船舶事故調査をめぐっては、2008 年5 月、国際海事機関(IMO)第84 回 海上安全委員会(MSC84)において、「海上事故又はインシデントの安全調 査のための国際基準及び勧告される方式に関するコード」(事故調査コード) が採択されるとともに、SOLAS 条約第XI-1章第6 規則が追加され、昨年の 2010 年1 月1 日に発効したことによって、事故要因やその他の安全上のリス クを明らかにし、海事業界における安全上の問題への取り組みに資するなど の原因究明機能が国際的に求められるようになった。 事故調査コードの主な義務規定は、①すべての「非常に重大な海上事故」 は、このコードによって調査されなければならない(第6 章)。②海上事故 が領海内で発生した場合は、旗国及び沿岸国はいずれの国が調査を行うか、 あるいは両国がそれぞれの調査を行うかを合意するために協議をしなければ ならない(第7 章)。③すべての実質的な利害関係国は、海上安全調査国に 実行可能な範囲で協力をしなければならない。海上安全調査国は、実質的な 利害関係国に実行可能な範囲で参加の機会を提供しなければならない(第10 章)。④海上安全調査国は、非常に重大な海上事故に対して行った海上安全 調査について、海上安全調査報告書の最終版をIMO に提出しなければならな い(第14 章)などとしている。 また、IMO義務要件実施のためのコードでは、旗国の行う海上事故調査は、 適した資格を有し、船舶事故に関連する事項に堪能な調査官により行うべき である、旗国は海上事故又は海上インシデントの場所に関わらず、この目的 のために資格ある調査官を準備すべきであるとしている。開けない人はここをクリック
RIB Rescue Operation of M/V Silva 03/16/07 (YouTube)
伊良部島白鳥崎沖合で座礁し放置されたモンゴル船籍タンカー「TJ88」
の現在の姿!
上部構造は錆びたのか、波で崩壊したのか、なくなっている!
山口県の周防大島(周防大島町)と同県柳井市を結ぶ大島大橋に貨物船が衝突した事故で、第6管区海上保安本部は近く、衝突したマルタ船籍の貨物船の船長(44)を業務上過失往来危険容疑で書類送検する方針を固めた。
離島への送水管破断、橋に船衝突か 山口の9千世帯断水
船長は22日午前0時半ごろ、橋に船を衝突させて他の船の往来に危険を及ぼした疑いがある。衝突した直後に事故に気付いたことを認めているという。捜査関係者によると、船のマストやクレーンの海面からの高さは35~40メートル程度。海面から橋桁までは干潮時でも約33メートルしかなく、船の最上部が橋桁の下部を上回っていた。(藤牧幸一)
コラム狙撃兵
周防大島町と大畠町をつなぐ大島大橋にマルタ船籍(ドイツ大手・オルデンドルフ所有)の巨大な貨物船が衝突して広域水道の送水管を破壊し、1万5000人(9000戸)が暮らす周防大島町が再び全島断水に見舞われている。今年1月にも送水管の破裂によって断水が起こり、本土側から供給されている広域水道1本にライフラインを依存することの恐怖が問題になったが、今度の事態ばかりはさすがに想定のしようがないものだった。常識的に考えてあり得ないことだからだ。
山口県周防大島町と大畠町とを結ぶ大島大橋がかかる大畠瀬戸で22日午前0時30分ごろ、ドイツの海運会社が所有する貨物船「エルナ・オルデンドルフ」(総重量2万5431㌧)が大島大橋の橋梁に衝突し、水道管と光ファイバーケーブルなどを切断する事故が発生した。切断された水道管は周防大島町への唯一の送水ルートであり、同町では同日午前8時ごろからほぼ全域の約9050世帯で断水し、約1万4600人の生活が麻痺している。海運関係者の間では前代未聞の事故であり、なぜこのような事故が起きたのか? と唖然とした表情で語られている。
内航船も通らぬ大畠瀬戸を航行
事故を起こした貨物船「エルナ・オルデンドルフ」(マルタ船籍)を所有・運航するオルデンドルフ・キャリアーズは、ドイツ最大のバルク(バラ積み貨物)運搬会社で、約4000万㌧の運搬能力を持つ約500もの船舶を運航しており、特に鉄鋼貨物では世界最大規模の運搬量を誇っている。
船には、船長(インドネシア国籍)を含む船員21人が乗船し、6300㌧のアルミナ(酸化アルミニウム)を積み、韓国オンサン港から広島県呉港沖を経由(検疫)し、江田島港を目指す予定だった。高さ約40㍍のレーダーマスト、さらに35~36㍍のクレーン4基を搭載した船体で、大島大橋(海面からの高さ31.9㍍)の下を通過しようとして衝突。その後も船を止めることも通報もすることなく、クレーンが破損し、マストが折れた状態で呉港沖まで向かっていた。事故時は船長が操船指揮していた。
22日未明、山口県の周防大島町と本州側を結ぶ橋に衝突したとみられる外国船籍の貨物船は、直前まで速度をほとんど落としていなかったことがわかりました。海上保安本部は衝突の危険性を認識せず航行していたとみて、23日、船を停泊している広島県内から山口県内に移すとともに、船長らから事情を聴く方針です。
22日未明、山口県の周防大島町と本州側を結ぶ「大島大橋」に設置された送水管や光ケーブルが落下しているのが見つかり、第6管区海上保安本部は、橋の下を通過したマルタ船籍の貨物船が衝突したのが原因とみて調べています。
これまでの聞き取りに対し、乗組員は「船のマストとクレーンが橋にぶつかった」という趣旨の説明をしているということです。
船舶が発信する位置情報をもとに航行ルートを公開している民間のホームページ「マリントラフィック」では、貨物船が橋の手前3キロほどから時速およそ15キロの速さで進み、ほぼ減速することなく橋を通過していたことが確認できます。
海上保安本部は、直前まで速度をほとんど落としていなかったことから、衝突の危険性を認識せず航行していたとみていて、23日、船を停泊している広島県呉市から山口県の柳井港に移す予定です。
併せて船長らから事情を聴き、当時の状況や航海の計画などについて詳しく調べる方針です。
22日未明、山口県の周防大島町と本州側を結ぶ橋に外国船籍の貨物船が衝突した事故で、海上保安本部は23日午後から貨物船に乗り込んで船長らから事情を聴くなどして詳しい状況を調べています。
22日未明、山口県の周防大島町と本州側を結ぶ「大島大橋」に設置された送水管や光ケーブルが落下しているのが見つかり、第6管区海上保安本部は、橋の下を通過したマルタ船籍の貨物船、「ERNA OLDENDORFF(エルナ・オルデンドルフ)」が衝突したと断定し、詳しい状況を調べています。
貨物船は停泊していた広島県の呉港から山口県の柳井港に移動し、午後3時すぎからは海上保安官11人が船に乗り込んで橋に衝突した船のマストやクレーンの状態などを調べています。
調査は今も続いていて、船内では船長らから事故当時の状況や安全管理の態勢、それに航海の計画などについて詳しく聴いているものと見られます。
また国の運輸安全委員会の調査官は23日午前、大島大橋の状態を目視で調査し、橋桁に衝突した痕跡が2か所あることを確認したほか午後3時すぎに海上保安官に続いて貨物船に乗り込み、状況を調べています。
川村周平船舶事故調査官は「重大な船舶事故ととらえている。乗組員にしっかり事情を聴いて原因を分析したい」と話していました。
穀物メジャー(国際資本)のアーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(ADM)とブンゲが合併すれば価格決定力が高まり、ドライバルク船(ばら積み船)の貨物運賃に下押し圧力がかかる可能性がある。
合併により、中小型のドライバルク貨物船であるスーパーマックス、最大型のパナマックスを利用する農産物大手の一社となり、用船者(チャーター契約者)としては世界のトップ5に浮上する。この規模であれば貨物運送業務の効率性が高まり、コスト競争力も向上するだろう。しかし用船者の競争緩和は、海運会社にとっては向かい風だ。クラークソンのデータによれば、2015年から17年にかけてのドライバルク用船者としてADMは12位、ブンゲは8位だった。両社とも主に農産物を出荷している。
穀物最大手のカーギル、鉄鉱石大手リオ・ティント、海運会社のオルデンドルフが世界の3大用船者だ。
農産物は世界のドライバルク貿易の約15%を占めており、ドライバルク船輸送の需要動向は世界の農産物製品の持続的な需要の伸びに大きく依存する。ADMとブンゲは自社保有の船舶とチャーター船を用いて小麦、穀物、大豆を含む数百万トンの農産物を出荷している。両社は今後も長期契約により輸送船を確保するほか、不定期船も利用すると考えられる。クラークソンによれば、今後数年、農産物のバルク輸送需要は3~5%増加する見通しだ。
ブンゲとADMが合併すれば巨大企業が誕生し、独禁当局の審査対象となる可能性がある。合併後の事業体は年間8600万トンの油糧種子粉砕能力を持ち、世界の大豆生産量の25%を加工できることになる。ブンゲの砂糖加工能力は年間700万~800万トンで、これはブラジルの砂糖生産量の20%に当たる。一方ADMは、トウモロコシを原料とする甘味料の生産で米国の業界をリードしている。(ブルームバーグ Rahul Kapoor、Chris Muckensturm)
山口県の離島・周防大島と同県柳井市を結ぶ大島大橋(全長1020メートル)に敷設された送水管が破断しているのが22日未明、見つかった。島内のほぼ全域約9千世帯(約1万5千人)で断水し、インターネットやケーブルテレビも一部の地域で不通の状態だという。
橋には衝突痕があり、第6管区海上保安本部は業務上過失往来危険の疑いで、マルタ船籍の貨物船の船長などから事情を聴いている。
県などによると、送水管の直径は45センチで、大島大橋の橋桁の裏側に敷設されていた。送水管は橋の中央部分から切れ、両側が海に垂れ下がっている。県や町は島内に給水車を出して対応しているが、復旧の見通しは立っていない。
6管によると、橋に衝突したとみられるのは、マルタ船籍の「ERNA OLDENDORFF」(2万5431トン)。22日午前7時ごろ、広島県呉港沖でマストやクレーンが損傷している同船を見つけた。
周防大島では今年1月にも、大島大橋の送水管が破断し、水道が止まった。橋の通行車両の振動を繰り返し受け、つなぎ目の亀裂が増幅されたことが原因とされている。
人口1万6000人余りが暮らす瀬戸内海の島、山口県の周防大島町と本州側を結ぶ橋に設置されていた送水管が海に脱落しこの影響で町内のほぼ全域で断水が続いています。22日未明に貨物船が橋に衝突したのが原因とみられ、海上保安本部は23日、貨物船を山口県に移して当時の状況などを調べることにしています。
周防大島町や柳井地域広域水道企業団によりますと、22日午前0時半ごろ、本州側と町を結ぶ大島大橋に設置されている送水管から水が漏れているのが分かり、22日朝、現場を調べたところ、送水管がおよそ250メートルにわたって海に脱落しているのが見つかりました。
このため、22日朝から送水が止まり、町のほぼ全域の9046世帯で断水し1万5000人近くに影響がでています。
今後、柳井地域広域水道企業団は橋に仮設の送水管を設置する方向で検討しているということですが、復旧のめどは立っていないということです。
また、貨物船が衝突したとみられる大島大橋について、県は詳細に安全点検を行う必要があるとして、22日夜10時から全面的に通行止めにすることを決め、23日、町内に給水車を配備するかどうか現在、検討しているということです。
この原因について、第6管区海上保安本部によりますと未明に橋の下を通過したマルタ船籍の貨物船「ERNA OLDENDORFF(エルナ・オルデンドルフ)」のマストやクレーンの一部が損傷しているのが見つかりました。
乗組員も「船のマストとクレーンが橋にぶつかった」という趣旨の説明をしたということです。
海上保安本部はこの貨物船が橋に衝突して送水管などを破損させたとみて、23日、この船を停泊している広島県呉市から山口県の柳井港に移す予定で、インドネシア国籍の船長から詳しい経緯を聞くなど業務上過失往来危険の疑いで調べることにしています。
貨物船が橋に衝突か
第6管区海上保安本部によりますと午前1時半ごろ、本州側の柳井市と町を結ぶ大島大橋の付近を通ったフェリーから「橋に付いている電灯が見えず、ケーブルのようなものが落ちている」と通報があり、確認したところ、橋には何かが衝突したような跡が見つかりました。
さらに橋の電灯が消えた当時、大島大橋の近くを「ERNA OLDENDORFF」が通過していたことがわかりました。
この貨物船は、総トン数2万5000トン余り、長さおよそ180メートルあり、海上保安本部が乗組員から無線で聞き取ったところ、「船のマストとクレーンが橋にぶつかった」という趣旨の説明があったということです。
船舶が発信する位置情報をもとに航行ルートを公開している民間のホームページ「マリントラフィック」には、貨物船が関門海峡から広島県の呉市へと向かう航跡が記録されています。
貨物船は、本州側の上関町や柳井市と、柳井市の離島の平郡島の間を通って、衝突したとみられる大島大橋に向かっていました。
そして、午前0時半ごろに時速およそ13キロの速さで橋を通過し、その直後には時速およそ8キロにまで減速していました。
瀬戸内海で3番目に大きな島
周防大島町は山口県の南東部にあり、瀬戸内海では淡路島・小豆島に次いで3番目に大きな島です。
町によりますと人口は1万6000人余りで、本州側の柳井市とは送水管が設置されている大島大橋で結ばれていて、ほかに橋はありません。
大島大橋と送水管
大島大橋は山口県の本州側の柳井市と周防大島町を結ぶ鋼鉄製の橋で、昭和51年に完成しました。
橋の長さは1020メートル、中央部分の高さは海面からおよそ30メートルあり、片側1車線の国道437号線が通っているほか、橋桁の下の作業用通路には送水管や光ケーブル、電話線などが通っています。
柳井地域広域水道企業団によりますと、送水管は直径45センチのポリエチレン製で、平成8年から平成10年にかけて設置され、1日平均5800立方メートル余りの水が周防大島町に送られています。
水は町内9つの配水池に送られたあと、各世帯や施設に給水されますが、午前8時すぎに配水池からの送水が取りやめられ、全域で断水となっています。
ことし1月にも断水
周防大島町では、ことし1月11日にも同じ橋に設置された本州側の柳井市とをつなぐ送水管が壊れているのが見つかり、人口およそ1万6700人の町のほぼ全域で断水しました。
町では給水車で対応する事態となり、送水管が取り替えられ断水が解消するまでに10日かかりました。
住民「2回目の断水なので困る」
周防大島町では断水に伴って順次、給水を始めています。町内にある防災センターにある給水車には午前中から地元の人が水を求めて訪れていました。
訪れた男性は「朝早くに断水するという連絡があったので給水に来ました。ことしに入って2回目の断水なので困ります」と話していました。
小学校の給食やトイレに影響
周防大島町の小学校でも断水の影響がでています。
22日は町内の給食センターで給食を作ることができず、町が用意したパンと牛乳が出されました。
24日までは給食の代わりにパンと牛乳を出すことが決まっていますが、木曜日からの給食は未定だということです。
またトイレや水道も使えなくなっています。
町立明新小学校では節水のため、バケツに汲んだ水をタンクに入れてトイレの水を流したり、使うトイレを減らしたりする対応を取っていました。
22日はプールの水でトイレや手洗いの水を賄いましたが、23日からは教員が給水所に水を汲みに行くということです。
明新小学校の林哲也校長は「断水が長期化すると、トイレの水の確保が課題です。手洗いも難しいので消毒用のアルコールやくみ置きの水で対応したい」と話していました。
病院でも節水などの対応
周防大島町内で唯一、人工透析をおこなっている町立大島病院では、76トンを貯水できる受水槽がありますが、2日で空になってしまうため町外から来る給水車から毎日給水を受けることにしているということです。
病院では透析患者の受け入れや外来患者の診察などこれまでどおりの業務は続けるとしています。
ただ、節水のため、使い捨ての食器を使うことにしたほか、患者に毎日入ってもらっているお風呂を数日に一回に減らすことも検討しているということです。
町立大島病院の森本守事務長は「すぐに受水槽の水を満杯にして給水車で毎日運んでもらうことになった。食器洗い機を使わないなど対策をしているが、お風呂などは長期間我慢できるものではないので断水が長引くことが心配です」と話していました。
道の駅は臨時休業
断水の影響で周防大島町の道の駅「サザンセトとうわ」は午後から休業し、レストランや売店に従業員の姿は見られませんでした。
また、トイレも水が使えないため入り口のシャッターが閉じられ、利用することができないようになっていました。
広島県廿日市市から観光で訪れた66歳の男性は「道の駅に来るまで断水を知りませんでした。店が閉まっていて残念ですし、トイレができないのは困ります。衛生面が悪くなると観光への影響もあるのではないか」と話していました。
道の駅の岡崎竜一支配人は「水が出ないので臨時休業するしかなかった。ここは観光客が多いところなので、仮設トイレを設置するなどしてなんとか営業を再開したい」と話していました。
From(Maritime Connector.com) | |
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Ship Name: | YING HAI |
IMO: | 9063172 |
Type of ship: | GENERAL CARGO |
Flag: | CHINA |
Gross tonnage: | 1500 tons |
DWT: | 2300 tons |
Year of Built: | 1991 |
Builder: | JIANGZHOU UNION SHIPBUILDING - RUI CHANG, CHINA |
Manager & Owner: | CHANGHUI SHIPPING - SHANGHAI, CHINA |
運輸安全委員会の3日の発表によると、9月29日に関門航路で貨物船「SM3」とタンカー「幸徳丸」が衝突する事故が発生したことがわかった。
現在、同委員会事務局が原因などを調査している。死傷者はいなかった。
1日未明、ベリーズ船籍の貨物船「マリーナ」(1920トン)が川崎市川崎区扇島のJFEスチールの護岸に衝突した。乗組員12人は陸上に避難してけがはなかった。横浜海上保安部と川崎海上保安署によると、台風24号による強風に流されたとみられる。油の流出は確認されていない。
同船は全長79・4メートル。横浜市鶴見区の大黒ふ頭周辺でいかりを下ろし、停泊中だった。現場海域には当時、いかりを下ろしたまま強風で流される「走錨(そうびょう)」の注意情報が発表されていた。
1日未明、横浜港のふ頭の沖でいかりをおろして停泊していた貨物船が、台風による強風にあおられて流され、岸壁に衝突しました。乗組員は全員自力で脱出し、けが人はなく、海上保安部が詳しい状況を調べています。
1日午前2時前、横浜港の大黒ふ頭の沖でいかりをおろして停泊していた貨物船から「強風で流され岸に接触しそうだ」と海上保安庁に連絡がありました。
横浜海上保安部によりますと、ベリーズ船籍の貨物船「MARINA」(1920トン)が台風による強風にあおられて流され、およそ5キロ離れた川崎市扇島にある製鉄所の岸壁に衝突しました。
貨物船は横浜港に避難勧告が出されていたため沖に出て停泊していたということで、中国人などの乗組員12人は全員自力で脱出し、けが人はいませんでした。
海上保安部によりますと、当時、付近の海では風速およそ30メートルの南南西の風が吹き、波の高さはおよそ2メートルだったということです。
海上保安部は、貨物船への浸水や周囲の海への油の流出がないかなど、詳しい状況を調べています。
最近、ベリーズ船籍船が頻繁にPSC(外国船舶監督官)により出港停止命令を受けている。
その事と関係があるのだろうか?
台風24号 強風による被害相次ぐ 10/01/18(日テレNEWS24)の映像から以前の船名がわかる。船主が変わったのか、船名が「JA ZENFUKU」から
「MARINA」に変わり同時に国籍が「マーシャル諸島」から「ベリーズ」そして船級が「日本海事協会」から「Universal Maritime Bureau Ltd」に
2018年の初め頃に変わっている。
台風24号 強風による被害相次ぐ 10/01/18(日テレNEWS24)の映像を見ると、テトラポットが船尾に見えるので、船底や右舷の船底から船側は
かなり損傷しているかもしれない。
最終的には、撤去に関しては保険会社次第であろう。
3年前、苫小牧市の沖合を航行中の大型フェリーで火災が発生し乗組員1人が死亡した事故で、運輸安全委員会が調査報告書を公表し、消火活動が的確に行われていれば被害の拡大を防げた可能性があり、運航会社の実践的な訓練などが不足していたと指摘しました。
平成27年7月、苫小牧市の沖合を航行中の大型フェリー「さんふらわあ だいせつ」で火災が発生し、乗っていた94人のうち乗組員1人が死亡、ほかの全員も船外への避難を余儀なくされました。
運輸安全委員会が公表した調査報告書によりますと、船に積載されていたトラックの冷凍機の配線が不適切だったため、ショートするなどして火が出た可能性が考えられるということです。
一方で、乗組員による初期消火の際、冷凍機のカバー中の出火している箇所に消火剤が届いていなかった可能性や、燃え広がったあとも防火服などを身に着けずに消火にあたっていたため、近くから効果的な放水ができなかった可能性があるとしています。
そのうえで報告書は、消火活動が的確に行われていれば被害の拡大を防げた可能性があり、フェリーを運航していた「商船三井フェリー」による乗組員への実践的な教育と訓練が不足していたと指摘しています。
韓国船籍旅客船「セウォル号」(M/V"SEWOL", IMO9105205)の大惨事では
不適切な検査や安全設備の誤魔化しがあった。
「脱出シューターを投下するハンドルのさびや、救命いかだの搭載台が動かない不適切な整備もあり、船長と死亡の航海士を除く乗客乗員92人の船外脱出に約55分間かかった。」
検査の時には問題ない状態であったのだろうか?検査を受けてから1年以上も経過していれば、ハンドルは錆びるだろうが、1年以内であれば、
不具合が生じるぐらいのさびは発生しないと思う。
北海道苫小牧市沖で2015年7月、フェリー「さんふらわあだいせつ」(1万1401トン)で火災が起き、乗員1人が死亡した事故で、運輸安全委員会は27日、運航会社の商船三井フェリーによる乗員への実践的な教育や訓練が不足し、火災発生後に組織的な消火活動ができず、延焼につながったと指摘する調査報告書を公表した。
火災は15年7月31日午後5時10分ごろ、苫小牧市沖を航行中に車両甲板で発生。2等航海士の男性(当時44)が一酸化炭素中毒で死亡した。鎮火は10日後だった。
報告書によると、火災は船内のトラックで稼働中だった冷凍機で発生した可能性が大きい。モーターの配線が切断された後にねじってつながれていた。ショートや断線の跡があり、結線部分が接触不良などを起こして発火したとみられる。
冷凍機はエンジン停止後、船本体の電源ボックスとコードで接続して電源の供給を受けモーターで稼働中だった。バッテリーの配線にはショートの跡はなかった。
出火後、乗員らは冷凍機のカバーを壊さず消火器を使ったため、消火剤が火元に効果的に放射できなかったり、消防員装具を身につけなかったため火元に放水できる位置に近づけなかったりした可能性がある。
脱出シューターを投下するハンドルのさびや、救命いかだの搭載台が動かない不適切な整備もあり、船長と死亡の航海士を除く乗客乗員92人の船外脱出に約55分間かかった。また、報告書は運航会社が火災時の有毒ガスに関する教育を十分に行っていれば、乗員らが危険性をより認識できた可能性があるとした。
海上保安庁は今年7月、トラックの冷凍機のモーター交換時に発火の危険性のあるねじり接続で配線し火災を発生させたとして、担当した自動車整備工場の男を業務上過失致死などの疑いで書類送検している。
「荒天時にいかりを下ろして船を停泊させる場合、関空島の陸岸や周りの船から十分な距離を確保するよう努めることなどを改めて求めた。」
十分な距離とは?説明不足だと誤解や理解不足が起きる。
kaiyu_2-22sep18
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台風21号による高潮や強風で、大阪市港区の水族館「海遊館」に海水を運んでいた船「かいゆう2」(296トン)が兵庫県尼崎市の岸壁に乗り上げ、航行できずにいる。23日に引き揚げられる予定だが、海遊館では新たな海水の供給が止まり、人工海水の利用を余儀なくされている。
海遊館によると、「かいゆう2」はふだん、和歌山県沖と同館の間を3日ごとに往復。新鮮な海水を採取し、生き物たちに届けていた。海遊館の前には大阪湾が広がるが、安治(あじ)川の河口部にもあたるため、取水しても塩分濃度が低く、飼育には適さないという。
神戸海上保安部や海遊館などによると、台風が大阪湾を直撃した今月4日、「かいゆう2」は尼崎港内にいかりを下ろし、エンジンをかけて停泊していた。だが、予想以上の強風で流され、岸壁に船全体が乗り上げて座礁した。乗組員3人は無事で、油の流出や船への浸水はなかった。
「かいゆう2」は最大350トンの海水を運ぶ能力がある。海遊館は海水の供給停止を受け、淡水に海水と同じミネラル成分を溶かして人工海水を作り、対応してきた。生き物の健康管理に問題はないが、海水を運ぶよりもコストが高くつくという。
「かいゆう2」は引き揚げ後も船体の点検などが必要で、運航再開日は決まっていない。海遊館は26日から代替船を使い、海水運搬を再開する準備を進めている。
海遊館の広報担当、村上寛之さんは「通常通り営業しているので、元気な姿を見に来てほしい」と話している。(鷲田智憲)
「荒天時にいかりを下ろして船を停泊させる場合、関空島の陸岸や周りの船から十分な距離を確保するよう努めることなどを改めて求めた。」
十分な距離とは?説明不足だと誤解や理解不足が起きる。
台風21号の強風にあおられてタンカーが関西国際空港の連絡橋に衝突した事故を受け、第5管区海上保安本部は21日、緊急の海難防止連絡会を神戸市内で開いた。神戸港の港湾関係者ら約20人が出席し、荒天時にいかりを下ろして船を停泊させる場合、関空島の陸岸や周りの船から十分な距離を確保するよう努めることなどを改めて求めた。
5管は2011年以降、運航会社などに対し、船がいかりを下ろして停泊する場合には関空島の岸壁から3カ…
「5管の担当者が、荒天時には避難推奨海域で停泊するよう改めて求め、今後はこの海域に避難しない船に対して巡視船などで注意喚起する方針を明らかにした。」
法的な義務がなければ、あまり意味がないと思う。まあ、次の大きな事故が起こるまでは見直しはないのであろう。
台風21号が今月4日に近畿地方を通過した際、大阪湾に停泊していた51隻の船舶のうち、6割を超える33隻がいかりを下ろしたまま強風で流される「走錨(そうびょう)」を起こしていた可能性の高いことが、若林伸和・神戸大大学院教授(航海学)の分析で明らかになった。この台風で走錨したタンカーが、関西国際空港の連絡橋に衝突。若林教授は「大阪湾全体が危険な状態といえ、湾から避難すべきだった」と指摘している。
500トン以上の船舶の位置情報などを自動送信するAIS(自動船舶識別装置)のデータを、若林教授が調べた。関空島から約1.6キロ南東で停泊していたタンカー「宝運丸」(2591トン)は4日昼過ぎ、強風で流されて連絡橋に衝突した。この時間帯、大阪湾には51隻の停泊が確認され、うち33隻が走錨とみられる動きを示していた。数キロにわたって流された船が多数あっったとされる。
第5管区海上保安本部は台風などの荒天時、走錨による事故を防ぐため、関空島から5.5キロ以上離れた海域に避難するよう推奨している。若林教授によると、この日、5.5キロ圏内には約10隻がとどまり、宝運丸を含む4隻が走錨したとみられる。宝運丸の衝突時、関空島では観測史上最大の瞬間風速58.1メートルを観測した。
宝運丸の男性船長は避難場所について、「陸地や空港などに囲まれた停泊に適した海域で、過去の台風では他の船舶もこの場所に避難した」とする見解を公表。先月23日の台風20号接近時には、約30隻が避難推奨海域に出なかった。
若林教授は、台風21号は過去の台風と比較できないほど強い勢力で、走錨した船同士が衝突する危険性もあったと指摘。「大阪湾ではなく、(西側の)播磨灘などに避難すべきだった」と訴えた。5管が推奨する避難海域についても十分周知されていなかった可能性があり、「避難に関するルール作りが必要だ」とも問題提起した。
一方、5管は18日、タンカーの衝突事故を受け、緊急の海難防止連絡会を大阪市内で開いた。民間の船舶関係団体など22団体から計25人が参加。5管の担当者が、荒天時には避難推奨海域で停泊するよう改めて求め、今後はこの海域に避難しない船に対して巡視船などで注意喚起する方針を明らかにした。【竹田迅岐】
「当時、周辺で停泊する約50隻のうち、9隻がいかりを下ろしたまま流される「走錨(そうびょう)」状態だったとされ、5管は船舶電話でそれぞれに注意喚起していた。」 <台風21号>関空沖でタンカー9隻漂流 連絡橋衝突時 09/11/18(毎日新聞) に関して船長の発言に矛盾がある。どちらが正しいのか?
台風21号で強風にあおられて関西国際空港の連絡橋に衝突したタンカー「宝運丸」(2591トン)の男性船長が13日、タンカーを所有する「日之出海運」(福岡市)を通じて自らの見解を公表した。停泊場所について「適切だった」と主張。風速が秒速80メートルに達していた可能性もあり、今回の異常気象を予測することはできなかったと訴えている。
タンカーは今月4日昼過ぎ、関空沖約1.6キロの海域で停泊していた際、いかりを下ろしたまま強風で流される「走錨(そうびょう)」を起こして連絡橋に衝突した。船長は「陸地や空港、橋に三方を囲まれ、停泊に適した場所だ」と主張。過去の台風の際、この場所には他の船舶も避難しており、今回も避難場所を変えるよう海上保安庁からの指示はなかったとしている。
タンカーの風速計は上限の秒速60メートルを振り切り、80メートル程度に達していた可能性があるとも指摘。「多大な迷惑をかけて申し訳ないが、最大限の努力をした」と強調した。【竹田迅岐】
第三宝勢丸 03/13/17(ふなLOG2番煎(船))
台風21号の強風にあおられてタンカー「宝運丸」(2591トン)が関西国際空港の連絡橋に衝突した当時、周辺海域に約50隻が停泊し、宝運丸を含む9隻がいかりを下ろしたまま漂流していた可能性の高いことが、第5管区海上保安本部への取材で明らかになった。宝運丸など複数の船舶が、荒天時に推奨される避難海域に出ていなかったことも分かった。5管は台風への対処方法に問題がなかったか調べている。
【写真】連絡橋に衝突し、大きく破損したタンカー
5管などによると、宝運丸は4日午後1時40分ごろ衝突。当時、周辺で停泊する約50隻のうち、9隻がいかりを下ろしたまま流される「走錨(そうびょう)」状態だったとされ、5管は船舶電話でそれぞれに注意喚起していた。宝運丸以外の8隻は事故につながらなかった。
走錨による事故を防ぐため、5管は関空島の岸壁から5.5キロ以上離れて停泊するよう、運航会社などに呼びかけている。ただ法的な義務はなく、最終的な判断は船長に任されている。事故直前、宝運丸は岸壁から南東約1.6キロで停泊していたが、他にも複数の船が近くにいたという。
宝運丸を運航する「鶴見サンマリン」(東京都)によると、衝突直前、タンカーに設置された風速計が上限の秒速60メートルを超えていた。走錨状態のまま停泊地点から北に約2キロ流されて衝突したが、風上の南側に向けてエンジン全開状態で対抗していた。5管は衝突回避行動などについて船長から事情を聴いている。
同社は停泊地について、「関空島の近くは風を防ぎやすい海域で、海底も粘土質でいかりがかかりやすいと考えた。水深も浅い方がいかりが安定するため、5.5キロ以上離れた場所は逆に危険だと船長が判断した」と説明している。【竹田迅岐】
◇停泊近すぎた
山田吉彦・東海大教授(海洋政策学)の話 強い台風が来ると分かっていたはずだ。停泊場所が関空島に近すぎたのではないか。今後は海上保安庁も、避難推奨区域で停泊しない船舶に対してもっと警告するべきだ。同様の事故を防ぐために、国と運航会社などで気象情報や避難状況を共有することが重要だ。
「関空周辺では『走錨』が過去にも相次いでおり、同庁は関空島に座礁する恐れがあるとして、荒天・台風時には『関空島から原則3マイル(約5・5キロ)以上離れた場所』への避難を呼びかけていた。船長はこれを把握していたが、運航会社に対し『紀伊山地や関空島の陰になって強風を防ぐことができ、最適な場所と判断した』と説明したという。」
「3マイル以上離れた場所への避難に法的義務はない」ので最終的には船長、又は/そして
任意ISM(安全管理システム) (一般財団法人 日本海事協会)を取得した管理会社、又は、任意ISMを取得していなければ船主が委任した管理会社と船主の責任になるであろう。
任意ISM(安全管理システム) (一般財団法人 日本海事協会)とISMコードの違うについて良く知らないが、
ISMコードを取得している会社であれば、社内マニュアルに船長の義務と責任を明記して
船長は安全と環境保護を優先して会社からの指示や圧力とは関係なしに判断できる事を記載する事が要求されている。これは船長が船主、管理会社、
荷主、そして傭船社からの利益や圧力を受けることなく、安全と環境保護を最優先として判断出来る自由度を与える事が規則で要求されている。
現実はそれでも会社次第であるが影響は受けていると思う。過去に話した船長の1人は「以前働いていた会社は不都合な事は全て電話で証拠が残らないように指示されて事故が起きたら全て船長の責任にされるので嫌だったが、今の会社は良心的なので給料は少し減ったがハッピーだ。」と言っていた。
日本の調査は曖昧に終わらせる傾向が高いが、外国で事故を起こせば、最悪の場合、即座に拘束され拘束した国が納得しないと解放されないケースが
ある。例はPRESTIAGEの海難。
個人的な感じではあるが、海難審判所や海保は比較的に新しい規則のISMコードの役割をあまり重要視していないようだが、管理会社又は、運航会社が任意ISM(安全管理システム) (一般財団法人 日本海事協会)を取得してれば影響や事故との関係について調査するべきだと思う。
最後に安全だと思っても最悪のシナリオを考えて安全な選択を考えるべきだと思った。1、2キロの距離ではエンジンを始動させて、推進力が得られるまでの時間は悪天候だとほとんどないと思う。まあ、どのような結果になろうと関係ないので関係者達や責任を取らさせる人達が考えれば良いと思う。
台風21号の強風で関西国際空港と対岸を結ぶ連絡橋にタンカーが衝突した事故で、海上保安庁が業務上過失往来危険容疑を視野に、男性船長(40)らから事情聴取していることが10日、分かった。タンカーが事故前、同庁が台風時に避難するよう推奨している海域ではなく、関空島近くに停泊していたことが判明。船長は「安全だと思った」と説明しているというが、同庁は停泊位置が適切だったかなどを調べる。
海上保安庁やタンカーの運航会社「鶴見サンマリン」(東京都港区)によると、乗組員11人が乗ったタンカー「宝(ほう)運(うん)丸(まる)」(2591トン)は関空島に燃料を荷揚げし、3日午後1時10分ごろに離岸。同1時半ごろ、連絡橋の南約2・2キロの位置で、重さ2・5トンのいかりと長さ195メートルの鎖を下ろし停泊した。
4日に大阪府高石市の製油所で燃料を積み込む予定だったが、台風で5日に延期されたため、4日も同じ場所で停泊。しかし、同日午後1時半ごろ、関空島で観測史上最大の瞬間風速58・1メートルを記録した強風により、海底に下ろしたいかりや鎖が機能しなくなって船が流される「走(そう)錨(びょう)」状態に陥り、同1時40分ごろに連絡橋に衝突した。
海上保安庁大阪湾海上交通センターは同1時以降、2度にわたって船舶電話で「走錨している可能性がある」と宝運丸に注意喚起。宝運丸はエンジンをかけ、連絡橋と反対側に進むことで衝突を避けようとしたが、たえきれなかった。
関空周辺では「走錨」が過去にも相次いでおり、同庁は関空島に座礁する恐れがあるとして、荒天・台風時には「関空島から原則3マイル(約5・5キロ)以上離れた場所」への避難を呼びかけていた。船長はこれを把握していたが、運航会社に対し「紀伊山地や関空島の陰になって強風を防ぐことができ、最適な場所と判断した」と説明したという。
3マイル以上離れた場所への避難に法的義務はないが、同庁関西空港海上保安航空基地は、避難していれば事故を防げた可能性があると判断。すでに船長や乗組員の事情聴取を始め、停泊位置に関する判断の妥当性などを調べている。
橋の道路部分などを管理する「ネクスコ西日本関西支社」の担当者は「今後、修理費などの負担をどうするか、損害賠償の有無を含めて関係機関と協議する可能性がある」としている。
「台風21号で関空vsタンカー、損害賠償めぐる第2の衝突」となれば、タンカーがいつ接岸して、いつ離岸したかも重要になる。
タンカーの荷物であるジェット燃料の荷役予定は関空、又は関空が委任している会社や組織が決めているはずである。接岸時間や離岸時間予定など
燃料を受け取る側が決定するし、施設の安全や保護のために予定を変更して船に離岸を要請する事も出来る。
タンカーの船長よりも関空、又は、関空から委託されている会社や組織の方が力関係でははるかに強いはずだからいろいろな指示は出せると思う。
ただ、個人的な感じではあるが、学歴や基本的な能力は高いが経験や専門知識がない若い人が増えているので適切な指示が出せない、又は、
どのような指示を出して良いのかわからない人達は増えていると思う。わからないから馬鹿みたいに必要のない指示をたくさん出したり、
これは問題ではと思う事には気付いていないような事がある。規則を満足していなくても、指摘されると仕事が増えるから何も知りたくない人達は
いるし、とにかく仕事が増える事を嫌う人達はいる。問題があっても自分の責任にならなければ無視する人はいるし、自己中的に自分の事しか
考えない人はいる。これで良いのかと疑問に思う事はあるが、問題や事故が起きなければ誰も気にしないように思える事がある。これだけの
損害が発生すると、次回は、馬鹿かと思うくらいくだらない対応や基準で対応する可能性がある。そして無駄、時間や努力が要求される可能性は高い。
日本人は基本的に勤勉だと思うが、時々、とてつもなく愚かな集団とも思える事がある。今後、いろいろな情報が明らかになると思うが、
情報次第では、部分的に愚かな人達の存在が判明するかもしれない。
内航タンカーを運行する会社の中には任意ISM(安全管理システム) (一般財団法人 日本海事協会)を取得する会社が存在する。
安全管理システム(任意 ISM コード)運用の効率化
では「同社は愛媛県にて、内航タンカーの貸渡業(内航海運業)を事業展開している。 内 航海運においては、1980 年代後半以降に多発した海難事故の未然防止を目指して、外航 海運に義務付けられた「国際安全管理規則(ISMコード)」の内航海運版といえる「任意ISM」 の取得が事実上の事業継続の前提条件となってきている。 一方で、内航海運事業者(および社員)も、船舶の安全を守る事の重要性と、ISM の有 用性を周知/徹底しているが、任意ISMの維持に必要な「安全管理マニュアルの維持管理、 チェックリスト・記録紙の作成/保管など」は、運航業務/荷役業務に加えられた新たな 業務として大きな負荷となっている。 そこで、船舶の安全を維持しつつ、管理業務を効率化する事が喫緊の課題として挙が っていたが、有効な対策が打てない状況であった。」と記載されている。
開けない人はここをクリック
参考情報:
任意によるISMコード認証取得について運輸省告示「船舶安全管理認定書等交付規則」を制定- (国土交通省)
内航海運グループ化について (国土交通省)
ISMコードではマニュアルを作成し、社員及び船員の教育、記録、記録の管理、内部及び外部審査など
に関してコードの要求を満足する必要がある。外航船で外部審査に合格しても、実際に問題がない状態であるかと言えばそうでもない。特に
船の運航で必要なので仕方がないと思っている船や会社では問題が存在する可能性が高い。外部審査に問題があれば、問題があっても審査に合格するまれなケースがある。
審査のために辻褄が合うように準備すれば審査に合格する事は可能。審査をパスできない会社はそれさえも出来ない能力のない会社か、くそ真面目過ぎてその場限りの対応をしようとしないから大きな負担になりパス出来ない会社。本当は通常の状態で審査にパス出来るのが理想であるが、審査に
通る事だけが重要になれば無駄な努力と時間が費やされ、本来の効果は通常オペレーションでは期待できない事がある。
見栄のためにりっぱなマニュアルを作成しすぎて、社員や船員達が理解できないだけでなく、辻褄合わせの書類作成が負担になっているケースがある。
本末転倒であるが、ISMコードや内部審査の担当者がスリム化のために何が必要で、何を妥協するべきか
判断出来なければ、スリム化は難しい。実際に、不正や違反する会社や人々が存在するので、義務のためだけに苦しんでいると、馬鹿らしいと思う人達がいるかもしれない。大きな事故が起きると防止策として新たな負担が増える可能性がある現実がある。守らない、又は、守れない形だけの対応は
無駄に思える。時間が経てば本来の意味は理解されず、本来の目的も忘れられ、形だけが意味もなく繰り返されることがある。今回の件で
任意によるISMコード認証取得について運輸省告示「船舶安全管理認定書等交付規則」を制定- (国土交通省)について触れられていないが、防止策と一緒に考える必要があると思う。
素人や経験のない人達には判断や計画が妥当であるかの判断は出来ないと思うので、船長や船員経験者や
海事補佐人などがそれぞれのサイドに
立って争うのであろう。
海事補佐人の登録を希望する方へ (国土交通省海難審判所)
近畿地方を通過した台風21号は、その爪痕を大きく残した。9月4日、高潮で滑走路が冠水した関西国際空港と対岸を結ぶ唯一の連絡橋にタンカーの宝運丸(長さ89メートル、2591トン)が衝突し、関空の利用客ら約8000人を孤立させた。
関空は7日から国内線の一部の運用を再開したが、全面的な再開のメドは立っていない。観光や物流など関西経済の打撃は必至で、アジア太平洋研究所によると関西のインバウンド消費だけをみても、経済損失は500億~600億円にのぼるという。「アジア防災センター」センター長の濱田政則・早稲田大学名誉教授はこう話す。
「問題はタンカーが衝突した連絡橋。報道映像を見た範囲ですが、橋桁は造り直す必要があるはずで、そうなると完全復旧までに1~2か月は必要です。基礎の部分まで損傷している場合にはもっと時間がかかりますし、概算ですが費用も100億円を超えると思います」
そうなると、気になるのが連絡橋を壊してしまった責任の“賠償額”だ。いったいどこが負担することになるのか。海難事故を専門とする田川総合法律事務所の田川俊一弁護士は言う。
「船舶一般において、船長にはアンカー(錨)をおろして船が流されないように守錨をする義務があります。その義務を怠った場合の事故などは船長の過失であり、その賠償は船主(海運会社)が支払うことが民法の特別規定によって定められています。船舶はPI保険(船主責任保険)に入っているのでそこから補償に充てられますが、上限は通常、数十億円に設定されています」
宝運丸は、3日に航空機用の燃料を運んだ後、錨をおろして停泊中に風に流されて橋に衝突したと報じられている。田川弁護士はこの措置をめぐって情勢が変わる可能性を指摘する。
「関空からタンカーに停泊位置など細かく指示が出ていたはずですが、仮にその指示などで関空側にも過失があった場合、過失相殺が認められ、タンカー会社の賠償負担が減る可能性もあります。もっとも、自然災害という不可抗力によるものと認められれば、賠償責任そのものが免除されます」
過失があるのはタンカーか関空か、それとも自然災害か──。在阪の社会部記者はこう話す。
「責任問題についての議論はまだ先のようですが、関空側はもし損害賠償を請求されたらタンカー会社の過失を主張するとみられています。自然災害と認められればいいが、今のところは互いに牽制している状況のようです」
第2の“衝突”は、これからのようだ。
※週刊ポスト2018年9月21・28日号
「海上保安庁は荒天時の操船について、空港島から5.5キロ以上離れるよう船舶に求めていた。要請に強制力はないが、宝運丸の船長は地形や水深などを考慮した結果、空港島近くの場所が安全と判断したといい、海保などが経緯を調べている。」
他の船はどのような対応を取っていたのだろうか?
台風21号の強風にあおられ、関西国際空港の連絡橋にタンカー「宝運丸」が衝突した事故で、船に設置された風速計が上限の60メートルを超え計測不能になっていたことが8日、分かった。
同船はエンジン全開で衝突を避けようとしたが強風で制御不能になったとみられ、専門家は停泊場所を誤った可能性を指摘している。
運航会社によると、宝運丸は台風前日の3日午後から、空港島の約2キロ東でいかりを下ろし停泊。台風が接近した4日午後0時半ごろに風速が20メートルを超えたため、流されないようエンジンを始動させたが、いかりを引きずる「走錨(そうびょう)」状態に陥った。
海上保安庁大阪湾海上交通センターは午後1時ごろ、「流されているのではないか」と宝運丸に船舶電話で注意し、空港との距離も伝えた。同30分すぎに再度警告したが、同船はエンジンを全開にしても流され続け、同45分ごろ連絡橋に衝突した。
当時、船の風速計は60メートルを超えて振り切れた状態だったという。関西空港では同38分に観測史上最大の58.1メートルを記録。洋上では、より強い風が吹いていたとみられる。
海上保安庁は荒天時の操船について、空港島から5.5キロ以上離れるよう船舶に求めていた。要請に強制力はないが、宝運丸の船長は地形や水深などを考慮した結果、空港島近くの場所が安全と判断したといい、海保などが経緯を調べている。
10年以上も前に台風の時に知っている船長はアンカーを落とさないエリアで台風から非難していた船が走錨により座礁し、
沈没を恐れて救命艇で退避しようとして救命艇が途中で落下して数人の船員が死亡した船に乗っていた船員と話したことがある。
船員によると船長が避難したエリアに不慣れで湾にアンカーして避難していれば大丈夫だろうと思っていたら、走錨で
かなり流され座礁した。船が二つに折れ始めたので沈没すると思い、救命艇で退避しようとしたが強風で外板に打ち付けられて
損傷し、船員が死亡したと言う事だった。
「法的な義務はない。」と言う事なので、船長の判断が結果として最悪の事態となったと言うなのだろう。
「重しとして海水を積んだ後に離岸した」となっているが、写真や動画を見る限り、そんなに船は沈んでいるように見られなかった。
荷物を下せばバラストをフルに張ってもそんなに沈まないので注意する必要はあると思う。多くの外航船の船長は荷物を積んでいる
時の方が悪天候では安定度は高いと言う。
下記の写真は荷物を積んでいる時の喫水で航海している「宝運丸」。衝突時に見える赤くペイントされた部分は沈んでいるので見えません。
風圧面積を考えると風が強ければ強いほど違いが大きくなるでしょう。参考までに荷物を搭載している時と荷物を積んでいないバラスト状態の
船を比べてみてください。アンカーポジションから橋に衝突するまでの奇跡が見れるAIS画像を見つけたので興味のあるかたは参考にしてください。
関空連絡橋がタンカーで通行止め!復旧のめどは?大阪の最新被害情報(そらてん日記)
MOTOKI @detectprst21 · 9月5日 #宝運丸 こんなとこに停泊してたらそら流されるわな
関西空港の連絡橋にタンカー「宝運丸」(2591トン)が衝突した事故で、タンカーが事故前、荒天時に避難するよう推奨されている海域ではなく、関空島に近い位置に停泊していたことが、海上保安庁や運航会社への取材でわかった。船長は海域外だと認識していたが、「安全だと思った」と説明しているという。同庁は停泊位置と事故の関係について調べている。
同庁によると、関空周辺では、いかりを下ろしたまま流される「走錨(そうびょう)」が過去に多発。島に座礁する危険があるため、同庁は台風接近時などに「関空島の岸から原則3マイル(約5・5キロ)以上離れた場所」に避難するよう注意喚起している。法的な義務はない。
運航会社によると、タンカーは3日、関空島に燃料を荷揚げし、重しとして海水を積んだ後に離岸したが、台風21号に備えて午後1時半頃、岸壁の南東約1・6キロにいかり(約2・5トン)を下ろし停泊した。
6日午前5時半ごろ、徳島県松茂町の会社が所有する貨物船「第28住若丸」(486トン)から「宮城県石巻市の金華山港の消波ブロックに船首が乗り上げた」と第2管区海上保安本部(塩釜)に通報があった。乗組員の男性5人は海保のヘリコプターで救助され、けがはなかった。.
石巻海上保安署によると、貨物船は6日未明に宮城県塩釜市の仙台塩釜港を出発し、岩手県の広田湾に向かっていた。当時は晴れており視界は良好だった。海保が事故原因を調べている。.
「風が強まった4日昼に動き始め、速度を上げながら後ろ向きに進み、計2・2キロ流された後にぶつかった。」
なぜ、後ろ向き?アンカーは切れたのか?それともアンカーを落としていたが、止まらずに流されたのか?
計2・2キロ流されただけで衝突?タンカーはどこにアンカーを落としていたのか?
関西空港と対岸をつなぐ連絡橋に衝突したタンカー「宝運丸」(2591トン)は、5日未明にタグボート3隻で橋から引き離された。
タンカーが搭載していた船舶自動識別装置(AIS)の記録や運航会社によると、タンカーは3日午後1時半頃にいかりを下ろして関空沖に停泊した。
風が強まった4日昼に動き始め、速度を上げながら後ろ向きに進み、計2・2キロ流された後にぶつかった。衝突直前の速度は時速11・4キロだったという。
乗組員11人は4日夜に全員救出された。乗組員は運航会社に対し「途中からエンジンを始動して回避しようとしたが、止まらなかった」と話しているという。
船は修理するのか、それとも、スクラップか?
関西空港の連絡橋に台風による風であおられたタンカーが衝突し乗組員11人が取り残された事故で、海上保安部や民間のサルベージ会社が救助活動にあたった結果、全員が無事救助されました。
海上保安航空基地によりますと、4日午後1時半すぎ、関西空港と大阪・泉佐野市を結ぶ「関西空港連絡橋」に全長89メートル2591トンのタンカー「宝運丸」が衝突しました。
タンカーには11人の乗組員がいたため、海上保安部は海上からの救助作業を進め、午後7時までに男性2人をヘリコプタ-で救助しました。
救助活動は連絡橋に設置されたガス管の破損が見つかり、いったん中断されましたが、その後、安全が確認されて再開されました。
その結果、午後10時すぎにタンカーの船主が手配した民間のサルベージ会社によって残っていた9人の乗組員も船で無事に救助されたということです。
11人にけがはないということです。
海上保安部によりますと、タンカーはエンジンがかからず、自力での航行ができなくなっているということで、5日の午前0時半ごろから民間のサルベージ会社が移動作業にあたるということです。
連絡橋 被害状況を確認
NHKのヘリコプターが上空から撮影した映像では、連絡橋に衝突したまま、止まっているタンカーで、救命胴衣を着た作業員らが甲板に出ている様子が確認できます。また、橋は広範囲にわたって崩れ、橋の上に破片が散らばっているほか、継ぎ目の部分が大きくずれていることが分かります。
連絡橋を管理する西日本高速道路会社は、職員を現地に派遣し、連絡橋の被害の状況を確認するなどしているということです。
連絡橋は、上部が自動車用の道路で、その下をJRと南海電鉄の線路が通っていますが、事故当時、台風の影響でいずれも通行はできなくなっていました。
関西空港の北部に設置したカメラからの映像
画面の連絡橋の手前が関西空港で、奥が対岸の大阪 泉佐野市です。
船は連絡橋の南側に衝突し、船の右舷が大きく損傷しています。連絡橋も損傷しているようにみえます。
関西空港の連絡橋は上部が自動車用の道路で、その下をJRと南海電鉄の線路が通っていますが、鉄道は台風21号の影響で午前からJR、南海電鉄ともに運転を見合わせていて、道路も午後1時半ごろから通行止めとなっていました。
船舶事故調査官を派遣へ
台風による強風であおられたタンカーが関西空港の連絡橋に衝突した事故で、国の運輸安全委員会は、船舶事故調査官3人を派遣することを決め、事故の原因を調べることにしています。
4日午後1時半ごろ、関西空港と対岸を結ぶ連絡橋(大阪府泉佐野市)に、タンカー「宝運丸(ほううんまる)」(全長89メートル、2591トン)が衝突した。第五管区海上保安本部によると、タンカーは積み荷の航空燃料を関空に下ろしたあと、連絡橋南側の海上でいかりをおろして停泊していたが、台風の風に流されたという。乗組員11人にけがはなく、タンカーの燃料の流出もないという。
【写真】大阪・中之島のオフィス街では、街路樹が根元から倒れ、車が横転していた
宝運丸が衝突したのは関空側から20メートル付近で、船体の右舷側が連絡橋と並行の状態でぶつかった。ブリッジが連絡橋にめり込み、連絡橋の一部がひしゃげるようにして壊れた。
衝突後、乗組員から五管本部に「(ブリッジ上部の)船橋から浸水している。乗組員は機関室に避難する」と連絡があったが、その後は携帯電話がつながらず連絡が取れてない。タンカーは停電してエンジンが動かせず、自力航行ができない状態という。
関西国際空港に設置された情報カメラの映像。
空港の連絡橋付近で、タンカーが、橋に衝突しているのがわかる。
画面の手前側が関西国際空港。
そして、そこからつながる橋に1台のタンカーがぶつかっていて、大きく揺れているが、手前側が船首。
そして、操舵室などがある部分が、橋のへりに当たり、大きくえぐれてしまっている。
第5管区海上保安部に入った情報によると、午後1時45分ごろ、関西国際空港付近に停泊中の長さ89メートルのタンカーが、台風の影響で流され、連絡橋に衝突した。
船舶には、乗組員11人が乗っているが、けが人はいないという。
現在、乗組員は、ライフジャケットを着用しているということだが、救出されたのかどうか、現在もタンカーの中に残っているかどうかはわかっていない。
また、関西国際空港では、浸水被害が起きていて、滑走路は閉鎖されている。
このタンカーは、「宝運丸」という名前のタンカーで、2,591トン、全長は89メートルある。
けが人はないという報告だが、乗組員11人が現在、救出されているかどうかの情報は、まだ入ってきていない。
(関西テレビ)
29日午前6時40分ごろ、福岡市東区の博多湾内の無人島・端島付近を航行中の遊漁船から「端島に男性が上陸しており、市営渡船から転落後に泳ぎ着いたと言っている」と118番があり、福岡海上保安部が約1時間後に救助した。同保安部によると、男性は同区の会社員(53)。27日夜に渡船から転落したといい、けがはなかった。市から海保へ転落の連絡はなかった。
同保安部によると、男性は27日午後8時、ベイサイドプレイス博多ふ頭発志賀島行きの市営渡船「きんいん」に1人で乗船。約20分後、携帯電話で夜景を撮影しようとしたところ誤って海に転落したという。その後、自力で端島に泳ぎ着き、2夜にわたって救助を求めていたところを遊漁船が発見した。
救助された男性は「納涼船に乗ろうとしたが乗り遅れた。転落時は酒を飲んでいた」と説明。端島には灯台があり、「明るい方向に向かって泳いだ。付近を通った船に助けを求めたが、気付いてもらえなかった。携帯は海に落として連絡できなかった。何も飲まず食わずだった」と話しているという。
当時、船の乗客は28人だった。誰も転落に気付かなかった。渡船を運営する市港湾空港局は「乗客数の乗り下りは毎回確認しているが、気付かなかった。原因については調査中」としている。
志賀島は博多湾の北部に位置し、博多ふ頭から直線距離で約10キロ。渡船では約30分で到着する。端島は近くの海岸から約800メートルの海上に位置する小島。
=2018/08/29付 西日本新聞夕刊=
【四日市港】石炭船、岸壁に接触【第1報】(元航海士が語る港湾物流の話)
結構、大きな穴が開いている。
28日朝、三重県の四日市港で、石炭を運搬していた貨物船が接岸しようとして岸壁に衝突しました。
当時、風はなく、波も穏やかだったということで海上保安部が詳しい原因を調べています。
28日午前7時5分ごろ、三重県四日市市の四日市港でシンガポール船籍の貨物船「DRACOOCEAN」(約3万3000トン)が接岸しようとして岸壁に衝突しました。
この事故で、貨物船は船首付近の左舷に幅約10メートル、高さ2メートルほどの長方形の穴があきましたが、フィリピン人の乗組員18人にけがはありませんでした。
船体への浸水はなく、海に油などは流出していないということです。
四日市海上保安部によりますと、貨物船は石炭約5万5000トンを積んでアメリカから四日市港へ向かっていたということです。
当時、風はなく、波も穏やかだったということで海上保安部が事故の詳しい原因を調べています。
四日市港では8月17日にも別のコンテナ船が岸壁に接触しクレーンなどが壊れる事故が起きています。
兵庫県南あわじ市灘白崎の海岸に座礁し、2年以上放置されているタイ船籍のクレーン台船について、県は年内に行政代執行で撤去することを決め、業者と約1億8千万円で契約を結んだ。法的な手続きを終えれば、10月にも撤去工事に着手する予定だ。
クレーン台船は2016年5月、えい航中にワイヤが切れて流され座礁した。所有していたタイの会社は保険適用外となったため撤去作業をしないまま。県洲本土木事務所は弁護士を通じて撤去を求めてきたが会社側は応じず、県は2018年度予算に撤去費用を盛り込んでいた。
県は17日、このまま放置すれば行政代執行を実施する趣旨の戒告文書を出すとともに、業者と撤去工事の契約を締結した。10月初旬には「行政代執行令書」を会社側に送付し、同月中にも撤去作業に着手し、年内に終える予定という。
すぐ横を通る県道は迂回(うかい)路がないため全面通行止めにはせず、海上で解体して船で運ぶ見込み。費用は会社側に請求する。会社側が支払いに応じなければ、撤去した船の部材を売却することになるが、費用の回収は難しいとみられる。
(高田康夫)
久米島西の沖合で19日午後5時15分ごろ、漁船「第二悠斗丸(はるとまる)」(乗組員2人、9・7トン)とパナマの貨物船「SOLAR ARION(ソーラー・アリオン)」(乗組員23人、6万6600トン)が衝突した。那覇海上保安部によると、漁船に乗っていた乗組員2人が打撲の軽傷を負った。
運輸安全委員会の発表によると、17日に三重県四日市港の霞ヶ浦南ふ頭26号岸壁でコンテナ船「OOCL NAGOYA」(オーオーシーエル・ナゴヤ)が岸壁などに衝突する事故が発生した。
同船は、船長ほか23人が乗り組み、水先人1人を乗せ、四日市港霞ヶ浦南ふ頭26号岸壁で着岸作業中、船首部が岸壁と岸壁のガントリークレーンに衝突した。
現在、同委員会事務局が原因などを調査している。死傷者はいなかった。
8月5日未明に千葉沖で火災が発生し、自力航行不能になったバハマ船籍の原油タンカーが17日、避難先の三重県沖からえい航され、東京湾入り口の浦賀水道航路に入った。第3管区海上保安本部によると、午後に千葉港沖に到着し、18日から付近で原油の荷揚げ作業を始める。
火災は千葉県館山市沖で発生した。原油タンカ…
5日朝早く、千葉県館山市沖を航行していたバハマ船籍の原油タンカーで起きた火災は、午前9時ごろ鎮火しました。けが人や油の流出はないということで、横須賀海上保安部が詳しい原因を調べることにしています。
5日午前3時ごろ、千葉県館山市洲崎の南西沖15キロ付近を航行していたバハマ船籍の原油タンカー「FRONT HAKATA」の乗組員から「エンジンルームで火災が発生している」と第3管区海上保安本部に通報がありました。
横須賀海上保安部などが巡視船など4隻とヘリコプターを出して消火に当たり、火はおよそ6時間後の午前9時ごろ消し止められました。
タンカーにはインド人25人が乗っていましたがけが人はなく、油の流出もなかったということです。
このタンカーは長さ332メートル、およそ16万トンで、サウジアラビアから東京湾の施設に原油を運ぶ途中だったということです。
横須賀海上保安部は、今後、エンジンの状態を確認し、近くの港にえい航して火災の詳しい原因を調べることにしています。
兵庫県は、南あわじ市灘白崎の海岸に2016年5月から座礁したままになっているタイ船籍のクレーン台船を、行政代執行により撤去することを決め、17日にサルベージ会社と請負契約を結んだ。年内の撤去を目指し、周辺の漁場や、すぐ脇を通る県道の安全を確保する。
船は南あわじ市沖を引航中にワイヤが切れて流され、県道洲本灘賀集線沿いの海岸に座礁。タイの所有会社が燃料を抜いて現場に船体を固定する応急処置をしたが、保険が適用されないことから撤去せずに放置している。
船体は穴が開き、離礁は困難な状態。県が文書を送ったりタイに弁護士を派遣したりして撤去要請を続けたが、会社側は船の所有権放棄を主張し、応じていない。
県洲本土木事務所は毎日現地に出向き、定点記録の写真と併せて異状がないかを確認。さびが広がり、高さ約40メートルのクレーンが落下する可能性があるという。台風や南海トラフ巨大地震で周辺に被害を広げる恐れが強いことから、海岸法と行政代執行法に基づく強制撤去に踏み切る。
タイの会社に撤去命令を出し、応じなければ船を現場で解体する。現場の水深が浅いことに加え、迂回うかい路がなく県道を通行止めにしての工事ができないため、切断した船の部材を小型船で淡路市まで運び、保管する。費用は所有会社に請求するが、支払いには困難が予想される。
入札により、県は請負会社と約1億8000万円で契約。土木事務所は「安全を考えると、これ以上は放置できない。1か月をめどに撤去計画を固め、手続きを進めたい」としている。
【釜山聯合ニュース】26日午前7時20分ごろ、北海道の南東約430キロの海上で韓国の遠洋漁船2隻が衝突した。2隻の計38人のうち35人が救助され、3人が行方不明となっている。
漁船「101クムヤン号」がロシア海域に入るため待機していたところ、移動中だった「803トンヨン号」と衝突し、101クムヤン号が沈没したもようだ。両船には計38人が乗っていた。このうち韓国人7人と外国人28人の船員が救助されたが、外国人船員3人は行方不明となっている。
近くには韓国船籍と外国船籍の漁船が多数おり、衝突事故が起きるとすぐに、沈没した101クムヤン号の船員の救助に乗り出したと伝えられる。現在もこれら漁船が行方不明者の捜索を続けている。
衝突した2隻は北太平洋で操業する遠洋サンマ漁船とされる。サンマ漁は漁船が密集して操業しているため、衝突のリスクが大きいと以前から指摘されていた。
漁船の所有会社は事故と沈没の経緯を調べている。
4日午後11時50分ごろ、青森県東通村の尻屋崎から東に約1・1キロの沖合を航行中の貨物船「第11晶恵丸」(499トン)から、「座礁した」と第2管区海上保安本部に通報があった。乗っている5人にけがはないが、船は機関室などが浸水して傾いているといい、巡視船が救助に向かっている。
八戸海上保安部によると、第11晶恵丸は愛媛県今治市の会社が所有。砕石1700トンを積んで、北海道から千葉県に向けて航行していた。現場は雨が降っている。
【ジャカルタ=一言剛之】インドネシア警察などによると、同国中部スラウェシ島を出港したフェリーが3日午後、座礁した。4日夕時点で少なくとも乗客ら34人の死亡が確認された。
警察などによると、乗客約140人と車数十台を載せたフェリーは、スラウェシ島から約10キロ南のスラヤル島へ向かう途中、浸水が発生し、船体が大きく傾いた。乗客はライフジャケットを身に着けて海に飛び込んだり、船体にしがみついたりして助けを求めたが、悪天候で波が高く、救助活動は難航した。地元紙「ジャカルタ・ポスト」は、運輸省幹部の話として、「フェリーの船長は、沈没を防ぐために故意に座礁させた模様だ」と伝えている。
20日午前2時55分ごろ、宮城県金華山から東南東約850キロ沖の太平洋上で、高知県奈半利町のカツオ一本釣り漁船「第68広漁丸」(122トン)が沈没しそうだと、近くを航行していた船から海上保安庁に通報があった。乗組員18人は近くの船に全員救助された。
【写真】左舷側を下にして沈む「第68広漁丸」=海上保安庁提供
第2管区海上保安本部(宮城県)によると、広漁丸には浪上弘法船長ら日本人12人とインドネシア人6人が乗っていた。けが人がいるかは分かっていないが、全員命に別条はないという。
同日午前7時ごろの現地からの情報では、広漁丸は左舷側がほぼ沈み、右舷側の甲板で救命胴衣を着た6人が手を振るのが見えた。午前8時45分までに、広漁丸の甲板や近くで見つかった救命いかだから全員を救助したと、現場の船から海保に連絡があったという。
2管は、航空機1機と巡視船2隻を現場海域に向かわせた。
当時、現場海域の風速は約15~16メートル、波の高さは約4メートルだった。
From(Maritime Connector.com) | |
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Ship Name: | 19WINNER |
IMO: | 8613190 |
Type of ship: | Oil tanker |
Flag: | Fiji |
Gross tonnage: | 1597 tons |
Year of Built: | 1986 |
Builder: | BANGUHJIN SHIPBUILDING & ENGINEERING - ULSAN, SOUTH KOREA |
Manager & Owner: | EA TECHNIQUE - KUALA LUMPUR, MALAYSIA |
Former names: |
MT. VANIO 2 (2016, Mongolia) MELATI SUTERA (2004) NAM YANG (1997) VANIO 2 NAUTICA MERSING |
6月16日午前8時半ごろ、福井県坂井市三国町の福井港に入港しようとした愛媛県の大英汽船所有の石油タンカー「第三大英丸」(2026トン)が座礁した。タンカーは約1時間後、タグボートの支援を受けて現場を脱出。乗組員11人にけがはなく、油の流出などもなかった。
福井海上保安署によると、現場は南防波堤の内側で、北防波堤突端から北西へ約200メートル。船は通常、幅約150メートル、水深約10メートルの中央航路と呼ばれる航路を進むが、航路を間違えて水深約3・5メートルの浅瀬に乗り上げたとみられる。
タンカーはガソリンと軽油を積んでおり、14日午後2時ごろ、岡山県の水島港を出港した。福井港内に16日午前8時半ごろ着岸する予定だったが座礁。同午前9時25分ごろ、入港手続きなどを行う船舶代理店のタグボートの支援を受けて現場を脱出した。乗組員を乗せたまま自力で航行し、同10時半ごろ福井港岸壁に接岸した。
この事故で、同保安署の管理艇1隻と、第8管区海上保安本部美保航空基地(鳥取県境港市)の航空機1機が出動した。他の船舶への影響はなかった。
TREDECIM - IMO 8667048 (ShipSpotting.com)
JETMARK NO.726 - IMO 8667048 (MarineTraffic)
日本の稚内港に放置された船員らが、労働組合とロシア総領事館に対し、帰国に際して支援を要請した。船舶「Tredecim」の乗組員らは半年間にわたり賃金を受け取っておらず、船では燃料と食料が底をついている。船員1人に対しては医療支援が不可欠な状態だ。
スプートニク日本
極東地域団体「ロシア船員労働組合」のニコライ・スハーノフ議長は、「ロシアあるいは外国籍の船舶で働くロシアの船員は、船主がロシアの船員らを放置する可能性があるケースに備えて、保険をかけられなければならない」と説明している。
スハーノフ議長は、乗組員らが保険をかけられておらず、船員らが外国で雇用されていたため、中国国内の何処かの場所で船主を見つけることは難しいだろうと付け加えている。
スハーノフ議長は、「そのため明日、我々は稚内にあるロシア総領事館に向かう。ロシア人の帰国のため、総領事館に資金を割り当ててもらうのが目的だ」とまとめている。
「Tredecim」の乗組員らは、日本海で貨物を輸送していたところ、今年2月にラ・ペルーズ海峡(宗谷海峡)で損傷を受けた。その後、船は稚内港に曳航され、主要な乗組員はロシアに送り出された。船には4人が残っており、そのうち3人がロシア国籍、1人がウクライナ国籍だ。
昨年2月に鹿児島県十島村の諏訪之瀬島で座礁し、そのままの状態となっていたパナマ船籍のタンカー「サガン」(5404トン)が6日朝、撤去作業船によって約1年4カ月間ぶりに引き出され、離礁した。同村の肥後正司村長は「台風接近が懸念される中での撤去で、安堵している」とのコメントを出した。
第10管区海上保安本部(鹿児島市)によると、タンカーの船主が手配した業者が撤去した。離礁後、タンカーはえい航され、8日に熊本県の八代港に入港する予定。
タンカーは昨年2月11日、台湾を出港し韓国へ向かう途中でエンジンに不具合が発生し、座礁。ミャンマー人など計18人の乗組員は全員救助され無事だった。【林壮一郎】
十島村の諏訪之瀬島で去年2月から座礁したままになっていたタンカーが、6日朝早く、撤去されました。
この問題は、去年2月、パナマ船籍のタンカーおよそ5400トンが、エンジントラブルで漂流した末に諏訪之瀬島で座礁したものです。タンカーの撤去作業は3月から始まっていて、撤去を請け負った業者が沖合いの船からチェーンで引っ張り、先月初めに引き出す予定でした。
天候の影響や作業の難航で撤去は延期を繰り返していましたが、十島村役場によりますと、タンカーは、昨夜遅く、座礁地点からの引き出しに成功し、6日朝早く、えい航が開始されたということです。タンカーは熊本で解体される予定です。
座礁から1年以上経過して、撤去されたことについて、十島村の肥後正司村長は、「事故もなく無事に撤去されたことを喜んでいる」とコメントしてます。
第10管区海上保安本部は6日、トカラ列島の諏訪之瀬島(十島村)の海岸に昨年2月から座礁していたパナマ船籍のタンカー「SAGAN」(5404トン)が離礁し、引航が始まったと発表した。熊本県の八代港まで運び、その後解体されるという。
10管によると、タンカーは昨年2月、台湾から韓国に向かう途中にエンジンが故障して漂流、諏訪之瀬島の海岸に座礁した。今年5月1日から離礁に向け、民間業者がタンカーの点検や補強などを進めていた。
動き出した直後のタンカーからは少量の油が流れ出たが、約3時間後に止まったという。タンカーは8日午後1時ごろに八代港に到着する予定。(井東礁)
昨年8月に平戸市沖で作業船2隻が沈没し乗組員3人が死亡した事故で、沈没した船の引き揚げのめどが立っていない。佐世保海上保安部(佐世保市)などは、沈没の原因究明や海洋汚染防止などを目的に引き揚げを求めているが、船を所有する会社側は「海洋汚染のおそれはない」などと応じておらず、議論は平行線をたどっている。【今野悠貴】
事故は昨年8月22日未明、葵新建設(長崎市)の海砂を運搬していた台船「第8あをい丸」(約1300トン)と押し船「第6あおい丸」(98トン)が、停泊中に沈没した。佐世保海保は、乗組員の証言から、台船の右舷側が傾き浸水して沈没したとみている。船は右舷側を下にして深さ約40メートルの海底に沈んでおり、海保側は引き揚げで原因究明が進む可能性があるとしている。
また国土交通省は、沈没船を放置することについて、油流出などで環境汚染の可能性があるとして、船舶の海洋投棄を禁じた海洋汚染防止法に違反する可能性を指摘。周辺で漁業を営む平戸市漁協など、県北の複数の漁協も引き揚げを求めている。
一方、葵新建設の顧問弁護士は、毎日新聞の取材に対し、油は抜いており海洋汚染の恐れはない▽海底40メートルにあり船舶の航行に支障はない▽海洋汚染防止法は引き揚げまで要求していない--などと主張。遺族への賠償も済んでいることや多額の費用がかかることも挙げ、引き揚げの予定はないとしている。
佐世保海保は「技術的に困難でなければ、引き揚げは船主の責任だ」として、引き続き会社側に引き揚げを求めていく方針という。
〔長崎版〕
27日朝、呉市音戸町の「音戸の瀬戸」で、鋼材を積んだ貨物船が浅瀬に乗りあげました。
現場は観光名所『清盛塚』のすぐそばでしたが、観光客や貨物船の乗組員にケガはありませんでした。
午前8時半ごろ、呉市音戸町で、鋼材を積み、和歌山から呉市の製鉄所へ向かっていた貨物船の船首部分が岩場に乗りあげました。
貨物船には合わせて5人の乗組員が乗っていましたが、ケガはなく、油漏れなどの被害もありませんでした。
事故現場は「音戸の瀬戸」を切り開いたと伝えられる平清盛をたたえて建てられた観光名所『清盛塚』のすぐそばでしたが、観光客にはケガはありませんでした。
海上保安部は乗組員から事情を聞き、事故原因を調べています。
27日午前8時半ごろ、呉市音戸町の岩場に、八重垣船舶(広島市中区加古町)の貨物船第7さんのう=498トン、中村智広船長(59)ら5人乗り組み=が乗り上げた。現場は広島県史跡の清盛塚そばだったが観光客はおらず、乗組員にもけがはなかった。 呉海上保安部が操船していた中村船長から事故当時の詳しい事情を聴いている。
全羅南道新安(シンアン)沖で韓国の漁船が外国貨物船と衝突し、3人が死亡、3人が行方不明となった。
12日0時37分ごろ、新安郡黒山面(フクサンミョン)メムル島北西側9.6キロの海上で乗組員6人が乗った新安船籍の漁船「2007ヨンフン号」(15トン)がタンザニア国籍の冷凍貨物船(498トン)と衝突して転覆した。この事故で「ヨンフン号」の乗組員6人のうち3人が死亡し、3人は行方不明。
死亡した乗組員の1人は事故発生50分後の午前1時25分ごろ民間漁船に発見された。午前1時34分ごろ現場に到着した海洋警察は転覆した「ヨンフン号」の船体内部を捜索する過程で乗組員2人が死亡しているのを発見した。
海警は艦艇と航空機を投入し、行方不明の乗組員3人を捜索している。
インドネシア当局が、中国とモザンビークで当局の追跡を振り切って逃亡していた船舶を国際刑事警察機構(インターポール、ICPO)からの通知を受けて公海上で追跡し、拿捕したと10日明らかにした。同船の船員は、奴隷労働を強いられていたとみられている。
インターポールは、海上での犯罪記録を有する無国籍船STS-50がインドネシア領海に侵入する可能性があるとの情報を同国に提供していた。
インドネシア海軍によれば、今月6日にアチェ州ウェー島沖95キロで拿捕した同船には、船長含めロシア人8人、ウクライナ人2人、インドネシア人20人が同乗していた。
船員らは現在聴取を受けているが、インドネシア人の船員らは、1年近く前に乗船してすぐに旅券などを取り上げられ、給料未払いで労働させられていたと証言しており、インドネシア海軍関係者は、奴隷労働が行われていた疑いがあると述べている。
当局によれば、同船はアフリカの小国トーゴの国旗を掲揚していたが、それ以前には日本、韓国、モザンビークなどの国旗を掲げていたという。
同船には、一部海域では操業が禁じられている刺し網が約600個積まれていた。またインドネシア海洋・水産省は「組織的な越境犯罪」に関与していた疑いがあるとの見方を示している。
以上、
奴隷船の船長たちがロシア人とウクライナ人、無期重労働の懲役刑が妥当だろう。秘密の魚売買ルートが世界中に確立されているものと見られる。
中国は世界中で魚を取り捲り、世界中に販売している。何でもありの中国の連中はこうした密漁船から海上での瀬取り密貿易をしている可能性もある。
4月インドネシアでは、大量に輸入している中国産サバから、アニサキス線虫が大量に見つかり、加工されたサバ缶などが処分されている。
From(Maritime Connector.com) | |
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Ship Name: | VITASPIRIT |
IMO: | 9231377 |
Type of ship: | BULK CARRIER |
Flag: | MALTA |
Gross tonnage: | 38732 tons |
Year of Built: 2001 | |
Builder: | OSHIMA SHIPBUILDING - SAIKAI, JAPAN |
Class Society: | NIPPON KAIJI KYOKAI |
Manager & Owner: | VITA MANAGEMENT - ATHENS, GREECE |
Former names: | CHORUS until 2009 Mar |
歴史的建造物なHekimbasi Salih Efendi Mansionに衝突し大きな被害をもたらした船は、マンションのの所有者と契約を結んだ。(7月3日SNT)
Vitaspiritというマルタ船が4月7日に歴史的なHekimbaşıSalih Efendi Mansionを破壊した。支社や負傷者のいなかったこの事故で、邸宅はキッチンで大きな被害を受けた。損害に対応するため、裁判所は、邸宅の所有者の請求に基づいて5千万ドルの仮差し押さえを命じた。沿岸安全機関は、サルベージ費用としてAhırkapıからの船の曳航に5百万231千ドルと査定した。
マルマラ海の船員と一緒に約3ヶ月、船の所有者は他の当事者との議定書に署名した。議定書によると、船主は歴史上の邸宅の修復に着手したが、5千万ドルの予備債券が預けられ、船の差し押さえは解かれた。沿岸安全管理部への船舶の救助措置サービスの支払い額は5百万ドルであった。
4月11日 イスタンブルの裁判所が、4月7日、ボスフォラス海峡の岸辺の邸宅に衝突した船の押収令状を出しました。(4月8日の頁参照)
Hurriyet
ヘキムバシュ・サリフ・エフェンディ邸の所有者たちは、邸宅が大きなダメージを受けたため、4月9日、イスタンブル第17商業裁判所に申請し、船の留置権を要請しました。所有者たちは申請書で、邸宅は衝突の結果、歴史的ステータスを失ったと訴えました。
所有者たちはまた、「邸宅の再建は記念物委員会の許可に従う。再建には少なくとも4000~5000万ドルかかるだろう」と言っています。裁判所は、邸宅の所有者らに5000万ドルが支払われるまで、マルタのタンカー、ヴィタスピリト号を留置しておくことを明らかにしました。
ボスフォラス海峡は世界で最も交通量の多い航路のひとつです。海上治安財団によると、2017年にはボスフォラスで127件の事故があっりましたが、被害が少なかったため公表されなかったということです。127件には、衝突のほか、接触、座礁、機械の故障などがあります。
【4月8日 AFP】トルコの最大都市イスタンブールで7日、ボスポラス(Bosphorus)海峡を通過中だった貨物船が、エンジン故障で操縦がきかなくなり沿岸の大型木造建築物に衝突し、建物が損壊する事故があった。
マルタ船籍の貨物船「ビタスピリット(Vitaspirit)」が衝突した建物の屋根と上階は崩れ、テレビ映像では基礎の部分が陥没し浸水している様子が捉えられていた。イスタンブールを縦断し、欧州とアジアを隔てるボスポラス海峡の沿岸にあるこうした建物は、歴史的価値が高いことで知られている。
トルコの海事通信社は、全長225メートルのビタスピリットがエジプトからウクライナに向かって航行中、エンジンが故障したために操縦がきかなくなったと報じている。
映像には、ボスポラス海峡のアジア側にある建物に船首から衝突し、建物からほこりやがれきが舞い上がる様子が映っている。
民間テレビ局NTVによると、ビタスピリットはタグボートにより建物から引き離されたが、ボスポラス海峡は船舶の往来ができない状態だった。衝突によるけが人はいない。
【イスタンブールAFP=時事】世界でも最も船舶で混雑する海路、トルコの最大都市イスタンブールのボスポラス海峡で7日、貨物船が海辺に建てられたオスマン帝国時代の邸宅に激突する事故があった。邸宅は2、3階部分が大破、1階も一部が海に崩れ落ちた。現在は結婚式場として利用されていたが、死傷者はいなかった。
貨物船はマルタ船籍で全長225メートル。エジプトを出航し、ウクライナに向かう途中だったが、エンジンに問題が発生、操船できなくなったという。集まってきたタグボートが貨物船をどかすため、ボスポラス海峡は一時閉鎖された。
8日午前10時ごろ、大分県国東市の沖合約12キロの伊予灘で、韓国籍のケミカルタンカー「GOLDEN SUNNY HANA」(2990トン、15人乗り組み)の船内で作業中に爆発があり、インドネシア人の男性乗組員(28)が足にやけどを負った。命に別条はなく、大分市内の病院に搬送された。
大分海上保安部によると、船は韓国から千葉県に向けて航行中だったという。タンカーには韓国人とインドネシア人が乗船しており、同海上保安部が事故の原因を調べている。
30日午前1時10分ごろ、唐津市呼子町加部島の東約1千メートル沖にある臼島(うすしま)の浅瀬で、愛媛県今治市船籍の貨物船「誠隆丸」(264トン)が座礁した。船首や倉庫は浸水したが、燃料漏れはなく、乗組員3人にけがはなかった。
唐津海上保安部によると、誠隆丸は全長約60メートルで、鋼板200枚(約736トン)を積んで大分市から長崎県佐世保市に向け航行中だった。かじが壊れたため、船主が手配したタグボートで名護屋にえい航された。座礁の原因を調べている。
17日夜、和歌山県すさみ町の沖合で石油製品を積んだタンカーと貨物船が衝突した事故で、タンカーから毒性のある液体が流れ出ていましたが、流出はほぼ止まったということです。
17日夜7時半すぎ、すさみ町の江須崎沖合約6キロで、三重県から岡山県に向かっていた日本船籍のケミカルタンカー「第八昭栄丸」と、韓国から静岡県に向かっていたパラオ船籍の貨物船「DONKUN7」が衝突しました。双方の船員あわせて20人にけがはないということです。
田辺海上保安部によりますと、ケミカルタンカーは現在、潮岬沖にあって、一時毒性と引火の恐れのある石油製品が流れ出ていましたが、流出はほぼ止まったということで、沿岸部の住民の健康に影響はないということです。海上保安部はそれぞれの船の見張りなどが不十分だったとみて、業務上過失往来危険の疑いで調べています。
昨夜(17日)、すさみ町の沖合いで、タンカーと貨物船が衝突する事故があり、けが人はありませんでしたが、積み荷の燃料の一部が海上に流出しました。
きのう午後8時前、すさみ町江須崎(えすざき)の南西およそ6キロの海上で、ケミカルタンカー「第八昭栄丸(だいはちしょうえいまる)」499トンと、パラオ船籍の貨物船「DONG KUN7(ドンクン セブン)」2838トンが衝突しました。この事故によるけが人はありませんでしたが、「第八昭栄丸」に積んでいた燃料の一部が海上に流出しました。田辺海上保安部から巡視船艇などが現場に向かい、状況の調査や事故の原因などを調べています。
調べによりますと、流出したのは、火力発電所の燃料として使用される軽質油で、きょう(18日)午前9時すぎの時点で、船から南南東方向に、幅50メートル、長さ400メートルにわたって、薄く筋状に広がっていて、毒性と引火のおそれがあるとして、サルベージ船などにより拡散作業が行われました。また、現場の測定では、人体に影響を及ぼすガス濃度は検出されませんでした。午後2時50分現在では、新たな流出はなく、海上の流出物も拡散されて確認できなくなっているということです。
「第八昭栄丸」は、三重県の四日市から岡山県倉敷市の水島(みずしま)に向け航行中、「DONG KUN 7」に積み荷はなく、韓国の浦項(ボハン)から静岡の田子の浦(たごのうら)に向かっていました。
17日夜、和歌山県すさみ町の沖合いで、タンカーと貨物船が衝突する事故がありました。
乗組員にケガはありませんでしたが、タンカーに積まれていた石油から精製された液体が流出したということで、海上保安部が事故の原因を調べています。
17日午後8時前、和歌山県すさみ町の江須崎から南西へ約6km沖合いの海上で、愛媛県四国中央市の「合田汽船」所有のケミカルタンカー「第八照栄丸」(449トン)とパラオ船籍の貨物船、「DONGKUN7」(2838トン)が衝突しました。
田辺海上保安部によりますとタンカーには日本人の乗組員6人が、貨物船にはベトナム人などの乗組員14人が、それぞれ乗っていて、全員ケガはありませんでしたが、タンカーに積まれていた石油から精製された液体500トンの一部が流出したということです。
船は双方とも沈没するおそれはなく、自力で航行できるということで、田辺海上保安部は業務上過失往来危険の疑いで乗組員などから話を聞くなどして事故の原因を調べています。
静岡県・伊豆半島沖で昨年6月、米海軍のイージス艦とコンテナ船が衝突した事故で、下田海上保安部が、イージス艦の操船責任者とコンテナ船の乗組員を業務上過失往来危険と業務上過失致死傷の疑いで、静岡地検に書類送検する方向で詰めの捜査を進めていることが6日、関係者への取材でわかった。
事故は昨年6月17日未明に発生。米第7艦隊所属のイージス駆逐艦「フィッツジェラルド」と、フィリピン船籍のコンテナ船「ACXクリスタル」が衝突し、イージス艦の乗組員7人が死亡した。
和歌山県すさみ町沖で1日、暗礁に乗り上げた船から重油が流出した。田辺海上保安部によると、同町口和深の和深崎付近から同町見老津の高浜までの沿岸約5キロに油が漂着している。海上の天候が回復するのを待って、船を所有する海運会社が船の引き上げや残っている燃料の調査などをするという。
船は台船を押して横浜市から高知県に航行中の押船「松翔丸」(138トン、北九州市)。1日午前2時35分ごろ、「船が乗り上げた」との118番通報があった。
乗組員7人はヘリで無事救出されたが、船の燃料の重油が広範囲に流出。海岸に漂着したほか、船から東南東約1キロにわたり、海上に帯状の油が認められた。
海運会社が、暗礁から船を引き上げる業者を手配している。流出しているのは粘度の低い重油という。
From(Maritime Connector.com) | |
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Ship Name: | QEM STAR |
IMO: | 9216793 |
Type of ship: | LPG TANKER |
Flag: | PANAMA |
Gross tonnage: | 3411 tons |
Year of Built: | 2000 |
Builder: | HITACHI SHIPBUILDING OSAKA - OSAKA, JAPAN |
Owner: | AST - OSAKA, JAPAN |
Manager: | DONGKUK MARINE - PUSAN, SOUTH KOREA |
Former names: | SRI KERTEH until 2005 Dec |
1日午前、兵庫県高砂市の沖合で、パナマ船籍のタンカーが浅瀬で座礁しました。
停泊しようとして強風にあおられたものと見られ、海上保安部が原因を調べています。
海上保安部によりますと、1日午前7時ごろ、高砂港の沖合を航行していたタンカーから「港の近くで座礁し、船体が傾いている」と通報がありました。
巡視艇が現場に向かったところ、港から40メートルほど沖合の浅瀬で液化石油ガスを運ぶためのパナマ船籍のタンカー「QEM STAR」が座礁しているのを確認しました。
このタンカーは総トン数がおよそ3400トン、全長が95メートルで、フィリピン人の乗組員16人が乗っていましたが、いずれもケガはありませんでした。
また、タンカーは液化石油ガスを積んでいない状態で、海への流出などもありませんでした。
当時、兵庫県南部には強風や波浪の注意報が出ていて、タンカーの船長は「いかりを入れて、停泊しようとしている時に、強風にあおられた」と話しているということで、海上保安部が座礁した原因を調べています。
和歌山県すさみ町沖約200メートルの海上で1日午前2時35分ごろ、高知県須崎市へ向かう押船(138トン)が座礁。乗組員7人は海上保安庁のヘリで救助され、けがはなかった。田辺海上保安部は、強風の影響もあったとみている。
各地で強風、足場倒壊や交通混乱 和歌山では女性がけが
兵庫県高砂市の高砂港沖では1日午前6時55分ごろ、パナマ船籍のLPGタンカー「QEM STAR(ケム・スター)」(3411トン)が浅瀬に乗り上げた。姫路海上保安部によると、沖合でいかりを下ろして停泊中に強風にあおられ、流されたとみられる。フィリピン人の乗組員16人全員にけがはなかった。浸水もしていないという。
2016年6月、神戸・ポートアイランド南東沖で起きたコンテナ船2隻の接触事故について、運輸安全委員会は22日、2隻が無線で直接連絡を取り合わなかったのが原因とする報告書をまとめた。
事故は同年6月7日午前、デンマーク船籍「エステル・マースク」(17万794トン)と香港船籍「JJスカイ」(9948トン)がポートアイランド南東約3・5キロの沖合で接触。2隻は船体の一部を破損したが、乗員にけがはなかった。
報告書によると、入港の際、JJ号は前を行く船舶との間隔が約550メートルと狭いため、エステル号がその間を通ることはないなどと判断。エステル号は大型船のために自船の入港が優先されるなどと考えた。互いに無線連絡を取らず、航路を独自に判断したため、譲り合うことができずに衝突したという。(大盛周平)
From(Maritime Connector.com) | |
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Ship Name: | KAI YU |
IMO: | 8907072 |
Type of ship: | FACTORY TRAWLER |
Flag: | CHINA |
Gross tonnage: | 7671 tons |
Year of Built: | 1992 |
Builder: | FACTORIAS VULCANO - VIGO, SPAIN |
Manager & Owner: | KAICHUANG DEEP SEA FISHERIES - SHANGHAI, CHINA |
Former names: |
ODYSSEUS until 2006 Jan STANOVLENIE until 2004 Sep |
1日午前11時すぎ、枕崎市の南西の海域を航行していた中国の漁船から第10管区海上保安本部に「故障を起こして漂流しているので救助してほしい」という要請がありました。
海上保安本部は巡視船でえい航して救助することにしています。
第10管区海上保安本部によりますと、救助要請を行ったのは中国の漁船「KAIYU」7671トンで、中国人とインドネシア人、あわせて106人が乗っています。
この漁船は午後5時時点で、三島村の黒島の東南東およそ3.3キロ沖を漂流していますが、黒島に乗り上げる可能性は低いということです。
第10管区海上保安本部は巡視船4隻と航空機2機を出して警戒にあたるとともに、漁船が自力で航行できないため、巡視船でえい航して救助することにしています。
From(Maritime Connector.com) | |
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Ship Name: | JIAN HONG 1 (EX-SHINHO MARU) |
IMO: | 7914183 |
Type of ship: | GENERAL CARGO |
Flag: | MONGOLIA (EX-TAIWAN) |
Gross tonnage: | 497 tons |
Year of Built: | 1980 |
Builder: | UNO SHIPBUILDING - IMABARI, JAPAN |
Manager & Owner: | SHIP FOR SALE |
【1月25日 AFP】日本海で25日、21人が乗っているとみられるロシアの漁船が行方不明になり、ロシア当局が捜索を行っている。
ロシア非常事態省は、漁船「ボストーク(Vostok)」が同日朝、極東の沿海(Primorye)地方から200キロの沖合で緊急の無線信号を発信したものの、「ボストークとの交信は成功しなかった」と発表した。
同省は、ボストークを捜索するためヘリコプターや船舶、飛行機を派遣。その後ヘリコプターが、海上に浮かんだブイ、救命胴衣2着を発見したが、捜索活動は高波と強風により難航しているという。
重大事件を担当するロシア捜査委員会は声明で、海上輸送に関する安全規則の違反があった可能性があるとして、捜査を開始したと明らかにした。
同声明によると、ボストークは韓国の東海(Donghae)港からロシア・サハリン(Sakhalin)島のホルムスク(Kholmsk)港に向かっていた。無線信号は日本時間25日午前3時30分ごろに発信されていたが、ボストークの位置はそれ以後、全地球測位システム(GPS)上に表示されなくなったという。
東シナ海で沈没したタンカーから流出し我が国の島々に漂着した油状物の回収費用に関する質問主意書
東シナ海で一月六日、イランの石油タンカー「サンチ」号が中国の貨物船と衝突し炎上、その後、漂流し、十四日、我が国の排他的経済水域内で沈没しました。
その後、鹿児島県奄美大島、沖縄県沖縄本島等二十五島の海岸において、サンチ号から流出したとみられる油状の物が漂着していることが確認されています。
この油状漂着物については自治体がボランティアなどの協力の下で回収に努めていると聞いていますが、以下、政府の見解を伺います。
一 油状漂着物の回収にかかる費用について、政府は現時点では誰が負担をするべきと考えていますか。
二 各島々に漂着した油状の物がサンチ号から流出したものであると判明した場合には、荷主もしくは船主等に回収にかかった費用の求償を行うべきだと考えますが、政府の見解を伺います。
三 その場合には、政府が船主もしくは荷主等に対して求償を行うのですか。
四 油状漂着物がサンチ号から流出したものであると断定出来るまでは、回収費等の求償を行うことはしないのですか。
右質問する。
【上海=吉永亜希子】中国・上海の沖合で6日夜、石油タンカーと貨物船が衝突して32人が行方不明になっている事故で、中国交通運輸省は8日、火災が発生したタンカーから油が流出し、海域が汚染されている可能性があると発表した。
鎮火のめどは立っておらず、中国中央テレビはタンカーが爆発して沈没する可能性もあると報じている。
現場海域では、中国の海洋当局と韓国の海洋警察が派遣した航空機などが行方不明者の捜索を行っており、中国外務省は同日、1人の遺体を収容したと発表した。英BBCによると、タンカーから立ち上る有毒な黒煙によって活動が阻まれ、これまでのところ救助された人はいないという。
石油タンカーはパナマ船籍でイランの船会社の所有。原油の一種である「コンデンセート」約13・6万トンを積み、同国から韓国に向かう途中だった。行方不明者32人のうち、30人がイラン人、2人がバングラデシュ人という。
From(Maritime Connector.com) | |
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Ship Name: | CF CRYSTAL |
IMO: | 9497050 |
Type of ship: | BULK CARRIER |
Flag: | HONG KONG |
Gross tonnage: | 41073 tons |
Year of Built: | 2011 |
Builder: | CHENGXI SHIPYARD - JIANGYIN, CHINA |
Class Society: | AMERICAN BUREAU OF SHIPPING |
Manager & Owner: | CP INTERNATIONAL SHIPMANAGEMENT - SHANGHAI, CHINA |
From(Maritime Connector.com) | |
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Ship Name: | SANCHI |
IMO: | 9356608 |
Type of ship: | CRUDE OIL TANKER |
Flag: | PANAMA (EX-ZANZIBAR) |
Gross tonnage: | 85462 tons |
Year of Built: 2008 | |
Builder: | HYUNDAI SAMHO HEAVY INDUSTRIES - SAMHO, SOUTH KOREA |
Class Society: | UNKNOWN |
Manager & Owner: | NATIONAL IRANIAN TANKER - TEHRAN, IRAN |
Former names: |
SEAHORSE until 2013 Aug GARDENIA until 2012 Nov SEPID until 2012 Jun SAMAN until 2008 May |
【AFP=時事】(更新)中国東部の沖合で6日夜、石油タンカーが貨物船と衝突して炎上し、タンカーの乗組員32人が行方不明になっている。同国の交通運輸省が発表した。
事故があったのは上海の東の沖合約160カイリの海域で、同省の声明によると、13万6000トンのコンデンセート(超軽質原油)を積んでいたこのタンカーは衝突で火災が発生し、イラン人30人とバングラデシュ人2人の計32人の乗組員が行方不明になっている。
タンカーはイランのグローリー・シッピング(Glory Shipping)が運営するパナマ船籍のサンチ(Sanchi、全長274メートル)で、韓国に向かっていたという。
一方、6万4000トンの穀物を運んでいた香港船籍の貨物船は損傷したものの船体の安全性に危険はなく、中国人乗組員21人は全員救助されたという。
タンカーは7日現在も炎上しており、国営中国中央テレビ(CCTV)は激しい炎と黒煙に包まれている船の様子を放映した。
中国国営新華社(Xinhua)通信によると、現在、中国の海洋当局が8隻の船を出して捜索救難活動を行っているほか、韓国も航空機1機と海洋警察の艦艇を派遣した。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)フィリピンの沿岸警備隊は21日、同国の沖合で251人を乗せたフェリーが転覆し、「犠牲者」が出ていると発表した。
【写真】ロヒンギャ難民のボート転覆、新たに子どもら9人の遺体 死者23人に
沿岸警備隊の報道官が記者会見で明らかにしたところによると、事故が起きたのは首都マニラから東へ約70キロ離れたレアル(Real)の沖合。船は悪天候の中、ポリリョ(Polillo)島に向かっていた。
同報道官は「犠牲者がいると聞いているが、現在も確認中だ」と述べ、救助船およびヘリコプターが現場に向かっていると付け加えた。
また、同報道官は現場近くにいた複数のボートが数人を救助したと明らかにし、「天候が大きい要因だったと思う」との見解を示した。ただ、救助された人の氏名は明らかにしなかった。フェリーの定員数は286人だったという。
フィリピンでは現在、台風27号(アジア名・テンビン、Tembin)が22日に同国南部に上陸すると予報されているが、同報道官によると北部ルソン(Luzon)島の東に位置するレアルとポリリョ島周辺に警報は出ておらず、フェリーはレアルからの出航が許可されていたという。【翻訳編集】 AFPBB News
10月に富山市草島の富山港で消波ブロックに衝突し、座礁したままになっているアフリカ・トーゴ船籍の貨物船「REAL(リアル)」(重量1798トン)の撤去作業が19日始まった。クレーンを搭載した台船が貨物船の隣に付けられ、日本の作業請負業者が、来月中旬の撤去に向けて準備を進めた。 貨物船は船底の穴をふさいで水を抜いてから富山港の岸壁に移動させ、えい航できるよう船を補強してから熊本県の解体工場に運ぶ。
12日朝、香川県三豊市沖の瀬戸内海でフェリーと貨物船が衝突しましたが、けがをした人はおらず油の流出などもありませんでした。
12日午前7時前、三豊市詫間町三崎から南西へおよそ8キロ離れた瀬戸内海で、愛媛県西条市の「四国開発フェリー」所有の「おれんじホープ」(1万5732トン)と、愛媛県今治市の「進宏海運」所有の貨物船、「貴鳳丸」(497トン)が衝突しました。
この事故で、フェリーには乗客と乗組員合わせて21人が、貨物船には乗組員5人が乗っていましたが、けがをした人はおらず油の流出などもありませんでした。
香川県の坂出海上保安署によりますと、フェリーは縦およそ20センチ、横およそ3メートルの穴が船の右側にあき、貨物船は船首が大きく押しつぶされるなどしましたが、それぞれ自力で航行を続けたということです。
フェリーは12日未明、神戸を出て愛媛県新居浜市に、貨物船は11日夜、北九州市を出て香川県丸亀市にそれぞれ向かっている途中だったということです。
海上保安署はフェリーの航海士と貨物船の船長が周囲をよく見ていなかったと見て、業務上過失往来危険の疑いで双方から当時の状況を聴くとともに事故の原因を調べています。
海上保安署によりますと、事故当時、現場付近の海域はやや風が強かったものの晴れて視界はよかったということです。
神戸空港近くの海上で7月、同空港と関西空港を結ぶ高速船「神戸―関空ベイ・シャトル」の「そら」(84トン)が航空機の誘導灯の支柱に衝突し、乗客15人が重軽傷を負った事故で、神戸海上保安部は8日、小西弘之船長(41)を業務上過失往来危険と業務上過失致傷の疑いで書類送検し、発表した。
海上保安部によると、事故は7月26日午後9時半ごろ、神戸空港に到着する直前に発生。小西船長はレーダーなどによる位置確認や目視での警戒を怠り、本来の航路から約500メートル離れた誘導灯の支柱に衝突させた疑いがある。小西船長は「衝突直前まで誘導灯に気づかなかった」と説明し、容疑を認めているという。
高速船は神戸市が出資する「OMこうべ」が運営。小西船長は運航を委託されている「加藤汽船」(同市)の社員。
韓国西部・仁川沖合で3日午前、22人乗りとみられる釣り船が給油船と衝突し転覆した。海洋警察は20人を海から引き上げたが、うち7人が死亡した。2人が行方不明とみられ、捜索している。
韓国メディアによると6人が意識不明。
釣り船は船底を上にして海面に浮いており、海洋警察はこの状態で船内に閉じ込められた13人を船外から引き上げた。釣り船は出港直後に衝突したとみられる。
大統領府は、文在寅大統領が救助と救命に全力を尽くすよう指示したと明らかにした。(共同)
ロシア極東ウラジオストクの救難当局によると、日本海で26日までに、富山港からウラジオストクに向かっていた貨物船で火災が起きた。その場で消し止められ、いずれもロシア国籍の船員21人にけがはなかった。タス通信が伝えた。
貨物船は富山港で自動車部品などを積みウラジオストクに向かっていた。火災は24日に機関室で発生した。(共同)
24日午前5時50分ごろ、愛知県武豊町の衣浦港で、熊本県上天草市の海運会社が所有する貨物船「第1福吉丸」(499トン)が、船首部分から防波堤に衝突した。衣浦海上保安署によると、乗っていた5人にけがはなく、油の流出や船への浸水もなかった。
第1福吉丸は船首部分約1メートルを防波堤に乗り上げた。男性船長(58)は「甲板の作業に気を取られていた」と話しており、同保安署は前方不注意が原因とみて調べている。
第1福吉丸は大阪港を出港し、衣浦港で積み荷の石炭を降ろす予定だった。
第11管区海上保安本部は24日午前、那覇地区漁協所属のマグロはえ縄漁船とパラオ諸島沖で衝突したのは、フィリピン籍の鮮魚運搬船「ジョセリン」(171・58トン、乗組員:フィリピン人5人)と確認したと発表した。
同保安本部によると、衝突した那覇地区漁協所属のマグロはえ縄漁船は現在も船底を上に向けた状態で漂流しているという。
愛知県武豊町で24日朝、航行中の貨物船が防波堤に衝突し、防波堤が破損しました。ケガ人はなく油などの流出もないということです。
24日午前6時過ぎ、武豊町の衣浦港で貨物船・第一福吉丸から「衣浦港西防波堤に衝突した」と、第4管区海上保安本部に救助要請がありました。
第一福吉丸は全長約70メートルで、石炭を積んで大阪港から衣浦港に向けて航行中、防波堤に衝突し、防波堤が高さ1.5メートル・幅5メートルわたって破損しました。
船体はその後、衣浦海上保安署によって引き出され、浸水や油などの流出はなく、乗組員5人にもケガはありませんでした。
船長は「慣れでレーダーを使っていなかった。前方を見ていなかった」と話しているということです。
二十四日午前六時十分ごろ、愛知県武豊町冨貴の衣浦港西防波堤に、大阪から石炭を運んできた貨物船「第一福吉丸」(四九九トン)が衝突した。乗り上げて動けなくなったため、船長(58)=広島県江田島市=が第四管区海上保安本部に救助要請した。
苫小牧市元町の沖合約100メートルで貨物船「栄丸」(499トン、4人乗り組み)が座礁した事故は発生から3日目の20日も高波に阻まれて関係者が本格調査に入れないなど離礁に向けた作業が難航している。今のところ、重油の流出はみられないが、周辺は特産のホッキ貝の漁場とあって苫小牧漁協は現場海域における漁を中止しており、漁業関係者は「一刻も早く船の撤去を進めてほしい」と話している。
19日はサルベージ会社2社による船底の潜水調査が荒天で中止。20日も苫小牧海上保安署や、油流出対策を専門とする第3管区海上保安本部(横浜市)の機動防除隊が船内に入って船底の損傷を調査する予定だったが、高波の影響で作業船が近づけず、砂浜から目視で重油流出や船体の損傷がないか確認するのにとどめた。苫小牧海保によると、燃料抜き取りや離礁に向けた作業の開始時期はめどが立っていないという。
18日午前5時ごろ、北海道苫小牧港沖で、貨物船栄丸(499トン)が座礁したと苫小牧海上保安署に通報があった。船は消波ブロックに乗り上げ、乗組員4人全員が海保のヘリコプターで救助された。けが人はいなかった。
海保によると、貨物船は17日に青森港を出港。18日朝に苫小牧港で石材を積み込む予定で、沖合に待機していた。乗組員は「強風で流された」と説明している。
札幌管区気象台によると、発達した低気圧の影響で、苫小牧市では当時、最大瞬間風速22・9メートルの非常に強い風が吹いていた。
12日午前8時ごろ、富山県射水市八幡町3丁目の伏木富山港に停泊中のトーゴ船籍貨物船内で、「ロシア人男性が倒れている」と、港湾関係者から119番があった。男性は既に死亡していた。射水署は13日、傷害致死の疑いで、ロシア国籍で同僚船員のパナシウク・ゲオルギー容疑者(35)を逮捕した。
射水署によると、パナシウク容疑者は「けんかもしていないし、暴力も振るっていない」と容疑を否認。同署は目撃情報などから浮上したとしている。何らかのトラブルがあったとみて、詳しい経緯を捜査している。
逮捕容疑は12日未明ごろ、船内でロシア国籍の船員ラキティン・バディムさん(37)に暴行を加え、死亡させた疑い。
救急隊員が駆け付けると、ラキティンさんは船内の個室ベッドで顔から血を流し倒れていた。別の船員が発見した。
貨物船には、船員22人が乗っていた。日本から中古車を輸出するため、ロシアのウラジオストクから10日朝、同港に入港。13日朝に出港予定だった。
チューリップテレビは警察の話として、12日8時20分ころに警察に通報があったと報じた。消防の救急隊員がトーゴ船籍の貨物船に駆けつけたところ、男性が死亡していた。
これまでの情報によると、死亡したのはラキティン・ワディムさん(37)で、個室のベッドに意識がなく、顔から血を流した状態で他の船員に発見された。
貨物船はウラジオストクを出発して11月10日午前に入港。中古車を扱う船だったという。13日には港を後にする予定だったが、行き先は示されていなかった。
川崎港内にある、火災があった貨物船の撤去は港湾管理者の川崎市に責任があるとして、同市川崎区の船舶代理店が負担した撤去費用約584万円などの支払いを求めた訴訟で、同代理店は10日までに請求を放棄、市側の実質的な勝訴となった。
2015年11月、貨物船(カンボジア船籍、1514トン)が市営ふ頭(川崎区千鳥町)に停泊中に出火し、自力航行ができなくなった。訴状では、船主が撤去しなかったため、市に命じられて同代理店が16年8月に撤去したとしていた。しかし、市側が調べたところ、同代理店は、船の撤去・解体費用などを既に船主から受け取っていたことが判明し、原告側が請求に理由がないことを認めた。
パプアニューギニア沖で10月に座礁した釜石市浜町の幸栄漁業のマグロはえ縄漁船第35欣栄丸(409トン)は6日、同国のアロタウ港に到着した。日本人6人、インドネシア人17人の乗組員計23人は無事で、浸水や油の流出はない。
第2管区海上保安本部によると、漁船は10月12日午後9時50分ごろ、同国のポートモレスビー東南東555キロを航行中にサンゴ礁に乗り上げ、座礁。同国の民間救助船による離礁作業で4日に離礁し、同港にえい航された。
今後、船底の損傷などを調べ航行可能か判断する。
台風21号が接近した10月23日未明に富山市の富山港で外国船籍の貨物船が座礁した事故で、船内に残った油を抜き取る作業が2日までに完了した。今後は船体の撤去に向け、ノウハウを持つ業者が調査を行う。ただ着手時期は未定で、依然として撤去のめどは立っていない。 伏木海上保安部によると、油の抜き取りは、専門業者が10月28日から実施してきた。燃料の重油を中心に、海水を含む計約30キロリットルを回収した。今後、複数の業者が船体の調査と撤去方法の検討を行い、船の保険会社(ロシア)に見積書を提出。保険会社が入札で実施業者を決める見通しという。 事故後の数日間確認されていた周辺での油の浮遊は見られなくなった。同海保が船体の状況変化も含め、確認を続ける。
富山港で係留されていた貨物船が台風の影響で座礁した事故です。
現場では31日も船内に残っている油の抜き取り作業が行われ、すべて抜き取るにはあと1週間ほどかかる見込みです。
この事故は、今月23日、台風の影響で、アフリカ・トーゴ共和国船籍の貨物船「REAL(リアル)号」が係留していた岸壁からおよそ300メートル流され、波消ブロックに乗り上げ、座礁したものです。
現場では31日も関係業者が船内に残っている油の抜き取り作業にあたりました。
伏木海上保安部によりますと、31日までに抜き取った油は海水交じりでおよそ23キロリットルで全ての油を抜き取るには1週間ほどかかるということです。
今のところ海上への油の流出は確認されておらず、伏木海上保安部は、流出する恐れがなければ、オイルフェンスは設置せず、貨物船の撤去作業を行うとしています。
富山市の富山港で係留していた貨物船が台風の影響で流され座礁した事故です。
25日予定されていた船の周りに確認されている油の拡大を防ぐためのフェンスの設置は今週末に台風が接近していることから延期になりました。
この事故は23日未明、アフリカ・トーゴ共和国の貨物船、『REAL(りある)号』が台風の影響で係留していた岸壁から300メートルほど流され波消しブロックに乗りあげ、座礁したものです。
この船の周囲には、波消しブロックに衝突した際に漏れたとみられる油が確認されています。
25日は、関係業者が船の周囲に確認されている油の拡散を防ぐためのオイルフェンスを設置する予定でしたが、今週末に台風が接近していて設置したオイルフェンスが切れる可能性があることから作業は延期になりました。
オイルフェンス設置の見通しはたっていません。
23日、富山市の富山港でロシア人が乗った貨物船「REAL」号が台風の影響で流され、座礁した事故で、富山港には油膜が100メートル以上にわたって広がった。伏木海上保安部関係者が、通信社スプートニクに伝えた。
スプートニク日本
油膜は幅10メートル、長さ100メートルから200メートルで、燃料や潤滑油の可能性があるという。
先に、ロシア極東ザルビノ港を出て富山港に係留されていた「Real」号が、台風21号(英語名:ラン)による強風と高波で波消しブロックに衝突し、座礁したと報じられた。
乗組員18人は自力で岸に脱出し、残りの1人(チーフエンジニア)は海上保安部の職員によって救助された。
海上保安部の関係者によると、24日、乗組員3人が船の書類を取りに船に入った。乗組員らはホテルに滞在しており、全員無事で健康に問題はないという。
なお船の問題を解決するための手続きの見通しはまだ立っておらず、通常は1カ月から2カ月程度かかるという。
From(Maritime Connector.com) | |
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Ship Name: | REAL |
IMO: | 7130153 |
Type of ship: | GENERAL CARGO |
Flag: | TOGO (EX-CAMBODIA) |
Gross tonnage: | 1798 tons |
Year of Built: | 1971 |
Builder: | NIKOLAEV SHIPYARD OKEAN - NIKOLAYEV, UKRAINE |
Class Society: | RUSSIAN MARITIME SHIPPING REGISTER |
Manager & Owner: | EAST MARINE - VLADIVOSTOK, RUSSIA |
Former names |
TAMARA until 2008 Feb TIMBER SUN until 2003 Nov YAKOV REZNICHENKO until 1998 Nov |
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20日午後6時20分ごろ、島根県・隠岐諸島にある隠岐の島町の白島崎灯台から北に約65キロの海上で、鳥取県漁協網代港支所所属の底引き網漁船「勢宝丸」(86トン)が網を巻き上げる作業中、網につながっていたロープが男性乗組員(36)ののどに当たり、乗組員は死亡した。
境海上保安部によると、乗組員は首から出血していた。司法解剖して死因を特定するとともに、事故の詳しい状況や原因を調べる。
From(Maritime Connector.com) | |
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Ship Name: | EMERALD STAR |
IMO: | 9449261 |
Type of ship: | BULK CARRIER |
Flag: | HONG KONG (CHINA) |
Gross tonnage: | 33205 tons |
Year of Built: | 2010 |
Builder: | 33205 tons |
Class Society: | DET NORSKE VERITAS |
Manager: | STELLAR OCEAN TRANSPORT - DUBAI, UNITED ARAB EMIRATES |
Owner: | DUBAI BULKERS - HONG KONG, CHINA |
13日午前2時ごろ、沖縄県・石垣島の南約600キロの洋上を航行していた香港船籍の貨物船「エメラルド スター」(3万3205トン)が遭難信号を発した。第11管区海上保安本部(那覇)によると、船は沈没。乗組員26人は全員インド国籍で、うち16人が救助され、10人が行方不明となっている。
海保の巡視船などが捜索・救助活動に当たっているが、現場海域近くで台風20号が発生しており、難航している。
海保によると、付近の海上で長さ約12キロ、幅約200メートルにわたって貨物船から流出したとみられる油が浮いているのを確認した。〔共同〕
5日午前9時35分ごろ、島根県・隠岐諸島の北約400キロの日本海で、中国漁船と香港籍タンカーが衝突し、「中国漁船が転覆して乗組員16人のうち、12人が行方不明となった」との連絡が海上保安庁にあった。第8管区海上保安本部が巡視船3隻を現場に派遣した。
中国海上捜索救助センターから海保に救助要請があった。第8管区によると、衝突したのは、中国漁船「LURONG YUANYU 378」(290トン)とタンカー「BRIGHT OIL LUCKY」(約6万3000トン、乗組員21人)。
第8管区海上保安本部(舞鶴)に入った連絡によると、5日午前9時35分ごろ、島根県の隠岐の島の北約400キロで、中国漁船と香港籍のタンカーが衝突し、漁船が転覆した。漁船の乗組員16人のうち12人の行方が分からなくなっており、海上保安本部は巡視船3隻を派遣して捜索を始めた。
これまでカンボジアでは便宜置籍船制度によって、外国人所有の商業船舶が母国での課税を回避できる仕組みになっていたが、2015年以降は制度解消によって外国人所有の船舶がカンボジアの国旗を掲げることができなくなった。今週水曜日、カンボジア公共事業運輸省の運輸局責任者のチャン・ダラ氏が発言した。
同省ウェブサイトによれば、昨年時点で外国籍の船舶194隻がカンボジア籍として運航されていた。
プノンペンポスト紙によれば、カンボジアの便宜置籍船は違法漁業活動の疑いやドラッグ・武器への関与の疑いがあり、同制度は過去20年間以上に渡って調査対象となっていた。
2013年11月には、カンボジア国旗を掲げたカンボジア籍でない船舶に欧州での違法漁業活動増加の責任があるとして、欧州議会が公式にカンボジアからの水産物輸入を全て禁止している。
公共事業運輸省以前は閣僚評議会が同制度を管理していたが、広報担当者によれば、カンボジアは韓国系ブローカー企業から一定の収入を得ていたという。現地報道によれば、2002年以降カンボジア国庫へ600万ドルが納付されていた。
同広報担当者は、便宜置籍制度の撤廃は海運の更なる透明性と、国家イメージの向上に繋がるだろうと述べた。
【ニューヨーク=共同】国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会の専門家パネルがまとめた報告書の全容が24日、判明した。北朝鮮国籍の船長らが乗り組み、エジプト政府が昨年8月に拿捕(だほ)した貨物船から北朝鮮製の携行式ロケット弾約3万発(約132トン)と大量の鉄鉱石が押収されたと指摘。制裁逃れの手法を駆使して大規模な武器取引を企てたとみている。
北朝鮮製の同種武器の押収量としては過去最多。北朝鮮による武器輸出は過去の安保理制裁決議で全面禁止されているが、核・ミサイル開発の資金源の一つとして継続中とみられる。
ロケット弾が隠してあったコンテナの最終目的地は特定されていないが、エジプトのほか、北朝鮮と軍事協力してきたシリアやアフリカ向けだった可能性もある。
共同通信が入手した報告書によると、エジプト政府は昨年8月11日、自国領海で北朝鮮からスエズ運河に向かっていた貨物船を拿捕した。船内を調べた結果、大量の鉄鉱石の下から、分解された北朝鮮製の携行式ロケット弾約2万4千発と約5千発分のロケット弾の部品が見つかった。北朝鮮産の鉄鉱石の取引も昨年3月に安保理が採択した決議で禁止されていた。
船はカンボジアの国旗を掲げ、船荷の品目は「中国・南京で積まれた水中ポンプの組み立て部品」と偽装されていた。
北朝鮮の武器を巡っては2009年、タイ・バンコクの空港に着陸した貨物機から携行式地対空ミサイルや対戦車ロケット砲など計約35トンが押収された例がある。
昨年10月、神戸港の岸壁から貨物船に船上のクレーンを使ってステンレス製パイプの束を積み込んでいた作業員3人が、束と船倉の壁に挟まれ死傷した事故で、運輸安全委員会は28日、調査報告書を公表した。着岸時の衝撃を和らげるため船体側面に装着されたクッション材が、岸壁側にもあるクッション材に引っ掛かり、これが外れた時に船体が傾き、パイプの束が振れた可能性が高いと結論付けた。
事故は昨年10月30日午前11時半ごろに発生。神戸市中央区の新港東ふ頭の岸壁で貨物船「BBC ASIA」(7014トン)の船倉で作業をしていた神戸市北区の宮ノ原秀秋さん=当時(57)=と同市長田区の元田直輝さん=当時(19)=がパイプの束と壁に挟まれ死亡し、別の作業員も腰の骨を折る重傷を負った。
報告書によると、着岸時、貨物船の右側にあるクッション材「フェンダ」が、岸壁側のクッション材「防舷材」よりも上に位置していた。その後、潮位の低下や積み荷の重さで船体が次第に沈み、フェンダが防舷材の上に乗っかる形になった。これが外れ、船体が横揺れした可能性が高い。
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米海軍のミサイル駆逐艦「ジョン・S・マケイン」が21日、シンガポールの東方沖でタンカーと衝突する事故が発生し、海軍は同日、安全性を確認するため調査を行うとともに、艦隊の運用を一時停止すると発表した。
事故では船員5人が負傷、10人が行方不明となっている。
同艦はシンガポールの港に向かう途中にタンカーと衝突し、左舷後部を損傷したという。
トムソン・ロイターのデータによると、駆逐艦と衝突したのはリベリア籍のタンカー「Alnic MC」。
タンカーの乗組員はロイターの電話取材に対し、タンカーは台湾からシンガポールに約1万2000トンの燃料油を運搬中で、衝突に伴う油の流出はないと語った。
6月には米海軍の駆逐艦「フィッツジェラルド」が伊豆半島沖でコンテナ船と衝突する事故が起きたばかりで、アジアの海域で米海軍駆逐艦が関わる事故が起きるのはここ2カ月余りで2度目。
リチャードソン海軍作戦部長は今回の事故について、意図的な衝突やサイバー攻撃などの可能性を示す証拠は今のところ見当たらないと説明した上で、「調査では全ての可能性を検討する」と述べた。
同氏は記者団に対し、週内にも全世界で1─2日の艦隊運用停止を順次実施し、安全で効果的な運用を実現するための措置について話し合う方針を明らかにした。
調査では日本に派遣された兵士の訓練について、「兵士が軍事作戦や戦闘に対応する準備ができるようあらゆる措置を講じているか確認する」との考えを示した。
具体的には「作戦の速度や人員、機材、保守作業の傾向」などについて迅速に精査するとし、「原因を突き止める必要がある」と述べた。
22日午前3時40分ごろ、長崎県平戸市沖で長崎市平野町の「葵新建設」所属の台船を押す押し船「第6あおい丸」(98トン)が遭難信号を出した後、沈没した。佐世保海上保安部によると、乗船していた男性6人のうち4人が救助されたが、航海士大浦作美さん(59)=福岡市南区大橋3丁目=の死亡が確認された。2人が行方不明となっている。救助された他の3人はいずれも意識があるという。
⇒【地図】平戸沖、船が沈没した現場
行方不明になっているのは、船長の竹谷和浩さん(48)=長崎県新上五島町七目郷、航海士丸山勝広さん(46)=同県平戸市生月町山田免。第7管区海上保安本部(北九州)が捜索している。
海保などによると、第6あおい丸は台船の「第8あをい丸」と連結して運航。長崎県・壱岐沖で砂を採取した後、平戸沖を経由し、同県諫早市の久山港に向かう途中で、現場付近でいかりを下ろして停泊していたという。台船もともに沈み、救助された4人は台船に乗っていたという。
海保によると、現場は平戸島北東約4キロの海上で、当時は晴れており海は穏やかだったという。乗組員の一人は「船が浸水して急に傾き、6人が海に投げ出された」などと説明している。
他に救助されたのは、機関長森律雄さん(66)=平戸市、航海士森元徳さん(55)=同、機関士笹山安彦さん(48)=長崎市。笹山さんは近くの漁船に救助され、2人の森さんは海保が救助したという。
=2017/08/22付 西日本新聞夕刊=
22日午前3時40分ごろ、長崎県平戸市の北東4キロ沖で、押し船「第6あおい丸」(98トン、6人乗り組み)から海上保安庁に遭難信号が発信された。間もなく第6あおい丸は沈没し、乗組員4人が周辺海域で漁船や巡視船に相次いで救助された。このうち航海士の大浦作美さん(59)=福岡市南区大橋=の死亡が確認された。残り3人は意識がある。他の2人が行方不明となっており、海保などが捜索を続けている。
佐世保海上保安部などによると、第6あおい丸は海砂を積んだ台船を押す役割の押し船。長崎県壱岐市沖で台船に海砂を積み、同県諫早市の久山港に向かう予定だった。21日午後8時ごろから時間調整のため現場海域で停泊していたところ、22日午前3時ごろに船体が傾き、そのまま台船とともに沈没したという。
同日午前5時半ごろ、周辺海域にいた漁船が海面を泳いでいた乗組員1人を救助。午前8時すぎ、捜索にあたっていた海保の巡視船が2人を救助した。さらに1人を見つけて引き揚げたが死亡が確認された。残る2人をヘリコプターや巡視船艇で捜索している。
気象庁によると、沈没当時の天候は晴れで波も穏やかで視界も良好だった。警報や注意報は発せられていなかった。【峰下喜之】
21日午前6時35分ごろ、香川県坂出市の海運会社から「乗組員が意識不明になっていると連絡があった」と118番があった。玉野海上保安部によると、岡山県玉野市の玉港の防波堤にタグボート信栄丸2世(16トン)が乗り上げ、船長の坂口猛志さん(73)=高松市=が意識不明で見つかり、その後死亡した。
乗組員の藤田敏雄さん(66)=丸亀市=も意識がもうろうとした状態で搬送され、手当てを受けている。
玉野海保によると、信栄丸は午前5時ごろに坂出港を出て、玉野市の三井造船玉野事業所に向け航行していた。
2人は一酸化炭素(CO)中毒になった可能性もあり、海保が事故原因を調べている。
21日朝、岡山県玉野市の沖合で、タグボートに乗っていた男性2人が船内で倒れているのが見つかり、このうち73歳の船長が死亡しました。海上保安部は、有毒なガスによる中毒の疑いがあると見て、詳しい状況を調べています。
21日午前6時半ごろ、香川県の海運会社から「タグボートの乗組員が意識不明の状態だと連絡が入った」と岡山県の玉野海上保安部に通報がありました。
海上保安部が調べたところ、岡山県の玉港の外側にある防波堤にタグボートが乗り上げていて、船内で男性2人が倒れていたということです。
このタグボートは、香川県坂出市の「大野海運」が所有する「信栄丸2世」(16トン)で、船長で高松市の坂口猛志さん(73)は、搬送された岡山市内の病院で死亡が確認されました。
また、乗組員の66歳の男性も搬送時は意識がもうろうとしていて、現在、病院で手当てを受けているということです。
海上保安部によりますと、駆けつけた時には、船内で異臭がしていたということで、有毒なガスによる中毒の疑いがあると見て詳しい状況を調べています。
このタグボートは、21日午前5時ごろに香川県の坂出港をでて、岡山県の玉野市内の造船会社に台船をえい航する途中だったということです。
【ワシントン=黒見周平】米海軍は20日、イージス駆逐艦ジョン・S・マケインが日本時間の21日午前6時24分頃、シンガポール沖のマラッカ海峡でタンカーと衝突事故を起こしたと発表した。
同艦は左舷後方に損傷を受け、乗組員10人が行方不明、5人が負傷した。現地当局が救難活動を行っているという。タンカーは、リベリア船籍とみられる。
同艦は第7艦隊の所属で米海軍横須賀基地を拠点としている。10日には、南シナ海のスプラトリー諸島周辺海域で、軍事拠点化を進める中国をけん制するため、航行の自由作戦を行った。
損傷の程度次第で、同艦が作戦行動への復帰に時間を要する場合、米海軍の北朝鮮対応などに支障が出る恐れもある。
第7艦隊では、米イージス駆逐艦フィッツジェラルドが6月、静岡県・伊豆半島沖でフィリピン船籍のコンテナ船と衝突し、乗組員7人が死亡する事故を起こしたばかり。
Ten sailors are missing and five injured after a US destroyer collided with an oil tanker off the coast of Singapore, the US Navy says.
The USS John McCain was sailing through the Strait of Malacca and preparing to stop in Singapore when it struck the Liberian-flagged vessel.
A search and rescue operation is under way.
It is the second serious collision involving a US Navy ship within two months.
The latest collision, which was reported at 06:24 local time on Monday (21:24 GMT on Sunday), happened as the USS John McCain prepared to perform a routine port stop.
Initial reports said that the ship had "sustained damage" to its port side. The US Navy said local authorities were assisting with "search and rescue efforts".
In June, seven US sailors were killed when the USS Fitzgerald collided with a container ship in Japanese waters near the port city of Yokosuka.
◾In pictures: USS Fitzgerald crash
Those who died were found in flooded berths on board the ship after the collision caused a "big gash" under the warship's waterline, the US Navy said.
According to maritime rules, vessels are supposed to give way to ships on their starboard side.
SINGAPORE/WASHINGTON (Reuters) - Ten sailors are missing after a U.S. warship collided with an oil tanker east of Singapore on Monday, the U.S. Navy said, the second accident involving U.S. Navy destroyers in Asian waters in little more than two months.
The guided-missile destroyer USS John S. McCain collided with the merchant vessel Alnic MC while heading to Singapore for a routine port call, the Navy said in a statement
"Initial reports indicate John S. McCain sustained damage to her port side aft," the Navy said. "There are currently 10 sailors missing and five injured."
A search-and-rescue mission was under way involving Singaporean ships, helicopters and tug boats, as well as U.S. Navy aircraft.
The warship was currently sailing under its own power and heading to port, the Navy said.
The Alnic MC is a Liberian-flagged, 183 meter-long oil or chemical tanker of 50,760 deadweight tonnes, according to shipping data in Thomson Reuters Eikon.
Shipping data showed it last sent a transponder signal at 2258 GMT Sunday and has since come to a halt 10-20 km (6-12 miles) off the east coast of the Pengerang peninsula in Johor, southern Malaysia. The ship data showed it was "ballasting", meaning that it was not loaded full of oil for cargo.
The waterways around Singapore are some of the busiest and most important in the world, carrying around a quarter of the world's trade in goods and oil.
The U.S. Navy said last week it had removed the two senior officers and the senior enlisted sailor on a U.S. warship that almost sank off the coast of Japan in June after it was struck by a Philippine container ship.
That collision killed seven U.S. sailors aboard the guided-missile destroyer the USS Fitzgerald.
The USS Fitzgerald and USS John S. McCain are both ballistic missile defense (BMD) capable ships and part of the same Japan-based destroyer squadron. The Seventh Fleet has six ships assigned to BMD patrols, with half of those out on patrol at any one time.
Asked whether the U.S. Navy would need to bring forward other ships to maintain its strength, a spokesman for the Seventh Fleet said it was "way too early to know".
North Korea threatened last week to fire ballistic missiles toward the U.S. Pacific territory of Guam, ratcheting up tensions with U.S. President Donald Trump, who had threatened to unleash "fire and fury" on Pyongyang if it threatened the United States.
The U.S. Navy vessel involved in the latest collision is named for the father and grandfather of U.S. Republican Senator John McCain, who were both admirals in the United States Navy.
"Cindy & I are keeping America's sailors aboard the USS John S McCain in our prayers tonight - appreciate the work of search & rescue crews," McCain said on Twitter.
Senator McCain is a Vietnam War-era naval aviator who was shot down and held prisoner for five-and-a-half years. He is now undergoing treatment for brain cancer.
【ワシントン=共同】静岡県・伊豆半島沖で6月、米イージス艦とコンテナ船が衝突し米兵7人が死亡した事故で、米海軍高官は17日、記者団に「ある時点で明らかに艦橋部からの警戒監視に怠りがあった」と米艦側の過失を認めた。海軍は同日、イージス艦の艦長ら十数人の乗組員を処分すると発表した。
報道陣に公開された米イージス艦「フィッツジェラルド」の激しく損傷した右舷部分(6月18日、神奈川県横須賀市)
報道陣に公開された米イージス艦「フィッツジェラルド」の激しく損傷した右舷部分(6月18日、神奈川県横須賀市)
海軍高官によると、衝突原因の調査は現在も続いている。艦長を含む同艦幹部3人については、統率能力に関して疑義が生じたことを処分理由としている。調査を指揮するアーコイン第7艦隊司令官は日本時間18日に3人の更迭を決定。軍法会議にかけられるかどうかは明らかではない。
海軍が17日に公表した報告書によると、イージス艦とフィリピン船籍のコンテナ船は6月17日午前1時半ごろ、伊豆半島・石廊崎の沖合で衝突した。当時、海は穏やかで月も明るく、視界に問題はなかった。イージス艦は誘導灯のみをつけて夜間航行していた。
衝突時は、大半の乗組員が就寝していたが、大きな衝撃音で目覚めた兵士が同僚らを起こして回った。衝突による亀裂から大量の海水が一気に流れ込み、マットレスや家具などが水面に浮かぶ中、乗組員ははしごを伝って上部区域に避難。溺れて亡くなった7人は亀裂付近にいたという。
ことし4月、博多港でスクラップを積んだ貨物船から火が出た火災で、沈没した船体の引き揚げ作業が5日から行われています。
貨物船の引き揚げ作業は、福岡市東区の博多港箱崎ふ頭で5日午前6時ごろから始まり、起重機船とよばれる大型の作業船を使って船体を引き揚げています。
福岡海上保安部などによりますと、沈没した船は中米のベリーズ船籍の貨物船で、ことし4月家電製品のスクラップを積み込む作業中に火災を起こし、出火から約15時間半後に沈没しました。
沈没した船からは油が漏れ出して博多湾の広い範囲に広がり、回収に17日もかかったということです。
福岡市港湾局によりますと、引き揚げ作業は船の中の水を抜きながら夜までかけて行われる予定で、その後、消防や海上保安部などが船の内部を調べて火災の原因調査を行います。
また、船は今後、北九州市若松区に運ばれて解体されるということです。
福岡市は21日の市議会常任委員会で、4~5月に博多湾で起きた貨物船火災による油流出事故を受け、港湾施設における金属くずなど再利用資材の取り扱い基準を見直す方針を明らかにした。熱を発する金属くずと可燃物を分別させる方向で考えるという。
火災は4月24日、東区の箱崎ふ頭で金属くずなどを船に積み込む作業中に発生。流出した油は西区でも確認されたほか、流れ着いた河口で潮干狩りに影響を与えた。出火原因は特定されていないが、市によると、金属くずの摩擦により発した熱が廃プラスチックなどに移り、発火する可能性があるという。
再利用資材に関する市の内規は、野積み場に金属くずを5メートル以上積み上げないことや、電池類を放置しないことは定めているが、種類による区分はしていない。
By Chris Graham
例え規定が明確化されても、チェックや取締りの問題があるから大きな変化はないと思う。
福岡市は21日の市議会常任委員会で、4~5月に博多湾で起きた貨物船火災による油流出事故を受け、港湾施設における金属くずなど再利用資材の取り扱い基準を見直す方針を明らかにした。熱を発する金属くずと可燃物を分別させる方向で考えるという。
火災は4月24日、東区の箱崎ふ頭で金属くずなどを船に積み込む作業中に発生。流出した油は西区でも確認されたほか、流れ着いた河口で潮干狩りに影響を与えた。出火原因は特定されていないが、市によると、金属くずの摩擦により発した熱が廃プラスチックなどに移り、発火する可能性があるという。
再利用資材に関する市の内規は、野積み場に金属くずを5メートル以上積み上げないことや、電池類を放置しないことは定めているが、種類による区分はしていない。
イージス艦は艦橋にある高性能レーダーで数百キロ離れた複数の空中標的を同時に捕捉できるとされるハイテク艦だ。ただ警戒などの任務中でなければ高性能のレーダーシステムが使われることはなく、事故当時も通常の船と同じような航海用のレーダーを使っていたとみられる。
海上自衛隊のイージス艦も、夜間は乗組員が事故の回避のために見張りをしているという。防衛省幹部は「事故を避けるために見張りが一番大事という点では普通の船と変わらない」と話す。
今回の事故ではイージス艦の右舷が大きく損傷した。最近の軍艦は、速度が出るよう装甲は薄くなっている。「船は一般的に船首が一番強く、脇は弱い。船首が脇腹に突っ込めば大きな損傷が出る」(防衛省幹部)という。
事故により今後の弾道ミサイル防衛(BMD)に影響が出る可能性もある。横須賀基地所属のイージス艦でBMDシステムに対応しているのはフィッツジェラルドを含め7隻とされ、海自のイージス艦4隻と交代で日本海周辺で警戒に当たっている。防衛省幹部は「警戒に穴を開けるわけにはいかない。現場でやりくりするしかない」と話した。【前谷宏】
米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)に所属するイージス駆逐艦フィッツジェラルドの乗組員7人が行方不明となった衝突事故で、数人の遺体が18日、艦内から発見された。激しく傷ついた同艦の前で、米第7艦隊のジョセフ・アーコイン司令官は、「彼らを失ったことは悲しい」と哀悼の意を表し、「家族や他の乗組員への支援に集中したい」などと語った。
「船が受けたダメージは非常に深刻だったが、乗組員たちは非常に冷静だった。英雄的な行為で、船が沈没する危険を免れた」。船体に大きな穴があいて居住区や機械室が浸水した状況を説明しながら、同司令官は乗組員をたたえた。艦長室も被害を受け、艦長も負傷した。「生きているのが奇跡的」とも語った。
一方、事故原因については「わからない」「臆測はしない」と慎重に答えた。調査を指揮する将官を任命したほか、米沿岸警備隊も調べるという。日本の捜査には「必要とあれば協力する」と述べるにとどめた。
フィリピン船籍のコンテナ貨物船は、イージス艦の右後方から衝突したとみられている。ただ、どちらに衝突の回避義務があったのかは、両船の衝突前の針路や速度、見張りが十分だったのかが関係してくる。
「2隻は同じ方向に動いていた」という貨物船側の証言も手がかりになる。海上衝突予防法は、「追い越し」の場合には追い越す側に、十分離れるまで相手の船を妨害しないよう求めるなどのルールを定めている。
第3管区海上保安本部(横浜市)や国の運輸安全委員会は、18日も貨物船の船長や乗組員から聴取を進めた。だが、日米地位協定では公務中の米軍人・軍属の事件や事故については第1次裁判権が米側にある。
海保幹部は「イージス艦は米軍の調査が先行するので、日本側が捜査できるようになるまで時間がかかるだろう。当面は淡々と貨物船側の捜査をするだけだ」と語った。(前田基行、石原幸宗)
朝日新聞社
静岡県南伊豆町の石廊崎沖で17日未明に起きた米海軍横須賀基地を拠点とするイージス艦とコンテナ船の衝突事故。米艦船に7人の行方不明者を出し、艦長ら3人がけがをするという重大海難となった。海上保安庁は業務上過失往来危険容疑などの可能性があるとみて調べているが、米艦船への捜査には日米地位協定の壁が立ちはだかる。特にイージス艦は機密性が高いだけに、米側の協力が得られない可能性もあり、どこまで全容解明が進むかは不透明だ。
「日本船同士の事故とは困難さが全く違う」。第3管区海上保安本部(横浜)は対策本部を設置して巡視船艇やヘリコプターを派遣したが、在日米海軍司令部(横須賀市)の対応に3管職員らは苦悩をにじませた。
コンテナ船を運航する日本郵船によると、コンテナ船は17日午前1時半ごろに衝突後、乗組員の安否や衝突相手を確認し、船体の被害状況を把握した上で約1時間後に3管に無線通報した。イージス艦からは3管に海難の通報はなかったという。
3管のある担当者は「米軍側とは協議を重ねて捜査への協力を申し入れているが、全ては米軍次第」と捜査の難航を懸念する。
念頭にあるのが、米軍の特権的地位を定めた地位協定だ。公務中の犯罪は米側が第1次裁判権を持つと規定。日本側は捜査できるが、米軍の財産の捜索や差し押さえには米側の同意が必要だ。今回の現場も日本の領海内で海保に捜査権があるが、米側の同意なしには艦内に立ち入ることさえできない。在日米海軍司令部との協議は進んでおらず、捜査に着手するめどは立っていない。3管警備救難部の三盃晃次長は「今は行方不明者の捜索に集中するしかない」と話す。
米艦船が日本領海内で衝突事故を起こした事例は過去にもある。2009年2月には、横須賀市の横須賀港内で、航行中の米イージス艦ラッセンが、海上で停泊していたプレジャーボートと接触。在日米海軍司令部は当初、「海保に協力する」と発表したが、許可されたのはラッセンの写真撮影だけ。損傷部分の実況見分や艦長らの事情聴取には応じなかった経緯がある。
13年12月に三浦市の埋め立て地で米軍ヘリが不時着に失敗、横転した事故では、県警は翌日、機体の損傷程度などは調べたが、機体はすべて米軍が持ち帰り、事情聴取の協力も得られなかった。
米軍問題に詳しい呉東正彦弁護士(57)は「このような衝突事故が繰り返されないよう、海上保安庁には地位協定の壁を乗り越えてほしい」と訴えている。
関係者「無事を祈る」
イージス駆逐艦フィッツジェラルドが配備されている米海軍横須賀基地(横須賀市)周辺では、米軍人や家族らがいつもと変わらない様子で基地のゲートを往来し、負傷者や行方不明者が出た事故への悲しみの声を上げた。
夫が別の駆逐艦の乗組員という女性(20)は「最初に事故を知ったときは、『駆逐艦』とだけしか分からず、夫に何かあったのではないかと思って怖かった」と振り返る。夫が退役軍人の女性(46)は負傷した乗組員の家族が基地内の病院で待っているのを見たといい、「ショックを受けている様子だった。とても悲しい」と声を落とした。
米艦船の元乗組員の男性(26)は「乗組員は訓練されているのに、なぜこんな事故が起きたのか」と絶句する。行方不明になっている7人の乗組員については「家族も心配しているだろう。無事を祈っている」と話した。
17日未明に静岡県下田市沖で起きた米海軍イージス駆逐艦フィッツジェラルドとフィリピン船籍のコンテナ船の事故。午前7時40分ごろ、下田市東方沖約15キロの海上で、衝突で損傷した米海軍イージス駆逐艦フィッツジェラルドの姿を、朝日新聞社ヘリから確認した。
右舷側の中央付近、レーダーアンテナのすぐ下に衝突によってできたとみられる大きな損傷が見えた。甲板には、乗組員約30人がライフジャケットを着て座りこんだり、ホースを使って排水作業をしたりしていた。
イージス艦はその後、2隻のタグボートに引かれ横須賀方面に向かった。1隻は艦の前方を航行し、もう1隻は左舷側で寄り添うように航行していた。イージス艦は右舷側に傾いているように見えた。
一方、フィリピン船籍のコンテナ船「ACX CRYSTAL(エーシーエックス クリスタル)」は伊豆大島の北東沖約5キロを自力航行していた。船首の左舷側の上部が、甲板の方に曲がり、下部もこすれたような跡があり、衝突でできたと見られる損傷が確認できた。すぐ横には、海上保安庁の巡視船が付き添うように航行していた。
また、静岡・下田沖南東の衝突現場付近では、海上保安庁の船や航空機、ヘリコプターなどが捜索作業をしていた。(飯塚晋一)
ワシントン(CNN) 米海軍によると、17日午前2時半ごろ、日本の沖合で米海軍の誘導ミサイル駆逐艦と商船が衝突した。駆逐艦の船員7人が行方不明になっているほか、艦長らが負傷し横須賀の海軍病院に搬送された。
日本の海上保安当局によると、衝突現場は横須賀の沖合約56カイリ(約103キロ)の海域。
米海軍によると、ブライス・ベンソン艦長の容体は安定している。艦長を含む乗組員3人が病院に空中搬送され、他の負傷者も診察中だという。
駆逐艦「フィッツジェラルド」は右舷の喫水線周辺が損傷し、一部で浸水が発生。海軍関係者によると、自力で航行しているものの、推進力は制限されている。乗員は船倉から水をポンプでくみ出し、船体の安定を図っているという。緊急対応措置が取られており、現時点で同艦が沈没する恐れはないとしている。
複数の当局者によると、同艦と衝突した商船はフィリピン船籍のコンテナ船「ACXクリスタル」。同船の画像からは船首付近に損傷が見られる。
日本の海上保安当局は、船舶4隻とヘリ1機が同艦による損傷状況の評価を支援していると言及。行方不明者の一部が海に転落した可能性もあるとみて、一帯を捜索していることも明らかにした。
衝突が起きたのは現地時間17日午前2時30分ごろ。これを受け、フィッツジェラルドが日本の海上保安当局に支援を要請していた。
フィッツジェラルドはアーレイバーク級の誘導ミサイル駆逐艦で、乗員は約330人。海軍によれば、2月に2100万ドル(約23億円)をかけた改修作業を完了し、現在は横須賀に前方配備されている。
From(Maritime Connector.com) | |
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Ship Name: | ACX CRYSTAL |
IMO: | 9360611 |
Type of ship: | CONTAINER SHIP |
Flag: | PHILIPPINES |
Gross tonnage: | 29093 tons |
Year of Built: | 2008 |
Builder: | STX OFFSHORE & SHIPBUILDING - JINHAE, SOUTH KOREA |
Class Society: | NIPPON KAIJI KYOKAI |
Manager & Owner: | SEA QUEST SHIPMANAGEMENT - CAVITE, PHILIPPINES |
さすが米イージス駆逐艦だ!中央部当たりに衝突して沈没していない。
衝突したコンテナ船の写真を見てみたいな!
福岡市東区の箱崎ふ頭で、金属スクラップの搬入作業中の貨物船(1972トン)が出火、沈没し、博多湾に油が流出した事故を受け、市は今夏までに、搬入作業に関する規定を設け、違反した場合は港湾施設の利用許可を取り消す厳しい規制に乗り出す方針を明らかにした。
14日の市議会本会議で明らかにした。市は、出火原因として、業者が乱暴にスクラップを搬入したことで金属から火花が出て、出火につながった可能性があると分析。市の条例に基づく指導要綱には、搬入作業について明確な規定がなかったため、今後は搬入作業をルール化し、金属類とプラスチック類などを事前に分別したり、丁寧に搬入したりするなどの対応を業者に求める。
また、海上保安本部など関係機関や漁協との役割分担を明確にし、事故を想定した定期訓練を実施するなど事故対応マニュアルも見直す。
今年2月に鹿児島県十島村の諏訪之瀬島でパナマ船籍のタンカーが座礁して4ヶ月が過ぎました。船は現地で解体されることになっていて、先日、解体業者が視察しましたが、作業開始の時期は決まっていません。今年2月11日、エンジントラブルで漂流していたパナマ船籍のタンカーが、諏訪之瀬島の南西部で座礁しました。十島村では、台湾にあるタンカーの船会社に船の撤去を求めていましたが、撤去費用の問題から、船主側の保険会社が現地解体を提案。十島村は台風シーズンまでに解体を終えることを条件に、現地解体を受け入れました。また、十島村によりますと、今月9日にタンカーの解体業者が諏訪之瀬島を訪れ、10日と11日に船の現状を視察したということですが、作業の開始時期は決まっていません。十島村役場では「船主側の保険会社に一日も早い作業開始を求めていく」としています。
From(Class NK) | |
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Classification No. : | 040238 |
IMO No. : | 9290218 |
Official No. : | 2015 Pst No. 8774/L |
Signal Letters : | PLLD |
Flag : | Indonesia |
Port of Registry : | Jakarta |
Ship's Name : | MONTOK |
Former Name 1 : | PIONEER FIRST |
Registered Owner 1 : | PT. TRANSPORTASI CURAH INDONESIA |
Management Company 1 : | PT. PELAYARAN ANDALAS BAHTERA BARUNA |
Classification Characters, Notations : | NS* MNS* |
Descriptive Notes | |
Cargo : | Designed for carriage of Cement |
Installation Characters : -- | |
Installation Descriptive Notes | |
Special Description : | -- |
Other Classification : | -- |
Type of Ship -Purpose(intended service) : | CEMENT CARRIER |
- Certificates - SC/SE/SF : | -- |
- OPP : | -- |
- EE : | -- |
- SMC/ISSC : | Other cargo ship |
Tonnage Gross (Registered) : | 7,320 |
Tonnage Net (Registered) : | 2,571 |
Tonnage Gross (Local) : | -- |
Tonnage Net (Local) : | -- |
Tonnage Gross (TM69) : | 7,320 |
Tonnage Net (TM69) : | 2,571 |
Deadweight : | -- |
Summer Freeboard (mm) : | 4,656 |
Summer Draught (m) : | 8.574 |
Lf (m) : | 104.330 |
Continuous Max. Speed (kt) (Sea Trial) : | 16.2 |
Equipment No. : | 1,218 |
Overall Length (m) : | 111.290 |
Moulded LxBxD (m) : | 102.600 x 19.600 x 13.200 |
Registered LxBxD (m) : | 104.330 x 19.600 x 13.200 |
Cargo Capacity (m3 / No. of Containers, etc.) : | B 9,838.00 |
No. of Passengers : -- | |
Capacity of Tanks (m3) : | FO 537.00 FW 380.00 |
Lifeboats Type, No. & Person : | 3 2x(20) |
Rescue Boats Type, No. & Person : | 1 1x(6) (at combined use for lifeboat) |
Liferafts Type, No. & Person : | 1 2x(20) |
Radio Installations : | GMDSS A1+A2+A3 |
Navigation Equipment : | MC, GYRO, HCS, GPS, RDX, RDS, ATA, AIS, VDR, LOG, ES, STGTEL, DSL, LRIT, BNWAS |
No. & Kind of Engines : | 1D : 2 SA 6 CY |
Bore x Stroke (mm) : | 350.0 x 1,050.0 |
Power (kW) : | 3,900 |
Revolution (rpm) : | 210.0 |
Manufacturer : | The Hanshin Diesel Works, Ltd. |
No. & Kind of Boilers : | 1 AUX VB |
Pressure (MPa) : | 0.69 |
Evaporation : | 1.00 (ton/h) |
Manufacturer : | Miura Co., Ltd. |
*Evaporation rate: | Thermal output (kW) to be filled up in case of TOH. |
No. & Capacity of Generators (kVA) : | 3 AC 810 |
Kind of Propeller Shaft : | 1A |
No. & Shaft Diameter (mm) : | 1 x 340 |
Shipbuilder : | Higaki Shipbuilding Co., Ltd. |
Hull No. : | 566 |
Date of Keel Lay : | 16 Apr 2003 |
Date of Launch : | 10 Nov 2003 |
Date of Build : | 23 Jan 2004 |
Date of Conversion : | 05 Dec 2014 |
6日未明、珠洲市の沖合でタンカーと外国船籍のセメント船が衝突し、セメント船の航行が出来なくなっています。ただ沈没などの恐れはなく、海上保安部ではえい航先などについて調整しています。
七尾海上保安部によりますと、6日午前2時40分ごろ、珠洲市禄剛埼の北東およそ7キロの沖合で、神戸市の会社が所有するタンカー「昭晴丸」3753トンが、インドネシア船籍のセメント船「MONTOK」7320トンと衝突しました。
この事故でMONTOKは船の右後ろ側に衝突を受けて機関室が浸水し、船の航行が出来なくなっています。またMONTOKの52歳の男性乗組員が衝突の衝撃で鎖骨を骨折し、海上保安部のヘリコプターなどで穴水町の病院に搬送されました。衝突した2つの船舶の沈没や油漏れの恐れはなく、海上保安部では動けなくなっているセメント船のえい航先などについて調整を行っています。タンカーは福井県の三国港から新潟港に、またセメント船はフィリピンから新潟県糸魚川市の姫川港に向け航行中でした。
31日午前7時50分ごろ、横浜市中区南本牧の南東約3・3キロの東京湾で、貨物船の「JP COSMOS」(7288トン、乗組員10人)とタンカーの「清里丸」(3491トン、乗組員12人)が衝突した。いずれもけが人はなく、油などの流出もなかったという。
横浜海上保安部によると、貨物船の左舷船尾とタンカーの船首が衝突したとみられる。貨物船は石炭6220トン、タンカーはナフサ2トンを積んでいたが、流出はないという。
31日朝、横浜港の沖合で航行中の貨物船とタンカーが衝突しました。けが人や油の流出はありませんでした。
午前8時ごろ、横浜港沖で貨物船「ジェイピーコスモス」から「タンカーと衝突した」と通報がありました。横浜海上保安部によりますと、約7300トンのジェイピーコスモスと約3500トンのタンカー「清里丸」が衝突しました。この事故によるけが人や油の流出はありませんでした。現場付近の視界は良好だったということですが、海上保安庁は衝突した原因を詳しく調べることにしています。
沖縄県宮古島市の平良港で昨年4月、宮古島海上保安署(現保安部)の巡視船「のばる」(195トン)が防波堤に衝突し乗組員15人が負傷した事故で、平良区検は25日までに、業務上過失往来危険と業務上過失傷害の罪で、当時の50代の男性船長と40代の男性航海長を略式起訴した。平良簡裁は同日までに、船長に罰金40万円、航海長に同50万円の略式命令を出した。
略式命令は3月23日付。事故は昨年4月8日夜に発生し、乗組員15人のうち、船長ら2人が骨折の重傷、残る13人が打撲の軽傷を負った。海保は、巡視船を十分に減速させず適切な見張りを怠ったとして、2人を書類送検した。
昨年4月に宮古島市の平良港沖で、宮古島海上保安署(当時)の巡視船「のばる」が防波堤に衝突し、乗組員15人が重軽傷を負った事故で、平良区検が船長と航海長の2人を業務上過失往来危険と業務上過失傷害の罪で略式起訴し、平良簡裁が船長に罰金40万円、航海長に罰金50万円の略式命令を出していたことが25日までに分かった。命令は3月23日付。第11管区海上保安本部は2人の処分を検討している。
11管は昨年11月、事故当時の操船指示が適切ではなかったとして、船長と航海長を那覇地検平良支部に送検していた。11管の事故調査結果によると、事故当時、船長と航海長が適切な指示を出しておらず、入港する際に減速が不十分なまま航行した。さらに乗組員が目印となる灯台を見逃したことから、通常の航路を逸脱し、衝突回避の動作も間に合わずに時速約37キロで防波堤に衝突した。
11管関係者によると、2人は送検時に容疑を認めていた。11管は「個人が特定される恐れがある」として、2人が現在も海上保安官として勤務しているかどうかなどの詳細については明らかにしていない。
From(Maritime Connector.com) | |
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Ship Name: | IKI MARU NO.28 |
IMO: | 9058969 |
Type of ship: | GENERAL CARGO |
Flag: | JAPAN |
Gross tonnage: | 160 tons |
Year of Built: | 1992 |
Builder: | WATANABE SHIPBUILDING - NAGASAKI, JAPAN |
15日午後1時10分ごろ、福岡市中央区荒津の沖合で「マストが折れた船舶が旋回している」と福岡海上保安部に通報があった。海保によると、長崎県壱岐市の壱岐郷ノ浦港所属の貨物船第28壱岐丸(160トン、乗員3人)が近くの防波堤に衝突した。
機関長の小島文勝さん(61)=壱岐市=が機関室で血を流して倒れ、病院に運ばれたがまもなく死亡。男性船長(64)と男性乗組員(58)もけがをしたが命に別条はないという。油の流出は確認されていない。
船長は調べに「居眠りをしていた」と説明しているといい、業務上過失致死の疑いがあるとみて調べる。
船の所有会社によると、午前9時45分に壱岐郷ノ浦港を出て、午後1時ごろに福岡市中央区の博多漁港に着く予定だった。船長、機関長ともに乗船歴20年以上のベテランという。(浅野秋生)
福岡市は12日、東区箱崎ふ頭で沈没した貨物船から流れ出た油の影響で博多湾内の全域で自粛を要請していた潮干狩りについて、一部地区を除いて解除したと発表した。マリナタウン海浜公園(西区)とシーサイドももち海浜公園(早良区)での遊泳禁止も解除した。
市によると、この日までに油は完全に回収。湾内8カ所の海域と17カ所の海岸で続けていた水質調査で12日、油分や油膜、異臭などが確認されなかったため、自粛解除を決めた。ただし、地行浜(中央区)▽百道浜(早良区)▽室見川河口(西・早良区)▽愛宕浜(西区)--については衛生面から31日まで自粛を継続する。
市によると、貨物船からの油抜き作業は7日に完了し、市は船主側に船体の撤去を要請している。【合田月美】
〔福岡都市圏版〕
十島村諏訪之瀬島の浅瀬で約3カ月前に座礁したタンカーが、撤去の見通しが立たない状況になっている。
近くの岩場や消波ブロックは、座礁した際に漏れた油で真っ黒になっている。撤去が先延ばしになればさらに悪影響は広がる恐れがある。漁業や観光など島の暮らしへの影響も見過ごせない。
台湾の船主は撤去に向けて保険会社との交渉を進めているが、難航しているようだ。住民への十分な情報提供に努め、一刻も早く撤去するよう求めたい。
タンカーは台湾から韓国に向かう途中、エンジンが故障して自力航行できなくなり、諏訪之瀬島に座礁した。
船主は当初、離礁させて修理する計画だったが断念し、現地での解体も視野に船主責任保険(PI保険)を使って撤去する方針を示した。契約していたイギリスのPI保険会社は撤去作業の業者を国際入札で決めようとしているが、結果は地元に伝わっていない。
島周辺は産卵のために集まるトビウオを狙った漁の時季に差しかかる。座礁船の影響を心配する声が高まるのは当然だろう。
また、撤去作業が始まったとしても、作業船の出入りや夜間の照明が島の漁業に悪影響を及ぼすのではないか。現地で解体すれば、船の残骸が残るのではないか。住民の懸念は十分理解できる。
船主やPI保険会社は住民向けに数回の説明会を開いている。撤去の段取りや補償を誠実に説明して、住民のさまざまな不安を解消してもらいたい。
十島村では1993年にも、悪石島に貨物船が座礁した。香港の船主は音信不通になり、撤去費用2600万円は公費から支出しなければならなかった。
外国船の座礁に地元が苦労を強いられる事態は後を絶たない。
宮崎市の堀切峠沖では、2010年10月に座礁したしゅんせつ船が放置されている。地元漁協は船会社などに撤去費用約4億円の支払いを求める訴訟を起こしているが、決着のめどは立たない。
船会社が企業責任を果たさないケースは今後も起こり得る。
諏訪之瀬島は人口約80人の小さな島だ。今回の座礁で乗組員18人が一時島に滞在した際、住民は炊き出しをしたり、毛布や衣類を提供したりしてもてなした。
何の過失もない住民の平穏な暮らしが外国船の事故で脅かされる。自治体だけでなく、県や国も対応に知恵を絞ってほしい。
PI保険の契約確認の徹底を国際社会に呼び掛けるなど、実効性のある対応を急ぐべきである。
福岡市は2日までに、同市東区の博多港に係留中の貨物船火災が原因で博多湾沿岸約10キロにわたり確認された重油の回収がほぼ完了したと発表した。高島宗一郎市長は2日の記者会見で、貨物船の所有会社などに対し損害賠償請求を検討する考えを表明。「油回収のため、市や県、国からも多くの船や物資が出ている」と説明した。市は被害額の算定を急ぐ。
高島氏は3日からゴールデンウイーク(GW)が本格化するのを前に「万が一があってはいけないので、家族での潮干狩りや遊泳は自粛していただきたい」と呼びかけた。市担当者によると、河川の一部で油膜が確認されており、モニタリングを続けているという。
市は今後、火災により湾内に沈んだベリーズ船籍の貨物船「TAI YUAN」(1972トン)の船体に残る油の抜き取り作業を進め、所有会社に船を引き揚げるよう求めていく。
福岡市は、博多湾で沈没した貨物船から流出した油の回収作業は、ほぼ完了したと発表しました。
一方、周辺地域での潮干狩りと遊泳は、当面の間自粛するよう呼びかけています。
箱崎ふ頭で、火災の後に沈没した貨物船から流出した油は、およそ15キロ離れた今津海岸周辺にまで広がりました。
福岡市は、国や漁協と協力して油の回収を進めていましたが、きのうまでに海上の油の回収はほぼ完了したということです。
一方、シーサイドももち海浜公園などでは、きょうも砂浜に流れ着いた油の回収作業が続いていて、福岡市は、周辺地域での遊泳と潮干狩りを当面の間、自粛するよう呼びかけています。
先月、福岡市の箱崎ふ頭で火災を起こして沈没した貨物船の油が博多湾に流出した問題で、福岡市などは先月30日までに油の回収作業を終え、1日からは陸上と海上をそれぞれパトロールして海面や砂浜に油がないか監視を続けています。
福岡市の箱崎ふ頭では先月24日、スクラップを積み込む作業をしていた貨物船で火災が起き、15時間半後に船が沈没して鎮火しました。
この船から大量の油が海に流れ出して博多湾に広がったため、福岡市などは、▼油を吸着するシートを使って回収したり、▼船の上から放水して油を分解したりする作業にあたりました。
福岡市によりますと流出した油は先月30日までにほぼ回収を終えたということです。
1日からは陸上と海上のパトロールに切り替えて、海面や砂浜に油がないか監視を続けています。
このうち▽海上では福岡県や海上保安部などが、▽陸上では福岡市の職員がそれぞれパトロールを行い、油を見つけた場合にはその都度回収しているということです。
一方、沿岸の一部の区域に出された遊泳や潮干狩りを禁止する措置は、現在も継続されていて、福岡市では「油の漂流や砂浜への漂着が無くなったのを確認できた段階で解除する予定だが、解除のメドは立っていない」としています。
福岡市の箱崎ふ頭で火災を起こして沈没した貨物船から油が流出した問題で、油の漂着が確認されている福岡市早良区の室見川で30日から専門家による水質調査が始まりました。
調査を始めたのは、福岡大学工学部の伊豫岡宏樹助教授です。
4月24日の貨物船の火災のあと、福岡市早良区の室見川では油の漂着が確認されていて、30日も専門の業者が▼油を吸着するマットを水面に浮かべたり、▼川べりにこびりついた油を高圧温水洗浄機で洗い流したりしていました。
伊豫岡助教授は、福岡の春の風物詩として知られるシロウオへの影響などを調べるため水質調査を始めました。
まずシロウオが卵を産み付ける川底の石をひっくり返し、▼卵に油が付着していないことや▼親のシロウオが元気に泳ぎ回る様子を確認しました。
そして、川の生態系に油の影響がないか今後詳しく解析するため川の土や水を採取していました。
伊豫岡助教授は、「肉眼ではシロウオに大きな問題はありませんでしたが、ふ化して博多湾に下った稚魚が心配です。川の水質についてこれから解析していきたいと思います」と話していました。
From(Maritime Connector.com) | |
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Ship Name: | TAI YUAN |
IMO: | 9379222 |
Type of ship: | GENERAL CARGO |
Flag: | BELIZE |
Gross tonnage: | 1972 tons |
Year of Built: | 2006 |
Builder: | SHANDONG RUSHAN SHIPYARD - RUSHAN, CHINA |
Class Society: | BUREAU VERITAS |
Manager & Owner: | YUN XING SHIPPING - YANTAI, CHINA |
保険会社はお金を出さないと思う。建前だと、
バンカー条約証書(JAPAN P&I)と
海難残骸物除去条約(ナイロビ条約)証書(JAPAN P&I)の保険には入っているはずだけど、すんなりと保険会社がお金を出すとは思えない。
これまで貨物船の火災は起きている。適切な対応を取ってこなかったので、今回は運悪く沈没し、油汚染被害が出た。それ以上でも、それ以下でもない。
スクラップを積みに来た貨物船の火災は結構、頻繁に起きているが、沿岸で沈没したのは知っている限り初めてだと思う。
船主や管理会社に責任があるけれど、日本がサブスタンダード船に対して甘いからこうなる。
日本がこれで良いと思っているからこの程度の対応だと思う。口に出しては言わないだろう。今村雅弘復興相のように辞任しなければならなくなる。
日本は実際に大きな被害が出なければ対応しない。関係者達が困れば困るほど今後は改善されるであろう。痛い思いをしなければ問題を見ない。
これが現実!
博多港でスクラップ貨物船火災 04/24/12(NHK):#金属スクラップ火災
福岡市東区の博多港に係留中の貨物船で火災があり、市は27日、漏れた重油が博多湾沿岸の約10キロにわたって確認されたと明らかにした。市は作業船で回収作業を続ける一方、湾内での潮干狩りを控えるよう注意喚起した。
博多臨港署によると、24日午後1時半ごろ、ベリーズ船籍の貨物船「TAI YUAN」(1972トン)に積まれたスクラップから出火、約15時間後に鎮火したが、船体の大部分が沈んだ。市は25日、漏れた重油が広がるのを防ぐため現場にオイルフェンスを設置。しかし27日には西約10キロの同市西区の海岸で見つかり、潮干狩りで知られる室見川河口付近でも確認された。【共同】
県河川課などによると、河口からの油の流入が見つかったのは、那珂川▽御笠川▽樋井川▽室見川▽金屑川▽名柄川▽十郎川▽鯰川-の8河川で、市東部の河川では確認されていない。火災鎮火後から貨物船の周囲に県などがオイルフェンスを張っていたが、波で油がフェンスを乗り越えるなどして、風や潮の流れで西方に広がったとみられる。取水地がある上流部までは到達しておらず、上水道への影響はないという。
回収作業は、貨物船が契約している保険会社が船を出して当たっているほか、27日には市漁業協同組合の漁船や県の取締船など10隻以上が参加し、吸着マットを海上に投げ入れるなどしている。28日以降も作業を続ける予定。
この日、百道浜の砂浜では油で黒く汚れた漂着物が確認された。室見川河口近くに住む大道彰彦さん(79)は「きょうは朝から油の臭いが漂い、釣り仲間も『しばらく無理だ』と引き揚げた。GWは潮干狩りを楽しめないんじゃないか」と案じた。
=2017/04/28付 西日本新聞朝刊=
福岡市東区の箱崎ふ頭に接岸中の貨物船(1972トン)が火災後に沈没した事故で、船から流出した油が博多湾に広がり、市が注意を呼びかけている。
沿岸では遊泳や潮干狩りが禁止されるなどの影響が出始めており、関係者から懸念の声が上がっている。
市は27日午前、油の漂着が確認されたとして、沈没現場から南西に約7キロ離れた同市西区の「マリナタウン海浜公園」、同市早良区の「シーサイドももち海浜公園」での遊泳と潮干狩りの禁止を決めた。潮干狩りは両公園を除く博多湾沿岸で自粛を求める。
シーサイドももち海浜公園では同日午後、管理会社の関係者がオイルフェンスを設置した。昨年の大型連休期間には約4万人が訪れており、担当者は「マリンスポーツを楽しみにしている家族連れや観光客も多いのに」と困惑していた。
From(にらいかない) | |
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Ship Name: | 第二十一金風呂丸 Kanefuro Maru No,21 |
IMO: | 8613396 |
船籍港: | 笠岡 |
総トン数: | 196トン |
竣工年月: | 1986年9月 |
造船所名: | 藤原造船所 |
建造番号: | 103 |
就航航路: | 笠岡~金風呂~豊浦 |
運行者: | 藤井一彦氏 |
停泊中の貨物船が火災で沈没し、大量の油が流出した博多湾。その被害を食い止めようと、福岡市中央区の伊崎漁港では回収作業に追われている。海上で使用された吸着マットは、油を吸って真っ黒になっていた。伊崎漁協は、近くの3つの漁協と共同で回収作業を続けている。福岡市も油を取り除く作業を続けているが、漁協の関係者は市の連絡など初動が遅かったと指摘した。流出した油の影響で、伊崎漁港で毎週土曜日に開催されている「おさかな夕市」は今週は中止されるという。さらに被害は、福岡市西区の海浜公園でも確認され、市の職員が油の回収作業に追われていた。流出した油は能古島でも確認されていて、市はゴールデンウィークまでに回収作業を終わりたいとしている。
福岡市東区箱崎ふ頭4丁目の岸壁で24日に接岸中の貨物船のスクラップから出火した火災は、25日午前4時50分ごろに船が沈没、鎮火した。福岡海保や福岡市消防局などによると、船はベリーズ船籍の貨物船「TAI YUAN(タイユアン)」(1972トン)で、乗組員の中国人11人は無事だった。
24日午後1時30分ごろ、福岡市東区箱崎ふ頭に接岸中の船から火が出ていると119番通報があった。福岡海上保安部によると、スクラップを積んだベリーズ船籍の貨物船「TAIYUAN」(1972トン)から黒煙が出ている。乗組員の中国人11人は無事だという。福岡市消防局が消火活動にあたっている。
24日午後、博多港でスクラップを積み込む作業をしていた貨物船から火が出て、現在、消防などが消火活動を続けています。
警察によりますと、これまでのところこの火災によるけが人はいないということです。
24日午後1時半ごろ、福岡市東区の博多港箱崎ふ頭に停泊し、スクラップを積み込む作業をしていた中米のベリーズ船籍の貨物船から火が出ていると、近くにいる人から消防に通報がありました。
消防車16台やヘリコプターに加え海上保安庁の巡視艇が出て消火活動を続けていますが、積み荷からは時折、炎があがっていて火はまだ消えていません。
警察によりますと当時、船には中国人11人が乗り組んでいましたが、けが人はいないということです。
現場のふ頭のそばには港湾施設をつなぐ橋がかかっていて、船の積み荷からは黒煙が勢いよく上がっていますが、いまのところ交通への影響は出ていません。
21日午後9時10分ごろ、香川県小豆島町蒲野の東約3キロの沖合で、東京都の自動車運搬船「日翔丸」(7073トン、14人乗り組み)と、福岡県久留米市の貨物船「第11朝日丸」(498トン、5人乗り組み)が衝突した。けが人はなく、浸水や油の流出などもなかった。
小豆島海上保安署によると、日翔丸は約720台の自動車やバイクを載せて神戸港から坂出港(香川県)に、第11朝日丸は荷物を積むため横浜港から坂出港に向けて、それぞれ航行中だった。
船体の損傷状況などから日翔丸の左舷後部と第11朝日丸の右舷前部がぶつかった可能性があり、同保安署は双方の不注意が原因とみて、業務上過失往来危険の疑いで調べている。
Posted by Gordon Smith
The Belgian shipowner Euronav contracted SMIT Singapore and PT Samudera for refloating of the grounded VLCC Alex, which hardly stuck in Indonesian waters a week ago. The accident occurred in Karimata Strait near Borneo and Sumatra in Indonesia during a voyage to Ningbo in China under full load. Shortly after grounding was estimated that vessel should lightened before being towed to safe depth, because of high danger for the vessel’s structure and heavy load on board. The salvage companies SMIT Singapore and PT Samudera Indonesia will carry out the refloating procedure, including ship-to-ship transfer of cargo, underwater inspection and towing.
Earlier, Euronav confirmed for the accident with grounding of VLCC Alex and said that vessel did not suffered breaches or structural damages. Also there is no report for water pollution and injuries. The root cause of the grounding is under investigation, but there was no technical failure during running to the shallow.
The very large crude carrier Alex (IMO: 9722924) was built in 2016 by Hyundai Heavy Industries in their shipyard in South Korea. The vessel is owned and managed by the Belgian shipowner Euronav, operating under the flag of Belgium. The ship has length of 333.00 m, beam of 60.00 m and draft of 20.00 m. The deadweight of the crude carrier is 299,446 DWT and the gross tonnage is 154,379 GRT.
Posted by Svilen Petrov
The Euronav’s very large crude carrier Alex ran aground in Java Sea. The accident occurred near Borneo and Sumatra in Indonesia during a voyage to Ningbo in China under load of crude oil. According to the officials from company operator, the ship is soft aground in mud shallow without suffered breaches and underwater damages. The accident was reported to the local authorities, which are regularly inspecting the ship and assess the possible refloating options. There were no reported injuries and oil leak from the very large crude carrier Alex during the incident. All the emergency teams and procedures of the company were activated, taking necessary actions to prevent possible leak and safely refloat the vessel.
“No breach of hull, water ingress or mechanical failure are apparent in the assessment made by the crew, while the Class surveyor is expected to board as soon as possible”, said the official statement of Euronav. “The emergency team is assessing the options for refloating the vessel and activated an emergency response plan and notified all relevant authorities:”, adds the company operator.
The very large crude carrier Alex (IMO: 9722924) has overall length of 333.00 m, moulded beam of 60.00 m and maximum draft of 20.00 m. The deadweight of the ship is 299,446 DWT and the gross tonnage is 154,379 GRT. The vessel was built in 2016 by Hyundai Heavy Industries in their shipyard in Gunsan, South Korea. The very large crude carrier Alex is owned and managed by the Belgium company Euronav and operates on the SPOT market.
13日午前、北九州市門司区の関門港田野浦7号岸壁で、係留中の海底ケーブル敷設船(7960トン)に、貨物船(199トン)が接触。貨物船の船尾マストが折れた。門司海上保安部が調査しているが、けが人はいないもよう。また、両船の船内への浸水や、船外への油の流出などはない。
Polaris Shipping, the world’s largest VLOC owner, is now carrying out inspections on all its fleet in the wake of the likely sinking of the
Stellar Daisy and a crack appearing on another 1993-built vessel, Stellar Unicorn. Eleven days since the Stellar Daisy was first reported missing, a multinational coalition of naval and merchant vessels continue to scour the South Atlantic for the giant 266,000 dwt converted VLCC. Just two of the 24-crew have been found alive so far.
Meanwhile, repairs are ongoing off Cape Town on the Stellar Unicorn after a 15 cm crack was discovered on the outer hull of a starboard tank. Due to inclement weather the repairs are expected to take until Thursday to complete at which point the ship will continue with its cargo of Brazilian iron ore bound for China.
Last week a Korean seafarers union questioned whether Polaris Shipping’s fleet is fit for purpose and suggested tankers that have been converted into bulkers are dangerous.
The Federation of Korean Seafarer’s Unions (FKSU) has issued a statement blasting the owner, Polaris, as well as urging the Korean government to take steps to ensure the disaster does not happen again.
The federation noted that of Polaris’s 32 bulkers, 19 were tanker conversions.
“We can’t help but think that it is possible for similar accidents to happen in future,” the statement read.
「凱旋3号」(482トン)はトン数で言うと結構大きい船だと思う。
(嘉義 8日 中央社)7日午後5時過ぎ、南部・嘉義県布袋港沖でフェリーが座礁した。船には乗客・乗員計346人がいたが、通報を受けて駆け付けた行政院(内閣)海岸巡防署布袋海巡隊などにより全員救助された。
海巡隊によれば、座礁した「凱旋3号」(482トン)は同日午後4時に離島・澎湖の馬公港を出発し、布袋港に向けて航行していた。だが、布袋港沖約14.8キロの地点で船倉に水が入り込んだために座礁し、海巡隊に救援を求めたという。
海巡隊は巡視艇3隻を現場に出動させ、船にいた148人を救出。また、凱旋3号は別のフェリー「満天星号」に救援を要請し、乗客・乗員全員が午後7時45分過ぎ、布袋港に送り届けられた。
(江俊亮/編集:名切千絵)
A Kiribati-flagged ship has sunk in China and 12 people are missing. The general cargo ship Xiang Zhou sank at the Yangtze River estuary off Nantong after a collision. The Maritime Herald website says the nearby ships saw the accident and succeeded to rescue two seamen. The accident was reported to local authorities and a large scale-search and rescue operations was launched for the missing sailors, who are feared to have been trapped. The ship was on a voyage from South Korea.
Posted by Svilen Petrov
Twelve sailors are missing after Chinese general cargo ship Xiang Zhou sank at Yangtze River estuary off Nantong. According to the Shanghai Maritime Rescue Center the vessel capsized in collision accident on 13 nautical miles off Chinese coast during a voyage from Nantong to Busan (South Korea). The nearby ships saw the accident and succeeded to rescue two seamen, but another twelve were reported as missing, probably being trapped inside the wreck. The accident was reported to local authorities and was initiated large scale-search and rescue operations for the missing sailors. The nearby ships were also informed to be cautious around the wreck site.
Shanghai Maritime Search and Rescue Center arranged five professional rescue ships, 10 past merchant ships and two emergency sweepers to be deployed at the scene of the accident and to participate in search and rescue operations.
The cause of the accident remains unclear and investigations are underway, but according to preliminary information the ship was engaged in collision and suffers large water flow, which capsized her in a few minutes. The evidence seamen from nearby vessels confirmed such scenario, but the second participants is not revealed.
The general cargo ship Xiang Zhou (IMO: 8747147) has overall length of 96.90 m, moulded beam of 16.00 m and maximum draft of 6.50 m. The deadweight of the vessel is 6,033 DWT and the gross tonnage is 2,971 GRT. The freighter was built in 2009 by Hang Chang Shipbuilding in Linhai, China. The general cargo ship Xiang Zhou is operating under the flag of Kiribati, owned by Ningbo-based Guo FX and managed by Ningbo Shanglun Shipmanagement.
A foreign vessel carrying 14 people sank near the Yangtze estuary Thursday, Shanghai maritime authority said, according to Xinhua.
The ship carrying 4,850 tonnes of coil steel overturned early Thursday morning after a suspected collision, according to an official with the Shanghai maritime bureau.
The 97-meter-long vessel is registered in Kiribati, an island country in the west Pacific Ocean.
Two crew were rescued by a nearby Panama-registered vessel. The search continues for the remaining 12.
A total of 17 vessels have been mobilized to assist the search.
By MarEx
As hopes dim in the search for 22 missing crewmembers of the ore carrier Stellar Daisy, which broke up and sank on March 31, the IMO and Intercargo have called for a thorough investigation so that future casualties can be prevented.
"It is expected that there will be a full investigation into this accident and that the results and findings will be brought to IMO so that we can do whatever may be necessary to reduce the chances of such an incident happening again," said IMO secretary general Kitack Lim in a statement. "Thankfully these occurrences are rare; but when they do happen, they serve to remind everyone that the seafarers, on whom we all depend, do a difficult and sometimes dangerous job; and that those of us responsible for making the industry safer can never stop striving for improvements.”
The missing crew include eight South Korean nationals and 14 Philippine seafarers. First responders found evidence of the Daisy's sinking, including fuel, debris and lifeboats, and they rescued two survivors from the scene.
The International Association of Dry Cargo Shipowners (INTERCARGO) issued a statement Thursday calling for the timely completion of an investigation, "as a means to identify the causes of the incident and enable corrective actions to be taken." It called on the vessel's flag state, class society and P&I club to work together to produce a report as quickly as possible.
As the Daisy went down in deep water some 2000 nm from shore, the full story of her loss may never be established. Possible factors could include cargo liquefaction – iron ore fines are a Group A cargo – and repeated stresses on the vessel's hull. A few facts are known: first, the shipowner received a message from the crew shortly before the Daisy sank reporting that she was taking on water and listing rapidly. Second, the survivors told authorities that the hull cracked before the ship went down. Investigators may also be able to learn more about the Daisy from comparable vessels: Splash24/7 reports that the Stellar Unicorn (exname Musashi Spirit), another converted tanker belonging to the same owner, has recently taken refuge at Cape Town for unspecified repairs.
The 1993-built Daisy started life as the single-hulled crude tanker Sunrise III. In the late 2000s, single-hulled tankers were being phased out in favor of double-hull designs, and a Korean bulker firm bought the Sunrise and several other VLCCs for conversion to ore carriers. The demand for Capesize bulkers was high at the time, and the conversions were common enough that Steamship Mutual published a guide to the process.
Typically, converted VLCCs like the Daisy were fitted to utilize the center tanks as cargo holds, with the side tanks left empty or used for ballast. A heavy-duty double bottom would be built into the center tanks to take the high loads imposed by the iron ore cargo, and the hull framing would be reinforced and modified. On deck, hatch covers and coamings would be added to each tank. All in all, the net change would increase the vessel's lightship displacement by about 4,500 tonnes.
5日午前7時15分ごろ、横浜市中区の南本牧埠頭(ほんもくふとう)近くの海上で、「貨物船と漁船が衝突した」と港を管理する会社から横浜海上保安部に通報があった。
横浜海上保安部によると、底引き網漁船「勝丸」(6.6トン)と貨物船「春日丸」(499トン)が衝突し、勝丸が転覆。1人で乗っていた小山宗輔さん(69)が海中に転落し、付近を航行中の漁船に救助されたが、約2時間後に搬送先の病院で死亡が確認された。春日丸は横浜市から千葉県木更津市へ航行中。原因を調べている。【杉山雄飛】
From(Maritime Connector.com) | |
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Ship Name: | STELLAR DAISY |
IMO: | 9038725 |
Type of ship: | ORE CARRIER |
Flag: | MARSHALL ISLANDS |
Gross tonnage: | 148431 tons |
Year of Built: | 1993 |
Builder: | MHI NAGASAKI SHIPYARD & ENGINE WORKS - NAGASAKI, JAPAN |
Class Society: | KOREAN SHIPPING REGISTER |
Manager & Owner: | POLARIS SHIPPING - SEOUL, SOUTH KOREA |
Former names |
SUNRISE until 2008 Jan SUNRISE III until 2006 May |
Inderpreet Walia
Six serious deficiencies were found in the vessel this February but it was allowed to sail without any detention
WITH 22 of the 24 crew members of the very large ore carrier Stellar Daisy still missing, many in the shipping industry have been asking why the vessel reportedly split and sank after taking on water following a hull crack 2,000 miles off Uruguay.
The investigation is expected to take a long time and is likely to be inconclusive, with the 1993-built vessel apparently lost in high seas on March 31 along with the 260,000 tonnes of iron ore it was carrying from Brazil to China.
Shipowner and operator Polaris Shipping declined to comment on possible causes at this stage. Vale, the reported cargo owner, has not replied to emails from Lloyd’s List.
However, even as the actual reason why this incident took place remained unclear, some insurance officials pointed out that the speed of sinking and the high loss of life mirrored casualties related to liquefaction of cargoes such as iron ore and nickel ore.
With a high moisture content, iron ore has a propensity to liquefy during a voyage, which causes serious stability problems with a high possibility of capsizing.
“Incidents due to liquefied cargoes can lead to serious perils, as the liquefied slush mounts quickly, brought on by vibrations and motions of the vessel, and the ships sink fast,” said a P&I club official.
“The wet cargoes change their state from ore fines or mineral concentrate to a viscous fluid that can undermine the balance of the ship.”
London P&I club says in its new guide on managing the risk of cargo liquefaction that the liquefied cargo can flow to one side in a roll in heavy seas, and that it would not return with the roll the other way, which progressively leads to the vessel capsizing.
Consignments that are prone to liquefying have to undergo proper testing of moisture content before being loaded, a measure described under the International Maritime Solid Bulk Cargoes Code.
The code as it stands would possibly prevent many incidents due to liquefaction if it is followed strictly, as it sets out a maximum moisture content of the cargo which is considered safe for carriage in ships, known as total moisture limit.
The onus for these lab tests lies with the charterer, as it must provide the master of the vessel with written evidence that the moisture content does not exceed the TML.
Upon the failure to provide such a certificate, the master should not load the cargo, said a Singapore-based vessel owner and operator.
“But unfortunately, the results from these tests are sometimes modified and false figures for the moisture content are presented, which leads to emergencies,” he said.
“However, the lab centres have an obligation to keep the sample of the cargo inspected by them for a period of two months,” he conceded, adding that in the case of Stellar Daisy this could provide essential evidence for an investigation.
Other theories
Stellar Daisy was originally built as a single-hull very large crude oil carrier at the Nagasaki Shipyard owned by Mitsubishi Heavy industries and was converted to a VLOC at the Cosco (Zhoushan) Shipyard in China in 2009. However, some insurance officials said conversion might not have caused the incident, as such a process would be carried out under class inspections.
According to Korean Register, the ship had undergone an annual survey on August 12 last year.
Asked by Lloyd’s List whether the vessel had undergone a condition survey by a surveyor in the last three years, the Korean P&I Club, which has provided protection and indemnity cover to the VLOC, declined to comment.
In February, the China Port State Control authorities identified six serious deficiencies related to watertight and weathertight doors, indicating potentially leaking hatches or doors. Yet the vessel was allowed to sail without any detentions.
Some market participants also suggested there were other possible causes of the vessel sinking, such as its age, loading stress, or uneven loading that can have structural effects on vessels which can cause damage to the frames and cause a hull failure.
Marnie O’Neill,
THE giant freighter that mysteriously vanished in the South Atlantic may have capsized without warning because of a physical change in its cargo.
The 266,000 tonne South Korean bulk carrier Stellar Daisy disappeared off the coast of Uruguay en route from Brazil to China, hours after issuing a distress signal on Friday.
The ship was carrying 24 people, including 14 Filipinos and eight South Koreans. Two Filipino crew members found floating on life rafts were rescued on Saturday and the search continues for the other 22.
An oil slick detected 3700km off the coast indicated that the 322 metre vessel had probably sunk, according to a statement issued by the Uruguayan Navy.
The Stellar Daisy was reportedly transporting a cargo of iron ore from the Ilha Guaba terminal in Rio de Janeiro to China, where the demand for ore has exploded as the economy grows.
The Marshall Islands-flagged ship is thought to gone down some 2000 nautical miles off the port city of Montevideo.
On March 31, a crew member sent a text message to the shipping company’s Seoul stating the vessel was taking on water and was sinking. When the company tried to contact the vessel, but all attempts failed.
Uruguayan Navy and Brazilian authorities were alerted when an emergency satellite signal had been received from the Stellar Daisy, the Shipping Herald reported.
A search and rescue operation was launched in the area of the signal. Four nearby commercial vessels were asked to assist in search effort and the Brazilian Air Force dispatched a plane from Rio de Janeiro.
On April 1, the Uruguayan Navy reported finding an oil sheen and flotsam along with a “strong smell of fuel”. A short time later two life rafts from the Stellar Daisy were located by one of the commercial vessels.
DID A PHYSICAL CHANGE IN THE ORE CARGO LEAD TO DISASTER?
Early reports suggest that the Stellar Daisy, which is classified as a Very Large Ore Carrier, lost stability and quickly sank.
But why?
One theory being floated, published in the Shipwreck Log today, is that the ore shifted, causing the vessel to lose balance and capsize.
There have been several documented cases of ships suddenly sinking due to the liquefaction of iron ore and nickel ore during prolonged movement, such as bumping and shaking that occurs in bad weather.
In 2010, three ships loaded with nickel ore sunk in South East Asia, claiming the lives of 44 crewmen.
The deadly spate prompted internationally renowned maritime accident investigator Dr Ken Grant to issue a warning about the chemically volatile cargo.
“Although a cargo may appear to be dry, its core structure may contain sufficient moisture to cause liquefaction,” Dr Grant told The Australian Journal of Mining at the Company of Masters Mariners forum in Melbourne in 2011.
“It does not take much force to produce or induce liquefaction.”
Dr Grant said the both mariners and law makers were dangerously ill-informed about the properties and behaviour of iron ore and nickel ore.
“It’s not helping make decisions on the ground and liquefaction is very poorly understood and often just totally disregarded,” he said. “People just don’t accept that their cargo is going to liquefy. We need to better understand the properties of nickel ore.”
In 2012, Vietnamese cargo ship Vinalines Queen carrying 23 crew men and 54,000 tonnes of ore vanished without a trace in bad weather off the Philippines.
One crew member was rescued and told investigators the vessel had sunk.
Investigators later concluded that that the ore cargo could have been liquefied in the shaking that the ship was subjected to by strong waves and winds, the Thanh Nien News reported.
When it tilted to one side, the liquefied ore could have also gathered on that side and tipped the balance irrevocably, the investigators said.
Investigators said conditions would have been even more perilous in the event crew had failed to close the ship’s hold properly, allowing water brought by high waves to enter and liquefy the ore.
However, the sole survivor of the tragedy, 31-year-old Dau Ngoc Hung, told inspectors that he was in charge of securing the hold and insisted conditions were “normal” before the ship sunk.
Meanwhile, the search for the Stellar Daisy and its 22 missing crew members continues.
先月31日午後1時20分(韓国時間午後11時20分)、ブラジルのサントス南東2495キロメートルの南大西洋で発生したマーシャル諸島船籍の貨物船「ステラデイジー号」失踪事件を国民安全処が認知するのに実に12時間ほどかかったことが明らかになった。
外交部と国民安全処が2日に明らかにしたところによると、安全処傘下の海洋警備安全本部(海洋警察)がステラデイジー号の所有者である海運会社のポラリスシッピングから事故の知らせを受けたのは1日午前11時6分(韓国時間)だ。韓国人船員8人が乗った船だが事故発生から12時間過ぎてようやく韓国政府の対応が始まった格好だ。
事故発生5分後の午後11時25分にステラデイジー号から遭難信号(EPIRB)が送信された。午後11時52分に事故海域に近いマーシャル諸島から「遭難信号を受信した」という通知を受けた海運会社は事故と結論を出した。だが、海運会社はこうした事実をすぐに海洋警察に通報しなかった。
海運会社側は2日午後に釜山(プサン)オフィスで開いた会見で「31日午後11時20分ごろにカカオトークを通じて船員から『船体が左に傾いている』という知らせを受けた。その後何度も連絡を試みたが届かなかった」と釈明した。海洋警察に通報したのは1日午前9時ごろと海洋警察と異なる主張をした。
1日午前11時6分に通報を受けた海洋警察は11時29分に外交部と海洋水産部などに関連事実を通知した。ステラデイジー号が沈没した可能性が大きいと判断し、午前11時44分に外交部を通じ事故海域周辺国であるブラジルとアルゼンチン、ウルグアイなどに捜索救助を要請した。
2日午後6時現在ステラデイジー号に乗っていた船員24人のうちフィリピン人船員2人だけが救助された。韓国人船員8人など残り22人の安否は確認できていない。
韓国人船員8人の中には韓進(ハンジン)海運で勤め会社の経営悪化で昨年8月にポラリスシッピングに転職したイ・ファンヨン1等機関士(46)が含まれている。会社を移って昨年8月に初めての航海に出て今回の事故に遭った。
行方不明の船員の家族は「海運会社側の遅い通報でゴールデンタイムを逃した」と主張した。
2017年4月2日、ウルグアイ近くの南大西洋海域で浸水し連絡が途絶えた韓国の貨物船「ステラデイジー号」の事故で、船社の韓国政府への報告の遅れや、韓国政府の不十分な対策が波紋を呼んでいる。韓国・釜山日報社などが伝えた。
3月31日の午後11時20分、鉄鉱石26万トンと船員24人を乗せて南大西洋の西南海域を航海していたステラデイジー号は、所有船社・ポラリスシッピングに向け無料通信アプリで「船が傾いている」という内容のメッセージを送ったという。その5分後、船社は非常用位置指示無線標識(EPIRB)も受信したとのこと。EPIRBは航海中のすべての船舶に受信され、翌4月1日午後11時22分に、救命ボートに乗ったフィリピン国籍の船員2人が救助された。
船社側は事故発生から12時間後の1日午前11時になって韓国外交部に報告。外交部はウルグアイとブラジルに飛行機での捜索を要請したが、領空問題などにより承認許可が遅れ、韓国時間の2日午後4時30分になってようやく現地での捜索活動が始まったという。これに対し、行方不明者家族らは「船社の中途半端な取り組みにより『捜索のゴールデンタイム』を逃がした」と怒りをあらわにしている。
船社側は2日午後1時、行方不明者の家族を対象に開いた状況報告会で、EPIRBを受信した3月31日午後11時25分に韓国海洋警察が最初に事故を認知したと発表した。しかし釜山日報社によると、海洋警察は朝鮮半島から離れた南大西洋から送られた遭難信号は基本的に受信できないと答えたという。これに対し海洋警察は、1日午前11時6分にマーシャル諸島と船社から事故の知らせを受け、外国捜索救助機関に協力を要請したと明らかにした。
このような船社と韓国海洋警察による責任転嫁は、約3年前に韓国で起きたセウォル号沈没事故とそっくりだという指摘が出ている。海外にいる韓国人船員らの保護責務がある海洋水産部と外交部、海洋警察は2日の時点で総合対策チームを作ることすらしておらず、行方不明者の家族に状況報告もできていない。なお、2日午後8時にポラリスシッピング釜山非常対策チームを訪問した釜山地方海洋水産庁のチョ・スンファン庁長は、「海洋水産部と協力し、できるだけのことをしたい」と発表している。
海運業界の関係者らは「ステラデイジー号はもともと、鉄鉱石を運搬する船ではなく大型油槽船(VLCC)。油槽船の規制強化を受けて改造したため、船自体に負担がかかった」と主張しているが、船社は「韓国船級の審査をすべてパスしており、問題はなかった」と応えている。
これを受け、ネットユーザーからは「結局、3年前にしろ今にしろ変わったことはないということか…」「今後も変わることはないだろう」「安全不感症の大韓民国。どれだけの船を失えば気付くかな」「なんでも『パリパリ(=早く早く)』の韓国なのに、なんで事故にはこんな調子なんだろう」と一連の対応の遅れを非難するコメントや、「船社の社長を逮捕しろ」「長官や国会議員が変わらない限り無理」と国や会社を非難するコメントが相次いで寄せられている。
その他、「家族はどんなに心配していることだろう」「どうか無事でありますように」と家族や船員を心配するコメント、「これなら朝鮮時代の方がまだマシ」と嘆くコメント、「災難対応システムがなってない。法制導入にむけて国会議員をしっかり働かせないと」と法の制定を求めるコメントもみられた。(翻訳・編集/松村)
韓国の大型鉱石運搬船(VLOC)が南大西洋で沈没した事故で、行方不明となっている22人の乗組員の捜索が3日にも続けられた。乗組員を無事救助できるのかどうか、懸念が高まっている。
マーシャル諸島船籍の貨物船「ステラデイジー」は先月31日、船体が2つに折れて沈没したとみられている。船からはこれまでに2人の乗組員が救助された。貨物船には韓国人8人、フィリピン人16人が乗っていた。
韓国政府筋が聯合通信に語ったところによると、捜索活動では、燃料や船の残骸、無人の救命ボートなどが見つかっている。
捜索に参加しているウルグアイ海軍のガストン・ファウンソロ広報官はロイター通信に対し、「時間の経過と共に、乗組員発見の可能性も低くなっている」と語った。
貨物船は、ウルグアイ沿岸から3700キロほど外海に出た場所で沈没したとみられている。
乗組員たちとは、貨物船を運営する「ポラリスシッピング」に31日に送られてきたメールを最後に、連絡が取れなくなっている。
船はブラジルから中国まで、26万トンの鉄鉱石を運んでいた。
ファウンソロ広報官は記者らに対し、船は船体が2つに折れた後、沈没したと語った
1日には、救命いかだに乗っていた2人のフィリピン人乗組員が救助された。2人はウルグアイ当局に対し、船に「水が入ってきて」おり、船体が壊れ始めていると船長が警告したと語った。
ステラデイジー号が遭難した理由は依然として分かっていない。ファウンソロ氏はAFP通信に対し、「航海が難しい天候ではなかった」と語った。
捜索活動にはブラジル、アルゼンチン両当局と、現場近くを航行中だったポラリスシッピング所有の商業船が加わっている。
韓国人の乗組員8人など24人の乗組員を乗せ、南大西洋を航海していた大型貨物船と、3月31日から連絡が取れなくなり、現在、フィリピン人乗組員2人が救助されましたが、残る22人の行方はわかっておらず、捜索が行われています。
この大型貨物船は、韓国人の乗組員8人を含む24人が乗り組み、ブラジルから鉄鉱石26万トンを積んで中国に向かっていたマーシャル諸島船籍の貨物船「ステラ・デイジー(Stella Daisy)号」で、外交部によりますと、貨物船から韓国の船会社への連絡が、3日31日から途絶えているということです。
「ステラ・デイジー号」は、全長311.89メートル、幅58メートル、最大積載量26万6141トンの大型鉱石運搬船です。
ブラジル政府は、韓国政府の捜索要請を受けて、4月1日、軍の航空機や救助用のヘリコプターを載せた駆逐艦1隻などを現場に向かわせました。
しかし、陸地から事故現場まではおよそ3000キロメートル離れているほか、波の高さが最大4メートルになっているため、駆逐艦が到着するのは4月4日頃になるものと予想されており、捜索が難航しているということです。
ジョホール州パシール・グダン港沖合で3日午後11時50分ごろ、貨物船2隻が衝突し、燃料油約300トンが流出した。
衝突現場はシンガポールのウビン島西側で、シンガポール船籍の貨物船「ワンハイ」とジブラルタル船籍の貨物船「APLデンバー」が衝突。「APLデンバー」の燃料油タンクが壊れ、油が流出したという。ジョホール州港湾局(JPA)が事故を発見し、シンガポール海事港湾庁(MPA)に通報した。両当局は即座に油の回収作業に入った。
油はシンガポール側のビーチにも到達。チャンギ・ビーチには大量の油が打ち寄せ、同国政府はこのビーチを閉鎖した。このほかパシール・リス・ビーチやプンゴル・ビーチにも油が到達したが、翌日には清掃が完了した。
現場一帯の油を完全に除去するには一週間はかかるとみられている。
by Cichen Shen
Rescued master reported as saying he rushed to jump off cargo carrier without warning his sleeping crew
NINE Vietnamese seafarers are listed as missing following a collision off Vietnam’s southern coast on Tuesday morning,
The 3,075 dwt Hai Thanh 26-BLC, a 2010-built general cargo carrier, sank about 44 nautical miles to the east of Vung Tau City in Ba Ria-Vung Tau province, according to local media, citing the Vietnam Maritime Search and Rescue Centre.
Two crew members were saved by a passing oil tanker.
The cargo carrier’s master, one of the rescued, was reported by local media as saying that the ship sank very quickly while the crew were still asleep, and that he rushed to jump off the ship without sounding the alarm.
Vietnamese maritime authorities suspect that the missing crew members might be still trapped inside the sunken vessel. Rescue teams were said to have been sent to the site.
Lloyd’s List is seeking comments from Vietnam Maritime Administration and VMSRC.
The other ship involved in the collision has yet to be identified.
Hai Thanh 26-BLC had been carrying a cargo of clinker from Hai Phong to Can Tho.
The vessel’s beneficial owner and commercial operator is BIDV Financial Leasing, a wholly owned subsidiary of state-owned Bank for Investment and Development of Vietnam, according to Lloyd’s List Intelligence.
「オ氏の手紙の中心内容は『2階貨物室の壁が布製シートになっており、相当な水が流入したと見ている』という内容だった。2階貨物室の壁は設計図上では鉄製になっていたが、実際には海水の流入を防止できない布製シートになっていたということだ。そのため、セウォル号が予想よりはるかに早く海の中に沈んだ可能性が提起されている。」
「2階貨物室の壁」がFreeboard Markよりも上なのか、下なのか、損傷時復元性計算(Damage Stability Calculation)で隔壁とみなされていたのかで
大きな問題となるであろう。隔壁は浸水した時に、海水の流入と止める、又は、遅らせるために要求される。海水が流入しない、又は、流入が遅ければ、
浮力があるので簡単には沈没しないと考えられる。
設計図では鋼鉄になっていたと言う事は隔壁は鋼鉄製でなければならなかったと言う可能性が高い。検査を受けた時には鋼鉄だったのか、それとも
図面上だけで鋼鉄になっていたのか?鋼鉄製であったが布製シートに変更されたのなら、造船所か、どこかの企業が関与しないと簡単には撤去できない。
事故前に中間検査を受けて合格していたそうだが、どんな検査だったのだろうか?
隔壁があると貨物を移動が出来ない、又は、貨物の移動が不便な場合、コストは掛かるが、スライドする可動隔壁を設ける船も多い。可動隔壁は
緊急の場合、自動及び手動で閉鎖できるようになっている。これにより海水が流入してもある区画(スペース)が可動隔壁により区切られるため
海水の流入が食い止められ、浮力を急激に失わないと考えらえる。
セウォル号事件や大統領逮捕はドラマではなく現実。その意味ではドラマに現実味があって面白いかもしれない。
セウォル号事件当時、操舵手だった故オ・ヨンソク氏の良心告白の手紙が2年4カ月ぶりに公開され、セウォル号沈没の原因が明らかになるかどうかに注目が集まっている。
29日、光州(クァンジュ)NCC(光州キリスト教連合)の代表であるチャン・ホングォン牧師はセウォル号の操舵手だったオ氏から送ってきた手紙を公開した。オ氏は事件当時、セウォル号の方向舵の操作を担当していた操舵手で、水難救助法違反で服役中だった2014年11月、船体の問題点を暴露した良心告白の手紙をある教会の牧師に送った。チャン・ホングォン牧師はこの日、メディアを通じてオ氏の手紙を初めて公開した。
オ氏の手紙の中心内容は「2階貨物室の壁が布製シートになっており、相当な水が流入したと見ている」という内容だった。2階貨物室の壁は設計図上では鉄製になっていたが、実際には海水の流入を防止できない布製シートになっていたということだ。そのため、セウォル号が予想よりはるかに早く海の中に沈んだ可能性が提起されている。
オ氏は「船が初めて傾いたのも問題だが、海水がどこから流入したのかを詳細に調べる部分があると思い、後ろに図面を添付する」とし、実際の断面図を描いて問題の部分を表示した。また、「図面上、どこに穴が開いているかを模型で示したので検察は知っているだろう」と付け加えた。一方、2年刑を言い渡されて服役していたオ氏は、肺がんの診断を受けて仮釈放された後、昨年4月に亡くなったことが分かった。
2014年4月に韓国南西部の珍島沖で沈没した旅客船セウォル号が、事故から1075日ぶりに水面上に完全に姿を現した。船体の至るところがさび付いているが、ほかの物体と衝突した痕は見当たらなかった。
海洋水産部(省に相当)によると、半潜水艇「ホワイトマリン」号に載せられたセウォル号は25日午後9時15分、水面上に完全に姿を見せた。船体の一部には傷があるものの、衝突の痕跡は肉眼では見えなかった。水に浸かっている部分にも特にへこみや穴などの痕は見当たらなかった。2機のスクリューも船体の後部に完全な形で残っていた。そのため、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などでささやかれていた「潜水艦の衝突による沈没説」や「暗礁にぶつかった説」は説得力を失った。木浦海洋大のシン・ホシク教授は「肉眼で見る限り船底には特にへこんだ痕が見当たらないため、事故当時、潜水艦などの物体がぶつかったという見方はできない」と述べた。
船体後方の下部に付いている方向舵は右側に曲がっていた。この状況は、検察・警察の合同捜査本部が発表した沈没の原因を裏付けるものだ。合同捜査本部は、セウォル号が右に旋回し、遠心力によって復原力を失って左側に急に傾いて沈没したとしていたが、方向舵が右に曲がった状態で発見されたということは右に旋回していたことを意味する。左側の船首部分には幅40-50センチ、長さ6-7メートルの傷が2か所あるが、海洋水産部と引き揚げ作業担当企業の上海サルベージによると、これは昨年、船体引き揚げの予備作業の段階で、ワイヤーで船体を持ち上げる際にできた傷だという。
郭来乾(クァク・レゴン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
26日午後1時半ごろ、唐津市呼子町の呼子港北約1・4キロの浅瀬で、セメントタンカー「第八祇園丸」(368トン、長さ46・5メートル)が座礁した。乗組員5人にけがはなく、積み荷のセメント約550トンや燃料油の流出はなかった。
唐津海上保安部によると、現場は臼島の東側で、船首の底が浅瀬に乗り上げて浸水したが、転覆などはなかった。タンカーは大分県の会社「隆永汽船」が所有し、北九州市の戸畑港を出港して長崎県上五島町へ向かっていた。
From(Maritime Connector.com) | |
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Ship Name: | BAO XIANG |
IMO: | 8889878 |
Type of ship: | GENERAL CARGO |
Flag: | BELIZE |
Gross tonnage: | 5404 tons |
Year of Built: | 1995 |
Builder: | MATEGATA SHIPBUILDING - IMABARI, JAPAN |
Class Society: | INTERMARITIME CERTIFICATION SERVICE |
Manager & Owner: | BAO XIANG SHIPPING - MARSHALL ISLANDS |
Former names |
YONG PENG until 2013 Mar BISHO MARU until 2010 Jun |
泉田洋平
16日午前4時35分ごろ、広島市南区の金輪島から北約200メートルの海上で、中国人船長ら9人乗りのベリーズ船籍の貨物船「BAO XIANG(バオシャン)」(1463トン)がカキ養殖いかだに乗り上げた。広島海上保安部によると、
いかだのロープなどがプロペラに絡まって航行不能になったが、同午前9時過ぎに取り外され、広島港に係留された。船は海田町を出港後、中国に向かう途中だったという。
(広島県)
午前4時半頃、広島湾の金輪島沖で中国へ向け出港した貨物船バオ・シャン号が、かき筏に乗り揚げた。ケガ人はいなかった。スクラップを積んで安芸郡海田町の港を出港直後の事故で、広島海上保安部は、船長らから見張りが十分だったか事情を聴いている。
中国に向かう貨物船がカキ筏に乗り揚げ 03/16/17(RCC 中国放送)
「午前4時35分ごろ、南区の広島港内、=金輪島の北側200メートルほどの海上で中国ヘ向かうベリーズ船籍の貨物船がカキ筏に乗り上げました。
・・・貨物船は広島港を出て10分ほどで乗り上げたということで海上保安部は、船長に話を聞くなどして事故の原因を調べています。」
広島港を出て10分ほどで乗り上げた(午前4時35分ごろ)となっているが、何時に離岸したのか?午前4時ごろに離岸したのか?
なぜ午前4時ごろに離岸するのか?もう少し待てば明るくなって視界も良くなる。離岸すると言う事は誰かが綱取りをしなければならない。
午前4時ごろに仕事を受ける会社があるのか?
カキ筏はレーダーに映るはずである。レーダーは問題なく動いていたのか?ウォッチでブリッジにいた船員はレーダーの扱いに精通していたのか?
レーダーの取り扱いに不慣れであれば、レーダーのマニュアルは本船にあったのか?もしマニュアルがあったとすればマニュアルは日本語、英語それとも中国語?
もし英語のマニュアルであれば、船員は英語が読める程度の能力はあったのか?
元内航船である外航船はISMコードに関して多くの不備がある船がほとんど。
ISMコードを理解しているPSC(外国船舶監督官)
が検査すれば問題をたくさん見つけるであろう。まあ、それが出来る監督官は少ないのが問題。
16日未明、広島港でカキ筏に貨物船が乗り上げる事故がありました。午前4時35分ごろ、南区の広島港内、=金輪島の北側200メートルほどの海上で中国ヘ向かうベリーズ船籍の貨物船がカキ筏に乗り上げました。 海上保安部によりますと、貨物船には中国人やベトナム人など9人が乗っていましたがケガ人はいないということです。貨物船は広島港を出て10分ほどで乗り上げたということで海上保安部は、船長に話を聞くなどして事故の原因を調べています。
「14年11月に響灘南1号岸壁(若松区)にカンボジア船籍の貨物船がぶつかり、積み下ろしスペースに直径20メートルの陥没が生じた事故について、市は昨年12月、中国の船主や保険会社などを相手取り、損害賠償額約1億円を請求する訴訟を地裁小倉支部で起こしている。」
カンボジア船籍の貨物船のケースは諦めた方が良い。損害賠償が1億円なら会社と船を放棄する方が安上がり。
問題が起きて自分に被害が出るまで カンボジア籍船問題を放置するからこうなる。自業自得!
北九州市は カンボジア籍船問題を理解さえしていないかもしれない。だからこうなると
言うことかもしれない。
台湾船籍のコンテナ船が2014年10月に北九州港太刀浦第1コンテナターミナル(門司区)のクレーンに衝突し、損傷させた事故について、北九州市は13日、市議会常任委員会で、台湾の船会社に損害賠償を求めた訴訟の和解が地裁小倉支部で成立したと報告した。和解金4000万円は既に支払われ、市は復旧工事費や訴訟費用などの損失を全額回収した。
一方、14年11月に響灘南1号岸壁(若松区)にカンボジア船籍の貨物船がぶつかり、積み下ろしスペースに直径20メートルの陥没が生じた事故について、市は昨年12月、中国の船主や保険会社などを相手取り、損害賠償額約1億円を請求する訴訟を地裁小倉支部で起こしている。【比嘉洋】
〔北九州版〕
9日午前0時ごろ、高松市の男木島の東約5・8キロの瀬戸内海で、パナマ船籍のケミカルタンカー「KEOYOUNG DREAM 1」(2823トン、13人乗り組み)と、広島県呉市の貨物船「広栄丸(こうえいまる)」(199トン、4人乗り組み)が衝突した。けが人はなく、化学物質や油などの流出もなかった。
高松海上保安部によると、タンカーの右舷側前方部分と貨物船の左舷側中央部分が衝突。タンカーは中国・南京から神戸港へ向け航行中で、貨物船は愛媛県西条市壬生川から堺市へ向かっていた。タンカーには引火性の液体など計約1700トンが積載されていた。
同保安部は、両船の見張りが不十分だったことが衝突の原因とみて、業務上過失往来危険の疑いで調べている。
From(Maritime Connector.com) | |
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Ship Name: | AIWA MARU |
IMO: | 9495741 |
Type of ship: | OIL/CHEMICAL TANKER |
Flag: | JAPAN |
Gross tonnage: | 491 tons |
Year of Built: | 2008 |
Builder: | HONGAWARA SHIPBUILDING - FUKUYAMA, JAPAN |
Manager & Owner: | TAIHO SHIPPING - OSAKA, JAPAN |
【鳥羽】鳥羽市国崎町の鎧崎灯台の東四百メートル沖で座礁した大豊運輸(大阪市淀川区)のケミカルタンカー「愛和丸」(四百九十一トン)は一日午後九時五十分ごろ、志摩市阿児町安乗の沖合九キロをえい航中に沈没した。 鳥羽海上保安部は二日午前七時前、沈没したタンカーの周囲に油が流出しているのを確認し、気化させるための拡散作業にあたった。生態系や漁業への影響はないとしている。 海保によると、愛和丸は一日午前零時五分ごろ、 岩礁に乗り上げ、海保のタグボートで現場から離脱させたが、えい航中に船が傾き、午後九時五十分ごろ、沈没した。乗組員五人にけが人はなく、積んでいたカセイソーダ(水酸化ナトリウム)の流出も二日現在、確認されていない。 油の流出は、二日午前六時五十分ごろ、ヘリで上空から確認。船の周囲に最大幅約五十メートルの油が浮いていた。放水や船を航行させるなどして、拡散させているという。 この日、沈没事故を受け、同社の役員が地元の漁協を訪問し、 「漁業関係者や地元の人たちに多大なご迷惑と心配をおかけし申し訳ありませんでした。今後、責任ある対応に努めたい」と謝罪。事故原因について「詳しくは判明していない」とした上で「二等航海士が鎧崎灯台とブイを見間違えたとの報告があった」と説明した。 同社と海保は三日以降、船の損傷状況を考慮した上で、船の引き揚げや油の抜き取りなどの対応するとしている。
一日午前零時五分ごろ、三重県鳥羽市国崎町の鎧埼(よろいざき)灯台の東四百メートル沖で、大豊運輸(大阪市淀川区)所有のケミカルタンカー「愛和(あいわ)丸」=四九一トン、全長六十一メートル=から、岩礁に乗り上げたと第四管区海上保安本部に通報があった。鳥羽海上保安部によると、タンカーはタグボートでえい航されたが、沖合九キロで船尾が沈み始め、午後九時五十分ごろ、沈没が確認された。一帯の水深は約五十メートル。
鳥羽市国崎くざき町の鎧埼よろいざき灯台沖で座礁したケミカルタンカー「愛和丸」(491トン)は1日夜、えい航中に約9キロ沖合で沈没した。鳥羽海上保安部の発表によると、2日朝、同船から燃料油が流出し長さ約200メートル、幅約50メートルの帯状に広がっているのを確認。油の拡散作業を行った。積み荷のカセイソーダの流出は確認されていない。
鈴木英敬知事は同日、記者会見で「現場付近の漁業への影響が懸念される。所有者には船体の引き揚げを求めたい」と述べた。
愛和丸を所有する「大豊運輸」(大阪市淀川区)の担当者は取材に対し、「灯台の明かりをブイの明かりと見間違え、陸地に近づきすぎたようだと船長から聞いている」と話した。
座礁現場近くでイセエビ漁の網を張る鳥羽磯部漁協国崎支所の奥田文吉理事(67)は、「沖合にえい航され、流出した油の量も少なく、漁業には影響はないはず」と胸をなでおろしていた。座礁地点は暗礁が多く、潮流も速い。沈没した漁船もあり、海女漁はほとんど行われないという。
現場近くでは2006年、禁漁区の海岸付近で小型タンカーが沈没し重油が流出。漁師や海女らはほぼ1か月休漁し、吸着マットで重油の除去作業にあたったという。
1日午前0時5分ごろ、三重県鳥羽市国崎町の鎧埼灯台の東400メートル沖で、大豊運輸(大阪市淀川区)所有のケミカルタンカー「愛和丸」=491トン、全長61メートル=から、岩礁に乗り上げたと第四管区海上保安本部に通報があった。鳥羽海上保安部によると、けが人はなく、油や積み荷のカセイソーダ(水酸化ナトリウム)の流出はないという。
機関室で浸水が確認されたため、鳥羽海保が乗組員5人を救出。機関室の区画を閉鎖して浸水を止めており船体は安定している。カセイソーダ740立方メートルを積載し、山口県から名古屋市に向け航行していた。
事故当時は風速6メートル、波高0・5メートルと荒天ではなく、事故原因を調べている。カセイソーダは人体に触れるとやけどを起こす。
(中日新聞)
三重県鳥羽市の海で、化学物質の「カセイソーダ」を積んだタンカーが座礁しましたが、乗組員は全員救出されて無事でした。今のところ、カセイソーダや油の流出は確認されていないということですが、海上保安部は、近くを航行する船に注意を呼びかけています。
1日午前0時ごろ、三重県鳥羽市の鎧崎灯台からおよそ400メートルの海で、大阪の海運会社が所有するタンカー「愛和丸」491トンが座礁しました。
鳥羽海上保安部によりますと、タンカーは化学物質のカセイソーダを積んで山口県から名古屋市に向かう途中で、乗組員5人がいましたが、全員救助されて無事だということです。
カセイソーダは、石油の精製などに使われる強いアルカリ性の物質で、水に溶かすと激しく反応して大量の熱を発生し、濃度が高いものは法律で劇物に指定されています。今のところ、直ちに船が沈むおそれはなく、カセイソーダや油の流出も確認されていないということです。
海上保安部は、近くを航行する船に注意するよう呼びかけるとともに、タンカーを安全に移動する方法を検討しています。
19日午後0時5分ごろ、千葉県九十九里沖を航行していた作業船・第11光運丸(3人乗船)と連絡がとれないと、船を所有する海運会社「二光商運」(東京都)から118番通報があった。午後2時過ぎに海上保安庁のヘリコプターが転覆した船につかまっていた1人を救助、残る2人の捜索を続けている。
銚子海上保安部によると、救助されたのは甲板員の鈴木淳一さん(48)=横浜市鶴見区。千葉県内の病院に搬送された。衰弱しているが会話はできるという。船長の桜井肇さん(65)=静岡市清水区=、甲板員の及川三男さん(58)=宮城県南三陸町=の行方が分かっていない。
船は台船を引航し、18日午後2時ごろに福島県いわき市の小名浜港を出発し、東京湾に向かっていた。19日午前9時半ごろ「かじの調子が悪い」と会社に伝えた後、連絡がとれなくなった。転覆船が見つかったのは千葉県銚子市の犬吠埼灯台から南に約30キロメートルの海上。19日の日没後も、海上保安庁の航空機と銚子海保の巡視船艇3隻が捜索を続けた。
「機関室や貨物室などに海水が流入」と書かれているし、右舷のデッキが部分的に海水面より沈んでいるように見える。
もうスクラップではないのか?一か月近くも機関室に海水が入っていれば、ポンプや主機は使えないであろう。発電機は機関室の上にあるはずだから使えると思う。
TONG DA (EX-DONG KUN 6) (IMO: 8649993)は中国で建造されまともな検査会社が検査していない。たぶん、作りが雑なので水密にも問題があるかもしれない。
腐食や腐食の広がりも早いだろうから元に近い状態にするのは難しいし、コストがかかるのではないのか?中国建造だから、日本の業者は中国製機器には不慣れなので、
修理に時間がかかり高くつくのではないのか?
今後のニュースを待つしかない。
1月、芦屋町の沖合で荷崩れを起こして浅瀬に座礁したままになっていたフィジー船籍の貨物船が、1か月あまりたった16日未明、作業船に曳航され北九州市の港に入港しました。
海上保安部は船体の状況などを調べることにしています。
1月11日、芦屋町の沖合を航行していたフィジー船籍の貨物船「TONGDA」、2994トンは4100トンあまりの塩を積んで中国から青森県八戸港に向かっていましたが、荷崩れを起こしてそのまま浅瀬に乗り上げて座礁しました。
外国人の乗組員にけがはありませんでした。
事故のあと、貨物船が加入する保険代理店が撤去業者を決めるのに時間がかかったことなどから貨物船はおよそ1か月たっても現場に取り残されたままになっていましたが、先月末、業者が決まり15日撤去作業が始まりました。
貨物船は船内に海水が流入してたため、海水が抜かれたあと作業船に曳航され16日午前0時半ごろ北九州市若松区の港に入校しました。
海上保安部によりますと船体は1か月あまり海水や砂に入っていたため、一部汚れのようなものが付着し、変色しているということです。
船内に海水が流入するなど船体に損傷が見られるということで海上保安部は船体の状況などを調べることにしています。
海洋警察が今年に入って初めて機関銃を使って韓国の海域で不法操業していた中国漁船を退去措置した。
国民安全処の木浦(モクポ)海洋警備安全処は16日午後9時5分ごろ、全羅南道(チョンラナムド)木浦市の可居島(カゴド)南西74キロメートル(漁業協定線の内側25キロメートル)海上で不法操業を行っていた中国の漁船約30隻を検問したと17日、明らかにした。
海洋警察によると、中国漁船は船体の両側に鉄格子や金網を設置して検問を妨害した。午後10時17分ごろ、西海(ソヘ、黄海)業管理団所属の漁業指導船が漁船1隻を拿捕すると、周辺の中国漁船約40隻が合流して海洋警察警備艦に突き進むなど猛烈に抵抗した。
警備艦は数回の警告放送をした後、午後11時15分ごろ可居島南西56キロメートルの海上でM-60機関銃で900発を射撃した。海洋警察が機関銃を撃つと、中国漁船は抵抗を止めて漁業協定線の外に逃走した。海洋警察は中国海上警察局に集団暴力や抵抗の事実を通知して再発防止などの措置を求めた。
海洋警察の関係者は「韓国の海域で不法操業して取り締まりに抵抗する中国漁船は、機関銃を撃って強硬に取り締まる方針」とし、「海洋水産部、海軍など関連機関とも緊密な協力関係を維持していく」と伝えた。
一方、海洋警察は昨年11月、機関銃のマニュアルを発表してから、20回にわたって3000発を射撃し、暴力行為など抵抗する中国の不法総漁船に対応した。
14日、玉野市の井島で神戸市の海運会社が所有する貨物船が座礁して船体の一部が浸水しました。
けが人はなくオイル漏れなどはありませんが海上保安部は船長から事情を聴くなどして座礁の原因を調べています。
14日午前10時30分ごろ玉野市の井島に船が乗り上げているようだと香川県にある第6管区海上保安本部の管制センターから玉野海上保安部に連絡がありました。
海上保安部によりますと神戸市の海運会社「明和海運」が所有する貨物船「昭洋丸」199トンが井島近くの浅瀬に座礁し沈没を避けるため井島の砂浜に乗り上げたということです。
昭洋丸の船首には亀裂が入り、船内の一部も浸水しましたが、けが人はなく、オイル漏れもないということです。
貨物船には船長1人と3人の乗組員のあわせて4人が乗っていてサルベージ船にえい航してもらう予定だということです海上保安部によりますと、貨物船は兵庫県姫路市の広畑港を出港し福岡県北九州市の小倉港で積み荷の鉄製コイルを降ろす予定だったということです。
事故当時、玉野市の沿岸部には注意報などは出されておらず、海上は穏やかだったということで海上保安部は、船長から事情を聴くなどして、座礁の原因を調べています。
From(Maritime Connector.com) | |
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Ship Name: | SAGAN |
IMO: | 9184043 |
Type of ship: | OIL/CHEMICAL TANKER |
Flag: | PANAMA |
Gross tonnage: | 5404 tons |
Year of Built: | 1999 |
Builder: | TACHIBANA SHIPBUILDING & ENGINEERING - ANAN, JAPAN |
Class Society: | NIPPON KAIJI KYOKAI |
Manager & Owner: | OCEAN GROW INTERNATIONAL SHIPMANAGEMENT - KAOHSIUNG, TAIWAN |
Former names | JEMBAWATI until 2012 Oct |
「第10管区海上保安本部によりますと、タンカーは台湾から韓国へ向かっていた今月2日からエンジンに故障が頻発し、6日以降は航行不能になったということです。
そして、船会社に救援要請を行ったものの、6日間に渡って漂流を続け、諏訪之瀬島に座礁したということです。」
船を所有する会社は財政的に困っているのか?エンジントラブルが解決しなければ、座礁、船の損傷そして油漏れは想定できること。しかし、救援要請を無視したと言う事は
諏訪之瀬島に船は放置されるのだろうか?
諏訪之瀬島の沿岸にタンカーが乗り上げた事故で、このタンカーはエンジンの故障で6日間に渡って漂流したあとで座礁したことが14日、わかりました。
パナマ船籍のタンカー「SAGAN」は今月11日、十島村・諏訪之瀬島の沿岸に座礁し、乗組員のミャンマー人ら18人が救助されました。
第10管区海上保安本部によりますと、タンカーは台湾から韓国へ向かっていた今月2日からエンジンに故障が頻発し、6日以降は航行不能になったということです。
そして、船会社に救援要請を行ったものの、6日間に渡って漂流を続け、諏訪之瀬島に座礁したということです。
なお、タンカーから流出する油の量は、13日よりも少なくなっているということです。
第10管区海上保安本部は14日、鹿児島県・諏訪之瀬島で11日にパナマ船籍のタンカー「サガン」(5404トン)が座礁したのは、エンジンが故障したため波で陸地に打ち寄せられたのが原因とみられると発表した。
海保が乗組員に行った事情聴取などによると、タンカーは1日に台湾を出港し韓国へ向かっていたが、2日からエンジンに不具合が生じるようになった。乗組員はエンジンを修理しながら航行し続けたが、6日には諏訪之瀬島の北西約370キロで完全に停止。タンカーはその後、漂流した。
タンカーは11日早朝、同島の南西部に座礁。乗っていたミャンマー人17人と台湾人1人は、全員救助され無事だった。タンカーは燃料油など計約258キロリットルを積んで出港しており、同島付近の海上に油が流出した。
11日午前6時半頃、鹿児島県十島村・諏訪之瀬島沖で、パナマ船籍のタンカー「SAGAN」(約5400トン、乗組員18人)の遭難信号を海上保安庁が受信した。
第10管区海上保安本部(鹿児島市)の巡視船などが現場に急行し、乗組員5人を救助した。乗組員にけがはない。
10管によると、タンカーは島の南西側沿岸に座礁している。積み荷はなく、燃料が漏れているとみられるという。
11日、鹿児島県トカラ列島の諏訪之瀬島の沿岸で座礁したタンカーは浅瀬に乗り上げる直前、横方向に流されていたことがわかりました。第10管区海上保安本部は、何らかの原因でエンジンが止まり漂流中に座礁したとみて調べることにしています。
11日、鹿児島県トカラ列島の諏訪之瀬島の沿岸で、パナマ船籍のタンカー「SAGAN」、5404トンが浅瀬に乗り上げて座礁し、外国人の乗組員18人は全員、救助されました。
第10管区海上保安本部が事故直前のタンカーの動きを詳しく調べた結果、船は横方向に流されるように東寄りに進みながら、浅瀬に近づいていたことがわかったということです。
海上保安本部は、何らかの原因でエンジンが止まったまま漂流したことが座礁につながったとみて、今後、船体を調査するとともに、乗組員からも話を聞いて当時の状況を調べることにしています。
Svilen Petrov
The product tanker Sagan ran aground in East China Sea on the western coast of Suwanosejima island in rough weather. The vessel was carrying fuel from Taiwan to Japan, but during passage of Nakanoshima Channel the strong winds and heavy seas caused drifting outside the fairway and grounding into the rocky shallow of western Japanese waters. The vessel hardly stuck the rocks, suffering breaches of the cargo tanks and water ingress. The accident was reported to the local authorities and was requested immediate evacuation of the 18 crew because of the danger from capsizing. All the seamen on board of the product tanker Sagan were airlifted by Coast Guard helicopter and transported to the shore, as some of them had injuries. The oil leaked from the troubled vessel, but rough sea and bad weather make the salvage operations complicated and dangerous.
The local authorities are monitoring the ship’s wreck and oil spot very carefully. According to preliminary information, the leak is growing and strong winds and current worsen the situation. The investigation for the root cause of the accident is under way.
The product tanker Sagan (IMO: 9184043) has overall length of 107.90 m, moulded beam of 19.22 m and maximum draft of 5.20 m. The deadweight of the vessel is 6,685 DWT and the gross tonnage is 5,404 GRT. The ship was built in 1999 by Tachibana Shipbuilding and Engineering in Anan, Japan. The owner and manager of the product tanker Sagan is the Taiwanese company Ocean Grow International Shipmanagement.
11日午前、鹿児島県トカラ列島の諏訪之瀬島の沿岸で、タンカーが浅瀬に乗り上げて座礁しました。タンカーには乗組員18人が乗っているということで海上保安本部が救助にあたるとともに、船体からの油漏れの状況を詳しく調べています。
第10管区海上保安本部によりますと、きょう午前6時半ごろ鹿児島県トカラ列島の諏訪之瀬島の沖で、パナマ船籍のタンカー「SAGAN」5404トンから遭難信号を受信しました。
海上保安本部が航空機を向かわせた結果、諏訪之瀬島の南西側の沿岸で座礁しているタンカーを確認したということです。
タンカーには18人の乗組員が乗っていて今のところけが人などの情報は入っていないということです。海上保安本部がヘリコプターで乗組員の救助にあたっています。
また、タンカーからは油が流出しているということで、海上保安本部が詳しい状況を調べています。
住民「海保のヘリが乗組員救助中」
諏訪之瀬島で民宿を営んでいる山木保さんは「タンカーは島の西側の浅瀬に乗り上げていて、周りには油が漏れています。海上保安本部のヘリコプターが乗組員を救助しています。現場は大きな混乱はありませんが、北西の風が強く海は荒れています」と話していました。
青森県の漁協に所属する4人が乗ったイカ釣り漁船と9日から連絡が取れなくなり、海上保安部が捜索したところ、10日午後、青森県の沖合で船が転覆しているのが見つかりました。海上保安部は、連絡がとれなくなっている漁船かどうか調べることにしています。
第2管区海上保安本部によりますと、青森県八戸市の八戸みなと漁業協同組合に所属するイカ釣り漁船「第七十八正栄丸」(19トン)が、9日午後4時ごろ、秋田県男鹿市の沖合を航行中に、連絡を取ったのを最後に連絡が取れなくなりました。
海上保安部が、航空機で捜索したところ、10日午後2時前、青森県大間町の沖合およそ7キロの海上で、船が転覆しているのが見つかりました。海上保安部は、現場の海域に巡視船を向かわせて、連絡が取れなくなっている漁船かどうか調べることにしています。
八戸みなと漁業協同組合によりますと、第七十八正栄丸は、9日午前9時に山形県の酒田港を出港し、八戸港に向かっていたということです。
第七十八正栄丸には、いずれも青森県八戸市に住む榊俊宏さん(53)と河村憲之さん(45)、それに、いずれもインドネシア国籍で石川県輪島市に住むハリス・クリスティアントさん(24)と、ムハマド・レストゥ・ディオ・インタン・スヘルランさん(21)の合わせて4人が乗っているということです。
第2管区海上保安本部(塩釜)によると、10日午前8時半ごろ、青森県八戸市の八戸みなと漁協から、所属する漁船「第78正栄丸」(19トン、4人乗り組み)と連絡が取れなくなったと通報があった。9日午後4時ごろ秋田県男鹿市沖で連絡を取ったのが最後で、海保が巡視船や航空機などで捜索を始めた。
海保によると、漁船には榊俊宏船長ら日本人2人とインドネシア人2人が乗っている。10日昼ごろ八戸港に戻る予定だったという。
秋田地方気象台によると、秋田県沖では風が強まる恐れがあるとして、9日午後5時40分に海上強風警報が出ていた。
(共同)
釜石市浜町の浜幸水産(浜川幸雄社長)の遠洋マグロ漁船第18欣栄丸(畠山幸男漁労長、409トン)は、操業中のペルー沖で火災を起こした漁船の乗組員22人を無事救助した。普段漁を競うライバルも、いざというときは助け合うのが漁師。畠山漁労長(59)は6日、衛星船舶電話による岩手日報社の取材に対し「またSOSが来たら、もちろん助けに行く」と断言した。
同社などによると、操業中の欣栄丸は3日午前3時(日本時間同午後7時)ごろ、富山県入善町の博洋漁業の遠洋マグロ漁船第8博洋丸(及川悦穂漁労長、379トン)から「出火し消火活動中」と無線連絡を受けた。
全速力で約8キロ離れた現場に到着。最初は煙が出ている程度だったが、しばらくすると艦橋の後方から一気に炎が上がった。火の回りは早かったが乗組員は素早く救命ボートで逃げ、欣栄丸は連絡の約1時間後に日本人4人を含む乗組員22人全員を救助。けがや衰弱した様子はなく、飲み物などを与えた。
畠山漁労長は「救命ボートと火災船の距離が近く、炎に勢いがあったので危険を感じた。全員が無事だったことが何よりだ」と胸をなで下ろした。
By: David B. Larter
The forward-deployed cruiser Antietam ran aground Tuesday off the coast of Japan near its home port of Yokosuka, according to two Navy officials familiar with the incident.
The ship grounded after anchoring out in high winds, officials said. When the crew noticed the ship was dragging its anchor, Antietam got back underway. Shortly after, the crew felt the ship shudder and lose all pitch control in both propellers. The grounding caused the ship to dump about 1,100 gallons of oil into the water. Nobody was injured in the incident.
The Navy notified Japanese government of the oil spill and is taking steps to clean up, officials said.
The ship was towed back into port after the grounding, officials said. The ship is commanded by Capt. Joseph Carrigan, according to the ship's website.
This is a breaking news story.
電気推進式の「みやじま丸」とは違うと言う事は運航及び維持管理を考えると電気推進式船はそれほどメリットがないと言う事の証明でしょうか?
CFRP(炭素繊維強化プラスチック)製プロペラ以外は変わったフェリーではないようだが、なぜ、エンジントラブルが発生したのか?
新設計のエンジンを搭載していたのか?
宮島航路に3代目「ななうら丸」就航 11/19/16(ちょっと港へ行ってきます!)
『スーパーエコシップ』と呼ばれる「みやじま丸」のような電気推進式ではありませんが、
1.両頭型フェリーでの可変ピッチプロペラを採用
2.旅客船でのCFRP(炭素繊維強化プラスチック)製プロペラを採用
3.フェリーで金属材でのエンジン台座を採用
といった3つの「日本初」な技術を採用しているそうです。
ちなみに、建造は内海造船 瀬戸田工場です。
◇エンジン故障 乗客89人 別船で搬送
30日午後4時10分頃、廿日市市の宮島沖を航行中だった宮島発宮島口行きのJR西日本宮島フェリーの「ななうら丸」(全長37・5メートル、275トン)のエンジンにトラブルがあったと、同社から、広島海上保安部に通報があった。
同保安部などによると、接岸時などに微妙な操作ができない状態になったといい、安全のため、宮島の北東沖約1・6キロまで移動させ、アンカーを下ろして停船。フェリーには乗客89人がおり、同社が手配した別の船に乗り換えて宮島口まで搬送。午後5時50分頃までに搬送を終えた。けが人はなかった。
このフェリーは昨年11月から運航を始めたばかりで定員は800人。30日夜、記者会見した同社の今津時宏社長は「新造船でトラブルは想定できず、誠に申し訳ない。(同様の事案が)二度と起きないようにしたい」と謝罪した。31日は別のフェリー1隻のみで30分間隔で運航する。
30日午後4時10分ごろ、JR西日本宮島フェリー(広島県廿日市市)から「エンジンの調子が悪く、運転できなくなった」と118番通報があった。広島海上保安部によると、宮島発宮島口行きのフェリー「ななうら丸」(268トン)のエンジンが運航途中に動かなくなった。フェリーは海流に流され、宮島の北東沖約1・6キロに停泊。船内には当時、乗客約90人がおり、同社はチャーターした船で午後6時ごろまでに宮島口に乗客を送った。けが人はいなかった。
同社によると、ななうら丸は昨年11月に就航したばかりだった。
30日午前7時30分ごろ、苫小牧港・西港中央南埠頭(ふとう)1号岸壁=苫小牧市真砂町=で、えい船会社苫港サービス(本社苫小牧)が所有する作業船「ふじ丸」(13トン)が転覆、沈没した。
乗員2人のうち、苫小牧市、船長(74)は苫小牧海上保安署などが捜索、救助したが搬送先の病院で死亡が確認された。同市、乗組員(74)は近くにいた別の船に救い出され無事だった。
苫港サービスによると、ふじ丸は、飼料を積んで入港した貨物船「SWIFTNES」(2万2468トン)のロープを岸壁に係留する作業中、ロープが船のスクリューに絡まり、引きずり込まれるように沈んだという。
同海保や市消防本部などは民間のダイバーを投入し、一時行方不明となった船長の捜索に当たり、約2時間後、海面から10メートル下に沈む船に取り残されているのを発見した。同海保が詳しい事故原因を調べている。
30日朝、苫小牧港で大型貨物船を係留するための作業にあたっていた小型船が転覆し、乗っていた男性2人が海に投げ出され、救助されましたが、このうち74歳の男性が死亡しました。
30日午前7時半すぎ、苫小牧港で作業船「ふじ丸」13トンが転覆したと苫小牧海上保安署に通報がありました。
苫小牧海上保安署によりますと、「ふじ丸」には男性2人が乗って、大型貨物船を港に係留させるためにロープを貨物船から岸壁まで運ぶ作業にあたっていましたが、2人とも海に投げ出されたということです。
このうち74歳の乗組員は近くにいた別の作業船に救助され、けがもなく無事でしたが、船長の田中正治さん(74歳)の行方がわからなくなったため、警察のダイバーなどが捜索にあたりました。
その結果、田中さんが海底に沈んでいるのが見つかり、病院に搬送されて手当てを受けましたが死亡が確認されました。
近くの岸壁で釣りをしていて作業船が転覆するのを見たという60代の男性は、「大型貨物船が港に係留されたあとに貨物船から離れる際に船尾が何かに引っかかっていたのか、船首が上がって、15秒ほどで転覆してしまった。厳しい寒さの中なのでこれは大変なことだと思った」と話していました。
海上保安署などで事故の原因を詳しく調べています。
30日午後2時40分ごろ、岡山県笠岡市港町の沖合約50メートルの福山港内で、埋め立て工事をしていた作業船「新洋」(全長50メートル、幅30メートル)から出火し、同日夜まで消火活動が続いた。福山海上保安署によると、船には乗員9人と現場監督官2人の計11人がおり、別の小型作業船で避難したが、乗員の福岡市の男性(68)が顔にやけどを負った。
同署によると、同日午後2時50分ごろ、現場監督官の1人から「煙が出ている」と通報があった。乗員らが消火を試みたが火の勢いが衰えず、同署の巡視艇や西隣の広島県・福山地区消防組合の消防艇など計4艇が出動。海上から放水して消火にあたったが、燃料の重油に引火するなどして消火活動が長引き、約6時間後にほぼ消し止めた。
同署によると、現場で「新洋」は砂を海中に投入する作業をしていたといい、出火原因を調べる。【真下信幸】
30日午後、岡山県笠岡市の港で、埋め立て作業をしていた船で火事があり、火は6時間近くたった午後8時半すぎに消し止められました。海上保安署によりますと、乗組員など11人のうち、1人が軽いやけどをしました。
30日午後3時前、岡山県笠岡市の福山港で、「作業船から黒煙が出ている」と乗組員から福山海上保安署に通報がありました。
海上保安署によりますと、火事が起きたのは埋め立て用の土砂を海に投入するための船「新洋」で、乗組員など11人は全員避難し、このうち68歳の乗組員の男性1人が、顔に軽いやけどをしました。
船は全長が50メートル、幅が30メートルあり、6時間近くにわたって燃え続けましたが、消防艇が海上から放水するなど消火活動を続けた結果、午後8時半すぎに消し止められました。
現場は製鉄所などがある港の埋め立て工事が行われているところで、消防などが火事の原因を調べています。
青森県むつ市などによると、同市関根の沖合で、エンジン故障とみられるトラブルで底建網漁の操業海域に侵入した香港船籍の貨物船「AMP Crystal」(6981トン)は25日正午ごろ、航行を再開し現場海域を離れた。長時間の航行は難しい状態のため、その後第1管区海上保安本部の巡視船が函館方面にえい航した。
One crewman died and six have been reported as missing following the sinking of two cargo vessels off the Philippines on Tuesday, January 17, the Philippine Coast Guard (PCG) reports.
The first vessel, M/V Virgina 1, was en route to Roxas, Palawan from Delpan Pier, Binondo, Manila with eleven crew onboard, when it sank after catching fire in the waters southwest of Caballo Island, approximately eight nautical miles from Fortune Island, Nasugbu, Batangas on January 17, 2017.
Investigation to the survivors including the master of the vessel revealed that on January 17 at 1 AM local time, one of the crew suddenly noticed a fire coming from the purser’s cabin which is adjacent to the smoke stack of the vessel. All the crew tried to combat the fire but were unsuccessful. It continuously spread on the main deck and reached the mid-ship of the vessel where combustible cargoes were stored, PCG said.
The master ordered the crew to abandon ship at 2 AM local time. Six crew boarded a life raft while five others were able to board a life boat.
At 3 AM, the lifeboat with 5 survivors capsized due to strong winds and big waves. They managed to cling to the boat, however, one of them, identified as Sonny Ruado, died due to severe exhaustion at 6 AM, PCG said. At 7 AM, the survivors decided to leave the dead body of Ruado with an empty plastic container tied around his body to serve as floater at vicinity waters 12 nm away from Corregidor Island.
At 9:15 AM, they were rescued by a passing fisherman in waters between La monja and Fortune Island.
At 2:30 PM, CGSS Nasugbu informed CGS BATAAN that one of the crew, Angelo Gambol, a Quarter Master, was rescued by a fisherman at Bogiw Island, near Brgy Papaya, Nasugbu Batangas.
According to Gambol, immediately after the skipper ordered the ship to be abandoned, the crew were divided into two groups. Gambol together with five other crew proceeded to the forecastle deck and lowered the life raft. He was accidentally left behind as he slipped out when it was his turn to board the raft. The remaining five men on the life raft are still missing.
The second cargo vessel, M/V Meridian Tres, was reported sinking at the vicinity of Sto Niño Dive Site, Bohol around 9:25 PM local time, January 17.
M/V Lorcon Iloilo reported the incident to Coast Guard Sub Sub-station Hilongos.
As of 9:45 pm, a total of twenty-eight crew were rescued and one was still missing. The missing person was later identified as Benjamen Orola, the Chief Operator 2 of the vessel.
Investigation revealed M/V Meridian Tres departed Cebu City port enroute to Tacloban City with 29 crew onboard including the captain of the vessel while navigating at Sto Niño Dive Site, Bohol, the vessel was battered by strong winds and big waves prevailing in the area causing the stock pile of one hundred twenty six units of twenty footer container vans and five units of ten footer container vans of assorted goods to collapse and the port side of the said vessel listed 40 degrees.
Around 10 PM local time, the vessel submerged at the vicinity near Sto Niño Dive Site, Bohol.
Coast Guard team advised all vessels transiting in the area to be on look-out of the missing man and render necessary assistance and report to the nearest Coast Guard Station if sighted.
M/V Meridian Tres is a cargo vessel skippered by Capt Napoleon Emphasis, owned and operated by Meridian Cargoes Forwarder Incorporation.
From(Maritime Connector.com) | |
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Ship Name: | FLUVIUS TAMAR (EX-ABIS ALBUFEIRA) |
IMO: | 9501708 |
Type of ship: | GENERAL CARGO |
Flag: | NETHERLANDS |
Gross tonnage: | 6558 tons |
Year of Built: | 2009 |
Builder: | SHIPKITS - GRONINGEN, NETHERLANDS |
Class Society: | LLOYD´S SHIPPING REGISTER |
Manager & Owner: | ABIS SHIPPING - HARLINGEN, NETHERLANDS |
M/V Fluvius Tamar (ex-Abis Albufeira). Photo: MarineTraffic.com/Arno Brugmann
The UK Coastguard coordinated an extensive search and rescue effort overnight after a 90-meter cargo ship sank in the North Sea approximately 35 nautical miles northeast of Ramsgate, England.
All seven crew members were rescued safely after abandoning ship in the dark.
France’s Préfet Maritime reported that the Barbados-flagged M/V Fluvius Tamar sank at about 1 a.m. in British waters north of Dunkirk. The vessel lies at a depth of about 40 meters.
Steve Carson, UK Coastguard Duty Commander, provided some more details on the incident: “Following a MAYDAY broadcast from the sinking vessel, we sent multiple assets to the scene to rescue the crew who abandoned ship. The weather on scene has been challenging but we are pleased to report that all the crew have been rescued and are on their way to hospital.”
The ship was carrying 3,800 tonnes of Magnesium oxide and 80 cubic meters of diesel fuel, the Préfet Maritime reported.
A reconnaissance flight early Saturday morning observed no pollution.
According to AIS data the vessel was sailing from the Netherlands to Spain.
The Coastguard said search and rescue helicopters from Lydd and Lee-on-Solent, a RNLI all-weather lifeboat from Ramsgate, a Dutch search and rescue helicopter, and multiple merchant vessels assisted in the search and rescue effort.
北朝鮮籍の貨物船「CHONG GEN」(6558トン)は珍しく中古売船の船でなく、北朝鮮で建造された船らしい。
From(Maritime Connector.com) | |
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Ship Name: | CHONG GEN |
IMO: | 8862155 |
Type of ship: | GENERAL CARGO |
Flag: | NORTH KOREA |
Gross tonnage: | 6558 tons |
Year of Built: | 1991 |
Builder: | HAMBOOK SHIPYARD - PYONGYANG, NORTH KOREA |
Class Society: | KOREA CLASSIFICATION SOCIETY |
Manager & Owner: | KOREA RYONHWAN SHIPPING - PYONGYANG, NORTH KOREA |
11日午後4時55分頃、長崎県五島市・福江島の南西約60キロ沖の東シナ海で、北朝鮮籍の貨物船「CHONG GEN」(6558トン)が無線で救助を求めていると、近くを航行中のタンカーから第7管区海上保安本部(北九州市)に通報があった。
北朝鮮人の乗組員26人は全員救助され、貨物船は12日午前5時45分頃に沈没した。
7管の発表によると、貨物船はコメ約5720トンを積んで、同国西部の南浦ナムポから東部の元山ウォンサンに向かっていた。甲板下の倉庫室から浸水したとみられ、乗組員らは救命ボートで脱出後、長崎海上保安部などの巡視船に救助された。大規模な油の流出は確認されていないという。
11日夕方、長崎県の五島列島の沖合で、北朝鮮船籍の貨物船が浸水した状態で停泊し、海上保安本部は、巡視船などを出して詳しい状況を確認しています。
第7管区海上保安本部によりますと、11日午後5時前、長崎県の福江島の南西およそ60キロの海で、北朝鮮船籍の貨物船「CHONG GEN」号(6558トン)から救難信号が発信されました。
巡視船などを出して確認したところ、無線に応えた乗組員が、船が浸水した状態で停泊していると話したということです。
また、乗っているのは全員北朝鮮の26人で、けが人はいないということです。
海上保安部が外から船体の状況を確認したところ、大きく傾いたりはしておらず、直ちに沈没するおそれもないと見られるということです。
海上保安本部は、浸水したいきさつや詳しい状況を調べるとともに、救助が必要かどうか引き続き無線でやり取りして確認することにしています。
貨物船「TONG DA」(IMO:8649993)(2994トン)はフィジに登録される前はカンボジア籍で北朝鮮の会社が管理していたようである。
足が付いたから国籍を変えたダミー船、それとも本当に船主や管理者が変わったのか?
2005年に中国で建造されたけれど、IMO番号が8649993。この番号は普通、1986年ごろに建造された船に与えられる。多少の誤差はあるが、2005年建造であればIMO
番号は9で始まるのが普通。誰が理由と教えてください。
貨物船「TONG DA」(IMO:8649993)(2994トン)は2016年5月27日に水島でPSC(外国船舶監督官)
の検査を受けて出港停止命令を受けている。その時の検査会社は「Union Bureau of Shipping」、管理会社は「UNI-WORLD SHIPPING LIMITED」、
船籍は「TOGO(トーゴ)」であった。
この船、足が付かないように船籍や管理会社を変えているのか、偶然なのか興味深い船である。
(平成28年5月)CONTACT INFORMATION & DETENTION LIST (May 2016) OF PSC IN JAPAN | 開けない人はここをクリック |
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From(Maritime Connector.com) | |
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Ship Name: | TONG DA (EX-DONG KUN 6) |
IMO: | 8649993 |
Type of ship: | GENERAL CARGO |
Flag: | FIJI (EX-CAMBODIA) |
Gross tonnage: | 2994 tons |
Year of Built: | 2005 |
Builder: | ZHEJIANG DONGHONG SHIPYARD - XIANGSHAN, CHINA |
Class Society: | KOREA CLASSIFICATION SOCIETY |
Manager: | TAE DONG GANG SHIPPING - NAMP'O, NORTH KOREA |
Owner: | EAST BRIGHT INTERNATIONAL SHIPPING - HONG KONG, CHINA |
Former names: |
PAEK SONG 5 until 2014 Jul SONG I 1 until 2013 Jan AN YUAN 2 until 2011 Nov |
こちらは、11日に福岡県の芦屋海岸で座礁した貨物船です。全長94メートルの巨大な船は、いまも浅瀬に乗り上げたままです。いつ沖合へ移動させるのかなど、今後の対応について現在、話し合いが行われています。座礁したのは、フィジー船籍の貨物船「TONG DA」で、大量の塩を積んで中国から青森に向かい、航行中でした。荷崩れで船が傾き、座礁したとみられています。乗組員14人は、11日夜、全員救助されましたが、船は角度20度ほど横に傾いた状態で、いまも水深5メートルの浅瀬に乗り上げたままです。若松海上保安部によりますと、これまでに目立った油漏れはないということです。今後、船は沖合に移動される予定で、現在、船会社と専門の業者との間で調整のための話し合いが行われています。
芦屋町の沖合で、フィジー船籍の貨物船が荷崩れを起こして浅瀬に乗り上げました。海上保安部によりますと、乗組員にけがはないということです。
11日午後3時ごろ、芦屋町の沖合を航行していたフィジー船籍の貨物船「TONGDA」(2994トン)から「船が傾いている」と、第7管区海上保安本部に無線で連絡がありました。
巡視艇などが救助に向かいましたが、貨物船は芦屋町の沖合の浅瀬に乗り上げて座礁しました。
貨物船には中国人とミャンマー人など、いずれも外国人の乗組員14人が乗っていましたが、けが人はいないということです。
海上保安部の調べによりますと、貨物船は4150トンの塩を積んで、中国から青森県の八戸港に向かっていたということです。
貨物船の40代の中国人の船長は「荷崩れを起こし左舷側に傾いた」と話しているということです。
海上保安部は、荷崩れが原因でかじがとれなくなり座礁したとみて、油の流出の有無や当時の状況を詳しく調べています。
29日午前8時15分ごろ、静岡市清水区三保の清水灯台(通称・三保灯台)から北北西約1・5キロの三保防波堤に、シンガポール国籍のコンテナ船(全長199・9メートル、2万6681トン)が衝突した。乗組員22人にけがはなかった。
清水海上保安部によると、衝突で縦横約2メートルのへこみと、直径約80センチの穴が船首部分に生じた。油の流出はなかった。船は同日朝に清水港を出港し、四日市港(三重県四日市市)に向かう途中だったという。同保安部が事故の原因を調べている。
The ferry Starlite Atlantic sank in Batangsa Bay near Tingloy island in Philippines. The vessel was caught by typhoon Nock-Ten (Nina) and heavy storm, which pushed her into the rocks of the island. The ferry stuck into the shallow and suffered under water breaches. Starlite Atlantic started getting water ingress and capsized in several minutes. Following the accident one passenger died and another eight went missing. The accident was reported to the local authorities and Coast Guard. The large-scale rescue operation was initiated and were rescued fourteen people, which were transferred to the local hospital for medical treatment and examination.
The search and rescue operation is seriously hampered by the strong winds and bad weather. The Coast Guard called off the search and rescue operations until Dec 27 morning as it was already dark and the current was still strong.
There are no further details about water pollution and what is the condition of the ferry, but probably remained partially above the water.
The ferry Starlite Atlantic (IMO: 7501534) has overall length of 71.50 m, moulded beam of 13.60 m and maximum draft of 5.00 m. The deadweight of the vessel is 634 DWT and the gross tonnage is 1,497 GRT. The ferry Starlite Atlantic was built in 1975 by Wakamatsu Shipbuilding in Kitakyushu, Japan. The owner and manager of the vessel is local operator Starlite Ferries.
船員が乗っていない状態の船は木の葉と同じ。天候が悪くなればどうしようもない。
規則で2隻以上の船を曳いてはならないとなっていれば問題であるが、規則がないのならどうしようも出来ないと思う。判断基準は規則があるのか、
規則があっても過失を証明できるのか次第であろう。
Viliyana Filipova
The offshore supply vessels Maersk Searcher and Maersk Shipper sank in Celtic Sea on 80 nautical miles west off Brest, France. The vessels were under tow by supply tug Maersk Battler en route to Turkish scrapyard for recycling. The bad weather, heavy seas and storm caused water ingress in the ships, which capsized and later sank. The both supply vessels were unmanned and free of fuel and oils. There were no injured people and no reported water pollution. The crew of supply tug Maersk Battler succeeded to release the towing line, keeping their vessel afloat and without suffering any damages.
The accident was reported to the local authorities, who started investigation for the root cause of the sinking and will make inspection for following of safety rules during towing. The local authorities confirmed that sinking did not carry any environmental risks.
The offshore supply vessels Maersk Searcher (IMO: 9191369) and Maersk Shipper (IMO: 9169483) are sisterships with overall length of 82.00 m, beam of 18.85 m and maximum draft of 7.50 m. The deadweight of the ships is 3,903 DWT and the gross tonnage is 4,013 GRT. The vessels were built in 1999 by Keppel Singmarine shipyard in Singapore. The offshore supply vessels Maersk Searcher and Maersk Shipper were equipped with two MaK 6M32 and two MaK 8M32 engines, having total output power of 18,000 hp.
The container ship Hong Yuan 02 stuck on reef in East China Sea west off Small Huanglong Island, China. The vessel was en route from Jingtang to Humen, carrying 864 TEU and 68 FEU, but was adrifted to rocky shallow by bad weather and strong winds. After grounding, the container carrier was breached in the bow area with ensuing water ingress. The vessel developed fore tilt and starboard list, risking from cargo shift and containers felling overboard. The accident was reported to the local authorities and at the scene were dispatched barges to offload some of the containers. The water ingress was taken under control, but salvage will be started after patching the holes and ensure stability of the container carrier.
During the grounding there were no injured people and no reported water pollution. The root cause and circumstances around grounding are under investigation. The traffic at the area was not affected.
The container ship Hong Yuan 02 (IMO: 9137703) has overall length of 188.00 m, moulded beam of 30.00 m and maximum draft of 8.10 m. The deadweight of the ship is 30,637 DWT and the gross tonnage is 23,734 GRT. The vessel was built in 1997 in Gdynia Shipyard in Poland. The vessel is operated by the Chinese shipping company
「『燃料タンクに海水が入ってエンジンが止まった』と連絡。約30分後に無線で『駄目だ』と再び連絡が入った。大福丸は1986年に操業を始め、同漁協では最も古い船だった。昨年も浸水被害があったという。」
燃料に海水が混じればエンジンは故障すると思う。ただ、簡単に燃料タンクに海水は入らない構造になっているはず。燃料のエアパイプに穴が開いていたのか?
しかし、昨年も浸水被害と言う事は、別の場所から海水が流入したのか?構造的に簡単に直せない問題があったのか?もし問題があれば年次の検査に通らないのでは??
深い場所で沈没していないので、船を引き上げたら原因ははっきりすると思う。
松江市の沖合で14日早朝、鳥取県岩美町の田後(たじり)漁協に所属する底引き網漁船「大福丸」(76トン)が転覆した事故で、操業中の船内の燃料タンクに海水が入りエンジンが止まり、航行不能になったことが漁協などへの取材で分かった。また、境海上保安部(同県境港市)は救助後に死亡が確認された男性は同県琴浦町の甲板員、坂本孝裕(よしひろ)さん(54)と発表。同日午後10時現在、残る男性乗組員8人の行方が分かっておらず、捜索を続けている。
田後漁協などによると、大福丸は14日午前3~4時ごろ、近くでカニ漁をしていた同漁協所属の第2共福丸に携帯電話で「燃料タンクに海水が入ってエンジンが止まった」と連絡。約30分後に無線で「駄目だ」と再び連絡が入った。大福丸は1986年に操業を始め、同漁協では最も古い船だった。昨年も浸水被害があったという。
ズワイガニの需要が高まる年末年始を控え、山陰沖では漁が最盛期を迎えており、鳥取県内では三つの漁協・支所に所属する計25隻が隠岐諸島周辺などで操業していた。
事故を受け、国の運輸安全委員会の事故調査官3人が同日、漁協関係者から話を聞いた。
亡くなった坂本さんの親族の女性(68)は「まさかと思った。やさしくて本当に明るい人だったのに」と嘆いた。坂本さんと小中学校の同級生だった町内の漁師、寺田勇幸さん(54)は1カ月前、年末に会うことを電話で約束していたといい、「面倒見が良く、後輩にも慕われていた。残念でならない」と声を詰まらせた。【李英浩、宮川佐知子、林田奈々、高橋一隆】
NHKのニュースだと船に海水打ち込んできた情報がある。海水が船に打込んで、エンジンが止まったとすれば、船は傾斜していた可能性もある。
傾斜した状態で高波を受ければ転覆はし易い。また、発電機まで停止すれば電源はない状態になる。水の排出も無理になる。
打込んだ海水でエンジンがストップしたとすれば、似たような事故の再発防止の為にどうして海水が打込んだのか原因を調査する必要はあると思う。
松江市沖の日本海で14日午前、田後漁協(鳥取県岩美町)所属の底引き網漁船「大福丸」が転覆し、乗組員が行方不明となった事故。現場の灰色の海面は激しく波立ち、捜索活動を阻んだ。漁協事務所では、関係者が慌ただしく情報収集に追われ、海上保安本部の関係者は焦りをにじませた。
「一緒に漁をしたこともある人が乗っているので心配だ」。漁協の山根正平専務理事(66)は疲れた表情を見せた。
大福丸は、先月解禁されたズワイガニ漁のために8日夜に出港した。漁協によると、漁協所属の9隻の底引き網船のうち最も古いという。浸水するなどしたエンジントラブルで僚船の第二共福丸に曳航(えいこう)され、港に戻る途中だった。
転覆した現場は港まであとわずか。「大福丸がひっくり返って全員が行方不明になった」。船主は、慌てた様子で漁協に連絡してきたという。
漁協によると、第二共福丸と漁協所属の宝生丸が付近を捜索しているが、現場は雨がたたきつけて白波が立つなどし、それ以上は捜索船の数を増やせない状況が続いているという。
関係者は「海の荒れ具合を見守るしかない」と焦りの色を浮かべる。
漁協の事務所では、役員らが集まり、安否を心配する関係者らからの電話対応などに追われた。ただ、頼みの海保側からの情報も乏しく、重苦しい雰囲気も漂う。
午前11時半すぎには、救助された1人の死亡が確認されたという報がもたらされた。「(他の乗組員は)とにかく無事でいてくれることを願うし、情報がほしい」。漁協関係者は祈るように語った。
親族という男性によると、不明となっている大福丸の船長、沖島保司さん(53)は高校を出て漁師になり、数年前に船長になったという。山根専務理事は「乗組員全員が行方不明になったのは私が子供の頃以来」とした上で、「(沖島さんは)非常にまじめで夏はサザエの素潜りで生計を立てていた。小型船では漁獲で一番になることもあった」と語った。
また、沖島さんの知人の男性(62)も「カニ漁は稼ぎ時。昔より船が大きく丈夫になり、多少のしけでも無理はするかもしれないが、沖島さんは何十年も船に乗っていて危険かどうかは判断できるベテランのはず。無事を信じている」と話した。
14日午前5時20分ごろ、松江市沖約1・6キロの日本海で、鳥取県岩美町の田後漁業協同組合所属の底引き網漁船「大福丸」(76トン)が転覆したと118番があった。境海上保安部などによると、現場付近の海域では船体が確認できず、沖島保司船長ら男性乗組員9人が行方不明となった。うち1人が海上で発見され、救助されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。
船体は沈没したり流されたりした可能性がある。当時はエンジントラブルのため、長さ約100メートルのロープを使って別の漁船にえい航されていた。第8管区海上保安本部(舞鶴)は対策本部を設置し、管内の巡視船や巡視艇、ヘリコプターなどを派遣。船体や行方不明者の発見を急いでいる。担当者は「海上の状況が悪く、なかなか調べられない」と説明した。現場周辺では大福丸の船名が入った救命胴衣や浮輪などが見つかった。
当時、現場海域は雨で17メートルの強風が吹き、波の高さは3~4メートル。視界は5~10キロほどだった。
NHKのニュースだと船に海水打ち込んできた情報がある。海水が船に打込んで、エンジンが止まったとすれば、船は傾斜していた可能性もある。
傾斜した状態で高波を受ければ転覆はし易い。また、発電機まで停止すれば電源はない状態になる。水の排出も無理になる。
打込んだ海水でエンジンがストップしたとすれば、似たような事故の再発防止の為にどうして海水が打込んだのか原因を調査する必要はあると思う。
14日朝早く、島根県の沖合の日本海でエンジントラブルのため、えい航されていた9人が乗った漁船が転覆しました。海上保安本部によりますと、9人全員の行方がわからなくなっているということで、巡視船やヘリコプターなどを出して捜索に当たっています。
14日午前5時20分ごろ、島根県松江市の沖合およそ2キロの日本海で、鳥取県岩美町の田後漁協に所属する底引き網漁船の「大福丸」(76トン)が転覆したと第八管区海上保安本部に通報がありました。
海上保安本部によりますと、乗組員9人の行方がわからなくなっているということで、現在、巡視船4艇とヘリコプター2機を出して捜索に当たっています。
海上保安本部や漁協などによりますと、大福丸は鳥取県境港市の漁港を拠点に島根県の沖合の日本海で先月からズワイガニ漁を行っていたということですが、エンジントラブルのため、別の漁船にえい航されている途中で転覆したということです。
当時、現場付近の天気は雨で17メートルの強い風が吹いていて、島根県東部の沖合には波浪注意報が出ていたということです。
所属する漁協「非常に心配」
転覆した大福丸が所属する鳥取県岩美町の田後漁協の山根正平専務理事は「船内に水が入ってエンジントラブルになり、近くにいた船にえい航してもらっている時に転覆したと聞いている。情報収集を続けているが、いまだに乗組員の安否の確認はできていない。きょうは波が高かったうえ、無人の救命ボートが見つかったという情報もあるので非常に心配している」と話していました。
佐々木康之
9日午前1時25分ごろ、山口県下関市沖の関門海峡・早鞆瀬戸(はやとものせと)で、トーゴ船籍の貨物船ウェン・チェン(2423トン、中国人船長ら11人乗り組み)と、韓国船籍の貨物船ジャンホー・ウィン(1119トン、韓国人船長ら10人乗り組み)が衝突した。双方にけが人はなく、船体への浸水や油の流出もないという。
門司海上保安部(北九州市)によると、トーゴ船は西へ、韓国船は東へ向けて航行していた。トーゴ船は右舷船首部が直径3メートルほどの幅でへこみ、韓国船は左舷船首部が5メートルほどの幅でへこんだうえ、長さ約10メートルにわたってこすれたように損傷した。衝突直前、海峡北側の下関市寄りを航行していたトーゴ船が左へ、南側の北九州市寄りを航行していた韓国船が右へかじを切ったとみられ、業務上過失往来危険の疑いで操船の経緯を捜査している。現場は同海峡で最も幅が狭く、潮流が複雑な事故多発海域。(佐々木康之)
by Hans
The “Salvage Titan” (Imo 7522136) which was en route to Malaysia from Oieka, ran aground at Barangay Marzan in Sanchez Mira, Cagayan, in the morning of Nov 28, 2016, with 16 Filipino crew members on board.
The ship as towing a barge loaded with a crane. Due to strong waves and inclement weather, it drifted in the sea off Sanchez Mira and eventually ran aground off the coast of Sitio Calingkingan in Brgy. Barzan, Sanchez Mira. The tug was manned by Capt. Christopher Guebalangen; six of his crew members received medical assistance after they were rescued by the Philippine Coastguard.
Note: The Salvage Titan is the former 1977 built Smit New York. Built by Verolme Shipyard – Heusen; Netherlands under number 934 for Smit International Rotterdam. In In 1998 she was brought in the new joint venture between Smit and Wijsmuller and renamed SmitWijs New York. In 2000 she was sold to China Ocean Engineering Services – Shanghai (COESS) and managed by Shanghai Salvage Co. and renamed Hua An. In 2015 sold to Taiwan.
She has a length of 67.54 mtrs a beam of 14.53 mtrs and a draft of 6.89 mtrs. The two Werkspoor TM410 diesel engines develops a total output of 16,000 hp. She has a grt of 2,057 tons and a dwt of 1,568 tons. Compiler of this newsletter had sailed on her as Chief Engineer in 1989 together with Captain Piet de Boer. She was a good and fine strong ship to sail on. It is a pitty to see her on the groundings. Hopefully she will de pulled off and contine her towing live.
(Source: Vesseltracker; Photo: ABS-CBN)
海上の状態はどうだったのか?高波だったのか?単にエンジントラブルで転覆はないと思う。例え、救命胴衣を着用していても、この寒さでは イマージョンスーツを着用していない限り、長くは持たないだろう。
14日午前5時20分ごろ、松江市にある美保関灯台の北約2キロの日本海で、エンジントラブルで僚船にえい航されていた田後漁協所属の底引き網漁船「大福丸」(長さ27メートル、76トン)が転覆し、乗組員9人全員が行方不明となっている。境海上保安部の巡視船などが救助に当たっている。
乗っていたのは21~59歳の男性らで、インドネシア人1人が含まれている。【山下貴史】
行方が分からなくなっている乗組員は次のみなさん。
【船長】沖島保司さん(53)=鳥取県岩美町【機関長】吉田靖さん(59)=同【甲板員】坂本孝裕さん(54)=鳥取県琴浦町▽吉本憲治さん(59)=同県岩美町▽杉浦正樹さん(28)=鳥取市▽ウィ・ヤントさん(21)=インドネシア国籍▽檜木賢一さん(45)=島根県出雲市【機関員】木下浩さん(39)=鳥取県岩美町▽阪本誠さん(36)=兵庫県新温泉町
From(Maritime Connector.com) | |
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Ship Name: | MYRIAD |
IMO: | 9344186 |
Type of ship: | CONTAINER SHIP |
Flag: | BAHAMAS |
Gross tonnage: | 5403 tons |
Year of Built: | 2006 |
Builder: | MURAKAMI HIDE SHIPBUILDING - IMABARI, JAPAN |
Class Society: | NIPPON KAIJI KYOKAI |
Manager & owner: | KOTOKU KAIUN - IMABARI, JAPAN |
北九州市門司区の北九州港・太刀浦コンテナターミナルで24日、コンテナ船が岸壁と防波堤に衝突した事故について、コンテナ船の舵(かじ)が故障していたことが分かった。門司海上保安部が27日、発表した。北九州港では昨秋も、船が岸壁やクレーンにぶつかり損壊させる事故が相次いでおり、今回の事故についても原因を詳しく調べている。
門司海保などによると、コンテナ船はバハマ船籍のMYRIAD(5403トン)。フィリピン人船長(63)ら18人が乗り組んでいた。24日午前11時半ごろ、岸壁を離れてすぐに舵が利かなくなったという。錨(いかり)を下ろしたが止まらず、300メートルほど東に流されて岸壁に衝突。そこから岸壁を100メートルほどこすって縁に取り付けられた金具を壊し、さらに約100メートル先の防波堤に衝突して止まった。
市港湾空港局などによると、太刀浦コンテナターミナルでは昨年10月も、台湾船籍のコンテナ船が岸壁のクレーンに船首をぶつける事故が起き、クレーンを使用不能にした。同年11月には、若松区の北九州港・響灘東地区でカンボジア船籍の貨物船が岸壁に激突。岸壁の路面が陥没し、今も復旧していない。
Bulk carrier Liberia FREE NEPTUNE Bulk carrier with 23 Ukrainians on board seems to be abandoned by owner, FREE BULKERS SA, at Sohar. Vessel is anchored on Sohar Anchorage, Oman, since July 26, according to relatives information, crew weren’t paid wages for some 6 months. According to PAN (Pan-European Organisation of personal injury lawyers) lawyer, who’s defending crew’s rights, vessel has enough supplies, but there are no communications. Owner promised to ITF and PAN to repatriate crew and pay them wage debt, starting Nov 28.
The 650ft long cargo ship is understood to have run into trouble off the coast of Dover
A huge rescue operation has been launched off the English Channel as the coastguard
scrambles to evacuate crew from a sinking ship
漁船「SEPEHR」はモンゴル籍船なので船の国籍証書が有効期限内であれば、国籍証書を発給した事務所に
連絡するべきであろう。「旗国としての責任を果たすべきだ。」と旗国による撤去を要求してみるべきだ。たぶん、残念ながら離礁費用は出せいないとの回答、または、
無視するかもしれない。その事実を国土交通省に提出して、モンゴル籍船に対する厳しい検査を要求するべきだろう。
時間と努力の無駄だと言うかもしれないが、一歩でも前進しないと、2013年に座礁し放置されたモンゴル籍船の小型タンカーTJ88(99トン)
のような問題が形を変えて繰り返される。国土交通省に事実を報告して、甘い検査で出港させると、
座礁のリスクがあり、座礁した後の被害で座礁したエリアの地方自治体が困る事を訴えるべきだ。
「市議からは『市が(離礁作業を)やらざるを得ないのではないか。国、県に一括交付金などの費用を求めてはどうか』などの提案があった。」
安易な対応は、日本は金持ちだから日本が自腹で撤去してくれると勘違いさせる。これまでも多くの自治体が安易な道を選んでいる。
まあ、船主が本当に支払う意思があるのなら、サルベージ会社又は、代理店と船主の共同名義の口座を開いて担保として入金させる方法もある。提案を拒否する、又は、
他の方法を提案しないようであれば、このままスクラップになるまで待つ。または、沖までタグボートで引っ張って沈める許可を船主から得る。海洋環境に影響があるとの
理由で法律があるのなら、それを理由に撤去するとの事前通告を船主に伝えるのも良いかもしれない。
いつも座礁が発生した後に座礁した場所の地方自治体が苦労しているが、なぜ、事前に対応を国交省なり、他の省に要請しないのだろうか?これが日本病なのか?
未来の子供達には自主性や考える力を求めるが、大人達は受け身なのである。
☆☆座礁船☆☆
☆☆放置船☆☆
船主、費用未払い 作業目途立たず
台風17号の影響で、9月27日に川平の沖合で座礁した漁船「SEPEHR」(モンゴル船籍、船主イラン合同会社、119㌧)は、1カ月以上たった今も離礁作業の目途が立っておらず、リーフに乗り上げたままとなっている。同船の座礁海域は景勝地。放置された状態がこのまま続いた場合、景観や海洋環境に影響を与えるおそれがある。
石垣市防災危機管理室(大濵武室長)が2日、市議会の会派「自由民主石垣」(砥板芳行代表、6人)に役所内で行った説明によると、同船からは10月15日に油が流出したため、抜き取り作業で総量2万550㍑を回収。急を要したため、作業にかかった費用360万は市が一時的に立て替えた。
しかし、船主から費用は支払われていないため、代理店を通し催促している。船主は離礁を希望しているが、同船には保険が適用されておらず、費用の未払いもあることから、専門のサルベージ業者が船主の信用性の問題から対応を見合わせているのが実情。船主は代理店を通じて「離礁作業の終了を確認してからでないと支払いはできない」と話している。
大濵室長は「北風や波の影響で時間が立てば離礁は難しくなる。市の税金で作業するのはおかしい。船主が費用を早急に支払う意思があれば作業できるが、支払いの目途は立っていない」と頭を抱えている。
市議からは「市が(離礁作業を)やらざるを得ないのではないか。国、県に一括交付金などの費用を求めてはどうか」などの提案があった。
「市は「船主の責任で撤去すべき」と主張しているが、船の航行が規定に違反し、重油の抜き取りや撤去の費用に保険が適用されないことが判明。」
モンゴル船籍の漁船「SEPEHR」は保険に加入していたのか、いなかったのか?加入していたが保険が適用されないのかはっきりさせた方が良い。
石垣市川平湾入口周辺でモンゴル船籍の漁船「SEPEHR」が座礁して1ヵ月余が経過したが、船の撤去に向けた見通しは立っておらず、関係者から「水産業や観光業に悪影響が出かねない」と懸念の声が強まっている。市は「船主の責任で撤去すべき」と主張しているが、船の航行が規定に違反し、重油の抜き取りや撤去の費用に保険が適用されないことが判明。船主であるイランの法人からは撤去に向けた具体的な方針が示されていないという。
DUNYA NEWS Agency, Pakistan 01 November KARACHI (Dunya News) - At least ten workers have been killed and more than 50 injured in a series of explosions triggered by a blaze at the Gadani ship-breaking yard in the southwestern province of Balochistan, about 50 kilometres northwest of Karachi. Some 200 others are reportedly trapped inside the yard, with the fire still raging. A police official said the incident happened due to gas welding work. Eyewitness said that flames from the welding fall into the oil tank of the yard, causing fire and explosions. Hospital sources said that 10 people were killed, 50 others injured and around 40 saved their lives by jumping off the ship when fire erupted.
神戸港に停泊中の船に積みこみ作業中だった鉄パイプが崩れ3人の作業員が死傷した事故で、国の運輸安全委員会が調査を始めました。
10月30日、神戸市中央区小野浜町の神戸港で停泊中の船に鉄パイプの束を積み込んでいたところ、作業員3人がパイプと船の壁の間に挟まれました。
この事故で宮ノ原秀秋さん(57)と、元田直輝さん(19)が死亡、32歳の男性作業員が腰の骨を折る重傷を負いました。
神戸海上保安部によると、作業員は船の上で待機していたところ何らかの原因でパイプの束のバランスが崩れたと見られます。
事故を受けて、31日、運輸安全委員会の船舶事故調査官3人が現地に入り、調査を始めました。
今後、現場の責任者から聞き取りを行うなどし経緯を調べる方針です。
神戸港に停泊中の貨物船で荷物の積み込みをしていた作業員が重さ17トンの鉄パイプに挟まれて2人が死亡、1人が重傷です。
神戸海上保安部などによりますと、30日午前11時半ごろ、外国船籍の貨物船「BBC ASIA」の船内で積み込みをしていた作業員3人が重さ約17トンの鉄パイプと船内の壁に挟まれました。このうち宮ノ原秀秋さん(57)の死亡が現場で確認され、病院に運ばれた元田直輝さん(19)も死亡しました。もう1人の32歳の男性は腰と腕の骨を折る重傷です。3人は貨物の積み下ろしをする日本の業者の作業員で、鉄パイプをクレーンでつり下げて運んでいました。鉄パイプが何らかの理由で大きく揺れて作業員にぶつかったとみられています。
原因はローリングと言っている人もいるけど、下記の写真を見ればわかるが、クレーン左舷にある。クレーンが中央にあるタイプの船よりもローリングし易い事は
船の形を見ればわかる事。また、荷物の移動距離もクレーンが中央にある船よりも長いので、同じ荷物を積んでもローリングが大きくなる事もすぐにわかる。
それらを考慮してワイヤーの位置やパイプの本数を決めていたのか、吊り上げる前にしっかりと確認したのか次第。吊り上げる前に弛みがないのか、少しだけ吊り上げてバランスを
に問題がないかを確認して移動させる業者もいるし、そのようなチェックをしない業者もいる。効率や時間を考えれば、どちらが早く終わるのかわかること。
下の写真をみればわかるが、いろいろな荷物を運ぶ一般貨物船。しかも、陸上のクレーンを使って陸上から積込む方法ではなく、横付けしたバージからの積み込み。
ローリングのリスクが高くなるのはわかると思う。仕事の中には危険な仕事がある。それは仕方のない事。嫌なら学校で嫌でも勉強をする事を小学校で教え、安全な
仕事で良い給料を目指する選択があることを周知するべき。後は強運の運命であるのか次第。普通に生活しても事故に巻き込まれることもある。
まあ、神戸辺りでは横付けしたバージから一般貨物船に積込む事は普通。
下記のようなコメントを見つけた。「BBC ASIA (IMO:9266310)」は中国で建造されているが、デザインはヨーロッパ風。日本で建造された一般貨物船はこのような防舷の半丸は
はないが、ヨーロッパ風の貨物船は普通。船員は一般的に、マンニング会社(船員専門の人材派遣会社)から派遣されている。そのような船員に過度の期待する方が無理。
船員と言っても、大きな船と小さな船の船員は教育レベルでも違いある。大きな船でも会社の体質によってレベルが違ってくる。
どうしても事故のリスクが嫌だったら、転職するしかないと思う。船員の国籍は発展途上国にシフトしている。この傾向は加速する事はあっても、逆向する事はない。
日本だって外国人労働者の受け入れを加速している。コストや利益を考えれば、安い労働力が行き着く結果。綺麗ごとでは人命は地球より重いかもしれないが、
現実には軽く扱われている命もある。自分の人生を考えよう。自分の命は自分で守ろう。がんばっても良い結果となるかは、やはり努力と運次第。
神戸港貨物船「BBC ASIA」鉄パイプ事故の原因は何?国籍は?ローリング?船の構造と緩衝材の相性? 10/3/16(巷のアレ)
頻繁に乗る船だけどこの船は貨物を吊るとローリングして危険な事は関係者は知ってたはず。
今回の事故も貨物を吊った事による船のローリングが原因。
岸壁に設置されているゴムの緩衝材が横長で船の構造とも相性が悪かった。
船のサイドの出っ張りが緩衝材の下に引っかかりそれが外れて急激に船体の傾きが戻った事で起きた事故。
前にも引っかかる事例はあって乗組員も把握してるはずなのに何故あの岸壁を使うんだ。
事故は起きてからじゃ遅い。
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Ship Name: | BBC ASIA |
IMO: | 9266310 |
Type of ship: | GENERAL CARGO |
Flag: | ANTIGUA & BARBUDA |
Gross tonnage: | 7014 tons |
Year of Built: | 2003 |
Builder: | XINGANG SHIPBUILDING HEAVY INDUSTRY - TIANJIN, CHINA |
Class Society: | GERMANISCHER LLOYD |
30日昼前、神戸市の港に停泊中の貨物船で、クレーンを使って鉄製のパイプを積み込んでいた男性作業員3人がパイプと船の壁の間に挟まれ、2人が死亡、1人が大けがをしました。海上保安部が詳しい原因を調べています。
30日午前11時半すぎ、神戸市中央区の神戸港に停泊していた外国船籍の貨物船「BBCASIA」号で、クレーンを使って鉄製のパイプを積み込む作業中に、男性作業員3人がパイプと船の内側の壁の間に挟まれました。
神戸海上保安部や消防によりますと、この事故で挟まれた3人のうち、神戸市北区の宮ノ原秀秋さん(57)と神戸市長田区の元田直輝さん(19)が死亡したほか、32歳の男性が尻の骨を折る大けがをしました。
当時、長さ12メートルあるパイプを9本ずつ束ねて船に積み込む作業をしていたところ、つり下げられていたパイプのバランスが突然崩れたということです。海上保安部は、作業を担当していた会社の関係者から話を聞くなどして、事故の詳しい原因や安全管理に問題がなかったか調べています。
30日午前11時半ごろ、神戸港の新港東埠頭(ふとう)(神戸市中央区小野浜町)に停泊中の貨物船の船倉で、クレーンでつり下げた鉄製パイプ36本の束(長さ約12メートル、計約17トン)と内壁に男性作業員3人が挟まれた。神戸海上保安部によると、港湾荷役会社「上津港運」(神戸市中央区)の従業員、宮ノ原秀秋さん(57)と元田直輝さん(19)が死亡、別会社の32歳の男性が腰付近の骨を折る重傷を負った。
同保安部によると、貨物船は、港湾運送大手の上組(神戸市)が代理店を務める外国船籍の「BBC ASIA」(7014トン)。
事故当時は、貨物船に横付けしたはしけ(運搬用の小型船)から、貨物船備え付けのクレーンでパイプをつり上げ、船倉に移していた。クレーンの操作や積み込みは上津港運が担当していたといい、同保安部はクレーンの操作や安全確保などに問題がなかったか調べている。【神足俊輔、五十嵐朋子】
30日午前11時半ごろ、神戸市中央区小野浜町の神戸港に停泊中の外国籍貨物船「BBC ASIA」(7014トン)で、鉄製パイプを船内に積み込む作業をしていた作業員3人がパイプと船内の壁の間に挟まれた。海運会社の作業員、宮ノ原秀秋さん(57)=神戸市北区=と同、元田直輝さん(19)=同市長田区=が体を強く打ち死亡、別の海運会社作業員、森公児さん(32)=同市西区=が腰の骨を折るなどの重傷を負った。神戸海上保安部が事故原因を調べている。
同保安部によると、3人は貨物船のクレーンを使って、貨物船に横付けしたはしけから、直径約20センチ、長さ約11・5メートルの鉄パイプ36本の束(約17トン)を、船内の貨物室に積み込む作業に従事していた。クレーンにつり下げられたパイプの束のバランスが崩れ、束と貨物室内側の壁の間に挟まれたとみられる。
当時、風はほとんどない状態だったが、船が揺れたという情報もあるという。
強風?それとも、吊り上げる前にパイプを吊る位置やしっかりと固縛/固定しているかのチェックに問題があったのか?
30日午前11時30分頃、神戸市中央区の神戸港・新港東ふ頭に停泊中の貨物船「BBC ASIA(ビービーシー アジア)」(7014トン)の船上で、荷役会社の男性作業員3人が、クレーンでつり下げたパイプの束(36本、計約17トン)と貨物船の内側の壁に挟まれ、2人が死亡し、1人が重傷を負った。
神戸海上保安部の発表では、亡くなったのは、神戸市北区の宮ノ原秀秋さん(57)と、同市長田区の元田直輝さん(19)。同市西区の男性(32)が腰の骨を折った。
事故は、パイプの束を別の船から積み込む作業中に発生。3人は、パイプが降ろされた後に束の荷ほどきをするため、待機していたところ、つり下げられたパイプが大きく揺れ、壁との間に挟まれたという。同保安部が原因を調べている。
「調べによりますと、台湾漁船がほかの船と衝突した事実はなく、船は自力で航行できる状態だということで、海上保安本部は、航空機で行方が分からなくなっている乗組員を捜索しています。」
航空機を要請するための嘘?これって許される事なの?航空機の燃料とか、その他の費用は日本持ち?
26日午前、岩手県の東の太平洋を航行中の台湾漁船で火災が起き、漁船の乗組員1人が海に転落して行方がわからなくなっていて、海上保安本部が捜索しています。
第2管区海上保安本部によりますと、26日午前9時すぎ、岩手県宮古市の東およそ510キロの太平洋を航行していた台湾漁船から、別の船と衝突して火災が起きているとして、台湾の関係機関を通じて救助要請がありました。
火はこれまでに収まり、漁船の53人の乗組員のうち、インドネシア人1人が海に転落して行方がわからなくなっているということです。
調べによりますと、台湾漁船がほかの船と衝突した事実はなく、船は自力で航行できる状態だということで、海上保安本部は、航空機で行方が分からなくなっている乗組員を捜索しています。
【クアラルンプール時事】マレーシア海上保安当局は31日、マラッカ州沖で行方不明となっていた日本郵船の液化天然ガス(LNG)船「ドーハ」の日本人船員とみられる遺体がジョホール州沖で30日に発見されたことを明らかにした。当局者は「着衣などから日本人船員とみている」と話しており、コダマ・アツヒロさん(56)の可能性がある。
遺体は検視のためにジョホール州の病院に搬送。家族が11月1日に身元確認に訪れるという。船員は23日に行方が分からなくなり、船から転落した可能性があるとして海保当局が捜索していた。
ニューデリー=都留悦史
マレーシア海上法令執行庁(MMEA)によると、マラッカ海峡に面する同国の港町バトゥ・パハッの沖合で10月30日午後、日本人船員とみられる男性の遺体が見つかった。日本郵船が運航するLNG船「MTドーハ」に乗船していた機関長コダマ・アツヒロさん(56)の可能性が高いとみて身元確認を進めている。
遺体で見つかった男性は緑がかった船員服を着ていて、服には日本郵船を意味する「NYK」の文字が書かれているという。MTドーハは10月16日に横浜からカタールに向けて出港。コダマさんは、同船がマラッカ海峡を航行中の10月23日早朝、行方不明になった。
ニューデリー=都留悦史
日本郵船が運航するLNG船「MTドーハ」に乗船していた日本人機関長の男性(56)が、23日早朝にマラッカ海峡を航行中に行方不明になったことが25日、わかった。海域を管轄するマレーシア当局は船から転落した可能性もあるとして捜索にあたっている。
マレーシア海上法令執行庁(MMEA)によると、この男性はコダマ・アツヒロさんとみられる。船は日本からカタールの首都ドーハに向かっていた。現地報道によると、23日午前4時に船員がコダマさんを最後に見かけて以降行方がわからなくなり、同日午前7時ごろに当局に通報があったという。日本郵船の広報担当者は「調査中でコメントできない」としている。
Cargo vessel China JIN LONG DA 98 Cargo ship issued distress signal on Oct 8 in East China Sea southeast of Shanghai, reporting heavy list portside, danger of sinking, and requesting assistance. Passing nearby tanker China DONGCHENGYOU11 Oil tanker came to rescue. Weather was stormy, with heavy swell, fishing vessel, which also happened to be nearby, took vital part in 13 crew rescue, closing distressed freighter and taking crew on board, and after that, transferring them to a tanker. China JIN LONG DA 98 Cargo ship understood to sink later, at night. On photos listed China JIN LONG DA 98 Cargo ship and rescue operation.
今回は船主が船を放置しないと言う事か?
「石垣市から委託を受けた市内の業者が17日、同船の船内から燃料油等の回収に当たり、総量2万550㍑、ドラム缶112本分をポンプを使い回収した。」
上記の表現が微妙。普通は船主が代理店を指名する、又は、船舶の保険会社の代理人が対応するのでは??
もしかして後で船主に請求するとか安易で間抜けな事は考えていないとは思うが、記事の表現が???
7日午前11時40分ごろ、川崎市沖の東京湾上で、貨物船(685トン)とタンカー(368トン)が衝突した。けが人や油の流出はなかった。
川崎海上保安署によると、東京湾上にとまっていたタンカー左舷に貨物船の船首がぶつかったという。視界は良好だったといい、同保安署が事故原因を調べている。
油流出なら放置される可能が高いのでは?
2013年に座礁したモンゴル船籍の小型タンカーTJ88(99トン)は沖縄で放置された。
船員達が帰国したら音信不通になるだろう。海保が連絡を取るつもりなら帰国前にいろいろな情報を得ておくべきだと思う。
ケミカルタンカー「洋和丸」 (199G/T)は本瓦造船でH9年に建造されている。座礁による船底損傷でなければ、腐食により穴が開いたのであろう。船齢は19年。 手入れが良ければ船齢20年でも問題ないが、用船を考えればそろそろ新造か、廃船かもしれない時期かも?
苛性ソーダ積載のタンカー「洋和丸」積荷の劇物は他の船に移す準備=東ソーはカセイソーダは密閉して積載と説明(more-news)
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Ship Name: | YOWA MARU |
IMO: | 8934116 |
Type of ship: | CHEMICAL TANKER |
Flag: | JAPAN |
Gross tonnage: | 199 tons |
Year of Built: | 1997 |
Builder: | HONGAWARA SHIPBUILDING - FUKUYAMA, JAPAN |
山口県の徳山下松港沖で水酸化ナトリウムを積んだタンカー「洋和丸」が浸水した事故で、徳山海上保安部は30日、浸水が発生したのは広島県江田島市に向けて出港した約5分後の同日午前10時20分ごろだったと明らかにした。
同保安部は30日午後、船底の状態を確認するために潜水士を派遣し、詳しい原因を調べている。タンカーは岸から約350メートルの沖合で傾いた状態。午後4時半現在、油や積載物の流出は確認されていない。周辺に油流出防止ネットを張り、水酸化ナトリウムは業者による抜き取り作業をして別の船に移す予定。
無事が確認されていた乗組員の4人は退船した。同保安部は当初、事故の通報をしたのは船主だったと発表していたが、運航している大阪市の運輸会社だったと訂正した。
30日午前、山口県周南市の徳山下松港の沖合で劇物のカセイソーダを積んだタンカーが浸水している事故で、船体には目立った傷がないことがわかり、海上保安部と運航会社は、カセイソーダを抜き取って別の船に移す準備を進めています。
30日午前10時45分すぎ、山口県周南市の徳山下松港の沖合を航行していたタンカー「洋和丸」の運航会社から「船が浸水している」と連絡がありました。
現場は総合化学メーカー「東ソー」の事業所からおよそ350メートルの沖合で、船体は22度傾き、デッキの一部が浸水しています。
乗組員4人は避難して無事だということです。洋和丸は全長およそ50メートルで、大阪に本社がある「大豊運輸」が運航し、劇物のカセイソーダ450トンを積んでいますが、これまでに流出は確認されていないということです。
徳山海上保安部が潜水調査などを行った結果、船体には目立った傷がないことがわかり、海上保安部は船内のトラブルでタンカーがバランスを失った可能性もあると見て事故の原因を調べています。
海上保安部は、沈没のおそれがあることから巡視艇を出して現在も監視を続けています。
海上保安部と運航会社は、タンカーからカセイソーダを抜き取って別の船に移す準備を進めています。
海上保安部は30日午前11時前、山口県周南市の徳山下松港の沖合でカセイソーダを積んだタンカーが浸水し、沈没のおそれがあるとして、巡視艇を出し詳しい状況を調べている。
徳山海上保安部によると、30日午前10時45分すぎ、山口県周南市の徳山下松港の沖合を航行していたタンカー「洋和丸」の船主から「船が浸水している」と連絡があった。
現場は、周南市に事業所がある総合化学メーカー「東ソー」の岸壁から約350メートルの沖合で、船体は45度傾き、デッキの一部が浸水しているという。乗組員4人は避難し無事だという。
洋和丸は、全長が約50メートルで、「東ソー物流」が運航しカセイソーダ400トンを積んでいるという。
東ソーによると、カセイソーダは周南市にある東ソーの事業所で製造されたもので、タンカーは徳山下松港から広島県の江田島市に向かう途中だったという。
徳山海上保安部は沈没のおそれがあるとして、巡視艇を出して詳しい状況を調べている。
東ソーは、東京・港区に本社がある総合化学メーカーで、紙やパルプの漂白に使われるカセイソーダや、塩化ビニールの原材料などを製造している。
山口県周南市の徳山下松港にある南陽事業所では、カセイソーダを年間112万トン製造し、国内のメーカーに出荷している。
カセイソーダは、水酸化ナトリウムの別名で、紙やパルプの製造、石油の精製などに幅広く使われている強いアルカリ性の化学物質。
通常は半透明の固体で、水に溶かすと激しく反応して大量の熱を発生するほか、濃度の高いものが皮膚に触れると、やけどをしたり、目に入った場合は失明したりするおそれもある。
このため濃度が5%以上のものは法律で劇物に指定されている。
以上、NHK参照
船会社は東ソーの子会社であり、過載する可能性は低く、沖合い350メートルで座礁もあまり考えられず、鯨や大型サメに激突したか、薬品積載による劣化の船体の整備不良だろう。
モンゴル船籍の漁船「SEPEHR号」(総トン数119トン)だから簡単に離礁出来なければ放置は間違いないだろう。
台風避難 乗組員7人を救助
27日午前8時47分ごろ、石垣市川平の沖合約800㍍付近でイラン国籍の男性乗組員7人が乗船した漁船「SEPEHR」(船籍・モンゴル、総㌧数119㌧)から「船が乗り上げた」と石垣海上保安部に通報があり、同日午後2時47分ごろ、市消防本部の水上バイク2台と八重山漁協所属の琉球水難救済会八重山救難所の漁船1隻によって全員救助された。乗組員にけがはなく、命に別条はない。海保が漁船の油流出と事故原因について調べを進めている。
第11管区海上保安本部によると、座礁した漁船は韓国からアラブ首長国連邦のドバイに向けて航行中、台風17号の影響を避けるため同沖合にいかりをおろして停泊していたが、何らかの原因で浅瀬に乗り上げたとみられる。
通報を受けた石垣海保は巡視船「かびら」と「なぐら」を現場に向かわせたが、浅瀬に乗り上げた漁船に近づくことができず、市消防本部の職員4人が水上バイク2台を使って、乗組員を事故漁船近くに待機していた同会八重山救難所の漁船に運んで救助した。
リゾ・エブラヒム船長(55)は八重山毎日新聞の取材に対し、「台風で航行できなくて停泊していたら座礁した。乗組員は大丈夫。ありがとう」と答えた。
巡視船到着時の現場海域は南東の風約35㍍で強い雨が降っており、視界は500㍍、石垣島地方に暴風警報が発令されていた。
27日午前8時47分ごろ、韓国からドバイに向け航行していたモンゴル船籍の漁船「SEPEHR号」(総トン数119㌧、乗組員7人)が吉原沖の川平湾付近で座礁した。同船は台風17号の影響を避けるため吉原沖にて錨泊中で、風に流され浅瀬に乗り上げたものとみられる。同船の乗組員は全員イラン国籍で、通報によりかけつけた石垣市消防本部の水上バイク、ならびに琉球水難救済会八重山救難所の小型漁船により、午後2時47分ごろ全員が救助された。乗組員にケガはない。
27日午前、台風17号によるしけを避けるため、沖縄県の石垣島の沖合で停泊していたモンゴル船籍の漁船が浅瀬に乗り上げ座礁しましたが、乗組員のイラン人は全員救助され、いずれもけがはないということです。
第11管区海上保安本部によりますと、27日午前9時前、石垣市川平からおよそ800メートルの沖合に停泊していたモンゴル船籍の漁船「SEPEHR」(119トン)から「浅瀬に乗りあげた」と石垣海上保安部に無線で連絡が入りました。
海上保安部の巡視船などが救助に向かったところ漁船は浅瀬に乗り上げて座礁し、その後、午後3時前、消防の水上バイクなどが乗組員のイラン人7人を全員救助しました。
いずれもけがはないということです。
漁船は、韓国からUAE=アラブ首長国連邦のドバイに向けて航行中、台風17号によるしけを避けるため停泊していたということです。
気象台によりますと当時、石垣市には暴風と波浪の警報が出ていたということです。
石垣海上保安部によりますと当時、波の高さは2メートル50センチほどあったということです。
Oil is seen spilling from vessels that ran aground in Kaohsiung when Typhoon Meranti swept through the port city September 14, 2016
A freighter run aground on the main island in Kinmen County is seen leaking oil into the water. Photo: Senpo Tung
Oil is seen washed up on a beach in Kinmen after a freighter ran aground in strong winds generated by Typhoon Meranti September 15, 2016. Photo: LTN
【AFP=時事】オーストラリア沖合にある世界最大のサンゴ礁、グレートバリアリーフ(Great Barrier Reef)で2010年に座礁した中国船の所有企業が19日、賠償金として3930万豪ドル(約30億円)を支払うことで豪政府と合意に達した。
2010年4月、貨物を満載した中国の石炭運搬船「深能1号(Shen Neng 1)」が浅瀬で座礁した事故では、大量の重油が漏出し、生態学的な大災害の脅威を招いた。大惨事は免れたものの、巨大な船体は全長3キロにわたってサンゴ礁を傷つけ、9日後にようやく引き揚げられた。
「深能1号」を所有する深セン能源運輸(Shenzhen Energy Transport)とその保険会社は、事故以来過去6年にわたって賠償責任を負うことを拒否してきたが、19日に法廷外で和解にこぎつけた。
オーストラリアのジョシュ・フライデンバーグ(Josh Frydenberg)環境・エネルギー担当相は「汚染を除去するための資金を求めるわが国の活動が、世界遺産(World Heritage)に指定されたグレートバリアリーフを傷つけることは容認しないという明確なメッセージを送った」と評価した。
しかし、環境保護団体のグリーンピース・オーストラリア(Greenpeace Australia)はこの賠償について「著しく不十分」だと批判し、和解を一蹴した。同団体で太平洋地域のサンゴ礁を担当するシャニ・テイガー(Shani Tager)氏によれば、完全な汚染除去に必要として政府が挙げていた額は、1億4000万豪ドル(約108億円)以上だと指摘した。
同事故については、豪当局による2011年の捜査で、疲労していた一等航海士の責任が認められている。また、電子海図を含む航路計画の適切な使用に関する手順やガイダンスが、安全管理システムに含まれていなかった点も明らかになっていた。
16日午前4時55分ごろ、神戸市垂水区沖の明石海峡で、愛媛県今治市の海運会社所有の貨物船「8かんのん」(418トン)と広島県呉市の海運会社所有の貨物船「第38勝丸」(499トン)が衝突したのを、海峡の監視に当たっていた大阪湾海上交通センターが確認した。
神戸海上保安部によると、いずれも船首付近が浸水したが、自力航行が可能。けが人はなく、油の流出もない。両船は同じ方向に進んでおり、どちらかが接近しすぎたのが原因とみて、詳しい状況を調べている。
8かんのんは山口県の徳山港から名古屋港、第38勝丸は兵庫県の相生港から静岡県の沼津港へ向かう途中だった。
コンテナ船が大きすぎるので、スクラップだろう。
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Ship Name: | EIWA MARU 3 |
IMO: | 9073323 |
Type of ship: | CHEMICAL TANKER |
Flag: | SOUTH KOREA |
Gross tonnage: | 740 tons |
Year of Built: | 1993 |
Builder: | HONDA HEAVY INDUSTRIES - SAIKI, JAPAN |
Class Society: | KOREAN SHIPPING REGISTER |
Manager & owner: | KEOYOUNG SHIPPING - PUSAN, SOUTH KOREA |
Former names: |
KEOYOUNG SKY until 2014 Jul GENKI until 2006 Feb NISSHIN MARU until 2002 Jul |
9日午後7時15分頃、和歌山県御坊市沖の海上を航行中の韓国籍の小型タンカー「EIWA MARU3」(740トン)から「乗組員がやけどを負った。港に戻る」と、海運会社を通じて海南海上保安署に通報があった。
韓国人の男性機関長(60)がやけどなどで搬送先の病院で死亡が確認され、インドネシア人の男性船員2人が膝の骨を折るなどの重軽傷を負った。
同保安署によると、タンカーは10人が乗船。和歌山県海南市で潤滑油を降ろし、三重県四日市市に向かう途中で、同日午後6時40分頃、船上で爆発が起きたという。当時、空のタンクの清掃と甲板上の溶接作業を同時に行っていたといい、同保安署が原因を調べている。
きのう(9日)夕方、御坊市の沖合を航行していた韓国船籍のタンカーで爆発事故があり、機関長の韓国人男性が死亡、インドネシア人の男性乗組員2人が膝を折るなどのケガをしました。
きのう(9日)午後6時40分頃、御坊市の日高港沖およそ12・5キロを航行していた韓国船籍の小型タンカー「EIWA MARU3(エイワ・マル・スリー)」740トンで爆発が起き、「乗組員がヤケドを負っているので、和歌山下津港に引き返している」と、船舶代理店から海南海上保安署に通報がありました。
この事故で、韓国人の男性機関長が搬送先の和歌山市内の病院で死亡が確認されたほか、インドネシア人の男性乗組員2人が膝の骨を折るなどのケガをしました。
海南海上保安署の調べによりますと、「EIWA MARU3(エイワ・マル・スリー)」は乗組員10人で、積み荷の潤滑油を有田市の東燃ゼネラル石油に降ろした後、三重県の四日市港に向かっていました。事故当時タンカーでは、空になったタンクのクリーニング作業と、甲板上での溶接作業を同時にしていたということで、溶接の火がガス化した潤滑油に引火したと見て、海南海上保安署が詳しい事故の原因を調べています。また国土交通省の運輸安全委員会は、船舶事故調査官2人を現地に派遣することを決めました。
タンククリーニング中に溶接をしたのでは?どうせ、タンククリーニングのマニュアルの手順なんか守っていないのであろう。
運輸安全委員会は事故調査を行うのだろうか?
9日午後7時ごろ、和歌山県御坊市日高港沖を航行していた韓国籍の小型タンカー「EIWA MARU3」(740トン、10人乗り組み)から「乗組員がやけどを負い、和歌山下津港に戻っている」とタンカーの代理店を通じて海南海上保安署に通報があった。機関長を務める韓国人男性の死亡が病院で確認され、インドネシア人の乗組員2人が重軽傷を負ったという。
同保安署によると、船長は「午後6時40分ごろ、甲板上で溶接作業をしていたところ爆発した」と説明。同署が当時の状況を調べている。
座礁したクレーン船、保険に加入していたのか知らないが、写真を見る限り座礁してから進展なし!
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Ship Name: | EX-LONG GANG 9 |
IMO: | 8911035 |
Type of ship: | GENERAL CARGO |
Flag: | EX-CAMBODIA |
Gross tonnage: | 2510 tons |
Year of Built: | 1990 |
Builder: | SANUKI SHIPBUILDING & IRON WORKS - TAKUMA, JAPAN |
Class Society: | INTERNATIONAL SHIP CLASSIFICATION |
Manager & owner: | EAST GRAND SHIPPING - HONG KONG, CHINA |
Former names: |
PROK until 2014 Jan RICHNESS EXPRESS until 2008 Sep LONG RICHNESS until 2008 Mar TENJIN MARU NO.26 until 2004 May |
海上パトロールをしていた警察の船がのトーゴ船籍の貨物船「TIAN FENG3」(IMO:9811035)の火災を見つけるまで、誰も通報しなかったのか?
もしそうだったらバーベキューでもやっていたのじゃないのかな?燃えすぎて船まで燃えちゃったとかね!
船員が火災に気付かなかったのなら、確実にセキュリティーパトロールなどは行っていない証拠。まあ、トーゴ船籍の貨物船でまともに規則なんか
守っていないのが普通だから仕方のない事。
積み荷が燃え、黒煙が上がった貨物船=6日午前4時16分、福岡市東区の箱崎ふ頭
6日未明、福岡市東区の岸壁で停泊中の貨物船が積んでいたスクラップが燃える火事があった。
6日午前3時半ごろ福岡市東区箱崎ふ頭で、海上パトロールをしていた警察の船が、停泊中のトーゴ船籍の貨物船から炎が上がっているのを見つけた。
火は、船に積まれていた金属やプラスチックなどの廃材約500立方メートルを焼き、約4時間半後に消し止められた。船には中国人9人とバングラデシュ人2人の計11人がいたが、ケガ人はいなかった。船は福岡で廃材を積み込み、6日午後、中国へ出港する予定だった。
警察と消防は中国人船長から話を聞くなどし、出火原因を調べている。
自動車兼家畜運搬船が沈没した。自動車兼家畜の両方を運搬できるとはすごい船だ!
積み過ぎが原因との疑惑もある。もし積み過ぎであれば教訓を学んだと思う。
by Rejimon K
実際の話、カンボジア籍船でまともに定期点検する船は存在するの??そんな船はカンボジア籍 に船を登録しない。
「報告書によると、いずれもバングラデシュ人の船長と機関長は海技免状がなく、船長は事故の2カ月前に初めて船員の仕事をした。安全管理マニュアルの存在も知らなかった。」
ISMコードを管理会社が理解していれば、安全管理マニュアルについてブリーフィングや船長の交代 (take over procedure)で問題が発覚している。船長交代時に引継ぎを行っていない、又は、引継ぎなど普通行わないレベルの管理でISMコード の要求事項を満足している証拠として、発給される安全管理証書(SMC)が問題のある検査会社より 発行されている可能性が非常に高い。
「安全委は、船主である中国の船舶管理会社が乗組員への教育や安全管理を適切にしていれば、浸水などを防げた可能性があると結論付けた。」
ここで重大な問題がある事に気付く。船主である中国の船舶管理会社が乗組員への教育や安全管理を適切にしていなければ、安全管理証書(SMC) は発給されない。発給されなければ船は運航できない。国際条約のシステムではそのようになっている。どのようにして穴をすり抜けるのか? それは、カンボジア籍船に登録し、承認されているが検査を不正に通す問題のある検査会社 を選んで、国際条約で要求される船を運航するための証書を発給してもらうことである。このような抜け道が存在する。だから、PSC(外国船舶監督官) の検査が寄港国の権利として行えるのである。PSC(外国船舶監督官)が国際条約を満足していない 重大な証拠や事実を見つければ、出港停止命令を出す制裁措置が行える。
「青森県によると、船主は『保険会社に対応を任せる』として船の引き揚げに応じていない。」
問題が起きた時のシナリオも出来上がっている。保険会社に対応を投げ任せる。
運輸安全委員会と国交省:PSC(外国船舶監督官)がコミュニケーションを取っているのか知らないが、 同じ繰り返される。今後も形や船の船籍は変わるかもしれないが、同じ事は繰り返される。愚かな事だと思うが行政がこのような対応しかとらないので、 中国に舐められ続けるしかない。見て見ぬふりをする海上保安庁、防衛省や外務省と同じ。
青森県鯵ケ沢町の沖合で2014年12月、カンボジア船籍の貨物船「MING GUANG」(1915トン)が沈没した事故で、運輸安全委員会は25日、定期点検をしなかったために船体の腐食や不備を見逃して船内への浸水を防げず、波や風で横転したとする調査報告書を公表した。カンボジア当局には、船舶管理会社などに国際条約順守や安全管理の徹底を指導するよう勧告した。
報告書によると、いずれもバングラデシュ人の船長と機関長は海技免状がなく、船長は事故の2カ月前に初めて船員の仕事をした。安全管理マニュアルの存在も知らなかった。一部のハッチカバーは腐食で穴が開き、扉の密閉性などにも問題があったとみられる。国際条約に基づく満載喫水線も超過していた。
安全委は、船主である中国の船舶管理会社が乗組員への教育や安全管理を適切にしていれば、浸水などを防げた可能性があると結論付けた。
沈没事故で、貨物船の乗組員10人中、中国人2人とミャンマー人1人が死亡した。青森県によると、船主は「保険会社に対応を任せる」として船の引き揚げに応じていない。
ウェザータイトの扉やハッチが腐食して穴が開いている船はサブスタンダード船に多い。
穴が開いていても検査は通る。検査を通す、又は、まともな検査を行わない検査会社を検査を
代行する検査会社として認める旗国にサブスタンダード船
が登録される確率が高い。
「(国の運輸安全委員会の)報告書では、乗組員が出入り口の扉などの検査を頻繁に行うことや、カンボジア政府に対して船会社が安全対策をきちんと実施するよう指導することを求めています。」
指導を要求するだけ無駄。PSC(外国船舶監督官)が厳しい検査を行い、出港停止命令を
どんどん出すしか解決方法はない。
サブスタンダード船の写真を見てほしい。このような状態でも、PSC(外国船舶監督官)
の検査で指摘は受けないし、簡単には沈没しないのである。
2014年12月に沈没した貨物船「MING (ミン) GUANG (クアン)(IMO:8513546)」
は国際総トン数が1915 tonsなのでISMコードが適用される。ISMコード
が適用されていれば、チェックリスト、担当者、記録簿、頻度が会社のマニュアルで明記される。
現状や事実を知らない人はここまで書いても理解できないかもしれない。カンボジア籍船=サブスタンダード船
と思っても間違いでない可能性が非常に高い。これが現実。
最後に「(国の運輸安全委員会の)報告書では、乗組員が出入り口の扉などの検査を頻繁に行うことや、カンボジア政府に対して船会社が安全対策をきちんと実施するよう指導することを求めています。」
は完全に無駄。なぜなら、カンボジア船籍であっても、カンボジア政府は管理を一切していない。韓国(プサン)にある民間会社に全ての権限を売っている。カンボジア海運局と
しての機能と権限は韓国(プサン)の民間会社が持っている。よって、カンボジア政府とInternational Ship Registry of Cambodia (ISROC)
の両方に要求しないと意味がない。運輸安全委員会はよく勉強してください。まあ、形だけの報告書かもしれないから、どうでも良いのかもしれない。
船舶事故調査報告書 船種船名 貨物船 MING GUANG IMO番号 8513546 総トン数 1,915トン (運輸安全委員会)
「出港前に乗組員がすべての出入り口の扉が閉まっているかどうかの確認を怠っていたということです。」が常態化していれば、PSC(外国船舶監督官)
が検査中に指摘してISMコードの不備として出港停止命令を出すことが可能だ。
おととし、青森県沖の日本海で中国人など10人が乗った貨物船が沈没して3人が死亡した事故で、国の運輸安全委員会は、甲板にある出入り口の扉が腐食して穴が開き、そこから海水が船内に入り込んだことなどで沈没した可能性が高いとする報告書をまとめました。
おととし12月、北海道の函館港から韓国に向かって日本海を航行していたカンボジア船籍の貨物船が青森県沖で沈没し、外国人乗組員10人のうち中国人2人とミャンマー人の合わせて3人が死亡した事故で、国の運輸安全委員会は25日、報告書を公表しました。
それによりますと、甲板にある鋼鉄製の出入り口の扉が腐食して穴が開いていたほか、出港前に乗組員がすべての出入り口の扉が閉まっているかどうかの確認を怠っていたということです。このため、3メートルの波を受けた際に海水が船内に入り込んで船体が傾き、さらに多くの海水が流れ込んだことなどで沈没した可能性が高いとしています。
そのうえで報告書では、乗組員が出入り口の扉などの検査を頻繁に行うことや、カンボジア政府に対して船会社が安全対策をきちんと実施するよう指導することを求めています。
24日午前8時ごろ、広島県尾道市因島土生町の造船所「ジャパンマリンユナイテッド因島工場」の沖合で、海上自衛隊呉基地所属の掃海艇「みやじま」をけん引していた同社の作業船が転覆、沈没した。船に乗っていた社員2人に、けがはなかった。
尾道海上保安部によると、同社のドックに入っていた掃海艇をロープで沖合にけん引中、岸壁から約25メートルの場所で沈没した。
海保が状況や原因を調べている。
波があって船が揺れている、または、どちらかに傾いている場合、スムーズに救命ボートは降ろせない。 現在の規則、及び、救命ボートでは仕方のない事。まだ、タイタニック号の時代のようにオープンタイプの救命ボートでないだけまし。
カリブ海のプエルトリコ沖を航行中だった大型フェリーで起きた火災で、救出されたおよそ500人の中に日本人2人が含まれていたことがわかりました。2人にけがはありませんでしたが、NHKの取材に対し「救命ボートから落ちたら死ぬと思った」などと当時の緊迫した状況を振り返りました。
カリブ海のドミニカ共和国からアメリカの自治領プエルトリコに向かって航行していた大型の定期フェリーで17日、エンジンルームから火が出て、その後燃え広がりました。乗員・乗客合わせて511人は全員救助されましたが、このうち30人が骨を折るなどのけがをしました。
現地を管轄するニューヨークの日本総領事館によりますと、乗客には、大阪府出身の生田裕士さん(28)と東京都出身の中村茜さん(27)の2人の日本人が含まれていましたが、救命ボートで救助され、けがはないということです。
このうち、生田さんはNHKの電話取材に対し、救助された際の状況について「波のせいで救命ボートが何度もフェリーの船体に衝突し、転覆するのではないかと不安だった。衝突のたびに悲鳴が上がり、振り落とされないようにしがみついていた。フェリーの下に巻き込まれないかと不安で、落ちたら死ぬと思った」と話し、当時の緊迫した状況を振り返りました。
その後、船は沖合で座礁したままとなっていて、アメリカ沿岸警備隊が火災の原因を調べることにしています。
「船は、運航する中国の船会社などと船舶代理店が折衝し、九州のスクラップ業者に引き渡して解体される。」
海難を頻繁に起し、サブスタンダード船が多いカンボジア籍船
の仕事を取る船舶代理店の自業自得。
「船舶代理店は「手続きを行っただけ。船会社は『火災の責任はない』と移送を拒否している」といい、放置状態が続いていた。」
悪質な、または、小さい船舶代理店がよく言うことだ。仕事を選ばない、問題が起きる可能性がわかっていても仕事を取る船舶代理店の代表例。
問題が起きれば、放置などの問題が起きることは予測できる事。
それでも船舶代理店の仕事を受ける判断をした。
日本の行政(港湾局?国交省?)は状況を理解して規則を改正するべきだ。
船舶代理店がサブスタンダード船の仕事を受けない、または、PSC
がサブスタンダード船に対して厳しい検査を行えば、カンボジア籍船
M/V"HONG YAN"(IMO8511225)のようなサブスタンダード船は日本に入港できない、または、
仕事がなくなる。現実は違うので、サブスタンダード船は日本に入港し、海難を起こす。
スクラップを積込むA HREF="sub_ship.htm" target="_blank">サブスタンダード船の火災は多い。同じような火災は繰り返し起きている。
同じようなケースで放置されるケースがあっても不思議ではない。
川崎港の市営埠頭(ふとう)(川崎区千鳥町)で昨年11月に火災で焼けたまま放置されていた貨物船(カンボジア船籍、1514トン)が12日、9カ月ぶりに撤去された。
船は、運航する中国の船会社などと船舶代理店が折衝し、九州のスクラップ業者に引き渡して解体される。船内の水を抜き、積み荷を下ろした上で、タグボートで北九州市に向かった。
火災は11月12日未明、同埠頭3号係船桟橋に停泊中の貨物船の積み荷のくず鉄付近から出火した。自力航行できず、同桟橋が使えない状況だった。船舶代理店の社長は「中国側などとの折衝に時間がかかったが、官庁や中国大使館など多方面の協力で、この日を迎えられた。台風が多発する前に出港できてよかった」と話していた。
コンテナ船と言うよりは中途半端なフェリーのような形の船だ!
The container carrier Sirena grounded at a rocky shallow on the northern coast of St Eustatius Island in Caribbean Sea. The vessel was en route from from Port of Galisbay, French St Martin to Martinique with cargo of 20-30 containers and 2 vehicles, but after failure of the steering gear hit a rocky reef near the Caribbean Dutch island. The ship did not suffered serious damages, but some ballast compartments were breached and floooded. There is no report about water pollution or danger for seaworthiness of the container ship. The crew reported about the accident to the local authorities and contracted salvage tug to assist with refloating.
The container ship Sirena will be refloated after underwater inspection for the strength of the hull and estimation of the seaworthiness. Fortunately there were no injured people during the grounding.
The container carrier Sirena (IMO: 9491824) has length of 55.00 m, beam of 13.00 m and maximum summer draft of 3.00 m. The vessel is from type cargo landing craft, but operating as container carrier. The ship was built in 2009 by Jasa Marine Indah in their shipyard in Semarang, Indonesia. The owner and manager of the container vessel Sirena is Guadeloupe company Manutention and operate
昨年11月に川崎港で起きたカンボジア船籍の貨物船の火災で、焼けた船が半年以上、川崎市川崎区千鳥町の市営 埠頭 ( ふとう ) に放置されたままとなっている。移送の責任をめぐり、市と入港手続きを行う船舶代理店の意見が対立しているのが一因で、ほかの船が使用できない状態が続いている。 火災は、昨年11月12日未明に市営埠頭の千鳥町3号係船桟橋で発生。停泊中の貨物船(1514トン)から出火し、消防などが約12時間かけて消し止めた。乗組員の中国人ら10人は、逃げ出して無事だった。市などによると、船には約600トンの...
M/V"ANANGEL COURAGE" (IMO:9593218,Flag:GREECE)は中国のWAIGAOQIAO SHIPBUILDING、 SHANGHAIで建造されている。中国のお得意様だから
問題は起きないであろう。
海上保安庁の巡視船が何も出来ないと舐めていたのだろう。尖閣沖をうろつく中国漁船は一般商船も航行している事を理解するべきだ。
総トン数:106727トンの船は見逃さないぐらい大きいと思う。
第11管区海上保安本部(那覇市)によると、11日午前5時半頃、沖縄県石垣市の尖閣諸島・魚釣島の北西約67キロの公海上で、ギリシャ船籍の貨物船「ANANGEL COURAGE(アナンゲル カレッジ)」(10万6722トン)と中国漁船「ミンシンリョウ05891」が衝突した。
海上保安庁の巡視船が現場付近で漂流していた6人を救助した。漁船の乗組員とみられる。
同本部によると、貨物船から漁船との衝突を知らせる遭難通信があった。漁船は見当たらず、沈没した可能性が高いという。14人が乗っていたとの情報があり、同本部はほかにも海に投げ出された乗組員がいるとみて、捜索している。
尖閣諸島の周辺では、中国公船と中国漁船による領海侵入や接続水域(領海の外側約22キロ)内の航行が相次いでおり、外務省は今月5日以降、中国側に抗議している。
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Ship Name: | EASTERN PHOENIX |
IMO: | 9552692 |
Type of ship: | CHEMICAL TANKER |
Flag: | PANAMA |
Gross tonnage: | 3380 tons |
Year of Built: | 2010 |
Builder: | SHITANOE SHIPBUILDING - USUKI, JAPAN |
Class Society: | NIPPON KAIJI KYOKAI |
Manager & owner: | SANSHO KAIUN - TOKYO, JAPAN |
7日午前、川崎市川崎区にある京浜港で、タンカーどうしが衝突する事故があり、けが人はいませんでしたが、一方のタンカーから積み荷の軽油が流出していて、海上保安部は油の影響を抑える作業に当たるとともに事故の原因を調べています。
7日午前9時半ごろ、川崎市川崎区にある京浜港の東扇島からおよそ3.2キロ南東の沖合で、日本船籍のタンカー「第八けいひん丸」144トンと、パナマ船籍のタンカー「イースタンフェニックス」3380トンが衝突しました。
横浜海上保安部によりますと「第八けいひん丸」の乗員3人は全員救出され、けが人はいないということですが、浸水して積み荷の軽油が流出しているということです。このため横浜海上保安部は「第八けいひん丸」をタンカーなどの航路から離れた安全な場所に移動させたうえで、
消防とともに放水を行って油の影響を抑える作業を行っています。
横浜海上保安部によりますと、事故があった当時、海上は穏やかで視界も良好だったということで、海上保安部は事故の原因を詳しく調べています。
1日午前、広島県呉市の呉港で松山行きのフェリーが停泊中の貨物船に衝突し、乗客3人が軽いけがをしました。フェリーは港を出港した直後に電気系統にトラブルが起きてかじが利かなくなったということで、海上保安部が詳しい状況を調べています。
1日午前9時すぎ、呉市の呉港で松山に向かおうとしたフェリー「翔洋丸」(696トン)が港を出た直後、近くの岸壁に停泊していた貨物船に衝突しました。
呉海上保安部によりますと、フェリーには乗客乗員、合わせて49人が乗っていましたが、この事故で乗客3人が軽いけがをしたということです。
貨物船の側にけが人などはいませんでした。
フェリーを運航する松山市の石崎汽船によりますと、フェリーは広島港から呉経由で松山に向かう予定でしたが、呉港を出ておよそ10分後に、突然、電源が落ちるトラブルが起き、かじが利かなくなったということです。
呉海上保安部は、事故当時、操船していた船長から話を聞くなどして、詳しい状況を調べています。
この事故で、乗客の男性が撮影していた映像には、フェリーが貨物船に向かってゆっくりと近づきフェリーの左の前の部分が貨物船の側面に衝突する様子が映っています。
男性は、「港を出てしばらくはエンジン音がしていたが、そのあと突然、静かになり、かじも利いていないように感じた。乗客はみんなぶつかると思って身構えていたが、衝撃で前に投げ出されてしまった」と話していました。
フェリー運航会社「原因をきちんと突き止める」
フェリーを運航する松山市の石崎汽船の菊池浩二船員部長は、衝突事故の原因について「船のかじを取る部分に数分間、電気が送られなくなり操縦ができなくなったためと連絡を受けている」としたうえで、
「このようなトラブルは初めてなので電気が送られなくなった原因をきちんと突き止めるとともに、ほかの船も点検したい」と話しています。
石崎汽船によりますと、事故の影響で、1日運航を予定していた呉経由で広島と松山を結ぶ2往復4便は欠航する予定だということです。
1日午前9時10分ごろ、広島港を出発して松山観光港に向かっていた石崎汽船(松山市)の定期フェリー「翔洋丸」(696トン)が、経由地の呉港(広島県呉市)内で停泊中の貨物船に衝突、フェリーの乗客3人がけがを負った。第6管区海上保安本部(広島)によると、いずれも軽傷。
6管によると、フェリーは呉港を出発して間もなく停電が発生して制御できなくなり、左前部が衝突したという。船長が呉海上保安部に「貨物船とぶつかった」と連絡した。
フェリーには乗客・乗員計約50人が乗っており、当時は晴れて視界は良かった。6管が詳しい原因を調べている。
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Ship Name: | UNILINK II |
IMO: | 8510312 |
Type of ship: | GENERAL CARGO |
Flag: | PHILIPPINES |
Gross tonnage: | 222 tons |
Year of Built: | 1985 |
Builder: | SANUKI SHIPBUILDING & IRON WORKS - TAKUMA, JAPAN |
Former names: | YUTOKU MARU NO.7 until 2002 Nov |
July 21: UNILINK II didn’t sink, she was pushed aground on embankment by a strong storm, fore part of the vessel seems to be hard aground on rocks, see photo.
General cargo vessel UNILINK II reportedly sank after colliding with concrete piles of a boardwalk construction in Lapu-Lapu city, Mactan, central Visayas, Philippines,
in the afternoon July 18. Lapu-Lapu port was battered by strong wind and rough seas, UNLINK II understood to suffer bow hull breaches, and sank, with bow resting on bottom and stern remaining above water.
General cargo vessel UNILINK II, IMO 8510312, dwt 673, built 1985, flag Philippines, manager UNILINK SHIPPING CORP, Cebu.
The general cargo ship Unilink II sank after collision with concrete piles of a boardwalk construction in Lapu-Lapu city, Mactan. The vessel was proceeding to the port in bad weather, strong winds and heavy seas. Probably the bad weather conditions adrifted her to to the concrete piles and were the root cause of the accident. After collision the ship suffered breaches at bow and starboard and started getting water ingress. The crew members were unable to pump out the water and general cargo ship Unilink II sank with bow resting the bottom and stern remaining partially above the water. All the people from the vessel were evacuated without injuries. There is no report about water pollution.
The local authorities started investigation for the root cause of the accident. The salvage operation will be considered after weather improvement. On board of the cargo ship there are several tons of HFO, which must be pumped out before refloating.
The general cargo ship Unilink II (IMO: 8510312) is owned and operated by the Philippines company Unilink Shipping Corp. The vessel was built in 1985 by Sanuki Shipbuilding and Iron Works in Takuma, Japan. The cargo ship has deadweight of 673 DWT and gross tonnage of 222 GRT.
1967年建造の一般貨物船だが、アイスクラスなのか、船首が古いデザインなのか、船首以外は日本建造の一般貨物船に似ている。日本がまねたと思うが、このタイプの 船、現在でも運航されている。
Abandoned and unmanned general cargo vessel Panama CAPTAIN UFUK General cargo vessel sank in Manila Bay in the morning July 17, due to lack of maintenance. Vessel was confiscated by Philippines Customs in 2009 for arms smuggling, and was abandoned. Hull started to leak, most probably in engine room area, and vessel sank, though Coast Guard tried to prevent sinking. On photos sinking Panama CAPTAIN UFUK General cargo vessel.
昔と違ってAIS:船舶自動識別装置の情報を参考にできるから、調査も楽であろう!
兵庫県姫路市沖の播磨灘で砂利運搬船「第八大和丸」と貨物船「豊昌丸」が衝突し、第八大和丸の3人が死傷した事故で、姫路海上保安部は16日、姫路港内で豊昌丸の実況見分を行い、船首下部が長さ約2メートル押しつぶされていることを確認したと発表した。
17日以降も調査を続ける。
同保安部はこの日午前9時頃から約3時間、豊昌丸の船長ら乗組員を立ち会わせて、同市飾磨区の飾磨岸壁に係留されている同船を調べた。船首下部の球状の部分に大きなへこみが確認された。国の運輸安全委員会の調査官も船長らから事情を聞くなどした。
一方、現場で船首の一部を海面に出して沈没した第八大和丸は、サルベージ会社が調査を実施。引き揚げを行う予定だが、めどは立っていないという。また、油の抜き取りも終え、流出は確認されていないという。
第八大和丸船長・喜多史彦さん(50)の司法解剖が行われ、死因は溺死と判明した。
AIS:船舶自動識別装置または、SPEED LOGの故障。または、海流でスピードが出ていたのか? 15ノットは貨物船としてはスピードが出すぎと思うが??スピードを出して、突っ切ろうとしたのか?
船舶番号 | 140881 |
信号符字 | JD2826 |
IMO番号 | 8742630 |
船籍港 | 今治 |
船主 | 愛昌汽船(有) |
運航者 | 住鉱物流(株) |
航路 | |
造船所 | 波方造船所 |
建造番号 | 227 |
起工年月 | 2008年7月 |
竣工年月 | 2008年9月 |
就航年月 | |
総トン数 | 499トン |
全長 | 75.48m |
型幅 | 12.30m |
型深さ | 6.90m |
機関 | ディーゼル×1 |
機関出力(馬力) | 1,471kW(2,000PS) |
航海速力 | 11.50ノット |
旅客等定員 | 一般貨物船 |
備考 |
From(Maritime Connector.com) | |
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Ship Name: | YAMATO MARU NO.8 |
IMO: | 8815372 |
Type of ship: | GENERAL CARGO |
Flag: | JAPAN |
Gross tonnage: | 499 tons |
Year of Built: | 1989 |
Builder: | IMURA SHIPBUILDING - KOMATSUSHIMA, JAPAN |
Home port: | IESHIMA |
Manager & Owner: | EIKI KAIUN - ITANO, JAPAN |
船 名 | 第八大和丸 Yamato Maru No.8 |
採取組合 | |
船 主 1 | 栄喜海運㈲ | 許可番号 | 四R3318 |
住 所 | 板野郡藍住町矢上字原 | ||
船 主 2 | 事業団持分 | ||
住 所 | |||
運 航 者 | 大福海運㈱ 鳴門市撫養町小桑島字前浜 |
許可番号 | 四B3019 |
船 質 | 鋼 | 総トン | 499.00 |
造 船 所 | 井村造船㈱ 小松島市南小松島町 |
重量トン | 546.21 |
カナ | Imura Zosen | ベール | |
建造番号 | 231 | 荷役設備 | ツカサ重機 |
船 型 | サンドポンプ | ||
起 工 | 1988.12.01 | 主機関製造者 | 赤阪鐵工所 |
進 水 | 1989.03 | 主機関型式 | K26SR |
竣 工 | 1989.03.24 | 馬力 | 800 PS (588KW) |
航行区域 | 沿海 | 航海機器 | |
船舶番号 | 130596 | 積荷 | 石材 |
信号符字 | JL5777 | 燃料収容量 | 25.00 |
船籍港 | 兵庫家島 | 航海速力 | 10.00 |
最高速力 | |||
全長 | 54.80 | 職員数 | 2 |
登録長 | 51.77 | 部員数 | 2 |
垂線間長 | 次期定期検査 | 2006.03 | |
型幅 | 10.60 | 引当重量 | 546.000 DW |
型深 | 5.30 | 寸法容積 | |
満載喫水 | 3.35 | 内航船種 | 28石材海陸船 |
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豊昌丸のバルバスしか損傷していない。やはり記事のように豊昌丸は空船で、第8大和丸は満載だったのであろう。
15日午前11時35分ごろ、兵庫県姫路市家島町の上島から西約3・7キロの海上で、愛昌汽船(愛媛県今治市)所有の貨物船・豊昌丸(富田庄二郎船長、499トン、乗員5人)と、神戸市の会社が所有し、栄喜海運(徳島県松茂町)が運航する運搬船・第8大和丸(喜多史彦船長、499トン、乗員3人)が衝突した。
姫路海上保安部によると、近くを航行中の貨物船が転覆した第8大和丸の乗員2人を救助したが、船長で栄喜海運社長の喜多さん(50)=徳島県松茂町=はまもなく死亡し、1等航海士の男性(63)は左足首に軽いけが。その後、第8大和丸は沈没し、同日夕、海保は行方不明となっていた機関士の浜渕志行(むねゆき)さん(28)=同=を船内で見つけたが、死亡が確認された。
事故当時、豊昌丸は兵庫県の高砂港で石炭を下ろして愛媛県の新居浜港へ航行中。第8大和丸は砂利などを運搬するガット船で、採石1300トンを積んで兵庫県の赤穂港から大阪北港へ向かっていたという。
15日、兵庫県姫路市沖で貨物船が衝突し、乗組員の男性2人が死亡した事故で、海上保安部が16日朝から実況見分を行い、詳しく調べている。
姫路海上保安部が16日午前9時、自力で姫路港に入った貨物船「豊昌丸」について、船体の損傷部分を詳しく調べている。15日正午前、「豊昌丸」と砂利運搬船「第八大和丸」が衝突し、乗組員2人が死亡した。「第八大和丸」は現在も転覆したままで、サルベージ会社が引き揚げが可能かどうか調査を行う予定。
海上保安部が乗組員から聞き取りをしている他、国の運輸安全委員会が現地に入り、詳しい事故原因を調べる方針。
15日午前11時45分ごろ、兵庫県姫路市家島町の上島の西約4キロの瀬戸内海で、航行中の貨物船から「船が衝突して、1隻が転覆している」と118番があった。
姫路海上保安部によると、神戸市東灘区の会社が所有する貨物船、第8大和丸(499トン)が転覆し、船長の男性(50)=徳島県松茂町=が病院に運ばれたが死亡、機関士の男性(28)=同町=が心肺停止状態で船内から見つかり、死亡が確認された。男性乗組員1人(63)=徳島県鳴門市=が軽傷を負った。
もう1隻は、愛媛県今治市の海運業者が所有する貨物船豊昌丸(499トン)。5人が乗船していたが、けが人はなく、事故後に自力で姫路港に入った。当時、現場付近の海域は晴れ、波の高さは約50センチだった。.
15日午前11時35分頃、兵庫県姫路市沖の播磨灘で、砂利運搬船「第8大和丸」(499トン)と、貨物船「豊昌丸」(499トン)が衝突した。
第8大和丸は転覆し、乗組員3人のうち2人が死亡、1人が軽傷を負った。豊昌丸の乗組員5人にけがはなかった。
姫路海上保安部の発表では、死亡したのは第8大和丸船長の喜多史彦さん(50)(徳島県松茂町)と、機関士の浜渕志行むねゆきさん(28)(同)。喜多さんは海に投げ出され、近くを航行中の貨物船に救助されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。浜渕さんは転覆した船内で見つかった。
第8大和丸は神戸市東灘区の会社所有で、豊昌丸は愛媛県今治市の海運会社が所有している。同保安部は双方の乗組員から事情を聞くなどして事故原因を調べている。
By Mfame Team
On July 13, a 20,000-ton cargo ship ‘Chang Rong Men’ collided and sank the other cargo ship ‘Zhongheng 9’ in the Yangtze River, thereby forcing the closure of the dam of Shanghai’s main reservoir in order to avoid contamination.
Shanghai’s two major tap water sources, the Qingcaosha and Chenhang reservoirs, have stopped taking water from the Yangtze River where two cargo ships collided, the Shanghai Water Authority said yesterday.
The Zhongheng 9, which was carrying over 10,000 tons of steel beams around 1 a.m. on Wednesday on the river section near Changshu City in neighboring Jiangsu Province. Zhongheng sank immediately after the collision but no one was injured.
All 15-crew members were rescued by Changshu’s rescue teams. Changshu authorities also dispatched ships to clean up the oil.
However, the tap water supplies were not affected because the Qingcaosha Reservoir contains enough water to supply the city for 68 days, while Chenhang Reservoir can supply for 10 days.
The dams of both reservoirs have been closed until the oil contamination is fully cleared, the Shanghai Chengtou Group, the water supplier said.
The accident happened about 36 kilometers away from the Chenhang and 51 kilometers from the Qingcaosha. The contaminated water made its way into the city early yesterday.
The Shanghai Water Authority immediately enhanced monitoring of the water quality along the river sections near both reservoirs.
Oil absorbent sheets and ropes were placed around to protect the reservoirs, officials said.
By Mihail Mitev
The cargo ship Zhong Heng 9 sank after collision with another cargo vessel Chang Rong Men on Yangtze river in Baimaosha area.
Both vessels were proceeding in opposite directions without being on crossing routes, but collision was caused of last minute maneuver of Chang Rong Men probably after failure of the steering gear or mistake of the duty officer.
After the accident the cargo ship Zhong Heng 9 started getting water ingress and crew intentionally headed to a mud shallow. The vessel sank, but partially remained above the water. All 15 crew members from the troubled cargo vessel were rescued without serious injuries.
The accident happened on the halfway between Nantong and Shanghai. The sunk cargo ship Zhong Heng 9 was encircled by oil booms to prevent leaks and water pollution. The local authorities dispatched salvage teams at the scene of the accident to consider refloating of the vessel.
The other participant in the collision, cargo vessel Chang Rong Men, also suffered damages and got water ingress, but remained afloat and was anchored near the scene of the accident.
General cargo vessel Anna Desgagnesはカナダ国籍。あまりコーストガードは非難できない。自分達の管理監督が問われてしまう。
The general cargo vessel Anna Desgagnes grounded in Saint Lawrence River, Canada. The vessel was en route from Montreal to Ile aux Coudres, but hit a rocky shallow after failure of a steering gear pump in Varennes area. The cargo ship Anna Desgagnes was refloated with with assistance of two tug and taken under tow to Montreal. The general cargo ship did not suffered damages during grounding, but was detained by local authorities and coast guard for inspection and survey. The cargo vessel Anna Desgagnes was fully inspected and cleared to sail again yesterday July 5, 2016. The ship will delay from the time schedule serious, as it was expected to arrive in Iqaluit until July 23. The cargo ship was loaded with personal supplies for people in Nunavut communities.
During the accident there were no injured people and no water pollution. The investigation for the root cause of the accident in under way.
The general cargo vessel Anna Desgagnes (IMO: 8600507) has overall length of 173.00 m, moulded beam of 23.00 m and maximum draft of 7.70 m. The deadweight of the vessel is 17,850 DWT and the gross tonnage is 15,893 GRT. The general cargo ship was built in 1986 by Nordic Yards Warnemunde in the shipyard in Rostock, Germany. The owner and operator of the vessel is Canadian company Groupe Desgagnes.
General cargo vessel Canada ANNA DESGAGNES RoRo ship ran aground on July 3 in Varennes area, Saint Lawrence River, down Montreal, while en route to Ile aux Coudres. Vessel suffered some damages, was refloated and taken on tow to be towed back to Montreal. As of 0100 UTC July 4 vessel was proceeding under tow of OCEAN ROSS GAUDRAULT tug, approaching Montreal Est. Vessel’s mishap is bad news for Nunavut community, vessel was supposed to arrive in Iqaluit by July 23. Many people in Nunavut communities are depending on the arrival of the Canada ANNA DESGAGNES RoRo ship for various items, said CBC News.
船齢37年の山陽造船建造のLPG船が爆発事故を起こしたらしい。使おうと思えば長く使える証拠だ!
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Ship Name: | PATCHARAWADEE 12(EX-XINDONGHE) |
IMO: | 7913854 |
Type of ship: | LPG TANKER |
Flag: | THAILAND |
Gross tonnage: | 1626 tons |
Year of Built: | 1979 |
Builder: | SANYO SHIPBUILDING - ONOMICHI, JAPAN |
Class Society: | NIPPON KAIJI KYOKAI |
Manager & Owner: | SIAM LUCKY MARINE - BANGKOK, THAILAND |
Former names: |
PATCHARAWADEE 12 until 2014 Jul ATHENA 1 until 2013 Jan PARINDA NO.5 until 1997 Dec KOSHIN MARU until 1996 Aug |
LPG tanker Thailand PATCHARAWADEE 12 Liquefied gas carrier suffered an explosion in a gas tank at 1030 LT June 29, vessel was docked in Bang Pakong river mouth, Chonburi Province Thailand, Gulf of Siam, undergoing tanks cleansing. Four crew were seriously injured, one said to be in coma. Condition of the vessel unknown.
就航してから2週間も経っていないのに、操縦不能になるとは???
操縦不能とはブラックアウトで操縦不能?単純に舵が利かなくなったのか?エンジンの減速できなかったのか?
入港する時にはかなり速力を落して惰力で入港してアスターンすると思うのだが、アスターンが不能だったのか?
臼杵造船所と検査した国交省または検査組織は頭を抱えているかも??
25日午後2時15分ごろ、愛媛県伊方町の三崎港で、大分市の佐賀関港から出港した国道九四フェリーのフェリー「遊なぎ」(998トン)が岸壁に衝突した。乗客乗員計82人のうち、乗客の女性が左手に軽いけがをした。
宇和島海上保安部によると、フェリーは入港中に一時操縦不能となり、船体右側の前後部が桟橋や防波堤に衝突。2カ所がへこむなどした。機関操縦装置に不具合が発生した可能性が高い。
浸水や油の流出はなく、積載していた乗用車など車両35台に損傷はなかった。同保安部は不具合の原因を調べるとともに、業務上過失往来危険の疑いで関係者から事情を聴く。
国道九四フェリー(大分市)によると、遊なぎは今月17日から就航したばかりの新造船。佐賀関―三崎間を1日5、6往復している。事故後、運航を中止した。別の船体の便は継続した。
同社は26日から当分の間、1日の便数を16往復から11往復へと減らす。「このような事態が起き、お客さんに申し訳ない。原因究明と再発防止に取り組む」と話した。
25日午後2時15分ごろ、愛媛県伊方町の三崎港で、佐賀関港(大分市)から来たフェリーが一時操縦不能となり、岸壁に衝突した。宇和島海上保安部によると、乗客乗員計82人のうち、乗客1人が手首などに軽いけが。
海保によると、フェリーは国道九四フェリー(大分市)の「遊なぎ」(998トン)で、入港する際、防波堤と桟橋に衝突し、船首と船尾の右側がへこむなど損傷した。浸水や油の流出はなかったという。
海保は操縦不能になった原因を調査するとともに、業務上過失往来危険の疑いがあるとみて調べる。(共同)
From(Maritime Connector.com) | |
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Ship Name: | BELLE ROSE |
IMO: | 9410600 |
Type of ship: | BULK CARRIER |
Flag: | PANAMA |
Gross tonnage: | 29104 tons |
Year of Built: | 2011 |
Builder: | OSHIMA SHIPBUILDING - SAIKAI, JAPAN |
Class Society: | NIPPON KAIJI KYOKAI |
Manager & Owner: | SUNSHIPMANAGEMENT - IMABARI, JAPAN |
A Panamanian-flagged bulk carrier has been refloated after running aground on at a world-famous diving site off Cebu, Philippines last week.
The ship, MV Belle Rose, was refloated Saturday morning and moved to an anchorage off the coast San Fernand, Cebu under its own power. According to reports a salvage team from Malayan Towage and Salvaging Corp. used three tugs to pull the vessel into deeper water where they then tested the ships engines and further inspected the hull for damages. No oil spill has been reported.
The 183-meter Belle Rose ran aground June 13 on Monad Shoal, a famous dive site known as one of the only places on earth where you can consistently spot thresher sharks in the wild. The reef sits on the edge of a steep 200 meter drop off and ranges in depth from 20 to 27 meters.
The Philippine Coast Guard estimated previously that 483-meters of coral reef has been damaged as a result of the grounding.
The location of the grounding was approximately 4 nautical miles southeast of Malapascua Island in Daanbantayan, Cebu.
The 50,472 DWT Belle Rose was built in 2010. The ship was sailing from Nantong, China to Cebu when the incident occurred.
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Ship Name: | BENITA |
IMO: | 9172961 |
Type of ship: | BULK CARRIER |
Flag: | LIBERIA |
Gross tonnage: | 24953 tons |
Year of Built: | 1998 |
Builder: | IHI AICHI WORKS - CHITA, JAPAN |
Class Society: | BUREAU VERITAS |
Manager & Owner: | UNIT MARITIME - ATHENS, GREECE |
Former names: |
NEW RAINBOW until 2014 Feb STAR SEA RAINBOW until 2012 May |
An oil spill from the recently grounded bulk carrier MV Benita on the southeast coast of Mauritius has reportedly been put under control, according to local media reports.
The coast guard authorities have installed buoys to contain the fuel spilled from the 1998-built vessel and the cleaning works are in progress.
Although it was not loaded with cargo when it grounded on the reef of Le Bouchon, the vessel was carrying some 150 tons of oil. Initial oil pumping operation have been hampered by inclement weather conditions at the site.
The Greek company Five Oceans Salvage was hired to pump out the vessel’s remaining fuel and undertake the salvage operations, however, reports suggest that the efforts to free the bulker could take over a month to complete.
Featuring 44,183 dwt, the bulker ran aground in the morning hours of June 17 as a result of a fight which broke out between the vessel’s crewmembers the night before.
At the time of the incident, the Liberian-flagged ship, crewed by 23 seafarers, was on its way from the Indian port of Paradip to the port of Durban, South Africa.
Bulk carrier BENITA ran aground on southeast coast of Mauritius, Indian ocean, in the morning June 17, while en route from Paradip India to Durban SA. Grounding was caused by a brawl among crew, one of the crew, reportedly engineer, had to be medevaced. What happened exactly, yet unknown, it is said that the engine was turned off by one of brawl participants. Mauritius CG together with police boarded the vessel. Judging from photo, BENITA is hard aground.
From(Maritime Connector.com) | |
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Ship Name: | Infinity 1 (EX-BOSSOIL 2) |
IMO: | 8960426 |
Type of ship: | ASPHALT/BITUMEN TANKER |
Flag: | PANAMA (EX-KIRIBATI) |
Gross tonnage: | 1598 tons |
Year of Built: | 1993 |
Builder: | JIANGZHOU UNION SHIPBUILDING - RUI CHANG, CHINA |
Class Society: | CHINA CLASSIFICATION SOCIETY |
Manager & Owner: | BOSSOIL MARINE - SINGAPORE |
Former names: |
XIAN HE until 2012 Feb HENG HUI until 2009 Mar |
A Panamanian-flagged tanker averted potential disaster overnight after the vessel developed a crack in its hull in the Arabian Gulf off India.
The Indian Navy says it was called Wednesday night to provide assistance to the MT Infinity 1 which was taking on water and had developed a dangerous list approximately 20 miles from Goa.
The INS Trikand along with the Coast Guard cutter Amal arrived on scene and were able to transfer emergency dewatering equipment to the vessel. With the flooding under control, the Trikand escorted the ship to Karwar where was it was safely anchored.
The Navy reported that the vessel was carrying 1,794 metric tons of asphalt.
ベトナムへ引っ張っていくつもりだったのであれば、この台船は外国籍に違いない。台船であっても外国では船として扱われる。
保険に加入していなければならないはず。この状況から判断して保険に加入していなかったと考えられる。つまり、このクレーンの持ち主は音信不通となって
このまま放置されるであろう。そして補償金は支払われないであろう。
23日午後5時50分ごろ、松山市・興居島(ごごしま)の泊港発高浜港行きカーフェリー「えひめ2」(188トン)の機関室床下で、浸水しているのが見つかった。船は高浜港到着直前で、乗員・乗客計34人にけがはなく、車5台にも浸水の影響はなかったほか、油の流出もなかった。松山海上保安部によると、船底の鉄板に直径約3センチの穴が開いていた。
えひめ2は1987年に建造され、運航会社「ごごしま」(松山市由良町)が所有している。94年からほぼ毎日、泊港−高浜港を往復していた。海保によると、船底の鉄板が薄くなっていたといい、老朽化の可能性が高い。同社による日常点検などの実態を調べた上で、業務上過失往来危険容疑にあたる可能性があるか調べる。
同社は、泊港−高浜港間を、興居島・由良港−高浜港を往復していた別のカーフェリーで代替する。由良港−高浜港間は小型船で代行する。【黒川優、木島諒子】
伊藤嘉孝
神奈川県三浦市沖で2014年3月、外国の貨物船同士が衝突し9人が死亡・行方不明となった事故で、国の運輸安全委員会は19日、両船の当直の航海士が、相手の船の存在や動きに気づかなかったことが原因とみられるという調査報告書を公表した。
報告書によると、事故は同月18日午前3時ごろ起きた。パナマ船籍のビーグルⅢ(約1万3千トン)では、当直の2等航海士(死亡)が韓国船籍のペガサスプライム(約7千トン)の前方からの接近に気づかなかったとみられる。ペガサス号の2等航海士は、見張りを適切に行っていなかったためビーグル号が右に曲がったことに衝突直前まで気づかず、事故を回避できなかった可能性が高いという。(伊藤嘉孝)
おととし、神奈川県の沖合いで貨物船とコンテナ船が衝突して中国人の乗組員7人が死亡した事故で、国の運輸安全委員会は、コンテナ船の見張りが不適切だったことなどが事故につながったとする報告書を公表しました。
おととし3月18日の未明、神奈川県三浦市の沖合いでパナマ船籍の貨物船と韓国船籍のコンテナ船が衝突し、貨物船が沈没して中国人の乗組員7人が死亡2人が行方不明となった事故で、国の運輸安全委員会は報告書を公表しました。
それによりますと、コンテナ船は貨物船が正面方向から近づいてきたため左にかじを切って進路を避けました。
しかし、その後、コンテナ船は貨物船が右方向にかじを切り近づいていることに気付かずに直進を続けて衝突したということで、見張りが不適切だった可能性が高いとしています。
一方、貨物船は乗組員が死亡しているため見張りの状況が明らかにならなかったものの、船の動きから衝突直前までコンテナ船に気付いていなかった可能性があるとしています。
このため、コンテナ船が見張りを適切に行うとともに、お互いに汽笛や無線で意思疎通を図っていれば衝突を回避できた可能性があると指摘しています。
静岡県は12日、御前崎港内の航路上に海図に示された水深より浅い場所があり、貨物船が座礁する事故が起きたと発表した。測量の結果、砂の堆積で1・5メートル浅くなっていたことが分かり、県は付近で喫水6メートル以上の船舶の航行を制限。第3管区海上保安部は地域航行警報を出し、船舶に注意を促している。近くには、浜岡原発(御前崎市佐倉)の使用済み核燃料の運搬時などに使う中部電力専用の岸壁もあるが、当面は使用予定がないという。
県などによると、10日午後4時ごろ、中央埠頭(ふとう)1号岸壁に接岸しようとしていたパナマ船籍の貨物船「センチュリー シャイン」(4403トン、最大喫水6・9メートル)が、同岸壁の北東側約100メートルの付近で座礁した。船体に損傷はなく、約1時間後に自力で脱出し、別の埠頭に接岸した。乗組員にけがはなかったが、積み荷を扱う作業が遅れた。
県が11日に付近の測量をしたところ、本来は7・5メートルあるはずの水深が、実際には約6メートルしかなかった。中央1号岸壁の供用を開始した1971年以降、浚渫(しゅんせつ)工事をしたことがなく、流れてきた砂が長期間にわたって堆積したとみられる。
影響で、喫水6メートル以上の船舶は中央埠頭1、2号岸壁を使えなくなり、別の埠頭に回すことで対応する。県港湾整備課は「水深7・5メートルが確保されなければ海保の警報は解除されない。早期に規定の水深を確保したい」としている。
この事故って、コンテナクレーンの故障か、コンテナクレーンのオペレーターのミスじゃないのか?
コンテナを固定する金具(ツイストロック)の取り付け、又は、取り外しをしていたら、コンテナが降りて来たと言う事?
オペレーターのミス、誤作動、又は、ブレーキの故障でコンテナが降りて来たと推測する。一般的にコンテナは、20フィートか40フィート。
4トンのコンテナは素人的な表現?
横浜市のふ頭で3日午後、コンテナを船に積み込むための準備作業をしていた29歳の男性作業員が重さおよそ4トンのコンテナの下敷きになり、死亡しました。
3日午後2時すぎ、横浜市中区の本牧ふ頭で作業員の男性2人が特殊車両を使って持ち上げた状態のコンテナの下に入り込み作業をしていたところ、突然、コンテナが降りてきて29歳の男性が下敷きになりました。男性は東京・大田区の会社員、古屋昌孝さんで、病院に運ばれましたが間もなく死亡しました。
コンテナは重さおよそ4トンで、現場では当時、コンテナを船に積み込むため底の部分に部品を取り付ける作業をしていたということです。
警察は車両を操作していた男性らに事情を聴くとともに、業務上過失致死の疑いも視野に捜査をしています。
行き先はニュースで伝えられていなかったが、「タイ人とインドネシア人の乗組員3人」と言うことなので外国へ持って帰る途中に座礁と言う事なのか?
かなり昔の話だが、神戸からシンガポールへの航海中にタグボート MARINA IRIS(パナマ籍)が和歌山県日ノ御埼沖の海上で沈没した。船には保険が掛けられていたが、「復原性の問題があり、押船MARINA IRISは(UNSEAWORTHINESS)航海に適していなかった」
との理由で保険が支払われなかった。
動画や画像を見る限り復原性の問題がありそうだが、保険に加入しているのだろうか?そしてこの台船、どこの国籍???
この台船、起重機船ネプチューン号として大阪周辺で使われていたようです。
(おじさんのチャリチャリつれづれ)
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外国のクレーン船で強風にあおられ座礁したらしい (05/08/2016) (おじさんのチャリチャリつれづれ)
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(おじさんのチャリチャリつれづれ)
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起重機船ネプチューン号 (10/27/2012)(Togetterまとめ)
大阪港を中心に活躍する可能なダブルリンク型水平引込式クレーンを備えた、起重機船ネプチューン号姉妹を追いかけてみました。 |
でっかいクレーン ネプチューンZ をタグボートがバックで曳航する
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座礁船あった (05/04/2016)(Daigo@Stdh21)
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〜2016.05.07〜 淡路島ツーリング (魁斗GD1のページ)
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UFO? (05/04/2016)(りー子の絵日記)
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モンキーパークから時計回りに3キロ地点で船が座礁してて通行止め!かなしい( ; ; ) (05/05/2016)((株)エズリーナ-D-パウエル!)
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西日本は3日、発達した低気圧の影響で各地で強風が吹き、電車の運行に影響が出るなどした。気象庁によると、最大風速は愛媛県伊方町で26・6メートル、福井県坂井市と鳥取県倉吉市で19・2メートルを記録。いずれも5月の観測史上、最大だった。
JR西日本は大阪と北陸方面を結ぶ特急「サンダーバード」の上下22本を運休。神戸淡路鳴門自動車道では洲本―西淡三原間が夜間、通行止めになった。
徳島海上保安部によると、同日午後0時50分頃、兵庫県南あわじ市沼島沖の紀伊水道で、えい航中のクレーン台船(長さ42メートル、幅27メートル)のロープが強風の影響で切れ、台船が漂流。北約8キロの同市の海岸に座礁し、乗組員3人が海上保安庁のヘリで救助された。
3日午後、兵庫県南あわじ市の海岸で悪天候のためクレーン付きの台船が座礁し、タイ人など外国人乗組員3人が海上保安部に救助されました。
徳島海上保安部によりますと、3日午後1時前、兵庫県南あわじ市の沼島沖で、クレーン付きの台船をえい航していた船の乗組員から、「悪天候でクレーン船を引くロープが切れて流されている」と通報がありました。
流された台船は長さ42メートル、幅27メートルでクレーンの高さは50メートルあり、タイ人とインドネシア人の乗組員3人が乗っていましたが、午後4時前に海上保安部のヘリコプターで無事救助されたということです。
台船はその後、南あわじ市の海岸に座礁し、天候の回復を待って沖合に戻す作業が行われるということです。
大阪管区気象台によりますと、当時、付近の海上には強風波浪注意報が出されていました。
新長崎漁港沖で作業船転覆 船長不明
新長崎漁港沖今月の4月25日朝、新長崎漁港の沖で作業船が転覆し60代の船長が行方不明となっている。
午前7時ごろ長崎市三京町の新長崎漁港の沖合約2キロの海上で クレーン台船を後ろから押していた㈱三基(長崎市大橋町22番14号・代表取締役・ 山口 雅二)が所有する作業船「第18興真丸」4.9トンが転覆した。
別の船の乗組員が気付きクレーンで興真丸を引き揚げたが船長で長崎市琴海大平町の田添保廣 さん61歳の行方が分からなくなっている。
その後、海上保安部などが空と海から捜索に当たったが今、現在も行方が分かっていない。田添さんは救命胴衣を着 けていなかったという。
興真丸はクレーン船のアンカーを運ぶ船で点検のため新長崎漁港から西海市大瀬戸町の造船所に向かっていたが、当時は風速10メート ルで海は時化てはなかったと関係者は語っている。
田添さんの安否が心配されている。
山形県酒田沖で今年1月にパナマ船籍の貨物船「CITY」(4359トン)が座礁した事故で、船の撤去作業を担う業者が「日本サルヴェージ」(東京都大田区)に決定した。
同社が22日、酒田市船場町の酒田港湾合同庁舎で、報道陣向けに作業工程とともに明らかにした。27日に作業を開始し、7月下旬~8月上旬に完了する見通しという。
同社によると、撤去作業は、ダイバーが水中で船体を輪切りにして21ブロックに分割し、作業船が引き揚げて酒田北港に運搬する形で行われる。期間中、風速15メートル、波高1・5メートルに達した場合、作業を中止する。費用は、船主であるシンガポールの海運会社が負担する。日本サルヴェージの担当者は「船内に残存した油などを逐一確認し、流出しないように作業を進めたい」と話している。
ことし1月、酒田市の港でパナマ船籍の貨物船が座礁し、その後、沈没した事故で、船の撤去作業が来週から始まることになりました。
この事故は、ことし1月、酒田市の酒田北港でパナマ船籍の貨物船「CITY」号が防波堤の波消しブロックに乗り上げ、その後、沈没したものです。
船主側が、21日、船の解体・撤去を行う国内の業者と契約を交わし現場での撤去作業を今月27日から始めることが決まりました。
作業は台船とクレーン船の2隻の船を使い、ダイバーが交代で潜りクレーン船で吊り上げられる大きさに切断しながら海から引き上げることにしています。
撤去作業が終わるのは、海の状況によって7月下旬から8月中旬までの間になるということです。
岸壁で釣りをしていた酒田市の30代の男性は、「油が浮いているわけではないですが、船があると気になるので早く撤去してもらいたいです」と話していました。
この事故をめぐっては貨物船のロシア人の船長が業務上過失往来危険の罪で罰金40万円の略式命令を受けすでに納付しています。
Car carrier South Korea OCEAN TANGO Vehicle carrier was grounded by a storm which battered Busan, Korea, on Apr 17. Vessel was docked at Yeong-gu area, reportedly fuel tanks were damaged with ensuing fuel leak. Present condition of vessel unknown.
写真を見る限り、コンテナ船「スターパイオニア号」は大きな船ではない。船首のどこがコンテナクレーンに当たったのだろうか??
From(Maritime Connector.com) | |
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Ship Name: | STAR PIONEER |
IMO: | 9545003 |
Type of ship: | CONTAINER SHIP |
Flag: | MARSHALL ISLANDS |
Gross tonnage: | 9520 tons |
Year of Built: | 2010 |
Builder: | DAE SUN SHIPBUILDING & ENGINEERING - PUSAN, SOUTH KOREA |
Class Society: | KOREAN SHIPPING REGISTER |
Manager & Owner: | NAMSUNG SHIPPING - SEOUL, SOUTH KOREA |
13日朝、苫小牧港で入港してきた貨物船が岸壁の大型クレーンに接触する事故がありました。
けがをした人はいませんでしたが、3基あるクレーンのうち1基が使用できなくなり、物流への影響が懸念されています。
13日午前8時すぎ、苫小牧港の国際コンテナターミナルで、韓国の船会社が所有する貨物船「スターパイオニア号」が入港しようとした際、船首近くが岸壁のクレーンに接触しました。
この事故でけがをした人はいませんでしたが、3基ある大型クレーンのうち1基が故障して使用できなくなったということです。
故障したのはコンテナの積み降ろしに使われる高さ30メートルあまりの「ガントリークレーン」で、港の管理組合によりますと復旧のめどは立っておらず、当面、ほかの2基で積み降ろし作業を行うということです。
苫小牧港の国際コンテナターミナルは北日本最大の物流拠点で、取扱量が増える大型連休を間近に控えているだけに、物流への影響が懸念されています。
宮古島海上保安署所属の巡視船「のばる」が平良港沖合の防波堤に衝突し乗組員が負傷した事故で、捜査関係者によると乗組員が第11管区海上保安本部などの調べに対して「速度を出し過ぎた」などと供述していることが10日、分かった。
同本部は事故時に誰が操船していたかなどについては「捜査が続いており明らかにできない」としている。
11管は10日も事故原因の調査を続けた。巡視船乗船経験のある海上保安官は「港内や周辺では速度を落とすのが原則。速度さえ落としていれば、船首が大破するほどぶつかる前に何らかの対応ができたはずだ」と疑問を呈した。
8日夜、沖縄県宮古島市の港の沖合にある防波堤に、海上保安署の巡視船が衝突し、乗っていた海上保安官全員がけがをした事故で、巡視船は事故当時、時速40キロ前後の速度で衝突した可能性があることが関係者への取材でわかりました。
8日午後9時ごろ、宮古島海上保安署の巡視船「のばる」が、宮古島市の平良港の沖合にある防波堤に衝突して、乗っていた15人の海上保安官全員がけがをしました。
このうち1人は顔の骨を、別の1人はろっ骨を折る大けがをしました。
防波堤に乗り上げたまま動かなくなっていた巡視船は、9日午後、平良港に移されました。
船の前の部分は、防波堤に衝突した衝撃で内部が見えるほどめちゃくちゃに壊れ、へさきの部分は大きく上を向いていました。
こうした船の損傷の具合などから、巡視船は事故当時、時速40キロ前後の速度で衝突した可能性があることが関係者への取材で新たにわかりました。
船は港に入る前や防波堤の近くでは、他の船や岸壁との衝突を避けるため、速度をできるだけ落として航行するということで、40キロ前後の速度で港に進入することは、通常では考えにくいということです。
事故の直後には、救助活動をした海上保安官が、現場の視界は良かったと話しているということで、第11管区海上保安本部は事故が起きた原因を詳しく調べています。
かなり派手に衝突し、壊したものだ!
中国の船に体当たりをしても強度的に丈夫で沈没しない事を確認する衝突テストでも行っていたのか?
しかし、この衝突テストの付けは大きい!修理費用はかなりの額であろう。写真を見るとウォータージェット推進のようだ。
目標追尾型遠隔操縦機能(RFS)を備えたJM61-RFS 20mm多銃身機銃が衝突により、故障や調整のために整備が必要となれば、
更なる出費。
乗組員達で修理費を分担してね!税金で修理しないようにお願いします。
宮古島海上保安署所属の巡視船「のばる」が平良港沖合の防波堤に衝突し乗組員が負傷した事故で、乗組員15人のうち3人が顔面やあばら骨、左腕を骨折したほか、残り12人も打撲などのけがを負っていたことが分かった。第11管区海上保安本部が9日、発表した。全員命に別条はない。船首部分が大破していることから、かなりの速度で岸壁にぶつかったとみられる。11管によると、油もれは確認されていない。
11管は「入港進路の誤りが事故原因の一つと考えられる」としており、乗組員に事故当時の状況を聞くなどして調査している。
11管によると、衝突したのは港から北北西に約4キロの地点。8日午後9時ごろ、周辺海域の夜間パトロールを終えて帰港する際、何らかの原因で港の沖合にある防波堤に衝突した。出港時間や詳しい業務内容などについて「保安上答えられない」としている。
防波堤に衝突し、船首が大破した宮古島海上保安署所属の巡視船「のばる」=9日午後4時半ごろ、宮古島市の平良港
11管は9日、他の船が入港する際の妨げになるなどの影響が出ることから、衝突し、大破した「のばる」の船体を防波堤付近から港内に移動する作業を行った。午後0時30分ごろに船体が防波堤から離れ、午後3時45分ごろ、自力航行が不可能な状態でタグボートにえい航され、平良港内に入港した。
平良港には多数の市民が様子を見に訪れた。散歩中の男性は大破した船首を見て「海の安全を守る海上保安庁がこれでは」と首をかしげた。
巡視船「のばる」にはレーダーもGPSも搭載されているはずである。
2011年に就役している。航海設備が古い巡視船ではない。なぜ、防波堤に衝突したのか??
「事故当時、島ではもやが観測されており、視界が悪い状態だった。」
視界が悪い状態では操船できないような乗組員が乗っていたのか?まさか、1人だけで誰もブリッジあたりにいなかったはずもないと思うが?
8日午後9時頃、沖縄県・宮古島(宮古島市)の平良ひらら港の防波堤に、宮古島海上保安署所属の巡視船「のばる」(坂田修船長)が衝突した。
第11管区海上保安本部(那覇市)によると、乗組員15人全員が重軽傷を負った。
11管によると、15人のうち2人が顔や肋骨ろっこつなどの骨折、1人が骨折の疑い。残りの12人は打撲や捻挫など。全員、命に別条はないという。
「のばる」は全長46メートル、幅7・5メートル、195トン。2011年4月に宮古島海上保安署に配属された。事故当時は夜間パトロールを終えて、平良港に帰港中だった。船首部分が損傷して浸水しているが、沈没の恐れはなく、油の流出も確認されていないという。
防波堤は港の沖合にあり、衝突したのは港から北北西に約4キロの地点。現場から約100メートルの地点に灯台があるが、宮古島地方気象台によると、事故当時、島ではもやが観測されており、視界が悪い状態だった。11管が衝突の原因を調べている。
9日午後6時20分ごろ、三重県尾鷲市の三木崎灯台から南約32キロの熊野灘沖合で、芙蓉(ふよう)海運(鹿児島市)の貨物船(498トン)と、三重県紀北町の小型漁船が衝突した。尾鷲海上保安部によると、漁船には同町のカツオ漁師の男性(63)が乗り込んでいたが行方不明になっているという。同海保は付近の海域を捜索している。
9日午後6時15分ごろ、三重県尾鷲市の三木埼灯台から南32キロの沖合で、同県紀北町矢口浦の漁業家崎敬吾さん(63)の小型一本釣り漁船「桂漁丸」と、鹿児島市の芙蓉海運の貨物船「三社丸」(498トン、5人乗り)が衝突。家崎さんが行方不明となり、尾鷲海上保安部などが捜索している。
海保によると、宮城県の石巻港に向かっていた三社丸の船首部が桂漁丸の船首部右側に衝突。互いの船に大きな損傷はなかったという。
ところが午後9時27分ごろ、海保の巡視艇「みえかぜ」が和歌山県新宮市の新宮港沖18キロ付近で、無人のまま航行する桂漁丸を発見した。
家崎さんは1人で桂漁丸に乗り、午前5時ごろ矢口浦から出港。午後5時に和歌山県の串本港に入港する予定だった。
「同貨物船は、事故が発生したとき福州でその貨物を降ろした後、インドネシアに向かう途中であった。」
台湾で座礁した船の国籍はニウエ。
国際航海の船なのにIMO番号が不明。犯罪の匂いがする船だ。この船、外観で判断すると日本で建造されているかもしれない。
船の国籍はニウエなのに、AIS:船舶自動識別装置を発信していない。国際条約でAIS:船舶自動識別装置とIMO番号の表示は要求されています。何かを隠す、又は、船の存在を知られたくないために、AIS:船舶自動識別装置とIMO番号を満足していない事実はすごく怪しいです。IMO番号が判明すれば、かなりやばい事のために書類等を偽造しない限り、過去が追跡できるようになっています。
調べてみると四国中央フェリーの「ロイヤルにいはま」又は「ロイヤルかわのえ」に似ているのでどちらかと言うことになります。
「ロイヤルかわのえ」はAIS:船舶自動識別装置で確認すると「Dionisios Solomos - IMO 8909886」
としてギリシャで運航されています。よって、「ロイヤルかわのえ」が選択肢から消える。AIS:船舶自動識別装置でIMO番8909874の船舶が見つかりません。消去法で行くと、「ロイヤルにいはま(IMO:8909874)」である可能性が高い。多少の改造した点は見られますが、概観がかなり似ています。同型船、又は、図面をコピーして建造しないとここまで似る事はないでしょう。
From(Maritime Connector.com) | |
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Ship Name: | ROYAL NIIHAMA |
IMO: | 8909874 |
Type of ship: | RO-RO/PASSENGER SHIP |
Flag: | CHINA |
Gross tonnage: | 3984 tons |
Year of Built: | 1990 |
Builder: | SANOYAS MIZUSHIMA WORKS & SHIPYARD - KURASHIKI, JAPAN |
Manager & Owner: | CHINA GOVERNMENT - BEIJING, CHINA |
船名 : ロイヤルかわのえ
総トン数 : 3,981屯
主要寸法 : 全長115.6m 型幅21.0m 型深6.0m
主機関 : ディーゼル 6,000PS×2基
航海速力 : 19.0ノット
旅客定員 : 600名
竣工 : 1990年(平成2年) 6月
建造所 : サノヤス 水島
航路 : 東神戸~川之江~新居浜 (青木のりば第1バース)
航路愛称 : バンパックフェリー
3日、澎湖県の環境保護局によると、澎湖諸島海域で立ち往生していた貨物船から燃料や油を除去する作業は、最後に油膜危機をもたらしたが、4日に完了した。4月初めからの安定した天候のおかげで、海洋工学の専門家やダイバーは過去3日間にわたって水没したエンジンや機械からオイル28トンをポンプする管理をしていると、事務局は述べている。「雲海」という名前のニウエ登録貨物船から削除されるディーゼルの110トンを含む燃料とオイル138トンは、2月25日に北部の澎湖海域で座礁した際に流れ出たもの。油除去の完了は4日まで厳戒態勢に関係当局と環境保護を考慮した油膜危機の終わりを意味していると、局の関係者は述べている。次のステップは、船を削除することであり、関係者は船舶の所有者が次の数日以内に運輸通信省傘下海事およびポート局(MPB)にサルベージ計画を提示することを指摘した。同貨物船は、事故が発生したとき福州でその貨物を降ろした後、インドネシアに向かう途中であった。
Taipei, April 3 (CNA) An operation to remove fuel and oil from a cargo ship stranded in waters off the Penghu Islands was completed Sunday, bringing to an end an oil slick crisis, according to the Environmental Protection Bureau of Penghu County.
Thanks to stable weather since the beginning of April, marine engineering experts and divers managed to pump 28 tons of lubricant from submerged engines and machinery over the past three days, the bureau said.
Including the 110 tons of diesel removed from the Niue-registered freighter, named "Yunhai," in the March 17-19 period, a total of 138 tons of fuel and oil were pumped out of the vessel, which ran aground in waters north of the Penghu archipelago off southwestern Taiwan on Feb. 25, the bureau said
The completion of the oil removal meant the end of a possible oil slick crisis that had put the relevant authorities and environmentalists on high alert until Sunday, bureau officials said.
The next step will be to remove the ship from where it is stranded, the officials said, noting that the vessel's owner will present his salvage plan to the Maritime and Port Bureau (MPB) under the Ministry of Transportation and Communications in the next few days.
It is possible that the 8,000-metric-ton ship will be dismantled at the site where it was stranded, or it could be towed to Fuzhou, China for repair, the officials said.
The MPB will decide what to do with the ship after the Tomb-Sweeping holiday, they added.
The cargo ship was on its way to Indonesia Feb. 25 after discharging its cargo in Fuzhou when the accident occurred.
(By Chen Chi-ching and Elizabeth Hsu)
ENDITEM/J
The Yunhai cargo ship lies stranded just off the Penghu Archipelago yesterday.
Photo: Liu Yu-ching, Taipei Times
By Chen Wei-han / Staff reporter
An oil leak was discovered on Monday on water surrounding an islet of the Penghu Archipelago (澎湖群島) where a cargo ship from Niue was stranded, and authorities yesterday initiated emergency response measures to combat the pollution and remove fuel from the ship.
The ship, the Yunhai, ran aground in waters near Niao Yu (鳥嶼), an islet in the northern part of Penghu County, on Feb. 25, but no oil pollution was discovered until Monday, when members of the Penghu Ocean Citizen Alliance posted a video showing oil floating on water around the stranded ship.
Alliance director Weng Chen-sheng (翁珍聖) yesterday said the group hired a boat to patrol the sea surrounding the cargo ship because nothing had been done in the 11 days since the ship was grounded, and they discovered an oil belt on waters to the south of the vessel, but they could not estimate the volume of the spill. He said the spill was diesel fuel rather than heavy crude oil, which is difficult to remove and takes a long time to decompose in the sea.
The Penghu Environmental Protection Bureau yesterday said that the Coast Guard Administration dispatched two vessels to the scene on Monday, but did not find the spill. However, the bureau sent a small fishing boat and located the spill, which the boat crew soaked up with oil-absorbent sheets, it said.
The bureau said that the oil might have washed off the ship’s mechanical parts, instead of leaking from oil tanks, which Weng said was yet to be confirmed.
Following the discovery of oil pollution, the bureau yesterday convened an emergency meeting with the ship’s Indonesian owner, the Maritime and Port Bureau, the coast guard and the Environmental Protection Administration (EPA) to organize an oil removal program to remove the 145 tonnes of fuel in the ship’s tanks.
The program is to start on Friday after preparation finishes tomorrow and the oil tanks are expected to be emptied by Tuesday next week if weather conditions permit.
The situation is to be closely monitored by patrol officers of the coast guard and the EPA’s satellite monitoring system, the EPA said.
“The central and Penghu government felt the pressure after public opinion focused on the issue following the discovery of oil pollution, so they finally came up with an action plan to deal with the situation, which we are glad to see,” Weng said, calling on authorities to take action as soon as possible before the weather turns bad.
Passenger ro-ro ship YUN HAI ran aground at around 0100 Taipei time Feb 25 some 4.6 nm southeast of Penghu island, Taiwan, Taiwan Strait, in rough weather. 11 Indonesian crew rescued by Taiwanese CG helicopter. Vessel with 145 tons of fuel on board was on route from Fuzhou China to Indonesia, most probably recently sold by Chinese owner to Indonesian one. On a photo stranded YUN HAI.
Passenger ro-ro ship YUN HAI, MMSI 542213110, GT 8575, built ?, flag ?, owner ?.
Taipei, Feb. 25 (CNA) A cargo ship from Niue, named "Yunhai," ran aground in waters about 1.3 nautical miles north of Niao Yu (Bird Island) of Penghu archipelago in the early hours of Thursday, said the National Search and Rescue Center.
Eleven Indonesian sailors on board were rescued by search and rescue personnel at about 2 a.m. and are being housed in the Penghu Labor Recreation Center.
Niao Yu is an islet with a land area of 0.265 square kilometers in Baisha Township in the northern part of offshore Penghu County.
The 8,000-metric-ton cargo ship was on its way to Indonesia Wednesday after it unloaded its freight in Fuzhou, China.
There is still about 145 metric tons of fuel oil in the cargo ship's tanks and the Coast Guard Administration and Penghu County officials are monitoring the situation.
(By Chen Chi-ching and Kuo Chung-han)
Enditem/ke
最近、聞いた話だが
2016年1月10日の午前5時すぎ、酒田市の酒田北港でパナマ船籍の貨物船「CITY」号が、防波堤の波消しブロックに座礁した艱難では船長は英語がほとんど話せなかったそうである。海保に連絡するも「問題」を繰り返すだけで十分な説明が出来なかったそうである。
STCW条約(1978年の船員の訓練及び資格証明並びに当直の基準に関する国際条約)の要求によると船長や上級士官は少なくとも最低限の英語でコミュニケーションが出来る能力を要求される。(Under the STCW Convention, all officers in charge of a watch (navigational or
engineering) must have a good command of spoken and written English. Senior officers with functions at a managerial level must also speak and write English, since this is a requirement at the previous level of responsibility. Ratings forming part of a navigational watch are required to be able to comply with helm orders issued in English.)
10日早朝、同船から第2管区海上保安本部に「酒田北港の防波堤に乗り上げた」と通報があり、第9管区海上保安本部と航空自衛隊のヘリが出動、ロシア人とバングラデシュ人の乗組員計18人を救助した。
一般的にバングラディッシュ人とロシア人が乗船しているから使用言語(Working Language)は英語のはずである。もし、英語でのコミュニケーションに問題があれば、英語とロシア語のマニュアルや指示書が要求される。これはISMコード 国際安全管理コードの要求に含まれている。
6 経営資源及び要員配置
6.1 会社は、船長が次の要件を満たすことを確保しなければならない。
6.2 会社は、各船舶に、旗国及び国際的要件に従った免状、資格を有し、か
つ、身体適正な者を配乗することを確実にしなければならない。
6.3 会社は、新たな要員及び安全と環境保護に関する職務に新たに配置転換さ
れた者が、その職務に習熟することを確実にする手順を確立しなければなら
ない。また航海前に示されるべき重要な指示は、明確にし、文書化されて出
航前に乗組員に供与しなければならない。
6.4 会社は、会社の安全管理システムに関係する者全員が、関連する規定、規
則、コード及び指針について十分な理解を有することを確実にしなければな
らない。
6.5 会社は、安全管理システムを擁護するために必要と思われる訓練を識別す
る手順を確立し、維持しなければならない。また、関係者全員にそのような
訓練が行われれることを確実にしなければならない。
6.6 会社は、乗組員に、乗組員の使用言語又は理解できる言語で安全管理シス
テムに関連する情報を提供する手順を確立しなければならない。
6.7 会社は、乗組員が安全管理システムに関連する職務を実行する場合に、効
果的に意思疎通ができることを確実にしなければならない。
PSC(外国船舶監督官)はISMコードに関して疑念を持つような根拠を見つければ、さらなる検査を行う事が出来る。なぜ、この船はPSC(外国船舶監督官)に指摘を受けていないのか?この船のような状態で日本に入港している船はたくさん存在する。疑問である。アメリカのPSC(アメリカ沿岸警備隊)は船長の英語の能力に問題があると判断した場合、船が出港する前に十分な英語の能力を有する船長への引継ぎを要求事がある。なぜPSC(外国船舶監督官)や海保はおなじような対応を取らないのであろう。日本はお金があるからいろいろな問題に対して目を瞑ってやるのか?それとも単なる腰抜けか?
.1 船舶を指揮するための適切な資格を有すること
.2 会社の安全管理システムに十分精通していること
.3 職務を支障なく遂行できるように必要な支援を受けられること
「さらに衝突後、中国人の船長は、1時間半にわたって付近を捜索したものの船が見あたらなかったことからたいした衝突ではないと考え、海上保安庁に通報しなかったということで、報告書は、通報などを行っていれば漁船がより早く発見された可能性があるとしています。このため運輸安全委員会は、貨物船を管理する中国の会社に対し、乗組員への教育を徹底するよう安全勧告を行いました。」
個人的な意見ですが「船を管理する中国の会社に対し、安全勧告」は意味はないだろう。運輸安全委員会が現状についてどれほどの多くの情報を理解しているのか知らないが、「甘い」としか言えない。
衝突した貨物船「FUKUKAWA (IMO:8808135)」は頻繁に海難を起こす船が登録されているカンボジア籍船に登録されている。実際、乗組員への教育が徹底されているカンボジア籍船は存在するんですか??
出来ない、又は、やる気が無いからカンボジア籍船を選択するのではないのですか?現状を知っていて、このような安全勧告を出すのですか??間抜けだと思いませんか?
船員として船に乗ることはないので、少なくとも自分が事故の被害者になることはないのですが、もし船員であれば、運輸安全委員会の対応には満足しないし、抗議したい。
下記のIMOの資料によると予測できる事であるが「貨物船FUKUKAWA漁船津の峯丸衝突」に関してカンボジア海運局からは事故調査報告書が提出されていないと記載されている。
ANALYSIS OF CASUALTY AND PSC DATA TO IDENTIFY TRENDS AND DEVELOP KNOWLEDGE AND RISK-BASED RECOMMENDATIONS 03/16/2015(AMSA)
開けない人はここをクリック
3年前、福岡市沖の玄界灘で、漁船が貨物船と衝突して転覆し、1人が死亡した事故で、国の運輸安全委員会は、貨物船が、必要な対応をとらないまま漁船に衝突し、海上保安庁に通報しなかったとして、船を管理する中国の会社に対し、安全勧告を行いました。
平成25年6月、福岡市沖の玄界灘で、福岡市の漁船「津の峯丸」が、未明に外国船籍の貨物船と衝突して転覆し、船長の男性が死亡した事故で、国の運輸安全委員会は、31日、報告書を公表しました。
それによりますと、貨物船の中国人の乗組員は、霧で視界が悪化したのに衝突を避けるための汽笛を鳴らさず、レーダーで漁船を確認したものの、さらに接近してからでも避けられると思い、自動操縦のまま速度を落とさず航行を続けたとしています。
さらに衝突後、中国人の船長は、1時間半にわたって付近を捜索したものの船が見あたらなかったことからたいした衝突ではないと考え、海上保安庁に通報しなかったということで、報告書は、通報などを行っていれば漁船がより早く発見された可能性があるとしています。
このため運輸安全委員会は、貨物船を管理する中国の会社に対し、乗組員への教育を徹底するよう安全勧告を行いました。
From(Maritime Connector.com) | |
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Ship Name: | FUKUKAWA |
IMO: | 8808135 |
Type of ship: | GENERAL CARGO |
Flag: | CAMBODIA |
Gross tonnage: | 1451 tons |
Year of Built: | 1988 |
Builder: | IWAGI SHIPBUILDING - KAMIJIMA, JAPAN |
Class Society: | NIPPON KAIJI KYOKAI |
Manager & Owner: | TIAN CHEN INTERNATIONAL SHIPPING MANAGEMENT - HONG KONG, CHINA |
Former names: |
SILVER ACE until 2007 Apr CHUN AN until 2003 Jan TOMOKAWA MARU until 1998 |
出典:高知新聞(撮影 立田昌敬さん)
高知県幡多郡大月町柏島の西岸で座礁している貨物船「第61龍丸」=499トン、千葉県鴨川市、光潮物産所有=が船尾付近から沈み始めているのを15日、宿毛海上保安署が確認した。重油の流出などがあれば、養殖や海のレジャーへの影響が懸念される。
宿毛海上保安署によると、第61龍丸は船長約77メートル。13日夜の座礁以降、付近は波が高く、離礁作業は進んでいない。15日朝になって船尾付近の浸水を確認。薄い筋状の油膜が船から北西方向へ幅約50メートル、長さ約700メートルにわたって広がっているのも見つかったが、油膜は夕方にはほぼ見られなくなったという。
このままだと船が沈みかねないとし、15日午後5時すぎ、船の周囲にオイルフェンスを設置した。宿毛海上保安署は船に残った重油の抜き取りも予定しているという。船には石灰石1450トンが積まれている。
高知県の柏島では、タイやマグロの養殖が盛んなほか、ダイビングや釣りなどのレジャーも人気がある。
100余りのいけすでタイの種苗生産などを行っている山崎技研の福田謙治・水産事業部課長は「湾内に(油が)流れれば影響はゼロではない」と警戒。黒潮実感センターの神田優センター長は「石灰の影響は分からないが、油の流出は磯釣りやダイビングスポットを中心に被害が出かねない。海への影響が気掛かりだ」と話していた。
第61龍丸は大分県から千葉県へ向かう途中で座礁した。船員5人は救助されている。
The Panama-flagged general cargo ship KM BUNGA MELATI XV sank in Port Tagulandang, Tagulandang island, north of northern tip of Sulawesi Island, Indonesia, in the Celebes sea, at around 14:30 LT on Tuesday (Mar 22).
Vessel was loaded with 2400 tons of cement, when the incident occurred.
Reportedly the vessel collided with a reef and suffered breach or breaches. The 1477-gt cargo ship rests on bottom with bridge remaining above the water.
No casualties reported.
From(Maritime Connector.com) | |
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Ship Name: | BUNGA MELATI XV |
IMO: | 8011110 |
Type of ship: | GENERAL CARGO |
Flag: | INDONESIA |
Gross tonnage: | 1477 tons |
Year of Built: | 1980 |
Builder: | SHIN KOCHI JYUKO - KOCHI, JAPAN |
Class Society: | BIRO KLASIFIKASI |
Manager & Owner: | SARI AMPENAN - SURABAJA, INDONESIA |
Former names: |
C.E.STAR until 2009 TAIMEI until 2006 Oct EIKOH until 1995 May SHINRYU MARU until 1994 Apr |
A coal-laden cargo vessel sank in the Shela River in Harintana area of the Sundarbans in Mongla upazila on Saturday evening. According to forest officials and pilot of the coaster, Sea Horse-1, the incident happened in the river near Harintana on Saturday afternoon. A tanker, OT Southern Star 7, had sunk in the same river in December 2014 spilling 357,664 litres of furnace oil it had been carrying. The massive oil spill from the tanker had put the biodiversity and ecology of the Sundarbans, world's biggest mangrove forest and a world heritage site since 1997, at risk. Since then environmentalists and different socio-cultural organizations have been demanding a halt to plying of water vessels through the Sundarbans.Sea Horse-1 pilot Md Sirajul Islam Molla told media that the coaster had stated for Noaparha in Jessore from Chittagong on Mar 16. He said, "The bottom (of the vessel) suddenly ruptured when it reached Harintana area." A tanker, Noorjahan-1, rushed and rescued the coaster's crew members, he added.Sundarbans Divisional Forest Officer (South) Saidul Islam said the vessel had sunk 25 nautical miles off the Sundarbans' Chandpai range office. He said forest department people could not reach the spot on Saturday. "Steps will be taken to recover the coaster on Sunday after contacting its owner," he added.However, all the 14 crew members of 'Sea Horse' managed to swim ashore after the incident.Earlier on December 9, 2014, a tanker carrying some 3.58 lakh litres of furnace oil capsized in the Shela River which created a platform for a massive and prolonged impact on the coastal ecology of the Sundarbans.
The Maritime Executiveの記事に添付されている動画が凄い。これからはカメラマンや記者で「ドローン」を上手く操縦できる人達の方が、評価される時代が
来るかもしれない。
ヘリコプターだとコストが高い。現場の近くにいけない。かなり上の上空からの撮影になる。「ドローン」を車にいつも積んでいれば、直ぐに現場に行けるし、良い動画や画像が入手できる。「ドローン」は高い物ではない。
規則や局の対応次第では、大きな変化が起きるのではないかと今回の動画をみて思った。
日本はいつも時代遅れの対応だからあまり期待は出来ないだろう。
最後に、座礁したコンテナ船「TS TAIPEI」は2006年で中国で建造されている。座礁の理由はエンジンの故障による座礁。船の品質が悪かったのか、船の維持管理に問題があったのか、それとも両方が運悪く最悪の結果を引き起こしたのか?
IMO:9348481
国籍:PANAMA
船主:TS TAIPEI SHIPPING CORP.
運航:TS LINES
総トン数:15.487G/T
全長:158.25m
全幅: 25.30m
喫水: 13.50m
速力: 20.0kn
積載:1.578teu
建造:JIANGSU YANGZIJIANG SHIPBUILDING CO.,LTD 2006
By MarEx
As the weather improved off the Taiwanese coast on Sunday, salvors were able to resume pumping out heavy oil and fuel from the container ship T.S. Taipei that ran aground on March 10. The vessel broke in two on March 24 and has been leaking fuel oil into the sea.
Removing nine containers from the grounded ship that contain toxic materials is a priority, and a 450-ton crane ship will arrive on scene by Thursday.
The T.S. Lines 15,487-ton ship ran aground in a storm about 300 meters from the shore while it was sailing from Hong Kong to Keelung Port in Taiwan. All 21 crew members were evacuated safely, but a helicopter crashed during the subsequent clean-up operation has killing two and seriously injured another.
Stormy weather has hampered efforts to remove fuel from the vessel which contains around 240 tons fuel oil and 35 tons of lube oil.
Some of the vessel’s 600 shipping containers have fallen overboard, and Taiwanese authorities report that some of the remaining containers contain 20 tons of potassium perchlorate, 18.2 tons of toluene, 19.5 tons of fats, 8.5 tons of corrosive liquids, six tons of flammable lubricants and 11 tons of paint.
The wreck is near a fishing port, and over 100 people are working to contain the spill. Heavy oil from the ship has already polluted a stretch of about two kilometers along the northeastern shore of the Shihmen area.
TAIPEI: An oil slick from a stricken cargo ship off Taiwan’s north coast could cause “massive” devastation to the area’s sea life, environmentalists said Friday, as clean-up workers scrambled to contain the leak.
Bad weather is hampering more than 100 workers who are trying to contain the slick after the Taiwanese ship “T.S. Taipei” became stranded on a reef earlier this month off the shore of Shihmen in New Taipei City.
“Even if the oil stains can be removed swiftly, massive deaths of fish and other marine animals in the area are expected due to lack of oxygen in the water,” said Michael Lee, secretary-general of the non-profit Society of Wilderness (SOW).
“It could take at least three years for the local ecological system to recover to some extent,” he added.
Around 1.9 kilometres (1.18 miles) of coastline has already been polluted since the ship ran aground on March 10 and workers in protective gear were using buckets and solvents Friday to remove oil from the shore.
A salvage operation has been trying to drain the ship’s oil tank, but has been hampered by bad weather.
There are still over 200 tonnes of fuel and 614 cargo containers with machinery, furniture, textiles and other items on board, as well as nine containers containing lubricant and toxic chemicals, said the Environmental Protection Administration (EPA).
“The ship has fractured down the middle and could capsize anytime... if it capsizes, the remaining fuel could leak out and the cargo containers will fall into the sea, affecting the local coastline and ocean habitat,” it said in a statement.
The worst oil spill in Taiwan in recent years was when Greek-registered Amorgos, carrying 60,000 tonnes of iron ore, ran aground off the southern coast in 2001.
Nearly 1,000 tonnes of oil gushed out of the vessel, contaminating a coastal reserve and seriously damaging the area’s ecosystem. - AFP
【3月11日 AFP】台湾の新北市(New Taipei City)で11日、座礁した貨物船の救助活動にあたっていた救助ヘリコプター「S-70C」が墜落し、1人が死亡、4人が救助された。
9日午後、釧路港内でパナマ船籍の貨物船どうしが接触する事故がありましたが、双方の乗組員にけがはありませんでした。
当時、10メートルの風が吹いていたということで、海上保安部が原因などを調べています。
9日午後2時前、釧路港の西港第2埠頭近くで、いずれもパナマ船籍の貨物船、ミマサカ9807トンと、クイーンアジア1万7027トンが接触しました。
釧路海上保安部によりますと、港に入ってきたミマサカが、すでに停泊していたクイーンアジアの船首付近に接触したということで、双方の船に乗っていた中国やフィリピンなどの外国人乗組員あわせて42人にけがはありませんでした。
また、燃料が流出したり、積み荷の飼料が海上に投げ出されたりすることもありませんでした。
当時、釧路港では10メートルの西寄りの風が吹いていたということで、海上保安部は乗組員から話を聞くなどして当時の状況や原因を調べています。
From(Maritime Connector.com) | |
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Ship Name: | MIMASAKA |
IMO: | 9562831 |
Type of ship: | GENERAL CARGO |
Flag: | PANAMA |
MMSI: | 354594000 |
Gross tonnage: | 9807 tons |
Year of Built: | 1988 |
Builder: | HIGAKI SHIPBUILDING - IMABARI, JAPAN |
Class Society: | BUREAU VERITAS |
Manager & Owner: | WISDOM MARINE LINES - TAIPEI, TAIWAN |
徳山海上保安部は22日、前方を航行する漁船に衝突し、船長の阿部敏光さん(83)=山口県防府市=を水死させたとして、業務上過失往来危険などの疑いで、韓国船籍の貨物船「シノコー・インチョン」(3625トン)の2等航海士、高逢規容疑者(23)を逮捕した。高容疑者は当直責任者で見張りを担当していた。
22日午前8時20分ごろ、伊万里市瀬戸町の桟橋に係留してあった巻き網漁船「第十八喜代丸」(138トン)から出火、船室などを焼いた。男性作業員2人が煙を吸って病院に搬送されたが命に別条はない。
伊万里消防署によると、造船所で修理中、溶接の火が燃え広がったらしい。【松尾雅也】
酒田市の酒田北港で先月、パナマ船籍の貨物船「CITY」(4359トン)が座礁、沈没した事故で、市主催の住民向け説明会が18日、同市西荒瀬コミュニティ防災センターで開かれた。市側は今月16日までにドラム缶(200リットル)759本分の油を含んだごみを回収したことや、船体が7月末までに撤去される見通しとなっていることなどを報告した。
住民ら約40人が参加。市の担当者が▽豊川や幸福川へのオイルフェンス設置▽吸着マットでの油防除―などの対応をしていることなどを説明。船体撤去は船舶所有者側が実施し、来月中の工事業者決定後、春以降に作業を始めるとの見通しを示した。住民からは「宮海海水浴場にも油が来ている。海水浴客に付かないか心配だ」「波や風への対策をしっかりし、酒田港の安全を高めてほしい」といった意見が出た。
事故は先月10日未明に発生。酒田港外に停泊していた際、西寄りの強い風と波に流され、酒田北港西護岸に座礁した。
山形県酒田市は18日、酒田北港で1月に座礁、沈没したパナマ船籍の貨物船「CITY」(4359トン)に関し、船主側が7月までに撤去する意向を示していることを明らかにした。住民説明会で報告した。
市によると、3月に入札で解体、撤去業者を決定、早ければ4月に作業に着手する計画という。説明会では、流出した油を除去した際、ドラム管759個分の廃棄物が発生したことも報告した。
自動車運搬船で木材が積めるのか?どのような積み付けだったのだろう?積み付けマニュアル(Cargo Securing Manual)は船級の承認を得ていたのか?
From(Maritime Connector.com) | |
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Ship Name: | MODERN EXPRESS |
IMO: | 9231688 |
Type of ship: | VEHICLES CARRIER |
Flag: | PANAMA |
MMSI: | 356187000 |
Gross tonnage: | 33831 tons |
Year of Built: | 2001 |
Builder: | SHINASB YARD - TONGYOUNG, SOUTH KOREA |
Class Society: | KOREAN SHIPPING REGISTER |
Manager & owner: | CIDO SHIPPING - HONG KONG, CHINA |
Bilbao (Spain) (AFP) - A stricken cargo ship carrying timber from west Africa was successfully towed into the northern Spanish port of Bilbao Wednesday after a days-long salvage operation prevented it from crashing into the neighbouring French coast.
A tugboat dragged the listing Panama-registered "Modern Express" into the port accompanied by other vessels, an AFP photographer said, after an unexplained breakdown in high seas last month forced the 22 crew to abandon ship in a dramatic helicopter rescue.
The 164-metre-long (538-foot) ship will now have to be moored and put upright again in the coming days in the biggest ever such operation organised by the port of Bilbao, one of the largest on Spain's Atlantic coast.
The Modern Express was carrying diggers and 3,600 tonnes of timber from Gabon in west Africa to the port of Le Havre in Normandy, France when it ran into difficulties in January.
It was also carrying 300 tonnes of fuel oil, although authorities said there was a limited risk of pollution in the event of a crash.
The ship's crew sent a distress signal on January 26 after the vessel listed strongly to one side, possibly due to its cargo coming loose in the hull.
Two Spanish helicopters were dispatched to airlift the crew to safety.
They had been left clinging to the deck of the ship after it tilted at 40 degrees while buffeted by large waves and high winds.
- 'Moving mountain' -
The abandoned ship then drifted in rough seas for several days before authorities launched a bid to attach a tow line and stop it from hitting the French coast.
Dutch salvage experts were lowered by helicopter onto the vessel to try and attach the line.
They failed three times, with the cable snapping on Saturday due to swells of up to five metres (16 feet).
"The difficulty is a combination of several things: the wind, the swell and the angle of the boat which is like climbing a mountain, but which is moving," a spokesperson for SMIT Salvage, the Dutch company working to attach the towline, told AFP over the weekend.
On Monday, as the ship was approaching dangerously close to the coast not far from the western French resort of La Rochelle, they launched a final attempt and succeeded in connecting a tugboat to the vessel.
The tugboat pivoted the ship, pointed it towards the open sea and started slowly dragging it away from France to Bilbao at the request of the vessel's owner, South Korean firm Cido Shipping.
By late Tuesday it was nearing Bilbao, according to Spanish authorities, who decided to delay the operation to bring it into port until daylight Wednesday.
If the towing operation had failed, the Modern Express would likely have crashed into France's coast, where it would have been dismantled or cut up.
Maritime experts on Monday successfully managed to tow a stricken South Korean cargo ship away from France and prevent it from crashing into the country's picturesque Atlantic coast.
Louis-Xavier Renaux, a spokesman for local maritime authorities, said a Spanish tugboat had successfully been connected to the ship, which is tilting heavily, "and managed to pivot it, point it towards the open sea and begin towing it."
Spanish maritime authorities confirmed they had accepted a request from the vessel's owner, South Korean firm Cido Shipping, to take it to the northern port of Bilbao, where it will be stabilised.
A French maritime official said weather conditions were "favourable" as the cargo ship was dragged slowly towards the Spanish coast, where it is due to arrive Wednesday morning.
"We are taking a great deal of care because the swell is still quite strong," the official said.
The Modern Express was carrying diggers and 3,600 tonnes of timber from Gabon in west Africa to the port of Le Havre in Normandy, France.
After seven days drifting in rough seas, the Panamanian-registered ship was only 44 kilometres (27 miles) from the French coast when authorities launched a final bid to attach a tow line and stop it from hitting the coast.
Experts from Dutch company SMIT Salvage, which specialises in helping ships in distress, were lowered by helicopter onto the vessel as it tilted at 40 to 50 degrees while buffeted by large waves.
The ship's crew sent a distress signal last Tuesday after the vessel listed strongly to one side, probably due to its cargo coming loose in the hull.
The 22 crew were evacuated by helicopter as they clung to the ship.
Three earlier efforts to attach the tow line failed, with the cable snapping on Saturday due to the movement of the vessels in the rough seas.
"The difficulty is a combination of several things: the wind, the swell and the angle of the boat which is like climbing a mountain, but which is moving," a spokesperson for SMIT Salvage told AFP over the weekend.
If the towing operation failed, the Modern Express would likely have crashed onto France's southwest coast at Arcachon Bay, where it would have been dismantled or cut up.
With around 300 tonnes of fuel in its tanks, French authorities said there was a limited risk of pollution in the event of such a crash.
A clean-up vessel was sent to the scene as a precautionary measure and coastal communities remained on alert.
フランスの海事当局によると、同国南西部沖で遭難した商船が大西洋沿岸に向かって漂流している。傾いた船を立て直す作業が1日に再開される予定だが、失敗した場合には1日夜から2日朝にかけて大西洋沿岸で座礁する可能性がある。
海事当局者は、「商船をまっすぐに立たせるのは完全に不可能」だと述べた。
仏当局によると、船には約300トンの燃料も積まれている。現地紙のスドウエストによると、座礁した場合には燃料の拡散を防ぐ緊急措置が取られる予定だという。
2002年にはスペイン北部沖で石油タンカー、プレステージ号が沈没し、流出した5万トンの重油による環境汚染が沿岸で何千キロにも及ぶ問題となった。
モダン・エクスプレス号は、現地時間1月31日の午前11時(日本時間午後7時)時点で、フランス南西部のボルドーとビアリッツの中間地点から約100キロの沖合で漂流していた。
(英語記事 Stricken cargo ship Modern Express heading for French coast)
1日午前9時55分ごろ、兵庫県尼崎市東海岸町の尼崎港の岸壁で「船上のクレーンが倒れた」と、消防に通報があった。県警尼崎南署などによると、岸壁に接舷した台船の上で100トンの大型クレーンが岸壁側に倒れ、一部が海に落ちた。クレーンを誘導していた男性(72)の行方が分からなくなっている。また、クレーンを操作していた男性(36)が海中に落ち、打撲や低体温症などで病院に運ばれた。
尼崎南署などは、行方不明の男性が海に落ちたとみて捜索している。
現場は阪神高速湾岸線の尼崎東海岸出入り口近くの工場や倉庫などが建ち並ぶ地域。【柳楽未来】
三菱の損失は2000億円を超えるのか?
31日午前1時15分ごろ、長崎市香焼町の三菱重工業長崎造船所香焼工場で建造中の大型客船の7階部分で、フィリピン籍の男性作業員が段ボールが炎上しているのを見つけ、仲間の作業員を呼んで消火器で消火した。内装用の資材が入った段ボール数個が焼けたが、けが人はなかった。
長崎県警大浦署によると、船体中央部のレストランになる予定の区画の外側にある通路から出火した。断熱材などの資材置き場だった。当時作業はしておらず、火の気はないという。
客船はドイツのクルーズ会社向けに建造中の「アイーダ・プリマ」で、今月11日夜と13日夜にも、天井や資材が焼ける火災があった。県警は不審火とみて、関連をしらべる。
聯合ニュースによると26日午後2時半ごろ(日本時間同)、韓国・ソウルの漢江(ハンガン)を航行中の遊覧船が浸水し、外国人観光客を含む乗客乗員計11人は全員救助された。負傷者はいなかった。在韓日本大使館によると日本人観光客は乗っていなかった。
聯合ニュースによると、スクリュー部分の異常が原因とみて警察などが調べている。強い寒気で漢江の一部は凍っていた。(共同)
24日朝早く、愛媛県大洲市の港で、貨物船が強い風によって押し流され、岸壁に衝突しました。
けが人はいませんでした。
松山海上保安部によりますと、24日午前5時ごろ、愛媛県大洲市長浜の港に停泊していた、
長崎県壱岐市の会社が保有する491トンの小型の貨物船「第十一住吉丸」が、強い風や波で船が大きく
揺れたため、危険を感じて岸壁から離れようとしたところ、風に押し流され、岸壁に衝突しました。
当時、貨物船には操縦していた機関長1人がいましたが、けがはありませんでした。
また、船の船首にこすれたような傷がつきましたが、油の流出などはありませんでした。
この貨物船は、海砂を搭載して和歌山県田辺市に向かうため、23日夕方、山口県を出発し、
この港には23日午後10時ごろから停泊していました。
気象台によりますと、事故当時、大洲市内には風雪注意報と波浪注意報が出ていて、
海上保安部は、突風が吹いた可能性もあるとみて、事故の原因や船の状態などを調べています。
「海難残骸物除去費用等の請求者は、船舶所有者のみならず、保険会社に直接費用の請求をすることができる。 」
海難残骸物の除去に関するナイロビ国際条約は今回の座礁に適用されないのか?
酒田市の港で今月10日、パナマ船籍の貨物船が座礁した事故で、海上風警報が出ていたにも関わらず、安全な場所に避難するなどの適切な行動を取らなかったとして酒田海上保安部は20日、ロシア人の船長を書類送検しました。
この事故は今月10日の午前5時すぎ、酒田市の酒田北港でパナマ船籍の貨物船「CITY」号が、防波堤の波消しブロックに乗り上げたものです。
貨物船の乗組員は、ロシア人14人とバングラデシュ人4人のあわせて18人で、酒田海上保安部は、聞き取りを行うなどして事故の原因を調査してきました。
その結果、当時、海上風警報が出ていたにも関わらず、風や波の影響を受けにくい安全な場所に避難するなどの適切な行動を取らなかったとして業務上過失往来危険の疑いでロシア人の61歳の船長の書類を20日、山形地方検察庁酒田支部に送りました。
海上保安部によりますと、「CITY」号は酒田港の外にいかりをおろして停泊中、天候が悪化したため、避難しようとしましたが、強い風に押し流され、座礁したということです。
貨物船はその後、沈没し、船体を撤去するめどは今のところ立っていません。
荒天となった19日、九州・山口では雪や強風によるとみられる被害や交通機関の乱れが相次いだ。
海上強風警報が出た鹿児島県では、垂水たるみず市の垂水港で午後2時半頃、「フェリー第八おおすみ」(1498トン)が岸壁に接触し、左舷の防舷材を破損。乗客60人と乗員にけがはなかった。鹿児島海上保安部は、推進器が故障して船体を制御できず、強風で押された可能性があるとみている。同県西之表市の西之表港内では午後6時半頃、停泊中のタンカー(199トン)が強風にあおられ、浅瀬に乗り上げた。乗組員4人にけがはなかった。
福岡市中央区高砂2の老人ホーム(10階建て)では午前7時半頃、6階と8階のベランダのガラスフェンス(高さ約1メートル、幅約1・7メートル)計14枚が敷地内の乗用車の上に落下。ベランダでフェンスをおさえようとした施設長の男性(56)が左手を切るなどした。福岡県警は強風でフェンスが外れたとみている。
鹿児島県種子島で19日夜、強風を避けて港に停泊していたタンカーが浅瀬に乗り上げました。事故当時、種子島地方には強風波浪注意報が出されていました。
鹿児島海上保安部によりますと、午後6時半ごろ、荒天を避けるため種子島の西之表港内に停泊していた広島県呉市の大光汽船所有のタンカー「誠徳」199トンが河口付近の浅瀬に乗り上げました。乗組員4人にけがはなく、油の流出や船の損傷もないということです。現場の海域では、約18メートルの強い風が吹いていたということです。鹿児島海上保安部が巡視船を派遣し、事故の原因を調べています。
19日午後、愛媛県八幡浜市の八幡浜港でフェリーが出港直後に強風に流され、数十メートル離れた対岸のクレーンと衝突しました。けが人はなく、油の流出などもないということで、海上保安部が詳しい状況を調べています。
19日午後1時前、愛媛県八幡浜市の八幡浜港で「九四オレンジフェリー」の「おれんじ四国」(2918トン)が出港した直後に強風に流され、数十メートル離れた対岸のドックのクレーンに船の右前方部分が衝突しました。
この事故でクレーンの先端部分がフェリーの一部に突きささった形になりました。フェリーには乗客23人、乗員10人が乗っていたほか、17台の自動車を載せていましたが、今のところけが人はなく、油の流出なども確認されていないということです。
タグボートを使って作業をした結果、午後2時半までにフェリーは対岸を離れ、現在、港の中で停泊しています。フェリーは八幡浜港を出港したあと、大分県の臼杵港に向かう予定でした。
フェリー会社によりますと、当時、八幡浜港は風速15メートル以下、波の高さ1.5メートル以下のフェリーを運航できる基準を満たしていたということで、海上保安部は、現地に職員を派遣し、詳しい状況を調べることにしています。
「酒田海上保安部によると、船主側は沈没状態になっている船体の撤去時期や方法を検討している段階だという。」
保険会社の情報が出てこない。時間だけ稼いで放置かも?
UK P&Iによれば海難残骸物の除去に関するナイロビ国際条約がパナマ籍船に2015年11月18日に適用される。今回の座礁に関して影響するのだろうか?
「海難残骸物除去費用等の請求者は、船舶所有者のみならず、保険会社に直接費用の請求をすることができる。 」
日本はこの条約を締結していないのでパナマ籍船次第。海保は海難残骸物の除去に関するナイロビ国際条約
に関してどれほど知っているのだろうか?体育会系なので体に自身はあるが、知識に関しては???では困るけど!
酒田海上保安部は、保険会社の連絡先を船長又は運航会社から聞いて、海難残骸物除去費用等に関して保険会社に直接費用の請求が出来る事を確認するべきだ。
座礁してから何日、経っているのか?海保には英語が話せる職員はいないのか?
This page collates the latest information on The Nairobi International Convention on the Removal of Wrecks. Page last updated 03/09/2015
Members are reminded that it is a requirement to obtain a certificate from a WRC State Party attesting that insurance or other financial security is in force in accordance with the Convention.
The WRC provides that with respect to a ship registered in a State Party, such certificate shall be issued or certified by the appropriate authority of the State of the ship’s registry, providing that State is party to the Convention. Ships flagged in countries that are not parties will need to obtain a certificate from a relevant authority in a State Party.
The following WRC States’ maritime authorities have on the date of publication of this circular agreed to issue certificates to ships flagged in countries that are not party to the Convention, subject to any conditions the relevant authority may apply.
As at 18th August 2015, 24 Contracting States have signed the Convention.
今月10日に酒田市の酒田北港でパナマ船籍の貨物船「CITY」(全長106メートル、幅16.8メートル、4359トン)が座礁した事故から17日で1週間。16日現在、船から流出した重油などによる漁業被害は報告されていないが、県漁業協同組合(酒田市)の関係者は「まだ油断できない。油の流出状況などを今後も確認していきたい」と注視。酒田海上保安部によると、船主側は沈没状態になっている船体の撤去時期や方法を検討している段階だという。
10日早朝、同船から第2管区海上保安本部に「酒田北港の防波堤に乗り上げた」と通報があり、第9管区海上保安本部と航空自衛隊のヘリが出動、ロシア人とバングラデシュ人の乗組員計18人を救助した。船内には重油など約100キロリットルがあり、酒田海上保安部は3日後の13日には現場付近から北西約500メートル、北に約1500メートルの範囲で油膜を確認。船主側は同日、酒田北港の通称「水路」内にオイルフェンスを敷設するなど対策を講じた。
県漁協は当初から流出した油が漁業に与える影響を懸念。事故当日、五十嵐安哉組合長は山形新聞の取材に「油の流出量といった情報が正確に分からず、今後どのような影響がでるのか不安だ」と述べていた。漁協担当者は15日、「魚を取り扱う酒田本港では油の被害は確認されておらず、沿岸に薄く浮いている油が海中の魚介類に影響を及ぼすことは考えにくい」としつつ「風による流出範囲の変化や現場での作業工程を注視したい」と話した。
国土交通省は12日、国際的な航海に関わる船舶が重大事故を起こしたとし、運輸安全委員会の船舶事故調査官を酒田に派遣。16日までに乗組員からの事情聴取などを実施し、船舶事故調査報告書に事故原因などをまとめる方針だ。
16日正午ごろ東京湾でタンカーと砂利の運搬船が衝突し、沈みかけたタンカーから積み荷の油が流れ出しました。乗組員は逃げ出してけが人はありませんでした。
第3管区海上保安本部によりますと、16日午後0時10分ごろ、東京湾の川崎沖でタンカー「第一サンウェー丸」92トンと砂利の運搬船が衝突したとタンカーの乗組員から通報がありました。
海上保安部が確認したところ、タンカーは沈みかけて船首だけが水面上に出ている状態になっていますが、乗組員3人は全員が砂利の運搬船に避難したためけが人はいないということです。
現場は、川崎市と千葉県の木更津市を結ぶ東京湾アクアラインの風の塔と呼ばれる人工島の付近で、タンカーからは油が流出していて、海上保安部が作業に当たっています。
海上保安部では、近くを通る船舶に対し現場に近づかないよう注意を呼びかけています。
名古屋市の海運会社によりますと、衝突したのは「第一サンウェー丸」92トンで、全長がおよそ32メートルのタンカーで、大型船用の潤滑油を積んでいたということです。
会社によりますと、停泊中に別の船と衝突したものの、3人の乗組員は救助され、けがはないということです。
午後2時20分ごろのNHKのヘリコプターの映像によりますと、東京湾でタンカーとみられる船が転覆し、船体がまっすぐ縦になって船首部分しか見えない状態になっている様子が分かります。場所は羽田空港と東京湾アクアラインのパーキングエリア「海ほたる」のほぼ中間にあたる海域で、海上保安庁の船が集まっているのが確認できます。
ニュースによると船は北防波堤で座礁しているらしい。酒田港の航空写真と地図を見るとアンカーポイント(避泊地?)と防波堤の距離はかなり近い。
船長は気象ファクシミリ、又は、その他の方法で気象情報を確認していたのだろうか?天候悪化時の風波を考慮せず避泊地を選択したのであれば、
座礁しても不思議ではない。
ISMコードで要求されている会社の安全管理マニュアルには波浪注意報が出された場合についての指示も記載されているはず?
酒田港ほか船舶台風・低気圧等対策要領 山形県船舶安全対策協議会 平成27 年 6 月15 日(一部改正)
どのような指示が記載されているかは国土交通省の運輸安全委員会の船舶事故調査官や海保職員しか知らないだろう。もちろん、安全管理マニュアルの閲覧のために
国土交通省の運輸安全委員会の船舶事故調査官又は海保職員が船舶管理会社にマニュアルのコピーの提出を要求しているのかは不明。安全管理マニュアルを閲覧せずに
船長や船員にインタビューするのは怠慢と思うので目を通していると思う。しかし、事実は知らない?
(沿岸域情報提供システム(MICS)ミックス 海上保安庁)
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酒田港全体の航空写真(酒田北港を含む) (団子マンを目指す中年男「いけしゅ」のクロダイな日記(仮))
「国土交通省の運輸安全委員会の船舶事故調査官は同船のユーリ・ウシャコフ船長(60)をはじめ乗組員から事情を聴いており、14日以降も継続して事故原因を調べる。」
船長の過失があったら、たぶん、本当の事は言わないだろうね!船舶事故調査官が経験豊富なのか、そして、語学力があるのか等が事実を探るのに重要になってくるであろう。
船長の英語が十分なのかも???
酒田市の酒田北港で10日朝、パナマ船籍の貨物船「CITY」(4359トン)が座礁した事故で、船主側は13日、流出した重油などの拡散を防ぐためのオイルフェンスを同港の通称「水路」に設置した。
酒田海上保安部によると、事故発生時の船内には重油や潤滑油などが計約100キロリットルあったとみられる。現場付近では船体の北側や水路周辺に浮流油が確認されており、引き続き同海保の巡視船「つるぎ」などが流出状況の確認に当たる。また、国土交通省の運輸安全委員会の船舶事故調査官は同船のユーリ・ウシャコフ船長(60)をはじめ乗組員から事情を聴いており、14日以降も継続して事故原因を調べる。
事故は10日午前5時20分ごろ発生。船体が防波堤付近の消波ブロックに乗り上げて座礁した。ロシア人とバングラデシュ人の乗組員計18人にけがはなかった。
本当に火災原因が「たばこ」だったらタバコを吸った人間は犯人として特定されない限り、名乗り出れないでしょうね!個人として、そして会社として 損害を補償できないと考えます。続報でどのような情報が出てくるのでしょうか?
11日、三菱重工長崎造船所で建造中の大型客船で起きた火災の原因が「たばこ」の可能性もあることが分かりました。火災は11日の午後8時15分ごろ三菱重工長崎造船所香焼工場で建造中の大型客船「アイーダ・プリマ」(12万5000t)の右舷後方8階に相当する「7デッキ」のビアレストラン付近に煙が充満し、スプリンクラーが作動、 約3時間半後に鎮火したものです。当時、船内にいた作業員約200人と乗員約200人合わせて400人は避難し無事でした。警察と消防は12日、実況見分を行い、火元はビアレストランの隅にある広さ5平方メートルほどのロッカールームで、床や天井など約53平方メートルが焼けていたことを確認しました。ロッカールームは現在内装資材置き場となっていて検分の結果、 電気器具など火の気がなかったことから消防は「たばこ」の可能性も視野に、13日も関係者の聞き取りを続けています。造船所によりますと船内は禁煙で喫煙場所が4~5カ所あるということです。喫煙時間は午前10時から10時半までの30分間と午後3時から3時半までの30分間だけに限定しているとしています。 造船所では2002年10月1日、溶接の熱が原因で建造中の大型客船「ダイヤモンド・プリンセス」が大炎上する火災が起き防火態勢を強めていました。「アイーダ・プリマ」はドイツの船会社から受注し、3年前(2013年6月30日)、建造を始めた客船で国内で建造する客船としては過去最大です。引き渡しは当初、 去年3月の予定でしたが設計や資材の変更などで3度延期され、三菱重工は累計1600億円を超える特別損失を計上していました。今回の火災について三菱重工は「24時間監視の安全体制と安全システムが稼働中で火災後スプリンクラーが正常に作動し、直ちに初期消火をしたあと消防の本格消火を経て鎮火した。 鎮火後、被害区画の保全を行い、そのほかの区画については安全を確認したあと速やかに引き渡し前の残工事を再開した」とするコメントを発表しました。「今後原因の究明と復旧対策を早急に具体化、推進し、再発防止に努める」としています。船の引き渡しについては「4月30日から予定されるクルーズへの影響はないと考えている」としています。
山形県酒田市の酒田北港で10日にパナマ船籍の貨物船「CITY」(4359トン)が座礁した事故で、同船がほぼ沈没に近い状態になっていることが、酒田海上保安部への取材で分かった。
同部によると、事故当時、船内には燃料用の重油や潤滑油計約100キロ・リットルが残されており、一部が海に流出した。油は最上川河口付近まで達し、同部など