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北海道滝川市教委の特集

滝川市教育委員会指導室長の千葉潤
いじめ苦に自殺、市教委が隠蔽 批判相次ぐ
滝川市教育委員会の自殺隠蔽工作
自殺 小6女児が遺書…遺族はいじめ原因と訴え
教育者の解雇処分・・困難だ
いじめを知らない幸福-北海道滝川市
厠中御免下さい
追う 北海道 滝川小6自殺 2006年10月17日(読売新聞)

大津中2いじめ自殺裁判支援(吉原稔法律事務所(滋賀弁護士会所属))

朝日新聞デジタル:自殺6日前にいじめ対策会議 情報受け担任ら 大津 - 社会(Ceron.jp)

大津イジメ自殺事件(志芳の言いたい放題日記!) 等に関して書いています。経験から書いているようなので新聞の記事以上にいろいろなことが書かれています。

滋賀県大津市立皇子山中学校のいじめ自殺の加害者及び関係者が、どいつもこいつもクソすぎる件(かけだし鬼女の「フジテレビ抗議デモに行こう!!!」) には下記の情報が記載されています。

●滋賀県大津市立皇子山中学校
〒520-0031 滋賀県大津市尾花川12-1
TEL:077-522-6673
FAX:077-522-8679


●県教委 相談窓口
滋賀県教育委員会事務局教育総務課教育企画室
〒520-8577 大津市京町4丁目1番1号
TEL:077-528-4982 FAX:077-528-4950
E-mail:edu@pref.shiga.lg.jp


●大津市教育委員会
TEL:077-528-2630 FAX:077-523-5735
E-mail:otsu2401@city.otsu.lg.jp


●滋賀県知事直轄組織
秘書課 TEL:077-528-3021 FAX:077-528-4800/hisyo@pref.shiga.lg.jp
広報課 TEL:077-528-3041 FAX:077-528-4803/koho@pref.shiga.lg.jp
県民の声担当 TEL:077-528-3046 FAX:077-528-4804/ab0001@pref.shiga.lg.jp


●滋賀県警察本部
〒520-8501 大津市打出浜1-10 (�鷙)077-522-1231
●大津警察署
〒520-0806 大津市打出浜12-7 (�鷙)077-522-1234
●滋賀県公安委員会
〒520-8501 大津市打出浜1-10 (�鷙)077-522-1231

デヴィ夫人オフィシャルブログ「デヴィの独り言 独断と偏見」 によると加害者と思われる2人は事件後に「大津市立皇子山中学校から 京都へ転校」 しているそうです。そのうちの一人の「少年は 事件後 Greeに 『滋賀県 大津市で 中学生が  飛び降り自殺したの知ってる?』 などと書き込んでいました。罪の意識 反省の色 全く無し。」また、 「この加害者少年たちを 注意するどころか 一緒になって嘲笑し『やりすぎるなよ!』とまで言っていた とんでもない教師。」 と書かれていました。

デヴィ夫人オフィシャルブログ「デヴィの独り言 独断と偏見」 で「ハングルが得意な 人権教育のエキスパートなのだそうです。 」と 書かれていたので検索すると面白いサイトが出てきました。

大津いじめ事件 在日に乗っ取られた市 (日本の将来)

越直美大津市長(公式HP)他小網健智クン祖父との噂の小網勝氏済生会滋賀県病院 滋賀県教育実態が異常すぎると判明もはや因果 (阿修羅♪)

帰化系在日、越直美、大津市長誕生が、この虐め自殺と関係している。 (わがまま親父の独り言,カナダで生きてます。 )

帰化系在日、越直美、大津市長誕生が、この虐め自殺と関係している。 (わがまま親父の独り言,カナダで生きてます。 )

【大津・いじめ自殺】文科省、大津市に異例の職員派遣 実態把握し改善支援へ 越直美大津市長が要請(2ちゃんねる)

嘘泣き】越直美大津市長【ハーバード】Part1(2ちゃんねる)

大津市教委の沢村憲次教育長が辞職表明?(2ちゃんねる)

越直美 帰化?(気になる話題をお届けcom.)

大津市長に沢村憲次教育長が3時間隠蔽継続のために悪あがき 被害者父親に情報公開もせず (たむごん)

大津いじめ教育委員会質疑なし 本郷吉洋と竹内孝子の写真と言い訳 (たむごん)

大津市教育委員長の澤村憲次は一体どんな教師だったのですか?経歴を知っていたら... (Yahoo!知恵袋)

大津市教育長発言集 (とある弁護士の雑記帳)

Kids and Laughing Teachers Bullied Suicide Teen 7/06/12(ABC News)

アメリカのABC News も記事として取り上げている。テレビはいじめだけでなく背景についても調査し公表して欲しい。

済生会滋賀県病院で起きたこと?(大和の息吹)

頑固親爺の徒然手記(難問解決への道標)

いじめアンケートの結果公表 大津市議会で異例対応(YouTube)

少子化と大学数の増加が招く戦慄の未来?(国立大学職員の趣味日記)

【大津虐め事件】闇を知った人は、知らない人に伝えねばならんのだ! 解放同盟広島県連が大会 07/26/12(我が国のかたち)

部落解放同盟「解放運動」の犠牲者…人権救済機関設置法案20日閣議決定? 04/07/12(ぼやきくっくり)

【日の丸・君が代の呪縛再考シリーズ10】広島県教委Vs部落解放同盟・日教組 03/09/14(広島県の犯罪・事件・事故・問題)

ヤフーのコメントにいろいろなコメントがあるが、「制度などへの認識不足があり、不適切な説明」は隠ぺいしようとした側の言葉、嘘の説明以外の表現は正確な表現ではない。制度などへの認識不足な関係者は降格で良い。何らかの重い処分が必要だと思う。これだけの事をして、「制度などへの認識不足があり、不適切な説明」で逃げられると思っている人間達は排除した方が良いと思う。このような人間達はいなくならないが、明確になったケースでは排除するべきだと思う。教師不足とか関係ない。悪質な対応を取る教育関係者は少なくとも降格、そして、普通の教員から再スタートすれば良い。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

jsr*****

いつも思うが、いじめを隠す意味が分からない。
いじめはいじめた本人が悪いのであって、相談を受けたり報告をした教師が責められるようなことはあってはいけない。というか、責めることがそもそも間違っている。ただ、世論はそんなに責めていないと思う。
一部の被害者の親だったり、教育委員会や上司の教諭が責めているだけ。
一丸となっていじめっ子とその親に責任を押し付ければ良いものを、学校側が隠すから、学校もいじめに加担したことになる。
今のやり方や責める人を間違えているということに一体いつ気づくのでしょうか。
今回のように後から発覚するようなケースでは厳正に処罰することを望みます。

haj*****

>1年以上も国への報告を怠っていたことが明らかになった。被害児童の保護者に事実と異なる説明をし、第三者委員会による調査を拒否していたことも発覚。

報告を怠っていたのでなく、これは恣意的なので、隠蔽していたと言うのだと思う。
さらに当該生徒の保護者が文部科学省への報告の有無をきいたところ、報告済していると回答しているとの事だから悪質。

この対応では今後も改善されるはずがない。 いじめ問題よりも組織の保身に走る。本当に最低なレベルだと思う。

hir*****

これを最初に伝えた毎日新聞の記事によると、小学校を管轄する教育学部の副学部長で、ひたちなか市のいじめに関する委員も兼ねる人物が、第三者調査を求めた親御さんに「調査という言葉は使いたくない」「どこまで調べれば気が済むのですか」などと暴言を吐いたとのこと。

昨日、文書を読み上げる形で「謝罪」しようとして批判され、10分かかってやっと子どもに「ごめんなさい」と話しかけたという学校だが、その謝罪の場には学部長は出たそうだが暴言副学部長が出席したとの話はない。

ここから透けて見えるのは、いつも通りの隠蔽、事なかれ体質。口先では「子どものために」などと強調するくせに、子どもよりも自分達の都合を最優先させる態度がよくよく分かる話だ。

oohay***

>この経緯について、「制度などへの認識不足があり、不適切な説明だった」と説明

保護者が文科省への報告の有無をただしたところ、幹部は「報告済み」と事実と異なる説明をした、というのも相当に問題だと思うけど、教育のプロフェッショナルの集団である筈の学校の教職員が、組織ぐるみで隠ぺいしようとしたのかと疑わしくさえ思えるような「認識力のなさ」こそ深刻だと思う。いじめ得、逃げ得を許してはいけない。

aaa*****

いじめ防止対策推進法28条は重大事態が発生した場合に調査を義務としていますから、調査拒否は明らかに違法です。 茨城大学には、調査義務違反として賠償責任も生じます。

as0*****

国立大付属の小学校でも隠蔽するとは。しかも調査を拒否したり、発言で嘘つくとは疑っちゃうな。
捜査のメスを入れていただき、「逃げ得」一切不可で、学校関係者に厳罰を下していただきたい。

kua*****

そうか、茨城大学は、嘘の説明を不適切というのか。日本語として嘘と不適切の間には相当な乖離があると思うが。これで校長は逃げ切りですかね。

「重大事態」いじめ、1年も国に報告せず 茨城大付属小、調査も拒否 04/08/23(朝日新聞)

 茨城大学教育学部付属小学校(水戸市)が、「重大事態」と認定したいじめについて、1年以上も国への報告を怠っていたことが明らかになった。被害児童の保護者に事実と異なる説明をし、第三者委員会による調査を拒否していたことも発覚。同大は7日、一連の経緯を発表し、統治機能に「深刻な問題」があったと認めた。

 保護者の代理人弁護士によると、当時小学4年だった女児は2021年4月ごろから、同級生につきまとわれたり、命令されたりした。その後、学校を休むようになり、同6月には欠席の理由がいじめだと保護者が同校に伝えたという。

 同大によると、同校は女児の欠席期間が長期に及んだことを踏まえ、同11月に、いじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」にあたると認定した。

 同法は国立大付属校で重大事態が認められた場合、文部科学省への報告を義務づけている。同大は、件数のみの回答で報告を終えたと誤解し、個別事案の報告はしないままにしていたと説明している。

 女児の保護者は、状況が改善されないとして、今年1月に同校幹部と面談。この際、文科省への報告の有無をただしたところ、幹部は「報告済み」と事実と異なる説明をした。実際に文科省に報告したのは、面談後の2月になってからだった。同大はこの経緯について、「制度などへの認識不足があり、不適切な説明だった」と説明した。

 保護者は1月の面談で、第三者委による調査を求めたが、学校側は後日、「被害児童の不登校解消に向けて心のケアを行う段階」にあるとして、第三者委による調査の必要はないと書面で回答した。

 保護者の代理人弁護士は3月、「事実の解明が十分でない」などと改めて第三者委による調査を要請。大学側は4月5日になって、「保護者の納得が得られていない」などとして、いじめの調査と大学側の対応を検証するための第三者委を置くことを決めた。

 同大の太田寛行学長は「ガバナンスに関する深刻な問題があり、厳しく受け止めている。深くおわび申し上げる」とのコメントを公表した。今後、再発防止に向けた課題の抽出と検証をしていくとした。(藤田大道、久保田一道)

茨城大附属小で「重大事態」のいじめ 1年以上国へ報告せず 04/07/23(NHK)

茨城大学の附属小学校がおととし、「重大事態」にあたるいじめがあったものの、法律で義務づけられている国への報告を1年以上にわたり行っていなかったことがわかりました。

学校側は保護者に対して、国には報告したと事実とは異なる説明をしていたということです。

茨城大学によりますと、おととし6月、教育学部附属小学校に通う当時小学4年生の児童の保護者から、子どもがいじめを受けていると連絡がありました。

小学校はこの年の11月、いじめ防止対策推進法に定められた「重大事態」にあたるとしましたが、その際、法律で義務づけられている文部科学省への報告をしていなかったということです。

その後も児童は学校に行けない状態が続き、保護者と小学校などとの間でやりとりが続いていましたが、文部科学省に事案を報告したのはいじめを「重大事態」としてから1年3か月後の、ことし2月だったということです。

この間、学校側は保護者の問い合わせに対して、「文部科学省にはすでに報告を済ませた」などと事実と異なる説明をしていたということです。

茨城大学は、第三者調査委員会を設置して調査を行うことを5日になって決め、6日、児童と保護者に小学校の校長らが謝罪したということです。

茨城大学の太田寛行学長は、「国の調査に対して『重大事態』の件数を回答したことで国への報告を済ませたと誤った認識をしていた。関係の皆様には深くおわび申し上げる。ガバナンスに関する深刻な問題があると考え、厳しく受け止め、問題の改善に真摯(しんし)に取り組んでいく」としています。

この教育学部副学部長は木村勝彦教授と三輪寿二両教授です。
母親との面談での音声データでは「調査って言葉使いたくない」「どれだけ調査したら気が済む」と発言し、三輪は「調査って言葉、僕もあんまり使いたくなくて、グチャグチャになっちゃうから嫌なんだけど」持論を展開。

上記のコメントが事実なら文科省が調査するべきだと思う。第三者委員会の調査は当てにはならない。基本的に公務員は信用しないが、このような事があるから文書で出せないと言う公務員は信用しない方が良いと再認識した。
国立大学法人の役員や職員は「みなし公務員」ですので、内外に嘘の説明文書を出していれば、虚偽公文書作成・同行使罪という重い犯罪が成立します。

いじめられた子供の保護者は刑事告発するべきだと思う。警察が介入すれば嘘は付きとおす事は出来ないと思う。まあ、警察がまともに告発状を受け取って捜査すればの話だけど!
「保護者にも誤った説明」とオブラートで包んだ表現を使うメディアも噓付き達の仲間だと思ってしまう。メディアはなぜ上記が事実ならニュースとして書かないのか?日本のメディアにもいじめ問題の責任があると思う。もし、文科省が踏み込んだ対応を取らないのなら、多分、日本のいじめ問題は建前のだけの対応で結果を出す意思がないと思う。ところで、文科省は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)のけんではしっかりと仕事をしているのか?

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

前田恒彦
元特捜部主任検事

いじめ防止対策推進法が施行されて久しいですし、現にいじめを苦にした児童や生徒の自殺が全国各地で起こってきたわけですから、この学校の関係者も法が求めるいじめに対する毅然とした対応について十二分に分かっていたことでしょう。

この報道の時系列が事実であれば、学校側の言う「認識が不足していた」という弁解など嘘であり、自己保身のために「隠蔽」を図ろうとしたものの、保護者によって文科省への情報公開請求まで行われた結果、嘘がバレてしまい、大慌てで取り繕っているとみるのが自然ではないでしょうか。

国立大学法人の役員や職員は「みなし公務員」ですので、内外に嘘の説明文書を出していれば、虚偽公文書作成・同行使罪という重い犯罪が成立します。第三者委員会の調査などあてになりませんし、学校関係者らによる証拠隠滅や口裏合わせのおそれも高いので、早い段階での刑事告発も視野に入れるべき事案ではないかと思われます。

京師美佳
防犯アドバイザー/犯罪予知アナリスト

法改正がされ子供を守る体制を整えてもそれを行う現場の人間が無視をしていれば何の意味もない。いつまで保身の為の隠蔽を続けるのか。自分の家族が同じ目にあっても、そのような隠蔽を行えるはずはない。

誤った行動をするいい加減な人間に任せて子供が真っ当に成長するとは思えず、加害者の子供達も不幸ですし、ある意味被害者です。傷害、暴行、名誉毀損、侮辱、器物損壊など、いじめの大半は犯罪です。

罪を犯せば謝罪して罪を償わせる。それを教えるのが教育者と学校のする事です。誤った対応をした現場の者には隠蔽した事を後悔するほど、また、同じ事が起こらない様に、厳しい処分を行うべきです。

*****

いじめは、いじめた側の家庭環境や人格に問題があるんだから、いじめた側を隔離することこそが必要。
いじめた側の家庭を訪問して、いじめ家庭自身に解決させること、いじめが止まない場合、退学や矯正のための学校に入れることを視野に、ということをしっかり親子共々認識させて、解決させること。それでダメなら本当に矯正施設送り。それくらい必要で、いじめる子の方が性格に問題を抱えているので隔離矯正が必要です。

potty***

いじめた側を退学か逮捕にするべき。日本はいつになったら被害者が守られるのか。。旭川の事件も犯人は逮捕されたのか?!メディアはしっかりと報道してほしい。

プチマロ

学校側はいじめをなかったことのように済ませることが多い。まさに事なかれ主義である。そういった体質がいじめを助長させ、さらにいじめを受けた側を追い詰めていくことになってしまう。

「いじめは犯罪である」ということを学校側がきちんと認識しなければならない。いじめに対しての対応があまりにも学校側があやふやで至らないがために多くの最悪の事態になっているということを忘れてはならない。

いじめに対する学校側の毅然とした対応が必要である。いじめを行った場合は厳しく処罰すること、退学などの処分も視野に入れていかねばならないと思う。

nejknv

四年生からイジメ発覚してから一年以上放置、という事は当事者達が卒業するのを待ってるのでは?

学校は卒業したら終わりと最初から調べる気持ちも無かったと思うし、無責任な対応に憤りを感じます。
教師は自分の出世に響くから知らんぷりかな?

学校は信頼出来ないから、イジメを犯罪と見なし警察介入案件にした方が良い。

tig*****

お母さん、頑張りましたね。
弁護士等のアドバイスが無かったとしたら、自分ならここまで校長や大学を追い詰められただろうか?
それにしても腹立たしい。
子どもの1年は返ってこない。

sta*****

この教育学部副学部長は木村勝彦教授と三輪寿二両教授です。
母親との面談での音声データでは「調査って言葉使いたくない」「どれだけ調査したら気が済む」と発言し、三輪は「調査って言葉、僕もあんまり使いたくなくて、グチャグチャになっちゃうから嫌なんだけど」持論を展開。

jsp*****

>保護者には、認定の半年後に文科省へ報告したと事実と異なる説明をしていた。

一番許し難いのは嘘の報告をしたこと。
犯罪と何ら変わらない。
ここは国立の小学校でしょう。
文科省が直接、指導もできるし個人的には懲戒免職でも 良いくらいの極めて悪質な対応だと思う。

kvv*****

しかし学校というのは、いまだ変わらない体質だということですね、子供のことを何も考えてない、ただの利権だけの機関でしかない、報告どころか調査そのものもしてないという、学校の驕りですね、文部科学省は、末端の学校までちゃんと指導してるのですか?お役所仕事と揶揄されても仕方有りませんよ、指導は厳しくやらなければいみがありません

E=m℃

認識が不足していたことと、嘘の結果を保護者に伝えることは全く次元が違う。

認識が不足していたのに、文科省に報告をしていたと嘘をつくことは矛盾している。

知っていたのに報告しなかったという方がすんなり理解できる。

そうで無いならば、認識がないのになぜ文科省に報告済みと保護者に対して嘘がつけたのか疑問が残る。この点はどのように説明が可能なのだろうか。

rai*****

はっきり言えばこんなの氷山の一角。重大事態に認定されるのも実際の半分に満たないと言われている。多くは隠蔽され闇に葬られる。

この調子では第三者委員会の設置を約束しても人選も仲良しや学校側の息のかかった人を入れてみたり、調査に何年もかける、最初からいじめは無かったとか学校に責任は無いという結論ありきの調査で終わる気がしてなりません。

こんなのが教育学部の付属校ですから学生たちは隠蔽術でも学んで卒業して現場で実践していくのではないですかね?

littlepork

国立の小・中学校は公立よりも腐りきっている。国立は文科省が管轄だ。それならば、戦前の文部省に置かれ、学事の視察、監督にあたった官職に視学を復活させ、国立の小・中・高等学校と特別支援学校を視察し、特にいじめ・不登校問題については警察と同じ権限を持たせるようにすれば、生温い対応や問題を棚上げにすることができなくなる。 視学が廃止されたのは教員の人事や思想統制に大きな影響力を持つ存在になり、視学の顔色をうかがう、視学に睨まれないように教員が画策するようになったからだ。
今回の視学の復活は事実上のスクールポリスだ。視学は警察からの出向者と文科省でいじめ・不登校問題のスペシャリストの職員がバディを組み、学校の諸問題に対処し、教員の懲罰も直接下せるようにする。教員経験者は除外とする。
視学は公立と私立にも置き、同様に警察からの出向者といじめ・不登校問題に長けた民間人(教員経験者は除外)がバディを組む。

茨城大付属小でいじめ不登校 「重大」認定も1年以上調査・報告せず 04/07/23(毎日新聞)

 茨城大教育学部付属小学校(水戸市)が2021年11月、当時4年生の女児がいじめを理由に不登校が続く「重大事態」と認定しながら約1年3カ月にわたり文部科学省に報告せず、いじめ防止対策推進法に基づく調査もしていないことが毎日新聞の取材で判明した。保護者には、認定の半年後に文科省へ報告したと事実と異なる説明をしていた。学校側は6日、取材に「制度に対する認識が不足していた」などと対応の誤りを認め、同法に基づく第三者委員会を設け、いじめを調査すると明らかにした。

【写真・図解】小学校から保護者に送られたメール

 ◇第三者委を設置し調査へ

 同法は、いじめによって児童生徒が「相当の期間」学校を欠席したケースなどを重大事態と定義。学校側が重大事態を認定した場合は、発生報告と事実関係を明確にするための調査が義務付けられている。文科省が策定した基本方針では、欠席日数について「年間30日を目安」とされている。

 代理人弁護士らによると、被害女児は21年4月ごろから、同級生の女児から登下校時を含めて学校で一日中付きまとわれたり、悪口を言われたりした。同年6月から休みがちになり、不眠や腹痛、吐き気を訴えるようになった。母親が付き添って登校することもあったが、5年生になっても不登校が続いていた。

 母親は、付属小に同級生への指導を求めたものの、状況が改善されていないとして、23年1月13日に校長らと面談。同法に基づいて学外の第三者による調査を求めたほか、文科省への報告状況も尋ねた。これに対して校長は「22年5月30日に大学から報告した」と説明。23年1月24日には文書で「第三者委員会による調査の必要は無いと判断しました」と調査を拒否した。

 その後、母親が同法に基づく手続きが行われているのかを改めて確認したところ、付属小は23年2月17日、21年11月に重大事態として認知したとメールで回答。文科省への報告については1月の面談時と変わらず「22年5月30日」とした。

 ところが、母親が文科省に対し、重大事態の発生報告の記録を23年2月2日に情報開示請求したところ、3月3日付で「保有していない」と学校側の未報告が疑われる通知があった。

 母親は同17日に茨城大教育学部の副学部長2人と面談。この際、文科省への報告について改めて確認すると、実際の報告日は、開示請求後でメール前日の2月16日だったと認め、同法に基づいた調査を実施していないことも明らかにした。

 茨城大は6日、毎日新聞の取材に「付属小及び教育学部において、いじめ防止対策推進法などの諸制度に対する認識が不足していたため法人及び文科省への報告などが不十分であった。不適切な内容を保護者に説明していた」などと文書で回答した。【森永亨】


21年4月から発生した同級生からのいじめと6月からの不登校を、認知しながら翌年5月末に文科省に届けたと親にウソの報告。何の対応もされないので、今年2月にいじめられた親が文科省に問い合わせ、3月に届いていないと文科省が答えたので露見。

上記が事実なら完全に嘘。「保護者にも誤った説明」とオブラートで包んだ表現を使うメディアも噓付き達の仲間だと思ってしまう。メディアはなぜ上記が事実ならニュースとして書かないのか?日本のメディアにもいじめ問題の責任があると思う。もし、文科省が踏み込んだ対応を取らないのなら、多分、日本のいじめ問題は建前のだけの対応で結果を出す意思がないと思う。ところで、文科省は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)のけんではしっかりと仕事をしているのか?

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。
ffh*****

21年4月から発生した同級生からのいじめと6月からの不登校を、認知しながら翌年5月末に文科省に届けたと親にウソの報告。何の対応もされないので、今年2月にいじめられた親が文科省に問い合わせ、3月に届いていないと文科省が答えたので露見。
学校の対応はあまりにも酷い。
ただ不祥事を隠そうとしたのか、それともいじめた方の親への忖度か?
これから第三者委員会設置されて対策がなされるのを期待したい。
しかし、少なくても校長をはじめ学校関係者は社会的責任を取る事になるだろう。隠すことは自分の為にも生徒の為にもならない事を肝に命ずるべきだ。

ko*****

またか。

全くこれまでの過ちが活かされていない。
事なかれ主義、ウチの学校にイジメなんて存在しないというテイを保ち、経営者や教員らが自らの保身に走る。
何と愚かで醜いのか?

学校側がイジメは無いとしていた事例で、後にイジメが発覚した場合には、関係者は懲戒免職になるくらいの法律を作るべきではないか?

残念ながらイジメは無くならない。
そして、教師や親の質も上がらない。
ならば、イジメを隠蔽することが自らの保身にならないようなシステムにしないと、この問題は解決しない。

xra*****

再発防止とかではない。
世の中これだけいじめ問題に対して取り組んでいるにも関わらず、認識の薄さは現場の教育者の問題でもある。
附属の小学校が何やってんの?と思う。
恥ずかしいことだよ。

meo*****

いじめた側の親や祖父母が、その土地のお偉いさんだったりしたのかな。

教育大附属の学校なんて、親御さんが医者や弁護士や教師やエリートサラリーマンだらけで、これ以上ないぐらい、勉強できる環境整ってるだろうに。

いじめ自体をこの世からなくすことは恐らく不可能なのだが、こんなエリート校ですら、およぴ腰にしてしまうものなんだな。

smile***

こんな学校は廃校にすべき。迷惑。

いじめで児童の不登校が続く「重大事態」文科省に報告せず 保護者にも誤った説明 茨城大学附属小学校 04/07/23(ABEMA TIMES)

 茨城大学附属小学校が、いじめを理由に児童の不登校が続く「重大事態」があったにもかかわらず、文部科学省に報告していなかったことがわかった。

【映像】いじめ「重大事態」文科省に報告せず

 水戸市にある茨城大学教育学部附属小学校は、おととし11月に児童がいじめを受け不登校になっている「重大事態」を認識していたにもかかわらず、文科省に報告していなかったという。いじめを受けた児童の保護者に対しても誤った説明をしていた。

 茨城大学の太田学長は第三者委員会を速やかに設置し再発防止に取り組むとしている。

 永岡文科大臣は閣議後の会見で「仮に報道であるような対応がされていれば極めて遺憾。事実関係を確認した上で必要な対応を取っていきたい」と話した。

(ANNニュース)

教育現場のトップや管理職達が腐っているから、このような事になる。嘘を付いてもバレなければ大丈夫と教育関係者が考えるから、問題のある教員達を切れない、真面目な教育者達が報われない。
北海道の女子中学生の凍死の件もあるし、今回は国立大学付属学校なので徹底的に調査して、隠ぺいしたり、口裏合わせをする人間は重い処分を下すべき。
嘘を付かない。能力とは関係なく、この基本が出来ない管理職やトップは必要ない。切るべきだと思う。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。

asa*****

保護者の情報開示請求後の2/16に後追いで学校側から文科省へ報告が行ってるわけですよね。
報告書に現時点までの状況を時系列で記載してあれば言語道断の対応が明らかであるし、重大事態に至った経緯しか記されていなければ「何で今頃出してきたんだ!」と事態の経過も含めて学校側に確認を行うのが普通ではないでしょうか?

3/17に保護者が副学部長2人と面談して、重大事態への対応を怠り虚偽の説明をした不祥事が明らかになり、当然それも文科省に要報告の案件と思えますが、大臣の口ぶりだと把握出来ていない感じですね。
とっくに文科省が調査に乗り込んで不祥事を把握してなければ遅過ぎと言えるくらいです。

全国の学校に「いじめ防止対策推進法」制度の運用について一斉調査を実施する必要に迫られるくらいの不祥事のように思えますが。

tom*****

子供の都合ではなく、大人の都合でことが運ぶからこうなる。
いじめる側の家庭環境などにも大きな問題があるケースが多々ある。しかし、その親は自分の非は絶対に認めない。先生方も、自分の立場を守るために問題を避けて通る。 全員が「何かのせい」にしたがって、問題と向き合おうとはしない。 私も遠い昔の小学生時代にいじめを受けたが、担任の先生は見て見ぬふりだった。田舎の小さな小学校では私の居場所は無かった。

只野

大臣、本気で調査してください。これまでの附属学校で起きたいじめも全て調査してください。附属学校に期待して入学された全ての子どもと保護者が不安を感じています。

報告せずに隠蔽していた事実などあるのであればきちんと責任者を処罰すべき!謝って許されるなら警察入りません。

xra*****

深刻な問題として受け止める?
深刻な問題でしかないわ。
時すでに遅し。
隠蔽と思われてもしょうがないし、教育者としていじめに対する認識が低いのは間違いない。

ski*****

「文科省に重大事態として報告した」と事実と異なる説明をしていたのなら、報告の遅れではなく虚偽説明だろ。

茨城大付属小のいじめ未報告「極めて遺憾」 永岡文科相 04/07/23(毎日新聞)

 茨城大教育学部付属小学校(水戸市)がいじめを理由に女子児童の不登校が続く「重大事態」を認定しながら、文部科学省に報告しなかった問題で、永岡桂子文科相は7日の閣議後記者会見で「仮に報道であるような対応がなされていたとすれば、極めて遺憾」と述べ、茨城大側への聞き取りなどをする考えを示した。

 学校側が女児の保護者に示した文書などによると、2021年11月、当時4年生の女児について、いじめを理由に長期欠席する「いじめ重大事態」と認定。いじめ防止対策推進法は、重大事態と認定すれば、国立大付属小の場合は文科相に報告するよう求めるが、約1年3カ月にわたり報告しなかった。また、その間に保護者には「文科省に重大事態として報告した」と事実と異なる説明をしていた。

 茨城大は7日、毎日新聞の報道などを受け、太田寛行学長名で、ホームページに談話を公表。文科省への報告の遅れなどについて釈明し「これらの事態を招いた要因として、ガバナンスに関する深刻な問題があると考え、状況を厳しく受け止めている」などとし、6日には、被害児童や保護者に謝罪したことも明らかにした。
 【深津誠、森永亨】

テレビ朝日

茨城大学の太田学長は第三者委員会を速やかに設置し、再発防止に取り組むとしています。

第三者委員会の設置などたいそうな事をしなくても、誰の指示や判断でこのようになったのかわかっているだろう。広島県教育委員会みたいに税金を溝に捨てるような事をするな。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。
aoz*****

政治より教育関係の方が隠蔽は悪質だね。

茨城大付属小 いじめ「重大事態」文科省に報告せず 04/07/23(テレビ朝日系(ANN))

茨城大学附属小学校がいじめを理由に児童の不登校が続く「重大事態」があったにもかかわらず、文部科学省に報告していなかったことが分かりました。

 水戸市にある茨城大学教育学部附属小学校は、おととし11月に児童がいじめを受け不登校になっている「重大事態」を認識していたにもかかわらず、文科省に報告していなかったということです。

 いじめを受けた児童の保護者に対しても誤った説明をしていました。

 茨城大学の太田学長は第三者委員会を速やかに設置し、再発防止に取り組むとしています。

 永岡文科大臣は閣議後の会見で、学校の対応について「極めて遺憾」「事実関係を確認したうえで必要な対応を取っていきたい」と話しました。

テレビ朝日

 同大は昨年5月、不登校などに関する統計調査の一環でこの問題を計上していたが、同法に基づく内容の報告は今年2月まで怠っていたとしている。大学側は「統計調査の報告が重大事態の報告を兼ねると誤認した」と釈明。重大事態と認定後、保護者に対しても「文科省へ報告した」と事実と異なる説明をしており、6日に児童と保護者に謝罪したという。

「事実と異なる説明」とは簡単に言えば嘘を付いたと言う事。それを認めない茨城大学は国立大なのにFランレベルだと思う。能力に問題があるのではなく、担当者や関係者達の人間性に問題があって、結果としてFランレベルの対応になったのだと思う。
文科省はこの説明を受け入れるのではなく、詳細な経緯を把握するために茨城大学教育学部付属小学校(水戸市)にまじめな職員を派遣するべきだと思う。

ヤフーコメントに下記のようなコメントがあった。
…………

誰もが安心して、義務教育を受けれるような 学校の意識改革は待ったなし。
少子化対策が出産率を上げる事がメインなら その発想は、途上国レベル。

kua*****

保護者への嘘が説明の誤りになるのか。教育に係る者の日本語能力に問題ありだな。

yas*****

教師や教育委員会の意識改革が「重大事態」なのよ

茨城大付属小の「重大いじめ」文科省へ報告怠る…小4女児が不登校、詳細調査もせず 04/07/23(あいテレビ)

 茨城大学教育学部付属小学校(水戸市)が、2021年11月、いじめを理由に当時同小4年の女子児童が不登校となった問題を「重大事態」と認定しながら、いじめ防止対策推進法に基づく文部科学省への報告を怠っていたことがわかった。同大は「今年2月に報告した」としているが、永岡文部科学相は7日の閣議後記者会見で「事案の報告というのは全く受けていない」とし、事実関係を確認する考えを示した。

 同大はこれまで、いじめの詳細な調査もしておらず、今後、第三者委員会を設置して事実関係を調べる。

 同大によると、女子児童は21年からいじめを理由に不登校が続き、学校側は同年11月に重大事態と認定した。同法では、いじめが疑われる児童が相当期間欠席した場合などを重大事態と位置付け、国立大の付属学校に対し文科相に報告する義務を課している。

 同大は昨年5月、不登校などに関する統計調査の一環でこの問題を計上していたが、同法に基づく内容の報告は今年2月まで怠っていたとしている。大学側は「統計調査の報告が重大事態の報告を兼ねると誤認した」と釈明。重大事態と認定後、保護者に対しても「文科省へ報告した」と事実と異なる説明をしており、6日に児童と保護者に謝罪したという。

 同大は7日、ホームページで「制度への認識不足と保護者への説明の誤りがあった」と謝罪した。

第三者委員会と言っても、旭川市教委の影響を受けていないわけでもないし、北海道は人の流動が少ないようなので、地域的な問題があるようなのでこのような結果となってもしかたがないかもしれない。
観光船「KAZU I(カズワン)」沈没 は北海道で起きた。北海道は地域的に問題が内にこもる、又は、表に出ないような地域的な特徴があるのだろうか?

北海道旭川市に住んではいけない5つの理由(再掲)  02/25/2017(述而不作 いにしえの未来)

旭川女子中学生いじめ問題 遺族側が第三者委の中間報告の不備指摘「調査が加害者や学校に偏っている」 05/31/22(HBCニュース)

 去年、北海道旭川市の公園で、女子中学生が遺体で見つかった問題で、第三者委員会が公表した女子中学生がいじめを受けていたとする中間報告に対し、遺族側が調査の不備を指摘する「所見書」を提出しました。

 去年3月、旭川市の公園で、当時中学2年の廣瀬爽彩(ひろせ・さあや)さんが凍死した状態で見つかり、旭川市教委の第三者委員会は、先月、爽彩さんが上級生から「性的な動画送信を求められる」など6項目のいじめを受けていたと認める中間報告を公表しました。

 この報告を受けて遺族側は、30日、第三者委員会の調査に不備や不満があるとする「所見書」を、旭川市と旭川市教委に提出しました。  関係者によりますと、「所見書」では「遺族への聞き取りが1回のみで、調査が加害者や学校側に偏っている」点や、公表されたいじめについて「強要や強制といった事態の深刻さを示す表現が見られない」点を問題視しています。

 また、遺族の声を反映しない調査を続ける場合は、調査拒否も検討するとしています。

 「所見書」を受けて、旭川市の今津寛介市長は「問題点が多項目にわたり指摘されていますので、内容についてしっかりと精査し、ご遺族の意向に寄り添った対応を行ってまいりたい」とコメントしています。

tis***** |

なぜきちんとした捜査が行われないのか疑問という声が大きいし、それも分かる。情報を見ると怒りたい気持ちになるし憤然とする。

だが、現法体系では「きちんとした証拠」(物証)が無く、関係者が口裏を合わせて証言を閉ざしていれば、現実には学校や教育委員会や文部省はもとより警察だろうがなんだろうが実際に手を出せない。実際にあの事件は「極めて怪しい」情報は多々あるが物証がまず無い。あったなら警察が直ぐに何とかできる。

イジメの問題はこのような壁がある。現に仙台の問題も、教育評論家があれこれ言っているが何ともなっていない。大津の問題もなにやらあまりすっきりしない方向…。

個人的にはイジメ被害者はスマホの録音機能や録画機能できちんとした証拠を得ることをお勧めする。いじめる方は我慢ができなくて強く釘を刺されても再度いじめる事が多いからだ。

ヤフーのコメントに上記のようなコメントがあった。観光船「KAZU I(カズワン)」沈没事件 でも生きて救助された人はいないので、ある意味では死人に口なしの状態で、大きな発見はないかもしれない。大きな違いは約10億円をかけて引き上げた観光船「KAZU I(カズワン)が証拠としてどこまで判決に影響を及ぼすかだと思う。

旭川中2凍死、真相究明求める署名活動 全国から13万筆集まる 05/29/22(毎日新聞)

 北海道旭川市で昨年3月、中学2年の広瀬爽彩(さあや)さん(当時14歳)が凍死した状態で見つかった問題で、任意団体「旭川女子中学生いじめ問題の真相解明を求める100万人署名活動」実行委員会の札幌支部が29日、JR旭川駅前で署名活動を行った。

 団体はこれまでに全国で約13万人の署名を集めたという。署名は法務省と文部科学省に提出し、旭川だけでなく全国のいじめ問題の真相究明や教育現場の対応改善などを求める。二宮義成支部長は「女子中学生が凍死に至った真相究明を求めたい。二度とこのような問題を繰り返さないために署名をお願いしたい」と話した。【土屋信明】

これまでのニュースを見る限り、旭川教育委員会や旭川の一部の組織や地域は闇に包まれているのは間違いないと思う。まあ、旭川には行きたいと思わないので住みたい人達は住めば良いと思う。
地域や人は変わる事があるし、変わる事は出来る。しかし、簡単には変わらないし、変わろうと一部の人達が思っても変われない。それは、人々の価値観や常識を否定する事に繋がる可能性がある。関係してきた教育委員会の職員、学校関係者、そして裏で動いた人達は変わる事はないだろうし、変わろうとは思っていないと思う。そしてこのような人々の一部が旭川市の価値観、ライフスタイルそして行動を部分的に形成していると思う。彼らの周りは普通でなくても、カルト集団のように似たような価値観、似たような思考能力、似たような集団の常識などで満たされているから、何がおかしいのかも感じない可能性は高い。なぜ、今回の件が大きく取り上げているのかも理解できていないかもしれない。
文科省の幹部達の中にも早く風化してほしいと思っている人達がいる可能性だってある。これが多様性の社会だから仕方がない部分はある。
ロシアとウクライナの戦闘で日本政府は盛り上がっているが、さっさとこの件と解決しろよと思う。

【独自入手】《おな電をさせられ、秘部を見させるしかない》《自殺未遂しました》旭川14歳凍死少女「イジメ被害メッセージ」 04/25/21 (AERA dot.)

北海道旭川市に住んではいけない5つの理由(再掲)  02/25/2017(述而不作 いにしえの未来)

「旭川中2女子凍死」で認定された加害生徒の陰湿手口、大人たちの許されぬ行為も(1/4)  (2/4) (3/4) (4/4) 04/19/21(ダイヤモンド・オンライン)

 北海道旭川市で昨年3月、中学2年の広瀬爽彩さん(当時14)が凍り付いた遺体で見つかり、その後に上級生らによる性的行為の強要などが明らかになった問題を受け、第三者調査委員会は15日、7人が関わった6項目について「いじめ」と認定する中間報告を公表した。中学校や市教育委員会は隠蔽(いんぺい)を図ろうとしたものの「文春砲」によって暴かれた事実は、おぞましい行為の数々だった。(事件ジャーナリスト 戸田一法)

● 精神的に追い詰め 性的行為を強要

 本稿に入る前に、広瀬さんに心からお悔やみを申し上げます。

 広瀬さんは気温が氷点下17℃だった昨年2月13日に失踪し、同3月23日に雪の積もる公園で凍死しているのが見つかった。失踪当日に死亡したとみられる。文春オンラインが同4月15日、広瀬さんが性的行為を強要されていたなどと報道し、問題が表面化した。

 第三者委の報告によると、7人はいずれも上級生で、同じ北星中学に通っていた男子生徒(A、B、C)と女子生徒(D)、別の中学に通っていた男子生徒(E)と女子生徒(F、G)。

 6項目は下記の通りだ。

 (1)A、B、Cは2019年4月、広瀬さんも含めたLINEのグループ通話で性的なやりとりを繰り返し、Aは性的な意味で広瀬さんの体を触った。

 (2)3人は同4~5月、深夜や未明に公園に集まろうと連絡したが、自分たちは行くつもりがなかったのに広瀬さんには伝えなかった。

 (3)Dは同5~6月、お菓子などの代金を負担させる行為を繰り返した。

 (4)Eは同6月3日、性的な話題を長時間にわたって続け、性的な動画の送信を繰り返し求めた。

 (5)C、D、E、F、Gは同6月15日、広瀬さんに性的行為に関する会話をした上、性的な行為をするよう要求、あるいは静観していた。いずれも広瀬さんが性的行為をする状況を見ていた。

 (6)Eは同22日、広瀬さんをからかい、嫌がる反応をした後も繰り返した。広瀬さんがパニック状態になった後も、Dは突き放すような発言をした――などとしている。

 全国紙社会部デスクによると、(2)では午前4時に公園に呼び出され、母親が止めても「行かなきゃ」とパニックになったこともあった。(3)では、別の友人に負担させられた具体的な金額を挙げて相談していた。

 (4)では「裸の画像を送って」「(送らないと)ゴムなしでやる」などとしつこく要求され、恐怖のあまり送ってしまったらしい。

 (5)では公園に居合わせた小学生らに「裸の画像を送らされたり、わいせつなやりとりをしたりしていた」と教え、さらに「いま、ここでやってよ」と強要。取り囲まれた広瀬さんは逃げることもできなかった。

 (6)はウッペツ川の土手で「画像を流す」とからかい、広瀬さんは「死ぬから画像を消して」と懇願。2人は「死ぬ気もないのに死ぬとか言うな」とさらに詰め寄り、広瀬さんはパニックになって川に飛び込んだとされる。

 6項目は「確認された」だけだが、ほかにも表面化していない事案があっただろうことは想像に難くない。

● 母親に「頭おかしいのか」と せせら笑った教頭

 前述のデスクによると、加害者側は画像や動画をSNSで拡散していた。 

 「自分の中学だけでなく、ほかの学校の人たちも自分の画像や動画を持っている」。その事実は思春期の女子中学生がどれほど恥ずかしく、怖かったことだろう。加害者側はそこにつけ込み、時に脅し、からかい、あざけり、精神的に追い詰めていったわけだ。

 北星中学入学時から(6)までの間、広瀬さんは担任教師に相談した。

 だが「相手に内緒で」と約束したのに、その日のうちに相手に話してしまい、いじめがエスカレート。母親も「ママ、死にたい」「いじめられている」と漏らすようになった娘を案じ、学校に指摘したが「遊びだった」「いたずらの度が過ぎただけ」と、まともに取り合わなかった。

 対応に当たった教頭は「加害者10人と、被害者1人の未来、どっちが大切ですか。1人のために10人をつぶしていいんですか。どちらが将来、日本のためになるか冷静に考えてください」と加害者側を擁護。

 さらに「これ以上、何を望むのか」と逆ギレし、母親が「できないのは分かっているが、娘の記憶を消してください」と求めると、教頭は「頭がおかしくなったんですか。病院に行ったほうがいい」とせせら笑ったという。

 しかし(6)の目撃者が警察に通報し、経緯を調べた旭川中央署が一連の実態を把握することとなった。加害者側は画像を削除するなどして証拠隠滅を図ったが、同署がデータを復元し画像や動画を発見した。

 母親は警察から事実関係を知らされた上、画像や動画を提示されて強いショックを受けたという。広瀬さんは(6)で病院に搬送され入院していたが、北星中学を信用できなくなっていたため退院後の8月、別の中学に転校した。

 その後も広瀬さんは心的外傷後ストレス障害(PTSD)に苦しみ、過呼吸やおう吐、突然「先輩、許して」「殺してください」などと叫んだり、卒倒したりすることがあった。転校先にも通えずにいた。

 そして昨年2月13日、自宅から行方不明になり、3月23日に変わり果てた姿で見つかった。葬儀には北星中学の関係者は誰も参列しなかったという。

● いじめ「重大事態」の認定を 市教委が避けたかった理由

 一方(6)を受け、市教委は北海道教委に「いじめ」が原因で発生したのではなく、「わいせつ・自殺未遂事案」として報告。その後も道教委からの広瀬さんに対する聞き取りなどを要請されても、加害者側の主張を追認して「いじめ」の存在を否定し続けた。

 前述のデスクは「いじめ防止対策推進法に基づく『重大事態』と認定したくなかった半面、わいせつ問題をすんなり認めたのは、過去に隠蔽を図り失敗したトラウマがあるのでしょう」と解説した。

 推進法は、学校や市教委の隠蔽や責任逃れをしたことが原因で起きた「大津市中2いじめ自殺事件」が契機となって成立した。この重大事態に認定すると、警察を含めた関係各所との連携など、とにかく「大事」になる。学校や教委としても不名誉で、北星中学や市教委が認定を避けたかったという思惑があっただろうことは推測できる。

 一方の「トラウマ」だが、旭川市では1996年、市立中学2年の男子生徒複数が特定の女子生徒にセクハラ行為を繰り返した末、エスカレートして強姦(かん)事件にまで発展。学校は女子生徒から相談を受けていたがスルーし、事件後も隠蔽を図ったことが発覚して批判を浴びた。

 今回の問題は、北星中学の教諭らが広瀬さんの相談にきちんと耳を傾けて対応し、再発防止に努めて心のケアに取り組んでいれば避けられた悲劇だ。結局のところ、北星中学や市教委は大津や前回の事件から、何も学んでいなかったということだ。

● 教育委が言う「いじめ」 実態は悪質な犯罪

 今回の問題は「いじめかどうか」がクローズアップされたが、教育委員会などが言う場合の「いじめ」は、表現をオブラートに包むための言い回しで、実態は悪質な犯罪である。

 たとえば(1)殴ったり蹴ったりすれば「暴行罪」、(2)けがをさせれば「傷害罪」、(3)金銭を脅し取れば「恐喝罪」、(4)万引などを命じれば「強要罪」、(5)私物を持ち去って隠せば「窃盗罪」、(6)「死ね」などと脅せば「脅迫罪」、(7)私物に落書きすれば「器物損壊罪」――などに該当する。

 今回はどうか。旭川中央署はEの行為について児童買春・ポルノ禁止法違反(製造、所持)に抵触すると判断したが、当時14歳未満だったため刑事責任を問えず、「触法少年」として厳重注意にとどまった。ほかの上級生らも同法違反(所持)などで調べたが、いずれも証拠不十分でおとがめなしだった。

 意図していたのかどうか不明だが、ある意味で陰湿かつ巧妙だったともいえる。筆者は数年前、懇意にしていた警視庁で少年事件を長く担当してきた刑事に「昔は殴ったり蹴ったりという物理的ないじめが多かったが、最近は精神的に追い詰める陰湿な手口が多い」と聞いたことがあった。まさに今回のようなケースなのだろう。

 今回、加害者側は誰一人として罪に問われなかったが、彼らが広瀬さんを死に追いやったのは誰の目にも明らかだ。

 加害者側は問題が発覚しそうになったとき、証拠隠滅を図ったり、口裏合わせをしていたりしていたとされる。問題発覚後も、一部の事実関係を認めながらも反省のそぶりはなく、謝罪も口にしていないという。

 加害者が心から反省し、墓前で謝罪することが広瀬さんや母親、遺族らに対するせめてもの贖(しょく)罪だと思うのだが、無理な話なのだろうか。

戸田一法

暴言をはいた教頭の対応に対する調査及び処分を市教育委員会は行うのか?逃げるのか?放置するのか?
メディアはこの暴言を言い放った教頭に取材をするべきだろう。もう、校長になっているのかな?それとも定年退職しているのかな?
メディアはあまり取り上げていないからどうでも良いと日本のメディアは判断しているのかな?

旭川中2凍死で「いじめ」認定 第三者委、遺族に報告 03/27/22(共同通信)

 北海道旭川市でいじめを受けた疑いがある中学2年広瀬爽彩さん=当時(14)=が昨年3月に凍死した状態で見つかった問題で、事実関係を調査してきた第三者委員会が27日、「いじめとして取り上げる事実」があったと認定し、遺族側に報告したことを明らかにした。認定したのは6項目としたが、詳細は近日中に公表するとしている。

【画像】凍死の女子「私はいじめ受けていた」と投稿

 生前の広瀬さんや遺族は「いじめ」被害を訴えてきたが、第三者委を設置した市教育委員会や学校は認めておらず、第三者委の判断が注目されていた。

 遺族は「いじめがあったと訴え続け、認められるまで3年かかった。娘が生きている間であれば良かったと思う」と話した。

この教頭、どこの大学を卒業しているのだろうか?知っている人は知っているのだろうけど、旭川は閉鎖的だからいろいろな情報が出てこないのだろうか?
朝ドラ「なつぞら」は良かったが、イメージの世界で北海道の現実は違うのだろうかと思ってしまう。

今年の重大ニュース 旭川女子中学生凍死 いじめ認めず「いたずらが過ぎただけ」教頭の説明に母親は… 10/29/21(HBCニュース)

 道内の重大ニュースを振り返る2回目です。
 旭川で「いじめ」を訴えながら凍死した状態で見つかった女子中学生。彼女が残したメッセージを考えます。

 記者リポート
 「廣瀬爽彩さんが失踪してからまもなく1年。雪の下から遺体が見つかった公園は、再び雪に覆われました」

 今年3月、公園で凍死した状態で見つかった廣瀬爽彩さん。爽彩さんが失踪する前に生活していた部屋。大好きだったぬいぐるみやおもちゃが今も残されています。

 爽彩さんの母親
 「本当にやんちゃで、でもすごく明るくて、年下の子に対してすごくやさしいというか。重いものを2人分持って帰って来たとか、雨に濡れないように自分の傘をさしたとか」

 「ここまで育ててくれてありがとう。中学校も頑張ります」

 小学校を卒業するときに母親に送ったメッセージです。しかし、おととし中学入学から間もなくすると爽彩さんに異変が見られるようになります。

 爽彩さんの母親
 「部屋にこもるようになったりだとか、あと泣いたり、誰かにごめんなさいって言ってるような声が、部屋から聞こえるようになったり」

 爽彩さんは、夜の公園などに同じ学校や他校の上級生数人から呼び出されるようになりました。

 母親は、いじめを疑い中学校に相談しますが…

 爽彩さんの母親
 「(担任からは)『いじめではありません。ふざけただけです。仲のいい子なんです』という説明をされました」

 この頃、爽彩さんが描いた絵です。暗く不穏なものになっていました。

 おととし6月。母親の疑いが確信に変わります。  廣瀬爽彩さんが10人ほどの子どもたちに囲まれる中、川に飛び込み、自殺を図ったのです。爽彩さんは精神的なダメージを受け、その日のうちに入院。  心配になった母親が、爽彩さんの携帯電話を確認すると、そこには、爽彩さんの性的な画像を強要するやりとりが残されていました。その後、性的な画像や動画がSNS上で拡散されていたことがわかりました。

 爽彩さんの母親
 「携帯を見て、もう気が気じゃなくて、教頭先生が『まず警察に行く前に、僕たちにも見せてください』と。そこで教頭はLINEのやりとりを写真で1枚1枚撮って、学校もこれ調べますっていうことを伝えられました」

 しかし、学校は、いじめの疑いすら認めませんでした。

 爽彩さんの母親
 「(教頭からは)『学校の方としては、いたずらが過ぎただけであって、いじめではない。悪気があったわけではない』 と、ずっと伝えられてました」

 9月、学校と旭川市教育委員会は「いじめと認知するまでには至らない」として調査を終了。  爽彩さんは、病院を退院するとともに、旭川市内の別の中学へ転校しましたが、PTSD=心的外傷後ストレス障害に苦しみ、学校に通えない状況が続いていました。

 生前の爽彩さん
 「はじめまして。こんにちは」

 去年11月、爽彩さんはインターネット上でライブ配信された動画の中で、過去にいじめを受けていたと告白していました。

 生前の爽彩さん
 「いじめを受けていたんですけど、そのいじめの内容が結構きつくて、自分の方でなかなか納得がいかないっていうか、処理できないっていう気持ちになってしまってて…」

 一方、動画の中では自らが描いた絵を褒められて喜ぶ場面も。

 生前の爽彩さん
 「(これは自分のちゃんとした世界観を持ってる人だよねこれ)ウフフ。ありがとうございます」

 爽彩さんの母親
 「12月の後半というか正月に近い時期に『高校に行きたい』っていうのを食事中に言われて。私はその時すごくうれしくて。なんか良くなったんだな。ほんとに周りの友だちに電話で自慢するくらい…良くなったなって思っていたんですけど…」

 しかし…今年2月13日。爽彩さんは、ネット上の友人にメッセージを残し、連絡を絶ちます。  自宅から2キロほどの氷点下の公園。雪の下から遺体が見つかったのは、1か月後のことでした。

 爽彩さんの母親
 「爽彩じゃないってずっと思っていました…それは今もずっと続いてます。逆にいつ受け止めることができるのかわからないです」

 遺体発見から1か月後。背景にいじめがあったと文春オンラインが報じたことで、学校や市教委には苦情や問い合わせが殺到。市教委は、いじめ防止対策推進法に基づく重大事態として、第三者委員会を設置し、ようやく「いじめの疑い」が認められました。

 爽彩さんが当時通っていた学校は、報道を受け、保護者に向けて説明会を開きました。子どもたちや保護者の間には、今も不安や動揺が広がっているといいます。

 保護者  「とにかく何も答えなかったので、先生のことを「私は信じる」っていうような子も中にはいるようなので、そういう子どもたちの気持ちにも応えるためにも、答えてほしいなっていうのは思いました」

 「いじめではない」とした学校と市教委。第三者委員会は、どう判断するのか?爽彩さんの母親は、真相の解明を待ち続けています。

 母親  「なんでもっと早くできなかったんだろう。どうして入院している、爽彩が一番苦しんでいる時期にそういう判断をしてくれなかったんだろう」

12月23日(木)「今日ドキッ!」午後6時台

北海道放送(株)

第三者委員会による調査は進んでいるのか?

旭川女子中学生凍死 ツイッター投稿は名誉棄損 ソフトバンクに投稿者の個人情報開示命じる 旭川地裁 10/29/21(HBCニュース)

 北海道旭川市で3月、中学2年の女子生徒が凍死した状態で見つかった問題で、女子生徒の母親がインターネットの投稿で中傷されたとして、投稿者の情報開示を求めた裁判で、旭川地裁は、通信事業者に情報の開示を命じました。

 訴状などによりますと、死亡した廣瀬爽彩(ひろせ・さあや)さんの母親は、いじめは爽彩さんの家庭環境や子育てなどが原因だというツイッターへの2件の投稿は名誉毀損にあたるとして、ソフトバンクに対し、投稿者の氏名や住所の開示を求めていました。  ツイッターへの投稿は、爽彩さんが死亡した後の4月下旬に、ソフトバンクのインターネット接続サービスを経由して行われていました。

 23日の判決で、旭川地裁は廣瀬さんの母親の主張を認め、ソフトバンクに情報の開示を命じました。  廣瀬さんの母親は、今後、ツイッターへの投稿者が特定できた場合、損害賠償を求める考えです。  ソフトバンク側の代理人弁護士は「判決内容を精査し、対応を検討する」としています。

日本は酷い外国の国々と比べたらマシなだけで、多くの日本人が思うほど良い国ではないのかもしれない。

わいせつ画像送らされ、先輩に呼ばれ夜中に外出…凍死中2の母親「学校は最後までいじめ認めず」 (1/2) (2/2) 11/12/21 (読売新聞)

 北海道旭川市で今年3月、中学2年の広瀬爽彩(さあや)さん(当時14歳)が凍死した状態で見つかった問題。5月に始まった第三者委員会による調査は、関係者への聞き取りに移るなどようやく本格化してきた。いじめはあったのか。なぜ広瀬さんは亡くなったのか。学校側の対応は適切だったのか。関係者の証言を基に追った。(林麟太郎)

入学直後に異変  広瀬さんの母親の代理人弁護士などによると、広瀬さんに異変が起きたのは、2019年4月の中学入学直後。オンラインゲームを通じて知り合った同じ学校の生徒らにわいせつな画像をSNSで複数回送らされたほか、「先輩に呼ばれた」と言って夜中に自宅を飛び出したこともあったという。

 19年6月、わいせつ画像を送らせた生徒を含む複数人と言い争いになった広瀬さんは、高さ約3・5メートルの土手から川に飛び込んだ。命に別条はなかったが、教員だけでなく警察も駆けつける騒ぎになった。

再調査行われず

 この出来事があった日の晩、広瀬さんの母親は、娘のSNSを見て、わいせつ画像のやり取りを知った。5月頃からいじめを疑って担任教員に相談していたが、確信を抱いてすぐ教頭に掛け合ったという。

 学校は、関係者から聞き取りを行ったものの、いじめを認めず、一方で広瀬さんの母親と生徒らが話し合う場を設けて事態の収束を図った。報告を受けた道教委は19年10月、「いじめの疑いがある」として市教委に事実確認を指導したが、市教委は、「話し合いで区切りがついた」との理由で再調査は行わなかった。

 市教委は取材に、「事案発生の経緯や子ども同士の関係性から、いじめとは判断しなかった」としている。ただ、広瀬さんは川に飛び込んだ際、携帯で「死にたい」と学校に伝えている。大津市の中学生自殺を受けて13年に施行されたいじめ防止対策推進法では、いじめについて「心身の苦痛を感じているもの」などと定義しており、代理人弁護士は「いじめを疑わないのはおかしい」と主張する。

死亡まで1年半

 川に飛び込んだ後、広瀬さんは精神的ケアのため、2か月ほど入院した。心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断され、転校した後は部屋に引き籠もりがちになったという。この頃、ネット上で知り合った知人に「いじめを受けて学校が怖い」などと相談していた。

 今年2月に失踪する直前には、ネット上の知り合いに自殺をほのめかしていた。

 母親の代理人弁護士は凍死について、「状況を見れば自殺だ。以前受けていたいじめ以外の理由は思い当たらない」と訴える。

 いじめ問題の第三者委で調査した経験を持つ鳴門教育大の阿形恒秀特命教授(生徒指導)は「いじめで受けた心の傷を何年たっても忘れられず、自殺してしまうことは考えられるが、自殺は複合的な要因で起きる。転校してから亡くなるまでの1年半に、いじめ以外の要因がなかったかも調べる必要がある」と話す。

「包み隠さず教えて」母親、第三者委に願い  読売新聞の取材に応じた広瀬さんの母親は、「最後までいじめとは認めなかった」と、学校への不信感を語った。

 母親によると、広瀬さんは、明るく元気で、真面目に勉強に取り組む女の子だった。幼い頃は家具に落書きするほど絵が好きで、オンラインゲームにも夢中になった。中学に進む際は、「いつか生徒会で頑張る」と張り切っていた。

 だが、入学して間もなく、泣いたり落ち込んだりすることが増え、別人のようになった。母親は学校に何度も相談したが、いじめを否定され続けたという。

 広瀬さんが失踪した今年2月、母親はたまたま家を空けていた。近所を捜索したが見つからず、ビラを配ったり、防犯カメラを確認したりして捜し回った。

 今は娘のことをなるべく考えないようにして暮らしているという。それでも、「仕事を終えて家に帰ると思い出し、毎日泣いてしまう」。娘に何が起きたのか。「第三者委員会は、調査を尽くし、包み隠さず教えてほしい」と願った。

 道教委=北海道教育委員会が遺族側に開示した文書などによりますと、亡くなった廣瀬爽彩(ひろせ・さあや)さんは、おととし6月、市内の公園でほかの生徒とトラブルになり、川に入る自殺未遂を起こした際、川の中から学校に電話をかけ、何度も「死にたい」と訴えていたということです。

 この件について道教委は「客観的にみて、いじめが疑われる状況」と判断、対応するよう指導していたのに対し、学校と旭川市教育委員会は、いじめが疑われる事案として対応していなかったことが判明しました。  遺族の代理人弁護士は学校と旭川市教委について「事態の悪化を放置した責任は、極めて重い」とコメントしています。

なぜ、「この件について道教委は『客観的にみて、いじめが疑われる状況』と判断、対応するよう指導していたのに対し、学校と旭川市教育委員会は、いじめが疑われる事案として対応していなかったことが判明しました。」との事実がこれまでニュースにならなかったのか?これは組織ぐるみの隠ぺい工作だと思う。つまりこの事実は、一部の学校会見者と旭川市教育委員会の幹部や関係者は知っていたにも関わらず、誰も正義がないのか、報復が怖くて間違っていると思っても外部に何も言えないし、どのような理由であれば外部に漏らすと恐ろしい事になると言う事が組織の人間で共有されていた可能性があると思う。つまり、旭川市教育委員会と呼ばれる組織は組織として腐りきっていて信用及び信頼できないほど、洗脳と見せしめ的な報復の怖さが浸透している可能性があると言う事だ。
西川将人前旭川市長はこの事実を知っていたのかメディアは問い合わせをするべきである。回答するのか、コメントを避けるのかわからないが、コメントをさせるようであれば政治家としては逃げていると思われても仕方がないと思う。
さらに「道教委は『客観的にみて、いじめが疑われる状況』と判断、対応するよう指導」を受けたにも関わず、指導を無視した事に関してそれなりの理由があると思う。つまり、指導を無視する事を判断した人間がいじめに関与した人間の関係者と繋がっている、不適切な関係がある、無視する事による便宜や対価を受けた可能性がある。判断した人間は旭川市教育委員会のそれなりの権力を持つものだと思う。権力がない人間が幹部や上の人間を従わせることがロジカルに考えて出来ない。権力を持つ人間であれば地元の権力者との接点を持つようになる可能性は高い。そしてこのような事が注目されれば問題になるにもかかわらず、強引な判断をするだけのメリットを受ける人間である可能性は高い。
旭川市女子中学生凍死問題 今津市長「いじめであると認識」 野党は「政治介入」と批判 北海道 10/29/21(HBCニュース)で批判した野党の一部は旭川市教育委員会で北海道教育委員会の指導を無視する事を判断した人間、又は、この人間に依頼した人間と繋がっている可能性はあるかもしれない。これが田舎の恐ろしい所。
今津市長は旭川市教育委員会に対する第三者委員会の独立性を検証し、独立性に問題があると判断すれば、北海道教育委員会に依頼して独立性が保てる第三者委員会のメンバーを選任してもらうべきだと思う。旭川市教育委員会は既にゾンビ状態で、信用と信頼に値する組織ではないと判断したほうが良いと思う。関係した人達は保身に走る傾向があるのでここまで酷い状態であれば、全く関係ない人間が選ばれるべきだと思う。

西川将人・旭川市長 次期衆院選、北海道6区からの出馬表明 07/28/21(産経新聞)

ヤフーコメントに下記のコメントがある。事実だったら日本は小中国になりつつあるかもしれない。

加害者の親は、警察官、自衛官がいます。あと、確か議員関係も。
そんなのだから揉み消しですよ。
イジメを超えた、強要、脅迫、性犯罪、自殺強要、殺人未遂、その他いくらでも犯罪行為が出てきます。
彼女には、何の過失も無い、終いには教師も自分のデートの為に、助けを求めた被害者を置き去りにして彼氏の元へ行ったと言う職務放棄、イジメの助長までしている。
教頭の、一人の被害より、加害者数人の将来が大切などと親に面と向かって言い放つ。
校長も逃げ回り、教育委員会に天下り。
幸い校長は辞退したようだが、当たり前だし、それで許されることでは無い。
本当に腹立たしい人間のふりした、ケダモノどもだ。

旭川市で凍死した中2女子、何度も「死にたい」と電話…道教委が“いじめ”と指導も、学校と市教委は対応せず 11/04/21(HBCニュース)

 ことし3月、旭川市の公園で、当時、中学2年生の女子生徒が凍死した“いじめ問題”をめぐり、女子生徒が死亡前、川に入る自殺未遂を起こした際、学校側に電話で「死にたい」と訴えていたことが分かりました。

 道教委=北海道教育委員会が遺族側に開示した文書などによりますと、亡くなった廣瀬爽彩(ひろせ・さあや)さんは、おととし6月、市内の公園でほかの生徒とトラブルになり、川に入る自殺未遂を起こした際、川の中から学校に電話をかけ、何度も「死にたい」と訴えていたということです。

 この件について道教委は「客観的にみて、いじめが疑われる状況」と判断、対応するよう指導していたのに対し、学校と旭川市教育委員会は、いじめが疑われる事案として対応していなかったことが判明しました。  遺族の代理人弁護士は学校と旭川市教委について「事態の悪化を放置した責任は、極めて重い」とコメントしています。

北海道放送(株)

「野党は『政治介入』と批判」の理由は個人的には野党から立候補する西川将人・前旭川市長にふりになっているからだろう。
教育委員会や第三者委員会の独立性を侵害する「政治介入」にあたると批判する野党の方がおかしい。過去の記事を見る限り教育委員会や学校には調査能力がない、又は、事実を確認しようとする意志が見られない。市長がトップなのだからアクションを起こすことに問題はないと思う。もし市長が問題がなるのなら、これまでの教育委員会、学校、そして第三者委員会の対応を検証してから批判するべきだと思う。
少なくとも旭川市の政治家に関して申し訳ないが地元の力関係に依存し過ぎてまとなな政治家が少ないのではないのか?与党と野党の立候補者はまともな政治家には思えない。もっとまともな政治家達が存在する可能性はあると思うが、力や地元の有力者達の関係で選挙に勝てない状況になっているのでは?

西川将人・旭川市長 次期衆院選、北海道6区からの出馬表明 07/28/21(産経新聞)

旭川市女子中学生凍死問題 今津市長「いじめであると認識」 野党は「政治介入」と批判 北海道 10/29/21(HBCニュース)

 旭川市の公園で今年3月、当時中学2年の女子生徒が遺体で見つかった問題について、第三者委員会がいじめの「疑い事例」として調査を進める中、今津寛介(いまづ・ひろすけ)市長が、市議会でいじめがあったとの認識を示し、野党の批判を受けました。

 旭川市の今津市長は、28日の市議会で「女子生徒本人のいじめられているとのSNSでのやりとりなどの情報等を踏まえ、私としてはいじめであると認識しました」と述べ、さらに、事実関係を調査している第三者委員会の委員長に「いじめがあったという考えを基に調査を進めてほしい」と伝えたことを明らかにしました。  これまで、旭川市は女子生徒の問題についていじめとは正式に認めず、「疑い事例」として市教委に調査を求めていました。  このため野党議員からはこれは教育委員会や第三者委員会の独立性を侵害する「政治介入」にあたるとして、批判が相次ぎました。

 議会後、今津市長は、「市民の生命、財産を守る立場から行動を取った」「政治介入にはあてはまらない」と釈明しました。  今年3月、旭川の公園で凍死していた当時中学2年の廣瀬爽彩(ひろせ・さあや)さんについては、いじめを受けていた疑いがあるとして、市の第三者委員会が5月から調査しています。  先月の選挙で初当選した今津市長は第三者委員会に対し、今月中に調査の中間報告をするよう求めていました。

 10月29日(金)午前7時00分配信

「新しく市長に就任した今津寛介市長が10月中に中間報告をするよう求めていました。」

結局、西川将人・前旭川市長は途中で問題を放り投げて衆議院選挙に立候補したのか?自民党と実質一騎打ちだが飲酒運転で捕まった東国幹氏との戦いのようなので低レベルの戦いだと個人的には思う。「いじめと判断」出来なかった西川将人前旭川市長と市長選で2度の敗戦を経験し、過去に飲酒運転で捕まった東国幹前道議会議員の戦い。もっとまともな候補者はいなかったのだろうか?どちらも国会議員になってほしくないと個人的には思う。
報道機関は小室夫婦に忖度するようなニュースを流すのならこちらの問題を扱うべきだと思う。まあ、日本のメディアに自由はないようなので、忖度しか出来ないのであろう。

西川将人・旭川市長 次期衆院選、北海道6区からの出馬表明 07/28/21(産経新聞)

「道教委は『客観的にみて、いじめが疑われる状況』と判断、対応するよう指導」を受けたにも関わず、指導を無視した事に関してそれなりの理由があると思う。つまり、指導を無視する事を判断した人間がいじめに関与した人間の関係者と繋がっている、不適切な関係がある、無視する事による便宜や対価を受けた可能性がある。判断した人間は旭川市教育委員会のそれなりの権力を持つものだと思う。権力がない人間が幹部や上の人間を従わせることがロジカルに考えて出来ない。権力を持つ人間であれば地元の権力者との接点を持つようになる可能性は高い。そしてこのような事が注目されれば問題になるにもかかわらず、強引な判断をするだけのメリットを受ける人間である可能性は高い。
旭川市女子中学生凍死問題 今津市長「いじめであると認識」 野党は「政治介入」と批判 北海道 10/29/21(HBCニュース)で批判した野党の一部は旭川市教育委員会で北海道教育委員会の指導を無視する事を判断した人間、又は、この人間に依頼した人間と繋がっている可能性はあるかもしれない。これが田舎の恐ろしい所。
今津市長は旭川市教育委員会に対する第三者委員会の独立性を検証し、独立性に問題があると判断すれば、北海道教育委員会に依頼して独立性が保てる第三者委員会のメンバーを選任してもらうべきだと思う。旭川市教育委員会は既にゾンビ状態で、信用と信頼に値する組織ではないと判断したほうが良いと思う。関係した人達は保身に走る傾向があるのでここまで酷い状態であれば、全く関係ない人間が選ばれるべきだと思う。

「死にたい」"いじめが疑われる" 届かなかった教師へ涙の電話&現場への指導…遺体で発見の女子中学生 (1/2) (2/2) 11/04/21 (北海道ニュースUHB)

 北海道旭川市で3月、当時中学2年生だった女子生徒が遺体で見つかり、旭川市教育委員会が「いじめの重大事態」と認定してから半年が過ぎました。

 5月に設置された第三者委員会の調査が続く中、女子中学生が2019年に自殺を図って川に入った際、学校に電話で「死にたい」と訴えていたことが北海道教育委員会が遺族側に開示した文書や遺族の代理人弁護士への取材で明らかになりました。

 この問題は3月、旭川市内の公園で当時中学2年生だった広瀬爽彩さん(当時14)が凍死しているのが見つかり、旭川市教育委員会が設置した第三者委員会がいじめの調査を進めているものです。

 開示された文書や代理人弁護士によりますと、広瀬さんは2019年6月、市内の公園で他の生徒らとトラブルになり川に入り自殺を図ろうとしていて、その際川に入ったまま電話で学校に電話し、教師に「死にたい」と訴えていたということです。

 これまでの取材で明らかになった状況は以下の通りです。

【2019年6月】  公園のベンチで広瀬さんが隣に座ってきた人に向かってふざけてたたくなどしていたが、その後パニックになり、「私のことは誰もわかってくれない。死んできます」などと言いながら、公園から川のコンクリートの土手を滑り降りてひざ下程度の水深の川へ入った。

 当時現場には多くの小学生や中学生が取り囲む状況で、広瀬さんは川に入りながら自分のスマートフォンで中学校に電話し、泣きながら「死にたい」と訴える。

 すぐに3人の教員が現場に駆け付けて川から引き上げ、学校に連れて行った。

【2019年10月】  この状況を確認した北海道教育委員会は、旭川市教育委員会の課題を3点あげました。

・広瀬さんへの聞き取りをしていない
・いじめの疑いがある事案としての対応をしていない
・広瀬さんの保護者に学校の対応方針や指導方針を伝えていない

 その上で、「本人がいじめではないと話したとしても、客観的にいじめが疑われる状況。特に川に入った際『死にたい』と繰り返し訴えていることから、『心身の苦痛を感じている』ことが考えられる」として、以下の具体的な対応を求めました。

・学校はいじめの疑いがあると考え、旭川市教育委員会に報告するとともに、対応策について指導助言を受ける
・学校は被害生徒の保護者にいじめの疑いがあることを説明し、被害生徒への聞き取りについて理解と協力を求める
・学校は当該生徒、および加害生徒の保護者に対して、いじめの事実や対応策を伝え、謝罪と今後の対応について共通理解を図る

 当時の北海道教育委員会の指導に、旭川市教育委員会はいじめとは判断しませんでした。

 広瀬さんは自殺未遂を図ったあと別の学校へ転校しますが、2021年3月に公園で凍死した状態で発見されています。

 広瀬さんの代理人弁護士は「学校から教員が3人も現場に駆けつけ、いじめを苦に自殺未遂を図った爽彩さんの状況を確認しながら、その後、何ら支援もケアもせず、事態の悪化を放置した責任は極めて重い。この時点で、なぜ、いじめ重大事態として対処しなかったのか、学校・教育委員会の対応は理解に苦しむ」とコメントしています。

 いじめの有無を調査している第三者委員会は、11月上旬には関係する教職員への調査を開始するとともに、関係学校の児童生徒へのアンケート調査を実施、その他の児童生徒や教育委員会職員へのヒアリングにも順次着手するとしていて、旭川市長は年度内の報告を求めています。

 旭川市教育委員会は取材に対し、「第三者委員会で調査している最中なので、コメントは申し上げられない」としています。

UHB 北海道文化放送

「いじめと判断」旭川市長が"初めて"見解示す 女子中学生 遺体での発見から7か月…第三者委の調査続く 10/28/21(北海道ニュースUHB)

 北海道旭川市で3月、当時中学2年生だった女子生徒が遺体で見つかり、旭川市教育委員会が「いじめの重大事態」として調査を進めている問題で、今津旭川市長が10月28日、「いじめはあったと判断した」と初めて公の立場で認める発言をしました。

 この問題は3月、旭川市内の公園で当時中学2年生だった広瀬爽彩さん(当時14)が凍死しているのが見つかったもので、旭川市が設置した第三者委員会が「いじめの有無」を調査しているものです。

 5月の第三者委員会設置後の情報が少ないことへの不安から、8月には母親が情報公開を求めましたが、その後開かれた会見で生徒や関係者への聞き取りに至っていないことが報告されていました。

 新しく市長に就任した今津寛介市長が10月中に中間報告をするよう求めていました。

 今津市長は28日の市議会代表質問で「資料を精査した結果いじめがあった」と答弁。旭川市長として初めていじめの存在を認めました。

 市長は記者団に、「当選し、総合教育会議での資料や自分で教育委員会に要請した中身、遺族が出された手記やSNS上で肉声が流れていることなどを総合的に判断し、いじめだと判断した。それを踏まえて調査を進めてほしいと第三者委員会に伝えた」と説明。

 第三者委員会側からは、「新しい市長が誕生して資料を精査する中で、市長の立場では理解できるが、第三者委員会としてはそれに対して意見をいうものではなく、引き続き調査を続けていく」との回答があったとしていて、今津市長は政治介入にはあたらないとの認識を示しました。

 旭川市長の個人的な見解を示した形で、旭川市としての正式な見解は第三者委員会が今後も調査を進めることになりますが、市長は「今後も調査を見守っていきたい。市民の生命を守るため、市長としての行動をとった」としています。

UHB 北海道文化放送

【独自】町田の小6自殺、学習端末の中傷を何者かが削除…操作者特定は困難に 10/04/21(読売新聞)

 東京都町田市立小6年の女子児童(当時12歳)がいじめを訴えて自殺した問題で、学習用デジタル端末のチャットで女児を中傷していた同級生らのメッセージが何者かに削除されていたことが、市教育委員会への取材でわかった。メッセージの復元は可能だが、同校ではパスワードが全員で共有され、「なりすまし」による操作ができたため、投稿や削除をした人物の特定は困難だという。

 同校で児童らに配布されたタブレット端末は、文字で会話するチャット機能が利用できた。女児は昨年11月30日に自宅で自殺。両親の代理人の金子春菜弁護士によると、学校の調査で、死亡2か月前に複数の同級生が女児について、「うざい」「死んで」とチャットでやり取りしていたとの証言がある。

 市教委によると、学校が同級生らのチャットのやり取りを確認しようとしたが、中傷するメッセージはすでに削除されていた。

 当時、同校ではチャットの投稿、閲覧、削除に使うIDは通し番号などで類推できるものだった。さらにパスワードは、初期設定の「12345678」の末尾に「9」を加えただけで、全員共通だった。

 市教委は昨年5月、パスワードを他人から推定されにくいものにするよう市内の公立学校に通知していたが、同校は女児の死亡後の昨年12月まで対策を講じなかった。このため、誰でも他人のチャット内容をのぞき見ることができ、他人になりすまして投稿や削除ができる状態だった。

 チャットのシステム上、削除されたメッセージの復元は可能だが、パスワードが共有されていたことから、「そもそも誰が投稿し、削除したかが分からない状態だ」(市教委)という。

 この問題では、石阪丈一市長が、市条例に基づく「いじめ問題調査委員会」を設置する方針を明らかにしている。市教委は「調査委からの要請があれば、すぐにメッセージの復元作業を始められるよう準備を進めている」とした。

 子供のネット問題に詳しい竹内和雄・兵庫県立大准教授は「詳しいことは分かっていないが、今回はIDやパスワードのずさんな管理が、使用する児童の匿名性を高め、チャットでの中傷を助長したと考えられる。再発防止のためにも、中傷メッセージを投稿・削除した人物も含め、調査委員会は可能な限りの調べを尽くしてほしい」と語る。一方で竹内准教授は「小さな子供は複雑なパスワードを覚えられないこともある。国や自治体は、顔や指紋を使った生体認証や、『死ね』などの有害な言葉を書き込めないようにする機能の導入などを検討するべきだ」と指摘した。

旭川で凍死した女子中学生の生前の肉声「学校側もいじめを隠蔽しようとしていて…」届かなかったSOS 10/02/21(HBCニュース)

 今年3月、旭川の公園で、遺体で見つかった中学2年の廣瀬爽彩(ひろせ・さあや)さん。行方不明になる3か月前、いじめについて告白する映像が残されていました。  これから爽彩さんの肉声が出てきます。彼女に何が起きたのかを考えるうえで貴重な映像のため、遺族の了承を得て放送します。

 今年3月、旭川の公園で遺体で見つかった廣瀬爽彩(ひろせ・さあや)さん。14歳。

 爽彩さんは中学1年生だったおととし6月、市内の川に飛び込み、保護されました。遺族の代理人によりますと、その後、爽彩さんに関する性的な画像が、上級生やほかの学校の生徒たちに共有されていたことがわかったといいます。

 警察は、少年1人を触法少年として厳重注意していました。

 爽彩さんは、おととし8月、旭川市内の別の中学校に転校しました。

 そして今年2月、突然行方が分からなくなり、1か月後に遺体で発見されました。

 「あ、はじめまして、こんにちは」(生前の廣瀬爽彩さん)

 これは、行方がわからなくなる3か月前の去年11月に、インターネットでライブ配信された動画です。20代の男性配信者が、視聴者の相談に乗るという内容で、爽彩さんがいじめについて告白していました。

 「いじめを受けていたんですけど、そのいじめの内容が結構きつくて、自分の方でなかなか納得がいかないっていうか、処理できないっていう気持ちになってしまってて。それで、すごい簡単に内容を説明しますと、まず先輩からいじめられてたんですよ。先輩にいろんなものをおごったりとか、ちょっと、変態チックなこともやらされたりとかもしたんですけど。それで、そういうのにトラウマがあって学校自体に行けなくなってしまって(うん)学校に行くためにはどうしたらいいんだろうって考えたときに、何も自分じゃ思いつかなくて、学校側もいじめを隠蔽しようとしていて(そうだよね、今の時代は特に)そうそうそう」(生前の廣瀬爽彩さん)

 旭川市教育委員会によりますと、爽彩さんが転校した次の月には、爽彩さんの保護者と代理人が同席し、いじめをしたとされる生徒とその保護者と話し合いをしています。しかし、動画では、爽彩さんは転校後も、なかなか学校に行けないと、悩みを打ち明けていました。

 「人が怖いし、人と話すのも苦手だし、人に迷惑かけるのも怖いし…みたいな感じになってしまっていて、人に迷惑かけることとかがいけないことだって思ってる節が私の中であって(迷惑かけてもいいだろう、別に)それが何か怒られるんですよ。(誰に?)周りのネットの方だったり、お母さんだったりとか。たまにお母さんは通話の内容を聞いているので、(なんでそんなに怒られるのが嫌がるの?)失敗するのが怖くて、失敗しなきゃ成長しないのもわかってる(失敗したらさ、もうそれで終わりじゃないじゃん)そうなんでしょうね、いろんなの人から言われる」(生前の廣瀬爽彩さん)

 「私自身、すごいメンタル状況が不安定で、それでなんか学校に行くと1、2時間でギブアップしちゃうんです。基本的に。でも、自分の気持ちはそうなんですけど、だけどみんなには期待されるみたいな。それがちょっと怖くて(みんなになんで期待されんの?)わからないけど、多分、元々ができたからじゃないかな」(生前の廣瀬爽彩さん)

 動画の中では自分が書いた絵を褒められて喜ぶ様子もありました。

 「(これ本当に自分で書いたの?)そうです。(これは自分のちゃんとした世界観を持ってる人だよねこれ)ありがとうございます。私は好きなこと、得意なことを伸ばして仕事にできたら一番楽しいだろうなって。(とりあえず、絵はずっと書き続けておいた方がいいと思うよ)わかりましたありがとう。それ参考にさせていただきます」(生前の廣瀬爽彩さん)

 「いやなんか褒めてくれるからちょっと調子乗ってる…(素直にそういうところを言うんだね、褒めてくれるから調子乗ってるとか言って、普通に褒めるよ。なんか勉強とかよりも大切なものがこの子にはありそうな気がする)うふふ」(生前の廣瀬爽彩さん)

 相談をして「ある程度はすっきりできた」という爽彩さん。

 「(頑張ってね)はい、ありがとうございました」(生前の廣瀬爽彩さん)

 同じ時期、爽彩さんは別のSOSも出していました。

 今年3月、旭川の公園で遺体で見つかった廣瀬爽彩さん14歳。遺体で発見される4か月前、旭川市内の民間相談室に電話していました。

 「はい、きらきら星です、と言った時も、しばらくだまっていた。しばらくしてたら、もしもしっていう感じで。相談ですか?と言ったら、そうですと言われたので。だからかなり悩んで電話よこしたんじゃないかなと思いました。どんないじめですか?と言ったら泣き出してしまって、それでしばらく待ってたんですよね。ヒックヒック言いながら(画像を)拡散されたと」(子ども相談室キラキラ星・村岡篤子さん)

 村岡篤子(むらおか・あつこ)さんは爽彩さんに「また連絡をしてほしい」と声をかけましたが、爽彩さんから電話が来ることはありませんでした。

 村岡さんによりますと、過去5年間で、きらきら星が受けたいじめや不登校に関する相談は1518件。  相談した子どもが通う旭川市内の小中学校に329回にわたって情報提供を行い、教職員との面談を申し入れましたが、会って話がで きたのは、わずか8回のみでした。  しかし、旭川市教育委員会は、市内の小中学校に聞き取りをした結果、キラキラ星から情報提供をうけた記録が残る学校は、無かったとしています。

 「各学校において、いじめと認知した事案などについては、教育委員会に報告する必要があり、その際に関係機関や団体等、学校外部との連携状況についても、学校の対応の経緯として、報告をいただくことになりますが、当該の民間の相談施設(キラキラ星)との連携状況については、各学校からの報告では把握をしていない」(旭川市教育委員会・辻並浩樹教育指導課長)

 「門前払いですよ。これだと。結局、学校も教育委員会も、これらの問題に聞く耳を持っていなかったということではありませんか」(旭川市議会・能登谷繁議員)

 「児童生徒本人や保護者、関係機関以外の第三者から情報提供が寄せられた場合は、当該の第三者に児童生徒の個人情報を伝えることが難しく、慎重に対処しなければならないことが、当該の民間の相談室と学校の円滑な連携が難しい要因のひとつであるというふうに考えております」(旭川市教育委員会・辻並浩樹教育指導課長)

 旭川市教委はその後、連携体制を見直し、キラキラ星からの情報提供窓口を市教委に一本化しました。

 「子ども自身が困って、どこかに相談したいっていう場所が、旭川の場合ないんですよ。夜すごく遅いか、朝、親が出勤したとか、誰も家の中にいないとかっていうときにかかってくるので、市役所の業務時間内に電話かけてくるっていうのはほぼないんですよね。何かこういう相談したり、協力し合いたいっていう問題が起きたときは、(市教委は)シャットアウトなんですよね。その体質が、教育現場で変わらない限り、学校の中で隠蔽されちゃって、それが当たり前になってしまう」(子ども相談室キラキラ星・村岡篤子さん)

 いじめの有無について、旭川市教委は第三者委員会を設置し、調査をしていますが、調査結果をまとめる時期はまだ決まっていません。

 廣瀬爽彩さんのお母さんからのコメントです。

 「勉強大好きな爽彩は、将来、法務省に入りたいという夢を持っていました。『法務省がダメなら、検察官になる』。爽彩は目を輝かせながら将来の夢を話してくれました。法律に興味があったようで、それからもいろいろ考えて、検察官を目指すことになりました。その夢を実現するため、爽彩は、進学先のことも考えながら、勉強に取り組もうとしていました。しかし、つらい体験をする中で、爽彩の将来への希望は、絶望に変わってしまいました。検察官を目指し、将来の夢を描いていた爽彩を、まるで別人のようにしてしまったのは何だったのか。その真相を一刻も早く知りたいと願っています」

10月1日(金)「今日ドキッ!」午後6時台

北海道放送(株)

旭川の女子中学生イジメ凍死事件、元校長の被害者への信じられない反応とは?小川泰平氏が直撃 08/20/21(まいどなニュース)

 今年3月23日、北海道旭川市内に住む当時中学2年生の廣瀬爽彩(さあや)さんが同市内の公園で死亡している状態で発見され、2年以上前からせい惨なイジメに合っていたことが判明。今月18日に遺族の代理人が同市内で記者会見を開いて遺族の手記を公開したことで情報が全国的に広がり、加害者とみられる少年少女たちだけでなく、学校側や市教委などの対応が問題視されている。この事件を取材をしている元神奈川県警刑事で犯罪ジャーナリストの小川泰平氏は20日、当サイトに対し、現地で直撃した当該校の元校長から信じられない反応が返ってきたことを明かした。

【動画】小川泰平氏が元校長を直撃

 小川氏は6月と7月に各3日間ずつ現地に赴いて取材をし、自身のYouTubeチャンネル「小川泰平の事件考察室」で9回に渡って詳細に伝えてきた。

 爽彩さんは中学1年だった2019年に上級生グループの男女から不適切な動画や画像の撮影を強要され、SNSで拡散されるなどのイジメを受けていたとみられ、同年6月には同市内のウッペツ川に加害者側の中学生に囲まれた状態で入水。その後、爽彩さんは今年2月13日に自宅を出て行方不明となり、3月23日に雪の積もった同市内の永山中央公園で亡くなっている姿が発見された。死因は「凍死」とされている。

 遺族の手記によると、爽彩さんは午前3時-4時頃に家を飛び出し、その理由を問うと「先輩に呼ばれているから」と泣きじゃくりながら答えたり、「お母さん、死にたい」と言い出すようになったというが、相談した担任は「思春期ですからよくあることです」と回答。その後も先輩に呼び出されたまま自宅に帰らず、深夜にコンビニで保護されるなどしても、担任や学校はかたくなにイジメの認定を否定し続けたという。

 さらに、母親が爽彩さんの携帯電話にあったイジメを受けていることを示す履歴を中学校に報告したところ、教頭から「10人の加害者の未来と、1人の被害者の未来、どっちが大切ですか。10人ですよ。1人のために10人の未来をつぶしていいんですか?どっちが将来の日本のためになりますか?もう一度、冷静に考えてみてください」と言われたという。

 この対応について、小川氏は「教頭は私に対して取材を拒否しましたが、今回の会見で明かされた『1人の被害者より、10人の加害者の未来が大切』という発言が事実だとしたら、とんでもないことですよ。ばかげている。教育者の風上にもおけない。それ以前に、人としてどうなのかと理解に苦しみます」と問題視した。

 また、小川氏はイジメのあった中学校の元校長宅を6月に直撃していた。インターホン越しに話を聞いたが、「第三者調査委員会がやっているので、私から何もお答えできません」と取材拒否された。それでも、小川氏が「取材ではなく、廣瀬さんに対する思いを聞かせて欲しいです」と問うと、「廣瀬さんってどなたですか?」と返され、小川氏が「廣瀬爽彩さんですよ」とフルネームで改めて伝えると、元校長は「あー、亡くなった子ですか」と、そっけなく返答。小川氏は「そんな言い方はないでしょう!先生のかわいい生徒さんじゃないんですか!」と、元校長の反応に怒りを表した。

 小川氏は「第三者調査委員会といっても、ほとんどが旭川の方たちで、11名全員が北海道の人です。教育委員会から講演を頼まれるような立場の人もいて、何の意味もないと思います。本来の第三者委員会としての機能を果たすのか疑問です」と根本的な解決にはならないと懸念した。

 母親も手記で同委員会への「違和感と疑問」をつづり、何も語らない加害者側の少年少女に向けて「イジメで人が死に追いやられることがあるということを知って欲しい。相手が心に深い傷を受け、苦しんでいるということに今からでも気づいて、自分たちのしたことを省みて欲しい」と訴えた。14歳で命を落とした爽彩さんの身に何が起きていたのか、遺族は真実を知るために情報提供を呼びかけている。

まいどなニュース

「加害者にも未来がある」教頭の言葉に涙…"いじめ"調査めど立たず 死亡した女子中学生 母の手記全文(1/4)  (2/4) (3/4) (4/4) 08/19/21(北海道ニュースUHB)

●遺族の手記全文

 今年2月13日、爽彩は、失踪しました。それから約1か月後、爽彩は、近くの公園で発見されました。その現実を受け入れられないまま、いつかまた帰ってくるのではないか、戻ってくるのではないか。そんな気持ちのまま、時間だけが過ぎています。どうして、もっと早く爽彩を見つけてあげられなかったのか、いまも悔いています。

 小学生の頃の爽彩は、元気いっぱいの女の子でした。ちょっと目立ちたがりなところがあり、声が大きく快活で、みんなを引っ張っていく明るい女の子でした。学芸会では、元気な合唱を披露し、演劇では、長いセリフもすらすらとこなし、目立つ役どころを演じていました。ナレーションを担当しながら、舞台の役もこなす。そんな姿に、みんな感心していました。小学生の頃から勉強が好きで、算数を得意科目にしていました。小学生ながら自分なりに方程式を見つけ出し、習っていないやり方で難しい問題をすらすらと解くことがありました。

 2019年4月、中学に進学してからも、爽彩は、学校が大好き、塾も大好きでした。爽彩は入学してすぐ、学年委員長と学級副委員に1年生の代表として立候補しました。2年生になったら生徒会に入りたい、そして将来は生徒会長になってみんなのために頑張りたい、ということをよく話してくれました。部活では「合唱部に入りたい」と話していました。爽彩は、いつもキラキラした目を輝かせながら「いつか生徒会で頑張る」と元気いっぱいで、小学生の頃よりも、ずっと生き生きしていました。中学生活を、生徒会長で終わりたい、部活もやりたいし、塾も行きたい、という夢を抱きながら、希望に満ちた中学生活を送り始めました。

 ところが、4月後半頃から、急に、爽彩の様子が変わり始めました。塾の先生から「授業に遅刻しています」と言われることが増えました。また、それまで自宅のリビングで私と一緒に時間を過ごすことが多かったのですが、その頃から、部屋に閉じこもりがちになっていきました。そして、爽彩の帰りが遅くなるのが、気に掛かるようになりました。午後7時、8時になっても帰ってこないことが多くなり「どこに行っているの?」と尋ねると、爽彩は「公園…」とだけ答えていました。

 4月後半から、がらっと人が変わったように、爽彩は、笑わなくなりました。一人になって、部屋で泣いたりする声を聞くようになり、それまでの明るさを失い始めているようでした。私と一緒によく外出していたのですが、この頃から、ぱったり、お出かけに付いてこなくなりました。外食でも、買い物でも、いつも一緒に付いてくる爽彩が、「いかない」「いきたくない」と繰り返すようになりました。いつもキャッキャと楽しそうに話していた爽彩でしたが、本当にがらっと、人が変わってしまい、この頃から、学校でいじめに遭っているのではないか、と疑うようになりました。

 5月の連休中、午前3時~4時頃、爽彩はいきなり自宅の玄関をガチャガチャと開け、バタンという大きな音を立てて飛び出していきました。爽彩は「いかなきゃいけない。先輩に呼ばれているから」と泣きじゃくりながら答えていました。関係する生徒2人の名前をきいていたので、対応を求めましたが、学校の担任は「真夜中に呼んだだけなので気にしないでください」と言いました。「娘はガタガタふるえていたし、いじめとかないんでしょうか」と尋ねると「いじめるような子たちではありません」と担任は話していました。

 同じ頃、爽彩は「お母さん、死にたい」と言い出すようになりました。「死にたい」という言葉を、少なくとも2回は聞いたと思います。元気なく話す姿は、それまでの爽彩とは全く別人のようでした。そこで、私は、担任に相談しました。しかし、担任は「思春期ですからよくあることですよ」と素っ気ない答えでした。

 6月下旬、爽彩は、先輩に呼び出されたまま自宅に帰らず、深夜になってコンビニエンスストアで保護されました。これはおかしいと感じた私は、学校で担任に事情を聞きました。「本当にいじめはないんですか」。担任に尋ねると、「いじめなんてわけがない。いじめていたら、じゃあなんでリュックなんて届けてくれるんですか」と、「いじめ」を、あっさり否定されました。

 子どもたちに囲まれ、ウッペツ川に飛び込んだ事件の後、爽彩の携帯電話に、いじめを受けていることを示す履歴があることを学校に知らせました。教頭は「いじめが本当なら指導しないといけないので」と返答がありました。しかし、その後も、何の対応もしてもらえませんでした。それどころか、爽彩の入院中、学校に呼び出された際、教頭から「いたずらが行き過ぎただけで、悪意はなかった」「加害者にも未来があるんです」と頭ごなしに、いじめを否定されました。

 「10人の加害者の未来と、1人の被害者の未来、どっちが大切ですか。10人ですよ。1人のために10人の未来をつぶしていいんですか。どっちが将来の日本のためになりますか。もう一度、冷静に考えてみてください」。これは、教頭に言われた言葉です。同席した知人も、あきれ果てるような対応でした。私は、泣くことしかできませんでした。

 爽彩に何があったのか、真相を明らかにして欲しいと願っています。私は、爽彩がいじめに遭っているのではないかと、学校、教育委員会に何度も相談しました。学校、教育委員会は、爽彩も、家族も、だれも相談することはなかった、いじめの認知には至らなかった、などと繰り返し主張しています。教育委員会の態度は、「いじめ」をもみ消そうとしているようにさえ見えます。

 しかし、爽彩は、生前、だれにも知られないよう、内緒にしておいて欲しいと言って、担任の先生に相談していました。

 なぜ、学校は、爽彩に対するいじめを知りながら、何もしなかったのか。学校、教育委員会が、いじめから目を背ける間に、爽彩に何が起きたのか。そして明るく元気で笑顔を絶やさない爽彩を、まるで違う人のようにしてしまったのは何だったのか。その真相を知りたいと願っています。

 第三者調査委員会には、今も違和感と疑問をぬぐい去れません。公平で中立な調査が行われているのか、誰が、どんな調査をして、本当に真実に迫ろうとしているのか。調査の進捗に関する情報が極端に少なく、調査委員会の動きを、どう評価すれば良いのか、いまだ戸惑っています。

 加害者の生徒たちには、いじめで人が死に追いやられることがある、ということを知って欲しい。いじめは、相手に死を選ばせてしまうほど心に深い傷を与える行為だということを、知って欲しい。そう思っています。たとえ、相手が顔で笑っていても、心に深い傷を受け、苦しんでいるということに、今からでも気づいて、自分たちのしたことを省みて欲しいと願っています。

 爽彩に何が起きたのか、生前、何か見聞きしたことがある人には、ぜひ情報を寄せて欲しいと願っています。第三者調査委員会は、だれが、どこで、どんな調査をしているのか、全く公にしていません。貴重な情報を持っている人がいても、これでは情報を提供する先がないに等しいと懸念しています。今後、もし、何か情報をお持ちの方がおられたら、旭川いじめ事件を担当する弁護団に、情報をお寄せ頂きたいと思います。爽彩のメッセージを後世に伝え、教訓として残すため、どうか、皆さまの中で情報をお持ちの方がおられたら、弁護団に情報提供して下さいますよう、お願い申し上げます。

 遺族側が会見を開き、手記を公開をしたことについて旭川市教委は「コメントは予定していない」と回答。

 第三者委員会による調査結果をまとめるめどについては当初11月としていましたが、「今のところ、めどは立っていない。具体的な時期は申し上げられない」と回答しています。

UHB 北海道文化放送

【独自入手】《おな電をさせられ、秘部を見させるしかない》《自殺未遂しました》旭川14歳凍死少女「イジメ被害メッセージ」 (1/3) (2/3)  (3/3) 04/25/21 (AERA dot.)


《市がイジメ再調査表明》「わいせつ強要の証拠LINEを教頭は写メで撮っていた。学校調書を調べて」旭川14歳少女凍死 遺族がコメント から続く

【画像】爽彩さんは裸の画像をいじめグループによって拡散された

 亡くなる約1年前、廣瀬爽彩(さあや)さんは自分が受けた壮絶なイジメの実態について、ネットで知り合った友人に対して下記のようなメッセージを送っていたことが新たにわかった。「文春オンライン」取材班が独自入手した。

 その一部を引用する。

《内容を簡単にまとめると

・会う度にものを奢らされる(奢る雰囲気になる)最高1回3000円合計10000円超えてる。

・外で自慰行為をさせられる。

・おな電をさせられ、秘部を見させるしかない雰囲気にさせられて見せるしか無かった。

・性的な写真を要求される。

・精神的に辛いことを言われる(今までのことバラすぞなど)etc……

ありまして、、

いじめてきてた先輩に死にたいって言ったら「死にたくもないのに死ぬって言うんじゃねえよ」って言われて自殺未遂しました》

 今年3月、北海道旭川市内の公園で積もった雪の中で亡くなっているのが見つかった爽彩さん(当時14歳)。死因は低体温症で、警察も自殺とは認定しなかったが、「文春オンライン」では4月15日から7本の記事を公開。その死亡の背景に上級生らからの凄惨なイジメがあったことを報じた。

※本記事では廣瀬爽彩さんの母親の許可を得た上で、爽彩さんの実名と写真を掲載しています。この件について、母親は「爽彩が14年間、頑張って生きてきた証を1人でも多くの方に知ってほしい。爽彩は簡単に死を選んだわけではありません。名前と写真を出すことで、爽彩がイジメと懸命に闘った現実を多くの人たちに知ってほしい」との強い意向をお持ちでした。編集部も、爽彩さんが受けた卑劣なイジメの実態を可能な限り事実に忠実なかたちで伝えるべきだと考え、実名と写真の掲載を決断しました。

無理やり撮らせたわいせつ画像をイジメグループ内で拡散
 2019年4月、市内のY中学校へ入学してからほどなくして、爽彩さんは、上級生のA子、B男、Z中学校に通うC男らからイジメを受けるようになった。イジメは日に日にエスカレートし、加害生徒らが爽彩さんに無理やり撮らせたわいせつ画像をイジメグループ内で拡散したことや、公園内でイジメグループが複数名で爽彩さんを囲み、自慰行為を強要したこともあった。

 爽彩さんは同年6月に、イジメグループら十数名に囲まれた挙句「死ぬ気もねぇのに死ぬとか言うなよ」と煽られた末に、地元のウッペツ川に飛び込むという“事件”を起こした。この事件ののち、爽彩さんは長期入院を余儀なくされ、同年9月には市内のX中学校へ転校。しかし、X中学校へもなかなか通うことができず、家に引きこもりがちな生活を送るようになった。医師からはPTSDと診断され、イジメのフラッシュバックに悩まされていた。

校長は「爽彩さんの死亡と自慰行為強要は関連がない」
 冒頭の爽彩さんのメッセージは2020年2月に書かれたものだ。この時期、彼女は引きこもりがちになり、依然としてイジメによるPTSDに悩まされていたという。

 いかに悲惨な性被害にあったかについて、彼女自身の言葉で綴られている。こうした言葉を綴るだけでも、当時の場面がフラッシュバックし、つらかったのではないか。

 取材班は爽彩さんがイジメを受けた当時通っていたY中学校の校長を直撃( #6 参照)。校長は「イジメはなかった」「(男子生徒が当時12歳だった爽彩さんに自慰行為を強要して撮影したことが)今回、爽彩さんが亡くなった事と関連があると言いたいんですか? それはないんじゃないですか」などと答えた。だが、少なくとも彼女が、自身が受けた行為を「イジメ」だったと認識し、そのトラウマに悩まされていたことは、今回のメッセージを読めば明らかだ。

 爽彩さんは、ウッペツ川に飛び込んだ事件以降、精神的なショックから入院、2019年9月に退院した後はイジメを受けたY中学校からX中学校へ転校することになった。

「わいせつ画像が拡散された学校への復帰はありえない」
 爽彩さんの親族が語る。

「Y中学の教頭先生は『うちの生徒なので戻ってきてほしい』と学校に復帰するよう爽彩に勧めましたが、わいせつ画像が、どれだけ学校中に拡散されたのかもわからない上に、加害生徒がまた近づいてくる可能性もあった。それで学校に復帰なんてありえない。そこでX中学校へ転校することにしました。その際に、自宅も引越ししたのですが、場所は以前の学区からはバスで1本では行けない、離れた場所にしました。しかし、それでも爽彩は外に出ることに怯え、新しい学校に行くことも拒んでしまったのです」

爽彩さんの「最後の声」を聞いたネット世界の友人  爽彩さんは、家に引きこもりがちになり、もともと関心があったネットやゲームに没頭するようになった。学校に通えなくなった爽彩さんにとって、そこだけが、家族以外にありのままの自分を見せることができる“居場所”だったようだ。

 辛くて思い出すのさえ苦しかったはずの「イジメ」の内容について、あえて伝えたのも、相手が唯一心を開くことができるネットの世界の友人だったからだろう。

 爽彩さんはそうしたネットの友人たちに、自身が受けたイジメについて相談をしていた。そして、再び学校に通えるよう努力し、なんとか明るい未来を見出そうと必死にもがき、苦しんでいた。

 取材班はそんな彼女の「最後の声」を聞いた友人たちに接触した――。( #9 へつづく)

◆◆◆

「文春オンライン」では、旭川イジメ問題について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「 文春くん公式 」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。

 sbdigital@bunshun.co.jp
  https://twitter.com/bunshunho2386

《今日死のうと思う 既読ありがとう》旭川14歳少女凍死 ネットの友人3名が明かした「イジメから最期までの600日」 へ続く

「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班)

<山梨・北杜>中1いじめ半年「放置」 「重大事態」認めず 11/01/18(毎日新聞)

 山梨県北杜市で昨年11月、自殺を図った市立中1年(当時)の女子生徒(14)がいじめの被害を訴えたにもかかわらず、学校側はいじめによる「重大事態」と認めていなかったことが判明した。国のガイドラインは重大事態の疑いが生じた段階で速やかな調査を義務付けているが、学校側は遅くとも同年12月にいじめの疑いを把握しながら、第三者委員会は約半年後の今年7月まで設置されなかった。【野呂賢治】

 ◇女子生徒が自殺未遂

 毎日新聞が入手した市教委作成の内部文書によると、女子生徒は昨年9月時点で「死にたい」などと生徒指導の担当教諭に訴え、11月下旬に自宅で手首を切って自殺を図った。学校が12月中旬に行った学期末に行うアンケートで、女子生徒は「9月から無視、仲間外れにされている。冷やかし、からかい、悪口、脅し文句を言われる」と回答。担任ら複数の教職員に相談したものの、「(状況は)変わらない」と書き込んだ。

 今年1月に女子生徒は、複数のクラスメートからボールをぶつけられる嫌がらせを受け、不登校になった。家族が学校に状況を訴えたが、学校は「『無視される』などの様子は目撃することはできなかった」などとする内部資料を作成した。

 女子生徒は東京電力福島第1原発事故後、福島県から北杜市に避難。家族によると「震災やいじめの経験などが原因の適応障害で自殺の恐れがある」との診断を受け、3月から約3カ月間入院した。現在は別の特別支援学校に通っている。

 今年5月になって、女子生徒の家族が第三者委による調査を要望したことを受け、市教委は7月に設置。市教委は昨年度、今回のケースを重大事態と県教委に報告していないため、文部科学省が10月公表した問題行動・不登校調査の結果に含まれなかった。これに対し、県教委は「重大事態に当たる」として、次回は国に報告する。

 市教委は「いじめと自殺未遂は無関係と考え、現在も重大事態とは認定していない。国の指針は、必要がある場合には第三者委を設置とあるが、絶対に(設置しなさい)とは言っていない。やるべきことはやっていた」としている。第三者委は10月末現在、開かれていない。

 ◇法の趣旨反する

 2011年の大津いじめ自殺の調査に関わった渡部吉泰弁護士(兵庫県弁護士会)の話 (女子生徒がいじめを書面で訴えた)昨年12月時点で重大事態として扱うべきだった。学校側の対応は、いじめの早期発見や被害軽減をうたった「いじめ防止対策推進法」の趣旨に反する。寄り添った対応をしなかったため、被害拡大につながった可能性がある。

 ◇女子生徒に対する「いじめ」を巡る経緯

2011年3月 東日本大震災の原発事故を受け、避難生活へ

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 13年8月 北杜市立小へ転入

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 14年   いじめ、嫌がらせが始まる

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 17年4月 北杜市立中に進学

   11月 自宅で自殺を図る

   12月 学校のアンケートで「9月からいじめられている」と回答

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 18年1月 複数の女子生徒からボールを当てられ、不登校になる

   2月 「震災やいじめが原因」の適応障害と診断

   3月 「自死の恐れがある」として入院

   5月 母親が第三者委員会の調査を市教委に要望

   6月 女子生徒が退院

   7月 市教委が第三者委員会の設置を正式決定

 【ことば】いじめによる重大事態

 学校で起きたいじめによって(1)児童らの生命や心身、財産に重大な被害が生じた(2)児童らが相当期間、学校の欠席を余儀なくされた--疑いがある事態を指す。2013年施行のいじめ防止対策推進法に盛り込まれた。多くの場合、学校から重大事態発生の報告を受けた教育委員会の認定により、第三者委員会が設置される。重大事態の例としては、リストカットなどの自傷行為や欠席が続いて転学(退学)した場合が挙げられる。

中2いじめ自殺、父親会見 新潟、第三者委報告前に 10/05/18(産経新聞)

 新潟県新発田市の市立中2年の男子生徒=当時(13)=がいじめを苦に自殺した問題で、生徒の父親と弁護士が5日、新潟市内で記者会見し、新発田市教育委員会が設置した第三者委員会の報告書に「いじめと自殺に因果関係があると推定される」という内容があることを明らかにした。父親は「驚きと悔しさ、無念でならない」と心情を語った。第三者委は同日午後、同市教委へ報告書を提出する。

 父親によると、同市教委側から受け取った報告書には、多くの男女生徒から悪口などのいじめを受けていながら、教師が見逃していたことが記載。いじめの兆候とみられる言動などを家庭に伝えなかったことを問題視した上で、再発防止策として教員の意識改革や増員などを提言しているという。

 会見で父親は「私らが気づいてあげられなかったこと、数名の生徒からいじめをうけていたことが悔しい。学校から報告があれば対処できたのではないか」と話した。報告書を受け取った後、死亡した生徒の墓前で「これが終わりじゃない、これからだよ」と伝えたという。

 また、報告書ではいじめに関わった男女生徒らの名前が明らかにされておらず、実名の表記を求めた。

 生徒は昨年6月25日早朝、自宅敷地内の作業小屋で首をつっているのが見つかった。同市教委のこれまでの調査では、生徒へのいじめを確認。生徒が担任に相談をしていたにもかかわらず、学校側への報告を怠っていたことも判明した。

 第三者委は昨年7月から、いじめと自殺の因果関係などを調査していた。

<川口いじめ>靴に「シネ」…生徒不登校、母が批判 卒業式欠席、記念品なし…あの組に僕はいなかったんだ 03/16/18(埼玉新聞)

 クラブ活動の部員からのいじめやインターネットの中傷の書き込みなどを苦にして、川口市立中学3年の男子生徒(15)が不登校になっている問題で、同市教委のいじめ問題調査委員会が示した調査報告について、男子生徒の母親は16日、市教委の謝罪と説明を聞いたが「市教委の謝罪は受け入れられない。話し合いをしてもうそを重ねる姿勢、いじめは改善できたはずなのにしなかった責任は重い。第三者の調査委員会は被害者に寄り添って調査するべきものなのに、そうではなかった。事実と違う内容もある」などと語り、市教委と調査結果を批判した。

 学校の対応については、「山ほど言いたいことがある。中学生の3年間は一生に一度のこと。やり直せない。あの子は3年間のうち1年半はいじめで嫌な思いで過ごした。残り1年半は校長や教頭に苦しい思いをさせられたが、あの子はいじめよりつらかったと言っている」と話した。

 校長と教頭が2017年3月、新たに3年生になる男子生徒にいじめ防止や男子生徒に対する学習支援を盛り込んだ11項目にわたる「今後の支援体制について」と題した書面を渡し、「しっかりやるから学校へ来てほしい」と説得した。

 だが、その「対策」はその後1年間、現場教師の間で共有されず、男子生徒は新学期の初日からいじめ被害に遭っていた。その頃は、市教委が第三者委員会を立ち上げ調査が始まっていた中で、靴の裏に「シネ」などと落書きされることも起きた。

 「あの子は本当に心が壊れた。学校は文科省や県教委から再三指導や助言を受け、いくらでも改善することができたはずなのに、何もしてくれなかった。学校が約束した支援体制をしっかりやっていれば、いじめは防げたと思う」と語り、強く批判した。

 男子生徒の卒業式は15日だったが、男子生徒は出席しなかった。「もし出席していたら、あの子だけがないものがあった。クラスの全員が書いた文集や、生徒全員がそれぞれの親へ渡す感謝の手紙や、先生方へのメッセージなど、知らされていないので何も書いていない。卒業記念品も、申込期日が過ぎた手紙を渡されたので申し込めなかった」と、母親は悲しがった。

 卒業式の日、男子生徒は母に言ったという。「3年2組に僕はいなかったんだ」

多くの人はこの世の中は思った以上に問題がある事を被害者、被害者の家族、又は、被害者の関係者になるまで気付かない事が多いと思う。

息子の名は拓海です…自殺4年後公表の母、涙で「戒め」 06/23/17(朝日新聞)

野崎智也

 「息子の名前は田中拓海です。鹿児島県立武岡台高校です」。今年4月、母(56)は記者会見で、声を震わせながらも覚悟を決めた様子で、自殺した拓海さんの氏名と写真を初めて公表した。息子の死から4年たって決断したのはなぜなのか。その思いを、母に単独取材で聞いた。

 県いじめ調査委員会の報告書などによると、鹿児島市の同高1年だった拓海さん(当時15)は2014年8月20日夜、自室で自殺を図った状態で見つかった。15年3月、母の依頼を受けて同高が生徒にアンケートを実施。「かばんに納豆を入れられていたというのを聞いた」「スリッパを隠されていた」「葬式のトイレで、『ばれたらやばくない』と話しているのを聞いた」などといじめをうかがわせる記述があった。

 だが、県教育委員会が設置したいじめ調査委は17年3月、「いじめがあったとは断定できない」とした。

 納得できない母の申し入れで、県は知事部局で第三者委員会を設置し、再調査のための初会合を今月24日に開く。

 先月下旬、拓海さんが亡くなった自宅を訪れた。卒業アルバムの写真や、家族に囲まれた写真。拓海さんはどれも笑顔だった。

 母はそれらを、「公表して報道されれば、この子の死を改めて目の当たりにさせられるような気がした」と公にしてこなかった。

 それなのになぜ今年、公表したのか。

 「納得できる調査が行われて真…

メモ隠蔽、文科相「極めて遺憾」 いじめ自殺で国指導へ 06/05/17(朝日新聞)

根岸拓朗

 神戸市で市立中学3年の女子生徒が2016年に自殺し、いじめをうかがわせる他の生徒からの聞き取りメモが市教育委員会首席指導主事の指示で隠蔽(いんぺい)された問題について、林芳正文部科学相は5日の記者会見で「市教委の対応は極めて遺憾だ」と述べた。同日に文科省の担当者を市教委に派遣し、聞き取りや指導をすることを明らかにした。

 メモは女子生徒の自殺後に教員が生徒6人から聞き取った手書きの記録などで、亡くなった生徒へのいじめがあったとする内容が含まれていた。市教委の首席指導主事の指示を受け、当時の校長は生徒の遺族に対して「(メモは)存在しない」と説明したほか、自殺の経緯を調べる市教委の第三者委員会にも出さなかった。(根岸拓朗)

残念であるが、いじめによる自殺はなるならないと思う。ただ、減らす事は可能だ塔思う。
問題が起きた時、問題を意図的に見逃した関係者を徹底的に調査し、責任を明確にして処分するべきだと思う。
被害の家族にとっては一生忘れる事は出来ないし、死んだ人は生き返らないけど、責任の明確化と処分は要求するべきだと思う。 ただ、相手は逃げたり、うやむやにしようとする可能性があるので、精神的な負担やこみ上げる怒りを感じるかもしれない。

<茨城中3自殺>担任の女性教諭が保護者会を欠席 03/24/18(毎日新聞)

 茨城県取手市で2015年11月、市立中学3年の中島菜保子さん(当時15歳)がいじめを苦にする書き込みを日記に残して自殺した問題で、市教育委員会は24日夜、同学年だった元生徒の保護者会を同市役所藤代庁舎で開いた。

 菜保子さんの両親のほか、元生徒や保護者ら約130人が参加。市教委側は矢作進教育長のほか当時の校長や教頭らが出席したが、担任の女性教諭は体調不良を理由に欠席。両親や一部保護者が「なぜ担任が来ないのか。事前の話と違う」と詰め寄った。

 その後、矢作教育長は「自殺にもかかわらず、重大事態として主体的に調査を進められなかった。深く反省している」とこれまでの対応について謝罪し、市教委側が経緯を説明。一部保護者から「恣意的(しいてき)にいじめがないとしたのではないか」などと質問が上がり、質疑応答が始まった。

 今回の保護者会は、県の第三者調査委員会が元生徒らから聞き取るのを受け、市教委が当初自殺を隠して調査し、「いじめはなかった」と結論付けた不適切な対応を謝罪する目的で開催した。当初は冒頭のみ報道陣に公開する予定だったが、一部のやりとりは公開された。【安味伸一、加藤栄】

6月6日の羽鳥慎一モーニングショーを見たけれど、取手市教育委員会の対応はひどい。誰の指示なのか、皆、同じ考えだったのか知らないが、 このような人間達が権力や権限を持っていては良くならないと思った。
これが公務員達の事実の一部だと思う。文科省も部分的には同じ体質だと思う。

【茨城県取手市・中3女子自殺】女子生徒の「いじめた理由」が拡散中、高校の名前も暴露され… 06/01/17(危機タイムズ)

取手市の女子中学生自殺受け いじめへの対応徹底 文科相 06/05/17(NHK)

松野文部科学大臣は、おととし茨城県取手市で中学3年生の女子生徒が自殺した問題を受けて、いじめへの対応を徹底するため、各地の教育委員会や学校現場に文部科学省の職員を派遣して研修を行うなど、再発防止に取り組む考えを示しました。

おととし11月、茨城県取手市で中学3年生で15歳だった中島菜保子さんが自殺した問題で、市の教育委員会は「いじめの事実は無く、重大事態に該当しない」などと判断したものの、その後撤回し、両親に謝罪しました。

これについて松野文部科学大臣は5日の参議院決算委員会で、「文部科学省で県および市の教育委員会から経緯などを聴取し、調査の在り方を検討することを強く指導した」と述べました。

そのうえで松野大臣は「いじめを背景とした児童・生徒の自殺が依然として発生し、教育委員会、学校で、いじめ防止対策推進法に基づく対応が徹底されていないことを大変重く受け止めている」と述べ、いじめへの対応を徹底するため、各地の教育委員会や学校現場の要請に基づいて文部科学省の職員を派遣し、説明や研修を行うなど、再発防止に取り組む考えを示しました。

いじめ重大事態への対処―取手市教育委員会の不適切な対応―  06/04/17(NHK)

取手市で、平成27年11月に、「いじめられたくない」と日記に書き残して自殺した、市立中学3年生への対応で取手市教育委員会の対応が批判を招いています。

1日、私は親しい取手市議会議員と意見を交換しました。市議会では、「いじめによる重大事態ではなかった」という教育委員会の説明を受け容れて、この事件に関して議会で大きな議論になることはなく、一般質問でも取り上げる議員はいなかったということでした。

事件の概要は、平成27年11月に「いじめられたくない」と日記に残して茨城県取手市立中学3年生が自殺しました。その後、自殺した生徒の遺したノートから「いじめ」を受けていたと思われる記述が見つかり、両親から市教育委員会に、第三者による調査委員会の要望がありました。要望を受ける形で調査委員会は設置されました。

しかし、平成28年3月、取手市教育委員会は、学校からの報告を受けて、生徒へのアンケートや面談の結果、いじめにより心身に大きな被害があったとする「重大事態」に該当しないと議決してしまっていました。

文部科学省は、「いじめ防止対策推進法」の「重大事態」を、以下のように解説しています。それは、「はじめに」に記載されており、「重大事態」とは、「いじめにより当該学校に在籍する児童等の生命、心身又は財産に重大な被害が生じた疑いがあると認める」事態、だとしています。

そして、「いじめにより」とはどのようなことか、「疑いがある」とはどのようなことか、を解説しています。詳細は、書き切れませんが、学校、教育委員会、総合教育会議等の対応についても記載があり、それらと照らし合わせてみると当時の取手市における、学校、教育委員会、総合教育会議等の対応が不適切であることは認めざるを得ないのではないかと思われます。

市教育委員会の調査委員会設置は、「いじめによる自殺ではないが、遺族の要望もあり、設置する」というようなもので、「いじめがあったことを前提としない調査委員会」ということになります。

平成28年5月1日に取手市立中学校生徒の自殺事案に関する調査委員会は設置されました。設置要綱(設置)では、設置目的を以下のようにしています。

第1条 平成27年11月11日に発生した取手市立中学校生徒の自殺(以下「本件自殺」という。)について,本件自殺に至るまでの事実経過,背景等に関する調査・検証,本件自殺の原因の考察,当該自殺した生徒(以下「本件生徒」という。)が在学した取手市立中学校(以下「本件学校」という。)及び取手市教育委員会(以下「教育委員会」という。)の本件自殺後の対応の調査・検証を行うとともに,今後の再発防止を図るため,取手市立中学校生徒の自殺事案に関する調査委員会(以下「調査委員会」という。)を設置する。
第2条 調査委員会は,次に掲げる事項を所掌する。
(1)本件自殺に至るまでの事実経過(本件学校及び学校外における事実経過を含む。)及び背景を含め,本件生徒に起きたことの調査
(2)本件自殺に至るまでの事実経過に係る本件学校の本件生徒に対する対応及びその背景の調査及び検証
(3)前2号の規定による調査及び検証を通じ明らかになった事実を踏まえた,本件自殺の原因に関する考察
(4)第1号及び第2号の規定による調査及び検証を通じ明らかになった事実に対し,本件学校及び教育委員会の本件自殺の前後における対応が適切であったかの検証
(5)前各号の規定による調査,検証及び考察によって明らかになった事実経過及び考察に基づく,今後の再発防止に関する提言(以下「本件提言」という。)

というものでした。しかし、設置から1年以上過ぎた5月30日、市教育委員会は、いじめ防止対策推進法が規定する「重大事態」に該当しないとした議決について臨時会を開き、議決を撤回し、調査委員会の解散も決めてしまいました。

この間、調査委員会から中間的な報告もなく、結論も提言もなく調査委員会は閉じられてしまいました。調査委員会は、これまでの調査や議事録を全面的に公開して、どのような調査が行われてきたのか、どのような議論が行われてきたのか、どのような報告書をつくろうとしていたのか、明らかにすべきです。

新聞報道によれば、取手市教育委員会を本庁に呼び出して「対応不適切」と指導した文科省の児童生徒課の担当者は、「法律の理解不足という批判は免かれない」とコメントしたと言います。取手市教育委員会は、謝罪はもちろんですが、なぜ「いじめはない」との前提を議決したのか、その経緯を全て明らかにすべきだと思います。

今後、特に自殺した生徒が自殺前に学校で起きた「ガラス窓破損事件」が重要な意味を持ってくるのではないかと推察されます。自殺した生徒が実行者として認定され、損害賠償にまで至ったと言われるこの事件の対応のまずさ、真実を見抜く力が不足していた教師、連携して事実解明や指導に当たれなかった学校管理者、報告を受けた教育委員会、総合教育会議を主宰する市長など、全体として大人の対応のまずさが目立っています。

教育委員会制度は、平成27年4月から、「地方教育行政における責任の明確化、迅速な危機管理体制の構築、首長との連携強化」を図る目的で一部が改正されました。 改正の大きな要因となったのは、滋賀県大津市におけるいじめ問題でした。また、仙台市ではいじめによる自殺が相次ぎ、また教師による体罰も明らかになるなど、取手の事件の先例となるべき事件が数多くあったにもかかわらず、いじめ防止の教訓となりませんでした。

こうした、例は全国の市町村で起こりうることで、自分の自治体ももう一度しっかりと見直さなくてはならないと思いました。

女子中学生自殺 第三者委解散し新調査委設置へ 取手市教委 06/02/17(NHK)

おととし、茨城県取手市で「いじめられたくない」と日記に書き残して女子中学生が自殺した問題で、市の教育委員会は、いじめを防ぐための法律に規定された趣旨に反していたとして、これまで調査に当たってきた第三者委員会の解散を決めました。教育委員会は、遺族の意向に沿って新たな委員会を設置して、調査を進めることにしています。

この問題は、おととし11月、茨城県取手市で、中学3年生で15歳だった中島菜保子さんが「いじめられたくない」と日記に書き残して自殺したもので、当初、市の教育委員会は「いじめの事実はなく重大事態に該当しない」と議決しましたが、先月、この議決を撤回し、自殺の原因を調べている第三者委員会の見直しも含めて検討してきました。

その結果、市の教育委員会は、いじめはなかったという当初の判断で作られた今の第三者委員会について、遺族が見直しを求めていることを受けて、2日に開かれた教育委員会の臨時会で解散を決めました。

市の教育委員会の矢作進教育長は「『いじめによる重大事態に該当しない』と、誤った議決をしてしまった。遺族の求めに応じて解散を決めた」と述べました。

そのうえで、「遺族に寄り添いながら要望を聞いたうえで進めていきたい」として、新たな第三者委員会を設置し、いじめと自殺の関係性について調査を進めることにしています。

「娘が日記に残した言葉を受け止め調査を」

いじめはなかったという当初の判断を基に作られた第三者委員会が解散されることになり、亡くなった中島菜保子さんの父親の考宜さんは「今後、どこが主体となって調査を行うかなど調整できていないので、まだスタートラインに立っていないと感じます。今後は娘が日記に残している言葉を受け止めて、それをベースに調査を進めてほしいです」と話しました。そのうえで、「1週間の間に状況の変化がありましたが、教育委員会の根幹がすぐに変わるものかと疑念の感情がまだ残っています」と話しています。

また、母親の淳子さんは「教育委員会の中がそんなにすぐに変わったとは思えないので、きょうは『申し入れが通った』という事実だけで、これからだと思います。教育委員会が提出する書類などに神経を使う日々がまだまだ続くと思います」と話しました。

女子中学生自殺で市長謝罪「遺族に寄り添っていなかった」 06/01/17(NHK)

おととし茨城県取手市で「いじめられたくない」と日記に書き残して女子中学生が自殺した問題で、取手市の市長は「教育委員会の対応が遺族に寄り添ったものではなく、心よりおわびします」と謝罪しました。そのうえで、いじめはなかったという当初の判断で作られた第三者委員会の見直しも含めて検討すべきだという考えを示しました。

おととし11月、茨城県取手市で中学3年生で15歳だった中島菜保子さんが「いじめられたくない」と日記に書き残して自殺し、市の教育委員会は当初、「いじめの事実はなく、重大事態に該当しない」と議決しましたが、30日、この議決を撤回し、現在、自殺の原因を調べている第三者委員会の見直しも含めて検討しています。

これについて、取手市の藤井信吾市長は1日の会見で、「これまでの教育委員会の対応が遺族に寄り添ったものではなかったことについて心からおわびします」と謝罪しました。

そのうえで現在、自殺の原因を調べている第三者委員会については、生徒の遺族が、いじめはなかったという前提で作られたものであり、見直してほしいと訴えていることについて、藤井市長は、遺族の意向を踏まえ、解散も含めて見直しを検討すべきだという考えを示しました。

女子中学生自殺 取手市教委「現在はいじめあったと認識」 05/31/17(NHK)

おととし、茨城県取手市で女子中学生が自殺した問題で、市の教育委員会は、これまで「いじめの事実は確認できなかった」としていましたが、30日、一転して自殺との関係性はわからないものの、友達から悪口を言われるなど、「現在はいじめはあったと認識している」と釈明しました。


おととし11月、茨城県取手市で当時、中学3年生で15歳だった中島菜保子さんが自殺し、両親は女子生徒が残した「いじめられたくない」と記した日記や、同級生の証言などから、自殺の背景にいじめがあったと訴えています。

この問題で、市の教育委員会は「いじめの事実は確認できなかった」として、去年3月、いじめ防止対策推進法に基づいた「重大事態」に該当しないと議決しましたが、30日の教育委員会の臨時会で、「いじめによる重大事態に該当しない」という議決を撤回し、遺族への配慮に欠けたものだったと謝罪しました。

さらに、これまで、「いじめの事実は確認できなかった」と、一貫して主張してきましたが、一転して、自殺との関係性はわからないものの、女子生徒が悪口を言われるなど、「現在はいじめはあったと認識している」と認め、釈明しました。

市の教育委員会は31日、文部科学省からヒアリングを受けることになっていて、その中では「当初、いじめの事実は確認できなかった」とした経緯や、「重大事態に該当しない」という議決に至った判断などについて、説明するものと見られます。

取手市の教育委員会は調査及び判断についてしっかりと責任を取るべきだ!
今回の件や獣医学部新設文書の調査は似ている。結果ありきの形だけ調査!このように国民や市民は騙される!
被害者や被害者の家族にならないと気付かない事が多いと思う。

中3女子“いじめ”自殺、当時の日記には― 05/31/17(日本テレビ系(NNN))

 茨城県取手市で、当時中学3年生の女子生徒が自殺した問題で、教育委員会はいじめによる「重大事態」には該当しないとしていたが、不適切だったと撤回した。女子生徒の両親は、自殺の原因はいじめの可能性があると当初から主張していた。

■同級生が証言した“いじめ”の実態

 ピアノに向かい、笑顔でカメラに振り向く中島菜保子さん(当時15歳)。子供の頃からピアニストを目指していたという。しかし、2015年、「いじめられたくない」と日記に書き残し、中学3年生で自殺した。

 当時、茨城県取手市の中学校に通っていた菜保子さん。遺族によると、同じクラスの女子生徒3人からいじめを受けていたという。菜保子さんが、自殺の3週間前に書いた日記には―

「お願いだから、耳打ちはやめて」
「いじめられたくない。ぼっちはいやだ」
「苦しい。悲しい。さびしい。つらい。心が痛い」
(2015年10月22日 菜保子さんの日記より)

 両親は独自に調査を行い、いじめの実態について、菜保子さんの同級生から話を聞いたという。菜保子さんがバスケットボールのチームから外され、授業の後、泣いていたという証言のほか、机の上に落書きされ、暗い顔で消していた姿も目撃されていたという。

■教育委員会「いじめの事実確認できない」






 同級生の証言で浮かびあがったいじめの実態。遺族の要請を受け、取手市の教育委員会や学校は調査を実施。しかし2016年3月、取手市の教育委員会は、“いじめによる重大事態には該当しない”と議決し、いじめの事実は確認できなかったとした。

 菜保子さんの父「菜保子の日記に書いてあるものが、きちんと受け止めてもらえない。さらに苦しんでいる状態で、怒りでいっぱいです」

 菜保子さんの母「これ以上傷つけないで欲しい」

■一転“いじめの疑いあった”も遺族は―

 その後、教育委員会は自殺の原因を調査する第三者委員会を設置。しかし、遺族は「いじめに該当しない」との前提のまま調査が進められていると批判した。

 菜保子さんの父「菜保子のいなくなった今、本当に希望もない状態で、うちひしがれているだけです」

 菜保子さんの母「(娘は)太陽みたいな存在です。私たちの宝です」

 遺族の会見から一夜明けた30日、取手市の教育委員会は一転して、いじめによる「重大事態」には該当しないという議決を撤回した。そして31日、いじめについて、取手市教育委員会・矢作進教育長は「いじめと取られる疑いのある内容もあった」と発言。文科省は、調査態勢の再検討を指導した。

 一方、菜保子さんの遺族は「教育委員会への信頼はすでになくなっている」として、教育委員会が進める調査の中止を求めている。

中3自殺、取手市教委が両親に謝罪 文科省から指導も者 05/31/17(朝日新聞)

根岸拓朗、佐藤清孝

 茨城県取手市で2015年11月、市立中学3年の中島菜保子さん(当時15)が自殺したことをめぐり、文部科学省は31日、取手市教育委員会から経緯を聞き取った。文科省によると、「いじめ被害が考えられるのに、対応は不適切だった」と市教委を指導し、調査方法の再検討などを求めたという。市教委は同日夜、中島さんの両親に謝罪した。

中3自殺「広義の意味でいじめあった」取手市教委認める

 いじめ防止対策推進法では、子どもの自殺の要因にいじめが疑われる際は「重大事態」として調べることになっている。中島さんは日記にいじめをうかがわせる記述を残していたが、取手市教委は16年3月に「いじめによる重大事態に該当しない」と議決し、調査委員会を設置していた。両親はいじめ被害を訴え続け、市教委は今年5月30日になって議決を撤回した。

 市教委から聞き取った文科省児童生徒課の担当者は、取材に「今後の調査を、白紙から検討してほしいと求めた。法律の理解不足という批判は免れない」と述べた。市教委の矢作進教育長は31日夜、中島さん宅を訪れ、両親に「いじめによる重大事態ではない、という決議を撤回しました。大変申し訳ありませんでした」と謝罪した。いじめの事実があったことも認めたという。(根岸拓朗、佐藤清孝)

中3自殺「広義の意味でいじめあった」取手市教委認める 05/30/17(朝日新聞)

佐藤清孝、箱谷真司

 茨城県取手市で2015年11月、市立中学校3年の中島菜保子さん(当時15)が自殺したことをめぐり、市教育委員会は30日、臨時会を開き、中島さんへの広義の意味でのいじめはあったとして、「(自殺は)いじめによる重大事態に該当しない」とした昨年3月の議決を撤回すると決めた。

 市教委が両親の要望を受けて第三者による調査委員会を設置すると決めた際に議決していた。臨時会後、記者会見した矢作進教育長は「当時の議決は妥当性や遺族側に対して配慮に欠けた判断だった」と述べた。

 中島さんは、自宅で首をつって亡くなった。日記には「いじめられたくない」などと書かれ、両親はいじめがあったと訴えていた。

 市教委はこれまで、「いじめは…

「配慮が欠如」中3自殺の両親、調査委解散求める 茨城 05/29/17(朝日新聞)

根岸拓朗

 2015年11月に茨城県取手市の市立中学3年だった中島菜保子(なおこ)さん(当時15)が自殺したことをめぐり、「いじめ被害のためだった」と訴えている両親は29日に会見し、取手市教委の調査委員会が調査を中止し、解散するように同市教委に求めたことを明らかにした。両親は「調査委は中立性と公平性、遺族への配慮が欠けている」と主張している。

 両親は、生徒の日記に人間関係の悩みや「いじめられたくない」との言葉が記されていたことなどから、いじめを訴えている。臨床心理士や精神科医らでつくる調査委は昨年7月から調査を始めた。しかし、両親によると今年3月になって、市教委が調査委の設置を決めた際に「いじめによる重大事態に該当しない」と議決をしていたことが分かったという。

 調査委も、両親が集めた同級生らの証言などの資料を十分に確認していないという。文部科学省にも報告した父親(45)は「調査委にも訴えを受け止めてもらえず、さらに苦しんでいる。怒りでいっぱいだ」と語った。

 取手市教委の担当者はいじめと自殺の関係性が不明なため、「該当しない」と議決したと説明。「申し入れを受け止め、解散するかはこれから検討する」と話した。(根岸拓朗)

さすが大津市教委!いじめ自殺から何も学んでいない。学んでいないと言うよりは、反省したふりをしてやり過ごすからこのような対応を取るのだと思う。
朝日新聞デジタル:自殺6日前にいじめ対策会議 情報受け担任ら 大津 - 社会(Ceron.jp)

公務員の中には良い人達は存在するとは思うけど、大友学園問題で財務省の対応を見ていると、一般的に公務員だからとの理由で信用してはいけないと 確信をもった。これまでの公務員の対応や言動に対して理解できない事や矛盾を感じていたが、財務省の対応で理解できた。傲慢で、納得できる説明も ない状態での断定や判断。これらが彼らが持っている特権なのであろう。
外国人達から腐敗や汚職が蔓延っている彼らの国では上手く生きていくしかないと頻繁に聞いていた。権力を持った人間達には盾つかず、上手く、 狡く生きるのも仕方がないと多少、理解できた。
話はいじめによる自殺した生徒の遺族の記事に戻るが、相手が常識的に対応するとの前提で動かない方が良いのではないのか?相手が姑息に対応する 事を前提に対応したり、裏を取りながら、見守った方が賢いと思う。相手に裏切られてから動くと、対応が遅くなるし、時間や努力のロスだと思う。

<仙台中学生自殺>「いじめ続いていた」遺族関係者 05/01/17(河北新報)

 仙台市青葉区の市立中2年の男子生徒(13)が自殺した問題で、遺族関係者が30日、取材に対し「いじめはずっと続いていた。トラブルが解消した事実はない」と証言した。校長は4月29日の記者会見で「生徒間で悪口を言い合うトラブルはあったが解消した」と説明。遺族関係者の認識と大きく異なっている。

 遺族関係者によると、同じクラスの複数の男子生徒からターゲットにされ、集団でからかわれたり、「臭い」「ばか」などと悪口を言われたりした。最近も「同級生にやられる」などと悩んでいたという。

 遺族関係者は「入学した直後から、ずっと同級生による嫌がらせに悩んでいた。トラブルが解消した事実はなく、学校側の説明に憤りを感じる」と話した。

 市教委によると、男子生徒は昨年6月と11月、全校生徒を対象にしたアンケートに「いじめられている」と回答。「無視される」「物を投げられる」などと書き込んでいた。

 校長は会見で「トラブルはその都度指導し、その後解消した。どちらが一方的という話ではない」との見方を示し、「いじめとは判断していない」と述べた。

 3月まで勤務した前校長は30日、取材に「全て市教委に伝えてある。何も話すことはない」と答えた。

 市教委によると、男子生徒は4月26日午前10時15分ごろ、自宅近くのマンションから飛び降り、死亡した。

 市内の中学校では2014年9月、泉区の館中1年の男子生徒=当時(12)=がいじめを苦に自殺。16年2月にも同区の南中山中2年の男子生徒=同(14)=が自殺し、市教委の第三者委が「いじめによる精神的苦痛が自殺の一因」と結論付けた。

 この2年7カ月で市内の中学生3人が自殺するという異常事態に、館中と南中山中生徒の父親2人は「息子の死が何ら教訓になっていない」と憤った。

 学校側は5月1日夜、初めて保護者説明会を開く。

いくら制度を改善しても、変えても、実際に運用する、実行する、現場は人間だ。この人間達が腐っている、又は、長い間、悪い環境で ダメになっている場合、文科省や上の人間が考えているような結果にはならない。地道に訪問したりして、チェックしている事を理解させ、 問題を見つけだし、問題の解決に協力しない人達は変えないと良い結果はなかなか出ないであろう。
報告書を要求しても、報告書に嘘も書ける、不都合な事実を記載しない事も出来る、情報やデーターを書き換えたり、下駄をはかせることも出来る。 報告書を受け取った文科省がそれらの問題を見抜く事が出来るのか?出来ないと思う。抜き打ち、又は、問題があると聞いた学校を訪問し、 報告書と現場の違いを確認しなければ違いはわからないであろう。性善説で考えるのか、面倒だから性善説を正として対応しているのか知らないが、 個々に問題があると思う。
「いじめ、いじめ」と騒いだところで、現場が冷めていたり、上と温度差があれば、面倒だから形だけの報告書の作成や、質問を受けないように 不都合な情報やデーターを削除して報告書を完成させることが出来る。このようなケースが多くあれば、空回りである。時間の無駄、人件費の無駄、 無駄、又は、形だけの報告書を作成する時間に対して支払われる税金の無駄、集計してまとめる人件費の無駄、集計してまとめた資料の紙代、コピー代、 配布代の無駄など、たくさんの無駄が行われる事になる。
良い結果がでないのであれば、そのような点を疑い、やり方を変えるべきであろう。まあ、天下りに必死だった文科省が本当に教育や子供達の 事を考えているのかは疑問だから、文科省がどのように対応するかで本気度がわかるであろう。

「いじめは死に至るナイフ」「教員は重要問題と見ていない」 問われる対応 (1/2) (2/2) 04/21/17(現代ビジネス)

 大津市立の小学校で平成25年、当時4年だった女児がいじめ被害を訴えながら担任教員が放置していたことが判明した問題は、教員側の意識の薄さとともに、学校側の対応が女児の不登校の遠因になっていることを浮き彫りにさせた。いじめは後を絶たず、こうした現状の改善のためには、いじめ調査結果の公表は欠かせない。

重大事態認知、全国で314件

 平成23年に大津市立中2年の男子生徒=当時(13)=がいじめを苦に自殺する事件が起きたのを契機に、25年に成立したいじめ防止対策推進法は、子供の生命、心身または財産に重大な被害が生じた疑いがあるなどの「重大事態」があった場合、学校などが調査組織を立ち上げ調査を行うとしている。

 27年度には全国で314件の重大事態を認知。しかし文部科学省の担当者は「調査結果を見ると、教員が『いじめではない』と判断して対応が遅れたり、情報共有を怠ったりと、学校に不備がある場合が多いと明かす。調査結果の取り扱いはそれぞれの教育委員会などが決めることになっており、その多くは明らかにされない。

 今回の事案も、大津市教委に対する情報公開請求で分かった。文科省は今年3月、重大事態の調査に関するガイドラインをまとめ「調査結果は児童生徒への影響などを勘案し、特段の支障がなければ公表することが望ましい」としている。

 一方、大津市もガイドラインに先立つ2月、調査結果を原則公表することを決定。越直美市長は今月20日の市総合教育会議で「現状ではまだ教員のいじめに対する認識は不十分」と指摘。過去の重大事態をふまえて、いじめを認知した際の対応マニュアルを作成する方針を示している。

報告書の作成徹底を

 対策が強化されながら、学校でのいじめは後を絶たない。23年に自殺した男子生徒の父親は「教員がいじめを重要な問題として見ようとしていない場合が多い」と批判。その上で「真相究明のための報告書を読むことで、どうしたらいじめをとめられるか考える機会にもなる。できる限り公開し、『いじめは死に至らせるナイフのようなもの』ということを教員や世間に徹底させてほしい」と話した。

 一方、教師にいじめ対策指導などを行うNPO法人ジェントルハートプロジェクトの小森美登里理事は「発表が前提の調査ならば、いい加減にはならない。事後の対処方法などを綿密に示した報告書の作成を徹底していくべきだ」と指摘している。

「話を聞いてください」何度も…担任がいじめ放置 女児が不登校に 大津の市立小、教員の薄い意識  (1/4) (2/4) (3/4) (4/4) 04/21/17(産経WEST)

 平成25年に大津市立小学校で、当時4年だった女児が他の児童から足をかけられるなどのいじめを受け、担任の男性教諭に被害を訴えたにもかかわらず、この教諭が1カ月以上放置していたことが20日、分かった。女児はいじめをきっかけに不登校となった。いじめ防止対策推進法に基づき、市教委と学校が有識者らと調査し、まとめた報告書は「教員の危機意識が希薄」と厳しく批判している。

 報告書や市教委への取材によると、女児は25年10月ごろから、同じクラスの複数の児童から運動場で押されたり、教室で足をかけられたりしてけがをすることがあった。女児が嫌がるあだ名で呼ばれることもあり、やめるよう言っても収まらなかったという。

 担任の教諭は保護者から加害児童に注意してほしいとの手紙を受け取り、女児からも「話を聞いてください」と何度か訴えられたが、「授業が始まるので後で聞きます」といい、対処しなかった。

 25年11月下旬に保護者が市の相談機関に訴え、学校側がいじめを認知。加害児童を指導するとともに、双方の保護者らに報告したが、その後、女児は学校を休みがちになった。

 26年9月に、いじめていた児童のうちの1人から足をかけられて、女児は不登校になった。女児は中学校へ進学後も体調不良を訴え、休みがちという。

 女児は当時、「加害児童の謝罪の仕方に不満がある」と訴えており、市教委は「指導が不十分だった可能性もある」とし、追加調査を行っている。



相次ぐいじめ教員薄い意識

 女児がいじめ被害を訴えながら担任教授が放置していたことが判明した問題は、教員側の意識の薄さとともに、学校側の対応が女児の不登校の遠因になっていることを浮き彫りにさせた。いじめは後を絶たず、こうした現状の改善のためには、いじめ調査結果の公表は欠かせない。

■重大事態認知314件

 平成23年に大津市立中2年の男子生徒=当時(13)=がいじめを苦に自殺する事件が起きたのを契機に、25年に成立したいじめ防止対策推進法は、子供の生命、心身または財産に重大な被害が生じた疑いがあるなどの「重大事態」があった場合、学校などが調査組織を立ち上げ調査を行うとしている。

 27年度には全国で314件の重大事態を認知。しかし文部科学省の担当者は「調査結果を見ると、教員が『いじめではない』と判断して対応が遅れたり、情報共有を怠ったりと、学校に不備がある場合が多いと明かす。調査結果の取り扱いはそれぞれの教育委員会などが決めることになっており、その多くは明らかにされない。

 今回の事案も、大津市教委に対する情報公開請求で分かった。文科省は今年3月、重大事態の調査に関するガイドラインをまとめ「調査結果は児童生徒への影響などを勘案し、特段の支障がなければ公表することが望ましい」としている。

 一方、大津市もガイドラインに先立つ2月、調査結果を原則公表することを決定。越直美市長は今月20日の市総合教育会議で「現状ではまだ教員のいじめに対する認識は不十分」と指摘。過去の重大事態をふまえて、いじめを認知した際の対応マニュアルを作成する方針を示している。

■「死に至るナイフ」

 対策が強化されながら、学校でのいじめは後を絶たない。23年に自殺した男子生徒の父親は「教員がいじめを重要な問題として見ようとしていない場合が多い」と批判。その上で「真相究明のための報告書を読むことで、どうしたらいじめをとめられるか考える機会にもなる。できる限り公開し、『いじめは死に至らせるナイフのようなもの』ということを教員や世間に徹底させてほしい」と話した。

 一方、教師にいじめ対策指導などを行うNPO法人ジェントルハートプロジェクトの小森美登里理事は「発表が前提の調査ならば、いい加減にはならない。事後の対処方法などを綿密に示した報告書の作成を徹底していくべきだ」と指摘している。

公平、平等、人権、透明性などと綺麗ごとを言っても、自分達に不都合となれば削除する。これが教育現場や教育委員会の現実の一部。
「市教委は、「必要なものを議事録として残しており、問題はない」としています。」
判断したのは現在の横浜市教育委員会及び削除を判断する権限を持つ者達。後に判断の妥当性を検証したい場合には、証拠は一切残っていない。 つまり、検証できないように削除したと考える事が出来る。
透明性はない。公平や平等なども存在しない。なぜなら、現状の人間達が全てを判断し、不都合な証拠は消去し、後の人達に全ての内容を 理解し判断する機会を奪っている。これが日本の教育現場の事実の一つであると言う事だ。平等や公平もある人達が都合の良いように判断できる 屈折した姿を映し出すレンズのようなものかもしれない。見ている物が本当の姿ではないこともあると言う事。

横浜市教委 いじめ問題議事録残さず 02/26/17(tvkニュース(テレビ神奈川))

福島県から横浜市内に避難してきた男子生徒がいじめを受けていた問題で、横浜市教育委員会が設置した再発防止検討委員会が詳細な議事録を残していなかったことがわかりました。

再発防止検討委員会は、福島第1原発事故で福島県から横浜市内に自主避難した中学1年の男子生徒のいじめ問題を受け、去年12月に設置されたものです。 これまで5回に渡って市教委と市の職員らが課題や対策を協議してきましたが、市教委によりますと、1回目と2回目の会合は経過説明が大半だったとして「要旨」を記録。 記録の作成を終えた3回目までの録音データは、消去していました。 市教委は、「必要なものを議事録として残しており、問題はない」としています。

tvkニュース(テレビ神奈川)

男児いじめで不登校に 大津市教委は報告書公表せず 02/21/17(テレビ朝日系(ANN))

 2年前、大津市で小学4年の男子児童がいじめ被害を訴えて不登校になりました。この問題の調査報告書を市の教育委員会が当事者や地域以外には公表していなかったことが分かりました。

 市教委によりますと、当時、大津市立小学校4年だった男子児童(11)は、複数の児童から「ストーカー」と言われたり傘でランドセルをたたかれるなどのいじめを受け、2015年9月から不登校となっています。第三者委員会は2016年、「学校の組織的対応は不十分で、責任は大きい」とする報告書を市長に提出。市教委は報告書の内容を男子児童の家族、加害者側、地域などには伝えましたが、公表していませんでした。一方で、男子児童の家族は公表を希望しています。市教委は「認識の食い違いがあった」と説明し、「ホームページなどでの公開を検討する」としています。

事実を知っているわけでもないし、被害者家族と話したわけでもないので何とも言えないが、学校や教育委員会は問題があり過ぎではないのか?
実際に起きた事が事実の一部である事は間違いない。日本の教育や教育関連組織がこのような状態で良いのだろうか?
文部科学省は英語の早期導入 よりももっとやるべき事があると思う。単なる予算獲得、権限の増大、デジタル教材を準備作成する会社への天下り確保、英語学校への天下り確保が目的としか 思えない。選択制にするべきである。税金の無駄である。ネイティブ・スピーカーを使う予算があれば、高校や大学の学費削減に回せばよいのである。
これまで英語が話せない、英語に興味のない小学校教諭に何を期待し、何が出来るのか?デジタル教材など必要ない。それよりも、外国人相手でも自分の意思や 考えを表現できる人格の形成の方が重要だ。自分が思うのは日本人のキャラクターの問題である。
高価な機器など準備しなくても英語を勉強する方法はたくさんある。高価な機器を売り込もうとする企業と癒着しているとしか思えない。文部科学省 の職員達は天下りしたがっているので、癒着したい理由はたくさんあるだろう。
英語が話せるようになるまでにいろいろな経験をしてきたし、英語は話せるようなった人達の中にはお金をあまり使わずに目的を達成した人達がいる。だからこそ、 文部科学省のやり方は税金の無駄遣いと言える。
こんな体質だから、学校や教育委員会が「いじめ」に対しても適切な対応を取らないのである。

<南相馬中2女子自殺>「学校は真実話して」 父、無念語る 12/30/16(毎日新聞)

 同級生からいじめを受けていた福島県南相馬市の市立中学2年生の女子生徒(14)が今月、自宅で自殺した問題で、生徒の父親(41)が14日、毎日新聞などの取材に応じた。「娘はいじめられて命を落とした。明るく優しい娘が、なぜいじめられなければいけなかったのか」と無念を語り、学校側に真相の解明を求めている。

 女子生徒は4人きょうだいの次女だった。料理や裁縫などが好きで母親と夕飯の準備をしたり、小学校低学年の妹に縫いぐるみの洋服を作ってあげたりしていた。家族から頼りにされる「小さいお母さん」のような存在だった。

 父親が異変に気付いたのは1月。勤務先から帰宅すると次女が「もう嫌だ。学校に行きたくない」と涙を流した。同学年の複数の男子生徒から「汚い」「ばい菌が移った」などとからかわれたり、体育着が入った袋をぶつけられたりしたという。

 昨年7月にもいじめを受けたことを学校に訴えていたものの、次女は心配を掛けまいと、母と相談し、父親にはいじめに遭ったことを伝えていなかった。

 「無理して学校に行かなくてもいい」となだめた。それでも真面目な性格の次女は、翌々日には「頑張ってみる」と言って登校。だが教室に入るだけで気分が悪くなり、保健室で過ごす時間が長くなった。友人にも「学校に行きたくない」と漏らしていたといい、たまらずに学校を抜け出し家に帰ったことも。慌てて帰宅してきた父親の顔を見て、「やっぱり無理だった」とつぶやき、泣いた。

 次女が最後に登校した10日。いつもは教室にいられず、保健室に行っていたが、最後まで教室にいたという。翌日の土曜日もいつもと変わらず過ごしていた。昼食時は妹の世話をし、夜も家族で食卓を囲んだ。「死んでしまうなんて思わなかった」。就寝前、持病の薬を見せながら「ちゃんと飲んだよ」と教えてくれた。それが愛娘との最後の会話となった。

 父親は、いじめに対する学校側の対応は不十分だったと考える。「娘はなぜ、いじめられなければいけなかったのか。止めることはできなかったのか。事実をしっかりと説明してほしい。そうじゃないと納得できない」

 次女が寝ていたベッドの枕元には、今も愛用の携帯電話とゲーム機が電源を入れたまま置いてある。「これでいつも一緒に遊んでくれたから。お姉ちゃんが遊びたい時に遊べるように」と小学生の弟が望んだことだった。

 しっかり者で家族思いだった次女。「学校は包み隠さずに真実を話してほしい」。父親はそう言って拳を握りしめた。【高井瞳】

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 ◆相談窓口

 ◇児童相談所全国共通ダイヤル

 189=年中無休、24時間

 ◇24時間子供SOSダイヤル

 0120-0-78310(なやみ言おう)=年中無休、24時間

 ◇チャイルドライン

 0120-99-7777=月~土曜日の午後4~9時(18歳まで)

 ◇子どもの人権110番

 0120-007-110=平日午前8時半~午後5時15分

実際、こんな教育委員会や学校があるから、いじめの問題がよくならないと思う。
こんなケースが多いと言う事は国民が思っているよりも正常な教育委員会や学校が少なく、偽善者達が教育者として振る舞い、活動していると言う事だと思う。

同級生からの“中傷”明らかに いじめで生徒が自殺 12/30/16(テレビ朝日系(ANN))



 いじめを訴えて自殺した中学生が生前、同級生からどういう言葉で中傷されていたのか。遺族が明らかにしました。

 これは8月に自殺した青森市の中学生・葛西りまさんのスマートフォンの履歴です。自殺する前に無料通信アプリ「LINE」に同級生が書き込んだ言葉になります。教育委員会の審議会は、りまさんへのいじめがあったと認定し、また、警察は関係した生徒数人を児童相談所に異例の通告を行っています。

 りまさんの父親・剛さん:「(Q.中学校に対して)本心で語ってほしいなと正直、思っています。言っていることとやっていることが違うんじゃないかと」

「複数の教員が自殺直後に同級生宅を訪れ、LINE履歴の画像をデジタルカメラで撮影後、『広まったら困る』とその場で削除を命じたという。」

ひどいな!これが教育者達の取った行動!意思と反してこのような隠蔽工作に加担した教員はかわいそうだ!一生、悪い事をしたと思うだろう。
複数の教員が動いたと言う事は一教員が勝手にやった事ではなく、指示を出した人間が存在すると言う事。この人間は懲戒免職にするべきだ!

<仙台中2自殺>学校、LINE履歴削除指示 12/29/16(河北新報)

 仙台市泉区の市立中2年の男子生徒=当時(14)=が2月、いじめを苦に自殺したとみられる問題で、教員が自殺直後に同級生宅を訪れ、生徒が自殺直前までやりとりしていた無料通信アプリLINE(ライン)の履歴の画像を削除するよう命じていたことが28日、分かった。教員は「広まったら困る」と説明したという。遺族は「証拠隠滅だ」と批判している。

 学校関係者によると、LINEの送受信時期は自殺の直前。履歴には「無視された」「最近精神崩壊している」などと精神的に追い込まれていた様子が残されていた。複数の教員が自殺直後に同級生宅を訪れ、LINE履歴の画像をデジタルカメラで撮影後、「広まったら困る」とその場で削除を命じたという。

 市教委は遺族にLINE履歴の画像を提供していたが、父親は取材に「削除を命じたとすれば、他に隠している画像があるとの疑念を抱く。誰がなぜ命じたのか説明すべきだ」と語った。

 市教委は28日、遺族に対し「現時点では認識していない。事実を確認したい」と述べたという。

 生徒は2月3日、自室で首をつった状態で発見された。遺族によると、クラス内でたたかれたり、部活の後輩から「死ね」「整形しろ」などと悪口を言われたりしていたという。

 仙台市では2014年9月、いじめを苦に泉区の館中1年の男子生徒=当時(12)=が自殺。学校側が「転校した」と虚偽の説明をし、市教委も1年近くいじめ自殺を公表せず、混乱が広がった。

「両親は同日夜、市役所を訪れ、市教委に抗議文を提出した。来月18日までに回答するよう求めたが、市教委の杉山勝真学校教育部長らは『今は答えられない』と述べたという。」

市教委の杉山勝真学校教育部長よ、「今は答えられない」ならばいつ答えるのか?もっと具体的に答えろ!詐欺師のように対応だ。

「父親は取材に『教育長に対応してもらえず、専門委に抗議の意図が伝わるか心配だ。息子の同級生は来春卒業する。早く対応してほしい』と訴えた。」

個人的な意見だがこいつらは時間稼ぎをしているんだ!日本の裏おもてないしだ。卑怯な人間達だと思う。残念ながら、これが日本の教育現場の一部だ。偽善者達が存在する教育現場。

<仙台中2自殺>調査不十分 両親が抗議文 12/29/16(河北新報)

 仙台市立中2年の男子生徒の両親が28日、自殺の原因を探る市教委第三者委員会のいじめ問題専門委員会の究明は不十分だとして、解散を求める抗議文を市教委に提出した。いじめの加害者を特定しない調査の在り方に強い不満を示し、新たな専門委の設置を求めている。

 両親は同日夜、市役所を訪れ、市教委に抗議文を提出した。来月18日までに回答するよう求めたが、市教委の杉山勝真学校教育部長らは「今は答えられない」と述べたという。

 専門委は弁護士や大学教授ら6人で構成。生徒が精神的な苦痛を受けた一因にいじめを位置付け、自殺との関連を認める答申を年度内にまとめる予定だった。一方、遺族が示した、いじめに関わった生徒は特定できなかったとして、答申には盛り込まない見通し。

 両親は抗議文で、加害生徒を特定しない専門委の方針を「中途半端な調査で納得できない」と批判。追加の調査をしない場合、専門委を解散し、遺族が推薦する委員を加えた新たな専門委による再調査を求めた。

 父親は取材に「教育長に対応してもらえず、専門委に抗議の意図が伝わるか心配だ。息子の同級生は来春卒業する。早く対応してほしい」と訴えた。

 抗議の場には、いじめを苦に自殺した館中1年の男子生徒の父親(49)も同席。「市長、教育長が二度と悲しい出来事を起こさないと誓った半年後に再び起きた。父親として抗議する」と述べた。

 杉山部長は取材に「抗議文は専門委にも伝えるべき内容だと感じた。話し合いの中身は答えられない」と話した。

<仙台中2自殺>苦痛「いじめも一因」 12/08/16(河北新報)

 仙台市泉区の市立中2年の男子生徒=当時(14)=が2月に自殺した問題で、市教委第三者委員会のいじめ問題専門委員会は7日、男子生徒が精神的な苦痛を受けた一因にいじめを位置付け、自殺との関連性を認める答申をまとめる方針を決めた。

 7日夜の専門委の非公開会合後、委員長の本図愛実宮城教育大教職大学院教授が明らかにした。

 本図氏は「男子生徒が(他の生徒から)疎外されたと精神的苦痛を感じたことは、いじめ防止対策推進法が定義するいじめに該当する」と指摘。男子生徒が自殺の約1カ月前、会員制交流サイト(SNS)で友人に「死にたい」と漏らしていたことも明かし、いじめと自殺との関連性が裏付けられると説明した。

 一方、これまでの調査では具体的な加害生徒やいじめの状況は特定できず、答申には盛り込まない意向を示した。結果的に自殺を防げなかった学校の対応の問題点には言及するとした。

 答申時期は、当初目標の年内から本年度内に先送りした。男子生徒の遺族が昨年12月、「クラスでいつもたたかれる」「部活の後輩に『死ね』と言われる」などの状況を学校に相談していたとの情報を、専門委は今月1日に把握。相談の有無を学校などに確認する必要があり、時間がかかると判断した。

 情報を今月まで把握できなかった理由について、本図氏は「調査時点では、学校と遺族の双方から明確な話がなかった」と述べた。

 専門委は4月以降、市教委が2~3月に全校生徒に実施したアンケート結果の分析や、男子生徒と近い関係にあった生徒や接点のあった教員、遺族に聞き取り調査を実施してきた。

 男子生徒は2月3日、自宅の自室で首をつった状態で発見された。

「兵庫県神戸市と加古川市の中学生自殺をめぐり、両市の第三者委員会がいじめの疑いについて調査している問題で、前年度までに実施されたいじめの有無や悩みに関する生徒アンケートが保管されていないことが26日、分かった。国は保管期限を定めていないが、有識者からは『自殺予防や事後検証のため、少なくとも卒業までは原本を残しておくべきだ』との批判も出ている。」

いじめの問題は生徒達の問題ではあるが、学校や教育委員会の体質や姿勢にも問題があると思う。学校や教育委員会は口では生徒の命と言うが、実際は自分達の立場、面子、そして 都合を優先したいと思っている可能性があると言う事。公平である学校や教育委員会も存在すると思うが、学校や教育委員会は公平でないと想定して動く方が良いと言う事。 例えば学校に相談に行った時は、了解を取って録音しておく。後で言った、言わない、又は覚えていない等の事で無駄に時間を使う必要がなくなる。録音を嫌がるようであれば 学校、校長、そして教諭は不都合なことがあれば、逃げると考えていた方が良いと思う。

「市教育委員会によると、同校は学期ごとに、生徒に生活状況のアンケートを実施している。ところが、この女子生徒の学年で保管されていたのは、3年時の結果だけで、1、2年時の分は学校が学期ごとに廃棄していた。市教委は『問題のある記述は教員が記録するなどして把握している。第三者委の調査であらためて生徒にアンケートもしており、支障はない』とする。」

あらためて生徒にアンケートするためのアンケート用紙、作成時間、アンケートに記入する時間、アンケートをまとめる時間は無駄。単に加古川市教育委員会の主張。 アンケートを記入する生徒の記憶も前回と同じとは限らない。記憶はかなり強い記憶でないと時の経過とともに薄れていく。もしこれが正しくないとすればなぜ 人は忘れたとか、記憶にないとか言うのか?加古川市教育委員会の職員はずるいのか、教養が低いと判断できる。

結局、道徳とか言いながら、優先的に道徳を学ばなければらないのは教諭や教育委員会職員達だと思う。

中学生自殺、いじめアンケ廃棄 兵庫2市の中学、前年度分 12/27/16(神戸新聞NEXT)

 兵庫県神戸市と加古川市の中学生自殺をめぐり、両市の第三者委員会がいじめの疑いについて調査している問題で、前年度までに実施されたいじめの有無や悩みに関する生徒アンケートが保管されていないことが26日、分かった。国は保管期限を定めていないが、有識者からは「自殺予防や事後検証のため、少なくとも卒業までは原本を残しておくべきだ」との批判も出ている。(上田勇紀、小林隆宏、土井秀人)

 神戸市垂水区で10月、市立中3年の女子生徒=当時(14)=が川で倒れているのが見つかった。首をつって自殺したとみられ、第三者委がいじめの有無や自殺との関連を調べている。

 市教育委員会によると、同校は学期ごとに、生徒に生活状況のアンケートを実施している。ところが、この女子生徒の学年で保管されていたのは、3年時の結果だけで、1、2年時の分は学校が学期ごとに廃棄していた。市教委は「問題のある記述は教員が記録するなどして把握している。第三者委の調査であらためて生徒にアンケートもしており、支障はない」とする。

 また、加古川市で9月、市立中2年の女子生徒=当時(14)=が自殺し、いじめが疑われる事案でも、学校が1年時のアンケート結果を廃棄。同市教委は「問題のある記述は記録し、保存している」としつつ、原本の保管について「スペースが限られ、物理的に難しい」と説明する。

 一方、宝塚市で今月、市立中2年の女子生徒=当時(14)=が自殺したとみられる事案について同市教委は「1年時のアンケート結果を保管しているかどうか不明」としている。

 文部科学省によると、アンケート結果の保管に統一ルールはない。2011年、中2男子生徒がいじめを苦に自殺した大津市も「保管期限は各校に委ねている」とする。

 同市第三者委の副委員長を務めた兵庫県弁護士会の渡部吉泰弁護士は「原本があれば当時の対応を検証できるが、『問題がなかったので破棄した』と説明されても証明できない。卒業まで蓄積しておけば変化を捉え、問題の早期発見にもつながる」と指摘。「各校が保管期限を判断すること自体おかしい」と話す。

 神戸市垂水区の女子生徒の母親は、亡くなった背景にいじめがあったと訴えており、「後から見返して気付くこともあるはず。1、2年分も残しておいてほしかった」と話す。

法律が定める「重大事態」の定義は明確でないのか??

横浜市立小 いじめ問題 学校側が県警の情報提供を放置 11/18/16(tvkニュース(テレビ神奈川))

福島県から横浜市内に避難してきた男子生徒が横浜市立小学校でいじめを受けていた問題で、学校側が警察からの情報提供を放置していたことが分かりました。

この問題は福島第一原発事故のあと、福島県から横浜市内に避難してきた現在、中学1年生の男子生徒が、小学生時代に同級生から暴力を受けたり、現金あわせて150万円を脅し取られたりするいじめを受けていたものです。この生徒の両親は、おととしの7月に生徒が同級生から金品を要求されたと県警に相談し、県警は生徒や同級生から事情を聞いて11月に学校にその結果を伝えていました。しかし、学校は法律が定める「重大事態」とはとらえずに、校内での対策委員会を開かなかったということです。横浜市教育委員会の担当部長は、「県警からの情報も踏まえて、家庭訪問を行うなど対応していたが、足りなかった。今後、検証するなかで対応のあり方を見直していく」と話しています。

「市は近く、509校ある市立の小中学校と高校などに再発防止を求める通知を出す方針です。」
横浜市教育委員会にも問題があると思えるので、再発防止を求める通知はパフォーマンス又は幕引きの行動としか思えない。
問題があったと本当に思うなら、原因究明及び経緯と背景を公表するべきであろう。詳細がわからないとピンポイントの再発防止対策は出来ない。
このような対応を取る横浜市教育委員会に問題があると思えるような展開!

学校「被害届出したら協力」 原発避難の児童いじめ 11/17/16(テレビ朝日系(ANN))

 福島の原発事故で横浜市に避難した少年がいじめに遭った問題で、少年の両親から相談を受けた学校が当初、「警察に被害届を出したら協力する」として積極的に対応していなかったことが分かりました。

 横浜市に自主避難した男子生徒(13)は、避難先の小学校で同級生から暴力を振るわれたり約150万円を払わされるなどのいじめを受けていました。その後の関係者への取材で、金銭のやり取りについて男子生徒の両親から相談を受けた学校が「警察に被害届を出したら協力する」などとして当初、積極的には対応していなかったことが分かりました。また、学校内の調査では「男子生徒が自ら同級生に金を渡した可能性がある」などと結論付けていました。市の第三者委員会は「教育の放棄に等しい」と厳しく非難しています。市は近く、509校ある市立の小中学校と高校などに再発防止を求める通知を出す方針です。

いじめにあった子供の親は自営業又は商売をしているのだろうか?まとまった現金を自宅を置いておくのはおかしい。

既にいじめを受けた親と学校との関係は良くないと思われる。大金の授受が証明出来るのなら、警察に被害届を出したのだろうか?

「岡田教育長は『子どもの成長に配慮する必要があるため、今後もいじめの具体的内容については一切公表しない』との考えを示し、謝罪についても未定とした。」
子どもの成長に配慮とは加害者の子供達それとも被害者の子供?被害者の子供であれば、保護者が事実の公表を望んでいるのだから、問題はないと思う。 推測であるが、加害者の子供の親に力やお金を持っている人がいるのか??週刊誌の記事だとここでPTA関係者や権力者が親である等の情報が出て来るのだが?

150万円巻き上げられ 原発避難生徒にいじめ 11/15/16(TBS News i)

 東京電力福島第1原発事故で横浜市に自主避難した男子生徒(13)がいじめを受けていた問題で、生徒の代理人が15日、市役所で会見を開き、いじめの内容や生徒の手記を公表した。転校直後から同級生らに悪口を言われたり、蹴られたりするなどのいじめが深刻化。遊興費など計150万円を負担させられ、生徒は「なんかいも死のうとおもった」と心情を吐露した。代理人はいじめの内容を非公表とした市教育委員会側の姿勢や対応の遅さを批判している。

 今回公表した手記は、生徒が昨年7月、ノート3枚に手書きで思いをつづったもの。

 「ばいしょう金あるだろと言われむかつくし、ていこうできなかったのもくやしい」「ばいきんあつかいされて、ほうしゃのうだとおもっていつもつらかった。福島の人はいじめられるとおもった。なにもていこうできなかった」「いままでなんかいも死のうとおもった。でも、しんさいでいっぱい死んだからつらいけどぼくはいきるときめた」

 代理人によると、生徒は小学2年生だった2011年夏、市立小に転校。直後から名前に菌をつけて呼ばれたり、執拗(しつよう)に追い回されるなどのいじめを受けた後、3年生で約4カ月間不登校になった。再登校後も鉛筆を折られるなどのいじめは続いた。

 5年生になると、「(原発事故の)賠償金をもらっているだろう」などと言われ、みなとみらい21地区のゲームセンターなどで10人程度の遊興費や食事代など1回当たり5万~10万円、計150万円を負担。児童2人のエアガンを購入したこともあった。生徒は再び不登校となり、今年3月の卒業まで一度も登校しなかった。

 生徒が金銭を負担したことが市教委の第三者委員会でいじめと認定されなかった点について、代理人は「いじめの環境から逃れるために応じざるを得なかった」と主張。その上で「調査開始が遅れ、加害側の聞き取りができないなど踏み込めなかった」との見方を示し、その前提に市教委の対応の遅さを挙げた。

 150万円については「生徒の両親が生活資金として自宅に保管していたもので賠償金ではない。そもそも自主避難なので賠償金は極めて低額だ」と説明した。

 被害生徒は手記を公表した理由について「(いじめ被害に苦しむ)他の多くの子どもたちに、少しでも励みになればと思った」と打ち明けたという。生徒の両親も声明を出し、「学校・教育委員会の対応がままならず、精神的に追い込まれた。時間を返してほしい」と訴えた。

■報告書非公表「隠蔽か」反発

 報告書の公表を求める被害生徒側と、否定的な横浜市教育委員会。法解釈を巡っても、意見の相違が鮮明になった。

 2013年施行のいじめ防止対策推進法は、生命、心身、財産に重大な被害が生じた疑いや、一定期間にわたって欠席を余儀なくされた疑いがあるときに、重大事態として学校側に対処することを求めている。

 被害生徒側の代理人は、不登校が30日を超え、大金の授受が発覚した段階で、学校は重大事態として市教委に報告すべきだったとし、市教委は遅くとも14年6月には第三者委員会を開くべきだったと指摘。放置したのは同法違反に当たり、被害生徒の学習権を1年7カ月も奪ったなどと厳しく批判した。

 市教委としては、重大事態として立ち上げた初めての第三者委だった。岡田優子教育長は、「14年6月の時点で重大事態と認識すべきだった」と認めたものの、原因が複雑だったなどとして「法律違反だったかどうかはコメントできない」とした。

 また代理人は、被害生徒や保護者が学校への不信感を募らせた原因として、教諭らの対応を挙げた。小3時の不登校や小5時の金銭授受はいじめと無関係と判断し、小4時には「教科書がなくなる」との訴えに対して、副校長らが「本人の管理が悪い」など話したという。被害生徒は手記で「いままでいろんなはなしをしてきたけど(学校は)しんようしてくれなかった」「なんかいもせんせいに言(お)うとするとむしされてた」と吐露した。

 代理人らによると、保護者は事実の公表を市教委に求めているほか、市教委がいじめの背景や具体的内容を非公表としたことについて「隠蔽(いんぺい)ではないか」などと抗議した。これに対し、岡田教育長は「子どもの成長に配慮する必要があるため、今後もいじめの具体的内容については一切公表しない」との考えを示し、謝罪についても未定とした。

結局、組織の体質、人材、幹部又は権力を持つ人が適切に任命されている、又は協力できる組織又は人々が協力的である等の問題があるので、簡単には解決できない。
文部科学省が上記のような問題を把握した上で対応しないと問題は解決されない。
佐賀県警が交通事故、大阪府警が犯罪件数をよくするためにデータを改ざん、又は、データーに現状が反映されないように不正を行っていた。 組織や幹部や権力を持つ者が改ざんや不正を指示すれば、現状は記録に残らないし、文部科学省が問題を解決したいと本気で思っても情報として挙がってこない。 間違った情報で対応を考えても情報が歪められている、又は、嘘の情報でなので、適切な指示や対応が取れない。
やる気がない幹部、対応能力が不足している幹部が人事で任命されてるとたとえ、部下や実働する人材が良くても、良い結果は出せない。
幹部が運良く適切な人材であっても、部下や実働する人材に問題があれば、指示が実行されないケースがある。幹部がいちいち全ての現場を回る事は出来ないので、 改革の速度が遅れる、又は、結果が想定したように現れない。

やる気がない組織や幹部又は権力を持つ人達が改善する気がなければ、言い訳、データの改ざん、適切な人事、部下の教育などで良い結果は現れないであろう。 文部科学省自体、同じ方向で動いているのかも疑問。組織が大きくなると組織の問題を把握して対応しないと、小さい組織のように機敏に動かない。

いじめ認知格差、都道府県で30倍 「重大事態」への対応急務 10/25/16(産経新聞)

 いじめを苦にした自殺などの撲滅に向け、国のいじめ防止対策協議会が定義の明確化と積極的な認知を求める提言を出した。文部科学省は年内をめどに、各教委に対し「重大事態」に該当する複数の事例を示すなどして対応を促す。各都道府県で認知件数に大きな差があるなど、教育現場で混乱が続いているためだ。

 「いじめ防止対策推進法が施行されて3年たつが、いじめによる自殺が起きているのは事実。重く受け止めたい」。文科省幹部は協議会終了後、そう語った。

 推進法は平成23年10月に大津市の中2男子が自殺したのをきっかけに、25年9月に施行された。ただ、その後もいじめが原因とされる自殺は後を絶たず、26年度も5件に上る。最近では青森市の中2女子生徒が8月、いじめを苦にした様子を遺書に残し自殺した。

 最悪の事態はなぜ回避できないのか。「いじめの重大事態を学校が捉え切れていない」。関係者の間では、学校側が自殺に直結しかねない重大事態の定義を消極的に解釈しているとの疑念が広がる。

 文科省によると、推進法施行後に重大事態と認定されたケースは、25年度が179件、26年度が449件と伸びている。ただ、被害者側が申し立てても重大事態として扱われないケースがあるのも事実だ。学校側と被害者側との認識の隔たりは「心身や財産への深刻な被害」という定義の曖昧さも一因とされるが、文科省幹部は「教員が評価を気にして矮小(わいしょう)化する傾向があるのではないか」と話す。

 都道府県の間でも認知の格差が目立つ。26年度の小中高校生1千人当たりのいじめ認知件数は、全国最多の京都府(85・4件)と最少の佐賀県(2・8件)との開きが約30倍。文科省は認知件数の少ない自治体に対し指導を強化する方針だ。

 国立教育政策研究所生徒指導・進路指導研究センターの滝充総括研究官は「教員が子供の異変を見つけたらメモ書きを教頭に渡した上で、複数の教員で週1回の検討会をするだけでもいじめの兆候をつかむ可能性は高まる。その積み重ねが大事だ」と話している。

校長に全ての責任があるわけではないが、校長である以上、責任を取らせるべきだ。

担任教諭及びパソコンに入力する際に名前を間違え、自殺した生徒の氏名を記入した生徒指導担当の教諭を処分するべきだ。

この件で生徒は自殺せずに、校長や担任教諭を訴えるべきだったと思う。ただ、成長しないと訴える事や裁判費用の事など総合的には考える事が出来なかったかもしれない。

広島・中3自殺 「どうせ言っても先生は聞いてくれない」 03/10/16(毎日新聞)

 広島県府中町立府中緑ケ丘中3年の男子生徒(当時15歳)が誤った万引き記録に基づく進路指導を受けた後に自殺した問題について、学校側がまとめた報告書が10日、開示された。報告書は、万引きがあった場合の面談など、内規に定められた手順をすべて怠っていたと指摘。また担任教諭の進路指導に関し生徒が「どうせ言っても先生は聞いてくれない」と保護者に打ち明けていたことも明らかにした。報告書は生徒の自殺に関し「学校としての責任がある」と結論づけている。

 開示された報告書は2月29日付で、約50ページ。坂元弘校長ら5人が調査してまとめた。

 報告書によると、万引き事件があったのは2013年10月6日。広島市内のコンビニエンスストアから、1年生の男子2人が万引きをしたと学校に電話があった。日曜日だったが、出勤していた教諭が店に出向き、2人の保護者を呼んで謝罪させた。教諭は翌7日、生徒指導担当の教諭に口頭だけで報告。生徒指導担当の教諭はパソコンに入力する際に名前を間違え、自殺した生徒の氏名を記入した。

 学校は内規で、万引きの報告があった場合には、生徒、保護者、担任、学年主任、生徒指導主事の5者面談や別室指導、奉仕活動などの指導をすると定めている。

 しかし、7日に1年生による校内暴力事件が発生。生徒指導担当教諭らはその対応に追われた。8日の会議で、他の教諭から氏名の誤りが指摘されたが、元データは修正されることなく放置された。本来なら実施されるはずの5者面談など内規に沿った対応はすべて行われなかった。

 一方、自殺した生徒は、進路をめぐる一連のやりとりについて「どうせ言っても先生は聞いてくれない」と保護者に話していた。保護者が担任と面談した際に明かされたという。これまでに、生徒が専願での高校進学を望んでいたのに対し、担任が万引きを理由に複数校を一般受験するよう勧めていたことが分かっている。報告書はこれについて「教職員の誰にも相談することはできなかった。このような思いを抱かせる不十分な教育相談体制になっていた」と分析している。【真下信幸、石川将来、安高晋】

やはり都道府県や市町村の教育委員会の中にはひどい偽善者が生息していると言う事か?

重大いじめ14件、首長へ報告せず…教委判断で 03/08/16(読売新聞)

 全国の小中高校で2014年度、暴力などのいじめで心身に被害が及んだ「重大事態」92件のうち、都道府県や市町村の教育委員会がいじめ防止対策推進法(13年9月施行)で義務付けられた知事や市町村長への報告を怠ったケースが15%の14件に上ることが文部科学省の調査でわかった。

 推進法の理解が不十分で、教委側が報告は不要だと勝手に判断したことなどが原因で、知事らが調査結果をチェックし、必要なら再調査を行うという新しい仕組みが機能していなかった。

 事態を重くみた文科省は近く、重大事態の認定や発生時の対応の解説書を作成し、各教委に配布する方針。

 読売新聞の各教委への取材では、報告が行われなかったのは千葉県の公立中学校や長崎県の公立高校などで起きた重大事態。長崎県のケースでは生徒が服を破られ、持ち物を盗まれていた。長崎県教委は「いじめを認知した時点で、事態が収束しており、再調査も不要だと考えた。知事に伝えるべきだった」と振り返る。

「発表によると、女子生徒は昨年4月から陰口を言われていたほか、今年6月には持ち物の傘を壊されたり、消しゴムを隠されたりするいじめを受けていたことが確認された。しかし、7月以降は事故当日まではいじめは確認できず、友達関係も改善しつつあったとしている。

 一方、女子生徒は10月の校内合唱コンクールの練習で、担当していたピアノ伴奏をうまくできず、事故当日も練習が予定されていた。市教委は『ピアノ伴奏に対する不安な気持ちが本人に重くのしかかったのではないか』との見方を示した。

 市教委は事故直後、「学校内で定期的に行われている調査では女子生徒へのいじめに関する記載はなかった」としていたが、学校側が市教委への報告を怠っていたことが判明したとしている。」

近江一芳教育長は校長や担任の教師などと対面の確認を行い、明確な根拠により判断したのであれば問題ないであろう。下記の記事には、そのような事は一切書かれていない。
「市教委は事故直後、『学校内で定期的に行われている調査では女子生徒へのいじめに関する記載はなかった』としていたが、学校側が市教委への報告を怠っていたことが判明した」件について、校長及び責任者を処分したのであろうか?


教育委員会委員名簿(七尾市役所のサイト)


教育フォーラム(公益社団法人 七尾青年会議所のサイト)

石川中1列車事故:教委「1年超いじめ受けていたが改善」 11/20/15(毎日新聞)

 石川県七尾市の「のと鉄道」踏切で10月、市立中1年の女子生徒(当時13歳)が列車にはねられ死亡する事故があり、市教委は20日、生徒が小学6年だった昨年4月から今年6月までの間にいじめを受けていたと発表した。一方、近江一芳教育長は「いじめは解決済みで、死亡に直接つながったとは考えていない」と述べ、因果関係はないとの考えを明らかにした。

 事故は10月9日朝に発生。女子生徒は制服姿でスクールバッグを持っていた。県警七尾署は自殺の可能性があるとみて調べるとともに、市教委も原因を調査していた。

 発表によると、女子生徒は昨年4月から陰口を言われていたほか、今年6月には持ち物の傘を壊されたり、消しゴムを隠されたりするいじめを受けていたことが確認された。しかし、7月以降は事故当日まではいじめは確認できず、友達関係も改善しつつあったとしている。

 一方、女子生徒は10月の校内合唱コンクールの練習で、担当していたピアノ伴奏をうまくできず、事故当日も練習が予定されていた。市教委は「ピアノ伴奏に対する不安な気持ちが本人に重くのしかかったのではないか」との見方を示した。

 市教委は事故直後、「学校内で定期的に行われている調査では女子生徒へのいじめに関する記載はなかった」としていたが、学校側が市教委への報告を怠っていたことが判明したとしている。【竹田迅岐、金志尚】

<仙台いじめ自殺>副大臣が市教委対応を批判 11/06/15(河北新報)

 仙台市泉区の館中1年の男子生徒=当時(12)=が昨年9月、いじめを苦に自殺した問題で、義家弘介文部科学副大臣は5日、文科省で大越裕光仙台市教育長と会談し、加害生徒による遺族への謝罪を求め、自殺の事実を当初公表しなかった対応を検証するよう指導した。いじめ問題をめぐり文科省副大臣が、地方教育行政のトップに直接指導するのは極めて異例。

 会談は文科省の求めで実施し、非公開で約40分間行われた。終了後の記者会見で義家氏は学校が当初、自殺した男子生徒を「転校した」と説明した点に言及。「命に対しての誠実さは教育の大前提。消えた命にどれだけ誠実だったか疑問を持たざるを得ない」と批判した。

 市教委の臨時教育委員会の開催が自殺の約2カ月後と遅れ、それまでに市教育局が対応方針を実質的に決定した点にも触れ「教委の決定を経なかった上、マイナスの方向に進んだ。教委制度がしっかり運用されていない」と苦言を呈した。

 奥山恵美子市長の対応については「教委との意思疎通ができていなかったのではないか。連携が不十分だったと思う」と指摘した。

 大越氏は報道陣に対し今後、いじめによる自殺が起きた場合は原則的に即公表する考えを示し「今回も(公表を)遺族に働き掛けるべきだった。努力不足を反省している」と話した。

「調査やり直し前は90・8倍に上った。文科省によると、地域差は、軽微なからかいやトラブルをいじめに含めるか線引きに違いがあったり、解消済みのものを計上しなくていいといった誤解があったりするためという。」

データの数値の増加は一般的に隠ぺい体質が学校、校長そして教員の間で存在する事を示している。

「地域差は、軽微なからかいやトラブルをいじめに含めるか線引きに違いがあったり、解消済みのものを計上しなくていいといった誤解があったりするためという。」は 文科省がいじめの定義を定めなかったのか、定義を明確にしなかったために起きた問題であるか、もし、いじめの定義が明確になっていたのであれば学校がいじめを 隠ぺいし、カミングアウトする時の言い訳であろう。文科省は税金を使って調査する以上、現状と調査データに大きな違いがでないように考慮し、明確なガイドランを 添付するべきであるが、それさえも出来ていなかったのか、面倒なので建前の調査を行ってきたが、いじめ問題で再調査をせざるを得ない結果となったのであろう。

いじめ調査、やり直しで3万件増 地域格差は最大30倍 10/28/15(朝日新聞)

高浜行人 芳垣文子 金本有加、斎藤徹

 文部科学省は27日、2014年度のいじめについての調査結果を発表した。小中高校などで把握されたのは18万8057件。今回は岩手のいじめ自殺問題を受け、締め切った後に、文科省が再調査を求めていた。その結果、約3万件増え、前年度を約2千件上回った。小学校は12万2721件で過去最多だった。

 全国の国公私立の小中高校、特別支援学校が対象の「問題行動調査」。岩手県矢巾町では、今年7月に自殺した中学生がアンケートでいじめを訴えたのに、学校は認知しなかった。このため文科省は、調査のやり直しを求めた。再調査前に比べ、福島県で4・3倍、福岡県で2・7倍、岩手県で2・1倍など各地で大きく認知件数が増えた。

 児童・生徒千人当たりの件数は、都道府県によって大きな差が出た。最多は京都府の85・4件(全体で2万3973件)で、宮城県の69・9件(同1万7614件)、宮崎県の66・0件(同8637件)が続いた。最少は佐賀県の2・8件(同283件)、次いで埼玉県の4・0件(3098件)。京都府は佐賀県の30・5倍だった。最大83・2倍だった前年度より縮まったが、依然として課題があるという。調査やり直し前は90・8倍に上った。文科省によると、地域差は、軽微なからかいやトラブルをいじめに含めるか線引きに違いがあったり、解消済みのものを計上しなくていいといった誤解があったりするためという。

 小学校での認知件数が増えた一方、中学校は2279件減った。文科省は小学校低学年を中心に教員らの意識が高まって把握が進んだとみている。

 全体の42・4%の学校がいじめがなかったと回答したことについては、「全ての学校にいじめがあると考えている」(担当者)と問題視する。パソコンや携帯電話を介したいじめは7898件と前年度を890件下回ったが、教員らに隠れてやりとりがしやすく、潜在化している可能性があるという。(高浜行人)

第三者調査委員会はまともな調査を行った可能性が高い?
調査委が「学校も問題」としたが、この判断の妥当性は誰が判断し、どのように反映されるのか?学校も問題と言うことは、責任者(校長)や担当者(担任)を処分すると言う事か?

いじめ自殺、学校「転校」と説明…教職員謝罪 10/07/15(読売新聞)

 仙台市立中1年の男子生徒がいじめを受けて昨秋に自殺した問題で、同校は6日、全校集会を開き、初めて在校生に事実関係を説明した。

 「男子生徒は転校した」と事実と異なる説明をしていたことについて、教職員全員で謝罪した。校舎2階に献花台を設ける方針を示したほか、動揺した生徒の心のケアにあたるスクールカウンセラーを2人に増員した。

 全校集会後に記者会見した校長によると、集会では、生徒ら約300人が男子生徒に黙とうをささげた。校長が男子生徒の実名を明かし、「本人が心を痛めていたのに、学校が十分に対応できず、申し訳なかった」と話すと、涙ぐむ生徒もいたという。

 市教委はこれまで、個人が特定されないことを望む遺族の意向を理由に、学校名や男子生徒の名前を伏せてきた。3日に遺族から在校生への説明について同意が得られたことから、全校集会を開いた。校長は「事実を共有し、本来取るべき行動ができるようになった」と述べた。

 男子生徒の父親は6日、読売新聞の電話取材に「息子の死から1年経過してからの公表となり、生徒たちを動揺させて申し訳ない。からかいもいじめになる。保護者も含め、みんなで何がいじめなのかを考えてほしい」と話した。

「『男子生徒は転校した』と事実と異なる説明をしていたことについて、教職員全員で謝罪した。」

なぜ教職員全員で謝罪する必要があるのか?隠ぺい行為に協力又は黙認したからなのか?転校したと嘘を付いた事について明確な理由及び判断に至るまでの 説明はあったのか?

「男子生徒の父親は6日、読売新聞の電話取材に『息子の死から1年経過してからの公表となり、生徒たちを動揺させて申し訳ない。からかいもいじめになる。保護者も含め、みんなで何がいじめなのかを考えてほしい』と話した。」

残念ながらいじめはなくならない。差別や偏見がなくならないのと同じ。また、明確ないじめでない限り、セクハラと同じで当人がどう感じる次第でいじめとなるケースもあると思う。本人がいじめと感じた時に 教員や学校がどのように対応するかが重要だと思う。

中1自殺、主因はいじめ…調査委「学校も問題」 10/07/15(読売新聞)

 山形県天童市の市立中学1年の女子生徒(当時12歳)が昨年1月、「いじめにあっていた」と書いたノートを残して自殺した問題で、第三者調査委員会(委員長・野村武司弁護士)は5日、いじめが自殺の主要な原因と認定した上で、「学校が適切な対応を取らなかった」とする報告書を市教委に提出した。

 記者会見した野村委員長によると、報告書ではクラスや部活動で悪口や嫌がらせなどのいじめを受けていたと認めた。学校については「いじめの兆候などの十分な情報を関係教師は得ていた。しかし、教師の理解が十分ではなく、いじめのリスクを的確に評価できず、場当たり的な対応にとどまった」と指摘。女子生徒の母親は部活動での嫌がらせを担任に相談していたが、「情報が学校全体で共有されなかった」とした。

仙台市立中学校男子生徒いじめ自殺事件の学校名と担当教諭名 09/30/15(豊受真報臨時号)

たぶん、下記の記事は事実を書いているのだろう。

下記は建前だけで、生徒の事なんかは考えていない偽善者達のダイアログだろう。解決する意思などないのだから、税金の無駄そして時間との無駄。 評価のためだけのパフォーマンス。どんなシステムを導入しようが、スクールカウンセラーを増やそうが、問題を直視しない体質になっているのだから 税金の無駄そして時間との無駄。
「3点目の町内小中学校の児童・生徒、保護者、地域の方々等からの教育相談の実態と課題についてですが、各小中学校における教育相談窓口での対応のほか、教育研究所が平成24年度に受けた相談として、小学校の保護者から10件、中学校が14件となっております。 主な相談内容として、小学校については、教諭への指導の不満、児童間のトラブル、中学校については、不登校生徒の悩み、生徒間のトラブル、教諭への指導の不満等であります。相談を受けている研究所では、問題の実態を速やかに把握、確認し、学校長と連携を図りながら解決に向けて取り組んでいるところであります。
不登校については、家庭状況、生徒間のトラブル等、さまざまな要素と経過があります。学校では、校内はもちろんのこと、スクールカウンセラーや適用支援員の配置により、早期の問題解決を図っており、相談者の立場に立った個々の状況に応じ、 学校の相談室登校、学校だけでは解決できない場合の不適応支援教室こころの窓への入級なども選択肢に入れ、学校に戻れるよう復帰訓練等の対応をしながら支援体制を整えているところであります。」
平成25年第2回矢巾町議会定例会目次(矢巾町役場)

岩手県教育委員会も同じ問題を抱えているであろう。下記の研修もパフォーマンスだけであろう。


平成27年度 岩手県立総合教育センター 研修講座の概要 2151(岩手県立総合教育センター )

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平成27年度 岩手県立総合教育センター 研修講座の概要 2152(岩手県立総合教育センター )

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平成26年度 岩手県立総合教育センター 研修講座の概要 2151(岩手県立総合教育センター )

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平成26年度 岩手県立総合教育センター 研修講座の概要 2152(岩手県立総合教育センター )
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<教師といじめ>職員室の「雰囲気」次第 09/21/15(河北新報)

◎(上)情報共有

 仙台市立中1年の男子生徒=当時(12)=がいじめを苦に自殺した問題では、男子生徒のSOSをくみ取れず、組織的な対応に至らなかった学校の課題が浮き彫りになった。教育現場はいじめ防止にどう取り組み、解決にはどんな壁があるのか。宮城県内外の教師たちに学校の実情を聞いた。(仙台・中1いじめ自殺問題取材班)

<人事評価で萎縮>  男子生徒の自殺を調査した第三者委員会は、生徒が通っていた中学校内の情報共有や連携の不十分さを指摘した。いじめの対応が担任ら一部教員にとどまり、学校を挙げての指導には結びつかなかった。
 「情報共有が図られるかどうかは、職員室の雰囲気や人間関係が大きい」
 学校の現状をこう話すのは仙台市内の中学校の男性教諭(59)。管理職の中には、いじめの情報を伝えても「担任の指導不足だ」と取り合おうとしない人もいるという。「人事評価を気にして、言うのをやめておこうと萎縮することはあるだろう」と語る。
 教諭によると、同じ学年の教師間では情報交換を密にしても、学年が異なるとおろそかになる「学年セクト」も存在するという。
 宮城県内の40代の女性講師は「報告しても無駄という雰囲気が強く、担任が1人で抱え込んでしまう」と憂う。いじめを認知したら学年主任に報告するルールが勤務先の中学校にはあるが「傷害や暴行など学校保険の対象となる事案でないと、校長や教頭には伝わらない。報告するようないじめがあれば(担任らは)翌年、高い確率で転勤になる」と話す。

<抱え込む担任も>  岩手県矢巾町では7月、いじめを受けていた中学2年の男子生徒(13)が自殺した。
 同県の中学校に勤める女性教諭によると、男子生徒の自殺以降、いじめ対応について情報共有を心掛ける動きが広がっている。「なかなか言い出せない若手や、問題を抱えた生徒を任せられて多忙なベテランがおり、簡単なことではない。しっかり話ができる人間関係が重要だ」と風通しの良い職場づくりの大切さを指摘する。
 宮城県内の60代の元小学校長も「全職員と保護者、教育委員会の情報共有が何より大切だ」と強調。「あるいじめ事案を担任が大したことないと判断しても、他の教師はそう思わない場合もある。担任が1人で抱え込んでしまうところに落とし穴がある」と訴える。
 仙台市教委は今回の問題を受け、いじめに組織的な対応をするよう全市立学校に指示した。12歳の少年の悲劇を二度と繰り返さないためにも、情報共有を出発点にして学級や学年、立場の枠を超えた「学校力」の結集が求められている。


 いじめ問題へのご意見をお寄せください。宛先は河北新報社報道部「仙台・中1いじめ自殺問題」取材班。ファクスは022(224)7947。メールアドレスはhoudou@po.kahoku.co.jp

学校だけの問題ではなく、町、市、そして県教育委員会の腐った体質に問題がある。校長にも問題はあると思うが、校長だけの個人的に問題ではないと思う。

<仙台いじめ自殺>説明責任果たさぬ学校 08/29/15(河北新報)

◎届かなかった叫び(上)沈黙

<具体名覆い隠す>
 具体名をひたすら覆い隠す記者会見だった。
 仙台市教委は21日夕、仙台市立中1年の男子生徒=当時(12)=が自殺していたことを明らかにした。
 「昨年、市立中1年の男子生徒が自殺した」
 「第三者委員会の調査で、校内のいじめが自殺と関連性があるとされた」
 市教委が市役所で開いた会見で説明したのは、この2点がほぼ全て。男子生徒の氏名や年齢、学校名はもとより、実際には昨年9月下旬だった自殺の時期を問う質問にも答えなかった。
 詳しい説明は拒み、公表遅れの理由なども含め「遺族の意向」と繰り返した。
 情報管理は徹底されていた。市教委が宮城県教委に報告したのは20日。発表前日のことだ。
 「県教委と市教委の意思疎通が十分でなかったのは大変残念」。村井嘉浩知事が24日の定例記者会見で苦言を呈するほどだった。

<生徒らも違和感>  市教委はその後、自主的に補足説明する場を設けていない。「事実は公表した」「遺族の意向もくんだ」という体裁を整えたことで責任を果たしたかのようにも映る。
 具体名を消し去った「生徒の死」は事実の重さを揺るがしかねない。
 24日朝、男子生徒が通っていた学校であった臨時の全校集会。校長が読み上げたのは、市教委が全市立学校に配布した再発防止を訴える緊急アピール文だけ。自校でのことには一切触れなかった。
 「自ら命を絶ってはならない。私たち大人が必ず皆さんを守る」。抽象化された言葉は違和感を持って受け止められ「なんか違くない?」とささやく生徒もいたという。
 学校側も「事実をつまびらかにしない」という姿勢では一貫している。
 男子生徒の自殺後、担任の女性教諭は「(男子生徒は)家の都合で転校しました」とクラスメートに説明。学校はいじめに加わったとされる11人の生徒に実態調査の過程で事実を伝えたものの、他の生徒への説明はいまだにない。

<「先生たち怖い」>
 市教委の発表後、学校周辺で取材する報道関係者らに対しては、同校の教諭らが「うちの学校だという証拠があるのか」と否定を装った。
 校長は「市教委に聞いてほしい」の一点張り。28日夜の河北新報社の取材には「駄目、駄目。警察呼びますよ」と拒否した。
 市教委と学校は説明責任を果たせているのかどうか。「遺族の意向」を理由にした沈黙の前で、生徒や保護者の間では「本当のことが知りたい」との思いが膨らむ。ある生徒は「先生たちの対応が怖い」とつぶやく。
 男子生徒は「いじめが収まらない」と自殺の直前に言い残していた。12歳の少年が絞り出した叫び声が、実体を持って受け止められずにいる。
◇  仙台市立中1年の男子生徒がいじめを苦にして自ら命を絶った。学校や市教委の対応には問題点が次々と浮かび上がり、地域に疑問と不信が渦巻く。生徒の死は何を問い掛けているのか。経緯と現状を検証する。
(仙台・中1いじめ自殺問題取材班)

校長はどう考えているのか知らないが、もし自分が生徒ならこんな校長は必要ないです。

<仙台いじめ自殺>生徒ら「何を信じたら」 08/30/15(河北新報)

◎届かなかった叫び(中)混乱

<「かん口令」敷く>
 三つの注意事項が生徒たちの心を再び波立たせた。
 「臆測で物を言わない」「個人情報は出さない」「個人情報を出すと名誉毀損(きそん)になる」
 いじめを苦に自殺した仙台市立中1年の男子生徒=当時(12)=が通っていた中学校。市教委による事実関係の公表から4日後の25日、教諭たちが生徒に示したのは真実ではなかった。「事実上のかん口令」と生徒、保護者の多くが受け止めた。
 「うちと決まったわけではない」(教頭)。「本当の事が知りたい」という生徒や保護者の切実な願いに、学校側はかたくなな態度を崩さない。
 校長が自校であったいじめ自殺に触れないまま、「命の重み」を説いた24日朝の臨時全校集会。ある生徒は、いじめに関与したとみられる生徒たちに反省するそぶりがないことを知り、「もう駄目」とショックで寝込んでしまったという。
 保護者は「先生たちはまるで人ごとのような態度。子どもたちは何を信じていいか分からなくなっている」と嘆く。
 インターネット上では、学校名や所在地など真偽不明のさまざまな情報が飛び交い始めた。真実を明らかにしない市教委と学校の対応が臆測に次ぐ臆測を呼び、ネット空間の過熱に拍車を掛ける。
 自殺した男子生徒と同級の中学2年生たちの間でも、無料通信アプリLINE(ライン)でいじめに関する詳しい情報が出回り、動揺が広がっている。

<肩身狭い思いも>
 塾などでは「○○中学の生徒」とレッテルを貼られ、肩身の狭い思いをしている。保護者の一人は「学校に行きたくないという生徒が大勢いる」と打ち明ける。  「地域に余計な動揺を与えるのを避けるため、公表したくなかった。要らぬ混乱を招いたのであれば大変申し訳ない」
 自殺した男子生徒の両親は24日、あらためて談話を出した。混乱の責任を一手に背負おうとする痛々しさが文面ににじむ。
 ある保護者は「愛する子どもが自殺した直後、親が冷静に対応できるはずがない。遺族の思いを、われわれは責めるべきではない」とかばう。
 「昔からある学校側の事なかれ主義とその場しのぎの対応が、事態をより悪化させている」。住民の一人が地域の声を代弁する。
 12歳の早すぎた死が問いかけた命の重み。混乱の渦中にある生徒、保護者、学校に疑心暗鬼が広がりつつある。

組織が腐ってしまうと再生は簡単ではない。腐った人間達は簡単には再生できない。再生や改善を望んでいない公務員を変えるのはかなり難しい。 思想や考え方を変えるのは難しい。民間でも難しいが、公務員はリストラ出来ないので仙台市エリアの教育は期待できない。子供がいじめられそうなら 仙台への引越しは避けるほうが良いであろう。

<仙台いじめ自殺>「死」伏せ説かれる「命」 08/31/15(河北新報)

◎届かなかった叫び(下)不信

<教訓生かされず>
 電話の声は怒りで震えていた。
 「いじめは報道された2件だけではない。学校では不登校やいじめが常態化し、(同級生が)怖くて教室に入れず、廊下で給食を食べている生徒もいる」
 仙台市立中1年の男子生徒=当時(12)=が昨年9月下旬、いじめを苦に自殺した問題。仙台市教委が21日に事実関係を公表して以降、河北新報社には保護者や学校関係者から悲痛な叫びが続々と寄せられている。
 校長は「相談事例は数件あるが、いじめと認識しているものはない」と現時点でいじめの存在を否定。生徒、保護者との現状認識の差は広がる一方だ。
 「怒り、寂しさ、悔しさで体が震えた。息子の死が教訓になっていない」
 「生徒の死後もいじめが続いていた」と報じた25日、両親が電話取材に応じ、苦しい胸の内を明かした。
 両親は息子の死後、「くれぐれもこのようなことがないように」と学校側に念を押し、いじめ根絶に向けた取り組みを託していた。
 学校はその後もいじめの連鎖を止められず、自殺した男子生徒へのいじめをエスカレートさせたとされる「謝罪の会」を本年度も開くなど、教訓を生かした形跡はない。  両親は「息子の時と同じ対応でいいのか」と不信感を募らせる。

<「まさか2度も」>
 この中学校では1998年にも中1の男子生徒=当時(13)=が自殺し、学区内では「いじめが一因になった」と公然と語られていた。「同じ地域で子どもの自殺が2度もあるなんて…」と、絶句する住民は少なくない。
 「学校が問題をうやむやにするため、いじめが止まらない。自校で自殺があったことを認めず、踏み込んだ指導ができるのか」と住民の一人は危惧する。
 昨年秋の男子生徒の自殺は「遺族の意向」を盾に、この学校では「なかったこと」にされた。教員らは「新聞はでたらめ。信じないように」と、生徒たちに説明しているという。
 自殺した男子生徒について、「転校した」と事実と異なる説明を受けていた同級生たち。今も友人の死を悼む機会を奪われたまま、校長や教員たちから「命の尊さ」を説かれている。
 真実を直視しないまま、いじめをなくす学校再生の青写真を描けるのだろうか。不信が渦巻く学校に、きょうも生徒たちが通う。

「仙台市立中1年の男子生徒=当時(12)=が昨年秋、いじめを苦に自殺した問題で、男子生徒の両親が25日、河北新報社の電話取材に応じた。両親は同日、息子の自殺後も同校でいじめが続いていた事実を知り、『怒り、寂しさ、悔しさで体が震えた。息子の死が教訓になっていない』と無念の思いを吐露した。」

上記が自殺した両親の現在の気持ちであれば、学校そして教育委員会に騙されたと思う。

校長、教員、学校そして教育委員会の全ては善であると思わないと方が良い。元教師達の話を聞くとやはり人間、どろどろした部分があったり、派閥や出世などが複雑に 絡まっている。まじめで立ち回るのが苦手であったり、上や権力を持っている人を見極め流されない人は出世からはずれる傾向が多いようだ。

真面目な人や神経質な人が苦しむだけで、それ以外の人達は時が経てば自殺した生徒もいたと覚えていれば良い方だろう。自殺で子供を失うまで人に騙される事が あまりなかったのであろう。ある意味幸せだったし、幸せだったから学校の言葉を疑問を持たずに信じてしまったのであろう。人生、何が良くて、何が悪いのか 人生が終わるまでわからない。

<仙台いじめ自殺>続くいじめ 両親、無念の思い 08/26/15(河北新報)

 仙台市立中1年の男子生徒=当時(12)=が昨年秋、いじめを苦に自殺した問題で、男子生徒の両親が25日、河北新報社の電話取材に応じた。両親は同日、息子の自殺後も同校でいじめが続いていた事実を知り、「怒り、寂しさ、悔しさで体が震えた。息子の死が教訓になっていない」と無念の思いを吐露した。

 両親は河北新報の報道でその後も別の生徒がいじめ被害に遭っていたことを知り「悲劇を繰り返してほしくない」と取材を受けた。

 両親は息子の自殺後、「くれぐれもこのようなことがないように」と、いじめ根絶に向けた取り組みを学校に託したという。それにもかかわらず、いじめが繰り返されていた事実にショックを隠しきれず「(学校に)裏切られた思いだ」と語気を強めた。

 学校関係者によると、男子生徒の自殺後、複数の男子が別の男子をいじめる行為が目立つようになった。学校はこの夏、加害生徒と被害生徒、双方の保護者を集め、和解の場を設け、いじめを謝罪させたという。

 同様の「謝罪の会」は、自殺した男子生徒に対するいじめをめぐっても、学校が昨年5月と7月の2回開催。市いじめ問題専門委員会が市教委に提出した報告書によると、その後、いじめはエスカレートした。

 両親はいじめの連鎖を断ち切れない学校に「(息子へのいじめをエスカレートさせた)謝罪の会を開くなど、息子のときと同じ対応で本当にいいのか」と疑問を投げ掛けた。

 さらに「息子の死が教訓として生かされず、学校がきちんといじめの事実に向き合っていない。息子のときも、根本的に何もしてもらえなかった」と悔しさをにじませた。

 担任だった40代の女性教諭は半年間学校を休んだ後、ことし4月、市内の別の中学校に異動した。両親に対しては昨年10月、1度だけ手紙が届いたが、明確な謝罪の文言がなく校長に返したという。

 女性教諭からは、男子生徒の自殺から1年近くたつ今も謝罪はない。両親は「寂しい。反省していないように見える」とやるせない思いを語った。

いじめの疑い隠蔽は処分対象 大阪市教委、基本方針決定 08/25/15(東京新聞)

 大阪市教育委員会は25日、市役所で会議を開き、いじめが疑われる事案を隠蔽した教職員に対し、懲戒処分などで「厳正に対処」することを盛り込んだいじめ対策基本方針を決定した。

 市教委によると、調査でいじめと確定していない段階での隠蔽について処分することを基本方針として明記する自治体は珍しく、迅速な対応を促す狙いがある。

 基本方針は「事実が確認されるまで被害者とみなさない考え方で対応すると、いじめを受けた子どもの尊厳を守ることはおぼつかない」とし、いじめを疑わせる情報がある児童・生徒を「被害児童・生徒」と定義した。

何度やっても隠蔽する学校や教育委員会が存在する限り無駄。まともな学校や教育委員会に負担をかけているだけ。やり直す必要は無い。

隠蔽した学校や教育委員会に対して法的に罰則をもうけて、関係者の退職金の支払い拒否などを検討するべきだ。そして、立ち入り検査を行うべき。 まあ、立ち入り検査も形だけであれば、時間と税金の無駄。
隠蔽した学校や教育委員会は多くのケースで過去から隠蔽体質が継続されていると思う。下は上を見て学ぶ。

文科省ではないが、ある省のキャリアが間違っているので指摘したが間違っていないと聞く耳を持たない。上司と話したいと言ったが上司の名前を言う事を拒否。 このような人間が権限を持つ組織では問題は解決されない。隠蔽体質の学校や教育委員会にも同じ種類の人間が存在すると思う。

文科省 いじめ調査 異例のやり直し通知 08/25/15(NHK)

岩手県矢巾町で中学生がいじめを苦に自殺したとみられる問題を受け、文部科学省は、認知されないままになっているいじめがほかにもあるとみて、各地の教育委員会などがすでに回答を終えていた実態調査をやり直すよう求める異例の通知を出しました。

岩手県矢巾町で中学2年生の男子生徒がいじめを苦に自殺したとみられる問題では、「机に頭を押さえつける」などの行為を教職員は人間関係のトラブルやからかいと捉え、教育委員会にいじめはゼロと報告していました。
文部科学省は各地の教育委員会などを通じていじめの認知件数を毎年調査していて、昨年度の状況はことし6月にすでに回答を得ていましたが、認知されないままになっているいじめがほかにもあると見て、調査をやり直すよう求める異例の通知を出しました。
通知では、前回の調査で
児童生徒1000人当たりのいじめ認知件数に、都道府県によって最大で83倍もの差があることに触れ、「実態を正確に反映しているとは考えがたい」としています。また、認知件数が多い学校はいじめを積極的に把握し、解消に向けて取り組んでいるとみて極めて肯定的に評価するとしています。
そのうえで調査のやり直しにあたっては、初期段階のいじめや短期間のうちに解消したものも計上するよう求めているほか、いじめはゼロだったという学校はその事実を児童生徒や保護者に公表し検証してもらうことで、認知漏れがないか確認するよう求めています。
回答期限は9月17日で、文部科学省は10月末をめどに結果を公表することにしています。

宮城県教育委員会の無能ぶり、又は、仙台市教育委員会の隠蔽体質がよくわかります。

岩手と宮城はお隣同士。違いはあれど、文化や思想は離れた県と比べれば似ていると思う。宮城県教育委員会は仙台市教育委員会に対して立ち入り検査又は 実態把握のために調査するべきだ!

県教委 発表前日まで把握せず 08/24/15(NHK)

仙台市の中学1年の男子生徒が去年、同級生からいじめを受けたあと自殺した問題で、宮城県の村井知事は記者会見で、県教育委員会も、仙台市が事実関係を発表する前日の今月20日まで問題を把握していなかったことを明らかにしました。
去年、仙台市の中学1年の男子生徒が同級生にからかわれたり仲間はずれにされたりするいじめを受けたあと自殺し、市は今月21日、調査委員会の報告を踏まえ、「自殺はいじめとの関連性があり、学校側の対応に問題があった」と発表しました。
これについて村井知事は記者会見で、「男子生徒が亡くなって公表するまで1年かかった。県教育委員会が事実を知ったのは発表前の今月20日であり、県教委と仙台市教育委員会の意思疎通が十分なされてなかったことは大変残念だ」と述べました。
また村井知事は、男子生徒が亡くなったあと、学校側が生徒に対し、「男子生徒は転校した」と説明していたことについて、「遺族の意向もあり、非常にナーバスな問題だが、一般論としてはこうした問題をなくす観点からしっかりと事実を伝える方法もあったのではないか」と述べました。
この問題を受けて県教育委員会は24日、各市町村の教育委員会と県立中学校の校長に対し、いじめ問題への取り組みを徹底するよう求める通知を出しました。
通知は、県教育委員会の高橋仁・教育長名で、仙台市を除く県内34の市町村の教育委員会と、2校の県立中学校の校長に対して出されました。
通知には、アンケートや面談を実施し、生徒から気になるサインを察知した際は学年や教職員でそれを共有し、組織で迅速に対応することや、具体的ないじめの対応には保護者や市町村教育委員会が連携し、毅然とした態度で加害生徒を指導することなどが盛り込まれています。
また、いじめが解決したとみられる場合でも、教員の気づかないところでいじめが続いていることも少なくないことを認識し、継続して十分な注意を払い必要な指導を行うよう求めています。

「河北新報社の取材に対し、学校側は応じていない。市教委は『(この学校では)本年度に入ってから別のいじめ事案の報告は受けているが、(自殺問題の)反省を踏まえ、適切に対応している』としている。」

「適切に対応している」が客観的に事実かどうかはわからない。市教委の言葉であり、判断だけであり、市教委が正しいとはわからない。大越裕光・市教育長がどのような人物か知らないが 適切な対応について詳しい説明をするべきであろう。

<仙台いじめ自殺>別な男子もいじめ被害 08/23/15(河北新報)

 仙台市立中1年の男子生徒=当時(12)=が昨年秋にいじめを苦に自殺した問題で、この中学校では男子生徒の自殺後も、別の男子生徒に対するいじめが起き、最近まで続いていた疑いがあることが24日、同校関係者の話で分かった。この学校は同日、全校集会を開いたが、男子生徒が自殺した事実を明らかにしていない。学校側の対応が要因で、毅然(きぜん)とした対策が取れず、いじめに歯止めがかかっていない可能性も出てきた。

 関係者によると、男子生徒の自殺後、同学年の別の男子生徒に対し、複数の生徒によるいじめが目立つようになった。学校はことし夏、いじめに加わった側といじめられた側の双方の生徒と保護者を集め、いじめを謝罪させたという。

 男子生徒の自殺に関し、市いじめ問題専門委員会が市教委に提出した報告書によると、学校は昨年5月と7月の2回、「謝罪の会」を開いたが、その後、いじめがエスカレートしたと結論づけた。

 専門委の聞き取り調査に対し、教職員らは「謝罪の会をやることで、いじめがエスカレートする危惧はその時はなかった」「謝罪の会が終わったことで、トラブルは終了したという思いはあった」と証言した。

 男子生徒の自殺に関し、学校はいじめに加わった生徒とその保護者には事実を伝えたが、他の生徒や保護者には「転校した」などと偽りの説明をしていたことが判明している。

 同校の関係者は「男子生徒の時と同じ(謝罪の会などの)手順で結局、何も変わっていない。いじめ抑止のためにも、学校は事実をきちんと公表すべきだ」と話した。

 河北新報社の取材に対し、学校側は応じていない。市教委は「(この学校では)本年度に入ってから別のいじめ事案の報告は受けているが、(自殺問題の)反省を踏まえ、適切に対応している」としている。

遺族の意向が事実であればそのような判断もあるだろう。

「関係者によると、男子生徒の担任だった40代の女性教諭が昨年秋以降、クラスメートに「彼は家の都合で県外に引っ越した」などと説明。学校側による在校生や保護者への説明も一切なかった。」

しかし、遺族の意向を利用して学校側が都合の良い様に隠蔽したと感じる。

「自殺した生徒が通っていた中学校の関係者は21日夜、河北新報社の取材に『(いじめ自殺があったというニュースに)私たちも驚いている。市教委の指示もあり、自殺があったかどうかを含め、何も答えられない』などと語った。」

「市教委の指示」は誰の指示なのであろうか?

これが日本の教育現場の現実と言う事なのか?このような嘘を付いてまでの問題を隠蔽する体質は問題である。問題が理解いもされず、認識もされない。事実を知る生徒達は 学校や市教委が隠蔽工作をはかり、生徒や保護者に嘘を付き、偽善者でありながら立派な人間を演じていると思うだろう。そして、不都合な事は先生、校長、そして市教委の 役員のように隠蔽し、嘘を付いて良いと自己解釈する可能性もある。それらのリスクを含めて、現実と事実を歪める教育者達とはどのような人間であろうか?

偽善者ではなく、本当に善人だと思っているのかもしれない。そうだとしたら恐ろしい事である。心理学の授業を取った時に、実験で自分は悪くないと繰り返していくうちに、 本当に自分は悪くないと思い込む生徒がなかりいたそうだ。教育の現場でも、洗脳的でカルト的な環境があるのかもしれない。
「自分中心、極端な利己的考え」と批判した武藤貴也衆院議員と同じレベル。 言っている事とやっている事の整合性が全くない。

<仙台いじめ自殺>学校、生徒に虚偽説明か 08/23/15(河北新報)

 仙台市立中1年の男子生徒=当時(12)=が昨年秋、いじめを苦に自殺した問題で、男子生徒が通っていた中学校が当時、クラスメートらに「彼は転校した」と虚偽の説明をしていた疑いがあることが22日、学校関係者への取材で分かった。市教委は21日の記者会見で、遺族の意向を理由に「子どもたちにどう対応したかは言えない」と明言を避けていた。

 関係者によると、男子生徒の担任だった40代の女性教諭が昨年秋以降、クラスメートに「彼は家の都合で県外に引っ越した」などと説明。学校側による在校生や保護者への説明も一切なかった。いじめに加わった生徒11人に対しては「実態調査」を理由に自殺の事実を伝えていたという。

 市教委は21日の記者会見で、男子生徒が死亡した後の学校の対応について「遺族のお気持ちに寄り添いたい。それを明かせば男子生徒が特定される」などとして回答を拒んでいた。

 子どもが同じ学校に通う保護者によると、男子生徒は昨年夏ごろから休みがちだったという。自殺を図ったとみられる昨年9月下旬、生徒の自宅前に救急車が止まっているのを複数の住民が目撃。一部住民の間では、当時から生徒家族の急な転居をいぶかしがる声が上がっていたという。

 自殺した生徒が通っていた中学校の関係者は21日夜、河北新報社の取材に「(いじめ自殺があったというニュースに)私たちも驚いている。市教委の指示もあり、自殺があったかどうかを含め、何も答えられない」などと語った。

 市教委によると、男子生徒は自殺を図った数日後に病院で死亡。遺書はなかった。いじめは昨年5月以降、同学年の男子生徒11人から受けており、見下すような言動でからかわれたり、仲間外れにされたりしていたという。この間、保護者は学校に6回にわたって相談。校長が全容を把握できずに組織的な対応が遅れ、市教委は「学校から連絡がなく、十分な連携が取れなかった」と釈明している。

「保護者も昨年5~9月、女性担任に電話などで計6回相談していた。担任は教員歴約20年のベテランだったが、『友人同士のからかい』と受け止めていたという。」

子供の事は、先生は絶対に正しいと言う雰囲気はあった。周りには先生も間違いはあると言う者もいなかった。大人になって思う事。先生でも間違う事もあるし、 考え方や判断に問題があるケースはあると言う事。生徒の前で面子を失う事は避けるべきであるが、誰かが間違っている場合は指摘しなければならないと思う。 問題がある。指摘する人(校長や先輩)が公平な判断や評価が出来なければ、良い先生も潰す事も起きると言う事だ。パーフェクトなシステムはない。システムが 良くても、運用又は実行に移す人材に問題があれば、予想される結果は出ない事もある。

教員歴約20年のベテランであれば適切な判断を下せるとは限らない。あくまでも一般的な考え。新米の先生は未熟だから失敗が多い。ベテランは失敗しないとは限らない。 指摘を受けないので20年間も間違ったやり方を続ける事もある。もしベテランが間違いであるとなれば、指導責任、監督責任など他の人が責任を取らなければならない。 問題が複雑になるので、自殺した生徒に全てを負わせれば良いと判断するかもしれない。推測の話だが、事実であれば仙台市教育委員会は腐っているし、人間的に 尊敬される人々ではないと思う。

中1男子自殺 いじめ相談、何度も 08/22/15(読売新聞)

◆学校側 市教委報告に遅れ◆

 仙台市の市立中学1年の男子生徒が、いじめを受けて昨年秋に自殺した問題で、学校は、生徒の保護者から何度も相談を受けていたのに、自殺を図るまで市教育委員会に報告しないなど、事態の深刻さを見誤っていた。生徒の保護者は、学校の対応の不十分さを市教委に訴えているといい、「二度と起こらないよう取り組みを徹底してほしい」とのコメントを出した。

 「防ぐことができなかったかと思うと残念。対応は不十分だった」

 21日に市教委が開いた記者会見。大越裕光・市教育長は苦渋の表情を浮かべた。

 市教委によると、男子生徒は中学に入学した直後の昨年5月から、休みがちになったり、学校の定期アンケートに「持ち物にいたずらされた」と回答したりするなどSOSを発していた。

 保護者も昨年5~9月、女性担任に電話などで計6回相談していた。担任は教員歴約20年のベテランだったが、「友人同士のからかい」と受け止めていたという。保護者からの相談を校長に報告しないこともあった。

 事態を把握した校長も市教委に報告せず、市教委が把握したのは生徒が自殺を図ってからだった。

 学校は昨年5月と7月の計2回、関係した生徒が男子生徒に謝罪する機会を設けたほか、同月には学年集会で「相手の気持ちを考えて」など、今回の件には触れず、一般論としていじめの防止を呼びかけた。しかし集会後も、関係した生徒から「チクっただろ」と言われるなど、男子生徒へのいじめは続いた。市教委は会見で、「(生徒間の)関係改善の場を設定したが、不十分だった」との校長のコメントを発表した。

 集会の場を設けることについて、学校は自殺した生徒の保護者に事前に相談しておらず、市教委は「もっと慎重に考える必要があった」と対応のまずさを認めた。

 一方、男子生徒を知る人たちからは、悲しんだり学校への不信感を訴えたりする声が上がった。

 同学年の男子生徒(13)は「漫画やゲームが好きで、明るくていい子だった。どうして自殺してしまったのか。助けてあげたかった」とうつむいた。

 長女が同じ学校に通う女性(39)は「学校はもっと早く公表すべきだった。子供1人が亡くなった事実をどう考えているのか」と疑問を口にした。

「市教委はこれまで、遺族の強い希望を理由に、自殺のあったことを公表しなかった。第三者委が6月、再発防止への提言などを盛り込んだ答申をまとめ、遺族の了解が得られたため、発表したという。」

この事は理解できるし、想像できる。しかし、なぜ市教委は遺族に謝罪なのか?謝罪をしていなかったのか?事実を伝えていなかったのか? 遺族は丸め込みやすい人なのか?

昔、世間知らずだから警察を信用して失敗した。同じ過ちを繰り返させないためにも、子供達には警察を信用するな、疑問に思ったら録音しろと言っている。 警察官に問題がなければ意味のない事だが、おかしな警察官が存在すれば人生から学んだ教訓が生かされることになる。

仙台の中1「転校したい」翌日自殺 相談後もいじめ続く 08/22/15(朝日新聞)

 仙台市の市立中学1年の男子生徒が昨年秋、からかわれたり仲間外れにされたりした後、自殺していたことが分かった。21日に発表した市教育委員会は、いじめが関連する自殺と結論づけ、学校の対応に問題があったと謝罪した。

 市教委によると、男子生徒は入学後の昨年5月から、友人たちに仲間外れにされたり、消しゴムのかすを投げつけられたりしていた。生徒の保護者は担任の40代の女性教諭に少なくとも6回相談。学校は、いじめに関わった生徒から男子生徒へ謝罪させる会を2回設け、学年集会も開いたが、男子生徒は「チクった(告げ口した)」と言われた。いじめは止まらず、「変態」「寝ぐせがひどい」などとからかわれることもあった。

 男子生徒は昨年秋、「転校したい」などと保護者に話した翌日に自殺を図り、数日後に死亡した。遺書はなかったという。

 担任は、保護者からの相談内容を校長らに報告していないケースがあった。生徒への定期的なアンケートで男子生徒は「持ち物にいたずらをされた」などと回答していたが、学校は対応していなかったという。

 経緯を調査した第三者委員会は「対応方針を決める前に男子生徒や保護者と協議すべきだった」などと指摘。大越裕光教育長は21日の会見で「いじめをやめさせられず、学校の対応として不十分だった。深くおわびする」と謝罪した。

 市教委はこれまで、遺族の強い希望を理由に、自殺のあったことを公表しなかった。第三者委が6月、再発防止への提言などを盛り込んだ答申をまとめ、遺族の了解が得られたため、発表したという。

 遺族は「加害生徒はいじめは犯罪となる場合もあることを認識し、深く反省してほしい。学校や教育委員会は未然防止のための取り組みを徹底してほしい」とのコメントを発表した。

なぜ市教委は遺族に謝罪する必要があるのか?全てを遺族に説明して、クラスメートに「彼は家の都合で県外に引っ越した」などと説明したのであれば、今更、パフォーマンスの ような謝罪の必要はないと思う。市教委が男子生徒の自殺を公表した事を謝罪したのであれば理解できる。

「男子生徒の保護者は『専門委の調査で全容が分かった。こうした悲しい出来事が二度と起こらないよう取り組みを徹底してほしい』との談話を出した。」
残念だがこんな学校、学校関係者そして市教委では、自殺を選ぶような生徒がいじめられれば、また自殺すると思う。こんな人々が生徒の自殺が起きないように取り組むと 思うほうが申し訳ないがおかしい。自身の子供の自殺を乗り越えられるのであれば、他人の子供の自殺などさほどさほど人生に影響を与える事でもないし、 自殺した子供は帰ってこないし、腐った学校関係者と関わりたくないから一般的なコメントをしたのかもしれない。

<仙台いじめ自殺>市教委、遺族に謝罪 08/22/15(河北新報)

 仙台市立中の1年生だった男子生徒が同学年の生徒からいじめを受けた後の昨年秋に自殺していたことが21日、分かった。市教委は同日、記者会見し、自殺といじめの関連性を認め、学校側の対応が不十分だったとして男子生徒の保護者に謝罪したことを公表。大越裕光教育長は「責任を痛感し深くおわびする」と陳謝した。

 市教委によると、男子生徒は自殺を図った数日後に病院で死亡した。遺書はなかった。いじめは昨年5月から、同学年の男子生徒11人から受けていた。見下すような言動でのからかいや仲間外れにされたという。

 この間、保護者は「消しゴムのかすをぶつけられ、後ろから机で椅子を押される」と学校に6回相談。男子生徒は自殺を図る前日と当日、保護者に「部活をやめたい。転校したい」「他学級の先生は大声で怒るが、自分の担任は優しく言うので(いじめが)なかなか直らない」と話していた。

 市教委の依頼で調査した市いじめ問題専門委員会はことし6月、「継続性のあるからかいがあった。いじめと自殺は関連性がある」との報告書をまとめた。

 報告書によると、学校は、男子生徒が昨年5月の校内アンケートで「持ち物にいたずらをされた」と答えたのに対策を取らなかった。同5月と7月には加害生徒らに謝罪させ、7月には学年集会を開いたが、加害生徒の一部保護者には連絡をしなかった。専門委は「対応方針を保護者に説明せず、注意深く経過を見守るという措置を取らなかった」と不備を指摘した。

 男子生徒が通っていた中学校の校長は「何度も保護者から相談を受けその都度、指導や改善の場を設定したが、対応が不十分で深く反省している」と市教委を通じてコメントした。

 男子生徒の保護者は「専門委の調査で全容が分かった。こうした悲しい出来事が二度と起こらないよう取り組みを徹底してほしい」との談話を出した。

<仙台いじめ自殺>学校、積極的対応せず 08/22/15(河北新報)

 昨年秋、自ら命を絶った仙台市立中1年の男子生徒。生徒と保護者から繰り返し発せられたSOSに学校の対応は形式的だった。市教委がいじめを把握したのも自殺を図った当日。切実な訴えは届かず、尊い命を救うことはできなかった。

 学校が昨年5月に実施したアンケートで、男子生徒はいじめをうかがわせる回答をしていたが、担任の40代女性教諭は詳しい事情を聴かなかった。夏休み明けもいじめは続くが、男子生徒に「大丈夫か」と声を掛けるだけにとどまった。「深刻な状況とは思わなかった」と説明しているという。

 校長が全容を把握できずに組織としての対応が遅れ、市教委にも報告していなかった。市教委の吉田広志学校教育部長は「学校からの連絡がなく、市教委としても十分な連携が取れなかった」と釈明した。

 いじめ問題に詳しい宮崎秀一弘前大教授は「いじめが続いていながら、学校と市教委で連絡がなかったのは問題だ」と指摘した。

 公表は昨年秋の自殺から1年近く、専門委答申からも2カ月たっている。市教委は「公表すべきとの方針だったが非公開にという遺族の強い意向があり、昨日まで発表内容の相談を続けてきた」と説明した。

「子どもの自殺、9月1日最多 夏・春休みの終わりに集中」について知らなかった。しかし、いじめられている、又は、学校に行くのが苦痛に感じる生徒にとっては 学校の始まりは自殺したいほど苦痛なのかもしれない。

昔、大学で取った心理学では実際の出来事ではなく、個人がどう受け取るかでストレスの度合いが全く違う研究データが紹介されていた。昔よりも今のほうが 過保護に育てられている傾向が高いので、同じ環境で育っていない大人には理解するのは難しいかもしれない。個人的に意見だが、テレビに出る専門家は一番 甘い選択を述べているように思える。確かに甘い選択を助言するほうが問題が起きる可能性が低いし、長期的な視点で見れば問題となっても、責任を問われる事はないから だろうと思う。

「文部科学省は今月4日、児童・生徒への見守りを強化するなど重点的な対応を求める通知を全国の都道府県教育委員会に出した。」

岩手県教育委員会や矢巾町教育委員会のような教育委員会が何割なのか知らないが、メディアで公表されている岩手県矢巾町の中学2年村松亮君に対する学校、校長、学年主任そして担任の 対応から判断すると文科省の通知もあまり効果はないと思える。 <滝沢中2自殺>第三者委「いじめあった」 03/26/15(岩手日報)の件を考えても、教育委員会が機能しているとは思えない。

「 内閣府はこうした傾向について『生活環境が大きく変わり、プレッシャーや精神的動揺が生じやすいと考えられる』と指摘。」
こんな指摘しか出来ないような行政なのだから何かが大きく変わるとは考えられない。教育委員会が良い方向に変わらないと問題は解決しないとなぜ気付かないのだろうか? 気付いているけど、問題に取り組みたくないから、気付かないふりをしているのかもしれない。長期間継続された悪しき体質や形態の組織を変えることは難しい。また、 教育委員会(教員)のネットワークが選挙運動に地域差はあるが影響している事を考えると手を付けられないのかもしれない。
命とか綺麗ごとを言っても、やはり直接的な利害が最優先という事だろう。

中1男子、いじめ原因で自殺 仙台市教委が保護者に謝罪 08/21/15(朝日新聞)

 仙台市の市立中学校1年の男子生徒が昨年に自殺を図り、数日後に亡くなっていたことが21日、分かった。遺書はなかった。同日発表した市教育委員会は、言葉でのからかいや仲間外れがあったとして、自殺といじめに関連性があると結論づけた。

 市教委によると、生徒は「変態」などとからかわれたり、友人グループで遊ぶ際に仲間外れにされたりしたことがあったという。生徒の保護者から複数回相談を受けた学校は、いじめに関わった生徒を指導したり、集会で多くの生徒に注意を促したりしたが、いじめはその後も続いたという。生徒からの相談内容が学校全体で共有されなかったこともあったという。

 市教委は生徒の死後、第三者委員会による調査をふまえ、いじめと学校の対応が自殺と関連していたことを認定。「対応が十分ではなかった」と保護者に謝罪したという。

<いじめ中1自殺>相談5月から6回 仙台市教委に報告なし 08/21/15(毎日新聞)

 仙台市教委は21日、市立中学1年の男子生徒が昨秋に自殺し、調査の結果、学校でのいじめと関連性があったと発表した。学校は昨年5月に保護者の訴えでいじめを把握し、複数の加害生徒らを指導したが、その後の対応が不十分だったという。大越裕光教育長は記者会見で「ご遺族にお悔やみとおわびを申し上げる。防ぐことができなかったのかと思うと残念でならない」と謝罪した。

 市教委や第三者委員会の調査によると、男子生徒は昨秋、自殺を図り、病院に運ばれたが数日後に死亡した。遺書はなかった。自殺を図った前日、保護者に「転校したい」などと話したという。

 男子生徒は昨年4~5月ごろから学校で仲間外れにされたり、消しゴムのかすをぶつけられたりした。男子生徒は5月に不登校気味になり、保護者が「いじめを受けている」と担任教諭に相談。担任も男子生徒が校内で泣いているのを目撃した。

 学校は同月、加害生徒3人に指導し、男子生徒に対して謝罪させた。その後も保護者から相談があり、7月にも加害生徒5人を集め、男子生徒に謝罪させた上で、学年集会も開催した。

 しかし、男子生徒はその後も友人から「ちくった(いいつけた)」「変態」などと言われた。保護者から相談を受けた担任は、男子生徒に事情を尋ねたが「大丈夫」との答えだったため、管理職に報告しなかった。

 保護者からの相談は5月以降計6回あったという。学校は一連のいじめについて市教委に報告しなかった。

 自殺を受け市は昨年11月、常設の第三者委に調査を依頼。第三者委は関係生徒に聞き取りをした上で今年6月、加害生徒への指導で状況が好転したか、報復はないかを確認しなかった▽一部の加害生徒の保護者に連絡せず、家庭との情報共有ができなかった--などとする報告書をまとめた。これを受け、市教委は男子生徒の保護者に謝罪した。

 保護者は市教委を通じて「調査結果によって全貌が分かった。加害生徒はいじめは犯罪になる場合もあると認識し、深く反省してほしい」とのコメントを発表した。【山内真弓】

 ◇男子生徒自殺の経緯

 <2014年>

 4~5月 友人らから見下す言葉をかけられたり、仲間外れにされたり、消しゴムのかすをぶつけられたりするいじめを受ける

 5月 不登校がちになる。保護者がいじめについて担任に相談。担任が男子生徒が泣く姿を目撃。学校として加害生徒を指導し、男子生徒に謝らせる

 7月 保護者からの相談を受け、加害生徒への2回目の指導。学年集会を開く。その後、男子生徒は「ちくった(いいつけた)」などと友人に言われる

 8月ごろ 友人らから「変態」「寝ぐせがひどい」などとからかわれる

 秋ごろ 「転校したい」と親に言った後に自殺

 11月25日 市教委が第三者委員会に調査を依頼

 <2015年>

 6月23日 第三者委が市教委に調査結果を答申。市教委が男子生徒の保護者に謝罪

 8月21日 市教委が男子生徒の自殺を公表

いじめが原因で自殺した岩手県矢巾町の中学2年村松亮君の件で、対応を変えたのか?

子どもの自殺、9月1日最多 夏・春休みの終わりに集中 08/12/15(朝日新聞)

太田泉生

 18歳以下の自殺人数を日付別に分析したところ、9月1日が突出して多く、夏休みなど長期休暇が明けた時期に集中していることが内閣府の調査でわかった。増加傾向がみられる8月下旬から9月上旬を前に、文部科学省は今月4日、児童・生徒への見守りを強化するなど重点的な対応を求める通知を全国の都道府県教育委員会に出した。

 1972~2013年の42年間に自殺した子どもの総数は1万8048人で、日付別に合計した。最も多かったのは9月1日(131人)で、4月11日(99人)、4月8日(95人)、9月2日(94人)、8月31日(92人)が続いた。

 7月下旬から8月上旬は40人以下の日が多いが、8月20日以降は連日50人を超えていた。夏休みや春休みなどの終わりが近づくと、自殺者が増える傾向が浮かび上がった。

 内閣府はこうした傾向について「生活環境が大きく変わり、プレッシャーや精神的動揺が生じやすいと考えられる」と指摘。長期休業の期間に合わせて、児童・生徒の見守りを強化したり、相談に応じたりすることが効果的だと提言した。

岩手県中2自殺「いじめをやらせていた女子生徒がいた」父が告発 08/06/15(WEB女性自身)とは下記のサイトに女性との事なのか??

【衝撃画像あり】岩手中2自殺、村松亮君加害者に黒幕女子がいた!→黒幕女子の写真、ヤバすぎる素性あり・・・ 08/11/15(warotter(ワロッター))

<矢巾中2自殺>担任、父親と面会し謝罪 08/06/15(河北新報)

 いじめを訴えた岩手県矢巾町の中学2年村松亮君(13)が自ら命を絶って1カ月となった5日、遺族は墓前に手を合わせ冥福を祈った。父親(40)は、村松君の担任教諭が4日に自宅を訪れ、謝罪したことを明らかにした。

 父親によると、担任は「大変申し訳ありませんでした」と語った。村松君の訴えや悩みを受け止めきれなかったことや、問題を1人で抱え込んでしまったことなど判断の誤りを謝罪したという。

 父親は「私が思う以上に、担任は息子とコミュニケーションを取っていた。教室の座席も教卓に近く、よく話をしていたようだ」と語った。

 遺族は5日正午、村松君が眠る墓地を訪れ花やジュースを供えた。父親は「いつでも会いに来られる。いじめがない場所で、ゆっくり安らかに休んでほしい」と語り掛けた。

 この1カ月を振り返り「つらかったが、遠方からも応援の手紙を頂き励みになっている。第三者委員会と警察の調査でいじめの実態を明らかにしてほしい」と求めた。

 町教委は同日、父親と話し合い、第三者委の設置条例案について合意した。条例案は8月中に町議会に提出する方針を示した。

岩手中2いじめ自殺事件を受け文科省がチェックリストを発表 08/05/15(ザ・リバティweb)

岩手県の中学2年生がいじめを苦に自殺したとみられる事件で、学校内での調査結果を受け、文部科学省はいじめ対策の9項目のチェックリストを4日発表した。5日付各紙が報じた。

学校側が7月26日に出したいじめ調査報告書では、いじめが疑われる13件の行為が検証され、6件がいじめと判定された。一方で、7月7日に学校内で446人の生徒に行ったアンケートでは、この13件の他に「柔道のように投げていた」などのいじめが疑われる10件の事例が報告されている。

自殺した生徒は、担任に毎日提出していたノートでいじめ被害を訴えていたが、担任は他の教員に伝えていなかった。この中学校が独自に定めた「いじめ防止基本方針」では、いじめの情報共有などを定めていたが、実施されていなかったことが明らかになった。

担任の教師は8月4日、生徒の父親に謝罪。担任は生徒の父親に対し、校内で情報共有できなかったことについて、「生徒指導主事は4月から新しくなったので信用ができなかった」などと説明した。

文科省は、この中学校にいじめに対応する組織はあり、きちんと対応していれば自殺を防げた可能性は高いと検証の結果を報告。こうした状況の学校が他にもある可能性を懸念し、「些細な徴候や懸念、訴えを一人の教員で判断せず、すべて対策組織に報告すること」や「いじめの把握がマイナス評価につながるものと考えず、問題を隠さないこと」などとするチェックリストを全国の教育委員会などに通知した。

例年、夏休み明けの9月1日に、18歳以下の自殺が急増していることから、文科省は学校側に対し、夏休み中にいじめ対策を行い、各教委に報告するよう求めた。

児童・生徒がいじめが原因で自殺したことが疑われると、その事件を教訓とした対策が講じられることが多い。しかし、今回の対策では、まだ不十分な点が見受けられる。

まず、「問題を隠さないこと」としているが、教師がいじめを報告しなかった場合の罰則は定められていない。そのため、隠ぺい体質の学校に改善を促すにも限界があると予想される。

また、こうしたチェックリストの内容が、学校で教師に周知徹底されない恐れもある。現に、いじめ解決の専門家、一般財団法人「いじめから子供を守ろうネットワーク」代表の井澤一明氏によると、最近、いじめについての講演で訪れた学校の教師が、2013年に制定された「いじめ防止法」の内容をほとんど知らないことに驚いたという。

夏休み明けにいじめを苦に自殺する子供が多いなら、「自殺を考える前に学外の専門家に相談する」「転校という選択肢もある」といった手段についてもさらなる告知が必要だろう。そうすれば、悩んでいる子供や家族は夏休みの間に行動できる。

「いじめゼロ」をよしとするのではなく、「いじめにきちんと対応してきた」学校を高く評価すべきだ。学校の教師が「いじめは許さない」という姿勢を崩さず、小さなサインを見逃すことなく対応すれば、防げる悲劇はある。(居)

多くの人は検索して学校名は知っていると思うが、この学校、特殊なのか知らないが、おかしい。教員は移動するので、教員が移動するエリア、つまり、 岩手県教育委員会や教育研究所(監事 立花 常喜 矢巾町教育研究所長)の 教員達の中には問題を抱えた教員が確実にいるということ。

「当時の校長によると、担任は生徒指導担当の教員や校長、副校長らにも相談。9月には別の教員とともに、村松さんやトラブル相手の生徒を交えて面談し、指導したという。 当時の校長は『生徒がトラブルを抱えれば、学年の教員や管理職で絶対に共有する。村松さんのケースはいじめの前段階で対処し、一定の解決をみたと考えた』と説明。」 岩手中2自殺:「いじめ」訴え昨春から 07/15/15(毎日新聞)

これは単なる偶然なのか。それとも弁護士や誰かの入れ知恵なのか?どう見てもいじめと認めない、いじめと報告しない体質がしみ込んでいると思える。 前年に、学年は違っても担任は生徒指導担当の教員や校長、副校長らにも相談する事態になっている。この事は担任は知らなかったのか?知らなかったと すればこの学校に問題がある。教員が変われど、校長が変われど、問題がある。これは岩手県教育委員会エリアの教員達や校長達が基本的に問題がある、 又は、長い教員生活を通して問題があるような考え方になるように洗脳されている可能性もある。

今、安保の解釈に多くの国民が反対しているのはなぜか?自民党の議員は反対しない。なぜか?反対しないような環境で考え方が似ている人々が集まっているからだ。 岩手県教育委員会エリアの教員や校長が全て自民党議員と考えてみればよい。他の人達から見ればおかしいと思っても、同じ考えや思想のグループの 中ではおかしいとは思わない。

謝罪した担任は過去の経験や研修と通して、どうして他の教員、校長、副校長らに相談せずに解決しようとしたのか明確に説明するべきだ。 彼女の説明をモデルケースとしてどのようにして間違った考え方をするのか分析するべきだ。心理学の専門家もチームに入れるべきであろう。 涙を流したら許されると勘違いさせてもいけない。また、彼女は新人ではない。彼女の間違いから新人教員の指導の仕方も改善できるかもしれない。

岩手の中2自殺、担任「自分で解決したかった」父に謝罪 08/05/15(毎日新聞)

 岩手県矢巾(やはば)町で中学2年の村松亮さん(13)が自殺した問題で、担任教諭が4日、村松さんの自宅を訪れ、父親(40)に「いじめに早く気づけず無力だった。申し訳ありませんでした」と謝罪した。父親が明らかにした。

 父親によると、いじめにあっている情報を他の教員に相談しなかったのかどうかを問うと、担任は涙を流しながら「そうです」と答えた。担任は、村松さんと教室で雑談をするなかで信頼関係が築けていたとの認識を示し、「自分で何とか解決したかった」と話したという。

 学校が7月26日に公表した調査報告書では計6件をいじめと認定。「いじめが自殺の一因と考えられる」と認めた。(金本有加)

岩手県中2自殺「いじめをやらせていた女子生徒がいた」父が告発 08/06/15(WEB女性自身)

《授業終了後、CはすぐにA君の所に行き、A君の髪をつかみ3回机に叩きつけた》

  A君とは、7月5日に電車に飛び込んで、自らの命を絶った岩手県矢巾町の中学2年生・村松亮くん(享年13)のこと、そしてCとは亮くんをいじめていた同級生だ。

亮くんの死後、中学校は生徒たちに聞き取り調査を行い、39ページの報告書にまとめた。 亮くんの父に中学校から報告書が手渡されたのは7月26日、本誌が取材したのはその翌々日だった。 いじめ実行犯 の男子生徒は4人。報告書を受け取った当日、父は彼らを暴行、強要、侮辱容疑で岩手県警に告訴し、受理された。報告書に登場する人物たちは、すべてアルファベットで表記されていた。

「BCDEがその4人です。机に頭を叩きつけたのがC、亮に向かって教科書を投げつけたりしたのがBです。4人はみんな亮と同じクラスでした」(父)

学校の聞き取り調査にも彼らは不誠実だったようだ。例えばB少年に関しては、《(Bは)A君の左ほほを1回殴っていた。本気ではないが、強かった。A君が泣いていた》というクラスメートの証言があるにも関わらず、B自身は《自分は叩いたり、殴ったりしてはいない》と主張している。父は続ける。

「いじめについては、クラス全員が何らか察知していたようです。でも見ているだけで、止めてくれる生徒は、ほとんどいなかったのです。それに、告訴した4人の男子生徒のほかにも、彼らをそそのかして、いじめをやらせていた女子生徒がいたんです」

今回の事件で、世間を唖然とさせたのは幾度ものSOSにも何も対策を講じなかった女性担任教師の存在だ。

「私はずっと担任教師に会いたいと、校長に申し入れていました。ほかの先生に報告していなかった以上、いじめの推移を知っているのは彼女だけですからね。それなのに、私に会うのが怖くて逃げ回っているのか、通夜や葬式に来ることはおろか、電話1本手紙1枚ありません。学校の報告書には、たくさんの いいわけ のようなコメントをしているのに  」(父)

すでに中学校は夏休みだが、亮くんを死に追いやった、いじめ事件の究明が滞ることがあってはならない。

「出席した校長は『1人1人が安心して学校に来れるような学校教室を作っていくという部分を、みんなで話し合っていかなければならない』『(児童には)一人一人を大切にしていこうという気持ちを伝えたい』と話していた。」

大人になったらわかると思うけど、綺麗ごとは現実ではない。皆で話し合ったら解決できるのか?出来ない。上手く行けば妥協点は見つけられる。 形にこだわったからいじめゼロのために小手先の対応が取られた事を認識して対応しなければ大きな変化はない。

下記の研修講座は校長達にとっていじめの対応に関して意味のないものであったに違いない。


平成27年度 岩手県立総合教育センター 研修講座の概要 2151(岩手県立総合教育センター )

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平成27年度 岩手県立総合教育センター 研修講座の概要 2152(岩手県立総合教育センター )

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平成26年度 岩手県立総合教育センター 研修講座の概要 2151(岩手県立総合教育センター )

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平成26年度 岩手県立総合教育センター 研修講座の概要 2152(岩手県立総合教育センター )
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中2男子自殺・再発防止へ臨時校長研修会(岩手県) 08/03/15(テレビ岩手)

矢巾町で中学2年生の男子生徒がいじめを訴え、自殺した問題で県教育委員会は、3日から県内の小中学校の校長を対象にした臨時の研修会を開き、再発防止に乗り出した。初日の3日は一関地区の研修会が開かれ、 一関市や平泉町など県南4つの市と町にある99の小中学校の校長などが参加した。研修会では、自殺した生徒が通う学校や教育委員会の対応など、これまでの経緯について県教育委員会から説明があった。その後、 グループごとに各校のいじめに対する取り組みや課題などについて話し合いが持たれたほか、去年5月、滝沢市の中学2年の男子生徒が自殺した問題で第三者委員会がまとめた報告書が配られた。出席した校長は 「1人1人が安心して学校に来れるような学校教室を作っていくという部分を、みんなで話し合っていかなければならない」「(児童には)一人一人を大切にしていこうという気持ちを伝えたい」と話していた。 臨時の校長研修会は、6日までに県内6つの地区で開かれる。

「町教育委員会の越秀敏教育長は『調査報告書は詰めが甘い部分もあり、検証対象などは第三者委の調査で精査され増えるだろう』と話している。」

「調査報告書は詰めが甘い部分もあり」と言っているが、組織内での調査の限界、身内に甘い調査の現実、個々の関係者の独自の判断ではない可能性がある 背景での厳しい調査が暴露合戦になるリスクなどの理由で甘くなる理由しかないのではないのか?

岩手中2自殺:いじめ疑いさらに10件 生徒アンケートに 07/30/15(毎日新聞)

 岩手県矢巾(やはば)町の中学2年、村松亮さん(13)がいじめを苦に自殺したとみられる問題で、中学校のいじめ調査報告書で検証の対象になった行為13件以外にも、全生徒へのアンケートで「柔道のように投げていた」など、村松さんへのいじめが疑われる事例が約10件書かれていたことが明らかになった。学校側は「目撃が1件だけだと検証対象にはなりにくい」と説明しているが、8月にも設けられる第三者委員会で調査されることになりそうだ。

 毎日新聞は、生徒に実施したアンケートの回答をまとめた文書を入手した。文書によると、直接見聞きしたことを尋ねた回答欄に「5、6月ごろ、男子が村松さんのことを柔道のように投げていた」「(6月ごろ、村松さんが)胸あたりをつかまれ突き飛ばされたり、髪の毛を引っ張られていた」など、報告書では触れられていない行為が約10件記されていた。

 アンケートの回答を読んだ村松さんの父親(40)は「さらに調査が必要だということが分かった。第三者委でしっかり調査してほしい」と語った。

 村松さんが通っていた中学校は村松さんの自殺を受け、今月7日に1〜3年生の生徒446人にアンケートを実施。さらに、教職員らへの聞き取り調査などから、校長をトップとした調査チームが、同級生らによる村松さんへの行為の中で検証すべきものを13件とし、うち6件をいじめと判断したとする報告書を26日にまとめていた。

 校長は、13件を検証対象にした理由について「詳細は言えない。ただ、目撃が1件だけなら対象になりにくい」と説明。町教育委員会の越秀敏教育長は「調査報告書は詰めが甘い部分もあり、検証対象などは第三者委の調査で精査され増えるだろう」と話している。【二村祐士朗、近藤綾加】

<矢巾中2自殺>学校のいじめ判断 調査焦点 07/29/15(河北新報)

 岩手県矢巾町で中学2年の村松亮君(13)がいじめを苦にして自殺したとみられ、通っていた中学校がいじめが自殺の一因と認めた問題で、町教委は8月初めにも、いじめの態様をあらためて検証し裏付ける第三者委員会を設置する。学校は調査報告書で6件のいじめを認定。いじめと自殺の因果関係や、学校がいじめと判断しなかったトラブルの調査が焦点となる。

 学校は、調査でいじめが疑われた13事案のうち6件について「苦痛を感じていた」として、いじめと判断した。ほかの7件は「階段でズボンを下げられそうになった」「宿泊研修中のけんか」などだった。

 校長は「(村松君の)当時の心境の裏付けが、生活記録ノートやほかの生徒の証言では得られず、判断を見送った」と説明する。

 これに対して父親は「いじめは日常的な苦痛の積み重ねだと思う。これはいじめ、これはいじめじゃないという判断は納得いかない面がある」と反論する。

 町のいじめ防止基本方針によると、第三者委は学識経験者や弁護士の5人で構成する。学校の調査報告書を参考に、新たに全校生徒と教員へのアンケートや聞き取りを実施する。

 父親は委員の人選に関し、半数以上に遺族の意向を反映させることを要望。町教委は全面的に受け入れる方針を示している。父親は「第三者委は学校であったこと全てを明らかにしてほしい」と求めている。

やっと警察の聴取。相手が警察だから嘘ばかり付くと偽証罪が適用されるかも??
あとは警察がどのような質問をするかがポイント?警察のさじ加減で質問が決まる。警察が突っ込んだ質問をするのか、形だけの質問をするかで 事実を簡単にいえるのか、黙秘するのか、決まるかもしれない。

岩手中2自殺、複数の生徒から県警が任意で聴取 07/24/15(読売新聞)

 岩手県矢巾町の中学2年生の男子生徒(13)がいじめ被害を訴えて自殺したとみられる問題で、県警がほかの生徒らに対し任意で話を聞いていることが24日、わかった。

 生徒は複数人に上るとみられ、県警は暴行などの行為がなかったかどうかなどについて確認を進めるとしている。

 男子生徒の父親は12日、同級生から暴力をふるわれたなどとして県警に被害を届け出ていた。また、男子生徒が担任と日々やりとりをしていた「生活記録ノート」や、生徒の書き込みなどが残っていた携帯型ゲーム機などを県警に提出していた。

 県警はすでに、教職員らから任意の事情聴取を進めており、学校での男子生徒の様子などを調べている。

担任に責任の全てを押し付けて幕引きか?

判断ミスとすれば、 「当時の校長によると、担任は生徒指導担当の教員や校長、副校長らにも相談。9月には別の教員とともに、村松さんやトラブル相手の生徒を交えて面談し、指導したという。当時の校長は『生徒がトラブルを抱えれば、学年の教員や管理職で絶対に共有する。村松さんのケースはいじめの前段階で対処し、一定の解決をみたと考えた』と説明。」岩手中2自殺:「いじめ」訴え昨春から 07/15/15(毎日新聞) そして、 「学校では4月に校長が代わったが、当時の校長は『継続的ないじめはないと思い、引き継ぐ必要はないと判断した』という。」岩手の中2死亡、「いじめ訴え」引き継がず 1年時校長 07/16/15(朝日新聞) が事実であれば、当時の校長、松村さんの件で相談を受けて現在も同じ学校にいる教員にも責任があることは明らかだ。

保護者向けのアンケート及び <矢巾中2自殺>いじめ防止策 校内研修せず 07/16/15(河北新報)を実施しなかった校長にも管理及び監督の責任があると思う。

「学校側は、担任が校長に報告するなどの対応をしなかった点を「判断ミス」と認め」となっているから、学校側としては担任に責任を押し付けて、 学校の組織としては責任がないと言っているのだろうか?そうだとすれば、この学校は外部からの大きなメスが入らないと変わらない組織だと思う。

第三者委員会は学校とは独立して調査していると(勝手な勘違いかも?)思うので、どのような報告になるか次第で、第三者委員会の公平性と能力が わかると思う。

岩手の中2死亡、担任対応「判断ミス」 学校側認める 07/24/15(朝日新聞)

 岩手県矢巾(やはば)町で中学2年の村松亮さん(13)が自殺した問題で、村松さんが自殺をほのめかす記述を書いたノートを提出した際、担任は心配して声をかけたものの、その後に具体的な対策を取らなかったことが関係者の話でわかった。学校側は、担任が校長に報告するなどの対応をしなかった点を「判断ミス」と認め、26日に公表する調査報告書に盛り込む方針。

 村松さんは担任に毎日提出していた「生活記録ノート」に6月29日、「もう市(死)ぬ場所はきまってるんですけどね」と書いた。

 関係者によると、学校が担任から聞き取ったところ、これを読んだ後に村松さんに「大丈夫か」などと声をかけ、村松さんは「大丈夫」という意味合いの返事をしたという。

 この応答から担任は「ふだんと変わらない」と判断。「明日からの研修たのしみましょうね」と、7月1日から行う宿泊研修についてコメントを書いた。村松さんは7月5日夜に自殺した。

学校調査に60人が「いじめ見聞きした」 07/16/13(産経新聞)

「岩手・中2自殺」学年主任いじめ証言の同級生脅し「余計なこと言うな」 07/13/15 ( J-CASTテレビウォッチ)

「余計な事を言うな」等を学校主任から言われたかどうか生徒に質問するべき。また、関与した 「同じ学級の4人」岩手の中2自殺、少なくとも4人がいじめ関与 07/23/15(朝日新聞)が他の生徒に対していじめの証言に対して圧力をかけていたのか 質問するべきであろう。
質問はいじめを見聞きした生徒からはじめるべきであろう。その後、学校主任および少なくともいじめに関与した4人に質問するべきであろう。 嘘を付いた場合、多くの証言と食い違いが出るはずだ。そうすれば証言の信頼性も推測できる。

県警、生徒聞き取りへ 暴行の有無を確認 07/23/15(産経新聞)

 岩手県矢巾町の中学2年村松亮君(13)がいじめを苦に自殺したとみられる問題で、岩手県警が月内に同級生や同じ部活の生徒らから、事情を聴く方針を固めたことが23日、捜査関係者への取材で分かった。いじめに関わった可能性があると名前が挙がった複数の生徒も含まれ、暴行容疑に当たる事案がなかったか慎重に捜査を進める。

 捜査関係者によると、県警は村松君が担任に提出していた生活記録ノートの提供を受け、既に教職員からは聞き取りを始めた。ノートに同級生らからの暴力を示唆する記述があった上、村松君が机に頭を打ち付けられていたとの情報も得ており、目撃した生徒がいないか、村松君の学校での様子などを詳しく聴く。

 学校はいじめがあったと認める内容を盛り込んだ調査結果を、26日をめどにまとめ、遺族や他の生徒の保護者に順次説明。町教育委員会は今後、第三者委員会を設置し、亡くなった原因を調べる。

「 学校側は、いじめ防止対策推進法がいじめの定義とする「苦痛を感じていた」かどうかを、それぞれの証言に当てはめて検討。いじめに該当するかどうかを判断する。」

学校側はこれまでの方針で苦痛に感じていないと判断したいと思う。

<矢巾中2自殺>いじめ証言十数件 07/23/15(河北新報)

 岩手県矢巾町で中学2年の村松亮君(13)がいじめを苦にして自殺したとみられる問題で、亡くなった後に学校が実施したアンケートと聞き取り調査の結果、村松君へのいじめの疑いがある証言が十数件あったことが22日、町教委への取材で分かった。町教委は同日、学校がまとめる調査報告書を26日にも遺族に示すことを明らかにした。

 町教委によると、アンケートは全校生徒445人に行い、村松君と同じクラスや部活の生徒には聞き取り調査をした。「悪口を言われていた」「体をたたかれていた」など、いじめの疑いのある証言が十数件に絞られた。

 学校側は、いじめ防止対策推進法がいじめの定義とする「苦痛を感じていた」かどうかを、それぞれの証言に当てはめて検討。いじめに該当するかどうかを判断する。

 学校が遺族に示す調査報告書は、村松君へのいじめの有無や生徒間トラブルへの全教員の対応状況の検証を盛り込む。町教委が設置する第三者委員会にも提出する。

 第三者委の設置や人選について、村松君の父親は21日、町総合教育会議が主導するよう要望した。

 高橋昌造町長は「教育長には遺族の気持ちを誠実に受け止め、寄り添った対応をするよう指示している」と述べ、引き続き町教委に対応させる意向を示した。

岩手の中2自殺、少なくとも4人がいじめ関与 07/23/15(朝日新聞)

 岩手県矢巾(やはば)町で中学2年の村松亮さん(13)が自殺した問題で、村松さんへのいじめに関与した生徒が少なくとも4人いることが関係者の話で分かった。学校は26日にも公表する調査報告書に盛り込む方針だ。

 学校は生徒や教職員へのアンケートや聞き取り調査をし、22日までに終えた。生徒の目撃証言などを精査し、村松さんが2年生になって以降、同じ学級の4人が関わったことが分かった。学校は、村松さんの遺族から「いじめに関わった生徒を特定してほしい」との要望を受けていた。

 報告書では、村松さんが1年生時から、悪口を言われたり体をたたかれたりするなど、数件から十数件のいじめを受けていたことを認定する。村松さんが今月5日に自殺した大きな要因がいじめだったとも認定する方針だ。

 学校は26日にも報告書を村松さんの遺族や、生徒の保護者らに公表する方向で調整している。(斎藤徹)

 21日の県教育委員会議で、八重樫勝教育委員長が矢巾町の中学2年の男子生徒がいじめを苦にして自殺したとみられる問題で「県中学校総体で(男子生徒が通っていた) 学校の生徒に『お前ら出る資格があるのか』などとやじを言った大人がいると聞いた」と指摘する一幕があった。同問題の影響は学校の内外に大きく広がり、生徒は学習や部活動などで不自由な学校生活を強いられている。 保護者からは子どもの状況を案じる声が聞かれ、学校への一層の支援が必要だ。

岩手県教育委員会はいじめを放置し、自殺者が出るとどのような影響や結果になるのか今回の事件を通して嫌でも学んだと思う。

「県中学校総体で(男子生徒が通っていた)学校の生徒に『お前ら出る資格があるのか』などとやじを言った大人がいると聞いた」について程度の問題ではないと 言えばそうかも知れないが、いじめを隠蔽した、又は、いじめがないように偽装した教諭達や校長に比べれば軽い。

東芝の不正会計を考えると、いじめに関与していなくともその学校の生徒であるだけでネガティブな影響や 不適切な対応を受ける事は不愉快な経験であるが、問題を先送りして最悪の結果となった場合、いじめに関していなくとも影響を受ける事を経験することは生徒がそこから 何かを学べば全てマイナスでは無いと思う。
この学校を卒業し教師になる生徒がいれば、何もなかった学校を卒業した生徒よりもいじめに対して深く考えられると思うし、いじめのサインを知りながら いじめがなかった事にした教諭達や校長のようにはならないと思う。不愉快な経験であっても克服できれば将来に生かせる経験となると思う。 ただ、皆、同じ結果とはならないし、克服できない人もいるかもしれない、副作用のリスクのある予防接種のケースのように、自己責任と運次第と言う 場合もある。判断する力を段階を追って子供達に身に付けさせる事が重要。

多くの教育委員会は逃げる事ばかりの対応が多いと感じる。

中総体でやじ、生徒へ影響懸念 矢巾・中2自殺問題 07/22/15(岩手日報)

 21日の県教育委員会議で、八重樫勝教育委員長が矢巾町の中学2年の男子生徒がいじめを苦にして自殺したとみられる問題で「県中学校総体で(男子生徒が通っていた)学校の生徒に『お前ら出る資格があるのか』などとやじを言った大人がいると聞いた」と指摘する一幕があった。同問題の影響は学校の内外に大きく広がり、生徒は学習や部活動などで不自由な学校生活を強いられている。保護者からは子どもの状況を案じる声が聞かれ、学校への一層の支援が必要だ。

 心ないやじがあったこともあり、18~20日の県中学校総体の競技会場で同校は「校名」を出すことを控える様子がうかがわれた。

 岩手日報社の取材や保護者らの証言によると、県央部の会場では自校の試合の時以外は学校の横断幕を掲げなかった。県南部の会場では選手以外の生徒の会場入りを見合わせ、県央部の会場では横断幕を掲げなかった。

 校内では調査が始まった7日から、2学年や調査に深く携わる一部の教諭の授業が自習となることが多く、学習面への影響が出ている。報道各社の取材にいじめの実態などを証言した生徒がほかの生徒らに嫌がらせを受けていると話す生徒もおり、新たなトラブルの発生も懸念される。

「21日に町役場を訪れた父親は『第三者委の設置には、教育委員会だけでなく、町長にも関わってほしい』と話した。」

町長に関わってほしいと要望したのは良いアイディアだ。町長に対しても調査報告書に対して責任が伴ってくるので町長が良心的であるなら おかしなことに目を瞑らないであろう。

しかし村社会的な構造であれば、公平な調査は難しいかもしれない。

<矢巾中2自殺>父親、教育会議が第三者委人選を 07/22/15(河北新報)

 岩手県矢巾町で中学2年の村松亮君(13)がいじめを苦にして自殺したとみられる問題で、村松君の父親は21日、いじめの有無などを究明する第三者委員会の設置をめぐり「町教委への不信感が高まった」として、運営や人選は町長をトップとする町総合教育会議で行うよう町に要望した。

 町教委は同日、弁護士会などに出した第三者委メンバーの推薦依頼を取り下げた。町議会が23日に審議する予定だった第三者委の設置条例案も提出を見送る。

 村松君の父親によると、第三者委の人選に遺族の意向を反映するよう求める要望書を17日に提出した際、町教委は「既に委員選定の推薦を依頼しており変えられない」と難色を示した。その後、一転して遺族の意見を聞きながら人選をやり直す方針を示した。

 越秀敏教育長は「遺族に不信感を抱かせてしまい申し訳ない。町長の回答をみてもう一度話し合いの場を持ちたい」と話した。

 岩手県教委は同日の定例教育委員会で、全公立校が昨年度策定した「いじめ防止基本方針」の運用状況などに関する調査を7月中に始め、8月末にも結果を取りまとめる方針を示した。

 8月初めに全小中学校長を対象に、いじめ防止研修会を開催することも報告された。昨年、滝沢市であった中学2年男子の自殺をめぐり、いじめとの関連性があったと結論付けた第三者委の報告書を全校長に配布し、対処策を検討する。

岩手中2自殺:「遺族の意向に沿った第三者委運営」要望 07/21/15(毎日新聞)

 岩手県矢巾町の中学2年、村松亮さん(13)がいじめを苦に自殺したとみられる問題で、村松さんの父親(40)は21日、いじめを調べる第三者委員会が設置された場合、遺族の意向に沿った運営や調査の透明化を求める要望書を同町に提出した。

 同町は、第三者委設置に関する関係条例案を今週中にも町議会に提案する予定で、委員の人選も進めていた。しかし、設置に関して父親への相談がなかったことから、父親らは17日、「委員の半数以上を遺族が推薦する有識者から選んでほしい」と要望。同町は条例案の提案を先送りすることにした。

 21日に町役場を訪れた父親は「第三者委の設置には、教育委員会だけでなく、町長にも関わってほしい」と話した。さらに、遺族側の要望を聞いてもらえるよう、臨時の町総合教育会議の開催も求めたという。【二村祐士朗】

「 村松さんについて2年生の教員の間では友人が少なく、配慮が必要な生徒だという認識は共有されていたということですが、いじめをうかがわせるノートの内容が伝わっていなかったことから、 町の教育委員会は、いじめがあったとした上で、基本方針にもとづいた校内での組織的な対応が不十分だったことを認め、今週中にもまとめる予定の調査報告書に盛り込む方針です。」

おかしな表現である。いじめの認識はないが「 村松さんについて2年生の教員の間では友人が少なく、配慮が必要な生徒だという認識は共有されていた」
配慮が必要な生徒であるならなぜ担任はいじめを疑わせる「生活記録ノート」について一切報告をしていないのか?また、友達が少なく、配慮が必要な 生徒との認識があれば、彼が所属するバスケットボール部の顧問とも情報を共有する必要があると思わなかったのか?

「岩手・中2自殺」学年主任いじめ証言の同級生脅し「余計なこと言うな」 07/13/15 ( J-CASTテレビウォッチ)との記事があるが、 なぜこの学年主任はこのような事を言ったのか?このような威圧的な教師に情報を言う生徒はいてもかなり少ないだろう。

「町の教育委員会は、いじめがあったとした上で、基本方針にもとづいた校内での組織的な対応が不十分だったことを認め、今週中にもまとめる予定の調査報告書に盛り込む方針です。」

「学校は、村松君が担任に提出した生活記録ノートのコピーの提供を警察から受けた。1年時のノートにも「まるでいじめられるような気分でいやです」(昨年5月1日)などと、いじめをうかがわせる記載があり、関係する生徒への聞き取りを行うとしている。

」岩手の中2自殺、学校が中1時のいじめ調査 07/16/13(日本経済新聞)
の情報は共有されなかったのか。

「電車に飛び込んで自殺したとみられる岩手県矢巾やはば町の中学2年の男子生徒(13)が、1年時に担任とやりとりしていた『生活記録ノート』でもいじめ被害を訴え、『もうげんかいです』と書いていた。  担任らは当事者同士の話し合いなどで問題解決を図っていたが、学校は町教育委員会にいじめの報告をしていなかった。」「もう限界」ノート記述…昨年のいじめ報告せず 07/12/13(読売新聞)
これだけの事実があれば組織的な対応が不十分だったではなく、組織的に対応しない学校の体質があった、又は、口裏あわせでかなりマイルドな表現を 調査報告書に書こうとしていると思える。どうですか、越秀敏矢巾町教育委員会教育長そして松尾光則(元教育長)矢巾町教育委員会教育委員長!

ノートの内容 共有されず 07/19/15(NHK岩手)

矢巾町で中学2年生の男子生徒がいじめをうかがわせる内容を学校のノートに書き残し、自殺したとみられる問題で、ノートの内容が担任からほかの教員に伝わっていなかったことが学校の聞き取り調査でわかりました。
町の教育委員会は、校内での組織的な対応が不十分だったことを認め、調査報告書に盛り込む方針です。
矢巾町の中学2年生の村松亮さん(13)は、担任の教諭とやりとりする「生活記録ノート」にいじめをうかがわせる内容を記し7月5日に自殺したとみられています。
この問題を受けて中学校が、当時の学校や担任の対応について教職員34人から聞き取り調査を行った結果、いずれも、「ノートの内容について相談はなかった」などと答え、担任からほかの教員に伝わっていなかったことがわかりました。
中学校はいじめを防ぐための基本方針で、生活記録ノートなどを活用し、教職員の間で情報交換しながらいじめの早期発見に努めることなどを定めています。
村松さんについて2年生の教員の間では友人が少なく、配慮が必要な生徒だという認識は共有されていたということですが、いじめをうかがわせるノートの内容が伝わっていなかったことから、町の教育委員会は、いじめがあったとした上で、基本方針にもとづいた校内での組織的な対応が不十分だったことを認め、今週中にもまとめる予定の調査報告書に盛り込む方針です。

調査報告書、いじめ認める内容 矢巾の中2自殺 07/19/15(岩手日報)

 矢巾町の中学2年の男子生徒がいじめを苦に自殺したとみられる問題で、学校が今週中をめどにまとめる調査報告書にいじめを認める内容を盛り込むことが18日、関係者への取材で分かった。生徒アンケートや聞き取り調査を踏まえて判断した。いじめと自殺の因果関係の記載は結論を得ていないとみられる。第三者委員会の人選は白紙に戻し、遺族の要望を踏まえて再検討する。

 学校は生徒死亡後、生徒445人にアンケートを実施。その後実施した生徒127人への聞き取り調査では、男子生徒と学級や部活が異なる生徒だけで、約60人がいじめを見聞きしたと回答した。

 いじめに関与したとみられる生徒や教職員への聞き取りなども踏まえ、報告書の作成を進めている。いじめと自殺の因果関係に関する内容の報告書への記載は検討中だ。

 男子生徒が担任とやりとりする生活記録ノートには「づ(ず)っと暴力、ずっとずっと悪口」「氏(死)にたい」などの記述があり、学校が6月に実施したアンケートでは「いじめられたりする時がよくあります」と回答していた。

岩手中2自殺 いじめ認める 学校が報告書記載へ 07/19/15(スポニチ)

 岩手県矢巾町の中学2年村松亮君(13)がいじめを苦に自殺したとみられる問題で、中学校が、いじめがあったと認める記述を、来週をめどにまとめる調査報告書に盛り込むことが18日、学校や町教育委員会への取材で分かった。

 学校は村松君の死後、生徒や教職員を対象にアンケートや聞き取りによる実態調査を行った。少なくとも約60人の生徒が村松君へのいじめを見聞きしたことがあると回答した。同町の越秀敏教育長は「たとえわずかなことであっても、受けた側に心理的な影響があればいじめだ」と述べ、村松君のケースがいじめに当たるとの考えを示した。

越秀敏矢巾町教育委員会教育長は発言を修正せざるを得ない状況に追い込まれたのか?

中学校、報告書で「いじめ」認める方針 名前挙がった生徒にも確認 07/18/15(産経新聞)

 岩手県矢巾町の中学2年、村松亮君(13)がいじめを苦に自殺したとみられる問題で、中学校が、いじめがあったと認める記述を、来週をめどにまとめる調査報告書に盛り込むことが18日、学校や町教育委員会への取材で分かった。

 学校は村松君の死後、生徒や教職員を対象にアンケートや聞き取りによる実態調査をした。少なくとも約60人の生徒が村松君へのいじめを見聞きしたことがあると回答した。名前の挙がった生徒らにも事実確認しており、こうした調査結果を踏まえて判断した。

 町の越秀敏教育長は「たとえわずかなことであっても、受けた側に心理的な影響があればいじめだ」と述べ、村松君のケースがいじめに当たるとの考えを示した。町は同日、「いじめ問題対策連絡協議会」を開き、再発防止策などを検討。

 村松君は7月5日夜、JR矢幅駅で列車にはねられ死亡した。担任に提出していたノートには、「もうつかれました」「死にたいと思います」などと書かれていた。

岩手の中2死亡、第三者委の委員選定に父親参加へ 07/18/15(朝日新聞)

 岩手県矢巾町で中学2年の村松亮さん(13)が自殺したとみられる問題で、町教育委員会は18日、いじめの有無を検証するために設ける第三者委員会の委員選びに村松さんの父親(40)も参加してもらうことを明らかにした。

 父親は「町が選ぶ委員だけで構成される第三者委は公平性に欠ける」として、遺族の声を反映するよう町教委に求めていた。18日に会見した越秀敏・町教育長は「遺族の意向を尊重することは大切で、要望に応えることにした」と述べた。

 すでに委員5人について県教委や医師会などに推薦を依頼していたが、取りやめて白紙に戻すという。これにより第三者委の立ち上げは、8月以降にずれ込むとみられる。(角津栄一)

矢巾町教育委員会はひどいな!越秀敏矢巾町教育委員会教育長の意向だけでなく松尾光則(元教育長)矢巾町教育委員会教育委員長も 了承している事なのか?

岩手県滝沢中2自殺…カッターナイフ向けるも「遊びの延長」 07/16/14(Girls Channel) との報告書が昨年提出された。しかし <滝沢中2自殺>第三者委「いじめあった」 03/26/15(岩手日報)で覆されている。

大津いじめ自殺事件の遺族が介入した事は村松亮さんの父親にとっては良い事であろう。経験がないと後手になってします。個人的な経験だが 公務員の言葉や約束をそのまま信用してはいけない。疑問に思ったら騙されていると想定して対応する事。相手が嘘を付いていると思ったら メモでも録音でも良いから証拠を残しておく事。嘘を付く事になれている公務員であれば、忘れたとか、記憶にないとか、証拠がないとか 平気で言ってくる。証拠がなければ泥沼。言った、言わないの低レベルな戦いになってしまう。

裁判になっても同じ事が言える。事実であるのか、真実であるのかはそれほど重要ではない。証拠がなければ判断材料とならないので 悔しい思いをする、又は、証拠がない場合よりも時間がかかってしまう。

公務員の言葉や約束が信用できないについては裏切られたり、そのような経験がない人には理解できないかもしれない。 しかし、想定して対応したほうが良い。

矢巾町中2男子自殺・父親が大津いじめ自殺事件の遺族と対面(岩手県) 07/17/15(鹿児島読売テレビ)

矢巾町の中学2年の男子生徒がいじめを訴え自殺した問題で、この生徒の父親が17日、滋賀県大津市でいじめを受けて自殺した男子生徒の父親と対面した。矢巾町教育委員会にいじめの実態を調査するため23日に予定されている第三者委員会の設置について要望書を提出した。 要望書を提出したのは、いじめを訴え、今月5日に列車に飛び込み自殺した矢巾町の中学2年、村松亮さん13歳の父親と2011年10月に滋賀県大津市でいじめを受けて自殺した当時中学2年生の男子生徒の父親。大津市の中学2年生の自殺は、おととし6月のいじめ防止対策推進法の制定の大きなきっかけになった。 17日提出された要望書には、客観性と公平性が保たれる委員会を組織することや、第三者委員会が行うアンケートの調査結果について、学校側が修正を加えることができないようにすることなど7点が記されている。大津市の父親は「お父さんに第三者委員会の設置について、今までまったく説明していなかった。 何も言っていなかったら23日に決まってる。決まった後、事後報告するつもりでしたかと言ったら、教育長に声を荒げられて、ちょっと驚いた」と話していた。この父親は、このあと矢巾町の亮さんの自宅を訪れ、仏前に手を合わせた。

岩手・中2死亡で父親「検証委に遺族の声反映を」 07/18/15(朝日新聞)

 岩手県矢巾町で中学2年の村松亮さん(13)が自殺したとみられる問題で、村松さんの父親(40)が17日、町教育委員会に対し、いじめの有無を検証するため設置する第三者委員会に遺族の声を反映するよう求めた。

 町教委を訪れた父親は「町が選んだ委員だけで構成されると学校側に有利な調査をする恐れがあり、公平性や透明性の担保ができない」と主張した。これに対し、越秀敏・町教育長は「一刻も早い第三者委の設置を求めていた遺族の要望に沿って人選を進めている」と述べるにとどめた。

 要望には、大津市で2011年にいじめを受けて自殺した中学2年の男子生徒の父親(50)も同席した。当時の経験を各地のいじめ問題に生かそうと活動しており、村松さんの父親にも協力を申し出たという。(斎藤徹)

「基本方針は、2013年施行のいじめ防止対策推進法で各学校に策定が義務付けられている。保護者向けのアンケートは学校の防止基本方針で6、10月の年2回実施することにしている。校長によると、前年度もいじめに特化した保護者アンケートは実施されず、本年度も実施予定はなかったという。」

越秀敏矢巾町教育委員会教育長、矢巾町の中学校の隠蔽工作はすごいよ。これじゃ、越秀敏矢巾町教育委員会が怠慢、又は故意にチェックしない場合は いじめは自殺者が出るまで発覚しないシステムが確立している。
「保護者向けのアンケートは学校の防止基本方針で6、10月の年2回実施することにしている。」と対外的には公表し、実際は実施しないし、実施する予定もない。 権限を持っている人や組織が介入しないと、内部情報までは調査できない。学校ぐるみで口裏を合わせれば、自殺等の問題が発生するまでいじめを隠し通せる システムだ。これは誰が考え出したのか、いじめの引継ぎはしてなくても、いじめの偽装工作又はいじめの偽装報告は引き継がれている。

岩手県教育委員会では常識なのか?それとも矢巾町には中学校が2つしかないが、矢巾町教育委員会の常識なのか?先生達が他の地区の学校にも 移動するので、このような手法は知られている、又は、拡散していても不思議ではない。文化や習慣も同じように伝わっていく。隣接する地域では 習慣、価値観、食文化、方言などが似ているのは同じ理由。人を通して拡散していく。今回は学校関係者達。

保護者アンケート、6月に未実施 矢巾・中2自殺問題 07/17/15(岩手日報)

 矢巾町の中学2年の男子生徒がいじめを苦に自殺したとみられる問題で、中学校が同校のいじめ防止基本方針に基づき行う早期発見のための保護者アンケートを、予定した6月に実施していなかったことが16日、校長への取材で分かった。昨年7月策定の町いじめ防止基本方針には関係機関の連携を図る連絡協議会設置が盛り込まれたが1年間開催されず、町教委は18日に初会合を開く。防止対策の形骸化が浮き彫りになり、実効性があらためて問われている。

 基本方針は、2013年施行のいじめ防止対策推進法で各学校に策定が義務付けられている。保護者向けのアンケートは学校の防止基本方針で6、10月の年2回実施することにしている。校長によると、前年度もいじめに特化した保護者アンケートは実施されず、本年度も実施予定はなかったという。

 同基本方針に定めた取り組みの中で、教職員の資質向上に向けて取り組み姿勢を評価する自己診断も6月の予定が未実施。いじめの早期発見を目的とした生徒対象のアンケートは年3回(5、11、2月)の実施予定だが、1回目は6月にずれ込んでいた。

 町いじめ防止基本方針には学校や町教委、子育て支援センター、警察などの関係機関でつくる町いじめ問題対策連絡協議会の設置を明記。いじめ根絶への方策や情報交換が目的だが設置に至っていなかった。越秀敏教育長は「方針をつくり、すぐ設置すべきだったが怠っていた」と釈明する。

問題のある公務員組織は実際のところ、こんなものだろう。いろいろと言い訳だけはすらすらと言うが、突き詰めると逃げる。それも受け入れらない ような屁理屈やノーコメントで逃げる。

「いじめ防止のために町が実施する施策として、「いじめ問題対策連絡協議会」の設置を決めている。町内の6小中学校と町教委、町PTA連合会、スクールカウンセラーや紫波署などから構成され、各校でのいじめ防止の取り組み推進や、いじめの実態把握を行うとしていた。」

形だけの日本の特徴。新国立競技場建設費用問題と同じ。本質を無視し、国際的信頼、納期などいろいろと理由を探して正当化する。
下記の記事は矢巾町教育委員会だけの事であるが、今回の対応から推測して岩手県教育委員会の管理される学校の問題であると思う。 掘り下げて調べれば調べるほど辻褄の合わない問題が出てくると思う。紫波署が捜査の担当なのか知らないが(どこへ被害届が出されたのか知らない) 理論的に捜査すればいろいろと出てくると思う。見落とすのか、見つけるのかは、警察官の能力及び/又はやる気次第。
岩手県滝沢中2自殺…カッターナイフ向けるも「遊びの延長」 07/16/14(Girls Channel)は偶然ではないと思う。

町・学校のいじめ対策、未実施ばかり…中2自殺 07/17/15(読売新聞)

 いじめ被害を訴えていた岩手県矢巾町の中学2年の男子生徒(13)が電車に飛び込み自殺をしたとみられる問題で、町と男子生徒が通っていた学校は、いじめ防止対策推進法に基づく対策を予定通りに実施していなかったことがわかった。

 同法に基づき町と学校が定めている、いじめ防止の基本方針が形骸化している現状が浮き彫りになった。

 町は2014年7月、いじめ防止対策推進法(13年9月施行)に基づき、「町いじめ防止基本方針」を策定した。このなかで、いじめ防止のために町が実施する施策として、「いじめ問題対策連絡協議会」の設置を決めている。

 町内の6小中学校と町教委、町PTA連合会、スクールカウンセラーや紫波署などから構成され、各校でのいじめ防止の取り組み推進や、いじめの実態把握を行うとしていた。しかし、基本方針の策定以降、一度も設置されなかった。男子生徒の問題を受け、急きょ18日に設置することを決めた。越秀敏教育長は16日、「(協議会を)すぐ設置すべき所を怠っていた。申し訳ない」と話した。

 また、生徒が通っていた学校は、いじめ防止のために教職員に行わせる「自己診断」を、予定していた今年6月に実施していなかった。学校は「なぜ実施できていなかったのか調査中」としている。

 同法に基づき、同校が策定したいじめ防止基本方針では、教職員の資質を向上させていじめ防止につなげようと、毎年度6、11月にいじめ問題への取り組みについての自己診断の実施を定めている。しかし、今年はまだ実施されていない。

 自己診断は、教職員が19の質問に対し「はい・いいえ」で答える。回答についての解説によって、自身のいじめに対する考え方や取り組み方を見直すことができる。校長は「実施しなかったことと、生徒が亡くなったことは、全く関係ないとは言いきれない」と話した。この学校は、方針で定めたいじめ早期発見のためのアンケート調査も、今年は計画より1か月遅れの6月に実施。6月に予定していた保護者アンケートも実施されていなかった。

 一方、校長は16日、全校生徒約450人に対するアンケートと、一部の生徒への聞き取り調査をほぼ終えて、調査報告書の作成に着手したと明らかにした。

 聞き取り調査は、男子生徒の同級生と所属していた運動部生徒約70人と、アンケート調査で「いじめと思われる場面を実際に見たか、男子生徒から聞いた」と答えた生徒ら約60人を対象に実施した。そのうえで、「男子生徒をいじめた」と指摘された生徒への聞き取りも行った。(福元洋平、安田英樹)

越秀敏矢巾町教育委員会教育長、この学校調査についてどうコメントするのか?前校長からも話は聞いたか?スクールカウンセラーや 教育研究所(監事 立花 常喜 矢巾町教育研究所長)は校長が いじめを報告しなかったから介入できなかったのか?
現在の校長と前校長に責任があると思うのか?それとも担任だけの責任か?過去、2年間のいじめに関するアンケートの結果はどうだったのか? 前校長は「継続的ないじめはないと思い、引き継ぐ必要はないと判断した」と新聞記者には回答しているが、昨年の報告にはいじめとして 報告はしているのか?

幕引きしたいのだろうけど簡単に幕引きさせると同じ事を繰り返す。警察がしっかりと捜査するべきだと思う。

学校調査に60人が「いじめ見聞きした」 07/16/15(産経新聞)

 岩手県矢巾町の中学2年村松亮君(13)がいじめを苦に自殺したとみられる問題で、死亡後に学校が実施したアンケートに対し、クラスメートや同じ部活動の生徒以外で、約60人の生徒が村松君へのいじめを見聞きしたことがある、と回答したことが16日、町教育委員会への取材で分かった。学校は、クラスメートらからもさらに詳しい聞き取りを進め、死亡に至った背景を調べている。

 アンケートは生徒445人を対象に実施。いじめを実際に見たり、村松君から聞いたりしたことがあるかを尋ねていた。

 また、村松君が自殺をほのめかす投稿をした携帯ゲーム機や、亡くなる直前に参加した宿泊研修のノートを父親(40)が県警に提出したことも、関係者への取材で判明。県警は既に、村松君が「げんかいです」「死にたい」などと記した1年1学期から2年1学期の生活記録ノート計4冊の任意提出を受けている。

いじめゼロを達成するためにはいろいろな事が考えられる。アンケートを取らない。校内研修をおこなわない。教員にいじめを報告しないようにプレッシャーをかける。 校長がいじめと認識しないことを教員に間接的に伝えるなど。

例え、今回のように生徒の自殺となっても、理由を付けてアンケートが出来なかったという、研修を行っていないので周知徹底が出来なかったと言える。 全て準備していたようなシナリオや展開。だからこそ生徒が自殺しても逃げれる口実がドラマのように明らかになる。

岩手県教育委員会が本音はどうであれどう対応するか次第で将来に影響するであろう。

<矢巾中2自殺>いじめ防止策 校内研修せず 07/16/15(河北新報)

 岩手県矢巾町で中学2年の村松亮君(13)がいじめを苦にして自殺したとみられる問題で、通っていた学校がいじめ防止対策推進法に基づき策定した「いじめ防止基本方針」を教員間に徹底させるための校内研修をしていなかったことが15日、校長への取材で分かった。学校側のいじめへの危機管理意識が低かった側面は否めず、村松君のいじめトラブルを教員間で共有できなかった遠因になった可能性がある。

 いじめ防止基本方針は、学校ごとに策定が義務付けられている。校長によると、同校の方針は、いじめの疑いや生徒間のけんかを把握した場合、校長と町教委に報告し、教員全体で解決に当たると定めた。

 校内では、いじめに関する教員間の情報共有、関係生徒の日常生活のサポートの在り方などについて、深い議論がなかったという。校長は「教員全体で方針の項目ごとに話し合ったことはなく、学年会議でも協議してこなかった。方針内容を検討するようあらためて指示はしなかった」と釈明している。

 村松君は5、6月に学校の悩みアンケートに「悪口を言われている」「いじめられている」などと記入。同時期に担任に出したノートには「づっと暴力」「(特定の生徒を指し)あいつといるとろくなめにあわない」と記していた。

 担任はアンケートを受け、5月に村松君とトラブルがあった男子生徒と面談したが、情報は組織的に共有されなかった。

 校長は「(村松君のトラブル報告は)教員間の伝達系統のどこかで止まっていた可能性が高い。全教員に文書で報告するよう明確な周知はしてなかった」と説明している。

個人的には警察の捜査をを信用していないが、これほど注目を受ければ適当な捜査は出来ないと思う。 岩手県の権力者などから圧力かからない限り担当署の警察署長も出世とか考えると批判を受けるような捜査はしないはずである。

当時の校長が「継続的ないじめはないと思い、引き継ぐ必要はないと判断した」事実を越秀敏矢巾町教育委員会教育長が公表しなかった、又は、知らなかった ことはとてもおかしい。いじめ防止対策推進法(平成25年法律第71号)(文部科学省) に関してこの校長は一切知らないのか?知らないとすれば、このような校長が他の学校で校長をしても良いのか? 矢巾北中学校から盛岡市立仙北中学校の校長になったのは高橋清之校長。この人物が当時の校長だろう?
「学校側がいじめを早期発見するため、全校生徒へのアンケートも5、11、2月の年3回するとしていた。」
昨年実施されたアンケートにはいじめが記載されていたのか?記載されていたとすれば、なぜ、越秀敏矢巾町教育委員会教育長は被害者が昨年にも いじめを受けていたことを公表しなかったのか、それとも、いじめを知らなかったのか?辻褄があわなくなるので、メディアに突っ込まれるまで何も言わない何も言わないつもりか?

いじめが起きたら岩手県教育委員会の管轄の学校では適切な対応が出来ない可能性が高いので、ゆとりがあれば子供だけでも岩手から引越しさせる、又は、 他の県が推進している地方留学で新しいコミュニティーで再出発のほうが良いかも知れない。岩手の過疎や子供の数が減る問題があったとしても それは岩手県庁や岩手県教育委員会の問題。

岩手の中2自殺、学校が中1時のいじめ調査 07/16/15(日本経済新聞)

 岩手県矢巾町の中学2年、村松亮君(13)がいじめを苦に自殺したとみられる問題で、同町の越秀敏教育長は15日、村松君が1年生の時にもいじめられていた可能性が高いとの見解を明らかにした。学校も1年時のいじめの有無について調査を始めた。

 学校は、村松君が担任に提出した生活記録ノートのコピーの提供を警察から受けた。1年時のノートにも「まるでいじめられるような気分でいやです」(昨年5月1日)などと、いじめをうかがわせる記載があり、関係する生徒への聞き取りを行うとしている。

 学校はこれまで、2年時のクラスメートや同じ部活動に所属する生徒全員、教職員に対して聞き取りをしており、並行して1年時の調査もする。

 矢巾町は14日から、村松君が亡くなったJR矢幅駅の線路脇に献花台を設置。15日もたくさんの花やジュースが供えられていた。〔共同〕

「 一方、村松さんの同学年の女子生徒(14)が「いじめを受けた」と訴えていたことについて、町教育長は15日の会見で『いじめはなかった』との認識を示した。」

越秀敏矢巾町教育委員会教育長に「いじめの認識」の定義を新聞記者は質問してほしい。定義が違えば議論の余地もないし、事実の検証にも食い違いが出てくる。 岩手県滝沢中2自殺…カッターナイフ向けるも「遊びの延長」 07/16/14(Girls Channel) の前例もあるので、越秀敏矢巾町教育委員会教育長の認識が正かは利害関係のない第三者でなければ判断できない。

「学校では4月に校長が代わったが、当時の校長は『継続的ないじめはないと思い、引き継ぐ必要はないと判断した』という。」
継続的とはどのくらいの期間が開いていれば、継続的との言葉を使わないのか?少なくともいじめの報告書で使われる継続的の定義を新聞記者は 質問してほしい。

やはり矢巾町教育委員会の対応はおかしいと思う。完全に逃げの対応。校長達は岩手県教育委員会の研修を受けている。つまり 岩手県教育委員会の考えが反映されている生き物である。

いじめを受けたと訴えた女子生徒の不登校について教育研究所(監事 立花 常喜 矢巾町教育研究所長) は相談を受けていたのか?相談を受けていたのであれば、いじめが原因ではない不登校と判断したのだろうか?

岩手の中2死亡、「いじめ訴え」引き継がず 1年時校長 07/16/15(朝日新聞)

斎藤徹、岡田昇

 岩手県矢巾(やはば)町で中学2年の村松亮さん(13)が自殺したとみられる問題で、村松さんが1年生の時に「いじめ」を訴えていたが、当時の校長が「解決した」と判断し、現校長に引き継がなかったことがわかった。町教委は15日の会見で、1年生時もいじめがあった前提で調査する方針を示した。

 村松さんが1年生だった昨年7月、担任に提出した「生活記録ノート」には「もうげんかいです」「クラスでいじめがまたいやになってきました」などの記述があった。

 当時の校長によると、村松さんが所属した運動部で嫌がらせを受けたとの報告があり、部活動の顧問や担任と話し合いがもたれた。3学期ごろにも嫌がらせの報告があり、部員らに指導。当時の校長は「2度目の指導でいじめはなくなったと理解していた」と話す。

 学校では4月に校長が代わったが、当時の校長は「継続的ないじめはないと思い、引き継ぐ必要はないと判断した」という。だが町教委はノートの記述などから、1年生の時もいじめがあったとみて調査する。

 一方、村松さんの同学年の女子生徒(14)が「いじめを受けた」と訴えていたことについて、町教育長は15日の会見で「いじめはなかった」との認識を示した。(斎藤徹、岡田昇)

「 委員からは『生徒が継続してSOSを発したのに情報共有できなかったのは不思議』『岩手の教員の信頼が失われた』などの意見が出た。滝沢市で昨年、中学2年の男子生徒が自殺し、第三者委員会が自殺といじめの関連性を認定したことの教訓が生かされなかったとの指摘もあった。  県教委の八重樫勝教育委員長は『救いを求めたのに、助けられなかった13歳の苦しみやつらさを考えると胸が張り裂けそうな思い。遺族に寄り添った対応をすべきだ』と強調した。」

担当の教育委員会に責任があるのは当然だが、教育委員会が機能していない事を前提に岩手県教育委員会は対応するべきであった。その点では、岩手県教育委員会にも 責任はある。

「達増知事は『それぞれが自分たちの問題として対応することが未来につながる。事実関係を明らかにするため、(町教委の)第三者委員会に協力していく』と語った。」
達増岩手県知事はだめだな。適切に対応していないから問題が起きたことを理解していない。問題がある町教委が決めた第三者委員会に協力してどうするのか。 問題は解決されない。知事がこの程度の理解ではトップダウンの問題解決は出来ないだろう。

<矢巾中2自殺>教育会議、SOS見逃し批判 07/15/15(河北新報)

◎岩手知事「全県でいじめ防止」

 岩手県矢巾町で中学2年の村松亮君(13)がいじめを苦にして自殺したとみられる問題で、県総合教育会議の臨時会が14日、県庁で開かれた。達増拓也知事は「岩手県からいじめをなくし、いじめで命を失うことがないようオール岩手で取り組む」と述べた。

 委員7人が黙とうし、村松君の冥福を祈った。県教委は対応として、全公立校が昨年度策定した「いじめ防止基本方針」の実態調査や県のいじめ防止マニュアルの周知徹底、教員研修の充実を図る方針を示した。

 委員からは「生徒が継続してSOSを発したのに情報共有できなかったのは不思議」「岩手の教員の信頼が失われた」などの意見が出た。滝沢市で昨年、中学2年の男子生徒が自殺し、第三者委員会が自殺といじめの関連性を認定したことの教訓が生かされなかったとの指摘もあった。

 県教委の八重樫勝教育委員長は「救いを求めたのに、助けられなかった13歳の苦しみやつらさを考えると胸が張り裂けそうな思い。遺族に寄り添った対応をすべきだ」と強調した。

 達増知事は「それぞれが自分たちの問題として対応することが未来につながる。事実関係を明らかにするため、(町教委の)第三者委員会に協力していく」と語った。

「高橋教育長は『(今年5月に)全市町村の教育委員会に情報提供したが、学校への具体の配布要請はなかった』と釈明。」

(今年5月に)滝沢市のいじめ自殺の報告書を全市町村の教育委員会に情報提供したのであれば、担当の学校に配布していない教育委員会を調べ、 配布していない理由を聞いて、問題があると疑われる教育委員会から訪問調査を始めるべきだ。それが終わったら、配布していない教育委員会を 訪問調査するべき。抜打ちで学校のいじめを受けた等のアンケートを実施するべきだと思う。事前通告だと、学校側が周到に準備する可能性がある。

矢巾・中2自殺:滝沢の報告書、周知なく 県教委、各校配布へ /岩手07/15/15(毎日新聞 地方版)

 矢巾町の中学2年、村松亮さん(13)がいじめを苦に自殺したとみられる問題を受け、県総合教育会議は14日、盛岡市内丸の県庁で臨時会を開いた。県教育委員会は、昨年5月に滝沢市で中学2年の男子生徒が自殺したいじめの調査報告書が県内の学校に周知されていなかったことを明らかにし、各校へ配布する方針を示した。

 会議は国の教育委員会制度改革の一環で今年度に設置された。達増拓也知事と高橋嘉行教育長のほか、八重樫勝教育委員長ら教育委員5人が参加した。

 滝沢市のいじめ自殺の報告書が共有されていなかったことについて、委員から「あらゆる事実を明らかにするためにまとめた報告書だ。今からでも配って読んでほしい」と指摘された。

 高橋教育長は「(今年5月に)全市町村の教育委員会に情報提供したが、学校への具体の配布要請はなかった」と釈明。「結果的に生かされなかったことはきわめて残念で深刻だ。今後は閲覧できる状態にしていきたい」と述べた。

 一方、県教委はいじめ防止のため昨年度中に県内全公立校590校で策定した「学校いじめ防止基本方針」の運用状況を調査する方針も明らかにした。策定した方針が形式化していないかなどを検証する狙いがあるという。【浅野孝仁】

岩手県教育委員会少なくとも矢巾町教育委員会の教員や校長に対する洗脳教育はすばらしい。いじめゼロを達成するために 日本人として珍しい強引な解釈が徹底されている。これじあいじめによる不登校や自殺があるわけだ。 岩手県滝沢中2自殺…カッターナイフ向けるも「遊びの延長」 07/16/14(Girls Channel)との解釈も納得できる。目標のためには 黒に近い灰色だと白と言え、言っているようなものだ。

教員も一応、他の件の教員と同じような学科を取って教員になっているのに、誰も疑問に思わない事自体、驚くし、以上だ。心の中でおかしいと思っていても 言えない環境が出来上がっているのならとても恐ろしいことだ。

文部科学省も気付かないうちにこのような環境が完全に出来上がっているのであれば、とても恐ろしいことだ。 いじめ防止対策推進法(平成25年法律第71号)(文部科学省) で文科省がいじめの対策を指導しても強引な解釈で骨抜きにしてしまう強固な組織。「いじめの前段階」はいじめに近いが「いじめ」ではない。
「『死にたいと思ったときがけっこうありました』などの記述がある。『死にたい』との記述に対して担任は『どうしてそう感じるのかな? 何もかもダメと感じているの? 少し休んでリフレッシュできるといいなぁ』などと書いていた。」
矢巾町にはスクールカウンセラーがいるようだ。なぜカウンセラーがいるのにスクールカウンセラーを呼ばないのか?例え、生徒がネガティブに考えすぎていたとしても、 担任が勝手に判断するよりはカウンセラーの意見を聞いてみるべきである。スクールカウンセラーが使い物にならないのなら税金の無駄だから 廃止するべきだと思う。
「3点目の町内小中学校の児童・生徒、保護者、地域の方々等からの教育相談の実態と課題についてですが、各小中学校における教育相談窓口での対応のほか、教育研究所が平成24年度に受けた相談として、小学校の保護者から10件、中学校が14件となっております。 主な相談内容として、小学校については、教諭への指導の不満、児童間のトラブル、中学校については、不登校生徒の悩み、生徒間のトラブル、教諭への指導の不満等であります。相談を受けている研究所では、問題の実態を速やかに把握、確認し、学校長と連携を図りながら解決に向けて取り組んでいるところであります。
不登校については、家庭状況、生徒間のトラブル等、さまざまな要素と経過があります。学校では、校内はもちろんのこと、スクールカウンセラーや適用支援員の配置により、早期の問題解決を図っており、相談者の立場に立った個々の状況に応じ、 学校の相談室登校、学校だけでは解決できない場合の不適応支援教室こころの窓への入級なども選択肢に入れ、学校に戻れるよう復帰訓練等の対応をしながら支援体制を整えているところであります。」
平成25年第2回矢巾町議会定例会目次(矢巾町役場)

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メディアが騒ぎすぎているのかもしれないが、言っていること、書いてあることと、現状や事実と大きなギャップがある。これは組織に問題がある大きな証拠である。 文部科学省に対しても大きな期待は出来ないが、今回の事件について背景を含めて深く掘り下げて調査するべきである。

ところで教育研究所(監事 立花 常喜 矢巾町教育研究所長)は今回の問題を知っていたのか、報告を受けていなかったのか?

岩手中2自殺:「いじめ」訴え昨春から 07/15/15(毎日新聞)

◇学校側、「事前に解決」と認識

 岩手県矢巾(やはば)町の中学2年、村松亮さん(13)がいじめを苦に自殺したとみられる問題で、村松さんが1年生の時に当時の担任教員に提出した「生活記録ノート」にもいじめに関する記述が複数あることが分かった。担任は当時の校長らと情報を共有し、2学期には村松さんらと面談したという。学校側は「いじめが起きる前に解決した」と認識していたが、その後も記述は続いており、学校は昨年度の対応についても調べる。

 村松さんが最初に「いじめ」という言葉を使ったのは昨年5月1日付。「まるでいじめられている気分でいやです。もうげんかいです」と記述。担任はノートに「みんなが仲良くできる方法を考えましょう。まずは、自分の気持ちを相手に伝えよう」と返事を書いた。

 その後、村松さんは7月中に「先生にはいじめの多い人の名前をおしえましょう。もう限界です」「クラスでいじめがまたいやになってきました」と記述。担任は「三者面談で伝えますが、2学期、みんな変われるといいですね」などと返事を書いた。

 当時の校長によると、担任は生徒指導担当の教員や校長、副校長らにも相談。9月には別の教員とともに、村松さんやトラブル相手の生徒を交えて面談し、指導したという。当時の校長は「生徒がトラブルを抱えれば、学年の教員や管理職で絶対に共有する。村松さんのケースはいじめの前段階で対処し、一定の解決をみたと考えた」と説明。町教委に毎月報告するいじめ件数はゼロとしていた。

 しかし、ノートのやりとりはその後も続いた。12月8日付に「何十回も『死ね』って言われるんですけど」、今年2月には「死にたいと思ったときがけっこうありました」などの記述がある。「死にたい」との記述に対して担任は「どうしてそう感じるのかな? 何もかもダメと感じているの? 少し休んでリフレッシュできるといいなぁ」などと書いていた。

 4月に赴任した現在の校長は今月13日の記者会見で、村松さんがいじめを受けていた可能性があることについて「聞いていなかった」と明言。2年生から受け持った担任や生徒指導担当者らに引き継がれていたかについては「調査している」と説明した。

【浅野孝仁】

下記のサイトの情報の全てが事実とは思わないけど、事実の部分があるとすれば岩手県は恐ろしいところだと思う。 これらの指示が越秀敏矢巾町教育委員会教育長や松尾光則(元教育長)矢巾町教育委員会教育委員長から発信されいるのか、 それとも校長から発信されているのだろうか?どちらにしても就職の約束の話が事実なら、教育委員からの指示のような気がする。

岩手県は村社会的な社会構造が残っているのだろうか?岩手に行った事がないのでわからない!
岩手県教育委員会が越秀敏矢巾町教育委員会教育長に任せずに介入するべきだろう。 岩手県教育委員会からの御意見 (文部科学省)を提出する前に、岩手県の教育委員会の構造改革を行うべきだろう。改革できない事実が 指摘している問題に関係しているのではないのか?

<矢巾中2自殺>女子生徒もいじめ被害、不登校に 07/15/15(河北新報)

◎学校、町教委へ報告せず「いじめ件数ゼロ」

 岩手県矢巾町で中学2年の村松亮君(13)がいじめを苦にして自殺したとみられる問題で、同じ学年の女子生徒が昨年、「クラス内でいじめを受けている」と学校に相談していたことが14日、分かった。担任教諭は相手生徒を指導したが、学校の組織的対応はなく、町教委へも報告していなかった。女子生徒は取材に「学校が昨年度のいじめ件数ゼロとしているのはうそだと思った」と話している。

 女子生徒は昨年4月中旬から、同じクラスの複数の生徒から無視されたり、掃除当番の教室に入れなくされたりなどのいじめ被害を受けた。5月に担任教諭に相談。担任は翌日、クラスの女子全員に注意した。

 担任は7月、女子生徒がいじめを受けたと指摘した生徒たちと面談したが、嫌がらせは続いた。女子生徒は1年生の3学期に不登校になり、2年生になっても通学できていない。

 女子生徒は「いじめだと学校に相談した。この学校のいじめについて全て明らかにしてほしい」と訴えている。

 女子生徒は2年生に進級して、村松君と同じクラスになり、休日はゲームでよく遊んだという。「村松君からいじめの相談はなかった。心配を掛けたくなかったのだと思う。大事な友達だった」と振り返った。

 女子生徒の母親は「娘が被害に遭ったとき、担任はよく対応してくれた。いじめは二度と起きないよう学校にお願いした。学校が対策を取っていれば、村松君が亡くなることはなかったと思う」と話した。

 町教委は「いじめが要因で不登校になった生徒がいるとの報告は受けていなかった。調査して真偽を確かめたい」と説明した。

「県は14日、臨時の総合教育会議を開き、高橋嘉行・県教育長が、いじめ防止対策推進法に基づいて、各学校が定めているいじめ防止基本方針が守られているかを全県的に調査する方針を明らかにした。」

下記のような偉そうな事を書いて、去年の校長もいじめを報告せず、今年の校長(前職:岩手県教育委員会教職員課首席経営指導主事)もいじめを報告せず、 同じ学校でいじめられて不登校、学年主任はいじめを目撃した生徒を「余計なこと言うな」と脅す、 岩手県滝沢中2自殺…カッターナイフ向けるも「遊びの延長」 07/16/14(Girls Channel)を作成と驚くことばかりが起きている岩手県教育委員会エリアの学校。

自分の県の学校で何が起きているのか把握する事から始めよう。報告がないから知らないで済むのか?しかも、校長や教員が問題を悪化させているではないか? 学校関係者が自己都合で最悪のケースで生徒が自殺しても良いような対応を取っている。恥ずかしいとは思わないか?中学生ぐらいで考えることが出来る中学生は 校長や教員が何をしているのか理解できるぞ!校長や教員も自己を優先させ、他人がどうなっても良い対応を取る。問題が起きると詭弁で逃げる。このような 事実を見た生徒の中には正直者は馬鹿を見る、先生の中には生徒を見捨てる人がいる、先生は給料のため、出世のために他人を切り捨てる等と思うかもしれない。 岩手県教育委員会はこれで満足しているのか?これでは自己満足の世界かも?

全校に調査を依頼しても正確な報告書が帰って来るとは思わないほうが良い。既に腐った学校が注目を浴びている。しかも、 日本年金機構の個人情報流出問題を巡り、パスワード設定などの安全対策が完了したとする虚偽の報告 が良い例である。安全対策が完了したとする虚偽の報告が4回も提出されている。越秀敏矢巾町教育委員会教育長はいじめの報告はゼロと回答したが、 実際はいじめはあったのか?いじめはあった。少なくとも2件。しかし越秀敏矢巾町教育委員会教育長はいじめはゼロとの報告に満足していた。 本当に調査を行いたいのなら、抜打ちで岩手県教育委員会が通知なしで学校を訪問し、いじめられた:はい いいえの簡単な質問だけ良いので行うべきである。 そうでなければ、まじめになっている校長、教員、そして生徒に負担をかけるだけのパフォーマンスになってしまう。日本が好きな形だけの パフォーマンスで幕引きであれば、従来の方法で実施すればよい。考えるタイプの人達ははやり岩手県教育委員会はそのような体質だったのかと思うだけである。

父親「調査すると約束、信じたい」…中2自殺 07/14/15(読売新聞)

 いじめ被害を訴えていた岩手県矢巾やはば町の中学2年の男子生徒(13)が電車に飛び込み自殺したとみられる問題で、男子生徒の父親(40)は14日午前、町教育委員会を訪れ、徹底した真相究明を要望した。

 応対した越秀敏教育長は、「13歳の生徒が自殺を選択するまで追い込まれ、救いの手をさしのべられなかったことは大変申し訳ない」と父親に謝罪した。

 また、越教育長は学校の調査結果がまとまった後の今月下旬をめどに「(生徒の担任と父親の)話し合いの場を持つよう調整していく」と伝えた。父親は面談後、報道陣に対し、「謝罪があったことは評価したい。調査をしっかりやると約束していただいたので信じたい」と話した。

 一方、県は14日、臨時の総合教育会議を開き、高橋嘉行・県教育長が、いじめ防止対策推進法に基づいて、各学校が定めているいじめ防止基本方針が守られているかを全県的に調査する方針を明らかにした。

顔出しNGだったがニュースで顔出しで謝罪した。

○○○○、○○○○!岩手県矢巾北中学校の加害者たちか!? [事故・事件] (ブチまけ小僧日記)

この学校の体質である可能性が非常に高くなってきた。

個人的な推測ではこの学校だけでなく、越秀敏矢巾町教育委員会教育長の地域の学校では多かれ少なかれ同じような問題が報告されていない可能性がある。 問題を起こした校長の前の肩書きは岩手県教育委員会教職員課首席経営指導主事。もし越秀敏矢巾町教育委員会教育長の地域の学校だけの問題であれば 校長達を指導する立場であったこの校長は矢巾町教育委員会教育長の問題を岩手教育委員会に報告するだろう。報告もせずに、それに従うのは基本的に 岩手県教育委員会の体質が同じである可能性が高い。それを推測させるケースは 岩手県滝沢中2自殺…カッターナイフ向けるも「遊びの延長」 07/16/14(Girls Channel)との報告書だ。

盛岡市立仙北中学校校長になった高橋清之校長(移動前は矢巾北中学校)にも聞き取りをした方が良い。関係者は早く幕引きを望んでいると思うが、 徹底的に調査し、警察は捜査しなければいけないと思う。警察も地元密着であれば間接的に甘い捜査をお願いされるかもしれない。あってはならないが、人間である 以上、可能性はないわけではない。

本当に一部の学校だけ、又は、校長の問題であれば校長が変われば、新しい人が他の組織から来れば変わるはず。変わらないのは、似たような人間達である から問題と思わないし、疑問にさえ感じないと言う事。良い意味でも、悪い意味でも暗黙の了解があった、または、何も言わなくても組織の意思が 理解できるほどの洗脳が岩手県教育委員会のコントロールで確立されていると言う事かも知れない。

女生徒もいじめ被害か、昨年度不登校…中2自殺 07/14/15(読売新聞)

 いじめ被害を訴えていた岩手県矢巾やはば町の中学2年の男子生徒(13)が電車に飛び込み自殺したとみられる問題で、同学年の女子生徒(14)も昨年5月頃から、「同級生からいじめを受けている」と学校に訴えていたことがわかった。

 だが、状況は改善されず、女子生徒は不登校になったという。学校は男子生徒のケースと同様、町教育委員会に報告しておらず、町教委は13日、学校に速やかな調査と報告を求めた。

 女子生徒とその母親によると、女子生徒は昨年5月頃から、同級生から嫌がらせを受けるようになり、教室の出入りの際に閉め出されたり、集団で無視されたりした。すぐに当時の担任に相談したが、1年の3学期以降は不登校になった。女子生徒は1年時、亡くなった男子生徒とは別のクラスだった。

「もう限界」ノート記述…昨年のいじめ報告せず 07/12/15(読売新聞)

 電車に飛び込んで自殺したとみられる岩手県矢巾やはば町の中学2年の男子生徒(13)が、1年時に担任とやりとりしていた「生活記録ノート」でもいじめ被害を訴え、「もうげんかいです」と書いていた。

 担任らは当事者同士の話し合いなどで問題解決を図っていたが、学校は町教育委員会にいじめの報告をしていなかった。

 生徒が今月5日午後7時半頃、JR東北線矢幅駅構内で普通電車に飛び込んで死亡し、12日で1週間になる。2年生になってからの生活記録ノートなどに、いじめを受けていたような記述や、自殺をほのめかす内容が書かれていたことが明らかになり、町教委は今月末を目標に第三者委員会を設置し、学校の調査結果を基に検証を始めることにしている。

 生徒は中学に入学した昨年4月から生活記録ノートに、「もうげんかいです」(5月1日)、「クラスでいじめがまたいやになってきました」(7月23日)などと記述。担任はノートに「みんなが仲良くできる方法を考えましょう」(5月1日)、「三者面談で伝えますが、2学期、みんな変われるといいですね(よい方向に)」(7月23日)などとコメントした。

 昨年秋、父親が学校に相談し、関係する生徒で話し合いの場を持ったが、その後もノートには「さいきんなにもかもだめだし、死にたいと思ったときがけっこうありました」(今年2月26日)との記述が続いた。

 いじめや自殺の撲滅に取り組むNPO法人「再チャレンジ東京」の平林朋紀事務局長は「大人は子供が置かれている苦しい境遇を理解し、『いじめは死に直結する』という意識を持つ必要がある」と話している。

「同署は父親に対し、『きちんと調べていきます』と回答したという。」
「余計なこと言うな」と恫喝した「岩手・中2自殺」の学年主任は当然、警察の調書を受けるのだろ!教員の立場を利用していじめを目撃した生徒を 威圧し、証言しないような行動を取った。捜査妨害に当たると思うがどうなのか?もし事件現場を見た目撃者に現場を見られたやくざの子分が目撃者に 対して「余計なこと言うな」と言えば、大問題だろ。それと同じではないのか?
刑事告発が受理されているのなら校長や教育委員会が隠蔽や口裏あわせを完璧にする前に捜査を始めて方がよい。謝罪をして相手を油断させて 時間稼ぎをする場合もある。ゲームじゃないけど、作戦勝ちというパターンもある。気を付けよう。

父親、学校に真相究明求める…岩手の中2自殺 07/13/15 (読売新聞)

 岩手県矢巾やはば町で、いじめ被害を訴えていた中学2年の男子生徒(13)が電車に飛び込み自殺したとみられる問題で、男子生徒の父親(40)は13日午前、生徒が通っていた中学校に対し、真相究明のための調査を徹底するよう申し入れた。

 また、12日には、男子生徒が同級生から暴力をふるわれたなどとして、県警紫波署に被害を届け出た。

 父親は校長と面談し、「今回の件は起こるべくして起こった。学校で起きていたこと、息子がどんな生活をしていたのか、息子をいじめていたグループを特定して報告してほしい」と要望。校長は、「申し訳ございません」と父親に初めて謝罪し、「しっかり調べてお伝えします」と答えたという。

 取材に対し、父親は「事実関係が全て明らかにならなければ、同じようなことは後を絶たない。徹底的に調べてほしい」と話している。また、「机に頭をたたきつけたり、大きな体でぶつかってきたりする行為は暴行にあたると思う。容疑などの詳細は今後、警察と調整していく」とも話した。同署は父親に対し、「きちんと調べていきます」と回答したという。

岩手県教育委員会は形だけの組織。表と裏がある事を証明している。問題を起こした校長の前の肩書きは岩手県教育委員会教職員課首席経営指導主事。 岩手県教育委員会の考えが染込んでいるはず。そしてこの様。
岩手県滝沢中2自殺…カッターナイフ向けるも「遊びの延長」 07/16/14(Girls Channel)との報告書が提出された背景が想像できる。

達増拓也岩手県知事(岩手県庁)、 どう思われますか?エリート過ぎて理解できない領域ですか?事件の学校は盛岡の県庁から近いですよね。情報収集は簡単ですよね!

「岩手・中2自殺」学年主任いじめ証言の同級生脅し「余計なこと言うな」 07/13/15 ( J-CASTテレビウォッチ)

いじめを訴えて自殺した岩手県の中学2年、村松亮君(13)の父親がきのう12日(2015年7月)、警察に被害届を出した。亮君の死から1週間、いじめていた生徒やその保護者からは接触も謝罪もない。そればかりか、学校やいじめ生徒たちの悪質な言動も浮かび上がってきた。

村松亮君の父親が被害届「警察も入って捜査してもらいたい」

亮君は1年生の時から学校に提出する「生活記録ノート」でいじめの事実を訴え、「死にたいと思ったときがけっこうありました」と記していたが、2年生のクラス替えでもいじめ生徒と同じクラスにされた。「死んでもいいですか」「もう死ぬ場所は決まっているんです」などの記述も、担任は校長や周囲に報告せず、生徒の命にかかわる情報が共有されなかった。父親にも話がなかったという。

父親は「担任だけが把握して、連絡をもらえなかったのはなぜか。自殺がどれだけ重いことか」と問いかける。祖父も「亮は明るくふるまっていたのだろう。学校から電話がきたことも1回もない」という。これでは家族は気づけない。

教育委員会は第三者委員会を設置して調査することを決めたが、父親は「校内暴力について警察も入って捜査してもらいたい」と話す。こんな学校や教委を信頼しろというのはどだい無理な話だ。

まったく反省ないいじめ生徒!証言同級生に舌打ち

いじめを証言した生徒に対しても、学校はおかしな対応をしている。この同級生は学年主任の教員から8日と9日に呼び出され、「余計なことを言うな」「反省したか」と問い詰められたという。亮君の訴えにきちんと対処しなかったたけでなく、事実を握りつぶそうとしたのか。これではいじめの共犯行為だ。

今度は「また余分なことをばらしたな」とでも脅すのだろうか。いじめをしたとされる生徒たちも、証言した同級生とすれ違ったざまに舌打ちをしたという。8日、9日、10日と日にちもはっきりしている。

司会の加藤浩次「勇気を持って言っている子どもに対して、これは何なんだと思ってしまいます。いじめ生徒も何も反省していないということですね」

こんな教師やいじめ生徒をいつまで放置しておくのか。うやむやにせず、厳正な措置が必要だ。

記事になっているのだから、いじめた生徒はバスケ部員と同じクラスメートに絞っての捜査だから検討が付け易いだろう。

話は変わるが、現在の校長は4月からの校長。いじめは去年から始まっていると言うことは、盛岡市立仙北中学校校長になった高橋清之校長にも 聞き取りをした方が良い。「学校側がいじめを早期発見するため、全校生徒へのアンケートも5、11、2月の年3回するとしていた。」と言うことは、 去年の11月及び今年の2月にアンケートが実施されているはずである。その時はどのようになっていたのか?
「学校側が、いじめとして町教委に報告していなかったことについて、町教委は10日の記者会見で『いじめの認知がゼロであることが、(いじめ防止の)成果という意識が教委や学校にあった』としている。」
これは新しい校長での学校側の認識なのか、それとも以前からの同じ認識だったのか?メディアはこの点についても取材して記事にしてほしい。

少年の母、憤りと悔しさ訴え 「ここまでひどいいじめとは…」「学校は『言うな』と箝口令」 (1/3) (2/3) (3/3) 04/30/15(読売新聞)

 岩手県矢巾町(やはばちょう)の中学2年の村松亮君(13)がいじめを苦に列車に飛び込んで自殺したとみられる問題で、村松君の母親(44)が11日、産経新聞の取材に応じた。10日に初めて読んだ村松君のノートで、同級生からの暴力や悪口に苦悩していたことを知ったといい、「ここまでひどいいじめとは…。なぜここまで追い詰められる必要があったのか」と悔しさと憤りを露わにした。

元夫からの2年半ぶりの連絡が…

 5年前の8月に(村松君の父親と)離婚しました。東京都内で中学1年と小学3年の娘(亮君の妹)と住んでいます。

 初めは亮も(東京に)連れていったのですが、おばあちゃん子だったのですぐに「おばあちゃんが心配。岩手に帰っていいかな」と言い出したんです。本人の意思を尊重したら、こんなことになってしまいました。

 (村松君が死亡したという)一報を受けたのは6日の午後5時18分でした。元夫とは2年半の間、連絡を取っていなかったので、びっくりしました。

 久しぶりの連絡がこれかよと。7日にこちら(矢巾町)に来るまで、冷静でいられませんでした。悲しみ、驚き、戸惑い、(亮を預けた元夫への)怒りが入り交じり、言葉で言い表すことができませんでした。

 遺体と対面し、現実を見て、何で死んだんだろうという疑問がわきました。なぜここまで追い詰められる必要があったのか。

相談あれば「行くな」と言ったのに…

 (村松君と)連絡が取れていれば、いじめのことを言ってくれたかもしれない。私なら「行くな」と言いました。亮の姉も同じ中学校に通い、いじめを受けていました。「行くな」と言いました。所属していたバレーボール部の顧問が親身になってくれました。学校とは関係なくだったと思います。

 10日に初めて(村松君の生活記録)ノートを見ました。子供たちがこう(死を示唆する内容)書いているのに、他の子でも「研修たのしみましょうね」と書いてしまうのでしょうか。

 生徒が40人もいれば、面倒みるのは大変でしょう。先生も人だから。でも「死ぬかも」とか「生きているのが嫌になった」とかつづっているのだから、一言でいいから元夫か、おじいちゃんに電話してくれていれば…。(学校に対しては)不信感だけ。

 1年生のときの担任はすごくいい先生でした。1年生のときの担任なら助けてくれたと思います。引き継ぎしていなかったのかなぁ。亮は「何とかしてほしい」と頼んだのでしょう。

いじめ、ここまでひどいとは…

 ここまでひどいいじめとは思っていませんでした。(いじめていたという)子たちを恨んでもしようがないが、この先、どういう人生を歩むのでしょうか。

 (同じ中学校で)他にもいじめられている子がいると思います。全国でいじめられている子には「死ぬな」と言いたいです。中学校では「(今回の件を報道機関などに)言うな」と(箝口令が)出ているらしいです。

 (村松君は)最初は卓球部に入りたがっていたらしい。でも(ラケットで)ポンポンと20回以上できないと入れないと言われてバスケ部に入ったそうです。バレーボール部でも、文化部でも良かった。絵を描くのが好きだったんです。

 (いじめた子は)バスケ部にも同じクラスにもいるそうです。「人の嫌がることをするな」。この子たちにそう言いたいです。亮が何をしていたか分からないが、うちの子が悪いことをしていたら、私は土下座でもします。世の中はおかしい。いじめはなくならない。だけど、何かしたら、いずれ返ってきます。

(了)

「学校側が、いじめとして町教委に報告していなかったことについて、町教委は10日の記者会見で『いじめの認知がゼロであることが、(いじめ防止の)成果という意識が教委や学校にあった』としている。」

ようやく原因の一部が出てきたようだ。つまり、担任の判断ではなく校長による圧力または校長による間接的な指示、そして最終的には教委からの直接又は間接的な指導があったと言うことだ。 個人的な意見であるが、これは岩手県教育委員会そして岩手県庁の組織的な問題であると思う。 岩手県滝沢の同校校長や市教育委員会関係者ら13人で組織された調査委員会は 岩手県滝沢中2自殺…カッターナイフ向けるも「遊びの延長」 07/16/14(Girls Channel)との報告書も同じ力や圧力が働いていたと推測する。
「矢巾町教委は『黒塗りが多く、読むのが大変』として配布を見送った。」事実は、教員がいじめを報告しなければならないのはないかと疑問を抱く、 または、教委及び校長の指示に従わなくなるリスクを抑えたかったのではないのか?教委の人間が岩手県教育委員会に一時的に籍をおいている事実は、 判断基準及び価値観は岩手県教育委員会のDNAから来ていると判断する。日本年金機構の個人情報流出問題を巡り、パスワード設定などの安全対策が完了したとする虚偽の報告 を考えれば、判断基準及び価値観が共有されていることが推測できる。たくさんの人間が組織内を往来して同じ判断基準及び価値観を共有し、 明確な指示を出さなくてもサインのようなメッセージで行動できるバージョンの悪いケース。

教員は働きすぎと言われるが、隠蔽のための活動、隠蔽のための会合、隠蔽のための資料作成、隠蔽のための偽装工作、隠蔽が発覚した時の口裏あわせ、 隠蔽が発覚した時の証拠抹消、隠蔽が発覚した後の歪んだ調査報告の作成などに関与していてはさらに忙しいであろう。日本年金機構の個人情報流出対策 の虚偽報告を見れば判るが、ばれなければ嘘のほうが簡単なのである。嘘がばれたとしても、処分するのも公務員。調査し、処分する権限を持つのも 公務員。反論されないような対応や防止対策を公表し、実際は実行しなくても、バレル可能性が低い環境が問題。

こんな校長、教育委員会そして教育関係者が存在するのだから、子供がまともに育つほうが不思議だ。たしかに子供の親の責任はある。しかし、 こんな対応を給料を貰い、権限を持っている教育関係者が存在するのだから、まともな方針が立てれないはずだ。めんどうな問題から目をそらし、 実際の社会の問題を無視して、理想の世界だけで通用する試みを実行する。子供達は学校を卒業すれば現実の社会に適応しなければ、 生きて行けなくなるか、敗北者としての命ある限り生きていくしかない。卒業してしまえば、子供達がどうなっても関係ないのである。 自殺しても関係ないような対応するのだからそうであるに違いないと思う。

文部科学省は今回の事件を単なる自殺事件ではなく、学校関係者及び教育委員会の問題として踏み込んで調査するべきである。本気で調査すれば 抵抗したり、協力しない関係者がいる事に気付くと思う。岩手県教育委員会を含め、厳しい制裁措置を取って対応するべきである。それでも、 隠蔽や抵抗はなくならないと思う。それは組織の体質が原因である証拠だと思う。

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いじめ訴え、昨春からノートに…岩手中2自殺 07/11/15(毎日新聞)

 岩手県矢巾やはば町で、いじめ被害を訴えていた中学2年の男子生徒(13)が電車に飛び込み自殺したとみられる問題で、男子生徒は中学1年のときから、当時の担任教諭とやりとりする「生活記録ノート」に、「(別の生徒から)何回も『死ね』って言われる」などと記載していたことが分かった。

 学校から町教委に対し、いじめの有無を伝える報告は昨年度から今年6月末現在までゼロだった。

 亡くなった生徒の父親によると、生徒は昨年春から、「生活記録ノート」に「まるでいじめられるような気分でいやです」(2014年5月1日)、「先生にはいじめの多い人の名前をおしえましょう。もうげんかいです」(同7月15日)などと書き込んでいた。

 亡くなった生徒は昨年秋、「(別の生徒から)わざと体をぶつけられたりして困っている」と家族に打ち明けたことがあり、父親は学校に相談。関係する生徒を交えて当時の担任らで話し合いの場を設けたが、その後も「先生どうか助けてください」などの記載が続いた。

 学校側が、いじめとして町教委に報告していなかったことについて、町教委は10日の記者会見で「いじめの認知がゼロであることが、(いじめ防止の)成果という意識が教委や学校にあった」としている。

「このアンケートとは別に、学校側は5月に2年生を対象にした学校生活に関するアンケートを実施していた。」 アンケートを実施する時間があるなら一緒に「いじめ防止基本方針」で定めた「こころのアンケート」もやればよかった。 問題を抱えていない生徒は適当に書くだけだからそんなに問題ないはず。生徒に負担になるとは思えない。
生活ノートにあれだけ書いているのだから、先生に負担になるというのであれば該当しような子に「いじめ防止基本方針」で定めた「こころのアンケート」 を記入させれば良かった。「こころのアンケート」がなければ学校や校長が動けないと言うのであれば、学校又は校長がいじめはないと報告したかったのではないのか? 公務員で嘘を付くやつ等は屁理屈や本当らしい嘘を平気で言う。録音が必要。

岩手中2自殺:6月調査で「いじめ」回答 町教育長が謝罪 07/10/15(毎日新聞)

 岩手県矢巾(やはば)町の中学2年生の男子生徒(13)がいじめを苦に自殺したとみられる問題で、学校が当初5月に予定していた全校生徒を対象にしたアンケートが6月に実施され、男子生徒が「いじめられている」と回答していたことが10日、分かった。同町教育委員会の越秀敏教育長は記者会見し、「いじめがあったという事実がかなり高く、自殺の一因と言わざるを得ない。手を差し伸べられず、心よりおわび申し上げる」と謝罪した。

 アンケートは学校が昨年3月に策定した「いじめ防止基本方針」で定めた「こころのアンケート」。5、11、2月の年3回実施するとしていたが、今年は運動会などの学校行事の影響で約1カ月延期されていた。町教委などによると、男子生徒はその中でいじめを受けたと記載していたが、アンケートは生徒が亡くなるまで集計されず、校長らにも報告されていなかった。

 また、このアンケートとは別に、学校側は5月に2年生を対象にした学校生活に関するアンケートを実施していた。男子生徒はこの際にも「悪口を言われる時がある」などと記していた。学校側によると、この時は担任が男子生徒と面談したといい、「他の生徒とのトラブルは収束した」と思っていたという。

 文部科学省は同日、同町教委に聞き取り調査を実施し、同校の対応について適切に検証するよう求めた。【近藤綾加、春増翔太】

同じ事を繰り返すようになるが、「越教育長は、町内の小中学校からは月に1回、いじめの認知件数の報告を受けていましたが、村松さんが通っていた中学校を含め、今年度はゼロだったことを明らかにし、『学校と一緒に考えて行かなくてはと反省している』と述べました。また、担任の教諭が、教育委員会の聞き取りに対して、『村松さんにはトラブルがあったが、指導をして解決したと認識していた』と説明していることを明らかにしました。 越教育長は、『いじめ防止の方針を作っても、機能しなければただの紙と同じだ。情報共有できる職場環境を検討していかなければならない」と述べました。』

「学校側がいじめを早期発見するため、全校生徒へのアンケートも5、11、2月の年3回するとしていた。」
上記から考えると町内の小中学校からは月に1回、いじめの認知件数の報告を受けるシステムになっていても実際は「学校側がいじめを早期発見するため、全校生徒へのアンケートも5、11、2月の年3回するとしていた。」 越教育長の説明は明らかに何も知らない人、又は詳しい情報を知らない人を騙すような回答。アンケートが年3回実施なのに、月1回の報告の 信頼性の根拠はどこにあるのか?それもこれはNHKのニュースだ。 越教育長は平成25年6月11日(火)に開かれた平成25年第2回矢巾町議会定例会によると 5月1日、松尾光則(元教育長)矢巾町教育委員会教育委員長に越秀敏氏が教育長就任している。よって松尾光則氏(元教育長)矢巾町教育委員会教育委員長と 越教育長が矢巾町教育委員会の体質に関して責任があると思う。町議について一切知らないが、平成25年第2回矢巾町議会定例会に出席した議員は 齊藤正範議員、藤原由巳議員、村松信一議員、山﨑道夫議員、川村農夫議員、小川文子議員、谷上哲議員、廣田光男議員、 秋篠忠夫議員、芦生健勝議員、昆秀一議員、村松輝夫議員、藤原梅昭議員、川村よし子議員、米倉清志議員、髙橋七郎議員、長谷川和男議員、藤原義一議員となっている。

町内の小中学校からは月に1回、いじめの認知件数の報告は建前であり、張りぼての制度。越教育長は「学校側がいじめを早期発見するため、全校生徒へのアンケートも5、11、2月の年3回するとしていた。」 を知っていたのか?知らないのであれば管理責任者として失格。そして全校生徒へのアンケートが実地されていない事をチェックする事を部下に指示していなければ 管理責任者として失格。松尾光則(元教育長)矢巾町教育委員会教育委員長についても同じことが言える。元教育長であるのだから矢巾町教育委員会の体質及び教育長の仕事について 十分に精通していると思われる。越教育長が全てを仕切っているのであれば、松尾光則(元教育長)矢巾町教育委員会教育委員長は必要ない。そうでないのであれば、 松尾光則矢巾町教育委員会教育委員長にも責任がある。自殺した学校ではアンケートを取っていないのだから報告に上がるはずがない、本当にチェックしているのであればアンケートを行った日付も報告書に記載させるべきだ。 矢巾町教育委員会では詳細な情報を上げるような発想を考え付く人間が1人もいなかったのか?それとも最近の不適切な会計問題のようにトップからの何らかの 圧力があり、発言できるような環境ではなかったのか?報告されていないからいじめはゼロとは言えない。データ操作していると判断、又は、データ操作の疑うことが出来る。 日本年金機構の個人情報流出問題を巡り、パスワード設定などの安全対策が完了したとする虚偽の報告 と同じ。報告を集めるだけでチェック機能が欠如している。

平成25年第2回矢巾町議会定例会(矢巾町役場)を読むとスクールカウンセラーは矢巾町に 設置されているようだなぜ、スクールカウンセラーの事が記事に触れられていないのか??

「文部科学省初等中等教育局・平居秀一生徒指導室長は『いじめられているという記述があった』、下村文部科学大臣は『子どもがSOSを明らかに発している。 担任教師の対応の仕方は甘かった』と述べた。」

担任教師の対応が甘いではなく、なぜいじめとして校長に報告できなかったのかを調査するべきだ。校長が圧力をかけていたとすれば、「校長が聞き取りを始めた。」と新聞記事に記載されているので 校長による聞き取りを止めさすべきだ。第三者委員会に全てを任せるべきだ。
岩手県滝沢の同校校長や市教育委員会関係者ら13人で組織された調査委員会は 岩手県滝沢中2自殺…カッターナイフ向けるも「遊びの延長」 07/16/14(Girls Channel)とのすばらしい報告書を給料を貰いながら作成している。 責任を問われたくない関係者の隠蔽及び詭弁の努力が良くわかる。下村文部科学大臣は校長による聞き取りの中止を指示するべきだ。

岩手・中2自殺:いじめ調査間に合わず 行事で遅れ 07/10/15(毎日新聞)

 岩手県矢巾(やはば)町の中学2年の男子生徒(13)がいじめを苦に自殺したとみられる問題で、学校側が今春、いじめに関して実施する予定だった教職員や生徒への調査が終わっていなかったことが分かった。男子生徒の担任が生徒からのいじめの訴えを校長らに報告していなかったことが判明しているが、学校側の対応も不十分なため、いじめ情報を共有できなかった可能性が出てきた。【近藤綾加】

 男子生徒の通っていた中学校は、2013年施行のいじめ防止対策推進法に基づき、同校独自の「いじめ防止基本方針」を策定している。

 教職員のいじめ問題への取り組みに関する自己診断調査を6、11月の計2回実施すると規定。学校側がいじめを早期発見するため、全校生徒へのアンケートも5、11、2月の年3回するとしていた。いずれの調査も、これまでは結果がまとまれば町教委に報告されていた。

 しかし、町教委によると、6月の教職員への自己診断調査は実施されていなかった。全生徒へのアンケートも運動会や中学総合体育大会を理由に実施が遅れたといい、町教委に結果の報告はきていない。

 担任の女性教諭は4月から男子生徒のクラスを受け持っている。生徒と担任がやりとりをする「生活記録ノート」で、男子生徒は4月から何度もいじめを訴えたり、自殺をほのめかしたりしていた。町教委によると、男子生徒の自殺後に学校が全生徒に実施している調査でも、かなりの生徒がいじめを目撃したと回答しているという。

 今春の教職員や生徒への調査が実施されていれば、男子生徒へのいじめの情報を学校や町教委内で共有する機会になったとみられ、同町教委幹部は「調査で生徒の自殺前に何か手がかりをつかめた可能性は否定できない」と話している。

興味があったので検索してみました。岩手県教育委員会及び幹部達はまともな人達ではないと思います。彼らにも子供がいるのかもしれませんが どんな顔をして親をしているのでしょうか。
滝沢中2自殺に関して同校校長や市教育委員会関係者ら13人で構成された調査委員会のコメント
「去年には生徒2人が男子生徒にカッターナイフを向ける姿が目撃され、教員が2人を指導したことなどが説明された。ただ、調査委は『男子生徒に対する他の生徒の行為は遊びの延長と 考えており、今のところ、いじめという認識はない』と説明したという。」
調査委員会のメンバーの実名を公表しろと言いたい。納得しない被害者の親の要請で第三者委員会による調査が行われ「一部の行為はいじめに当たり、自殺といじめには一定の関連性があった」と結論付ける報告書 提出した。しかし、この報告書に対して岩手県教育委員会、少なくとも越秀敏教育長は良く思わなかったに違いない。なぜなら 「矢巾町教委は『黒塗りが多く、読むのが大変』として配布を見送った。」からだ。
今回の自殺が全国的に注目されたので「越秀敏教育長は『教員間の情報共有など参考になる点は多く、今後は毎月1度の町内小中学校長が集まる会議の資料などで活用する』と語る。」 実に公務員的でずる賢い対応だ。心にもないコメントだと思うが、形だけの言葉としては非難できない。まあ、形だけだから今回の自殺は防げなかったと思う。

「越教育長は、町内の小中学校からは月に1回、いじめの認知件数の報告を受けていましたが、村松さんが通っていた中学校を含め、今年度はゼロだったことを明らかにし、『学校と一緒に考えて行かなくてはと反省している』と述べました。また、担任の教諭が、教育委員会の聞き取りに対して、『村松さんにはトラブルがあったが、指導をして解決したと認識していた』と説明していることを明らかにしました。 越教育長は、『いじめ防止の方針を作っても、機能しなければただの紙と同じだ。情報共有できる職場環境を検討していかなければならない」と述べました。』

自殺した学校ではアンケートを取っていないのだから報告に上がるはずがない、本当にチェックしているのであればアンケートを行った日付も報告書に記載させるべきだ。 その場合、報告されていないからいじめはゼロとは言えない。データ操作していると判断、又は、データ操作の疑うことが出来る。 日本年金機構の個人情報流出問題を巡り、パスワード設定などの安全対策が完了したとする虚偽の報告 と同じ。報告を集めるだけでチェック機能が欠如している。

広報2013年7月(矢巾町役場)
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平成25年第2回矢巾町議会定例会目次(矢巾町役場)
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中2いじめ自殺で謝罪「いじめあった可能性が高い」 テレビ朝日【スーパーJチャンネル】(JCCテレビすべて)

07/10 17:58 テレビ朝日 【スーパーJチャンネル】 中2いじめ自殺で謝罪「いじめあった可能性が高い」 岩手県矢巾町の中学2年男子生徒がいじめを苦に自殺したとみられる問題。
男子生徒は5日、電車にはねられて死亡。
通っていた中学校が行った悩みについてのアンケートで「いじめられている」と回答していたことが文部科学省矢巾町教育委員会などへの聞き取り調査で分かった。
矢巾町教育委員会・越秀敏教育長が会見し、「いじめがあったという事実がかなり高いと認識している」、文部科学省初等中等教育局・平居秀一生徒指導室長は「いじめられているという記述があった」、下村文部科学大臣は「子どもがSOSを明らかに発している。
担任教師の対応の仕方は甘かった」と述べた。
教育委員会は第三者委員会に委ね、「調査の結果を待ちたい」としている。
「真相は明らかになるのか…公平な第三者の視点が不可欠」。
法政大学・萩谷順教授が「いじめ防止対策推進法がありながらいじめを公にしない圧力が学校現場にあるのかもしれない」とスタジオコメント。
教育評論家・尾木直樹は「第三者委員会は全員県外の人がいい」と指摘。
滋賀・大津の事件について言及あり。
町教育長らとの面談の映像。

教育長「いじめに複数生徒関与の可能性」 07/10/15(NHK)

岩手県矢巾町で中学2年の男子生徒がいじめをうかがわせる内容を学校のノートに書き残し、自殺したとみられる問題で、10日、記者会見した矢巾町の教育長は、「複数の生徒が関与し、いじめがあった可能性がかなり高い」と述べました。一方で、生徒が通っていた中学校からは、いじめの件数はゼロと報告を受けていたことを明らかにしました。



このなかで、矢巾町の越秀敏教育長は、「13歳の子を追い込み、手を差し伸べられず、亡くなった村松亮さんの遺族には心からおわびしたい」と述べたうえで、「複数の生徒が関与し、継続的ないじめがあった可能性がかなり高いと考えている」と述べ、外部の専門家などで作る第三者委員会で検証したいという考えを示しました。
そのうえで、越教育長は、町内の小中学校からは月に1回、いじめの認知件数の報告を受けていましたが、村松さんが通っていた中学校を含め、今年度はゼロだったことを明らかにし、「学校と一緒に考えて行かなくてはと反省している」と述べました。また、担任の教諭が、教育委員会の聞き取りに対して、「村松さんにはトラブルがあったが、指導をして解決したと認識していた」と説明していることを明らかにしました。
越教育長は、「いじめ防止の方針を作っても、機能しなければただの紙と同じだ。情報共有できる職場環境を検討していかなければならない」と述べました。

滝沢の自殺報告書、共有されず 矢巾町含む学校現場 07/10/15(岩手日報)

 矢巾町の中学2年の男子生徒が同級生による暴力被害などを訴え自殺したとみられる問題で、矢巾町教委が昨年滝沢市で発生した中学2年男子生徒の自殺に関する第三者委員会の報告書を学校に配布していなかったことが9日分かった。岩手日報社の調べでは、同市以外の県内の小中学校にも配布されていない。同市の詳細な教訓が県内の学校現場でほとんど共有されず、今回の矢巾町の問題でも学校の対応に生かされていなかったことに、遺族は衝撃を受けている。

 報告書は100ページで、4月に個人名など一部を伏せて公開した。県教委は全県で教訓を共有しいじめの防止を図る目的で、報告書を5月上旬に各市町村教委へ配布。具体的な取り扱いは各市町村の判断としている。

 報告書にはいじめの経緯や提言のほか、記述式アンケートの結果も掲載し、「学校側が(いじめを)隠そうとした」など、学校の対応の問題点を記録。今回生徒が亡くなった矢巾町の中学校に配布されていれば、教諭らが参考にして対応することで、生徒の自殺を防ぎ得た可能性もある。

 しかし矢巾町教委は「黒塗りが多く、読むのが大変」として配布を見送った。越秀敏教育長は「教員間の情報共有など参考になる点は多く、今後は毎月1度の町内小中学校長が集まる会議の資料などで活用する」と語る。

<滝沢中2自殺>第三者委「いじめあった」 03/26/15(岩手日報)

 昨年5月に滝沢市の中学2年の男子生徒が自殺した問題で、いじめの有無などを調べるため市教委が設けた第三者調査委員会は25日、「一部の行為はいじめに当たり、自殺といじめには一定の関連性があった」と結論付ける報告書を市教委に提出した。

 第三者委がいじめと判断したのは、いじめが疑われた7事案のうち(1)男子生徒がある生徒から「死ね、きもい」などと悪口を言われ頭をたたかれた(2)複数の生徒から筆入れを隠されトイレで泣いていた-の二つ。

 いじめ防止対策推進法がいじめの定義とする「苦痛を感じていた」かどうかを当てはめて判断した。

 自殺との因果関係については「いじめなどが複雑に絡み、学校生活に喪失感、失望感を深め自死に至ったと推認される」と指摘。「いじめが直接的原因になったと捉えることはできないが、一定の関連性があった」と結論付けた。

 全校生徒約700人と教職員約50人へのアンケートも実施。生徒の約3割、教職員の約1割が「男子生徒がいじめや嫌がらせを受けていた」と答えた。

 男子生徒が自殺した直後の学校調査は「いじめと疑われても致し方ない事案があった」としながらも、原因に関しては「判断できない」と説明。遺族の要望で昨年9月に第三者委を設け、計20回の会合を重ねた。

 亡くなった男子生徒の父親は「いじめの報告を受けて、第三者委に対しては感謝の気持ちでいっぱいです」との談話を出した。

 学校側は25日夜、保護者説明会を開催。参加者の一人は「学校が当初、いじめを認めなかったことについての説明が不十分。到底納得できない」と話した。

岩手県滝沢中2自殺…カッターナイフ向けるも「遊びの延長」 07/16/14(Girls Channel)

滝沢中2自殺:カッターナイフ向けるも「遊びの延長」 07/15/14(毎日新聞)

岩手県滝沢市立中学の2年生男子生徒(13)が自殺した問題で、いじめの有無を調査している調査委員会が男子生徒の父親(40)に「いじめがあったとは認識していない」と説明していたことが13日、分かった。

調査委員会は、同校校長や市教育委員会関係者ら13人で組織。説明は、中間報告として12日に学校で行われた。父親によると、男子生徒が亡くなる3週間前に筆箱やペンを隠されたりしてトイレで泣いていたことや、 去年には生徒2人が男子生徒にカッターナイフを向ける姿が目撃され、教員が2人を指導したことなどが説明された。ただ、調査委は「男子生徒に対する他の生徒の行為は遊びの延長と 考えており、今のところ、いじめという認識はない」と説明したという。

父親は「いじめがあったという他の保護者からの話もある。調査内容には納得していない」と話し、 第三者による調査を要望するという。校長は「説明内容については答えられない」としている。 調査委は最終報告をまとめて再度、父親に報告するという。【浅野孝仁】

滝沢中2自殺 カッターナイフ向けるも「遊びの延長、いじめという認識ない」調査委員会が説明 07/15/14(痛いニュース)

校長が岩手県教育委員会教職員課首席経営指導主事の肩書きを持っているのであれば、県は嫌でも動くしかない。岩手県で十分な指導や研修を受けているはず。 岩手県は責任から逃げることは出来ないと思う。逃げたら岩手県教育委員会はそれだけの組織であることを全国に知らしめることになると思う。

鈴木美成、矢巾北中学校長の経歴が気になる (Gattcha)
まず、鈴木美成校長は、以下のソースによると2015年4月1日付けで矢巾北中学校の校長に就任されており、岩手県教育委員会教職員課首席経営指導主事という肩書を持っているようです。

出典:http://teachers-transfer.blog.jp/archives/1023135148.html

矢巾北中学校 村松亮さんの担任と家族について考察 07/09/15(趣味と日常と世の中と )

【岩手中2自殺】矢巾北中・村松亮くん担任の女教師に関する衝撃的な事実判明!!!名前や顔を特定しろと叩いてた2ch「本当に悪いのは加害者犯人のいじめグループ生徒」【画像あり】 07/09/13(NEWSまとめもりー)

「担任は7月6日から体調を崩して休んでいたが、9日に出勤し、校長が聞き取りを始めた。町教育委員会は、調査のための第三者委員会を設置する方針を決めた。」

生徒の自殺により体調を崩して休んでいたのなら立ち直りが早すぎる。誰かに病欠で休めと言われたのでは?

複数の生徒が嫌がらせ目撃 岩手中2死亡、中学校が調査 07/10/15(朝日新聞)

 岩手県矢巾町で5日、中学2年の男子生徒(13)が電車にはねられ死亡した事故で、学校の全校生徒へのアンケートに、複数がいじめを疑わせる行為を目撃したと答えたことが分かった。生徒は担任と交わしたノートに、自殺をほのめかす記述を3カ月にわたって残していた。生徒のSOSをすくい上げることはできなかったのだろうか。

 学校は7日、全校生徒にいじめの有無を尋ねるアンケートを実施。関係者によると、複数の生徒が「砂をかけるなどの嫌がらせをされていた」「頭を小突かれていた」「たたかれていた」などの回答を寄せた。学校は回答した生徒に聞き取りをし、7月中にも調査結果をまとめる。

 また、担任が6月上旬、男子生徒と面談したうえで、男子生徒とトラブルになった生徒とも面談し、嫌がらせをやめるよう指導していたことも分かった。ただ、その後も状況は改善されなかったとみられている。

 担任は7月6日から体調を崩して休んでいたが、9日に出勤し、校長が聞き取りを始めた。町教育委員会は、調査のための第三者委員会を設置する方針を決めた。

 生徒が担任に毎日提出していた「生活記録ノート」には4月からほぼ毎日、記述が残されていた。

 4月7日は「今日は新しい学期と学年でスタートした一日です」と前向きな姿勢を示していたが、4月中旬に変化が生じた。4月17日に「最近○番の人に『いかれてる』とかいわれました」、5月13日に「もう学校やすみたい氏(死)にたい」とつづった。

「ある生徒は担任について、『優しくて、いい先生だった。生徒から慕われ、相談にもよく乗ってくれた』と取材に答えた。」

ある生徒と紹介されているので評価の1つでしかないが、もし多くの生徒も同じ意見であるならば、この学校の校長及び/または矢巾町教委 に問題がある可能性が高い。例えば、いじめがあると報告するなと校長及び/または矢巾町教委が指導していれば、担任は簡単には校長には 報告できないと思う。あくまでも推測なので警察、又は、岩手県の教育委員会(まともに調査できるのか疑問)が事実関係を確認する必要がある。 一般の公務員による調査だと嘘を付ける。偽証について厳しい罰則がない。警察だと偽証罪を問われるので、簡単に嘘を付けない。

特定のグループと何人かの生徒が証言しているので、このグループを特定するのは難しくないだろう。生徒には責任は取れないので、民事で 両親を訴える準備をしたほうが良いだろう。時間が掛かるので出来るだけ早く訴訟の準備をした方が良いだろう。弁護士の選定からになるのでは? 被害者の両親が事実解明だけでなく、加害者に対する償いを求めているのであれば、それぐらいしかない。あと、校長及び/または矢巾町教委の対応 や行動次第では、矢巾町にも損害賠償を請求できるかもしれない。

「別の生徒も特定のグループが男子生徒の机を蹴るのを見たが、『怖くて何も言えなかった』と話す。」
理解できる。善人ぶって何かを行ったり、行動を起こして恨まれたり、ターゲットにされた場合、助けてもらえる保障はない。例え、担任や 学校に相談しても、担任や学校にやる気がなかったり、対応できる能力不足の場合、問題を解決できない。文科省のキャリアのエリートは そんな経験など勉強ばかりしていたので無いから理解できず、机上の空論で判断するのかもしれない。当事者に近い経験をすればきれいごとでは すまないことは理解できるはずだ。まあ、日本の大人の社会でも弱いものいじめや、「見ざる、聞かざる、言わざる」が存在する。大人は 解決できるかといえば、ケース・バイ・ケースで難しい。学校だけの問題と捉えないほうが良いと思う。

クラス内で暴力行為、担任叱る…岩手の中2死亡 07/09/15(朝日新聞)

 岩手県矢巾やはば町で5日、同県紫波しわ郡の中学2年の男子生徒(13)が電車に飛び込んで死亡した事故で、男子生徒を巡ってクラス内でトラブルが何度かあり、担任が仲裁や注意をしていたことが9日、同じ中学の複数の生徒への取材でわかった。

 生徒の一人によると、死亡した男子生徒は4月以降、特定のグループから頭をたたかれたり、髪の毛をつかまれて机に打ち付けられたりしていた。担任がこうした行為を見つけ、グループの生徒らを注意したこともあった。取材に応じた生徒は「(担任が教室とは)別の部屋に連れて行って叱っているのを何度か見た」と話すが、グループの態度はその後もあまり変わらなかったという。

 別の生徒も特定のグループが男子生徒の机を蹴るのを見たが、「怖くて何も言えなかった」と話す。死亡した生徒が、泣きながら担任に相談しているのを見たこともあるという。ある生徒は担任について、「優しくて、いい先生だった。生徒から慕われ、相談にもよく乗ってくれた」と取材に答えた。

さて、校長及び矢巾町教委(責任を持つ意味で名前を出せ)はどのような発言をするのか楽しみだ!

あるサイトの書き込みで責任を追及すると自殺者が出ると書いてあった。例え自殺しても申しわけないというよりは責任を追及される状況から逃避したいと言うケースが 高いのでは?個人的に思うのは自殺必要などない。責任を追及されるのが嫌なら、辞職すればよいのである。誤解しているかもしれないが、それで終わり。 矢巾町教委の誰かが対応しなければならないだけの事。被害者の家族としては納得いかないと思うが、辞職してしまえば、民事で訴訟を起こす以外、どうしようもない。
ただ、注目を受けて教育委員会の改革や校長の責任の明確化について議論されるであろう。矢巾町教委の管理エリアの学校ではスクールカウンセラーは1人も存在しないのか。 1人でもいるのであれば、教師が忙しければ電話でも相談すれば良い。スクールカウンセラーとして採用されているのだから、専門家だろ?もし、矢巾町に スクールカウンセラーがいないとしても岩手県に1人もいないことはないと思うが???相談を受けるスクールカウンセラーが任命されていなければ、 岩手県及び岩手県の教育委員会の問題でもあるかもしれない。



岩手中2自殺:多数生徒いじめ目撃「髪つかまれ机に強打」 07/09/15(毎日新聞)

 ◇全生徒対象のアンケートなどで回答

 岩手県矢巾(やはば)町の中学2年の男子生徒(13)がいじめを苦に自殺したとみられる問題で、自殺後に学校側が全生徒を対象に実施しているアンケートなどで、多数の生徒が男子生徒へのいじめを目撃したと回答していることが分かった。男子生徒は担任とやり取りしていた「生活記録ノート」でいじめを訴えていたが、日常的にいじめがあったことがこのアンケートでも裏付けられた。

 男子生徒が5日に自殺したのを受け、学校側は7日からいじめの事実関係を調べ始めた。全校生徒にアンケートしたうえで、見たり聞いたりしたと回答した生徒には聞き取りを実施。また、男子生徒が所属していた運動部の部員と、同じクラスの生徒にも、聞き取りを進めている。町教委によると、これらの調査で、かなり多くの生徒がいじめを目撃したと回答しているという。

 一方、同じ2年生の保護者が子供から聞いた話によると、男子生徒は同級生に髪をつかまれて机に頭を打ち付けられるなど悪質ないじめを受けていたという。今春の運動会の予行演習中には、複数の同級生から砂をかけられ、男子生徒が「やめて」と言っても、しつこく続いた。

 また、クラスメートらによると、男子生徒が体をぶつけられて言いがかりを付けられたり、給食の配膳中に体を押されたりすることもあったという。

 矢巾町教委は「暴行や悪口など具体的ないじめについては、アンケートや聞き取り調査の結果を見て精査したい」としている。【近藤綾加、二村祐士朗】

岩手中2自殺:生活ノートに記された気持ち…担任報告せず 07/09/15(毎日新聞)

 岩手県矢巾(やはば)町の中学2年の男子生徒(13)がいじめを苦に自殺したとみられる問題で、生徒がいじめを訴え自殺を担任教諭にほのめかしながら、学年主任や同僚教員も把握していなかったことが、町教育委員会への取材で分かった。2013年施行のいじめ防止対策推進法では、いじめが確認された場合、複数の教職員による対応を求めているが、実施されていなかった可能性が高い。



 生徒が通っていた中学では、担任が生徒と「生活記録ノート」をやりとりし、生活状況を把握している。生徒は5月以降、他の生徒から蹴られたり、首を絞められたりしていることをノートに記していた。自殺前の6月末には「もう市(死)ぬ場所はきまってるんですけどね」などと自殺をほのめかす記述もあった。

 中学は同法に基づき、「いじめ防止に関する基本方針」を作成。早期発見のため、生活ノートを活用するとしていた。さらに、いじめを発見したり、通報を受けたりした場合、校長らでつくる「いじめ対策委員会」を開き、校長以下全教員で共通理解を持って対応することになっていた。

 しかし町教委によると、ノート内容については担任から学年主任への報告もなかった。同僚教員にも担任からいじめの可能性があると聞いた人はいないという。

 同法やその基本方針を教員に周知させる研修などの実施に関し、町教委は関与しておらず、各校の判断に委ねられていた。町教委学務課の立花常喜課長は「他の教員らと情報共有し、ステップを踏んで対応すべきだった」と話している。【近藤綾加】

 ◇いじめ問題に取り組むNPO法人「ジェントルハートプロジェクト」の小森美登里理事の話

 ノートは「死なないから助けて」という訴えに読め、誰も助けてくれない絶望が死のきっかけとなったように思う。法律はできても先生のいじめ対応スキルは上がっていないし、いじめがあること自体を問題視する風潮が抜けきれていないのではないか。

岩手県紫波郡矢巾町がどのような所か知らない。

「父親によると、生徒は4月上旬頃から『(別の生徒に)ちょっかいを出されてうざい。学校に行きたくない』などと話すようになったという。」

この時点で生徒に録音できるMP3プレーヤーを持たせ、録音させておけば良かった。自殺を防止できたかもしれないし、自殺しても、 担任や校長そしていじめた生徒の両親に対して損害賠償を要求できた。そして裁判になっても勝訴する可能性も高い。 いじめた生徒に対しては傷害等で警察に被害報告を出せたかもしれない。証拠は大事。事実であろうが、正しかろうが、証拠がなければ裁判では勝てない。

このような問題は簡単には解決できない。全てが同じ方法で解決できないが証拠集めを早い段階で準備する事は良いと思う。必要なければ消去すれば良い。 最悪の事態になれば、証拠を使えばよい。

生活ノート、担任への「叫び」記録…中2死亡 07/08/15(読売新聞)

 岩手県矢巾やはば町で、同県紫波しわ郡の中学2年の男子生徒(13)が電車に飛び込んで死亡した事故で、男子生徒が4月からクラスの担任と交わしていた「生活記録ノート」の全容が8日、明らかになった。

 別の生徒からの暴力や、体調不良を繰り返し訴え、助けを求める「叫び」が記録されている。SOSはなぜ届かなかったのか。学校側は死亡にいたった経緯などの調査を始めた。

 クラス替えが終わり、2年生としてのスタートを切った4月。ノートの書き出しは7日で、「学年がスタートした1日。この今日を大切に、でだしよく、終わりよくしたい」と意欲的な記述で始まっていた。異変が起きたのは、4月中旬だった。

 〈最近、「いかれてる」とかいわれ、けっこうかちんときます。やめろといってもやめない。学校がまたつまんなくなってきた〉(4月17日)

 父親によると、生徒は4月上旬頃から「(別の生徒に)ちょっかいを出されてうざい。学校に行きたくない」などと話すようになったという。

 その後、生徒は「イライラする」「だるい」「つかれました」と徐々に体調不良を訴えるようになる。具体的ないじめの記述と共に、心理的不安も書くようになる。暗闇の中で人が迷っているイラストを添え、孤立感を訴える記述も出てきた。

 別の生徒からの仕打ちについて「しつこい」との記述が続き、6月3日には「けんかしました。ボクはついに、げんかいになりました」とつづった。

 そして担任に直接助けを求める記述が現れる。 〈次やってきたら殴るつもりでいきます。そうなるまえに、ボクを助け……〉(6月5日)

 〈実はボクさんざんいままで苦しんでたんスよ?なぐられたり、けられたり、首しめられたり、悪口言われたり!〉(6月8日)

 6月中旬には、担任が「きのう話しができてよかったです」と記載し、生徒と話をした形跡もある。

 しかしその後、テストに関する記述が続くが、約2週間後に突然自殺をほのめかす。

 〈生きるのにつかれてきた。氏(死)んでいいですか?〉(6月28日)

 最後の記述は死の6日前だった。

 〈ボクがいつ消えるかはわかりません。もう市(死)ぬ場所はきまってるんですけどね〉(6月29日)

 これに対し、担任は学校行事についてのコメントしか書いていない。

 この日を最後に、記述は途絶える。7月5日、生徒は祖父に「買い物に行ってくる」と言って外出したまま、帰らぬ人になった。

 校長は7日の記者会見で、「ノートの内容について担任から報告がなかった」と述べた。担任は体調不良だとして7日から休んでおり、生徒が記載した後にどう対応したかや、生徒との間でどんなやりとりがあったかなどについて、学校側は把握できていない。(盛岡支局 福元洋平、安田英樹)

「校長は7日夜に開いた緊急の保護者会の後、取材に応じ、ノートのやり取りについて『担任から聞いていない。いじめは否定できないが、あれば私に報告があるはずだ』と話した。担任は生徒の自殺後、病欠しているという。」

担任の病欠は本人の判断なのか、それとも、校長、又は教育委員からの証拠が残らないように口頭での指示なのか?刑事事件でない以上、誰かが真実を言わなければこのまま闇に 葬られる。

いじめがれば報告する事になっているのか?それともいじめと思われる事実があれば報告する事になっているのか?似ているが同じ意味ではない。いじめと断定できる 証拠がないと報告できない。しかし「いじめと思われる事実」であれば間違っていても報告する事が出来る。下記の記事を読むとこの校長は逃げているように思える。 なぜならいじめがあれば報告があると話している。取材に慣れていないのかもしれないが、管理能力がある校長の発言とは思えないし、管理能力があるのであれば 完全に逃げようとしているように思える。

公務員とやり取りをしていると時々、屁理屈や詭弁で逃げていると感じる。彼らは公務員の世界の価値観で生きている。退職する年齢まで公務員でいるつもりであれば、 公務員の世界で生きようとする。上からの強い指示がなければ変わらないか、変われない。

岩手・中2自殺:校長「いじめ知らなかった」 07/08/15(毎日新聞)

 岩手県矢巾(やはば)町の中学2年の男子生徒(13)がいじめを苦に自殺したと見られる問題は、学校側の対応が不十分だった可能性が出てきた。生徒と女性担任が交換していたノートで、生徒は「もう市(死)ぬ場所はきまってるんですけどね」と書いたが、担任は「明日からの研修 たのしみましょうね」と翌日からの学校行事(合宿)に触れただけだった。6月30日ごろの記述とみられ、このSOSが生徒の最後のメッセージとなった。

 ◇父「なぜ連絡ない」

 同校には生徒と担任がほぼ毎日交換する「生活記録ノート」があり、毎日新聞は生徒の父親を通じて全文を入手した。この中で生徒はいじめについて何度も担任に訴えていた。

 日付が明確でない記述が多いが、今年5月以降、生徒が「なぐられたり、けられたり、首しめられたり」と書き、担任は赤ペンで「それは大変、いつ?? 解決したの?」と返事を書いていた。直後に生徒は「解決していません」などと書いたが、担任の欄は空白で、生徒の記述に二重丸がつけられていた。

 その後、生徒が「もうつかれた。……。どうなるかわからない」と書いた時も担任からの記載はなかった。別の日に生徒が「ここだけの話。(中略)氏(死)んでいいですか(たぶんさいきんおきるかな)」と自殺をほのめかした時には、担任は「どうしたの? テストのことが心配? クラス? ××(この生徒の名前)の笑顔は私の元気の源です」などと応じていた。

 校長は7日夜に開いた緊急の保護者会の後、取材に応じ、ノートのやり取りについて「担任から聞いていない。いじめは否定できないが、あれば私に報告があるはずだ」と話した。担任は生徒の自殺後、病欠しているという。

 生徒の父親も生徒が自殺するまでノートの内容は知らされておらず、「ここまで書いていたのなら、なぜ連絡してくれなかったのか」と学校側の対応への不満を述べた。

 7日夜の保護者会の出席者によると、学校側からいじめの有無について明確な説明はなく、生徒が死亡したことへの陳謝もなかったという。

 町教委などによると、同校は7日、全校生徒(約450人)を対象にいじめを見聞きしていないかについて記名式のアンケートを実施したという。

【二村祐士朗、浅野孝仁】

「見殺しにしたも同然」「ダメ教師」 岩手中2自殺事件で学校に怒りの声多数 07/08/15(J-CASTニュース‎)

岩手県矢巾(やはば)町の中学2年の男子生徒(13)がいじめを苦に自殺したと見られる問題で、学校側への怒りの声が広がっている。

生徒は2015年7月5日、JR東北線矢幅駅で進入してきた電車に飛び込んだ。「いじめではなく暴行」「見殺しも同然」――有名人も、ツイッターやブログで報道に反応している。

尾木ママ「学校の体をなしていない」と激怒

最も批判が集まっている点は、学校側の対応だ。生徒は担任教師と交換していたノートでいじめの被害を繰り返し訴えていたが、教師はそれを「無視」して返答を書き続けた。また、生徒が通っていた中学校の校長もノートのやり取りについて「担任から聞いていない」と話し、 7月7日に開かれた保護者会でもいじめの有無を説明しないなど「知らぬ存ぜぬ」を決め込んでいるという。

そんな中、報道にいち早く反応したのが「尾木ママ」こと教育評論家の尾木直樹さん(68)だ。7日から8日にかけ、当件に関するブログ記事を連続で投稿。「生徒殺人学校」「許し難い事件」「担任の見殺し自殺も同然」と学校側を厳しく批判し、岩手県教育委員会には第三者委員会を設置して徹底的に真相解明するよう注文を付けた。

尾木さんは8日あさ放送の情報番組「モーニングバード」(テレビ朝日系)にも出演し、「学校の体をなしていない」と激怒、担任教師や校長へも「失格だ」と非難を続けた。

ツイッターにも

“「担任ってダメ教師だなあ」
「教師は役に立たない」

など怒りの声が寄せられた。

いじめじゃなくて「暴行」「恐喝」にすべき

一方、学校側を批判する以外の語られ方も見られた。情報番組「スッキリ!!」(日本テレビ系)に出演するコラムニスト・犬山紙子さん(33)が8日、「いじめなんかじゃなくて暴行」とツイッターで指摘、人気声優の白石稔さん(36)も「『いじめ』という単語は無くして、暴行とか恐喝とか、名称を変えるべき」と主張するなど、「いじめでなく暴行と呼ぶべき」という風潮はネット上で強い。

また、実業家の堀江貴文さん(42)は「大事なのは逃げてもカッコ悪くない雰囲気作り」と他とはやや異なる視点でつぶやいた。

「自殺生徒のせいで減給」容疑者、勤め先に依頼 11/02/15(読売新聞)

 名古屋市守山区の高校3年男子生徒(17)が金を支払うよう脅された後、自殺したとされる事件で、生徒への恐喝未遂容疑で逮捕された愛知県小牧市小牧、派遣社員堀井紀宏容疑者(22)は、生徒のせいで自分の給料が減額されたように、勤務する派遣会社へ口裏合わせを依頼していたことが、愛知県警への取材で分かった。

 捜査関係者によると、堀井容疑者は、スマートフォン(スマホ)の無料通話アプリ「LINE(ライン)」を使って生徒へ金を要求した際、自分が紹介した建築現場の仕事を生徒が休んだため、減給されたと因縁をつけていた。堀井容疑者は、生徒が自殺した9月27日になって、派遣会社に「減給されていたことにしてほしい」と依頼したという。会社は拒否した。

文科省も含め、多くの関係者が今回は運が悪かったと思っているが本心を隠しながら改革や改善そして真の調査を望んでいない現れだと 思う。時が経ち、多くの人達が注目しなくなるのを待っているのだと思う。しかし人前では、「子供が一番」とか「教育が一番」とか 偽善者を隠して良い格好をしているのだろう。

尾木直樹氏「何の権限で隠すのか」…黒塗り資料 11/03/12(読売新聞)

 大津市でいじめを受けた市立中学2年の男子生徒が自殺した原因を究明する市の第三者調査委員会(委員長=横山巌弁護士)が市教委から取り寄せた資料に多くの黒塗りがあった問題で、越直美市長は2日、報道陣に、「今後、(黒塗りせず)なるべく公開する方向で考えたい」と述べ、情報開示に前向きに取り組むことを表明した。

 黒塗りについては、委員の尾木直樹・法政大教授が「追跡調査ができない。何の権限で隠すのか」と批判。文部科学省は、子どもの自殺後に学校側が行った調査結果について、「外部への安易な提供や公表は避ける」との指針を示している。

 越市長は「文科省の指針を超える情報開示を検討する」とした。

文部科学省「道徳教育実践研究事業」の指定を受けた滋賀県大津市立皇子山中学校の校長及び 教育委員会 | 大津市(大津市のHP)は教育関係者達であっても偽善者で人間としては最低レベルであることが示したと思う。

偽善者である教育者が教育専門家として「子供のため」とか言い訳をつけながら実は自分達の都合や自己主義のために行動していることを 大人達でけでなく子供達にニュースを通じて認識させてくれた。「学校の校長だから信用できる。」とは言えないことを< 教育委員会 | 大津市(大津市のHP)の職員達までが関与した隠蔽で多くの日本人に認識させたと思う。 また、教育委員会制度の廃止または改革の必要性を 教育委員会 | 大津市(大津市のHP)を多くの日本国民に認識させた。組織ぐるみでの隠蔽。問題は深い!

「いじめ情報」学校放置? 大津 自殺直後の教師メモ 09/20/12(京都新聞)

 大津市で昨年10月、中学2年の男子生徒が自殺した問題で、自殺直後、複数の生徒が「定規を割った」など男子生徒へのいじめを疑わせる情報を教師に伝えたにもかかわらず、放置された可能性が高いことが19日、市教育委員会への取材で分かった。

 市教委によると、学校が全校アンケートを行う4日前の昨年10月13日から14日にかけ、2年生約20人が教師約10人に情報を寄せていたことが、教師のメモから明らかになった。学校は内容を市教委に報告していなかった。

 うち4人の証言は「移動教室のときに荷物を持たされていた」「机の中の物を出して拾わせていた」「眼鏡を取って投げた」など、アンケートにも記述がない事案だった。当時、学校が4件について事実確認したかはわからないという。

 また「10月5日 会議 いじめの可能性」と書かれた市教委職員のメモが残っていたことも新たに判明。男子生徒への暴力をめぐり、昨年10月5日夜に担任ら13人の教師が集まり、うち3人がいじめを疑う意見を述べた協議について、電話で聞き取ったメモとみられる。聞き取りは同17日に行われたが、情報共有されなかった。

 滋賀県警に押収されていた資料のコピーを市教委が取り寄せた8月下旬以降、精査する中で明らかになった。

大津いじめ:「調査委委員が家庭情報漏らす」遺族側抗議へ 08/24/12(毎日新聞)

 いじめを受けた大津市立中学2年の男子生徒(当時13歳)が自殺した問題で、市が25日に初会合を開く外部調査委員会の委員に内定している滋賀県臨床心理士会会長の野田正人氏が、生徒の家庭に関する個人情報を入手し、第三者に漏らしていたとして、遺族側が24日、市に抗議文を提出することが、関係者への取材で分かった。委員としての適格性を問題視しており、外部調査委が開催延期を含め紛糾する可能性が出てきた。

 外部委の委員は市と遺族側が3人ずつ推薦する異例の形式で設置され、野田氏は市側推薦の一人。外部委の設置目的は「学校で起きたいじめなどの事実解明」と要綱で定めている。遺族側代理人によると、漏らされた個人情報は県子ども家庭相談センター(児相)に生徒の父親が相談した内容といい、「調査に関係のない家庭の情報で先入観を持って調査にあたる委員の中立性は疑わしく、委員就任に際して市が公平・公正な調査を求めた要綱に違反する」などと批判している。

「市教委は当初、『故意ではなかった』などと説明していたが、事実と違った理由について、市教委幹部は『対応した職員がきちんと理解しないまま、説明してしまった』と釈明している。」

まともな言い訳を考えろ! 越 直美市長(大津市のHP) 教育委員会 | 大津市(大津市のHP)はいじめの対応に問題があるだけでなく、事実確認及び報告さえも出来ない職員達がいることは明らかだ。 このことを認識して対応して欲しい。 教育委員会 | 大津市(大津市のHP)は対応した職員の能力を評価して、問題があれば諭旨免職にするべきだ。まともに仕事もできない職員を 抱えていては更なる犠牲者や被害者が生まれる。問題のある職員を免職にしても、新しい仕事を探せば良いだけの話。

大津いじめ、女性担任蹴り骨折「故意」と市教委 08/24/12(読売新聞)

 昨年10月に自殺した大津市立中学2年の男子生徒(当時13歳)へのいじめの加害者とされる同級生の一人が今年5月、中学校内で担任に暴力を振るってけがを負わせた問題で、担任の女性教諭が同級生に蹴られるなどして左手小指骨折、脇腹や顔などの打撲傷で全治約1か月の重傷だったことがわかった。

 市教委は当初、「故意ではなかった」などと説明していたが、事実と違った理由について、市教委幹部は「対応した職員がきちんと理解しないまま、説明してしまった」と釈明している。

 市教委によると、5月下旬、学校の体育館で翌日に控えた修学旅行の事前指導が行われていたさなか、同級生が急に立ち上がり、帰宅すると言って暴れた。更衣室に向かい、追い掛けて止めようとした担任の女性教諭を蹴ったという。

 担任が足を左手で止めようとして小指を骨折。同級生はその後も止められるまで脇腹や顔などを計10回、殴ったり蹴ったりした。市教委は当初、取材に対し、小指骨折は暴れていた男子生徒の足が偶然当たったためで、「担任を狙ったのでなく、故意ではなかった」などとしていた。

 学校は6月上旬、担任を交えて協議した結果、被害届を出さないと決定。大津署には経緯を説明したうえで、「同じようなことがあれば、被害届を出す」と伝えた。市教委が今月中旬、改めて聞き取りをした際、担任は「3年生になって、クラスになじめてきつつある。(法的な措置を取るのでなく)担任として見ていきたい」と話したという。

暴力はよくないが、いろいろとシステムの中で守られ、逃げてばかりいる 教育委員会 | 大津市(大津市のHP)にはレッスンとなったであろう。必殺仕事人ではないが、悪い奴らを裁きをと言ったとことだろうか。
ただ沢村憲次教育長ごときを怪我させたために逮捕されて人生を狂わせる価値はない。いじめた側(加害者)にも人権がある のだから、相手の気分を害した沢村憲次教育長にも原因はある。行動をおこさないが沢村憲次教育長の対応に怒り、不満、または傲慢さを感じている 人は多いと思う。

大津市教育長、襲われけが 容疑の19歳「許せず」 08/15/12(朝日新聞)

 15日午前7時50分ごろ、大津市御陵町の市役所別館2階にある教育長室で、出勤してきた沢村憲次教育長(65)が、若い男に突然、ハンマーで襲われた。教育長は頭を殴られ、右目の上を切る約3週間のけが。病院で手当てを受けたが、意識ははっきりしているという。

 大きな声を聞いた市教委の男性職員(28)が男を取り押さえ、駆けつけた大津署員が殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。逮捕されたのはさいたま市の私立大学1年の男(19)。

 沢村教育長は市立中学2年の男子生徒(当時13)が昨年10月に自殺した問題の対応をめぐり繰り返し会見を行い、「いじめも自殺の要因の一つと思っている」などと説明していた。

 男は「大津市の中学生のいじめ自殺問題に関して、教育長が真実を隠していると思い、許せなかった。殺そうと思った」と供述。容疑を認めているという。

教育長襲撃の学生、どうやって侵入したのか 08/15/12(読売新聞)

 大津市のいじめ問題への対応に当たってきた沢村憲次教育長が15日、市庁舎内で襲われるという事件が起きた。逮捕された大学生は「教育長は真実を隠している。許せないと思った」と供述しているという。

 市や市教委に批判が相次ぐ中、教育行政トップを狙った今回の事件に、関係者らに衝撃が走った。

 沢村教育長は午前7時50分頃、庁舎2階の教育長室に入った直後に襲われた。

 大学生はどうやって侵入したのか。大津署によると、居合わせた市教委職員は「(大学生は)教育長の後を付けた」「待ち伏せしていた」などと証言しているが、内容が錯綜(さくそう)しており、はっきりしないという。

 いじめ問題への対応で市などへの批判が強まるなか、県警は1日に数回、自殺した男子生徒が通っていた中学校と、市教委が入る市役所周辺をパトカーで巡回していたという。

 事件の後、庁舎につながる通路2か所には規制線が張られ、大津署の警察官が現場保存のために立つなど物々しい雰囲気に包まれた。

 黒川弥寿夫・教育部次長によると、市教委事務局は盆休みで出勤してきた職員は通常より少なかったが、沢村教育長はいじめ問題への対応などで出てきたという。

 黒川次長は自宅にいた同8時15分頃、「教育長が襲われた」との連絡を受け、慌てて駆け付けた。すでに捜査員らが教育長室や周辺の通路などで鑑識活動を行っていた。

 黒川次長は「詳しいことはわからないが、暴力は許されない。庁舎の安全管理を見直す必要がある」と言葉少なだった。

越 直美市長(大津市のHP)はいじめに関して徹底的に 教育委員会 | 大津市(大津市のHP)の改革または廃止に関して国に働きかけるべきだ。

滋賀県大津市立皇子山中学校及び校長そして報告を受けた 教育委員会 | 大津市(大津市のHP)の対応に問題がありすぎる。このまま問題を放置するべきでない。

〝加害〟同級生、教師にも暴力振るっていた 全治1カ月の重傷も警察に報告せず 08/10/12(産経新聞)

 大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒=当時(13)=が飛び降り自殺した問題で、男子生徒をいじめていたとされる同級生の1人が今年5月、女性教諭に暴行し、重傷を負わせたにもかかわらず、学校と市教委は警察に報告していなかったことが9日、分かった。

 市教委関係者によると、5月下旬、同校の体育館で、同級生が暴れていたため、女性教諭が止めに入ったところ手を殴られ小指を剥離(はくり)骨折し、全治約1カ月の重傷を負った。学校側は当日と6月上旬の2回、女性教諭や校長ら複数の教員が集まり協議したが、同級生が反省しているなどとして警察に報告しないことを決めたという。

 滋賀県警は7月11日、昨年9月の体育大会で、同級生3人が男子の両手をはちまきで縛り、口に粘着テープを貼ったとして、暴行容疑で、学校と大津市教委を家宅捜索し、関係資料を押収。しかし、学校と市教委はその後も県警に女性教諭が暴行を受け重傷を負ったことを告げていなかった。

 市教委幹部は「いじめとは全く関係がない。(同級生の)生徒への指導もしっかり行った。警察に報告する必要はなかった」と話している。

 県警は7月26日から男子へのいじめを調べるため生徒らへの聴取を開始。8月中に終え、9月以降に立件の可否を判断する。

女性担任にも暴行、けがさせていた加害者…大津 08/08/12(読売新聞)

 いじめを受けていた大津市立中2年の男子生徒が昨年10月に自殺した問題で、加害者とされる同級生の1人が今年5月、中学校内で担任の女性教諭に暴力を振るい、けがを負わせていたことが、関係者への取材でわかった。

 市教委によると、学校側は、「本人は反省し、生徒指導の範囲で対応している」として、被害届を出していないという。

 県警はいじめに関する一連の捜査でこの暴行についても把握。けがが重傷だとして、担任に、傷害容疑で被害届を出すよう求めたが、「学校が被害届を出さないと決定した」などとして応じなかったという。

 市教委によると、学校は、暴行があった当日と約1週間後に、それぞれ校長や生徒指導担当教諭らによる会議で対応を協議、市教委には、約3週間後に報告した。

いじめアンケートの結果公表 大津市議会で異例対応(YouTube)

いじめに関するニュースはテレビで見るが、 教育委員会 | 大津市(大津市のHP)に対する批判のニュースはあまり見ない。なぜなのか??

教育委員会の問題についてもあまり取り上げられない。メディアよ、なぜ取り上げないのか??

大津の中2自殺、県警が生徒ら聞き取り開始へ 7/25/12(読売新聞)

 大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒が自殺した問題で、滋賀県警は25日、男子生徒が通っていた中学校の生徒らへの聞き取りを26日から始めると発表した。

 全校アンケートでいじめの情報を寄せた283人のうち、実名で回答した116人(卒業生を含む)から重点的に話を聞き、必要に応じて、無記名の生徒らからも情報を集めるとしている。

 県警によると、聞き取りについては、県警側がそれぞれ生徒側に日時を打診し、できる限り保護者立ち会いのもと行うという。面会場所は自宅など、生徒側の意向を踏まえて決める。希望があれば、少年課・少年サポートセンターの女性相談員を同席させるなど、心理的負担の緩和に努めたいとしている。

インターネットで注目を集め、マスコミからも注目を受けたからこそ、 「市教委が調べたところ、学校側は遺族に対し、全校生徒対象のアンケート結果を伝えただけで、全教諭を調査したことや結果を説明していなかったという。」 結果となった。簡単に学校が事実を隠蔽して 教育委員会 | 大津市(大津市のHP)はチェックを行うことなく対応した。また、問題の指摘を受けると 市教委は読売新聞に対し、「事実確認は可能な範囲でしたつもりだが、 いじめた側にも人権があり、教育的配慮が必要と考えた。『自殺の練習』を問いただせば、当事者の生徒や保護者に『いじめを疑っているのか』と 不信感を抱かれるかもしれない、との判断もあった」と説明。結局、事実がつかめなかったとして、非公表にしたという。

平野文部科学相/A>は いじめに関する専門的な指導・助言を行う新組織を設置すると言っているが隠蔽体質の教育現場と適切な対応が出来ない教育委員会の問題とは 関係ない。いじめの問題自体を報告しない、適切に報告しなければいじめに関する専門的な指導・助言を行う新組織など税金の無駄遣い。 新組織の職員が適切なアドバイスを出来るのかも疑問。

大津いじめ、全教諭調査結果を遺族に伝えず 7/24/12(読売新聞)

 大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒(当時13歳)がいじめを苦に自殺したとされる問題で、自殺直後、学校側が全教諭に対し、男子生徒へのいじめの有無を調査していたにもかかわらず、その結果を遺族に伝えていなかったことが、市教委への取材でわかった。

 文部科学省は指針で、自殺があった場合、1週間以内に調査し、遺族に説明するように求めているが、学校側は調査したことさえも知らせていなかったという。学校によるずさんな対応がまた浮かび上がった。

 市教委によると、調査は自殺直後の昨年10月中旬、教諭約60人にいじめを見聞きしたかどうかをアンケートで質問。男子生徒の担任や2年生の担当教諭ら約10人については、校長らが直接聞き取り、記録していたという。文科省が昨年3月、自殺の再発防止に向けて策定した「子どもの自殺が起きたときの調査の指針」では、学校側の対応として「自殺から3日以内に全教師、数日以内に亡くなった生徒と関係の深い生徒から聞き取りを行い、1週間以内に遺族に説明する」との原則を示している。

 しかし、市教委が調べたところ、学校側は遺族に対し、全校生徒対象のアンケート結果を伝えただけで、全教諭を調査したことや結果を説明していなかったという。市も近く設置する外部委員会で、説明しなかった理由や経緯を調べる。

 市教委も、学校の遺族対応の不手際について把握はしていなかった。

教育委員の問題は 教育委員会 | 大津市(大津市のHP)だけにとどまらない。教育委員会は異常なレベルで守られすぎている。教育委員の制度改革または廃止しかない。

生徒自殺、ずさんな教員聞き取り…愛知の県立高 7/21/12(読売新聞)

 昨年6月に起きた愛知県立高校2年の男子生徒(当時16歳)の自殺をめぐり、同校と県教育委員会の実施した「初期調査」が不十分だったことが、関係者への取材でわかった。

 文部科学省は、児童・生徒が自殺した場合、学校などに対し、できる限り全教員から迅速に聞き取り、再発防止につなげるよう求めているが、ごく一部の教員からしか聞き取りを行っていなかった。県教委はその後、第三者による調査委員会を設置、自殺の背景などを調べている。

 関係者によると、野球部に所属していた男子生徒は昨年春、「部活をやめたい」と家族に話すようになり、同年5月下旬から部活を休むようになった。翌6月初旬には、部活に来ないことに気付いた顧問から呼び出しを受けたが、応じず、2日後に練炭自殺した。遺書は見つかっていない。

 昨年6月、文科省が県教委などに通知した文書によると、児童・生徒の自殺があった場合、学校はできる限り全教員と、可能な範囲で自殺した子とかかわりの深い在校生から話を聞くよう求めている。

 しかし、同校が聞き取りをしたのは、70人以上の在籍教員のうち、担任と部活の顧問の2人だけ。その後、県教委も追加調査したが、対象は担任ら2人に加え、校長と教頭、部活の別の顧問2人の計6人にとどまっていた。

 読売新聞の取材に、県教委は「できる限り全教員から話を聞くように指示したが、学校側は自殺の事実が校内に広がることを懸念し、わずかな教員からしか聞き取らなかった」と説明。追加調査については、「遺族が『そっとしておいてほしい』という意向を持っていると考え、本人をよく知る教員の範囲にとどめた」としている。同校では、野球部顧問の1人が、別の生徒への体罰を行っていたことが調査の過程でわかり、県教委が昨年度、文書訓告の処分を行っている。

「越市長はこれまでの市教委の対応のまずさを改めて認めた上で、その遠因に教育委員会制度の矛盾があると指摘。 『市民に選ばれたわけではない教育委員が教育行政を担い、市長でさえ教職員人事などにかかわれない。民意を直接反映しない無責任な制度はいらない』と述べ、 国に制度改革を求める意向を示した。」

本音はどうなのか知らないが、越市長、よく言った。教育委員の独立性を主張しながら、 教育委員会 | 大津市(大津市のHP)の対応は、不合理で横暴な対応は第二次世界大戦の日本軍のようだ。政治の教育への介入を軍事独裁政治を 例に挙げて拒んでいるが、今回のような隠蔽を平気で行う組織は異常なレベルで守られすぎている。教育委員の制度改革または廃止しかない。

大津市長「裏切られた…教育委員会制度は不要」 7/19/12(読売新聞)

 いじめを受けていた大津市立中2年の男子生徒が自殺した問題を巡り、同市の越直美市長が読売新聞のインタビューに応じた。

 「学校で何があったのか、なぜ不十分な調査になったのかを明らかにしたい」と述べ、市が設ける外部委員会での真相解明に意欲を見せた。

 この問題では、全校アンケート結果の大半を市教委が公表していなかったことが、今月4日に発覚。越市長は「非公表のものがあるとの報告を市教委から受けておらず、報道で知った」と弁明した。

 越市長は、自身も小学校と高校でいじめに遭ったことを明かしている。市教委から、まとめ資料ではなく、詳細なアンケート回答を取り寄せて読んだ。男子生徒が同級生から受けた被害がいくつも記されており、「いじめが自殺の原因だと確信した」という。

 一方、市教委は男子生徒の自殺後、「全校アンケートは不確かな情報が多く、いじめとの因果関係は断定できない」と主張していた。

 越市長は「市教委の説明を受け入れてきたけれど、前提となる事実の確認がいいかげんで信用できないとわかった。裏切られたように感じた」。アンケート結果の全面公表をしぶる市教委に対し、「事実はあなたたちが言ってきたことと違う。これは出すべきです」と押し切り、10日以降の公表につながったという。

 さらに、越市長はこれまでの市教委の対応のまずさを改めて認めた上で、その遠因に教育委員会制度の矛盾があると指摘。「市民に選ばれたわけではない教育委員が教育行政を担い、市長でさえ教職員人事などにかかわれない。民意を直接反映しない無責任な制度はいらない」と述べ、国に制度改革を求める意向を示した。

クローズアップ2012:大津の中2男子自殺 学校・市教委、失態重ね 7/19/12(毎日新聞)

 ◇アンケート、聞き取り2割のみ いじめ目撃生徒の直訴、調べず

 大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒(当時13歳)が自殺した問題は、今月に入って学校・市教委の対応の不備が次々と明らかになっている。いじめの兆候を見逃し、自殺後の原因調査もずさんだった「二重の失態」の背景には、いじめに対する認識不足と身内への甘さがあった。

 9カ月も前の自殺問題が再燃したのは今月4日。全校アンケートで「自殺の練習をさせられていた」と書いた生徒16人の回答を大津市教委が公表していなかったことが発覚した。「いじめと自殺の因果関係は判断できない」としてきた市教委へ批判が集中した。

 その後も、男子生徒と同級生の金銭トラブルを指摘した回答を公表せず「葬式ごっこ」「首を絞める」という具体的記述を見落としていたなど、市教委の不手際が相次いで明らかになった。

 アンケートは、男子生徒が自殺した後の昨年10、11月、学校が2回実施。1回目は約300件の回答があった。それを基に加害者とされる同級生らに聞き取りした結果、男子生徒に対する暴力などが判明し、市教委はいじめがあったと認めた。

「定例会で詳細な経緯が初めて報告されたのは12月15日になってから。自殺の6日前、同級生が担任に『トイレでいじめてる』と伝えていたのに最終的に学校側で 『けんか』として処理したことも説明された。しかし、公開されている議事録によると、教育委員からの意見や質問は一切なく、定例会は閉会した。」

大津・中2自殺事件でこのような状態になったのだから 越 直美市長(大津市のHP)は教育委員から聞き取りを行いなぜ質問や意見が一切なかったのか公表するべきだ。

教育委員、いじめ報告の場で質疑なし 大津・中2自殺 7/18/12(朝日新聞)

 大津市立中学2年の男子生徒(当時13)が昨年10月に自殺した問題で、昨年11月と12月の市教委定例会に生徒へのいじめが報告された際、いずれの会議でも岡田隆彦委員長を含む5人の委員から意見や質問が出なかったことが議事録や市教委への取材でわかった。学校や市教委のずさんな対応が指摘されているが、教育委員のチェックも不十分だった可能性がある。

 大津市教委の定例会は、地方教育行政法で原則公開と規定されている公式の「会議」にあたり、原則として毎月1回開かれる。会議では、教科書の取り扱いや学習指導のあり方など教育行政全般が幅広く話し合われる。学校でのいじめや暴力行為も検討対象で、これまでの定例会では件数の増減などが報告されていた。

 男子生徒の自殺後の11月2日、市教委は全校生徒へのアンケートなどに基づき「(生徒が)複数の生徒からいじめを受けていた」と発表した。同月17日に開いた定例会では、沢村憲次教育長が男子生徒の自殺について触れ、臨時校園長会や生徒指導主任主事会を開いたことを報告した。

 定例会で詳細な経緯が初めて報告されたのは12月15日になってから。自殺の6日前、同級生が担任に「トイレでいじめてる」と伝えていたのに最終的に学校側で「けんか」として処理したことも説明された。しかし、公開されている議事録によると、教育委員からの意見や質問は一切なく、定例会は閉会した。

和解は金額と条件次第だろうが、 教育委員会 | 大津市(大津市のHP) 平成21年 4月 1日 文部科学省「道徳教育実践研究事業」の指定を受けた滋賀県大津市立皇子山中学校 の対応の悪さを認めさしてから和解して欲しい。

「家庭的な要因も」と市教育長、遺族憤りあらわ 7/17/12(読売新聞)

 大津市の沢村憲次教育長は17日、市役所で記者会見し、男子生徒が自殺した背景について「個人的、家庭的な要因もあったと、学校から聞いている」と述べ、いじめ以外の要因があったとの見方を示した。

 具体的な内容については「個人情報であり、警察や市の外部委員会で調べていくものだ」と言及を避けた。

 この発言に対し、遺族側は「責任の所在をすり替えようとしている」と憤りをあらわにしている。

 また、沢村教育長は記者会見で、遺族が起こしている損害賠償請求訴訟について、「外部委員会の調査で、いじめと自殺の因果関係が示されるのではないか。それを受け、和解協議をさせてもらいたい」と話し、これまで「裁判を続行したい」としていた態度を修正した。

今回の事件は、 教育委員会 | 大津市(大津市のHP) 平成21年 4月 1日 文部科学省「道徳教育実践研究事業」の指定を受けた滋賀県大津市立皇子山中学校 そして 文部科学省/A> の対応の悪さを日本国中に広めた。残念ながらいじめたなくならないと思う。日本だけでなく多くの国でいじめや差別が存在するからだ。 ただ、状況の改善は期待できるし、 教育委員会 | 大津市(大津市のHP)を含む教育委員会の改革または廃止が今回の事件によるきっかけになることを祈る。

教育委員会 | 大津市(大津市のHP) 文部科学省「道徳教育実践研究事業」の指定を受けた滋賀県大津市立皇子山中学校の校長の対応を見ていると公務員であり、 教育関係者でありながらここまで自己利益や組織の利益のためには明らかに非常識な対応を取ることが出来ることには驚く。

「『いじめ罪』という法律はない。学校の出来事を何でも摘発できるわけではない」
滋賀県警の発言は法律の改正の必要性を投げかけている。悪法でも法は法である。法やシステムが間違っていれば改正すればよい。 今まで、いじめの事件に関して「『いじめ罪』という法律はない。学校の出来事を何でも摘発できるわけではない」との発言が 大きく取り上げられたことはないと思う(もしかすると注意して見ていないだけ、または勉強不足かもしれない)。
法務省滋賀県及び 大津市 が今回の事件を重く受け止めているのなら、法改正、または条例で対応するべきだ。そして、いじめだけでなく いじめによる自殺の可能性ある件についての大津市 教育委員会 | 大津市(大津市のHP) 文部科学省「道徳教育実践研究事業」の指定を受けた滋賀県大津市立皇子山中学校の対応はあまりにもひどい。 懲戒免職を含む罰則を明確に定めるべきである。個人的には嘘とも思える発言を公でするような行為は許せない。 文部科学省「道徳教育実践研究事業」の指定を受けた滋賀県大津市立皇子山中学校の校長は処分を受けるかもしれないが、 降格のような軽い処分しか受けないような気がする。懲戒免職でも良いと思う。そして 教育委員会 | 大津市(大津市のHP)の責任者達及び関与した職員達も懲戒免職で良いと思う。これぐらいの処分を行わないと 今後も不適切な調査や隠蔽体質は改善されない。

大津・中2自殺:捜査、長期化の可能性…捜索から1週間 (1/3ページ) (2/3ページ) (3/3ページ)07/18/12(毎日新聞)

 大津市で市立中学2年の男子生徒が自殺した問題で、滋賀県警が学校と市教委に異例の家宅捜索をしてから18日で1週間。県警は40人態勢の捜査班を作り、夏休み中に数百人に及ぶ生徒や卒業生から集中的に事情を聴く方針だ。ただ、刑事罰を科すことができない年齢の生徒も捜査対象であるうえ、全ての生徒や保護者の心情への配慮も求められ、捜査は長期化する可能性もある。一方、生徒からは「学校は真実に向き合って」などと、一日も早い解決を求める声が上がった。【村瀬優子、村山豪、石川勝義、加藤明子】

 ◇時間経過、物証乏しく

 「『いじめ罪』という法律はない。学校の出来事を何でも摘発できるわけではない」。滋賀県警の幹部は捜査の難しさを強調した。

 県警は今月11日、男子生徒に対する同級生3人の暴行容疑で、関連先として学校と市教委を捜索した。3人は昨年9月の体育祭で、男子生徒の手を鉢巻きで縛ったり、殴ったりした疑いがあるという。県警は教諭の日誌、学校の調査資料などを押収し、暴行容疑の裏付けを進めている。

 学校のアンケートで多くの生徒が男子生徒に対するいじめを指摘する回答をした。ただ伝聞も多く、確認するのは容易ではない。物証に乏しく、生徒の自殺から時間が過ぎており、県警は生徒らの証言を組み立てて捜査を進めるとみられる。

 14歳未満は刑事罰の対象外だが、捜査対象には13歳(当時)の同級生も含まれ、事情聴取の方法など、捜査手法には慎重さが求められる。県警は、保護者の同席を認めるなど、生徒らの聴取にあたり、配慮をする方針だ。

 ◇生徒、学校側に不信も

 捜索は生徒らにも衝撃だったようだ。

 女子生徒は「学校の雰囲気が以前とは違う。みんなそわそわしている感じ。私もニュースをよく見るようになった」。男子生徒は「捜索の後、先生が部活にほとんど来なくなった。みんな不安がっている」と明かした。

 捜索翌日には校長が全校放送で「皆さんの安全は守ります。我々も努力しています」などと訴えたという。しかし生徒から「何を努力してるんやろ」と冷ややかな声も上がる。

 多くの生徒が男子生徒に対するいじめを目撃したと取材に証言した。「自殺するまで、教職員にいじめの認識はなかった」とする市教委側の見解が生徒らの大人への不信を増幅させている。

 別の女子生徒は「学校は正直になってほしい」と訴えた。

 ◇市教委へ抗議1万件超える

 市教委に対する抗議が17日午後9時半までに1万件を超えたことがわかった。市教委によると、内訳はメール6155件、電話4791件。【千葉紀和】

NPO法人 全国いじめ被害者の会の/A>の理事長 大澤秀明氏が いじめに関して 文部科学省/A>に責任がある言っていた。

タウンミーティングでやらせを計画した文部科学省/A> はエリートと勘違いしたキャリアが現場の状況も把握せずに対応しているからこのような結果となったのであろう。 平成21年 4月 1日 文部科学省「道徳教育実践研究事業」の指定を受ける(滋賀県大津市立皇子山中学校のHP) と今回の事件とは全く関係ないとは言え、文部科学省/A> の担当者はこの学校について何も感じなかったのだろうか?組織の雰囲気は事故が起こってもそんなに変わるとは 思えない。 越 直美市長(大津市のHP)が要請し派遣される文部科学省/A>職員 が何を調べどのような報告書を提出するのか興味深い。能力や経験がないが学歴だけがある職員が来たら適当な報告書を 書いて終わりかもしれない。

大津の中学生自殺は「校内犯罪」だ 暴行、恐喝を「いじめ」とすり替えるな 7/10/12(J-CASTニュース)

 滋賀県大津市の中学校で2011年10月、男子生徒が自殺した「事件」は、同じ学校に通う生徒たちの証言から陰惨な犯罪の実態が浮き彫りになってきている。

 教育評論家や、息子が自殺した父親はいずれも「いじめというより、これは犯罪だ」と厳しく断じている。

■いじめを理由とした出席停止わずか6件

 「一方的に殴られていた」「火のついたタバコをつけられた」「金を脅し取られた」――。自殺した男子生徒の同級生は、学校側が実施したアンケートにいじめの様子を具体的に回答していた。最近では在校生がテレビの取材に対して、加害者による暴力についてコメントし、続々と詳細が明らかになってきた。

 「これは犯罪です」。NPO法人「全国いじめ被害者の会」代表の大澤秀明氏は、J-CASTニュースの取材にこう断言した。大澤氏は1996年、「いじめ」が原因で息子が自殺に追い込まれるという悲劇に見舞われている。遺書には、同級生に殴られ続け、現金を要求された事実が記されていたという。これにより加害者の生徒2人は保護観察処分となった。

 大澤氏は2012年7月6日に大津市を訪れて、自殺した生徒の父親と対面した。「地元警察から被害届の受理を3回も断られたことに、落ち込んだ様子でした」と話す。そこで滋賀県警に告訴状を持参するように助言したそうだ。

 大津市のケースでは、加害者とされる同級生が「遊びの範囲内だった」と主張。学校側も「仲良しグループだと思っていた」と話したという。だが他の生徒からは、担任に「いじめ」の様子を報告したのに適切な対応をしなかったとの証言も出た。そもそも一方的に殴りつけるのが「遊びの範囲内」とは思えない。

 大澤氏によると、かつては教育の場で「社会的人間の形成」が重視され、いじめが起きても教師が加害者の生徒を叱り、二度と繰り返さないような措置を施して「根元」を断ち切っていた。だが時代とともに「善悪」を教える風潮が薄まり、加害者への措置も講じられなくなったと指摘する。学校教育法では、教育上必要があれば加害者に対して懲戒(11条)や出席停止(35条)を命じられると定める。ところが文部科学省の「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」(2011年8月4日付)を見ると、2010年度に全国の小中学校で出席停止が下された74件中、いじめを理由にしたのはわずか6件。最も多かったのが「対教師暴力」の21件だった。

 文科省は1995年、「いじめの定義」として「自分より弱い者に対して一方的に、身体的・心理的な攻撃を継続的に加え、相手が深刻な苦痛を感じているもの」とした。これを2006年、「当該児童生徒が、一定の人間関係のある者から、心理的、物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの」と改めた。暴行や恐喝といった犯罪行為が「『いじめ』という言葉にすり替えられ、しかも定義があいまいになっている」と大澤氏。深刻な犯罪の意味合いがぼかされて、「ふざけ合い」「単なるケンカ」として処理されうる流れになってしまっていると憤る。

■教師が隠ぺいに加担したら処罰する条例を

 大澤氏は全国各地でいじめに悩む親子の相談を受けている。自身のつらい体験について、「息子がいじめられていたのを見ていた同級生が担任に報告したにもかかわらず、現場に行かずに放置していたのです」と振り返る。こうなれば、いじめの行為はますますエスカレートしがちだ。「いじめの実態を知ろうとしない。そうしておけば後から『学校側は把握していなかった』と言えるからです」と続け、「これは文科省の方針のせい」と怒りを隠さない。大津市の場合も、学校側は「見て見ぬふりをしていた」と生徒から声が上がっている。市教育委員会はいじめがあったことを認める一方で、自殺との因果関係は「判断できない」としている。

 教育評論家の森口朗氏に聞くと、大澤氏と同様に今回の加害者側の行為を「校内犯罪」と断定する。一方で最近は未成年でも、加害者が罪に問われる事例が「ようやく出てきました」と話す。

 本来であれば、悪質な「いじめ」が発覚したら被害者側と学校が連携して警察に被害届を出すのが望ましいと森口氏。そのうえで、実態を明らかにするために証拠を固めることが重要だという。複数の証拠に基づいて告発すれば、警察も動かざるをえなくなるからだ。

 だが大津市のケースでは、学校側が協力的とはいえない。その場合に被害者側は、マスコミに訴えかけるなど別の方策をとる必要がある。さらに、「都道府県レベルで『いじめ防止条例』のようなものを制定し、教師がいじめの実態の隠ぺいに加担したら処罰する内容を盛り込んではどうでしょうか」とも提案する。学校側に腰を上げさせるためにも、ある程度強制的に「校内犯罪撲滅」への手段が必要というわけだ。

大津市教育委員会委員長の岡田隆彦氏は会見に出るべきだ。大津市教育委員会委員長の責任を果たせ!

「大津市教育委員会委員長は岡田隆彦氏(絶対にバッシングしないで下さい)ですが、一般論として地域の著名人や有力者等の持ち回りポストでたまに会議をやるだけです。 私も自治体のその手の委員をいくつかやっていましたが、『誰でもいいんです。』非常に不適切な表現をするなら、私が年配になったら任命されえるレベルのポストです(誰でもいいということ。)」
これがやはり一般的な教育委員会の実態であれば、改革や廃止するべきだ。

参考までに 片山さつき Official Blog

片山さつき先生、ブログに「皇子山中学校の藤本一夫校長」と大津いじめ事件の中学校明記…公開処刑?。大津市教育委員会と大津市教育長。  7/13/12(お気楽系・作家・評論家・コメンテーターの林雄介(元官僚)のライブドア(公式)ブログ。日本一、不真面目なトンデモ元キャリア官僚。」)

いつもありがとうございます。林雄介です。

参議院議員の片山さつき先生(元大蔵官僚、ミス東大?)が、「ブログとHPに大津市いじめ事件の大津市立皇子山中学校の藤本一夫校長(たまたま校長なだけですから、絶対に脅迫文を送らないで下さい。)」と明記されました…。まあ、大蔵官僚ですから、大丈夫なのかもしれません…。ちなみにデヴィ夫人(元大統領夫人)は、加害者の実名をブログに明記されましたが、アメブロに削除されました…。気持ちはわかりますが、推定無罪ですから、「加害者とその家族の名前」を明記しないで下さい。

大津市教育委員会委員長は岡田隆彦氏(絶対にバッシングしないで下さい)ですが、一般論として地域の著名人や有力者等の持ち回りポストでたまに会議をやるだけです。私も自治体のその手の委員をいくつかやっていましたが、「誰でもいいんです。」非常に不適切な表現をするなら、私が年配になったら任命されえるレベルのポストです(誰でもいいということ。) 教育委員会というより、教育行政は事務方トップの教育長の沢村憲次さん(年収1200万推計)が運営していますが、実際、経験上、責任の所在が市長も含めて不明確な場合が大半です。村社会ルールなのです。ちなみに片山さつき先生も教育長(沢村さん)と教育委員長(岡田さん)の誤記がありました。主計官(片山議員)が誤記するくらいですから、そんなもんですよ。

事務方トップの沢村さんも個人の意見ではなく(そもそも校長経験者なので教師)、教育委員会事務局の意見としての対応のはずです。知り合いにも、教育委員会の事務方がいますが、教育委員会には個々の苦情が大量に届き、物理的に処理できないのも事実です。大津いじめ事件は、たまたま、炎上して面に出ただけで氷山の一角です。あと、教育委員会にはモンスター保護者から苦情がバンバンきますから、優先順位や真相究明は難しい。それは一般論としてご理解頂き、大津市教育委員会や沢村さんを生け贄にしないで欲しいんですね。ただし、もし、担任が本当にいじめ放置の「ほどほどにしておけ」発言があったなら、適切な処遇は必要だと考えます。

林雄介拝。

藤本一夫校長は 教育委員会 | 大津市(大津市のHP)の連中が 警察の強制捜査で逃げ腰になったから、やっと学校の責任者として出てきた感じた。しかし、国民をがっかりさせる対応だ。

いじめであると断定する藤本一夫校長の定義とは何か? 教育委員会 | 大津市(大津市のHP)に提出した報告書でいじめの認識はないとの判断は誰がしたのか?校長は報告書に目を通して 問題はないと判断したのか?誰が事実確認して、「これはけんかだ」となったのか?この校長は報告能力があるのか、 それとも故意に曖昧な発言をしているのか?子供の学校では、誰が、どこで、何を、なぜしたかを説明できるように教えているぞ! 滋賀市では校長になるような人間にそのような能力が備わっていなくとも校長に任命するのか?

警察や検察は関係者の聞き取りをしっかりしてほしい。ここまで矛盾があれば嘘をついている人間達を見つけるのは難しことではないはずだ。

いじめ自殺、校長「けんかだと…判断甘かった」 7/15/12(読売新聞)

大津市立中学2年の男子生徒(当時13歳)が昨年10月、いじめを苦に自殺したとされる問題で、中学の校長が14日午後に行った記者会見での主なやり取りは次の通り。

 ――男子生徒がいじめを受けていたという認識は。

 校長「(5日は)いじめという通報で始まったので、確認しているはず。ただ、(男子生徒と同級生に)確認したら、双方が手を出したけんかということだった。その段階で、いじめだという確実な認識はなかった」

 ――いじめがあったと全く疑わなかったのか。

 校長「疑っていなかったというより、気付いていなかった。認識がなかった」

 ――協議で、いじめという言葉は出なかったのか。

 校長「もちろん出ている。本人たちから事実確認して、『これはけんかだ』という話になった」

 ――いじめの可能性を切り捨てたのではないか。

 校長「切り捨てていない。捨てていたら調査しない」

 ――自殺当日、校長は記者会見で「いじめはなかった」と断定した。なぜか。

 校長「断定していない。いじめがあったとも、なかったともわからない、調査したいと(言った)」

 ――10月5日のトラブルは市教委に報告したのか。

 校長「その時点では報告していない。指導の不十分さ、判断の甘さがあったと言わざるを得ない」

 ――けんかがあり、いじめの可能性を疑わなかったことについてどう思うか。

 校長「生徒からもっと聞き取り、早期に調査すれば迅速な対応ができた。通報があったのに本人から事情を聞かず、それまでの情報で判断してしまった」

大津中2自殺、初会見の校長「いじめ認識せず」 7/15/12(読売新聞)

 大津市立中学2年の男子生徒(当時13歳)が昨年10月、いじめを苦に自殺したとされる問題で、中学の校長が14日午後、全校アンケートの非公表問題が発覚後、初めて記者会見した。

 担任ら複数の教諭が、男子生徒がいじめられているとの情報を受けていたことを認め、「同級生とのけんかと判断した。いじめを把握する機会があったのに見逃していたと言われれば、その通りだ」と陳謝した。しかし、「担任らは、この段階で確実にいじめだという認識はなかった」と説明、市教委が14日午前に「自殺前に担任らがいじめの可能性を疑っていた」とした説明とは違う見解を示した。

 「(生徒の自殺まで)いじめというはっきりした認識はなかった。疑っていなかったというより、気付かなかった」。沢村憲次・市教育長とともに大津市役所で記者会見に臨んだ校長は、言葉を選ぶように釈明した。

 一連の問題発覚後、これまで会見に応じなかった理由については、「生徒たちの心の安定を考えて避けていた」とし、「強制捜査などで学校全体が混乱する事態になり、十分責任を感じている」と話した。

 校長は、男子生徒が昨年10月11日に自殺する前に2度、いじめに遭っているという情報が寄せられていたと説明。「教諭らから、生徒は同級生と力の差があり、けんかで負けることが多いと聞いていた」とも話した。

 自殺6日前の同5日に、男子生徒と加害者とされる同級生がトラブルになった際には、担任ら5、6人で対応を協議したものの、双方の生徒がいじめを否定し、「大丈夫」と言っていたため、「これはけんかだ」と結論づけた、とした。

嘘と歪められた調査で幕引きしようとした 教育委員会 | 大津市(大津市のHP)

教育関係者集団でありながら人間としてレベルの低い嘘つき集団であることが明らかになりつつあるようだ。 これだけ嘘で歪められた調査結果を公式に発表してきた事実を考えると、文部科学省は罰則規定をさだめるべきだ。 罰則があれば更なる隠蔽を招くと反対する人達もいるだろう。今回のように警察が捜査して、虚偽の発言や発表を行った ことが判明した場合、懲戒免職や教職員免許の無期限の停止または剥奪などで処分するべきだ。罰則がなくとも、 ここまで事実を歪める教育委員会があるのだから罰則を設けるべき。

生徒への暴行、教諭が目撃か…大津いじめ自殺 7/14/12(読売新聞)

 大津市で中学2年男子生徒が自殺した問題で、滋賀県警は14日も引き続き、自殺した男子生徒が通っていた中学校の教諭らから聞き取りを行った。

 この日は、男子生徒に対する暴行などを目撃した可能性のある教諭ら数人から、聞き取りを実施。生徒からの聞き取りは、夏休み中に行う方針だ。

 県警によると、任意で提出を受けた全校アンケートや、市教委と中学校から押収した資料などを調べた結果、いじめの加害者とされる同級生らが男子生徒に暴行した現場を目撃した可能性のある教諭がいることが判明。教諭らから、アンケート回答にあったいじめの実態の有無についても聞くとしている。

 一方、県警は15日から、25人の専従捜査班に加えて20人を増員し、計45人態勢で捜査する。

教育委員会 | 大津市(大津市のHP)の誰かが 虚偽(Yahoo!辞書)の発言を公表することを決めたはずだ。 誰なのか捜査し公表するべきだ。些細なことではなく、自殺事件でこのような判断をする公務員の名前は公表され、処分されなければならない。

公務員組織による調査がいかにずさんで不適切で歪められた報告を事実として公表し偽善者でありながら平然としていられることが 現実社会にあることを多くの国民そして子供達に知らせた。そう言う意味では 教育委員会 | 大津市(大津市のHP)による調査が良い例になったと思う。 最低の人間達が教育関係者として存在し、いろいろな大義名分で守られてきた事実。教育委員会の問題がメディア等で指摘されながら、 抜本的な改革が行われず、放置されてきた事実。今回の事件は多くの隠された膿の一部を多くの国民に曝した。

<大津いじめ自殺>担任ら複数の教諭が話し合い 問題把握か 7/14/12(毎日新聞)

 大津市の市立中学2年の男子生徒が昨年10月11日に自殺した問題で、生徒が亡くなる直前、「男子生徒がいじめを受けている」との情報を受け、担任ら複数の教諭がいじめの可能性について話し合っていたことが市教委への取材で分かった。情報は、昨年9月末ごろと10月5日、担任の男性教諭らに別の生徒が少なくとも2度伝えていた。【加藤明子、村山豪】

【自殺を強要されていた】アンケートで生徒ら回答

 また、市教委学校教育課は14日、取材に男子生徒が自殺した10月11日にも学校がいじめについてアンケートをする予定だったことを明らかにした。そのうえで「いじめの指摘の認識については、(教諭らで)共有していた」と認めた。これまで学校は一貫して「いじめの存在は知らなかった」としていた。

 市教委などによると、同年9月末ごろ、男子生徒が同級生からトイレで殴られているのを目撃したという女子生徒が別の教諭に「(男子生徒が)いじめられている。やめさせてほしい」と訴えた。この教諭が男子生徒に確認すると、「大丈夫」と答えたという。

 また10月5日、別の生徒が担任に「いじめがある」と伝えていた。学校側は男子生徒が同級生とけんかをしたとして、両方の保護者を呼んで謝罪させた。このとき担任は、男子生徒1人を残し「本当はどうなんだ」と、いじめについて聞いたところ、生徒は「きょうはちょっとイヤやった」と答えたという。

 担任や2年を担当する別の教諭らはその後、男子生徒について話し合い、その際「いじめかもしれないから、人間関係に気をつけていこう」という意見も出されたという。男子生徒はこの6日後に自殺した。

 学校や市教委はこれまで一貫して「担任も含めいじめについては知らなかった」と話しているが、少なくとも自殺の直前に、いじめがあった可能性を認識していた疑いがある。

 県警は、生徒約300人の事情聴取も視野に、いじめの有無について全容解明を目指す方針。

「 市教委学校教育課の担当者は『当時、明確にいじめられているとは認識できなかった。もう少し踏み込んだ対応をやるべきだった』としている。 」

市教委学校教育課の担当者は誰?

自殺6日前にいじめ対策会議 情報受け担任ら 大津 7/14/12(朝日新聞)

 大津市立中学2年の男子生徒(当時13)が自殺した問題で、自殺6日前の昨年10月5日、生徒がけんかをしたり他の生徒から「いじめを受けている」という情報が教師に2度寄せられたりしたことを受け、担任らが対応策を考える会議を開いていたことがわかった。

 市教委はこれまで、生徒が暴力を受けていることを把握していたが、「教師はいじめと認識できなかった」と説明している。この会議では「いろいろな可能性の中でいじめについても考えて対応する」ことを決めていた。

 担任は10月1日と同5日に生徒に声をかけ、生徒は「大丈夫」という返事だったと市教委は説明。5日には、学校側は生徒の父親を学校に呼び、いじめられているという情報があったことを伝えたという。

 市教委学校教育課の担当者は「当時、明確にいじめられているとは認識できなかった。もう少し踏み込んだ対応をやるべきだった」としている。

生徒か教諭達(少なくとも担任)のどちらかが嘘をついていることは明らかだ。警察や検察に対しての証言によっては偽証罪(刑法169条)と なるのか?今後とも注目したい!もう一つ言えることは、生徒が正しいとすれば 教育委員会 | 大津市(大津市のHP)は自己の利益のためにはモラルを逸脱し、人間としての良心のかけらもない集団の組織であると言う事だ。 組織の人間達を権力や地位を使い圧力で押さえ込もうとする姿勢は、第二次世界大戦の軍部と変わりないではないか。
教育委員会 | 大津市(大津市のHP)など廃止してしまえば良い。職員が困るかは関係ない。自殺を組織的に隠蔽する人間達には レッスンが必要。命まで取られるわけではない。

大津いじめ、「泣いて担任に電話」と2生徒回答 7/14/12(読売新聞)

 大津市立中学2年の男子生徒(当時13歳)がいじめを苦に自殺したとされる問題で、市教委が昨年11月に実施した2回目の全校アンケートで、2人が「(男子生徒がいじめについて)泣きながら電話で担任教諭に相談したと聞いた」と回答していることがわかった。

 1回目のアンケート結果でも教諭がいじめを知っていたことを示唆する回答があり、市は、近く設置する外部委員会で学校側の認識や対応の経緯などについて調査を進める。

 昨年10月に実施した1回目のアンケートに続き、2回目は「今までに伝えられていないこと」を聞くことを目的に実施、約30人が回答した。うち2人が「男子生徒が泣きながら担任に、いじめられていることがつらいと電話をしたと聞いた」と記述。うち1人は「担任はいろんなことを聞いていたのに、行動を起こさなかったのはなぜか、説明したらどうなんですか」とつづった。

 市教委はこの内容について「1回目のアンケート後に学校が担任に聞き取りをし、男子生徒から電話での相談があったことは確認したが、いじめではなく家庭内に関するものだったと聞いている」と説明。2回目のアンケートに記された2人の回答については新しい事実ではないと判断、調査は行わなかったという。

隠蔽体質と批判された滋賀県の大津市教育委員会。

「 ただこのアンケート結果には、実際に目撃した事実とうわさや伝聞内容が混在しているとみられ、警察は今後、 ひとつひとつの回答内容が事実かどうか慎重に調べる方針です。」

いじめの認識を認めた教師はゼロ。警察の確認作業でどのような結果になるのか興味深い。複数の目撃情報があれば、 教師達が口裏を合わせた、または、誰かの圧力で口裏を合わせたことになる。以前、警察官達が口裏わせをした事件があった。 警官達でもやったのだから、教師達が絶対にしないことはない。教師達の不祥事事件を考えると否定はできない。誰かが圧力を かけた、または、隠蔽の打ち合わせがあったとすれば、大津市教育委員会が関与していたか、知っていた可能性が高いのでは??

大津・中2自殺:アンケート結果公開…市教委、市議会で 7/14/12(毎日新聞)

 大津市で市立中学2年の男子生徒が自殺した問題で、大津市教委は13日、自殺の背景調査のために実施した2回分の全校アンケート結果の公開を始めた。これまで報道陣の開示要求に「確証のない情報がある」として応じず、遺族に渡す際も、口外しないよう求める確約書に署名させていたが、同日の市議会常任委で委員10人に回答の一覧表を配布したほか、一般傍聴者15人にも同じものを配った。いじめの内容を記した内部資料が一般公開されるのは異例で、市教委によると、情報公開請求があった場合に公開すべき範囲の内容だという。

 一般公開に踏み切った理由について、沢村憲次教育長はこの日の記者会見で「保護者に渡すと当然外に出て行くし、一般市民にも伝える必要がある」と説明。同中学の在校生約880人の保護者に対し「希望があれば学校で手渡す」という内容のメールを送り、生徒にも案内書を配った。希望する保護者に市議会で配布したのと同じ資料を配る。

 公開された資料は、在校生が書いた回答を教員がパソコンで一覧表に整理したもの。昨年10、11月に実施した2回分で、加害者とされる同級生の名前などは白く消されている。

隠ぺい批判集中 いじめ全校アンケート 議会で公開 7/13/12(MBS毎日放送)

 隠蔽体質と批判された滋賀県の大津市教育委員会はようやく…、

 しかし、保護者ではなくまずは議員に公開でした。

 いじめがあった学校で調査として行われた生徒たちへのアンケート結果の概要が、市議会の議員と傍聴していた市民に配られました。

 大津市議会の教育厚生常任委員会。

 午後3時45分ごろ、市の職員が議員と傍聴席の市民らにアンケート結果の概要を配りました。

 全部で29ページ。

 暴行容疑で捜査が行われている、9月29日の体育祭での記述は生々しい表現でした。

「体育大会のとき、蜂を食べさせようとしていた」
「手足をはちまきでしばって、粘着テープを口に張って身動きの取れないようにしていた」
「体育大会の時、死んだ蜂を食べさせられていた。口の中にいれて吐き出した」

 回答からはその後、いじめがエスカレートしていったことが伺えます。

「トイレで暴力をふるわれていた」
「カエルを食べさせられた」
「両手を後ろで結ばれ、口に粘着テープを張られていた」

 自殺の前日、男子生徒が同級生に連絡したという回答もありました。

「死ぬ前にいじめていた人に『死にます』とメールで送ったらしい」 「『もう俺死ぬわ』とメールして『死ねばいいやん』と送り返していた」

 いじめをしていたとされる同級生たちが、男子生徒の死を知ったときの対応についても書かれています。

「『死ね、死ね。あっもう死んだか』といっていた」

 アンケートからは男子生徒が夏休みまでは同級生3人と仲良くしていて、それが2学期が始まる9月になっていじめられるようになったことがわかります。

「9月頃からいじるようになり、下旬には殴るケルの暴行を加え、いじめるようになりました」

 ただこのアンケート結果には、実際に目撃した事実とうわさや伝聞内容が混在しているとみられ、警察は今後、ひとつひとつの回答内容が事実かどうか慎重に調べる方針です。

滋賀県警、教師や市教委への聴取本格化 大津・中2自殺 7/14/12(朝日新聞)

 大津市立中学2年の男子生徒(当時13)が昨年10月に自殺した問題で、滋賀県警は13日、中学校の教師や市教委学校教育課の職員らから事情を聴くなど本格的な捜査を始めた。いじめの犯罪性のほか、生徒がお金の使い方で家族に注意され、担任に相談した経緯についても調べる。

 県警は11日に専従チームを設置。昨年9月29日の体育大会で生徒が鉢巻きで後ろ手に縛られたという暴行容疑で学校と市教委を捜索し、校長らから話を聴いていた。

 教師への聴取では、暴行の様子を目撃したり、いじめの情報を聞いたりしていなかったか調べる。学校が昨年10月17~19日と11月1~4日、全校生徒を対象に実施した2回のアンケートをもとに、記名回答した生徒から聞き取った内容も確認していく。

「沢村教育長は『いじめがすべて犯罪行為との認識はない』と話した。」沢村憲次教育長はどのような人間なのか?

「市教委は『学校からの報告をうのみにし、チェックが甘かった』と認めた。」
学校からの報告をうのみにしたのなら、誰が報告書を作成し、市教委に送られる前に誰が報告書に目を通したのかも公表すべきだ。 そして、市教委の誰が報告書を読んだのか?一人なのか、複数なのかも公表すべきだ。全てを公表しないと問題は明確にならない。 陳謝だけで市教委や学校関係者を許してはならない。うやむやにするとまた同じことが繰り返される。

平成21年 4月 1日 文部科学省「道徳教育実践研究事業」の指定を受ける
  平成18年 4月 1日 第十九代校長に澤村憲次就任 (滋賀県大津市立皇子山中学校のHP)

文部科学省「道徳教育実践研究事業」の指定を受ける学校はどのような学校なのか?

傍聴人にアンケート結果配布 中2自殺で異例の対応 7/13/12(毎日新聞)

 大津市は13日、中2男子自殺で学校側が実施したアンケート結果の概要を市議会の教育厚生常任委員会で公表した。概要は市議のほか、傍聴人にも配布された。自治体が内部資料を傍聴人に提供するのは極めて異例だ。

 沢村憲次さわむら・けんじ教育長は昨年11月に実施した2回目のアンケートで「葬式ごっこ」などといじめを強くうかがわせる記述があったにもかかわらず、見落としていたことについて「調査が不十分だった」と陳謝。「委員の皆さまにご心配をおかけした。ご報告が遅れて申し訳ない」と述べた。

 アンケートは「(昨年9月29日の体育大会で)はちまきで首を絞められているのをみた」「(同日)死んだハチを食べさせていた」などの証言を列挙している。出席した10人の市議は黙々とページをめくった。

 市議の一人は市教委の対応を「重大性を認識していないと言われても仕方がない」と糾弾。市教委は「学校からの報告をうのみにし、チェックが甘かった」と認めた。

 いじめと犯罪行為の関係をめぐり、沢村教育長は「いじめがすべて犯罪行為との認識はない」と話した。

思ったよりも展開がはやい。同じ女性教諭なのか?違う女性教諭なのか?同じであればどうして発言が違うのか? 発言に関して誰かが圧力をかけたのか?警察の強制捜査で偽証罪(刑法169条)が怖くなり発言を変えたのか?

今後の展開はどうなるのか??

大津“いじめ”自殺 “暴行”女性教諭が目撃か 7/13/12(MBS毎日放送)

 滋賀県大津市でいじめを受けていた男子生徒が自殺した問題で、同級生が男子生徒に暴行していたのを女性教諭が目撃していた可能性のあることがわかりました。

  男子生徒の自殺をめぐり滋賀県警は、去年9月の体育祭で同級生3人が男子生徒に暴行を加えた疑いがあるとして11日、中学校などを捜索しました。

  生徒へのアンケート調査で、男子生徒が体育祭のとき粘着テープなどで縛られていたのを複数の生徒が目撃していたことがわかっていましたが、市の教育委員会はこれまで目撃した教諭はいないとしていました。

  しかし13日の会見では、「女性教諭が目撃した可能性を否定せず、この教諭は遊んでいるようにみえてやめるよう注意した」と話しているということです。

  警察は夏休み中に生徒や教諭ら関係者から集中的に事情を聞き、来月中に立件するかどうかを判断するとしています。

滋賀県警、大津の中学教諭らから聞き取り始める 7/13/12(読売新聞)

 大津市立中学2年の男子生徒がいじめを苦に自殺したとされる問題で、滋賀県警は13日、男子生徒が通っていた中学校の教諭らから聞き取りを始めた。

 事実関係を解明するため、いじめがあったかどうかや、自殺前の男子生徒の様子などについて聞く。

 県警は11日にも同校の校長や沢村憲次・市教育長から任意で事情を聞いており、今後は生徒や卒業生らからも話を聞く方針。

大津いじめ自殺:「訴訟は継続」大津市教育長 7/13/12(毎日新聞)

 大津市の沢村憲次教育長は13日の記者会見で、自殺した生徒の遺族が起こしている損害賠償請求訴訟について「訴訟は続けるべきだと思います」と述べ、今後も争う意向を明らかにした。越直美市長はいじめと自殺の因果関係があるとの認識を示し、第三者委員会での調査を踏まえて和解を探る方針を表明している。

 滋賀県警が捜査を始めた体育祭での男子生徒に対する同級生の行為について「その時間、そのエリアを巡回していたのは女性教諭1人だけ。その教諭は、その場面は見ていないと言っている」と強調した。【千葉紀和】

検察や警察が沢村憲次教育長に対してどのように対応していくかが重要だろう!話は変わるがアメリカ沿岸警備隊は 韓国人船長が海洋投棄の事実に関してフィリピン船員に虚偽の発言を強要したことを立証し、有罪にした。沢村憲次教育長対策が 上手くいけば、他の教諭達も真実を言うと思う。それとも証拠隠滅罪(刑法第104条)や偽証罪(刑法169条)を適用して、 嘘が明らかだと思える教諭から矛盾をついていくのか?一度嘘を付けば、嘘のつじつまを合わせるためにさらなる嘘を つかなければならなくなるはず。そこを見逃すのか、見逃さないかが検察や警察の能力次第。

「ほんまにごめん」生徒心中吐露「苦しくて涙」 7/13/12(産経新聞)

 大津市立中学2年の男子生徒(当時13歳)がいじめを苦に自殺したとされる問題で、生徒らが回答したアンケートの自由記載欄の内容がわかった。

 それぞれが、仲間を失った悲しみ、助けられなかった自責の念を抱き、「全力で調査してください。お願いします」などと真相究明を求めていた。生徒らの痛々しいまでの心の叫びは、なぜ学校側に届かなかったのか。

 自由記載欄の記述がわかったのは、昨年10月に男子生徒が自宅マンションから飛び降りた直後、全校生徒約860人に対して行われた1回目の調査アンケート。見聞きしたいじめの有無とは別に、「学校に伝えたいこと」「男子生徒への思い」を尋ね、635人が記入した。

 ある生徒は、苦しい胸の内をこう記した。

 「どれだけつらかっただろう。どんな思いで飛び降りたのだろう。そう考えると、悲しくて苦しくて涙が出る。相談に乗ってやれたらよかったのにと悔しい気持ちでいっぱいです」

 男子生徒はクラスでも部活動でも、冗談を言って周囲を和ませるムードメーカー的存在。そんな彼が抱えていた苦しみに、多くの生徒は、仲間を失って初めて直面することになった。

 ほかの生徒も「もっと早く気づいてあげればよかった。ほんまにごめんな、ゴメン。ゴメン。ゴメン」などと書き、いじめに気付いていた生徒は「見て見ぬふりをしてしまった」と、無念さをにじませた。

 ◆「先生も話して」◆

 男子生徒の自殺直後、学校はいったん、報道機関などに「いじめはなかった」と公表した。これに対し、「絶対、先生とかも気付いていたと思う。いいかげん、隠さずに話してほしい」などと多くの生徒が違和感を持っていた。

 自分たちが目撃したいじめが、自殺の原因だったのではないか。そんな思いで、徹底的な調査を期待する声も少なくなかった。

 ある生徒は「絶対に真実を突き止めてほしい。事実がどうであっても、学校を守るために封印するのは絶対にやめてください」とクギを刺していた。

「学校に警察の人、信じられない」…生徒動揺 7/12/12(読売新聞)

 いじめの実態はどこまで解明されるのか。

 大津市立中学2年の男子生徒が自殺した問題は11日、教育現場が捜索を受けるという異例の事態に発展した。捜査員が入った市教委や中学では、教職員、生徒らが「これからどうなるのか」と、驚きと不安の表情を浮かべた。

 亡くなった男子生徒が通っていた中学では午後7時20分頃、滋賀県警の捜査車両3台が到着、捜査員が正門を開け敷地内へ。カーテンを閉めた3階建て校舎の一室で約5時間、捜索を続けた。

 報道で知り、友人と自転車で駆けつけた1年男子生徒は「学校に警察の人が来るなんて信じられない。どんどん大きなことになっているが、人が死んだのだから、当然なような気もする」と心配そうな表情。その後も帰宅していた生徒らが次々と集まり始めた。

 その場にいた教職員らは、報道陣に対して「コメントすることはありません」とだけ話した。

 一方、市教委のある市役所別館2階では午後7時30分頃から2時間余りにわたり、捜査員約10人が教育長室などを捜索。事務室では約50人の職員が残業中で、入り口のドアは内側から段ボールなどで目隠しされた。女性職員は「何が始まるんですか」と驚き、男性職員は「これからどうなってしまうのか」と不安そうに語った。捜索に立ち会っていた沢村憲次・教育長は「大変残念。一日も早い事態の収束と信頼回復に全力で取り組みたい」と話した。

 保護者らにも動揺が広がった。同校1年の息子がいる男性(41)は「今回のいじめはもはや事件。市教委や学校の説明を聞いていても信じていいか分からず、息子を通わすのも不安だ。捜査で少しでも真実が明らかになれば」と願い、女子生徒の母親は「娘から『男子生徒へのいじめはやり過ぎだ。誰か止めた方がいいと話題になっていた』と聞かされた。学校からは生徒や保護者に説明がない」と不満げに語った。

「いじめた側にも人権」を主張する大津市教委が扱うケースなのだから当然だろ!「葬式ごっこをしていた」「『自殺の練習』と言って首を絞めた」などの内容を 見落とすようなレベルなのだから感謝こそすれ、問題はないだろう。

滋賀県警がどこまで捜査できるかは疑問だが、「いじめ=警察による捜査」の前例を作った 教育委員会 | 大津市(大津市のHP)の唯一の貢献を活かして欲しい。教育委員達が関係書類を隠したり、破棄したことが明らかになれば 証拠隠滅罪が適用できるのだろ?適用されれば懲戒処分か?

いじめ自殺、中学と市教委を捜索…滋賀県警 7/11/12(毎日新聞)

 大津市立中学2年の男子生徒(当時13歳)がいじめを苦に自殺したとされる問題で、滋賀県警は11日、専従捜査班を設置し、男子生徒への暴行容疑の関連先として大津市教育委員会と同中学校を捜索した。

 校長や市教委の担当者らからも任意で事情聴取した。

 捜査関係者によると、捜索の容疑は、同級生数人が昨年9月、男子生徒に暴行した疑い。県警は、いじめと自殺の因果関係など事件の全容を解明するには、全校アンケートなどの資料の分析が必要と判断。非公開の資料もあるとみて強制捜査に乗り出した。

 警察庁によると、いじめが背景にある事件の場合、学校や市町村の教育委員会から証拠の任意提出を受けるのが一般的で、捜索まで行うのは異例という。

大津・中2自殺、またも生徒に口止めか(TBS Newsi)(YouTube)

大津いじめ自殺、加害生徒に確認せず (YouTube)

相手の言葉を信用できなくなれば疑って動く。当然の対応です。疑って対応するからいろいろな情報を得ようとする。

大津市の教育委員会の判断に多くの人は疑問を抱かなかっただろうか?おかしいと思った人は多いだろう。 すると「なぜ」(理由)を知りたいと思う。日本では権力がある人間が問題を隠蔽する傾向は理解されていると思う。 東京電力の発言を多くの国民が信用しているのか?信用していないだろう。お金で学者、政治家そしてキャリアを操る。 もしかしたらいじめ事件でも圧力なり、権力が関与しているのかもと考えてもおかしくない。

大津市の教育委員会が適切でなきからこのような展開になったと思う。「いじめた側にも人権」と言った教育委員会。 結果として最悪の方向へ向かっている現状を考えると滑稽だ!

加害生徒の親族情報まで出回る いじめ事件対応と何か関係しているのか 7/11/12(J-CASTニュース)

滋賀県大津市立中学2年の男子生徒が自殺した問題で、いじめたとされるクラスメートら3人の親族が「地域の有力者」と報じられた。ネット上で様々な憶測が出ているが、真相はどうなっているのか。

「母がPTA会長」「父が京大医学部卒」

いじめたとされる男子生徒3人の一部親族について、週刊新潮は2012年7月11日発売号でこう報じた。

週刊誌・テレビ報道で憶測広まる

いじめを巡っては、学校が行った全校生徒へのアンケートには、男子生徒を日常的に殴っていたり、死んだハチを食べさせたりするなどの3人の行為が書かれていた。さらに、「自殺の練習」「葬式ごっこ」などの記述もあり、度を超した内容が物議を醸している。

これに対し、大津市教委は、いじめの調査報告書を作成せず、文科省にまで情報が十分に伝わっていなかった。また、「自殺の練習」などの記述について、当時は気づかず事実確認していなかったとし、調べた結果、それが事実であるという判断にはならなかったと説明した。

新潮の記事では、親族にPTA会長らがいたことと、学校や教委の対応との関係にまでは触れていない。一方で、10日夜に放送されたテレ朝系「報道ステーション」では、因果関係をほのめかすような解説がなされた。

被害生徒側からのSOSが市教委に届かず、アンケート結果は隠されていたとして、こう指摘した。

「遺族が口にする不信感 加害者とされる生徒の一部の親族は地域の有力者だった」

ネット上でも、加害生徒の親族について、県警OBがいたといった、真偽の不明な「独自情報」が出回り、様々な憶測がなされている。タレントのデヴィ夫人も、後に削除したものの、こうした情報を元に義憤をぶつけるブログを書いている。

滋賀県警は「親族にOB」を否定

前出の「報道ステーション」では、夜回り先生として知られる水谷修さんがコメンテーターとして出演し、こう市教委を批判した。

「『万引きしろ』というのは、犯罪の教唆でしょう。あるいは、叩く殴る、もう傷害じゃないですか。警察に通報すら怠って、これはもう隠蔽としか取りようがないですね」 加害生徒の親族に地域の有力者がいたかどうかなどについて、大津市教委に取材すると、担当者が協議中として話が聞けなかった。滋賀県教委の学校教育課では、「親族関係などについては、分かりませんし、個人情報に関わることはお答えできないです」と言うのみだった。

滋賀県警の少年課では、取材に対し、親族に県警OBがいることを否定した。

「ネット上には、OBの名前が挙がっていますが、それは加害生徒の祖父などではなく、まったくの事実無根です。いろいろな電話がかかってきて、本人も迷惑しています。親族に警察関係者はおらず、ですから、圧力などはあるわけがありませんよ」 被害届を受理しなかったことについては、こう説明する。

「処罰できるような明確な資料が整っておらず、関係者から事情聴取しないといけませんので、受理に至っていなかったということです。きょう11日から25人の捜査班を作って動いており、受理するかどうかは言えませんが、遺族の方が来られれば対応したいと考えています」

沢村教育長は謝罪すれば許されるとでも思っているのか?そう思っているのなら考え方が古いし、教育長などやめてしまえば良い!
いたずらもあるかもしれないが、名前で特定されては困るから「無記名」にしたとは考えられないのか?考えられなかったのであれば 大津市の教育委員会はレベルがかなり低い。

大津市教育委員会:「『自殺の練習といって首を絞める』『葬式ごっこ』との記載に気づかず、事実確認もその時点では行っていませんでした」
大津市教育委員会、教育委員達よ、こんな言い訳で恥ずかしくないか、こんな言い訳を言って自分は善人と思っているのか、 こんな言い訳で、テレビを見て笑い、心地よく眠れるのか?教育委員をやる人間じゃないよ!気づかないのなら仕方がない。 皆が親になっているかは知らないが、子供に対してどう対応しているのか?俺は大津市教育委員だと自慢に思っているのか? 偽善者であることすら思わないほど神経が麻痺している人間たちなのか?彼らを知っている人達はどうおもっているのか? 類友なのか?

越 直美市長は弁護士として日米の法律事務所勤務及びニューヨーク州司法試験合格(大津市のHP) の経歴があるのなら、沢村憲次教育長を呼んで事実確認をして公表するべきだろう。アメリカでの経験があるなら、 日本の曖昧な対応について「YES」または「NO」の答えしかない質問ができるはずだ。橋下市長のように リーダーシップを発揮してもらいたい。テレビが悪いのかもしれないが、弁護士の経験やアメリカでの経験が ない市長のような印象を受ける。

追加アンケ「葬式ごっこ」見落とした上に非公表 7/11/12(毎日新聞)

 大津市立中学2年の男子生徒(当時13歳)がいじめを苦に自殺したとされる問題で、市教委は10日夜、緊急記者会見を開き、昨年10月の全校生徒を対象にしたアンケートとは別に、11月にもアンケートを実施し、「葬式ごっこをした」「『自殺の練習』と言って首を絞めた」など、いじめを示す新たな回答を得ていたことを明らかにした。

 1回目のアンケート後、「さらに事実を知りたい」という男子生徒の遺族の要望を受けて追加実施したというが、市教委は十分に事実確認をせず、公表もしなかった。

 市教委によると、追加アンケートは昨年11月1日に実施した。最初のアンケートは無記名や伝聞の情報が多く、事実確認が難しかったため遺族の意向に応えて再度行ったとしている。

 追加アンケートの回答には、加害者とされる同級生らが「葬式ごっこをしていた」「『自殺の練習』と言って首を絞めた」などの内容も含まれていた。

 しかし当時、学校側がこうした記述を見落としたうえ、市教委には「新たな情報は確認できなかった」と報告した。このため、市教委は追跡調査は必要ないと判断し、回答についても非公表にしたという。

 アンケートについて、市教委は昨年12月の市議会で2度実施したことを認めていたが、内容は明らかにしていなかった。

 記者会見で、沢村憲次教育長は「『葬式ごっこ』などの文言は、最近になってこちらで気づき、学校側に再調査を指示した。事実確認が不十分だった点もあり、批判を受けても仕方がない。深くおわびしたい」と陳謝した。

大津市いじめ自殺 市教委「葬式ごっこ」見落とす 7/11/12(tv-asahi)

滋賀県大津市で中学生が自殺した問題で、大津市の教育委員会が10日深夜に会見を開き、生徒に対して行っていたアンケートの中身を公表しました。そのアンケート用紙、生徒たちが記入したなかには「自殺の練習といって首を絞める」や「葬式ごっこ」などの記述があり、市教委はこれらについて事実確認を行っていませんでした。

 大津市教育委員会:「『自殺の練習といって首を絞める』『葬式ごっこ』との記載に気づかず、事実確認もその時点では行っていませんでした」

 市教委は、2回目のアンケート結果を初めて公表。「自殺の練習といって首を絞める」などの具体的な記述がありましたが、学校と市教委はこれらを見落とし、以降8カ月間、事実確認を怠りました。

 自殺した生徒の祖父:「生徒が先生に言っているのにもっと真剣にやってくれたら…。それが悔しい」

 これを受け、大津市の越直美市長は、「学校と市教委の調査はずさんで信用できない」として、遺族が市などを相手取っている訴訟をいったん中断し、和解する意向です。

 越直美大津市長:「いじめと自殺の因果関係があるという前提で調査を進めたい。裁判上の責任を取りたい。和解したい」

 遺族側弁護士は、「発言は裁判の外で出たもので、意図をはかりかねる。裁判で正式に伝えられてから検討する」と話しています。

大津市長 越直美 高校 まとめ 7/08/12(今の時代)

滋賀県大津市の越直美市長は、滋賀県大津市のマンションで昨年10月、市立中学2年の男子生徒=当時(13)=が飛び降り自殺した問題で、7月6日の定例会見で、事実関係の調査をやり直すことを決定したと明言、「早急に外部の有識者による調査委員会を立ち上げたい」と述べた。

越直美市長は会見で、「これまでは事件の真実について法廷で明らかにされていくのだろうと思っていたが、裁判以前に事実関係の調査をやり直すことを決めた」と発言。「自殺の練習は真実ならいたましい話。市長就任後もっと早く調査に取り組むべきだった」と涙ぐみながら話した。

それにしても、越直美大津市長のプロフィールは凄いように思える。
大津市のホームページに越直美市長のプロフィールが掲載されているが、2000年に北海道大学の法学部を卒業後、その年の11月に司法試験合格、2002年より西村あさひ法律事務所に在籍。2009年にはハーバード大学ロースクールを終了。その年の11月にはニューヨーク州司法試験合格。その後、コロンビア大学客員教授、国連ニューヨーク本部法務部研修などを経て、2012年に大津市長に就任している。

今回、この問題が再燃したのは、学校側が生徒を対象に実施したアンケートに、15人が「死亡した男子生徒が自殺の練習をさせられていた」と答えていたことが7月3日に関係者への取材で判明したからだ。市教育委員会はいじめの存在は認めたが、一貫して「いじめと自殺との因果関係は判断できない」との主張を続けている。

男子生徒の両親は本年2月、自殺の原因はいじめだっだとして、いじめ行為をしたとする男子生徒3人とその保護者、および大津市に約7,720万円の損害賠償を求め提訴。大津地裁で係争中で、市側は「自殺に過失責任はない」と主張している。

越直美市長は2012年3月に、自殺した生徒が通っていた中学校の卒業式に出席し、小学校3年生や高校1年生の頃に自らが受けていたいじめの体験を語ったうえで、いじめや自殺の再発防止を誓った。その後の大津市と加害者と遺族の間で民事裁判における口頭弁論において、自殺した生徒の死といじめの因果関係を否定したこともあり、生徒の遺族は市長の行為は「パフォーマンス」だと非難している。

それにしても、いじめの内容はひどい、かつて東京都足立区で起きた「女子校生コンクリート詰め殺人事件」に匹敵するといっても過言ではない、いやそれ以上であるような気がする。

学校側が全校生徒859人に実施したアンケートには「(同級生が)思い切り肺、おなか、顔を殴ったり、跳び蹴りしていた」という、暴行現場を目撃したとする生徒の証言もあった。さらに、「先生も見て見ぬふり」「一度先生は注意したけれどその後は一緒になって笑っていた」と、教諭がいじめを放置していたことを示す回答も14人からあった。

また男子生徒が死んだハチを食べさせられそうになったり、ズボンをずらされたりしたほか、首を絞められたり、整髪料のスプレーをかけられたりしていたという目撃談もあったようだ。

アンケートには、他に1~3年の15人が伝聞形式で「昼休みに毎日自殺の練習をさせられていた」「(いじめた生徒が)自殺のやり方を練習しておくように言っていた」などと記載との記載もあった。

これらの背景には、いじめの当事者がPTAの会長の息子である、とか、警察OBの孫であるとか、そういった権力がバックにいることが、事件を追及できない原因のようだ。いじめ当事者は実名を公表されているが、それでもこれらの事件が完全に白日のもとに晒されることはないだろう。

警察は自殺と断定しているが、この少年が自殺後、管理人が119番通報し、搬送されたのは、現場から22キロも離れた済生会滋賀県病院へ運んだらしい。この病院は、加害者の祖父(警察OB)が勤務しており、この病院で司法解剖が行われたという話もある。

越直美市長については、日米の弁護士試験に合格という立派な経歴を持ちながら、それを実社会を自ら先導していくために使っていくことがまだできていないようだ。37歳で市長は早いかどうかは別として、次々と起きる事件について、市長として自分ごととして真摯に受け止め、問題の解決を誰よりも先頭に立って陣頭指揮する行動が求められる。

「いじめた側にも人権」これが正当化できるのならいじめられた方よりもいじめた方が有利と考えられる。

大津市教委ではいじめに関しては「いじめた側にも人権」のためにまともな調査はできないので、事を大げさにしても 直ぐに警察を介入させるべきだ。大津市教委の対応には記事を読んでいて腹が立つ。こいつらが給料をもらっていると思うと さらに腹が立つ。

いじめた側にも人権…「自殺練習」真偽確認せず 7/06/12(読売新聞)

 大津市の市立中学2年男子生徒が自殺したことを巡って行われた全校アンケートで「(男子生徒が)自殺の練習をさせられていた」との回答を市教委が公表しなかった問題で、市教委が加害者とされる同級生らに対して直接、真偽を確認していなかったことがわかった。

 市教委はこれまで、非公表にした理由を「事実を確認できなかったため」と説明していた。

 市教委によると、「自殺の練習」は、生徒16人が回答に記していた。うち実名で回答した4人には聞き取りをしたが、事実は確認できず、それ以上の調査もしなかったという。加害者とされる同級生らにも聞き取りを行う機会はあったが、「練習」については一切尋ねなかったとしている。

 その理由について、市教委は読売新聞に対し、「事実確認は可能な範囲でしたつもりだが、いじめた側にも人権があり、教育的配慮が必要と考えた。『自殺の練習』を問いただせば、当事者の生徒や保護者に『いじめを疑っているのか』と不信感を抱かれるかもしれない、との判断もあった」と説明。結局、事実がつかめなかったとして、非公表にしたという。

Kids and Laughing Teachers Bullied Suicide Teen 7/06/12(ABC News)

The suicide of a 13-year-old boy in southern Japan after classmates systematically bullied him — even making him “practice” suicide — while teachers ignored the abuse or laughed has prompted soul-searching among educators across the country.

One of the boy’s last acts was to text his tormentors and leave voice mails for them to say, “I’m going to die.” They texted him back to say, “You should die.”

The middle school student, whose name has not been released, jumped from his 14th floor apartment in the city of Otsu last October after enduring heartrending tales of abuse at the hands of his classmates.

His father filed several reports with the police, but officers never accepted them, saying that they could not prove that bullying led to his suicide, according to Japanese media reports.

Details of the harassment are coming to light eight months later, following a student survey conducted by the city’s board of education. In that anonymous survey, students write the bullying escalated to “punching and kicking” in September last year, about a month before the teen jumped to his death. The victim was pressured into shoplifting, had his legs and arms tied while bullies duck-taped his mouth. Students watched as their peers pressured the teen into eating dead bees, “pantsed” him, and made him “practice” committing suicide.

In the survey, some classmates report alerting teachers to those “practices,” but say nothing was done.

Instead, teachers reportedly laughed as bullies tried to choke the victim.

“He was forced to eat paper, students choked him. Teachers only gave a verbal warning, but then joined in on the bullying by laughing,” comments in the survey read.

Today, the tearful mayor of Otsu, said that she would launch a new investigation into the teen’s suicide to “seek the truth,” calling the board’s survey “inadequate.”

“I feel awful I have to put students through this again,” Naomi Koshi said. “I cannot apologize to the students enough.”

Local media report Otsu has been bombarded with hundreds of calls and emails from angry parents since the bullying came to light on July 4. A bomb threat was called into the board Thursday, forcing students to go home early.

The teen’s family has not commented publicly on the case since the new details surfaced, but in a letter sent to Koshi, the boy’s father called on the mayor to “seek the truth” and come up with a new anti-bullying policy.

“I want bullying to disappear from every school in Japan,” he wrote. “I want schools to become a safe place again.”

「自殺練習」追加調査しない考え…大津市教委 7/05/12(関西発 読売新聞)

 大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒(当時13歳)が飛び降り自殺したことを巡る全校生徒アンケートで、「自殺の練習をさせられていた」との回答を市教委が公表していなかったことについて、4日に記者会見した沢村憲次教育長は「事実と確認できなかったため公表しなかった。隠したわけではない」と述べ、対応に問題はなかったとした。そのうえで、「可能な限り、いじめの事実を調べた」として、現時点では追加調査などはしない考えを示した。

 市教委はこの日、男子生徒が亡くなった直後に実施したアンケートで、「自殺の練習をさせられていた」と回答した生徒を16人とした。このうち4人は記名で回答していたため、市教委は聞き取り調査をした。

 この生徒らの記載は伝聞によるものだったことから、4人に話したとされる生徒からも事情を聞いた。しかし、自分でその場面を見たとは言わなかったという。

 さらに、無記名だった生徒の回答にも、場面を直接見たことをうかがわせるものはなく、名前が不明で追跡調査もできないため、市教委は「自殺の練習をさせられたとの確証は得られなかった」としている。

 記者会見で沢村教育長は、生徒の両親が、大津市と、加害者とされる3人とその保護者を相手取って損害賠償を求める訴訟を起こしていることを理由に、追加調査などについては「現時点では何も申し上げられない」と繰り返した。

 また、市教委が昨年11月、男子生徒へのいじめについて明らかにした際、アンケートの回答の一部を公表しなかった点を問われると、「公表した内容については、かなり慎重に確認しており、そのほかのことを隠したとは考えていない。自殺の練習については、事実と確認しきれないという結論に至った」と説明した。

 男子生徒が通っていた中学では、自殺の1週間前、担任教諭が「(男子生徒が)いじめられているのではないか」と別の生徒から聞いたものの、本人に確かめると、「大丈夫」と答えたという。

 このため、学校は当初、「いじめなどの事実はない」としていたが、両親の依頼で全校生徒にアンケートを実施。「トイレで殴られていた」「ハチの死骸を食べさせられそうになっていた」といったいじめがあったことがわかった。校長が両親に調査結果を報告して謝罪したが、両親は継続調査を望んでいた。

 この日の市教委の記者会見を受け、男子生徒の父親は「いじめで子どもを亡くすようなことが二度と起こらないようにすることが大切なのに、事実や原因が明らかにされなければ、対策の取りようがない。大津市や加害者側には事実を全て出してほしい」と話した。

 長谷川博一・東海学院大教授(臨床心理学)の話「伝聞が含まれていたとはいえ、アンケートでいじめについて回答した生徒の数は多く、内容も多岐にわたっている。市教委は『可能な限り調べた』としているが、問題への深入りを避けているようにも映る。証言内容が真実かどうかを改めて調べたうえで、遺族が納得できるような説明をしなければならない」

女児自殺、教育委「いじめの認識ない」 10/03/06(TBS)

ラジオで道教委は担当者の意識改革が必要と言っていたが、 意識改革では無理。重い処分が必要。本当に道教委が問題であると 考えているのであれば、重い処分も選択出来る。

道教委が、「みざる きかざる いわざる」のような体質でなければ 勝手な判断をした担当課長は、「道教委は、道内の市町村教委に対して、 これまで繰り返し『いじめの判断は、いじめられた児童生徒の立場になって行う』 『早期に適切な対応を取る』などと通知してきた。」状況を 無視し続けたことになる。これでは道教委に問題があるのか、担当課長に 道教委の姿勢を理解できない重大な問題があったと思われる。

多くの教育委員会が問題を抱えていると思われる。大なたを振るって 大量処分やリストラそして人材の入れ替えが必要。こんな状態では 税金の無駄使い。効率よく税金を使い、世界に誇れる教育システムを作るべき。

滝川いじめ自殺 道教委も遺書放置 6月に市教委が報告 10/14/06(北海道新聞)

 滝川市内の小学六年生の女子がいじめを苦に自殺した問題で、道教委が今年六月の段階で滝川市教委から遺書七通のうち四通を入手し、いじめがあった可能性を強く認識していたことが十九日、分かった。道教委はその後も滝川市教委に対して積極的な指示を行わず、いじめの有無に関する判断を含めて対応を任せきりにしていた。道教委は同日、「滝川市教委に適切な指導をしなかったことは申し訳ない」と、対応に問題があったことを認めた。

 関係者によると、滝川市教委は六月二十一日、遺族から遺書七通のうち六通を入手。同月二十七日、そのうち四通のコピーを空知教育局(岩見沢)に届けた。

 空知教育局の幹部は北海道新聞の取材に対し、遺書を読んで「(いじめの)疑いを持った」と述べ、その段階でいじめの可能性があるとの認識を持っていたことを明らかにした。

 しかし、「(市の)教育委員の中で当然、議論される」などと考え、滝川市教委の調査結果を待つだけで、具体的な対応を指示しなかったという。

 また、遺書のコピーは空知教育局が入手した二日後、道教委の学校安全・健康課に届けたが、担当課長には報告されていなかったことも分かった。

 担当課長は、「遺書の内容は、いじめと判断すべきものだった」として、早期に報告が上がっていれば、道教委として滝川市教委を指導していたはず、との認識を示した。

 道教委は、道内の市町村教委に対して、これまで繰り返し「いじめの判断は、いじめられた児童生徒の立場になって行う」「早期に適切な対応を取る」などと通知してきた。滝川の事件発覚後、今月十七日にも同様の通知を出し、滝川市教委の対応を暗に批判していた。

教育委員長も辞意表明 北海道の小6女児自殺問題で 10/14/06(産経新聞)

 北海道滝川市の小学校教室で昨年9月、6年生の女児=当時(12)=が自殺した問題で、市教育委員会の了輪隆委員長は14日の市教委の会議で「市民に混乱と疑念を与えた責任をとる」として、辞任する意向を明らかにした。

 既に辞意を表明した安西輝恭教育長は13日に辞表を提出、14日の会議で承認され、田村弘市長が同意した。

 市教委は16日付の人事で、記者会見で女児の遺書の内容を隠し「いじめの事実が確認できない」としていた辰巳信男教育部長と千葉潤指導室長を更迭した。

 去年、北海道滝川市で小学6年生の女子児童がいじめを訴える遺書を残して自殺した問題で、市の教育委員会は会見を開き、「いじめは認識していない」と、いじめが自殺の原因であることを否定しました。

 この女子児童は去年9月、滝川市の小学校の教室で首をつっているのが見つかり、今年1月に死亡しました。

 女子児童は「『キモい』と言われて、とてもつらくなりました」など、学校や母親にいじめを訴えた7通の遺書を残していました。

 しかし、学校や市の教育委員会は、「自殺の原因はいじめと特定できない」として、遺書にいじめの訴えがあったことを公表していませんでした。

 市の教育委員会は2日になって会見を開き、遺族に対し陳謝しましたが、遺書の内容については、「聞き取り調査を行ったが、確認できなかった」と、いじめが自殺の原因であることを否定しました。

 「私どもとしては、今のところ、いじめの事実は把握できていない」(滝川市教育委員会 千葉 潤 指導部長)

 「調査するって、どれだけ時間たってるんですか。あきれているというのが正直なところです」(遺族)

 市の教育委員会は、自殺の原因について調査中としていて、調査結果を発表する時期についても「わからない」と述べています。(

小6女児自殺:前市教委部長ら停職処分 北海道滝川市 10/16/06(毎日新聞)

 北海道滝川市立江部乙(えべおつ)小学校の6年生の女児(当時12歳)がいじめを苦に自殺した問題で、同市は16日、辰巳信男・前市教委教育部長(16日付で市総務部参事)と千葉潤・同指導室長(同総務課主幹)を停職2カ月の懲戒処分にした。

 辰巳前部長について「教育委員に適正な報告を行わず、一連の事務処理に不手際があった」とし、千葉前室長については「問題の調査や遺族への対応を怠り、問題解決を先送りした」などとしている。

 この問題では安西輝恭教育長が14日に辞職、了輪隆教育委員長も16日の教育委員会議で辞任が認められる予定。【西端栄一郎】

自殺:小6女児が遺書…遺族はいじめ原因と訴え 10/01/06(毎日新聞)

 北海道滝川市の小学校の教室で昨年9月、6年生の女児(当時12歳)が遺書を残し首をつり、今年1月死亡した。遺書には同級生から女児へのいじめを受けていたとみられる表現があり、遺族は「自殺はいじめによることが明らか」と訴えている。一方、同市教育委員会は「原因は特定できない」と反論している。

 女児は昨年9月9日朝、同市立江部乙小の教室で、天井に設置されたスライド映写用スクリーンのはりにひもをかけ、首をつった。計7通の遺書が教壇の上に置いてあるのが見つかった。女児は意識不明のまま今年1月6日、同市内の入院先病院で亡くなった。遺書は学校とクラス、母親(37)と同居の親族(58)、友人3人にそれぞれあてられていた。

 クラスあてへの手紙では「みんなに冷たくされているような気がしました。それは、とても悲しくて苦しくて、たえられませんでした。なので私は自殺を考えました。」と記述。学校にあてた手紙では、3年生で周囲に避けられるようになり、6年生で自殺を考えたと告白した。家族への手紙では、自殺を決めたことへの謝罪がつづられていた。

 学校側が調査したところ、女児は首をつる直前に行われた修学旅行(8月31日~9月1日)のグループ分けで、級友から仲間外れにされた。また、遺族によると、首をつる4日前、自殺をほのめかす手紙を友人の1人に渡した。「秘密にしてね」と書かれており、友人は担任ら学校側に相談しなかった。さらに、遺族にいじめの存在を証言する同級生もいたという。

 母親は「学校側は事実をうやむやにしている。いじめを認めてほしい」と訴える。市教委の千葉潤指導室長は「(遺書にある)無視が即、陰湿ないじめに結びつくとは思わない。遺書の中身自体は学級でよくあること。原因は今も調査中だ」と話している。

▽いじめ防止に取り組むNPO法人「ジェントルハートプロジェクト」(川崎市)の理事でいじめに関する著書がある武田さち子さん(48)の話 態度や言葉によるいじめは目に見えない傷を被害者に残す。遺書の中身からいじめがあったのは明らかだ。クラス全体に抗議する意味があったのだと思う。

■遺書の内容

学校のみんなへ

 この手紙を読んでいるということは私が死んだと言うことでしょう

 私は、この学校や生とのことがとてもいやになりました。それは、3年生のころからです。なぜか私の周りにだけ人がいないんです。5年生になって人から「キモイ」と言われてとてもつらくなりました。

 6年生になって私がチクリだったのか差べつされるようになりました。それがだんだんエスカレートしました。一時はおさまったのですが、周りの人が私をさけているような冷たいような気がしました。何度か自殺も考えました。

 でもこわくてできませんでした。

 でも今私はけっしんしました。(後略

6年生のみんなへ

 みんなは私のことがきらいでしたか? きもちわるかったですか? 私は、みんなに冷たくされているような気がしました。それは、とても悲しくて苦しくて、たえられませんでした。なので私は自殺を考えました。(後略)

※一部抜粋、仮名遣いなどは原文のまま

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テレビで下関の女子中学生自殺の特集を見た。検索すると下記のようなHPが見つかった。 生徒の学力向上も良いが、教員や教育委員会の対応を改善しなければ問題は解決しないと思う。

日本政府や政治家の対応を見ると、どうしても手本になるような対応でない。国民は もっと怒るべきだと思う。

【記事】 下関の女子中学生自殺についての噂

下関の中学生自殺。いじめとメガネ。

神戸・高3自殺:教頭を降格 校長は退職 04/01/08(毎日新聞)

 高校3年の男子生徒のいじめ自殺事件が昨年7月にあった神戸市須磨区の私立高校が31日、教頭を系列校の一般教諭に降格させるなど計5人の処分(4月1日付)を発表した。校長は責任をとって31日付で退職した。校長と教頭は辞職を申し出ていたという。他に処分を受けたのは、3年生の学年主任と、自殺した男子生徒の2、3年時の各担任、生徒指導部長で、いずれも訓戒(3月19日付)。

神戸・高3自殺:元生徒を保護観察処分に 03/11/08(毎日新聞)

 神戸市須磨区の私立高3年生(当時18歳)のいじめ自殺事件で、神戸家裁は10日、恐喝未遂の非行事実で昨年10月15日に送致された元同高生徒の少年(18)=12月6日付で退学処分=の保護観察処分を決定した。送致された4人の審判はすべて終わり、1人が中等少年院送致、3人が保護観察処分となった。

 決定によると、少年は同級生2人と共謀。昨年6月に携帯電話のメールで、金を払うよう被害生徒を脅した。被害生徒は7月3日、飛び降り自殺した。三宅知三郎裁判官は「自己の課題に気づくなど少年なりに本件を振り返る努力をした」と判断した。

3年の男子生徒が飛び降り自殺した神戸市須磨区の私立高校の情報のようです。 (情報の内容については個人の判断でお願いします。情報については一切責任を負いかねます。)

メールに「リンチされるぞ」逮捕少年ら追及へ…いじめ自殺 09/26/07(読売新聞)

 神戸市須磨区の私立高校で7月に自殺した3年の男子生徒(当時18歳)が同級生らから金を要求されていた事件で、逮捕された少年らから生徒に送られたメールの全容が25日、わかった。「金を払わなかったら退学させる」「リンチされるぞ」などという脅し文句も含まれていた。

 県警は、恐喝未遂容疑でこの日逮捕した同校3年の少年2人(17歳と18歳)と、最初に逮捕した少年(17)のうち、だれが文面を考えたかなどについて追及する。

 調べなどでは、生徒への恐喝メールは6月下旬に集中していた。「夏休みまでに(生徒や少年らが入っていたフットサルチームの)メンバーに3万円ずつ払え」と送信した後に、「(払わなかったら、自分たちの)選択肢は、2倍の金額を2学期に払わせるか、退学にさせるか」などと脅迫していた。

 さらに、生徒が怖がっていた同学年のグループの名を挙げ、「あいつらからリンチされるぞ」と送信したほか、「もう40万円たまっている」「ほかのメンバーに10万円ずつ払うのなら、おれには5万円でいい」などと繰り返したという。

 生徒は7月2日、携帯電話のメールアドレスを変更し、翌3日、「金が払えない。死ぬしかない」などと書いた遺書を残し、飛び降り自殺した。

 同校の校長は記者会見し、「さらに2人逮捕されたことに衝撃を受けている。(生徒や保護者に)申し訳なく思っている」と謝罪。うち1人が学校の調査に関与を否定していたことから、「調査が甘かった」とし、25日から再調査を始めたことを明らかにした。

 一方、先に逮捕された少年の弁護人は同日、「少年に恐喝の意思はなく、慎重な捜査を求める」とした上申書を神戸地検に提出した。

教師がいじめ目撃 「大丈夫」言われ調査せず 高3自殺 09/23/07(朝日新聞)

 神戸市須磨区の私立高校で飛び降り自殺した3年の男子生徒(当時18)が同級生らから現金を要求されていた事件で、昨年秋ごろ、生徒の机の上に紙粘土が置かれる嫌がらせを担任の教諭が目撃していたことが22日、わかった。「大丈夫」と言う生徒の言葉に、それ以上の調査をしなかったという。しかしこの時期に、同級生らは「うそ1回につき罰金1万円」という罰ゲームを生徒と取り決め、嫌がらせを加速させていたとされる。

 同校の調査などによると、自殺した生徒は2年生の時の2学期、恐喝未遂容疑で逮捕された少年(17)を含む同級生計3人から、教室の机やかばんの中などに紙粘土を数回入れられた。生徒が紙粘土を「気持ちが悪い」と避けていたことから、嫌がらせをしたらしい。

 担任教諭が、机の上に紙粘土の塊が置かれているのを発見。生徒に声をかけたが、「大丈夫です」と言われたため、ほかの生徒らに注意しなかったという。教諭は少年の逮捕後、学校長らにこの事実を初めて報告した。学校長は「信頼関係があれば、(生徒からのいじめの)サインを見落とさずにすんだのかもしれない」と釈明した。

 また、同校は生徒が自殺した7月3日以降、同級生約70人を対象に最初の聞き取り調査をした。この時点では、教諭から紙粘土の嫌がらせの報告を受けておらず、いじめの有無について質問していなかったという。学校側は生徒が成績に悩んでいたと判断。「いじめの調査よりも、残った生徒の心のケアを優先させた」という。

 今月17日、少年が逮捕されて改めて同級生らにアンケートや聞き取り調査を実施。21日の記者会見で、初めていじめの事実を明らかにした。

 この2回目の調査で、自殺した生徒が服を脱がされる様子などの写真や動画が掲載されたホームページ(HP)を、紙粘土の嫌がらせや現金の要求をしていた同級生の1人が作っていたことがわかった。この同級生は「生徒に頼まれた」と釈明。学校側は事実上、同級生がHPを管理・運営していたとみているが、だれが写真などを投稿したかは不明としている。

 事件とは関係のない同級生の保護者によると、HPには当時、生徒が交際していた少女への中傷も書き込まれており、HPが閉鎖された時、「2人で泣いて喜んでいた」という。

     ◇

 自殺した生徒の母親が22日、朝日新聞の取材に初めて応じ、「何があったのか、きちんと学校に聞きたい」と話した。同校は21日、いじめがあったと認める学内の調査結果を公表したが、遺族に対して事前に連絡や説明をしていなかった。遺族は学校に抗議したという。

 生徒の母親は22日夕、神戸市内の自宅でインターホン越しに、「調査結果の内容はまだ聞いていない。今日(22日)の午前中に学校から『説明させてもらいたい』という電話があっただけだ。何があったのかをきちんと知りたい」と淡々と話した。

 同校はこれまで、月命日などに数回、校長や担任教諭が遺族宅を訪れたが、いじめについての言及はなかったという。少年が逮捕されてから、訪問は途絶えている。学校長は「電話で伝えることではない。いま自宅を訪ねると、(マスコミの目に触れ)混乱すると思った。配慮が欠けて申し訳ない。今後、場所や時期を打ち合わせ、丁寧に説明させて頂きたい」と話している。

学校や校長の対応に対して抗議や批判があったのだろう! 謝罪しても許されることと、許されないことがある。 故意なのか、事故なのか。今回は故意であると思える。

担当者を含め、責任がある学校関係者に対して処分が必要。 兵庫県は厳しい処分を行なうべき!対応次第では、補助金やその他の助成金を出しているのか しらないが、あればカットすべき。最近は少子化で学校は余っている。廃校になっても 良い。

問題は、北海道の滝川小6自殺から何も教訓が学ばれていないし、学校側の対応に 問題があることがわかる。教師や学校関係者も含め、そして、他の学校に対しても 問題のある対応は自分達にも不利益であることを自覚させる必要がある。

神戸の高3自殺、校長がいじめの存在認め謝罪 09/21/07(読売新聞)

 神戸市須磨区の私立高校で、7月に自殺した同高3年の男子生徒(当時18歳)が同級生らから金を要求されていた事件で、同高は21日、記者会見を開き、恐喝未遂容疑で逮捕された少年(17)以外に、フットサル仲間の同級生2人が、生徒に金銭を要求するメールを送っていたとする再調査結果を公表した。

 校長らは、いじめを否定していたこれまでの説明から一転、生徒に対するいじめがあったことを認め、「亡くなった生徒の冥福(めいふく)を祈り、遺族におわび申し上げたい」と謝罪した。

 同高は少年が逮捕された翌日の18日から3日間、同級生ら約40人に改めて聞き取り調査やアンケートを実施。クラスメート34人中11人が「(生徒は)フットサル仲間の同級生にいじめられていた」と回答した。

 同高によると、同級生2人は、逮捕された少年に「(メールに)自分の名前と金額を入れておいて」などと言い、生徒に金を要求するメールを送らせていたという。また、この3人が数回にわたり、生徒の机やかばんの中に紙粘土を入れるいたずらをしていたことを明らかにした。

「学校側はこれまでの調査で少年らの行為を把握しながら『いじめはなかった』 と兵庫県に報告していた。」

担当者を含め、責任がある学校関係者に対して処分が必要。酷すぎる! 兵庫県は厳しい処分を行なうべき!対応次第では、補助金やその他の助成金を出しているのか しらないが、あればカットすべき。最近は少子化で学校は余っている。廃校になっても 良い。

問題は、北海道の滝川小6自殺から何も教訓が学ばれていないし、学校側の対応に 問題があることがわかる。教師や学校関係者も含め、そして、他の学校に対しても 問題のある対応は自分達にも不利益であることを自覚させる必要がある。

高3自殺、同級生ら「いじめ加担」…学校の再調査に認める 09/21/07(読売新聞)

 神戸市須磨区の私立高校で、7月に自殺した同高3年の男子生徒(当時18歳)が同級生らから金を要求されていた事件で、同級生ら数人が、学校の再調査に対し、生徒に対するいじめを認めていたことがわかった。

 同級生らは、恐喝未遂容疑で逮捕された少年(17)とともに、生徒に携帯電話のメールで金を要求するなどしていたという。学校側はこれまでの調査で少年らの行為を把握しながら「いじめはなかった」と兵庫県に報告していた。県警は同級生らの立件に向けて捜査を進めている。

 関係者によると、学校側は少年が逮捕された翌日の18日以降、同級生らから改めて調査。数人が「(逮捕された)少年が、生徒へ金を要求するメールを送るのに加担していた」などと、認めたという。

神戸新聞(2007年9月19日)より

神戸・高3自殺 教師がいじめ認識?

複数の生徒ら周囲に漏らす 学校が再調査へ

「警察にうそバレぬ」逮捕少年、口裏合わせか 高3自殺 09/18/07(朝日新聞)

 神戸市須磨区の私立高校で今年7月に飛び降り自殺した同校3年の男子生徒(当時18)に現金を要求したとして、恐喝未遂容疑で逮捕された同級生の少年(17)が、別の同級生らと逮捕前、「警察の調べにうそをついてもばれない。なまっちょろいもんや」との内容のメールを携帯電話で回覧していたことが、兵庫県警の調べでわかった。事件には、少年を含む同級生5人が関与していた疑いのあることも判明、県警は口裏合わせをしていた可能性もあるとみている。

 少年は逮捕後、県警少年捜査課などの調べに対して容疑を認め、「お金がほしかった」などと話しているという。

 調べでは、現金を要求していたとみられるのは、自殺した生徒とともに学校のフットサル同好会に所属していた少年ら4人と、別の同級生1人。生徒は現金を要求されたことを示唆する遺書を残しており、うち数人の名前を記していた。

 県警は、男子生徒の自殺後、少年らから任意で事情聴取。全員が「遊びのつもりで、現金を取る意図はなかった」と容疑を否認していた。県警は、少年や自殺した生徒の携帯電話メールの送受信記録を携帯電話会社に照会。少年が別の同級生に、事情聴取について報告していたことを確認したという。

 また、自殺した生徒は、うそを言ったら1人当たり1万円を払うとした「罰ゲーム」を少年らと約束したが、少年らがささいな言葉尻をとらえて「いまのはうそや」「もう数万円たまったぞ」などと、繰り返し現金を要求していたことも判明した。要求金額は40万~50万円に達していたとみられる。

    ◇

 少年らが通っていた私立高校は18日、全校生徒1154人を対象にした緊急の学年別集会を開催。学校長が事件の経緯を説明し「不安にさせて申し訳ない」と謝罪したという。

 同校はフットサル仲間の友人らから再度、聞き取り調査をして、調査結果を兵庫県に報告する。同日夕には、亡くなった生徒宅を訪れ、遺族に謝罪するという。

 一方、兵庫県教育課は学校長らを近く呼び出し、事情を聴くことを決めた。7月3日の生徒の自殺後、同校から「(学校は)いじめとして認識していない」との報告を受けていたという。

「金要求された」、自殺高3の遺書に同級生数人の名…神戸 09/17/07(読売新聞)

 神戸市須磨区の私立高校で今年7月、校舎から飛び降り自殺した同高3年の男子生徒(当時18歳)が、同級生から、繰り返し金を要求されていたことが、兵庫県警の調べでわかった。

 生徒の遺書に、数人の同級生の名前と、「金を払えと要求された」などと書かれていた。

 県警は、こうした同級生の行為が、自殺につながった可能性が高いとみて、恐喝未遂容疑などで捜査している。

 調べによると、生徒は7月3日午後1時50分ごろ、授業中に「トイレに行く」と教室を出た。約10分後、校舎脇のコンクリート地面で、頭から血を流し倒れているのを教諭に発見され、病院に運ばれたが、死亡。ズボンのポケットにA4判3枚の遺書が残されていた。

 関係者らによると、遺書に名前のあった同級生らは、生徒の自殺後、「遊びのつもりでやっただけで、実際に、金を払わせたことはなかった」などと周囲に漏らしていたという。

 生徒は、同級生らから「うそをついたから1万円払え」などと、再三、いいがかりをつけられていた。そのほか「罰ゲーム」と称して、同級生らに、かばんを持たされたり、買い物に行かされたりしているのを、ほかの生徒が目撃していたという。県警は今後、学校関係者らから事情を聞くなどして、捜査する方針。

 生徒の自殺後、学校側は「生徒に変わった様子はなく、いじめは把握していない」と説明していた。

記事が正しければ、残念だが仕方がない。全てに対して100%完璧はない。 自殺したからいじめた者への注意を控えることはおかしい。

「最低のことだ」、自殺の前日に指導 中2飛び降り 02/07/07(朝日新聞)

 千葉県松戸市の市立中学2年の男子生徒(14)がマンションから飛び降り自殺した問題で、松戸市教委は6日、この生徒が自殺前日に加わった同級生へのいじめの様子や、その後に教師からいじめについて「最低のことだ」などと指導を受けていたことなどを明らかにした。市教委は「指導は通常の範囲内だった」としている。

 市教委などによると、いじめは拳で被害生徒の肩付近を殴るもので、生徒らがゲーム感覚でやったらしい。1月31日の給食後、8人が順に約10分間行い、自殺生徒も後の方で加わったという。

 このいじめで、被害生徒は肩の骨が折れた。事情を知った教師らが、午後4時半に生徒5人を、さらに自殺した生徒らも5時半ごろ会議室に呼んだという。

 教師側は4人で、自殺した生徒が加わった後の指導は約40分。教師は「相手の身になって真剣に考えてみて。私だったら耐えられない。最低のことをしたんだ」などと叱責(しっせき)したという。

 学校側によると、生徒は生徒会役員もしており、暴力を加えたのも、いじめる側として指導を受けたのも、この時が初めてだった。

 生徒たちは被害生徒に謝罪。自殺した生徒が謝った際、脇にいた教師は「君がこんなことをしたのは初めて。びっくりした。重大なことなんだ」などと諭したといい、生徒は反省した様子でうなだれていたという。

 この生徒は翌2月1日、被害生徒らが住むマンションの8階廊下から飛び降りた。

教育再生会議もタウンミーティングのやらせと同じで、パフォーマンス。 安部首相も文部科学省と対決するつもりもないと思う。だから、このような結果に なった。

やらせが行われた時の大臣の処分や謝罪はない。結局、全てが茶番であった。 文部科学省も真剣に考えていないから、いじめや教育問題を放置した。 改革よりも、波を立てず退職後の事や視察の時のごますりを優先して考えているから 対決ができない。まあ、日本なんてどの省も同じだと思うが!

「まるでヒトラー」 迷走続く教育再生に有識者委員反発 12/22/06(朝日新聞)

 安倍首相直属の教育再生会議(野依良治座長)が21日の総会で提示した第1次報告の原案には、教育委員会の見直しや不適格教員の排除などの具体策がほとんど盛り込まれなかった。原案の作成は「実現可能性」を重視する事務局が主導したものだが、「独自色」にこだわる有識者委員は「我々の意見が反映されていない」と猛反発。来年1月のとりまとめに向け、首相の指導力がここでも問われている。

 「まるでヒトラーのようだ。事務局の案と私たちの言っていることが全然違う」

 劇団四季の代表である浅利慶太氏は総会後、吐き捨てるように言い、首相官邸を後にした。原案作成が、官僚中心の事務局の「独裁」で決められたとの受け止めで、不満が収まらない。

 浅利氏ら17人いる有識者委員の一部と事務局が参加し、素案や原案を練り上げる運営委員会では「あきれるくらいのスピードで教委を全面的に見直す」「文部科学省が用意する教員免許更新の法案にストップをかける」との意見が相次いでいた。

 しかし、教委については、11月30日に示された素案にあった「教育委員に保護者代表を任命」「教育長は教職経験者に偏らせない」などの具体策は、原案では姿を消し、「今後の検討課題」に。「学校再生」をテーマとする分科会に出席した有識者委員の間では文科省の準備する免許更新制だけでは不十分との意見が大半だったのに、不適格教員排除の具体策は盛り込まれなかった。

 当初の素案に盛り込まれた「ゆとり教育の見直し」の文言も消えた。歴代文相・文科相の決定を否定しかねないだけに事務局が配慮した。大半の委員が賛同した「教員の量の確保」も「予算の裏付けがない」と事務局が難色を示した。

 第1次報告の素案や原案は、総会や分科会での各委員の発言をもとに事務局がたたき台をつくり、運営委員会で意見を言い、事務局が書き直す――を繰り返し、最終的には事務局がまとめた。

 21日の総会は「百家争鳴」状態で、ワタミ社長の渡辺美樹氏は「我々が話し合ったことが(原案で)触れられていない。会議を報道陣に公開し、そこで総理が判断するなら納得できる」と首相に「直訴」。首相は「みなさまの意見をまとめるのは大変な作業だが、だんだん収束していくと思う」と、理解を求めざるを得なかった。

 その首相は今月6日、再生会議座長代理の池田守男・資生堂相談役らとの会合で、「教育改革の意見は出尽くしている。実行できるかどうかだ」と強調したという。有識者委員には「もっと再生会議の独自色を」との思いが強いが、事務局はこうした首相の姿勢を盾に「立派な作文をしても、実現しなくては意味がない」とかたくなだった。

 事務局は政策決定過程を熟知する官僚出身者が仕切る。教育改革には、与党の文教族議員や文科相の諮問機関の中央教育審議会、規制改革・民間開放推進会議などが絡むため、慎重になりがちだ。伊吹文科相も21日、「皆さんがおっしゃったことを国会に出すか、まず行政が判断する。その上で立法の判断がある」とクギを刺している。

 一方、再生会議担当の山谷えり子首相補佐官は21日の原案について「おおむね方向性は了承された」と述べたが、担当室長に抜擢(ばってき)されたヤンキー先生の義家弘介氏は「ペーパーは提出されただけ。たたき台のたたき台」と食い違いも見せる。

 首相が掲げる官邸主導が機能しているとは言えない状況だ。

教育再生会議、素案に批判続出…運営委に差し戻し 12/21/06(読売新聞)

 政府の「教育再生会議」(野依良治座長)は21日午前、安倍首相が出席して首相官邸で総会を開き、1月にまとめる第1次報告の素案を審議した。

 素案は、<1>学力向上<2>いじめ対策<3>教員の質の向上<4>学校、教育委員会改革――などが柱だ。委員からは「具体性に欠ける」「メッセージ性がない」などの批判が続出したため、主要メンバーで構成する運営委員会で素案を練り直すことを決めた。

 素案は、いじめ対策で、反社会的行動を繰り返す子供への出席停止制度について、「サポート体制を取る」などとした。しかし、教員免許更新制については、導入の必要性を強調するにとどまるなど、踏み込んだ内容にならなかった。

 このため、複数の委員から「具体策に踏み込んでいない」「事務的な文章になってしまった」という批判が出た。首相も総会でのあいさつで、「ある程度具体的な目標や検討課題を入れて頂きたい」と指示した。

埼玉中2自殺:いじめ修正報告非公開 根拠は「個人メモ」 12/18/06(毎日新聞)

 文部科学省のいじめ自殺再調査に絡み、埼玉県蕨市が04年の中2女子自殺に関し「いじめも一因」と修正報告した問題で、根拠にした資料を同市が「担当者の個人メモ」扱いしていることが分かった。この事件では両親が県と市に公文書公開請求したが、一部が黒塗りされた「事故報告書」1枚しか公開されていなかった。市は担当者間で「メモ」を引き継ぎしているが、公開対象の「公文書」には該当しないとしている。専門家は「親の知る権利を軽視している」「何が起きたか隠す姿勢で本当の対策が出来るのか」などと指摘している。

 女子生徒は、ゴキブリ扱いされたなどと記す遺書を残し、04年6月3日朝自殺した。市は当時、「主たる原因は不明」と報告。両親からの公開請求には、氏名などが黒塗りされたA4判1枚の事故報告書を公開した。一方、先月から行われている再調査では「いじめも理由の一つと考えられる」と修正報告した。

 蕨市教委の説明によると、修正報告の根拠にしたのは「当時の担当者の記録や元校長からの聞き取り」。この「記録」は事務処理に必要なため、当時の職員が事実に関することを整理して記した個人的メモで、後任が受け取って保管しているという。

 蕨市は条例で公文書について「職員が職務上作成し、または取得した文書等」「組織的に用いるものとして、当該実施機関が保有しているもの」と規定している。

 一方、条例の手引で「個人的な検討段階にとどまるメモや資料は公文書に当たらない」と定めており、市教委は今回の記録はこの例外規定に該当すると説明。「個人的に保管している。前任者から『見たら廃棄してくれ』と言われており、そういう性質のもの」と釈明している。

 今回の記録についてNPO法人「情報公開クリアリングハウス」の三木由希子室長は「職員間で引き継ぎするなど組織で共用し、文科省の再調査で利用している実態を見る限り、公文書と言える」と話す。

 また、いじめ防止に取り組むNPO法人「ジェントルハートプロジェクト」は「いじめの調査記録は開示されても黒塗りだったり、調査すらない場合もある。親の知る権利が保障されていない。何が起きたか検証し、再発防止につなげるためにも記録の公開は必要」と指摘している。【吉永磨美】

「尾石教育長は、一連の監督責任などを認めて、高島芳男市長に辞任の意向を伝えた。 辞任の時期については、『市長に判断をゆだねているが、瑞浪中学の教育活動が元に戻った後、 遅くとも来年3月までには辞任したいと思っている』と話している。」

瑞浪市長も適切な判断をすべき!だいたい、岐阜・瑞浪市の教育長は引責辞任へ展開するとは 思ってもいなかったのだろう。認識の甘さが良くわかる。市長に判断をゆだねているところで 瑞浪市長の判断によっては、良いほうに対応してくれると願っているのだろうか?運が悪かったと??

中2いじめ自殺、岐阜・瑞浪市の教育長が引責辞任へ 11/24/06(読売新聞)

 岐阜県瑞浪(みずなみ)市の市立瑞浪中学校2年の女子生徒(14)がいじめを苦にして自殺した問題で、同市教育委員会の尾石和正教育長(64)が24日、引責辞任の意向を明らかにした。

 女子生徒は先月23日に自宅で自殺。しかし、学校側は当初、いじめの存在を認めず、その後も、説明が二転三転するなど混乱をした。

 尾石教育長は、一連の監督責任などを認めて、高島芳男市長に辞任の意向を伝えた。辞任の時期については、「市長に判断をゆだねているが、瑞浪中学の教育活動が元に戻った後、遅くとも来年3月までには辞任したいと思っている」と話している。

教育委員会なんてこんなもの。だから現状がこうなのだ。 自殺してもこんなもの。自殺しなければ、ほったらかし。 つらや、かなしさ、惨めさ、恨みなどの感情は蓄積されもの。 それがたまって一気に爆発するのだ。 それがわからない山形県教育長らが上にいるから、問題解決に 向かわない。他の人間がなっても現状よりも良い方に変わらないかもしれないが、 全員辞めさしても言いと思う。

「判断甘かった」高2自殺の夜に山形県教育長ら食事会 11/24/06(読売新聞)

 山形県高畠町の県立高畠高校で、2年生の女子生徒(16)がいじめによると見られる原因で自殺した問題で、佐藤敏彦県教育長は24日会見し、自殺のあった当日22日の夜、佐藤教育長ら県教育庁幹部と県教育委員会委員計21人が山形市で「食事会」を開いていたことを明らかにした。

 佐藤教育長は「判断が甘かった。深く反省している」と陳謝した。

 生徒は22日午後0時半ごろ、教諭の目の前で校舎渡り廊下の屋根から飛び降り自殺した。佐藤教育長によると、この日午後3時から定例委員会が開かれており、教育庁側から委員に「高畠高で生徒が転落し、死亡した」と報告。自殺したことについては明らかにしなかった。

 委員会終了後、市内の洋食店で午後6時半ごろから約2時間、食事会が行われ、酒も出た。委員は新旧委員計6人が出席した。

 委員会では、教育庁側が「この後に食事会が予定されているが、どうするか」と諮ったが、委員らから中止を求める声は出なかった。高校教育課長ら高校担当の幹部職員は、自殺の対応のため出席しなかった。食事会は、10月に委員の交代があったことに伴うものだった。

 佐藤教育長は「自殺の可能性もあると思い、実施しない方がよいのではとの考えも頭をよぎったが、委員会の中で『やめよう』という強い声もなかった」と釈明している。

学校、教師、そして教育委員会が問題を放置し、生徒が成長し大人になったら 今度は生徒と大人になり力を持った親を相手にすることになる。

結局、責任の約50%は学校、教師、そして教育委員会にあるはずだ! まあ、日本は先送り、うやむやにするのが一般常識になっている国だから、 愛国心、「お国の命令に従え」と言って、間違ったことでも服従させるのが 楽かもしれない。

いじめ:実態認めぬ教師たち 「ママメール」恐れ遠慮も 11/23/06(毎日新聞)

 いじめを苦にした子どもたちの自殺が続く中、いじめを認めない学校のあり方が問題となっている。「いじめはどこの学校にもある」との指摘の一方、なぜ教師は認めないのか。保護者への遠慮、指導力不足……。一線の教師たちが口を開いた。【吉永磨美】

 「『いじめ』という言葉を使うのは最終手段」。東京都内の小学校に勤務する30代の女性教師はそう言い切る。いじめを確認しても保護者に「加害者」とはなかなか言えない。なぜか。「対応の仕方を間違えたら(自分が)たたかれる」と漏らす。「先生はうちの子を悪く見ている」。そんな保護者の反発は容易に想像できる。さらに恐ろしいのは母親たちのメール。教師は「ママメール」と呼ぶ。「『あの先生がうちの子をいじめた、うちの子が良くないと言った』などの悪いうわさをママメールで回される」と心配する。

 そのため、いじめと疑われる行為があっても、「相手の気持ちを考えて」と穏便な言葉遣いにとどめ、「いじめをやめて」と強い指導はなかなかできない。

 神奈川県の公立高校の男性教頭も「いじめは裁判ざたになることがある。だから学校はピリピリしている。対応には慎重にならざるを得ない」と語る。まずいじめを確認した時、保護者へ連絡する前に、教師たちが調べたことを逐一記録する。それを加害側の保護者に見せ「この事実で間違いありませんね」と念を押す。保護者が「間違いありません」と答えて初めて本格的な指導に入る。

 いじめた生徒とは対話を重ね、本人がいじめを認めたところで「事実」を文章に書かせる。いずれも「(加害者側の)保護者がどんな反論をするか分からない」ためだ。

 また、教師には「1人で(問題事案を)抱え込まないで」と指導している。しかし「自分のクラスは任せてください」と公言し、報告や連携を怠る教師もいる。「対応は教師間の連携が大切だが、他の教師に迷惑をかけたくないのか」といぶかる。いじめを見つける前に、そうした教師への指導が必要になることもあるという。

 教頭の高校では、年に数回調査し、いじめや暴力防止に努めているという。「子どもたちのために何ができるのか、議論することが大切。だが現実はそうなっていない」とため息をつく。

市教委、いじめ遺書を当日把握も対応とらず 小6自殺 11/17/06(産経新聞)

 北海道滝川市の小学6年の女児=当時(12)=が昨年9月、いじめを苦に自殺した問題で、北海道教育委員会が女児が自殺した当日に、いじめをうかがわせる遺書の内容を把握していたことが16日、分かった。道教委は当初、把握した時期を今年6月と説明し、その後、昨年10月には知っていたと訂正。さらに自殺当日に報告を受けていたことを担当者が16日認めた。発生当初から把握しながら適切な対応をとらず、市教委がいじめを認めるまで1年以上かかる結果を招いた。

 道空知教育局などによると、女児が自殺を図った昨年9月9日に、通学していた小学校の校長から空知教育局の職員が遺書の内容を聞き、道教委に伝えた。母親、学校、6年生あての遺書に「いやなことを言われてつらかった」と書いてあったことが報告された。学級でトラブルがあったことや、修学旅行の班割りでもめたことも報告したという。

 道教育庁生涯学習部学校安全・健康課の菅原行彦主幹は「当時から滝川市教委には早急に調査結果をまとめるよう指示した」としながら、「初日にこれだけのものがあったのだから、もっと強い指導をしていれば、こんなに長引かずに済んだと反省している」としている。

公に公表されて自殺しないといけないような対応をなぜ、校長達が選ぶのか?? 校長は教育委員会の方角を向いているのか、それとも文部科学省のほうか? どちらにしても、いじめにしても必修逃れにしても、校長が自殺するような隠蔽を 選ぶ圧力、力、人事、出世等のどのような原因か調べる必要がある。 今回、教育委員会と文部科学省は、虚偽報告、隠蔽とやらせは無しにしろよ!!

集団いじめ:児童の行為発覚の校長が自殺 北九州市 11/13/06(毎日新聞)

 児童が金銭を要求する集団いじめが発覚した北九州市八幡東区の市立皿倉小の永田賢治校長(56)が12日、同区の林の中で首をつって死亡しているのが見つかった。福岡県警八幡東署は自殺とみている。遺書は見つかっていない。

 同署によると、永田校長は12日午前7時ごろ、「会議がある」と家族に告げて同市戸畑区の自宅を出たが、学校に姿を見せなかった。親族が捜索願を出し、同署などが捜したところ、午後3時ごろ、八幡東区山路松尾町の林の中でロープで首をつって死んでいるのが見つかった。

 皿倉小では5年生の女児2人が、5、6年生の複数の男女から現金を要求され、少なくとも計十数万円を渡していたことが判明。学校や市教委は事実を把握しながら、いじめとして対応しておらず、11日の会見で永田校長が陳謝した。

 市教委によると、永田校長は11日夜に加害児童の自宅6カ所を担任と一緒に訪問し、午後10時過ぎに帰宅した。12日午前10時から、校内で保護者会に向けた打ち合わせをする予定だった。いじめ発覚以降、自宅や学校に多くの苦情や抗議の電話があったという。【宮本尚慶】

文部科学省の職員を処分しろ。責任を取らせないからでたらめをする。タウンミーティングの やらせも非常識である。厳しい処分をしないと国民は納得しないぞ!!だめ公務員を減らせ! 国民の負担を増やす前に、公務員を処分しろ!

校長が自殺、児童のたかり行為を正確報告せず…北九州 11/06/06(読売新聞)

 12日午後3時ごろ、北九州市八幡東区山路松尾町の雑木林で、同市立小学校の男性校長(56)が、ビニール製のひもで首をつって死んでいるのを県警八幡東署員が発見した。同署は自殺とみている。

 校長が勤務していた学校では、5年生の女児(10)に対する同級生らのたかり行為をいじめと認識しながら、同市教委に「児童間の金銭トラブル」と報告し、いじめの実態を隠していたことが11日に報道された。校長は同日、記者会見し、「いじめと認識しながら、市教委に正確に報告しなかったのは事実。私の怠慢であり誠に申し訳ない」と話していた。

 調べによると、現場近くの路上に校長のワゴン車がとまっており、遺体は北東に約70メートル離れた林の中で見つかった。ワイシャツにジャンパーを羽織り、背広のズボンをはいていた。遺書は見つかっていないという。

 校長は12日午前7時ごろ、「小学校に行く」と家族に言い残して、ワゴン車で1人で外出。家族が同日午前10時ごろ学校に電話したが、出勤していないことがわかった。携帯電話に電話しても連絡が取れなかったため、同日午前11時半ごろ、県警戸畑署に家出人捜索願を出していた。

いじめ:文科省統計で二重基準 都道府県ごとの集計にも差 11/11/06(毎日新聞)

 文部科学省のいじめ発生件数の統計で、いじめを認定する基準が2種類(定義と通知)あり、都道府県教委ごとに異なる基準で集計している。05年度の都道府県別いじめ発生率(1000人当たりの発生件数)では、最低の福島県の0.1件と、最高の愛知県3.4件と大きな差が出たのも、二つの基準が影響しているとみられる。「統計として意味をなさない」との批判が高まり、福島県教委など各地で見直しが進んでいる。【井上英介】

 文科省のいじめの認定基準は、「厳しすぎる」という声が学校現場から上がっている。一方、94年の大河内清輝君事件以降、同省は「いじめかどうかの判断では、いじめられた児童生徒の立場に立って行うこと」と繰り返し通知してきた。このため、基準に厳密に照らした集計と、通知に基づく集計の二重基準が生じ、現場は混乱した。

 福島県では、05年度の1年間に県内の中学校240校から報告されたいじめ件数は2件。同県教委学習生活指導グループの菅家敏之参事は「各学校は定義に従って厳密に判断しており、正確な実態が把握できているか不安だ」と語る。このため県内全学校に今年4月からのいじめ件数を「子どもの立場に立って判断」した上で「隠さずに」報告するよう、先月末通知した。

 長野県松本市も文科省通知とほぼ同様の独自基準で調査した結果、文科省基準で調査した場合より20倍以上も多い47件のいじめ該当事案があったと発表。東京都府中市も10日、文科省基準を厳格に適用すると今年度の小中学校のいじめの件数は1件だが、「基準で示した条件の一部でも当てはまる例」をまとめたところ29件になったとした。

 一方、発生率ワースト1の愛知県教委は「文科省の基準ではいじめを見逃してしまう」として、子どもの訴えがあれば、通知をふまえて1件とカウントする。

 事実上、二重基準となっていることについて、文科省児童生徒課は「実態を正確に反映するよう、調査のあり方を検討し、改めていきたい」としている。

文部科学省、教育委員会及び学校が怠慢、放置、無視する状態では 厳しい。たぶん、これは学校だけでなく、日本そして行政の体質となっていると思う。

いじめ自殺:傍観も罪…長男失った長野県教委職員が訴え 11/10/06(毎日新聞)

 いじめを苦にした自殺予告の手紙が9日、新たに文部科学省に届いた。問題が広がりを見せる中、いじめが原因とみられる自殺で長男を亡くした長野県教育委員会の職員、前島章良さん(52)=同県須坂市=は「いじめを傍観することも罪。いじめを見た人は正義の声をあげて」と訴えている。

 同県教委のこども支援課長を務める前島さんは97年、自殺で長男の優作君(当時13歳)を亡くした。

 「ぼうりょくではないけど、ぼうりょくよりもひさんだった。あの4人にいじめられていた。ぼくは死ぬ」

 97年1月7日夜、優作君が遺書を残して自宅の庭で命を絶った。「お母さんの作る鍋はおいしいね」。夕飯時の何気ない会話が最後の言葉になった。

 いじめられていたことは知らなかった。校長らに問いただすと、「分かりません」と繰り返すばかり。4人からの謝罪はいまだにない。「せめてお父さんに助けを求めていてくれたら」。通夜の前日、ひつぎに一晩中語りかけた。

 「我が子の悲しみを理解してあげられなかった」。そんな思いが募った。00年4月、同じ境遇の親たちと「いじめ・校内暴力で子どもを亡くした親の会」を設立。会社を辞め、全国で講演活動などを続けた。

 04年4月、県教委の任期付き職員として採用された。肩書はこどもの権利保護推進幹。「人の痛みを背負った方に」との田中康夫前知事の働き掛けに応じた。

 学校現場の改革に取り組む傍ら、月5、6回のペースで講演をこなす。9日行われた佐久市の望月中学校での講演では、「『いじめられる方にも原因がある』という子もいるが、それは間違っている。人をいじめてもいいという理由は絶対に存在しない」と語気を強めた。

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 講演後、文科相あてに新たな手紙が届いたことを聞いた前島さんは、「手紙を出した子の周りには、筆跡を見て誰か分かる子がいるのではないか。彼らが声をあげてほしい」と話した。「いじめは加害者の周りに多くの傍観者・無関心層ができあがる。見て見ぬふりをすることで、いじめが潜在化してしまい、自殺にまでつながる。いじめを傍観することも一つの罪だ。どうか声をあげてほしい。それは『チクリ』ではなく、正義の告発なのだから」【川崎桂吾】

いじめ自殺:堺市教委、文科省への報告怠る 11/10/06(毎日新聞)

 99年に堺市立商業高校の女子生徒(当時16歳)がいじめをほのめかす遺書を残し飛び降り自殺したことについて、堺市教委が文部科学省に「いじめが原因」との報告を怠っていたことが分かった。いじめが主な原因で自殺した公立小中高校の児童生徒を同省がゼロと発表した99年度からの7年間に、いじめが原因と疑われる自殺が全国で少なくとも16件あった--とする毎日新聞報道などを受け同省が堺市など該当教委に問い合わせ判明した。【岩崎日出雄】

自殺する者が復讐や恨みの感情を抱いているのであれば、やはり、いじめた生徒の名前を 書いて自殺するべきだろう。学校、校長、そして教育委員会の対応を見れば、逃げれるの であれば逃げようとする姿勢がよくわかる。これでは、何も変わらないし、裁判でも勝てない。 無駄死にである。復讐や恨みの感情がないのであれば必要以上に周りに迷惑をかけるべきでないが、 そのような感情があれば、名前や何をされたか書き物を残すべきだ。

いじめ自殺:「悪ふざけ」…遺族、反論のすべなく6年 11/06/06(読売新聞)

 文部科学省調査で、いじめ自殺がゼロとされた99年度以降、毎日新聞のまとめで16件の「いじめが原因と疑われる自殺」があった。「真実」を求めて学校と折衝し、司法の場に救いを求めた遺族も多い。だが、学校側の協力が無ければ、事実を見いだすのは難しい。裁判で敗訴してもなお、「では、何が真実だったのか。情報を隠したままで本当の対策があり得るのか」と叫ぶ遺族がいる。【吉永磨美】

 00年7月26日、埼玉県川口市立中1年の大野悟君(当時13歳)は自宅納戸で首をつり死亡した。自宅の電話わきのメモ帳には「HELP 大野」の書き置きがあった。

 「いじめでは」との家族の指摘に、学校は翌8月上旬まで2回にわたりA4判数枚の報告を手渡した。AからIまでアルファベットで生徒9人が記され、いやがらせ(悪口)▽暴力行為(太ももをひざでつく、腹を殴る)など7項目が個条書きで記されていた。記者会見で校長はいじめを認め、県警は同級生9人が暴力を繰り返していたとして児童相談所へ通告した。

 しかし現在、いじめ自殺統計に悟君はカウントされていない。

 祖父隆さん(76)ら遺族は納得のいく説明を求め、同級生9人の保護者と川口市を相手取り賠償を求め01年に提訴。だが、昨年のさいたま地裁判決は敗訴に終わった。

 判決は「(いじめたとされる)生徒らの各行為について日時、場所などが具体的にされていない」と証拠不足を指摘。「悪ふざけに類するもの」などとする市側の主張を認めた。

 確実に反論するすべはなかった。自殺動機を記す遺書はない。当初、遺族が「いじめを認めた」と感じた生徒らとのやり取りも録音していなかった。自殺当時の校内調査の経緯は「職務上知りえた生徒の秘密にあたる」として、川口市は回答を拒否した。

 市教委は悟君の自殺直後に臨時校長会を開き、総点検や教職員の研修などを指示し、県議会も02年、「いじめ、暴力の根絶」決議を可決。県を挙げての取り組みにもかかわらず、04年6月には隣接する蕨市で中2女子生徒が、害虫呼ばわりされたなどと書き残し自殺した。

 悟君は父親から教えてもらったウクレレでハワイアンを演奏するのが好きだった。月命日には好物だったエビフライや混ぜご飯を作る。そんな隆さんらは、続発するいじめ自殺事件を「耐えられない思い」で見つめる。

 「机にのりが塗られたこともあり、学校側は知っていたのに伝えてくれなかった。少しの兆候でも伝えてくれれば、家でも何か(対策が)できたはず。裁判に訴えても何も分からなかった。いじめを認めず、情報を出さない姿勢ではいじめ自殺は減らないし、私たちのような遺族の苦しみもなくならない」。隆さんの心はあの日から晴れることはない。

中2女子の裸写メールで交際強要、中学教師逮捕…山形 11/05/06(読売新聞)

 山形県警捜査1課と米沢署は5日、同県南陽市立宮内中学校教諭竹田智哉容疑者(38)(南陽市若狭郷屋)を脅迫容疑で逮捕した。

 調べによると、竹田容疑者は10月下旬、携帯電話の情報交換サイトで知り合った同県米沢市内の中学2年の女子生徒(14)に自分の裸の写真をメール送信させ、「一度会ってほしい。あの写真をばらまいてもいい。学校にばれたらやばいでしょう」とのメールを返信して脅迫した疑い。

 竹田容疑者は10月中旬から女子生徒とメールのやり取りを始め、まず自分の裸を撮影して女子生徒に送りつけたうえで、同様の写真を送るよう要求していた。竹田容疑者は同中で数学を担当、2年生の担任を務めている。

中国新聞(2006年11月4日)より

甘く見られている国民

「やらせ」質問 

教育委員会を廃止して、一から始めろ! 機能していない!機能していない以上、古いものは捨て、 一から始めるのが良い!

いじめの学校対応に不満増 生徒側から法務省へ申告 10/31/06(産経新聞)

 「いじめに対する学校や教師の対応が不十分で人権侵害を受けた」とする生徒側から全国の法務局への申告件数が、平成17年までの4年間で235件増加していたことが31日、分かった。長勢甚遠法相が同日の閣議後記者会見で明らかにした。

 いじめが減少傾向にあるとする文部科学省の調査と比較して、長勢法相は「統計の取り方が違うのかもしれないが、悲惨な事件につながることもあり、各省と連携して対応していかなければならない」と述べた。

 法務省によると、申告件数は▽13年481件▽14年524件▽15年542件▽16年584件▽17年716件。

 「学校に訴えたが『事実はない』と言って取り合わない」「担任教師がその場限りの対応しかしない」などと学校側の対応の悪さを指摘する内容のほか、「先生が自分の嫌いなあだ名で呼び続ける」といった教師がいじめに加担しているケースもあった。

 また法務省は同日、緊急に実施した「いじめ問題強化週間」(10月23日~29日)に、「子どもの人権110番」に寄せられた相談件数をまとめた。全国の法務局に寄せられた相談は1369件で、うち「いじめ」に関する相談は647件だった。

 具体的には、中学2年の男子が同級生から「死ね」と言われ、担任教諭に相談。教諭は「死ね」と発言した同級生に事実を確認した上で反省文も書かせたが、その親から事実を否定する抗議を受け、学校側が「いじめ」の認定を躊躇(ちゅうちょ)しているケースなどがあった。

岐阜中2自殺の件で校長のコメントをテレビで見たが、ほんと日本の教育関係者は だめな人間が多いことを実感した。これじゃ、平気で虚偽報告や成績書改ざんをするわけだ。 こいつらは偽善者の代表と言っても良い。偉そうな事を言っているが、尊敬に値しない 人間。常識から外れている。これで一般よりも良い給料を貰い、偉そうにしているのか?

文科省もひどいな!怠慢だ!!校長や教育委員会の処分について何も言わない! こんな奴らでは何を期待できるのか?結果や実績で評価されると、偽造する、隠蔽する。 これは人間として最低のレベルである。その最低のレベルの人間が教育関係者。 このようなことしかできない人間が子供を教育すること自体、間違っていないか! 圧力があれば、虚偽報告、改ざん、そして隠蔽する教育関係者が多く存在すること自体、 既に日本の教育は間違っていたことを示している。

今回、適切な対応が取れないのであれば、2~3割の教育委員会の人間及び校長の給料を 3年間、2~3割カットしろ。税金泥棒だ!!だめな人間は切る!そうでないと、全てが 腐る!!今回、よくわかっただろ、文科省!文科省だけで改革できるか?出来ないと思う!

岐阜中2自殺:クラブ内で日常的にいじめ 友人が証言 10/31/06(毎日新聞)

 岐阜県瑞浪市の市立中学2年の少女(14)が今月23日に自殺した問題で、少女の友人たちが30日、少女がバスケットボールクラブ内でチームメートから日常的に受けていたいじめの実態を明らかにした。近距離からボールをパスして受け取れないと笑ったり、仲間外れにしていたという。30日も2度に及んだ会見でいじめの事実をあいまいにした学校側の対応についても、友人たちは「同じクラスの人たちはいじめがあったと考えている。(少女が)可哀そう」と口をそろえた。

 友人たちによると、遺書で名前を挙げられた4人は、練習で少女からのパスをわざととらなかったり、練習後に最後まで後片付けをさせるなど、少女を下級生と同様の扱いにしていた。ある友人は少女について「人一倍まじめで責任感も強いクラスのリーダー的存在だった。良く練習もしていたのに」と唇をかんだ。

 また、学校は少女の自殺後、「少女への手紙」という題で生徒らに作文を書かせていた。学校は少女の家族に、生徒らへのアンケートでいじめの事実が確認できなかったと説明していたが、友人の一人は「死んだ人に悪口言う人なんていない。学校は自分を守るようなことばかり言っている。学校が(いじめを)認めないと学校は良くならない」などと批判した。

 少女のロッカーの中には図書館で借りたらしい「生きる」というタイトルの詩集があった。ある友人は「自分を慰め、勇気づける内容の詩だった。自殺するほどの苦しみに、私が気づいてあげられればよかった」と声を震わせた。【稲垣衆史】

 ◇1年生部員が退部…学校側は対策取らず

 自殺した少女が在籍していたバスケットボールクラブで、1年生部員が他の部員との人間関係の悩みを訴えて退部していた問題で、学校側が「いじめは見られない」などとして対策を取っていなかったことが30日、分かった。生徒側から“シグナル”が送られていたにもかかわらず、クラブ内にまん延していたいじめを学校側が見過ごしたことが今回の悲劇を招いた格好だ。

 学校の説明などによると、1年生は今月19日、「部活動でつらい思いをしている」などと自分の担任に訴えて退部を希望、2日後に退部した。17日には自殺した少女の家族も担任や部活顧問の教諭に「練習後に迎えに行った際、泣き出した」と相談していた。しかし顧問は相次ぐ訴えにも「練習で生徒に接した限り、明確ないじめは見られない」として、他の部員に具体的な指導をしなかった。顧問は30日午後に学校で開いた会見で「いじめを発見できていれば、こういう結果にならなかったかもしれないが、練習の中では兆候が見られなかった」と弁明した。

 この1年生の問題については、校長が会見で「6月ごろに担任から聞いた。いじめと考えている」と述べたのに対し、担任は「10月19日に家庭訪問して初めて知った」と食い違いを見せ、校内のいじめに対する情報の共有や共通認識の欠如をさらけ出した。【浜名晋一、安達一正】

会見迷走、いじめの有無で二転三転…岐阜・中2自殺 10/30/06(読売新聞)

 岐阜県瑞浪市の市立瑞浪中学校2年の女子生徒(14)が自殺した問題で、学校側は30日、午前と午後の2回にわたって佐々木喜三夫校長(58)らが記者会見したが、いじめがあったかどうかについての見解が、二転三転した。

 佐々木校長は、午前の会見で、「言葉によるいじめはあった」としたが、午後には「自殺につながるようないじめはなかった」と話し、迷走を繰り返した。

 学校側は女子生徒の自殺後、佐々木校長や学年主任らが再三、女子生徒の自宅を訪問。27日夜に訪れた際には、学年主任がいじめがあったことを認める発言をした。ところが、29日午前の会見で佐々木校長は「いじめは確認できていない」とし、30日午前には「(学年主任は)長時間にわたるやりとりで、意識がもうろうとして事実を確認せずにいじめがあるように表現した」と述べた。

 さらに30日午前の会見で佐々木校長は、「『うざい』、『きもい』と、からかういじめはあった」と認める一方、「それが自殺に結びついたかは確認できていない」とした。午後の会見では一転して「自殺につながるようないじめはなかった。(自殺につながらないいじめも)見当たらない」と話すなど混乱した。同席した同市の尾石和正・教育長(64)は「情報が整理されていない。もう少し時間をかけて、事実関係の把握に努める必要がある」と述べた

学校か、教育委員会の人間に責任を取らせろ!! 「伊吹文科相は未履修問題について『管理権、人事権が(文科相に)ないとはいえ、 結果責任の一端はわたしが負う』と述べた。」

文科省に責任が無いのなら、誰の責任なのか、誰が責任を持って管理及び監督する ようになっていたのか??どのように誰(組織)が責任者を処分するのか?

こんな状態でよく日本の教育はすばらしいと言ってきた人間達がいるものだ? 結果は良くても、モラルなど無い教育関係者がたくさん存在し、学校や教育委員会の チェックは誰がするのか明確になっていないことになる。

ホリエモン、万歳!!君は学校教育の先を走っていたんだ!結果なんだよ。この国は! 建前と本音は全く違う。人を蹴落とし、人を欺き、人を傷つけても勝者になれば、 誰も文句を言えない。これが学校が教えてきたこと!そして見つかれば俺だけじゃない!! 他にもいる。これが鏡に映った日本の姿!!

公立高、未履修は4万7000人 衆院特別委 10/30/06(産経新聞)

 衆院教育基本法特別委員会は30日午前、安倍晋三首相が出席し、政府提出の教育基本法改正案と、民主党の日本国教育基本法案に対する質疑を再開した。質疑では、高校の必修科目の未履修問題や、岐阜県瑞浪市の市立瑞浪中学校(佐々木喜三夫校長)に通う中学2年の女子生徒の自殺などいじめ問題が取り上げられた。

 伊吹文明文部科学相は、高校の必修科目の未履修問題について、文科省の実態調査では、33都道府県289校の公立高校で4万7000人の生徒に未履修があったことを明らかにした。国立高校15校には未履修はなかった。全国の公立高校のうち7%で未履修があったことになり、70時間以内の不足が最も多く3万7254人、70-140時間が8722人、140時間超が1118人だった。私立高校分は明日発表の予定で、伊吹文科相は「かなりの数が加わってくると思う」と述べた。

 また、伊吹文科相は未履修問題について「管理権、人事権が(文科相に)ないとはいえ、結果責任の一端はわたしが負う」と述べた。さらに、未履修のまま卒業した生徒の高校卒業資格の扱いについて「法制局と詰めている」と述べ、対応の検討に着手したことを明らかにした。

 また、伊吹文科相は未履修やいじめ問題への各教育委員会の対応について「率直にいって、誠に責任感がない」と批判し、関連制度を見直して文科省の権限を強める意向を示した。

 特にいじめ問題については「校長や学校関係者、教育委員会が(問題を)隠す傾向がある。大変由々しいことだ」と述べた。そのうえで「できるだけ(実態を)隠すことなく、早く子供を救っていくようにという基本方針を伝達している」と、実態を公開し、迅速な対応を取るよう指示していることを説明した。

 また、「時代が大きく変わり、家庭の中で訴える相手が少なくなり、学校に重みがかかっている。命をしっかり守る原点を持ちたい」と述べたが、これは、いじめ問題の解決にはまず教育現場での対応改善が先決との考えを示したものだ。

 安倍晋三首相は教育基本法改正の目的について「志のある国民を育て、品格ある国家をつくっていくのが改正の目的だ」と述べ、今国会での改正を期す考えを改めて強調した。政府与党は今国会成立を確実にするため11月上旬の衆院通過を目指している。教育基本法の改正が実現すれば昭和22年の制定以来初めてとなる。

「広い意味でいじめ」「原因かは難しい」岐阜・中2自殺 10/30/06(朝日新聞)

 岐阜県瑞浪市の市立瑞浪中学2年生の女子生徒(14)が自殺した問題で、同校の佐々木喜三夫校長らが30日午前、同市役所で会見し、「『ウザイ』や『キモイ』といった言葉によるいじめはあった」と明らかにした。一方で、「今の時点では自殺に結びつけるかどうかの判断は難しい」と述べて、学校側は今後も調査を続ける考えを示した。

 会見で、佐々木校長は、「27日に遺族宅を訪問した際に撮影されたビデオを見た。その中で『いじめがあった』と表現した」とし、「広い部分でのいじめがあったということ。言葉足らずだったが、悪口も含めると、いじめがあったと思う」と説明した。 「言葉によるいじめやからかいはあったのか」という質問には、「言葉によるいじめやからかいはあった。ただ、自殺に結びつけるかどうかの判断は難しい。推測の域を出ないため確認が難しく、最終的には結びつけられないだろう。ただ、いじめと自殺の関係をうやむやにしようとは思っていない」と述べた。

中2女子生徒が自殺、いじめの可能性 岐阜県瑞浪市 10/30/06(朝日新聞)

 岐阜県瑞浪市の市立中学校に通う2年生の女子生徒(14)が23日に自宅で首をつって自殺し、両親が遺書とみられるメモなどから「部活動でいじめを受けていた」と訴えていることが29日、分かった。学校や市教育委員会は、生徒への聞き取りなどから「現時点ではいじめの事実は確認できない」としながらも、いじめが原因の可能性があるとしてさらに調査する。

 同日会見した校長らによると、女子生徒は23日午後1時ごろ、学校から帰宅直後に自室で首をつって死んでいるのを母親に発見された。部屋には、所属するバスケットボール部の4人の同級生の名前を挙げ、「本当に迷惑ばかりかけてしまったね。これでお荷物が減るからね」という内容の便箋(びんせん)に書かれたメモを残していた。

 女子生徒はまじめな性格で成績も良く、1年では学級委員を務めていた。バスケットで他の部員との技量の差を気にしていたという。

 両親によると、17日、母親が学校で担任と顧問に会い、4人の名前を挙げて、練習中に「うざい」などと言われたと訴え、「娘に気を配ってほしい」と頼んだという。パスをする時にわざと遠くに出されることもあったという。こうしたいじめは今夏ごろ、女子生徒がレギュラーになってから始まったとみられるという。

 自殺した23日、女子生徒は朝7時半過ぎから部活の練習に普段通り出かけていた。学校によると、練習後、教室で涙ぐむ女子生徒の姿を担任が確認していたという。

 学校は24日に生徒らにアンケートを配り、今回の自殺について自由に書かせたところ、「いじめの存在を思わせるような記述はなかった」としている。

 25日の葬儀後、両親と校長らは連日、話し合いを持った。いじめの可能性を問いつめる両親に対し、学校側は28日夜、「(名前を挙げられた)4人の親も、子どもが言葉や態度で傷つけ、いじめたと認めている」と発言した。だが、29日の会見では「いじめとは断言できない」と撤回した。

 自殺をした日は女子生徒の誕生日だった。両親は「学校側の説明は信用できない。同じように自殺する子が出ないように、事実をはっきりさせてほしい」と話す。

 学校側も女子生徒が「うざい」などと言われたことは認めたものの、校長は同日夜、「死に至らしめるいじめだったのかはっきりしない。今後調べる」と説明した。

岐阜中2自殺:学校側の説明二転三転 原因には触れず 10/30/06(毎日新聞)

 岐阜県瑞浪市の市立中学2年の少女(14)が今月23日、いじめをほのめかす遺書を残して自殺した問題で、いじめの有無を巡る学校側の説明が二転三転している。同校は少女の家族に対していじめを認めていたが、その後、会見などで「原因は分からない」「広い意味でのいじめはあった」と言い直しを繰り返し、30日には再び「自殺に結びつくいじめの事実はない」と話した。中学校では同日朝、緊急の全校集会が開かれたが、校長は自殺の原因を特定しなかった。

 少女の家族によると、校長、学年主任らが28日、自宅を訪ねた際、少女が遺書で名前を挙げたバスケットボールクラブのチームメート4人について、家族が「(4人の)親はいじめがあったと認めているのか」とただすと、学年主任は「無視や強いパスなどで苦しめていたと認めている」と答えていた。家族はこの様子をビデオに収めており、報道陣に公開した。

 しかし、校長は29日の会見で「自殺の原因は分からない」と説明。さらに同日夜には「広い意味でのいじめはあったが、自殺の原因となったかは分からない」とやや表現を変え、いじめの存在を一部認める発言をした。

 ところが30日朝、全校集会後に、同校の教頭は報道陣に対し「現段階でいじめの事実は確認できていない」。その後、校長も市役所で開いた会見で「『ウザイ』などのからかう発言はいじめに当たると思うが、自殺につながるかは推測の域を出ず、最終的な原因に結びつけられない」と話した。「原因をうやむうやにするつもりか」との質問には「そのつもりはない。原因は知りたい」と答えた。

 同校は、いじめの確認について「犯人捜しが先行すると生徒の間に動揺が広がる」として、今後、全校生徒に無記名のアンケートを行い、日ごろの校内でのいじめの有無などを問うという。校長は「学校は警察と違う。踏み込んだ調査はできない」と話した。【浜名晋一、安達一正、稲垣衆史】

 ◇2回目の緊急全校集会

 緊急の全校集会は午前8時半から開かれた。学校の説明によると、集会は自殺翌日の24日に続いて2回目。最初の集会では校長が死因を明かさずに少女の死に触れ、命の大切さを訴えたが、この日の校長は「自殺に結びつくいじめの事実はないが、今後の調査で出てくるかもしれない」と話し、「不安を抱いている子も多いだろうが、より良い学校を目指していこう」とあいさつした。生徒たちは静かに聴き入っていたという。

 生徒たちは30日朝、一様に硬い表情で登校。教職員が通学路に立ち、「おはよう」と声をかけた。学校前には多くの報道陣が詰め掛けたが、ほとんどの生徒が記者の問いかけに無言で、足早に校内に入った。1年生の男子生徒は事件について「ショックです」と漏らした。

教育委員会だけの問題でない。 公務員の事なかれ主義の問題。 責任を明確にし、厳しい処分が必要。 責任を重くするだけでなく、責任の明確化、 重い責任を負う職員の給料を上げるなど、 平等でなく、権限や責任による待遇も考えるべきだ。 同じ給料であれば、誰も責任を取りたがらない、 誰も役職などほしがらない。よく考えて改革が必要。

朝日新聞(2006年10月21日)より

教育委員会を強化へ 担当相指示 権限委譲見直し

朝日新聞(2006年10月21日)より

道教委も遺書放置 北海道・滝川 小6女児自殺 上司に報告せず、紛失

「父親が『最近7年間、全国でいじめによる自殺者ゼロということのようだが、 おかしいのではないか。今回も(筑前)町教委がいろいろと隠すのではないかと懸念している』 と述べると、宮崎視学官は『現在の調査システムに問題があれば、きちんとした事実が 報告されるよう見直すべきところは見直す』と答えた。」

テレビでニュースを見たが、文部科学省の宮崎活志・初等中等教育局視学官らの発言は 形式的に思えた。改善すると発言していたが、「きちんとした事実が報告されるよう 見直すべきところは見直す」とは、厳しい処分を含めているのだろうか。

学校(校長)や教育委員会の幹部の体質に問題があることはわかっているだろう。 もし文部科学省が気付いてもいないのであれば、文部科学省自体にも問題がある。 改善と言っても誰(機関)に指摘してもらい改善するのかも問題になる。 厚生労働省の問題 を見ても組織の問題があることが良くわかる。

福岡いじめ自殺:自殺生徒の父と文科省職員が面談 10/19/06(読売新聞)

 福岡県筑前町立三輪中学校2年の男子生徒(13)がいじめを苦に自殺した問題で、福岡県教委に原因調査に訪れた文部科学省の宮崎活志・初等中等教育局視学官らが18日、生徒の父親ら遺族2人と面談し、調査内容を遺族に伝えることを約束した。文科省が遺族との面談に応じ、調査結果の公開を明言することは極めて異例で、専門家は「連鎖的に発生が続く子供たちの自殺問題に対する危機感の表れではないか」と指摘している。

 面談は、父親がこの日、県庁に出向いて、文科省幹部に直接要請し、実現した。県庁内で報道陣に公開する形で行われた。

 文科省は、今回の調査内容について(1)不適切とされる教員(学年主任)の言動(2)自殺した男子生徒への他生徒のいじめ(3)県、町の教委の対応--と説明。父親が「学校や町教委から報告された内容を遺族にも公開するのか」と尋ねると、宮崎視学官は「はい」と回答した。

 父親が「最近7年間、全国でいじめによる自殺者ゼロということのようだが、おかしいのではないか。今回も(筑前)町教委がいろいろと隠すのではないかと懸念している」と述べると、宮崎視学官は「現在の調査システムに問題があれば、きちんとした事実が報告されるよう見直すべきところは見直す」と答えた。【笠井光俊】

みざる きかざる いわざるになりたがる教育委員会や学校が多く存在するから 北海道、福岡県の児童・生徒がいじめを苦に自殺したんだろ!

文部科学省の職員も日本人なんだからわかるだろう。 プールの給水口に吸い込まれて死亡した児童の事故の時、全国で排水口対策の調査が行われたが、 急いでいたから確認せずに報告した学校や地方自治体があった。 同じ事を繰り返すなよ、文部科学省!

確認せずに文部科学省へ報告した教育委員会や学校関係者は免職を覚悟する ように指導し、忠告すべき。同じ言い訳を受け入れることがあれば、文部科学省の 監督及び指導にも問題がある。

教育委員会の人事評価や抜き打ちチェックも今後、必要。上ばかり見る役人は必要なし!

いじめ自殺緊急調査、文科省が全国の小中高で洗い出し 10/17/06(読売新聞)

 北海道、福岡県の児童・生徒がいじめを苦に自殺した問題を受け、文部科学省は16日、全国のすべての小中高校を対象に、自殺の原因となっている「いじめ」について、緊急調査に乗り出す方針を決めた。

 今週中にも各都道府県教委や私立、国立の学校に要請する。また、来年度には警察などと連携し、自殺の実態を探る全国調査を実施するほか、教員向けのマニュアルを整備するなど、子供の自殺を食い止めるための体制づくりを早急に進める。

 文科省では、これまでも年1回、全国の公立小中高校を対象に、いじめや自殺、不登校の数などを調べてきた。9月に公表した調査結果によると、昨年度の自殺の件数は105件で、ピークだった1979年(380件)と比較すると激減していた。ただ、原因別で見ると、いじめによる自殺の件数は99年度以降ゼロで、調査が実態を反映していないという指摘が出ていた。

 例えば、北海道滝川市内の小学校の教室で昨年9月、首をつって自殺した小学6年の女児(当時12歳)は、遺書でいじめを訴えていたが、市教委はいじめに関する記述を隠して発表。当初、遺族にもいじめを認めなかった。

 このため、文科省は「教育委員会がすべてを把握していないか、文科省へ報告していないケースもありうる」と判断。今回の全国調査では、現時点で校内で起きているいじめについて、各教委に徹底した洗い出しを要請する。調査対象を国立や私立の学校にも広げ、全体状況の把握を目指す。

どうなっているんだろうね、文部科学省。 公務員の汚い・曖昧の逃げ方で幕引きか?? これで国民にありのように税金を運んでこいと言うのは 虫が良すぎるだろう!! 責任を取らないのが公務員と思える結果が多いが、 これで批判を受けないと思っているのか??

福岡いじめ自殺:教諭発言、一転因果関係認めず 校長会見 10/16/06(毎日新聞)

 福岡県筑前町の町立三輪中2年の男子生徒(13)がいじめを苦に自殺した問題で、合谷(ごうや)智校長が16日未明、記者会見し、男子生徒の1年時の担任教諭で、現在2年の学年主任(47)が、男子生徒に対するいじめ発言を繰り返し、それが発端になって生徒たちによるいじめが広がったことを認める一方、教諭の発言と自殺との直接の因果関係については「認められないと思う」と述べた。

 合谷校長は15日朝、自殺した男子生徒の家に赴き、遺族に対して「教諭のいじめ発言は自殺に結びついている」と説明していた。だが、16日未明の記者会見で、合谷校長は「遺族への説明時には冷静さを欠いてしまい、『因果関係がある』と説明してしまった。もう一度考え直すと情報が少なく、より多くの情報を集めて分析してみないと因果関係については分からない」と述べた。学年主任は15日、体調を崩したという。【倉岡一樹】

 ◇全生徒対象にアンケで「調べ直す」…生徒宅訪問の校長

 合谷校長は16日午前1時半すぎに教頭とともに自殺した男子生徒宅を訪問、両親と2時間近くにわたって面会した。父親によると、校長は全生徒を対象に教諭らによるいじめについてのアンケートを16日に無記名で実施することを伝え、「もう一度最初から調べ直します」と答えたという。

 校長らは面会後、報道陣の質問に一切答えず、無言で車に乗り込んだ。

 自宅玄関で取材に応じた父親は「(1年時の)担任が引き金となってその後の(生徒たちによる)いじめが続いたという説明を受けた。でも、私たちが思っているのはそうじゃない。(担任のいじめは生徒が)2年になってからも日常的に続いていた。納得できない」と語気を強めた。

テレビで北海道滝川市教委の対応を見ると、問題がある。

暴力が確認できないといじめじゃないのか。もしほんとうに思っているのなら こいつらに指導能力はない。いじめを理解できていない。言い訳だとしても 市教委の職員。これじゃ、誰に助けを求めれば良いのか子供もわかるまい。

こんな連中が権力を持っているのであれば、良い教育を指導出来るわけが無い。 立派な大人とはこんな逃げ腰の市教委の職員になることだと子供には言えない。 ただこんな連中のような大人になるなと言っても間違ってはいない。 出来るだけ子供の目線で理解し、指導する人間になるように努力する人間になってほしい と言いたい。偉そうな事を言うような人間じゃないが、少なくとも北海道滝川市教委の職員 のように給料貰っていながら、あんな言葉は言えない。

滝川市の小6自殺、1か月半前に担任に友人関係相談 10/02/06(読売新聞)

 北海道滝川市内の小学校で昨年9月、6年生の女児が首をつり、後に死亡した問題で、担任教諭がその1か月半前の7月、友人関係のことで女児から相談を受けていたことが1日、わかった。

 自殺を図った後に学校が同級生に行った聞き取り調査でも、「死にたいと漏らしていた」などの証言が多数得られており、学校は昨年10月、女児の家族に「本人のサインを学校、担任として受け止められなかった」との内容の文書を渡していた。

 文書は、学校側が事前に把握していた女児の様子について、「席替えのことや友人関係について担任に相談があった」「修学旅行の部屋割りで(女児一人がどのグループにも入れないという)問題が生じた」ことに触れていた。しかし、ともに「担任の指導で解決された」と説明し、いじめは否定していた。

 また、文書には6年生への聞き取り調査結果も記載され、「カッターの刃を手首に当てていた」「死にたい、と言っていた」など、自殺の兆候があったことを、多くの児童が証言していた。

 同市教委は、「苦しい心の奥をつかめなかったことは残念で、女児や遺族におわびしたい」としながらも、「遺書の文言と、同級生から聞き取った内容を一つずつ照らし合わせて分析したが、自殺の原因に結びつくものは確認できなかった」としている。

自殺の女児、「いじめ」遺書判明 市教委は公表せず 10/01/06(産経新聞)

 北海道滝川市の市立小学校の教室で平成17年9月、首つり自殺した6年生の女児=当時(12)=が、学校内でのいじめを示唆する内容の遺書を残していたことが1日、分かった。同市教育委員会は遺書の内容を把握していたが、公表していなかった。

 女児は同年9月9日朝、教室で首をつってぐったりしているのを登校した児童に発見された。病院に搬送され意識不明の重体だったが、今年1月6日に死亡した。

 市教委によると、教卓上には学校や母親、友人あてに別々の封筒に入れられた7通の遺書があった。このうち学校などにあてた遺書には「キモイと言われてつらかった」などと自殺の理由をほのめかす記述があったという。

 校長が家族に遺書を渡す前に急いで目を通したが、いじめを示唆する記述を見落とした。しかし、市教委は17年10月に家族が学校を訪れて遺書を読み上げた際に内容を把握した。

 市教委は公表を控えた理由について「遺書の内容に基づき調査したが、女児へのいじめは確認できなかった。原因が特定できないので慎重になって発表しなかった。隠したわけではない」と話している。

千葉市教育委員会の体質はどうなっているのか。このような対応をとった担当者や 幹部は、はずかしくないのか。自己や自分の所属している組織のためにはウソを ついても良いと言っているようなものだ。

千葉市教育委員会は、どのように教育や教諭達について考えているのか。 古い体質が残っているのか、澱んだ人事があるのか、マスコミは調べて公表してほしい。 上がダメでは、下に問題がなくても悪くなる。

なぜウソにウソを重ねたのか、はっきり回答しろ!!

ウソ認め実名公表 千葉市教委 07/25/06(読売新聞)

 女性用下着を盗んだとして懲戒免職処分となった千葉市立小教諭について、被害者の女性が処分された教諭を実名で発表するよう求めたにもかかわらず、同市教育委員会が「被害者が匿名発表を強く要望」と虚偽発表した問題で、市教委は24日、この問題での3度目の会見を開き、虚偽発表を認めて元教諭の実名を公表した。飯森幸弘教育長は、自身や担当者らの処分を検討する考えを示した。

 懲戒免職処分(19日付)を受けたのは同市若葉区内の佐藤正一容疑者。市教委は当初43歳と発表していたが、24日になって42歳に訂正した。19日に住居侵入容疑、20日に同容疑と窃盗容疑で千葉地検に書類送検された。犯行当時、市立都賀の台小に勤務していた。

 24日の会見で、飯森教育長らは当初、「全体の話し合いの中で匿名発表に被害者が同意してくれたと理解していた。(実名発表を強く主張していた)被害者にきちんと意思を確認すべきだった」などとして虚偽発表を認めなかった。報道陣から再三にわたって問いただされると、「結果としてウソをついたと言われても仕方がない。これまでの発言を撤回する」と虚偽発表を認めた。

 飯森教育長らは、被害女性と都賀の台小の校長らが話し合った具体的な内容を把握しておらず、「穏便にしたいと言ったのは被害者側」「被害者の心境も揺れ動いていた」と言い逃れに終始。同席した宮田浩・教職員課主幹は被害女性とのやり取りについて、「覚えていない」と答えた。

 また、志村修・学校教育部長は、佐藤容疑者の懲戒免職処分を19日に発表した際、被害女性の主張を把握しており、20日には抗議を受けていた。しかし、市教委は匿名発表について、19日の会見で「被害者の要望」、21日は「被害者側が市教委の判断で結構と言った」とした。24日の会見でも、「あくまでも被害者に配慮して判断した」と述べ、組織的な隠ぺいや佐藤容疑者をかばう考えはなかったことを強調した。

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