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中国に舐められ、韓国にも舐めらる。 情けない外交しか出来ない外務省、お前らは必要ない。 試験で良い点とっても、良い大学に入学しても、外交で良い結果を 出せないなら意味がない。弱腰すぎるだろ!勉強しかしてこなかったから 何もわからないのか。喧嘩の仕方も知らないのか。

外務省職員だったらちやほやされるから気にしないか?良い子のエリートだから 何もせず、隠れて国民の税金でリッチな生活をするほうが良いのか! 国民の負担を増やす前に外務省の予算を減らせ!!

韓国調査船が竹島領海に侵入・政府、対抗調査の方針 07/05/06(日経新聞)

 日本政府は5日午前、日韓が領有権を主張する竹島(韓国名・独島)周辺海域で、韓国の海洋調査船が日本側主張の排他的経済水域(EEZ)や竹島の領海に侵入したことを確認した。韓国政府は「海流調査のため」としている。外務省は同日、鹿取克章外務報道官名で談話を発表し、4月に中止した海上保安庁による海洋調査を「適切な時期に実施する」として対抗措置をとる方針を明らかにした。

 韓国政府も調査開始を認めた。調査は1日程度で終了する予定としている。鹿取外務報道官談話は「日韓双方のEEZの主張が重複する海域及び竹島領海で海流調査を開始したことは極めて遺憾であり、直ちに中止を求める」と要求。谷内正太郎外務次官は5日午前、外務省に羅鍾一駐日韓国大使を呼び、海流調査に踏み切ったことに厳重抗議した。羅大使は「適法であり、正当な主権行為だ。中止要請は受け入れられない」と述べた。

海保も情けない。国連海洋法条約と言っても、 国際条約を満足してない 外国船の日本からの出港を許したり、 偽造の国籍証書で出港させているから、 口だけの日本、何が出来るかと舐められるのである。日本は外国に弱い。 英語も読めない職員が多い。 英語が読めないこと理由に、対応しない、逃げる。 一つ、一つ、堅実にやってこないからこうなるのである。

韓国調査船、通報なくEEZ進入 海保が中止要求 07/05/06(産経新聞)

 海上保安庁は、韓国海洋調査院の調査船「海洋2000号」(2533トン)が5日午前6時40分ごろ、竹島(韓国名・独島)の西北西約45キロで、日本が主張する排他的経済水域(EEZ)に入ったことを確認した。

 航行目的などを無線で問い合わせた海保の巡視船に対し「海洋調査を実施するので妨害しないでほしい」と回答。巡視船は「同意のない調査は認められない」として直ちに中止するよう要求した。韓国政府にも外交ルートを通じ抗議する方針。

 調査船は時速約30キロで東南東に向け航行。韓国海洋警察庁の警備艦1隻が並走しているという。

 国連海洋法条約では、他国のEEZ内での調査には事前通報が必要とされているが、韓国側から通報はなかったという。

 韓国の調査船は2日夜、釜山港を出港。当初は13日ごろに日本側のEEZに入るとみられていた。

≪外務報道官、中止要請無視は遺憾≫

 外務省の香取克章外務報道官は5日朝、韓国の海洋調査船が日本の排他的経済水域(EEZ)の竹島周辺海域で海流調査を開始したことについて、「再三にわたる中止・延期要請にもかかわらず調査を開始したことは極めて遺憾であり、直ちに中止を求める」とする談話を発表した。

 談話はまた、政府が4月の日韓外務次官合意に基づいて中止していた海洋調査について、「このような事態となった以上、必要に応じ適切な時期に実施する」とし、韓国政府に誠意ある対応を求めた。

国連海洋法条約上、他国への事前説明なく海洋調査ができるのなぜ、海保の調査船は 待機したのか。海保、腰抜けか?韓国が拿捕(だほ)すると言っても、行くべきだった。 海保には新しい船など要らない。何も出来ない海保に金を掛ける必要は無い。

外務省や日本はほんとうにだめである。海洋調査で中国船を野放し、韓国には脅され、 調査見送り。外務省は本当にだめな組織である。海保に調査を強行するぐらい指示できないのか。 仕事が増えるから、こんな幕引きか??情けない国である日本は!!

竹島問題:衝突回避 土壇場一転決着  04/23/06(毎日新聞)

 竹島周辺の日本の海洋調査をめぐる日韓の外務事務次官協議は22日夜、決裂の可能性さえ指摘される中、土壇場で合意した。双方が国内に強硬論を抱えながらも外交的解決にこだわったのは、竹島問題が日韓の領土紛争として国際的な注目を浴びるのは得策ではないとの判断が働いたとみられる。ただ、ぎくしゃくする日韓関係が領土問題で「不信」を顕在化させた形でもあり、今回の問題のツケは小さくない。

 ◇火種残し「歩み寄り」

 日韓合意は、韓国が6月の海底地形に関する国際会議で竹島(韓国名・独島)周辺の海底地形に韓国名をつけることを提案しないのと同時に、日本が海洋調査を中止する「痛み分け」の構図だ。だが、22日の協議は一時「決裂」情報が飛び交うほど難航。同日夜、日韓両国はそれぞれ記者会見したが発表内容は自国に都合のいい解釈だった。

 午後7時45分、谷内正太郎外務次官はソウルのホテルで会見し「協議の結果、韓国が韓国名の名称を提唱するかどうかの問題については、6月には行わないという理解に達した」と述べた。その数分後、韓国外交通商省の柳明桓(ユミョンファン)第1次官は同省庁舎で「韓国は我々の正当な権利である海底地名登録を今後必要な準備を経て適切な時期に推進することにした」と発表した。

 海底地形の韓国名の表記提唱について「6月はない」と解釈した日本と、「適切な時期に推進する」と主張した韓国。このあいまいさが急転直下の合意に結びついた。だが、柳次官は日本の海洋調査について「中止という表現だが撤回と同じ意味だ」と指摘。韓国の今後の出方次第で日本が海洋調査に踏み切る可能性もあるのに、一方的にそれを排除するなど「火種」は残ったままだ。

 今回の協議は、谷内次官が「国際法にのっとった科学的な海洋調査」との立場を崩さず、「過去の侵略の正当化」と反発する韓国側との間で平行線をたどった。韓国にとっても盧武鉉(ノムヒョン)大統領が「静かな外交」を再考する姿勢を示す中、柔軟姿勢への転換は難しい情勢だった。

 双方が主張を譲らないまま結論を先送りする手段として浮上したのが、00年から中断している排他的経済水域(EEZ)の境界画定交渉を再開し、その中で積み残した協議を続けるという方法だった。これによって「交渉の場」が確保されたことになり、決裂という最悪の結果は避けられた。日本側はこれまでもEEZ交渉を働きかけてきた経緯があり政府内には「大成功」の声もある。

 だが、柳次官は「今回の事態はEEZが画定していないために発生した」と発言しており、5月に再開するEEZ画定に関する局長協議では、竹島周辺海域を韓国側だと認めさせるよう攻勢をかけるとみられる。

 外務省幹部は22日夜、次官協議の妥結を「目の前にある危機をとりあえず回避しただけ。お互いにいったん頭を冷やして本質的な話をしましょうということだ」と自ちょう気味に評価した。海洋調査などをめぐる今回の対立点の協議は5月に再開するEEZの境界画定交渉に委ねられたが、双方が歩み寄る見通しはないのが現状だ。【大貫智子、ソウル・堀山明子】

 ◇日韓の不安定さ露呈

 今回の海洋調査問題は、竹島の領有権や過去の歴史認識をめぐる日韓の対立が東アジアの不安定要因であることを国際社会に印象づけた。特に日本政府は東シナ海のガス田開発や靖国神社問題で中国とも激しい非難の応酬を繰り広げ、米国や東南アジア諸国から懸念の目を向けられている。その中で、友好国だったはずの韓国との関係を「衝突」寸前まで悪化させたことは、東アジアのリーダーを名乗る資格を疑わせかねない。

 「米国から圧力がかかった。このことは首相官邸にも伝わっている」

 谷内正太郎外務事務次官のソウル派遣が決まった20日、政府筋はこう語り、米政府が日韓対立への懸念を非公式に伝えてきたことを認めた。東アジアは中国の台頭と北朝鮮の核開発という不安定要因を抱えており、「米国の同盟国同士でけんかするのはまかりならぬということだ」と別の政府関係者は分析する。

 日本側は「EEZの海洋調査は国際法にのっとった当然の権利」と主張し、調査に踏み切る場合も海上保安庁の武装した巡視船は同行させず丸腰の測量船だけを派遣して「衝突」を回避する方針だった。海洋調査を「過去の侵略を正当化する歴史問題」と位置づけて「拿捕(だ)も辞さない」とした韓国政府の強硬路線が国際的に「過剰反応」と映るだろうとの計算があった。最後は外交的解決で折り合ったが、小泉純一郎首相と盧武鉉大統領の下で相互不信が深刻化している現実を露呈した。【平田崇浩】

日本が調査に踏み切った場合には船舶を拿捕(だほ)すると言われても、 国連海洋法条約上、他国への事前説明なく海洋調査ができると思うならやれば良い。

海保測量船はさっさと海洋調査をしろ!韓国が拿捕(だほ)するならその時に 対応すれば良い。日本は日本人の人命のために自衛隊を派遣するなら、 派遣できるじゃないか。拿捕(だほ)された日本人の救出のために自衛隊が活躍できる。

海保も海上自衛隊がいなくとも武装された船を持っている。行動をとれば良い。

甘い対応ばかり取るからばかにされる対応を受けるのだ。韓国に恨みはない。 しかし、日本は余りにもばかにされてないか?誰の責任だ?保安庁か?外務省か? 日本国か?

中国や韓国にばかにされた対応されて、黙っている日本を愛するようにといっても無理が あるだろ。無駄使いしておきながら増税と言って納得する日本国民と違い、 外国の対応は違う。黙っている日本国民が一番、あほなのか?こんな対応しかできない 海保、外務省、そして日本を容認している国民があほなのか?やはり日本人としての 誇りなんて持てるはず無いだろう!こんな状態じゃ!世界の笑いものだ!

政府、竹島周辺海域の調査準備 韓国は猛反発  04/20/06(朝日新聞)

 日韓両国が領有権を主張する竹島(韓国名・独島)周辺を含む排他的経済水域(EEZ)で海上保安庁が海洋調査を予定していることに韓国政府が強く反発している問題で、日本政府は19日、事態打開に向け、韓国側と折衝を継続した。20日朝にはソウルで潘基文(パン・ギムン)外交通商相が大島正太郎駐韓大使を呼び、韓国側の対応を伝える見通しだ。一方、海保の測量船2隻は19日、鳥取県の境港に入港し、付近で待機。韓国側の反応次第では20日にも調査を始める構えで、日韓関係が一段と悪化する可能性が出てきた。

 小泉首相は19日夜、「報告は聞いているが、国際法にのっとって対応したい」と述べた。韓国政府が強く反発していることについては「そんなに興奮しない方がいい。日本は冷静に対応する」と、韓国側の冷静な対応を求めた。首相官邸で記者団の質問に答えた。

 安倍官房長官は19日の記者会見で「国際法にのっとり、お互いに冷静に対応することが必要だ。科学的な調査であり、各国も行っていることと変わりはないと思っている」と述べた。国連海洋法条約上、他国への事前説明なく海洋調査ができるとの考えを示した。

 安倍氏は「日本側としてはなるべく円満な解決を図りたいと考え、韓国側とも接触している」とも語り、事態収拾に向け韓国側と協議していることを明らかにした。

 政府関係者によると、外務省の谷内正太郎事務次官が17日、羅鍾一(ラ・ジョンイル)駐日大使と都内で会談。調査を相互に事前連絡する事前通報制度の導入を呼びかけた。

 さらに日本側は、6月の国際会議で韓国側が海底の地形に韓国独自の名称の申請をしなければ、調査を延期するなどの提案も韓国側に打診した。

 しかし、これらの提案に対し、韓国側は「日本が計画を即刻撤回すれば交渉は可能だ」(潘外交通商相)との姿勢を崩しておらず、打開の糸口はみつかっていない。

 海保の調査対象海域は竹島の北方から若狭湾沖、能登半島の西方を結ぶ長方形のエリア。その一部では約30年前に測量が行われたが、戦後は測量が実施されていない海域もあるという。海保は最新のデータに基づく海図を製作するため、測量を行いたいとしている。

 6月21〜23日にドイツで海底地形の名称に関する国際会議が予定されている。韓国側が海底地形に独自の名称をつける動きがあることから、それに対抗する形で日本としても新たな海図を作製する準備を進めてきた。

 一方、韓国国会は19日、「独島(竹島)近海の水路測量計画の即時中断」を求める決議を本会議出席241人(定数299)の満場一致で採択した。

 同決議は「日本政府による独島領有権主張の内容を高校歴史教科書に載せようとする企て」にも反対し、韓国政府に「日本の挑発を阻止する実質的で強力な対策」を促している。

 韓日議員連盟の文喜相(ムン・ヒサン)会長は19日、日本側会長の森喜朗・前首相あてに「状況はとても厳しい。日本に賢い対応を望む」との内容の書簡を送った。

 羅大使は19日、日本記者クラブでの会見で「日本がこれまで行ってきた一連の歴史歪曲(わいきょく)の延長線上にある」として、日本側に調査中止を求めた。日本は竹島の領有権を主張するための既成事実作りを狙っているとの指摘とみられ、日本側が調査を中止し、その上で「外交的に解決することが望ましい」と述べた。

竹島周辺調査、20日にも開始 海保測量船  04/19/06(朝日新聞)

 政府は、海上保安庁の測量船による竹島(韓国名・独島)付近を含む排他的経済水域(EEZ)の調査を20日にも開始する方向で準備に入った。東京・築地の海保海洋情報部所属の測量船2隻が東京港を出港し、19日、鳥取県の境港に入港した。ただ、韓国政府が強く反発しているため、政府内には実施時期については「適切に判断すべきだ」(政府関係者)との意見もあり、状況を見ながら最終判断する。

 外務省幹部は19日朝、「調査は粛々と行う」と述べた。ただ、韓国政府側では日本が調査に踏み切った場合には船舶を拿捕(だほ)すべきだとの強硬意見も出るなど反発を強めていることから、政府は実際に調査を行うかどうかは慎重に判断する構えだ。

 安倍官房長官は同日の記者会見で「個々の行動については一切答えるのを差し控えたい」と調査開始の時期などに関して明言を避け、「国際法にのっとってお互いに冷静に対応することが大切だ」と述べた。

 小泉首相は18日、石川裕己海上保安庁長官に冷静に対応するよう指示していた。政府関係者は「調査する前に韓国側に通告した方がよい」と語った。

 関係者によると、海保は20日から5日間程度の調査を予定。竹島北側から若狭湾にかけての海域の水深などを調べ、新たな海図を作製する。

 6月21〜23日にドイツで海底地形の名称に関する国際会議が予定されている。海保は、日本海の呼称をやめて「東海」にすべきだなどとする韓国側の主張に対抗するため、新たな海図の作製を急いでいる。

これごときの問題さえも適切に対応できない日本は、常任理事国になる実力はない。 問題を解決せずに先送りや逃げるだけでは、信頼などついてこない。 海上保安庁も全てを公開し、はっきりするべきである。社説には「韓国漁船 解決はしたけれど」 と書いてあるが本当に問題が解決したと思うのか。

たかが韓国漁船一隻と思うかもしれないが、韓国人の嘘やごまかしを見逃している実態だってある。 今回は、漁船が上手く逃げなかった、そして海上保安官二人が韓国漁船に残されたから問題になった。 それだけのことである。警察に問題を報告しても 会話を録音しているとか、ビデオカメラに映像として記録しておかないと立件できないと逃げの口実 を使う。海上においては警察と同じような権限を持つ海上保安庁がこのような初歩的なことを理解 せずに行動しているとは考えられない。もし、そのような対応しかしていなければ、海上保安庁の 改善及び改革は必要であろう。海上保安庁は韓国海洋警察庁の発表に対して、くわしく海保の 回答を支持する記録なり、証拠を提示して韓国海洋警察庁が正しいのか、間違っているのか公表する べきだ。

韓国漁船 解決はしたけれど  06/04/05(朝日新聞)

 長崎県対馬沖で日本の海上保安庁と韓国海洋警察庁の船艇が40時間近くもにらみ合う事件が起きた。

 日本の排他的経済水域(EEZ)に入った韓国漁船が、違法操業の疑いで立ち入り検査しようとした海上保安庁の巡視艇を振り切り、韓国側EEZに逃げ込んだ。漁船員らの扱いをどうするかで対立が続いた。

 結局、韓国側の警備艦内で日本側が漁船の船長を聴取するという異例の形をとり、船長が立ち入り検査を拒否した漁業法違反を認めて担保金の支払いを保証し、釈放された。

 これを受けて、日本は書類送検などの司法手続きを進めることができる。韓国は船長の身柄を引き渡さずにすんだ。ただでさえ険悪な両国関係への影響を考えれば、穏当な決着といえるだろう。しかし、どこかすっきりしない、後味の悪さが残ったことも確かだ。

 韓国側によると、漁船は冷凍庫の故障のために戻る途中、最短コースをとろうとして日本のEEZに入ったという。

 不審な点がないか日本側が調べるのは当然だから、漁船が逃げたこと自体がいけない。おまけに、検査しようと船に乗り込んできた海上保安官2人を乗せたまま逃走した非常識な行為である。

 国連海洋法条約によれば、たとえ漁船が韓国側EEZに入っても、日本側に追跡権がある。韓国側は船長と船を早く引き渡すべきではなかったか。

 だが韓国海洋警察庁は、海上保安官が漁船員に暴力をふるってけがをさせたなどと発表し、メディアも「日本が過剰対応」と大きく報じるなど、日本批判のムードがいっきに高まった。

 そんななかで潘基文外相は、訪韓していた逢沢外務副大臣に「韓国で詳しく調べて法にのっとった措置をする」という収拾案を示し、協力を求めた。日本側もその線で知恵を出し、事態がさらに悪化する前になんとか落着させた。

 1隻の漁船をめぐってこれだけの騒ぎに発展してしまうのも、とげとげしい今の両国関係を象徴している。

 こういう時こそ、双方が冷静に対処し、再発防止に努力してもらいたい。

 まず、現場で何があったのかを明らかにすることだ。日本側は海上保安官の暴行を否定している。また韓国側は、日本に謝罪と傷んだ漁船の損害補償を促したと発表しているが、日本側はそんな要求の存在すら認めていない。

 韓国漁船によるEEZの侵犯は現実に繰り返されている。法を守るよう漁業者に徹底することを韓国側には求めたい。

 違反があれば、国連海洋法条約などのルールに従って実務的に処理する姿勢も再確認する必要がある。

 海上保安庁と海洋警察庁は救難・警備の合同訓練を続け、02年サッカーW杯でも海上警備で緊密に協力し合った。「これだけの仲の良さは他では見られない」(海上保安庁)とさえ言われる。

 そんな仲をうまく生かしていきたい。

「聯合ニュースによると、長崎県対馬沖の日本の排他的経済水域(EEZ)内で韓国漁船「シンプン」が 対馬海上保安部の検査を拒否して逃走した事件で、韓国海洋警察庁は3日、海保の対応について 「行き過ぎた取り締まりだ」と書面で抗議する方針を明らかにした。」

また、「海洋警察庁は、昨年6月に開かれた日韓の海上治安機関長会議で、日韓漁業協定に違反した相手国漁船を 発見した場合、無理な追跡・拿捕(だほ)よりも相互通報で対応していく方針で一致したにもかかわらず、 日本側がこれに反する対応を取ったと主張している。」

上記の合意が成立していれば、やはり、海保が今回の対応の正当化を明確に出来なければ、 海保の負けだろう。日韓漁業協定に違反した相手国漁船について海洋警察庁に通報したが、 適切な対応や納得の行く処分をしなかった事が日韓の海上治安機関長会議以降にあれば、 相互通報による協力の問題点や海洋警察庁の公平性の欠如等が証明できるものを提示した上で、 今回の正当性を主張するべきだ。

そのような前例がなく、海洋警察庁の発言が正しければ、海保は実行力でだめ。 法的な駆け引きや戦略でもだめと言うことが明確になるであろう。海洋警察庁が正しいのか、 海保が正しいのか、はっきりするまでわからないが、海洋警察庁のように理由を提示した上での 抗議に関して、海保よりも海洋警察庁の方が上であるように思える。

漁業法違反(立ち入り検査忌避)については鄭船長は黒である確立は高い。しかし、これだけの容疑で あればビデオで証拠を取り、海洋警察庁に提出し、「漁業法はEEZや領海内で海保の立ち入り検査を 拒否した場合、6カ月以下の懲役か30万円以下の罰金と定めている。」ことを理解していると思うが、 書面で説明し、引渡しを要求するべきである。このようなケースに対して海洋警察庁が 不適切な対応又は無視すれば、「相互通報で対応」は効果がないことを書面で伝え、 強引であっても韓国漁船が漁業法違反(立ち入り検査忌避)と思われる行動を取れば、 追跡・拿捕(だほ)すると伝えるべきであったであろう。実際は、海保と海洋警察庁との 間でどのような連絡があったのか、不明である。しかし、どこの国の人達が見てもどちらが 正当なのかわかるような対応をしなければならない。

日本がばかにされる理由は、海保、外務省及び日本政府にも原因があると思える。 情けない!!税金泥棒かもしれない。

韓国漁船:海保の対応に書面で抗議へ 韓国海洋警察庁  06/04/05(毎日新聞)

 【ソウル堀山明子】聯合ニュースによると、長崎県対馬沖の日本の排他的経済水域(EEZ)内で韓国漁船「シンプン」が対馬海上保安部の検査を拒否して逃走した事件で、韓国海洋警察庁は3日、海保の対応について「行き過ぎた取り締まりだ」と書面で抗議する方針を明らかにした。

 海洋警察庁は、昨年6月に開かれた日韓の海上治安機関長会議で、日韓漁業協定に違反した相手国漁船を発見した場合、無理な追跡・拿捕(だほ)よりも相互通報で対応していく方針で一致したにもかかわらず、日本側がこれに反する対応を取ったと主張している。

 また、連合ニュースによると、海洋警察はこの日、シンプンの実況見分を行った。立ち会った船員は、海保の巡視艇「たつぐも」が空砲射撃を行ったと話した。シンプンの船長や乗組員は暴行で負傷したとして海保を相手取り、損害賠償請求訴訟を起こす考えを示した。船主も船体損傷で2000万ウオン(約213万円)相当の損害が生じたと提訴する方針を明らかにした。

逃走した韓国漁船の船長、対馬海上保安部が出頭命令  06/03/05(読売新聞)

 長崎県・対馬(対馬市)沖の日本の排他的経済水域(EEZ)内で、韓国のアナゴ漁船「502 シンプン」が海上保安官2人を乗せたまま逃走した事件で、対馬海上保安部は3日、シ号の船長(36)に漁業法違反(立ち入り検査忌避)容疑で出頭命令を出した。

 近く書類送検する。

 また同日、船長は代理人を通じ、早期釈放の条件となっていた担保金50万円を対馬海保に提出した。出頭期日は17〜24日で、船長は命令に応じない公算が大きく、応じなければ担保金は国庫に没収される。

激励のメールや電話800件 韓国漁船逃走事件で七管に  06/04/05(産経新聞)

 長崎県・対馬沖で起きた韓国漁船逃走事件で、第七管区海上保安本部(北九州市)や対馬海上保安部に、激励などの電子メールや電話が800件以上寄せられていることが4日、分かった。日本政府の対応への不満も一部含まれているという。

 七管によると、事件が報道された一日夕から「引き下がるな」「頑張れ」など、海保を激励するメールや電話が入り始めた。海上保安当局の交渉が決着し、事件に幕引きが図られた2日夕以降はさらに増えた。

 約8割は海上保安官への励ましや長時間の交渉をねぎらうもので、「国の威信をかけて勤務を遂行する姿に感動した」「難しい状況の中でよく頑張っている」などの内容。手書きのファクスを送ってきた人もいた。

 一方、韓国漁船の逃走を許したことに「強制的な取り締まりができるよう、普段から訓練しておくべきだ」との意見があったほか、韓国側への船長の引き渡しに合意した政府の対応については「違法操業が増える」「もっと強気でよかった」などと批判が多かったという。

(共同)

海保の弱腰は、日本政府の情けなさから来ているのか。こんなことじゃ、日本人のプライドなんか 持てない。日本人は金がなくなれば、何の取りえもない東洋人と言われても反論できない。 ほんと情けないぞ、海保と日本政府。こんな情けない幕引きをするんだから、デッカイ顔をするな。

韓国側へ引き渡しで合意 違反認めることなど条件 漁船逃走事件  06/02/05(産経新聞)

 長崎県・対馬沖の日本の排他的経済水域(EEZ)で対馬海上保安部の検査を拒否した韓国漁船が逃走した事件で、海上保安庁と韓国海洋警察庁は2日、漁船が漁業法違反(立ち入り検査忌避)容疑を認めることなどを条件に、船と船長の身柄を韓国側に引き渡すことで合意した。日本政府は今月20日を軸に調整が続いている日韓首脳会談を控え政治問題になることを避けた格好だ。

 1日未明から、対馬の北東約60キロの韓国のEEZ内(公海)で、日韓当局の船計13隻が対峙(たいじ)する異常な状態が続いていた。2日午後6時15分、日本の巡視船艇が撤収し事態は収拾した。

 第七管区海上保安本部(北九州)は、逃走した漁船「シンプン」の船長(36)を現行犯逮捕する方針だった。日韓合意後に記者会見した警備救難部の桧垣幸策(ひがき・こうさく)企画調整官は「逮捕ができず十分な調べができなかった。今回のケースは例外にとどめたい」と述べた。

 七管によると、漁船の船長や乗務員に対しては韓国側の警備艦の上で任意の事情聴取を実施。船長は立ち入り検査忌避を認めた上で、50万円の担保金を支払うとの保証書を提出した。

 事件は5月31日深夜に発生した。対馬海上保安部の巡視艇が日本のEEZ内を移動中の韓国のアナゴ漁船を発見。EEZ内で操業している可能性があるとみて、立ち入り検査をしようとしたが、漁船は海上保安官2人を乗せたまま約2時間半逃走した。

 漁船は1日未明、韓国のEEZ内で韓国海洋警察庁の警備艦に横付けして停船。日本の巡視船艇も現場海域に急行し、漁船の処遇をめぐり、日韓の当局の交渉が続いていた。

 韓国の海洋警察庁は2日、同船について、日本のEEZ内で操業はしていなかったとの調査結果を発表した。

(共同)

海保、情けないぞ。映画で海猿かなんかで有名になったからといっても所詮、ヒーローで いられるのは映画の中だけか。

「漁業法はEEZや領海内で海保の立ち入り検査を拒否した場合、6カ月以下の懲役か 30万円以下の罰金と定めている。」らしいが、罰金の額が低すぎるだろう。罰金を 150万円以上に改正するべきであろう。

「日韓両国が協議した結果、鄭船長が漁業法違反(立ち入り検査忌避)罪を認める書面を提出し、 担保金の支払いを確約すれば、海保は鄭船長を韓国側に引き渡すという内容で合意した。」と いかにも体裁を考えて書かれているが、言い換えれば、海保の手際が悪かった。 鄭船長が漁業法違反(立ち入り検査忌避)罪を認めようが、認めまいが、 ビデオで記録すれば、船名、船の姿、コールサイン、その他の特徴になるものを取っていれば、 逃走しても証拠が残る。もし取れるのであれば、船員をビデオで取っておけばよい。 何でこのようなことを海保は考えられない、実行出来ないのであろう。民間レベルじゃないだろう。 銃も携帯できる海保だろう。

マラッカ海峡の海賊対策で日本は小型船にもAISのような物を搭載させることを提案したみたいで あるが、小型漁船にもAISのような物を搭載させるべきであろう。AISの情報を記録させる装置 をAISにつなげば、どの漁船がどの位置にいたか証拠となる。また、故意にAISの電源をOFF にしていれば、OFFにしていた記録も取れる。プロット画面又はターゲットリスト画面にデータ− がないことが記録に残れば、電源を切っていた、又は故障していたかのどちらかしか可能性はない。 これが適用されれば、違法漁獲や違法な操業が明確になる。水産庁も協力してAIS搭載の批准を 提案すべきである。

逃走漁船は韓国側へ 違反容疑認めることなど条件に合意  06/02/05(朝日新聞)

 日本の排他的経済水域(EEZ)に入った韓国漁船の引き渡しをめぐり、海上保安庁と韓国・海洋警察庁が現場海域でにらみ合いを続けていた問題で、漁船側は2日午後5時半、海保の立ち入り検査を拒否した漁業法違反罪を認め、担保金50万円の支払いを確約する書面を提出した。これを受けて海保は船長を釈放し、現場海域から巡視船艇を撤収させた。異例の展開となった問題は5月31日夜の発生から2日ぶりに決着する。

 海保によると、現場海域では海上保安官が海洋警察庁の警備艦に乗り込み、1日午後から交渉を続けた。警備艦には漁船502シンプン号の鄭旭現(チョン・ウクヒョン)船長(36)も同乗した。

 海保は併せて外務省や首相官邸に経緯を報告。日韓両国が協議した結果、鄭船長が漁業法違反(立ち入り検査忌避)罪を認める書面を提出し、担保金の支払いを確約すれば、海保は鄭船長を韓国側に引き渡すという内容で合意した。

 鄭船長は書面を提出し、担保金の支払い保証書も提出されたため、海保は鄭船長を釈放し、2日午後6時すぎに巡視船艇は現場海域を離れた。

 漁業法はEEZや領海内で海保の立ち入り検査を拒否した場合、6カ月以下の懲役か30万円以下の罰金と定めている。担保金はEEZ内における外国船の操業について定めたEEZ漁業法に規定があり、支払った場合は身柄拘束や証拠品の押収を免れることができる。今後の海保の取り調べに応じなければ没収される。

 立ち入り検査忌避や無許可操業で拿捕(だほ)された外国船長の大半は担保金を支払って釈放されているという。

韓国漁船、海保の2人乗せ逃走 2時間半後解放 対馬沖  06/02/05(朝日新聞)

 31日午後11時半ごろ、長崎県対馬市上対馬町の三ツ島灯台の北東約50キロの日本の排他的経済水域(EEZ)内で、対馬海上保安部の巡視艇「たつぐも」(約150トン)が韓国籍のアナゴかご漁船3隻を見つけた。立ち入り検査するため強行接舷し、海上保安官2人が1隻に乗り移ったが、そのまま逃走。約2時間半後、約10キロ離れた韓国のEEZ内で、韓国・海洋警察庁の警備艦が接舷して停船した。海上保安官は巡視艇に戻った。海上保安庁(東京・霞が関)は1日、海洋警察庁に対し漁業法違反(立ち入り検査忌避)容疑で韓国漁船「シンプン」の引き渡しを正式に要請したが、2日午前1時現在、海洋警察庁は拒否。現場海域で日韓双方のにらみ合いが続いている。

 海保はこうした経緯を外務省や官邸にも報告した。日本のEEZ内での無許可操業や立ち入り検査忌避の容疑では、国連海洋法条約上、韓国漁船が自国や第三国の領海(沿岸から約22キロ)に逃げ込むまで、日本の海保に追跡などの捜査権限が認められている。海保は「引き続き引き渡しを求めるが、この問題が日韓関係に影響を与えないよう、関係機関と協議しながら慎重に行動する」としている。

 第7管区海上保安本部(北九州市)によると、船は船長ら10人が乗り組み。「たつぐも」の停船命令に従わず、ジグザグに韓国へ向けて逃げ出した。立ち入り検査のため乗り移ろうとした保安官3人のうち、1人が海中に転落。救助しているすきに漁船は再び逃げた。

 乗り移った保安官2人はドアや窓ガラスを割って船橋内に入り、操縦レバーを使っていったんは船を止めた。しかし、乗組員から体当たりや羽交い締めにされ、船橋の外の甲板に出されたという。

 1日午前0時20分ごろ、対馬海保が海洋警察庁に協力を要請。警備艦が午前1時53分ごろ、三ツ島灯台の北北東約60キロの韓国EEZ内で漁船を停止させ、保安官2人は巡視艇に戻った。船の引き渡しを求めたが、「韓国側で捜査したい」と拒否した。

 対馬近海では5月15日、「たつぐも」が韓国はえ縄漁船に立ち入り検査をしようと接舷した際に妨害を受け、船体に穴を開けられ、逃げられた。保安官を乗せたまま逃走した例はないという。7管警備救難部の檜垣幸策企画調整官は「日本のEEZ内で起きており、国際法上の捜査権はこちらにある。韓国側の主張は根拠がない」と話している。

韓国人の嘘には飽き飽きしている。盧武鉉(ノムヒョン)大統領は謝罪をするべきである。 日本外務省は引き下がるべきでない。日本の正しさを主張するべきなのである。 海上保安庁も韓国人の嘘を平気で付くことを考慮した対応策をこれからは取るべきである。

韓国漁船:協議で日本側巡視艇が撤収 韓国側が発表  06/02/05(毎日新聞)

 【ソウル堀信一郎】韓国の外交通商省幹部は2日、日韓両国の協議で、日本側は巡視艇を現場から撤収させて「にらみ合い」を解除、韓国側は漁船「シンプン」の違法操業の有無について調査することで合意したと明らかにした。合意内容は海洋警察庁が同日午後、正式に発表するという。

 外交通商省幹部によると、「シンプン」の船長が日本の排他的経済水域(EEZ)を侵犯した事実と日本側の検査に応じず逃走したことを認める書類を作成。違反金として日本側に50万円を支払うという。

 一方で韓国側は「シンプン」の船長を対象に違法操業の有無について調査した後、処罰するかどうかを決める。

もしも下記の記事が本当であれば、「聯合ニュースによると、日本側との交渉を担当している蔚山(ウルサン)海洋警察幹部は 「韓国漁船が日本のEEZで不法操業した証拠がない。証拠なしに不法操業だと日本が言うのは強引だ」と主張、 長の引き渡しには応じない方針を示している。」

「韓国メディアが問題視しているのが「日本側による暴行」だ。韓国側報道によると、日本の巡視艇の海上保安官2人が漁船に乗り込んで来たため、 漁船の乗組員が操舵(そうだ)室のドアを閉めて抵抗した。その際、日本の海上保安官がこん棒とヘルメットで操舵室の窓を割って侵入したという。 「日本の海上保安官がこん棒を振り回して5〜10分間、めちゃくちゃに殴られた」との甲板長の証言も報道。乗組員の1人は頭に打撲傷を負い、 病院に搬送され治療を受けているという。」

このような報道までしているのだから、韓国の盧武鉉(ノムヒョン)大統領は謝罪をするべきである。 また、このような嘘や虚偽報告する韓国人船員が存在し、嘘を信用する蔚山(ウルサン)海洋警察幹部の 対応を考慮し、徹底的に取締りを強化するべきである。

韓国人の嘘には度が超えている場合も多い。偏見ではない。日本を舐めていると思うほどの嘘を言う場合 も多い。今回の事件を軽視するべきでない。韓国も本当に「日本の海上保安官がこん棒を振り回して5〜10分間、めちゃくちゃに殴られた」 ことに関して信用する根拠があれば、引き下がるべきでない。はっきりとするべきである。間違っていたのであれば、 盧武鉉(ノムヒョン)大統領及び蔚山(ウルサン)海洋警察幹部は謝罪をするべきである。 日本人をばかにしている。

韓国漁船:漁業法違反容疑認め、違反金支払いで決着へ  06/02/05(毎日新聞)

 対馬海峡の日本の排他的経済水域(EEZ)内で立ち入り検査を拒否し一時、海上保安官を乗せたまま逃走した韓国のアナゴ漁船「シンプン」(乗員10人)と船長の引き渡し問題で、第7管区海上保安本部は2日午後、日韓両政府間の協議で韓国側が漁業法違反(立ち入り検査忌避)容疑を事実上認めて違反金を支払い、シンプンの違法操業について調査することを明らかにした。日本側は、同本部が現場海域に派遣していた巡視船艇を撤収させる。

 同本部の巡視船は1日未明から、長崎県対馬市・三ツ島灯台北東約60〜80キロの洋上で、シンプンをはさむ形で韓国海洋警察庁の警備艦とにらみあう状態を続けていた。日本側は漁業法違反容疑にあたるとして船長と船の引き渡しを求め、政府間で交渉を続けていた。【中園敦二】

海上保安本部もだめだね。証拠を取らないと嘘を付かれても立証が困難。カメラを回すとか、 巡視艇のブリッジにカメラを搭載し、証拠を取るとかするのは常識でしょう。

証拠なしに立件できないでしょう。カメラを回せば、どちらが嘘を付いているか第三者が 判断出来る。二人で乗船したのであれば、一人はカメラを回すぐらいの対応をするべきであろう。 壊されれば器物破損等で対応すればよい。日本の外務省に問題があるのか、海上保安庁に 問題があるのか不明であるが、どちらかの対応に問題があるのは確かである。

言った、言わない、やった、やらないの問題の対応の仕方を今まで想定していない日本にも 問題があったはず。日本の対応が甘い、これだけは言えるであろう。 尾道糸崎税関警察の捜査の甘さ を考えれば、今まで素直に捕まってきたと言う事であろう。日本は本当に甘ちゃんであることに 気付かなければならない。本気で対応するつもりであれば、いろいろなケースを想定して 対応するべきであろう。

韓国漁船:韓国メディア、日本の対応非難 新たな火種にも  06/02/05(毎日新聞)

 【ソウル堀信一郎】日本の排他的経済水域(EEZ)内で韓国籍漁船の引き渡しを巡り日本の巡視艇と韓国の警備艦のにらみ合いが発生した問題で、韓国メディアは「日本側が韓国の漁船員に暴行した」と日本の対応を非難、「日韓の新たな火種になる可能性がある」と報道しており、引き渡しに反対する国内世論が強まっている。

 韓国の盧武鉉(ノムヒョン)大統領は2日、「両国の話し合いの過程で、感情的な対立が起こらないようにしてほしい」と指示。同国外交通商省は、悪化している日韓関係がさらに不安定になるのは得策ではないと判断、日本外務省と水面下で交渉を続けているが、事態打開の見通しは立っていない。

 聯合ニュースによると、日本側との交渉を担当している蔚山(ウルサン)海洋警察幹部は「韓国漁船が日本のEEZで不法操業した証拠がない。証拠なしに不法操業だと日本が言うのは強引だ」と主張、船長の引き渡しには応じない方針を示している。

 韓国メディアが問題視しているのが「日本側による暴行」だ。韓国側報道によると、日本の巡視艇の海上保安官2人が漁船に乗り込んで来たため、漁船の乗組員が操舵(そうだ)室のドアを閉めて抵抗した。その際、日本の海上保安官がこん棒とヘルメットで操舵室の窓を割って侵入したという。「日本の海上保安官がこん棒を振り回して5〜10分間、めちゃくちゃに殴られた」との甲板長の証言も報道。乗組員の1人は頭に打撲傷を負い、病院に搬送され治療を受けているという。

 韓国のニュース専門テレビYTNは「日本側メディアは韓国人のけがについては触れずに報道している」と批判。通信社・聯合ニュースは、日韓関係をさらに悪化させる要因になりそうだとの分析記事を配信した。

   =◇=

 第7管区海上保安本部は「海上保安官が漁船乗組員から羽交い締めにされたり、体当たりされた際に振り払おうとしたかもしれないが、けがを負わせた認識はない」としている。

韓国漁船逃走事件、船長引き渡しなど日韓の協議難航  06/02/05(読売新聞)

 長崎県・対馬(対馬市)沖の日本の排他的経済水域(EEZ)内で、対馬海上保安部の巡視艇「たつぐも」の立ち入り検査を受けた韓国のアナゴ漁船「シンプン」が、海上保安官2人を乗せたまま逃走した事件で、韓国のEEZ内で停船させられたシ号と日韓の巡視艇などは2日午前も現場海域にとどまっており、船長の身柄引き渡しなどを巡る協議は難航している。

 第7管区海上保安本部(北九州市)によると、正午現在、シ号は対馬の北東約80キロ付近に停泊。7管の巡視船艇8隻と、韓国海洋警察庁の警備艦5隻が現場海域にいる。シ号の船長は韓国の警備艦に移動しており、日本側の取り調べは不可能な状況が続いている。

 対馬海保の担当官と通訳官が警備艦に乗り込み、漁業法違反(立ち入り検査忌避)の容疑者として船長の身柄とシ号の引き渡しを再三求めているが、韓国側に応じる様子はみられないという。

 7管本部では、警備救難部刑事課の海上保安官らが庁舎に泊まり込み、「たつぐも」などと連絡を取り合っている。しかし、事態が外交問題に発展する懸念もあり、政府の判断を待つ必要もあることから、慎重な対応を迫られている。

 7管幹部は「韓国には、日本の主権を侵した船舶を取り調べる根拠法令がないはず。日本は国連海洋法条約に基づき、捜査権を主張している。韓国が調査するのであれば、どのような法律に基づいた行為なのか明示する必要がある」と指摘している。

韓国漁船、海上保安官2人乗せ逃走…2時間半後に保護  06/02/05(読売新聞)

 31日午後11時半ごろ、長崎県対馬市の北東約50キロの日本の排他的経済水域(EEZ)内で、韓国のアナゴ漁船「シンプン」(10人乗り組み)など3隻が航行しているのを、対馬海上保安部の巡視艇「たつぐも」(小林太一船長ら10人乗り組み)が発見した。

 立ち入り検査のため近づくと、シ号が逃走したため、追跡して強行接舷、海上保安官2人が乗り込んだが、シ号はそのまま逃走した。

 第7管区海上保安本部(北九州市)によると、シ号は約2時間半後の1日午前1時50分ごろ、約15キロ先の韓国側のEEZ内で、韓国海洋警察庁の警備艦に捕捉された。保安官2人は無事保護され、巡視艇に戻った。強行接舷の際、別の保安官1人が海中に転落したが、けがはなかった。シ号のほかの韓国漁船2隻の行方は不明。

 同海保によると、シ号の船員は、乗り込んだ保安官2人を羽交い締めにするなど、激しく抵抗したという。

 2日午前0時現在、現場海域で日韓の巡視艇や警備艦が停船中。同海保は「捜査権限は日本にある」として、漁業法違反(立ち入り検査忌避)容疑などでシ号の船員の身柄引き渡しを求めている。一方、韓国側は「こちらで捜査したい」と主張、協議は難航している。

次の更新まで続く!

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