガメの死骸や瀕死(ひんし)の個体が見つかった。鋭利な刃物で首の付け根などを刺されたとみられるカメもいた。地元の漁業関係者は「漁を守るために駆除(殺傷)せざるを得ない状況がある」と説明して、漁業者が今回の事案に関わっていることを認めた。県警は関係者から話を聞くなどして、経緯を調べている。

 久米島ウミガメ館によると、現場の海域はウミガメのえさが豊富にある藻場の一つ。ウミガメは大潮に合わせて、えさを求めて泳いで来たとみられる。藻場付近の海域300~500メートルの範囲に死骸が点在していたという。職員は刺し傷のような傷口から出血したカメを10匹ほど確認した。「自然にはできない深い傷だ」と指摘して「ショックだ」と声を落とした。

 一方、久米島町の漁業関係者はアオウミガメが「踏んで歩けるほど増え過ぎている」と語る。海草を食べて天然もずくの生育環境を破壊し、養殖もずくが食べられる被害も発生しているという。ウミガメが漁の網にからまることも度々起こり「漁師はみんな困っている」と頭を抱える。

 死骸は15日には、引き潮で沖合に流されるなどして、現場には残っていない。

 アオウミガメは国際自然保護連合(IUCN)、環境省ともに絶滅危惧種に指定しているものの、種の保存法や県の希少野生動植物保護条例では保護の対象外となっている。今回の事案は死んだウミガメの個体数が多いことから、県は事態を重く見て、状況を注視するとともに情報収集に努めている。 (照屋大哲、安里周悟)

ブルドッグ中隊長

>統一教会と自民党の関係

今回の凶行が起きた際、多くの人が「民主主義への挑戦は許されない」という趣旨の談話を発表した。
しかし容疑者の現在迄の証言を信じるのであれば、宗教の問題を無視できないと思う。
戦後、日本では「信教の自由」が強調され、多くのカルト宗教に過度の寄進をするような人々や一般の人には理解できないような教条も「信教の自由」として見過ごされてきた。
その結果として起きた最悪の事件が「地下鉄サリン事件」だった。
その時も「カルト宗教に対する規制が必要ではないのか」という議論が起きたが与党と宗教団体の関係からなのか、その議論は頓挫した。


今回の事件をきっかけにして「信教の自由」に対する節度ある規制は議論されるべきだと思う。

「民主主義への挑戦は許されない」と言うのなら、宗教と言う仮面をかぶった反社会行動を取る組織は許されないと言うべきだと思う。言わないのはなぜなのか?それはどこかで宗教団体と接点があるからと個人的には思う。野党は自民党の受け皿になるとか、自分達が日本を変えると言うのなら、何か言うべきだろうと思う。言う事が出来ないような行いしかやってこなかったのなら、ずっと野党でも仕方がないと思う。チャンスを生かせない政党はだめだ!
戦国時代の頃は、日本人が奴隷として海外に売られていたようだ。統一教会は、合法的に日本人達からお金を搾取するシステムを日本で定着させたと思う。統一教会の収益の7割が日本からだったとは知らなかった。これを止めなかった自民党や安倍晋三元首相は残酷だと思った。自民党のため、選挙に勝つためとは言え、見て見ぬふりをするのはどうかと思う。党のため、自分のために仕方がないと言うのであれば、恨みを買っても仕方がないかもしれない。まあ、事実の全容解明は行われないだろうし、行われても統一教会の信者が口を割るとは思えないので、部分的にしか事実は明らかにならないだろう。警察幹部の中にも統一教会と自民党の接点に気付いていた人はいるかもしれないが、警察組織の中で退職まで安定した生活を望めば、知らないふりをするだろう。森友問題や赤木ファイルに関して自死した同省近畿財務局職員赤木俊夫さんや当時の財務省理財局長・佐川宣寿氏のケースを考えれば予想が付く。
統一教会のような宗教団体に対して大した事が出来ない日本の法制度やシステムはおかしいと思う。貧困は部分的に本人にも責任があるケースはあると思う。しかし、詐欺のような手口と洗脳をセットで行う統一教会のなり方は、被害者を増やすだけ。まあ、騙された方も悪し、脱退出来なかった人が悪いと言う人はいるだろう。もし、そうであれば、恨まれる、又は、誤解されるような発言や位置にいた安倍晋三元首相は自業自得と解釈できるかもしれない。人にはいろいろな思いがある。間違っていようが、気持ちは本物だろう。そして、法、規則、そして基準なので法、規則、そして基準に問題があろうとも、改正されるまでは判断基準になる。悪法でも、法は法なので、適用される。矛盾はこの世の中に存在し、抜け穴も存在する。完全なシステムはないと思うし、安全に近いシステムでも時代や環境が変われば、完全からはほど遠いシステムになる可能性はある。
野党がしっかりしないから自民党が勝つのだと思っていたが、統一教会と接点がある事を知って、これまで感じていた矛盾がもっと複雑に感じるようになった。安倍晋三元首相が可哀想だと言う人はいるが、凶行の理由を「宗教団体への恨み」と語っている山上徹也容疑者だって、生きているが、人生をかなり棒に振っている。山上徹也容疑者の過去で何が起こったかを調べたら、彼が逮捕されるまでの経緯は知る事が出来るだろう。彼が単独犯であれば、彼一人で統一教会の組織の全容、そして成り立ち、幹部リストから接点のある政治家のリストを調べ上げるのは無理だろ。そして彼の怒りの憎しみだけが限界点に近づいて行ったとしても、奈良県警が適切な警護を行っていれば、安倍晋三元首相は死ぬ事はなく、殺害計画を実行したとしても失敗に終わっていただろう。失敗した場合、統一教会との関係がこれほど取り上げられることはなかったのではないか個人的には思う。仮定の話をしても、ドラマや映画のように、過去の戻れたり、リセット出来ないので将来の事を考えなければ意味がほとんどないと思う。
アメリカに留学していたころ、他の人の意見や行動は個人的には間違っているんじゃないかなと思って否定した時に、「This is my life.」とか、「None of your business.」と言われると、何も言えない。何が起ころうと、どんな結果になろうと、彼や彼女の人生。いろいろな考え方やいろいろな人生がある。人間だから間違いはある。間違わないと間違っている事に気付かない事がある。間違っていても、やり直す事が出来る場合と、それで終わりの場合がある。そして、判断する時に結果などわからないのだから、リスクを考えて(リスクなど考えたくないのであれば考えなくても良い)、結果が出たら受け入れるしかないと思う。受け入れたくなくても、結果は出る。結果から判断すると、安倍晋三元首相は間違っていたし、運が悪かった。それ以外の事は、人によって意見は違うと思う。「安倍晋三元首相は間違っていた」に関して逆恨みであろうと山上徹也容疑者の妄想や勘違いだとしても、そう思わせた行動を取ったと言う事で「間違っていた」と思う。

【独自】旧統一教会の元信者の衝撃告白 私が見た「山上容疑者」と母親の「法外な献金」〈dot.〉 (1/5) (2/5) (3/4) (4/5) (5/5) 07/16/22(AERA dot.)

 安倍晋三元首相の銃撃事件から1週間が過ぎた。母親が宗教団体に多額の寄付をしたことで家庭が破綻(はたん)し、恨みを持っていたという山上徹也容疑者(41)。その母親と同じ団体の元信者が、幼いころの山上容疑者の様子や、当時の母親の信仰心の強さについて語った。

【写真】高校時代の山上容疑者、旧統一教会が過去に売っていたつぼなどの商品

「かわいらしい子だったのに、あんな事件を起こすなんて信じられません」

 そう話すのは、旧統一教会(現、世界平和統一家庭連合)の元信者の女性だ。

 「かわいらしい子」と表現したのは、安倍元首相を銃撃し、逮捕された山上容疑者のことだ。

 この元信者の女性は、山上容疑者の母親が30年近く前から旧統一教会に傾倒し、多額の寄付をしていたことを覚えており、当初は旧統一教会側も母親を大事にしていた印象があったという。

「統一教会は、山上容疑者の母親が入信したときに家系図を書かせ、預金通帳も供養するからとチェックして、こと細かに事情を聴いて資産状況を知っていたからです。山上容疑者の祖父が亡くなると、相続人の一人が母親であることをすでに知っていたようです。お母さまに、山上容疑者の祖父が亡くなる前に大阪府内の家を売却させて、法外な2千万円を寄付させていました。その時は、統一教会の幹部もすごくうれしそうな表情で、『神の祝福がある』というような話を信者の前でしていました。お母さまも『祝福があるはず。とてもうれしい』と話していました」

 そして、山上容疑者の祖父が死亡すると、母親はすぐに、経営していた奈良市内の建設会社の不動産も売却した。

「三つの物件で1億円近くを寄付されていました。また、祖父の会社のお金も出していたようです。お母さまは統一教会の狙い通り、ほとんどを寄付して、その結果破産しました」

 山上容疑者の祖父が大阪府に所有していた家の不動産登記簿を調べると、1998年8月に売却されていた。周辺の不動産評価から、2千万円前後だったとみられる。そして2002年には破産しており、元信者の女性の証言と符合する。

 女性によると、山上容疑者の母親は熱心な信者だったという。山上容疑者の父親が自殺し、祖母も早くして亡くなった。不幸が続き、母親の不安や悩みに旧統一教会が付け入ったという見方だ。

「山上容疑者本人を見たのは、お母さまに誘われてご自宅にうかがった時です。『長男(山上容疑者の兄)は体が弱くて大変なの。けどこの子は元気いっぱいです。私が(統一教会を)信仰しているおかげです』とうれしそうに語っていました。山上容疑者が高学年だったかな。あいさつもしっかりしていて、はきはきした感じで。あんな事件を起こすなんて夢にも……」

 女性はそう振り返った。さらに、自宅内に置いてあった統一教会関連の商品を見て驚いたという。

「一戸建てのご自宅には、統一教会のつぼだけで三つか四つはありました。他にも数珠、印鑑、多宝塔に、1冊何百万円という本などが山のように。時の宴ペンダント、ぶどうの実ペンダントなど1個何百万円もするようなものも並んでいました。私はお金に余裕がなく、活動で教団に尽くしてたので、(山上容疑者の家は)すごいお金持ちなんだなと思いました。お母さまは『統一教会の教えを守って、ご先祖様を供養したい』と話していました」

 そのころ、旧統一教会は霊感商法が社会問題化し、歌手の桜田淳子さんら著名人が韓国での合同結婚式に参加したことが、大きな騒ぎになった。

 そのなかでも、旧統一教会は全国にある支部に毎月、「ノルマ」として寄付集めを競わせていたという。

「私の知る限りですが、支部には毎月、寄付の目標があります。例えば『今月は1千万円の寄付を目標に』と幹部が押し付けます。しかし簡単に達する金額ではありません。幹部は資産があるお母さまを頼るのです。それが幹部の出世につながる。お母さまは、最後、統一教会に言われて消費者金融にまで手を出して破産したと聞きました。それでも信仰を続けました。だけど統一教会は、お金がないと思ったのか冷たくしていました」

 全国霊感商法対策弁護士連絡会の加納雄二弁護士は、

「統一教会の収入のうち、7割が日本からで、寄付、霊感商法、合同結婚式の参加費用関連などで占められているようです。寄付のノルマを課し、信者や支部の責任者としてはやしたて、より多くのカネを集めようとしていた。それは、統一教会がダミー会社を設立して、セミナーを開催し、高麗人参などの健康食品や家系図などを販売する手法とも同じです。ダミー会社が違法な販売で、刑事事件となり有罪判決となった例もある」

 と説明する。

 山上容疑者の母親は、統一教会の聖地とされる韓国・清平(ちょんぴょん)の教団施設で、40日間続けて行われる「HJ天宙天寶修錬苑」に何度も参加していたという。修行の内容は、ヨガやビデオの視聴、講座、祈とうなど。1回につき、渡航費を含めて100万円近くの費用がかかるそうだ。

 元信者の女性が話す。

「修練会に行くというのは、修行のようなものです。多額のお金がかかり、40日と長いのでそう簡単に参加できません。信者が修行に行くというのは、支部の幹部にとっても統一教会本部へのアピールになります。お母さまは病気がちの長男を連れて親子で参加していたこともあります。『ご先祖様も安心され、長男の病気も治るはず』と言っていました」

 一方で、元信者の女性は統一教会への不信感が募っていったという。

 あまりに頻繁に寄付やつぼの購入などを要求され、出す人が優遇されて、出せない人は幹部からつるし上げられる。元信者の女性は、家族から「絶縁する」と言われ、周囲からの説得もあり、脱会を決意する。入信してから7、8年ほどした時だ。

「山上容疑者のお母さまからは『一緒に続けましょう』と何度も説得されました。私が脱会の決意をしたのはお母さまの破産も一つのきっかけでした。それまでお母さまを大事にしていた支部も、『金の切れ目が縁の切れ目』とばかりに、粗末に扱うようになりました。また、お母さまの親族が統一教会に入信していなかったことに幹部は『信仰が足りない』なとど叱責(しっせき)していました。今思えば、お母さまの親族が安定した仕事についておられたようで、統一教会はさらなる寄付がほしいと考えていたようです。幹部の言うことは絶対の統一教会。お母さまはいくら叱責されても、グッとこらえていました」

 加納弁護士によれば、

「統一教会は、信者の家族、親族を入信させて親子何代と続けて、寄付させて、カネもうけの道具にする。そういう集金の構図をすでに完成させてします。だから、信者になると家族、親族を絶対に入信させようとするのです。ゆえに統一教会2世、3世が苦境に立たされている」

 と指摘する。

 このように指摘される寄付について、世界平和統一家庭連合の広報部に問い合わせた。

 ノルマのようなものがあったかどうかについては、

「ノルマはないです。2009年以前は、ノルマではないが、教会長によっては行き過ぎた献金指導がありました。その代表的な例として、『家土地売って、財布を置いていけ』というのもありました。教会長は罷免(ひめん)になりましたが、そういったことも含めて反省があり、09年にうちの法人の会長が謝罪し、離職しました。その後、コンプライアンス宣言をして、法令順守を掲げ、鋭意体制を見直しながら、より良い教会づくりに努力しています。今はそういったものはありません」

 と回答した。韓国・清平の教団施設の件については、

「『清平40日修練会』といいます。修行の内容は、ヨガ、ビデオの視聴、講座、祈祷のほか、奉仕活動、原理講義の受講、奉読などです。コロナ禍になって、韓国では集団での集まりが規制されたので、この2年間くらいは日本からの参加者はいません。韓国でも修練会はストップしています。(山上容疑者の)母親が参加していたかどうかは把握していません。母親と連絡もとれていません。奈良家庭教会も、脅迫のような電話がかかってきたため封鎖しており、確認が難しい状況にあります」

 と説明。参加費が100万円かかるという点については、

「渡航費も含めて100万円はかかりません。時期によっては渡航費が高くなりますが、修練会費だけでいえば、寝食も含めておそらく40万円くらい。韓国のホームページでは修練会費は70万ウォンと記載があるので、今なら7万円程度です。正確には調べてみないとわかりません」

 と話した。

 また、信者の家族、親族を入信させて親子何代と続けて寄付させるという指摘については、

「信者の家族や親族、友人知人を入信させていくのは、氏族伝道といいます。かつては訪問伝道、街頭伝道が主流でしたが、09年以降は氏族伝道になりました。宗教法人なので一番大事なのは布教。信者が増えないと話にならない。信者が増えると、月々の『11条献金』(月収の十分の一程度の寄付)が増えます。人が増えると献金が増えて、教会の運営も盤石になります。とにかく布教が一番になります。09年以前も、家族や友人などへの伝道はやっていました。ただ、氏族伝道という言い方はしていなかったと思います」

 と話した。

 旧統一教会への恨みから安倍元首相を殺害するという前代未聞の事件。山上容疑者の犯行動機の背景が明らかになるには、旧統一教会との関係が最大のポイントになりそうだ。

(AERA dot.編集部・取材班)

与党が静かなのは仕方がないとは思うが、最大のチャンスなのに共産党以外の野党が騒がないのはなぜ?これって、結局、日本の政治が腐っていると言っているようなもの?

旧統一教会と「関係アリ」国会議員リスト入手! 安倍政権での重要ポスト経験者が34人も 07/16/22(日刊ゲンダイDIGITAL)


 安倍元首相の暗殺事件でクローズアップされている旧統一教会(現在は世界平和統一家庭連合)と自民党の関係。山上徹也容疑者(41)の供述によれば、昨年9月に安倍元首相が統一教会の関連団体「天宙平和連合(UPF)」のイベントにリモート出席した動画を見て殺害を決意したという。

惨劇は避けられた…安倍晋三氏は16年前、UPFをめぐる弁護団の公開質問状をスルーしていた

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 実際、旧統一教会の政界への浸透は凄まじい。日刊ゲンダイは旧統一教会と関係のある国会議員112人のリストを入手。ジャーナリストの鈴木エイト氏が長年の調査によってリストアップしたものだ。

「統一教会との関わり方はさまざまですが、議員本人のイベント出席や秘書の代理出席、祝電など、教団側が時限的に発表していた画像や残っている公開資料で確認できたものをリスト化しています。公になっていないだけで、関わりのある議員は他にもいると考えられます」(鈴木氏)

 リストを見ると、やはり自民党議員が圧倒的に多い。衆院議員78人、参院議員20人が統一教会系の団体等との何らかの関わりが確認された。野党でも立憲民主党6人、日本維新の会5人、国民民主党2人が関わりを持っていた。そのうち閣僚、党幹部の経験者だけでも34人に上る(別表)。

 イベント参加や祝電のほか、米国で発行されている統一教会系の日刊紙「ワシントン・タイムズ」や機関紙「世界日報」にインタビューなどが掲載されたケースもあり、献金を受け取っていた議員もいる。

統一教会から支援を受ける議員を政務三役などにどんどん登用

 そして、旧統一教会との関わりが認められる議員の多くが、第2次安倍政権以降、大臣や副大臣、政務官などに起用されてきた。2019年の第4次安倍第2次改造内閣では、閣僚20人のうち10人が旧統一教会関連だった。

「以前はこれほど関係を大っぴらにはしていなかったのですが、第2次安倍政権以降、教団も政治家も親密な関係を隠さなくなった。安倍元首相が統一教会から支援を受ける議員を政務三役などにどんどん登用したため、アピールするかのように国会議員が統一教会系のイベントに関わるようになりました。『頼まれてメッセージを送るくらいよくあること』と擁護する声もありますが、政治家の影響力を考えれば、これだけ問題のある団体に祝電を送ればお墨付きを与えることになる。それが新たな被害を生むかもしれないということは少なくとも考えるべきでしょう。『統一教会の関連団体とは知らなかった』では済まされません」(鈴木氏)

 大メディアは旧統一教会を糾弾するだけでなく、政治とのズブズブ関係もしっかり報じるべきだ。

アメリカの旧統一教会と関連団体は日本以上に異常に思える。まあ、教団の収入の約7割が日本からだから銃でも何でも買えるのだろう。これで世界平和と言っているとすれば凄いと思う。


Reverend Hyung Jin Moon, the church's pastor and the son of the late Sun Myung Moon, participates in a ceremony at the World Peace and Unification Sanctuary in Newfoundland, Pennsylvania on February 28, 2018. Spencer Platt/Getty Images

【独自解説】元信者が語る“統一教会”の実態 巧妙な勧誘、芽生える仲間意識、厳しい献金ノルマに「達成感」…脱会まで約10年の壮絶体験 (1/4) (2/4) (3/4) (4/4) 07/16/22 (読売テレビ)

 凶行の理由を「宗教団体への恨み」と語っている山上徹也容疑者。捜査関係者によると、山上容疑者の母親のこれまでの献金の総額は1億円に上るとみられています。「世界平和統一家庭連合(旧・統一教会)」はミヤネ屋の取材に対し「5000万円を返金した」ことを明らかにし、田中富広会長は「献金の強要は一切ない」と主張していますが、元信者の証言からは、驚愕の“献金ノルマ”と“家族崩壊への末路”が浮かび上がりました。旧・統一教会に約10年間入信していたという、ジャーナリストの多田文明氏が、“高額献金”の実態や、自ら体験した勧誘の方法などを明かしました。

教団の教え「人間は全員が堕落人間」

Q. 山上容疑者の母親の献金額が1億円に上るということも驚きですが、当時の教団は「富を神様に返す」という教義の中で、特に「土地は悪である」と言われると聞きますが? (旧・統一教会元信者 ジャーナリスト 多田文明氏)
「教団では、『生きている人間は全員が堕落人間だ。罪を犯した人間だから物よりも下の立場にいるのだ』と言って、『物を、特にお金や土地を神様のもとに返して初めて私たちは神の子になれる、神の国が創れる』と教えられます。教団はどうやって多額のお金をその人から神のもとに捧げるかを考えていて、財産、特に土地はお金になりますので、内部の方でそれを狙って、容疑者の母親にお金を出させるように仕向けていったのだと思います」

Q.お金がなくなって破産して脱会しても、また戻る方も多いのですね?
(多田氏)
「はい。『フラッシュバック』という言い方をするのですが、頭では辞めてはいるのですが、心の中に教団の教えが残っている方が非常に多いのです。私も言われましたが、『統一教会を辞めたら病気や事故にあう』とか、私も参加した合同結婚式でも、『もし結婚を破棄したら地獄に行く』などと言われているので、実際に辞めた後、自分が病気をしたり、ちょっとした事故にあったときに、『教団を辞めたから起こったのではないか』と思ってしまうのです。それでついつい『連絡取らなきゃ』と言って、教団に戻ることがあります」

「バレーボールに来ない?」入信への巧妙な“勧誘”

 多田氏が入信するきっかけは、友人からの誘いだったと言います。1987年、大学4年生の頃に友人を通じて、“統一教会”だと告げられないまま、「バレーボールに来ないか?」と誘われ行ってみると、全員が信者だったということです。バレーボールが終わった後に友人から、「自己啓発の勉強をしているんだけど来てみない?」と誘われ、ビデオを見ながら勉強したというのですが、実はそれが“統一教会”の教義でした。ビデオセンターでビデオを見た後、カウンセリングで感想文を書かされ、少しずつ教義を刷り込まれていったと言います。その後のセミナーで“統一教会”だと言われても、すでに思想が頭の中に入っているため、入信を拒否できない状況になっていて、全財産をささげて献身したということです。

Q.友人からの「バレーボール」の誘いだと、参加するハードルは低いですよね。これはよくあるパターンなのですか?
(多田氏)
「そうです。もともとこの友人はテニスを通じた友達だったので、スポーツが好きだということで、教団の中で私は『バレーボールだと誘える』というふうになっていたのだと思います」

Q.大学4年生という時期に「自己啓発」と言われると心が動きますよね?
(多田氏)
「私は丁度、就職に不安を抱えていたんです。4年生になってこれからどうしようと、当時はマスコミに行きたかったので、もう本来なら動いてなきゃいけない、いろんな知識を集めないといけないなと思いながら、たぶん彼にもそういう話をしていたのかもしれないです。その不安が利用されたのかなと思います」

Q.入信するとき、「おかしい」と思うことはなかったのですか?
(多田氏)
「唯一、あれ?と思ったのは、『聖書の勉強をするサークルだ』と言われたときで、若干の違和感は覚えました。しかし、そのときに向こうは必ず返しの言葉を持っていて、『これからは世界に向けて日本人は生きていかないといけないから、国際情勢も知らないといけない。君、知っている?世界で一番読まれている本は聖書なんだよ。聖書を知っておかないと外国人との交流はできないから、勉強しよう』と。ところがその内容が“統一教会”の教義だったわけです」

Q.“統一教会”だと言われても、入信を拒否できない状況になる期間には個人差があると思いますが、どれくらいの期間、勧誘するのですか?
(多田氏)
「普通の人は2日間のセミナーに行って、その後ライフトレーニングというのが2週間ぐらいあるのですが、その後に“統一教会”だよと言われるケースが多いです」

Q.教義の中でも「恋愛感情は禁止」などは、若者なら反発しそうな気がしますが、そういう感情は浮かばなかったのですか?
(多田氏)
「ビデオを勉強している時、教団側に、『この人はどうやったら統一教会員になるか』『どういうところに悩みを抱えているか』など、情報が全部収集されてしまっているんです。信者になるころには個人情報のリストが出来ているので、もう反発はなかったと思います」

Q.入信すると仲間ができて抜けにくいということもあるのでしょうか?
(多田氏)
「おっしゃるとおりで、入信するといわゆる仲間意識、同じ思想の仲間の中で生きることの素晴らしさというか、感動みたいなものを感じます。みんなで一緒に歌って、神様のもとにこれだけの人やお金を集めるという達成感。そうしたものをどんどん味わっていってしまうので」

Q.下の人たちは仲がいいのでしょうね?
(多田氏)
「そうですね。ひどいときには上から、『献金しなかったら日本が沈没する』とか『地震が起きる』とか言われたりするんです。そんなことを言われたら、『僕たちが一生懸命、日本を救わないといけない』と本気で思って、みんな睡眠時間3時間とか4時間で街頭に行って、人を誘ったり物を売ったりして。下の人たち同士は、苦しい中で食事の時にちょっとしゃべるような小さな楽しみや、教団はスポーツイベントを結構開きますので、一緒にスポーツイベントをやったり、バーベキューをしたり、そういう思い出がすごく残っています」

ターゲットは「アパキンジョ」 厳しいノルマの実態

 7月11日の会見で、「世界平和統一家庭連合」の田中富広会長は「献金は本人の意思に基づいてされる。ノルマという扱いはしていない。破綻を知った上で、さらに献金を願う・要求することはない」と主張しています。それに対し多田氏は「教団内にいると、毎日のように『神の国実現』のための献金が求められた。思想を信じる人ほど、教団の願いに応えようと必死になる。『ノルマがない』という会長の言葉はありえない。“毎月がノルマ”の生活だった」と言います。 Q.毎月ノルマがあったということですが、具体的な金額は言われたのですか?
(多田氏)
「私が居たころは、月初めに出発結団式というものがあって、立場が上の人が『お父様(文鮮明氏)から今回、○○億円のお金を献金するようにと指示が来た。うちのブロックは○○万円献金する。お前たちは一体いくらできるんだ』と言って、地域のブロックごとにノルマが決められていきました」

Q.学生では、献金するお金の余裕はなかったのではないですか?
(多田氏)
「はい。お金のない学生は、『お金のある人を誘ってこい』と言われます。貯金のある人たちをいかに誘うかなのですが、私はいろんな人をとにかく誘っていて、お金のない人を連れてくると、『こんなお金のない人を連れてきてどうするんだ』と怒られたことがあります」

Q.街頭で声をかけて勧誘場所に連れて行き、アンケートで貯蓄額を書かせ、お金を持っている人を優先的に勧誘したということですが、どんな人がターゲットだったのですか?
(多田氏)
「“アパキンジョ”と言って、アパートに住んでいる・勤労している・女性という意味なのですが、“ギンインカンポ”と言う、銀行員の女性・看護婦・保母を指す言葉もあり、そういう人たちがより良いというふうにされていました」

 旧・統一教会は、お金集めのために商品を買わせることを「経済」と呼び、高額な商品や珍味、ハンカチに付加価値を付け高額で売っていたといいます。多田氏は「土地を売ったり、カードを作らせたりしたエリアもあった。とにかく一日中お金集めをしていた」ということです。

Q.多田さんも色んな物を売り歩いたのですか?
(多田氏)
「世間で霊感商法が騒がれて、ちょうど終わった頃でしたので壺は売りませんでしたが、教団には着物や指輪などを売るお店があり、そこでイベントを開いたときに、誰かを連れていって売るとか、そのための電話がけをすることはしょっちゅうありました。私がこの中でちょっとおかしいなと思ったのは、ボランティアを語って家を訪問して『このハンカチの代金は、車いすを購入するのに使う』などと言ってハンカチを何千円かで買わせたり、セットにして1万円ぐらいで買わせたりしていたことです。疑問を持ってはいけなかったのですが、『そのお金はどうなるんですか?』と聞くと、『家賃だ』と言われました。教団には実際にボランティア団体はあったのですが、そこにはお金はいかないと内部の人は言っていました」

気付いた“矛盾”、そして脱会へ

 多田氏は1996年ごろに教団を脱会しています。きっかけは、教団に親族も勧誘するように言われたことで、家族に会いに行くと、家族全員に泣かれ、教団の教えがどれほど家族を苦しめてきたのかに気が付いたのだと言います。

Q.家族が泣いて、はっと目が覚めたというところがあったのですか?
(多田氏) 「文鮮明氏が『実家に帰って親族を勧誘しなさい』と言ったので、私は仙台に帰ったんです。仙台の教会で活動して何年か経ったある日、親族がやってきて私と話す場を持ってくれました。私は講義をする立場だったので、彼ら全員を信者にするチャンスだと思って話しましたが、その中で親族がどんな苦労していたかを知ったんです。親族たちは、私が入信していた約10年間、必ず私を教団から取り戻すという思いをずっと持ち続けていました。しかも“統一教会”の教義の内容を全部知っていて、どうやって私に違法な活動をさせないようにするか考えていたと。私は、『教団に入ったら家族は幸せになる』と思っていたのですが、そうではなかった。逆に不幸にして、悲しませていたことが現実だったということにやっと気が付いて、“統一教会”の言う言葉の矛盾というか、理想と現実の矛盾に気付きました」

Q.ご家族の誰かが入信している場合、無理やり引き離すのは逆効果になる可能性もあるのでしょうか?
(多田氏) 「そうですね。私の親も、最初は無理矢理引き離そうしましたが、それは駄目です。それで失敗した後も、私のことを理解しようとして一生懸命やってくれたことにすごく感動しました。私以上に、私を理解しようとしているということですよね。家族の愛が、最終的にはこうした救いにつながっていくんだろうなとは思います」

Q.未だに家族が崩壊して苦しんでいる方もいるかもしれません。経験者として何を言いたいですか?
(多田氏)
「ご家族であれば、まず絶対に教団側には連絡を取らないでください。逆に入信させようとしてきますので。別の第三者に相談をすることは、詐欺を防ぐためにも非常に大事なんですけれども、紀藤弁護士たちがやっているような被害弁護団に連絡を取るとか、理解している人に聞くというのがすごく大事です」

Q.山上容疑者のやったことは決して許されることではないんですが、彼が例えば被害弁護団や多田さんなどに相談をしていれば、こういう凶行は避けられた可能性もあったのでしょうか?
(多田氏)
「おっしゃるとおりです。私は“統一教会”内で、騙して金をとる人たちを見てきました。辞めたときにそれに対して、もちろん憤りもあるけれど、これをもう繰り返してはいけない、こういうのを明かして防がないといけないと思いました。山上容疑者も誰かと話すことで、自分の違う道が見えてきたのではないかと思います」

(情報ライブ ミヤネ屋 2022年7月14日放送)

★ 観光船「KAZU I(カズワン)」沈没事故 では知床観光船に関する国交省のずさんなチェックや監査が明らかになった。「要件がそろったので認証された」に関して同じだが、結果として、何が起こったのか?そして、26人が犠牲になりながら、現状の法や規則では、知床観光船に対して許可を取り消すぐらいしか出来ない大失敗を経験したばかりだ。
「要件がそろったので認証された」に関して再チェックをするべきだと思うが、多分、隠したい事があると思うし、自民党が圧勝したので何もしないであろう。
自民党を圧勝させた国民にも部分的に責任はあるので仕方がないかもしれない。ただ、安倍晋三元首相の国葬には反対だし、野党の静かさは他の宗教団体との関係の深さを疑う。結局、日本の政治家や政治はこの程度だったと言う事だと思う。野党、なぜ、この件に関して元気がないのか?過去に、どこかの県で自民党市議の領収書偽造問題があったが、民主党議員も同じ事をやっていた事が判明したニュースがあった。同じようなパターンだから黙っているのか?

旧統一教会の名称変更、文化庁は「下村氏の関与」否定 「要件がそろったので認証された」 07/15/22(弁護士ドットコムニュース)

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の名称変更をめぐり、自民党の下村博文前政調会長が文部科学大臣だった際に関与していたのではないかという疑惑が話題になっている。

下村氏は7月13日、ツイッター上で「事実に反する」と否定したが、霊感商法被害に取り組む紀藤正樹弁護士が「統一教会案件として、長年宗務課が名称変更の認証を保留してきた案件」と指摘し、下村氏に「なぜこのような事態が生じたのか、詳しく調べてから公表するよう求めている。

旧統一教会が名称変更の認証を求めたのは1997年だが、認証されたのは2015年だった。この約20年間に何があったのか。文化庁宗務課に見解を聞いた。

●なぜ20年近くも名称変更が認められなかったのか?

宗教法人を設立する際には、宗教法人法にもとづいて名称の登記がされるが、変更が生じた場合は、変更の届出が必要となる。

文化庁宗務課の担当者は、弁護士ドットコムニュースの取材に対して、1997年に旧統一教会から名称変更の届出があったが、2015年まで認証されていない理由を次のように説明した。

「宗教法人は許可制や認可制ではなく、認証制なので、必要な書類がそろえば認証される仕組みです。2015年の名称変更も、要件がそろったので認証されたということです」

20年近くもの間、なぜ認証されていなかったのかという質問に対して、担当者「要件が整っていなかったためです」と回答した。

「宗教法人法にもとづいて、各宗教法人では規則改正の定款が決められています。その定款にもとづき、変更がある場合は責任役員会の議事録や、規則の新旧対照表などが求められます。そうした要件がそろっていなかったということです」

一方、下村氏の関与について、宗務課の担当者は「下村氏がご回答されている通りです」と話した。

旧統一教会の名称変更をめぐっては、カルト宗教による被害者救済に取り組んでいる「全国霊感商法対策弁護士連絡会」が以前より反対を表明している。

弁護士ドットコムニュース編集部

アメリカで警察が動いたが、教団の富の7割が日本からと言われているのに、警察が動かず、安倍元首相が2021年9月に開催された行事にビデオメッセージを送っている事実はおかしいと思う。日本政府が愚かなのか、安倍元首相が愚かなのか、警察が愚かなのか、警察に圧力的な指示が秘密に出されたいるのかわからない。日本の大手メディアは動かない。何かすごくおかしいいと思う。国葬は日本の恥で、日本人が愚かで騙されやすく、操りやすい事を世界中に広めることになるのでは?教団の富の7割が日本人から搾取されたのに、国を上げて、旧統一教会と関連団体と接点のある元首相の死を悲しむ?旧統一教会と関連団体の被害者や人生でマイナスの影響を受けた日本人達がどう思うのだろうか?

紀藤弁護士、旧統一教会への献金に日韓格差指摘 戦前の「罪」理由に 07/15/22(デイリースポーツ)

 弁護士の紀藤正樹氏が15日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に出演し、宗教団体・世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の信者による献金が日本と韓国で大きく違う点を指摘した。

 番組では、安倍晋三元首相を銃撃し、殺害した山上徹也容疑者の母が傾倒した旧統一教会について取り上げた。MCの宮根誠司が「日本人だけがとにかく『献金、献金』っていう風に、法外なお金を払わされてるって聞くんですけど?」と質問。紀藤氏は「日本だけが特別扱いなんですけど、日本人だけが高い商品や金銭を要求されるということで、非常に差別的、日本だけの独自事情なんですよね」と認めた。

 教会は日本だけで霊感商法を行っているとし「教義的な理由として『日本が戦前に韓国を併合し、韓国に攻め入った、それが日本人の罪なんだ』と。『罪を清算するために日本人は韓国に貢献しなければいけない』ということで、教義的なもので裏付けられてお金を出さされるという仕組み」と説明した。

 教会創立者の文鮮明氏の本心については「いまさら分かりません」と前置きした上で「日本人に対する強い恨みがあったんだろうなという風に思わざるを得ない」と推測した。

 元信者のジャーナリスト・多田文明氏は、14日に同番組に出演。献金をすることが「日本を助ける」ことにつながると意識していたと語っていた。

 紀藤氏は「(旧)統一教会では『日本人が韓国にお金を提供することが、つまり文鮮明を助けることが日本人が過去に起こした罪を清算することなので、日本人が救われるんだ』と教え込まれるんです」と多田氏の信者時代の考え方を補足した。続けて「中立的に見た時は、日本人だけがお金を払わされているというのは極めて不公平。そういうような使い分けをしている」と指摘した。

 旧統一教会の幹部が11日に会見したことを受け、12日には全国霊感商法対策弁護士連絡会が会見し、同教会の会見について反論。二世信者の女性も顔を伏せて出席し、その苦しみを語った。

知床 観光船「KAZU I(カズワン)」沈没事故と同じで、安倍晋三・元首相が死亡したからこそ、警備体制や研修に問題があった事が証明された。結果が出ないとこれまでと同じ警備体制や研修を愚かにも繰り返していたに違いない。
思いがけない副産物はあったと思う。山上徹也容疑者の目的達成により、旧統一教会と関連団体と安倍晋三・元首相、岸信介氏そして自民党などとの接点が注目を受けた。そしてアメリカで取り上げられている内容さえも、日本のメディアは無視する事を知った日本人は増えたと思う。ロシアや中国のメディアを批判するが、自分達も五十歩百歩の違いに気付いていないのかもしれない。

警護の4人、最初の発砲時に山上容疑者に気づかず…SPは安倍元首相から離れて警備 07/15/22(読売新聞)

 奈良市で8日に起きた安倍晋三・元首相に対する銃撃事件で、最初の発砲後、近くにいた警察官4人のうち3人は動き出しが遅れていたことが捜査関係者への取材でわかった。警視庁の警護員(SP)は防弾仕様のカバンを掲げたが、安倍氏との間に距離があったため間に合わなかった。警察庁は14日、警護・警備の問題点を調べる検証チームを現地に派遣し、本格的な調査を始めた。

 事件発生から15日で1週間となる。検証チームは今後、約1週間かけて現地で警護員から聞き取りを行うなどした上で、要人警護の抜本的な見直しに向けた議論を進める方針だ。

 安倍氏は8日午前11時半頃、奈良市の近鉄大和西大寺駅前で参院選の応援演説中に、無職山上徹也容疑者(41)に背後から2度にわたって銃撃され、搬送先の病院で死亡した。

 捜査関係者によると、当時、安倍氏の直近には陣営関係者らがおり、その周りに警視庁のSP1人と奈良県警の警護員3人の計4人が配置されていた。

 最初の発砲時、4人は前方などを見ており、山上容疑者に気づいていなかった。次の発砲までに約2・7秒あり、この間、SPは銃を構える山上容疑者に気づき、防弾仕様のカバンを掲げて山上容疑者と安倍氏の間に割り込もうとしたが、間に合わなかった。

 警護対象の最も近くにいるSPは本来、異常時には警護対象者に覆いかぶさったり、身を伏せさせたりする必要がある。だが、SPは安倍氏と2~3メートル離れていたことから、とっさにカバンを用いて弾を防ごうとしたとみられる。

 一方、県警の3人は最初の発砲後、ほとんど動けず、2度目の発砲後に2人は山上容疑者に突進し、1人はSPと共に安倍氏に駆け寄っていた。警察庁が今後進める検証では、4人の役割分担や、それぞれの立ち位置が決まった経緯などについて確認する。

 地方警察の警護員は、事前に警視庁に派遣されて研修を受けている。だが、経験豊富なSPとは能力差が生じやすい。警察庁は8月中に検証結果をまとめる予定で、同庁幹部は「警察全体の警護レベルの底上げや、警視庁SPの運用拡大が課題となる」と話した。

政治家から「お墨付き」をもらうために… その歴史を通して、旧統一教会と関連団体は、世界の政治指導者や有名人、他の宗教の著名聖職者を講演に招くために高額を支払ってきた。これは、有名で尊敬される人物と教会を関連付けることによって信用を勝ち取るための長年の戦略である。

アメリカで警察が動いたが、教団の富の7割が日本からと言われているのに、警察が動かず、安倍元首相が2021年9月に開催された行事にビデオメッセージを送っている事実はおかしいと思う。日本政府が愚かなのか、安倍元首相が愚かなのか、警察が愚かなのか、警察に圧力的な指示が秘密に出されたいるのかわからない。日本の大手メディアは動かない。何かすごくおかしいいと思う。国葬は日本の恥で、日本人が愚かで騙されやすく、操りやすい事を世界中に広めることになるのでは?教団の富の7割が日本人から搾取されたのに、国を上げて、旧統一教会と関連団体と接点のある元首相の死を悲しむ?旧統一教会と関連団体の被害者や人生でマイナスの影響を受けた日本人達がどう思うのだろうか?
Marc Fisher氏が書いたワシントンポストの記事を読む、又は、聞きたい人は、下記をクリックすればオリジナル記事に行ける。
How Abe and Japan became vital to Moon’s Unification Church 07/12/2022(WASHI(NGTON POST:ワシントンポスト)

旧統一教会に厳しい目が向けられるなか、米紙「ワシントン・ポスト」がその資金源と大物政治家との関係に斬り込んだ。元教会幹部やカルト研究者らに言わせれば、日本はこの世界的教団の富の7割を生み出す「金脈」だという。 07/14/22(Twitter)


Worshipers hold unloaded weapons at the World Peace and Unification Sanctuary in Newfoundland, Pa., in February 2018. (Jacqueline Larma/AP)

ヤフーコメントのコメントには下記のようなコメントがあった。
dai*****

一国の総理経験者が、宗教関連団体への祝辞ビデオレター は、私は、アウト だと思う いくら頼まれようが旧統一教会 の事は、色々問題が有ることは、あべ元総理もわかっていたこと はっきりしたことは、新興宗教で、苦しんでいる多くの信者(家族)国民が、 いると言うこと  もっと国民に寄り添ってほしかった。 旧統一教会と政治のつながりも解明しないといけないと思う それができなければ今の政界は、腐れきっている 今回の選挙も宗教団体とのつながりが、今のように わかっていたなら自民党は、今回の選挙結果も自民圧勝 とならなかったかもしれない どれだけ宗教団体の票が、 入ったのだろうか。


jjv*****

ここのコメント読んでて怖くなった、安倍元総理と統一教会との関係は、岸信介氏の頃からの、かなり親密な関係で、アメリカで有罪判決を受けた創始者が特例で、自民党議員の働きかけによって来日できたことや、安倍元総理の元秘書が今回の参議院選に立候補して、自ら統一教会信者と明かしていること、その他癒着をしめす情報はネット上たくさん出てきているのに、みんな知らないふりをしているのでしょうか?
ワシントンポストなど海外のメディアはこの問題突っ込んで取り上げ始めましたが、日本人だけ真実を知らない、というまるでロシアみたいな状況になっていきそう。


「岸田総理大臣:『国葬儀を執り行うことで安倍元総理を追悼するとともに我が国は暴力に屈せず、民主主義を断固として守り抜くという決意を示して参ります』」 と言う前に、旧統一教会と関連団体への捜査と宗教との関係を断ち切るための法改正を約束するべきだと思う。国葬よりも、旧統一教会と関連団体への捜査と宗教との関係を断ち切るための法改正の方が優先順位は高いと思う。死んだ人よりも生きている人達を救うべきでは!それともやはり切り込むのは秘密があるから出来ないのか?

米紙が斬る「統一教会にとって日本は大事な“金づる”だ」 教団が安倍晋三を重宝した理由 07/15/22(クーリエ・ジャポン)

安倍元首相の殺害事件を受けて旧統一教会に厳しい目が向けられるなか、米紙「ワシントン・ポスト」がその資金源と大物政治家との関係に斬り込んだ。元教会幹部やカルト研究者らに言わせれば、日本はこの世界的教団の富の7割を生み出す「金脈」だという。

霊感商法で儲かる世界帝国 悲嘆にくれる高齢者を狙う訪問販売と、著名な政治家との人脈づくり──世界平和統一家庭連合(旧統一教会)はこの両輪により、数十年をかけて日本を最も当てにできる「金脈」として確立してきた。

教祖・文鮮明が築き上げたスピリチュアルで儲かる世界帝国を研究してきた専門家たちはそう指摘する。

そして今、日本の安倍晋三元首相殺害の容疑者が「特定の宗教団体」に恨みを抱いていたと警察に供述し、旧統一教会が容疑者の母親は信者であると認めたことにより、この国で長らく物議を醸してきた同教会に再び厳しい目が向けられている。

日本の報道によれば、山上徹也容疑者は警察の取り調べで、母親が宗教団体に巨額を献金するよう圧力をかけられ破産したと話している。旧統一教会・日本会長の田中富広は7月11日に会見を開き、山上の母親が1998年頃から信者であることを明かしたが、献金額については情報がないとした。

旧統一教会は日本で何十もの教会施設を管理しており、安倍の銃撃現場から数百メートル離れた場所にある奈良支部もその一つだ。

安倍は他の多くの世界的指導者と同様に、旧統一教会関連のイベントに登壇し、講演料を得ていた。直近では2021年9月に開催された行事にビデオメッセージを送っている。

それは、文鮮明の妻で教会内で「真の母」と呼ばれる韓鶴子が主催したイベントだった。文鮮明の死去後に教会トップを務める韓鶴子に対し、安倍は「世界の紛争解決、とりわけ朝鮮半島の平和的統一に向けた、あなたのたゆまぬ努力に深く感謝いたします」と述べた。

このイベントには、ドナルド・トランプ前米大統領もリモート出演し、文鮮明と韓鶴子を称えている。

政治家から「お墨付き」をもらうために… その歴史を通して、旧統一教会と関連団体は、世界の政治指導者や有名人、他の宗教の著名聖職者を講演に招くために高額を支払ってきた。これは、有名で尊敬される人物と教会を関連付けることによって信用を勝ち取るための長年の戦略である。

「彼らは自分たちに正当性を与えてくれる人なら誰でもカネを出しますよ」

そう語るのは、世界各国における旧統一教会のビジネスと政治的イニシアチブを長く研究してきたラリー・ジリオックスだ。

Marc Fisher

 安倍氏の祖父・岸信介元首相、父の安倍晋太郎元外相も無縁ではなかった。この悲惨な事件の背景を検証するために、なぜ、山上容疑者が「安倍氏が団体とつながりがあると思って」という認識を持つに至ったのか、岸─安倍家と旧統一教会の歴史的かかわりを辿っておきたい。

 教団のホームページによると、旧統一教会は文鮮明・総裁が1954年に韓国で創立、日本に進出したのは1959年だ。当時の首相が岸信介氏だった。旧統一教会の問題について長年取材し、国会でも取り上げてきたジャーナリストで前参院議員の有田芳生氏が語る。

「その当時、統一教会の本部が渋谷にあり、隣が岸氏の自宅でした。岸氏は隣の統一教会本部で講演を行なうなど、関係は深いものがありました」・・・

 だが、そうした岸─安倍家と旧統一教会の歴史的関係を踏まえて考えても、「家庭を壊した団体を日本に招いたのが岸氏で、その孫の安倍氏を狙った」という容疑者の認識は筋違いも甚だしく、事件が犯人の誤った動機による悲劇だったことを改めて思い知らされる。

安倍晋三・元首相を銃撃した山上徹也・容疑者の動機が誤ったものかは、警察が調べるとは思えないが、かなり高い権限を与えられる組織や人物が調べない限りこれまでわかっている岸─安倍家と旧統一教会の歴史的関係が全てだとは思わない。既に、協会側の発言と自民党や井上義行氏の発言でさえ、どちらかが嘘を付いている状態になっている。これではこれまでわかっている事全てが事実とは限らないと思う。岸信介氏が教祖の逮捕についてアメリカに連絡を取っている事が事実のようなのでかなり深いかかわりがあると思う。

「統一教会の会員は最初は選挙ボランティアで入ってくる。選挙活動は熱心だし、手弁当で無報酬、そのうえ支持者名簿まで提供してくれる有り難い存在。そして議員に活動ぶりを認められると、給料はいらないから秘書にしてくださいと言ってくる。私設、公設含めて永田町には多くの統一教会の会員の秘書がいます」

この事実は非常に危ないと思う。外国に本部がある宗教団体の信者が与党に入り込んでいる。スパイ活動だって出来るわけだし、議員の弱みを握る機会を持つかもしれない。無料だから使ったと言う理由は、かなり次元が低い。かなり統一教会との関係が深くなければそう簡単に懐に入れるだろうか?
また、日本の安全保障を考えても、外国に本部がある宗教団体(文鮮明・総裁が1954年に韓国で創立)との深いかかわりは問題ではないのか?そして旧統一教会の問題を考えれば裏がある、又は、別の目的があると疑うべきではないのかと思う。しかも、自由意思で寄付を行った信者はいるが、悪質なシステムでお金を蜜がされたような事実があるのに目を瞑っていた事に関しては、政治家達の常識を疑ってしまう。
共産党は別として、他の野党はこの事実を知らなかったのだろうか?日本の政治家として、そして、日本を思っている政治家達と言うのならあまりにもこの問題について無頓着すぎると残念に思う。

安倍晋三、晋太郎、岸信介「岸・安倍家3代と旧統一教会」60年の知られざる関係 (1/3) (2/3) (3/3) 07/15/22 (NEWSポストセブン)

「家庭を壊した団体を日本に招いたのが岸氏で、その孫の安倍氏を狙った」──安倍晋三・元首相を銃撃した山上徹也・容疑者の新たな供述が報じられている。

【写真】クラウンが高く天井が小さいハットを被った岸信介元首相。外遊に向かう際。他、安倍氏と昭恵さんが頬を寄せる写真など

 山上容疑者は事件の動機について、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の名前を挙げて「母親が統一教会の信者で、多額の献金をして破産した」「安倍氏が団体とつながりがあると思って狙った」などと供述しており、山上容疑者の自宅から押収されたノートには、同教団に対する恨みが書き連ねてあったとも報じられている。

 たとえ山上容疑者が旧統一教会に対して恨みを抱いていたとしても、銃撃は許されざる犯罪だ。正当化などできるはずがないし、ましてや犯人に同情の余地などない。

 だが、それとは別に、この教団が古くから日本の政界に深い関わりをもってきたのは歴史的事実である。

 安倍氏の祖父・岸信介元首相、父の安倍晋太郎元外相も無縁ではなかった。この悲惨な事件の背景を検証するために、なぜ、山上容疑者が「安倍氏が団体とつながりがあると思って」という認識を持つに至ったのか、岸─安倍家と旧統一教会の歴史的かかわりを辿っておきたい。

 教団のホームページによると、旧統一教会は文鮮明・総裁が1954年に韓国で創立、日本に進出したのは1959年だ。当時の首相が岸信介氏だった。旧統一教会の問題について長年取材し、国会でも取り上げてきたジャーナリストで前参院議員の有田芳生氏が語る。

「その当時、統一教会の本部が渋谷にあり、隣が岸氏の自宅でした。岸氏は隣の統一教会本部で講演を行なうなど、関係は深いものがありました」

 世界平和統一家庭連合日本教会会長の田中富広氏も、事件を受けて開いた記者会見(7月11日)で、教団と岸氏の関係について「創設者の文鮮明総裁を中心とする平和運動に強い理解を深めてくださった」と語っている。

 旧統一教会は1968年に反共産主義を掲げる政治活動団体「国際勝共連合」を設立し、政界との結びつきをより強めていく。

「勝共連合は文鮮明総裁と、日本側では政財界のフィクサーと呼ばれた児玉誉士夫氏、日本船舶振興会会長の笹川良一氏が富士五湖の本栖湖に集まって反共運動を行なう団体の設立を決めて発足した。そして統一教会・勝共連合は岸氏との関係から、娘婿の安倍晋太郎氏とも関係を築き、1980年代後半にはその晋太郎氏を総理にしようという活動を始めたわけです。

 目的は、1984年に創立者の文総裁が米国で脱税による有罪判決を受けたため、入国管理法の規定によって日本に入国できなくなった。そこで晋太郎氏を総理にすることで、日本への入国を認めさせようとしたわけです。そうした経緯から岸─安倍家と統一教会の因縁は深い」(有田氏)

 こうして岸家と安倍家に食い込んでいった。

名簿に100人以上の議員

 もっとも、旧統一教会が接近した政治家は岸氏や晋太郎氏だけではない。入信させて高額なお布施をとる同教団の「霊感商法」がしばしば社会問題化した1980年代から1990年代にかけて、旧統一教会・勝共連合は選挙運動を通じて自民党を中心に与野党の多くの議員に食い込み、政界に強い影響力を持った。

 当時、本誌・週刊ポストは旧統一教会の政界工作を再三にわたって報じたが、自民党有力議員の秘書は政界への浸透ぶりをこう証言していた。

「統一教会の会員は最初は選挙ボランティアで入ってくる。選挙活動は熱心だし、手弁当で無報酬、そのうえ支持者名簿まで提供してくれる有り難い存在。そして議員に活動ぶりを認められると、給料はいらないから秘書にしてくださいと言ってくる。私設、公設含めて永田町には多くの統一教会の会員の秘書がいます」

 勝共連合が当時作成したとされる自民党内の「勝共推進議員」名簿には、100人以上の議員の名前があった。勝共連合が「協力者」とみていた議員たちだ。

 その政界への影響力を垣間見せたのが、宮澤喜一政権下の1992年、日本に入国できないはずの文総裁が、「日本の議員連盟との意見交換」という名目で、法務大臣の特別許可を得て入国したことだった。文氏は“自民党のドン”と呼ばれた金丸信・自民党副総裁とも会談し、文氏の入国問題は、「金丸氏から政府に圧力があった」と報じられて国会で問題化した。

「しかし、1990年代に入ってから、霊感商法や合同結婚式への批判が強まり、統一教会の政界との関係は次第に薄くなっていった」(有田氏)

 ただし、1990年代後半にも文氏は日本に入国しようとしたことがある。法務大臣経験者がこう振り返る。

「当時の野党の有力議員をはじめ、何人もの議員から文氏の入国を認めてほしいという働きかけを受けたが断わった」

 政界に隠然たるパイプがあったことを窺わせる話だ。

ビデオメッセージ

 一方、1993年の総選挙で初当選した3代目の安倍晋三氏は、祖父や父と違って、旧統一教会とは距離を置いていたという。それというのも、「反共」を掲げていた文総裁が1991年に突然北朝鮮を訪問、当時の金日成主席と会談して密接な関係を結んだからだ。

 拉致問題で北朝鮮に厳しい姿勢を取ってきた安倍氏は、そうした旧統一教会と北朝鮮との関係を警戒していたようだ。

 しかしその後、安倍氏が昨年9月12日、旧統一教会系の「天宙平和連合(UPF)」の集会に、こんなビデオメッセージを寄せていることを本誌は報じている(2021年9月27日発売号)。

〈今日に至るまでUPFとともに世界各地の紛争の解決、とりわけ朝鮮半島の平和的統一に向けて努力されてきた韓鶴子総裁をはじめ、皆さまに敬意を表します〉

 韓鶴子氏は統一教会創立者である文氏の妻で、世界平和統一家庭連合の現総裁。UPFは韓氏が2005年にニューヨークで創設したNPOだ。ちなみに安倍氏の前には米国のトランプ前大統領もスピーチをしていた。

 安倍氏が旧統一教会と北朝鮮の関係を警戒しつつも、歴史的経緯の中で祖父の岸氏、父の晋太郎氏から続く旧統一教会との関係を完全には断ち切れていなかったことを物語る。そして、その動画を見た容疑者は、犯行に突き進んだという。

 だが、そうした岸─安倍家と旧統一教会の歴史的関係を踏まえて考えても、「家庭を壊した団体を日本に招いたのが岸氏で、その孫の安倍氏を狙った」という容疑者の認識は筋違いも甚だしく、事件が犯人の誤った動機による悲劇だったことを改めて思い知らされる。

※週刊ポスト2022年7月29日号

英語の記事を検索するとお金を貰って、ブッシュ元大統領やゴルバチョフ元大統領が統一教会系(いろいろな呼び名があるようだ)でスピーチをやった事があるそうだ。そして、アメリカの警察官が合計約1000人ほど捜査に乗り出した事があるそうだ。ブッシュ元大統領やゴルバチョフ元大統領はかなり昔の人。
安倍晋三元首相がお金を貰ったのか貰っていないのか知らないが、メッセージを送ったのは最近の事。国葬をするらしいが、やめてほしいと思う。世界中で被害者がいて、統一教会系の収益の約7割が日本からだと英語の記事で書かれていたが、額が大きいと言う事は被害にあった日本人達がいると言う事だと思う。世界規模で何をしようが、問題を見て見ぬふりしてメッセージを送る事は元首相としては恥ずかしい事だと思う。

旧統一教会に厳しい目が向けられるなか、米紙「ワシントン・ポスト」がその資金源と大物政治家との関係に斬り込んだ。元教会幹部やカルト研究者らに言わせれば、日本はこの世界的教団の富の7割を生み出す「金脈」だという。 07/14/22(Twitter)


Worshipers hold unloaded weapons at the World Peace and Unification Sanctuary in Newfoundland, Pa., in February 2018. (Jacqueline Larma/AP)

石塚元章氏 旧統一教会のトラブル「安倍元総理がご存じなかったはずはない。じゃあ、なぜ広告塔を…」 07/14/22(スポニチアネックス)

 CBC特別解説委員の石塚元章氏が14日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に出演。安倍晋三元首相(享年67)が8日に奈良市内で参院選の応援演説中に銃撃され、死亡した事件についてコメントした。

 無職山上徹也容疑者(41)=殺人容疑で送検=は動機について、「母親が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に多額の寄付をして家庭が崩壊した」と供述している。これを受けて、石塚氏は「だから安倍総理を襲撃していいのか、というのは全く別の話、これは大前提です」と前置きした上で、「ただ、あえて言うと、旧統一教会はかなり問題をはらんでいる団体であることは間違いないので、それを安倍元総理がご存じなかったはずはないと思うんです。有名な話ですから」と指摘。「じゃあ、なぜそこの広告塔を、安倍元総理はおやりになってしまったのか」と続けた。

 石塚氏は芸能界に当てはめて、「ちょっと違うかもしれませんけど、詐欺グループの会社の宣伝にタレントさんが出てたってなると、問題になってタレントさんがしばらく番組に出られないとか自粛するとか、そういうこともいっぱいあるわけでしょ。それで言ったら、こういう“褒められたことをやってないよね”っていう組織の広告塔をやってしまったという事実は間違いなくあるんじゃないか」と語った。

 また、旧統一教会について、「創設の時の歴史から言うと、多分に政治的な組織ですよね。その政治的信条は多分、シンパシーを感じている政治家って日本に大勢いらっしゃる」と解説。MCの石井亮次アナウンサーが「反共産みたいな」と口にすると、石塚氏は「そうですね」と首を縦に振る。続けて「そういう関係も一つあるので、ちょっと普通の宗教団体を支持しました、支持しませんというのと政治家との関係は、統一教会に関してはもう一つ別の見立てができるのかなという気はします」と述べた。

山上徹也容疑者 旧統一教会トップ韓鶴子氏を火炎瓶で襲撃の計画も…「政治家は誰一人入信しない、賛同するような行動慎んだ方がいい」元信者の兄が訴え【news23】 07/14/22(TBS NEWS DIG Powered by JNN)

「韓鶴子総裁に敬意を表します」去年安倍元総理が旧統一教会の関連団体に送ったビデオメッセージを見たという容疑者。熱烈な信者だった妹を10年かけて脱会させたという男性は「政治家は誰一人入信しない、賛同するような行動慎んだ方がいい」と批判しました。

■旧統一教会に恨み 山上容疑者「安倍元総理がメッセージ送っていた」 安倍元総理が銃撃されてから5日が経った7月13日。奈良市の事件現場周辺では、朝5時から50人規模での検証が行われました。探しているのは、「弾丸」です。

記者 「現場から90mほど離れた駐車場の壁には、弾痕とみられる穴がくっきりと残っています」

安倍氏に背後から2回発砲した山上徹也容疑者。銃は手製で、1回で複数の弾丸を発射できる物です。13日の検証で、およそ90m先にある壁に弾痕とみられる穴が3か所確認されました。

JNNのカメラは、捜査員が穴から弾丸のようなものを取り出す瞬間を捉えていました。回収されたのは、金属片だったということです。

山上容疑者は、母親が信者である旧統一教会、現在の世界平和統一家庭連合への恨みから犯行に及んだという趣旨の供述をしています。

山上容疑者
「(旧)統一教会トップの韓鶴子総裁をずっと狙っていた」

韓鶴子氏は統一教会の創設者の妻で、現在の教団の総裁です。 2019年、韓氏が来日した際、山上容疑者は火炎瓶を持って行き襲撃を試みたものの、会場には入れなかったといいます。安倍元総理を狙った理由については・・・

山上容疑者
「安倍元総理が(旧)統一教会に向けてビデオメッセージを送っていた」

安倍元総理は2021年9月、韓氏が代表を務める旧統一教会の関連団体にビデオメッセージを送っていました。

安倍元総理(2021年9月ビデオメッセージ)
「世界各地の紛争の解決、とりわけ朝鮮半島の平和的統一に向けて努力されてきた、韓鶴子総裁をはじめ皆様に敬意を表します」

山上容疑者の母親は、1998年ごろに信者となり、2002年ごろに自己破産しています。

山上容疑者
「母親が、祖父の土地を勝手に売り払った」

山上容疑者のように、教団への多額の献金などによって崩壊した家庭は少なくないと元信者は話します。

■元信者“10年間で1000万円を献金” 借金ローンに家族はぐちゃぐちゃ
家族が円満になることを祈った教団のロゴが入った印鑑。元信者の女性が、当時、教会へ210万円を献金した代わりに受け取ったものだといいます。

元信者の女性
「カードは借金ローンになっていましたし、いつもローンを返している状態」

女性は、10年間で合わせて1000万円近くを献金したそうです。

元信者の女性
「知った当時は、こんな教えがあるんだってうれしくなって、だけどやっていくうちにいつも『お金お金お金』なんです。現実を振り返れば、家庭はぐちゃぐちゃでしたね。でも『反対されるのも摂理』と聞いていた」

結婚し、子どももいましたが、統一教会の活動にのめり込み、夫と離婚。

教団側は、山上容疑者の母親の破産について、11日にこう話していました。

世界平和統一家庭連合 田中富広会長
「このご家庭が破綻された諸事情は私どもも把握していません」

しかし、会見を見た元信者は・・・

元信者の女性
「当然献金して破綻しているのはわかっていると思うし。私が知る中ではそういう(破綻した)人はたくさんいたので。家もなくなっている人もたくさんいた」

■「政治家は賛同する行動慎んで」元信者の兄の訴え
かつて信者だった妹が、60万円で購入した壺の契約書をみせる男性。この男性の妹も、教会にのめりこんだ1人です。男性は、妹を10年間かけて脱会させたといいます。 安倍元総理のビデオメッセージについて、男性は・・・

元信者の兄
「インパクト強いでしょ。元総理がこういうことをしてる。家族に見せたらどうなるか。それを見た親はどう思うか『ああ、総理大臣が推薦してるんだ』と、国から承認された団体だと思うでしょう」

男性は、妹が霊感商法の販売員となり、加害者にもなったことが一番つらかったと話します。

元信者の兄
「今度は妹は他の家族も不幸にしていく。それが一番苦しかった。政治家といっても誰1人統一教会に入信しないし、子どもも入信させない。(政治家は)単なる広告塔。賛同するような誤解を招くような行動は慎んだほうが私はいいと思う」

教団は、2009年以降、献金などをめぐるトラブルは起きていないとしています。しかし、被害者を救済している弁護士は、2021年の1年間で、合わせて3億3000万円あまりの被害があったことを明らかにしました。

下村博文氏が旧統一教会の名称変更関与を否定「正確に回答申し上げます」 07/14/22(日刊スポーツ)

 自民党の下村博文前政調会長(68)が13日、ツイッターを更新。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の名称変更に関するネット上の書き込みや週刊誌からの質問があったことについて、自らの見解を伝えた。

 下村氏は「統一教会の名称変更について、SNSやネット上で私が文科大臣時代に関与し行ったとの書き込みが多くあり、また先日週刊誌からも同様の質問状を受け取りましたので、正確に回答申し上げます」と、SNS上で話題となっていたことを受け、週刊誌から届いた質問に回答した文書を公開した。

 文書で下村氏は「文化庁に確認をしたところ、貴誌のご質問は全く事実に反することを確認しました。文化庁によれば、『通常、名称変更については、書類が揃い、内容の確認が出来れば、事務的に承認を出す仕組みであり、大臣に伺いを立てることはしていない。今回の事例も最終決裁は、当時の文化部長であり、これは通常通りの手続きをしていた』とのことです」と説明。

 「余人をもって代えがたい元総理を失った事件報道において、万が一にも間違った報道によって新たな被害が拡大することがないよう、事実に反する記事を掲載することがないよう、慎重な取材をお願いします」とした。

 ただ、元文部科学事務次官の前川喜平氏は2020年12月のツイートで「1997年に僕が文化庁宗務課長だったとき、統一教会が名称変更を求めて来た。実体が変わらないのに、名称を変えることはできない、と言って断った」と発言していることなどから、下村氏の今回の回答に対する疑問の声は多い。

 映画評論家の町山智浩氏は14日までに自身のツイッターで「統一教会は何年も前に改名を申請したが、政府がずっとそれを許可しなかった。それを、なぜ下村さんが許可したのか、その理由を説明しないとならないですよ」と指摘した。

Thelonious Monk

有田芳生「オウム事件後、警察から統一教会について語ってくれと言われた。知ってる事を全部喋った後に警察幹部と話をしたら、"オウムの次に捜査に入るのは統一教会だから"と言われた。何もなく10年後、何故統一教会に捜査が入らなかったかと警察幹部に訊いたら、"政治の圧力"だと言われた」

紀藤弁護士「韓国では教祖が逮捕され、表立った活動ができなくなった。統一教会系団体がここまで自由に活動してるのは世界で日本だけ。」 「自民党が統一教会にもっと厳しい態度をとっていたら、こんな事件が起きなかった可能性は高い」

どちらも気になる発言ではある

多分、上記が事実かどうかさえ、日本の大手メディは調べないし、ニュースとして触れないのであろう。ロシアがプロパガンダ・・・とか善人のように言っているのか?
地上波を見ていなくてもインターネットがあれば何とかなるし、実家に行った時に録画した番組を見る程度で十分。事実に関して忖度なのか、圧力なのか知らないが触れる事が出来ないメディアを見てもあまりメリットがない。
いろんな情報がインターネットで再び吹き出ているが、安倍氏の件は因果応報の可能性が高くなったように思える。まあ、奈良県警がしっかりしていたらこんな事にはならなかったかもしれない。そういう意味では自民新人でタレントの松山三四六候補の不倫スキャンダル、奈良での応援、奈良県警の対応そして、た山上徹也容疑者などが上手く関わり合った結果だと思う。運命だったのか、因果応報だったのか、不思議な確率が奏でたパンドラの箱を開ける奇跡だと思う。スリランカは大統領が逃げたが、ロシアとウクライナの戦闘がなければ、上手く切り抜けられた、又は、このような状況になるまでに時間はあったかもしれない。
日本が宗教に甘いのは、政治家や政党と宗教団体の隠された関わり合いがあった証拠かもしれない。与党や野党に関係なく、それなりに根が深い問題の可能性はある。そしてメディアは何も触れない可能性がある。これが、証明できない証拠の可能性はあると思う。

安倍元首相側近の井上義行氏が大炎上!旧統一教会の「全面支援」で当選していた 07/14/22(日刊ゲンダイ)

 旧統一教会はどこまで政界に食い込んでいるのか。

 7.10参院選で当選した自民党の井上義行議員が、旧統一教会から全面支援を受けていたことが発覚し、ネット上で<これも衝撃!>と驚きの声が上がっている。井上氏は、第1次安倍政権の時、首相秘書官をつとめた安倍元首相の側近だ。

 選挙期間中の7月6日、さいたま市文化センターで開催された旧統一教会の集会「神日本第1地区 責任者出発式」は衝撃だ。

 旧統一教会の幹部が、「井上先生はもうすでに信徒となりました」と紹介し、「必ず勝たなければいけない。勝ちこそ善であり、負けは悪でございます」とゲキを飛ばしているのだ。つづいて井上氏も登壇して挨拶している。

 実際、井上氏は旧統一教会の「賛同会員」になっているようだ。旧統一教会は全国に10万票を持っているという。全国比例で出馬した井上氏は、16万5000票を獲得し当選している。

 現場で取材したジャーナリストの横田一氏がこう言う。

「会場は異様な熱気でした。幹部や井上議員が発言するたびに大きな拍手とワーッという歓声が上がる。熱狂的な信者が自民党議員の集票マシンになっている感じでした」

 はたして、どれだけの自民党議員が旧統一教会から支援を受けているのか。

カルトは中毒性が高い洗脳を行うとアメリカのドキュメントと心理学の授業で聞いたことがある。酷い洗脳になると数年ぐらいでは通常の生活に戻れなく、10年経っても影響は残るらしい。
この点を考えると安倍晋三・元首相や岸信介氏が旧統一教会や関連団体と接点を持った事は良くないと思う。
下記の英語の記事「Growing up in a cult taught me it was sinful to spend money on myself, and that took me over a decade to unlearn 03/23/2022(Business Insider)」は子供に精神的なトラウマを残したケースを紹介している。

「61億K必要」“K”=献金集めるよう指示する内部文書入手 謎の“M作戦”も “統一教会”元信者が語る第4弾 富山 07/14/22(チューリップテレビ)

安倍元総理が銃撃され死亡した事件で、逮捕された男の母親が旧統一教会に献金した金額は1億円に上るということです。なぜ家庭が崩壊するまで献金に走るのでしょうか。そこには精神をコントロールする巧妙な手段があることが元信者の証言でわかりました。献金を示す隠語は「K」、そして謎の「M作戦」とは。元信者が語る第4弾です。

【写真を見る】「61億K必要」“K”=献金集めるよう指示する内部文書入手 謎の“M作戦”も “統一教会”元信者が語る第4弾 富山

信者だった当時、旧統一教会から手に入れた品々。

元信者の女性:
「献金をすると、こういう物がもらえるという…」

210万円の献金と引き換えにもらった印鑑に…

元信者の女性:
「まことの夫婦になれたしるしというか…」

教団の金の指輪。県内に住む女性は、旧統一教会におよそ10年間入信していました。女性が見せたのは教団の内部資料です。

そこに書かれていたのはアルファベットの「K」。

記者:Kっていうのは何ですか?
元信者の女性:
「献金、お金のことだと思います。はっきり献金とかお金っていうのは露骨に出せなかったのかな」

「K」は献金を示す隠語で「61億K」と記されていました。

元信者の女性:
「ヨイドを守るために61億献金が必要」「献金がない、と嘆く人は問題。もうここでお金がないと嘆く人は問題だと。乞食をしてでもやらなければならない。今は超非常緊急事態である」

内部資料には61億円もの献金が必要だと書かれていました。

さらに、別の隠語も。その名も、「M作戦」。

記者:Mっていうのは?
元信者の女性:
「マナのM。高麗人参のことをマナって呼んでいたので。売るための作戦ですね」

「M」は教団が売る1瓶7万円の高麗人参の濃縮液を指します。「M作戦」と題して、それを全国で毎月2万個、富山地区だけで192個を売るノルマなのです。

元信者の女性:
「1瓶が7万くらいするものをセットで売る。体の都合の悪い人を呼んで健康相談というのをやるんです。高麗人参をすすめて、これを飲めば治ると。これをしなければ自分は悲惨な目に遭うとか、恐怖観念といいますかね…」

高麗人参を売るときに歌っていた歌もあります。

アテレコ:
「どんなに苦しい時だって、お父様のことを思い出せば涙と力があふれてくるの。一本が十本に、百本が千本に増えるように。神の国を築くために」

当時、女性は統一教会の活動にのめりこみ周りが見えなくなっていたといいます。

元信者の女性:
「(教祖)文鮮明氏が釣った魚のウロコなんです。メシア(救世主)が釣った魚のウロコ。お守りにして持っていたと思います」

なぜそこまで熱狂していたのか。女性が入信したのは1990年代、「家庭を円満にするための勉強会がある」と友人に誘われたのがきっかけでした。

元信者の女性:
「創造原理からというのがまず初めの勉強で…」

世界の成り立ちや人間の心理などを説明するビデオを見せられたあと、繰り返し講義を受けていくうちに、次第に心が支配されていったといいます。

元信者の女性:
「人間は罪をもって生まれてきているので、メシア(救世主)がいないと助からない。どうしたらじゃあ助かるのかといったところで、初めてこれを助けてくれるのはメシアである文鮮明氏だと言われるんです。その文鮮明氏というのは統一教会だということを言われるんですね」

そのころには、何も疑問を感じなくなっていたといいます。

元信者の女性: 「すごく感銘をうけてしまった。確かに人間にはいい心と悪い心があるとか、なんとなく漠然と感じていたものがはっきり見えてくるというか」

元信者の女性:
「(信者は)まじめな方がすごく多い。まじめで熱心な方が多かったですね」

女性は10年間で、1000万円近くを献金しました。財産を失い、夫とも離婚、家庭が崩壊することに。

元信者の女性:
「統一原理というものが体に染み付いてしまったといいますかね。そういうものが入ってしまったことかなと。一度そういうことを勉強するとなかなか抜け出せないと思うし、いったんやめたところでずっとそれが心に残っているので」

安倍元総理銃撃事件で逮捕された山上徹也容疑者の母親が、旧統一教会に1億円も献金していたとみられることがわかりました。

自己破産し崩壊した山上容疑者の家庭。

元信者の女性:
「自分がマインドコントロールされているという自覚はなかった。私は違う、ちゃんと自分の意思でやっていると思っていたので」

元信者の女性は「山上容疑者の母親の心境と同じだったかもしれない」と話します。

Growing up in a cult taught me it was sinful to spend money on myself, and that took me over a decade to unlearn 03/23/2022(Business Insider)

Lisa Kohn


Lisa Kohn (left) as a child in the Unification Church, whose adherents are more commonly known as "Moonies." Courtesy of Lisa Kohn



MMy family joined the Unification Church, also known as the Moonies, when I was 10. In the Church, members have no possessions and little income; all funds go to God's work and the leader's family. After leaving, it took me years to eradicate shame around earning and spending on myself — even on a $20 pair of shoes. This essay is part of Strings Attached, a series about people managing their money after leaving insulated communities.

When you Google, "sex is easier to talk about than money," you get pages and pages of articles to read. When you Google, "money is easier to talk about than sex," you also get pages and pages of articles to read … only they're the same articles, about how sex is easier to talk about than money.

People don't like talking about money. As someone who grew up in a cult, I don't like talking or thinking about either.

My relationship with money was so warped that I couldn't even spend roughly $20 on a pair of red Converse High Tops when I was in my early 30s, even though this was years after I'd left the cult, I was financially solvent, and I could easily afford the shoes I desperately wanted.

I grew up in the Unification Church — also known as the Moonies. My mom joined the Moonies in 1974, when I was 10.

As I like to say when I describe my childhood, the best seats I ever had at Madison Square Garden were at my mother's wedding. Along with 2,074 other couples, my mom got married on July 1, 1982 in Madison Square Garden to a man she barely knew; a man the "Messiah" picked for her, but a man she barely knew nonetheless.

Rev. Sun Myung Moon was my Messiah. My True Father.

I knew money was meant for God's work, and to lavish upon the True Family

When you are "lucky" enough to know the Messiah is on Earth, and to be blessed with the opportunity to live your life for God, you learn some pretty messed up things. When you're in a cult, most of these things are taught to you intentionally, to control your ability to think for yourself and to live on your own, and to keep you in the cult.

Including some pretty messed up things about money.

Back then, I knew all of this: I knew Moon was the Messiah, and I knew that he — and his family, the True Family — were holy and worship-able beyond belief. I was best friends with one of his children, so I was allowed to visit the opulent estate where he and his family lived.

I knew the True Family deserved that grandeur, and Church members deserved to live pretty much in squalor, having given all of their money and possessions to the Church when they joined and started working full-time for the Church. For free.

Church members were privileged to have this opportunity to suffer for God and mankind. To pay for the sins of their ancestors. Members' suffering and sacrifices were a blessing, because it was a chance to soothe God's suffering and ease the pain God had felt for over 6,000 years.

I knew that money was only for God's work and for lavishing upon True Family. Anything else was Satan. I knew that it was wrong — sinful, even — for me to want or have anything nice. Actually, to want or have anything at all.

Hence my obsessive, decade-long desire for a pair of red High Tops and my inability to buy them for myself.

It wasn't just the High Tops. I couldn't spend money on myself at all. I had been taught so much and so well that wanting and having was sinful and selfish, and I was so wrecked by leaving the cult and "breaking God's heart" (something else we were taught), that I was wracked with guilt whenever I wanted anything or took care of myself — especially if I ever bought anything for myself.

Scraping by and having very little would always be my way to win back God's favor, since I had made the selfish, sinful decision to leave the cult and the Messiah.

It took me years to feel comfortable earning and spending any money at all

Even after I finally knew that my decision to leave the cult was a powerful act, not a sinful one, I could still be chained by the lies about money that were put in my brain in order to control me.

I founded my leadership consulting and executive coaching firm in 1995, and it took me a very long time to own my business and not choke on shame when we charged — and even more so, when we charged well — for our services.

My memoir was published in 2018, and my first and strongest impulse was to only do good with it and spread a message of hope and self-love, rather than to want the book to sell, and sell well, and to — God forbid — make money off of it. I can still feel guilty asking people to pay for their copies of the book. I somehow think I'm supposed to only give it away.

I know it's easy to wonder how I ever could have believed all of this. How I could have let it keep me chained and controlled. That's the thing about mind control: You don't really have a choice about believing what you're told and taught, and you certainly don't have a choice — or much of a choice — about being chained and controlled. The truth is that we are all susceptible to extreme beliefs.

As humans, we crave certainty, purpose, and community, and cults offers you absolute certainty, consummate purpose, and a community beyond belief … as long as you don't leave. It is outrageously intoxicating. The best drug ever.

In many ways, believing these beliefs feels like a small price to pay for the glory of knowing "Truth." Plus, you never actually know you're paying this price because, again, these "Truths" are carved into your brain.

That's why leaving a cult is near impossible, as is changing the beliefs and thought patterns that held you there. Near impossible, but not impossible.

I've learned to enjoy abundance

I am happy to say that my relationship with money has shifted — I have learned to buy myself things and to enjoy the abundance I have. I have red High Tops, and I also have glorious Converse All Stars in three different colors.

I am comfortable not only with charging for my company's services, but with pushing my business partner to raise our fees and charge more. I will gift my memoir to other Second Gens (those of us born and/or raised in a cult) or therapists who work with trauma and cult survivors, but I will also happily promote it and sell it. The New York Times bestseller list is still my goal.

It's taken a long time and a lot of work (and therapy) to get to this healthier relationship with money. Now I just need to heal a bit around sex, too.

A gun church that glorifies the AR-15 and is led by the son of the 'Moonies' church founder has been making alliances with far-right figures 10/30/2021(Business Insider)

Alia Shoaib


Pastor Sean Moon (L), followers of his Sanctuary Church (R). Bryan Anselm/Getty Images (L), Don Emmert/Getty Images (R).


    • The Rod of Iron Ministries is a far-right church founded by the son of accused Moonies cult leader. They worship carrying AR-15s.
    • Earlier this month, an event held by the church featured top MAGA speakers, including Steve Bannon and Dana Loesch.
    • Sources told Insider that the gun-centric church could be training for an impending civil war with the "deep state."

    Wearing his signature crown of gleaming bullets and with a gold AR-15 often strapped to his chest, the 42-year-old Pastor Sean Moon is a bizarre religious leader.

    Sean Moon is the founder of the Pennsylvania-based The World Peace and Unification Sanctuary Church, also known as the Rod of Iron Ministries.

    He is the son of Reverend Sun Myung Moon, the self-proclaimed Messiah who founded the controversial Unification Church, widely described as a cult. (Its followers are the so-called Moonies.)

    On October 9, Moon took to the stage at his church's annual "Freedom Festival," which brought together a medley of far-right figures and gun enthusiasts at the Kahr Arms headquarters in Greeley, Pennsylvania.

    During his keynote speech, Moon warned the crowd, in a video seen by Insider, that a coalition of far-right bogeymen, including big tech companies, George Soros and Bill Gates, aimed to "utterly kill America and eradicate freedom from the face of the earth."

    "If the torch of liberty is snuffed out in America, the world will enter a kingdom of hell on earth," he said.

    The event also laid bare Moon's relationship with top MAGA figures. Other high-profile figures advertised to speak were former Trump adviser Steve Bannon, who called in on a crackly phone line, and former NRA spokesperson Dana Loesch.

    The founder of the far-right group Patriot Prayer Joey Gibson was billed as MC for the event's music festival and awards ceremony.

    The speeches primarily revolved around popular right-wing talking points; false claims about the 2020 election was rigged, anti-vaxx commentary, fervent warnings about a nefarious deep state plotting to take away American liberties.

    The younger Moon established the offshoot Sanctuary Church in 2013 following a dispute with his mother over who should assume leadership of the Unification Church following his father's death.

    He established the new church with the support of his older brother, Kook Jin "Justin" Moon, the owner of gun manufacturing company Kahr Arms.

    Although Sean Moon's church is reported to only a few hundred followers (many of whom are former members of his father's church), he has widened his base by forming alliances with prominent far-right figures in the US. The group's annual Freedom Festival attracts thousands of attendees every year, according to local news reports.

    Sources told Insider that the group's anti-government rhetoric coupled with their zealous, gun-toting following could be a recipe for disaster.

    "This is a powder keg," Steven Hassan, a former Moonie, and author of several books about mind control told Insider. "When you combine fanatics with people who own a gun factory, I'm very worried."

    MAGA politics, guns, and impending civil war The Rod of Iron Ministries bears many similarities to the original church, but its politics and teachings are more radical.

    Moon is a devoted supporter of former President Donald Trump and attended the Capitol insurrection on January 6, which he recorded on Instagram.

    The new church has also incorporated guns heavily into their religious ceremonies. Their name, Rod of Iron Ministries, is a reference to the AR-15 itself.

    Sean Moon, who studied theology at Harvard, has often said he was inspired after reading a passage in the Book of Revelation, which referred to Jesus using a "rod of iron" to protect God's Kingdom, which Moon interpreted to be a gun.


    Reverend Hyung Jin Moon, the church's pastor and the son of the late Sun Myung Moon, participates in a ceremony at the World Peace and Unification Sanctuary in Newfoundland, Pennsylvania on February 28, 2018. Spencer Platt/Getty Images


    The church first gained notoriety in 2018 when they held a blessing ceremony in Newfoundland, Pennsylvania, shortly after the Parkland school shooting, for married couples who were carrying AR-15s. Armed church officials looked on while clad in fuschia and pink robes. The Moon brothers are staunch defenders of Second Amendment rights, and the group offers firearms and paramilitary-style training for "patriots" across its various properties.

    In his sermons, which he calls "The King's Report" and live-streams on platforms like Rumble and Twitch , Sean Moon often implores his followers to prepare for impending civil war with the "deep state."

    "The internationalist Marxist globalists are trying to start a civil war here so that they can bring in the U.N. troops and Chi-Com Chinese military to come in and destroy and kill all gun owners, Christians, and any opposition, i.e., Trump supporters," Moon said in a sermon earlier this year.

    The church offers courses on gun use and other paramilitary-style training as part of their armed Peace Police Peace Militia. Moon claims that the activity is purely for self-defense purposes.

    The church has been expanding, this year purchasing several large properties around the country. They bought a 130-acre property in Tennessee this month, Vice News discovered, intending to build training centers and a divinity school.

    The new property will serve as a spiritual retreat and will train future MAGA politicians, the outlet reported.

    It adds to the 40-acre compound the group already has in Texas, known as "Liberty Rock," which is described as a safe haven for "patriots" fearing imminent war with the deep state.

    In his sermons, Sean Moon frequently invokes fire-and-brimstone imagery, warning his followers of an impending war against "political Satanism."

    "Our True Father [Rev. Moon] taught us to vigorously protect God's gift of liberty, always to be willing to die to fight communism, socialism, which he defined as political Satanism," Sean Moon said in his keynote speech.

    Thomas Lecaque, an associate professor of history at Grand View University with an interest in apocalypticism, told Insider that apocalyptic rhetoric had become mainstream among Trump supporters.

    Apocalyptic imagery raises the stakes, Lecaque explained, turning political differences into an existential battle between good and evil.

    'Politics makes for strange bedfellows' Descending from the so-called "Messiah," Sean Moon has big shoes to fill. He echoes many of his father's teachings and calls himself the "Second King."

    The controversial Unification Church gained notoriety for arranging mass weddings between strangers. Many former members have since made allegations of brainwashing and abuse.


    Thousands of couples take part in a mass wedding ceremony organized by the Unification Church in 2013. Chung Sung-Jun/Getty Images


    Reverend Moon also built a thriving business empire, including founding the right-wing newspaper The Washington Times newspaper, which the Unification Church still owns.

    His power and influence led to him befriending several Republican presidents, including R​​onald Reagan and George W. Bush.

    At its height, the church claimed to have millions of followers worldwide, although it is believed to be significantly smaller today.

    Earlier this year, former President Donald Trump spoke at an event in praise of the Unification Church on the anniversary of 9/11.

    The Moonies' links to the political establishment and Christian conservatives defy Reverend Moon's controversial teachings.

    Reverend Moon claimed that Jesus failed in his mission on earth, did not live long enough to produce children, and that he had selected Moon to finish his work and become the "True Father" of all humanity.

    "For a lot of Christians, this is more than heretical. It's profoundly offensive," Frederick Clarkson, a senior research analyst at think tank Political Research Associates, told Insider.

    Clarkson said that conservatives have historically been willing to overlook the church's more unorthodox views because of the influence of the Moon organization— and that the same applies to Sean Moon and his congregation.

    Like their father, Sean and Justin Moon continue to rub shoulders with high-profile political figures, including the Trumps.

    Eric Trump attended the grand opening of Justin Moon's gun shop in 2016, and Donald Trump Jr. has also attended its events.

    "Sean Moon may look crazy, but on the other hand, he's one face of a big wealthy complex international, political and financial and industrial empire," Clarkson said.

    Clarkson said that many who attended this year's Freedom Festival are people who "operate within the milieu of anti-governmentists."

    "Politics makes for strange bedfellows," Clarkson said.

    "The old aphorisms apply— the enemy of my enemy is my friend. If you see a creeping, tyrannical federal government that's going to snuff out your religious freedom, you're going to be looking for some friends and hopefully, they have guns," he said.

    Stoking the flames Observers worry that the group could be preparing for armed stand-offs with the government.


    The Rod of Iron Freedom Festival 2021: A man in front of a Three Percenters flag, representing a far-right anti-government movement. Aimee Dilger/Getty Images


    Steven Hassan said that he was sleep-deprived and brainwashed during his time at the Unification Church and told by Reverend Moon to prepare for a looming armed conflict.

    "I was trained in my mind as a Moonie leader to die on command and kill on command," Hassan said.

    "Moon himself told us that democracy was Satanic, that a theocracy had to be put in place. We were told we need to infiltrate the government."

    Hassan said that from what he can see, the Moonie splinter cults, including the Rod of Iron Ministries, are "very much still carrying on the modus operandi of what I knew as the cult."

    "They apparently are training for armed conflict in the streets," Steven Hassan said. "It's very concerning."

    Thomas Lecaque takes a more nuanced view, arguing that Sean Moon knows better than to attempt any armed uprising.

    "Sean Moon does not strike me as someone who wants to either end up in jail or dead," Lecaque said.

    A more likely prospect is that the church's anti-government, apocalyptic rhetoric could radicalize individuals who are already prone to conspiratorial thinking, said Lecaque.

    "The thing I find dangerous about groups like Rod of Iron is the normalization of this kind of rhetoric and ideology," he said.

    "It could then spread beyond the actual organized group of this church and give other people a religious, cultural, intellectual scaffolding to engage in violence they want to engage in."

    It's a legitimate concern. Far-right domestic terrorism has significantly outpaced other types of terrorism in the US in recent years, according to a report by The Center of Strategic and International Studies.

    One of the main sources of far-right terrorism is anti-government extremists, who view the government as corrupt and a threat to freedom and rights, the report said.

    Family feud

    Sean Moon and his mother, Hak Ja Han, are embroiled in a court case over the leadership of the Unification Church and its associated businesses.

    Moon does not mince his words about his mother— he now frequently refers to her as the "Whore of Babylon."

    Neither the Sanctuary Church nor the Unification Church responded to Insider's request for comment, but representatives for the Unification Church have previously said they have nothing to do with the breakaway church.

    Former church members who have spent time with the Moons describe the family dynamics are complicated.


    Reverend Moon and his wife Hak Ja Han at a blessing ceremony in 1998. Jeff Christensen/Getty Images


    Reverend Moon was accused by former church members of sexual abuse, which he denied. The wife of the eldest Moon son, Hyo Jin, wrote a tell-all book called "In the Shadow of the Moons" about the abuse she faced at the hands of her supposed drug-addict husband. Another Moon son died by suicide.

    Teddy Hose, who grew up in the Unification Church before deciding to leave as a young adult, told Insider that he was not surprised to see the "narcissistic" Sean Moon starting his own congregation.

    When they were children, Hose said Sean Moon had a reputation for being a bully.

    "He would lock kids in closets until they cried. He would make them fight each other for his own entertainment," Hose said.

    "He was just a total bully. Parents had to let him get away with it because he was seen as spiritual royalty."

    Hose says that it's important to view Sean Moon in the context of the Moon family and their legacy.

    "I think a lot of us could see this coming because they're just all toxic, power-hungry people, and they're doing what they do to sustain themselves," Hose said.

    "It's just a lot of delusional power, backed by a lot of money and businesses."
  • 安倍元首相の暗殺事件でクローズアップされている旧統一教会(現在は世界平和統一家庭連合)と自民党の関係。日本ではメディアに取り上げられなかったが、旧統一教会(現在は世界平和統一家庭連合)の収入の7割が日本で、信者に対するマインドコントロールのような状態で搾取する形は、自由な寄付とは思えない。そしてカルト的な行為。日本ではメディアが取り上げないがとんでもない状況だと思う。ドナルド・トランプ氏を支持する陰謀論集団「Qアノン」の中にワールド・ピース・アンド・ユニフィケーション・サンクチュアリー教会の信者が混じっていると言われても、信じれるぐらい銃が信仰の一部となっているようだ。

    “半自動小銃”を賛美し、銃弾の冠をかぶる? ペンシルベニアの小さな村で行われた合同結婚式 03/13/2018(Business Insider)

    Michelle Mark [ミシェル・マーク]

    2月の終わり、ペンシルベニア州の小さな村で、数百人もの人々がライフル(AR-15)を手に合同結婚式を行った。手にした銃は黙示録の「鉄の杖」を象徴すると言う。

    結婚式が行われたのは、ニューファウンドランドにあるワールド・ピース・アンド・ユニフィケーション・サンクチュアリー教会。この教会の牧師で、世界平和統一家庭連合(統一教会)の創始者である文鮮明氏の息子、文亨進氏は、統一教会の「分派」であるこのサンクチュアリー教会で「全能の神が与えた権利によって武器を持ち、民が互いと人類の繁栄を守ることのできる平和の警官、平和の兵士の王国」のために祈っているという。

    合同結婚式の様子を見てみよう。

    ペンシルベニア州ニューファウンドランドには、世界各地から式典に出席するため、多くのカップルが集まった。日本や韓国、ヨーロッパからも信者が訪れた。


    Associated Press/Jacqueline Larma


    サンクチュアリー教会は最近、フロリダ州の高校で起きた銃乱射事件でも使用されたAR-15ライフルを黙示録の「鉄の杖」の象徴として認めた。


    Associated Press/Jacqueline Larma


    教会は、この式典はカップルに祝福を与えるもので、「形だけのもの」ではないと主張している。教会の責任者ティム・エルダー(Tim Elder)氏は、AR-15は「宗教的な携行品」に過ぎないと話している。


    Associated Press/Jacqueline Larma


    銃の安全性は、この行事における重要な要素だった。出席者は教会の入り口でそれぞれの武器に弾が込められていないか、きちんとプラスチック製のひもで縛られているか、チェックを待っていた。


    Associated Press/Jacqueline Larma


    出席者は人種的にも文化的にも多様だった。礼拝は、一部は韓国語で、一部は英語で執り行われた。タキシードやドレスを着ている人もいれば、ジーンズにNRA(全米ライフル協会)の帽子姿の人もいた。


    Associated Press/Jacqueline Larma


    多くの人が冠を身に付けていた。中には、銃弾で作られたものも。


    Associated Press/Jacqueline Larma


    冠は王の民であることを意味している。文牧師は式の最中に、「彼らが冠と鉄の杖を持った王や王女として立つことを我々は祈っている」と話した。


    Associated Press/Jacqueline Larma


    彼らは支持政党も明らかにしている。教会の1週間続く祝祭行事の中には「トランプ大統領に感謝する夕食会」が含まれている。


    Associated Press/Jacqueline Larma


    しかし、この行事は反発も招いた。フロリダ州で合法的に購入されたAR-15を使った銃乱射事件で17人が死亡したのは、わずか2週間前のことだったからだ。


    Associated Press/Jacqueline Larma


    教会員たちは、式典は何カ月も前から計画されていたもので、フロリダの銃乱射事件を受けて計画されたものではないと主張している。アメリカでは、この事件をきっかけに銃規制を求める声が高まっている。


    Associated Press/Jacqueline Larma


    それでも抗議の声は止まない。中にはピクルスを書いたボードを掲げる人の姿も。これは、文氏の「鉄の杖」の解釈は、「ピクルスの杖」とした方がよほど理にかなっていると主張するものだ。


    Associated Press/Jacqueline Larma


    近くの小学校は、この日だけ他の校舎で子どもたちの授業を行った。


    Associated Press/Jacqueline Larma


    「(あなたたちは)コミュニティーの人々を怖がらせている」教会員に対し、デモ参加者の1人は言った。「それを分かっている? 」


    Associated Press/Jacqueline Larma


    別のデモ参加者は言う。「(わたしも銃は所有しているけれど)自分の身を守るのに、攻撃用の武器など必要ない。それは人を殺すためのもの。それだけ。この武器が優れているのは、大量に人を殺すことだけ。それを賛美するつもり? 恥を知りなさい」


    Associated Press/Jacqueline Larma


    だが、教会員たちは平然としている。「わたしは修正第2条を支持している」80歳の男性は言う。「この国で最近起きているのは、これを肯定するものだ。自分たちの面倒は自分たちで見なければならない」


    Associated Press/Jacqueline Larma


    合同結婚式に出席した41歳の女性は、自身の武器が「頭のおかしな人間や邪悪なサイコパス」から家族を守ると言う。「人々には武器を持つ権利があるし、神の王国ではそれを守らなければならない」


    Associated Press/Jacqueline Larma


    「この銃を見て、怖がる人もいるでしょう」70歳の女性は言う。「わたしも以前は少し怖かった」


    Associated Press/Jacqueline Larma


    しかし、教会のすぐ向かいに住む59歳の女性は、もう十分だと言う。「全てがばかげている」女性はたばこを吸いながら話した。「彼らは自分たちが信じているものに本当に身を捧げているのよ。それがどんなものであれ、ね」


    Associated Press/Jacqueline Larma

    Source: The Philadelphia Inquirer

    [原文:A tiny village in Pennsylvania hosted a bizarre mass marriage blessing ceremony, where couples praised their AR-15s and wore crowns made of bullets]

    (翻訳、編集:山口佳美)

     韓総裁を絶賛する内容である。ちなみに大村県知事は、衆議院議員時代から安倍元首相とは近い関係にあった。司会者によれば、福井県の杉本達治知事と三重県の鈴木英敬知事(当時)も祝電を贈っていたという。

     またこのイベントの前日、10月5日に名古屋市内のホテルで統一教会友好団体のUPF(天宙平和連合)が開催した「ジャパンサミット&リーダーシップカンファレンス」(JSLC)というイベントがある。いわば「前夜祭」にあたるこのイベントには、自民党の細田博之現・衆議院議長や原田義昭元・環境相も参加し、細田氏は基調講演している。細田氏はいうまでもなく、安倍氏が派閥会長に返り咲く前の清和会会長である。統一教会と安倍派の関係が、ここでもうかがえる。

     そして、来賓としてスピーチしたのは、自民党の工藤彰三衆議院議員(57歳)だった。

     「皆さんこんにちは。地元・名古屋の衆議院議員・工藤です。このような盛大な場所でご挨拶をさせていただくことに、心より感謝申し上げます。

     本日は誠におめでとうございます。みなさん、本日は孝情文化祝福フェスティバルの開催、誠におめでとうございます」・・・

     日韓関係が懸念される、そのような時だからこそこの祭典に意義がある。韓鶴子総裁をお迎えして、日韓米の国会議員をはじめてとして多くの方々が集まりました。

    日韓米の国会議員達が参加したから、大丈夫だと言う事にはならないと思う。八方美人は悪い意味で言うと信用できない要領の良い人とも考えられる。

    【独自】山上容疑者が「3年前、殺すつもりで火炎瓶を持って向かった」統一教会・名古屋4万人イベントの内部写真《来日した韓鶴子総裁と、礼賛した有名政治家たち》 (1/3) (2/3) (3/3) 07/14/22 (現代ビジネス)

    「韓鶴子総裁を狙おうとした」

     7月12日、都内で行われた安倍晋三元首相の葬儀には、東京都内で執り行われ、岸田文雄首相ら1000人が参列した。葬送を一目見ようと数多くの市民が沿道に集まった。

     そんななか、殺人容疑で逮捕された山上徹也容疑者は、なぜ安倍首相をターゲットにしたのか、その動機について詳細を語り始めている。

     「母親が統一教会に多額の献金をして、家庭がめちゃくちゃになった。統一教会のトップ・韓鶴子氏を狙おうとしたが無理だと考え、安倍元首相を狙うことにした」

     「安倍元首相が統一教会の関連団体に祝辞を述べているYouTubeの動画を見たのも、狙うきっかけになった。統一教会が日本で布教されたのは、安倍元首相の祖父・岸信介元首相が(国際勝共連合を)招いたからだ」

     見逃せないのは、狙おうとしていたのが、統一教会(現・世界平和統一家庭連合)総裁の韓鶴子氏(79歳)であると具体的に明言した点だ。

     事件前日には、密造した銃を奈良市の統一教会関連施設で試射していることもわかった。捜査関係者が語る。

     「確実に発砲できることを確認して、この銃なら撃てると自信を持ち、それを安倍元首相の射殺に使ったという。自宅からは、他に密造した自作の銃が5丁押収されているが、『最も自信があるものを使った』と山上容疑者は語っています。海上自衛隊にいたときにも銃を扱ったことがあり、『まったくの素人ではない』とも話している」

     すでに「現代ビジネス」が報じてきたように、山上容疑者は1年以上前から犯行をノートに記録していた。

     だが一連の捜査と供述のなかで、山上容疑者がある一時期、統一教会の韓鶴子総裁を狙おうとしていたことがわかった。韓総裁の来日時に、実際にその現場に山上容疑者が向かっていたのだ。

     2019年10月6日、愛知県常滑市の愛知県国際展示場で開催された統一教会の「孝情文化祝福フェスティバル 名古屋4万名大会」。この大イベントには、日本だけでなく韓国・米国など世界中から4万人の信者やVIP、関係者が集まる。そのために韓国から来日したのは、文鮮明の妻である韓鶴子総裁だった。

     山上容疑者ははっきりとこう証言しているという。

     「(このイベントに)火炎瓶を持って行った。しかし、統一教会の信者しか中に入れず、そのまま帰った」

     「現代ビジネス」は、この2019年のイベントの内容を収録した録音や写真を入手した。そこでは、統一教会と日本の政治家が非常に緊密な関係があることが改めて判明した。

    唯一披露された大村・愛知県知事の祝辞

     録音から判断すると、この「孝情文化祝福フェスティバル」には、日本の地方議員だけでなんと200人が出席。韓国やアメリカの国会議員も参加していた。

     多く寄せられる祝辞の中で唯一、披露されたのは、愛知県の大村秀章知事のものだ。

     「孝情文化フェスティバルの開催を祝し、お慶び申し上げます。混迷する東アジア情勢の中で、日韓米の連携をテーマに、韓鶴子総裁をこの愛知県国際展示場にお迎えして各界各層の多くのみなさまがお越しくださいましたことに心より歓迎申し上げます。

     私は公務が重なり残念ながら出席がかないませんが、世界平和の実現に向けて、地球規模で関係を整えてくださる韓鶴子総裁の力強い使命とリーダーシップに心より敬意を表するとともにご尽力にも敬意を表し、会のご成功を祈ります」

     韓総裁を絶賛する内容である。ちなみに大村県知事は、衆議院議員時代から安倍元首相とは近い関係にあった。司会者によれば、福井県の杉本達治知事と三重県の鈴木英敬知事(当時)も祝電を贈っていたという。

     またこのイベントの前日、10月5日に名古屋市内のホテルで統一教会友好団体のUPF(天宙平和連合)が開催した「ジャパンサミット&リーダーシップカンファレンス」(JSLC)というイベントがある。いわば「前夜祭」にあたるこのイベントには、自民党の細田博之現・衆議院議長や原田義昭元・環境相も参加し、細田氏は基調講演している。細田氏はいうまでもなく、安倍氏が派閥会長に返り咲く前の清和会会長である。統一教会と安倍派の関係が、ここでもうかがえる。

     そして、来賓としてスピーチしたのは、自民党の工藤彰三衆議院議員(57歳)だった。

     「皆さんこんにちは。地元・名古屋の衆議院議員・工藤です。このような盛大な場所でご挨拶をさせていただくことに、心より感謝申し上げます。

     本日は誠におめでとうございます。みなさん、本日は孝情文化祝福フェスティバルの開催、誠におめでとうございます」

    チャーター機で来日した韓総裁

     工藤代議士はこう続けた。

     「本日のテーマは、太平洋文明圏時代の日韓米の連携だと伺いました。日本の置かれた状況から意義あるテーマです。北朝鮮のミサイル問題、中国の外交など東アジアの安全保障環境は厳しさを増すばかり。自由の民主主義の価値を守るには日韓米の連結不可欠です。

     日韓関係が懸念される、そのような時だからこそこの祭典に意義がある。韓鶴子総裁をお迎えして、日韓米の国会議員をはじめてとして多くの方々が集まりました。

     連携の姿、東アジアの平和の礎……日本・韓国で少子高齢化は政府がさまざまな改善をしているが出席率などは改善できていません。日本人は45万人減ってしまった。団塊世代の3分の1の数少ない子供を十分に守れていない。離婚、子供の貧困、児童虐待の悲劇、大切な子供たちが犠牲になっています。

     韓総裁のご指導で家庭再建、真の家庭運動について、結婚と家庭の価値の重要性を訴え、夫婦の絆を訴えていることに心から敬意を表したい。

     4万人を前にこれだけの挨拶をさせていただきました。工藤の家庭は大丈夫といわれているが、世界の平和と家庭をもう一度見つめなおし、素晴らしい国家をつくろうじゃありませんか。みなさまとともに集えたことを、ありがとうございます」

     工藤代議士もまた、2度にわたって韓総裁の名前を持ちだして挨拶をしているのである。それだけではない。工藤代議士は、統一教会の名称変更(世界基督教統一神霊協会から世界平和統一家庭連合に変更)まで言及している。

     「みなさん覚えていますか? 2015年に(統一教会の名称に)世界、平和、統一、そこに2文字『家庭』という字が付きました。2015年8月のことでありました。そのとき(私の)挨拶は千葉県幕張です。2018年、昨年7月は2万人大会、埼玉スーパーアリーナでした」

     工藤代議士はこの大イベントの過去の開催について語ったのだ。統一教会との関係が非常に深いことを窺わせる発言である。なお、2012年に初当選した工藤氏が国土交通政務官に就任したのは、2018年10月、安倍政権時代のことだった。

     統一教会の霊感商法や合同結婚式、強引な勧誘などの相談を多数受けている弁護士が語る。

     「統一教会は非常に政治と近い宗教団体です。選挙があれば手弁当で手伝いますし、かつては人件費を負担して秘書まで派遣していた。霊感商法などが社会問題になって裁判で不法行為が認定されても、統一教会から名称変更が認められて存続できるのは、そうした政治的背景があるからだと思う」

     決して信仰しているわけではないのに、票目当てで統一教会と近い関係にあった政治家が多数存在するのは事実だ。

     名古屋でのイベントに参加していた統一教会の信者が、「現代ビジネス」にこう証言する。

     「あのイベントは誇大ではなく本当に4万人が参加していました。東海地方を中心とした日本だけでなく、世界中からです。韓国からは韓鶴子総裁らがチャーター機で来日しましたし、駐車場は信者のバスで満杯でした。

     韓総裁は、会場をゴルフ場のカートのようなもので移動していたのをよく覚えています。もし山上容疑者が火炎瓶を投げていれば、とんでもない被害になっていたと思います」

     「韓総裁を狙っていた」と供述している山上容疑者にとって、名古屋のイベントは安倍元首相銃撃の「序章」だったのだろうか。

    現代ビジネス編集部

    【音声データ有】安倍元首相の秘書官・井上参院候補 統一教会集会で「信徒になった」と紹介される 07/13/22(togetter)

    一部抜粋

    旧統一教会がいまだに自民党選挙の実働部隊になっている側面もある。7月6日、旧統一教会の集会「神日本第1地区 責任者出発式」が開かれていたさいたま市文化センターの大ホールは異様な熱気に包まれていた。

     第一次安倍政権で首相秘書官を務めた井上義行候補(自民党全国比例)が、幹部から「井上先生はもうすでに信徒になりました」と紹介され、続いて「私は大好きになりました」「必ず勝たなければいけない。勝ちこそが善であり、負けは悪でございます」と訴えるごとに、参加者から大きな拍手と歓声が沸き起こった。

    (中略)

    「秘書やスタッフを出してくれる有力支持団体」という話は以前から聞いていたが、今でも熱狂的信者が少なくない旧統一教会が自民党の集票マシーンの一つあることは間違いない。

     自民党と旧統一教会の密接な関係が、今回の銃撃事件の背景にある。銃撃で亡くなられた安倍氏を悼む気持ちは否定しないが、旧統一教会との関係は国民は知るべきだし、今回の参院選で改選される井上候補(自民党全国比例)は集会で紹介されているように「信徒」になったのかどうか、議員は答える必要があるだろう。

    「岸も安倍もあくまで『政治』のお付き合い」とすれば、下記のサイトの情報はどうなるのだろうか?

    【音声データ有】安倍元首相の秘書官・井上参院候補 統一教会集会で「信徒になった」と紹介される 07/13/22(togetter)

    #自民党に投票すると統一教会の思う壺 [2022年7月9日(土)] 07/09/22(ツイ速まとめ)

    安倍元首相銃撃犯の怨恨の根、岸信介の統一教会接近とは──祖父の冷戦戦略の副作用に殺されたのか (1/5) (2/5) (3/4) (4/5) (5/5) 07/13/22(現代ビジネス)

    安倍元首相は本当に統一教会と関係が深いのだろうか

     安倍元首相が銃撃され、命を落とした。参議院議員選挙の最中でもあり、この出来事は世界にも衝撃を与えた。

    【写真】安倍元首相を撃った山上徹也が供述した、宗教団体「統一教会」の名前

     容疑者は元自衛官で、統一教会(現在は、世界平和統一家庭連合を名乗る)に恨みを抱いての犯行だという。容疑者の母親は統一教会の信者で、教団に金を注ぎ込み、家庭は崩壊した。そうしたことがあったために、容疑者は、安倍元首相が統一教会とつながりが深いと考え、それで犯行に及んだというのである。

     安倍元首相は本当に統一教会と関係が深いのだろうか。

     安倍元首相が昨年、統一教会の関連団体の集会に、現在の教団トップである韓鶴子総裁を讃えるメッセージを寄せたことは事実で、容疑者は、それを知って、安倍元首相が統一教会の信仰を広めることに貢献していると考えたようだ。

     さらに容疑者は、安倍元首相の祖父にあたり、首相もつとめた岸信介氏が日本に統一教会の信仰を入れたと考えており、それも犯行の動機になったようだ。

    岸信介の「田布施システム」

     岸は、東條英機内閣において軍需次官をつとめたことから、戦後は戦犯として巣鴨拘置所に拘置された。ただ、東條内閣を倒すことに功績があったとして、不起訴となり、釈放されている。

     岸の生涯を追っていくと、さまざまな場面で、新宗教の教団とかかわりがあったことに気づかされる。

     岸の弟は同じく首相になった佐藤栄作氏だが、この兄弟が生まれた山口県の田布施は、「踊る宗教」と呼ばれた天照皇大神宮教の教祖、北村サヨのいた場所でもあった。踊る宗教と言われたのは、信者が無念無想で踊ったからで、1946年には東京の数寄屋橋公園に進出したことから大きな話題になった。

     岸は、巣鴨拘置所に拘留される前、いったん田布施の実家に戻っているが、そこにサヨがやってきて、岸に向かって「3年ほど行ってこい。魂を磨いたら、総理大臣として使ってやるわい」と言い放ったという。

     たしかに拘留期間は3年で、岸は総理大臣になったのだから、サヨの予言は見事適中したことになる。

     岸は、首相に就任した直後にも田布施に里帰りしているが、そのときの地元はお祭り騒ぎで、サヨもバイクの荷台に乗って、岸のもとを訪れている。そして、「あんたは国を治めなさい。わしは世界を治める」という託宣を下している。このときの様子は映像でも残されている。

     サヨは、自分の肚のなかに神が宿っていると考え、生き神として振る舞っていた。岸が、サヨの託宣をどのように考えていたかはわからないが、自民党の北村経夫参議院議員はサヨの孫であり、やはり田布施の生まれである。

     北村議員は、安倍元首相と親交があつかったとされるが、選挙活動で統一教会の支援を受けていると報じられている(週刊朝日、2016年7月8日号)。

    政治と新宗教の境界を越えた岸信介

     岸と新宗教ということでは、もう1つ、創価学会とのかかわりがある。

     戦後、創価学会を巨大教団に発展させる上で大きく貢献したのが、2代会長の戸田城聖であった。戸田も、戦時中には治安維持法違反、不敬罪で豊玉刑務所に拘留された経験を持っている。

     戸田は、創価学会のなかに文化部という組織を作り、地方議会や参議院に候補者を立てた。これが後の公明党に発展することになるが、その時期に、自民党の幹事長だった岸と交流を持つようになった。

     1958年3月16日、戸田は、当時密接な関係を持っていた日蓮正宗の総本山、大石寺に6000人の青年部員を集め、「広宣流布の模擬試験」を行うことにしていた。広宣流布とは、日蓮正宗・創価学会の信仰が日本全体に行き渡ることを意味する。

     戸田は、この模擬試験に岸を招待した。岸も、それを受け入れたが、当日の朝、直接戸田に電話してきて、外交上の問題が突発したので、至急東京に戻らなければならないと謝罪した。

     戸田は、青年たちに首相の来訪を歓迎するよう伝えていただけに、これにはかなり怒ったようだが、実は岸側近の議員から横やりが入った結果だった。岸がその代わりとして送り込んだのが、女婿であり、安倍元首相の父親、安倍晋太郎だった。

     この顛末は、戸田の後を継いで創価学会の第3代会長になった池田大作氏の小説『人間革命』の第12巻に詳しく書かれている。戸田が亡くなるのは、その翌月の4月2日のことだった。戸田は、首相が大石寺に駈け着けてくることに大いに期待をしたが、その期待が裏切られたまま亡くなったことになる。

     4月20日には、青山葬儀所で戸田の葬儀が営まれ、そこには30万人もつめかけたとされるが、岸はこれには参列している。祭壇の前で手を合わせる岸の姿が、ニュース映像として残されている。

    冷戦構造ゆえの「国際勝共連合」

     では、岸と統一教会との関係はどうなるのだろうか。

     岸がかかわったのは統一教会というよりも、その教祖である文鮮明を中心に、「右翼のドン」とも呼ばれた日本財団の創立者、笹川良一などが協力して誕生した「国際勝共連合」だった。岸も協力者の1人で、文と交流があった。岸が文と親しげに握手をしている写真も残されている。

     岸は1957年に首相に就任しているが、中心になって取り組んだのは日米安全保障条約の改定であった。これに対しては、国内で激しい反対運動が起こり、国会の構内でデモ隊と警官隊が衝突し、死者まで出る事態となった。岸は、そうした事態を引き起こした責任をとって首相の座を下りることとなった。

     その後、1960年代半ばからは、アメリカがベトナムに軍事介入を本格化させ、「ベトナム戦争」が勃発した。それもあり、日本国内では、政治運動、学生運動が盛り上がりを見せた。

     重要なのは、当時は冷戦の真っただ中にあったことで、自由主義陣営と社会主義陣営の対立が先鋭化し、それが日本国内にも大きく影響した。勝共連合は、社会主義陣営や新旧左翼の運動に対抗するために結成された。そして、統一教会の学生組織として生まれたのが「原理研究会」であった。

    大学の中に入り込む「原理研究会」

     これについて最初に報道したの朝日新聞の1967年7月7日付夕刊で、「親泣かせの原理運動」の見出しのもと、原理研の活動にはまってしまった学生たちのことが報道された。

     当時、原理研のメンバーは、街頭に黒板を持ち出し、それを使って、「統一原理」と呼ばれる教義を宣伝していた。その光景は、私もよく見かけた。彼らは、「ホーム」と呼ぶ施設で共同生活をしていた。

     原理研に加わってきたのは、当時盛んだった左翼の運動に批判的な者たちだった。特に、日本共産党やその学生組織である日本民主青年同盟(青年)と激しく対立した。

     私が大学に進学したのは1972年のことだが、大学のキャンパスのなかで原理研が集会を開いていたところ、民青のメンバーが襲いかかり、原理研のメンバーを殴っている光景を目撃したことがある。

     またこれは、私が大学院に進学した後のことだが、大学の構内で原理研の勧誘にわざと引っかかってみたことがあった。大学の図書館の前には、大学生よりも少し年上の女性がいつも立っていて、統一教会の勧誘を行っていた。

     私は、誘われるままに大学近くのホームに行った。そこは一軒家で、私はその2階で、たった1人で統一原理の講義を受けた。そのときには、すでに統一教会の聖典である『原理講論』を全部読んでいたので、目新しいものではなかったが、講師の熱心さが印象に残った。

     講義が終わって帰ろうとしたら、食事をしていかないかと誘われた。メニューはカレーライスだったが、肉が入っておらず、ツナだけだった。食べ終わったら、ホームのメンバーから「いつでもまた来てください」と誘われたが、その人間の目の焦点があっていないように見えたこともあり、それ以上、統一教会を調査してみようとは思わなかった。

     原理研がどのような団体で、どういう活動をしていたのかについては、哲学者で東大在学中に原理研のメンバーになっていた仲正昌樹氏の『統一教会と私』(論創社)に詳しく書かれている。仲正氏は武闘派で、民青とはかなりやりあったという。

    統一教会の「信仰」と日本社会とのハレーション

     統一教会、原理研のメンバーの場合、大きく2つに分かれる。それは、メンバー自身も自覚していることで、勝共連合の流れ、つまりは反共運動から入った人間と、『原理講論』で説かれた信仰の方から入った人間とに分かれる。仲正氏などは、前者ということになる。安倍元首相銃撃の容疑者の母親の場合には、詳しいことは分からないが、後者の可能性が高い。

     1992年には、女性の著名人が統一教会の「合同結婚式」に参加し、大きな話題になり、それは「マインドコントロール」問題に発展していくことになったが、彼女たちも、反共ということではなく、教義にひかれてのことと考えられる。

     『原理講論』で説かれているのは、キリスト教の原罪の考え方をもとにした「堕落論」で、救世主である文鮮明が、そこから救済してくれるという教えである。文の指名による結婚も、救済の1つの手立てとされた。世間の性に対する過剰な関心や乱れた性関係についていけない女性には、たしかにそれは救いだったのかもしれない。

     そして、「万物復帰」ということも説かれ、救世主にすべてを捧げることで救いがもたらされるとされた。これは、統一教会で問題になった「霊感商法」を正当化することに活用された。

     合同結婚式には、世界中から参加するが、霊感商法は、日本の統一教会だけが行ってきたことである。これについては、裁判で違法行為とされ、統一教会には損害賠償が命じられている。

    岸も安倍もあくまで「政治」のお付き合い

     岸もそうだが、安倍元首相が統一教会とかかわりを持ったのは、反共運動の側面からであり、信仰という面には関心はなかったであろう。選挙の際に、統一教会のメンバーが、自民党の候補者のボランティアとして活動してきた面も大きい。

     新宗教の信者数は外部からはつかみにくい。統一教会は、単立の宗教法人であるため、文化庁が刊行する『宗教年鑑』にも信者数は記載されていない。ただ、数万人程度と言われる。

     おそらく、かつての統一教会は、今よりも多くの信者を抱えていただろう。それも、反共運動としての性格が強かった時代においてである。イギリスでは、統一教会の信者が高齢化しているという指摘を行った論文もある。

     私も、オウム真理教の平田信の裁判を傍聴していたとき、地裁の門の前に、私と同年代の男性が大挙して集まってきた光景を目撃したことがあった。それは、裁判によって、無理に統一教会から脱会させる「強制改宗」を違法とする判決が下されたときのことだった。それからすでに8年が経過している。統一教会の信者の高齢化はさらに進んでいることだろう。

    そして政治家は宗教側の「熱意」にあまりに鈍感

     冷戦構造が崩れてから、反共運動はその存在意義を失った。その後、統一教会は北朝鮮に接近するなど、かつては考えられない行動に出た。

     また、文鮮明も亡くなり、その後には、家族の間での分裂という事態も生まれた。家族連合と改称したにもかかわらずである。

     その点で、統一教会にかつての勢いはない。安倍政権が続いていた時代、勝共連合の機関誌である『世界思想』の表紙を安倍元首相がたびたび飾ったのも、あるいは統一教会がメッセージを求めたのも、なんとか勢力の挽回をはかろうとしてのことであろう。

     安倍元首相は、祖父からの関係があるがゆえに、その要望に従ったのだろうが、それが容疑者を刺激することになった。

     首相や元首相を利用しようとする宗教の側は必死であり、その効果に絶大な期待を寄せる。まさに創価学会の戸田がそうだった。

     ところが、首相や元首相の側には、それが分からない。あるいは、その認識のズレが、思わぬ形で今回の出来事を生んだのかもしれないのである。

    島田 裕巳(宗教学者)

    NHK「NW9」安倍元首相特集 旧統一教会の代理人だった自民・高村正彦氏の登場に疑問の声 07/13/22(日刊ゲンダイDIGITAL)

     12日、NHK「ニュースウオッチ9」に自民党の高村正彦前副総裁が登場し、視聴者がざわついている。

    【写真】桜田淳子も出席した統一教会の「合同結婚式」

     番組では、地元が同じ山口県で、閣僚や党の幹部として安倍政権を支えてきた立場として出演。安倍晋三元首相の銃撃事件について、「ただただ悲しくて、怒りがわいてきてことばもない」などと語っていた。

     高村氏は、第一次安倍政権で防衛大臣、第二次安倍政権で自民党副総裁に起用。安倍元首相へは強い思い入れもあるのだろうが、視聴者は醒めた反応だ。

     SNSでは、《昨日の「ニュースウォッチ9」は高村氏がとうとうと喋るのが本当に聞いていられなかった》

    《安倍元総理の件で無批判野放しで話させるべきではない》

    《この人は元は統一協会の顧問弁護士でしょ? ほぼ内部の人間に聞いてどうするの?》

    《安倍晋三について敢えて高村正彦に語らせるNHKニュースウォッチ9》

     といったNHKの人選に疑問の声が相次いでいる。

     それも仕方がない。高村氏は弁護士時代、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の訴訟代理人を務めていたからだ。また、「第143回国会 参議院 法務委員会」(平成10年9月22日)では、元参議院議員の中村敦夫氏が問い質している記録がある。

    「高村外務大臣、この方はかつて統一協会の代理人だったわけですね。裁判の記録などにも載っているわけです。それから、一九八九年の資産公開では、統一協会の霊感商法の元締めであるハッピーワールドという会社、ここから時価三百八十万円のセドリックを提供されているというような、これは相当に深い関係だと思うんです。」

     安倍元首相と旧統一教会との関わりが問われるなか、NHKが高村氏を出演させたことで、より注目が集まってしまったようだ。

    自民党の安倍晋三元首相(67)が8日、奈良市での参院選の演説中に銃撃されて死亡した事件で、殺人容疑で送検された無職、山上徹也容疑者(41)が、母親が入信していた世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に関連し、「自分が安倍氏を襲えば、家庭連合に非難が集まると思った」という趣旨の供述をしていることが13日、捜査関係者への取材で分かった。

    山上徹也容疑者は本当に「自分が安倍氏を襲えば、家庭連合に非難が集まると思った」と考えていたのだろうか?警察は自分達のシナリオを書いて押印させようとする事について本当だろうかと思ったが、自分が経験して確信した。こいつらは人の事を聞かないし、矛盾があっても自分達のシナリオを曲げない。それが嘘であっても認めさせようとする。証拠を見てほしいと言ったら、その証拠を見るかは警察が判断すると言いやがった。警察が自分達のシナリオに合わせるために不都合な証拠は見たけれど見ていないと嘘を付けるわけだし、見たい物だけを見て結論を出すのであれば公平や適切な判断からはかなりかけ離れていると思う。だから警察は信用しないし、嫌いだ。また、脅すような言葉を口に出す事に対しても、お前らは何様だと思った。警察官の不祥事に関して甘い対応にも腹が立つ。まあ、下記の内容が事実だとすれば、山上徹也容疑者は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対して恨みをはらす事に関して本人がどれほど達成したと思っているのかわからないが、部分的にはかなり成功したのではないかと思う。1人でこの結果が出せたのなら運が良かったと思うが、スーパーだと思う。
    自民党の安倍晋三元首相や自民党議員が程度の違いはあれど、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と関係があったのはインターネットで検索できる動画、録音、そして情報から判断すれば確実だと思う。関係の深さは捜査機関でも、メディアでもないからわからない。
    世界平和統一家庭連合(旧統一教会)や統一教会と関連があったQアノンなど注目を浴びているだけでも十分に成功だと思う。この事がなければ、気付かなかったり、知らなかった人達は多いと思う。

    <独自>「安倍氏襲えば家庭連合に非難」と供述 容疑者母親の献金は1億円超か 07/13/22(産経新聞)

    自民党の安倍晋三元首相(67)が8日、奈良市での参院選の演説中に銃撃されて死亡した事件で、殺人容疑で送検された無職、山上徹也容疑者(41)が、母親が入信していた世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に関連し、「自分が安倍氏を襲えば、家庭連合に非難が集まると思った」という趣旨の供述をしていることが13日、捜査関係者への取材で分かった。

    山上容疑者は「母親が家庭連合に多額の寄付をし、家庭がめちゃくちゃになった」とも供述。母親は平成10年ごろに入信してから多額の献金を重ねていたとみられ、捜査関係者によると、総額は1億円以上だという情報もある。奈良県警は山上容疑者が長年にわたって家庭連合への強い恨みを募らせていたとみて、母親と家庭連合の関係についても詳しく調べる。

    母親は14年8月に破産しており、家庭連合は11日の会見で、破産は把握していたとした上で、献金の状況については「差し控える」としていた。

    一方、県警は13日早朝、約50人態勢で現場検証を行い、付近の立体駐車場の壁面に弾痕のような痕が3カ所あることを確認した。駐車場は山上容疑者が発砲したとみられる場所から北に約90メートルで、容疑者側からみて安倍氏の演説場所や、弾痕が確認された選挙カーの後方に位置している。3カ所の高さは地上から約4~8メートル。銃弾のようなものがめり込んでおり、県警は回収して鑑定を進める。

    山上容疑者は銃について「一度に6個の弾丸を発射できる仕組みだった」と説明しており、発砲は2回だったことから計12発が発射されたとみられる。県警は今後も現場周辺での検証を続け、銃の威力や弾丸の材質などについて調べる。

    アメリカで心理学の授業を取った時に、カルト集団は精神的に不安定な人、精神的に弱い人、精神的に弱っている人、そして不幸が起きて苦しんでいる人達に付け入り、洗脳するのが巧妙だと説明された。カルト集団は人に付け入る事と洗脳が凄く上手い。そして利用できる人達を見分けたり、集めるのが上手い。カルト教団:ウェイコ(WACO)事件で軍が突入するライブを見てアメリカは凄いなと思った事がある。
    本当に神がいるのか知らないし、わからない。ただ、岸信介氏の時から繋がりがあるのなら、いろいろな神や宗教があるけど、因果応報みたいな事があったのかもしれない。
    昔の人は、悪い事があると先祖が何か悪い事をしたから回りまわって悪い事が起きたとか、先祖が良い事をしたから回りまわって良い事が起きたと言う。個人的には単純に悪い事をするといつか帰って来るので、悪い事をするなと言う話や戒め的な話だと思う。ただ、科学的には説明できない偶然や出来事があるので、何とも言えない。地上説を唱えたコペルニクスは当時のカトリック教会に批難された。何が目に見えないが何かが存在し、それをいろいろな人や宗教が勝手に解釈しているのかもしれない。また、科学の発達で、いくらかの迷信は科学的に解明されている。哲学は答えが出ない事を考える事みたいなので答えが出なくても不思議ではないかもしれない。
    お金を集めるシステムが確立されている宗教は宗教を呼べるのかも疑問だが、避けた方が良いと個人的には思う。

    旧統一教会の「“エバ国”日本が資金調達し“アダム国”韓国に捧げる」システム…それでも続いた自民党“保守政治家”との関係 (1/5) (2/5) (3/4) (4/5) (5/5) 07/13/22(ABEMA TIMES)

     「家を破産させられた。もともと宗教団体のトップを殺すつもりだった」。安倍元総理を銃撃した山上徹也容疑者の供述が明らかになるにつれてクローズアップされている世界平和統一家庭連合(旧統一教会)。

    【映像】容疑者実家に“恨み”ノート…安倍氏「ビデオレター」が動機か。

     11日に会見を開いた日本教会の田中富広会長は山上容疑者の母親が会員であることは認めつつも、「月に一度、いろんな企画に関わっているからといって高額な献金が要求されるということはないと自覚している」と主張。ところが翌12日、霊感商法被害の根絶や被害者救済に取り組む弁護士会「全国霊感商法対策弁護士連絡会」の代表世話人・山口広弁護士は「あまりにも事実に反すると」と厳しく批判している。

     食い違う両者の主張。12日の『ABEMA Prime』では、『統一教会 日本宣教の戦略と韓日祝福』の著書もある北海道大学大学院の櫻井義秀教授(宗教社会学)、そして世界平和統一家庭連合の2世信者で、団体とは2年前から距離を置いているという鈴木さん(仮名、19)に話を聞いた。

    ■“エバ国”日本が資金調達し、“アダム国”韓国に捧げる

     櫻井教授は説明する。「旧統一教会というのは、1954年に文鮮明という人によって作られた韓国生まれのキリスト教系新宗教だ。いろいろな教派に分かれているキリスト教を“統一する”、あるいは宗教と科学を“統一する”という意味合いがある。日本では1964年から活動していて、当時は学生運動が華やかなりし頃だったこともあり、ひとつの“思想運動”という形で学生たちに受け入れられ、広がっていったという歴史がある。今も日本国内に5~6万人くらいの信者を有しているとみられる。

     また、“家庭をベースとして新しい世界を作っていく”ということで『世界平和統一家庭連合』に名称を変更したのは日本では2015年のことだが、文化庁宗務課が申請をなかなか認めなかった。やはり“統一教会”という名称が社会問題化しているということもあって、名称変更を考えたのではないかなと推測している」(櫻井教授)。

     その“社会問題”とはどういうものだったのだろうか。

     「布教、勧誘の際に団体名や活動内容を明かさず、人間関係ができた時に明かす。それから“姓名判断”“霊感占い”だ。壺や数珠、多宝塔といった“霊感グッズ”を、50~100万円ほどで売っていた。“聖本”が3000万円だというのは本当だが、霊感グッズについては、相手の懐具合によって変化させていることも特徴だ。こうしたことが後に損害賠償請求に繋がり、多くのケースで敗訴しているし、全国の弁護士会への被害相談は昨年も今年もある。

     問題視されている献金については、韓国などの熱心なキリスト教会では“十分の一献金”というのは一般に行われていることだ。ただ旧統一教会の場合、“神様のご計画に合わせた摂理献金”だと言って、都度50万円、100万円といった金額を要求してくる。そして応えなければ立場が悪くなる、あるいは罪になるといったレッシャーをかけられるので、献金せざるを得ない。結果、自己破産した人は去っていく。要するに、お金のある人、マンパワーを提供してくれる人にしか用がなく、それができなくなったら“要らない”と捨てられるからだ」(櫻井教授)。

    ■先祖や水子の霊や祟りといったレトリックに弱い、“流行る土壌”

     日本においてトラブルが多いことには理由があるのだろうか。

     「霊感商法、そして訴訟関係は日本を中心として起きていて、アメリカや韓国では起きていない。これは日本の旧統一教会だけが、いわば違法な形で資金調達をし、それを韓国の本部に送り届けるというミッションがあるからだ。旧約聖書にアダムとエバが禁断の木の実を食べたという話が出てくるが、エバが先に食べ、そしてアダムに渡したとされている。これが旧統一教会の教義では、アダム=韓国で、エバ=日本だということになっている。つまり“エバ国”である日本の支部が資金調達をし、“アダム国”である韓国の本部に捧げる。そして韓国がアメリカなど各国の支部に配分し、世界的な布教戦略を展開してきたということだ。

     人事においても日本は韓国の支配を仰ぐという従属関係が教義として定められているし、ここには女性の方が一段低いというジェンダー差別の問題もある。また、この“エバ国”の教義とは別に、日本には先祖や水子の霊、祟りといったレトリックに弱いという、霊感商法が流行る土壌がある。私は元“霊能師”役の人にインタビューをしたことがあるが、信者でない人に霊言を説くのは、一緒の演技であるという。私がアメリカの国際学会でこの話をした時に、“信じられない。日本人はfoolじゃないか”と言われたが、アメリカではこのレトリックはまったく通用しないようだ」(櫻井教授)。

     鈴木さんも、両親が“十分の一献金”のほかに礼拝ごとの献金をしていたこと、“願いを書くと叶う”という札に高額な値段が付いていたという記憶があるという。

     「活動に熱心だったり、現世でいっぱい良いことしたりすると“天界”という、天国の良いところにいけるという教えがあるので、そのために両親も活動しているんじゃないかと思う。金額までは聞かなかったが、壺も2、3個あったと思う。報じられている山上容疑者の家庭のように家計が危ういというか、破産するまで、という感じはなかったが、やっぱり貧しい感じはあった。

     例えば高校・大学受験のために塾に通えなかったり、私立の学校には行かせてもらえなかったり。大学に進学してからも、学費や生活費は全て自分で賄ってねと言われていた。それどころか、僕にお金を借りるということもあった。“どうしてお金がないの?”ということを聞いたこともあるが、“いろんな支払いがあって、最終的に足りなくなるんだよ”と答えるばかりで、宗教活動にこれだけのお金がかかっているから生活が苦しい、というような話はなかった」(鈴木さん)。

    ■安倍元総理に強いコミットメントがあったとは思わない

     山上容疑者は取り調べに対し、「安倍元総理がビデオレターを投稿していることなどを見て殺害するしかない」と思ったと供述しているという。

     これについて世界平和統一家庭連合の田中会長は「当法人と友好団体(UPF)の区別がついていなかったのではないか」と主張している一方、全国霊感商法対策弁護士連絡会代表世話人の山口広弁護士は「今回の選挙でも、あるいはその前の選挙でも、特定の自民党の候補者を組織推薦候補として応援してきた。それに信者組織は動員をかけてやってきたということを私共は事実として認識している」と反論している。

     櫻井教授はこう話す。

     「様々な企業体や政治団体も擁しており、その中の一つがこの『UPF』(天宙平和連合)だ。旧統一教会はアメリカでも1965年から活動していて、同国でのプレゼンスを確保しようとしていた。そのために保守的な政治家や学識経験者を招いたカンファレンスを開催してきたという経緯があり、その中の一つと見なすことができる。ただ、同じ信者がやっている団体である以上、(旧統一教会と)同じものだと見なしても不思議ではないし、区別しないというのも当然だ。信者にとっても同じだし、(田中会長の主張には)大いに違和感がある」。

     その上で櫻井教授は、山上容疑者は「岸(信介)元総理が旧統一教会を日本に招いたと思い、その親族の安倍元総理を狙うことにした」と供述しているという点について「安倍元総理に強いコミットメントがあったとは思わない」との見方を示す。

     「日本に旧統一教会を創設するという時期、安倍元総理のお祖父様である岸信介元総理たち保守的政治家、あるいは笹川良一氏といった右派の方たちの間には韓国・台湾とともに共産主義に対抗していかないといけない、反共産主義の同盟関係を結ばないといけない、という思惑があった。そこで世界反共連盟という国際会議が開催されたり、反共産主義のための政治団体である国際勝共連合が設立されたり、日韓両国で旧統一教会が使われたりした」。

    ■私設秘書を無償で派遣してもらっていた自民党議員も

     韓国への送金を担わされている旧統一教会の日本支部と日本の“保守政治家”たちが関わるという現実に矛盾はないのだろうか。櫻井教授も、「まったく矛盾している」と話す。

     「日本の植民地支配に対するある種の“恨み”がベースにある、“韓国が第一”という韓国ナショナリズムである旧統一教会の教義と、自民党の保守的な政治家たちの考える、神道や日本文化を中心とした日本ナショナリズムの思想とは根本的に相容れないはずで、互いの立場をはっきりさせれば、対決せざるを得ないぐらいの関係だ。それでも互いに保守的で反共産主義であることお互いに利用しあえるということで野合していたというのが実態だ。しかし冷戦体制が崩壊すると、1991年には文鮮明が北朝鮮を電撃訪問して金日成と握手し、北朝鮮に投資するという話をしている。

     結果、自民党の政治家と関係を結んできた背景にある“反共産主義”は無くなったけれども、岸さん以来のラインはあったということだろう。だから私は安倍元総理が旧統一教会に対して個人的に強いコミットメントをしていたとは思わない。ただ、他の自民党の政治家の中には、旧統一教会から私設秘書を無償で派遣してもらったり、選挙期間中にスタッフを派遣してもらったりしていた人はいる。その意味では、“便利に使える団体”というふうに思っていたところもあるかもしれない」。

     鈴木さんも「UPFという名前は知っていたし、大きな統一協会という括りの中にあると聞いていたので、櫻井先生がおっしゃっていたとおり、(旧統一教会と)同じ団体だという認識だった。そこに対して安倍元総理がビデオメッセージを出していたということは知らなかったが、自民党と旧統一教会には深い関わりがあるということは感じていた」と証言した。

    ■行政や議会の宗教団体に対する特別な便宜、あってはならない

     安倍元総理への銃撃事件によって注目を浴びる政治と宗教、そして日本社会と宗教。櫻井教授は「政治家が信仰を持ったり、宗教団体の支援を受けて選挙に出たりすることは現実にあるわけだし、それ自体はよろしいことだと思う」とした上で警鐘を鳴らす。

     「ただし行政や議会が宗教団体に対して特別な便宜を図ったり、問題のある宗教団体について審議会や公聴会で調査すべきだという意見が出た時に数で揉み消したりするようなことがあってはならないと思う。旧統一教会はそういう点において、自民党に守られてきたという経緯がある。政治家は自分たちと宗教団体の関係を他の人に説明できるように公明正大にやるべきだし、旧統一教会の方も自民党の政治家との関係を持つ際には、そこのところをはっきりさせなければならない。

     また、宗教に関しては自己責任と言えば自己責任だが、ギャンブルも含めた依存症について、行政は教育や配慮をしているはずだ。しかし日本の宗教法人法には宗教団体を所轄するとか行政指導するといった権限が規定されていないために、文科省も文化庁も現実的にはできない。オウム真理教の場合は宗教法人の認証を取り消したが、旧統一教会の場合は取り消されてもいない。残念ながら許容されているということだ。

     そして日本人はもっと知らなきゃいけないと思っている。日本がもともと持っている宗教文化や新宗教も含む外来の宗教文化について知らなければ、信仰している人たちと接することもできないし、勧誘を断ることもできない。天皇が持つ威厳、象徴性と民主主義体制との関わりについてもしっかりとした認識が無ければ、いろんな団体に突っ込まれてしまう。“宗教リテラシー”と私は言っているが、誰かに“真理”を教えてもらうんじゃなくて、自分の頭で考えて判断して、責任を持つためにも、知識が必要だ」。

    ■苦しんでいる人がいっぱいいるということを理解してほしい

     世界平和統一家庭連合の記者会見を「リアルタイムで見た」と話す鈴木さん。「やっぱり、言っていることに間違いが多いというか。ぼやかして、あやふやにしていることもあるんじゃないかと思った。統一教会とUPFが実際はほぼ同じ団体というところもそうだし、確かに献金は強制ではなく任意だけれど、“しなければ救われない”という風潮があることもそうだ」。

     さらに「犯行自体の肯定はしないが、家庭が破綻して、でも宗教の問題なので周りには相談できず孤独を感じて、ということが積み重なっていったということについては同情する部分はある。僕も“避けられたら…”と考えると、仲の良い友達にも相談できないし、旧統一教会の人にも“悪魔に支配されてるんじゃないか”と言われる気がして、一人抱え込んでいる部分がある。社会に望むことは、僕のような二世信者や山上容疑者のような信者の子どもには苦しんでいる人がいっぱいいるんだよということを理解して欲しいし、現役の信者や、過去に関わりがあった人に対する無意味なバッシングもやめてほしい」と訴えた。(『ABEMA Prime』より)

    下記の内容が事実なら、恨まれるような宗教団体と接点を持てば、運が悪ければ、恨まれる対象に含まれることを考えていなかったのだろう。元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が選挙の時に宗教団体を訪問したと言っていたが、考え方が違い、問題がある宗教団体には選挙のためとは言え、避けるべきだと思った。訪問するのも、しないのも政治家や候補者の判断。子供でないのだから、自己責任で考えるしかない。

    「統一教会」から5千万円返還させていた……「山上容疑者」が抱えていた教団との金銭トラブル 07/13/22(デイリー新潮)

     安倍晋三元首相を銃撃し逮捕された山上徹也容疑者(41)は、母の統一教会への傾倒を犯行の動機として語っている。その凄絶な生い立ちを山上容疑者の伯父が証言する。

     ***

     山上容疑者には、兄と妹がいる。母は統一教会を信仰する以前に、実践倫理宏正会という団体の活動に入れ込み、その傾倒が理由でノイローゼ状態になった父は自ら命を絶った。(「【独自】安倍元総理射殺事件 『山上容疑者』父の自殺の背景にあった“もうひとつの団体”の名」を参照)

    「徹也の兄は小児がんを患っていて、手術もしています。片目も失明しており、普段の生活にも苦労していました」

     と明かすのは、山上容疑者の父の兄、つまり伯父にあたる人物である。

    「(山上容疑者の)父が亡くなり、兄も病気でした。そうしたことがきっかけになり、父が亡くなってずいぶん経ってから、母は統一教会に入信したんですわ」

     彼女は熱心な信者となり、度々、子供を置いて長期にわたり渡韓するほどだったという。

    「子供たちはその間、食べるもんがなかったんですよ。だって、母親が日本におらんかったからね。自分は韓国に行き、ずっと放っておいた。ネグレクトどころではない、もっとひどい状態です。兄は病気で自分で食事を作ることもできない。その兄が電話をかけてきて、“食べるものがない”と。お金を持って行ってあげたりしていました。すると、冷蔵庫の中には食料がまるでないんですわ……」

     さらに、伯父は統一教会と山上容疑者の家族の間で、ある取り決めが交わされたと語る。

    「(山上容疑者は)そりゃあ、統一教会憎しになりますよ。(寄付として家から)持って行かれてしまったのが、1億数千万円はある。私はね、(山上容疑者ら)3人の甥と姪の依頼で統一教会から5千万円を2009年に取り返したんですよ。その時の和解書もある。でも、取り返した金を母親がまた寄付してしまうんです」

     その当の母親は大阪府内の伯父の自宅に身を寄せているという。

     特殊な環境に育った山上容疑者の兄は後に自殺し、また山上容疑者本人も、母の信仰に悩み自殺未遂を起こしている。前代未聞の射殺事件で世間を震撼させた容疑者の家庭環境について、7月14日発売の「週刊新潮」で詳しく報じる。

    「週刊新潮」2022年7月21日号 掲載

    新潮社

    世界平和統一家庭連合(旧統一教会)及び分派が世界でそのような行動をしているのか調べた上で言っているのか?国際政治学者だし、夫は外務省出身だと思ったけど、ちょっと調べればいろいろな記事が出てくると思う。
    法的には問題ないが、人によってはお金の貸し借りはするなと言う。なぜか、それが事件や殺人事件になる可能性があるからだ。親切でお金を貸して、お金を貸したから返してもらえると思っていても、相手がどう思うのか、どう考えるのか、そして最終的にどのような行動を取るかはわからない。そして最悪な結果になる事がある事はニュースでわかっている。しかし、それでも相手を信用しているから、相手を助けたいとの思いでお金を貸す人達はいる。最終的にお金を貸すか、貸さないかは個々の判断。
    最悪な結果を回避する選択や判断は出来る。しかし、全ての人がリスクを避ける選択をするわけではない。リスクがあるケースでは尚更、慎重になるべきだとは思う。ただ、全く関係ない人のケースだと、その人の自由だと思うし、良く考えた上での判断なのか、軽率な判断なのかに関係なく、その人の自由。どのような結果になろうと関係ない。後、最終的には運。悪い事をしても幸せに暮らしている人達はいるし、悪い事をしていなくても運悪く不幸に巻き込まれる事はある。
    今回の件について、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)及び分派に関して警察が徹底的に調査する事はないと思う。直接的な関連はない。間接的な関連にまで警察が踏み込むとは思えない。そして、本当に、安倍氏や自民党議員が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)及び分派と接点があれば、尚更、森友問題のようにグレーゾーンで終わらせようと動くと思う。
    世界平和統一家庭連合(旧統一教会)及び分派について国際政治学者の三浦瑠麗としてはどう思っているのだろうか?何も言わないのか?それともメディアが勝手に切り取って記事にしていないだけで、何かコメントをしたのだろうか?

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    Pastor Sean Moon (L), followers of his Sanctuary Church (R). Bryan Anselm/Getty Images (L), Don Emmert/Getty Images (R).

    三浦瑠麗氏 旧統一教会との因果報道に懸念「安倍さんに責任があったかのような印象操作になっている」 07/12/22(スポニチアネックス)

     国際政治学者の三浦瑠麗氏(41)が12日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件で、山上徹也容疑者(41)の母親が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の信者だったことについて言及した。

    【写真】安倍晋三元首相の通夜で献花する人々

     11日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の田中富広会長が東京都内で記者会見し、山上容疑者の母親が信者だと明らかにした。この会見を受けメディアが一斉に報じたことについて「こういう事件が起きて、因果関係として報じることは、安倍さんに責任の一端があったかのような、そういう印象操作になっている」と指摘。「しかも、政党のリーダーも含めて各所でそのようなことを言い出している人がいる。私はこれは非常にゆゆしきことだと思っている」と懸念を示した。

     「事件の動機がそうであったということと、動機に何らかの正当性があるかのような言い方をするのはいけない」とし「これは分けて考えなければならないのですが、日本人はこれができていない。因果応報的な報道は、犯罪者に加担するもの。彼の妄想に加担してはいけない」と主張した。

    世界平和統一家庭連合(旧統一教会)及び分派が世界でそのような行動をしているのか調べた上で言っているのか?国際政治学者だし、夫は外務省出身だと思ったけど、ちょっと調べればいろいろな記事が出てくると思う。
    法的には問題ないが、人によってはお金の貸し借りはするなと言う。なぜか、それが事件や殺人事件になる可能性があるからだ。親切でお金を貸して、お金を貸したから返してもらえると思っていても、相手がどう思うのか、どう考えるのか、そして最終的にどのような行動を取るかはわからない。そして最悪な結果になる事がある事はニュースでわかっている。しかし、それでも相手を信用しているから、相手を助けたいとの思いでお金を貸す人達はいる。最終的にお金を貸すか、貸さないかは個々の判断。
    最悪な結果を回避する選択や判断は出来る。しかし、全ての人がリスクを避ける選択をするわけではない。リスクがあるケースでは尚更、慎重になるべきだとは思う。ただ、全く関係ない人のケースだと、その人の自由だと思うし、良く考えた上での判断なのか、軽率な判断なのかに関係なく、その人の自由。どのような結果になろうと関係ない。後、最終的には運。悪い事をしても幸せに暮らしている人達はいるし、悪い事をしていなくても運悪く不幸に巻き込まれる事はある。
    今回の件について、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)及び分派に関して警察が徹底的に調査する事はないと思う。直接的な関連はない。間接的な関連にまで警察が踏み込むとは思えない。そして、本当に、安倍氏や自民党議員が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)及び分派と接点があれば、尚更、森友問題のようにグレーゾーンで終わらせようと動くと思う。
    世界平和統一家庭連合(旧統一教会)及び分派について国際政治学者の三浦瑠麗としてはどう思っているのだろうか?何も言わないのか?それともメディアが勝手に切り取って記事にしていないだけで、何かコメントをしたのだろうか?


    Pastor Sean Moon (L), followers of his Sanctuary Church (R). Bryan Anselm/Getty Images (L), Don Emmert/Getty Images (R).

    統一教会から分派「サンクチュアリ教会」指導者が来日 文鮮明7男は集会でアブナイ発言を連発 07/12/22(デイリー新潮)


    信者に祈祷して回る文亨進(6月25日撮影)

     米国でトランプ前大統領を支持し武装化を唱える“銃の教会”と呼ばれる宗教団体をご存知だろうか。その指導者が、よりによって参院選の真っ只中に来日。ジャーナリストの藤倉善郎氏が、集会に潜入取材を敢行した。

    【写真を見る】倒れ込み“死体のように転がる”信者たち 「教祖」の絶大な影響力の表れか

     ***

     ジョー・バイデン氏が勝利した2020年の米国大統領選。当時、政府の中枢はディープステート(影の政府)に支配されていると言い出し、ドナルド・トランプ氏をそれと戦う英雄として支持する陰謀論集団「Qアノン」が、選挙は不正に操作されたと主張した。バイデン氏の当選が確定した21年1月6日、Qアノンは連邦議会を襲撃。警官1人を含む5人の死者を出した。下院特別委員会では現在、クーデター未遂とも言えるこの事件を調査する公聴会が開かれている。

     実を言うと、一連のQアノンの活動に、日本にも縁が深いある宗教団体が加わっていた。

     ペンシルベニア州に本部を置く「サンクチュアリ教会」だ。指導者は、日本で霊感商法などが長らく問題視されてきた統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の教祖・文鮮明(ムン・ソンミョン=2012年死去)氏の7男・文亨進(ムン・ヒョンジン=42)氏だ。トランプ氏を支持し、YouTubeなどでもQアノン陰謀論を発信。連邦議会襲撃のまさにその時、彼もまたQアノンに交じって議事堂前での抗議活動に参加していたのだ。

     サンクチュアリ教会は、米国では“銃の教会”とも呼ばれる。銃を聖書に登場する「鉄の杖」だと主張し、自動小銃の銃弾で作った王冠をかぶって礼拝。テネシー州に土地を購入して軍事訓練なども行う。大統領選の一般投票の前日、ニューヨークに拠点を置くネットメディア「Religion Unplugged」は、亨進氏がYouTubeライブで「将来の迫害に対してドナルド・トランプ大統領のために武装して死ぬ準備をしなければならない」との趣旨のスピーチを行ったと報じた。

     6月22日、この“Qアノン教団”の指導者が30年ぶりに来日したのだ。

    日本でもトランプ支援デモ  そもそもサンクチュアリ教会は、2012年に統一教会の創立者・文鮮明氏が死去した後、その妻で現・統一教会総裁の韓鶴子(ハン・ハクジャ=79)氏と子供たちの間で跡目争いが勃発し、3男派や7男派が分派。7男の亨進氏が設立したのがサンクチュアリ教会である。

     その日本組織は一般社団法人「日本サンクチュアリ協会」(本部・東京都文京区)で、全国に約60の支部教会を持つ。同協会のウェブサイトによると、2015年に統一教会から離れた時点でのメンバーは40人と、かなりの小集団だった。

     亨進氏がトランプ支持を打ち出した2017年以降、日本でも信者がトランプ氏を支持するデモや街宣を展開した。大統領選の一般投票でトランプ氏の敗北が濃厚となった2020年11月頃には激しく活動し、同月下旬には日比谷公園前から銀座を抜けるルートで、1000人近い参加者を集めるトランプ支援デモを行った。

     当時、デイリー新潮でも「博多でトランプを支援する『Jアノン』 デモ密着で見えた正体」(21年01月19日配信)で、このデモを取材したルポライターの安田峰俊氏によるリポートを配信した。

     彼らはトランプ氏の敗北が確定した後は、自民党総裁選で高市早苗氏を支持する街宣を行い、さらに反北京冬季五輪の集会とデモも行った。このデモに、自民党の国会議員4人が激励メッセージを寄せたことは、デイリー新潮「北京五輪をボイコットせよ! 『Jアノン』が1年ぶりに大集結を実況中継」(21年12月14日配信)でも報じた。今年6月の参院選公示直前には、参院選で幸福実現党と参政党を応援する旨ののぼりを掲げたサンクチュアリ教会の街宣車が目撃されている。

     統一教会から分派した直後に比べ、最近は組織を拡大しているようだ。亨進氏の日本縦断ツアーの第一声となった「文亨進二代王帰還歓迎勝利報告大会 日本大会」の「東京大会」(6月25日)には400人近い信者たちが集まった。

    陰謀論のネタ元は聖書?   信者の多くは中高年で、女性が6割ほど。若者や小さな子供の姿もあった。

     一部は王冠をかぶり、中には銃弾を束ねて王冠にしている信者もいる。プラスチック製のレプリカのように見える。

     25日の東京大会は、日本サンクチュアリ協会の江利川安栄会長(78)による亨進氏の歩みの紹介、統一教会本家との訴訟の勝訴報告、銃製造会社を経営し亨進氏を支援する国進氏(文鮮明の4男=51)の挨拶と進んでいく。江利川会長は、文鮮明の死後に息子たちを排除し独自色を強めた統一教会の韓鶴子氏を「“サタン”と通じ堕落した」と非難。さらに、こう続けた。

    「(キリスト教の聖書の)黙示録6章にありますが、赤い馬が暴れまわる中国・北朝鮮、白い馬が暴れまわるグローバリスト、黒い馬が暴れまわるディープステート、そして緑の馬が暴れまわるイスラム圏。そしてコロナ。これは中国の生物兵器です」

    「ヨハネの黙示録」には4頭の馬をきっかけとする厄災の描写はあるが、もちろん「ディープステート」云々の記述はない。しかしこのQアノン的な世界観は、彼らにとって聖書に記された教義なのだ。

    銃弾王冠でノーマスクを説く

     それから約3時間後、ようやく現れた亨進氏は、銃こそ持っていないが、妻・李妍雅(リー・ヨナ)氏とともに、いつもの金ピカ銃弾王冠を頭に載せている。まさか本物の銃弾ではないと思うが……。

     亨進氏も、自身の母である韓鶴子氏を「堕落した」と非難し、世界のコロナ対策を批判し始めた。

    「生物兵器(新型コロナ)にかかっても、99・7%の人は免疫力で勝つことができる。それが科学だ。なのにマスクを着けろと言う。マスクを着けた者たちは政府の奴隷になる。日本でも3年の間、市民にトラウマ与えて強制的にマスク、マスク、マスク! マスクは非科学的な詐欺だ。詐欺野郎!」

     亨進氏はマスクを着けていない。会場の信者たちも、ほぼ全員がノーマスクである。講演の前後には賛美歌等の斉唱や宣誓文の唱和も行われていた。

    ワクチンは中産階級を殺す作戦? 

     続いてワクチンについてこう述べた。

    「共産主義者たちがTwitter(でのワクチン批判)を禁止し、ファイザー社はワクチンを売って800兆ウォンも儲けた。ロビー活動で政治家にカネを撒いた。ワクチン接種を3回受けたら90%以上、自分の免疫システムが壊れていく。若い者たちも突然、心臓麻痺で死んでいるという」

     ワクチンを否定する陰謀論では、しばしば、ワクチンの目的はディープステートなど影の権力者による人間管理と人口削減と説明される。日本国内でワクチン接種会場に押し入って8人が逮捕された「神真都(やまと)Q」も同様だ。

    「世界経済も壊されていき、日本もガソリン代、食糧費が上がり、世界供給ラインが壊されている。それは中産階級を殺す作戦だ。これが共産主義だ。政治サタン主義。全てのものは監視、検閲され、全て政府の許可のもとで行われる」

    つまみ出される統一教会信者たち  亨進氏が再び韓鶴子氏批判を始めた場面で、会場に異変が起きた。

    「魔女のような詐欺女! 韓鶴子バビロン。アボニム(父・文鮮明のこと)の敵たち!」

     フロアから声が上がる。

    「お母様(韓鶴子氏)を悪く言うな!」

     声の主は4、5人ほどの統一教会の信者と思しき人たちだ。「暴力はやめろ!」などと叫びながら、会場の外へとつまみ出された。サンクチュアリ教会信者たちは満場の拍手で見送った。

     2時間半に及ぶ長い講演が終わると、亨進氏がステージを降り、信者1人1人のところへ周りながら、何やら唱えて顔に手を当てる祈祷を始めた。サンクチュアリ教会で「聖霊の役事(やくじ)」と呼ばれる儀式だ。

     最後に亨進氏が、信者の顔を軽く押す。信者は後ろに倒れ、待ち構えていたスタッフに支えられ床に倒れ込む。布をかけられ、死体のようにしばらく転がっている。一部のキリスト教会(福音派など)で見られる儀式とよく似ている。

     私の眼の前で、転がったまま大声で泣きじゃくる女性がいた。2歳か3歳くらいの小さい子供が、つられて大泣きを始めた。

     全てが終了したのは午後9時近く。開会から7時間もの長丁場だった。

    無線機を使って伝道しろ? 

     亨進氏は、日本の信者の武装化までは主張しなかった。とはいえ、7月2日に大阪で行われた関西大会では、「平和軍警察」を組織するため、無線機やナイトスコープ(暗視装置)の購入と訓練を呼びかけた。

    「(日本では)銃が持てないから軍の訓練ができない。それは言い訳だ。隣人と無線機パーティーをやって味噌ラーメンを食べましょう。無線機をあげて互いに気遣い合う。そうやって伝道していく。これが平和軍警察だ」

     こうすれば日本の法令に触れない方法で、世界戦争や内戦が起こった際に隣人を守ることができるというのだ。Qアノン的な「戦いの準備」を呼びかけたのである。

     本稿執筆時点で亨進氏は、東京、福岡、大阪での講演を終え、名古屋、札幌での講演を残している。最終日は7月13日、再び東京に戻り、定員1200人の会場で講演会が行われる予定だという。

    藤倉善郎(ふじくら・よしろう)
    ジャーナリスト。1974年生まれ。宗教団体以外も含めた「カルト」の問題を取材。2009年にはカルト問題専門のニュースサイト「やや日刊カルト新聞」を創刊し、カルト被害、カルト2世問題、カルトと政治の関係、ニセ科学やニセ医療、自己啓発セミナーの問題などの取材を続けている。著書に『「カルト宗教」取材したらこうだった』(宝島SUGOI文庫)。

    デイリー新潮編集部

    How Abe and Japan became vital to Moon’s Unification Church 07/12/2022(WASHI(NGTON POST:ワシントンポスト)

    By Marc Fisher


    The suspected assassin of Shinzo Abe told police he held a grudge because the former prime minister had ties to a religious group he blamed for his mother's financial troubles, local media reported. (Kiyoshi Ota/Bloomberg News)


    With door-to-door sales tactics that targeted grieving elderly people and the cultivation of prominent political leaders, the Unification Church has spent decades establishing Japan as its most dependable profit center, according to investigators who study the late Rev. Sun Myung Moon’s many-tentacled spiritual and financial global empire.

    Are you on Telegram? Subscribe to our channel for the latest updates on Russia's war in Ukraine. Now, after the suspected assassin of former Japanese prime minister Shinzo Abe told police that he blamed a religious group for his mother’s bankruptcy, and the Unification Church confirmed that the shooter’s mother was a member of its Japanese branch, the role of the church, long controversial in the country, is once again being scrutinized.

    The suspected shooter, Tetsuya Yamagami, told police that his mother had been financially ruined after being pressured to donate large sums of money to a religious group, according to Japanese news reports.

    Tomihiro Tanaka, who runs the church’s Japanese branch, said at a news conference Monday that Yamagami’s mother joined the organization in 1998, then left for a time and returned to the fold this year. A church official said he did not have information about the mother’s donations to the organization and had no record of Yamagami himself having ever belonged to the church. Police have not yet named the religious organization.

    On Tuesday, Japanese media outlets reported that bullet holes were found on the facade of the Unification Church building in Nara. The suspect told investigators he had tested his gun there before shooting Abe, according to the Japanese television station Fuji News Network.

    The Unification Church controls dozens of ministries in Japan, including one in Nara, a few hundred yards from where Abe was shot Friday.

    Abe, like many other world leaders, had appeared at Unification Church-related events as a paid speaker, most recently in September on a program that also featured former president Donald Trump, who spoke via video link.

    In his remarks at the “Rally of Hope,” which was organized by Moon’s widow, Hak Ja Han Moon, who is known in Unification circles as “True Mother,” Trump called her “a tremendous person” and praised “her incredible work on behalf of peace all over the world.” He added thanks to both Moons: “The inspiration that they have caused for the entire planet is unbelievable.” Sun Myung Moon died in 2012, and his wife and children have battled over control of his businesses and other organizations ever since.

    In the same program at which Trump spoke, Abe expressed to Hak Ja Han Moon “my profound thanks for your tireless efforts in resolving disputes in the world, especially in relation to the peaceful reunification of the Korean Peninsula.”

    Sun Myung Moon, who called himself a messiah, preached that Jesus had instructed him to continue his work on Earth.

    Throughout its history, Moon’s church and its affiliates have paid top dollar to attract world political leaders, celebrities and prominent clergy of other religions to speak at conferences, part of a long-standing campaign to win credibility by associating Unification organizations with famous and respected figures.

    “They’ll pay for anybody who will give them legitimacy,” Larry Zilliox, a longtime researcher focused on Moon’s business and political initiatives in the United States and around the world, said Saturday. “The big names draw the smaller names, the people who can help them with their local ventures.”

    In the mid-1990s, for example, former presidents George H.W. Bush and Gerald Ford, as well as comedian Bill Cosby and former Soviet premier Mikhail Gorbachev, spoke at Moon-sponsored conferences in Japan and Washington. Bush spoke just months after a Japanese court awarded more than $150 million in damages to thousands of Japanese people who sued the Unification Church and a Moon-owned company, Happy World, after they were pressured to donate millions of dollars to guarantee their late loved ones’ happiness in the afterworld.

    (After The Washington Post reported on his appearance, Bush decided to donate his speaking fee, which at the time generally ran about $80,000, to charity.)

    For more than six decades, the Unification Church and its various offshoots have relied on Japan as the profit center that helped subsidize their operations around the world, including in the United States, according to several studies of the church by academic scholars and government investigators.

    Even as some of Moon’s most famous initiatives, such as the Washington Times newspaper and media ventures in many other countries, lost money, the church could count on its Japanese arm to produce a strong revenue flow based primarily on what it called “spiritual sales.”

    Church members in Japan “would scan the obituaries and knock on people’s doors and tell them that ‘your dead loved one has communicated with us and they want you to go to your bank and send money to the Unification Church so that your loved one can be elevated in the spirit world,’ ” Steve Hassan, a onetime Unification Church member who became a mental health counselor and author of books about destructive cults, said Saturday.

    Despite the church’s roots in Korea, it was Japan that traditionally provided as much as 70 percent of the church’s wealth, according to historians who have studied the church. A former high-ranking Japanese church member once told The Post that Moon’s organizations had brought $800 million from Japan into the United States from the mid-1970s to the mid-80s.

    “Moon sent bags of cash, big fat bags, stacks and stacks of hundreds, from Korea and Japan to Manhattan Center,” one of the church’s primary properties in New York City, a former Unification executive, Ron Paquette, told The Post in 1997. “Whenever we asked where the money was coming from, the answer was it just came ‘from Father,’ ” the term church members used for Moon.

    In Japan, it was common for many years to see Unificationists selling ginseng products and religious items such as miniature stone pagodas made by Moon-owned companies in Korea. The church members’ hard-sell tactics, as well as their claims that their products held spiritual powers, led to class-action suits in Japan, with hundreds of claimants winning settlements.

    Akihiko Kurokawa, the leader of a small political party in Japan, the NHK Party, said on a TV broadcast last month that the Unification Church was “an anti-Japanese cult” and blamed Abe’s grandfather, former prime minister Nobusuke Kishi, for the church’s initial move into Japan in 1958. Moon started his first newspaper in Japan in 1975 and brought his signature mass marriages of followers to the country soon thereafter.

    In Moon’s theology, his native Korea is the “Adam” country, home of a master race destined to rule the world, and Japan is the “Eve” country, subservient to Korea, Hassan said. The Unification Church taught that Eve had had sexual relations with Satan, leading mankind to fall from grace, with Moon now appointed to bring humanity to salvation.

    Moon’s widow now controls the official successor to the Unification Church, the Family Federation for World Peace and Unification. A rival group launched by Moon’s son Hyung Jin, also known as Sean, has also spread its operations into Japan. Based in Newfoundland, Pa., the World Peace and Unification Sanctuary Church, better known as the Rod of Iron Ministries, preaches that AR-15 assault weapons are an important part of religious ceremonies designed “to defend ourselves against an aggressive satanic world.”


    Worshipers hold unloaded weapons at the World Peace and Unification Sanctuary in Newfoundland, Pa., in February 2018. (Jacqueline Larma/AP)


    Hyung Jin’s brother Kook Jin (Justin), known in church circles as “True Son,” owns an arms- manufacturing company, Kahr Arms, in Greeley, Pa., and was sent to Japan by his father in 2010 to push back against efforts to strip the church of its legal status there.

    “It was a very difficult time,” Kook Jin said in a speech that year, “because the police were conducting quite an extensive investigation of our church. They actually have had nearly 10,000 law enforcement officers investigating our church. They were conducting arrests of our church members and they were raiding our churches — not just one or two places, but many, many.”

    In the speech, Kook Jin denied that the church was pressuring Japanese people to make large donations to save the spirits of their deceased loved ones. He said he had interviewed many of the church’s big donors in Japan: “I asked them, ‘What moves you to donate so much money?’ And you will see that in so many cases, our brothers and sisters will tell you that their ancestors came to them and told them to do it.”

    Julia Mio Inuma in Tokyo contributed to this report.
    By Marc Fisher
    Marc Fisher, a senior editor, writes about most anything. He has been The Washington Post’s enterprise editor, local columnist and Berlin bureau chief, and he has covered politics, education, pop culture and much else in three decades on the Metro, Style, National and Foreign desks. Twitter

    「安倍元首相の秘書官・井上参院候補 旧統一教会集会で『信徒になった』と紹介される」に関して日本のメディアは確認してほしい。嘘なら嘘と言ってほしい。
    もし事実なら日本のメディアは偽善者達の集団でロシアや中国メディアよりまし程度でしかないかもしれない。
    嘘なら嘘だと自民党は訴えるべきだと思う。嘘の事実で宗教活動や宗教勧誘に利用した事になると思う。

    「同性愛とか色んなことで可哀想だと言って…」発言の自民・井上義行氏が比例で当選。自民は「回答しない」 07/11/22(ハフポスト日本版)

    参議院議員選挙の比例代表に自由民主党から立候補していた井上義行氏が、当選した。読売新聞などが報じた。

    井上氏は6月22日の出陣式で、「同性愛とか色んなことでどんどん可哀想だと言って、じゃあ家族ができないで、家庭ができないで、子どもたちは本当に日本に本当に引き継いでいけるんですか」などと発言。同性愛者や子どものいない世帯などに対する差別だなどと批判の声が広がっていた。

    井上氏は1963年生まれ、神奈川県小田原市出身。内閣参事官補佐や内閣官房長官秘書官などを歴任し、第一次安倍晋三内閣では内閣総理大臣首席秘書官を務めた。

    2013年の参院選で「みんなの党」(当時)から比例区で出馬し初当選した。同党の解党後、参院会派「自由民主党」に所属。前回(19年)の参院選では比例区で出馬し、落選していた。

    出陣式での発言に関し、ハフポスト日本版は井上氏の事務所にコメントを求めているが、7月11日午前10時半時点で回答がない。自民党幹事長室は「候補者の個別の発言について回答しない」として取材に応じなかった。

    安倍元首相の秘書官・井上参院候補 旧統一教会集会で「信徒になった」と紹介される 07/12/22(ニュースソクラ)

    自民に浸透する霊感商法の旧統一教会、井上候補(自民党全国比例)の集票マシーンに

     安倍晋三元首相(67)を銃撃した山上徹也容疑者(41)。動機は家庭を破産させた宗教団体「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」への恨みで、団体トップを狙うのが困難だったので、この団体につながりがある安倍元首相を狙ったと供述しているという。

     旧統一教会の主な資金源である霊感商法については、金銭的搾取や家庭破壊などの被害をもたらすことが社会問題化。昨年も「全国霊感商法対策弁護士連絡会」が9月、国会議員らが集会参加や祝辞などでお墨付きを与えているとして安倍氏宛に公開抗議文を送付していた(郷原信郎弁護士のブログ「安倍元首相殺害事件は『一つの刑事事件』として真相を見極めるべき、https://news.yahoo.co.jp/byline/goharanobuo/20220710-00305016」より)。

     ネット上でも「統一教会系イベントで流れた安倍元首相のビデオメッセージ」と題する動画を見ることができる。山上容疑者が安倍氏を旧統一教会の広告塔のような存在と見なし、犯行に及んだと考えられる。

     旧統一教会がいまだに自民党選挙の実働部隊になっている側面もある。7月6日、旧統一教会の集会「神日本第1地区 責任者出発式」が開かれていたさいたま市文化センターの大ホールは異様な熱気に包まれていた。

     第一次安倍政権で首相秘書官を務めた井上義行候補(自民党全国比例)が、幹部から「井上先生はもうすでに信徒になりました」と紹介され、続いて「私は大好きになりました」「必ず勝たなければいけない。勝ちこそが善であり、負けは悪でございます」と訴えるごとに、参加者から大きな拍手と歓声が沸き起こった。

     続いて井上候補が挨拶。「総理秘書官になって非難をされました」「国会議員になって安保法制を通して前回は落選運動を起こされました」と振り返った後、オブラートに包んで話すことが苦手で「普通の政治家と違う」と強調。

     いまLGBT差別発言と批判されていることについて、次のように訴えたのだ。「(『同性婚反対』と言ったことで)今、トレンド入りしました。そして私が演説しようとすると『差別するな』というプラカードを持って(抗議が)始まりましたよ。まるで安倍元総理のようになってきましたよ(笑)。でも、またさらに大炎上になるかもしれないけれど、私は同性婚反対を、信念を持って言っていますから!」

     すると、再び会場内に大きな拍手と歓声が響き渡ったのだ。井上候補を取材したのは、街宣でLGBT差別発言を繰り返していたためだが、この日はSNS上に日程が発表されていなかったため、事務所に問い合わせて集会の時間と場所を確認。

     現地に駆け付けると、旧統一教会の責任者(幹部)集会が催されていた。国政選挙において宗教団体が自民党候補の強力な“支援部隊”になっていることを確認できたのだ。

     集会後、同性婚反対を貫くと宣言した井上候補を直撃。「差別ではないか」と聞いたが、「あなた方がねじ曲げている」と反論、具体的回答が返って来ることはなかった。

    「秘書やスタッフを出してくれる有力支持団体」という話は以前から聞いていたが、今でも熱狂的信者が少なくない旧統一教会が自民党の集票マシーンの一つあることは間違いない。

     自民党と旧統一教会の密接な関係が、今回の銃撃事件の背景にある。銃撃で亡くなられた安倍氏を悼む気持ちは否定しないが、旧統一教会との関係は国民は知るべきだし、今回の参院選で改選される井上候補(自民党全国比例)は集会で紹介されているように「信徒」になったのかどうか、議員は答える必要があるだろう。

    ■横田 一(ジャーナリスト) 東工大卒。奄美大島入植者Gを右翼が襲撃した事件を描いた「漂流者達の楽園」で1990年ノンフィクション朝日ジャーナル大賞受賞。2018年から動画配信「デモクラシータイムズ」で週一回「横田一の現場直撃」。主な著書に『安倍・小池政治の虚飾』『検証・小池都政』(緑風出版)『亡国の首相安倍晋三』(七つ森書館)など。

    山上容疑者はパンドラの箱を開けたとコメントしていたが、下記のサイトは事実なのだろうか?統一教会の事さえ、なかなか触れなかった日本メディアは下記の事に関しても触れないかもしれないが、何が事実なのかハッキリと記事にしてほしい。

    (前列左から文鮮明教祖、三笠宮崇仁親王殿下、崔元福女史(文教祖の妾)、後列右から三番目は常陸宮妃華子様?、四番目は高松宮妃喜久子様?、五番目は三笠宮妃百合子様?)


    文鮮明教祖と三笠宮崇仁親王殿下との記念写真 12/12/15(ちゃぬの裏韓国日記 カルト統一教会と世界支配層との関係をあばく (統一教会=世界平和統一家庭連合))

    【内部写真公開】旧統一教会 本誌の潜入取材に語っていた「あらためていきたい」教会の活動 07/12/22(SmartFLASH)

     7月8日に発生した、安倍晋三元首相の銃撃事件。逮捕された山上徹也容疑者の知人は、山上容疑者が以前「自分の家族が統一教会に関わっていて、霊感商法トラブルでバラバラになってしまった。統一教会がなければ、今も家族といたと思う」と語っていたと、本誌取材に証言している。

     これを受け、統一教会(現在は「世界平和統一家庭連合」)は7月11日午後、会見をおこなった。その中で、山上容疑者の母親が同教団の会員で、家庭が経済的に破綻していたことを把握していたと明らかにした。

     だが、会見場に入れたのは5大新聞にテレビ局だけで、雑誌やスポーツ紙の記者やカメラマンを“通せんぼ”するなど、排他的な姿勢を示した。

     本誌は10年前、教会広報の協力を得て、統一教会の内部を取材している。2012年9月3日に、統一教会を一からつくりあげた文鮮明教祖が死去。教祖の死を悼む内部の様子を報じた。

    「教会では、亡くなることを聖和といい、霊界に行く喜ばしいことと捉えています。だからお祝いするんです」(教会広報・以下同)

    とはいうものの、本部内では抱き合って泣き崩れる女性の姿もあった。

     高級住宅街として知られる東京・渋谷区松濤にある統一教会本部。取材時、2階の礼拝堂には、文氏の祭壇が飾られていた。朝から信者らが弔問に訪れ、椅子に座って、口々にお祈りを唱えている。

    「お経のようなものはなく、それぞれがお祈りを捧げています」(教会広報)

     30人ほどの信者のうち男性は白いネクタイ、女性は白い服装が多い。やがて全員で教会歌を歌い、献花して教祖追悼の儀式が終わった。

    「もちろん動揺はありますよ。宗教団体の教祖が亡くなったんですからね。我々にとって初めての体験ですから」

     統一教会といえば「カルト教団」といわれ、不安を煽って壺などを購入させる霊感商法をおこなっていたとして、世間から厳しい批判を浴びてきた。2009年には物品販売に関して刑事事件に発展し、逮捕者まで出した。信者獲得のため、洗脳やマインドコントロールまがいのセミナーをおこなったりしていたと、話題になったこともある。

    「2009年の逮捕事件では、責任を取って日本の会長が辞任しました。また、教会の活動を整理して、あらためていきたいということを、信者や社会に対してメッセージとして発したのも、この年のことです」

     以降、統一教会は開かれた教団を目指したというが、その内部はベールに包まれたまま。そんな中で2012年、本誌が初めて内部取材をしたのだった。

     もともと統一教会は1954年にソウルで設立され、1959年には日本統一教会ができた。

     当時の取材によれば、国内の信者数は公称60万人。初めて会った男女の信者同士数万人が一堂に結婚式を挙げる「合同結婚式」で、韓国に約7000人の日本人女性が嫁いでいったという。

    「韓国でおこなわれる文氏の追悼行事には、日本から約1万人の信者が行く予定」のため、文氏の死去後、韓国への航空チケットが取りにくい状態にまでなっていたという。

    「私たちはカルトといわれてきたけど、統一教会もいずれは伝統宗教になっていく。社会に根づいていく宗教だと信じたい」

     山上容疑者の供述によって、再び注目を集めている同教団。会見では、山上容疑者の母が、教会に多額の献金をして、経済的に破綻したという報道について「破綻するに至る原因が何だったのか、どんな家庭事情でそこに至ったかということは掌握しきれていません」と語っていた。「開かれた教団」として、さらなる説明が待たれる。

    橋下氏、府知事選での宗教団体行脚を告白「政治活動の一環」実情ポロリ 07/12/22(デイリースポーツ)

     元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が12日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」に出演し、選挙の時に宗教団体を回った経験があることを明かした。

     銃撃され亡くなった安倍晋三元首相の告別式が12日、東京・増上寺で行われた。増上寺から安倍氏のひつぎを乗せた車は自民党本部、国会議事堂などを回り、斎場に到着した。橋下氏はスタジオで、安倍氏や昭恵夫人を思い涙を見せていた。

     安倍氏を銃撃した山上徹也容疑者は、母親が宗教団体「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」信者で多額の献金を繰り返し、生活が破綻。団体に恨みがあり、関連団体のイベントにメッセージを送るなどしていた安倍氏をターゲットにしたとみられている。

     橋下氏は政治家と宗教団体の関係についてコメント。「2008年、大阪府知事に立候補した時に自民党から応援を受けていました。自民党の当時の大阪の国会議員から、宗教団体、いくつか回らされましたよ」と明かした。「政治活動の一環として支援者を獲得するために、こういう関係があることは間違いないんです」とまったくの無関係ではいられない実情を語った。

     一方で「世界平和統一家庭連合」については過去に霊感商法などが問題になったこともあるだけに「トラブルがあった団体でしょ」と指摘。「安倍さんはどこにどういうメッセージを出してとか、そんなことは分かりません。秘書がだいたいさばいてくれるんですよ。なんで、もうちょっと秘書の方がうまくさばけなかったのかなと思いますね」と安倍氏が相手をはっきりと自覚せずにメッセージを送っていた可能性を指摘した。

    もし日本政府や日本の政治家達が宗教団体に関する法律の改正に動かないのであれば、日本の政治家達や政党の多くは何らかの宗教団体と繋がっていると考えた方が良いだろう。

    【内部写真公開】旧統一教会 本誌の潜入取材に語っていた「あらためていきたい」教会の活動 07/12/22(SmartFLASH)

     7月8日に発生した、安倍晋三元首相の銃撃事件。逮捕された山上徹也容疑者の知人は、山上容疑者が以前「自分の家族が統一教会に関わっていて、霊感商法トラブルでバラバラになってしまった。統一教会がなければ、今も家族といたと思う」と語っていたと、本誌取材に証言している。

     これを受け、統一教会(現在は「世界平和統一家庭連合」)は7月11日午後、会見をおこなった。その中で、山上容疑者の母親が同教団の会員で、家庭が経済的に破綻していたことを把握していたと明らかにした。

     だが、会見場に入れたのは5大新聞にテレビ局だけで、雑誌やスポーツ紙の記者やカメラマンを“通せんぼ”するなど、排他的な姿勢を示した。

     本誌は10年前、教会広報の協力を得て、統一教会の内部を取材している。2012年9月3日に、統一教会を一からつくりあげた文鮮明教祖が死去。教祖の死を悼む内部の様子を報じた。

    「教会では、亡くなることを聖和といい、霊界に行く喜ばしいことと捉えています。だからお祝いするんです」(教会広報・以下同)

    とはいうものの、本部内では抱き合って泣き崩れる女性の姿もあった。

     高級住宅街として知られる東京・渋谷区松濤にある統一教会本部。取材時、2階の礼拝堂には、文氏の祭壇が飾られていた。朝から信者らが弔問に訪れ、椅子に座って、口々にお祈りを唱えている。

    「お経のようなものはなく、それぞれがお祈りを捧げています」(教会広報)

     30人ほどの信者のうち男性は白いネクタイ、女性は白い服装が多い。やがて全員で教会歌を歌い、献花して教祖追悼の儀式が終わった。

    「もちろん動揺はありますよ。宗教団体の教祖が亡くなったんですからね。我々にとって初めての体験ですから」

     統一教会といえば「カルト教団」といわれ、不安を煽って壺などを購入させる霊感商法をおこなっていたとして、世間から厳しい批判を浴びてきた。2009年には物品販売に関して刑事事件に発展し、逮捕者まで出した。信者獲得のため、洗脳やマインドコントロールまがいのセミナーをおこなったりしていたと、話題になったこともある。

    「2009年の逮捕事件では、責任を取って日本の会長が辞任しました。また、教会の活動を整理して、あらためていきたいということを、信者や社会に対してメッセージとして発したのも、この年のことです」

     以降、統一教会は開かれた教団を目指したというが、その内部はベールに包まれたまま。そんな中で2012年、本誌が初めて内部取材をしたのだった。

     もともと統一教会は1954年にソウルで設立され、1959年には日本統一教会ができた。

     当時の取材によれば、国内の信者数は公称60万人。初めて会った男女の信者同士数万人が一堂に結婚式を挙げる「合同結婚式」で、韓国に約7000人の日本人女性が嫁いでいったという。

    「韓国でおこなわれる文氏の追悼行事には、日本から約1万人の信者が行く予定」のため、文氏の死去後、韓国への航空チケットが取りにくい状態にまでなっていたという。

    「私たちはカルトといわれてきたけど、統一教会もいずれは伝統宗教になっていく。社会に根づいていく宗教だと信じたい」

     山上容疑者の供述によって、再び注目を集めている同教団。会見では、山上容疑者の母が、教会に多額の献金をして、経済的に破綻したという報道について「破綻するに至る原因が何だったのか、どんな家庭事情でそこに至ったかということは掌握しきれていません」と語っていた。「開かれた教団」として、さらなる説明が待たれる。

    Qアノンは統一教会と関連があったとは知らなかった。名前を変えたり、分派とか間際らしいが、世界平和統一家庭連合(2015年に統一教会から名称変更): the Universal Peace Federation (UPF)を含め、間違いないのはカルト(仏: secte、英: cult)は、元来は「儀礼・祭祀」の意味を表す、批判的なニュアンスを持たない宗教用語であったが、現在では反社会的な集団や組織を指す世俗的な異常めいたイメージがほぼ定着し、犯罪行為をするような反社会的な集団や組織を指して使用される(weblio)だと言う事。日本のメディアはどのようなスタンスを取っているのかわからない。
    このような組織と接点を持つリスクを認識していたのか知らないが、結果は既にニュースで伝えられている事だと思う。

    統一教会から分派「サンクチュアリ教会」指導者が来日 文鮮明7男は集会でアブナイ発言を連発 (1/5) (2/5) (3/4) (4/5) (5/5) 07/12/22(デイリー新潮)

     米国でトランプ前大統領を支持し武装化を唱える“銃の教会”と呼ばれる宗教団体をご存知だろうか。その指導者が、よりによって参院選の真っ只中に来日。ジャーナリストの藤倉善郎氏が、集会に潜入取材を敢行した。

    【写真を見る】倒れ込み“死体のように転がる”信者たち 「教祖」の絶大な影響力の表れか

     ***

     ジョー・バイデン氏が勝利した2020年の米国大統領選。当時、政府の中枢はディープステート(影の政府)に支配されていると言い出し、ドナルド・トランプ氏をそれと戦う英雄として支持する陰謀論集団「Qアノン」が、選挙は不正に操作されたと主張した。バイデン氏の当選が確定した21年1月6日、Qアノンは連邦議会を襲撃。警官1人を含む5人の死者を出した。下院特別委員会では現在、クーデター未遂とも言えるこの事件を調査する公聴会が開かれている。

     実を言うと、一連のQアノンの活動に、日本にも縁が深いある宗教団体が加わっていた。

     ペンシルベニア州に本部を置く「サンクチュアリ教会」だ。指導者は、日本で霊感商法などが長らく問題視されてきた統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の教祖・文鮮明(ムン・ソンミョン=2012年死去)氏の7男・文亨進(ムン・ヒョンジン=42)氏だ。トランプ氏を支持し、YouTubeなどでもQアノン陰謀論を発信。連邦議会襲撃のまさにその時、彼もまたQアノンに交じって議事堂前での抗議活動に参加していたのだ。

     サンクチュアリ教会は、米国では“銃の教会”とも呼ばれる。銃を聖書に登場する「鉄の杖」だと主張し、自動小銃の銃弾で作った王冠をかぶって礼拝。テネシー州に土地を購入して軍事訓練なども行う。大統領選の一般投票の前日、ニューヨークに拠点を置くネットメディア「Religion Unplugged」は、亨進氏がYouTubeライブで「将来の迫害に対してドナルド・トランプ大統領のために武装して死ぬ準備をしなければならない」との趣旨のスピーチを行ったと報じた。

     6月22日、この“Qアノン教団”の指導者が30年ぶりに来日したのだ。

    日本でもトランプ支援デモ

     そもそもサンクチュアリ教会は、2012年に統一教会の創立者・文鮮明氏が死去した後、その妻で現・統一教会総裁の韓鶴子(ハン・ハクジャ=79)氏と子供たちの間で跡目争いが勃発し、3男派や7男派が分派。7男の亨進氏が設立したのがサンクチュアリ教会である。

     その日本組織は一般社団法人「日本サンクチュアリ協会」(本部・東京都文京区)で、全国に約60の支部教会を持つ。同協会のウェブサイトによると、2015年に統一教会から離れた時点でのメンバーは40人と、かなりの小集団だった。

     亨進氏がトランプ支持を打ち出した2017年以降、日本でも信者がトランプ氏を支持するデモや街宣を展開した。大統領選の一般投票でトランプ氏の敗北が濃厚となった2020年11月頃には激しく活動し、同月下旬には日比谷公園前から銀座を抜けるルートで、1000人近い参加者を集めるトランプ支援デモを行った。

     当時、デイリー新潮でも「博多でトランプを支援する『Jアノン』 デモ密着で見えた正体」(21年01月19日配信)で、このデモを取材したルポライターの安田峰俊氏によるリポートを配信した。

     彼らはトランプ氏の敗北が確定した後は、自民党総裁選で高市早苗氏を支持する街宣を行い、さらに反北京冬季五輪の集会とデモも行った。このデモに、自民党の国会議員4人が激励メッセージを寄せたことは、デイリー新潮「北京五輪をボイコットせよ! 『Jアノン』が1年ぶりに大集結を実況中継」(21年12月14日配信)でも報じた。今年6月の参院選公示直前には、参院選で幸福実現党と参政党を応援する旨ののぼりを掲げたサンクチュアリ教会の街宣車が目撃されている。

     統一教会から分派した直後に比べ、最近は組織を拡大しているようだ。亨進氏の日本縦断ツアーの第一声となった「文亨進二代王帰還歓迎勝利報告大会 日本大会」の「東京大会」(6月25日)には400人近い信者たちが集まった。

    陰謀論のネタ元は聖書? 

     信者の多くは中高年で、女性が6割ほど。若者や小さな子供の姿もあった。

     一部は王冠をかぶり、中には銃弾を束ねて王冠にしている信者もいる。プラスチック製のレプリカのように見える。

     25日の東京大会は、日本サンクチュアリ協会の江利川安栄会長(78)による亨進氏の歩みの紹介、統一教会本家との訴訟の勝訴報告、銃製造会社を経営し亨進氏を支援する国進氏(文鮮明の4男=51)の挨拶と進んでいく。江利川会長は、文鮮明の死後に息子たちを排除し独自色を強めた統一教会の韓鶴子氏を「“サタン”と通じ堕落した」と非難。さらに、こう続けた。

    「(キリスト教の聖書の)黙示録6章にありますが、赤い馬が暴れまわる中国・北朝鮮、白い馬が暴れまわるグローバリスト、黒い馬が暴れまわるディープステート、そして緑の馬が暴れまわるイスラム圏。そしてコロナ。これは中国の生物兵器です」

    「ヨハネの黙示録」には4頭の馬をきっかけとする厄災の描写はあるが、もちろん「ディープステート」云々の記述はない。しかしこのQアノン的な世界観は、彼らにとって聖書に記された教義なのだ。

    銃弾王冠でノーマスクを説く

     それから約3時間後、ようやく現れた亨進氏は、銃こそ持っていないが、妻・李妍雅(リー・ヨナ)氏とともに、いつもの金ピカ銃弾王冠を頭に載せている。まさか本物の銃弾ではないと思うが……。

     亨進氏も、自身の母である韓鶴子氏を「堕落した」と非難し、世界のコロナ対策を批判し始めた。

    「生物兵器(新型コロナ)にかかっても、99・7%の人は免疫力で勝つことができる。それが科学だ。なのにマスクを着けろと言う。マスクを着けた者たちは政府の奴隷になる。日本でも3年の間、市民にトラウマ与えて強制的にマスク、マスク、マスク! マスクは非科学的な詐欺だ。詐欺野郎!」

     亨進氏はマスクを着けていない。会場の信者たちも、ほぼ全員がノーマスクである。講演の前後には賛美歌等の斉唱や宣誓文の唱和も行われていた。

    ワクチンは中産階級を殺す作戦? 

     続いてワクチンについてこう述べた。

    「共産主義者たちがTwitter(でのワクチン批判)を禁止し、ファイザー社はワクチンを売って800兆ウォンも儲けた。ロビー活動で政治家にカネを撒いた。ワクチン接種を3回受けたら90%以上、自分の免疫システムが壊れていく。若い者たちも突然、心臓麻痺で死んでいるという」

     ワクチンを否定する陰謀論では、しばしば、ワクチンの目的はディープステートなど影の権力者による人間管理と人口削減と説明される。日本国内でワクチン接種会場に押し入って8人が逮捕された「神真都(やまと)Q」も同様だ。

    「世界経済も壊されていき、日本もガソリン代、食糧費が上がり、世界供給ラインが壊されている。それは中産階級を殺す作戦だ。これが共産主義だ。政治サタン主義。全てのものは監視、検閲され、全て政府の許可のもとで行われる」

    つまみ出される統一教会信者たち

     亨進氏が再び韓鶴子氏批判を始めた場面で、会場に異変が起きた。

    「魔女のような詐欺女! 韓鶴子バビロン。アボニム(父・文鮮明のこと)の敵たち!」

     フロアから声が上がる。

    「お母様(韓鶴子氏)を悪く言うな!」

     声の主は4、5人ほどの統一教会の信者と思しき人たちだ。「暴力はやめろ!」などと叫びながら、会場の外へとつまみ出された。サンクチュアリ教会信者たちは満場の拍手で見送った。

     2時間半に及ぶ長い講演が終わると、亨進氏がステージを降り、信者1人1人のところへ周りながら、何やら唱えて顔に手を当てる祈祷を始めた。サンクチュアリ教会で「聖霊の役事(やくじ)」と呼ばれる儀式だ。

     最後に亨進氏が、信者の顔を軽く押す。信者は後ろに倒れ、待ち構えていたスタッフに支えられ床に倒れ込む。布をかけられ、死体のようにしばらく転がっている。一部のキリスト教会(福音派など)で見られる儀式とよく似ている。

     私の眼の前で、転がったまま大声で泣きじゃくる女性がいた。2歳か3歳くらいの小さい子供が、つられて大泣きを始めた。

     全てが終了したのは午後9時近く。開会から7時間もの長丁場だった。

    無線機を使って伝道しろ? 

     亨進氏は、日本の信者の武装化までは主張しなかった。とはいえ、7月2日に大阪で行われた関西大会では、「平和軍警察」を組織するため、無線機やナイトスコープ(暗視装置)の購入と訓練を呼びかけた。

    「(日本では)銃が持てないから軍の訓練ができない。それは言い訳だ。隣人と無線機パーティーをやって味噌ラーメンを食べましょう。無線機をあげて互いに気遣い合う。そうやって伝道していく。これが平和軍警察だ」

     こうすれば日本の法令に触れない方法で、世界戦争や内戦が起こった際に隣人を守ることができるというのだ。Qアノン的な「戦いの準備」を呼びかけたのである。

     本稿執筆時点で亨進氏は、東京、福岡、大阪での講演を終え、名古屋、札幌での講演を残している。最終日は7月13日、再び東京に戻り、定員1200人の会場で講演会が行われる予定だという。

    藤倉善郎(ふじくら・よしろう)
    ジャーナリスト。1974年生まれ。宗教団体以外も含めた「カルト」の問題を取材。2009年にはカルト問題専門のニュースサイト「やや日刊カルト新聞」を創刊し、カルト被害、カルト2世問題、カルトと政治の関係、ニセ科学やニセ医療、自己啓発セミナーの問題などの取材を続けている。著書に『「カルト宗教」取材したらこうだった』(宝島SUGOI文庫)。

    デイリー新潮編集部

    新潮社

    「KUOWは、ニューストーク情報形式を放送するラジオ局です。米国ワシントン州タムウォーターに認可されたこのステーションは現在、ワシントン大学が所有し、KUOWピュージェットサウンドパブリックラジオが運営しています。」と書かれているので、信用できると思います。まあ、最終的な判断はここでお願いします。

    This former cult member is helping 'deprogram' QAnon believers 03/18/22(FRANCE24)

    A demonstrator holds a "Q Anon" sign as he walks at a protest opposing Washington state's stay-home order to slow the coronavirus outbreak Sunday, April 19, 2020, in Olympia, Wash. Washington Gov. Jay Inslee has blasted President Donald Trump's calls to "liberate" parts of the country from stay-at-home and other orders that are designed to combat the spread of the coronavirus. Inslee says that Trump is fomenting a potentially deadly "insubordination" among his followers before the pandemic is contained.

    BY Katie Campbell Katie Campbell
    Angelaking Angela King

    When Diane Benscoter was 17, she met "the Messiah."

    His name was Sun Myung Moon, the leader of a religious cult called the Unification Church. Benscoter joined "the Moonies," as Moon's followers came to be known, and spent the next five years of her life believing she'd found her purpose — even if she had to give her life for it.

    "It was the most invigorating feeling that I had ever experienced ... I suddenly knew what my life was about," Benscoter said. "And honestly, I don't know if I'll ever feel that much security, that much excitement again in my whole life."

    That feeling may be impossible to replicate, but her time with the Unification Church did give Benscoter something to fight for: People who are being manipulated today like she once was.

    For the "Moonies," it was all about Sun Myung Moon; for thousands of people today, it's "QAnon."

    QAnon was borne out of the far-right political movement, when an anonymous person, or persons, identified only as "Q" began posting elaborate conspiracy theories. Q claims to have inside knowledge of government secrets and has spread a range of lies, not unlike Moon; just as Moon claimed to be "the Messiah," Q has painted former President Donald Trump as a savior figure.

    Benscoter's organization, Antidote, will soon offer workshops — consisting of eight, 90-minute sessions — to help participants learn how to break people away from QAnon. Antidote is scaling the individualized deprogramming techniques that saved Benscoter and others from cults in the past.

    Like Moon, the disinformation spread by Q plays off people's fears and takes advantage of human vulnerability, Benscoter said.

    And as the movement has grown, U.S. authorities increasingly see QAnon as a domestic terror threat, one that reaches across the globe, thanks to the internet.

    Antidote's workshops will launch this spring; in the meantime, anyone in need of help can reach out to Antidote online.

    Is QAnon a cult?

    QAnon has been referred to as a cult, a political movement, and a worldview, among other things. Giving it a concrete definition is as difficult as mapping the range of ideas contained within it.

    Catherine Wessinger is a professor of the history of religions at Loyola University New Orleans. In an article for the independent Religion Dispatches, Wessinger argues that describing QAnon as a cult is inaccurate and ineffective at helping people see the truth.

    In contemporary society, the word 'cult' comes with a ready-made explanation that is illogically and pejoratively applied to groups and movements with differing characteristics. People are using the term 'cult' to stigmatize groups and movements that they simply do not like. CATHERINE WESSINGER, RELIGION DISPATCHES

    Benscoter agrees that QAnon is not what we think of as a "traditional cult."

    But she argues that at QAnon's core, it functions the same way as a cult.

    Diane Benscoter (right), age 19, at a fundraiser for the Unification Church, a religious cult led by Sun Myung Moon. Benscoter left the cult at 21. CREDIT: COURTESY OF DIANE BENSCOTER



    "On a psychological level, what's happening with so many people today is that they're experiencing the same all-or-nothing commitment, and the enemy is anyone who believes different than them," she said.

    QAnon followers, like the Moonies, are being psychologically manipulated, Benscoter said. Their preconceived notions about shadowy forces, like "Big Government" and "Big Pharma," are validated. And they believe that they're the ones who know "the truth."

    Benscoter explained the mindset that led her, and now QAnon followers, to believe they have been "chosen."

    "They're the ones that understand what's important in life. They're the ones that are fighting the good fight."

    Diane Benscoter, sitting with her head bowed beneath a "GOD BLESS AMERICA" sign, prays for then-President Richard Nixon not to be impeached. Benscoter was a member of the Unification Church, a religious, at the time. CREDIT: COURTESY OF DIANE BENSCOTER



    What's the point of spreading disinformation? Cults like the Unification Church become defined by their leaders. They maintain their power by defining a "right" and "wrong" side of society.

    Benscoter said QAnon beliefs function similarly; they thrive and become dangerous through extreme polarization.

    "If you're an authoritarian leader, and you want to take over the country, for instance, you can work in a bunch of different areas to create an us-versus-them mentality for a large population," she said. "People will be willing to fight and give their lives, take up weapons if necessary, for the side that you've created."

    Consider the U.S. Capitol insurrection on Jan. 6, 2021.

    That attack, which featured people and messages associated with QAnon, was predicated, in part, on what is known as "the Big Lie." Believers in the conspiracy claimed that President Joe Biden stole the 2020 election from former President Trump; there is no evidence supporting this allegation, and in fact, it has been widely disproven, including by Republican election officials.

    Who is vulnerable to these ideas? Last year, NPR's Audie Cornish told the story of a Reddit group called Q Casualties, where the family members of Q followers shared their experiences as loved ones faded out of their lives. They described a process by which their loved ones were led, click by click, down a rabbit hole of conspiracy theories.

    Benscoter said she sees this play out in her inbox, which she described as an ideological "war zone."

    "Some people have elderly parents and they're worried they will pass away before they're able to fix the relationship," she said. "It's just heart-wrenching."

    The world of QAnon has been embraced by people who have some level of discontentment or distrust. Benscoter said she notices three dominating themes:

    An anti-Big Pharma or anti-vaccine perspective An anti-Big Government perspective Racism or white supremacist opinions "All of these groups are doing this because they need something in life," Benscoter said. "They've been looking for something, hoping for something more meaningful in their life, and it's fed to them on a silver platter...it makes so much sense to them."

    Diane Benscoter talks about how she joined the Unification Church at 17, how she escaped and how others can leave extremists movements, too. Her talk was featured during TED U 2009. CREDIT: COURTESY OF DIANE BENSCOTER



    The good news is there's hope for people who are being manipulated, Benscoter said.

    Rather than berating a loved one who references QAnon, she said people have to focus on rebuilding their relationships and bridging the ideological divide respectfully.

    "It's so important not to make that divide wider by telling people they're crazy or by shoving a pile of information at them," she said. "Remember, this has become their identity...when you're questioning their belief system, when you're questioning where they get their facts, you're really questioning who they are as a person, and they will deflect that."

    They're clinging to something like QAnon because it gives them comfort. To get away from it, they'll need a meaningful relationship to take its place, Benscoter said.

    As hard as it may be, Benscoter said it's important to "remind them that you respect the fact that they're so committed to something they believe in, that they believe will make the world better."

    Benscoter was deprogrammed by another ex-Moonie who helped her see she'd been taken advantage of.

    "It was such a devastating moment to realize that that much of my life had been taken away from me, and that this whole thing that I committed my life to, and was willing to die for, it was all a lie," she said.

    But she said she escaped the cult because someone who loved her, her mother, was willing to help her through it. Her personal experience has led her to help heal others.

    "Help them remember that you love them and you miss them and you want a meaningful relationship with them," she said. "[Your] relationship is going to be the biggest asset in trying to build that bridge."

    「統一教会」はいつの間にか「家庭連合」に? 悲願の改称実現で行われた“1万人の狂宴集会” (1/2) (2/2) 07/13/22 (デイリー新潮)

     安倍晋三元首相(享年67)が銃撃された事件に関して、世界平和統一家庭連合(旧・世界基督教統一神霊協会=統一教会)の会長が都内で会見を開いた。「家庭連合」という聞き慣れない団体名に、「なぜ統一教会は名前を変えたのか?」と疑問を持った人も多いのではないだろうか。

    幕張メッセで1万人イベント  今月8日、奈良県・近鉄大和西大寺駅付近で演説中の安倍元首相を銃撃し、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された山上徹也容疑者(41)。犯行の動機とされている「宗教団体への恨み」に関する報道が続く中、奈良市内の家庭連合の施設で、山上容疑者によるものとみられる数カ所の弾痕が見つかったことが新たに分かった。

     さらに11日には、家庭連合の日本教会会長の田中富広氏が会見し、山上容疑者の母親が教会員であったことを認めた。これによって、一部メディアでは既に報道されていた「統一教会」の名が“解禁”された形になったわけだが、今回の事件で教団名の改称が周知されることにもなった。

     教団名を変更したのは2015年のことだった。信者ら1万人が集結した記念式典の模様を、「週刊新潮」(2015年10月22日号)の記事から紹介する。

    〈合同結婚式や霊感商法で馳せた「統一教会」の名を、このたび「世界平和統一家庭連合」に。12日には、千葉県・幕張メッセに約1万人の信者が集い「出帆記念大会」なるお祝いである。〉

     この時も、教団と政治家との関係がうかがえる場面があった。

    〈合唱あり、ミュージカルありのステージの模様は、全世界の教会に同時配信された。60通以上あったという国会議員からの電報のうち、読み上げられてしまったのは、鳩山邦夫、亀井静香両センセイの便りだった。〉

    文化庁から認証

     統一教会といえば、特に一定世代以上には、合同結婚式や霊魂商法といった社会問題のイメージが強い。名称変更は、それを刷新する意図との声もある。

     当時の記事によると、統一教会側は、

    〈「生前から文先生(註:教祖の文鮮明)がおっしゃった“家庭の救いを通した、神様を中心とする運動に転換する”方針に基づく名称です。世界の教会では既に変更済みでしたが、日本でも文化庁から認証されたのです」〉

     と理由を説明する。

     いずれにせよ、統一教会にとって名称変更は、盛大な式典を催すほどの悲願だったわけだ。実際、少なくとも15年前から働きかけを続けてきたことを、元文部科学省事務次官の前川喜平氏(67)がTwitterで明かしている。

    〈1997年に僕が文化庁宗務課長だったとき、統一教会が名称変更を求めて来た。実体が変わらないのに、名称を変えることはできない、と言って断った。〉(2020年12月1日)

    UPFも統一教会に繋がる

     先日の会見で田中会長は、UPF(天宙平和連合)の行事に安倍元総理がメッセージを送ったことを明かした上で、次のように述べた。

    「なぜ犯人が安倍元首相と当法人とが繋がっていると見たかということですが、おそらくこれは憶測ですが、当法人と友好団体(UPF)の区別がついていなかったのではないか」

     UPFとは、統一教会の教祖である文鮮明・韓鶴子総裁夫妻によって2005年9月に米ニューヨークで創設された国際NGO団体で、日本を含め150カ国に支部があるという。公式ホームページには、〈国連改革や持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献しながら、世界平和実現のための活動を推進〉するとも書かれており、一見して宗教団体との関連は分からない。

    統一教会に繋がる15団体

     愛媛大学学生支援センターのホームページには、〈看板に偽りあり! 無数の名前と顔 その実体は統一教会〉として、宗教勧誘への警戒を呼び掛けるサイトがある。

     その中で、統一教会に繋がる17団体として、世界平和女性連合、NPO地球の緑を守る会、CARP(原理研究会)、世界日報、国際救援友好協会(IRFF)、世一観光、ユニバーサルバレエ団などとともに、UPF(天宙平和連合)の名を挙げている。

     さらに、〈統一教会という名前は伏せて教義を教え込み、気づかない内にマインドコントロールしている〉とその勧誘手法に警戒を呼び掛けている。名前を変えたり別の団体を装うことで警戒心を削ぐことが、統一教会の常套手段のようだ。

    デイリー新潮編集部

    新潮社

    何が良いのか、悪いのか、何が正しくて、何が悪いのかを判断できないかもしれないが、結果として、殺害される可能性があって、そうなったと言う事だろうと思う。
    かなり譲歩して「清濁を併せて吞む」だったとしても、本人が今回のシナリオまで受け入れていたのかは本人にしかわからない。
    世界平和統一家庭連合(2015年に統一教会から名称変更): the Universal Peace Federation (UPF)の影響で苦しんでいる人達はたくさんいるようなので、逆恨みを想像は出来たと思う。

    カードで借金してでも献金しなさい…元信者の証言「旧統一教会の本性」と「安倍一族との近すぎる関係」 (1/3) (2/3) (3/3) 07/12/22 (プレジデントオンライン)

    多田 文明

    旧統一教会「中の人」が語る、献金献金献金の日々 安倍晋三元首相(享年67)が凶弾に倒れました。手製の銃で襲撃した山上徹也容疑者(41)は「母親が宗教団体にのめり込んで破産して、家庭が崩壊した」「安倍氏はその宗教団体のつながりがあり、恨みをもっていた」と供述していると報じられています。

    強い殺意を抱いた理由が、この「宗教団体」にあるとすれば、二度とこうした痛ましい事件が起こらないために、ぜひともお伝えしておきたいことがあります。

    7月11日午後、「世界平和統一家庭連合」(旧「統一教会」)が都内ホテルで会見を開き、山上容疑者の母親が「統一教会」の信者であったことを明らかにしました。

    母親は1990年代に信者として所属していました。実は、筆者(57歳)も、1987年から約10年間「中の人」でしたので、活動時期が一部かぶります(面識はない)。

    筆者は大学4年生の頃に、友人を通じて統一教会であることを告げられないままに、自己啓発セミナーに誘われました。それをきっかけに、就職などの先行きの不安を煽られるような形でしだいに思想を植え付けられ、入信することになりました。

    「宗教団体である」という正体を隠した手法で誘われて、この自己啓発のサークルが、実は「統一教会」と知らされた時には、もはや入信せざるを得ない状況でした。だまし討ちに遭ったような形で、信者として長きにわたり、心と体をからめ捕られた時期があるのです。

    この団体は、韓国人である文鮮明氏を教組として創設されました。1980年代には霊感商法事件などが全国で起きて、大きな社会問題にもなりました。また1992年8月25日に、韓国で行われた教組によって伴侶を決めて行われる合同結婚式には、歌手の桜田淳子氏も参加するなど、世の中を大いに騒がせました。

    そうした騒動から、時間が流れた今、なぜ凶悪な事件が起こってしまったのでしょうか。

    その背景について、筆者が一時期「中の人」だったこと、また、ジャーナリストとしてこれまで詐欺行為をするような危険な思想組織に多数潜入してきて、その状況を見聞きしてきた体験も踏まえてお伝えしたいと思います。

    岸信介・安倍晋太郎&晋三は統一教会の広告塔なのか 90年代、教団の主催する集会やイベントには、多くの政治家が顔を出して、挨拶や演説をしていました。なかには、教組や組織の幹部らと堅い握手をかわす者もいました。20代だった筆者は、「政治家は次の選挙に向けての支持獲得のため、宗教団体を訪れるのだろう」と思っていました。

    その頃、集会やイベントなどでしばしば、安倍晋三氏の父親である安倍晋太郎氏の名前を聞きました。「統一教会の信者が、彼、および彼に近い議員の下に秘書として、多く入り込んでいる」。そんな話を末端の信者たちは何度も聞かされました。当時の教団内の話では、晋三氏の祖父である岸信介元首相とのつながりが深いとのことで、筆者も当時、「安倍一族はそんなに統一教会とつながりが深い人物なのか」とその関係性を不思議に感じていました。

    統一教会は信者らは名前を変えたさまざまな団体をつくっていますが、そのひとつに「勝共連合」があります。文字通り、共産主義に対抗するための政治団体ですが、この組織を通じて、安倍氏を含めて多くの政治家とつながりをもっているということでした。

    信者時代に聞いて印象深かったことのひとつに、1987年の中曽根康弘氏の首相退陣の際の教団上層部からの発言があります。中曽根氏が後継として竹下登氏を指名したことについて、こう言いました。

    「中曽根氏は神の摂理に失敗した。統一教会との結びつきの強い晋太郎を総理大臣に指名すべきだった。久保木修己(統一教会初代会長)を政治に参加させる道が絶たれた」

    その後、父、晋太郎氏が67歳で亡くなった時には、教組や幹部らは非常に残念がっていたという話も伝え聞いています。

    山上容疑者の母親も、教団に多額の献金をして20年前(2002年)に破産したということですから、1990年代の信者とすれば、おそらく筆者と同じ話を聞いたと思われます。そして、統一教会が政治の世界を動かして、文鮮明氏を中心とした神の国を実現しようとしている。そうした熱い思いを抱いたことでしょう。

     その後、その子供である安部晋三氏は総理大臣を2度も経験しました。昨日(7月11日)の記者会見でも、「安倍氏が統一教会の友好団体のイベントにメッセージを寄せていた」ことを教団側は認めています。権力の座についた安倍氏からの言葉は、祝電であれ、メッセージビデオであれ、教団にとって信者を鼓舞するためのとてもよいプロパガンダになったはずです。

    そもそも教団内では、上の言葉を絶対に信じなければならないもので、それに下の者が異を唱えることは許されません。よって、組織の上の人物から「安部晋三氏は統一教会と深いつながりがある」「熱烈な教団の支援者である」と言われれば、信者らはそれを疑うことなく信じて、さらに下の人たちに伝えることになります。

    教団が政治家とのつながりを積極的に持とうとするのは、彼らの権威を利用すれば、勧誘と献金を増やせるからです。言ってみれば、政治家は広告塔なのです。

    信者勧誘の際は「現在の貯蓄は?」と聞くのがセオリー 今回、容疑者の母親は多額の献金をしたと報じられています。筆者自身は学生上がりで貯金もたいしてありませんでした。その分、睡眠を3~4時間に削って、教団に多額の献金をしてくれる人を勧誘(伝道)するのに必死でした。完全にマインドコントロールされていたのです。

    勧誘手法のひとつに、街頭で声をかけて、勧誘場所に連れ込んだ人にアンケート用紙を書かせるという手口があるのですが、その項目に「現在の貯蓄は?」があります。勧誘現場の人たちはこの項目を注視していましたので、勧誘を通じて、献金につなげようとしています。

    統一教会に限らず宗教団体は信者の勧誘時に「うちは、○○さんという政治家の支援を受けている」などとしばしば口にします。つまり、政治家の権威を利用して、自らの思想を信じさせようとしてくるわけです。

    真偽不明な話なので、筆者は鵜呑みにしませんが、それを聞いて信じてしまう人はいるのではないでしょうか。

    山上容疑者がにわか信者としてわずかでも教団の施設に通っていれば、先のような話を聞いているでしょうし、もし信者ではなかったとしても、母親からの勧誘のなかで、安倍一族に関する話はあったに違いありません。

    他者を排除するような思想団体に入信してしまうと、家族に大きな迷惑をかけることになります。筆者も長きにわたって家族に精神的、金銭的負担をかけてきました。脱会についても、家族、親族の献身的な助けを受けました。脱会できたのは、これまで教団から教えられてきた「幸福になるための神の教え」が、どれほど家族らを苦しめてきたのかに気づいたからです。

    今回の会見で、会長は「個人の救い」だけではなく「家庭の救い」を目指すなかで、名称を「統一教会」から「世界平和統一家庭連合」に変えた、と語りました。

    しかし、それを聞きながら思うのは、「家庭の救い」とは正反対の状況です。

    容疑者によれば、母親は教えを信じて多額の献金をした結果、破産してしまいました。それにより、母と息子との関係にもひびが入り、家庭は崩壊しました。

    筆者自身が脱会を決意できたのも、多額の献金のため借金に苦しむ仲間の信者らの姿をみて、教団側の言葉の矛盾に気づいたからです。幸い筆者は大きな借金をせずに教団を脱会できましたが、今回のように、金銭を奪われたことで恨みが深くなり、その反動から、過激な行動に出てしまう人もいるかもしれません。

    実のところ、元信者やその家族らの教団への恨みから暴力事件などが起こる可能性を筆者は以前から懸念していました。こうした事態を繰り返すことは絶対に避けなければなりません。そこで、あえて過去のつらい経験をお伝えすることにしました。

    教団内にいれば、毎日のように「神の国実現」のための献金が叫ばれます。思想を信じる人ほど、その教団の願いに応えようと必死になります。「カードでお金を借りてでも、献金しなさい」と言われれば、そうせざるをえない状況です。その結果、当時、返済に困り、破産したり、金銭的に困窮したりする信者がたくさんいました。

    こうした「過去の出来事」は、今回の悲劇と無関係とは思えません。かつて統一教会は霊感商法に際して「信者が勝手にやったこと」とうそぶくことがありました。しかし、教団の教えをもとに信者がこれらの活動を行っていたことは周知の事実であり、こうした信者の行動に対して一定の責任があるはずです。

    もちろん事件の責任は、安倍氏を殺害した山上容疑者にありますが、統一教会の教えが発端になり、山上容疑者の家族関係が破綻に追い込まれたのだとすれば、今回の事件について道義的な責任はあるのではないでしょうか。

    それに当時、家や土地を担保にして、無理な借金を重ねさせて献金させるケースは、他にも数多くあったと考えています。こうした献金手法に問題はなかったのかなど、今回のような悲劇を繰り返さないためにも、よりいっそうの厳しい目を向けての議論が必要だろうと思います。

    銃撃男の母と“統一教会” 教団が会見「破綻されたことは知っている」――「合同結婚式」「霊感商法」社会問題化…被害救済の弁護士「今も深刻」(1/3) (2/3) (3/3) 07/12/22 (プレジデントオンライン)

    安倍元首相を銃撃した山上徹也容疑者の母親が信者という“統一教会”が11日、会見を開きました。母親が正会員で行事に参加していることを認めた一方、高額献金については明らかにしませんでした。これまでも霊感商法などが社会問題化してきた教団の姿とは?

    【映像】安倍元首相“銃撃”見えてきた男の計画性と隣人が感じていた異変…殺傷力を高めた“手製銃”自宅からも次々と

    ■教団「高額献金の方々、かつても」

    宗教団体「世界平和統一家庭連合」、いわゆる“統一教会”の田中富広会長らが11日、会見を開きました。

    田中会長は、「山上徹也容疑者は当法人の信者ではございません」「容疑者の母親は当法人の教会員であり、これまでも1か月に1回程度の頻度で、教会の行事に参加してまいりました」「会員区分は私たちの教会の正会員になっております」と明かしました。

    山上容疑者については「母親が(教団と)関わり始めたのが1990年代後半になります。そうすると徹也容疑者は10代後半ということになります。そのころに一緒に学びに来て、学んでいた可能性がないとは言えません」と説明しました。

    山上容疑者が「家庭生活がめちゃくちゃになった」と供述で主張している、母親による多額の寄付。田中会長は「献金問題に関しましては、現在警察が捜査中であると思われますので、この場での言及は避けさせていただきます」とのみ答えました。

    ――一般論として、信者に対して多額の寄付を強いることは?

    「ご本人の意思で献金されていきますが、献金の額それぞれは、ご本人の信条に基づいて献金されています」

    ――1人で何千万の高額の献金ということも?

    「高額で献金されてきた方々はかつてもいらっしゃいます」「私たちも感謝して、その志を受け止めております」

    ■母親の破産は…会長「知っている」

    1990年代後半に信者となり、2002年に破産していたという山上容疑者の母親。その後、教団からしばらく離れていたものの、2~3年前から親交を深めた教団関係者と連絡を取るようになりました。そして半年ほど前から、月に1度の行事に来ているといいます。

    ――行事に参加すると献金は求められる?

    「多くの行事企画で献金要請されることはありません。したがって、この(山上容疑者の)お母さんが、もし警察の調査で『明確に高額献金だった』となった場合も、おそらく1990年代後半あたりの献金ではないかと」

    「ただ、(山上容疑者の母親が)破綻されていたことは知っています。その後、このご家庭に高額献金を要求したかどうかという事実は、記録上一切残っておりません」

    ――より救いを求めるのであれば献金をより一層しろ、のような指導や教えは?

    「献金に関して、どれくらいやったらどれくらい救われる、こういう教えはありません」「破綻している家庭に対してさらに献金を追いやるというような指導はありませんので、私はないと信じております」

    ■裁判も…教団で「社会問題」相次ぐ

    いわゆる“統一教会”は、「世界基督教統一神霊協会」として1954年、教祖の文鮮明(ムン・ソンミョン)氏が創立しました。その後日本でも活動を始めた、キリスト教系の新宗教団体とされます。

    しかし、教団をめぐっては悩みにつけこみ、不当に高額な壺や印鑑などを買わせる「霊感商法」との関連が取りざたされたほか、教団の決めた相手と結婚する「合同結婚式」や、教団名を隠した「信者勧誘」などが1980年代以降、社会問題化しました。

    脱会した信者が教団を訴えた各地の裁判でも、霊感商法や勧誘の違法性を認める判断が示されています。教団のホームページによると、全国に284の教会があります。

    ■教団は「変わった」…弁護士は否定

    11日の会見で田中会長は「末端に至るまで、コンプライアンスの徹底を進めてまいりました」「大きく献金に対する姿勢も含め、変わってきた」と強調しました。

    長年、被害者の救済にあたってきた「全国霊感商法対策弁護士連絡会」代表世話人の山口広弁護士に聞きました。山上容疑者の母親が入信した1990年代の教団について、「当時は(教祖の)文鮮明からの毎月何億円という指示が繰り返し来るわけですよ」と言います。

    「そうすると“統一教会”としては物品を売っている、あるいは献金を集めるだけでは間に合わなくなるので、信者が持っている不動産を担保に、金融機関からお金を借りさせるわけですよ。今も強烈に覚えていますが、20億(円)くらい取られた人がいました」

    中には、自己破産する信者も少なくなかったといいます。

    一度教団を離れてから数年後に戻るケースも多くあったといい、「やはり心の底の中では何か嫌なこと、不幸なことが起こると、離れたせいじゃないかと。罰が当たったんじゃないかという感覚を持つんですよ。それで結局(教団に)戻ってしまう」と山口弁護士。

    田中会長が会見で強調した「今は変わった」という主張について、山口弁護士は「今も続いていますよ、今も続いています。私どもとしては深刻な被害の相談を、今も受けています」と明かしました。

    ■安倍元首相、友好団体へメッセージ

    教団と安倍元首相との関係はどうでしょうか。

    去年9月、教団と創始者が同じ友好団体が主催する行事に、安倍元首相はビデオメッセージを寄せていました。

    「およそ150か国の国家首脳、国会議員、宗教指導者が集う希望前進大会で世界平和をともにけん引してきた盟友のトランプ大統領とともに演説する機会をいただいたことを光栄に思います」と、教団の指導者が進める世界平和運動に賛意を示していました。

    一方、教団の田中会長は「世界平和統一家庭連合の会員として安倍元首相が登録されたこともありませんし、また顧問にもなったことはございません」と説明しました。

    「なぜ犯人(容疑者)が安倍元首相と当法人と(が)つながっていると見たかということですが、おそらく、これは臆測でありますが、当法人と友好団体の区別がついていなかったのではないかと思います」との見解を示しました。

    今回の事件について、友好団体は日本テレビの取材に対し「2006年5月に行った行事に祝電を送ってくれたのがきっかけと聞いている。選挙活動への協力を行ったことはありません」とコメントしています。

    ■恨みは…教団会長「直接示されず」

    警察の調べに、山上容疑者は「教団に恨みを持っていた」などと供述しています。

    田中会長は会見で「(容疑者)本人から、(教団の)今いるメンバーで直接恨みを示された方はいません」と話しました。

    その上で「容疑者の動機が解明され、動機の根源に(恨みが)あるんだとなった場合は、私たち教団においても、とても重く受け止めていかなければいけない事実だと考えております」「(警察から)要請があれば全面協力していきたい」と述べました。

    (7月11日『news zero』より)

    選挙のためなのか良く知らないが、世界平和統一家庭連合(2015年に統一教会から名称変更): the Universal Peace Federation (UPF)と接点を持つのは軽率だったとは思う。

    フジ「イット!」が2020年取材「旧統一教会」合同結婚式放送 安倍氏銃撃事件関連 07/11/22(デイリースポーツ)

     フジテレビの報道番組「イット!」が11日、2020年に取材した旧「統一教会」の合同結婚式の模様を報じた。安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件で、山上徹也容疑者はこれまで、母親が世界平和統一家庭連合(2015年に統一教会から名称変更)に多額の寄付をしたため同団体に恨みを持ち、安倍氏がその団体とつながりがあると思い、安倍氏を狙ったという趣旨の供述をしていた。

     11日に、世界平和統一家庭連合の田中富広会長が都内で会見。田中会長は、山上容疑者の母親が教会員だったと明らかにした。その上で、安倍元首相との関わりについて問われ「私たちの友好団体の主催する行事に、メッセージ等を送られたことはございます」と答えた。

     「イット!」ではあらためて旧統一教会について報じた。約68年前に文鮮明氏が設立。歌手の桜田淳子も会員となり、92年に合同結婚式に参加したことも伝えた。2020年に行われた合同結婚式も取材しており、当時の画像などもオンエアした。過去には霊感商法が社会問題になったことも報道。18年の取材で、団体名を名乗らずに勧誘していた様子も伝えた。

    毎日新聞には英語が出来る人材は少ないのかな?

    統一教会とは 安倍晋三氏や祖父・岸信介氏との関係は? 07/11/22(毎日新聞)

     世界平和統一家庭連合(旧統一教会)は1980年代以降、不安をあおって高額のつぼなどを売りつける「霊感商法」との関わりが指摘された。また、創始者の文鮮明(ムンソンミョン)氏(2012年に死去)が決めた信者同士の組み合わせによって大規模な合同結婚式が行われ、日本の有名歌手らも参加したことで社会問題になった。

     政界とも近いとされ、安倍晋三元首相の祖父である岸信介氏との関係が取り沙汰されたこともある。

     同連合の田中富広会長は11日の会見で「(岸氏は)私たち法人との関係というより、創始者の平和運動に強く理解していただいたと思っている」と説明。安倍氏についても「平和運動に賛意を表明してくれた」と話した。

     一方、同連合の関係者は10日、毎日新聞の取材に「(安倍氏と)関係が特に深かったということはないが、親しみを持っていた政治家だった」としていた。

     ホームページなどによると、同連合は1954年5月に韓国・ソウルで「世界基督教統一神霊協会(統一教会)」として創立され、世界194カ国に拠点がある。59年に設立された日本では、64年に宗教法人として認証。現在の名称には世界で97年以降、日本でも遅れて2015年に変更された。日本の文化庁はキリスト教系と分類しており、国内の教会は17年8月時点で284カ所ある。【鈴木拓也】

    オランダ一家監禁、父親を逮捕 背景にカルト集団か 10/18/19(AFP)

    【10月18日 AFP】オランダ北部の農家で10年近くにわたり外界と接触せず暮らしていた一家が保護された事件で、同国の警察は17日、一家の父親(67)を監禁などの疑いで逮捕した。警察はまた、事件の背景に「特定の信条や信仰」があった可能性について調べを進めていることを明らかにした。

    【関連記事】「終末」待ち9年地下生活か オランダで親子7人発見

     警察によると、父親には監禁のほか、他者の健康侵害やマネーロンダリング(資金洗浄)の疑いがもたれている。事件では父親とは別に、農家の賃借人だったオーストリア人の男(58)が逮捕されていた。同国の裁判所は17日、この男に対し、父親に掛けられているものと同様の容疑に基づいた2週間の勾留を命じた。

     事件では、北部ドレンテ(Drenthe)州ライナーボルト(Ruinerwold)村郊外の農家で、隠し部屋で生活していた父親とその成人の子どもたちが発見された。メディア報道によると、一家は世界の終わりを信じるカルト集団に所属し、外界との接触を断ち「終末を待ち」ながら暮らしていた。

     メディアはオーストリア人の男の身元をヨゼフ・B(Josef B.)容疑者と報じている。地元テレビ局RTVドレンテ(RTV Drenthe)によると、同容疑者と一家は全員が韓国の統一教会(Unification Church、現:世界平和統一家庭連合)に所属していた。

     同教会の関連団体「天宙平和連合(Universal Peace Federation)」のウィム・コチエ(Wim Koetsier)氏はオランダのANP通信に対し、一家の父親が1980年代に統一教会信者だったことを認めた上で、父親はその後ドイツに向かい「われわれは彼を目にしなくなった」と語った。だがコチエ氏によると、ヨゼフ容疑者が統一教会に所属したことは一度もなく、父親は後に「他の人と一緒に」独自の団体を設立したとみられるという。

     一方、ヨゼフ容疑者のきょうだいのフランツ・B(Franz B.)さんは、容疑者が軍役を終えた後にカルトに入信していたと説明。ただ、入信していた宗教集団は特定していない。

     フランツさんはオーストリアの大衆紙クローネン・ツァイトゥング(Kronen Zeitung)に対し、「彼はセクトに入っていた。私たちは10年間連絡を取っていなかった。経済的保証人になってほしいと頼まれたときには、出ていけと言った」と語った。

     フランツさんによると、ヨゼフ容疑者には日本人女性との間に生まれた双子の娘がいる。

    Dutch police arrest 'father' in farmhouse cult case 10/17/19(FRANCE24)

    The Hague (AFP)

    Dutch police on Thursday arrested the father of a family kept for nearly a decade in a farmhouse, saying they were investigating whether a "certain belief in faith" was behind the case.

    The 67-year-old was suspected of depriving people of their liberty, harming the health of others and money laundering following the discovery of the people in the northern village of Ruinerwold, police said.

    He is the second person to be arrested. The 58-year-old tenant of the farmhouse, an Austrian man, appeared before an examining judge on Thursday on similar charges and was ordered to be detained for two weeks.

    "We are dealing with an exceptional situation in this case. These people may have lived with each other in the home since 2010, apart from society," police said in a statement.

    Police said the group "claim to form a family" with the suspect arrested on Thursday as the father and the six young people -- including one who raised the alarm after fleeing to a local pub -- supposedly being his children.

    "We have reason to believe that the six people involved did not stay at the premises out of free will. We are investigating whether following a certain belief in life or faith has led to the living situation in which the people were found," the police statement said.

    "The situation encountered requires a careful approach whereby attention and care is given to the young adults found."

    The family were discovered when the oldest son walked into a local bar in a confused state and raised concerns about the welfare of the others.

    Three other people who say they are the children of the 67-year-old man said they had left the family eight years ago, and had since heard no news of the others, in a statement reported by ANP news agency on Thursday.

    - 'End of time' -

    Dutch media have said the family was "waiting for the end of time" as part of a doomsday cult.

    Local television station RTV Drenthe earlier said the Austrian man, identified only as Josef B, the father and the captive family were all part of South Korea's controversial Unification Church, dubbed "Moonies" after their late founder Sun Myung Moon.

    Wim Koetsier of the Universal Peace Federation, the name the church now goes by, confirmed that the father of the family was a member in the 1980s, before leaving for Germany where "we lost sight of him".

    He said he believed the father "together with someone else" had since started their own group.

    Josef B. however "was never a member," Koetsier told ANP.

    The brother of Josef B. separately said that the suspect had previously been in a cult after leaving military service, although he did not say which religious group.

    "He was in a sect. We've had no contact with him for 10 years. I told him to get lost when he wanted me to become his financial guarantor," his brother Franz B. told Kronen Zeitung newspaper.

    Josef B. had twin daughters with a Japanese woman, Franz B. added.

    He had rented the farmhouse but did not live there, and ran a carpentry business in a nearby town.

    The case has raised memories in Austria of a series of cases in which people were kept in secret rooms for years by sexual predators, including incest father Joseph Fritzl and Wolfgang Priklopil.

    Priklopil's victim Natascha Kampusch told Kronen Zeitung: "It's horrible, this case has reopened all my wounds.

    "But it doesn't surprise me. As we already knew, these kinds of terrible crimes don't only exist in Austria but across the world."

    Mutodi speaks on $500 000 'bribe' report 12/14/18(BULAWAYO24 NEWS)

    by Mandla Ndlovu

    The Deputy Minister of Media, information and Broadcasting Services Energy Mutodi has refuted allegations that he was paid $500 000 as a 'facilitation fee' for members of Korean based cult Universal Peace Federation to meet President Emmerson Mnangagwa and Defense Minister Oppah Muchinguri-Kashiri.

    Said Mutodi, "There have been some attempts to scandalise the office of the Deputy Minister of Information Publicity and Broadcasting Services by some desperate enemies of Dr Hak Ja Han Moon. Both the FFWPU and UPF have issued a joint statement saying they did not pay a dime to see President ED Mnangagwa."

    The Joint Statement Issued said:

    The Federation for World Peace and Unification (FFWPU) in conjunction with the Universla Peace Federation would like to make it clear that it never paid anyone anything to have access to His Excellency The President of the Republic of Zimbabwe President Emmerson Mnangagwa.

    Reports that the Deputy Minister of Information Publicity and Broadcasting Services demanded a bribe to allow our officials to meet the President are false. Our regional Group Chairman has previously on couple of occasions met His Excellency President Emmerson Mnangagwa.before meeting Hon. Mutodi without the need to buy favours.

    欧米がいつも正しいとは思わないが、もし、欧米が正しいのなら、日本のメディは偏差値が高いエリート集団であるが、思考力は低い人々の集まりかもしれない。

    銃撃事件巡り関係を問題視 仏紙、欧米では「カルト宗教」 07/11/22(共同通信)

     【パリ共同】参院選での自民党の勝利について、11日付のフランスの経済紙レゼコーは、岸田政権が経済改革を進める環境が整ったと指摘する一方、安倍晋三元首相の銃撃事件を巡る自民党と宗教団体の関係が問題視され、政権の足を引っ張る可能性があると伝えた。

     レゼコーは、銃撃事件の容疑者の母親が入信した世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に関し、欧米では「カルト宗教」と認識されていると指摘。自民党との関係は第2次大戦後にさかのぼり、反共産党の立場を共有して選挙支援を受けてきたと説明した。

     フィガロ紙は、日本の大手メディアは10日まで宗教の名前を伝えなかったと指摘した。

    旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)への恨みをなぜ今なのかと疑問に思うコメントがあるが、たぶん、いじられた経験があれば、理解できると思う。いじめた方が忘れるがいじめられた方法は何年たっても、何十年経っても忘れない。恨みを持った人は昔の事でも少し前のように感じるし、恨みが行動への燃料になると思う。
    宗教団体だけでなく、政治家の陰や影響力を利用する組織がある事は、歴史を学べはわかる事。それを知った上で接点をもったのなら誤解されても仕方ないかもしれない。
    政治家であれば組織票への魅力を感じるのかもしれないが、接点を持つかを良く考え、秘書も良く考えて判断するべきだと思うが、判断は自由なので、自己責任で判断すれば良いと思う。

    宗教団体が会見「団体への恨みから殺害に至るまで距離があって困惑」 信者の容疑者母親の献金について「たどり切れていない」 07/11/22(TBS NEWS DIG Powered by JNN)

    安倍元総理の銃撃事件で逮捕された男が「安倍元総理とつながりがあると思った」と供述している宗教団体が、きょう午後、会見を行い、「団体に対する恨みから安倍元総理の殺害に至るまでは大きな距離があって困惑している」などど話しました。

    安倍元総理の銃撃事件で逮捕された山上徹也容疑者は、これまでの調べで、犯行動機について「母親が宗教にのめりこみ恨みがあった。その宗教団体と安倍元総理につながりがあると思った」などと供述をしていることがわかっています。

    こうしたことをめぐり、山上容疑者の母親が信者になっている旧「統一教会」、現在の「世界平和統一家庭連合」が、きょう午後会見を行いました。

    団体によりますと、安倍元総理は過去にこの団体と創設者が同じ団体が主催する行事にメッセージを寄せたことがあるということです。しかし、安倍元総理が団体の会員や顧問に就いたことはなく、団体としても安倍元総理の政治活動に関与したことはないとしました。

    一方、山上容疑者が「母親が宗教団体に多額の寄付をして破産した」という趣旨の供述をしていることについては、母親が2002年ごろに経済的に破綻していたことは把握しているものの、どのぐらいの献金をしていたのかについては「たどり切れていない」としています。

    また、山上容疑者本人は団体の信者ではなく、「山上容疑者本人から今団体にいるメンバーで直接恨みを示された者はいない」と話しました。そのうえで、「団体に対する恨みから安倍元総理の殺害に至るまではとても大きな距離があってその理解には困惑している」として、警察の捜査には全面的に協力していくとしています。

    TBSテレビ

    日本の大手メディアは下記の件には一切、触れない、又は、「見ざる聞かざる言わざる」の方針なのか?

    New details emerge about the man who assassinated former Japanese prime minister Shinzo Abe 07/09/22(THE GLOBE AND MAIL)

    JAMES GRIFFITHSASIA CORRESPONDENT HONG KONG

    For weeks before he murdered Shinzo Abe, Tetsuya Yamagami prepared, stockpiling homemade firearms and explosives and studying the former Japanese prime minister’s schedule.

    Mr. Yamagami, 41, shot Mr. Abe twice on Friday while the politician was giving a speech in downtown Nara, a city in western Japan, in support of a candidate for Sunday’s upper house elections.

    He used a homemade gun made of metal and wood, with two barrels connected by duct tape and pistol grip, which let off a huge amount of noise and white smoke. Police said they found other weapons with three, five and six barrels in Mr. Yamagami’s home, as well as rudimentary explosives.

    Mr. Yamagami was arrested immediately after shooting Mr. Abe, who died five hours later in hospital. The shooter did not attempt to flee, witnesses say, as he was tackled by Mr. Abe’s security detail. Police said Mr. Yamagami confessed to wanting to kill the former premier.

    A former member of Japan’s navy, in which he served a three-year stint finishing in 2005, Mr. Yamagami lived in Nara and most recently worked at a manufacturing company in the surrounding Kansai region, according to the Asahi Shimbun newspaper.

    He handed in his resignation in April, saying he was “tired,” and has since been unemployed, the paper said, citing former colleagues of Mr. Yamagami.

    A neighbour of Mr. Yamagami recalled seeing him two days before the attack, saying he ignored her greeting.

    “He looked very nervous, so I felt that he didn’t like to interact with people,” the 69-year-old retiree who gave her name only as Nakayama told Reuters. “Now when I think about it, at that moment it seemed like he was bothered by something.”

    According to Japanese media, citing police sources, Mr. Yamagami told investigators he believed Mr. Abe was linked to a religious group he blamed for ruining his mother financially and breaking up their family. Police earlier said the crime was motivated by “hatred towards a certain group,” which they did not identify.

    The killer told police he studied Mr. Abe’s schedule online as he built weapons in order to kill him. He had also hoped to kill a leader in the unnamed religious group, according to multiple reports..

    Jeffrey Hall, special lecturer in Japanese studies at Japan’s Kanda University of International Studies, said the vague wording used by police about Mr. Yamagami’s motive was probably meant to avoid stoking any discrimination against the group’s followers, as well as avoiding any impact on Sunday’s election.

    “Japanese society is generally suspicious towards newer religious groups, the word ‘cult’ will be used quite often,” Mr. Hall said, adding that several groups that have been speculated about online as being connected to the incident “are foreign in origin, although probably a lot of their followers in Japan are Japanese people.”

    He said police and the media are walking a delicate line, as withholding information can provoke conspiracies and accusations the authorities are doing so because they are controlled by the groups involved.

    “This kind of reporting, which may be motivated by a desire to prevent discrimination or by a desire to prevent an unfair impact on the election, could ultimately lead to a backlash against whatever group this person is affiliated with and possibly others that are just similar,” Mr. Hall added.

    While conspiracy theories are not as mainstream or influential in Japanese politics as they are in some western societies, particularly the United States, Mr. Hall said that “if you search for the name of any of these new religions together with a politician’s name, you will find theories about them, regardless of whether there’s any real evidence for that.”

    A right-wing nationalist who sought to restore traditional practices in Japan, Mr. Abe had ties with a number of faith groups, targeting conservative believers as a steady supply of votes for his Liberal Democratic Party.

    Mr. Abe served as “supreme adviser” to Nippon Kaigi, a right-wing lobby group that also counts as members many other leading LDP figures. Nippon Kaigi promotes respect for traditional Shinto beliefs, including visits to the controversial Yasukuni Shrine, where Japanese war dead are buried, including those responsible for Second World War atrocities.

    There are also ties between both Mr. Abe and the LDP and the Unification Church, which quickly became a trending topic on Japanese social media Saturday. Many commenters resurfaced clips of a speech Mr. Abe gave at an event organized by the group last year, alongside former U.S. President Donald Trump and Cambodian leader Hun Sen.

    Now officially known as the Family Federation for World Peace and Unification, the church was founded by South Korean pastor Sun Myung Moon in 1954 and is known for cultivating ties with conservative politicians around the world. The group has had links to the LDP dating back decades, including to Mr. Abe’s father, former Japanese foreign minister Shintaro Abe.

    There are dozens of Unification Church ministries across Japan, with one in Nara situated less than 500 metres from where Mr. Abe was shot, according to the group’s official website.

    In recent years, an offshoot of the Unification Church run by the late Mr. Moon’s son, Hyung Jin Moon, has also begun expanding in Japan. The Pennsylvania-based World Peace and Unification Sanctuary Church — also known as the Rod of Iron Ministries — is notorious for its attachment to guns, with members taking part in religious ceremonies holding assault weapons.

    The Family Federation did not immediately respond to requests for comment.

    Timothy Elder, director of world missions for Sanctuary Church, said the group had no information indicating any connection between Mr. Yamagami and the church.

    “Sanctuary families in Japan did their best to support Shinzo Abe during his tenure as prime minister,” he added. “It’s illogical that one of them would seek to harm him.”

     そして団体と安倍元総理との関係については「友好団体が主催する行事に安倍元総理がメッセージなどを送られたことがございます。しかし当団体の会員として登録されたこともありませんし、また顧問にもなったことはございません、明確に申し上げておきたいと思います」と述べました。

    上記が事実としても、関係が全くないとは否定していない。 ジャパンライフ事件「桜を見る会」との関連再調査で与野党議論 (NHK)官房長官「桜を見る会」再調査せず ジャパンライフ元会長逮捕の事もあるから、誤解なのかはどうかは別として、少なくとも誤解を受ける行動は慎んだ方が良かったかもしれない。
    旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)への恨みをなぜ今なのかと疑問に思うコメントがあるが、たぶん、いじられた経験があれば、理解できると思う。いじめた方が忘れるがいじめられた方法は何年たっても、何十年経っても忘れない。恨みを持った人は昔の事でも少し前のように感じるし、恨みが行動への燃料になると思う。
    宗教団体だけでなく、政治家の陰や影響力を利用する組織がある事は、歴史を学べはわかる事。それを知った上で接点をもったのなら誤解されても仕方ないかもしれない。
    政治家であれば組織票への魅力を感じるのかもしれないが、接点を持つかを良く考え、秘書も良く考えて判断するべきだと思うが、判断は自由なので、自己責任で判断すれば良いと思う。

    山上容疑者が恨みを募らせた「統一教会」 安倍氏は関連団体のイベントにビデオメッセージ 07/11/22(NEWSポストセブン)

     安倍晋三・元首相を街頭演説中に銃撃した山上徹也容疑者(41)の供述が明らかになってきている。山上容疑者は、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の名を挙げて「母親が統一教会の信者で、多額の献金をして破産した」「恨んでおり、団体のトップを殺害しようとしたが難しかった」「安倍氏が団体とつながりがあると思って狙った」と供述。さらに、事件前日の7月7日に、奈良県内の教団施設に向けて銃を試し打ちしたとも語っている。同教団は7月11日午後に会見を開いたが、すでに複数のメディアに対し、山上容疑者の母親が信者であることは認めている。

     仮に山上容疑者が統一教会に対し不満を持っていたとしても安倍氏を銃撃していい理由にはまったくならないが、では、安倍氏と統一教会側にはどんな接点があったのか。

     安倍氏は昨年9月12日、NGOである天宙平和連合(UPF)の集会に、こんなビデオメッセージを寄せていた。

    「今日に至るまでUPFとともに世界各地の紛争の解決、とりわけ朝鮮半島の平和的統一に向けて努力されてきた韓鶴子総裁をはじめ、皆さまに敬意を表します」

     韓鶴子総裁は、旧統一教会総裁として知られ、UPFは総裁が2005年にニューヨークで創設したNGOだ。ちなみに安倍氏の前にはアメリカのドナルド・トランプ前大統領もスピーチをしていた。

     さらに2006年には、日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」にこう報じられたこともある。

    〈統一協会の集団結婚(合同結婚)を兼ねた大会に安倍晋三官房長官ら自民党幹部が祝電を送っていたことがわかりました。統一協会直系紙の韓国「世界日報」が伝えました。

     この大会は五月後半に国内十二カ所で開いた「天宙平和連合(UPF)祖国郷土還元日本大会」。「世界日報」五月十四日付によると、同十三日に福岡県で開いた大会(約八千人)に、安倍氏や衆院憲法調査特別委員会筆頭理事で元法相の保岡興治氏ら国会議員七人が祝電を送りました〉

     特定の宗教団体に対し、一国の元総理がメッセージを送ることについては、当時から批判的な声もあった。繰り返すが、そうだとしても殺害していい理由にはならない。

     山上容疑者がどのように恨みを募らせていったのか、動機の詳細な解明はこれからだ。

    山上容疑者が恨みを募らせた「統一教会」 安倍氏は関連団体のイベントにビデオメッセージ 07/11/22(NEWSポストセブン)

     安倍晋三・元首相を街頭演説中に銃撃した山上徹也容疑者(41)の供述が明らかになってきている。山上容疑者は、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の名を挙げて「母親が統一教会の信者で、多額の献金をして破産した」「恨んでおり、団体のトップを殺害しようとしたが難しかった」「安倍氏が団体とつながりがあると思って狙った」と供述。さらに、事件前日の7月7日に、奈良県内の教団施設に向けて銃を試し打ちしたとも語っている。同教団は7月11日午後に会見を開いたが、すでに複数のメディアに対し、山上容疑者の母親が信者であることは認めている。

     仮に山上容疑者が統一教会に対し不満を持っていたとしても安倍氏を銃撃していい理由にはまったくならないが、では、安倍氏と統一教会側にはどんな接点があったのか。

     安倍氏は昨年9月12日、NGOである天宙平和連合(UPF)の集会に、こんなビデオメッセージを寄せていた。

    「今日に至るまでUPFとともに世界各地の紛争の解決、とりわけ朝鮮半島の平和的統一に向けて努力されてきた韓鶴子総裁をはじめ、皆さまに敬意を表します」

     韓鶴子総裁は、旧統一教会総裁として知られ、UPFは総裁が2005年にニューヨークで創設したNGOだ。ちなみに安倍氏の前にはアメリカのドナルド・トランプ前大統領もスピーチをしていた。

     さらに2006年には、日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」にこう報じられたこともある。

    〈統一協会の集団結婚(合同結婚)を兼ねた大会に安倍晋三官房長官ら自民党幹部が祝電を送っていたことがわかりました。統一協会直系紙の韓国「世界日報」が伝えました。

     この大会は五月後半に国内十二カ所で開いた「天宙平和連合(UPF)祖国郷土還元日本大会」。「世界日報」五月十四日付によると、同十三日に福岡県で開いた大会(約八千人)に、安倍氏や衆院憲法調査特別委員会筆頭理事で元法相の保岡興治氏ら国会議員七人が祝電を送りました〉

     特定の宗教団体に対し、一国の元総理がメッセージを送ることについては、当時から批判的な声もあった。繰り返すが、そうだとしても殺害していい理由にはならない。

     山上容疑者がどのように恨みを募らせていったのか、動機の詳細な解明はこれからだ。

    下記の東スポの記事と中央日報日本語版の内容の違いは何か隠し事があると疑いたくなる。
    参議院選挙が終わったばかりで政治家達や政党は忙しいのかもしれないが、統一教会に関して日本共産党とNHK党だけみたいだ。事実なら事実、そして、違うのなら違うと言えないと事がこの問題の闇と思える。
    日本のメディアはエセジャーナリズムなのか、それとも、見えない圧力があって押さえつけられている記者たちがいると言う事なのだろうか?
    実際、現場や中にいないとわからない事はある。そして、現場や中にいると、転職するか、我慢するしかないと思う。アメリカでさえ、宗教がらみはお金を持つところまで来ると政治家やメディアなど関係を持っていて面倒だと思った。信者が多い教会グループは、信者からのお金で効率よく、信者の獲得のためにイベント、メディアの利用、そして、どの政治家を支援すれば見返りが最大になるかを考えて動いていた。日曜日にはテレビで礼拝を中継したり、病気やケガで苦しんでいる信者がいて、カリスマの人が触れると治ったを涙を流して神の感謝したり、本当に信じる?と疑問しかなかった。もう、宗教活動よりも宗教とビジネスが合体して、宗教お化けと特集番組を見て思った事がある。
    信者の組織票にすがる政治家は麻薬と同じで期待すれば期待するほど、要求や圧力から逃げられなくなるのに関係を持つ。日本では大々的な活動やイベントを見る事はないけどアメリカは凄かった。
    山上徹也容疑者が純粋に統一教に対する恨みだけで起こした事件かもしれないが、宗教団体の問題が注目される結果になった事は凄く良いと思う。良い事ではないが、大問題になったからこそ、知床 観光船「KAZU I(カズワン)」沈没事故のように放置されていた問題に焦点が当たったと思う。

    統一教会「安倍元首相殺害犯の母親、過去に統一教会信者だったがいまは違う」 07/11/22(中央日報日本語版)

    世界平和統一家庭連合(統一教)が、選挙遊説中の安倍晋三元首相を殺害した山上徹也容疑者の母親が過去に統一教の信者だったが、いまは違うと10日に明らかにした。

    統一教関係者はあるメディア報道を通じ「山上容疑者の母親が統一教会信者だったという日本メディアの報道が出てきて日本本部側に確認をしてみたところ、以前に統一教会信者だったが、いまは教会に通っていないようだ」と説明した。

    同関係者は「山上容疑者の母親が献金をどれだけしたのか、いつまで教会に通っていたのかは正確に確認されていない」と付け加えた。

    続けて「日本メディアで記事が出ているがまだ日本の警察から関連の問い合わせはきていない。日本の警察で公式な発表をするか調査を要請してくれば誠実に協力したい」と明らかにした。

    日本メディアによると、山上容疑者は警察の取り調べで特定宗教団体の名前を出し「母親が信者で多くの金額を寄付して破産した。必ず罰を与えなければならないと恨んでいた」と述べたと伝えた。

    安倍晋三元首相銃撃事件 容疑者が名前を挙げた「統一教会」は突如休館 取材に「お引き取りください」 07/10/22(SmartFLASH)

     7月8日に発生した安倍晋三元首相の銃撃事件。その場で逮捕された山上徹也容疑者は、「特定の宗教団体に恨みがあった」と供述している。

     山上容疑者に誘われて食事をしたことがあるという男性は、山上容疑者が「自分の家族が統一教会に関わっていて、霊感商法トラブルでバラバラになってしまった。統一教会がなければ、今も家族といたと思う」と語っていたと、本誌取材に証言。実際、統一教会(現在は世界平和統一家庭連合)の広報は、山上容疑者の母であるA子さんが、同会の信者であることも認めている。

     意外な形で名前がでてきた統一教会。事件翌日、現場の近くにある奈良家庭教会には「コロナ感染拡大のため、しばらくの間休館いたします」と書かれた張り紙が張られ、厳重に扉が占められていた。

     これに首をかしげるのは近隣の住民だ。

    「ここは以前は、パソコンの部品を売る会社だったんだけど、5、6年前に統一教会が引っ越してきたんだよ。

     コロナ感染拡大で閉まっていたという記憶はないな。昨日はいつもどおり人の出入りがあったし、毎週日曜日は、15台ほど停められる駐車時が満車になるほど、信者の方が通っているんだけどね。今日になって突然、閉まってしまったんだよ」

     近所では、山上容疑者の供述の中で「統一教会」の名前が挙がっていることは、知られているという。

     教会から出てきた職員に取材を申し込んだが「お引き取り下さい」と拒絶されてしまった。

     山上容疑者との間のトラブルを、教会はどう受け止めているのか、知りたいところだが……。

    統一教会 安倍元首相の銃撃事件で11日に会見「山上容疑者の母親が信者なのは間違いない」 07/10/22(東スポWeb)

     世界平和統一家庭連合(旧名・世界基督教統一神霊協会、以下統一教会)が11日午後にも都内で会見を行うことが分かった。同団体の広報担当が明らかにした。

     安倍晋三元首相を銃撃して殺害し、逮捕された山上徹也容疑者は、警察の取り調べに対し「母親が宗教団体にのめり込み恨みがあった。団体と元首相がつながっていると思ったから狙った」などと供述。奈良県警は当該宗教団体の名称を発表していないものの、一部で「統一教会ではないか」と指摘されていた。

     同団体の広報担当は取材に対し「山上容疑者の母親が信者さんなのは間違いありません」と認めた上で「11日に会見を行いますので、詳しくはそちらでお願いします」と説明した。

     統一教会は1980年代から霊感商法が社会問題化。現在はコンプライアンスが強化されているが、政界とは以前より密接なつながりがあると言われている。日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」は昨年9月、旧統一協会系の天宙和連合(UPF)の集会に、安倍元首相がビデオメッセージを送ったことを報じている。

    まあ、人生いろいろなのだろう。先の事が読めそうで読めない。後悔するかは結果が出るまでわからない。
    能力がなくても知名度だけで当選した人はいる。当選した人が批判されているが、少なくとも、当選できるだけの人達が投票しているわけだし、少なくともこれが選挙制度なのだから仕方がない。何もしなくても、周りが準備したり、党の方針に従うだけで国会議員としての特権と報酬が貰える。合法的に当選したのだから望ましいとは個人的に思わないが、受け入れるしかない。そして、この事で影響があるのか、影響がほとんどないのかわからない。
    少なくとも自分や自分が気にしている人達だけの事を考えれば良いと思う。有権者で政治に不満がある人達や何かで苦しんでいる人達は、何が出来るのか選挙を含めて考えれば良いと思う。

    不倫報道炸裂の松山三四六氏が落選…〈安倍元総理が予定通り長野に行っていれば〉と悔やむ声 07/11/22(日刊ゲンダイDIGITAL)

     やはり選挙最終盤の“文春砲”のダメージは少なくなかったようだ。参院選長野選挙区に自民党公認で立候補したローカルタレントの松山三四六氏(52)が、TBS記者出身でキャスターだった立憲民主の現職杉尾秀哉氏(64)に敗れた。

    参院選のダークホース「参政党」の正体に迫る 〈#カルトじゃない〉と主張するが実態は?

     松山氏の落選について、SNSでは《おとなしくローカルタレントとしてひっそりやってりゃよかったのに…》《長野県民は良識あったね》《この結果を重く受け止めて、早く長野県から出てってください》などと厳しい声が上がっている。

     松山氏は公示日に師と仰ぐ松山千春(66)を担ぎ出すなど、野外ライブ的熱狂選挙を展開してきたが、7月7日発売の「週刊文春」に致命的なスキャンダルを報じられた。2012年8月、当時20代だった女性にナンパ同然に声を掛けてホテルで関係を持った挙げ句、女性が妊娠を伝えると「俺、結婚できないもん」と言って人工妊娠中絶を促したという。

    安倍元首相が前日に急きょ応援演説を取りやめ

     8日に奈良県で銃弾に倒れた安倍晋三元首相は、当初の予定では8日夕に松山氏の応援演説で長野県を訪れる予定だったが、7日に急きょ取りやめた。文春報道との関係は不明だが、SNSでは《安倍元総理が、予定通り長野県で松山三四六の応援演説を行い、奈良県へ行かなければ……悔しい》という声も出ている。

     松山氏はものまねタレントやラジオDJとして活動していたが、01年に拠点を長野に移し、地元局で冠番組を持つ人気ローカルタレントに成長。文春砲が飛び出すまでは、地元でファンクラブができる人気ぶりで、杉尾氏に横一線の状態まで肉迫した。しかし、松山氏の“裏の顔”を知ってしまった女性がドン引きしたようだ。

    「松山さんは文春砲が飛び出した翌日も県内12カ所で街頭演説し、最後まで当選を諦めていませんでした。しかし、あれで潮目が変わったのは明らかです」(地元関係者)

     松山氏は98年に女優の網浜直子さん(53)と結婚し、2人の子供がいる。ツイッターで「選挙後の然るべきタイミングで取材対応したいと考えております」と説明しているが、これからどんな弁明をするのだろうか。網浜さんとの夫婦関係も含め、今後に注目が集まっている。

    まあ、人生いろいろなのだろう。先の事が読めそうで読めない。後悔するかは結果が出るまでわからない。
    能力がなくても知名度だけで当選した人はいる。当選した人が批判されているが、少なくとも、当選できるだけの人達が投票しているわけだし、少なくともこれが選挙制度なのだから仕方がない。何もしなくても、周りが準備したり、党の方針に従うだけで国会議員としての特権と報酬が貰える。合法的に当選したのだから望ましいとは個人的に思わないが、受け入れるしかない。そして、この事で影響があるのか、影響がほとんどないのかわからない。
    少なくとも自分や自分が気にしている人達だけの事を考えれば良いと思う。有権者で政治に不満がある人達や何かで苦しんでいる人達は、何が出来るのか選挙を含めて考えれば良いと思う。

    【独自続報】元首相狙撃・山上徹也と「統一教会」の関係を同級生たちが証言!《大学中退、統一教会施設での試し撃ちまで》 (1/2) (2/2) 07/10/22 (現代ビジネス)

    京都の工場での異変

     奈良市で安倍晋三元首相が銃撃され、命を失ってから2日あまりが経つ。7月10日、参議院選挙の投票がはじまって間もない午前9時過ぎ、山上徹也容疑者が勾留されている奈良西署を出て奈良地検に送検された。

    【写真】安倍元首相を撃った山上徹也が供述した宗教団体「統一教会」の名前

     警察官に囲まれて車両に案内される山上容疑者の顔には、犯行時にかけていた眼鏡はなく、終始無表情のものだった。

     戦後最長の政権を率いた大物政治家を銃撃し、殺害した事件は、今も日本社会に衝撃を残したままだ。だんだんと明らかになってきた山上容疑者の最新の背景を記そう。キーワードは2つ、「銃」と「統一教会」だ。

     山上容疑者は、2020年10月から京都府内の工場でフォークリフトの運転士として仕事をしていた。奈良市の自宅からバイクで通い、まじめに勤務をしていた。ところが今年に入って「異変」がみられるようになったという。

     勤務していた工場関係者が証言する。

     「仕事を手順通りにしない、同僚と口論になるなど、態度に変化がみられました。

     3月に入ると、フォークリフトからトラックに荷物を積む際に、緩衝材を使うかどうかで先輩社員とトラブルになり、『それならお前がやれよ』などと暴言を吐くようになった。仕方なく先輩スタッフが積み込みを代わってやらざるを得なくなったのです。

     やがて無断欠勤も増え、『心臓がおかしい』などと言って、週に1~2回休むようになった。

     社内でも契約更新の話が出始めた4月はじめに、山上本人から『5月で退職させてほしい』と派遣会社に申し入れ、期間満了で退職しました」

     山上容疑者の住んでいた奈良市内のワンルームマンションからは、安倍元首相の殺害に使用したのと同タイプの手製の銃や手製の爆弾が複数発見されている。また、部屋の木の板には銃痕が残っていた。

     取り調べで、山上容疑者は「爆弾で殺害しようと思ったが銃に切り替えた。今年春には銃が完成していた」と供述しているが、これは前述した工場で態度が乱暴になった時期と一致する。

     これまで供述で明らかになっている「銃」について、捜査関係者が語る。

     「山上容疑者は、今年になってから鉄パイプを使って銃や弾を密造しはじめたと話している。押収物の中には、1度引き金を引けば、1つの筒から6発の弾が発射される殺傷能力が高い銃があった。犯行に使ったものも、1度に複数の弾が発射されていたようだ。2つの筒が見つかっており、最低でも6つ程度の弾が安倍元首相に向けられたとみている。

     また自宅では木製の板で銃の試し撃ちをしていた。愛車の軽乗用車で、奈良県内の山間まで出かけては、弾が打てるかどうかの実射実験もしていたようだ。それがうまくいくと、奈良市内の統一教会の関連施設にも行って試し撃ちをしていたという。

     銃の部品はインターネットやホームセンターで入手していたと供述している。山上容疑者は『安倍元首相に弾が出てよかった』という趣旨の話もしており、銃の密造に成功したことを満足気に語っていて、銃への執念を感じる。

     一方で政治に詳しいような様子はあまりない」

    母親は「韓国に行きたい」と

     そこまでして、山上容疑者は安倍元首相に恨みを募らせていた。動機は「現代ビジネス」が7月9日に報じたとおり、母親が統一教会(現・世界平和統一家庭連合)にのめりこんで多額の寄付を行った結果、家族崩壊したことである。

     母親の知人は「現代ビジネス」にこう証言した。

     「山上君の母親と父親(後に死亡)の折り合いは、もともと悪かったんです。お母さんは、いつしか統一教会に入信して熱心に信仰するようになった。奈良の統一教会に頻繁に出かけて、とても熱心でした。どうも何日も家を空けるようなこともあり、霊感商法のようなことにもかかわっていたそうです。『いくらお金があっても足りない』『韓国にも行きたい』と言って、家を顧みない感じでした」

     統一教会は、今も母親が信者であることは認めている。そんな母親に対して、山上容疑者は、周囲の知人にはこう口走っている。

     「統一教会のせいで、家がおかしくなった」 「家にカネがなくてどうにもならない」

     それと同じくして、山上容疑者が20歳のときに母親が破産をした。そこで転居を余儀なくされた。この破産は、統一教会に対する過剰な献金が原因ではないかと、山上容疑者の同級生らは見ている。

     山上容疑者の中学時代の同級生がこう語る。

     「卒業アルバムの通り、こてつと呼ばれていて、おとなしいけれど親しみやすい奴だったんです。口数は少ないのにニコニコしていてね。ところが年を重ねるにつれ、ふさぎ込むようになった」

     山上容疑者は、奈良県内の進学校・郡山高校から、京都の名門・同志社大学工学部に合格したものの、そこで母親の統一教会問題によって人生を変えられたとみられる。高校の同級生はこう語る。

     「母親が、金を統一教会に使い込んで、学費が払えず、中退を余儀なくされたと聞きました。それで大学を途中でやめてしまったと思う。山上は飄々ととしていて、口数は多くはないが悪い奴じゃない。それがおかしくなり、「統一教会がなければ」と恨みを口走るようになってからは、人付き合いを一切しなくなったんです。

     自宅でも母親と大声で怒鳴りあい、近所の人が何事かと駆けつけたこともあったと聞きます」

     統一教会といえば、「合同結婚式」「霊感商法」「政治家とカネ」といった様々な話題が社会を賑わせてきた新興宗教だ。山上容疑者が起こした前代未聞の事件の背景には、統一教会の存在はどの程度影響を及ぼしたのか。統一教会は7月11日午後に都内のホテルで記者会見を開き、反論を展開するとみられている。

     「銃」と「統一教会」という事件の闇は、今後どう解き明かされていくのか、その展開は見逃せない。

    現代ビジネス編集部

    今の法律がどうなっているのか知らないが、18歳になれば親に入信させられた宗教団体から本人が希望すれば離脱できるように法的に保証するべきだ。
    宗教団体は猛反発するだろうが、これが出来なければ日本の政治は宗教と関係していると思われても仕方がないと思う。
    SmartFLASHの記者は「安倍元首相銃撃の山上容疑者 優等生バスケ少年を変えた“統一教会で家庭崩壊“」と書いているので下記のサイトの情報が事実なのか中立な立場で調べてほしい。日本のメディはあまり信用できない。

    【画像】岸信介(安部元首相の祖父)と握手する統一教会教祖・文鮮明の写真「おじいちゃんの代からズブズブか」
    岸信介(安部元首相の祖父)と握手する統一教会教祖・文鮮明の写真 07/10/22(まとめダネ!)


    岸信介元首相と統一教会教祖・文鮮明はどのような関係があったのでしょうか? 孫である安倍元首相は統一教会のしがらみで命を狙われたのでしょうか? 07/09/22(ヤフー知恵袋)

    安倍元首相銃撃の山上容疑者 優等生バスケ少年を変えた“統一教会で家庭崩壊“…事件前には近隣トラブルで絶叫【原点写真入手】 07/10/22(SmartFLASH)

    「私は、畳の上で死ぬことはないでしょう」

     7月8日に兇弾に倒れた安倍晋三元首相(享年67)は、長年にわたり安倍家を取材してきたジャーナリストの野上忠興氏にこう語っていたという。

    【原点写真入手】山上容疑者の中学バスケ部時代ほか

     その言葉が現実のものとなってしまった。奈良県で安倍元首相を銃撃したのは、県内に住む無職の山上徹也容疑者(41)。2002年8月から3年間、海上自衛隊に所属し、射撃の訓練を受けていた。

     抵抗することなく逮捕され、「特定の宗教団体に恨みがあった」と供述している山上容疑者。その実家はかつて、奈良市内の閑静な住宅街にあった。この家は1999年に人手に渡っており、現在では山上容疑者を知る人はほとんどいない。近隣の住民が語る。

    「(山上容疑者の母である)A子さんが実家のあったここに戻ってきたのは、徹也くんが4、5歳のころでした。夫が若くして亡くなったからです。実家は建設業を営んでいましたが、その後A子さんの父親も亡くなり、またよそへ引っ越していかれました。

     ここに暮らしていたときも、徹也くんの姿は、まったくといっていいほど見かけませんでした。その下の妹さんはよく見かけましたが……」

     その後、山上家は奈良市の西大寺に引っ越していったという。今回、山上容疑者が安倍元首相を銃撃した土地だ。

     山上容疑者と中学校の同級生で、同じバスケットボール部に所属していた男性が語る。

    「中学時代の山上は、“こてつ”や“こてっちゃん”と呼ばれていました。小柄でバスケは未経験でしたが、とにかく努力家でした。正月以外は休みがないような厳しい練習に耐え、70~80人いた部員のなかで、山上は3年生のときに12人のベンチ入りメンバーの座を勝ち取ったんです」

     バスケットコートを離れた山上容疑者は、打って変わって物静かな優等生だった。

    「山上は、勉強はできましたね。授業中はボーッとしているけれど、テストでは高得点を取るタイプで、当時流行っていた漫画『スラムダンク』だけは熱心に読んでいました。

     女のコにモテていた記憶はありません。いじめに加わったり、逆にいじめられたりするタイプでもなかったです。話し方はゆっくりで、関西人っぽくボケるようなこともありませんでした。ただ、一人称が『ワシ』とか『オイ』だったことが印象に残っています」

     そんな山上容疑者が、“豹変”したことを、男性はよく覚えているという。

    「ふだんの山上は、めったに自己主張をすることはありませんでした。ところが3年間で一度だけ、部活の運営をめぐって、部内で意見が対立したことがあったんです。

     全員が反対意見だったのに、彼は最後まで自分の信念を貫きました。ふだんの山上のキャラとのギャップに、当時は非常に驚きましたね」

     山上容疑者はその後、大和郡山市にある県立高校に進む。最新の入試データでは、偏差値68を誇る進学校だ。

    「山上くんは応援団に所属していました」(同級生の父親)

     高校卒業後に海上自衛隊での勤務を経て、2022年4月には人材派遣会社を退職している。

     山上容疑者が暮らしていたのは、家賃3万5000円で間取り1Kのマンションだった。

    「銃撃事件の2、3週間前のことです。山上容疑者が所有するSUV車をマンションの駐車場内の別のスペースに停め、荷物の積み下ろし作業をしていました。

     そのことを同じマンションの住民が注意すると、山上容疑者は大声で『ちょっとだったらええやろ!』と怒鳴り散らしたんです。近所の店舗からも様子を見にくる人がいたほどの、すごい剣幕でした」(近隣住民)

     一方、山上容疑者に誘われて西大寺の飲食店で食事をしたことがあるという男性は、山上容疑者からある悩みを打ち明けられていたという。

    「これまでに3回ほど、安い居酒屋でおごってもらったことがあります。ふだん山上さんは、自分のことをほとんど話しません。

     しかしその日は、『自分の家族が統一教会に関わっていて、霊感商法トラブルでバラバラになってしまった。統一教会がなければ、今も家族といたと思う』と語りはじめたのです。

     山上さんは続けて、『統一教会は、安倍と関わりが深い。だから、警察も捜査ができないんだ』と、あまり感情を出さない山上さんが、怒りにまかせたように話していました」

     統一教会(現在は世界平和統一家庭連合)の広報に問い合わせると、山上容疑者の母であるA子さんが、同教会の信者であることを認めた。

     たしかに、同教団の関連団体が開いた大規模集会に安倍元首相が祝電やビデオメッセージを寄せてきたことは、これまでも本誌や「しんぶん赤旗」などが報じている。しかし、それが安倍元首相を銃撃する理由になるのか。公安関係者が語る。

    「親が信じる宗教を押しつけられ、生きづらさを抱える『宗教二世問題』の当事者として、矛先が安倍元首相に向いてしまったことが考えられます。

     また、安倍元首相を支援する街宣活動や、銃への信奉でも知られる『家庭連合』の派生団体『サンクチュアリ教会』の設立者・文亨進氏が現在来日していることも、このタイミングでテロを仕掛けた理由なのかもしれません。しかし、捜査が進んでいない現時点では、想像の域を超えません」

     山上容疑者の中学の同級生は、こう振り返る。

    「山上と政治や自衛隊の話なんてしたことがありません。いま思えば、山上は社会に出てから、自分の信念に反することとぶつかってばかりだったのかな。そうでなければ、こんなことは絶対にやらなかったと思うんです」

     山上容疑者の“信念”は、最悪の形で表明されてしまった。

    フジテレビ 上席解説委員 平井文夫氏の意見は個人的には賛成できないし、好きではない。過去の彼のコメントや記事を読んでも、これでフジテレビ 上席解説委員なんだと思ったぐらい。まあ、言いたい事を言うのは自由なので言えば良いと思う。
    まあ、下記のヤフーコメントでも触れている人がいるが、強引に平井文夫氏の言いたい事に関連付けたと思う。
    容疑者の恨みの原因と安倍氏と統一教会の関係が事実なのか、誤解なのか知らないが、個人レベルで確認や検証できるレベルではないと思う。さくらを見る会の件や赤木ファイルの件にしても、有罪になっていないが、疑問な点は多い。疑わしきは罰せずが基本だけど、検察の判断や捜査に対して疑問な点はある。容疑者が感情的なレベルまで来ていれば、止められない可能性は高い。死亡者が有名人ではないだけで、感情の縺れによる殺人は頻繁に起きている。それを考えると、宗教団体への寄付に関して借金してまで要求してはならない、又は、借金して寄付した事が判明すれば法的に返金する法律を作った方が良いと思う。これにより多くの人々や宗教にのめり込んだ人の家族を救済できると思う。しかし、メディアはこの事には一切、触れていない事に違和感と疑問を感じる。まあ、これが日本のメディアの体質なのだろう。ロシアよりましなだけで、歪んでいるメディアだと思う。

    msk*****

    野党政治家やその支持者、メディア人、学者、「活動家」への言葉での攻撃だってあったし、生卵を投げ入れる実力行使もウトロ地区への放火も、先日あったばかりではないか。

    安倍や自公への批判だけが問題なのではなく、「与党サイドではない」存在へのそうした波状攻撃を容認する風潮もが、実は安倍を死に追いやったのだと見るべきだろう。

    ま、その後、今日までに漏れ伝わって来ている被疑者の動機は、公憤というより明らかに私憤が強いと思われる。平井のご託宣の前提が崩れてるけどね。 自民党は長年、国際勝共連合=統一協会と足並み揃えて、というかもうズブズブの関係でやって来て、霊感商法などにもお目こぼしを与えて来たんだからな。

    安倍晋三さんを死なせたのは誰だ】 07/09/22(FNNプライムオンライン)

    岸田首相の涙でわかった

    FNNプライムオンライン

    7月8日昼前に安倍晋三元首相銃撃の一報が入った後、心肺停止の情報、「ドーンドーン」という銃撃音、安倍氏が倒れている映像などが次々に入ってきて、胸の中に重い塊が入っているような苦しさを感じた。

    午後3時前に遊説から急きょ東京に戻り、「ぶら下がり」取材に応じた岸田文雄首相が涙ぐんでいるように見えたので「やはりダメなのか」とわかった。

    テレビの映像や音声がつらくて、何か救いを求めるようにネットを見ていたら、評論家の八幡和郎さんが「アゴラ」というサイトに「安倍狙撃事件の犯人は反アベ無罪を煽った空気だ」という文章を載せていたので読んでみた。

    「安倍をたたき切れ」

    八幡さんは「狙撃事件の犯人がいかなる人物かはあまり重要でない」とした上で、「安倍晋三氏については、特定のマスコミや有識者といわれる人々が、テロ教唆と言われても仕方ないような言動、報道を繰り返し、暗殺されても仕方ないという空気をつくりだしたことが事件を引き起こした」と解説していた。

    八幡氏は「安倍をたたき切れ、といったものもいた」「国会で狂ったように憎悪を煽った議員もいた」「ヒトラーにいわれなく例えた市民運動家と称する人もいた」と具体例を挙げていた。

    僕の胸につかえていたのはこれだった。安倍氏をこれまで口汚くののしってきた人たちが「無事を祈ります」と言うのを聞くのが苦しかったのだ。

    午後4時ごろだったろうか、安倍氏をよく取材している元TBSの山口敬之さんがFacebookに「安倍さんがお亡くなりになった」と投稿した。間違いないだろう。そして昭恵夫人が病院に入った直後の5時3分、安倍氏の死亡が確認された。

    警備は甘かったのか

    今回、警視庁のSPや奈良県警による警備が甘かったという批判があるが、3月に札幌地裁で出た判決を思い出した人は多いはずだ。安倍氏の札幌での選挙演説中に「安倍辞めろ」とヤジを飛ばし警官に制止された男女が「政治的表現の自由を奪われた」と訴えて勝訴したのだ。

    たとえ明らかに演説妨害に見えるヤジであっても「表現の自由」であるならば、街頭演説における警備というのはやりにくくなるだろう。あの判決以来、現場で警官による職務質問が減っているという話を聞いたことがある。

    今回も容疑者がふらふらと近づいてきた時に、なぜ現場の警官が職質しなかったのか不思議だった。もしそういう「空気」があるとしたらこれは極めて危険なことだ。

    安倍氏は首相時代に演説の妨害が続いたため遊説日程を公表しないこともあったが、退任して2年近くがたち、最近は予定を公表していた。

    「闘う政治家」だった安倍氏に対しては攻撃もまた激しかったが、中には「許さない」とか「死ね」とか明らかに常軌を逸したものもあった。そしてそうした言動に対して私たちは「ダメだ」とはっきり言ってこなかったのではないか。

    岸田首相は「卑劣な蛮行は許せるものではない」「決して暴力には屈しない」と言ったがそんなことは言われなくてもわかっている。私たちが苦しんでいるのは、日本という国が、この社会の空気が、安倍さんを殺してしまったのではないかということなのだ。

    【執筆:フジテレビ 上席解説委員 平井文夫】

    下記の記事を書いた産経新聞の記者は山上徹也容疑者を必要以上に悪者にしたい意図があるのかもしれない。新聞記者なら下記のコメントが事実かどうか調べるべきだと思う。ある人の印象は、その人の洞察力や興味の深さでも変わってくる。日本の場合、表と裏が酷い事は多い。山上容疑者とその母親のことを知る男性の定義は曖昧。記者としてダメだと思う。もし知ると書くなら、例えば、10年以上知っているとか、頻繁な交流があったとか、もっと詳しくわかりやすく書くべきだと思う。仕事で記者をしているのだから読者が何を求めているのかわからないのだろうか?それとも上司に、下記のような感じの記事を書けと言われたのだろうか?記事の一つでも、曖昧な事が多い。
    最近は、記事や読んでもらって、又は、アクセスしてもらっていくらの世界だからこのような「豹変」を入れて興味を引こうとするのかもしれない。まあ、個人的な意見なので他の読者がどのように感じているのかわからない。
    令和2年10月からフォークリフトで荷物をトラックに積み込む「リフトマン」として働き始めた会社の上司の発言に関しても正しいとは限らないと個人的に思った。物流が搬送部門は仕事のプロかもしれないが、例学歴で体育会系な場合が多い。それが悪いわけではないが、上司や権力がある人間に必要以上に従順で、そのはけ口を弱い物、叩ける人に当たるような部分があるように感じた。そして、中途半端な管理職で人間性は悪いと、横暴だし、自己中で嘘を平気で付く、こんな環境で元進学校の出身の人が働けば、嫌になるだろうし、何でこんな奴らにこんなに扱われるのだろうと思っても不思議ではない。自分はそのような環境を見る事はあるが、そこで働いていないのであまりにも横暴だと思うとそこに出入りできなくなっても良いと決めたら、反撃する。ただ、嘘を付くのは当たり前と考えて対応しないと口裏合わせ、嘘のカバーなど勝てない。そして相手に同情をしては行けいない。上司もグルになると考えた方が良い。このような組織は上司が悪くても悪くなくても、一緒に処分される。
    このような会社は異常ではなく、そこそこにあると思う。自分達のストレス発散に誰かを叩く。体育会系なので理屈ではない、強気に屈し、理由がなくても弱気を叩く。そしてこのような会社ほど政治家にすり寄る。まあ、個人的な意見なので、他の人々がどう思っているのか知らない。ただ、産経の記事、又は、この記事を書いた記者に違和感を感じたので思っている事を書いてみた。

    山上容疑者は動機について、母親が宗教団体にのめり込み経済状況が苦しくなったこと、その団体と安倍氏につながりがあるとして恨んでいたと説明。山上容疑者の幼少期に近所で生活し、山上容疑者とその母親のことを知る男性(55)は「宗教にのめり込んでいるように見えなかった。今回の事件とはどう考えても結びつかない」と首をかしげた。


    アメリカに住んでいた時に、キリスト教で、信者を多く獲得したカリスマ牧師(牧師ではないかもしれない)が豪邸に住んで好き放題している記事やニュースを何度か見た事がある。もう、エンターテインメントと詐欺行為のミックスに見えた。知り合いのアメリカ人に質問したら、熱心な信者にはそんな質問をするなと言われた。信者の中には自分を否定されたと思い、おかしな行動を取る場合もあると説明された。別のアメリカ人の友達は、同じキリスト教だが宗派が違う家族の娘と兄弟が結婚して兄弟がおかしくなったと嘆いていた。いつもその友達の実家に行くと、その話をするので、やはり宗教は怖いなと思った。下記はヤフーのコメントの一部だが、やはり宗教の問題を体験している人達のコメントのようだ。事実なのか、作り話なのか、チェックできないので、個々が判断してほしい。
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    kat*****

    違う新興宗教2世だが、努力を認めてもらえないのはどこも同じなんだな… 信仰することは否定しないが、やはり色んな人を勧誘しないといけないシステムもあり、親は最終的に私の習っていた習い事の先生や同級生の親にまで声をかけていて本当に恥ずかしかった。他人なら距離を取ればいいけど、2世は子どものうちはどうしようもないので辛かった。


    匿名

    私は嫁ぎ先がある宗教にご熱心。結婚する前に尋ねたけど、教えてくれず。結納返しの場で。床の間に入り気づいた。今は亡き父が「結婚を辞めるなら今」と言われたけれどあとは式だけだし…とそのまま結婚。

    何度、あの時の父を思い出したか記憶にない。私はがんとして宗教を受け入れなかった。姑さんも今は鬼籍です。

    徳を積むためにお金を入れる。しない人はこんなに不幸になった。子供が成功したら親の信仰のおかげ。そんなの理解しなかった。子供の洗礼など絶対認めなかった。義両親には申し訳なかったと今は思う。

    子供のためにね。どこかで断ち切らないと。信仰など本人が心の中で思っているだけでいい。そう思い続けてました。


    tre*******

    重荷のお布施から逃れたくて、の勧誘を受け、安易に入信を考えても、家族の同意もなく、家族ぐるみで行動や入信できなければ、家庭内で違和感があり、何の為に宗教を選んだのかと悩む日々が続く事になります。生き方を教えてくれる宗教はまだ学ぶ事も見つかるでしょうが、大半の宗教はお金集めですから、食事や睡眠や仕事にも影響が出て、真面目に生きたい人で親戚や親友も居ないなら入会は辞めた方がいいでしょう。

    <
    dci*****

    殺人を犯した容疑者に同情することはできないが、それなりの動機があったのだと察することができる記事だと思いました。<
    宗教は自身が傾倒するだけなら否定はしませんが、家族を犠牲にし、しいては他人の家族まで破滅に追いやることもあります。<
    教団の存続のためや上層部が私腹を肥やしているケースもあることにのめり込むと気づかなくなるのでしょうね。<
    また容疑者がもし精神鑑定を受け、異常があった場合はどうなるのだろうとも思いました。

    優等生から豹変、同級生「同じ人物か」 安倍元首相銃撃の容疑者 07/09/22(産経新聞)

    安倍晋三元首相(67)を銃撃したとして、殺人未遂容疑で逮捕された元海上自衛隊員の無職、山上徹也容疑者(41)は、奈良市内のワンルームマンションで1人暮らしをしていた。奈良市で育ち、中学や高校の同級生からは「優等生」「努力家」とも評されていた。凶行の背景に何があったのか。

    「会話はいわゆる『ですます調』で丁寧。おとなしいが常識のある人だと思った」。今年5月まで約1年半、山上容疑者が勤務していた京都府内の工場の男性責任者は9日、奈良市内で取材に応じ、山上容疑者についてこう説明した。

    男性によると、山上容疑者はフォークリフトの免許を持っており、令和2年10月からフォークリフトで荷物をトラックに積み込む「リフトマン」として働き始めた。時給は約1800円。遅刻や欠勤もなく、まじめな仕事ぶりだった。

    ところが、採用から半年ほど過ぎたころ、仕事の手順を守らないことが目立ち「自己中心的でわがままな性格が出てきた」(男性)。今年1月には積み荷の扱いをめぐってトラック運転手と口論になったという。

    「そしたらお前がやれや!」。3月には同僚が手順違反を指摘したことで激しい口論になり、同月末ごろから週に1~2回欠勤するように。「心臓の調子が悪い」などと訴え、5月15日付で退職した。

    同僚との会話はあったが、趣味や経歴、家族構成などプライベートな話は口にしなかったという山上容疑者。男性は「世界を震撼(しんかん)させるような事件にまでいたるというのは、想像を超えている」と話した。
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    山上容疑者は奈良市内の小中学校に通い、中学ではバスケットボール部に所属。友人からは「徹也」からとった「こてつ」のあだ名で呼ばれていた。「どちらかというと、おとなしいタイプ」「勉強ができる優等生」。同級生らは印象をそう語る。

    バスケ部の同級生の男性(41)は「どんなに厳しい練習でも弱音を吐かず取り組んでいたし手を抜かなかった。まじめで努力家だとみんなが思っていた」と振り返る。バスケは中学から始めたが、部では中心選手として活躍していたという。

    逮捕を知り、「当時の姿と現場で地面に押さえつけられていた姿があまりにも乖離(かいり)しすぎていて、本当に同じ人物なのかと混乱している。決めたことをやり遂げる意志の強さが、災いしたのかもしれない」と複雑な心境を吐露した。

    奈良県内有数の進学校である県立高校に進むと、今度は応援団に入部。甲子園に出場したこともある野球部の応援などに精を出した。卒業アルバムの自身の将来を記載する欄には「わからん。」としていた。

    防衛省関係者によると、山上容疑者は平成14年8月に21歳で海上自衛隊に入隊し、17年8月まで任期制自衛官として勤務。高校の同級生の男性は「高校では文系のクラスに在籍していた。卒業後は大学に進学したと聞いていたが、自衛隊に入っていたと知って驚いた」と話す。

    自衛隊を退職後は職を転々とし、今年5月に派遣会社を退職してからは無職だったとみられる。

    山上容疑者は動機について、母親が宗教団体にのめり込み経済状況が苦しくなったこと、その団体と安倍氏につながりがあるとして恨んでいたと説明。山上容疑者の幼少期に近所で生活し、山上容疑者とその母親のことを知る男性(55)は「宗教にのめり込んでいるように見えなかった。今回の事件とはどう考えても結びつかない」と首をかしげた。

    象徴天皇制と皇族の廃止が起きなければ「特別待遇は続いていく」と言う事か?
    出来るだけ早く今の天皇で天皇、皇室、皇族そして宮内庁を廃止する事を決定してほしい。
    別に象徴天皇制がなくなっても深く関係している人達以外にとってはあまり影響はないと思う。栄枯盛衰は歴史を考えればいつか起きる事。

    【独自】安倍元首相を撃った山上徹也が供述した、宗教団体「統一教会」の名前 (1/2) (2/2) 07/09/22 (現代ビジネス)

    安倍氏と統一教会の接点

     安倍晋三元首相(享年67)を街頭演説中に銃撃し、殺害した山上徹也容疑者(41歳)の供述が、少しずつ明らかになってきている。大手メディアが報じない供述の内容を、以下、明かそう。

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     山上容疑者は「宗教団体のメンバーを狙おうとしたが、難しいと思い、安倍元総理を狙った」と報じられてきたが、この宗教団体は、旧・統一教会(世界平和統一家庭連合)である。かねてより霊感商法や集団結婚で話題になってきた新興宗教だ。

     山上容疑者は「自分の母親が統一教会の信者で、安倍晋三が統一教会と親しいと知って狙った」と供述している。

     なぜ山上容疑者は、統一教会と安倍氏と接点があると考えたのか? 統一教会系の政治団体「国際勝共連合」は、1968年に創設された保守系グループであり、自民党の保守系議員とも密接な関係があると言われる。ネット上では、かねてより安倍氏と勝共連合の関係が取り沙汰されてきた。

     統一教会と敵対関係にある日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」では、昨年9月12日、旧統一協会系の天宙和連合(UPF)の集会に安倍氏がオンラインで出席し、「今日に至るまでUPFとともに世界各地の紛争の解決、とりわけ朝鮮半島の平和的統一に向けて努力されてきた韓鶴子総裁をはじめ、皆さまに敬意を表します」と発言した模様を報じている。

     保守系政治家の雄であった安倍氏と統一教会との接点は、かねてより永田町関係者では公然の秘密だった。たとえば安倍氏と近いある参議院議員の場合は、「統一教会丸抱え」と言われるほどの密接の関係にあり、統一教会幹部も「あの議員はうちの票で当選できている」と認めるほどだった。

     山上容疑者の自宅では拳銃2丁以上が押収され、爆破物を複数製造していたことも明らかになった。自宅のワンルームは火薬の匂いが立ち込め、さながら町工場のように、爆発物などの製造に使う薬品、鉄くずなどが散乱していたという。

     「もともと爆発物で安倍氏を殺害しようとして製造したが、これでは無理だと銃に変更し、今年の春には完成させたと供述している。

     今回使用した銃は、2つの鉄パイプを粘着テープでつないだものだった。二度発砲ができるもので、激しい殺意が見られる。山上容疑者も、殺害するつもりだったと物静かに語っている」(捜査関係者)

    20年前の母親の破産

     「統一教会と安倍が親しいので狙った。殺してやると銃を持ち出した。ネットで毎日、参院選の予定を調べていて、奈良にきたのでチャンスだと思った」

     「政治的な意味合いで狙ったのではない」

     「自宅でこれまで、拳銃、爆発物など複数作っていた。インターネットなどから、調べて作った」

     などと山上容疑者は供述しているという。なぜ統一教会に恨みを燃やしたのか、今のところは供述からは明らかになっていない。

     ただ山上容疑者の母親がかつて統一教会の信者であり、大量の寄付をしていたこと、おそらくはそれが理由で2002年8月21日に破産宣告を受けていることが明らかになっており、家族が崩壊したことへの何らかの恨みを統一教会と安倍氏にぶつけた可能性がある。

     捜査関係者が語る。

     「母親は熱心な統一教会の信者で、今も現役のようだ。山上容疑者は母親と統一教会の関係が家庭崩壊につながったと憎悪を募らせ、犯行に及んだと供述している。母親については調べを進めているが、かなり熱心な信者であったとみられる。

     犯行前日には、安倍氏が岡山県で演説をすると知り、追いかけて行っている。パソコンやスマホには拳銃、爆発物を検索した履歴がかなりある。計画的な銃撃とみられるが、意味が通じない供述もある」

     自民党幹部は語る。

     「最大派閥、安倍派を牛耳る安倍氏が亡くなった、次のリーダーがはっきりしない安倍派は迷走するかもしれない。これまで安倍派だった下村博文、西村康稔、世耕弘成、萩生田光一といった有力者は、みな安倍氏がいるから大人しくしていた。だが、その軛が外れると大変だ。

    岸田政権の誕生は安倍氏と麻生氏のタッグのおかげだったが、そこにひびが入れば、岸田氏もウカウカしていられない状況になる。参院選は安倍氏の銃撃で同情票がくるので圧勝だろうが、党内抗争になる可能性がある」

     不安のおさまらないなか、10日の投開票日はどうなるだろうか。

    現代ビジネス編集部

    政治家達は民主主義への挑戦とか言っているが、容疑者の動機が政治がらみではなく、宗教団体の問題を話している以上、宗教団体の問題を調べ、問題がある点については法改正で同じような問題で入信者の家族が苦しまないようにするべきだと思う。テレビはこの事に関して言及しない事について不思議に感じる。
    容疑者は進学校に進んでいるので、ポテンシャルはあったと思う。それが家族の宗教団体への入信及び借金してまで寄付する事で、人生が狂い、今回の事件を起こす事になったのであれば、宗教団体への異常な寄付をコントロールする法改正が必要だと思う。
    個人的には宗教を信用しないし、宗教は危ないと思っている。確かに、宗教の教えを信じる事で精神的な安心を感じたり、宗教の教え次第では、人にやさしくなれることはある。ただ、宗教に関係なく、個々が判断すれば良いだけの事であって、宗教の熱中するのはどうかと個人的には思う。実際、カルトの問題は存在する。
    また、宗教団体の問題は山上(やまがみ)徹也容疑者が安倍氏を殺害したからこそ注目を受けていると思う。ここで宗教問題をうやむやにしたらダメだと思う。まあ、宗教団体としては信者を使って、鎮静化したと思っているに違いないと思う。
    部分的には下記のヤフーのコメントに賛成である。

    abe*****
    今回の件でのテレビ報道は、いつも通り酷いものとだと言わざるを得ない。人の不幸に託けて、視聴率競争を楽しんでやっているようにも見える。
    また、宗教団体名を報道しない理由も気になる。逆恨みであることはほとんど間違いないが、被疑者の母が安倍氏の存在を理由に入信したのであればそこには考えるべきこともある。民主主義としてそこは明らかにするべきだろう。
    これだけ賛否の分かれた政治家だからこそ、一時のセンセーションで終わらせずに、しっかり検証し、次の世論形成につながるようにしてほしい。それこそ、民主主義を守ることだろう。

    「宗教団体の名前を伏せる」「各局揃って喪服」……「安倍元首相銃撃事件」テレビ報道への4つの“違和感” (1/4) (2/4) (3/4) (4/4) 7/09/22 (現代ビジネス)

    元テレビ朝日ニュースデスクが解説

     安倍晋三元首相が殺害されるという衝撃的な事件が起きた昨日、テレビは当然のことながらその事件報道一色に染まった。「襲撃されて心肺停止状態」という第一報から、テレビ東京系列を除きほぼ全ての通常編成の番組は予定を変更して特番となり、深夜まで繰り返し安倍元首相殺害関連の事件に関するニュースのみが放送された。

    【写真】安倍晋三が恐れ、小池百合子は泣きついた「永田町最後のフィクサー」

     元首相殺害は断じて許されない。非難すべき犯罪だ。しかし、今日という日は選挙の前日でもあり、私たちはこの事件を冷静に捉える必要もある。そういう意味でも、テレビ報道に関しておかしなことはなかったのか、分析しておく必要があると考えた。

     長年テレビ報道に関わってきた筆者が、テレビ報道に感じた「違和感」をみなさまに伝えることにわずかなりとも意義があると思い、この文章を書くことにした。感じた「違和感」はいくつかある。

     (1) なぜ「宗教団体」の名前を明かさないのか

     安倍元首相を銃撃した元自衛官・山上徹也容疑者は、その犯行動機として「特定の宗教団体に恨みがあり、その宗教団体と関係がある安倍元総理を狙った」と供述していると報じられている。

     ひとつ目の疑問点は、この「宗教団体」の名前をなぜ明らかにしていないのか、である。この点についてテレビニュースの制作者として類推すると、考えられる可能性はふたつある。

     ひとつは「警察が団体名を発表しておらず、取材でも明らかになっていない」つまり「テレビ局側も知らない」可能性。供述は警察署の中でされているのだから、原則的に警察側からの情報がなければ宗教団体が明らかになることはない。あとは容疑者の周辺を取材して、聞き込みから関連のある宗教団体を割り出していくしかない。

     もうひとつの可能性としては、テレビ局は宗教団体の名前をすでに知っているが、なにがしかの配慮で報道していない場合。この場合、どういう配慮が働いている可能性があるのか。

     考えうるとすれば、局として「宗教団体側には何も責任がないから」ということに配慮して、もう少し供述内容が明らかとなって宗教団体と犯行動機との関連性が深まるまで様子をうかがっている可能性だろうか。

     あるいは、「安倍元首相とその宗教団体との関係がはっきりしない」ということに配慮している可能性だ。変にその宗教団体の名前を出すことによって「安倍元首相はあの宗教と関係があったのか」と思われてしまう可能性を恐れているのかもしれない。

    「配慮や忖度」があれば真相解明は遠のく  しかし今回の場合、事件の犯行動機は「宗教団体への恨み」と報道されているから、この団体の名前を明らかにし、またその宗教団体に取材をしなければ事件の真相解決にはつながらない。そこにもし「配慮や忖度」が働いているとすれば、それは少しおかしいのではないかということになる。

     やはり本来であれば宗教団体の名前を明らかにし、宗教団体側の取材もきちんと行ってその内容も併せて報道し、もし安倍元首相とその宗教団体との関係が明らかでなければ、その旨もきちんと報道すれば良いだけのことである。

     (2)今回の事件は「言論の自由や民主主義への挑戦」という問題?   きのう各局の特番を見ていて気になったのが、「この事件は言論の自由を奪おうとするものだ」とか「民主主義への挑戦だ」というフレーズが多用されていたことだ。

     たしかに、この事件への受け止めをインタビュー取材された政治家のみなさんがそう答えるのは至極当然だ。一般的に外形的に捉えれば、「選挙期間中に、選挙の応援演説をしていた元首相が殺害された」わけだから、まさに言論の自由の封殺であり、民主主義への挑戦であると言うべきだろう。
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     しかし、スタジオにいるコメンテーターや解説委員など「伝える側」まで、このフレーズを繰り返し述べていたのは、本当にそれで良いのだろうか。

     もしこの事件の犯行動機が「特定の宗教団体に恨みがあり、その宗教団体と関係がある安倍元総理を狙った」ということならば、本当にそれは「言論の自由を奪おうとすること」であり「民主主義への挑戦」なのか? というところがひとつ疑問として浮かぶ。

     「宗教団体へ個人的な恨み」が犯行動機であれば、それは個人的な怨恨による犯行だと言ったほうが適切かもしれない。だとすれば、安倍元首相を殺害するのはほぼ「逆恨み」であると言って良いだろう。

     ましてや、安倍元首相とその宗教団体にそれほど関係がなかったとすればなおさら、「安倍元首相は何の落ち度もなかったのに逆恨みで殺害された」ということになり、これはこれで断じて許されないが、果たして「言論の自由の封殺」や「民主主義への挑戦」であったのかというと、議論の余地も出てくるのではないか。

     とにかく今は「選挙期間真っ只中」であり、そういう意味では報道機関には冷静で公正な政治に関する報道姿勢が望まれる。

     そういう意味で、動機がはっきり分からない中で、局サイドまで「言論の自由と民主主義に対する許し難い犯行だ」と断定してしまっているかのような報道姿勢は、それでよいのだろうか。

    テレ東以外は横並び

     (3) 事件の報道時間が長すぎる

     さらに、気になるのは昨日、事件の放送時間が長すぎはしなかっただろうか? ということだ。テレビ東京を除く各局とも、ほぼ事件発生時から夕方のニュースそして深夜のニュースが終わるくらいまで、すべて特番編成をしてこの事件について放送したが、それは適切だっただろうか。

     確かに元首相の殺害事件であるから、ことの重大さから言えば当然特番を編成するのに十分値するのは間違いない。しかし、報道特番を編成するにはその「重大性」とともに「更新される情報量」も考慮されなければならない。

     ニュースには「更新される情報量の多いもの」と「少ないもの」がある。

     例えば、台風や地震などの自然災害は「更新される情報量の多いニュース」ということができる。刻々と降水量などの情報は変化し、被害状況も変わっていくからだ。

     あとは例えば被害者が多い事件・事故なども「情報量の多いニュース」だろう。刻々と死傷者が見つかったり、その容体が変化したり、救助や原因解明などが進む場合には、特番を編成して伝える事項がたくさんある。

     しかし、昨日はどうだっただろう。首相は17時頃にはお亡くなりになっていた。

     事件の発生状況も、衆人環視のもと行われた犯行だから謎は少なかった。犯人は既に逮捕されていた。となれば、実は夕方のニュースが終了した19時頃にはすでにニュースとしては「動きは比較的落ち着いていた」ということができる。

     「事件本筋」で更新されるとすれば捜査当局の取り調べ状況くらいだが、逮捕直後で夜間でもあるので、さほどの更新頻度は明らかに望めない。夫人も既に病院に駆けつけていたから、それほど親族の動きもなさそうだ。となると、せいぜい放送できるのは、「事件発生状況のまとめ」と「各界および各国の反応」と「これまでの安倍元首相の振り返り」くらいだろう。

    撃たれる映像が繰り返し流れる

     これで、ゴールデン・プライムタイムの時間を全て埋めなければならない。いくら、警察署や事件現場、そして安倍元首相の自宅前などから生中継をしても更新される情報は乏しい。

     となると、繰り返し事件発生当時の視聴者提供映像や写真などを流すしかない。そうすると、繰り返し安倍元首相が銃器で撃たれる前後の映像が流されることになる。これは結果的に、視聴者に恐怖の感情や不安感を植え付ける。中には衝撃的な映像を繰り返し見てショックを受け、トラウマのようになってしまう人も出てくることになりかねない。

     さらに、時間を埋めるためには繰り返し色々な人のインタビューを流さざるを得なくなる。そうすると当然のこととして「安倍首相を賞賛し、死を悼む声」ばかりが集まることとなる。なぜならいくら日頃対立関係にあろうと、安倍元首相のことが本音では嫌いであろうと、凶弾に倒れた直後に否定的なことをカメラに向かってインタビューで答える人はいないからだ。

     そうすると意図しなくても、結果的に「安倍元首相を褒め称える」側面ばかりを強調することになってしまう。

     参院選投票日の直前なのに、である。通常時ならまだしも、選挙期間中であるわけだから、こうした「偏った意見ばかりを放送する」ことに、放送局は一番気をつけなければならない時期のはずなのに、である。

     さらに、「これまでの安倍元首相の足跡をまとめたVTR」にしても、編集に時間はかけられず、慌てて編集したものだからどうしても内容は表面的な浅いものになってしまう。有識者などに分析してもらうようなインタビューをとることも、そんなにはできない。

     しかも、こういう特番で振り返りVTRを長時間放送することには「ライブ感がない」ということで、プロデューサーなどにも抵抗感があるから、どうしてもVTRは短めになってしまう。

     結果、「安倍元首相を誉めている内容」ばかりが目立つ数時間となってしまう。これであれば、いっそ夕方のニュースや夜のニュースなどで、きちんと更新情報を伝え、その間は通常編成の番組を放送したほうが良かったのではないかと私は思ってしまった。

     安倍元首相の死は大ニュースだから、改めてきちんと後日特番を放送すれば良かったのではないかと思えてならないのである。

    喪服を着るべきニュース
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     (4)各局揃って「喪服」はやり過ぎでは

     そして最後に気になったポイントは、細かいことかもしれないが、各局揃ってキャスターたちが「喪服」を着ていたことである。ぶっちゃけ安倍昭恵夫人ですらまだ喪服を着ていない昨日の時点で、「各局横並びでキャスターが喪服」だったのは視聴者の目にはどう映ったのだろうか。私は正直、若干の違和感を感じてしまったのである。

     私の経験で言うと、ニュース番組のスタイリストはどの番組でもほぼ必ず「色目が地味なコーディネイト」と「喪服」を必ず用意している。いつどんなニュースが発生するか分からないから、「派手な色味を避けるべきニュース」が発生したら地味な衣装を、そして「喪服を着るべきニュース」が発生したら喪服をいつでも着られるように準備しているわけだ。

    どんな判断が下されたのか

     では、昨日の場合はどう考えるべきか。果たして安倍元首相が殺害されたというニュースが「派手な色味を避けるべきニュース」だったのか「喪服を着るニュース」だったのかという判断の問題になると思う。

     一般論で言うと、通常、有名人が亡くなったからと言って「喪服」を着ることはニュース番組ではまずない。では、多数の人が亡くなった場合などはどうか? 例えば最近で言えば「知床の遊覧船事故」の際にキャスターは喪服を着ていただろうか? 私の記憶では、多分着ていないと思う。

     喪服を着るのは、例えば「追悼番組」のような場合に限られるのではないか、と私は思う。あまり通常「ニュース番組でキャスターに喪服を着させる」という判断はしにくいのではないかとニュース番組のプロデューサー経験者として思うのだ。

     果たして、昨日の場合、どのような判断があって各局ほぼ「喪服」ということになったのか。なぜ「知床の事故では喪服ではなかったのに、安倍元首相は喪服だったのか」を放送局関係者はどう説明するのだろうか。みなさんの目には「横並びの喪服」はどのように映っただろう。

     さて、テレビニュースの関係者として、「安倍元首相殺害事件報道」に関する「気になったポイント」をお伝えしたが、このことをみなさんはどのように受け止められるだろうか?   多分お考えは人それぞれだろうが、明日は参議院選挙の投票日だから、こうしたことも頭の片隅に置いてぜひ投票に行かれてほしい、と私は願っている。

    鎮目 博道(テレビプロデューサー・ライター)

    「捜査関係者によると、山上容疑者は特定の宗教団体名を挙げ、『過去に家族が入信し、金を納めて生活が苦しくなった』と説明していることもわかった。」
    <
    いろいろな記事のコメントでなぜメディアは宗教団体名を伏せるのかなどのコメントがあるし、その事に関する記事があった。
    母親が入信した宗教団体に寄付して自己破産したのが事実であれば、宗教団体名を言うべきである。そして、個人的には借金をしてまで宗教団体に寄付する事は禁止する法律を作るべきだと思う。宗教団体がチェックしていてもミスや漏れはあると思うので、借金して寄付した事が判明した場合には返金義務を科すべきだと思う。
    結局、メディアが宗教団体を言わないので下記のようなコメントが事実なのかもわからない。宗教団体と安倍氏の関係は捜査で事実が明らかになるのだから、間違いだったら間違いと報道されるのだから問題ないと思うが、なぜここまで宗教団体名をメディアが伏せるのかすごく違和感がある。
    <

    er*****

    わたしの母も加害者の母親と同じ宗教に入信しており、家庭こそ壊れなかったが父親が高給取りの割には質素なくらいだった気がします。お小遣いはないどころか親戚からもらったお年玉から献金され、自由に使うお金はほぼなかったです。
    まだこれはマシなことで、それよりも人生の制約が多すぎて大人になるまではいつもこの家に生まれてこなければよかったと死ぬことばかり考えていました。今でも母親のことを多少恨んでいます。
    今でこそ家族と距離を置いて生活しているのでストレスはないですが、このことを友人に話す勇気はありません。なので、加害者が感じていた孤独はなんとなくわかります。 唯一わからなかったのは、恨みの矛先が家族に向いていない点。単純に家族思いなのかもしれないですし、家族と話しても話にならない(これはわかります)か、諸悪の根源を駆逐したいと思うほど家庭が壊されてしまったのかなと思うと悲しくなります。
    dis*****

    統一教会のこと知らないのか?コメント読んでびっくりだよ。そんなことも知らないでよくコメントできるな。
    統一教会がどんなことしてきた集団か?オウムの事件前は問題のある宗教として度々マスコミでも取り上げられていた。しかし、最近はまったく取り上げられない。圧力がかかっているとしか思えない。統一教会の教祖文鮮明は勝共連合と言われる反共組織を立ち上げた。それを支持した自民党議員が何人かいて、その中でも安倍氏との関係は蜜月と言われていて、集会などでも挨拶をしたりしている。有名な話である。霊感商法ぐらいは知っていると思うが、多宝塔と言われる訳のわからないものを信者に何千万もの金で売りつけ、買わなければ呪われると脅迫していたため大きな問題になった宗教なんだよ。

    知っている人も遠慮がちにコメントしているのであえてはっきり書いたが、このコメントもすぐに消されることだろう。

    「家族が入信、金を納めて生活苦に」容疑の男、安倍氏に一方的恨みか 07/08/22(朝日新聞)

     安倍晋三元首相(67)が奈良市内で街頭演説中に銃で撃たれて死亡した事件で、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された無職の山上(やまがみ)徹也容疑者(41)が「爆弾も作ろうとした」と供述していることが、捜査関係者への取材でわかった。奈良市内の山上容疑者の自宅からは、犯行に使われた手製の銃と似たもののほか、火薬類なども押収されており、奈良県警が入手経路や製造方法について調べている。

     また、捜査関係者によると、山上容疑者は特定の宗教団体名を挙げ、「過去に家族が入信し、金を納めて生活が苦しくなった」と説明していることもわかった。「団体トップを狙おうとしたが難しく、安倍氏は(その団体と)つながりがあると思った。(安倍氏を)殺そうと思った」とも話しており、県警は、宗教団体への恨みが安倍氏への一方的な殺意につながったとみている。

     事件は8日午前11時32分ごろ、奈良市西大寺東町2丁目の近鉄大和西大寺(やまとさいだいじ)駅前で、安倍氏が参院選の街頭演説中に起きた。山上容疑者は直後に取り押さえられ、路上から黒色のテープで巻かれた手製の銃(長さ40センチ、高さ約20センチ)が押収された。

    知床 観光船「KAZU I(カズワン)」沈没事故が良い例だが、この世の中、問題になっていないから注目されない、又は、見直しされない事が多くあると思う。警備の世界について良く知らないが、やはり大きな問題がなかったから問題点が見過ごされていたと思う。
    世界中の歴史を見ても、やはり大きな問題、又は、大きな事件/事故として注目を集めないと放置される問題や原因はあると思う。そして同じではないが、似たような事は形や状況を変えて起きる。もし犠牲者が安倍晋三元首相でなければメディアも大きく取り上げなかったかもしれない。

    「安倍元首相への狙撃は防げた」民間SP会社代表から見た銃撃事件 07/08/22(現代ビジネス)

    背後をまったく警戒していない

     7月8日11時半頃、奈良市内の近鉄大和西大寺駅前で街頭演説中だった自民党の安倍晋三元首相が銃撃される事件が起こった。警察は現場で奈良市の山上徹也容疑者を殺人未遂容疑で現行犯逮捕している。

     銃撃後、山上容疑者は特に抵抗することなく、駆け寄ったSPに取り押さえられたという。

     この日、安倍元首相を警護するSPは現場に20~30人いたとされる。が、今回のような事態が起こったことについて、Twitterなどネット上では「なぜ銃撃から守ることができなかったのか」といった意見が多数投稿されている。

     「今回の安倍元首相への狙撃は防げたものだったと思います」

     こう話すのは民間のSP会社「IMSP」の代表・牧村博一氏だ。

     「映像を見る限り、周囲のSPの皆さんは前方ばかりを見ていて、安倍元首相の背後をまったく警戒していないように見えます。今回の事件は背後からの銃撃でした。前方だけでなく、背後も含めた周囲への警戒をもっとしておくべきだった」

     実際、「安倍氏の背後を通り抜けする人もいた」という現場に居合わせた人の証言も報道されている。

    現場の危機意識の希薄さ

     安倍元首相に放たれた銃撃は2発。1発目の銃撃のあと、安倍元首相は演説を続けていたが、山上容疑者が少し後ろに下がって撃った2発目で、その場に倒れ込んだとされる。

     牧村氏が続ける。

     「今回、安倍元首相の警護に当たった方々には、『日本で銃撃事件など起こるはずがない』という甘い認識があったのではないでしょうか。襲撃に使用される凶器が刃物であれば、一定の距離だけを見ていれば良いかもしれませんが、銃のような『飛び道具』であれば、警戒すべき間合いもまったく異なる。本来は想定すべき事案なのですが、それができてなかったのではないかと思われます。現場の危機意識の希薄さを感じずにはいられません」

     警察庁は、安倍元首相の警護の体制が十分だったかどうか今後確認すると説明している。

    マネー現代編集部

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